りゅう
にゅるん
語り手
こんこん
GM
ドタドタドタ
りゅう
GMがいる
語り手
こんばんはグランドマスター
ポルトカ
おっと
秘密結社へようこそ
カゲ
にゃーん?
> はい
 いいえ
ポルトカ
はい
カゲ
にゃーん
語り手
揃ったようですが幕間です。つながりを強くしていってね!
りゅう
ポルトカとノボルへのつながりを3に上げて、ポルトカを好意 → 信頼に変えますにゃーん
おっとノボルも変更しなくては、その上昇志向(物理)への「尊敬」に。
[ りゅう ] ゆめ : 13 → 3
カゲ
りゅうとポルトカへのかんじょうをそれぞれ+1
[ カゲ ] 夢 : 14 → 4
語り手
ノボルから
→ りゅう:家族3
→ ポルトカ:恋3
→ カゲ:憧れ3
[ ノボル ] 夢 : 15 → 0
ポルトカ
恋された!
やったぜ
語り手
抱き着かれたときに何かに目覚めてしまったのかも
りゅう
おっありがとうございます ウフフ ラブコメ展開いいですなあ>ポルトカとノボル
ポルトカ
リュウとノボルを3に
リュウは家族に、ノボルは憧れの男の子にしようかな
りゅう
お、ありがとうございます
語り手
シートに反映したら教えてくださいね
カゲ
できたよー
りゅう
こちらもOK!
ポルトカ
OK!

【場面4】
時間:夕方
場所:天望デッキ・天望回廊
語り手
4人ははしごのような階段を上っていきます
ずっと上まで続いているかと思いきや、1階くらい登ったらドアがあります
カゲ
ネコミミ出してこ
[ カゲ ] ふしぎ : 3 → 13
[ カゲ ] おもい : 5 → 14
[ カゲ ] おもい : 14 → 12
ポルトカ
半変身
[ ポルトカ ] ふしぎ : 17 → 27
[ ポルトカ ] 想い : 13 → 28
[ ポルトカ ] 想い : 28 → 26
りゅう
半変身で登場。おもいから2消費。
[ りゅう ] ふしぎ : 16 → 27
[ りゅう ] おもい : 12 → 24
[ りゅう ] おもい : 24 → 22
ポルトカ
「また扉あるデスヨ」
「もうてっぺん?」
ノボル
「もうついたのか?」
カゲ
「にゃあ、まだあるのであるか……?」
けもの1にはシンドイ道なのである。
ポルトカ
ドアノブ持って、がちゃがちゃ
りゅう
「ドアがあるってことは、あけるんじゃない?」
ノボル
「ネコミミ流行ってんのかよ…」
ポルトカ
「ポルトカお耳かわいいデス?」
カゲ
「流行なのであるよ。最先端である」
ムツカシイ言葉知ってんねカゲ
りゅう
「なにそれ?」
ノボル
「かわいいかってそりゃ…と、とにかく開けるぞ」
語り手
鍵はかかっていないので、すんなり開きます
カゲ
「(おやおや、顔が真っ赤であるな)」
りゅう
「?」
りゅう
「ノボルかおあかいよ。風邪?」
ポルトカ
「?ノボル大丈夫?」
ノボル
「なんでもねーよ」
カゲ
「病であるなぁ。これは重症である(ニヨニヨ)」
【場面5】
時間:夕方
場所:天望回廊屋上
語り手
ドアの向こうには、少し赤みを帯びた空が広がっています
風が強く吹いていて、4人の髪の毛や服をばさばさと揺らします
カゲ
「外である」
りゅう
「そらだ。……きれい」
「そらが、すっごくおおきい」
ノボル
「うおっ、こえー!」
カゲ
「ちょっと高すぎなのである……」
尻尾がぶーっと膨れています。
ポルトカ
「スゴーイ!」
ノボル
「あれ線路だよな?ツリーの影でけー!」
りゅう
「えっ、あれ? あれカゲなの?」
カゲ
「にゃあ、風が、風がー」
ツメがちょっぴり伸びてます。
ポルトカ
「ゲローン?」
ノボル
「ほらみてみろよー!」怖がりつつすぐ順応して手すりから下をのぞく
りゅう
「すごい! でっかい木だ!」 ひょいっと手すりから下をのぞく。
ポルトカ
こちらは高さは恐怖にならないので、たたたっとノボルの横に並んで、手すりから覗く
りゅう
こちらも平気な顔で下を覗いている。
カゲ
くっ、この翼持ちどもめ
怖くてそっちには行けないのである。
ポルトカ
「ゲローン、こっち来てみるデス。すごい高いデスヨ」
ノボル
「ビルちっちぇー。あれ、カゲなにしてんだ?」
ポルトカ
「腰くだけちゃったデスか」
(抜けちゃったの意
カゲ
「にゃー」ブルブルガタガタ
もはや弱点の勢いだなこれ
りゅう
「腰こわれちゃったの?」
カゲ
「失礼であるな! 壊れてないのである」
ノボル
「…怖いのか、しゃーねーな、ほら」と手を差しのべる
カゲ
うぅっ。のぼるの手をとる。慌ててツメは引っ込めるけど、少しとがった先が当たるかも知れない。
ノボル
「結構爪のびてんな」
カゲ
のぼるの言葉を聞いて慌ててツメ引っ込める。
カゲ
「……壊れてていいから戻るである」
ノボル
「せっかくここまできたんだから」
ポルトカ
「あれ?」
言いながら
手すりから乗り出した身をくるりとひっくり返して、今度は上を見やる。
「上、まだ続いてるデスヨ?」
ノボル
「なにっ!」
りゅう
「まだあるの?」
「じゃあのぼろう!」
ポルトカ
「ノボロー!」
カゲ
「そういえばこのへんに気配があった気がするのであるが……」
語り手
へんげかこどもで判定してください
カゲ
へんげ4だyo
不足ならば積む。
ポルトカ
どっちも低いっ
りゅう
あ、こどもなら4あるや
見逃してたyo
語り手
カゲは、後ろに気配を感じます
カゲ
おそるおそる振り返ります。
語り手
いつのまにか、おじいさんが立っています
カゲ
こんな所で【びっくり】したら命に関わるのである!
