BEAST BIND 月が見ている 第一章 第十場


【♪月の光】
白良浜 遠矢
スッスッ
雨宮レイ
コソコソ
真田宗司
ふぅ
GM
おそろいですね
雨宮レイ
おそろいました
GM
前回のもののけこやけ
・オーハンやろうぜ
・雨宮は変なこと言ってるなぁ
・トモキは変なこと言ってるなぁ
真田宗司
もののけ…?
雨宮レイ
今日からゆうこやだったかー
GM
もののけこやけ(ある意味)
トモキ
既に死人が出ているんですけど。


GM
ゲームの話題などで盛り上がったあと、苧環の言う予備校について、
雨宮は「え、そんなとこあったっけ?」
となり
トモキは「何言ってんだ、前からあっただろう」
となった
トモキ
雨宮ってなんかいつもぼーっとしてるしなぁ

【♪SMILE】
GM
というわけで、場面はその続きから。
苧環が去ってから、二人は残った飲み物を空けるまで、店にいました、と。
二人の目の前にあるマグはとりあえず空になったということにしよう
雨宮レイ
甘いものはうまい。人間の食べ物もいいものだ
トモキ
飲むそぶりはしているけど、飲み物はただただ人鞘に貯まるのみ。
後で捨てないとなー
雨宮レイ
え、溜まるって本当にそういうシステム…?
トモキ
生き物じゃなくてただの肉塊だからね。

GM
トモキの股間には蛇口がついてる
トモキ
そのままのが出てくるぞ。お代わり要る? 
白良浜 遠矢
小便小僧ビールサーバーみたいな。
雨宮レイ
ビジュアル的にだいぶアレだなあ
白良浜 遠矢
イケメンビールサーバー いろんな意味でひどい
トモキ
普通に食べたものと混ざって出てくるし、人間の排泄物よりある意味酷いと思われ。
だからあまり食べないよ。無駄だし捨てるの面倒だから。
雨宮レイ
魔剣も大変なんだなあ(もぐもぐ)
真田宗司
逆にフルーツばかり食わせればミックスされて…?
トモキ
フルーツジュースが! 
……口から出ても下から出ても飲む奴いないよ。よほどの性癖持ち以外は。
真田宗司
よし、バナナとミルクをだな
GM
フルーチェの元飲ませて、続けて牛乳飲ませて、トモキに鞍馬か何かさせてミックスすると、彼の股間から出来立てのフルーチェが出てくる
白良浜 遠矢
案外需要がありそうだと思ってしまいOUT
雨宮レイ
一部の人に大ウケ…?
トモキ
これ、一応「親友だった人の姿」なんで……そういうのはちょっと……その、困る。
雨宮レイ
wwww
白良浜 遠矢
おっとそいつはすまなかった。
トモキ
本人が適当に作った人の姿なら、説得次第ではやらないでもないwww
GM
股間からフルーチェって需要あるのかぁ
三上 もも
ないのでは???
白良浜 遠矢
ビールやフルーツジュースよりはもうちょっと上級者向けの需要ではあると思う。
GM
フルーチェのCMに大抜擢されるトモキ
三上 もも
うん……
トモキ
ところでログを作るときにこの会話をどこにねじ込むか考える私の身になってほしいwww
雨宮レイ
とってもクセのあるログですね
真田宗司
フルーチェ、つまりペクチン
GM
「ミルクとフルーチェ混ぜるだけ!」
と、端をミルクの雫とフルーチェ(元)で汚したトモキが笑顔でチャックを下ろして行く
トモキ
無知な魔剣を言いくるめるのやめなさい。
白良浜 遠矢
魔剣無知シチュか。
雨宮レイ
アウトすぎるなぁ
真田宗司
深夜でも放送できないCMですね
GM
ようやく週の半ばを過ぎたところだってのに、何タイプしてんだ俺


