りゅう
アバーーッ! コンバンハ!
語り手
ここんこ
ポルトカ
にゃんにゃん
語り手
コウモリなのに…?
ポルトカ
猫をかぶりたくなる時もある……
語り手
猫の皮をかぶったコウモリ…一応強くなってるのかな
ポルトカ
飛鼠から飛猫に進化
りゅう
鼠から猫とするとだいぶん強くなった
カゲ
にゃあお
語り手
由緒正しい猫がきた
ポルトカ
純正

【時間昼】
場所:スカイツリーの下
語り手
翌日、昼過ぎに集合します
昼間だから高コストですね
りゅう
では登場~
[ りゅう ] ふしぎ : 2 → 9
[ りゅう ] おもい : 2 → 10
ポルトカ
「ヤーサス!皆さんご機嫌いかがデスカ?」
[ ポルトカ ] ふしぎ : 4 → 9
[ ポルトカ ] 想い : 4 → 13
りゅう
半分変身で登場します。想いから4、ふしぎから2消費。
羽とか尻尾とかは帽子と服で隠します。
[ りゅう ] おもい : 10 → 6[ りゅう ] ふしぎ : 9 → 7
カゲ
完全変身
[ カゲ ] ふしぎ : 1 → 7
[ カゲ ] おもい : 1 → 6
[ カゲ ] ふしぎ : 7 → 3
ポルトカ
完全変身
[ ポルトカ ] 想い : 13 → 5
ノボル
「よー!来たな!」
りゅう
「こんにちばんはー!」
カゲ
最近引きこもっていたせいか、朝からはツカれるのである……
語り手
今日はツリーはお休みじゃないので、人がたくさんいます
りゅう
「ひといっぱいいるね」
ポルトカ
「こんにちばんは……?ヤポーニアには、混ざった挨拶もあるデスカ」
カゲ
「おはようであるよ」
りゅう
「まざってるの? これ」
ノボル
「まざってるな!」
りゅう
「まざってるかー! ほんとは何?」
ノボル
「うぃーっす」
カゲ
「おいース」
りゅう
「おいーす」
ポルトカ
「朝はオハヨー!」
りゅう
「おはよー!」
ポルトカ
「お昼はコンニチワ!」
りゅう
「こんにちは!」
ノボル
「なんか外人だけ真面目に答えてるな!」
ポルトカ
「ヘラス(ギリシャ)では、カリメーラ!または〜ヤーサス!」
ノボル
「チャルメーラ?」
りゅう
「やーさす! あいさつなんだね、これ」
ポルトカ
「ネ。リュウもこれからポルトカとご挨拶する時は、ヤーサス!してくださいネ」
りゅう
「うん! やーさす!」
ノボル
「やーっす!」
カゲ
「夜はうらめしやである」
りゅう
「うらめしやー」
カゲ
「笑顔で言われると普通にあいさつに聞こえるであるな」
ポルトカ
夢配るの忘れんようにしないと…
りゅう
そうなんですよね めっちゃ忘れる
ポルトカ
ポルトカ、その大人どこで拾ってきた
カゲ
捨ててあった大人を……
りゅう
ゴミ捨て場にイケメンホストが棄ててあるやつか
ポルトカ
燃えるゴミ?燃えないゴミ?それとも燃え尽きたゴミ?