「にゃ?」
謎の男
「…さわがしい」
りゅう
「うわっ」
ポルトカ
「カリスペーラ!お邪魔してるデス!」
片手をあげて元気よく
りゅう
「おじゃましてます」
カゲ
「ここにいるということは、ジューギョーインであるか」
「我々怪しい者ではないのである」
りゅう
「ジューギョーインだったらつまみだされちゃうのかな」
謎の男
「…もののけに、人の子だと?」
りゅう
おやおや? ご存じ?
カゲ
「(ぎく)」
「怪しくないのである」
ポルトカ
「モノノケ?」
「今は毛、そんな生えてないないデス」
ノボル
「なんだよおっさん」
りゅう
「毛? はねならあるよ」
カゲ
「けものののけではないのであるよ。あやしくはないのであるよ。すこしはいっただけなのであるよ」
ポルトカ
「ポルトカも髪の毛ならいっぱいあるデス!」
「ゲローンも」
と紳士を指し
「髪の毛生えてるデスネ!」
謎の男
「…どこから迷い込んだのか知らないが、ここはわしの住処だ、早く出ていけ」
カゲ
「てっぺんに行ったらちゃんとカエルであるからして、ここはヒトツ広いココロで見逃すのである」
ノボル
「え、おっさんここに住んでんの?」
ポルトカ
「ゲローン、ここお家なのデスか」
りゅう
「おうちだったの? ごめんなさい。てっぺんまでのぼったら帰るね」
「ぼくたち、てっぺんまで登りたいの」
謎の男
「…ほう?なぜだ」
りゅう
「えっと、」ノボルに話を振る。
ポルトカ
「ポルトカたち、スカイツリー登り隊デスから!」
ふんす、と鼻息
ノボル
「おうよ!」
りゅう
「元気にしたい子がいるんだよね」
ノボル
「俺がいっちょてっぺんまで登って、元気づけてやるんだ!」
ポルトカ
「ポルトカ、一緒に頑張るデス」
謎の男
「ふん、くだらん」
ポルトカ
「だからのぼってるデスヨ?」
くだらん=下らん=降らんへの反論
語り手
それは、わかってもらえるかな
ポルトカ
どうだろうなーw
カゲ
「願掛けのようなものであるよ。少しの間だけ見逃して欲しいのである」
謎の男
「ここに登ったくらいで、元気になるものか」
ノボル
「なるだろ!すげーじゃん!」
ポルトカ
「すげーデス!」
カゲ
「むむ。高いところにいる割に雲の上には住んでいないようである……」
(雲の上=夢見がち)
りゅう
「???」 周囲が高度でついていけない。
謎の男
「喧しい子らだ…わしは疲れている、出ていけ」
ノボル
「…おっさんも、元気ないのか?」
りゅう
「疲れてるの? ごめんなさい。仕事いっぱいなのかな」
※かいぬしが社畜
謎の男
ぴえん
謎の男
「………」
ポルトカ
「ゲローンも登ったら元気になる?」
カゲ
ココロ覗いてみようかなー
〈こころのぞき〉! 使用していいかな?
語り手
どうぞ!
カゲ
「そんなこと言わずに、素直になるのである」
「何か困りごとがあるなら聞くのであるよ」
[ カゲ ] ふしぎ : 13 → 7
語り手
おじいさんの心は「寂しい」「哀れ」「悲しい」などの感情でいっぱいです
カゲ
「むむ。寂しさや悲しさが溢れているのである」
りゅう
「かなしいの?」
ノボル
「おっさん、1人で寂しいのか?」
りゅう
「……ほっといてあげたほうが、いいのかな」
カゲ
「吐き出すとよいのであるよ。それだけでもすっきりと心が軽くなるのである」
ポルトカ
「ポルトカたち、おともだちするデスヨ?」
謎の男
「…わしは、知っておる」
「昔から、見ておった」
「…最近は、人は疲れ果て、もののけは影をひそめる一方だ」
カゲ
まあな……とねこは思った。
ポルトカ
「ヤポーニアの人、ご挨拶してくれないデス」
「お疲れだからデシタかネ?」
謎の男
「皆、そばにいる者の姿すら見ようとはしない」
カゲ
「こんな高いところから見えるであるか? どうにも、砂粒のようで、何も見えないであるよ……」
「雲もぶ厚いのである。見えないである」
謎の男
「わしは…人が作った高いものから、活気に満ちた地上を見るのが好きだった」
「あの赤い塔も、その前の石の塔も、木の塔も…」
ポルトカ
浅草十二階と浅草寺の五重塔か?
