
『帯切橋』
のネタバレがあります。
クトゥルフ神話TRPG 目次
帯切橋
KP
ノッシノッシ
真鶴 歩
スシだ! 酒だーーーーッ!(こんばんは)
KP
こんばんはー
滑川 倭文
いてあるー
KP
お
おそろいでございますー。
お時間遅くなり申し訳ありませんでした。
始めさせていただきますー
おそろいでございますー。
お時間遅くなり申し訳ありませんでした。
始めさせていただきますー
滑川 倭文
よろしこー
真鶴 歩
よろしくお願いします!
KP
おばあちゃんちに来た三人。
お婆ちゃんは早々に寝てしまったが、あなた方を寿司が待っている!
お婆ちゃんは早々に寝てしまったが、あなた方を寿司が待っている!
滑川 倭文

「いぇーい、大トローー!」
いきなり大トロから行く
いきなり大トロから行く
鉢谷 克

「イカ……」
ソッとイカをゲット!
ソッとイカをゲット!
真鶴 歩

「あっ大トロ取った! いーよ、あなきゅうは俺が頂いたもん。
んー、んま!」
んー、んま!」
鉢谷 克

「おいしい……」
滑川 倭文

「ウニ!
イクラ!
甘エビ!」
イクラ!
甘エビ!」
真鶴 歩

「イワシ!」
KP
このあたりは美味い魚があがる。
どれを食べても身はプリプリで甘い。
どれを食べても身はプリプリで甘い。
鉢谷 克

「卵二個目もらっていい……?」
真鶴 歩

「何遠慮してんだよ。食わなきゃなくなっちゃうよ」
鉢谷 克

「え、遠慮じゃなくて」
滑川 倭文

「あ、半分こにしようぜぃ。
あたいも甘いの好きだからさー」
あたいも甘いの好きだからさー」
KP
卵は半分こされた!
寿司はしっかり三人前あるので、戦わなければ順当に全種食べられるだろう。
一人前ずつなので、ちょっと物足りないなぁという方々にはツマミも色々ある。
寿司はしっかり三人前あるので、戦わなければ順当に全種食べられるだろう。
一人前ずつなので、ちょっと物足りないなぁという方々にはツマミも色々ある。
滑川 倭文

「酒開けようぜぃ」
KP
おばあちゃんも結構いける口なのか、酒も色々ある。
鉢谷 克

「ん、カティシャーク……?」
真鶴 歩

「何それ?」
滑川 倭文

日本酒をポンと
鉢谷 克

「あっ、僕も飲みたい!」
日本酒に勢いよく挙手!
日本酒に勢いよく挙手!
滑川 倭文

じゃぁそのままグラスに注ごう
真鶴 歩

「ここに帰ってくるとさぁ、分かるよな。日本酒に魚が合うってことの意味」
力強く挙手だ!
力強く挙手だ!
滑川 倭文

「だよなー。やっぱ酒の肴つったら、ほんとのサカナが一番だぜぃ」
KP
きりっとした日本酒に魚がぴったりとくる。それを山葵がぴりりと締める。
美味を味わううち、昔話に華が咲いたり、最近の出来事を話し合ったり、賑やかな時が過ぎるだろう。
美味を味わううち、昔話に華が咲いたり、最近の出来事を話し合ったり、賑やかな時が過ぎるだろう。
滑川 倭文

「行きがけに市場寄って、刺身を買ってくるべきだったぜぃ」
鉢谷 克

「帰りにまた寄ろうよ」
滑川 倭文

「んだなー」
真鶴 歩

「魚が甘いからさー、酒の香りが合うんだよな。あー、寄ろう寄ろう」
滑川 倭文

「じゃ、酒残しとかんとなー」
真鶴 歩

「酒もまた買えばいいじゃない」
鉢谷 克

「一週間いるんでしょ?」
滑川 倭文

「それもそーか。
んじゃ、どんどんやろうぜぃ」
んじゃ、どんどんやろうぜぃ」
真鶴 歩

「市場にだって合う酒売ってるしねぇ」
KP
そうして大いに飲んで食べて、夜は更ける。
KP
そんな宴も落ち着いてきた21時ごろ……
真鶴 歩

「はぁー、美味ぇ。何もかもが美味ぇ」
滑川 倭文

「おい、すぐる飲めよー」
真鶴 歩

「イワシだかトロだかわかんないよ、全部美味ぇもん」
KP
ドアが叩かれた。
滑川 倭文

「あれ」
真鶴 歩

「あれってどしたの?」
滑川 倭文

「誰か来たんか?」
立ち上がって、廊下に出る
立ち上がって、廊下に出る
鉢谷 克

「お客さん? こんな時間に?」
滑川 倭文

「9時か。宅配かな。
はいはーい」
はいはーい」
真鶴 歩

「あれほんとだ。インターホンねぇんだっけ? ここ」
ばーちゃんちにインターホンあるかしら
ばーちゃんちにインターホンあるかしら
KP
インターホンはないなぁ。
滑川 倭文

「無ぇよー。ばーちゃんちだもん」
真鶴 歩

「無ぇかー。そりゃドア叩いてもしょうがないな」
滑川 倭文

とりあえず、三和土のとこで
KP
曇りガラス戸の向こうに、人の姿がある。
滑川 倭文

「どちらさんー?」
KP
どうやら女性だ。
「すみません……すみません……」
消え入りそうな細い声だ。
女性は扉を叩き続けている。
「すみません……すみません……」
消え入りそうな細い声だ。
女性は扉を叩き続けている。
滑川 倭文

「どうしたんー?
宅配?」
宅配?」
KP
「今日が大潮だってことを忘れていて……
家から閉め出されてしまったんです、開けてください」
家から閉め出されてしまったんです、開けてください」
滑川 倭文

「あー」
鉢谷 克

「大潮?」
滑川 倭文

「ばーちゃん言ってたぜぃ」
真鶴 歩

「あー。そういやばぁちゃん、開けんなっつってたもんなー」
KP
「お願いします、開けてください……」
滑川 倭文

「うーん。
なんかさー、開けたらあかんねんてー」
なんかさー、開けたらあかんねんてー」
KP
「承知の上です、そこをなんとか……」
滑川 倭文

「んー」
KP
開ける? 開けない?
滑川 倭文

「えとさー。
何で開けたらダメなんだぜぃ? 実のところ」
その人は地元の人らしいので
何で開けたらダメなんだぜぃ? 実のところ」
その人は地元の人らしいので
真鶴 歩

