こちらには
『帯切橋』
のネタバレがあります。
参加キャラクター


KP
ほいじゃ始めさせていただきますー
真鶴 歩
よろしくお願いします!
滑川 倭文なめがわ しとり
お願いします!
KP
よろしくお願いします!
で、皆様上から自己紹介お願いします。
真鶴さんからー
KP
〈鍵開け〉を持ってくるのを忘れた
真鶴 歩
〈鍵開け〉(物理)
KP
そんな思いが一瞬よぎったのは事実

真鶴 歩
「俺、真鶴歩。友達とバンドやってんだけど、知ってる?
最近はAIとアコースティックの組み合わせで色々やってみてんだ。

ああ、本業? やだなあ本業があるみたいな言い方。
大学生で情報科。一時間目に必修持ってくる先生居て眠いんだよね。
何だかんだで学業にも繋がってると思うんだけど、単位貰えないんだよね。不思議不思議。
今日は久しぶりに地元に帰るんだ。昔の友達のばあちゃんちで遊ぶつもり。楽しみだけど、父さんに会ったらどやされそうだなあ」
真鶴 歩
「ってことで、よろしくね」
滑川 倭文なめがわ しとり
よろしくー
KP
よろしくお願いします。

KP
なんだかんだで全員七伏出身かな
滑川 倭文なめがわ しとり
そうなるのかな
でも、今は離れてるんだよね?
KP
そうだね七伏に住んでるとしても、今回の舞台にある地域からは離れているんだろうね
滑川 倭文なめがわ しとり
住所、埼玉県にしてしまった
真鶴 歩
出身は七伏で、今は東京なり神奈川なりに出てきてるイメージですね、こちらは

鉢谷 克はちやすぐる
では次kpcなんですが順番的に私かな
滑川 倭文なめがわ しとり
どうぞー
鉢谷 克はちやすぐる
「大学生です。鉢谷っていいます。
七伏に住んでますけどもっと北の方の出なんです。
このへんオバケ出るんですか? 嫌だなぁ。
今日は友人の家に遊びに来たんですけれど、よく考えたら滑川女の子でした。
え。大丈夫?
ぼくオバケの次に女の子苦手なんですけど。
帰っていいですかね……」
鉢谷 克はちやすぐる
よろしくお願いします。
ちなみに体を鍛えてもやっつけられないのでオバケはもっと嫌いになりました。
真鶴 歩
よろしくお願いします。オバケの次に女の子苦手でふふってなった
滑川 倭文なめがわ しとり
男みたいだから大丈夫さ
KP
滑川ちゃんこんなに肌を出した格好しているのに女子だって事忘れてるの……? 鉢谷。
真鶴 歩
女子だって事を忘れて惜しげもなく肌を出してしまうから鉢谷さんにとって余計受難になるタイプの予感
KP
滑川ちゃんがまだ七伏にいた小さい頃に会って男の子だと思い込んでたのかも。
滑川 倭文なめがわ しとり
川とかで平気でカエルと素手でつかまえまくってました
KP
本人のモデルがカエ……
じつは滑川はカエルをモデルにしたキャラクターなのだった。

KP
ではトリどうぞー
滑川 倭文なめがわ しとり
はーい
滑川 倭文なめがわ しとり
「おっす。あたい滑川倭文。しとりなー。名前よく読めないって言われんだぜぃ。
友だちからはしとりんとか呼ばれてるぜぃ。黄色好きだしちょうどいいよなー。生物学部で生き物のこととか勉強してるぜぃ。好きなものはカエル。両生類、好きなんだよなー。みんな、あたいの顔見て『わかるー』って言うんだぜぃ。なんでなんだろなー。あ、あと趣味でシラット習ってんだぜぃ。え、知らん? 東南アジアの方でやってる武道。キックとかキックとかナイフとか。護身術なんだぜぃ。……キックが得意、ってとこで、なんで『わかるー』って顔すんだー?」
滑川 倭文なめがわ しとり
わかるー、って言われんだぜぃ
KP
わかるー
滑川 倭文なめがわ しとり
わかられたんだぜぃ