ノボル
「赤い塔って…東京タワーか?」
ポルトカ
「そういえば、真っ赤っかデス」
手庇で、遠くの小さな塔を見る
りゅう
「いっぱい塔があるんだね。みんなのぼるの好きなのかな」
語り手
かなり昔からいるみたいですね
りゅう
もはや歴史入り
謎の男
「塔は高く高くなって、そのたびに人の活気は増していった…この、白い塔ができるまでは」
「ここから見えるのは、数えきれない悲しみばかり」
りゅう
「そうなの?」
ポルトカ
「みんな悲しいデスか?」
カゲ
「むぅ……?」
見下ろし、困惑。ねこには何も見えはしない。
りゅう
「のぼったとき、みんな楽しそうだったよ」
ポルトカ
「スカイツリーの根っこ、みんな元気でたくさんいたデスヨ」
ノボル
「そうだよ!ここですげーことしたら、みんな元気になるって!」
ポルトカ
「ポルトカ、よくわからないデスケド」
謎の男
「束の間の戯れよ。明日にはまた疲れ果てた顔で自分の巣に帰る」
ポルトカ
「ゲローン、みんな元気ないの悲しいデスネ」
「やさしいデスネ」
ノボル
「じゃあさ、何日も元気になるくらいすげーことしてやるよ!」
「俺がてっぺんに登ってみせるからさ!」
ポルトカ
「ノボル、登りマショウ!」
「みんな元気にして、悲しい無くなったら、ゲローンも悲しいなくなりマスネ!」
りゅう
「うん! のぼろう!」
謎の男
「………好きにしろ、人が来ないようにしておいてやる」とある方向を指さします
ポルトカ
そちらを見ると
語り手
指さした方向には、別の扉がありますね
どうやら上に続く階段はその奥のようです
ポルトカ
「てっぺんデス?」
カゲ
「感謝するのである」
りゅう
「いいの? ありがとう…… えっと、」名前がわからない。
謎の男
「ふん、最近のもののけもますます馬鹿になっておる」
語り手
さっさと行けと言わんばかりに手をふっています
りゅう
「うん、いってきます」手を振り返す。
ポルトカ
「ゲローン、ポルトカ、むつかしいことよくわからないデス。でも」
「ポルトカたち、元気ありますカラ」
「元気あるポルトカたちが、みんなに元気あげられる思いマス」
「だから、見ててネ」
ノボル
「おう、元気をわけてやるぜ!」
謎の男
「…ふん」
カゲ
では去り際に
「哀しいのも疲れているのも、ヒトではなくあなたなのでは?」
「この高みにいては、何も見えはしないと、カゲは思うのであるよ」
謎の男
「…化け猫風情が知った風に」こちらも小声で
カゲ
「縄張りへの侵入、お許しいただきありがとうございます……であるよ」
「それはそれとして……早く帰り隊である」
ノボル
「おーいドアあいたぞー」
ポルトカ
「ゲローン、早く行くデス!」
カゲ
「にゃあー今行くのである」
「若いもんはせっかちである」
手すりがあるならそれに縋るようにして皆のところへ向かう。
ポルトカ
扉の中は……
りゅう
ぱたぱたと飛ぶようにして駆けていく。
語り手
ここもはしごのように細い階段が
ずっと上まで続いています
最初は意気揚々と登っていたノボルたちも、少し疲れてきました
カゲ
「しかし……これは無理無理であるな……」
ノボル
「ふぅ…」
ポルトカ
「ノボル、もうちょっとデス。頑張るデスネ」
ノボル
「………なぁ」
りゅう
「いっぱいあるねー」
「うん」
ポルトカ
一足先に登った先で、ノボルに手を差し出しながら。
カゲ
くそぅ、〈ねこみち〉は使えぬ。
語り手
狭い踊り場のような場所で、一休憩
ノボル
「オレ、本当に登って元気づけてやれるかな」
「あのおっさんみたいな人も」
ポルトカ
「できるデスヨ?」
あっさりと肯定する
ノボル
「そう…か、そうかな…」
ポルトカ
「ノボル言ったデス。てっぺんで元気、あげたい人イマスネ」
カゲ
「のぼるがのぼれば皆元気、そう思ったならそうなのであるよ」
ノボル
「…」上を見上げる
ポルトカ
「ポルトカ、言いまシタデスネ。一度、登ったことあるデス」
ノボル
「それ、ホントかよ、聞いたことねーけど」
ポルトカ
「ポルトカ、遠い遠い国から来たデス。お船に乗って」
「気がついたら、ヤポーニアでしたデス」
ノボル
「ポルトカは外人だもんな…」
りゅう
ポルトカがゼリー持ってましたな? 一つ勝手に拝借してノボルにあげます。
ポルトカ
どうぞw
りゅう
「疲れたら、あまいものたべると元気になるよ。かい…… おとうさん言ってた」
ノボル
「りゅう、さんきゅ。みんなでくおうぜ」
りゅう
「うん!」
ポルトカ
みかんゼリーを一つ取って。