「確かに、自分ち開ければいーもんな」
KP
なるほど。では……
真鶴へ
KP
あなたは突然、扉を開けなければならないと強く思った。
KP
「どうか、どうか……」
滑川 倭文

「自分家締め出されるってこたー、よっぽどなんだぜぃ?
したら、あたいらも開けられんわなー。
お家の人のが、まだ聞いてくれるんでない?」
したら、あたいらも開けられんわなー。
お家の人のが、まだ聞いてくれるんでない?」
鉢谷 克

「そうだね……」
真鶴 歩

「んー。まぁ、開けてやってもいーんじゃね?
ばーちゃんたち年寄りだから迷信深いだけだろ」
突然扉に向かって開けようとする。恐らく酔っているのだ。
ばーちゃんたち年寄りだから迷信深いだけだろ」
突然扉に向かって開けようとする。恐らく酔っているのだ。
滑川 倭文

「あ、おいまてぃ」
抑える
抑える
真鶴 歩

「なんだよー、あの人困ってんだろ」
KP
その動きは何故か。
フラフラとしているように見えて、尋常ではなかった。
フラフラとしているように見えて、尋常ではなかった。
真鶴 歩
酔ってるせいで「ただの酔っ払いだな」ってなる>尋常じゃない
滑川 倭文

えーと
〈心理学〉?
または〈精神分析〉するか
〈心理学〉?
または〈精神分析〉するか
滑川 倭文

「聞けよあゆむー」
真鶴 歩

「聞いてるよー。おれ酔ってないよー」
滑川 倭文

「そもそもさー」
真鶴 歩

「そもそもー?」
滑川 倭文

「こういうのが来るから、開けたらダメって、ことなんじゃねぇかー?」
KP
まるで操られているかのように
会話をしながら扉へと手を伸ばす。
会話をしながら扉へと手を伸ばす。
滑川 倭文

「なー、お姉さんさ」
あゆむくん抑えつつ
あゆむくん抑えつつ
真鶴 歩

「こういうのって、近くの人じゃん。
何がこういうのなんだよー?」
言いながら、しきりに扉を開けようとしている。
何がこういうのなんだよー?」
言いながら、しきりに扉を開けようとしている。
滑川 倭文

「……あんた、人間なんだぜぃ?」
歩を押さえたい倭文
KP
抑える?
ソッカー
ソッカー
滑川 倭文

抑える、っていうか〈精神分析〉なり具体的なことで対応したいが
KP
では【STR】対抗かなぁ。
滑川 倭文

【STR】なのか
真鶴 歩

〈心理学〉とか〈精神分析〉とかであゆむがこうなってる理由を分かったり、正気に戻したりはできないのぜぃ? >KP
滑川 倭文

【STR】は80だぜぃ
KP
んーとね。〈精神分析〉は使ってもいいけど、そしたら【STR】対抗はなしだぜぃ
真鶴 歩

聞いて驚け、【STR】は25だぜぃ
ギターを持つにも支柱がいるぜぃ
ギターを持つにも支柱がいるぜぃ
ぶっちゃけ〈精神分析〉よりは【STR】の方が有効なので……
KP
対抗やっちゃおう。
互いに【STR】を振るのだ!
互いに【STR】を振るのだ!
滑川 倭文

CC<=80 【STR】 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 84 > 84 > 失敗
滑川 倭文
あかんかったわ
【幸運】使うか
【幸運】使うか
真鶴 歩

CC<=25 【STR】(1D100<=25) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 50 > 50 > 失敗
KP
いや
このばあいは地力が強い滑川の勝ち。
このばあいは地力が強い滑川の勝ち。
滑川 倭文

ゴキィ
真鶴 歩
7版の対抗ロールってどんなルールだったっけ
KP
いい成績だしたほうが勝つ。
KP
失敗より成功。成功よりハード。ハードより……
真鶴 歩
両方とも失敗なら地力の高い方が勝ちか
KP
地力が強い方が有利なルールなのですよ。
真鶴 歩
なるほど
KP
こういう時PCの介入を許さずにやるべきなのか悩むKPである。
ぶっちゃけここは扉を開けないと事件は起きないのだ。
阻止しましためでたしめでたし……だとシナリオが終わってしまうので、多分ここはPLの介入を認めるべきではないシーンなんじゃないかなと思う。
まあ別の方から起こせばいいんだよ、事件!
阻止しましためでたしめでたし……だとシナリオが終わってしまうので、多分ここはPLの介入を認めるべきではないシーンなんじゃないかなと思う。
まあ別の方から起こせばいいんだよ、事件!
KP
真鶴は滑川に抑えつけられた。
どうしてこんなことをされているのか、とふと思うだろう。
どうしてこんなことをされているのか、とふと思うだろう。
真鶴 歩

「いだいいだいいだい、何すんだよ」痛みで我に返った。
鉢谷 克

「なー、開けられないよ……」
その横を通り
ガラッと扉を開ける。
その横を通り
ガラッと扉を開ける。
滑川 倭文

「え、おい、すぐる」
シラットの関節技であゆむくんをキメつつ
シラットの関節技であゆむくんをキメつつ
KP
玄関のガラス戸を開けると、そこには見たことのない女性が立っている。その女性は長い髪を前方に垂らし、長襦袢(和服の下着)を着て、全身ずぶぬれである。
女性がニヤリと笑うと、探索者たちは体にぬれた衣を巻きつけられたかのように体が重くなり、強烈な不快感を感じる。
女性がニヤリと笑うと、探索者たちは体にぬれた衣を巻きつけられたかのように体が重くなり、強烈な不快感を感じる。
本編見る!
滑川 倭文

「むっ」
真鶴 歩

「うわっ、うわ、うぇ!? おい、しとり、押さえんなよぉ」
KP
うーむむ。KPCがこっち来たかwww
KP
《成功時減少 1 / 失敗時減少 1D3》の正気度 ポイントを失う。
正気度ロール
真鶴 歩

CC<=60 正気度 ロール (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 71 > 71 > 失敗
1d3 (1D3) > 3
[ 真鶴 歩 ] SAN: 60 → 57
1d3 (1D3) > 3
[ 真鶴 歩 ] SAN: 60 → 57
滑川 倭文

