
『帯切橋』
のネタバレがあります。
クトゥルフ神話TRPG 目次
帯切橋
参加キャラクター
KP
ほいじゃ始めさせていただきますー
真鶴 歩

よろしくお願いします!
滑川 倭文

お願いします!
KP
よろしくお願いします!
で、皆様上から自己紹介お願いします。
真鶴さんからー
で、皆様上から自己紹介お願いします。
真鶴さんからー
KP
〈鍵開け〉を持ってくるのを忘れた
真鶴 歩
〈鍵開け〉(物理)
KP
そんな思いが一瞬よぎったのは事実
真鶴 歩

「俺、真鶴歩。友達とバンドやってんだけど、知ってる?
最近はAIとアコースティックの組み合わせで色々やってみてんだ。
ああ、本業? やだなあ本業があるみたいな言い方。
大学生で情報科。一時間目に必修持ってくる先生居て眠いんだよね。
何だかんだで学業にも繋がってると思うんだけど、単位貰えないんだよね。不思議不思議。
今日は久しぶりに地元に帰るんだ。昔の友達のばあちゃんちで遊ぶつもり。楽しみだけど、父さんに会ったらどやされそうだなあ」
最近はAIとアコースティックの組み合わせで色々やってみてんだ。
ああ、本業? やだなあ本業があるみたいな言い方。
大学生で情報科。一時間目に必修持ってくる先生居て眠いんだよね。
何だかんだで学業にも繋がってると思うんだけど、単位貰えないんだよね。不思議不思議。
今日は久しぶりに地元に帰るんだ。昔の友達のばあちゃんちで遊ぶつもり。楽しみだけど、父さんに会ったらどやされそうだなあ」
真鶴 歩

「ってことで、よろしくね」
滑川 倭文

よろしくー
KP
よろしくお願いします。
KP
なんだかんだで全員七伏出身かな
滑川 倭文
そうなるのかな
でも、今は離れてるんだよね?
でも、今は離れてるんだよね?
KP
そうだね七伏に住んでるとしても、今回の舞台にある地域からは離れているんだろうね
滑川 倭文
住所、埼玉県にしてしまった
真鶴 歩
出身は七伏で、今は東京なり神奈川なりに出てきてるイメージですね、こちらは
鉢谷 克
では次kpcなんですが順番的に私かな
滑川 倭文
どうぞー
鉢谷 克

「大学生です。鉢谷っていいます。
七伏に住んでますけどもっと北の方の出なんです。
このへんオバケ出るんですか? 嫌だなぁ。
今日は友人の家に遊びに来たんですけれど、よく考えたら滑川女の子でした。
え。大丈夫?
ぼくオバケの次に女の子苦手なんですけど。
帰っていいですかね……」
七伏に住んでますけどもっと北の方の出なんです。
このへんオバケ出るんですか? 嫌だなぁ。
今日は友人の家に遊びに来たんですけれど、よく考えたら滑川女の子でした。
え。大丈夫?
ぼくオバケの次に女の子苦手なんですけど。
帰っていいですかね……」
鉢谷 克

よろしくお願いします。
ちなみに体を鍛えてもやっつけられないのでオバケはもっと嫌いになりました。
ちなみに体を鍛えてもやっつけられないのでオバケはもっと嫌いになりました。
真鶴 歩

よろしくお願いします。オバケの次に女の子苦手でふふってなった
滑川 倭文

男みたいだから大丈夫さ
KP
滑川ちゃんこんなに肌を出した格好しているのに女子だって事忘れてるの……? 鉢谷。
真鶴 歩
女子だって事を忘れて惜しげもなく肌を出してしまうから鉢谷さんにとって余計受難になるタイプの予感
KP
滑川ちゃんがまだ七伏にいた小さい頃に会って男の子だと思い込んでたのかも。
滑川 倭文
川とかで平気でカエルと素手でつかまえまくってました
KP
本人のモデルがカエ……
じつは滑川はカエルをモデルにしたキャラクターなのだった。
KP
ではトリどうぞー
滑川 倭文
はーい
滑川 倭文

