こちらには
『欠落コディペンデント』
ネタバレがあります。

本編見る!
KP
謎の建造物に囚われた二人。
モニファは呪いをかけられ、瀬戸は内臓を奪われ。

ここで見つけたのは死体の山、警官二人の影、以前にここを訪れて彼女らと同じ立場になった探偵達の痕跡と屍。
緋月が残した護符を得て、呪いを抑える術を得たモニファ。
この建造物はミスル・カンパニーという会社のものであるらしい。
白い粉も出てきてにわかに変な現実味が増してくるのだった……
本日は1F探索!

モニファ
えーと、Dまで行ったか
KP
残るはEのみですね。
モニファ
広いからラストバトルの場とかじゃないかなって警戒してるんだけど
まずは、鍵の有無と〈聞き耳〉
KP
〈聞き耳〉を立てる。
扉の向こうから音は聞こえない。
ドアノブは抵抗なく回る。鍵はかかっていないようだ。
モニファ
ノブをゆっくり静かに回して覗き込んだり……って
これこそが〈聞き耳〉
じゃぁ入ってしまおう
KP
〈聞き耳〉は音だけじゃなくて、気配を感じるとかそのへんの五感使った調査ほぼ全てだからねー

KP
だだっ広い部屋に長い机やパイプ椅子が整頓されて並んでいる。
ホワイトボードを背にした演壇のようなものがあり、プロジェクターが準備されている。やはりこの部屋にも窓はない。
モニファ
何か書類とかパンフとかレジュメとか
ないかな
KP
演壇、ホワイトボード、プロジェクターあたりには何かがあるかも知れない。
モニファ
ではそちらを漁ってみよう
とりあえずすぐに目につくであろうホワイトボードからかな
KP
ホワイトボードは綺麗に消されており、文字は残されていない。
背面に回ってみても特にラクガキなどはない。
粉受には水性マーカーとホワイトボード用イレーザーが置かれている。
〈目星〉をどうぞ。
モニファ
CCB<=85〈目星〉1D100<=85) > 74 > 成功
KP
マーカーやイレーサーを動かしてみると、後ろにUSBメモリが置き忘れられているのに気付いた。
モニファ
なんか脱出ゲームみたいだ
瀬戸 赤寧
アカネ別の場所調べてようか?
モニファ
じゃぁ、演壇をお願い
瀬戸 赤寧
「……あ、なんか怪しい本がある」
モニファ
「怪しい? アパホテルの社長のやつ?」
瀬戸 赤寧
「そうかも! 『聖典』って書いてあるし!」
モニファ
「聖典……」
USBを持ってそちらに合流しよう
モニファ
どこの聖典?
序文

この本はあまねく神話の神々との契りを集約し、より正しく後世に伝えてゆくためのものである。
我々“トート新教”のいしずえとなり、未来を照らす光とならんことを。
KP
本の内容は長く装飾に満ちた文章ばかりで、他章の引用も多くぱっと見内容が分かりづらい。
内容を把握するには……
〈図書館〉をどうぞ。
モニファ
CCB<=85〈図書館〉1D100<=85) > 13 > スペシャル