CC<=65 正気度 ロール (1D100<=65) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 9 > 9 > イクストリーム成功
EX
こわ
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN: 65 → 64
EX
こわ
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN: 65 → 64
KP
正気度 ロールに成績は関係ないのでー
1ですな!
1ですな!
滑川 倭文
今回SAN低いんだぜぃ
KP
80はね。低くないんだよ。
滑川 倭文
65だぜぃ
真鶴 歩
しとりんSANは65じゃないっけ
KP
80は【幸運】か。
滑川 倭文
せやで
真鶴 歩
でも低くはないと思うぜぃ
真鶴 歩
7版と6版扱い違うからつられますよね
KP
そして息を呑む二人の横を、鉢谷はゆらゆらと歩いて外へ出て行った。
真鶴 歩

「えっ? おい、鉢谷! しとり、鉢谷があっち行っちまう!」
滑川 倭文
女の人は?
遊女の亡霊って書いてある
遊女の亡霊って書いてある
KP
女は鉢谷を誘うように、夜の街へと消えていった。
真鶴 歩

鉢谷を引き留めようとできる?
KP
ふたりは体に布が巻き付いているかのように重く、動くことはできなかったが、
不快感はゆっくりと緩んでゆき、次第に動けるようになる。
不快感はゆっくりと緩んでゆき、次第に動けるようになる。
滑川 倭文
お持ち帰りか
滑川 倭文

「おーい、すぐるー!」
真鶴 歩

「鉢谷! 帰ってこい!」
滑川 倭文

立ち上がって追いかける
KP
夜の街に人気はない。
真鶴 歩

鉢谷を追いかけようとする。
KP
道の向こうを、鉢谷のでっかい体が街灯に照らされゆらりゆらりと揺れていた。
滑川 倭文

DASH
真鶴 歩

「鉢谷ー!」 名を呼びながらダッシュだ
KP
街はひっそりと静まりかえり、犬猫すら見かけられなかった。
生ぬるい風が吹き、全身を撫でる。
微かに潮の香りがした。
鉢谷は少し歩いたところにある、太鼓橋を登って行くところだった。
生ぬるい風が吹き、全身を撫でる。
微かに潮の香りがした。
鉢谷は少し歩いたところにある、太鼓橋を登って行くところだった。
滑川 倭文
遊女ゴーストにアタックするか
真鶴 歩
鉢谷にアタックして引き止めようとするぜ
滑川 倭文
女まだいるの?
【DEX】65
【DEX】65
真鶴 歩
【DEX】なら80ある
真鶴 歩

「おーい、鉢谷! どこ行くんだよ!」
KP
あ、ではその二人の前に、老人が現れる。
滑川 倭文

誰だ!
海座頭か!
海座頭か!
KP
白い杖で前を確認しながら歩いているようだ。
パシ、パシ、と道を叩く音が響く。
パシ、パシ、と道を叩く音が響く。
KP
「潮の臭いがする……。お前たち、お袖に会ったろ?」
老人は顔を向けることもなく口を開いた。
老人は顔を向けることもなく口を開いた。
滑川 倭文

「おっちゃん、ちょっとごめんよーー!」
横すり抜けて走ってく
横すり抜けて走ってく
KP
滑川は先に行ったよね。ちょっと待ってね。
滑川 倭文
はーい
真鶴 歩

「お袖? 誰それ、あの女の人?」
KP
「今日は特に潮が高いからな。
かわいそうに、彼女はずっと街をさまよっている」
かわいそうに、彼女はずっと街をさまよっている」
真鶴 歩

「あの着物着たびしょ濡れの」
KP
老人は声を発した真鶴に顔を向けた。
「ああ、そうさ。
私を見ても通り過ぎるだけだが、私にはわかる。
お袖は、自分の境遇を知ってもらいたいんだ。
おびきり橋に行くのはやめておけ……
お前たちも無事では済まんぞ……」
老人はそれだけ言うと、ぱし、ぱし、と地面を叩きながら真っ暗な道を歩いて行く。
「ああ、そうさ。
私を見ても通り過ぎるだけだが、私にはわかる。
お袖は、自分の境遇を知ってもらいたいんだ。
おびきり橋に行くのはやめておけ……
お前たちも無事では済まんぞ……」
老人はそれだけ言うと、ぱし、ぱし、と地面を叩きながら真っ暗な道を歩いて行く。
真鶴 歩

「そんなこと言ったって、友達があっち行っちゃったんだよ。追いかけなきゃ。
大体、無事じゃ済まないって、どういうことだよ」
大体、無事じゃ済まないって、どういうことだよ」
KP
老人の姿は橋とは逆の方へ、消えて行ってしまった。
真鶴 歩

「行っちゃったし。おおい、鉢谷、しとりー、待てってー!」
鉢谷としとりを追いかける。
鉢谷としとりを追いかける。
KP
さて、先に行った滑川さん。
橋の手前に白っぽいものが見えた。
と思えばそれは見覚えのあるバンだ。
橋の手前に、祖母の家の前で見た「七伏ホームヘルパー」のバンが停まっている。
運転席のドアは開いており、運転手も座っていない。
橋の手前に白っぽいものが見えた。
と思えばそれは見覚えのあるバンだ。
橋の手前に、祖母の家の前で見た「七伏ホームヘルパー」のバンが停まっている。
運転席のドアは開いており、運転手も座っていない。
滑川 倭文

「あれ、なんでこんなとこに」
と思いつつも
卓くんの様子はどうだろう
と思いつつも
卓くんの様子はどうだろう
KP
橋の上、真ん中当たりで、鉢谷が欄干をよじ登っている。
迷う様子もなく飛びもうとしているのだ、と分かる。
迷う様子もなく飛びもうとしているのだ、と分かる。
滑川 倭文

「おおわっ」
車はおいといて、すぐるだ
「待てーーーーぃ!」
ドロップキック
車はおいといて、すぐるだ
「待てーーーーぃ!」
ドロップキック
KP
克は抵抗しない。
……が。
KP
……が、登っている者をドロップキックしたら落ちない!?
真鶴 歩
方向によっては大丈夫じゃない!?
滑川 倭文
あれですよ
牛若丸よろしく自分も欄干に飛び乗って、横から
牛若丸よろしく自分も欄干に飛び乗って、横から
KP
なるほど理解!
真鶴 歩
【STR】的な意味でしとりんにこちらをお任せして正解だった
滑川 倭文
【STR】爆発
真鶴 歩
驚きの【STR】25【CON】30では鉢谷くんの体すら支えられそうにない
KP
ひゅうひゅうと悲鳴のような風が吹きすさぶ中、黄色いコートが夜に閃く。
今にも身を乗り出して真っ黒な水面に飛び込もうとした鉢谷に、ほっそりとした足が食い込んで、吹っ飛ばした!
今にも身を乗り出して真っ黒な水面に飛び込もうとした鉢谷に、ほっそりとした足が食い込んで、吹っ飛ばした!
KP
吹っ飛ぶ……かなぁ。
【STR】で振ってみて。
【STR】で振ってみて。
滑川 倭文

