白良浜 遠矢
「死ん……っ、そうだ、東くん! 東くん!?」
トモキ
「どうしたんだ、顔色が悪い」
雨宮 レイ
「どうした、白良浜」しゅるんって人に戻っていいのかな
三上 もも
人間に戻るか……。
白良浜 遠矢
「よかった、生きてるん……、だよね。刀が、折れたから。死んだのかと、思って」
「よかった……」
トモキ
あっけらかんと白良浜に答える。
「死んだぞ」
白良浜 遠矢
「えっ?」
雨宮 レイ
「死んでたな」
三上 もも
「死んでたよ?」
白良浜 遠矢
「えっ、でも、生きてて、え?」
「幽霊?」
トモキ
「馬鹿を言うな、魔剣が幽霊になるものか」
雨宮 レイ
「死んで生き返ったんだぞ」
「私に感謝するがいい!」
真田宗司
「…白良浜は知らないか」
三上 もも
「そういうこともあるよね!」
トモキ
「雨宮、呼び戻してくれたんだな」
「そのへんがいまいち……記憶がはっきりしないが……」
雨宮 レイ
「ああ。迅速な判断だろう!」
トモキ
「恩に着る。お前のお陰だ」
レイに向かい、自らの本体が収められた左腕をレイに向けて掲げる。
「この刃はこれよりお前に捧げる」
雨宮 レイ
「おお、それは殊勝な心掛けだ!これからも励むがよい」にこにこ
三上 もも
「雨宮お姉ちゃんすごーい!」
白良浜 遠矢
「生き返った??」
頭に疑問符を飛ばしまくっている。
「いや、でも怨念が染みついた妖刀とか……、じゃなくて、えっ、生き返った??」
雨宮 レイ
「そうだぞ、生き返らせたのだ」
トモキ
「折れれば死ぬ」
「当たり前だろう?」そちらこそ何を言っているのかと言いたげに首をかしげる。
白良浜 遠矢
「先生、何か知っているんですか?」
真田宗司
「いや、まぁ…説明はしにくいんだが」
雨宮 レイ
説明は先生に任せて龍の死体を漁りに行こう。なにか手がかりが見つかるかもしれない
三上 もも
レイちゃんの作業手伝いたいな。
白良浜 遠矢
完全においてけぼりだ。魔剣って、そういうものなのだろうか。そういうものなのかもしれない。
トモキ
「……白良浜」
白良浜 遠矢
「うん」
トモキ
「心配してくれている、んだよな? その……」
「ありがとう」
白良浜 遠矢
「うん。……えっと、こちらこそありがとう。よくわからないけど、東くんが生きててくれてて、よかった」
トモキ
「俺もお前も、簡単には死なないさ」
「大丈夫だ」
白良浜 遠矢
「大丈夫、かな」
トモキ
「大丈夫だ」
白良浜に再度答える。
白良浜 遠矢
「……ありがとう」
僅かに微笑んで。
実感は持てていないながら、一度死んで生き返ったらしい彼の言う「大丈夫」は、どこか心強い。
まだ少年にとっては、まったく他人事なのだけれども。
ここに2ある【愛】を使いまして、トモキくんの【絆】を7に上げます。
[ 白良浜 遠矢 ] 【愛】 : 2 → 0
[ 白良浜 遠矢 ] 【人間性】 : 36 → 38
トモキ
ありがとー
むむむ、【愛】がねぇ。生やしたいのに。

雨宮 レイ
おお…情緒の芽生え…
三上 もも
男の子二人の会話いいね……。
GM
二人目の友だ
真田宗司
高校組の青春…
三上 もも
小学生と教師でも青春、できますよ先生!
GM
スクールウォーズかな?
雨宮 レイ
JSとおじさんが青春っていうとなんかイカガワシイな
真田宗司
君と夏の終わり将来の夢大きな希望…
三上 もも
いやだなぁ、健全だよぉ
10年後の8月もまた会えると信じて……
GM
名曲
雨宮 レイ
【愛】が6点も残った シナリオ終わるまでに使おう
トモキ
【愛】がなかったのでションボリしつつシーン移動にのっかる。
トモキ
うーん、魔物の特徴出てんだよな。
なんかどこにもぶつかってないのに唐突に流血する感じかなー(はみ出てる)