りゅう
燃やせるゴミ
ポルトカ
「スカイツリーの裏にはお食事どころあるデスカ」
ノボル
「たぶんビルの中にいくらでもあるぜ!」
ポルトカ
「びる」
「オヒー。ヤーサス!」
ノボル
「そんじゃさー、さっそく登るか!」
カゲ
「上がるのである」
りゅう
「うん!」
ポルトカ
「エンダクシ!張り切って参りマショウ!」
語り手
【大人】で判定しましょう
カゲ
2だよ
ポルトカ
なぜか大人高い
3
語り手
2あれば大丈夫
りゅう
2ある
語り手
2ある人は、ツリーのエレベーターを使うのに、子供千円、大人二千円かかることがわかりました
3ある人は、一番高いところまで登るのに、子供500円、大人千円追加でかかることもわかるでしょう
カゲ
「……」
りゅう
「せんえん」
ポルトカ
「せんえん、お支払いするデスネー」
カゲ
「お金はないであるよ」
語り手
…そんなにお金もってるんですかね
りゅう
「かいぬしのご飯代だ。とかいのごはんはおたかい」
ポルトカ
「てっぺんまでなら、あと500えんデスネ」
ノボル
「…300円しかないな!」
りゅう
「ぼくお金ないよ」
ポルトカ
「ポルトカもお金ないデス!おともだちデスネ!」
りゅう
「おやつは300えんまでなの」
ノボル
「お、りゅうおやつもってきたのか?」
りゅう
「ううん、今日はもってきてない」
カゲ
「ハコは無理そうであるな。階段の場所を訊くのである」
余裕綽々で受付にGo
語り手
非常用の階段は普段は入れないそうです
カゲ
そしてしばらくしてひきつった笑みで戻ってくるかな。
「使える階段がないであるよ。なんて非常識な建物であるか」
りゅう
「えっ? 階段ないの?」
カゲ
「階段はあるにはあるが、【オキャクサマ】は使えないものだそうである」
ポルトカ
「ポルトカもポルトカーリ(みかん)あるデスネ!」
皮がパッキパキになったみかんを取り出す。
語り手
ポルトカが出したミカンが、ひょいと横からさらわれます
ポルトカ
「あ」
りゅう
「わあ」
そっちを見ます
ノボル
「階段ないの!?」
謎の女
「もぐもぐ…いまいち」
カゲ
「……何者であるか」
りゅう
「わあ、びっくり。きみだあれ?」
謎の女
「もっとおいしいのないの?」
ポルトカ
「コラー!ポルトカのおやつ、返すデスネ!」
ノボル
「なんだこいつ」
カゲ
「泥棒であるか?」
りゅう
「ノボルもしらないの?」
ノボル
「えっ、お前らの知り合いじゃないの?」
りゅう
「ぼく知らないよ」
カゲ
「知らない顔である」
りゅう
そういえば、りゅうのシートに性別【男】って書いちゃったけど、実は性別不明であることが明らかになった。
カゲ
そうなの?
りゅう
いえす インコは性別がわかりにくい
語り手
インコの雌雄判定は高難易度
ポルトカ
ひよこ鑑定士の目が
謎の女
「おなかすいた」
りゅう
「おなかすいたの?」
ポルトカ
「おなかすいてるデスカ」
カゲ
「食べ物は持っていないであるよ」
謎の女
「えー…」
ポルトカ
「びるの中に、一杯あるらしいデス」
謎の女
「いちばんうまいやつがいい」
ノボル
「図々しいな」
りゅう
この素っ頓狂ぶり、へんげかなあ?>謎の女
カゲ
「みやぶる」!
ポルトカ
「何が好きデスカ」
と聞いてから
「エメナはポルトカいうデスネ。お名前は何いうデスカ?」
謎の女
「ばななのやつがいい」
「ポルトカ、ばななくれ。あたしはラッカ」
カゲ
NG「【落下】であるか……」
りゅう
なるほど??
