こちらには
CoC『キルキルイキル』の
かなりガチなネタバレがあります。
▼女の人 の事情▼
女の人 の事情（超ネタバレ）
あるところに、加須 茜という女性と、烏座 美穂という女性がルームシェアしていました。
二人は友人で、ずっと一緒にいました。
しかし実はふたりは一人のいびつな処理をされた烏座の体に二人分の意識が無理矢理に詰め込まれた状態であり、『烏座 美穂』は加須 茜が死んだ友人を自らの内に作り出したものだというのでした。
歪んだ体で二人の精神は抱えきれず、どちらかは死ななければ長くは生きられない体だということを知った二人。
烏座は加須のことがずっと嫌いだったと告白。
殺されるのだと覚悟を決めて目を閉じた加須は、烏座の体で現実に目覚めることになります。
烏座が何を思っていたか、加須にはもう分かりません……
何を思っていたか知りたい人は緊張に満ちたリプレイをどうぞ。
ちなみにこの時の加須さんの中の人は語り手、烏座さんの中の人は風馬くん、KPはシャーリーさんでした。
二人は友人で、ずっと一緒にいました。
しかし実はふたりは一人のいびつな処理をされた烏座の体に二人分の意識が無理矢理に詰め込まれた状態であり、『烏座 美穂』は加須 茜が死んだ友人を自らの内に作り出したものだというのでした。
歪んだ体で二人の精神は抱えきれず、どちらかは死ななければ長くは生きられない体だということを知った二人。
烏座は加須のことがずっと嫌いだったと告白。
殺されるのだと覚悟を決めて目を閉じた加須は、烏座の体で現実に目覚めることになります。
烏座が何を思っていたか、加須にはもう分かりません……
何を思っていたか知りたい人は緊張に満ちたリプレイをどうぞ。
ちなみにこの時の加須さんの中の人は語り手、烏座さんの中の人は風馬くん、KPはシャーリーさんでした。
▼カリスの事情▼
カリスともうひとりについて
一柱の女神がいました。
何を思ったかは彼女にしか分かりませんが、ある時彼女は己を二つに裂きました。
それにより彼女は、幼いカリスと、乱暴なサメカリスというふたつの神格に別れました。
カリスが眠ればサメカリスが、サメカリスが眠ればカリスが。ふたりは互いを知ることなく、自分の真の姿も忘れて過ごしていました。
とある事件をきっかけに元に戻った彼女は、それぞれを好いてくれた人たちとの繋がりを大事に思い、再び自分を二つに分けたのでした。
何を思ったかは彼女にしか分かりませんが、ある時彼女は己を二つに裂きました。
それにより彼女は、幼いカリスと、乱暴なサメカリスというふたつの神格に別れました。
カリスが眠ればサメカリスが、サメカリスが眠ればカリスが。ふたりは互いを知ることなく、自分の真の姿も忘れて過ごしていました。
とある事件をきっかけに元に戻った彼女は、それぞれを好いてくれた人たちとの繋がりを大事に思い、再び自分を二つに分けたのでした。
こんばんは
高瀬川の和樹
わ～い おひさしゆうこや！
風馬
めっちゃ鐘なってたが気のせいだったぜ
シャーリー
ゆうこや～～～
シロ
ヘドホンで入室するとガランゴロンしてシロじゃなくても『ピャッ！』てなる。
シャーリー
ﾋﾟｬｯ！
高瀬川の和樹
ですねぇ
SEにアモーレの鐘の音がセットされていて、入室と同時に大音響で鳴るのだ。
オーニャ
ニャッ
語り手
にゃ
風馬
おにだ！
シャーリー
ﾆｬｰ
語り手
ほんに今夜は 節分か
えーと
どんな話だったかな
えーと
どんな話だったかな
シャーリー
どんな話だったっけ……
シロ
ずいぶんあいたなー
高瀬川の和樹
語り手が忘れておられる
語り手
鏡の池の写真見つけたんだっけか
シロ
そうそう、それはやった！
女子組はトイレに行ってたよなー
女子組はトイレに行ってたよなー
高瀬川の和樹
・おじさんの話を聞いた
・詳しい話を聞きそびれた
・女子組がトイレに行った
・鏡の池の写真を見つけた