真田宗司
周囲を見回しますが、何か変わったことはありますか?
目撃者とかいたらやべえし
GM
周囲からは未だに街の音が消えたままだ
なんとなく、張り詰めた空気が和らいだような、そんな気がした、その時
白良浜 遠矢
まだ消えてるんだよね~~音~~
雨宮 レイ
流れてるんだよ~音~
三上 もも
ペルソナっぽいBGMがそこにはあった。
GM
「魔の者として生きながら、その理も知らぬのか」
唐突に、声。
白良浜 遠矢
「──!」 唐突な声に、思わず一歩飛びすさる。
「──誰、」
真田宗司
「!」
雨宮 レイ
お、聞き覚えのある声かな?
GM
ある
三上 もも
リンゴニキ?
トモキ
ONIかしら??
雨宮 レイ
龍の落ちた首かなって思ったけど違いそう
GM
そして、周囲を窺っている真田が、視線で改めれば
「ここじゃ、ここ」
雨宮 レイ
「むむ?」やっぱ首か?
真田宗司
声の方向を見る
GM
それは、この玉砂利の境内に立つ街灯の中の一つ。
その上に、周囲を照らす強い逆光の向こうに小柄な影が立っていた
三上 もも
「……?」街灯を見上げる。
白良浜 遠矢
光を背に立つ影を見上げる。
トモキ
身の毛がよだつほどの予感に震える。
雨宮 レイ
「まさか、貴様は…」鬼姫か!?
GM
その言葉に応えるように、影はふわりと飛び降りた。
影は、その高さから玉砂利の上に降りたにもかかわらず、音の一つも立てず。
真田宗司
思わず一歩歩み出る
GM
「なんとも不甲斐なきことよ。その小僧どものみならず、貴様まで、こう、と教示の一つもくれてやることも出来なんだとは。のう、陀羅羅よ」
それは、色鮮やかな着物に身を包んだ、少女であった。
歳のころは、三上と同じ程だろうか。
三上 もも
絶対可愛い子じゃん(確信)
真田宗司
「ご無沙汰しております…と、言うべきでしょうか」
雨宮 レイ
「貴様、盗人め……!」
真田宗司
雨宮を手で制する
白良浜 遠矢
「先生、この人は……?」知っていそうなのを見て。
三上 もも
「先生……?」
トモキ
「知り合い……ですか」
真田宗司
「さっき話した、上司のような方だ」
三上 もも
「校長先生のような?」
真田宗司
「そう…だな?」
雨宮 レイ
ぐるるるるるって威嚇してよ 威厳ゼロ
GM
「おぅおぅ、寝惚龍か。先日は失敬したのう」
トモキ
判定しようかなぁ
雨宮 レイ
【エゴ】ろうかなあ
旧支配者かなー
トモキ
相手鬼だって気づいてんのかな?
GM
今は、人間の姿をしているね
トモキ
だよね、じゃあ振るのはまだ早いな。
真田宗司
看破難しいとおもうよw
雨宮 レイ
あの夜に聞いた鬼の声!死すべし!にならないのか…
GM
真田が上司、と言ったから、鬼の上司だから鬼?と薄ら感じ取っても良し
【エゴ】など、判定を望む人はどうぞw
トモキ
私が戦ったのは陀羅羅だから、少女鬼のことはあまり注視していない筈なんだ
GM
そうだね、あの夜の記憶に頼るなら、相手がそれだとは気づかないかも
トモキ
ただただ、得体の知れない荒々しいものが人鞘を突き破らんばかりに暴れている。
その正体にはまだ気づいていないが嫌な感じはしている。
雨宮 レイ
2d6<=7 【エゴ:旧支配者の傲り】 (2D6<=7) > 4[1,3] > 4 > 成功
流されたわ
「貴様、よくも私の前にぬけぬけと姿を現したな……?いかな鬼といえど、龍から宝を盗む【罪】、わからぬわけではあるまい?」
雨宮は少女にアンブッシュしかけたからなー 覚えてるわ
[ 雨宮 レイ ] 【罪】 : 6 → 7
GM
「まぁ、そう猛るな。ちょいと借りただけではないか」
腰に手を当て、胸を張ったままからからと笑う。
真田宗司
「そう、からかわないでください。褒められたことではないのは事実」
白良浜 遠矢
二人の気配を察して、落ち着かない様子になっている。
トモキ
「鬼、だと?」