「トート新教なんて聞いたことないぞ……」
瀬戸 赤寧
「新興宗教とかなのかな」
KP
ざっくりと読んだ感じはほとんど既存のエジプト神話に近い様子だが、聞いたことのない記述がいくつか見られる。
モニファ
「多分そうなんだぞ。輸入企業と麻薬密輸と新興宗教ってヤバいもの全部混ぜ合わせてるぞ」
どんな記述だろ
KP
・トート神は死者の導き手となられる神であり、その儀式には常に穢れた臓物が必要である。毒で侵した不浄の臓物を櫃に詰め、最後に新鮮な心臓を捧げるのがならわしだ。
・黄泉の楽園はいつか滅びる。すみやかに転生すべきだが、その順序は若くして亡くなったものからと定められている。定めを超えられるのは、トート神への嘆願が届いた者のみだ。
・トキの頭をかたどった魔術的な短剣により、死者を導いて冥界に連れて行こうとするトート神を退けた悪い若者の話が載っている。死者は若者とともに現世に帰り、退けたトート神はその後何百年もの間地上に現れなかったが、毒漬けの臓物を用意した高等神官の手によって再び呼び出されたという。
モニファ
「なんだこれ、こんなの聞いたことないぞ」
瀬戸 赤寧
「うう、字が細かいなぁ」
CCB<=75〈図書館〉1D100<=75) > 4 > 決定的成功/スペシャル
モニファ
かいつまんで説明しようとしたけど要らなかったな
瀬戸 赤寧
「トキの頭をかたどった魔術的な短剣、って、モニファが持ってるそれ?」
モニファ
「なんかそんな気がするぞ。呪いだかなんだか知らないけど、それだけに本物って感じするぞ」
瀬戸 赤寧
「……あそっか、トートを倒せる武器なんでしょ?
幻でひどいことするのもトートだよね。
手放せーって脅してる?」
モニファ
「うーん……
その若者が前に戦った時の記憶なのかも?」
瀬戸 赤寧
「おー! じゃあ最後には逆転勝利が待ってるかも!」
モニファ
「違うかな……なんか、戦意なんて無いような感じだし」
瀬戸 赤寧
「うーん。できるといいな、逆転……」
モニファ
「それよりも、ドゥアトが滅びるって、全エジプト人が激怒するぞ」
瀬戸 赤寧
「そんなまずい記述なんだ」
モニファ
「仏教で言ったら極楽浄土、キリスト教で言ったら天国が滅びるって話なんだぞ」
瀬戸 赤寧
「死んだ人の行き場なくなっちゃう?」
モニファ
「北欧神話やギリシャ神話ならそういうのもあったりするけど、少なくともエジプトの神話でそんなの聞いたことないぞ」
瀬戸 赤寧
「そうなんだ……」
モニファ
そうだ、プロジェクターを調べてみよう
USBのスロットはある?
KP
鋭い。
電源は入りそうだ。側面にUSBポートがある。
モニファ
電源入れて
一応、ボリューム最小まで絞って、再生してみよう
「こんなの見つけたぞ」
差し込み
KP
USBメモリを差し込むと、自動再生で動画が流れ始める。
白い壁を背に、しなやかな動きが目を惹く初老の男がフレームインしてくる。
男はうやうやしく一礼し、話し始める。
埃島 及
「新入社員のみなさん、こんにちは。初めまして、埃島及(ちりしま いたる)と申します。このミスル・カンパニーの栄誉ある日本支社長を務めさせていただいております。
社員の皆さんには、これからいう三つのことを守っていただきます」
KP
埃島は穏やかな調子で、次の三つについて発言する。

・外部の人間に業務内容を一言も漏らしてはいけない。古代エジプト展に関わるスタッフは特に気を付けること。
・この会社はエジプト系の貿易会社として認知されているが、実態はミイラや副葬品などの運送業に近い。新入社員は先輩社員の指示を仰ぎ、丁寧で冷静な運転技能を身に着けること。
・この建物を出るための通路は最上階にあるが、会社の機密を守るために外出は許可制。勝手に外に出ないこと。
モニファ
「新入社員の説明会?」
埃島 及
「この動画を観終えたら、ブリーフィングルームのスタッフの指示に従ってください。我々は、あなたがたを歓迎します」
KP
動画が終わった……暗い画面が続く。
瀬戸 赤寧
「あれ、終わり?」
モニファ
「いや……。新人以外のスタッフへの案内がまだ続くんじゃないかと思うんだぞ……」
KP
しばらくするともう一本の動画が再生される。
先ほどと同じく白い壁を背に立つ、埃島及が映っているようだ。
埃島 及
「この動画は諸先輩方に向けたレクチャーです。新人研修では流さないでください」
KP
にこやかな埃島は、数秒待って再び口を開く。
埃島 及
「おやおや、手間取っているのですか?
停止ボタンはプロジェクターの本体天面にもありますよ。
もう少し待ちましょう。事故があると困りますからね。
…………」
KP
そこからしばらく画面に動きはなく、5分程度。
埃島はぱちぱちと手を叩く。
モニファ
「多分……
『業務』の解説なんじゃ」
埃島 及
「ここまで見ているのは、私の育てた優秀な社員たちだけでしょう。
おめでとうございます、あなたがたはついに後輩を得ることができましたよ。
レクチャー動画を用意いたしましたのでご活用ください。そして。
新入りを決して、部屋から出してはなりません」
KP
穏やかな笑顔を崩さないまま、埃島は続ける。
埃島 及
「再生が始まったらブリーフィングルームの内側から鍵をしなさい。
あとはわかりますね。
摂取は経口や経皮ではなくガラスパイプで行ってください、よく回りますから。
今月の分は少し多めに支給しました。
必ず新入りに先に使ってください。
そのあとはご自由に。私からの臨時ボーナスですよ。
引火性が高いですので火気には充分お気をつけください。
建物を吹っ飛ばされては困りますからね。
では、頼みました」
KP
にっこり微笑んだ顔のまま、数秒。
そして再生は終わった。
モニファ
動画の内容はこれでおしまい?
KP
他には入っていないようだ。