滑川 倭文なめがわ しとり
KPに相談なんだけど、シラットやってるからカランビットナイフ持ってるんですが
フレーバーとして扱うんで、パンチの威力をキックと同じ、ってことにしていいですか?
7版だと近接戦闘でひとくくりだし
KP
ん? パンチとキックの種別はないので好きにするとよいですよ
滑川 倭文なめがわ しとり
わーい
折り畳み式のカランビットナイフ
KP
とりあえずダメージ周り確認したいけど今回は関係ないのでとりあえず進めるね。
「格闘」だとダメージは出ないからさ。
滑川 倭文なめがわ しとり
ほーい
色々ご面倒掛けます

KP
ありがとうございました。
今回は皆さん、昔の知り合いが久しぶりに会うって感じかな?
真鶴 歩
かな?
滑川 倭文なめがわ しとり
なのかな?
KP
いる場所がバラバラになったからそうなのかな? と。
滑川 倭文なめがわ しとり
じゃぁ、冒頭で早速醍醐味「お前おんなだったのか!」イベントが
KP
やっとくか。
滑川 倭文なめがわ しとり

しとり、って男か女かわからん名前だもんなー
KP
皆さんはメッセンジャーか何かでやりとりはしていたんでしょうね。
滑川 倭文なめがわ しとり
かも
真鶴 歩
そんなかんじかな
で、久しぶりに会おうぜーって
KP
で、夏休みどこ行くーって話してて、その場のノリで滑川ばあちゃんちに行くことに。
滑川 倭文なめがわ しとり
ばーちゃん……じーちゃんもいるのか?
KP
いないね。
滑川 倭文なめがわ しとり
いなかった
KP
なくなったのか出かけているだけなのかはお任せする。
滑川 倭文なめがわ しとり
亡くなったことにしようかなー
ばーちゃんの喜びスマイル見れそうだし
ごめんなじーちゃん