「おっす。あたい滑川倭文。しとりなー。名前よく読めないって言われんだぜぃ。
友だちからはしとりんとか呼ばれてるぜぃ。黄色好きだしちょうどいいよなー。生物学部で生き物のこととか勉強してるぜぃ。好きなものはカエル。両生類、好きなんだよなー。みんな、あたいの顔見て『わかるー』って言うんだぜぃ。なんでなんだろなー。あ、あと趣味でシラット習ってんだぜぃ。え、知らん? 東南アジアの方でやってる武道。キックとかキックとかナイフとか。護身術なんだぜぃ。……キックが得意、ってとこで、なんで『わかるー』って顔すんだー?」
友だちからはしとりんとか呼ばれてるぜぃ。黄色好きだしちょうどいいよなー。生物学部で生き物のこととか勉強してるぜぃ。好きなものはカエル。両生類、好きなんだよなー。みんな、あたいの顔見て『わかるー』って言うんだぜぃ。なんでなんだろなー。あ、あと趣味でシラット習ってんだぜぃ。え、知らん? 東南アジアの方でやってる武道。キックとかキックとかナイフとか。護身術なんだぜぃ。……キックが得意、ってとこで、なんで『わかるー』って顔すんだー?」
滑川 倭文
わかるー、って言われんだぜぃ
KP
わかるー
滑川 倭文
わかられたんだぜぃ
滑川 倭文
KPに相談なんだけど、シラットやってるからカランビットナイフ持ってるんですが
フレーバーとして扱うんで、パンチの威力をキックと同じ、ってことにしていいですか?
7版だと近接戦闘でひとくくりだし
フレーバーとして扱うんで、パンチの威力をキックと同じ、ってことにしていいですか?
7版だと近接戦闘でひとくくりだし
KP
ん? パンチとキックの種別はないので好きにするとよいですよ
滑川 倭文
わーい
折り畳み式のカランビットナイフ
折り畳み式のカランビットナイフ
KP
とりあえずダメージ周り確認したいけど今回は関係ないのでとりあえず進めるね。
「格闘」だとダメージは出ないからさ。
「格闘」だとダメージは出ないからさ。
滑川 倭文
ほーい
色々ご面倒掛けます
色々ご面倒掛けます
KP
ありがとうございました。
今回は皆さん、昔の知り合いが久しぶりに会うって感じかな?
今回は皆さん、昔の知り合いが久しぶりに会うって感じかな?
真鶴 歩
かな?
滑川 倭文
なのかな?
KP
いる場所がバラバラになったからそうなのかな? と。
滑川 倭文
じゃぁ、冒頭で早速醍醐味「お前おんなだったのか!」イベントが
KP
やっとくか。
滑川 倭文
草
しとり、って男か女かわからん名前だもんなー
しとり、って男か女かわからん名前だもんなー
KP
皆さんはメッセンジャーか何かでやりとりはしていたんでしょうね。
滑川 倭文
かも
真鶴 歩
そんなかんじかな
で、久しぶりに会おうぜーって
で、久しぶりに会おうぜーって
KP
で、夏休みどこ行くーって話してて、その場のノリで滑川ばあちゃんちに行くことに。
滑川 倭文
ばーちゃん……じーちゃんもいるのか?
KP
いないね。
滑川 倭文
いなかった
KP
なくなったのか出かけているだけなのかはお任せする。
滑川 倭文
亡くなったことにしようかなー
ばーちゃんの喜びスマイル見れそうだし
ごめんなじーちゃん
ばーちゃんの喜びスマイル見れそうだし
ごめんなじーちゃん
滑川 倭文

「だったら、ウチに泊まればいんだぜぃ。ばーちゃんしかおらんし」
真鶴 歩

「おっ、いいね。じゃあ世話になろうかな」
KP
では三人は駅で待ち合わせるなどした。
七伏は最近、サメが飛ぶのを見たなどという与太話が囁かれていたりする。
七伏は最近、サメが飛ぶのを見たなどという与太話が囁かれていたりする。
真鶴 歩

「おっ、来た来た。対面じゃひっさしぶりぃ」ひょいと手を挙げる。
滑川 倭文

「サメかー。サメはあんまし興味ないぜぃ」
真鶴 歩

「ないの? 好きそうなのに」
滑川 倭文

「あたいはカエルが一番なんだぜぃ」
滑川 倭文
あゆむさん何歳でしたっけ
真鶴 歩
20歳ですね 二回生
滑川 倭文
おないだった
鉢谷 克
ぼくも20ですね。
滑川 倭文
みんなおないだった
真鶴 歩
「だって三回生以降だと探索者するには忙しいもんねぇ」メタ
滑川 倭文
それはそう
真鶴 歩
背景の店が玉子焼きの店であることに気づいて食べたい
滑川 倭文