瀬戸 赤寧
「え、やだ何これ」
モニファ
「こんな説明して、『諸先輩』が大人しく従うとか、この会社やべーってもんじゃないぞ」
瀬戸 赤寧
「え、え、そんなヤクザかシンジケートかマフィアかわかんないようなとこなんだ」
モニファ
「多分、恐怖とか薬の依存性とか……そう言うので無理やりコントロールしてたんじゃないかと思うぞ……」
瀬戸 赤寧
「え、ここそんな危ない人たちがいっぱいいるんだ」
モニファ
「今更だぞ。多分、吾輩たちがこれまで見てきたようなことを、企業全体でやらかしてたってことなんじゃ」
でもこれまで他のスタッフ見てないのは、
瀬戸 赤寧
「人がいないと思ってちょっと安心してたのに……」
モニファ
最上階にみんな詰めてるのかな
KP
あなたが少し不安を抱いた、その隙間をぬうように、砂嵐が吹き付ける。
巨大な鳥の頭をした男が無表情のままにあなたの脚にナイフを突き立てる。
屈服せよ、というように。
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1d2
モニファ
CCB<=74 《SANチェック》 (1D100<=74) > 60 > 成功
モニファ
そのナイフと、件のナイフは違う?
KP
違う物のように見える。
少なくとも動物の形を象ってはいない。
モニファ
幻影の中の自分は持ってないのかな
KP
持っていないように思う。
モニファ
よくわからんなー
KP
あなたの意識は現実に戻った。
ナイフを突き立てられた場所に痛みなどはない。
モニファ
「いでで」
痛みはないけど、少なくとも幻影の中で味わった苦痛に、思わずその場でケンケンしてしまう
瀬戸 赤寧
「い、痛いの飛んでけっ!」
KP
瀬戸は咄嗟に反応した。
瀬戸 赤寧
「幻ならこういうので何とかならないかなぁ!
つまり、本当じゃないのに頭が信じちゃうって事でしょ?
痛くない! って何回も言ってたら痛くなくなるとか!」
モニファ
「だ、大丈夫、もう痛くないぞ……
護符のおかげか、痛いのは幻影の中だけで済んでるんだぞ」
瀬戸 赤寧
「うううぅぅぅ、何とかできればいいのに!
護符だけじゃなくて、何とかできればいいのに!」
モニファ
「大丈夫なんだぞ。吾輩のは幻だけだから。
それよりも、早くアカネのお腹の中身を取り戻すんだぞ」
毒漬けにされたら、それこそ手遅れだろう
瀬戸 赤寧
「そうだった……」