・詳しい話を聞きそびれた
・女子組がトイレに行った
・鏡の池の写真を見つけた
シロ
で、ゆりが着替えてきたんだ。
語り手
というわけで、女子組の面々の前、お土産売り場の柱のところには、鏡のような池の写真が貼られています
シロ
「なんかちがうゆーちゃん。かがみ！！」
カリス
「これ、アレだよね、コレだよね！？」
ゆり
「ん？」
ゆりもそれを見て
「あぁ、なるほど……確かに、これは見事な鏡の池だわね」
ゆりもそれを見て
「あぁ、なるほど……確かに、これは見事な鏡の池だわね」
シャーリー
「池……です……」
ゆり
「んー……」
言いながら、ゆりは写真に近付いて
「2016年の……5月、か」
言いながら、ゆりは写真に近付いて
「2016年の……5月、か」
シロ
「これでばしょがわかるな！！」
ゆり
「うーん、そうね」
ゆりはシロの言葉に頷きつつ、スマホで写真の写真を撮ります
「これを誰がどこで撮ったのか……。それもわかれば、なお良いのだけど」
ゆりはシロの言葉に頷きつつ、スマホで写真の写真を撮ります
「これを誰がどこで撮ったのか……。それもわかれば、なお良いのだけど」
シャーリー
「……わからない……ですね……」
シロ
「えなら、かいたヒトのなまえがかいてあるだろ？
しゃしんはないのか？」
しゃしんはないのか？」
シャーリー
「どうなんでしょう……」
ゆり
「そういうのは、特に無さそうね……
お店の人に聞いてみようか」
お店の人に聞いてみようか」
シロ
じゃあお店の人に「ねーねー！」ってききにいこ。
語り手
「はーい、いらっしゃいませ。お嬢さん、何かお探し？」
お店のレジに立っていたおばさんが応えてくれます
お店のレジに立っていたおばさんが応えてくれます
シロ
「あそこのしゃしん！ しゃしん！！
だれがとったのかしってる！？」
ピョンコピョンコ
だれがとったのかしってる！？」
ピョンコピョンコ
語り手
「写真……？」
おばさんはシロが指さす方を見やってから
「ああ、鏡池の」
おばさんはシロが指さす方を見やってから
「ああ、鏡池の」
シロ
「かがみいけ！！ くわしい！？」
語り手
「うーん、おばちゃんは、見たこともないから……ねぇ、あの鏡池の写真、どうしたんだっけ？」
おばさんは少し困った顔をしてから、後ろで伝票を手にパソコンに向かっていたおじさんに声を掛けます
おばさんは少し困った顔をしてから、後ろで伝票を手にパソコンに向かっていたおじさんに声を掛けます
語り手
「んー？」
おじさんは、メガネをちょっと下げて、シロたちの姿を見やり
「あー、アレか。
なんだっけ、確か、ふらっとたまに山に上がってくる、カメラが趣味の山屋さんがいたろ。
あの人が『鏡池が撮れた！』っつって。
みんなが、まさかぁ、ってんで証拠だから、つって置いてったんだよな」
おじさんは、メガネをちょっと下げて、シロたちの姿を見やり
「あー、アレか。
なんだっけ、確か、ふらっとたまに山に上がってくる、カメラが趣味の山屋さんがいたろ。
あの人が『鏡池が撮れた！』っつって。
みんなが、まさかぁ、ってんで証拠だから、つって置いてったんだよな」
シロ
「そのひといまどこ！？」
語り手
「今どこ、ったってなぁ……。本当に、ふらっとたまに来るだけだから……」
おじさんも困ったように腕組みをします
おじさんも困ったように腕組みをします
語り手
「あんたたちまで、鏡池探してるの？」
おばさんが、レジから覗くようにして、シロたちを見やります
おばさんが、レジから覗くようにして、シロたちを見やります
シロ
むむぅ。そういう細かい突っ込みはシロにはむずかしいのだぜ「まで」
高瀬川の和樹
そういう細かいツッコミを出来る和樹はこの場にいない！
シロ
単に「カメラマンさんが探してた」ってことなのかね。
語り手
そうそう、カメラマンさんはそんなに重要人物ではないです
シロ