CC<=80 【STR】 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 33 > 33 > ハード成功
滑川 倭文
ハードですよこいつは~
鉢谷 克

CC<=60 【SIZ】 (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 22 > 22 > ハード成功
結果が同じだったので、地力の強い滑川の勝利!
KP
吹っ飛んだね!
滑川 倭文

「とぅっ」
蹴った反動でムーンサルトして、ヒーロー着地
蹴った反動でムーンサルトして、ヒーロー着地
鉢谷 克

「げふ!?」
滑川 倭文

「そこまでだぜぃ!」
鉢谷 克

「な、なななな、なに!? いきなり何すんの!?」
滑川 倭文

「いくらなんでも、あんな女についてくのはオススメできないぜぃ」
鉢谷 克

「あああ、あの人は!?」
鉢谷 克

CC<=50 正気度 ロール (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 71 > 71 > 失敗
1d4 (1D4) > 1
[ 鉢谷 克 ] SAN: 50 → 49
1d4 (1D4) > 1
[ 鉢谷 克 ] SAN: 50 → 49
滑川 倭文

そういえば女は?
鉢谷 克

「あの人、どこ行った? ああ、すごい綺麗な、あの……」
滑川 倭文

「キレイってか、キモかったぜぃ」
鉢谷 克

「綺麗な声で、ずっと、歌って……」
KP
では鉢谷が転がり、真鶴が追いついた頃。
滑川 倭文

とりあえず助け起こそう
真鶴 歩

「おーい、二人ともー」手を振りながらようやく追いつく。
滑川 倭文

「あ、おーいあゆむー」
真鶴 歩

「ああ、鉢谷正気に戻ったんだ。よかった」
滑川 倭文

「んや、まだヘンなんだぜぃ」
KP
橋の向こうに白い影が立っているのが見えた。
滑川 倭文

お
じゃぁすぐるとの間に割り込んで身構える
じゃぁすぐるとの間に割り込んで身構える
真鶴 歩

「まだぁ? 何があったんだよ、鉢谷」
滑川 倭文

浮いてるの?
KP
さっきの女だ。
真鶴 歩
おお~~~~
滑川 倭文
うごいた!
用意されている素材の一部は動くのだ。
KP
ゆらゆらと揺れながら近づいてくる。
その口元がすいぃと上がり、白い骨のような指先が上がる。
その口元がすいぃと上がり、白い骨のような指先が上がる。
KP
全員【POW】判定。目標、ハード。
滑川 倭文

CC<=65 【POW】(1D100<=65) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 55 > 55 > レギュラー成功
鉢谷 克

CC<=50 【POW】(1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 23 > 23 > ハード成功
真鶴 歩

CC<=60 【POW】(1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 67 > 67 > 失敗
滑川 倭文
REG
真鶴 歩
だめだぜぃ
KP
では二人は、急に胸の奥がむかむかとする。
滑川 倭文
むかむか
腹はずっと立ってるぜぃ
腹はずっと立ってるぜぃ
KP
何かがせり上がってくる。
酷い吐き気が止まらない。
酷い吐き気が止まらない。
滑川 倭文
あ、そっちか
吐いちゃうんかな
吐いちゃうんかな
真鶴 歩

「うっ、うぶ、やば、吐きそ」
目の前に川があるなら、遠慮なく吐きます
目の前に川があるなら、遠慮なく吐きます
KP
喉を割り開くようにして、黒ずんだ水がどぼどぼと湧いて出る。
真鶴 歩

「やべ、しとり、鉢谷をまかせ、た。
うぶぇえええぇ……」
うぶぇえええぇ……」
KP
それは潮の香りがする水だった。
1d3のダメージ。
1d3のダメージ。
真鶴 歩

「っ、ぶ、うぉろろろ……、」吐いても吐いても止まらない。潮くさい。なんだ、何だこれ?
顔を歪めながら、黒ずんだその潮くさい何かを、川に向かって吐き出す。
顔を歪めながら、黒ずんだその潮くさい何かを、川に向かって吐き出す。
真鶴 歩

1d3 (1D3) > 1
[ 真鶴 歩 ] HP: 10 → 9
[ 真鶴 歩 ] HP: 10 → 9
KP
しとりんも吐き気にやられてるよ。
滑川 倭文
吐くの我慢はできる?
KP
呪文だから「吐く」までが効果ではないかな。
真鶴 歩
【APP】70あるから遠慮なく酷い顔で嘔吐する
滑川 倭文

じゃぁ耐えつつ
睨みつける
睨みつける
滑川 倭文

1d3 (1D3) > 1
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] HP: 13 → 12
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] HP: 13 → 12
滑川 倭文
ていうか、浮いてて明らかに異常だよね?
KP
異常。
KP
これは、女の呪いだ。
あなた方は本能的に悟るだろう。
あなた方は本能的に悟るだろう。
真鶴 歩

「うぇ……、うぶ、うぇえ……」
鉢谷 克

「ちょ、ちょっと待って、みんなに酷いことしないでください……
どうしてこんなことをするんです」
どうしてこんなことをするんです」
KP
鉢谷は悲しげに問いかけた。
真鶴 歩

「お、おい、お袖さん、おまえ、お袖さんだろ……」
欄干にすがりつきながら、真っ青な顔を上げて名を呼ぶ。
欄干にすがりつきながら、真っ青な顔を上げて名を呼ぶ。
滑川 倭文

じゃぁ、チンっという小さな音
折り畳みカランビットナイフ抜いて、刃を展開する
折り畳みカランビットナイフ抜いて、刃を展開する
滑川 倭文
攻撃届くかなー
KP
なるほど。攻撃してみてもいい。
KP
判定をどうぞ。
鉢谷 克

「っ! だ、駄目だよ! やめて!」
滑川 倭文
おや、止められる?
KP
鉢谷は止めようとしている。
滑川 倭文
攻撃自体に意味は……無いんだろうなw
KP
どう演出したいかに任せるぞ(ぶっちゃけ)
滑川 倭文