滑川 倭文なめがわ しとり
「だったら、ウチに泊まればいんだぜぃ。ばーちゃんしかおらんし」
真鶴 歩
「おっ、いいね。じゃあ世話になろうかな」
KP
では三人は駅で待ち合わせるなどした。
七伏は最近、サメが飛ぶのを見たなどという与太話が囁かれていたりする。
真鶴 歩
「おっ、来た来た。対面じゃひっさしぶりぃ」ひょいと手を挙げる。
滑川 倭文なめがわ しとり
「サメかー。サメはあんまし興味ないぜぃ」
真鶴 歩
「ないの? 好きそうなのに」
滑川 倭文なめがわ しとり
「あたいはカエルが一番なんだぜぃ」
滑川 倭文なめがわ しとり
あゆむさん何歳でしたっけ
真鶴 歩
20歳ですね 二回生
滑川 倭文なめがわ しとり
おないだった
鉢谷 克
ぼくも20ですね。
滑川 倭文なめがわ しとり
みんなおないだった
真鶴 歩
「だって三回生以降だと探索者するには忙しいもんねぇ」メタ
滑川 倭文なめがわ しとり
それはそう
真鶴 歩
背景の店が玉子焼きの店であることに気づいて食べたい
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー、あゆむー」
真鶴 歩
「やー、しとりん」
鉢谷 克
「やあ久しぶ……
真鶴だよね?」
と青年を指して。
「……滑川まだ来てない?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「あたいならここにいるぜぃ」
鉢谷 克
「……えっ」
滑川 倭文なめがわ しとり
「すぐる、めっちゃでかくなったなー」
真鶴 歩
「やだなあ、顔忘れた? 随分会ってないから無理もないか、昔は髪短かったしね」
鉢谷 克
「女……だった?」
真鶴 歩
「何をいまさら」
鉢谷 克
「前から?」
真鶴 歩
「前から」
滑川 倭文なめがわ しとり
「前からだぜぃ。ちんこ生えてたことないぜぃ」
真鶴 歩
「生えてたことあったら驚くなあ」
滑川 倭文なめがわ しとり
「わはは。カエルとかだったら割とあるんだぜぃ」
真鶴 歩
「そんな両生類じゃないんだから。割と魚類もか」
滑川 倭文なめがわ しとり
「んだなー」
鉢谷 克
「えーーーー!? 知ってた!? みんな知ってた!?
いやごめんだけど! ええー。
泊まるんだよ?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「そうだぜぃ? なんで慌ててるんだぜぃ?」
真鶴 歩
「何を今更。滑川のばあちゃんだっているのに」
鉢谷 克
あうあうと視線を彷徨わせて、「ハイ」とカの鳴くような声で返事した。
真鶴 歩
「ああそうか、免疫ないもんなあ。鉢谷」
鉢谷 克
「ごめん、驚いて。
真鶴みたいにはちょっと」
赤くなってる。
滑川 倭文なめがわ しとり
「まぁ、ちっこい頃は一緒に立ちションとかしてたしなー。友達からも男か女かわからん、むしろカエルとか言われてっから、無理無いんだぜぃ」
真鶴 歩
「丁度いいし、せっかくだから慣れなって。ショック療法になっちゃうけど」
滑川 倭文なめがわ しとり
「そうだぜぃ。久しぶりに会ったんだし、また絡もうぜぃ」
真鶴 歩
「さあさあ、そろそろ行こうよ。遅くなっちゃうし」
話題が尾籠になってきたので方向転換。鉢谷には刺激が強そうだ。
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー、そうだなー」
鉢谷 克
こくこくと頷いている。
滑川 倭文なめがわ しとり
「ばーちゃんちに電話しながらだけど、行こうぜぃ」
KP
あなたの祖母の家はここから歩いたところだ。
滑川 倭文なめがわ しとり
スマホで電話しよう
どのくらいかな
KP
(地図を確認)そうだなー。これだとバスに乗った方がいいかも。
バスで3~4停留所ってとこかな。
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー、まだバスあんだなー。田舎だから、もう全然本数ないかと思ってたぜいぃ」
KP
七伏は大体東京から一時間ほどで到着する港町だ。
人口は五万ほどである。
それなりに時間は遅くなっているがちょっと待てばバスは来るし、
町の明かりもそこそこ明るい。
七伏
KP
滑川さん【EDU】成長させました?
20歳なら追加成長が一度できるゾ。
滑川 倭文なめがわ しとり
おや
後でやっとこ
KP
技能にも影響するからねー
滑川 倭文なめがわ しとり
意外に近い
千葉とかそっちの方くらいか
KP
七伏具体的に場所決まってるんだよ。
滑川 倭文なめがわ しとり
そうなんだ
何県なのかな
KP
神奈川県の南部、横須賀市の近辺にある海沿いの架空都市
真鶴 歩
へえぇー
滑川 倭文なめがわ しとり
三浦半島だ!
三崎にマグロ食べに行こうぜぃ
真鶴 歩
行きたーい(PLが)
KP
多分公式でガイドブックが無料で落とせるんじゃないかな?
真鶴 歩
ほほぅ
KP
ま、いいや。というわけで言うほど田舎じゃない。
バスも15分おきに来るのだ。
滑川 倭文なめがわ しとり
めっちゃ本数あった
真鶴 歩
ガイドブックチラしたけど、東京の大学に行くPCなら居住するのにも便利そうですね七伏市 神話事件起きるけど
真鶴 歩
「田舎」というよりベッドタウンって感じだった 意外
そんな近いのにバンドに夢中で帰らんかったんですねこの男は
そら父親にどやされる
滑川 倭文なめがわ しとり
横浜が近いから、ロックバンドにはまってしまったのだ
真鶴 歩
なるほどそれだ>横浜が

