こちらには
『欠落コディペンデント』
ネタバレがあります。

本編見る!
KP
突然奇妙な建造物に閉じ込められた二人。
モニファは呪いに冒され、
赤寧は内臓を奪われ。
ともに脱出のため彷徨っていた。
以前に同じ立場であったらしい探偵達の情報、
彼らが調べていた警官二人。
見つかるのは死体ばかり。
一体ここでは何が起きているのか……
モニファ
探偵の片割れは死んでるか、生きてても碌なことになってなさそうだな

KP
1F Bの部屋では蒼井の遺体を発見、Aで彼らの資料を見つけた。
このフロアにはまだへやがあと三つある。
いや、扉は4つか。
Bの部屋から出た真正面側の扉には[ブリーフィングルーム]とある。
二つの扉両方にその表記があることから言って、同じ、もしくは似たような部屋に繋がっているのだろうか。
といったところでアクションどうぞ。
モニファ
Eが一部屋だと分かったのはつまりそういうことなんだろうな
広いのが気になる
戦闘がありそうで
では順当にCへ
「もうこうなったら虱潰しなんだぞ」
KP
中から物音はしない。
扉に鍵はかかっていない。
モニファ
そっと開けてみよう
KP
扉を開けるとそこは真っ赤な部屋だった。
どう見ても致死量の血の海に沈んでいるのは若い女だ。
右側を下にして倒れた状態で、心臓の位置に刺したナイフを両手でかたく握っている様子が見える。
その顔は絶望と哀しみに満ちていた。
モニファ
緋月か
KP
あなた方はその顔に見覚えがある。
探偵事務所の、片割れ。
緋月伊吹、だ。
赤寧がひっ、と声を上げる。
モニファ
「やっぱり、ダメだったんだぞ……」
瀬戸 赤寧
「そんな、そんなの。
そんなのひどいよ!」
KP
凄惨な光景に《SANチェック成功時減少 1失敗時減少 1d3
モニファ
CCB<=77 《SANチェック》 (1D100<=77) > 75 > 成功
[ モニファ・ナジャ・オサハール・アケナテン ] SAN : 77 → 76
瀬戸 赤寧
CCB<=63 《SANチェック》 (1D100<=63) > 6 > スペシャル
[ 瀬戸 赤寧 ] SAN : 63 → 62