モニファ
Eの部屋を後にして、エレベーターに向かおう
KP
エレベーターにはカードリーダーが設置されている。
モニファ
カードをかざそうとしてから
「カメラは止めといたけど、多分エレベーター使ったらバレるんだぞ」
瀬戸 赤寧
「それも、そうだよね……
でも、ここ使うしかなかったよね……」
モニファ
「階段は塞がれてるんだぞ。
誰か出てくるかも知れないから、アカネはちょっと離れてるんだぞ」
瀬戸 赤寧
「うん……」
KP
エレベーターが降りてきた。
モニファ
上階にあったのか
一応、エレベーターから少し離れたところで、壁に身を隠すようにして、誰か出てこないか備える
KP
ドアが開く。
中には誰もいないが……
ドアが開いた瞬間、酷く生臭いにおいが漂ってきた。
ボタンにも床にもべっとりと血糊がこびりつき、凄惨な有様だ。
モニファ
「ウェ」
瀬戸 赤寧
「そ、そうか、地下の血の跡とか」
モニファ
まぁ、それはそうか
下階やこのフロアの引き摺られた跡を見てそう思
一応ボタンを確認
KP
ボタンはB、1、2、3の4種類に開閉を足して6個と、開閉ボタンの下にある非常灯と書かれたボタンの計7つだ。
通常であればついているはずの、外部に連絡する手段はなさそうだ。
【アイデア】
モニファ
何階の表示があるかな
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 53 > 成功
瀬戸 赤寧
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 95 > 失敗
「うわー、乗るのやだなぁ」
モニファ
ていうか、最上階にしか出口がない、って聞いてたからほぼ全部地下なのおかと思ったけど
本当に地上3階なのか
どういう構造なんだ
KP
ピラミッドみたいに長い階段があるのかもしれん。
もしくは別のビルへの渡り廊下だけが出口か。
そっちの方が現実的だろうな。
KP
空気がこもっており、ドアのゴムパッキンが必要以上にしっかりしている。
通常のエレベーターに比べ、かなり気密性が高いように思われる。
モニファ
絶対ガスとか出るやつ
うーん
開いているエレベーターのドアの前に考え込む
KP
エレベーターのドアはまたゆっくりと閉じる。
モニファ
とりあえずドアの挟み込み防止のスイッチ押して、開いたままにして
「一緒に乗るのはまずそうなんだぞ」
モニファ
あれ、そういえば
緋月のスマホは生きてたよね
電波は?
KP
電波は入らないようだ。
モニファ
うーん?
じゃぁいつどこで通話したんだ>蒼井&緋月
モニファ
「吾輩が先に乗るぞ」
KP
一人で上へ?
モニファ
ガスで一網打尽にされそうだし
瀬戸 赤寧
「あたし、ここで待っていればいい?
確かにここ、誰もいないけど……なんか怖いから早く戻ってきてね」
モニファ
「んむ……そうだな、20分して吾輩が戻らなかったら、独自に行動してほしいぞ」
瀬戸 赤寧
上に行きたくてもカードキー一枚しかないし。
瀬戸 赤寧
「うーん、でも階段塞がってるから、
モニファの方で何かして階段開けるとかしてくれないと、身動きとれないかな……」
モニファ
「うーん」
エレベーターの天井を見てみよう
メンテハッチとかはあるかな
KP
メンテハッチはある。
モニファ
あるか
じゃぁ最悪そこを破壊して出られるか
一応、壁とかコンコンして、一般的な素材か調べておこう
KP
さっき見たとおり、気密性の高い造りだな、とは思うが、特段異常に丈夫な素材で作られているわけではない。
ただ、メンテハッチまでは背が届かない。
扉を無理矢理開ける程度なら恐らくできるだろう。
モニファ
それなら、まぁ
「カードかー。
仕方ないぞ、覚悟決めて二人で乗るぞ」
瀬戸 赤寧
「うん……気をつけよう。
何に気をつけたらいいのか分かんないけど」
非常灯ヨシ……
一応確認した。
モニファ
「何か気体が噴き出してきたら、即息を止めて天井蹴破るんだぞ」
瀬戸 赤寧
「天井! ジャンプ? あ、肩車で何とかなるかなぁ?」
モニファ
「いざとなったら、映画とかである、アレやるんだぞ。
組んだ手を足場にして、えいやって奴」
真似っこして、えいやって
瀬戸 赤寧
「こ、こう?」
バレーボールのレシーブの格好をする。
モニファ
「それだぞ」
瀬戸 赤寧
「体育でやった!」
モニファ
「メンテナンスハッチはあるみたいだから―――」
言いながら、中に乗り込もう
瀬戸 赤寧
「何もありませんよーに……」
言いながら続く。
KP
エレベーターは上昇する。
チン、と微かな音がして、エレベーターは2Fに止まった。
扉はスムーズに開く。
向こう側には、今まで同じようなフロアが見える。
エレベーターと同じ面とその周囲に扉がいくつか。
そして人の気配はない。
モニファ
扉のヘリに姿を隠して、外を窺う
KP
廊下に人の気配はない……
モニファ
廊下なのか
KP
今までと同様、ぐるりと扉がついた空間があるようだ……
モニファ
今度はCとDか
うーん