「おー、あゆむー」
真鶴 歩

「やー、しとりん」
鉢谷 克

「やあ久しぶ……
真鶴だよね?」
と青年を指して。
「……滑川まだ来てない?」
真鶴だよね?」
と青年を指して。
「……滑川まだ来てない?」
滑川 倭文

「あたいならここにいるぜぃ」
鉢谷 克

「……えっ」
滑川 倭文

「すぐる、めっちゃでかくなったなー」
真鶴 歩

「やだなあ、顔忘れた? 随分会ってないから無理もないか、昔は髪短かったしね」
鉢谷 克

「女……だった?」
真鶴 歩

「何をいまさら」
鉢谷 克

「前から?」
真鶴 歩

「前から」
滑川 倭文

「前からだぜぃ。ちんこ生えてたことないぜぃ」
真鶴 歩

「生えてたことあったら驚くなあ」
滑川 倭文

「わはは。カエルとかだったら割とあるんだぜぃ」
真鶴 歩

「そんな両生類じゃないんだから。割と魚類もか」
滑川 倭文

「んだなー」
鉢谷 克

「えーーーー!? 知ってた!? みんな知ってた!?
いやごめんだけど! ええー。
泊まるんだよ?」
いやごめんだけど! ええー。
泊まるんだよ?」
滑川 倭文

「そうだぜぃ? なんで慌ててるんだぜぃ?」
真鶴 歩

「何を今更。滑川のばあちゃんだっているのに」
鉢谷 克

あうあうと視線を彷徨わせて、「ハイ」とカの鳴くような声で返事した。
真鶴 歩

「ああそうか、免疫ないもんなあ。鉢谷」
鉢谷 克

「ごめん、驚いて。
真鶴みたいにはちょっと」
赤くなってる。
真鶴みたいにはちょっと」
赤くなってる。
滑川 倭文

「まぁ、ちっこい頃は一緒に立ちションとかしてたしなー。友達からも男か女かわからん、むしろカエルとか言われてっから、無理無いんだぜぃ」
真鶴 歩

「丁度いいし、せっかくだから慣れなって。ショック療法になっちゃうけど」
滑川 倭文

「そうだぜぃ。久しぶりに会ったんだし、また絡もうぜぃ」
真鶴 歩

「さあさあ、そろそろ行こうよ。遅くなっちゃうし」
話題が尾籠になってきたので方向転換。鉢谷には刺激が強そうだ。
話題が尾籠になってきたので方向転換。鉢谷には刺激が強そうだ。
滑川 倭文

「おー、そうだなー」
鉢谷 克

こくこくと頷いている。
滑川 倭文

「ばーちゃんちに電話しながらだけど、行こうぜぃ」
KP
あなたの祖母の家はここから歩いたところだ。
滑川 倭文

スマホで電話しよう
どのくらいかな
どのくらいかな
KP
(地図を確認)そうだなー。これだとバスに乗った方がいいかも。
バスで3~4停留所ってとこかな。
バスで3~4停留所ってとこかな。
滑川 倭文

「おー、まだバスあんだなー。田舎だから、もう全然本数ないかと思ってたぜいぃ」
KP
七伏は大体東京から一時間ほどで到着する港町だ。
人口は五万ほどである。
それなりに時間は遅くなっているがちょっと待てばバスは来るし、
町の明かりもそこそこ明るい。
人口は五万ほどである。
それなりに時間は遅くなっているがちょっと待てばバスは来るし、
町の明かりもそこそこ明るい。
七伏
KP
滑川さん【EDU】成長させました?
20歳なら追加成長が一度できるゾ。
20歳なら追加成長が一度できるゾ。
滑川 倭文
おや
後でやっとこ
後でやっとこ
KP
技能にも影響するからねー
滑川 倭文
意外に近い
千葉とかそっちの方くらいか
千葉とかそっちの方くらいか
KP
七伏具体的に場所決まってるんだよ。
滑川 倭文
そうなんだ
何県なのかな
何県なのかな
KP
神奈川県の南部、横須賀市の近辺にある海沿いの架空都市
真鶴 歩
へえぇー
滑川 倭文
三浦半島だ!
三崎にマグロ食べに行こうぜぃ
三崎にマグロ食べに行こうぜぃ
真鶴 歩
行きたーい(PLが)
KP
多分公式でガイドブックが無料で落とせるんじゃないかな?
真鶴 歩
ほほぅ
KP
ま、いいや。というわけで言うほど田舎じゃない。
バスも15分おきに来るのだ。
バスも15分おきに来るのだ。
滑川 倭文
めっちゃ本数あった
真鶴 歩
ガイドブックチラしたけど、東京の大学に行くPCなら居住するのにも便利そうですね七伏市 神話事件起きるけど
真鶴 歩
「田舎」というよりベッドタウンって感じだった 意外
そんな近いのにバンドに夢中で帰らんかったんですねこの男は
そら父親にどやされる
そんな近いのにバンドに夢中で帰らんかったんですねこの男は
そら父親にどやされる
滑川 倭文
横浜が近いから、ロックバンドにはまってしまったのだ
真鶴 歩
なるほどそれだ>横浜が
滑川 倭文