雨宮レイ
開けたら、雨宮はその予備校とやらを見に行きたいです
GM
OK,では雨宮は予備校へ行く、と
トモキはどうしよう
トモキ
さて、と。さっきの事件現場でも見に行くか。
真田宗司
気軽に事件現場に行こうとするDK
GM
では、雨宮から行こうか。
雨宮レイ
はーい
GM
トモキとは店出たところで別れる?
それともどうせ道なりだし一緒に行く?
雨宮レイ
道なりだと別れる理由がないからだらだら一緒に歩きそうな気が
トモキ
ん? そうか。じゃあなんとなく一緒に行くか
そういえば雨宮も保護対象だったわ。
雨宮レイ
まだ人間だと思われてるぜ!!
GM
では、並んで歩く二人。
喫茶店から出て、先ほど苧環が通ったように店の前を横切って少し進む。
そこには交差点があり、予備校はそこを左へと折れたところにある……らしい。
トモキが言うには。
雨宮は今もって、釈然としない。
雨宮レイ
雨宮は自分を疑わないのでずっと「東何言ってんだろ」って思ってる
トモキ
確信に満ちた歩調で歩いていく。
GM
交差点が近づく。
トモキの言う通りであれば、曲がってすぐ、右手に見える薬局のはす向かいの空き地の場所がそうであるという。
トモキ
雨宮は観察力が低いのか、と前々回の自分を棚上げして思っておく。
雨宮レイ
銭湯さん…
トモキ
そうつまり私が調べたあの銭湯もとい現場にはもう何もないはずだがソーサリアンの基本は何度も調べることなのだ。
白良浜 遠矢
関係ないけどソーサリアンの基本笑った
【♪Omen】
GM
交差点へ差し掛かる。
曲がると、まず見えてくる薬局。
その店先では、象のマスコットが文字通り張り付いた笑顔で立っている。
真田宗司
サ○ちゃんのいる薬局だったか…
GM
よくおわかりで>〇トちゃん
GM
そして、そのはす向かい―――。
雨宮レイ
さあどっちだ…?
GM
ビルが、あった。
【♪Alone】
雨宮レイ
「……ビルがあるな」
トモキ
「そりゃあるだろう」
こんな特徴的なビル見逃す方がおかしい。
GM
その壁面に貼り付いた看板の二階の位置には、『千歳予備校』の文字。
雨宮レイ
「私は知らなかったな。最近建ったりしたのか?」
トモキ
「いや、だいぶ前からある……はずだ」
メイビー。
自分の目で見たのは、まあ最近だからなぁ。
雨宮レイ
定礎って書いてあるとこないですかね?w
GM
定礎グループの建物だからね、もちろんあるよ
平成二十年 竣工
とある
今年は令和2年。
雨宮レイ
「ふむ……そうか、私の思い違いか……?」
トモキ
「随分拘るな、この話題」
雨宮レイ
「友人がないはずの建物に行くと言ったら頭がおかしくなったかと思うだろう」
トモキ
「そこは自分の記憶を疑う方じゃないかと、個人的には思う」
「……もしかして、出待ちでもするのか?」
雨宮レイ
「さすがに出待ちはしないさ。行くところがある」
トモキ
「まあいいや、すっきりしたところで……俺はこっちだ。気を付けて帰れよ」
雨宮レイ
「そうか。まあ今回は私の方が間違ってたようだしな…」
トモキ
雨宮が買い物後回しにするならまた行先一緒っぽいんだよなw
GM
さて、そこで雨宮は人間能力値で判定。
雨宮レイ
お決まりの【知性】6!!
GM
今回は〈情報〉、は無しだ
雨宮レイ
2d6
DiceBot : (2D6) → 5[1,4] → 5
成功しましたぜ
GM
OK
あ、トモキにもしてもらおう
雨宮レイ
成功してよかったのかな…?w
トモキ
ん、私か
え、低いのでやっとく? w
GM
おまかせするw
トモキ
【感情】は3しかないよ。
雨宮レイ
お好きにw
GM
死んだりはしないよ
トモキ
これもしいきなり目の前でビルが消失したら面白いな
【感情】で振っておこう
2d6
DiceBot : (2D6) → 6[1,5] → 6
ハイ失敗
GM
失敗してこころなしか嬉しそうなトモキは、ふと、違和感。
トモキ
友達、か。とふと思いながら、予備校がある窓を見上げた。
GM
お、窓を見上げたね
トモキ
見ちゃいましたよ。
GM
予備校は、確かにある。
しかし、その割に周囲に人の姿があまりに無いのではないか?
【♪Omen】
トモキ
今、苧環が入っていったということは、入れ替わりの時間ではないか。
それにしては……子供の姿が……ない? 
GM
予備校の中から、人の話し声や、椅子や机を動かしたりするような、物音は聞こえてくる。
しかし、見上げる先。
予備校の窓は、摺りガラスのようになっており、そこには内部にいるであろう生徒のものだろうか、人影が見える。
しかしそれらは皆着席をしており、一様に黒板のある方向だろうか、そちらを向いているように見える。
しかし、微動だにしない。
しかし、先の音だけは聞こえてくる。
※初代PSの頃のゲームの、ビルの窓のところに貼られたテクスチャ的なアレ
雨宮レイ
すごくわかりやすく脳内再生されたw
トモキ
「……なあ。俺は予備校というものに行ったことがないんだが……」
雨宮レイ
「どうした、東」
トモキ
「学校と違って予備校というのは、余計な動きを禁じられるものなのか」
雨宮レイ
「そんなことはないと思うが…どうしたんだ、なにか見えたのか?」 雨宮もつられて見上げます。やっぱり動いてない?