KP
あなたの耳は、砂漠の風のうなりをきく。
肌に突き刺さる痛みを感じる。
モニファ
え、早いな
先払いの呪い
いつもの幻覚?
KP
そう。
あなたは砂漠に這いつくばっていた。
【あなた】の足に痛みが走る。
モニファ
「いで」
KP
足が動かない。もがくうち、拷問者はあなたの前に回り込んで引き起こす。
そして【あなた】の胸に刻印か何かのように傷を刻むと、最後にゆっくりとあなたの胸に突き立てた刃にじりじりと力を加えた。
終わりか。そう思ったあなたの抱いた感情が、恐怖だったか、怒りだったか、喜びだったか。
刃はあなたの皮膚と筋繊維をいくらか傷つけるに留まり、引き抜かれた。
モニファ
まだ、続くのか
KP
あなたの感覚は現実に戻る。
目の前には、あなたと同じ物を見せられ、耐えかねて自ら命を絶つことで責め苦から逃れることを選んだ女がいる。
KP
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1d2
モニファ
CCB<=76 《SANチェック》 (1D100<=76) > 18 > 成功
「いででで……」
胸を押さえて蹲る
瀬戸 赤寧
「モニファ! モニファ、しっかりして、死なないで!」
モニファ
「ま、まだ大丈夫なんだぞ……
いつものやつなんだぞ」
瀬戸 赤寧
「いつもの、って、でも、」
あなたの胸のあたりに手をやり、半泣きでさする。
モニファ
「大丈夫……幻覚の中でちくちくされてるだけ……」
瀬戸 赤寧
「でも……!
うん、うん、泣いてる場合じゃない、うん、この人、まだ何か残してくれてるかも」
モニファ
「うん……」
瀬戸 赤寧
「見つけなきゃ、絶対見つけなきゃ」
モニファ
「吾輩は、まだ大丈夫」
自分に言い聞かせるように、つぶやく
「多分、この緋月さんたちは、離れ離れにされちゃったんだぞ。
吾輩は、アカネが居てくれるから、まだ大丈夫……」
瀬戸 赤寧
「うん、うんうん、そう、一緒にいるから」
その手がぎゅっとあなたの手を握る。
モニファ
「アカネのお腹の中を取り戻すまで、へこたれてる場合じゃないんだぞ」
瀬戸 赤寧
「そうだね、そうだね、モニファ、強いもの」
呟く声は震えていた。
モニファ
「吾輩、そんな強くないぞ」
手を握り返す
「アカネが一緒だから、いっつも遠くまでお出かけできるんだぞ」
瀬戸 赤寧
「うん……っ! そうだよね、ほっといたらモニファ、外に出ないもんね」
KP
緋月の側にはスマートフォンが落ちている。
モニファ
「お外こわい……」
瀬戸 赤寧
「大丈夫だからね、大丈夫、あたしが、ついてるからねっ」
KP
赤寧はあなたの額を撫でた。
暖かさが伝わってくる。
モニファ
その胸に顔を埋めて、アカネの香りを吸い込む
いつもの、嗅ぎ慣れた静かな香水の香り
その向こうに、鼓動を感じる
ただ一つだけ残された、その生命の脈動を聞き
「うん、もう大丈夫なんだぞ」
失われたものを取り戻す、その意識を改めて認識して、体を離す
瀬戸 赤寧
「……よし、調べよう。
きっと何か残してくれてるよ。今までみたいに」
モニファ
「うん」
緋月の遺体に向き直る
KP
緋月の体は短剣を胸に突き刺した状態で倒れている。
大量の出血から生きている望みはない。
彼女の横にはスマートフォンが一つ転がっている。
モニファ
スマホは生きてるかな
KP
綺麗に使われており、カバーの類もついていないのに画面や本体に傷がない。
電源は入るが4ケタの数字のパスコードがかかっている。
瀬戸 赤寧
「パスワードがかかってる……」
KP
ここで何を入力するか、【リアルアイデア】でも良いし、【アイデア】を振っても良い。
モニファ
「4ケタか……」
えーと
瀬戸 赤寧
「人のパスワードなんて分かるわけないじゃない……」
モニファ
「そうでもないぞ」
緋月の免許証を取り出して、誕生日を入れてみよう
とりあえずリアルアイデアで
KP
緋月の誕生日……1003でよろしいですか?
モニファ
そうですな
KP
その番号ではないようだ……
モニファ
「んじゃ、こっち」
今度は蒼井の方を取り出す
瀬戸 赤寧
「そんな単純なわけ、ないでしょ。
誕生日なんてまず『使っちゃダメ』って言われてるヤツじゃない」
KP
0810でよろしいですか?
モニファ
「だからこそ、そんなわけない、っていう安全が担保されるんだぞ」
0810、と画面をタップする
KP
ロックが、外れた。
モニファ
「ビンゴ」
瀬戸 赤寧
「えー……」
モニファ
「この人、結構面倒くさいタイプだったみたいだぞ」
瀬戸 赤寧
「それは何となく分かるけど」
モニファ
「蒼井さんとの仲、一見悪いみたいにツンケンしてたみたいだけど、さっきのメモからすると、実は結構尊敬してたみたいだったし。
何よりバディだったんだぞ」
瀬戸 赤寧
「うん、そんな感じするね」
モニファ
「ちなみに、吾輩のスマホのはアカネの誕生日」
瀬戸 赤寧
「うぅっそ。
やっだ、見放題。
見ないよ!?」
モニファ
「別に、吾輩見られて困るものなにも入ってないぞ」
モニファ
まぁ、ここまで出てきた数字でリアルアイデアって言ったら、そのどっちかだろうな、って
モニファ
「一見仲が悪い相手の、しかもまさか誕生日、だなんて思えないんだぞ」
瀬戸 赤寧
「仲が悪い、って見えてたのかな、この人たち。
どう見ても仲良しだよ……残ってる情報見るだけでも」
KP
神経質な性格なのか、あらゆる履歴がこまめに消されている。
写真フォルダの中にはたった1枚だけ写真があった。
「蒼井探偵事務所」と書かれた看板の前に佇む2人の人物を撮ったものだ。
満面の笑顔の蒼井と、苦笑いの緋月。
モニファ
「かもしれないぞ」
KP
通話記録が残っている。
最後の通話は3日前。相手は蒼井継実。
その日には何度か蒼井からの不在着信も入っている。
通話は録音されているようだ。
モニファ
録音されてるのか
聞いてみよう
KP
再生ボタンが押されると、声が聞こえてくる。
スピーカーで二人で聴いている? それとも一人で?
モニファ
スピーカーで
音量は絞って、二人だけで聞ける程度
KP
焦った男の声が聞こえる……
蒼井 継実
『どこにいやがる! おい、早まるな、考えろイブ、まだ方法は絶対』
KP
その声に応える、弱々しい、こちらは女性の声。
緋月 伊吹
「ごめんなさい」
蒼井 継実
『頼む、……頼むよイブ、やめてくれ、せめて待ってくれ』
緋月 伊吹
「アオキ。
いえ、最後くらいきちんと敬意を示しましょう。
蒼井所長」
蒼井 継実
『っ! 最後ってなんだよ、内臓戻す方法わかったんだろ!
な、教えてくれイブ、俺はなんだってやる』
KP
弱々しい声の女はため息を漏らした。
緋月 伊吹
「手遅れです」
蒼井 継実
『勝手に決めんな!』
KP
弱々しい女の声は、急に優しく哀しい響きになる。
緋月 伊吹
「あなたは素晴らしい相棒でした。
一緒に働けて、光栄でしたよ」
蒼井 継実
『イブ! ダメだ、まだ切るな、このまま……』
KP
「再生が終わりました。」
そんな合成音声が無情にも会話を断ち切った。
モニファ
「……」
瀬戸 赤寧
「……うぅ……
あんまり聴きたくなかった……」
モニファ
予想の通り、彼らは分断されていたようだ
ショッキングな状況を知らせる内容ではあったが、それよりも
「……元に戻せる方法、あるんだぞ」
瀬戸 赤寧
「えっ。
そんなこと言ってた?」
モニファ
「蒼井さんが言ってたぞ」
瀬戸 赤寧
「ほ、ほんと!?」
モニファ
ただし、緋月は『手遅れ』とも
そこは口に出さず
「うん。だから、諦めないで探すんだぞ」
スマホの中に、そういった内容は記録されていないかな
メモアプリとか
写真とか
KP
他には何も遺っていないようだ……