単語聞いたらな……振るかw
GM
どうぞw
トモキ
2D6<=9 【鬼を滅したい】(欲求) (2D6<=9) > 6[2,4] > 6 > 成功
斬りたい。
斬りたい、が、先生の知り合いらしい。
三上 もも
トモキくんがちょっと丸くなってるの可愛い。
真田宗司
トモキの様子を見て
「トモキ、抑えてくれ」
トモキ
2D6<=8 【真田先生への尊敬(仕事)】 (2D6<=8) > 8[4,4] > 8 > 成功
真田宗司
ぎりぎりやん
トモキ
成功しちゃった
雨宮 レイ
暴走コンビの片割れが最近暴走してくれない
トモキ
では先生の声を聞いて、のろのろと頷いて左腕から右手を放す。
[ トモキ ] 【罪】 : 6 → 7
[ トモキ ] 【愛】 : 0 → 1
先生と雨宮に抑えられまくってて意外と暴走しない戦闘民族。
雨宮 レイ
「見ろ!貴様が我らが宝を盗み出したせいで龍王様方は安息を乱され!骨となり果て!理性を失った!なにが借りるだ。鬼は他者から断りもなく物を持ち出すことを『借りる』と称する野蛮な教育を行うのか?存在としての出来が伺えるものだ」
真田宗司
「…ふふっ」
白良浜 遠矢
「先生?」
三上 もも
「真田先生が楽しそうで良かった!」小学生の感想。
雨宮 レイ
ぎろってももちゃんを睨む
三上 もも
黙ります。小学生なんで。
いや、むしろ信者なんで黙ります。お口を手で覆う。
「もう黙ってるから大丈夫だよ!お姉ちゃん!」
「ごめんね!」
GM
「なんじゃ、久しく見なんだ間に、随分と殊勝になったものよな」
あの夜と違って、穏やかかつ丁寧に語りかける真田を、ニヤリと笑う。
真田宗司
「ええ…こちらの彼女のように、純粋で傲慢、あの時の自分を思い出して少し恥ずかしくなった」
GM
そして、猛る雨宮へと視線をやり
「その通りよのう。随分とまぁよぅよぅ口が回る龍じゃ」
「気に入らぬのなら、天変地異の一つも起こして、黙らせてみぃ」
真田宗司
「…けしかけないでください」
雨宮 レイ
「ほう、言ったな……?」やってやろうじゃん
誰も止めないならこのまま大雨降らせるぞ 人間に戻らない方がよかったなこれ
トモキ
なんか先生と雨宮がおちょくられていることに嫌な感じがして、抑えるのにひと苦労。
三上 もも
信者なんで止めません。
白良浜 遠矢
どうしていいのか分からないから止めないよ~
真田宗司
「雨宮、気持ちはわかるがやめておいたほうがいいぞ」
「あの時はわけもわからず…事情をお聞かせ願いたいのですが」
雨宮 レイ
「なんだ貴様、鬼の社会でも上司に逆らえぬのか。かわいそうに」真田に憐みの目を向ける
トモキ
先生……
三上 もも
先生の中間管理職感……。
真田宗司
学年主任くらい
真田宗司
「それは否定しないが、この方はおそらく骨になり果てる前の竜神とも互する力を持っているだろう」
雨宮 レイ
「だからといって、止まるわけにもいかぬ」
「私が守り切れなかった。私のせいだ。だから私が取り返さねばならない。命を賭してでも」
トモキ
レイちゃんって先生の【絆】ないんだっけ?
真田宗司
あるけど、今は使う余裕なさそうw
雨宮 レイ
まだ振る気になれないお願いの仕方ですね!
雨宮 レイ
「龍王様たちの安息を取り返す龍は…もう、私しかいない」
トモキ
そうか。そうだよな……
トモキはちょっと自分を抑えるのに精一杯&鬼女の態度が気に食わないからお願いしない。
GM
真田のその声に、ふ、と笑い、
「まぁ、そう急くな。今、主殿がお出ましになるでな」
そう口にした刹那
真田宗司
「主…」
GM
鐘が鳴る
白良浜 遠矢
「!」あの鐘の音に、咄嗟に身構える。
雨宮 レイ
「この鐘は……貴様の仕業か?盗人!!!」
GM
立て続けに打ち鳴らされる鐘の音につられるように、境内を照らす光が弱くなり、強くなり、を繰り返す。
トモキ
「……また、なのか?」
天を見上げる。

