【♪Kerorin MAGIC!】
GM
時間は少し巻き戻り、カメラの位置も少し変わる
真田宗司
きゅるきゅる
GM
三上ももは、リンゴのお兄さんと二人、
明るく色とりどりのカードが並ぶ店内に居た。
三上 もも
いえーい
GM
怪しげな暗い階段を上っていた時は少し不安もあったかもしれないが、
店に入ってみれば、そこは青年に教えられたカードゲーム『Wizards』のカードが所せましとショーウィンドウ中に飾られた、
魅力的な空間だった。
GM
「ここが『いいところ』だよ。どうかな?」
青年が何故か少し誇らしげに尋ねる。
三上 もも
「すごい…!」周囲を見回す。
「カードがいっぱいだ!」
「すごいね!お兄ちゃん!」リンゴ兄に笑顔を向ける。
GM
「すごいでしょ?これが全部Wizardsのカードなんだ。もちろん、ここにあるのが全てじゃない。世界中にはまだまだたくさんのカードがあって、決闘者との出会いを待っているんだ」
店の外で聞いたら、白い目で見られかねないセリフも、この店の雰囲気の中でなら、不思議と許される……かもしれない。
三上 もも
許されるものであってほしいね…。
トモキ
カードゲームアニメの第一話かな? 
雨宮レイ
ありそうw
三上 もも
「すごいすごい!」きゃっきゃ!
「じゃあ、ぼくを待ってるカードもあるのかな?」
GM
「もちろん。ももちゃんの運命のカードもどこかにあるのかもしれないね」
真田宗司
死神の運命のカードとかヤバそう
三上 もも
「本当!?」
GM
「早速探してみる?」
三上 もも
「お兄ちゃんはぼくにどんなカードが似合うと思う?」純粋な質問を投げつける。
GM
青年は、腕組みでしばらくうーん、と唸ってから
「ももちゃんには、そうだなぁ、
頭がいいから、他のカードとの組み合わせで光るコンボソースとか……場を支配するフィールドカードとか……」
ぶつぶつと呟いてから、はっと気づく。
「ああ、ごめんごめん。いきなりカードの種類とか言っても、よくわからないよね」
三上 もも
「………」ちょっと苦笑いをして、うんとうなづく。
GM
「つまり、頭のいいももちゃんには、使うのに工夫が必要なカード、なんかがぴったりなんじゃないかなって思ったのさ」
三上 もも
「そうなの?」
GM
「うん、きっと」
青年は頷く。
「でも、最初からいきなりカードを直接選ぶというのも大変だろうから……」
三上 もも
「そっかぁ…」正直、頭がいいというのにはピンと来ないが。
GM
青年は、近くの棚に陳列されている、小箱の一つを手に取った。
三上 もも
でも、お高そうなカードなんでしょう?
GM
ちょうど、トランプのケースと同じくらいの大きさのそれを、ももに差し出す。
「まずは、これから始めてみたらどうかな」
三上 もも
「これは?」受け取って、まじまじと見る。
GM
古めかしい本の装丁めいた装飾が施された紙箱には、『Wizards』のロゴと、『Starter』の文字。
それらのバックに、様々なエフェクトやモンスターの絵柄が紙面狭しと描かれている。
GM
「これは、スターターといってね。これを一つ手に入れるだけで、とりあえず遊び始められるようなカードがワンセット、入っているんだ」
三上 もも
「なるほど!」
GM
「とはいえ、実はこれの中身もランダム。いわば運命のカードが一そろい入っているというわけなんだ」
「どうだい?ももちゃんも決闘者になってみるかい?」
三上 もも
「なるー!」軽率に決闘者になってく!
GM
「そうこなくちゃ!じゃぁ、これは僕からももちゃんへプレゼントしよう」
三上 もも
「やったー!」両手を上げて喜ぶ。
GM
同志が増えた喜びか、青年までも妙にうきうきと手に取ったそれをレジへと持って行く。
三上 もも
わくわくした瞳で見守ってる。
白良浜 遠矢
ここからめきめき頭角を現して連勝してゆくももちゃんのカードゲームアニメが始まるのか
トモキ
ももちゃんへの説明で視聴者へのサポートもばっちりだな! 
雨宮レイ
なるほど、ここはカードゲームアニメだったのか~
GM
そうして待っていると、不意に店の外から
どどどどどどどどどど
という物々しい音。
三上 もも
おっ、先生か?
GM
乱暴に階段を踏み鳴らし、店の扉の前を駆け上がって行く足音と『うおおおおおおお』という雄たけびめいた声。
※声はあげていなかったかもしれない
白良浜 遠矢
先生の暴走が遠くにw
雨宮レイ
カラオケに行く方の先生かな
真田宗司
一直線!