よかったおとなりょくいらなかった。
シロ
「さがしてる！！」
カリス
「鏡池！ 探してる！」
シャーリー
「探してます……」
語り手
「うーん……
鏡池ってのはさ、ここらの山の上のどっかに、ある夜ふっと現れるんだと」
困ったように唸るおばさんの後ろから、おじさんが教えてくれます
鏡池ってのはさ、ここらの山の上のどっかに、ある夜ふっと現れるんだと」
困ったように唸るおばさんの後ろから、おじさんが教えてくれます
シロ
「いつ？」
語り手
「そればっかりは……なぁ」
おじさんは、無邪気に尋ねるシロの前で、また困ってしまったようです
「もし、お前さんたちが見つけたなら、今度こそどこでどんな風だったのか、教えてほしいもんだなぁ」
おじさんは、無邪気に尋ねるシロの前で、また困ってしまったようです
「もし、お前さんたちが見つけたなら、今度こそどこでどんな風だったのか、教えてほしいもんだなぁ」
語り手
「すみませーん」
「はい、いらっしゃい。……ごめんな、あまり役に立てなくてよ」
お客さんに呼ばれて、おじさんとおばさんはその対応に行ってしまいました
「はい、いらっしゃい。……ごめんな、あまり役に立てなくてよ」
お客さんに呼ばれて、おじさんとおばさんはその対応に行ってしまいました
語り手
さて、そこで
【おとな】、【けもの】、【こども】
いずれかで４で判定をいただきましょう
【おとな】、【けもの】、【こども】
いずれかで４で判定をいただきましょう
シロ
【こども】一択。1消費！
［ シロ ］ おもい : 3 → 2
［ シロ ］ おもい : 3 → 2
シャーリー
なにもできない（確信）
シロ
なにげにおもいが枯渇しとる。
高瀬川の和樹
おもえない
シャーリー
そうなんですよね
シロ
だいたいフシギ足りないわざつかえない！ って困る事はあっても、おもい足りない判定無理！ ってなることないから、「おもい」から消費しがち。
高瀬川の和樹
わかるわかる。ふしぎのほうが一気に消費する量が多いから。
シャーリー
それそれ
高瀬川の和樹
【おとな】10で判定しろ！ とかそうそうないですからね
シャーリー
そうそう。
シロ
なかなかね。あと人一杯いるし。
高瀬川の和樹
そうそう。分担して誰かが成功すればいいし。
シャーリー
そうそれ（？）
語り手
では、シロは
トイレの前で見た写真から、一つのことを思い出しました
その写真には、夜の真っ黒な空と、鏡のようになった池に、まん丸な銀色の月が写っていました
そして、ここへ来る前、ここへと来る切っ掛けとなったシャーリーの言葉
空から見ていたら、まん丸のお月さまが山の上に落っこちていたと
そう、両方とも満月の時の写真とお話なのです
トイレの前で見た写真から、一つのことを思い出しました
その写真には、夜の真っ黒な空と、鏡のようになった池に、まん丸な銀色の月が写っていました
そして、ここへ来る前、ここへと来る切っ掛けとなったシャーリーの言葉
空から見ていたら、まん丸のお月さまが山の上に落っこちていたと
そう、両方とも満月の時の写真とお話なのです
シロ
「おつきさまー！
まんまるおつきさま！！」
まんまるおつきさま！！」
カリス
「お月さま？」
シロ
「どっちもまんまる！！ あかるい！！」
ピョンコピョンコ
「まんまるのときにいけばある！！」
ピョンコピョンコ
「まんまるのときにいけばある！！」
シロ
そうかなぁ？ なかのひとは思いました。
カリス
「ほんとだ、写真の中もまん丸だ！」
ゆり
「なるほどそうか、シャーリーもそんなこと言ってたわねぇ」
ゆり
「確か、お宿に掛けられていた写真も……」
シロ
「まんまる！！！」
ゆり
「これは大きな手掛かりかもしれないわね。
とりあえず、和樹たちのところに戻りましょうか。情報を共有しないとね」
とりあえず、和樹たちのところに戻りましょうか。情報を共有しないとね」