トモキ
店を見上げてどうするよ。二階のスタバか。
雨宮 レイ
なにを見上げてるんだろって思ったよw
白良浜 遠矢
二階のスタバwwww
真田宗司
スタバのある神社は新しい
トモキ
ほらぁ、みんなでお茶した思い出のスタバが
三上 もも
wwwwwww
トモキ
じつは神社内に
白良浜 遠矢
記憶がオーバーラップしてスタバが見えるのか
雨宮 レイ
ここまでお茶しに来てたのか
三上 もも


GM
「儂ではない」
三上 もも
「光ったり、消えたりしてる……」
「また、時間が止まるの……?」
真田宗司
「今までとも違うな」
GM
空を見上げれば、痩せてまた太る大きな月
雨宮 レイ
「詭弁はいい。結論を言え、盗人」
真田宗司
「月が…」
白良浜 遠矢
「──月が、」
GM
その下で、砕かれ削られ切り飛ばされた龍の骨が、ふわりと浮き上がり、時を巻き戻すかの如くもとの形へと成り上がってゆく。
いつか見た光景。
白良浜 遠矢
「あの時と……、同じだ」
真田宗司
「時間が、巻き戻っている…?」
雨宮 レイ
「……そうか、そういえばそうだった。最悪だな」舌打ち
トモキ
「また蘇るのか」
三上 もも
ちょっと小学生は怯えてると思うので真田先生の後ろに隠れてます。
死神でも怖いもんは怖いんだよ(暴論)
GM
含み笑いの鬼娘。
やがて、完全な姿を取り戻すと、あの夜と同じく現れたその光景を巻き戻し辿るように
去って行く……と
トモキ
林檎男! 貴様の仕業か」
戦闘の高揚と、死の衝撃と、鬼への衝動が三つ巴で荒れ狂い、頭が割れそうだ。
トモキ
名前叫ぼうかと思ったけどたぶんこいつ名前覚えてない。
雨宮 レイ
雨宮もリンゴ持った手しか覚えてないから
トモキ
シマらない……
三上 もも
安高だっけ?
真田宗司
高安じゃないほう
トモキ
「安高!」って打ってから消したw
三上 もも
先生ありがと!
GM
トモキがその言葉を吠えた刹那
空を切る、音。
その音の方へと目をやれば、小さな何かが夜空を一瞬横切り、去ろうとしていた龍の眉間へと突き立った。
三上 もも
「安高お兄ちゃん……!?」また私の付属品が好き勝手してる……。
白良浜 遠矢
「えっ?」
真田宗司
「なんだ?」
白良浜 遠矢
それがどこから来たか捉えることはできる?
GM
それは、一つの龍に一枚、計2枚のカード。
真田宗司
「カード…まさか!」
三上 もも
なんだなんだ……。
雨宮 レイ
そろそろ冷静になりたいな…【エゴ】勝手に振ったときは
【絆】1回やっていいんだっけな
捕まえるやつじゃねーか!!!!
敵が増えた
白良浜 遠矢
ゲットだぜしちゃうんかな
GM
カードに描かれているのは、鎖に封じられた門。
【エゴ】に流された後は
【絆】で踏みとどまる判定できるよ
トモキ
えーと、自分の本体ぶん投げて《剣舞》でゲットだぜを邪魔したい。
邪魔できるかは知らん。
また折れたらどうしよw
雨宮 レイ
そろそろ冷静になろう。東がながされてないから冷静になろう
2d6<=8 東への【絆】 (2D6<=8) > 7[1,6] > 7 > 成功
冷静になった
[ 雨宮 レイ ] 【愛】 : 6 → 7
雨宮 レイ
え、鬼娘の主ってリンゴ
三上 もも
リンゴ何者だよ。
トモキ
踏みとどまって貰ってアレだけど、アクションしていい?
GM
その鎖はたちまちに弾け飛び、門が開放される。
その向こうは虚無の如き黒い空間。
雨宮 レイ
「なんだあれは!?」
GM
二体の龍の身がぐにゃり、と歪み、まるで排水口に吸い込まれる水のように、その虚無へと飲み込まれてゆく。