それとも、成功した雨宮には正常っぽく見えるのかな
GM
見上げる雨宮。
しかしそこに異常は無い。
すりガラスの窓越しに、多くの生徒が動き回っている様子が見てとれる。
トモキ
「絵でもかかっているかのように動かない……ように見える。物音はするのが一層奇妙だな」
GM
「あ、すみません」
言いながら、雨宮の横を生徒の一人だろうか、通り過ぎてビルの奥のエレベーターへと向かった。
これらの異常の無い光景は、トモキには見えていない。
真田宗司
トモキーあなたつかれているのよ
雨宮レイ
「……東、私には、普通に動き回る生徒が見える。君は視力が悪かったか?」
トモキ
「そんなことはない、筈だが……それにさっきから子供の姿が見えない」
雨宮レイ
「今、私の隣を生徒が通って行ったが、君には見えなかったのか? 声までかけられたぞ」
トモキ
「子供は塾から出たら解放感で騒いだり菓子を食ったりするものでは……なんだって?」
「俺には見えなかった。気配も感じなかった」
「そいつは本当に存在したのか?」
雨宮レイ
「やっぱりこのビルおかしくないか? それか、私も東もおかしいか、だ」
トモキ
「俺がおかしい、か。まあ、な」
GM
ちなみに、改めてビルを見上げるなら、今度はトモキにも異常なく影が見える。
雨宮レイ
「私はビルがないと思った。東は人がいないと思った。……なんだこれは。いつの間にか狐にでも化かされたのか?」
トモキ
「……雨宮。やっぱり俺はおかしいのかもしれない」
所詮化物器物には人と同様になどなれないのだ。
「今は俺にも普通に見える」
雨宮レイ
「それはそれで妙な気がするな。私から人がいると聞いたから、なにかが変わったのか?」
トモキ
「わからない。こんな『気持ち』は」
雨宮レイ
竜を化かすとは誰だか知らんが業腹だ。みつけたら凍らせてやろう。
トモキ
俺が『疲れている』? そんなことがあるか。
ビルに踏み込んでみて、中の看板のぞいてみよう。
雨宮レイ
ついていこう。なんなら2階まで覗きたい
「なあ、やっぱり気にならないか? ちょっと予備校、覗いてみないか?」
トモキ
「俺もそう思っていたところだ……雨宮は危険だから外にいろよ」
雨宮レイ
「いや、気になるから行く。さっきから私と東の見ているものが食い違っている。一人で行くべきではないと思う」
トモキ
人間を守る欲求爆発させちゃおうかな。でも成功したら雨宮何が何でも追い出しちゃうもんなぁ。
雨宮との絆3で抵抗できる気はしないや。
GM
ふむふむ
エゴするかい
絆自体は目の前にいる者である必要はないよ
あくまでその絆を思い出して、エゴに逆らうだけだからね
トモキ
やってみよう。
雨宮レイ
おお、追い出されチャレンジ
トモキ
一緒にいたって俺が守り切ればいいんだよ! 
エゴ 【人間を守る】(欲求)【8】
2d6
DiceBot : (2D6) → 6[1,5] → 6
GM
流されたね
トモキ_の罪を+1して(罪:3->4)
雨宮レイ
流されてるなあ
GM
トモキは自らの身に刻み込んだ誓い、人を守るというその使命感に、強く駆られた。
トモキ
雨宮を危険な目に合わせることはできない……しかし。ここにはもっと大勢の人間もいる。皆守らなければならない。
雨宮レイ
抵抗する方法を考えている…考えてはいる……
トモキ
「外にいるんだ、雨宮!」言い残して一人で飛び込むねー
ぐずぐずしてたら中の人間が危険な可能性もあるからさ! 
雨宮レイ
「は? なにやってるんだ!? おい、東!!」 それだけだと追いかけそうw
白良浜 遠矢
お、雨宮さんが一緒に入ることを妨げもしないうまいやりかた
GM
絆での踏みとどまりはしない、ということ?
踏みとどまらない場合、トモキは何としてもそのエゴを達成しようとする。
トモキ
踏みとどまりもしとくか。
一応やるだけやっとくね。
【雨宮レイへの変人同士の共感】【3】
雨宮レイ
がんばれーがんばれー
トモキ
2d6
DiceBot : (2D6) → 6[2,4] → 6
無理でしたね……
雨宮レイ
知ってた
GM
ロールプレイがあれば
ダイスブーストもできるんだぜ(前回のゴールデンルール)
トモキ
「結果は明日教えてやる。だから帰れ」
「雨宮、早く帰れ。買い物は明日にしろ」突如のきっぱりとした命令口調。
GM
あと、雨宮さん
雨宮レイ
ハイ
GM
【人間に敬われたい】【旧支配者の驕り】で「人が我に指図するな!ムキー」とかしてもいいんですぜ
雨宮レイ
【人間に敬われたい】7で判定します
2D6
DiceBot : (2D6) → 7[1,6] → 7
GM
トモキから『お願い』されたので、トモキに対する絆で判定をして、それに成功することで「お、おうわかった」となることも可能だ
積極的に愛や罪、稼いでいこうぜ
雨宮レイ
あ、なるほど!
2d6
DiceBot : (2D6) → 8[3,5] → 8
GM
掛け合いが生じたら、キャラシーの絆やエゴとにらめっこして、何かRPできないかな?と考えると良いかもしれない
ここで突如とふが落ち、白良浜くん宅に移動して続けることに。
しかし割とすぐ復旧。