「Bからかな」
とその前に
階段の前の四角はなんだ
これが塞いでるってことか
KP
ああ、そこを見る?
どんな感じで?
モニファ
どんな感じ?
KP
今いるのはどこかなと。
モニファ
ああ
モニファ
エレベーターからはとりあえず降りよう
KP
〈目星〉
モニファ
あ、一応カードキーをかざすプレートはこのフロアにもあるかな?
KP
その確認と階段前の確認、どちらを先に行う?
どちらの場合も〈目星〉
モニファ
うん?
んー
プレートの確認にそんな手間かかるのか
それなら、とりあえず出てすぐわかるだろうし、プレートからかな
CCB<=85〈目星〉1D100<=85) > 69 > 成功
KP
ではあなたがエレベーターを降りて振り向き、プレートを見ようとした瞬間。
周囲が真っ暗になった。
エレベーターのプレートには、1Fと同様のカードリーダーがあった、と、あなたは消える瞬間に視認することができた。
だが、それよりも。
瀬戸 赤寧
「きゃあああああ!」
KP
エレベーターがあった場所から悲鳴が響く。
モニファ
なんだ
「アカネ!?」
緋月のマグライト使えるかな
KP
悲鳴は機械が軋む音と一緒に落ちていった。
モニファ
落ちてった?
KP
エレベーターが今まであった空間には何もない。踏み出せばそこは、虚空だ。
ドアは半開きのまま止まっており、ゴンドラはそこにない。
モニファ
衝突音とかは
KP
ない。
軋む音は下の方で止まった。
モニファ
ではライトでシャフトの中を覗き込もう
KP
懐中電灯はアカネが持ってる。
ほか、緋月のスマホを所持していれば照らすことは可能だが……確認を入れていなかったので、持っていたことにしていい。
モニファ
じゃぁスマホのライトで
KP
ぼんやりとエレベーターのケーブルと天井が見える。
モニファ
「アカネー!」
瀬戸 赤寧
「モニファ! モニファー!
大丈夫ー!?」
モニファ
「吾輩は問題ないぞ! アカネはどこか痛めてないか!?」
瀬戸 赤寧
「へーきー! だけど」
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 53 > 成功
「やばいかも。空気」
モニファ
何メートルくらい下?
KP
そうねー、3メートル程度かな?
声も微かにしか聞こえない。
モニファ
ベルトを外して、それでワイヤー伝って降りられないかな
そのまま飛び降りると危ないし
KP
降りて、その後は?
モニファ
ハッチを開けて救出かな?
KP
不可能ではなさそうだが、エレベーター内から赤寧が登るのは無理かも知れない。
モニファ
それこそベルト垂らして。引き上げられないかな
KP
ハッチを開けるのは可能だろう。そこからどう戻るかという問題もあるが。
モニファ
【STR】17ある
3m下ということは、ちょうど下の階あたりか
KP
それはもう赤寧の体力と腕力次第になってしまうが……
モニファ
そこからこじ開けるか
うーん
KP
悩むようなら【アイデア】を振っても良い。
モニファ
CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 87 > 失敗
瀬戸 赤寧
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 29 > 成功
「これ停電だよね!」
モニファ
「単純な停電じゃないと思うぞ」
だってエレベーターまで落っこちてるもんな
瀬戸 赤寧
「地下の配電盤でなんかできない!?」
モニファ
え、それでなんとかなるのかw
本当にただの停電?
ただの停電だったら、エレベーターまで落っこちないと思ってたんだが
まぁそれ言ったら、今こっちを襲ってこないのもおかしな話か
ていうか
〈機械修理〉か何かでそれが本当にできそうかわかるかな
シナリオとして【アイデア】でそう言ってるんだから、できるんだろうなw
わかった
モニファ
「それだ!
アカネ、少し待ってるんだぞ!」
瀬戸 赤寧
「お願いねー!」
モニファ
「空気が勿体無いから、落ち着いて、静かにしてるんだぞ」
エレベーターの中の空気はどのくらい持ちそうか、わかるかな
KP
【知識】かなー
モニファ
CCB<=95 【知識】 (1D100<=95) > 38 > 成功
KP
大体あのサイズのエレベーターであれば、十数分で何らかの障害が出てくるだろう。
モニファ
一人しか入ってないのに!?
うーむ
急ごう
KP
一応計算したらそんな感じだったんだよ。
モニファ
そうなのか
KP
女性だからもう少し持つかも知れないけど。
死ぬまで、だともう少し長い。
モニファ
DL6号事件だ
モニファ
じゃぁ、すぐに取り掛かろう
階段を塞いでいるのは?
KP
真っ暗でよく見えないが、明かりで照らすなら箱や家具などが適当に積み上げられてバリケード状になっていると分かる。
モニファ
退けられるかな
てかなんでこんなこと(バリケード)になってるんだ
人いないし、何かベーオハザード的なことが起きてるんじゃ