やがて、すっかりと龍を飲み込んだカードは、元来た方へと風切る音を立てて飛んでいった。
白良浜 遠矢
「何だ……、あれ。龍が、呑み込まれた?」
三上 もも
「……!?」
真田宗司
「回収した…というわけか」
雨宮 レイ
「い、一体なにが……紙に龍王様たちが吸い込まれていったぞ?」
雨宮 レイ
この曲聞き覚えある気がしたけどもしかして、999かな
三上 もも
脱出ゲーム……?銀河鉄道……?
GM
いや。P5だぞん
雨宮 レイ
そっちか!似てるんだな…
GM
トモキはアクションする?
トモキ
演出で【人間性】削りたい
GM
どうぞ
無銘の刀
1d6 (1D6) > 4
[ トモキ ] 【人間性】 : 37 → 33
では左腕をわしづかみにして、そこから本体を抜き出して門へ向かって投擲。
同時に《剣舞》による攻撃を行う。
一緒に門に吸い込まれたら笑うわ
真田宗司
「お、おいトモキ!」
GM
うーん
それなら。
トモキが投じた本身が、カードに迫る。
しかし、その剣撃は遮られる。
突如横手から叩きつけられた、火球によって
無銘の刀
強制失敗と解釈していいかな?
GM
そうです
無銘の刀
OK
ではそのまま軌道をずらされて門からそれて飛ぶ。
姿勢を立て直すことができない。
雨宮 レイ
「おい東!?」あっちが本体って知ってるからダメージ受けてないかって思ってる
三上 もも
【変身】しないほうがいいのかな……先生、どう思う?」
真田宗司
「飛び出してしまったからな、今度はなんだ!」
GM
そして、カードが戻った先には、一人の青年。
彼は、飛来したカード2枚を鮮やかに空中で受け取り、ぱし、という軽快な音が響く
三上 もも
安高さん?
雨宮 レイ
ファイアボール(リンゴ)か?
無銘の刀
ファイアーボールは鬼の仕業かな?
安高
「やぁ、危ない危ない」
真田宗司
「…安高か。お前は一体」
三上 もも
「……お兄ちゃん」
白良浜 遠矢
「──安高、さん? どうして、ここに」
無銘の刀
やはり、やはり、やはり、あのカードには魔がしみ込んでいた。
本物の気配だったのだ、あれは!
雨宮 レイ
「貴様、今なにをしたんだ」
白良浜 遠矢
「そのカードは、いったい、」
安高
その彼のもう片方の手には、更に一枚のカード。
まるでたった今、火炎を吐き出したような煙と陽炎を立てるそれを、もう用済みというようにポイと投げ捨てた。
無銘の刀
魔法カードオープンされてた
安高
「どうも、こんばんは、皆さん」
三上 もも
「お兄ちゃん、なんでここにいるの……?」
安高
「何をした、と言われますと―――」
「まぁ、魔物の封印、かな?」
雨宮 レイ
「何が目的だ」
無銘の刀
一ターン空中待機中……
安高
「目的は―――この世界を破壊すること」
真田宗司
「何?」
三上 もも
「えっ」
雨宮 レイ
「は?」
白良浜 遠矢
「破壊……!?」 
三上 もも
「なんで!?」悲痛な声を上げる。
三上 もも
初めて聞いたぞ!!!おい!!!
雨宮 レイ
wwwwwwwwww
ももちゃんのアタッチメント暴走するの巻
無銘の刀
世界の破壊者
そしてカード
おのれディケイド
三上 もも
これは……。
もやし……(ディケイドの主人公は門矢 司)
安高
Final Attack Ride
真田宗司
「いや、まてよ…」
「この世界とは、どの世界だ?」
白良浜 遠矢
「……先生?」
雨宮 レイ
「この世界……まさか、やっぱり、ここは、」
「宝珠の中か?」
白良浜 遠矢
「雨宮……、さん?」
安高
「良かった。皆さんもう記憶も戻っているようですね」