三上 もも
「…何か事件でもあったのかなぁ」
心配そうな、ちょっとおびえたような顔をする。
GM
「な、なんでござるか?」
「手入れか?手入れなのか?」
「4階の怪しげな店にしけこむリア充は爆発しろ」
などと周囲の客もざわめく。
白良浜 遠矢
リア充ww
ンな怪しげショップにしけこむ連中うらやましいかなぁ。
真田宗司
リア充ではなくてビジネスだったなぁ
雨宮レイ
金で充実を買ってるからなあ
白良浜 遠矢
金で充実を買う
GM
そんな異音に慄くもものところへ、会計を終えた青年が帰ってくる。
GM
「お待たせー。……どうかした?」
三上 もも
「お兄ちゃん、この音なに…?」
「うおおおおおお、とか聞こええてきて…何かあったのかな…」
GM
「ああ……。上の階にはヘンな店もあるから……。客にもヘンなのが多いんだよ。気にしちゃダメだよ。目を合わさなければ噛み付かないから」
三上 もも
「わかった…」
「噛みつかれたくないよぉ…」
トモキ
むしろ目を合わせると噛まれるの……
雨宮レイ
もうちょっと治安いい感じのカードショップ行こうよりんご兄…
GM
「さぁ、それよりも、ももちゃんの最初のスターターデッキを買ってきたよ。早速、奥のデュエルスペースで開封の儀を執り行おう」
怯えてしぼんだもものテンションを、なんとか盛り上げようと、明るくふるまう青年。
三上 もも
「うん…」ちょっと浮かない顔。
GM
青年に促されて店の奥へと行くと、そこにはいくつものテーブルが並んでいた。
黒いテーブルクロスが掛けられたそれらには、既に幾人もの客が着き、互いに向かいあってカードゲームに興じていた。
三上 もも
椅子に座り、パックを手に取る。
「開けてみるね」袋を開けて、カードを取り出した。
GM
「あ、待って、ももちゃん」
開封しようとするももを、青年が制する。
三上 もも
「?」
「どうしたの、お兄ちゃん」
GM
「ももちゃんにとって、初めてのカードとの出会いだからね。ちょっとした儀式をするんだ」
三上 もも
「儀式?なにそれ」
GM
「カードとの出会いに、より良い運命が訪れるようにね」
真田宗司
開封の儀
三上 もも
「怪しくない?大丈夫?」
GM
「怪しいだなんてとんでもない。決闘者として、これは大切な通過儀礼さ」
雨宮レイ
怪しい……
白良浜 遠矢
リンゴニキカードゲームの話を始めてからだいたい怪しい。
雨宮レイ
確かに
トモキ
タロットでもハーブを添えるとか場を清めるとか在るから、きっと似たようなものさ! 
三上 もも
なるほど!
三上 もも
「そうなんだ…」世の中にはまだまだ知らないことがあるなぁ。
GM
「左様……。決闘者を志す者ならば、必ずや経なければならぬ、極めて肝要な儀式なり……」
訝しむももの耳元で、不意に囁く声。
【♪Omen】
三上 もも
「お兄ちゃん、キャラ変わってない?」
「大丈夫?熱でもあるの?」おでことおでこくっつけようね。
雨宮レイ
いややっぱり怪しいな???
トモキ
リンゴ大好き少女カードを作るつもりなのか兄
GM
リンゴは目の前にいるよw
三上 もも
お兄ちゃんのキャラが急に変わったのかとwww
GM
ちがいますw
三上 もも
びっくりしたwww
トモキ
喋ったの兄じゃないのかw
三上 もも
(※いまのなし※)
真田宗司
それこそ恐怖w
雨宮レイ
兄かと思ったw
GM
気が付けば、いつの間にそこに居たのか、もものすぐ隣に一人の女性。
三上 もも
「うひゃぁ!!?」びくぅっと身体がこわばる。
GM
白い肌に、美しい金のロングヘア。
外国人にも見えるその女性は、カラーコンタクトを入れているのか、深紅の瞳を輝かせてももを見つめていた。
三上 もも
「お姉さん、誰…?」
GM
「我はカードマスター……カードの守護者にして、決闘者とカードとの運命の邂逅に祝福を与える者なり……」
紅を引いた唇から、怪しげな声で囁く。
トモキ
最近のげぇむやさんの演出はガチだなぁ
三上 もも
「えーっと…つまり?」
GM
「つまり、店長さん」
青年があっけらかんと言う。
【♪Kerorin MAGIC!】
三上 もも
「店長さんはわかるよ!」
「ごめんなさい、お姉さん。ぼくびっくりしちゃった」
GM
そういえば、女性はゴシックドレスを着た上から身に着けたエプロンには、店の屋号がプリントされている。
GM
「演出を台無しにするのは、反則なり……」
ぶすっとした顔で青年を睨む女性店長。
真田宗司
店長サービス
トモキ
ガチで演出だったーっ!? 