トモキ
とりあえず向こうの貼っとくね。
GM
この場合、愛を得ることができるので、こういうのもアリです
なので、
掛け合いが始まったら、キャラシーのエゴや絆とにらめっこして、積極的にRPと判定を繰り返して、愛と罪を獲得してゆくのがオススメです
雨宮レイ
ふむふむ…
まあでも人間の言うことは聞かないので、このままエゴに流されることにします
GM
もちろん、その際にRPすることでダイスブーストも狙えることをお忘れなく
OK
雨宮レイ
「お前に心配される筋合いはない! お前の方こそそこで待ってろ! 私が行ってやる!!」
とトモキくんを追い越す勢いで突っ込んで行きます
トモキ
「おい、待て! 危険だから……くそ」
声じゃ止まらないので追いかけます。
雨宮レイ
階段…?エレベーター…?とにかく2階へ行きます

白良浜 遠矢
コピペサンクス
トモキ
表に貼ればよかったよね。
【♪Omen】
GM
では二人して奥へと向かったと
トモキ
こうなればこの身に代えても雨宮を守らなければならない。
雨宮レイ
人間に守られるなんて恥でしかない。だったら私が人間を守る。そうすれば私への信仰も戻るかもしれない
GM
カオスフレームは重要だからな
トモキ
お互いに人間だと思ってるからw
雨宮レイ
どこまでもすれ違う二人
GM
エレベーターの△ボタンを押す。
表示は6F。
ドアの上の表示がゆるゆると下ってくる。
エレベーターの横には、鉄の扉。
ドアには『非常階段/平常時の使用禁止』とある。
が、換気のためだろうか、扉には扉留めが掛けられ、わすかに開いている。
トモキ
ほーん。こっちの方が早いよね! 異常を確かめるには! 扉を開けてみるぞ。
雨宮レイ
エレベーター待つのももどかしいから開いてるなら駆け上がっちゃおうかしら
トモキ
「あ、こら」
雨宮レイ
「おい私が先だ!」 と押し合いへしあい上ってく予感
トモキ
「前に出るなッ!」
アブナイ
雨宮レイ
「それは私のセリフだッ!」
GM
我先にと扉に飛び込んで、入り口んとこでぎゅむ、と詰まる二人を想像した
トモキ
なにこの二人www
雨宮レイ
仲いいんじゃないかこの二人…?
トモキ
外から見てたらただのバカップルだよね? 
白良浜 遠矢
ケンカするほど仲がいい感があって良い
GM
コンクリートの階段を駆け上がり、二階の扉も競うように開く。
中へと飛び込む。
雨宮レイ
変人と変人が合わさるとこうなってしまう
トモキ
エゴに流されて暴走中だからしゃーない。
雨宮レイ
お互いに相手を人間だと思ったまま暴走している

真田宗司
強敵とかいて友と読む的な
トモキ
こぶしで語らなきゃ。
雨宮レイ
河原で勝負!
どどんとふ
「三上 もも」がログインしました。
トモキ
混沌としたビルに救世主降臨! 
三上 もも
遅れてすみません(土下座)
真田宗司
物騒な二人に囲まれるももちゃん


GM
そこは、暗闇だった。
【♪Mayonaka TV】
トモキ
「……おかしい、んだよな? これは」
雨宮レイ
「……暗いんだが、普通の人間はこんなに暗くて勉強ができるのか?」
トモキ
「学校と違い過ぎる」
GM
外から眺める限り、このフロアには灯りが灯り、
多くの生徒とおぼしき影、声、音が聞こえてきていた。
雨宮レイ
「というか、誰かいないのか? おい、予備校だろう?」
GM
しかし今は、暗闇の中で非常口のランプが緑に灯るばかり。
返事は無い。

トモキ
これが予備校の普通なのかいまいち確信が持てない二人w
白良浜 遠矢
人間不足w
雨宮レイ
人間を知らない二人が来てしまった…
トモキ
せめて白良浜君がいてくれれば……
白良浜 遠矢
白良浜がいれば圧倒的人間常識パワーで二人にツッコミを!
三上 もも
ふふw
トモキ
二人してボケだからなぁ
雨宮レイ
ぼけぼけです