雨宮 レイ
ただこの世界からでたいだけなら~目的は一緒なんじゃねって思うんだけど~なんか絶対含みがある顔~~~~
白良浜 遠矢
ソレーナ~~~~
雨宮 レイ
そもそもなんでこーんなことになってんの~~~~だもんね~~~~
トモキ
なんか予想外の事態でぐちゃぐちゃになったやつの後片付けしてる気がすんのよね。
雨宮 レイ
ネー 我らきっと巻き込まれた系
白良浜 遠矢
ソレネー
真田宗司
すまんな!
雨宮 レイ
もー上司を止めるのも部下の仕事じゃないですか~?


安高
「そう。この内向きに閉じられ、永遠にループを繰り返す。この小さな世界」
「龍を封じる宝珠と、あの夜に起きたほんの偶然が引き起こし、生まれたこの世界」
白良浜 遠矢
「雨宮さんも、東くんも、人間として暮らしてきた、この世界……?」
安高
「全ての元凶、かぐや姫を倒し、この世界を破壊する。それが目的です」
真田宗司
「かぐや姫…」
雨宮 レイ
「かぐや姫……」
白良浜 遠矢
「この世界を壊したら、どうなるの」
安高
「皆さんが知る、本当の記憶。その世界、あの瞬間へと戻ることができます」
真田宗司
「お前も、あそこにいたのか?」
安高
「えぇ、まぁ」
雨宮 レイ
「本当にそれだけか?」
「貴様、なんかうさんくさいぞ」
トモキ
「偽りの世界……」
安高
「と、いうと?」
白良浜 遠矢
オフゲーだったら白良浜だけ死んでる所だな>あの瞬間へ戻る
真田宗司
いやあの人鬼上司でさぁ
白良浜 遠矢
文字通り>鬼上司
トモキ
白良浜君、鬼上司と相容れない人っぽいんだよな。
最終的にどういう展開になるやら。
安高
あ、そうだな
さっきのトモキへの妨害、鬼姫にやらせたことにしようw
トモキ
弾かれてた。
雨宮 レイ
〈心理〉してもいーい?
安高
〈心理〉、どうぞw
真田宗司
〈心理〉低いんだよなあ
三上 もも
〈心理学〉ないなぁ。
雨宮 レイ
4d6<=4 しんり (4D6<=4) > 14[5,1,2,6] > 14 > 失敗
12で3成功
真田宗司
3d6 4 〈心理〉 (3D6) > 11[3,6,2] > 11
失敗
安高
えーと、彼のどういうとこを疑う?
雨宮 レイ
他に目的があるかどうか、を推し量る
白良浜 遠矢
「安高、さん。それが目的なら……、どうして、言わなかったの?」
「協力、できたかもしれないのに」
〈心理〉しないでダイレクトに聞くよ!
安高
「そうは言うけど、白良浜くん」
白良浜 遠矢
「うん」
雨宮 レイ
曲が敵側登場の曲なんだよな~(メタ)
白良浜 遠矢
どう聞いてもボスやでって曲だよね(メタ)
白良浜の記憶だと、安高はお姉さん=かぐや姫?をNT…… 連れ去っていったっぽいんだよね
無銘の刀
皆の元には戻るが、警戒するように抜き身のまま浮いてる。
安高
では、そんなトモキを鬼姫がむんずと掴んで振り回して遊ぶ
無銘の刀
えー、じゃあ《剣舞》で応戦するー
雨宮 レイ
「おい貴様!それは貴様のじゃないぞ」鬼姫から東を取りに行こう
真田宗司
なんか喧嘩しとる
GM
「おぅ、なんじゃ龍っこ。チャンバラでもするか?」
剣呑に微笑んで、鬼娘が切先を向ける。
三上 もも
かわいい。
雨宮 レイ
「それは貴様のものではないと言っている」
「まあ私のものでもないが。東は東のものだ。手を放せ盗人」
トモキ
握られているなら怒り狂うぞ。
白良浜 遠矢
なんだか盗人盗人しい鬼娘だなあ そのうちロードバイクとか盗むに違いない
三上 もも
学校の窓ガラス割るんですね。
雨宮 レイ
その程度ですむならかわいいもんだけどなー
安高
「まだ記憶を取り戻していない、いるかどうかわからない君たちに『魔物を倒して世界を破壊しよう』なんて言えると思うかい?」
真田宗司
「ちょっと待て安高」
「お前も、人間じゃないのか、それとも…」
三上 もも
「お兄ちゃんは……何者、なの……?」
安高
「イヤだなぁ、僕は人間ですよ」
GM
さっきの雨宮の判定成功に対しては、彼の胡散臭さは鼻につくだろうね
本当のこと言っているのかどうか、そのゆらゆらした笑顔の向こうが見えない