GM
「驚いたかもしれないけど、まぁこれがこの店でのイベントでね」
「初めてWizardsに触れるプレイヤーには、店長さんがちょっとした演出をしてくれるんだ」
三上 もも
「なるほど!すごい!」
白良浜 遠矢
店長かわいい。
雨宮レイ
いい店長さん
三上 もも
かわいい。
白良浜 遠矢
この店行ってみたい。
真田宗司
大人気間違いなし
雨宮レイ
こんなお店に入り浸ってるからりんご兄もこうなるわけか
白良浜 遠矢
なるほどな
GM
周囲でプレイしていた『決闘者』たちも、その様子に
「あ、店長だ」
「おっ、新たな決闘者の誕生でござるか?」
「り、リアJS決闘者……これはレア、いやSR、いやUR級の瞬間……!」
などと手を休めてこちらの様子をうかがっている。
三上 もも
「じゃあぼくももうちょっと素直に楽しめばよかったなぁ」ちょっと残念そうにしている。
GM
「店長ではない、吾はカードマスター……」
GM
「それじゃマスター、一つお願いします」
なおもぶつぶつと言っている女店長を、青年がさらりと促す。
三上 もも
「カードマスターってことは、お姉さんこのカードゲームについても教えてくれるの?」キラキラとした瞳。
GM
ぶすっとしていた店長は、きらきらとしたその素直な反応に少し機嫌を直したか、咳払いを一つして胸を張る。
「無論。貴様に学ぼうという殊勝な心掛けあらば」
三上 もも
「教えてください!」
GM
「汝、決闘者としていかなる時、いかなる場にあっても、揺るぎなき覚悟を以て決闘に臨むと誓うか」
三上 もも
「誓います!」
真田宗司
ももちゃん素直だ…
雨宮レイ
ほのぼの
GM
間髪を入れぬその言葉と勢いに、素直なリアクションに慣れていないのか、一瞬戸惑うようなそぶりを見せてから、
「よ、よかろう」
「ならば、汝……」
GM
そこまで言ってから、えーと、と呟き、青年の方をちらりと見る。
「ももちゃん」
手で三上を指し示す。
店長は小さく頷き、
三上 もも
「三上ももです」
GM
「汝、三上ももよ。運命の邂逅が封ぜられし、魔導書を紐解くのだ」
大げさな身振りでもって、三上をびしり、と指さす。
トモキ
あれ、フルネーム? 
あ、なんでもないももちゃんの発言見えてなかった
雨宮レイ
汝、ももちゃんよ って言ったらもう店長さんのファンになるところだった
GM
「汝、ももちゃn……」
「三上ももです」
「汝、三上ももよ」
と言い直していたということにしよう
白良浜 遠矢
カワイイ。
三上 もも
「開けます!」
ワクワクしながらカードのパッケージに手をかける。
GM
パッケージを手に取り、シールの帯に手を掛ける。
それを、ほんのわずか、ぴり、と開けた瞬間。
【♪Who is there_】
GM
三上の手の中で、ただのビニールで覆われただけの紙製の箱に過ぎないはずのそれが、一度だけ、しかし大きく脈を打ったように感じた。
三上 もも
「!?」気のせいかな、と思って紙箱を開ける。
GM
「どうかした?」
怪訝な顔をした三上に、青年が問いかける。
三上 もも
「な、なんでもない…」
白良浜 遠矢
おっ本当に何か起きるのか~~~?
GM
戸惑いながら、しかし帯をくるりと解けば、あっさりと紙箱はビニールの封を解かれる。
あとは、その蓋を開けるだけだ。
三上 もも
開けます!
GM
三上の手の中で、蓋が引き開けられる―――。
三上 もも
いったい何が出てくるんだ…
GM
といったところで、今日はちょうど時間だし〆ておこうか。
三上 もも
お疲れさまでした!
白良浜 遠矢
なんというナイスヒキ お疲れさまでした!
雨宮レイ
気になる引きだ!おつかれさまでした~
真田宗司
お疲れ様でした!運命のカードやいかに

真田宗司
ξ(のヮの)ξ
GM
もはやなつかしい
真田宗司
今やemoji全盛ですからの…
【♪月の光】
GM
前回のビースト
決闘者がカードとうんめいのであいをした
三上 もも
バトル!シャドーバース!
白良浜 遠矢
前回のビーストバインド カードゲームアニメが始まるよ
雨宮レイ
アニメ化しちゃったか~
【♪Party for Everyone’s Souls】
GM
カードだからってこの曲はあまりにも
【♪Omen】
三上 もも
やよいかわいいよやよい
GM
三上の手の中で、シュリンクを取り払われた紙製のカードケースが開かれた。
三上 もも
\パカ/
GM
その瞬間、三上は
【♪The Path is Open (P4ver.)】
GM
開かれたその口から、目映い光が放たれたように感じた。
※ジョジョでよくある、『シュゴォォォォォオ』とかいって、光とかパワー的なやつがあふれ出してくる感じのやつ
三上 もも
「………」見間違いかと思って一度口を閉じる
【♪STOP】
GM
ぴたり。
雨宮レイ
キャンセルかわいいw
トモキ
そっ閉じ
三上 もも
もう一度開けてみる。
【♪The Path is Open (P4ver.)】
GM
シュゴォォォオ
真田宗司
リトライw
三上 もも
「見間違いじゃない…?」
パカパカって遊びたくなる気持ちをグッと堪える。
【♪STOP】
GM
いや、さすがにそれは冗談だけれども。
雨宮レイ
遊ばれるカードケースさん
三上 もも
www
【♪How much_】
GM
再び開けてみたが、あの光が迸るかのような感覚が起こることはなかった
白良浜 遠矢
初回イベントだったか
勢いで台詞送りしてしまって「あっ」てなるやつ
トモキ
あるあるすぎて困る。
それもムービーじゃないから見直せないヤツ。
白良浜 遠矢
そうそう
雨宮レイ
ぐぬぬってなるやつだ
三上 もも
「なんだったんだろう、今の…」
カードを机上に並べる。
GM
カードを取り出し、並べる。
色とりどりのイラストに飾られたカードが広がる。
キャラクターや魔物の姿が描かれたカードの他、武器や魔法のようなエフェクトを描き出したものなど、
その種類は様々だ。
重なっていたカードを滑らせるように広げてゆく。
見ているだけでワクワクと心が躍るような、様々なカードが次々と現れる中、ふと、重なっているカードの下の方に、鎖のようなものが描かれているのが見える。
三上 もも
効果はあんまり見ずに絵に興味が行く。
「これって…!」
GM
その鎖は、以前に青年が見せてくれたカードにあったものと似ているような……
三上 もも
「お兄ちゃん、これって!」
鎖のカードを見せる。
GM
では、そう三上が言いかけたところで
カメラが真田先生の方へ。
三上 もも
はい!