じゃぁ、すぐるくんに止められて
「おわ、何すんだぜぃ、すぐるー」
「おわ、何すんだぜぃ、すぐるー」
KP
女はにやりと笑うと、欄干をすり抜けるようにして、ふわりと身を投げた。
川の中へ女の姿が急速に落ちてゆく。
川の中へ女の姿が急速に落ちてゆく。
滑川 倭文

「おわ」
真鶴 歩

「あっ、ちょっと」
滑川 倭文

「お、落ちたぜぃ」
欄干に駆け寄って下を見る
止めようとするすぐるくんを引きずったまま
欄干に駆け寄って下を見る
止めようとするすぐるくんを引きずったまま
鉢谷 克

「だ、だめだって、ああっ!?」
真鶴 歩

欄干にすがりついた姿勢のまま下を見る。
吐いてたからね
吐いてたからね
KP
水面は月をうつしていた。
ふわふわとゆらめく月がいくつも見える。
と思えばそれは海月だった。
ふわふわとゆらめく月がいくつも見える。
と思えばそれは海月だった。
真鶴 歩

「消えた……、何だあれ、お袖さんの幽霊? 亡霊? 怨霊?
まさか、そんなことってある?」
まさか、そんなことってある?」
滑川 倭文

「お……お。
おーーーーー」
おーーーーー」
KP
一度吐けば吐き気は弱くなるものの、ずっと不快感は治まらない。
KP
今も腹の中にじわりじわりと潮臭い水が湧き出し続けているのが分かるのだ。
KP
呪いを受けた者は《SANチェック:成功時減少 1 / 失敗時減少 1D3》
真鶴 歩

CC<=57 正気度 ロール (1D100<=57) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 28 > 28 > ハード成功
[ 真鶴 歩 ] SAN: 57 → 56
[ 真鶴 歩 ] SAN: 57 → 56
滑川 倭文

CC<=64 正気度 ロール (1D100<=64) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 13 > 13 > ハード成功
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN: 64 → 63
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN: 64 → 63
真鶴 歩
デデーン のろわれている!
KP
何故呼ばれた克だけ回避できたのか。
真鶴 歩

気持ち悪そうに胸を、腹を撫でる。
そこに今も、ごぼごぼと水が満ちつつあるのを感じる。
そこに今も、ごぼごぼと水が満ちつつあるのを感じる。
滑川 倭文

じゃぁ
自分の腰のところにしがみついているであろうすぐるくんに
「オボーーーーーーッ」
マーライオン
我慢してた分
自分の腰のところにしがみついているであろうすぐるくんに
「オボーーーーーーッ」
マーライオン
我慢してた分
鉢谷 克

ぴゃああああああ!?
「わっ、わわわわわわー!」
「わっ、わわわわわわー!」
真鶴 歩

「うぶ」
また吐きそうになって我慢する。
また吐きそうになって我慢する。
真鶴 歩
いいなあ体内が呪われて異様なものが湧き出る展開 ホラーのお約束
KP
悲鳴を上げながらも鉢谷は川の中を見ようとしている。
滑川 倭文

じゃぁ私の川で満足してもろて
海水シャワーだ
海水シャワーだ
滑川 倭文

「っうぇー……」
KP
お二人は【知識】ハードで判定。
滑川 倭文

CC<=80 【知識】(1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 60 > 60 > レギュラー成功
真鶴 歩

CC<=59 【知識】(1D100<=59) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 23 > 23 > ハード成功
滑川 倭文
REG
真鶴 歩
お
ハード
ハード
KP
真鶴は、湧き出しているのは先ほど話題に出た汽水ではないかと気付いた。
海水ほど塩辛くはないのだ。
海水ほど塩辛くはないのだ。
真鶴 歩

「うぶ、気持ち悪……、腹の中、また、水が……、何だよこれ……
潮臭ぇ……。この辺の水、汽水、だろ、これ」
潮臭ぇ……。この辺の水、汽水、だろ、これ」
鉢谷 克

「うぇぇぇぇぇ、ひどいよしとり~」
滑川 倭文

「っあ~~~~すまんなんだぜぃ。
スシ全部出ちまったぜぃ……」
スシ全部出ちまったぜぃ……」
鉢谷 克

シャツを脱いでフキフキ。ついでに滑川もフキフキ。
滑川 倭文

猫みたいにわしゃわしゃされてる
真鶴 歩

「二人とも呑気だなぁ……」
鉢谷 克

「そうだよ、あの人さがさなきゃ……」
鉢谷 克

「悲しそうでさ、辛そうでさ、怒ってるみたいで……」
滑川 倭文

「いや、探さんでいんだぜぃ。
ほっとこうぜぃ」
ほっとこうぜぃ」
真鶴 歩

「ほっとくって、このまま? 溺れちまいそうだよ、しとりもそうだろ」
滑川 倭文

「え? これ治らんの?」
真鶴 歩

「腹の中ごぼごぼいって、気持ち悪ぃ。
訳わかんないけどさ、あいつのせいだろ、絶対。これ。
ほっといて治る気がしないよ」
訳わかんないけどさ、あいつのせいだろ、絶対。これ。
ほっといて治る気がしないよ」
KP
鉢谷はそわそわとしながら女が消えた方を見下ろしている。
鉢谷 克

「誰なんだろう、あの人、凄く綺麗でさ、いい声でさぁ……
ずーっと歌ってるんだ……」
ずーっと歌ってるんだ……」
滑川 倭文

〈精神分析〉(こぶし
するべき?
するべき?
KP
そういったことをしたいならしてもいい。
少なくとも現状、鉢谷はここを離れる気はなさそうだ。
少なくとも現状、鉢谷はここを離れる気はなさそうだ。
真鶴 歩

「とにかく」
滑川 倭文

CC<=70〈精神分析〉 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 30 > 30 > ハード成功
滑川 倭文
ハードだぜぃ
滑川 倭文

無表情でびんた
「目ぇ覚ますんだぜぃ」
「目ぇ覚ますんだぜぃ」
KP
ぱちーん、と鋭い音が響いた。
だが鉢谷は視線を彷徨わせている。
あなたは気付く。
これは明らかに異常だ。
彼は正気だが、真の意味ではその心は何者かの虜になっている。
だが鉢谷は視線を彷徨わせている。
あなたは気付く。
これは明らかに異常だ。
彼は正気だが、真の意味ではその心は何者かの虜になっている。
滑川 倭文