「ポルトカ、ヘラスいう国で生まれましたデス。おいしい、おひさまみたいなポルトカーリ、いっぱい取れる国でしたネ」
ノボル
「まじで何言ってんのかわかんねー…」
カゲ
「ぽるとかーり……みかんのことであるな」
ノボル
「みかんか…」
ポルトカ
「でも、ヤポーニア、知らない国デス。おともだちもいなかったデス」
「だから、ポルトカ一生懸命、スカイツリー登ったデスヨ。おやすみしながら」
「てっぺんまで登ったら、ヘラス、見えるかも。思ったデスネ」
りゅう
「見えた?」
ポルトカ
ふるふる、と頭を振り
「オヒ。見えなかったデス」
ノボル
「見えないか」
カゲ
「ここは高すぎである」
ノボル
「がっかりした?」
ポルトカ
頷き。
「すごく、寂しくなって、悲しくなったデス。……だから、ほんとはこのスカイツリー、少し好きじゃなかったデス」
ノボル
「…そっか、ごめん」
ポルトカ
ノボルの詫びに、慌てて首を振る
「ううん。ううん。違うデス、ノボル」
「でも、ノボルのお話聞いて、キラキラしてるノボルのお顔見て、ポルトカ、もう一度スカイツリー登ろう、思ったデス」
ノボル
「…オレ、ここに登ることしか考えてなかったから」
ポルトカ
「ノボル、誰かを元気にしたい。そんなノボル、かっこよかったデス」
「ポルトカ、思ったデスネ」
「ポルトカも、ノボルみたいに誰か元気にできたらおともだちできたら、きっと寂しいも悲しいも無くなるって」
「だから、スカイツリー登り隊入ったデス」
ノボル
「ポルトカ…」
ポルトカ
「だからネ、ノボル」
「ノボルは、もうポルトカのこと元気してくれたデス」
「ノボルは、誰かを元気できるデスネ」
ノボル
「よし、オレは登る!」
「ポルトカ、案内してくれ、てっぺんに!」
ポルトカ
「ネ!だから、登りマショウ。ノボルが元気したい人、元気にするために」
りゅう
「うん、のぼろう!」
りゅう
「ポルトカ、ノボル、カゲ」
「ぼくね、みんな友達だって思ってた」
「ね、合ってる?」
ノボル
「ああ!」
ポルトカ
「ネ!当然デスネー」
カゲ
「にゃあ 」うなずく。
りゅう
「やった! お友達!」
「なら、ポルトカ、もうはんぶんだけ寂しくないね」
「てっぺんまで登って、誰かを元気にできたら、ぜんぶ寂しくない」
ポルトカ
「ネ!ポルトカ、今はゲローン、リュウ、ノボルのおかげサマで、だいぶん寂しくないデス!」
ノボル
「よっしゃー!ラストスパートだ!」
ポルトカ
「オー!」
カゲ
「にゃー」
語り手
ポルトカに続いて意気揚々と登り始めたノボルでしたが
ノボル
「!」顔を真っ赤にして下を向く
ポルトカ
「?」
カゲ
「……」
ノボル
「か…カゲ!先にいってくれ!」
ポルトカ
「どうしたデスカ」
ノボル
「なんでもない!」
カゲ
「合点承知の助である」
じゃあ……「かるわざ」を使ってスイスイと上に行く。
りゅう
「??」
ポルトカ
それ結局ポルトカより先に行ってしまうやつでは
ポルトカ
あまずっぱぁい(ほくほく
ノボル
「すげぇなカゲ…あれ、しっぽ…?」
カゲ
「流行であるよ」
ふりふりと複雑怪奇な動きをする尻尾を閃かせながら進む。
ノボル
「わけわかんねー…」
ポルトカ
「そういえば」
はしご乗り継ぎしつつ
「ノボル、元気にしたい どなたサマデスカ?」
ノボル
「んー、さっき増えた」
ポルトカ
「ゲローンデスネ!」
ノボル
「まぁ、友達みたいなもんかな」
りゅう
「ともだちじゃないの?」
は~~~ あまずっぱい
ポルトカ
「おともだち違うデスカ」
ノボル
「友達…だといいな」
ポルトカ
「じゃぁ、きっとおともだちデスネ」
カゲ
「にゃあ……?」〈こころのぞき〉 はもう無理ぃ
語り手
いよいよ、階段が終わってハンドルのついた扉が真上にあります

語り手
【幕間】つながりを強くしよう
最後の幕間だよ!
ポルトカ
3から4は8だっけ
語り手
8です
背景上につながりパネルを設置してるので参考にしてね
りゅう
ポルトカを3 → 4にして、カゲを2 → 3にします。8+5=13消費。
[ りゅう ] ゆめ : 16 → 3
カゲ
のぼるに3 ポルトカに4
[ カゲ ] 夢 : 13 → 0
語り手
ノボル → ポルトカに4
[ ノボル ] 夢 : 8 → 0
ポルトカ
カゲに3
ノボルに4
カゲは家族にしよう
りゅう
カゲを好意 → 家族に変更。
そういえば謎の男にはアピールできるのかしら
語り手
すっごく不愛想なのでダメそうです
りゅう
だめか~ 了解
ではシート更新OKです
ポルトカ
せっかく『出会い』があったのに、結局一度も使えなかったw
語り手

OKかな?