トモキ
「苧環!」
GM
返事は、無い。
暗闇の中、外から差し込む光に目をこらせば、いくつもの扉が並んでいるのが見える。
それぞれの教室だろうか。
雨宮レイ
壁とかに電気のスイッチないですか?
GM
ある。
雨宮レイ
つけます
つくのか…?
GM
パチ、パチ、という軽い音が薄暗闇に響く。
しかし灯りが灯ることは無かった。
トモキ
「駄目なのか」
GM
二人の前には、教室への扉が並ぶ廊下があるばかり。
雨宮レイ
「……電気もつかない」
スマホとか持ってるのかなこの人たち…w
GM
トモキは持っててもおかしくないな
雨宮は、何しかの方法で持っていてもいい
トモキ
あるよ
ご都合ではなく、きちんと持ち物欄にあるのだ! 
意味は感じなかったが使い方も理解しているぜ! 
GM
なるほど、ではトモキは持っている
雨宮レイ
持ってなさそうだなこのJK…
トモキ
じゃあ灯をつけましょ。
使っちゃいねぇから電池もそんなに減ってないぜ! 
……使ってもいないのになぜ充電してるかって? トモキがそうやっていたからに過ぎないね! 
雨宮レイ
「お、便利だなそれ」
トモキ
「スマートフォンが役に立ったのは初めてだ」
GM
端末に搭載されたLEDが、強く指向性を持った白光で闇を切り裂く。
雨宮レイ
「私にはやはり、誰も見えないんだが……東は?」
トモキ
「俺にも異常な空間にしか見えないし、人っ子一人見えない」
「苧環! 苧環、いるのか!?」
雨宮レイ
「圓? まどかー? いないのか? 圓じゃなくてもいいんだが」 と大きめの声で
GM
静寂と闇があるばかり。
トモキ
じゃあ教室ひとっつ開けてみましょうねー
雨宮レイ
そもそも、人がいた痕跡とかあります?
GM
外から聞こえてくるはずの車の走行音すら聞こえては来ない。
教室を開けて覗き込む。
トモキ
シーーーーーーーンって自分の血液の音が聞こえそう。
って私血ィ流れてるのかな。
GM
そこには机が整然と並び、その上にはノートやテキスト、筆記具などが並んでいる。
しかし人の姿は無い。
トモキ
外は見える? 
GM
教室には片方の面を埋める窓があり、そこから外の街灯の明かりが虚無の教室をわずかばかり照らしている。
雨宮レイ
「……物だけある。明らかにおかしいと思わないか」
トモキ
「これはいくら何でも異常だってことは……理解できる」
雨宮レイ
「というか、さっき一人入っていったぞ? あいつはどこ行った? おかしいだろう、これは……」
トモキ
「何が起きている? これは、人の仕業なのか?」
GM
ふと。
【♪鐘】
GM
静寂の中に、一つの音。
何かが共鳴しているような。
そして、
『……』
何か、ぼそぼそと囁くような、声。
雨宮レイ
「なにか、聞こえる……」声を潜めて呟く
トモキ
聞き耳立てる
トモキ
そこには円周率や素数を延々と数え続ける生徒の姿が……
すいへーりーべーぼくのふね
雨宮レイ
こわあああああ
白良浜 遠矢
怖いけど周期表はループするしかない
GM
聞き耳を立てる二人を包む暗闇の空間。
その中で、その音と声はだんだんと大きくなっていることに気付くだろう。
まるで、少しずつ近づいてきているような。
トモキ
こっそり抜刀しとこうかなぁ……
無銘の刀
「何者だ」
雨宮レイ
〈隠れる〉〈隠れる〉使います!!
GM
『おん…………しゃに……………か』
〈隠れる〉あるねw
雨宮レイ
実はあるという
GM
〈隠れる〉ならば判定をどうぞ
雨宮レイ
〈隠れる〉1、肉体5
3d6
DiceBot : (3D6) → 15[6,3,6] → 15
めっちゃ隠れてない隠れ方をしました
GM
教壇の下から雨宮の尻が出ている。
雨宮レイ
本人は隠れていると思っている!
無銘の刀
よし人間性減っても何とかなる。雨宮を守るためだ。本体出しておこう。
GM
本体を出すということは
魔剣にとっては魔物変身を行うことになる
無銘の刀
エゴに流されてっからそれくらいやるでしょ。暗いし誤魔化し効くかもしんないし。
無銘の刀
ルール確認中(GMが)
雨宮レイ
教壇の下に隠れてるから気づかないかもしれん
なにかあったら飛び出すけど
無銘の刀
出たらオニの形相で怒られるw
真田宗司
鬼の形相で怒ったら斬られそうなんだよなぁ…
GM
変身する場合、人間性がただちに1d6低下する
雨宮レイ
結構下がるぅ
無銘の刀
1D6は結構痛いぞ。
私尻尾出ちゃうよ。
人間のまま強引に使う だとどうなるかなっと
GM
人間の姿のまま強引に業を使用すると
人間性の低下は発生しないが、ただちに暴走チェックを行う。
無銘の刀
暴走は怖いなぁ。
トモキ
というか戻っておこうね。
GM
暴走をすると、まず確実に強制変身状態となり、
暴走表でロールを行い結果を受けることになる
ちなみに暴走チェックは
D66で現在の人間性以下が出ればOK
トモキ
1/6で確実に暴走と考えると結構怖いな。
雨宮レイ
隠れようぜ~(教壇の下から)
トモキ