「あゆむー。すぐるダメだぜぃ。
あたいらの腹もそうだけど、これヤバいなー」
あたいらの腹もそうだけど、これヤバいなー」
真鶴 歩

「ったく、普段女に免疫ないから変な女にすぐ転ぶ」
滑川 倭文

「そうだぜぃそうだぜぃ」
真鶴 歩

「世話が焼ける。俺達もだけど」
鉢谷 克

「だって、だって、あんなに悲しそうに」
滑川 倭文

「んでも、どうするんよ?」
KP
木製の小さな古い橋。
そのたもとには名前が書かれた看板がある。
ここは『帯切橋』という名であるらしい。
橋には橋の管理人を示すプレートが取り付けられている。
また、橋のそばには橋の歴史について書かれた石碑も建てられている。
そのたもとには名前が書かれた看板がある。
ここは『帯切橋』という名であるらしい。
橋には橋の管理人を示すプレートが取り付けられている。
また、橋のそばには橋の歴史について書かれた石碑も建てられている。
真鶴 歩

「分からん、消えちゃったしなあいつ……、ここが帯切橋なのか。
うぶ……、とにかく、役に立つか分かんないけど、さっきの爺さんいたろ」
うぶ……、とにかく、役に立つか分かんないけど、さっきの爺さんいたろ」
滑川 倭文

「爺さん?」
真鶴 歩

「さっきうろちょろしてた、白い杖の」
滑川 倭文

「白杖ついてた、あれかー?
あの爺さんがどうしたんだぜぃ?」
あの爺さんがどうしたんだぜぃ?」
真鶴 歩

「そう。あの爺さん、あの女のこと知ってるみたいだったんだよ。
役に立つか分かんないけど、いくつか聞いたことがあるんだ」
役に立つか分かんないけど、いくつか聞いたことがあるんだ」
滑川 倭文

「知り合いなんかな?
ていうか、あゆむー。
さっき、アレのこと、なんか名前で呼んでなかったか?」
ていうか、あゆむー。
さっき、アレのこと、なんか名前で呼んでなかったか?」
真鶴 歩

「そうそう。あの爺さんが言ってたんだよ。
あいつはお袖って言って、自分の境遇を知ってもらいたくて、ずっと街をさまよっているって。
それから、おびきり橋に行ったら俺達も無事ではすまないって。
警告が遅ぇよ」
あいつはお袖って言って、自分の境遇を知ってもらいたくて、ずっと街をさまよっているって。
それから、おびきり橋に行ったら俺達も無事ではすまないって。
警告が遅ぇよ」
滑川 倭文

「んなこと言われたって、もう来ちまったんだぜぃ」
鉢谷 克

「おそで! お袖さんって、いうのかぁ……
お袖さん……」
お袖さん……」
滑川 倭文

「そもそも自分の境遇って何なのさ」
真鶴 歩

「わかんねぇけど、不幸があって身を投げたとかじゃないの?
橋のこと調べたら分かるかな」
橋のこと調べたら分かるかな」
鉢谷 克

「境遇……っていうのかはわかんないんだけど、さ……」
真鶴 歩

「鉢谷?」
鉢谷 克

「あの人ずっと、歌ってたんだよ……
『まんまる満月の大潮の夜はあの人のもとに文が届く。
海に流せよ、恋の文。
切ない想おもいを運んでおくれ』。
好きな人がいるのかなー……」
ぐすん。小さい目に涙を浮かべている。
『まんまる満月の大潮の夜はあの人のもとに文が届く。
海に流せよ、恋の文。
切ない想おもいを運んでおくれ』。
好きな人がいるのかなー……」
ぐすん。小さい目に涙を浮かべている。
滑川 倭文

「知らんわーー!」
表情が出にくいので、一見無表情で吠えて、欄干を蹴る
表情が出にくいので、一見無表情で吠えて、欄干を蹴る
真鶴 歩

「うぶ、蹴るな、振動が響く」
鉢谷 克

「やめてよぉ乱暴ー。
片思いでもいいんだよぅ、気になるんだよぅ」
片思いでもいいんだよぅ、気になるんだよぅ」
滑川 倭文

「ぶーーーーーー」
海水を吐き散らしながら、濁った声で怒っている
海水を吐き散らしながら、濁った声で怒っている
真鶴 歩

「鉢谷、包丁だの呪いだの持って話を聞いてもらいたがる女はやめとけ。無限にこっちを振り回す」
突然真顔。
突然真顔。
滑川 倭文

「ぶ? 実感伴ってんだぜぃ」
鉢谷 克

「り、リアル体験?」
真鶴 歩

「リアル体験。
正直もう二度と体験したくなかった」
正直もう二度と体験したくなかった」
鉢谷 克

「いやー、お袖さんはそんなことしないよぉぉ」
滑川 倭文

「してんだぜぃ、もう」
鉢谷 克

「うっ。そうだけど、きっとこれにはワケが」
真鶴 歩

「今正気じゃないのは分かってるけど、ほんとに心配になるな、鉢谷」
滑川 倭文

「んじゃ、そのワケを聞かせてもらおうぜぃ。
さっさとすぐるの初恋を終わらせてやろうぜぃ」
さっさとすぐるの初恋を終わらせてやろうぜぃ」
鉢谷 克

「ああ、お袖さん……」
橋から下を覗き込む。
橋から下を覗き込む。
鉢谷 克

CC<=30〈目星〉 (1D100<=30) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 14 > 14 > ハード成功
鉢谷 克
あーあ。
鉢谷 克

CC<=49 正気度 ロール (1D100<=49) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 59 > 59 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
[ 鉢谷 克 ] SAN: 49 → 48
1d3 (1D3) > 1
[ 鉢谷 克 ] SAN: 49 → 48
真鶴 歩

「賛成。変な女とも手を切りたい……、鉢谷?」
鉢谷 克

「ヒェッ!?」
KP
鉢谷は涙目で橋の欄干から後ずさった。
真鶴 歩

「おい、何があったんだ? 何かいたのか?」
KP
そっち見る?
滑川 倭文

みる
真鶴 歩

みない
KP
では、滑川。
〈目星〉をどうぞ。
〈目星〉をどうぞ。
滑川 倭文

CC<=75〈目星〉 (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 70 > 70 > レギュラー成功
KP
あなたは一瞬だけ、川面に真っ白になった人の顔が浮かんでいるのを見つける。
滑川 倭文