ポルトカ
更新完了
カゲ
更新完了である

【場面6】
時間:夜
場所:スカイツリー頂上
語り手
頂上に到着すると、もう日が落ちています
ビルや道路の明かりがはるか遠くまで続いていて
まだ明るさを残す青白い空と混ざり合います
カゲ
半変身
[ カゲ ] ふしぎ : 3 → 15
[ カゲ ] おもい : 12 → 19
りゅう
半変身で登場。おもい4消費
system
[ りゅう ] おもい : 22 → 18
ポルトカ
[ ポルトカ ] ふしぎ : 27 → 39
[ ポルトカ ] 想い : 26 → 43
ポルトカ
「下がキラキラ!お星様が下にあるみたいデス」
ノボル
「ここが…」
りゅう
「わあ…… 星がいっぱい! 下がおそらになってる!」
思わず身を乗り出して覗く。
ポルトカ
「てっぺんデス!」
カゲ
「綺麗であるなぁ。足の下が天の川である」
りゅう
「うん!」
ノボル
「すげー…すげー!!!」
りゅう
「やっほーーーーー!」
ノボル
「ありがとう!お前らのおかげだ!!」
ポルトカ
「どういたしましテ」
カゲ
「ふぅ……こんな景色が見られるのもたまには悪くないのである」
語り手
目の前に広がる光景をしばらく眺める4人
少し弱くなった風が、頬を撫でていきます
りゅう
「のぼるのおかげだよ!」
「のぼるがいなかったら、のぼらなかったもん、ぼく」
ポルトカ
「ポルトカも!」
カゲ
「であるなぁ……つまりはこの風景を見られたはのぼるのお陰である」
ノボル
「りゅう、お前も低学年なのによく登れたよな、すげえよ」
りゅう
「みんないっしょだったおかげだよ」
「ぼく、こわがりなの。ひとがいっぱいいるところとか、遠いところとか、こわいの」
「でも、高いところは好き」
「みんながいたから、こわくなかったよ」
ノボル
「ポルトカ、さっきはありがとな、諦めずに済んだぜ」
ポルトカ
「ポルトカ、ノボルに元気もらったデス。だから、少しだけお返しできただけデス?」
ノボル
「カゲ、なんだかんだで、困ったときにアドバイスくれてありがとな」
カゲ
「のぼる、いい顔をしているのであるよ」
ノボル
「…オレさ」
「来月、父さんの転勤で、山梨に引っ越すんだ」
カゲ
「テンキンでヤマナシであるか……」果物かな??
ポルトカ
「ヤマナシ?平べったいデスカ?」
りゅう
「引っ越すの」
語り手
大人高い方…は外人さんですね
ポルトカ
あw
りゅう
「いなくなっちゃうの?」おとな2でなんとかなるかな???
ノボル
「ああ、東京とはおさらばだ」
ポルトカ
じゃぁ地名知ってるかなw
語り手
どうだろう、都道府県わかるかな
ポルトカ
じゃぁ、
平べったいとか荒唐無稽ではなくて、遠いところだ、ってことは知っていよう
「え……」
ちょっとぽかん、とする
りゅう
「ヤマナシってとおいの? オーストラリアよりとおい?」
ノボル
「そこまでは遠くねーよ!」
りゅう
「じゃあ、またのぼりに来れるね」
ノボル
「いや、1度きりで大丈夫だ」
そういって、リュックを下します
りゅう
「じゃあ、今度は下であそぶ?」
ポルトカ
「ノボル、遠く行っちゃうデスカ?」
ノボル
「…ああ、ちょっと、遠いな」
ポルトカ
「ノボル、もう会えなくなっちゃう?」
ノボル
「…」
「…会えるさ」
ポルトカ
「……ほんとに?」
カゲ
「ヒトは長いのに乗って、鳥よりも早く動けるである」
「いつでも戻ってこればいいのであるよ」
りゅう
「しんかんせん? おとうさんがよく乗ってる。仕事でおおさかに行くの」
「一日で帰ってくるんだよ。すごくはやいの」
ノボル
「ああ、いつでも戻れるさ」
ポルトカ
「じゃぁ、ポルトカとノボル、まだずっとおともだちデス?」
ノボル
「…当たり前じゃん」
ポルトカ
「……そデスカ」
ちょっと目尻に光るもの。
カゲ
「オトモダチであるか……?(ニヨニヨ)」
ノボル
「なんだよカゲ!」
カゲ
「命短し 恋せよ少年。思ったときに即行動であるよ」
カゲ
ゆうこやに「恋愛」はない? 気にしない気にしない!
りゅう
「恋」あるからダイジョーブ
ノボル
「さて、仕上げといきますか」
りゅう
「?」
語り手
ノボルがリュックを開くと
そこには「ドラゴン・スター」「デラックス三連」「流星群」などなど、花火が入っています
ポルトカ
「花火!」
カゲ
「ハナビであるか?」
わー、【びっくり】して落ちたらどうしようw
りゅう
「はなびだ!光るけどこわいやつ!」
「こわいけどきれいなやつ!」
カゲ
「光って怖くて綺麗なのであるか」
ノボル
「てっぺんから、これを打ち上げるんだ!」
「そんでさ」
ポルトカ
うんうん、と聞いている
ノボル
「オレが元気にしたい人」
「スカイツリーが見えるやつ、全員!」
ポルトカ
「全員!」
両手をあげてピョンピョンと跳ねる
カゲ
「それはでっかい望みであるな!」
りゅう
「みんな!」ぱたぱた跳ねる。
「すごい、ノボルでっかいね!」
語り手
さて、おとな、で判定どうぞ
ポルトカ
3ありまぁす!
りゅう
2ある!
おもい1使って3になっておこう。
[ りゅう ] おもい : 18 → 17
カゲ
おとなは2だなー
騒いだら台無しだし、ちょっと気合い入れておとな4くらいにしておくかな。
[ カゲ ] おもい : 19 → 17
語り手
では、おとな3以上ある人は気づいてしまうでしょう
この小さな花火では、ツリーのすぐ近くにいる人でも、下からは遠すぎて見えないでしょう
カゲ
「……そうであるなぁ……きっとでっかい奇跡は起きるのである」
しかし該当しそうな能力はないのであるよ。
語り手
まだ、すごいふしぎはこれからですよ
りゅう
すごいふしぎしちゃう??