「久しぶりに美味いサカナ食べたいなー」
KP
そういえば駅では変に鮫ぐるみが売っていたりする。
滑川 倭文

「なんでサメばっかなんだぜぃ?
カエルも置いてくれてもバチは当たらないんだぜぃ。
カエルって言えば、すぐる、カエル平気になったんかー?
いっつも、あたいがパンツん中に放り込んだら泣いてたよなー」
カエルも置いてくれてもバチは当たらないんだぜぃ。
カエルって言えば、すぐる、カエル平気になったんかー?
いっつも、あたいがパンツん中に放り込んだら泣いてたよなー」
鉢谷 克

choice 平気 無理 (choice 平気 無理) > 無理
鉢谷 克

「ぬ、ぬめぬめしてるのは、ちょっと……」
滑川 倭文

「そのぬめぬめがいいんだぜぃ?
それに、カエルは環境指標生物だかんな。カエルがいるとこは、キレイな自然が残ってる、ってことなんだぜぃ」
それに、カエルは環境指標生物だかんな。カエルがいるとこは、キレイな自然が残ってる、ってことなんだぜぃ」
鉢谷 克

「カエルはパンツに入れるものじゃないし」
真鶴 歩

「まあまあ。人には苦手なものくらいあるって」
鉢谷 克

「うう……そうだった。滑川こういうヤツだった。思い出した」
滑川 倭文

「アメフクラガエルなんてどーだー? ぬめぬめしてないんだぜぃ」
スマホで検索して、画像を見せる
巷ではわらびもち、と言われて可愛がられているカエルだ
スマホで検索して、画像を見せる
巷ではわらびもち、と言われて可愛がられているカエルだ
鉢谷 克

「目がでっかいとこも、ほっぺがぷくぷくしてるのも、急に飛ぶのも無理」
真鶴 歩

「そうなの? 俺にも見せてよ」
さりげなく滑川のスマホをこちらに向けさせよう。
さりげなく滑川のスマホをこちらに向けさせよう。
鉢谷 克
中の人はかえるさん大好きです。
滑川 倭文

「おー、これだぞ」
真鶴 歩

「へぇ、餅みたい。丸くてかわいいけど、ぬめぬめしてないんだ?」
滑川 倭文

「こんなにかわいいのになー」
でっかい目で、不思議そうに針谷くんも見やっている
でっかい目で、不思議そうに針谷くんも見やっている
滑川 倭文

「だぜぃ。砂地とかに住んでんだぜぃ」
KP
そうやって可愛らしいカエルさんを鑑賞しているとバスがやってきた。
KP
そういえばお婆ちゃんに電話かけたよね、ごめん。
さっきは通じなかった電話がコールバックされた。
さっきは通じなかった電話がコールバックされた。
滑川 倭文

「お」
おばあちゃん
「おー、しとりぃ。
やっと来たねー」
やっと来たねー」
滑川 倭文

「ばーちゃん! ちゃんと電話でろよー。ぶっ倒れてんじゃないかと思ったぜぃ」
KP
あ、ごめんまだ夕方だな。
滑川 倭文

「今、あゆむとすぐると一緒に、バス乗ってるぜぃ」
おばあちゃん
「ごーめんごめん、もうすぐヘルパーさんが帰る時間だから、ドタバタしてたのさー」
滑川 倭文

「そーなんか。
すげーな、ばーちゃん。召使いさんいるんだぜぃ」
すげーな、ばーちゃん。召使いさんいるんだぜぃ」
おばあちゃん
「ヘルパーよヘルパァ。若い子が来てくれんのさぁー」
滑川 倭文