それはさっきの?
KP
それはさっきあなたの祖母の家にいた、ヘルパーの青年の顔だ。
滑川 倭文

お?
一瞬だけってことは
消えた?
一瞬だけってことは
消えた?
KP
彼の顔は真っ青で目を見開いており、口を開けたまま川の中へ沈んでゆく。
その顔は明らかに、死んでいた。
その顔は明らかに、死んでいた。
滑川 倭文

「あ。おい?」
欄干から身を乗り出して、その顔を目で追う
欄干から身を乗り出して、その顔を目で追う
KP
《SANチェック:成功時減少 1 / 失敗時減少 1d3》
滑川 倭文

CC<=63 正気度 ロール (1D100<=63) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 75 > 75 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN: 63 → 62
1d3 (1D3) > 1
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN: 63 → 62
鉢谷 克

「さ、ささささささ、さっきの、おにいさん……
水に、みず、みず……」
水に、みず、みず……」
滑川 倭文

「……どういうことなんだぜぃ?」
真鶴 歩

「えっ……? さっきのって」
滑川 倭文

「ヘルパーさん。
さっきの車……すぐるより先に来て、もう」
さっきの車……すぐるより先に来て、もう」
真鶴 歩

「えっ。
……しとり、俺がここに来た時、鉢谷を蹴ってたよな。
まさか、鉢谷も」
……しとり、俺がここに来た時、鉢谷を蹴ってたよな。
まさか、鉢谷も」
鉢谷 克

「お袖さんどうしてそんなことするんだよぉぉぉ」
滑川 倭文

「あー。すぐるが身投げしようとしてたんだぜぃ」
また盛り上がってるすぐるのシャツの裾をふんづかまえつつ
また盛り上がってるすぐるのシャツの裾をふんづかまえつつ
真鶴 歩

「おい……、おい、おい。鉢谷も同じ目に遭う所だったって?
何だよそれ、包丁どころじゃない」
何だよそれ、包丁どころじゃない」
鉢谷 克

「怖いっ、怖い怖い、嫌だ、おばけ怖い、なのに気になって、気になって気になって仕方ないんだよぉぉぉ!」
滑川 倭文

「あー。なんか板挟みになってんなー」
鉢谷 克

「タスケテェェェ」
滑川 倭文

「これ、早いとこなんとかせんと、すぐるはすぐるでぶっ壊れちまうぜぃ」
KP
喉の奥を潮の香りが刺激する。
真鶴 歩

「なんとかしないと俺達は溺れるし、鉢谷は板挟みでぶっ壊れる。
うぶ……、また来そうだ……」
うぶ……、また来そうだ……」
滑川 倭文

「んじゃ、とりあえずさっきの爺さん探すんだぜぃ?」
真鶴 歩

「いや、そこに何か書いてあった」
滑川 倭文

「ん?」
KP
プレートと石碑がある。
真鶴 歩

「橋の謂れとかだろ……、あの女のこと、書いてあったりしないか」
滑川 倭文

「ほー。どれどれ……」
スマホのライトつけて、覗いてみる
スマホのライトつけて、覗いてみる
真鶴 歩

「うぶ……、半端に塩辛くて臭ぇ、気持ち悪……」
滑川 倭文

「いっそ吐きっぱなしにしとくといんだぜぃ」
言葉の通りにでろでろ吐きながら
言葉の通りにでろでろ吐きながら
真鶴 歩

プレートと石碑を見てみる。
KP
それらは頼りない街灯の下でぼんやりと見えていた。
プレートには、この橋を作った工場の住所が書かれているようだ。
「帯切橋に関するお問い合わせは荒船工務店まで
住所:七伏市南七伏町6-12-1」
書かれた住所は橋から徒歩10分程度の場所だ。
プレートには、この橋を作った工場の住所が書かれているようだ。
「帯切橋に関するお問い合わせは荒船工務店まで
住所:七伏市南七伏町6-12-1」
書かれた住所は橋から徒歩10分程度の場所だ。
滑川 倭文

「お。
これは渡りに船……ていうか橋なんだぜぃ。
ここ言ったら、色々話聞けるんでないか?」
これは渡りに船……ていうか橋なんだぜぃ。
ここ言ったら、色々話聞けるんでないか?」
KP
石碑の方はかなり古く、摩滅してしまっており、ほとんど読むことができない。
とくに補足が書かれていることもなく、何となく「江戸自体からある」らしいことが分かった位だ。
とくに補足が書かれていることもなく、何となく「江戸自体からある」らしいことが分かった位だ。
滑川 倭文

「江戸……自体……からある。
じたい」
じたい」
KP
時代!!
突然BGMが場末の酒場風に
KP
「オォイ」
滑川 倭文

「んあ」
振り向く
振り向く
真鶴 歩

「うぇ?」青い顔で振り向く。
酔っ払い
「お袖はァ、行ったかぁァ?」
KP
橋の向こうでぶんぶんと手を振り回しながら、泥酔した男が呼びかけてくる。
滑川 倭文
よっぱらい
真鶴 歩
いち酔っ払い過ぎたらいち酔っ払い
滑川 倭文

「いなくなったぜぃ。おっさん誰」
真鶴 歩

「は? おっさん、あの女のこと知ってるのか?」
酔っ払い
「うぉお、いったかァ。うぇへへへ」
真鶴 歩

「俺達あの女のことで困ってるんだ。知ってるなら何か教えてほしい」
滑川 倭文

「なんなんアレは」
酔っ払い
「今夜があの日だってことをすっかり忘れちゃってエェ。
ヒック
あやうく、お袖に呪われるところだったわなァ」
ヒック
あやうく、お袖に呪われるところだったわなァ」
真鶴 歩

「おい、知ってんのか? 何なんだよアレ」酔っ払いの胸倉をつかんでインタビューする
酔っ払い
「俺はなぁァ? お袖やこの橋のことをよっォ~く知ってェんだァ。
うへへ、何でも何でも……ぐー」
うへへ、何でも何でも……ぐー」
鉢谷 克

「うわっ、酒くさ!」
滑川 倭文

「あたいらも大概だぜぃ」>酒
真鶴 歩

「じゃあ聞かせてくれよ。呪いって何だ。お袖の境遇って何だ」
酔っ払い
「そらァおめえよォ、お袖はぁ。
お袖はなァー、この橋でェー」
お袖はなァー、この橋でェー」
真鶴 歩