カゲ
誰かがなんかやるなら補助するのである。
ポルトカ
じゃぁ、そうだなぁ
てっぺんからだけでは弱くても、もっと範囲を広げてみるのはどうかな
スカイツリー全周で、花火を。
カゲ
能力で何かっていうんじゃなければそのへんがいいかな?
語り手
そうですね、ふしぎ50もあれば、おまつりのような花火にできるかもしれません
ポルトカ
いけるな
みんなで100くらいいけそうだねw
カゲ
15出せるのであるよ
語り手
100もあれば花火大会にできそう…
りゅう
ふしぎなら27あるのであるよ
ポルトカ
あ、そうか使えるのは不思議だけか
語り手
ああ、おもいも使えますね
ポルトカ
じゃぁ100でw
りゅう
あ、おもいも行けるか。17あります。合計44。
カゲ
じゃあ花火大会しよう
ポルトカ
えっと、ふしぎを8残して
74出せる
語り手
ノボルは意気揚々と花火を並べていきます
りゅう
ふしぎのうち4を〈かぜのうた〉に使って、煙を散らして花火を目立たせます。出せるのは40。
カゲ
帰り用の4残してふしぎ11+おもい17の28出す
りゅう
お、ポルトカが74出せるならもう10使ってもいいですか?
〈うわさ〉を使ってスカイツリーで花火大会の噂を流して人を集めます。
出せるのは30。
りゅう
「じゃあ、ぼく、歌うね。みんな、みんな集まってくれるように」
ポルトカ
「ノボル」
その背中から呼ぶ
ノボル
「おう?」
ポルトカ
「もっともっと、みんなに見えるようにしまショウ」
言いながら、手を差し出す。
「みんな、元気なるように」
ノボル
「お、どうすんだ?」その手を握ります
りゅう
反対側からその手を握ろう。
ポルトカ
では、その手をグイッと引っ張って、体をくっつけて。
もう片方の手は、ノボルの腰に。
ノボル
「お…おい…」真っ赤
カゲ
青春である
ポルトカ
「ポルトカのふしぎ、見せてあげマスネ」
背中から、皮膜状の翼が一対、大きく広がる。
ノボル
「へっ?」
ポルトカ
〈そらのみち〉使います。
そのまま、二人でふわりと浮く。
ノボル
「えええっ!?」
慌ててポルトカにしがみつく
ポルトカ
「つかまってて、くださいネ」
そのままスカイツリーのてっぺんより、さらに少しだけ高く。
そして、ゆっくりとその頂上の周囲を回る。
ノボル
「と…とんでる…!」
ポルトカ
「ポルトカ、実はコウモリさんなんデス」
ノボル
「コウモリ?何いってんだ?」
ポルトカ
「びっくり、しマシタか?」
悪戯っぽく微笑む。
ノボル
「いやこんな時に…でも羽、えっ、えっ」
目をまんまるに見開いて
ポルトカ
「ノボル、ポルトカのおともだちだから、全部見せてあげマスネ」
カゲ
「なかなか刺激が強そうであるなぁ」
カゲ
ノボルくんのSAN値が心配。
ノボル
1d100<=50 (1D100<=50) > 47 > 成功
セフセフ
カゲ
大丈夫だった。
愛の力は偉大である。
りゅう
「カゲも行く?」
カゲ
「お邪魔するのは野暮ってモンなのであるよ」
りゅう
「ヤボかー」
「ヤボってなに?」
カゲ
「ヤボ……にゃあ……二人きりにしてあげるのがよいのであるよ」
カゲ
カゲは説明を放棄した!
りゅう
「?」って顔をしながら、楽しそうにポルトカたち二人を見上げている。
ポルトカ
ポルトカ的にもきっと色々思うところがあるので、二人で行ってしまったんだ、すまんな!