この空間に守るべき人間は雨宮しかいないからなー 隠れるのも許される……か? 
雨宮レイ
「ここは様子がおかしい。なにかが来る。隠れろ、東」 と隠れられてない雨宮が
GM
まぁ
完全に暴走(アンコントローラブル)になるかどうかは、もう一段判定があるので、そんなに恐れることはない、が本当に暴走した場合は大抵ロクなことにはならない、とだけ言っておく
トモキ
じゃあねぇ……唐突に親友の事を思い出してみる。
【P母親をまもるとトモキに約束した(友情)】4
※パラバインドはGMの指示によって振り、運が悪いと縛られる、というのが基本であるらしい。
 過去の柵であるとか、呪い、病などが該当する。
GM
で判定するということかな
トモキ
イェッサァ はもらえないけど。
2d6
DiceBot : (2D6) → 8[4,4] → 8
アカン
GM
RPを忘れるなとw
トモキ
8はRPでカバーできるのか?
GM
4以下だから、追加で一個ダイス振ったとしてもダメだな
雨宮レイ
ダイスが一個増え…増えてもどうしようもない…
トモキ
誰かを守るためには、きっと戦うだけではなく何かが必要……な気はしたが、それが何なのかはわからなかった! 
敵から何かのアクションがあったら無理矢理能力を使用して応戦することが決定しました。
GM
声と音は、更に近づいてくる。
【♪鐘】
GM
それは、寺に奉じられた鐘に似た音。
『おん』
声もまた一段とはっきりと。
トモキ
その音に懐かしさとか嫌な感じとか郷愁とかする? 
GM
己にそうしたものが流れているなどと考えたこともなかったが、血が騒ぐように感じるだろう。
人鞘の内に秘められた刃が、ちりちりと鞘鳴りの音を鳴らすように震えた。
『めいぎゃ』
トモキ
声をかけると雨宮がいることがばれるから声はかけない。しかし、逃げていてくれることを『祈る』。
雨宮レイ
雨宮はなにか感じます?
GM
雨宮は感じる。
同族の気配。
いや、それよりも。
この、歪みにごったような、気配は何だ。
白良浜 遠矢
おや同族。
雨宮レイ
【同族探し】しちゃいそうだな~~~
雨宮レイ
あ、さっきのエゴ判定の罪増やしとかないと
トモキ
罪や愛なんかはマスターが増やしてくれるはずだよ
GM
ごめん、忘れてた
雨宮レイ
もとが2のはずなので1増やしました
GM
あ、OK
てかカウンターリモコン消し飛んでら
GM
『しゃにえい』
だが、その中に確かに感じられるのは、何よりも荘厳な龍の気配。
雨宮レイ
同族探ししちゃうな~~~
トモキ
「何者だ、貴様。人に害なすものなら斬る」
GM
『そわか』
雨宮レイ
エゴ判定します。同族探し7
2d6
DiceBot : (2D6) → 7[5,2] → 7
GM
流されましたな
雨宮レイ
同値は成功だっけ…
GM
以下なので成功です
雨宮レイ
わーい流されよう。教壇の下から出ます。
トモキ
「返答せよ。さもなくば……っおいっ!?」
雨宮レイ
「お前……誰だ。お前は、私の……その、気配は……」
GM
雨宮が教壇の下から這い出ると同時。
教室の片側を埋める窓、その外に
ずい、と黒い影が唐突に滑り込んできた。
トモキ
雨宮をかばうように、右手を前に構え前に出る。
【♪Mayonaka TV】
雨宮レイ
雨宮は流されてるので気配の方に釘付けです
影なんてしらーん
GM
一見したそれは、巨大な蛇。
その、骨格だった。
首から上、頭骨のみが窓の外でゆらりと揺れ、
その眼窩に灯るらんらんとした紅い光を二人へと向けた。
トモキ
「オロチ……?」
目は赤なんですね? ちょっとほっとしてしまう。
雨宮レイ
「おろち、だと……?」さすがにそっち見よう
GM
『おん めいぎゃ しゃにえい そわか』
鐘の音に合わせ、韻を踏むように、詠うように骨が声を響かせる。
三上 もも
////////////
※ミスタイプらしい
雨宮レイ
ももちゃんが照れてる…
三上 もも
えへへ///
真田宗司
実はヘビさんの知り合い…?
雨宮レイ
そいつから竜の気配がする感じです?
GM
そう、気配はまさにその蛇骨から漂って来る。
見れば、その頭骨には角や牙めいたものが確かに備わり、蛇というよりはむしろ龍といった風貌。
だが肉も皮も失ったその異様からは、ただならぬにごった気配も漂って来る。
雨宮レイ
「おい、お前。お前、誰だ。こんなとこにお前みたいのがいるとはついぞ気づいてなかった。非礼を詫びる。だから教えろ。お前は誰だ」
「お前も、一人なのか……?」
白良浜 遠矢
ぶしつけなのに相手への敬意を感じる口調がいいなあ、雨宮さん
雨宮レイ
人間は見下してるけど同族は大切です
トモキ
そのマントラに聞き覚えとか意味とかわかんないですかね! 
GM
そうだなー
では、雨宮とトモキは〈情報〉スキルで判定していいよ
あ、いや
雨宮レイ
〈魔物知識・竜〉とかも実は持ってるのですがそっちのがいい?
GM
いや、いいや判定をどうぞ
雨宮レイ