「おー。スミに置けないんだぜぃ」
半分冗談です
半分冗談です
おばあちゃん
「間に合って良かったよぉー
うっかり今日出かけるの忘れててねー。
折り紙折ったりカラオケしたりレーザーガン撃ったりしてくっからねぇー」
うっかり今日出かけるの忘れててねー。
折り紙折ったりカラオケしたりレーザーガン撃ったりしてくっからねぇー」
おばあちゃん
そういうとこがマジであんだってさ。
真鶴 歩
レーザーガン
滑川 倭文

「めっちゃ楽しそうなんだぜぃ。着いたらみんなで遊ばしてもらうぜぃ」
おばあちゃん
「うちにはないよぉー。あんたたちは留守番。
まあま、早くおいでー」
まあま、早くおいでー」
滑川 倭文

「なんだよー。……おー、あとちびっとで着く……あ、次で降りるんだぜぃ」
針谷くんの前に身を乗り出してぴんぽーん
針谷くんの前に身を乗り出してぴんぽーん
鉢谷 克

「おわ!?」
目の前をよぎった姿態におどおど。
目の前をよぎった姿態におどおど。
滑川 倭文

セクハラしてくぜぃ
KP
あなたの祖母の家は2階建ての古めかしい日本家屋で、ガラスの引き戸の玄関が特徴的である。
祖母は現在一人暮らしで、身の回りの世話はホームヘルパーに任せている。
祖母の家の前には「七伏ホームヘルパー」と書かれたバンが停まっていた。
祖母は現在一人暮らしで、身の回りの世話はホームヘルパーに任せている。
祖母の家の前には「七伏ホームヘルパー」と書かれたバンが停まっていた。
滑川 倭文

じゃぁ、でっかいスポーツバッグを高校生みたくリュック背負いしつつ
かららららら
「お、これがヘルパーさんかー」
かららららら
「お、これがヘルパーさんかー」
真鶴 歩

「おっと、来てる所か。お邪魔しちゃったかな」
滑川 倭文

「別に構わないんだぜぃ。
おーい、ばーちゃーーーん」
おーい、ばーちゃーーーん」
ヘルパーさん
「お邪魔しています。お孫さんですね」
滑川 倭文

「おわ、いきなしいた」
おばあちゃん
「おーおー、きたきた。
ばーちゃん予定間違えててねー、今日は出かける日じゃなかったわー」
ばーちゃん予定間違えててねー、今日は出かける日じゃなかったわー」
KP
祖母はからからと笑った。
滑川 倭文

「なんだよー。
孫が帰って来る日くらい、スマホにスケジュール入れとけってー」
孫が帰って来る日くらい、スマホにスケジュール入れとけってー」
KP
あなたの祖母は耳が少し遠くなっているな、というのが分かる。
ヘルパーが彼女に話しかけるとき、かなり大声で話しているのだ。
ヘルパーが彼女に話しかけるとき、かなり大声で話しているのだ。
滑川 倭文

なんとなく察して、意図的に大きめの声で
「ばーちゃんがお世話になってますー」
おじぎすると、背負ったスポーツバッグが頭にのし、っと乗る
「ばーちゃんがお世話になってますー」
おじぎすると、背負ったスポーツバッグが頭にのし、っと乗る
真鶴 歩

「ただいまー、滑川のばあちゃーん」滑川の後ろから顔を出す。
鉢谷 克

「お、お邪魔します……」
ちっちゃくなりながら上がる。
ちっちゃくなりながら上がる。
おばあちゃん
「よーく来たねぇ!!
うちのしとりがお世話んなってますー!」
うちのしとりがお世話んなってますー!」
滑川 倭文

「ばーちゃん、おぼえてっかー? すぐるとあゆむだぜぃ」
真鶴 歩

「久しぶり、滑川のばあちゃん。こっちこそお世話になってます」
おばあちゃん
「おやぁ、あゆむちゃんにすぐるちゃんじゃないか。
まあまあま、でかくなったねぇー。
上がって上がって」
まあまあま、でかくなったねぇー。
上がって上がって」
滑川 倭文

「なー、でかくなったよなー」
鉢谷 克

「は、はい、お久しぶりで……」
真鶴 歩

「お邪魔しまーす」
真鶴 歩
ちょっとトイレへ
真鶴 歩

「あ、トイレ借りていい?」
滑川 倭文

「おー、いいぞ」
おばあちゃん
「えー、なに? ああー、トイレねぇー?」
滑川 倭文

「ばーちゃん、トイレの場所、変わってないよなー?」
おばあちゃん
「今掃除してもらったばかりだから綺麗だよぉー」
真鶴 歩
ただいまー
滑川 倭文
ほんとにトイレだった
真鶴 歩
ほんとにトイレでした
おばあちゃん
「水洗にしたんだよぉー」
滑川 倭文