KP
1ターン目
〈聞き耳〉または〈目星〉-25で判定。
モニファ
どっちも−25?
KP
〈聞き耳〉はそのまま。
モニファ
CCB<=85〈聞き耳〉1D100<=85) > 50 > 成功
KP
あなたは扉の位置と、何を動かせば扉を開けることができるかを確認した。
瀬戸 赤寧
CCB<=(13×10) 【CON】倍数 (1D100<=130) > 43 > 成功

KP
2ターン目
モニファ
どける、って言ったらすぐOKなのかな
KP
【STR】×5または【DEX】×5で判定
モニファ
CCB<=(17×5) 【STR】倍数 (1D100<=85) > 6 > スペシャル
KP
扉の前に積み上げられていた雑多な物を手探りでよけることになる。
半分ほど排除できた……
モニファ
小柄なモニファなら通れないかな
KP
扉が重さで塞がれているので無理だ。
瀬戸 赤寧
CCB<=(13×10) 【CON】倍数 (1D100<=130) > 82 > 成功

KP
3ターン目。
判定は先ほどと同じ。
モニファ
CCB<=(17×5) 【STR】倍数 (1D100<=85) > 3 > 決定的成功/スペシャル
KP
では、素早く家具をよけきった。
扉が開放される!
モニファ
椅子の足を掴んだ腕に、編んだ荒縄のような筋肉が浮かび上がる
抜き取ったその勢いで背後に椅子を投げ捨てて、ドアノブに取り付いて引きあける
KP
向こう側の階段は真っ暗だ。
非常灯とは何だったのか。
だが、あなたが足を踏み入れた瞬間、2F部分の非常灯がチカチカと点滅した。
視界は悪いが素早く降りて行くことができる。
あなたは一気に一階まで到達した。
ここまで来ると再び真っ暗になってしまう。
ということで2T分の行動を行えたとする。
モニファ
では階段を一気に飛び降りながら、1階へと到達する
瀬戸 赤寧
CCB<=(13×10) 【CON】倍数 (1D100<=130) > 72 > 成功

KP
4ターン目
ではあなたは更に地下へと向かう……
判定はなし。
瀬戸 赤寧
CCB<=(13×10) 【CON】倍数 (1D100<=130) > 37 > 成功
モニファ
アカネのは気絶判定か

KP
5ターン目
モニファ
では、配電室に
KP
地下に出た。
配電室に移動し、目的の配電盤までたどり着く……
瀬戸 赤寧
CCB<=(13×10) 【CON】倍数 (1D100<=130) > 82 > 成功