ポルトカ
「ノボル、お空から花火しまショウ」
ノボル
「空から…?」
ポルトカ
「ネ。きっとみんなによく見えるデス」
ノボル
「…そうだな!」
ポルトカ
「準備はイイデスカ?行くデスヨ……それっ」
ノボル
ポケットからチャッカマンを取り出す
ポルトカ
少しスピードをあげて、スカイツリーの周囲をゆっくりと周回する。
ノボル
「じゃあ、はじめるぜ」
ポルトカ
ノボルの顔のすぐそばで、頷く。
ノボル
花火の導火線に火をつける
語り手
花火の筒から、小さな流れ星のような火球が飛び出す
カゲ
「たーまやーである」
語り手
それはスカイツリーの上へ上えと飛んでいき
大輪の花を咲かせます
ポルトカ
その光景に、ため息を漏らす。
語り手
次から次へ放たれる火球が
空を昼間のように明るく照らしていきます
りゅう
「きれい!」 音を怖がることも忘れて、嬉しそうに目を見開く。
カゲ
「びびびびびっくりなんてしていないであるよ!?」
「がんばたのである」
ノボル
「夢みたいだな…」
ポルトカ
「うん……。すごく、キレイ……」
ノボル
いつしか花火に照らされるポルトカの顔をみつめている
ポルトカ
ストロボめいて瞬く光に照らされて、コウモリの翼が空を翔る。
ノボルが見るなら、ポルトカも、ノボルの顔を見つめていて、目が合う。
「すごく、キレイデスネ……」
ノボル
「………ああ」
ポルトカ
「みんな、きっと元気、なりマスネ」
ノボル
「絶対なるさ!」
「へこむことがあっても、今日のことを思い出せば、すぐに元気になれる」
「そうだよな!」
ポルトカ
「そう、デスネ」
少しの間。
「……ノボル」
ノボル
「ポルトカ?」
ポルトカ
「ノボルとポルトカ、ずっと、ずっとなかよしデス?」
ノボル
「…ずっと、友達だ」
ポルトカ
その言葉に、口元がふにゃりと少し曲がる。
「ノボル、ポルトカのこと、忘れないでてネ」
ノボル
「忘れない、忘れられるわけねーよ!」
ポルトカ
「エフハリスト(ありがとう)、ノボル」
「ポルトカも、今日のこと忘れないデスカラ。……ノボルも覚えていてくれたら、ポルトカ、今少し寂しいの、きっと元気出るデスカラ」
瞳から雫がこぼれ落ちる。
ノボル
「な、なんだよ、泣くなよポルトカ」
「また、会いにくるから」
「絶対だ」
ポルトカ
「ネ。約束、約束デス。ポルトカ、ここのお家で、ずっといるデスカラ」
ノボル
「ポルトカ、昼間ならスカイツリーから富士山が見えるんだけど…オレは、そっちにいる」
ポルトカ
くるりと回って、そちらの方を見る。
もしかしたら黒い稜線として、富士山が見えるかも。
ノボル
「オレも山梨からスカイツリーを探すよ」
「ポルトカがここにいるだろうから」
ポルトカ
「ポルトカも」
「ポルトカも、朝目が覚めたら、フジサンにカリメラ、言うデスネ」
「ノボル、きっとそこにいるですから」
語り手
頂上に残ったカゲとりゅうはふと後ろに気配を感じます
カゲ
振り向く
謎の男
「何をするかと思えば…」
カゲ
「お騒がせで申し訳ないのである」
謎の男
「…いや、大したものだ」
りゅう
「お爺さん、元気になる?」
謎の男
りゅうのほうを向く
「元気が出た。ありがとう」
そういって頭をなでます
りゅう
心地よさそうに目を細める。
カゲ
にっこり微笑む。
りゅう
「よかった」
謎の男
「また、くるといい」
カゲ
「……」複雑なのである。
来たいけど来たくはないのである。
「また会いに来るのである」
謎の男
カゲのほうを向く
「…猫は、いるだろう?」
カゲ
にぃっと笑う。
そういえば、カゲを渡れば良かったんだ。どうして忘れていたのだろう。
「引きこもりすぎも良くないであるなぁ……」
謎の男
「耳が痛いな」
カゲ
〈ものかげ〉 〈ねこみち〉 を使えば怖い思いしなくても済んだな!! と思う中のヒトであった。
語り手
うっかりさん
カゲ
だって、ふしぎ が枯渇していたんだもの……
カゲ
「丁度、茶飲み友達が欲しかったのである」
謎の男
「たまには、昔話もよかろう」
カゲ
「今の話をいっぱい知っている若いのも連れてくるのであるよ」
ぽん、とりゅうの背を軽く叩き、二人を見上げる。
謎の男
「名残惜しいが、そろそろ人が騒ぎ出す頃だ、あの2人も呼んでこよう」
りゅう
「うん! また遊びに来る!」
謎の男
突風が吹くと、そこには一羽の大きなカラス
ポルトカ
足が3本ありそう
カゲ
ありそう
りゅう
ありそう
語り手
暗くてよくわかりませんね
謎の男
ポルトカたちのそばに並んで飛ぶ
「おい、そろそろ戻れ。人が来るぞ」
ポルトカ
「ゲローン!?」
慌てて目元を拭う。
ノボル
「カラスがしゃべった!?」
りゅう
「でっかい!」
謎の男
「面白いものを見せてもらった」
ポルトカ
「ゲローンも元気出たデスカ?」
「よかったデス」
謎の男
言葉では答えずに、鋭く一声鳴いてツリーのほうに戻っていく
ポルトカ
「ノボル、パーティもう終わりみたいデス」
ノボル
「そっか、いや、大満足だぜ?」
ポルトカ
「ポルトカもデス!」
「きっと、これでノボルもずっと元気デスネ」
ノボル
「何があっても、ずっと元気だぜ!」
ポルトカ
「ノボルが元気なら、ポルトカだってずっと元気デス!」
そう言って笑う目元から、最後の一雫が溢れて消えた。
「それじゃ、戻るデス!しっかりつかまってるデスヨー!」
ノボル
「えっ、ちょっ、うわわ!」
ポルトカ
何かを振り切るように、落ちるように、速度をあげて、天頂部へと向かった。
語り手
4人がそろいます
りゅう
「おかえり!」
手を広げて二人を迎える。
ポルトカ
「お待たせデース!」
ノボル
「…こっからまた降りねーとな」
ポルトカ
「飛んで降りちゃえばよかったデス?」
りゅう
「きっと、お話してたら楽しいよ」
カゲ
「気合いを入れるのである……」
ノボル
「…大丈夫なのか」
ポルトカ
「落っこちながら、たまにパタパタってすれば大丈夫デス!」
「……たぶん!」
カゲ
「ネコとヒトには翼はないのであるよ」
謎の男
「後先を考えないからそうなる」
「今回だけだぞ」そういうと、何やら空が騒がしくなります
ポルトカ
「わ?」
見上げる
りゅう
「わわ?」
カゲ
「にゃ!?」
語り手
無数のカラスが飛んでいて、そこからブランコのように布がU字型にぶら下がっています
謎の男
「乗って行け、下まで送ってやる」
ポルトカ
キタロー!(甲高い声
語り手
GEGEGEメソッド
カゲ
鬼○郎!