「あー、前ボットンだったもんなー」
ヘルパーさん
「くみ取り式だったんですか! へぇー」
おばあちゃん
「ふるい家だったからねぇー!!」
滑川 倭文

「そうなんだぜぃ。ビックリマン落っことしたりして、大変だったんだぜぃ」
真鶴 歩

「すごいよ、トイレが随分綺麗になってた。一見の価値ありだね」
ハンカチで手を拭きながら戻ってくる。
ハンカチで手を拭きながら戻ってくる。
鉢谷 克

choice 落ちたことある ない (choice 落ちたことある ない) > ない
滑川 倭文

よかった
真鶴 歩

よかった……
滑川 倭文

ぽいぽいとハイトップを脱ぎ捨てると、並べ直しもせずに、ぺたぺたと板張りの廊下を歩いていってしまう
「マジかー。あたいも見にいってこよ」
ぺたぺたぺた
それこそカエルのような足音で
「ばーちゃん、サカナ、サカナ食える?」
「マジかー。あたいも見にいってこよ」
ぺたぺたぺた
それこそカエルのような足音で
「ばーちゃん、サカナ、サカナ食える?」
KP
おばあちゃんはお茶など出してくれる。
鉢谷 克

「ねえ真鶴、ホテル取った方が良かったんじゃないの?」
いなくなったのを見計らって小声で。
いなくなったのを見計らって小声で。
真鶴 歩

「いいだろ、同室ってわけじゃなし。鉢谷も昔よく来ただろ? 滑川んち」
鉢谷 克

「そうだけどさぁー」
真鶴 歩

「家にはばあちゃんもいんだから、そこまで意識することないって」
KP
今日帯切橋出てくるか怪しくなってきた。
滑川 倭文
こういうのが楽しいからいいんだ
真鶴 歩
実際、日常シーンをあっためておくのは大事
滑川 倭文

「おー、ほんとにめっちゃキレイになってたぜぃ! あゆむのすぐ後なのに臭くなかったしなー」
ぺたぺたぺたと戻って来る
ぺたぺたぺたと戻って来る
滑川 倭文
大したこと前提
真鶴 歩

「お帰り。だろ?」
おばあちゃん
「あっはははは、いいだろうー」
真鶴 歩

「横に積んであったチリ紙もトイレットペーパーになってたし、一気に未来が来た感じするよ」
滑川 倭文

「あったよなー。チリ紙」
真鶴 歩

「あったあった。ちょっとゴワゴワするやつ」
真鶴 歩
四角いやつ>チリ紙
KP
なつい
滑川 倭文

「ウォシュレットもついてたんだぜぃ。ばーちゃん、ちゃんと使えてるんかー?」
おばあちゃん
「んー?」
滑川 倭文

「ボタンいっぱいだろ」
ヘルパーさん
「トイレのシャワー! ですよ」
おばあちゃん
「ああー、おすれっとね。
最初はたまげたよー!」
最初はたまげたよー!」
滑川 倭文

「わはは。だろーなー」
ヘルパーさん
「おっと、そろそろ失礼いたします」
おばあちゃん
「あー、かえんのかい。
これから片付けがあるってねー、言ってたねぇー」
これから片付けがあるってねー、言ってたねぇー」
ヘルパーさん
「はい、また来週」
滑川 倭文

「大変な仕事だなー。お世話さまなんだぜぃ」
おばあちゃん
「引っ越してきたばっかりでなーんも分かんないのに、もう仕事してるの、偉いねぇー」
滑川 倭文

「そうなんか。
七伏ん人じゃないんだなー」
七伏ん人じゃないんだなー」
ヘルパーさん
「はい、先週越してきたんですが、まだ全然荷ほどきが進んでなくて」
滑川 倭文

「それは大変なんだぜぃ。
なんか手伝うかー?」
なんか手伝うかー?」
ヘルパーさん
「ははは、いえいえ、私よりお婆ちゃんを手伝ってあげて下さい。
では、失礼しますね」
では、失礼しますね」
KP
ヘルパーの青年は玄関を出ると、車に乗る。
滑川 倭文