雨宮 レイ
ぐぬーーーーラスボスっぽいからやっぱ〈心理〉抜けないやつ
真田宗司
「そうか」
【エゴ】振りたいっす
GM
【エゴ】どうぞ
あ、そうそう
真田宗司
2d6<=5 Ego:人間への憎しみ (2D6<=5) > 2[1,1] > 2 > 成功
くりっとるw
白良浜 遠矢
ワオ
雨宮 レイ
wwwwwwww
無銘の刀
なんかこんかいいいところでクリティカル出るな。
真田宗司
よーしパパ流されちゃうぞ^
「…あの瞬間に戻るといったな」
「…我々は、人にも追われていたんだがな」
安高
「そうなんですか?」
笑顔のまま。
真田宗司
「『魔物を倒して世界を破壊しよう』とは、我々も含まれるんじゃないのか?」
三上 もも
「……お兄ちゃんは、悪い人……なの?」
「そんなのやだ!ぼくは天野先生にまた会いたい!」
安高
「それは、ちょっと乱暴ですね。僕の目的は、あくまでこの世界の外へと出ること。それにはかぐや姫の討伐だけで充分です」
真田宗司
鬼姫のほうを振り向いて
「…彼に協力しているのですか?貴女も。」
GM
「それは無論じゃ。我が愛しい主殿じゃからな」
白良浜 遠矢
メタ的には非常に怪しいんだけど発言的にはきっかけがないね
雨宮 レイ
雨宮は〈心理〉振ったからうさんくせ~~~~って思ってるけど
無銘の刀
適当なとこで判定入れて暴れますぅ
GM
魔剣は暴れようとするも、鬼娘の膂力はそれ以上だ
無銘の刀
じゃあ判定だけ
2D6<=9 【鬼を滅したい】(欲求) (2D6<=9) > 7[6,1] > 7 > 成功
殺意で心が満たされた。握られている部分が燃えるように熱い。
「友樹を、友樹を殺したのは貴様か!」
振り回されながらも呪詛を吐き続ける。
三上 もも
【絆】を感じたいからリンゴニキへ【絆】を振ってみよう……。
GM
【絆】は、誰かの言うことを聞く、お願いを聞く、【エゴ】を踏みとどまる、という時だけだぞん
三上 もも
あらまぁ(忘れてた顔)
了解です~。
雨宮 レイ
「ええいまだるっこしい!かぐや姫とはなんなんだ!!」
「おいどうするんだ先生。上司が人間の部下だったようだが」
真田宗司
うーん、鬼族の仲間で思いとどまるか…
2d6<=8 Bind: 鬼族の仲間(魔) (2D6<=8) > 6[5,1] > 6 > 成功
[ 真田宗司 ] 【罪】 : 3 → 4
[ 真田宗司 ] 【愛】 : 1 → 2
安高
「橋姫」
鬼娘に声を向ける。
「皆さんにご迷惑を掛けてはいけないよ。戻っておいで」
「はぁい……」
たしなめられた子供のように頬を膨らませると、魔剣をぽいと放り出して、安高の元へ一つ飛びに舞い戻る。
そして、猫がそうするように、彼に抱きつきその胸に頬を擦り付けうっとりとするのだった。
雨宮 レイ
あぶなっかしい手つきで東を拾って人鞘に返してあげよう…
無銘の刀
戻された。
三上 もも
橋姫(聞いたことはあるけどEDUが足りない顔)
妖怪でしたっけ……。
トモキ
男を誘惑して沈めるやつ?
雨宮 レイ
橋の上でらーぶらーぶしてると嫉妬してくるやつ
三上 もも
なるほどなぁ!ありがとうございます!
真田宗司
「橋姫…?」
先生なので教育知識とかふれませんかね
GM
どうぞ!
真田宗司
4d6 知識:教育 インテリ6 (4D6) > 17[6,4,4,3] > 17
「…?」
しらんかったわ
GM
おぉい
トモキ
安定のインテリジェンス
真田宗司
これでこそ先生のインテリジェンス
雨宮 レイ
せんせぇ~
GM
とりあえず、同族だから遥かな昔から、そうした鬼女がいた、ということは知っていていいよw
真田宗司
はいw
【変身】してたら鬼伝振るんだけどね
雨宮 レイ
トモキくん、〈魔物知識:鬼〉振れるのでは
トモキ
ああ、振れるね。
視線でぶっ殺すとでも言うように壮絶な顔で鬼をにらみつける。
5d6<=5 (5D6<=5) > 12[3,1,4,3,1] > 12 > 失敗
安高
クリティカル
三上 もも
おお~~~
トモキ
やったー殺す
雨宮 レイ
わーめっちゃ知ってるじゃん
三上 もも
わ~!