トモキ
スターターデッキにブランクが入ってるのか……
いろいろな意味で君だけのデッキ! になるな。
【♪New Days】
真田宗司
おっと
まだカードショップの前かな
GM
いかにも。
ショップのガラス扉には店のロゴがフィルムとして貼られており、視界は狭かったが、
そのロゴの隙間から店内を伺っていたような感じです。
いわゆるオタク向けのホビーショップのようではありました。
真田宗司
「うちの生徒も、こういう場所に来るのだろうか」
GM
生徒も来るのだろうか。
真田宗司
白良浜とかいそう(偏見
白良浜 遠矢
白良浜くんオタクなんじゃろか……?
GM
今のところオタク要素は特になかったがw
GM
しかし、ここは狂言町の裏路地の雑居ビルで、すぐ上階にはいかがわしい店もある。
真田宗司
「いれば一応注意くらいはしておくか…」
GM
真田がそのように目を光らせていると、
つい先ほどまで探し求めていた、ランドセルが視界に入る。
三上 もも
おっ、私か?
真田宗司
「……さすがに、この店にいるのは小学生だよな」
持ち主を探します
GM
それを背負った、今度は正真正銘の少女の手を、一人の青年が引いて店の奥へと誘ってゆくところだった。
持ち主背負ってましたw
やがて二人は奥にあるテーブルに着席。
白良浜 遠矢
今度は正真正銘じわる
真田宗司
時間が少し前だったw
GM
そう、少しだけ巻き戻ってますw
真田宗司
顔はみえますか?
GM
そのテーブルの他にもいくつか同じようなものが並べられており、それらでは青少年たちが手に何やらカードを持ち
ゲームに興じているようだ。
まさか、ギャンブル……?
白良浜 遠矢
おっまた先生暴走か?
真田宗司
「花札のようなものか…?」
GM
少女の顔が、横顔ですが見える。
そして、それにはどこか見覚えがあるような……
真田宗司
ももちゃん絆あったはず
GM
でしたっけ
三上 もも
ありますね
GM
じゃぁ間違いなく見覚えがある
真田宗司
「あれは…三上?」
さすがに今日あったばかりの生徒は覚えている
雨宮レイ
先生の血管がプッチンしないか心配です
トモキ
さっきの経験があるから簡単にブッチンしないと思いたい。
GM
同僚の天野の担任するクラスの生徒だったはずだ
対面に座る生徒は、高等部の制服を着た青年だ。
あまり悪い生徒には見えないが……?
真田宗司
「彼もうちの生徒か…兄妹にはみえないが」
「少し気になるな…」店内に足を踏み入れます
GM
ちりんちりん
ガラス扉に備えられたベルが鳴る。
真田宗司
「ふむ…」とりあえず店内の商品を一瞥
GM
所狭しと並べられた棚には、ガラス越しにいくつもの色とりどりのカードが並ぶ。
真田宗司
いかがわしいものや暴力的なものはないかと
GM
暴力的といえば、どれも武器を持ったりそれらを使って戦っているかのようなイラストが多い。
いかがわしいといえば、やたら女性の胸を強調したイラストのものであったり。
真田宗司
「あからさまとはいいがたいが…三上もこんなもので遊んでいるのではないだろうな」
さっきのブースにつかつかと歩み寄りましょう
三上 もも
違いますぼくは巻き込まれただけです
真田宗司
悪い子はいねが
GM
カードの下には、それぞれ様々な金額が書き込まれた値札が貼られている。
中には、この紙切れが!?と目を疑うような数字もある。
そちらへ意識を向けると、二人が着席していたと思われるテーブルは多くの客に囲まれ、二人の姿は見えなくなってしまっていた。
何やら、妙に盛り上がっているようだ。
真田宗司
聞き耳をたてます
「…決闘だと?」
GM
「我はカードマスター……カードの守護者にして、決闘者とカードとの運命の邂逅に祝福を与える者なり……」
とか
「汝、決闘者としていかなる時、いかなる場にあっても、揺るぎなき覚悟を以て決闘に臨むと誓うか」
とか聞こえてくる。
それに対して、『誓います!』という可愛らしい声が聞こえてきたり。
雨宮レイ
怪しげwww
真田宗司
「一体何をしているんだ…」たまらず人だかりに紛れてのぞき込もう
GM
彼らを囲む青少年たちよりも、真田の方が頭一つ大きい。
ほんの少し背伸びをするようにして覗き込むと、三上がちょうど小さな紙箱を開封する瞬間だった。
【♪The Path is Open (P4ver.)】
GM
瞬間、三上の手の中、その紙箱の開かれた口の中から、何某かの力の奔流めいたものが、光と共にあふれ出てくるのが見え、そして感じた。
明らかに人工的なものではない、どちらかといえば
『自分たちが住まう側』に属する何か、を感じさせる光だ。
真田宗司
「…!」
GM
しかし、その光は
【♪STOP】
GM
ぱたむ、と少女の手の中で箱が閉じられた瞬間、見えなくなり、
三上 もも
せんせーごめんね…
【♪How much_】
GM
そして、次に開かれた時には全く見えなくなっていた。
真田宗司
キャンセルしちゃったんならしょうがない
真田宗司
「今のは一体」
GM
周囲の者たちは、それについて特に何も見たり、感じたりすることはなかったようで、変わった様子は見えない。
ただ、
三上という少女だけは、何やら怪訝な顔で箱を開けたり閉じたりしていた。
真田先生は、何かアクションだったりするようなことはありますか?