「ほうかー。一週間くらいいるから、なんかあったら言ってくれていいんだぜぃ」
おばあちゃん
「あんたぁ、早く帰りんさいねー」
滑川 倭文

ばいばいー
真鶴 歩

車が去っていく様子を見送る。
KP
おばあちゃんは玄関口で彼にそう声をかけると、玄関をぴしゃりと閉めた。
そして鍵をかける。
そして鍵をかける。
滑川 倭文
今何時でしたっけ
KP
そうだなー、六時くらい?
滑川 倭文
六時か
ほな田舎でもさすがに鍵かけるか
ほな田舎でもさすがに鍵かけるか
KP
田舎じゃないよぅ
真鶴 歩
東京から一時間いうとこですしね そんな田舎じゃない
滑川 倭文
そうかそうだった
なんか、トトロな雰囲気想像してた
なんか、トトロな雰囲気想像してた
KP
家は古いけど町は古くないの。
いや古くからあることはある。
戦国時代には城があったほどの土地だ。
いや古くからあることはある。
戦国時代には城があったほどの土地だ。
滑川 倭文
なるほほ
真鶴 歩
どうしてもおばーちゃんと家の雰囲気的に田舎だと思ってしまうのはある
滑川 倭文
そうそう
最初に三浦半島、ってったから、もう三崎のイメージ全開だった
最初に三浦半島、ってったから、もう三崎のイメージ全開だった
真鶴 歩
三崎でもさすがに鍵はかけそう
滑川 倭文
それはそうか
おばあちゃん
「ちょっとあんたたちぃ、こっち来んさい」
KP
おばあちゃんは居間の方へあなた方を招く。
真鶴 歩

「はいはーい?」
滑川 倭文

「んー?」
ぺたぺたついてこ
ぺたぺたついてこ
真鶴 歩

てくてくついていこう
KP
そこそこ広い居間に広いテーブルがセットされている。これは恐らくさっきの青年にたのんだのだろう。
その上に寿司がずらっと乗っている。
その上に寿司がずらっと乗っている。
滑川 倭文

「うおおおおお。
スシだ!」
スシだ!」
真鶴 歩

「寿司だ! 滑川のばあちゃん、頼んでくれたの?」
おばあちゃん
「んー? ああ、寿司。好きだろー? 魚」
滑川 倭文

「大好きなんだぜぃ!」
真鶴 歩

「好き好き。ありがとう」
鉢谷 克

「ありがとうございます!」
滑川 倭文

「もーうまいサカナ食いたくってさぁ」
真鶴 歩
来客といえばスシなあたり、うっかり更に盛り上がる田舎ムード
おばあちゃん
「せっかく来てくれたところ悪いんだけどねー、今夜は大潮なんだよぉ」
滑川 倭文

「おおしお?」
真鶴 歩

「大潮? それがどうしたの、ばあちゃん」
おばあちゃん
「満潮の時間になると、海の水が川を遡ってくるのさー」
滑川 倭文

「ああーあったなー。
汽水域で、少し遡ったとこでも海の魚見れんだよなー」
汽水域で、少し遡ったとこでも海の魚見れんだよなー」
真鶴 歩
あったなー的な覚えのある現象? >海の水が川を遡ってくる
KP
この町の中学校に通ってたら「自分の街」の授業でやってたかもね。
おばあちゃん
「潮が引くまでは誰が訪ねてきても、絶対に玄関を開けんじゃないよぉー」
真鶴 歩

「え、なんで?」
滑川 倭文

「なんでだ?」
真鶴 歩

「ここ、浸水してくる家だっけ?」
滑川 倭文

「土嚢とか積むんか?」
鉢谷 克

「そういうのならやるよ」
おばあちゃん
「んー?」
滑川 倭文

「あたいもやるぜぃ」
真鶴 歩

「ああ、土嚢積むなら俺も手伝うよ。水が上がってきちゃうんだろ」
おばあちゃん
「んー? あー違う違う。開けちゃならんのよ」
滑川 倭文

「?」
KP
おばあちゃんはふわふわと大あくびをした。
おばあちゃん
「わるいねぇー、今日はちょっと早く休まなきゃなんなくてねぇー」
滑川 倭文

「ばーちゃん、こう見えて年寄りだからなー」
おばあちゃん
「戸締まりはしたから大丈夫。
明日は市に行くからねー」
明日は市に行くからねー」
滑川 倭文

「おー。魚さかな!」
真鶴 歩

「市場かぁ、昔よく行ったな」
滑川 倭文

「だよなー。うっちゃられてる雑魚とか拾って食ったよなー」
KP
おばあちゃんは少しすまなそうにしながら、自室に向かう。
滑川 倭文

「ばーちゃん、おやすみー」
おばあちゃん
「しとりぃ、仏間にお布団出してあるからぁ、広げて使ってねぇ」
滑川 倭文

「あんがとー!」
真鶴 歩

「おやすみ、お世話になりまーす」
おばあちゃん
「おやつもお酒も好きに食べていいからねぇー。
おやすみぃー」
おやすみぃー」
KP
おばあちゃんは二階に上がっていった。
滑川 倭文