雨宮 レイ
リンゴニキ、渡辺綱か?
三上 もも
りあるえでゅけーしょん……。
トモキ
そのへんのヤツって気がするんだよね
名前あるヤツ四天王だったりしないだろうな
雨宮 レイ
やだなあ、滅されるわ我々
四天王、魔物狩りのプロじゃん
真田宗司
退治されてまうわ
三上 もも
ああ、源の……?
雨宮 レイ
いえすえす
やっと理解した。
真田宗司
しかも家来が嫉妬深い京都女子
白良浜 遠矢
キャーコワーイ


安高
「すみません、話が逸れましたね」
橋姫の頭を撫でてやりつつ
「そういうわけでして、本日は皆さんに改めてご協力をお願いしにあがりました次第で」
雨宮 レイ
「お前は本当が見えない。信用するかどうかは話を聞いてからだ」
GM
なら、トモキは橋姫について知っている
とはいえ、一般的な伝承に綴られているような内容だが。
嫉妬深い鬼女、あるいは女神。
その獰猛さが伝わる一方で、橋の守り神という側面もある
トモキ
「橋姫……そうか、橋の女神、もしくはりあじゅうを殺す鬼」
GM
「なんじゃ、最後、そのテキトーな知識!」
雨宮 レイ
「なるほど、信者候補を殺す鬼か。よくないな」
トモキ
適当か。大腿大体このような意味で合っていたと思うのだが……りあじゅうってなんだっけ。
白良浜 遠矢
ふともも
トモキ
また誤字が残されてしまった
雨宮 レイ
りあじゅうっていうのは、周りの目を気にしない2人組の猛者のことだ
トモキ
なるほどテレパシー。
トモキ
あれ、それ我々のことでは?
学校のこととか、ダブル暴走とかよくやってるしな……
雨宮 レイ
はっ!なるほど!
三上 もも
なるほ……ど……?
安高
「えぇと、とりあえず……」
安高が困ったように笑う
「いつまでもここでこうして話しているのも何ですし、どこか落ち着ける場所でお話ししませんか。間もなく結界も解けて、一般の人も感知できるようになりますから」
白良浜 遠矢
「……う、うん」
真田宗司
「そうだな。そうしよう。」
雨宮 レイ
「……話だけは聞いてやる。なにかしようとしたら、即刻凍らせるからな」
安高
「ご理解いただけたようで何よりです」
白良浜 遠矢
「雨宮さん、他の人がいるところで凍らせたら大変だよ……」
雨宮 レイ
「この世界は作り物ということがはっきりした」
「ならば、人間を守ることより、敵を片付けるのが優先だろう」
トモキ
冷静なこと言おうかと思ったけど冷静になれる状態じゃなかった。
白良浜 遠矢
作り物。──作り物。その場を去るかたわら、ふっと空を見上げる。未だに実感が湧かない。
なぜ実感が湧かないのかといえば、彼の意識だけは変わらず、”人間”だからなのだ。
トモキ
(何者が、何を望んで、このような物を作った……?)
頭の片隅に思う。
安高
空には、先刻までの忙しなさはどこへ、といった風情で大きな満月が皆を見下ろしていた。
トモキ
安高に見下ろされてた
白良浜 遠矢
リンゴニキあらため満月ニキ?
雨宮 レイ
スケールが大きいなあ
トモキ
勝ち目ないぞ
三上 もも
月だったの……?
真田宗司
「…戻ったか」
三上 もも
「もう、あの変な場所じゃない……?」
GM
そして、安高と魔物たちは夜の神社を後にした。
白良浜 遠矢
「……」
雨宮 レイ
「みんな、あいつはなにかを隠している。……決して気を許すな」移動中にこっそりみんなに言っとこう
三上 もも
頷いてる。
真田宗司
「…」何も言わないけど目だけで肯定しておこう
トモキ
レイには無論だとうなずき返す。


月が見ている

【動画シリーズ】

【リプレイ】

序章  第一章 第二章 企画 第三章 後夜祭

【続編】

【使用素材など】

「BEAST BIND~魔獣の絆R.P.G.」は井上純弌・藤波智之/
F.E.A.R.(有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ)の著作物です。