シロ
「ごはん！！！」
たべたっけ？ どうだったかな。きおくのかなただ。
たべたっけ？ どうだったかな。きおくのかなただ。
ゆり
はやく戻らないと、麺が伸びたり冷めたりしてしまう
シロ
戻るね。
語り手
では、みんなは食堂まで戻ってきましたよ
だいぶ長いこと掛かったような気がするけど、幸いご飯はまだきてない
だいぶ長いこと掛かったような気がするけど、幸いご飯はまだきてない
高瀬川の和樹
「よーう、遅かったな」
ひょいと手を上げて挨拶。
ひょいと手を上げて挨拶。
風馬
「……？」
高瀬川の和樹
「混んでるみたいでさ、飯まだだぜ」
シロ
「よかった！ よくない！ たべたい！！」
シャーリー
「よかったです……」
シャーリー
（あふれ出す煩悩……）
（道の駅ってごはん美味しいんですよね……）
（道の駅ってごはん美味しいんですよね……）
ゆり
「ちょっと色々あってさ」
高瀬川の和樹
「色々？ どうした？
ほう、鏡池について何か分かったのか？」ゆりが着替えていることをスルーしつつ
ほう、鏡池について何か分かったのか？」ゆりが着替えていることをスルーしつつ
ゆり
「大ヒントよ」
シロ
「まんまる！！」
風馬
「和樹、ゆりがへんだぞ」
ゆり
「変って何よ、いやぁね」
高瀬川の和樹
「んぁ？ 変？」
シャーリー
「変……？」
風馬
「ゆりが服着てるぞ」
語弊
語弊
シロ
「ひらひら」
ゆり
「あたしが普段素っ裸みたいな言い方すんな」
高瀬川の和樹
「そりゃ語弊だ。洋服を着てる、または着替えたっつぅのよ。
いつもの和服も服だからな」
いつもの和服も服だからな」
ゆり
「ていうか、アンタがいの一番に気付きなさいよ、気が利かないわねぇ」
高瀬川の和樹
「下手に言及して尻尾踏むよか、すっとぼけた方が楽だい。
とうとう観念したんだなとは思ってた」
とうとう観念したんだなとは思ってた」
かっぱのしっぽ
シロ
河童に尻尾なんてあったっけ。シロはいぶかしんだ。
あと文脈から言って尻尾があるのは河童じゃないぞ。
シャーリー
ありましたっけ？（PL）
シロ
どうだろ。ない気もするしある気もする。
シャーリー
同じこと考えてたｗｗｗ
シロ
あるみたいね
シャーリー
あるんだ
シロ
というか「あるものもある」という風に見えるかなー
風馬
水木先生バージョンにはなかったかもしれない
風馬
「？？？」
ゆり
「言い方！」
加須 茜
「でも、似合ってるよ」
シロ
「カンネン！ したのか」
高瀬川の和樹
「そうそう。いい加減草履じゃ歩けねぇから、靴が似合う服にしたのよ」
ゆり
「いやぁね、甲斐性の無い男ってこれだから」
風馬
「かいしょうがないのか」
シロ
「カイショー……？」
高瀬川の和樹
「昨今の甲斐性はややこしくてならんからなあ」
風馬
「あるとどうなるんだ……？」
ゆり
「あるとモテる。和樹はモテない」
シャーリー
「なるほど……持てないんですか……」
風馬
「和樹のほうが強いからたくさん（モノが）持てるぞ」
シャーリー
「……何を持てないんでしょう？」
高瀬川の和樹
「モテんでいいよ俺は。港毎に女作る気はねぇもの」
加須 茜
「旅慣れてるみたいな言い方だねぇ」
高瀬川の和樹
「大体ずうっと旅人なんでね。誰でもない人間のふりして渡り歩くんだ。
ま、最近はこうやって皆で旅してっから、そうでもないがね」
ま、最近はこうやって皆で旅してっから、そうでもないがね」
加須 茜
「なるほど、旅がらすならぬ旅河童ってわけだ」
高瀬川の和樹
「そういうこと」
つくる
シロ
女作る、で「つくるの！？」ってガクブルするシロ。
風馬
おなじことおもってたｗ
シャーリー
人体錬成は禁忌ですよ！？
シロ
もういちいち表でやると話進まんからこっちでやるｗ
風馬
ゆりなら量産できるかもしれないし
シャーリー
でも差異がありそう（頭痛が痛い構文になってた）
シロ