「おお?
すげー、ビールも日本酒もあるぜぃ」
すげー、ビールも日本酒もあるぜぃ」
真鶴 歩

「えっほんと? やった」
KP
冷蔵庫には大体飲みたいメジャーな酒はあることにしていい。
棚には様々な菓子もある。
棚には様々な菓子もある。
滑川 倭文

じゃぁそれらを掻き抱いて、仏間に持ち込む
真鶴 歩

その様子を見て歓声を上げつつ、食器棚からさっそく猪口やらグラスやら取り出す。
鉢谷 克

「お寿司……」
食べたいなぁ、と顔に書いてある。
食べたいなぁ、と顔に書いてある。
KP
うむ。レッツパーリィってとこで切ろう。
真鶴 歩
ですな。レッツパーリィ!
滑川 倭文
はーい
KP
仏間にはあなたの祖父がこれまたガハハと笑った顔の写真が飾ってある。
滑川 倭文

「あ、そーだ」
仏壇の前に走ってって、座布団にダイブするように正座
「じーちゃん! ただいま!」
お輪を適当にちんちんちーんと鳴らして、適当になむなむ
仏壇の前に走ってって、座布団にダイブするように正座
「じーちゃん! ただいま!」
お輪を適当にちんちんちーんと鳴らして、適当になむなむ
真鶴 歩

「あ、そっか。お邪魔してまーす」その様子を見て仏壇にも声をかける。
鉢谷 克

「お邪魔してますー」
ちんちーん
ちんちーん
滑川 倭文

「じーちゃんにも、後で分けてやっからな! ガリとか!」
KP
ガリかよ
滑川 倭文

それか、お供えしてから3秒経ったら食う
3秒ルール
3秒ルール
真鶴 歩
PLがスシ食いたくなる
鉢谷 克

「そんなルール初めて聞いたよ!?」
滑川 倭文

「いんだよ、こういうのは気持ちが大切なんだぜぃ?」
真鶴 歩

「魚そのまま置いてたら臭っちゃうしね」
滑川 倭文

「そうそう。
大トロに祟られんだぜぃ」
大トロに祟られんだぜぃ」
KP
そう、残念ながらお婆ちゃんは早々に眠ってしまったが、夜はこれから! なのだ!
真鶴 歩

これから! なのだ!
KP
七伏の豊かな海で採れたお魚たちがあなた方を待っている!
KP
といったところで、
本日はお開き!
本日はお開き!
滑川 倭文
しかし宴はこれから!
真鶴 歩
ありがとうございましたー! スシ食べたい!
KP
たべたーい
ありがとうございました!
ありがとうございました!
滑川 倭文
ありがとうございましたー
KP
この七伏シリーズってボイセでサクッと二時間程度で終わるシリーズなので、今回も5~6回くらいじゃないかな。
真鶴 歩
ふむふむ。
滑川 倭文
どれだけ引き延ばせるかが勝負
KP
既に1ページ終わってないのに一回終わったんだよなー
滑川 倭文
まぁ、今日は短ったし……
KP
まあここはロールプレイして宴を楽しもうって書いてるからそれでいいのだ。
コメント By.KP
折角新クトゥルフやるなら七伏市奇譚やりたいな! というKPの希望により「帯切橋」を候補に挙げさせてもらいました。
この話に出てくるあたりって結構古い建物が多いように見えるんですよね。
そこにあんなお婆ちゃん出したら、まあ田舎イメージが強くなっちゃうのも仕方ない!
折角新クトゥルフやるなら七伏市奇譚やりたいな! というKPの希望により「帯切橋」を候補に挙げさせてもらいました。
この話に出てくるあたりって結構古い建物が多いように見えるんですよね。
そこにあんなお婆ちゃん出したら、まあ田舎イメージが強くなっちゃうのも仕方ない!
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
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