真田宗司
うーん人間形態ですしね…
店長以外の店員はいますか?
GM
レジのところにいる店員、棚の陳列などをしている店員はいますね
真田宗司
じゃあ近いほうの店員に、あのブースで何をしているのか尋ねます
「失礼、彼らは何をしているんですか?」
GM
棚の陳列をしていたいかにもバイトといった風の青年が振り向く。
「ああ、アレ……『新たな決闘者の誕生を祝う儀式』ッスよ」
真田宗司
「決闘者、とは?」
GM
「そりゃもちろん、Wizardsで闘う者のことッスよ。ここへ足を踏み入れるあたり、お客さんもそのクチでしょ?」
にやにやしている。
トモキ
キャンセルしたのりんご兄はどう見たのかな。
GM
あ、そうだな
GM
真田先生、
真田宗司
はい
GM
〈知性〉〈感情〉で判定をしていただけますか
真田宗司
では〈知性〉
GM
さすが先生
真田宗司
インテリジェンス
トモキ
先生の〈知性〉は仕事をするか? 
真田宗司
2d6>=6 (知性)
DiceBot : (2D6>=6) → 2[1,1] → 2 → 失敗
GM
クリティカル!
絆の合計値分の達成値となります
雨宮レイ
先生の知性は仕事をした!
トモキ
めっちゃ仕事してた
真田宗司
22かな
22じゃない31だ(ももちゃん分)
GM
ぶち高い
では、真田先生
件の箱からの光があふれた時。
三上の対面に座っていた高等部の制服を着た青年と、その卓の傍らに立っていたエプロン姿の一件外国人と見紛う女店員がうっすらと微笑み、
そして、三上が箱をぱたりと閉じた瞬間、肩透かしを食らったようにズッコケそうになっていたことに気付きました。
真田宗司
「あの二人…妙だな」
白良浜 遠矢
おっ、リンゴニキと店長、実はただのひとではなかったりするのか?
GM
見た限りは普通の人間に見えはする。
しかしそういう意味では今の自分も、傍目からでは他の『普通の人間』と見分けはつくまい。
三上 もも
ナ、ナンダッ
トモキ
これで二人にももちゃんが「見えてる」とばれたかも知れない。
真田宗司
「…やはり、声をかけたほうがよさそうだな」
GM
どのように声を掛ける?
真田宗司
群衆の後ろで仁王立ちして腕組みをします
「こら、お前たち。」
三上 もも
「!?」びくっとする。
GM
いつも教壇の上から発しているその声は、周囲のちょっとした熱狂を潜り抜けて皆の耳に届いた。
集まっていた面々が真田を振り返る。
真田宗司
テーブルに歩み寄ります
三上 もも
「ぼ、ぼくはちゃんと宿題したいって言ったもん…」学生としての業ですよこれが…。
GM
妙な迫力を持った真田の前で、モーゼの十戒めいて人込みが割れる。
真田宗司
「こんなところで何をしている?学校からの注意を聞いていなかったのか?」
GM
難なくテーブルに近づくことができる。
「貴様、何者だ」
女店員が真田に誰何の声を掛ける。
白良浜 遠矢
なにものだって先生だよなあ。(ただのひと的視点)
【♪Mist】
真田宗司
店員のほうを向きます
GM
エプロンの前で腕組みをした女店員は、斬然と視線を返す。
真田宗司
「二人の教師だ。君こそ誰だ。」
GM
「我が名はカードマスター……え、先生?」
言い掛け、女店員の表情が慌てたように崩れる。
雨宮レイ
店長さんw
真田宗司
「門真…?」
GM
「いえ、それは肩書といいますか、名前ではなくて……」
あわてたように手を振りながら、しどろもどろに応える。
三上 もも
リンゴニキに隠れて二人の様子を見ている。
GM
こうした青少年を対象にした店が、教育機関に目をつけられることが面倒ごとであることは、認識しているようだ。
真田宗司
「ともかく、先日の事件のこともあるので、生徒には用もなくこの辺に来ないように伝えています。」
GM
「あ、はぁ、なるほど……。それは、その……そういうこともありますかねぇ……」
真田宗司
「それと、さっきから決闘だのと…ずいぶん高価な商品もあるようですが。賭博などはしていませんね?」
GM
「と、賭博!?とんでもない、手前どもはそのようなことは……」
慌てる店員を後目に、
「我ら決闘者もみくびられたものでござるな」
「さようさよう、我々が賭けるのは己の決闘者としての命、魂とアンティカードだけでござる」
なにやら不服そうにぶつぶつと抗議をつぶやく人だかりの数人。
聞こえようによっては、とことん不穏に聞こえるそれらの言葉を吐く彼らと、うっかり面倒な時期に少女を連れ込んだ青年に、恨みがましい視線を向ける女店員。
トモキ
ガチな方々がいらっしゃる
真田宗司
テーブルのほうに向きなおって
「三上」
三上 もも
お兄ちゃんの後ろに隠れますね。
「ヒトチガイデス、ボクハ、ミカミデハアリマセン」棒読み。
真田宗司
「三上、まさか嘘はつかないよな…?」
三上 もも
「あっ、はい。三上ももです」半泣き状態。
真田宗司
「それから君は…」
「高等部の生徒だな。クラスと名前は?」
トモキ
リンゴニキの名前が判明するのか? 