滑川 倭文なめがわ しとり
「久しぶりに美味いサカナ食べたいなー」
KP
そういえば駅では変に鮫ぐるみが売っていたりする。
滑川 倭文なめがわ しとり
「なんでサメばっかなんだぜぃ?
カエルも置いてくれてもバチは当たらないんだぜぃ。
カエルって言えば、すぐる、カエル平気になったんかー?
いっつも、あたいがパンツん中に放り込んだら泣いてたよなー」
鉢谷 克
choice 平気 無理 (choice 平気 無理) > 無理
鉢谷 克
「ぬ、ぬめぬめしてるのは、ちょっと……」
滑川 倭文なめがわ しとり
「そのぬめぬめがいいんだぜぃ?
それに、カエルは環境指標生物だかんな。カエルがいるとこは、キレイな自然が残ってる、ってことなんだぜぃ」
鉢谷 克
「カエルはパンツに入れるものじゃないし」
真鶴 歩
「まあまあ。人には苦手なものくらいあるって」
鉢谷 克
「うう……そうだった。滑川こういうヤツだった。思い出した」
滑川 倭文なめがわ しとり
「アメフクラガエルなんてどーだー? ぬめぬめしてないんだぜぃ」
スマホで検索して、画像を見せる
巷ではわらびもち、と言われて可愛がられているカエルだ
鉢谷 克
「目がでっかいとこも、ほっぺがぷくぷくしてるのも、急に飛ぶのも無理」
真鶴 歩
「そうなの? 俺にも見せてよ」
さりげなく滑川のスマホをこちらに向けさせよう。
鉢谷 克
中の人はかえるさん大好きです。
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー、これだぞ」
真鶴 歩
「へぇ、餅みたい。丸くてかわいいけど、ぬめぬめしてないんだ?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「こんなにかわいいのになー」
でっかい目で、不思議そうに針谷くんも見やっている
滑川 倭文なめがわ しとり
「だぜぃ。砂地とかに住んでんだぜぃ」
KP
そうやって可愛らしいカエルさんを鑑賞しているとバスがやってきた。
KP
そういえばお婆ちゃんに電話かけたよね、ごめん。
さっきは通じなかった電話がコールバックされた。
滑川 倭文なめがわ しとり
「お」
おばあちゃん
「おー、しとりぃ。
やっと来たねー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「ばーちゃん! ちゃんと電話でろよー。ぶっ倒れてんじゃないかと思ったぜぃ」
KP
あ、ごめんまだ夕方だな。
滑川 倭文なめがわ しとり
「今、あゆむとすぐると一緒に、バス乗ってるぜぃ」
おばあちゃん
「ごーめんごめん、もうすぐヘルパーさんが帰る時間だから、ドタバタしてたのさー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「そーなんか。
すげーな、ばーちゃん。召使いさんいるんだぜぃ」
おばあちゃん
「ヘルパーよヘルパァ。若い子が来てくれんのさぁー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー。スミに置けないんだぜぃ」
半分冗談です
おばあちゃん
「間に合って良かったよぉー
うっかり今日出かけるの忘れててねー。
折り紙折ったりカラオケしたりレーザーガン撃ったりしてくっからねぇー」
おばあちゃん
そういうとこがマジであんだってさ。
真鶴 歩
レーザーガン
滑川 倭文なめがわ しとり
「めっちゃ楽しそうなんだぜぃ。着いたらみんなで遊ばしてもらうぜぃ」
おばあちゃん
「うちにはないよぉー。あんたたちは留守番。
まあま、早くおいでー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「なんだよー。……おー、あとちびっとで着く……あ、次で降りるんだぜぃ」
針谷くんの前に身を乗り出してぴんぽーん
鉢谷 克
「おわ!?」
目の前をよぎった姿態におどおど。
滑川 倭文なめがわ しとり
セクハラしてくぜぃ
KP
あなたの祖母の家は2階建ての古めかしい日本家屋で、ガラスの引き戸の玄関が特徴的である。
祖母は現在一人暮らしで、身の回りの世話はホームヘルパーに任せている。
祖母の家の前には「七伏ホームヘルパー」と書かれたバンが停まっていた。
滑川 倭文なめがわ しとり
じゃぁ、でっかいスポーツバッグを高校生みたくリュック背負いしつつ
かららららら
「お、これがヘルパーさんかー」
真鶴 歩
「おっと、来てる所か。お邪魔しちゃったかな」
滑川 倭文なめがわ しとり
「別に構わないんだぜぃ。
おーい、ばーちゃーーーん」
ヘルパーさん
「お邪魔しています。お孫さんですね」
滑川 倭文なめがわ しとり
「おわ、いきなしいた」
おばあちゃん
「おーおー、きたきた。
ばーちゃん予定間違えててねー、今日は出かける日じゃなかったわー」
KP
祖母はからからと笑った。
滑川 倭文なめがわ しとり
「なんだよー。
孫が帰って来る日くらい、スマホにスケジュール入れとけってー」
KP
あなたの祖母は耳が少し遠くなっているな、というのが分かる。
ヘルパーが彼女に話しかけるとき、かなり大声で話しているのだ。
滑川 倭文なめがわ しとり
なんとなく察して、意図的に大きめの声で
「ばーちゃんがお世話になってますー」
おじぎすると、背負ったスポーツバッグが頭にのし、っと乗る
真鶴 歩
「ただいまー、滑川のばあちゃーん」滑川の後ろから顔を出す。