瀬戸 赤寧
「この人が生きていてくれたら……」
緋月の遺体を見下ろす。
モニファ
「せめて、今は楽に……ドゥアトへ行けたことを祈るんだぞ……」
瀬戸 赤寧
遺体に手を合わせる。
モニファ
一応、遺体の方も調べておこう
映画の真似っこだけど、見開かれた瞼を閉じて
KP
下層で見たものに比べて新しい。
腐り落ちている箇所などはない。
また、暴れ回った形跡は見受けられず、出血以外は比較的綺麗な死体に思える。
腹の部分が不自然に凹んでいるように見える。
よく見るなら、ベストのボタンが外され、シャツが切り裂かれているのが分かる。
モニファ
内臓が抜かれた跡?
KP
そう見える。
腹はぱっくりと開かれ、中は空になっているようだ。
モニファ
そこは見ないようにして、ポケットとか調べよう
KP
お、ポケット指定をいただいたので〈目星〉は免除。
モニファ
KP
ポケットから何か飛び出している。
紙きれのようだ。
モニファ
取り出してみよう
KP
広げてみると、楔形文字と直線的な記号が書かれた紙だ。
モニファ
お、読めるかな
KP
判定してみて。
あ、ただし-20の修正で。
モニファ
CCB<=75-20 〈芸術(ヒエログリフ)〉 (1D100<=55) > 82 > 失敗
無理だった
KP
では、祈りの言葉かな、とは思った。
当然手に取っているな。
モニファ
何に対しての祈りだろう
KP
あなたはその紙きれに触れた瞬間、あなたを背後から監視し続けている視線が遠のいたと感じる。
モニファ