GM
視線を向けると、青年は椅子にゆったりと腰掛け、足を組みまでして腕組みでこちらを見やっていた。
その表情には女店員と異なり、余裕が見える。
雨宮レイ
リンゴニキ…何者なんだ…?
真田宗司
「ほら、早く答えなさい。」
GM
「……高等部三年、C組。安高 三郎です」
片手を持ち上げると、気だるげな素振りで
前髪を払い、ふ、と笑う。
「お望みでしたら、出席番号もお教えしましょうか」
三上 もも
開き直ってる…?
真田宗司
「いやいい。三年か…どうして初等部の三上とこんなところにいるんだ」
GM
「どうして、と言われましても……」
「ももちゃんと僕は友人でして。彼女がこうしたカードゲームに興味があるというので、遊び方を教えてあげようかと思っただけですが」
真田宗司
「安高、お前今年は受験だろう…息抜きというなら否定はしないが、それは今日でないといけないことなのか?」
白良浜 遠矢
リンゴニキ、ももちゃんが「見える」かどうかを探りに連れてきたんじゃあるまいな
真田宗司
高三の夏に遊んでいた人、先生怒らないから手を上げなさい
三上 もも
AO推薦って便利なシステムがあってな…>高三の夏
真田宗司
あどみっしょんだとぅ
白良浜 遠矢
おっエリートか?>AO推薦
三上 もも
いや、あれ。ただ単に大体の人が受かる学校だっただけです…。
私も国立大学とかいうかっこいいけどめちゃくちゃハードル高そうな学校行けるだけのエリートさが欲しかった…。

GM
「僕は既に推薦を得ていますよ、先生」
「ここはあくまでただのホビーショップ。いかがわしい店というならともかく、自分の趣味のための時間について、指導を受けるようなものではないと思いますが」
真田宗司
「こんなに早くか…それは大したものだが、それにしても事件のことはHRで聞いているだろう。」
GM
「ええ、そのあたりは、確かに」
頷く。
「先生は、そのためにわざわざ見回りに?」
真田宗司
「見回りが目的じゃないが、近くに用事がある。そのついでに君たちを見かけたからこうして注意しにきたんだ。」
GM
「それは、ご苦労様です。それで?この後、どうされるおつもりですか?」
真田宗司
「どうもこうもない、遊ぶなら家に帰って遊びなさい。」
GM
「なるほど」
腕組みのまま、納得した、というように頷く。
その仕草は、いかにも相手の言うことに理解を示したという風で、
しかしその余裕綽綽といった体が、やや鼻につくかもしれない。
真田宗司
(ずいぶんと芝居がかっているようにも見えるな)
三上 もも
帰ったら宿題ができる=天野先生に褒められるかもしれないという期待の笑顔。
GM
こうした若者特有の、大人に対する態度といえば、それに過ぎないかもしれないが。
真田宗司
《心理》ふれますかね?
GM
どうぞ。
三上 もも
せんせー頑張れ~!
真田宗司
2d6<=4
DiceBot : (2D6<=4) → 6[1,5] → 6 → 失敗
ああん
まぁ4しかないしね。。
GM
先生、大丈夫だスキルが1あるから、もう一個ダイス振れるぞ
そこで1~3出れば成功だ
真田宗司
1d6
DiceBot : (1D6) → 6
ふっ
GM
無念。
では、先生はそれが若者特有の、大人に対するつっぱりである、と思った。
「承知しました」
真田宗司
「さぁ、分かったなら帰りなさい。三上もまっすぐ帰るんだぞ。」
三上 もも
「はい!先生!」
GM
「でも、待ってください、先生」
三上 もも
「えっ」
真田宗司
「なんだ?」
GM
真田の言葉を遮り、
「僕たちのこの遊び……Wizardsというカードゲームなんですが、トランプと同じで相手がいないと遊べないものなんです」
真田宗司
「…ふむ?」
GM
「家に帰って遊べと言われましても、一人では遊べないものでして」
「ああ、だからといって、ここで一日中遊ばせろ、とは言いません」
「せめて、一試合だけ遊ばせてもらえませんか?せっかくももちゃん―――三上さんもこのゲームに興味を持って来てくれたのですから、彼女に遊び方を見せてあげたいのですが」
三上 もも
しゅくだい…。
真田宗司
「…そうだな、どれくらい時間がかかるものなんだ?」
GM
「そうは掛かりませんよ。……そうですね、長くても20分もかからないと思いますが」
真田宗司
時計をちらり。「いいだろう。」
GM
「ありがとうございます」
目を細めてにこりと笑う。
真田宗司
店長にも釘をさします。
「聞いての通り、1回遊ばせたらお店の責任でこの二人に帰らせてくださいよ。」
GM
「ええ、ええ、それはもう」
へへへ、と後頭部を掻きながらへこへことアタマを下げるカードマスター
GM
「では」
と言い、青年は手をす、と差し出した。
三上 もも
かわいいなますたー
GM
その手が示す先は、つい先刻まで三上が腰掛けていた、対面の椅子だ。
真田宗司
「まだ何かあるか?」
GM
「どうぞ、先生。架けてください」
真田宗司
「なんだ、三上が相手なんだろう?」
GM
「いえ。せっかくですから、先生が。いい機会ですから、生徒が興味を持つ遊戯に触れられてみては」
「そして」
青年が席を立つ。
自らの背後にいた三上の背を押し、自分が座っていた席へと座らせる。