「この橋で?」
酔っ払い
「うひゃひゃひゃ」
真鶴 歩

「おい、真面目に話せよ」グイッ
酔っ払い
「お前たちはまず、お袖のことを理解すべきだろうよぉォ」
滑川 倭文

「それを聞きたいんだぜぃ」
酔っ払い
「あぁん? そうじゃねぇか。そうそう」
真鶴 歩

「だから、それを聞きたいんだよ」
酔っ払い
「俺に話を聞きたいならァよぉォ。
だんきんで笛を吹いてェ。
綺水をッ もらってッ こォい!」
だんきんで笛を吹いてェ。
綺水をッ もらってッ こォい!」
KP
げらげら、と笑う。
滑川 倭文

「きすい」
KP
男が指さした路地のほうには「弾琴座」と書かれた看板が出ているの見える。
酔っ払い
「きっすいの きすい!!」
滑川 倭文

「きすい飲みたいんなら、そこでいくらでも飲めるぜぃ」
汽水
汽水
滑川 倭文
中国語だとソーダ水になってしまう
酔っ払い
「もらってこーい」
真鶴 歩

「何なんだよ、勿体ぶりやがって……。あの女、お袖のことに関係があんのか? それも」
KP
男はふにゃふにゃとわけの分からないことを言うと、でろでろと橋のたもとに座り込んだ。
鉢谷 克

「本当に知ってるんですかっ!? 知ってるんですねっ!?
教えてもらえるんですねっ!?」
教えてもらえるんですねっ!?」
酔っ払い
「うぷ。
おえぇぇぇ」
おえぇぇぇ」
滑川 倭文

「うわ、ほんまもんのヤツ」
釣られて
「おえー」
海水で洗い流す
釣られて
「おえー」
海水で洗い流す
真鶴 歩

「うぶえぇええぇ」つられて吐いて水on吐瀉物。
鉢谷 克

「うわ!? きたな!?」
滑川 倭文
進めてるのがKPCだけだぜぃ
KP
地獄絵図だよwww
真鶴 歩

「こんな時に目の前で吐くんじゃねぇよ、うぶ」
KP
男は自分の荷物を枕にしてぐがぁぐがぁと盛大にいびきをかき始めた。
滑川 倭文

「とにかく、あっこで笛吹いて来たらいいんだぜぃ」
真鶴 歩

「とにかく、何か知ってそうだし言う通りにしようぜ」
滑川 倭文

「んだなー。
ほら、すぐる行くぞ」
ほら、すぐる行くぞ」
鉢谷 克

「ううぅぅ、分かったよー。
絶対教えてくださいねー!
また来ますからねー!」
絶対教えてくださいねー!
また来ますからねー!」
KP
ここらで本日終わります。
酷いシーンだ。
酷いシーンだ。
真鶴 歩
はーい! 酷いシーンだ。
滑川 倭文
はーい
真鶴 歩
なお歩の口調が急速に悪化しているのは、恐怖の裏返しでキレてるからです。
滑川 倭文
キレッキレ
KP
なるほど。
なんかもうやられたの克で良かった気がしてきた。
なんかもうやられたの克で良かった気がしてきた。
KP
あなた方はひとまず、弾琴座を目指すのだった。
KP
……ってことでいいのかな。
真鶴 歩
ってことで大丈夫です。
滑川 倭文
ダンキンドーナツ
KP
では
滑川 倭文
おつかれさまでしたー
KP
ありがとうございましたー!
真鶴 歩
ありがとうございました!
イイホラーでわくわくしてくるぞ
イイホラーでわくわくしてくるぞ
KP
いやー。男キャラ作ってきて良かった。
でなければここでシナリオが終わっているところだ。
でなければここでシナリオが終わっているところだ。
真鶴 歩
ヤダァ
KP
ぶっちゃけ扉を開けなければ呪われないから!
マスターシーンで開けてもらっても良かったんだけど、ねぇ。
マスターシーンで開けてもらっても良かったんだけど、ねぇ。
真鶴 歩
なるほど男しか呪わないタイプの変な女だったか
男と女が2:1だったおかげでしとりんハンドが足りず、我々は無事呪われたと
男と女が2:1だったおかげでしとりんハンドが足りず、我々は無事呪われたと
KP
たと。
真鶴 歩
あーあ
KP
とはいえですね。
じつは性別制限なかったみたいなので、しとりんが魅惑されても良かったみたいだ。
じつは性別制限なかったみたいなので、しとりんが魅惑されても良かったみたいだ。
真鶴 歩
なんと。
でも、一番女に免疫ない人が引っかかったのは笑ったので、これでよかったと思います
でも、一番女に免疫ない人が引っかかったのは笑ったので、これでよかったと思います
KP
でもしとりん【POW】高いからね。やっぱり鉢谷だね。
真鶴 歩
鉢谷さんですね。
構図がきれいで楽しい
あとしとりん魅惑されたら誰も制止できない
構図がきれいで楽しい
あとしとりん魅惑されたら誰も制止できない
KP
それはそう。
でもしとりんなら落ちても平気ではと言う気がしなくもない。
でもしとりんなら落ちても平気ではと言う気がしなくもない。
真鶴 歩
鉢谷さんマッチョだけど思い切りが不足してそうだし
KP
引きずり込まれちゃうんだろうけども。
真鶴 歩
しとりんなら落ちても宙返りして橋の柱を三角飛びして戻ってきそう
KP
では閉めまーす
真鶴 歩
はーい、ありがとうございました!
コメント By.KP
こう、シナリオで必要なシーンって、あるじゃないですか。
でもPCとしてはね、それが嫌な出来事だったらやっぱり止めたいじゃないですか。
アクションしてもらってからそれでも及ばず、と進めるか、
マスターシーンとしてハナッから介入を認めないか、
そのへんいっつも迷うんですよね!
今回は介入できないのもおかしいかな、と思ったので介入できることにしました。
こう、シナリオで必要なシーンって、あるじゃないですか。
でもPCとしてはね、それが嫌な出来事だったらやっぱり止めたいじゃないですか。
アクションしてもらってからそれでも及ばず、と進めるか、
マスターシーンとしてハナッから介入を認めないか、
そのへんいっつも迷うんですよね!
今回は介入できないのもおかしいかな、と思ったので介入できることにしました。
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
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PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」








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