鉢谷 克
「お、お邪魔します……」
ちっちゃくなりながら上がる。
おばあちゃん
「よーく来たねぇ!!
うちのしとりがお世話んなってますー!」
滑川 倭文なめがわ しとり
「ばーちゃん、おぼえてっかー? すぐるとあゆむだぜぃ」
真鶴 歩
「久しぶり、滑川のばあちゃん。こっちこそお世話になってます」
おばあちゃん
「おやぁ、あゆむちゃんにすぐるちゃんじゃないか。
まあまあま、でかくなったねぇー。
上がって上がって」
滑川 倭文なめがわ しとり
「なー、でかくなったよなー」
鉢谷 克
「は、はい、お久しぶりで……」
真鶴 歩
「お邪魔しまーす」
真鶴 歩
ちょっとトイレへ
真鶴 歩
「あ、トイレ借りていい?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー、いいぞ」
おばあちゃん
「えー、なに? ああー、トイレねぇー?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「ばーちゃん、トイレの場所、変わってないよなー?」
おばあちゃん
「今掃除してもらったばかりだから綺麗だよぉー」
真鶴 歩
ただいまー
滑川 倭文なめがわ しとり
ほんとにトイレだった
真鶴 歩
ほんとにトイレでした
おばあちゃん
「水洗にしたんだよぉー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「あー、前ボットンだったもんなー」
ヘルパーさん
「くみ取り式だったんですか! へぇー」
おばあちゃん
「ふるい家だったからねぇー!!」
滑川 倭文なめがわ しとり
「そうなんだぜぃ。ビックリマン落っことしたりして、大変だったんだぜぃ」
真鶴 歩
「すごいよ、トイレが随分綺麗になってた。一見の価値ありだね」
ハンカチで手を拭きながら戻ってくる。
鉢谷 克
choice 落ちたことある ない (choice 落ちたことある ない) > ない
滑川 倭文なめがわ しとり
よかった
真鶴 歩
よかった……
滑川 倭文なめがわ しとり
ぽいぽいとハイトップを脱ぎ捨てると、並べ直しもせずに、ぺたぺたと板張りの廊下を歩いていってしまう
「マジかー。あたいも見にいってこよ」
ぺたぺたぺた
それこそカエルのような足音で
「ばーちゃん、サカナ、サカナ食える?」
KP
おばあちゃんはお茶など出してくれる。
鉢谷 克
「ねえ真鶴、ホテル取った方が良かったんじゃないの?」
いなくなったのを見計らって小声で。
真鶴 歩
「いいだろ、同室ってわけじゃなし。鉢谷も昔よく来ただろ? 滑川んち」
鉢谷 克
「そうだけどさぁー」
真鶴 歩
「家にはばあちゃんもいんだから、そこまで意識することないって」
KP
今日帯切橋出てくるか怪しくなってきた。
滑川 倭文なめがわ しとり
こういうのが楽しいからいいんだ
真鶴 歩
実際、日常シーンをあっためておくのは大事
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー、ほんとにめっちゃキレイになってたぜぃ! あゆむのすぐ後なのに臭くなかったしなー」
ぺたぺたぺたと戻って来る
滑川 倭文なめがわ しとり
大したこと前提
真鶴 歩
「お帰り。だろ?」
おばあちゃん
「あっはははは、いいだろうー」
真鶴 歩
「横に積んであったチリ紙もトイレットペーパーになってたし、一気に未来が来た感じするよ」
滑川 倭文なめがわ しとり
「あったよなー。チリ紙」
真鶴 歩
「あったあった。ちょっとゴワゴワするやつ」
真鶴 歩
四角いやつ>チリ紙
KP
なつい
滑川 倭文なめがわ しとり
「ウォシュレットもついてたんだぜぃ。ばーちゃん、ちゃんと使えてるんかー?」
おばあちゃん
「んー?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「ボタンいっぱいだろ」
ヘルパーさん
「トイレのシャワー! ですよ」
おばあちゃん
「ああー、おすれっとね。
最初はたまげたよー!」
滑川 倭文なめがわ しとり
「わはは。だろーなー」
ヘルパーさん
「おっと、そろそろ失礼いたします」
おばあちゃん
「あー、かえんのかい。
これから片付けがあるってねー、言ってたねぇー」
ヘルパーさん
「はい、また来週」
滑川 倭文なめがわ しとり
「大変な仕事だなー。お世話さまなんだぜぃ」
おばあちゃん
「引っ越してきたばっかりでなーんも分かんないのに、もう仕事してるの、偉いねぇー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「そうなんか。
七伏ん人じゃないんだなー」
ヘルパーさん
「はい、先週越してきたんですが、まだ全然荷ほどきが進んでなくて」
滑川 倭文なめがわ しとり
「それは大変なんだぜぃ。
なんか手伝うかー?」
ヘルパーさん
「ははは、いえいえ、私よりお婆ちゃんを手伝ってあげて下さい。
では、失礼しますね」
KP
ヘルパーの青年は玄関を出ると、車に乗る。
滑川 倭文なめがわ しとり
「ほうかー。一週間くらいいるから、なんかあったら言ってくれていいんだぜぃ」
おばあちゃん
「あんたぁ、早く帰りんさいねー」
滑川 倭文なめがわ しとり
ばいばいー
真鶴 歩
車が去っていく様子を見送る。
KP
おばあちゃんは玄関口で彼にそう声をかけると、玄関をぴしゃりと閉めた。
そして鍵をかける。