KP
6ターン目
配電盤の起動を行います。
〈電気修理〉〈機械修理〉【INT】×3のいずれかで行えます。
またあなたはマニュアルを確認しているので、30%の補正がつきます。
モニファ
はーい
CCB<=80+30〈機械修理〉1D100<=110) > 80 > 成功
ピッタリ成功
口にスマホを加えた状態で、両手で外れたプラグを繋ぐ
KP
あなたの操作が、沈黙した機械を蘇らせる。
電気が通り、周囲の明かりが息を吹き返す。
電源が復旧すると同時、怪音が鳴り響いた。
モニファ
怪音
KP
すぐ横、エレベーターからだ。
モニファ
どんな音?
KP
キイィィィィィィ ィィィィ
無理に金属をこすり合わせるような音がしばらく響き、やんだ。
モニファ
更に落っこったか
ていうかエレベータどこで止まってるんだろな
KP
部屋を出る?
モニファ
出る
KP
エレベーターが開いており、中には必死の形相でボタンを連打している赤寧がいた。
モニファ
地下まで来ちゃった
モニファ
「アカネ!」
瀬戸 赤寧
「あ、あああああモニファ!
し、死ぬかと、おもったぁぁぁぁ!」
モニファ
すぐに腕掴んで引き摺り出す
KP
赤寧はよろよろしながらエレベーターを降りてくる。
モニファ
ではそのまま勢い余って二人でゴロゴロ
瀬戸 赤寧
「うわぁぁぁ、良かった、良かったモニファ無事で!
ありがとう、ありがとうすっごく怖かった!」
モニファ
「こ、こっちのセリフだぞ……」
アカネに覆い被さった状態で身を起こす
KP
額をひたすらにナデナデされた。
モニファ
「うう、アカネー」
ナデナデされながら、涙をこぼす
瀬戸 赤寧
「い、いつ毒ガスとかくるかと思ってっ。
落ちるかと思ってっ。
モニファがひとりで襲われるかもって!」
KP
言葉は泣き声に埋もれてしまった。
モニファ
「アカネが死んじゃったらどうしようかって……
吾輩、一人じゃ何もできないんだぞ……
でも、アカネが死んじゃったらって思って、必死だったんだぞ」
瀬戸 赤寧
「生きててよかったぁぁぁぁ!」
KP
二人の泣き声が、誰もいない冷たい廊下に響いた。
モニファ
アカネに馬乗りになったまま、わんわん泣いてる
「もう吾輩を一人にしないでほしいぞ……」
モニファ
一人にされてたのはアカネ
瀬戸 赤寧
「ずっと一緒にいるからぁっ! 手を離さないから!」
KP
赤寧はモニファを強く抱きしめた。
モニファ
恐怖と焦燥に、締め付けられていた肺と、引き攣る喉で暗闇の階段を駆け降りていた緊張から解放され、涙と嗚咽だけが漏れる
必死にアカネにしがみついて、しばらく泣いていた

KP
本日ここまで!
お疲れ様でした!
モニファ
お疲れ様でした!
KP
エレベーターはびっくりするほどのボロエレベーターだったのだ、きっと。
モニファ
というか、こういう人様に見せられない施設のビルメンて、本当にこういう問題あると思うんだよ
アンブレラとかみたいに巨大だったら、自社内にメンテチームあるだろうけど
KP
だろうなー。うん。
では続きはまた次回!
モニファ
はーい、ありがとうございました


ひとこと
KP
罠を警戒するモニファ。
こういう時、後で不都合出そうだとかどの程度提示するか迷うんですよね!


CoC『ペルソナ 勝利の塔』1-12

(ええこの人たちなんで理事長にくってかかってるんすか!?)

CoC『わすれんぼうのおうさま』栗原・黒枝・羽生・伊豆見 2

ここまでこれだけお祭り騒ぎだったのに、突然のガチホラー。

CoC『ブルー・スターズ・セパレート』牧志&子供佐倉 2

なんだか見覚えのあるような倒れ方だ。三連ファンブルかもしれない。



本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」