護符か
これでノーダメ?
KP
視線は感じ続けている……
これでノーダメになるようなら緋月は死んでいなかっただろう。おそらく。
モニファ
そりゃそうか

モニファ
「これ……
多分、護符なんだぞ」
瀬戸 赤寧
「護符?
……呪いの?」
モニファ
頷き
「これ持ってると、トート? に見られてる感じが弱くなるんだぞ。
気休め程度かもしれないけど……」
倒れた緋月の姿を見下ろし
「ありがたく、使わせてもらうんだぞ」
KP
【緋月の護符】
所持中、呪いのダメージが0/1d2に固定される。
モニファ
これ以上悪化しないってことね
KP
そういうこと。
触れている人限定で効果があります。
モニファ
書き写して複製とかできるかな
KP
筆記用具があって、落ち着いて書ける環境があれば可能かも知れない。
瀬戸 赤寧
「他にないの? 内臓を戻す方法、書いてないの?」
モニファ
他には、何かあるかな
KP
他には何もないようだ……
モニファ
うーん、そうか
「他には……ないみたいだぞ」
この部屋もこれで終わりかな?
KP
メタ的な話をすると、終わりですね。
モニファ
「でも、どこかに方法があるのは間違いないぞ」
保証はなくとも、アカネに力強く告げる
瀬戸 赤寧
「うん、うん、そうだよね、どっかに。
短剣みたいに、隠してあるかも」
モニファ
「アカネ、一度さっきの部屋に戻っていいんだぞ?」
Aの部屋
そこなら筆記用具あったよね
「この護符、アカネの分も作るんだぞ」
KP
その分ダメージが発生しますが、よろしいですか?
モニファ
まぁせっかく軽減バフもらったし
それでなんとか
KP
OK。可能ですよ。
モニファ
では、Aに一度戻って複製しよう
KP
正確に描き写せたか、判定を行います。
1度でも成功できたら複製できたことになります。

幻影ダメージは判定3回ごとに1回となります。
モニファ
判定は何の技能で?
KP
〈ヒエログリフ〉 でどうぞ。
モニファ
CCB<=75 〈芸術(ヒエログリフ)〉 (1D100<=75) > 28 > 成功
OK
では探偵の遺品を借りて
KP
素晴らしい。
では意味は分からずとも紙片に正確に書き写すことができる。
モニファ
一応、それぞれ触れてみて効果は同じか確かめておこう
KP
緋月の護符から手を離すと視線が近寄るが、あなたが書いた方を手に取ると再び視線は遠ざかる。
問題なく機能するようだ。
モニファ
触ったり戻したりしたらトートブチ切れたりしないかな
KP
背後でぐわんぐわんする。
モニファ
トート酔って吐かないかな
KP
トート自身が動いているわけではないと思う……
モニファ
トキの頭だし、あのAAみたいに「オエーーーーー!」って

モニファ
「……できたぞ」
ペンを置いて、効果を確かめてから、新しく作った方をアカネに差し出す
「形を真似っこするだけで、効果があるみたいでよかったぞ」
瀬戸 赤寧
「あ、ありがとう……これを持っていれば呪われても大丈夫なんだ?」
モニファ
「完全に大丈夫ってことは、無いんだぞ……多分」
なんとなく、Cの部屋の方に視線をやって。
「でも、無いよりはきっとマシなんだぞ」
瀬戸 赤寧
「うん……大事に持っておくね。ありがとう」
KP
あなたの肌に熱い風が触れる。
モニファ
「うん……ウェ」
KP
何処とも知れぬ遠い砂漠で、巨大な鳥の頭をした男が、少女を殴りつけた。
モニファ
「いで」
KP
だが、今のあなたにとってそれは、現実と思えるほどの痛みを伴うものではない。
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1d2
モニファ
CCB<=76 《SANチェック》 (1D100<=76) > 99 > 致命的失敗

[ モニファ・ナジャ・オサハール・アケナテン ] SAN : 76 → 74
KP
護符を持った途端すげー痛かった。
この護符、本当に大丈夫なのか!?
モニファ
「いでくなかった……けど、なんか余計怒ってるみたいにフルスイングだった」
瀬戸 赤寧
「急がなきゃならないってのは変わらないんだね」
モニファ
「多分そう……」
ほっぺをさすりながら
瀬戸 赤寧
「うん、急ごう。
ありがとうね、時間使ってくれて」
モニファ
「問題ないんだぞ。一緒に脱出するためなら、吾輩なんだってするぞ」