滑川 倭文なめがわ しとり
今何時でしたっけ
KP
そうだなー、六時くらい?
滑川 倭文なめがわ しとり
六時か
ほな田舎でもさすがに鍵かけるか
KP
田舎じゃないよぅ
真鶴 歩
東京から一時間いうとこですしね そんな田舎じゃない
滑川 倭文なめがわ しとり
そうかそうだった
なんか、トトロな雰囲気想像してた
KP
家は古いけど町は古くないの。
いや古くからあることはある。
戦国時代には城があったほどの土地だ。
滑川 倭文なめがわ しとり
なるほほ
真鶴 歩
どうしてもおばーちゃんと家の雰囲気的に田舎だと思ってしまうのはある
滑川 倭文なめがわ しとり
そうそう
最初に三浦半島、ってったから、もう三崎のイメージ全開だった
真鶴 歩
三崎でもさすがに鍵はかけそう
滑川 倭文なめがわ しとり
それはそうか

おばあちゃん
「ちょっとあんたたちぃ、こっち来んさい」
KP
おばあちゃんは居間の方へあなた方を招く。
真鶴 歩
「はいはーい?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「んー?」
ぺたぺたついてこ
真鶴 歩
てくてくついていこう
KP
そこそこ広い居間に広いテーブルがセットされている。これは恐らくさっきの青年にたのんだのだろう。
その上に寿司がずらっと乗っている。
滑川 倭文なめがわ しとり
「うおおおおお。
スシだ!」
真鶴 歩
「寿司だ! 滑川のばあちゃん、頼んでくれたの?」
おばあちゃん
「んー? ああ、寿司。好きだろー? 魚」
滑川 倭文なめがわ しとり
「大好きなんだぜぃ!」
真鶴 歩
「好き好き。ありがとう」
鉢谷 克
「ありがとうございます!」
滑川 倭文なめがわ しとり
「もーうまいサカナ食いたくってさぁ」
真鶴 歩
来客といえばスシなあたり、うっかり更に盛り上がる田舎ムード
おばあちゃん
「せっかく来てくれたところ悪いんだけどねー、今夜は大潮なんだよぉ」
滑川 倭文なめがわ しとり
「おおしお?」
真鶴 歩
「大潮? それがどうしたの、ばあちゃん」
おばあちゃん
「満潮の時間になると、海の水が川を遡ってくるのさー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「ああーあったなー。
汽水域きすいいきで、少し遡ったとこでも海の魚見れんだよなー」
真鶴 歩
あったなー的な覚えのある現象? >海の水が川を遡ってくる
KP
この町の中学校に通ってたら「自分の街」の授業でやってたかもね。
おばあちゃん
「潮が引くまでは誰が訪ねてきても、絶対に玄関を開けんじゃないよぉー」
真鶴 歩
「え、なんで?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「なんでだ?」
真鶴 歩
「ここ、浸水してくる家だっけ?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「土嚢とか積むんか?」
鉢谷 克
「そういうのならやるよ」
おばあちゃん
「んー?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「あたいもやるぜぃ」
真鶴 歩
「ああ、土嚢積むなら俺も手伝うよ。水が上がってきちゃうんだろ」
おばあちゃん
「んー? あー違う違う。開けちゃならんのよ」
滑川 倭文なめがわ しとり
「?」
KP
おばあちゃんはふわふわと大あくびをした。
おばあちゃん
「わるいねぇー、今日はちょっと早く休まなきゃなんなくてねぇー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「ばーちゃん、こう見えて年寄りだからなー」
おばあちゃん
「戸締まりはしたから大丈夫。
明日は市に行くからねー」
滑川 倭文なめがわ しとり
「おー。魚さかな!」
真鶴 歩
「市場かぁ、昔よく行ったな」
滑川 倭文なめがわ しとり
「だよなー。うっちゃられてる雑魚とか拾って食ったよなー」
KP
おばあちゃんは少しすまなそうにしながら、自室に向かう。
滑川 倭文なめがわ しとり
「ばーちゃん、おやすみー」
おばあちゃん
「しとりぃ、仏間にお布団出してあるからぁ、広げて使ってねぇ」
滑川 倭文なめがわ しとり
「あんがとー!」
真鶴 歩
「おやすみ、お世話になりまーす」
おばあちゃん
「おやつもお酒も好きに食べていいからねぇー。
おやすみぃー」
KP
おばあちゃんは二階に上がっていった。
滑川 倭文なめがわ しとり
「おお?
すげー、ビールも日本酒もあるぜぃ」
真鶴 歩
「えっほんと? やった」
KP
冷蔵庫には大体飲みたいメジャーな酒はあることにしていい。
棚には様々な菓子もある。
滑川 倭文なめがわ しとり
じゃぁそれらを掻き抱いて、仏間に持ち込む
真鶴 歩
その様子を見て歓声を上げつつ、食器棚からさっそく猪口やらグラスやら取り出す。
鉢谷 克
「お寿司……」
食べたいなぁ、と顔に書いてある。
KP
うむ。レッツパーリィってとこで切ろう。
真鶴 歩
ですな。レッツパーリィ!
滑川 倭文なめがわ しとり
はーい
KP
仏間にはあなたの祖父がこれまたガハハと笑った顔の写真が飾ってある。
滑川 倭文なめがわ しとり
「あ、そーだ」
仏壇の前に走ってって、座布団にダイブするように正座
「じーちゃん! ただいま!」
お輪を適当にちんちんちーんと鳴らして、適当になむなむ
真鶴 歩
「あ、そっか。お邪魔してまーす」その様子を見て仏壇にも声をかける。
鉢谷 克
「お邪魔してますー」
ちんちーん
滑川 倭文なめがわ しとり
「じーちゃんにも、後で分けてやっからな! ガリとか!」
KP
ガリかよ
滑川 倭文なめがわ しとり
それか、お供えしてから3秒経ったら食う
3秒ルール
真鶴 歩
PLがスシ食いたくなる
鉢谷 克
「そんなルール初めて聞いたよ!?」
滑川 倭文なめがわ しとり
「いんだよ、こういうのは気持ちが大切なんだぜぃ?」
真鶴 歩
「魚そのまま置いてたら臭っちゃうしね」
滑川 倭文なめがわ しとり
「そうそう。
大トロに祟られんだぜぃ」
KP
そう、残念ながらお婆ちゃんは早々に眠ってしまったが、夜はこれから! なのだ!
真鶴 歩
これから! なのだ!
KP
七伏の豊かな海で採れたお魚たちがあなた方を待っている!