子供三人顔つき合わせて「つくるの！？」「つくれるのか」「すげー」ってやってた。
高瀬川の和樹
「で、何が分かったって？」
ゆり
「ああ、そうそう。
ほら、シロ教えてあげて。あんたが気付いたんだから」
ほら、シロ教えてあげて。あんたが気付いたんだから」
風馬
シロさん出番です
シロ
あそんでたらよばれた。
シロ
「まるいんだぞ！ つきが！！
どれもまるいんだぞ！！」
どれもまるいんだぞ！！」
カリス
「月が丸いと、鏡が出る！」
風馬
「そうなのか？」窓の上を見上げて月を探す
シロ
「しゃしんぜんぶ！ まるい！！」
高瀬川の和樹
「はぇ？ 月が丸い？」
語り手
真っ青な空には、月は出ていないようです
ゆり
「満月よ。ほら」
言って、スマホに撮った写真を見せます
言って、スマホに撮った写真を見せます
高瀬川の和樹
「満月？ おお、こりゃまた見事な月だ」写真を覗き込む。
風馬
「ほんとだ、つきと池がある」
語り手
では、写真を見た和樹と風馬には判定チャンス
【おとな】で４
【おとな】で４
高瀬川の和樹
お。
おもい1消費。
［ 高瀬川の和樹 ］ おもい : 5 → 4
おもい1消費。
［ 高瀬川の和樹 ］ おもい : 5 → 4
シャーリー
がんばえ～～～
風馬
オレには荷の重い判定だ
語り手
では、その写真には『2016.05.22』と日付が入っており
ちょっと一足飛びの情報ですが、スマホで月齢を調べるなら、まさしくその日が満月であることがわかるでしょう
ちょっと一足飛びの情報ですが、スマホで月齢を調べるなら、まさしくその日が満月であることがわかるでしょう
高瀬川の和樹
「で、この見事な写真がどうし…… ん？ 満月？」
急いでスマホで調べる。
「そうか、満月も鏡って言うわな。
もしかして、満月の時に鏡池が見つかるかもしれねぇのか？」
急いでスマホで調べる。
「そうか、満月も鏡って言うわな。
もしかして、満月の時に鏡池が見つかるかもしれねぇのか？」
加須 茜
「そうか、宿の写真も、満月が写っていたね、そういえば」
シロ
「かがみとかがみかー。
あわせかがみだな！！」
あわせかがみだな！！」
シャーリー
「天才……！？」
高瀬川の和樹
「合わせ鏡！ うまいこと言うなおい。俄然可能性が増してきたぞ」
カリス
「空とお池とお月さま二つで、あわせまくりだ！」
風馬
「じゃあ、つきのしたを探せばいいんだな！」
シロ
「てんさい！！（ドヤ）」
おやすみ多い
語り手はこれから仕事だから、ちょっと早めに終わらせなければならない、という話に。
語り手
本当にゆうこや進まないな……
シャーリー
すすんだすすんだ！！！ シロちゃんが天才！！！
高瀬川の和樹
お仕事ばかりはいたしかたなし、それこそどこか別の卓の日を1回ゆうこやに割いてもいいかもですね
シャーリー
マジでシロちゃんがMVPですわね今日
シロ
シロさん、鋭いときとお馬鹿な時の差が激しすぎん？
高瀬川の和樹
そういう所も子供っぽさある
シャーリー
wakaru
高瀬川の和樹
今日の日付に一番近い満月の日をスマホで確認します。＞語り手
シロ
明日だって言ってなかったっけ。
語り手
そう、明日の夜です！
高瀬川の和樹
そうか明日か。忘れておりました。
高瀬川の和樹
「そうか、明日は満月だ。明日の夜に出んのかもしれねぇ。場所は分かるか？ これ」
語り手
では、そうですね
【けもの】か【おとな】で目標値５で判定いただきましょう
ただし、風馬はとあるボーナスで目標値は３でOKとします
ここに来て判定を連発する語り手
【けもの】か【おとな】で目標値５で判定いただきましょう
ただし、風馬はとあるボーナスで目標値は３でOKとします
ここに来て判定を連発する語り手
風馬
ほうほう
高瀬川の和樹
お。そしたらおまかせしても？ ＞風馬くん
風馬
では１消費して【おとな】３にしませう