〈情報〉2、【知性】6
4d6
DiceBot : (4D6) → 8[2,1,2,3] → 8
トモキ
2d6
DiceBot : (2D6) → 5[2,3] → 5
成功です
雨宮レイ
成功です
GM
OK
雨宮レイ
自分の罪、増やしときます…(そっ)
GM
ごめんね、今度リモコンなおしとくからね
GM
その真言こそは、遍く龍を統べるという偉大なる八大竜王、その御姿と能を表すことば。
『おん めいぎゃ しゃにえい そわか』
トモキ
「竜王……だと!?」
雨宮レイ
やばい玉なくした
トモキ
おこられちゃう
トモキ
手の込んだお叱りだったのか! 
雨宮レイ
「竜王様……なんと、なんとおいたわしい姿に! 誰にやられたのです?」とトモキがいることも忘れて窓の方へ駆け寄ります
トモキ
「おい、前に出るな。……何を言っている?」
GM
窓へと駆け寄る雨宮と、それを追うトモキに、更に威力を増した龍王の目が赤く光る。
たちまちに二人の脚はすくみ、全身を震えが覆うだろう。
トモキ
「竜が、こんな所で何を……」
雨宮レイ
「竜王様? なぜ、私を威圧するのです……私のことをお忘れですか!?」
GM
龍は答えない。
雨宮は、その眼力に、毒視の能を持つという徳叉迦竜王という名を思い出したかもしれない。
雨宮レイ
思い出したなら、はっと正気に戻って「東、見るな!」って叫びます
トモキ
見ちゃった? 
見ちゃってるね。
バステ BIND
先ほどから妙なことを口走る雨宮に疑念を感じながらも、彼女の態度に敵意はないと判断する。
GM
『わ の ことわり を みだす もの』
まさに蛇ならぬ龍に睨まれ動けぬ二人を前に、龍骨はゆらゆらと頭をゆらしつつ、告げた。
『おぼえたり』
雨宮レイ
「なんだ、なんだ……おかしいぞ。竜王様はこんなお方では……」
GM
そしてそれだけを残すや、ふいと視線を反らし、
『おん めいぎゃ しゃにえい そわか』
真言と鐘の音を残しながら二人の視界から消えた。
トモキ
今更〈魔物知識〉に気付いたけど「鬼」特化だから関係ないや! 
真田宗司
真言は覚えてたのにw
トモキ
多分真言使いの鬼と戦ったことがあるんだ……
雨宮レイ
竜を信仰する真言使いの鬼…?情報が多い!
真田宗司
修験道の鬼はいた気がするけど竜信仰じゃないしなぁ…
【♪STOP】
GM
不意に。
あまりにも唐突に、周囲に光が戻った。
そして、音も。
トモキ
!? 
雨宮レイ
「なんだ!?」
トモキ
情報に殴られてふらつく。
【♪specialist】
雨宮レイ
くらんだ目をごしごしこすりながらあたりを見回す
苧環
「雨宮……さん?」
声を掛けられる。
雨宮レイ
「ま、圓!? いつからそこに……?」
苧環
「いつからって……」
GM
周囲には、戸惑いと驚愕の表情で二人を遠巻きに見る少年少女。
そして、先刻まで雨宮が頭を隠していた教壇のそばには、中年の男性。
トモキ
気が付けば左手から血が滴っている。
僅かに盛り上がっていた皮膚の奥に今にも鞘を突き破らんとしていた己を認識し、素早く隠す。
雨宮レイ
「……これは、私たちの方がおかしい?」
苧環
「おかしいよ!」
雨宮レイ
「具体的に、どのへんが?」
苧環
「突然教室のドア開けて飛び込んできて、教壇の下に隠れたり、窓の外見て固まっちゃってるし!」
驚きと共に、かすかに怒ったような苧環の顔。
トモキ
「おかしいのはここの方だ」
雨宮レイ
「東に同意だ。ここはなんかおかしいぞ……」
トモキ
「とはいえ、現状おかしいのはこちらか」
GM
やべぇ、本格的におかしなヤツ……?
ケーサツ呼べ、けーさつ
だのといった声が聞こえてくる。
トモキ
やっベぇ抜刀しなくてよかったwww
白良浜 遠矢
抜刀してたらえらいこっちゃだったなぁ。
雨宮レイ
抜刀してたら警察呼ばれちゃう
トモキ
体内から抜くの丸見えじゃん!? 
雨宮レイ
「東、いったん逃げよう」と腕をぐいぐい引っ張ってみる
トモキ
「お、おう」
雨宮レイ
スタコラサッサ!
トモキ
こちらも逃げる気満々だ。
スタコラサッサー
苧環
「あ、ちょっと、二人とも!?」
GM
「コラ、待ちなさい、君たち!」
「苧環くん、キミの知り合いかね」
苧環
「あ、いえ、その……」
GM
慌てて教室から飛び出して行く二人の背後から、そんなこんな声が聞こえてくる。
雨宮レイ
「うわ、血が出てるじゃないか。どうした。手当しといたほうがいいぞ」
トモキ
「ああ、暗かったからぶつけたんだろう……なあ、雨宮」
雨宮レイ
「なんだ東」
トモキ
「おかしいのは 俺たちか?」
雨宮レイ
「いや、あっちだろう。あれは……夢や幻ではないと思う」
トモキ
「そうだな……」
「あの竜の骨、竜王の躯か」ぽろっと。
雨宮レイ
「なんだったんだ、あれは……なんでこんなところにあの方が……」ぶつぶつ
GM
などと話しながら、二人は予備校から這う這うの体で逃げ出すのだった。
ってところで、今日は〆とこう
時間Overだ