KP
といったところで、
本日はお開き!
滑川 倭文なめがわ しとり
しかし宴はこれから!
真鶴 歩
ありがとうございましたー! スシ食べたい!
KP
たべたーい
ありがとうございました!
滑川 倭文なめがわ しとり
ありがとうございましたー
KP
この七伏シリーズってボイセでサクッと二時間程度で終わるシリーズなので、今回も5~6回くらいじゃないかな。
真鶴 歩
ふむふむ。
滑川 倭文なめがわ しとり
どれだけ引き延ばせるかが勝負
KP
既に1ページ終わってないのに一回終わったんだよなー
滑川 倭文なめがわ しとり
まぁ、今日は短ったし……
KP
まあここはロールプレイして宴を楽しもうって書いてるからそれでいいのだ。

コメント By.KP
折角新クトゥルフやるなら七伏市奇譚やりたいな! というKPの希望により「帯切橋」を候補に挙げさせてもらいました。
この話に出てくるあたりって結構古い建物が多いように見えるんですよね。
そこにあんなお婆ちゃん出したら、まあ田舎イメージが強くなっちゃうのも仕方ない!

プレイ日:2025年6月3日

作者名: 五味弘文、七峰きざし/アーカム・メンバーズ

配布・販売サイト: 新クトゥルフ神話TRPGシナリオ「帯切橋」

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本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

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PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」



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