ポルトカ
「すごいデス!ゲローン、おともだちたくさんデス!」
「よかったネ、ノボル。送ってくれるって」
りゅう
「すごい! 群れだ!」
「ありがとう、お爺さん!」
遠慮なく乗る。
謎の男
「…お前は飛べるだろうに」
カゲ
割と涙目である。怖いのである。
ふしぎ絞り出して〈かるわざ〉使って乗せていただくのである。
語り手
カラスのブランコにのって、ゆっくりとツリーから離れていきます
ツリーの全体が白く光っています
4人は、ゆっくり、ゆっくり地上の光のほうへ降りていきました
りゅう
「すごい、光ってる。あれ、花火?」

語り手
次の日も、また次の日も、街中で不思議な花火大会の話題でもちきりです
そして、その話をする人は、みんなどこか楽し気に、自然と笑顔になるのでした
ポルトカ
「スカイツリー、いつも夜になるとピカピカするデスネ」
りゅう
「そうなの? すごいね! ぼく、今度よく見る!」
カゲ
「あの花火の話をする人々は笑うのであるよ」
「のぼるはちゃんと皆に元気を振りまいたのである」
りゅう
「ノボル、ポルトカ、カゲ。また、あそこで遊ぼうね」
ポルトカ
「ぜひ夜も遊びに来るデス!歓迎するデス」
ノボル
「ああ、またな!」
りゅう
「ノボル、富士山も光る?」
ノボル
「そうだなー」
「今度は富士山でやるか!」
りゅう
「やるー!」
ポルトカ
「ネ!ポルトカ、ノボルのとこにお邪魔するデス!」
りゅう
「ぼくも!」
ノボル
「ああ、絶対きてくれよな!」
カゲ
もうちょっと出歩いて、不思議な力を集めれば
タワーでもノボルのいる町にでも、富士の山にでも簡単に会いに行けるのではないか……
ポルトカ
実は、ふしぎがたくさんあると、〈どこかとおく〉、を使ってノボルのとこにも行ける説
カゲ
「いつでもそこに ねこはいる のであるよ」
自分の正体ばらしてないから、意味不明になっちゃっているけどね。
りゅう
「ねこはいます?」
カゲ
「ねこはいます」
ポルトカ
「なんか頭にこびりつくイメージデス」
語り手
再会を約束した4人は、それぞれの家に帰ります
ポルトカ
言うてワイ家ここなんやけどな
語り手
おじいちゃんと同居
カゲ
好きならなんでついてかないのかなって思っているカゲ。
ポルトカ
ついてっちゃうか
語り手
りゅう
(ここは雑談窓)
ポルトカ
ここ雑談
カゲ
怒濤のツッコミです。
語り手
なにもありませんでした
ポルトカ
アッハイ
りゅう
アッハイ

語り手
―――翌月
引っ越しの荷ほどきがひと段落して、新居の縁側で大の字で寝転ぶノボル
ノボル
「景色が全然ちがうなー、木と山ばっかりだ」
「…」富士山を見る
「いつか、またあいつらと登れるさ」
語り手
元気に、そう誓うのでした
~END~

カゲ
ぱちぱちぱちぱち
語り手
お疲れ様でした!
ポルトカ
イイお話だった
カゲ
お疲れ様でした!
ポルトカ
かおこっち
りゅう
お疲れ様でしたーーーー!
語り手
時間大幅にあれしてすみませぬ
りゅう
いえいえ、走り切れましたし
都会が舞台ならではのいい話だった あとポルトカとノボルの甘酸っぱい展開最高
語り手
空中デート
ポルトカ
それだけはやらないと、と心に誓っていた
>空中デート
カゲ
最後のシーンに押しかけ女房するのかと思った
語り手
それはそれでラブコメ
ポルトカ
押しかけ女房してもイイなら、するw
カゲ
おばあちゃん(?)はひたすらニヨニヨしてました。
語り手
おばあちゃんと少年のほのぼのシーン
りゅう
電車の人のいない車両に侵入すれば移動できるさ。
語り手
山梨行ならそういうこともある…か?
ポルトカ
山梨はフルーツたくさんあって、ポルトカ大歓喜
語り手
確かに!
りゅう
なるほど確かに!
ポルトカ
最後のとこで「木と山ばっかりだ」の直後に
「でもフルーツたくさんで、ポルトカ大喜びデス」
ってしれっといるのを想像したことは事実
ポルトカ
>押しかけ女房
りゅう
非常にかわいい
押しかけちゃえ
語り手
小学生のうちから押しかけ女房とはノボルくんも隅に置けませんね
ポルトカ
ぜひノボルくんには、ノリツッコミ的に一度スルーしてからびっくりしていただきたい
そもそもポルトカははぐれものだから、ナワバリもろくに無いしw
語り手
そのようなエピローグもまたいずれ…
カゲ
おやすみなさまませ……
ポルトカ
マッセ
語り手
おやすみなさいませー
りゅう
わっせ
おやすみなさいませー

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。