トモキ
雨宮問いただしてぇー! 
雨宮レイ
問いただされそうー!!
GM
ちなみに
アンノウンマン(魔物のことを知らない一般人)が魔物を認識した場合、即パニックになったり卒倒したり、ひどい時は精神崩壊したりします
トモキ
て、てへっ☆
GM
つまりNRSです
トモキ
抜刀してたら大変なことになっていたヤカン
雨宮レイ
抜刀してたら警察と救急車が呼ばれるとこだった…
GM
それどころか、阿鼻叫喚のパニックですな
アイエェェ!マモノ!マモノナンデ!?
になるからl気を付けよう
雨宮レイ
軽率に戦闘体型になってはいけない…
白良浜 遠矢
アブナイところだった
GM
実際アブナイだ
トモキ
だだだだってあそこ誰もいなかったし暗かったじゃんよ!?
わ、私のせいじゃないぞ!
雨宮レイ
周りからは丸見えだった模様…
教壇に頭隠して尻隠さずだったのも見られたのか
トモキ
お互い恥ずかしいな!?
雨宮レイ
はずかしいな!?
トモキ
窓の外見て中二なこと口走ってんだよ!?
GM
突然飛び込んできたJKが中年教師を押しのけて教壇の下にもぐりこんで頭隠して尻隠さずし始める
雨宮レイ
やべーやべー
GM
「何かが来る!隠れろ東!」
とか言いながら。
トモキ
鎮まれ俺の左手……ッ!
雨宮レイ
突然明るい教室をスマホで照らすDK!
真田宗司
逆にそこまできたら面白がる子いそうw
GM
二人して「ここはおかしい、ここはおかしい」って言いながらスマホライトであっちこっち照らしてるんだぜ
雨宮レイ
なんかの撮影のふりをしとこう
トモキ
スマホ誰かの顔に突き付けながら「誰もいない」とか言ったり、廊下の電気パチパチ悪戯し始めたり
雨宮レイ
二度とあのビルには近づけない…
白良浜 遠矢
大丈夫? 誰か既にきうきうしゃか警察よんでない?
トモキ
あそこは空き地だよな(真顔)
雨宮レイ
空き地だったよ(真顔)
トモキ
判定に成功した人は見える「日常」ねぇ
雨宮レイ
面白い
なにが起きてるのかさっぱりだけども!
GM
うふふ



月が見ている

【動画シリーズ】

【リプレイ】

序章  第一章 第二章 企画 第三章 後夜祭

【続編】

【使用素材など】

「BEAST BIND~魔獣の絆R.P.G.」は井上純弌・藤波智之/
F.E.A.R.(有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ)の著作物です。