［ 風馬 ］ おもい : 7 → 6
［ 風馬 ］ おもい : 7 → 6
語り手
では、記憶の中の宿の写真、
そして目の前の写真を見て
風見鶏の変化である風馬は、星の配置や山の形、そして不思議なことではありますが写真の中の空気―――あるいは気配のようなものを感じ取り
その2枚の場所がまったく違う場所であることがわかります
そして目の前の写真を見て
風見鶏の変化である風馬は、星の配置や山の形、そして不思議なことではありますが写真の中の空気―――あるいは気配のようなものを感じ取り
その2枚の場所がまったく違う場所であることがわかります
高瀬川の和樹
おおー、なるほど＞ボーナス
これはカッコイイ
これはカッコイイ
シロ
あらまあ
シャーリーさんが頑張るしかない案件？
シャーリーさんが頑張るしかない案件？
語り手
それか風馬か
シロ
風馬君飛ばせばいいのか！
風馬
「………？
へんだぞ」
へんだぞ」
高瀬川の和樹
「ん、どうした？」
風馬
「こっちは山の東と南の間にいけがあるのに、こっちは山が北でいけが南だぞ」
高瀬川の和樹
「へっ？」
両方の写真をスマホ上で比較する。
両方の写真をスマホ上で比較する。
ゆり
「え。そうなの？」
風馬
「ちがういけじゃないか？」
高瀬川の和樹
「……ああ、本当だ、位置関係が違う？ おいおい。別の場所かよ。鏡池が複数あんのか…… それか、文字通り逃げ池だってのか」
加須 茜
「ほんとに？ よくわかるね」
シロ
「えー、ちがうかなぁ……」よくわからない
ゆり
「ああー……なんか、売店の人もそんなこと言ってたわね」
高瀬川の和樹
「そうなのか？ 詳しく聞かせてくれよ」
ゆり
「ここら辺の山のどこかに、不意に現れる、って」
シロ
そいつぁ蟲の仕業ですな
語り手
光脈筋に、湧き出る光る池があるとか
シロ
見たら惹き込まれそうだなそれは。
ちびきつねさま
「ふーむ」
シロ
「どこにでるかわからないんじゃ、いけないぞ」
高瀬川の和樹
「参ったなおい。それが神様なら、お方様のそれで探せるかもしれねぇが、カリスがいるしな」
ちびきつねさま
「まぁ、そう慌てずに。
私たちには、空の目を持つシャーリーがいるじゃないか」
私たちには、空の目を持つシャーリーがいるじゃないか」
風馬
「そうか、シャーリーなら山の上からさがせるな！」
高瀬川の和樹
「あー。あー。あーあー。そうか、時間さえ分かりゃあ空から探せる」
ちびきつねさま
「それに、今実際にそうしたように、方角というものに滅法強い風馬もいる」
高瀬川の和樹
「ちぃと大変じゃああるが、やりようはあるか」
ちびきつねさま
「そう。夜は長いからね」
加須 茜
「なるほど……」
シャーリー
「まかせてください……」
シャーリー
任せてくださいよ！！！
任せて大丈夫か？
任せて大丈夫か？
風馬
たのんだ！！！
高瀬川の和樹
「ありがとよ、お方様。思いつかんかった」
ちびきつねさま
「ふふふ、伊達に皆を小さな頃から見てはいないよ」
高瀬川の和樹
「……鏡池かあ。水なのかね、ありゃあ？」ふと、呟く。
「水なら飛べなかねぇかもしれねぇが……」
「水なら飛べなかねぇかもしれねぇが……」
シロ
「いけじゃないのか？」
加須 茜
「満月の夜にだけ、湧く池かぁ……普通じゃないよね」
高瀬川の和樹
「だよなあ。それに、場所が分からんのじゃ泳いでもいけねぇか」
カリス
「ボクとおじさんで、先に飛んじゃえばいい？」
高瀬川の和樹
「逆だな。シャーリーに見つけてもらって、そこへ向かって飛ぶのなら行けそうだ」
ゆり
「ていうか、得体の知れない代物に、いきなり飛び込んでも問題ないわけ？」
シロ
下手に飛んだら「※さわのなかにいる！ ※」ってなりそう
シャーリー
「……どうなんでしょう？」
高瀬川の和樹
「うーん、確かにな。神様の機嫌損ねても困るし。
精々、近くの沢に飛んでショートカットくらいにしとくか」