「僕はそれなりに遊んでいますのでね。経験者と非経験者ではアンフェアでしょう?こうしたゲームは公平でないと」
真田宗司
「おいおい、どうしてそうなる…」
三上 もも
「先生と戦いなさい、ってこと?」
GM
うん、と三上に頷き、
「いいじゃないですか、先生」
再びにこりと笑う。
真田宗司
突っぱねるべきか、あえて乗ってやるべきか…答えは「人間との共存」
GM
「彼女も今日が初めてのプレイですから。上級者にわからないまま勝負させられるより、互いに初心者同志の方が三上さんも安心して遊べると思うんです」
【人間との共存】か、【三上との絆】
どちらか高い方で判定ください。
真田宗司
エゴ7なのでそっちで。。
2d6<=7
DiceBot : (2D6<=7) → 8[6,2] → 8 → 失敗
おや
GM
では
2d6
DiceBot : (2D6) → 8[3,5] → 8
今私が振った2d6の内の3と、先生の振った2を合わせて、5にて成功とします。
真田宗司
流されるん
GM
何故このようなことが起こるのか、については今はわかりません。
ゆらいだ心でしたが、安高が再びにこりと微笑むと、真田の心は決まりました。
雨宮レイ
やっぱリンゴニキただの人ではない…?
トモキ
ダブルゲットだぜされる? 
白良浜 遠矢
されちゃう?
GM
流されますね
真田_の罪を+1して(罪:6->7)
真田宗司
一応ももちゃん絆の仕事で対抗できます?
GM
どうぞ
真田宗司
2d6<=5
DiceBot : (2D6<=5) → 9[4,5] → 9 → 失敗
だめだぁ
GM
「どうですか、先生。僕たち生徒との絆を深めると思って」
にこり。
真田宗司
「やれやれ…仕方ない、今日だけだぞ」と席につきます
GM
「ありがとうございます」
慇懃ともとれる仕草で頭を下げる。

三上 もも
APP(CoC)いくつぐらいなんだリンゴニキ…
GM
18かな……
真田宗司
ニャル男くんだった。。
三上 もも
でけぇ…
雨宮レイ
わーお…


三上 もも
「………」
GM
「おおっ、決闘(デュエル)でござる!」
周囲が湧く。
GM
「店長、先生にもシールドデッキを」
GM
言われ、流れについていけてなかった女店長は一瞬呆けたが、すぐに一つのシュリンクされた紙箱を棚から持ち出し、真田に手渡す。
真田宗司
(この妙な店員は店長だったのか)
GM
「どうぞ、先生。僕からのプレゼントです」
言い、封を開けるよう手で促す。
※時間過ぎちゃったけど、あともうちょいキリのいいとこまで引っ張るよー
真田宗司
「今買ったのか?そういうわけにはいかない、後で払うよ。」
GM
「そうですか?それなら、後ほど遠慮なく」
真田宗司
渡された箱の封を切って開けます
三上 もも
開けたら光るよ!(恐らく)
GM
開ける。
しかしそこから、先ほど見たような光があふれるようなことは無かった。
真田宗司
「ふむ?」ひっくり返して中身どばー
トモキ
鎖のカードは入っていないのか
白良浜 遠矢
をや。
三上 もも
やっぱりさっき光ったのは幻覚だったんだ、と安心する。
真田宗司
全枚出しても何も起きないことを確認し、安堵します
GM
「己の運命を賭すカードを、あんな雑に……」
「決闘者の風上にも置けないでござる」
周囲でひそひそ。
「では先生、適当にデッキを切りましたら、机の脇へ」
「そして」
「このゲームを始める際、ちょっとした儀式が必要なんです」
さぁ、ももちゃんも、と安高は三上の手をとり、三上のデッキの上へと置かせる。
真田にも、それを真似るように伝える。
雨宮レイ
儀式の多いゲームだ
真田宗司
「儀式と言われてもな」
三上 もも
「儀式?」
「なぁに、それ?」小首をかしげる。
GM
「まぁ、これも一つのルールと思って……」
小さく苦笑。
「僕に続いて宣誓をしてください」
真田宗司
カードの山に手をのせる
GM
「『決闘者として、我が命と魂を掛けることを誓う』と」
三上 もも
「これ、本当に言うの?」店長さんにも確認。
GM
「え?」
店長が間抜けな顔と声。
「あ、ああ、うんうん……」
三上 もも
「ううん、ちょっと気になって」
GM
「いかにも。決闘者として決闘に臨む、その覚悟を示す最も重要な儀式だ」
気をとりなおして、腕組みしつつ頷く。
三上 もも
「じゃあ言うね。『決闘者として、我が命と魂を掛けることを誓う』」
三上 もも
命と魂を取るのが仕事なんですがこれは
真田宗司
「とんだ茶番だな…わかったよ。決闘者として…痛っ…」
お忘れかもしれませんが、先生手にけがをしています
白良浜 遠矢
むっちゃお忘れでした>手にけが
GM
「うん、よしよし」
安高は三上の頭を撫でてから、
「どうしました、先生?」
真田の様子に、安高が問いかける。
真田宗司
「いや、見ての通りだ。今手がこうなんだよ。」包帯ぐるぐるを見せます
GM
「ああ、なるほど」
三上 もも
「先生お大事に」
GM
「それでは、手札は机の上に置いてプレイされてもいいですよ」
真田宗司
「そうさせてもらおう」
GM
「怪我がどうしてもお辛いというなら、やめられても良いですが……」
安高は言うが、しかし真田はエゴに流されている。
真田宗司
「20分くらいなら構わないさ、さぁ、次は何をすればいい?」
雨宮レイ
先生は止まらない!