モニファ
次はDかな
あ、Dに行く前に
確かこの上のフロアの階段出口は塞がれてたんだよね
てことは、このフロアのエレベーター使えるんでないのかな
KP
エレベーターを見てみる?
モニファ
ボタンとか、IDかざすプレートとか無いかな
道すがら見てみる
KP
ボタンがなく、階数表示もない。本来矢印のボタンがあるあたりに、カードリーダーのようなものが取り付けてある。
Bの部屋に向かって何か引きずったような血痕がある。
瀬戸 赤寧
「あっ、なんかついてる……」
モニファ
やはり
「やぱしか」
とはいえ、今はまだカード触れたりしません
「これで、上のフロアにも行けそうだぞ」
手の中でIDカードを弄びつつ
「んでも気付かれたり鉢合わせはごめんだし、今はやめとくぞ」
瀬戸 赤寧
「うん……」
モニファ
Dへ向かおう

KP
扉の向こうから物音はしない。
開けてみる?
モニファ
開けてみよう
KP
机やベッドがある、個人の私室のように見える。
そんな不気味な雰囲気ではなかった。
古代エジプト展のスタッフポロシャツや筆記用具やノートなどが、ベッドの横に寄せて積まれている。
机に違和感がある。
片付いた部屋だが、床に一冊の本が落ちている。
モニファ
違和感
とりあえず本を拾ってみよう
KP
タイトルは読めないが、末尾にアラビア数字で【2】と書かれた古い本だ。整然とした部屋の様子にそぐわない。
アラビア語らしい古い本は解読できそうにない……
モニファ
アラビア語は読み書きできないんだよなぁ
うーん
では、机の方へ向かおう
KP
本は手に取っただけだけで終わる?
モニファ
うん?
どういうことだ
中身も読めなかったんだよね?
KP
ページを捲っていると中盤あたりで白いコピー用紙を折りたたんだものが出てくるだろう。
モニファ
おや
KP
広げてみると、楔形文字と直線的な記号が書かれた紙だ。
あなたはこれに見覚えがある。
たったさっき書き写した物と全く同じだ。
モニファ
護符か
「なんだ、ここにもあったんだぞ」
KP
裏面を見ると
「アオキへ これを折りたたんでポケットにでも突っ込んでください。
完全ではないけれど、たぶん役に立ちます。感謝なさい」と書かれている。
モニファ
「緋月さんも……ここに来たんだぞ」
瀬戸 赤寧
「あちこち調べてたのかな。
あたしたちと同じように」
モニファ
「きっとそうだぞ」
プロの探偵にもできなかったことが、自分たちにできるのだろうか、と思わなくもないが
決定的に違うのは、今二人がこうして一緒にいること
不安はかぶりを振って捨てて、机へ向かう
KP
護符はあなたが持つ?
モニファ
そうだね、ダブった分は
効果倍増で今度こそノーダメでは
KP
ok。
残念ながら効果は重複しないみたいだ。
それができるなら緋月は(略
モニファ
身体中にお札つけてただろうな