精々、近くの沢に飛んでショートカットくらいにしとくか」
ゆり
「それに、飛び込んで波が立ったら鏡どころじゃない気がするわ」
高瀬川の和樹
「あー。確かに。そんな鏡みてぇな池に飛び込んだら爽快だろうが、やめといた方がいいな」
加須 茜
「ふーむ」
今度は茜が唸ります
今度は茜が唸ります
風馬
「どうした？」
高瀬川の和樹
「ん、どうした、何か思いついたか」
加須 茜
茜が、みんなの前に紙を広げます
それは、一枚の地図でした
それは、一枚の地図でした
シロ
「ちずだ」
シャーリー
「地図……」
シャーリー
三点リーダーを忘れるとリーさんっぽくなくなっちゃう なぞ
加須 茜
「美ケ原高原の地図ね。
アタシらが今いるのがここ」
言って、一番右上の端を指します
アタシらが今いるのがここ」
言って、一番右上の端を指します
高瀬川の和樹
「ふむ」
加須 茜
「明日の晩がゼロアワーだとすると。
今日中にある程度中の方へ上がっておいた方がいいんじゃないかな？」
今日中にある程度中の方へ上がっておいた方がいいんじゃないかな？」
シロ
「けっこーひろいんだよな」
加須 茜
「前に見られたときは、王が鼻とか王が頭の方だったわけでしょ？」
高瀬川の和樹
「確かにな。端から探すよか、真ん中から探す方が効率がいい」
風馬
「夜に山を登るのはたいへんだぞ」
加須 茜
「そうそう。
だから、明晩は、ちょっとマナー違反だけど、この真ん中あたりでキャンプさせてもらうとして……」
茜の指が、美しの塔、と書かれているあたりを指します
だから、明晩は、ちょっとマナー違反だけど、この真ん中あたりでキャンプさせてもらうとして……」
茜の指が、美しの塔、と書かれているあたりを指します
風馬
「それなら大丈夫だぞ」
加須 茜
「今晩は、王が塔ホテルか、山本小屋に泊まるのがいいかな、って」
シャーリー
「なるほど……」
高瀬川の和樹
「だな。丁度いい位置だ」
ゆり
「……いいわね」
風馬
「あかねもゆりのなかで寝ればいいぞ？」
シロ
「ゆーちゃんがねてるとこひろいもんなー」
ゆり
「さすがに山の上までは上がれないわよ。いや、物理的には前みたいにウニモグに化ければいけるけどさ。
そんなところ、登山客に見られでもしなさい。びっくりどころじゃすまないわよ」
そんなところ、登山客に見られでもしなさい。びっくりどころじゃすまないわよ」
高瀬川の和樹
「山の上は道が狭ぇし急だからな。あの泊まれる車じゃ上がれんのよ」
シロ
「だめなのか」
高瀬川の和樹
「おう」
シャーリー
「駄目なんですね……」
高瀬川の和樹
「よし、方針決定だ。そうしようぜ。飯食ったら行動開始な」
風馬
「わかったぞ」
ゆり
「和樹が死んじゃうわよ。社会的に」
加須 茜
「ちょっと見てみたい気もするけど、しょうがないね」
高瀬川の和樹
「俺が社会的に死ぬのは困るなぁ。免許証取んのにも苦労したってのに」からからと笑う。
シロ
「しぬのはだめだぞ！！」
語り手
では、方針が決まりましたところで、本日はここまでと
高瀬川の和樹
ですな！ ありがとうございました！
シロ
ありがとうございました！
風馬
おつかれさまでした！
シャーリー
乙でした～！
コメント
シロ
最近なんだかんたど潰れまくり、一ヶ月空いてしまったゆうやけこやけ。
みんなの記憶も朧になっているので色々と確認入れながら進みます。
みんなの記憶も朧になっているので色々と確認入れながら進みます。
第一～二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四～六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』
これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。