GM
「先生も、宣誓を」
「……ダジャレじゃないですよ」
促す。
真田宗司
「…それは重要なのか?まぁいい、決闘者として、私の命と、えーとなんだ、魂をかけることを誓います」
GM
「グッド」
安高が頷く。
「では、店長」
視線を向けると、女店長は一瞬びくりと肩を震わせる。
安高に返す視線は、『良いのか』と問うてるようにも見えた。
安高はそれに躊躇なく頷きを返すと、店長は大きく手を広げて、宣言。
GM
「宣誓はなった。決闘の神、ウルの名のもとに、この戦いを決闘者による決闘と認める!」
真田宗司
(いつもこんなことしてるんですか?)という視線を店長に向けておこう
GM
「では……決闘(デュエル)!」
叫び、手を振り降ろした刹那。
【♪STOP】
GM
その視線の先で、店長の姿が掻き消えた。
真田宗司
「なっ!」
【♪Corridor】
GM
気付けば、そこはどことも知れぬ遺跡。
あるいは廃墟。
三上 もも
「店長さん!?」
最近のカードゲームはすごいなぁ。プラフスキー粒子でもあるのかしら。
【♪Theater】
GM
そのただ中に、三上と真田はただ二人きり、向かい合って立っていた。
真田宗司
「どうなってる?」
三上 もも
「わかんない…」
真田宗司
「ここは…どこだ?」
GM
二人の間は20mほどの距離。
真田宗司
ももちゃんのほうに行こうとします
GM
両者の傍らには、中空に固定されたように、つい先刻自らが手を置き宣誓したカードの山が浮遊している。
真田宗司
「浮いてる…?」
GM
数歩進んだところで、見えない障壁のようなものに衝突する。
真田宗司
「なんだこれは…!」
GM
瞬間、足元が大きく光を放つ。
それは、ファンタジー映画のCGなどで見るような、いかにも魔法陣めいた光の文様。
『決闘者は、あくまで使役者。その法円から出ることはできぬ』
どこからか声が響く。
『決闘の場へと至りし、決闘者よ。己の誓いに基づき、いずれが倒れるまで存分に闘うがよい』
トモキ
闇のゲーム始まった
真田宗司
Wizなのに…
真田宗司
「一体なんなんだ、大掛かりな設備があるようには見えなかったが」
GM
真田は、魔物能力値のいずれかで判定をせよ
ももちゃんは、死神としての記憶とかはあるんだっけ?
(なんか普通の小学生ぽくふるまってるから、いっそ記憶が無いのかと思った)
三上 もも
ほとんどないです。
真田宗司
もちろんインテリジェンス(魔)
GM
OK,では判定は真田だけだ
真田宗司
2d6<=6
DiceBot : (2D6<=6) → 7[4,3] → 7 → 失敗
うんまぁ
GM
さっきので知性使い果たした
トモキ
絞り尽くしちゃった
雨宮レイ
先生のインテリジェンス…
GM
では、真田はそれが何物かを知ることはできなかった。
ただ、鬼として、その隠れ里を知るものとして、
この異様な有様が、それに類するもの、或いは結界の一つに似たものであることはなんとなく知れただろう。
突如招き入れられた、何処ともしれぬ異空間の中で、二人の決闘者による決闘が始まる―――
といったところで、時間オーバー〆!
真田宗司
お疲れ様でした!
トモキ
 おつかれさまー
三上 もも
お疲れさまでした~!
雨宮レイ
おつかれさまでした!
白良浜 遠矢
おつかれさまでした!

【♪月の光】
真田宗司
デュエル!!
雨宮レイ
先生とももちゃんによる闇のゲーム…!
白良浜 遠矢
デュエルスタンバイ!
GM
トモキが二人いるんだが>ログイン情報
あ、減った
これで皆そろったかな?
真田宗司
二刀流になったのかと。。
トモキ
それ多分人鞘
リロードしただけだよ
雨宮レイ
片方は虚ろな目をしてるのか…
三上 もも
いえーい



月が見ている

【動画シリーズ】

【リプレイ】

序章  第一章 第二章 企画 第三章 後夜祭

【続編】

【使用素材など】

「BEAST BIND~魔獣の絆R.P.G.」は井上純弌・藤波智之/
F.E.A.R.(有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ)の著作物です。