KP
机に近づくと違和感の正体に気付くだろう。
机の引き出しに棒状の物が突き刺さっている。
モニファ

どういう状況だ
KP
天板の下に引き出しがついているが、引き出しには鍵がかかっている。
誰かがピッキングツールを差し込んだままにしてあるが、開けられた形跡はない……という状態だ。
モニファ
ああ、そういうことか
KP
〈鍵開け〉か、〈戦闘技能〉で破壊できます。
モニファ
じゃぁ悩む必要はないな
「アカネ、ちょっと耳塞いでて欲しいぞ」
瀬戸 赤寧
「うん!」
耳塞ぐ。
モニファ
では、鍵穴の付いている面を思い切り蹴り込んで、閉じる金具を破壊してしまおう
KP
ダメージどうぞ!
モニファ
2D6+1D4 MA〈キック〉ダメージ (2D6+1D4) > 6[4,2]+1[1] > 7
KP
引き出しは一撃でほとんど外れかけている。
あと少し力を加えれば破壊できそうだ。
あとは判定なしで良い。
モニファ
2d6+2+2D4 MA安全靴〈キック〉2D6+2+2D4) > 11[5,6]+2+5[1,4] > 18
ダメージ計算さっき低かったな
KP
じゃあ机は粉々になったな。
モニファ
引き出しごと丸ごと外れて落ちそう
身を捻って机へと背中を向け、上半身は低く低く、曲げた両手を地面に付くほど
曲げた腕の肘に腹を乗せ、重心を安定させると同時に逆に振り上げた後ろ足で蹴り上げる。
サソリの尾の一撃めいた蹴り技『エスコルピオン』
ダメージデカすぎるようなら、手加減申請する
KP
それをお勧めするかな!!
でなければ【幸運】振っていただくことになる。
モニファ
じゃぁ手加減してた
KP
では鍵の所だけ破壊できた、でokです。
引き出しがメキッと音を立て、そのまま落下する。
モニファ
手加減ダメージで足りなかったら、更にネガチーヴァからベンサオンでもっかい蹴ったということで
「おっと」
落ちる引き出しを、突き出した足の上でキャッチ
KP
机の引き出しには、ガラスパイプとライターが入っていた。
モニファ
それって炙り、ってやつでは
KP
使い込まれた様子で、ライターは燃料がない。
白い粉が入った小さなジッパー付きポリ袋も3つ出てきたが、うち2つはもう空になっており、粉が入っていた形跡だけがわかる。
モニファ
ヤベェ
瀬戸 赤寧
「えっこれ」
モニファ
「これ……」
瀬戸 赤寧
「ドラマで見たことあるやつだ」
モニファ
「炙り、って方法で成分吸引するやつだぞ。
でも、これ結晶じゃなくて粉末……」
瀬戸 赤寧
「そうなの?
確かに粉だけど」
モニファ
「粉々したやつ炙ったら、めっちゃキマっちゃうらしくて危ないんだぞ」
瀬戸 赤寧
「もの凄く危ないお薬、ってことね。
警察の人が調べてたって……」
KP
まあここはあまり突っ込まなくていいところだと思います。
モニファ
それはそう
モニファ
「やぱし、ミイラとか美術品に入れて……」
瀬戸 赤寧
「映画で見たって言ってたヤツ!」
モニファ
「この会社、表も裏も真っ黒なんだぞ」
瀬戸 赤寧
「やだ。なんか怖い。変に現実味あって怖い」
モニファ
「どっちが本業かわからないけど、こんなのに目を付けられたら面倒臭いぞ」
瀬戸 赤寧
「面倒とかそういう次元突破してるよぉ……」
モニファ
一応、証拠として預かっておこう
アカネの着替えとか入ったトートバッグに放り込もう
この部屋はこれだけ?
KP
他には何もないようだ。
モニファ
「色んな意味で早くおさらばしたいぞ……」
Dを後にしよう
KP
すると、あなたの足が砂を踏む。
【あなた】は恐怖に打ち震え、砂漠を這うように逃げようとあがく。だが足は思ったように動かない。
背後で拷問者が嘲笑うようにカタカタと嘴を鳴らす。
逃げられるはずがない。そんな絶望が押し寄せる。
モニファ
「またか……」
KP
肌を紙一重かすった刃が血の筋を作る。
ほんの僅かな傷が、熱砂に触れ激しく痛んだ。
【あなた】は懇願しているようだった。やめて欲しい、何でもするから、と。
言葉での返事はなく、嘲笑が聞こえた。
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1d2
モニファ
CCB<=74 《SANチェック》 (1D100<=74) > 2 > 決定的成功/スペシャル
KP
つよい
モニファ
回復してもいいやつ
KP
回復はしないかな!
モニファ
おかしいな、インセインだったら
KP
これはクトゥルフなのでぇ……
モニファ
怯えて懇願する幻の中の自分の視界、その奥から、トートを睨みつける
自分たちは負けないぞ、という意志を込めて

KP
本日はこれにて終了!
モニファ
お疲れ様でした!
KP
ありがとうございましたー


ひとこと
KP
希望は打ち砕かれ、行く手は閉塞する。
それでも諦めず進む二人。


【置】CoC『俺の恋人が庭からボコボコ生えてくるんだが!?』 佐倉&牧志 1

「おはよう佐倉さん。何これ?」
「俺にもわからん。起きたらこうなってた」

CoC継続限収録シナリオ『探索者対抗!!二人三脚障害物レース』 牧志&佐倉

「こいつらが何なのかは全然分からないんだけどさ。何をさせたいのかだけは、分かる気がするんだ……」
「やだ。分かりたくない」

CoC『VOID』8 3日目(秘匿オープン版)

救助に邪魔なので一旦四肢を折りたたみましょう(ばきばき)



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」