りゅう
「はじめまして、らっか! ぼく、りゅう」
「でも、ばななはもってないよー」
ノボル
「スカイツリーでバナナなんて売ってんのか…?」
カゲ
「ラッカ……何か用であるか」
謎の女
「おかしくれ」
「はらへった」
カゲ
「ふむ……」
ポルトカ
「ヘロ・ポリ(初めまして)!ラッカ、バナナもたまに八百屋さんで食べられるデスネ」
りゅう
「なんか向こうにばななって書いてあるよ」東京ば○奈
ノボル
「ああ、あのお菓子か…」
ポルトカ
「お菓子、変な味するデスネ。フルーツのがイイデスネ」
「ラッカ、八百屋さんいくデスカ?」
「タダでもらえるフルーツ、八百屋さんにあるデスネー」
りゅう
「えっ、そうなの? 木の実もある?」
ポルトカ
「たまにナッツとかもあるデスネ」
りゅう
「すごい! 今度つれてってー」
ポルトカ
「ネ。イイデスヨ!」
りゅう
「やったー! ありがとう!」
カゲ
「とうきょうばなな ピカチゥ 291えん……」
カゲ
これだゾ
https://www.tokyobanana.jp/products/banana_pokemon.html
かわいらしい
語り手
毎度いろんなの出るなぁ
りゅう
「たかいー」
カゲ
「バナナだってお金がかかるであるよ」
ノボル
「しゃーねーな…」
語り手
ノボルは買ってあげるようです
りゅう
「すごい! 太っぱらだ!」
ノボル
「これくださーい」
残金:9円
「ほらよ」ピカチゥを渡す
謎の女
「もぐもぐ…うまい」
ポルトカ
「エフハリスト(ありがとう)、ノボル!」
手を差し出してにこにこしてる
お菓子変な味するって言ったじゃん、ポルトカ…
りゅう
「ポルトカ、お菓子たべるの?」
ポルトカ
「お菓子変な味するデスネ。でもおいしいデス。ポルトカ、嫌いじゃないデスヨ」
ノボル
「は、2つも買う金ねーよ」
ポルトカ
「アイアイ(ぴえん)……」
ノボル
「こういうのは大人が出すもんだろ?」とカゲに
カゲ
「私が金など持っているはずがないのである。常識的に考えて」
りゅう
「そうなの?」
語り手
常識ってなんだろう
ポルトカ
「でも、ガトのお人形、お金持ってるデスネ」
招き猫のことらしい
カゲ
「招くやつであるか。招くということは今はないのである」
謎の女
「ふぅ、うまかった」
ポルトカ
「どんな味デシタか?」
謎の女
「ばななあまい」
「あとちょこっぽい」
ポルトカ
「バナナ味!ポルトカも食べたいデス、ノボルー!」
りゅう
「ちょこ」
カゲ
「ちょこれーとは毒であるよ」
「うかつに食べてはいけないのであるよ」
謎の女
「おまえたちおかし買いに来たんじゃないのか?」
りゅう
「ちがうよー、ぼくたち、のぼりにきたの」
ポルトカ
「ポルトカたちは、スカイツリーのぼり隊なのデス!」
りゅう
「でもお金がなくてハコつかえないの」
カゲ
「いきなり挫折である」
りゅう
「ラッカはなにしにきたの?」
謎の女
「のぼる?はこ?」
ポルトカ
「スカイツリーの中、登るはこあるデスネ」
謎の女
「おかしさがしにきた」
「ふーん」
「かねがいるのか?」
りゅう
「うん。お金がないとのぼれないの」
カゲ
「かなりの高額であるな」
ポルトカ
「お金、せんえんとごひゃくえん、いるデスネ」
謎の女
「いちまんえんよりおおきいか?」
カゲ
「……」わかんない。
ポルトカ
「いちまん……」
「よくわからないデス」
ノボル
「いやいや足りるだろ!」
ポルトカ
「足りるデス!」
意味はわからないがはしゃぐ
ノボル
「子供千円でえーと、5人か」
カゲ
ノボルくんは計算できる子だった!
謎の女
「じゃあおかねやる」と一万円差し出す
りゅう
「ノボル、一万円わかるんだね。すごいね」
カゲ
「いちまんえんもあるのなら、お菓子は自分で買えたのではないであるか?」
謎の女
「おかねで買うとじじいにしかられる」
ポルトカ
「オリガミデスカ?」
りゅう
「しかられちゃうの? なんで?」
謎の女
「しらん」
ポルトカ
「人のお顔書いてあるデスネー」
りゅう
「不思議なおじいちゃんだね」
「ポルトカ、これがいちまんえんだよ。いちまんえんあるとぼくが買えるの」
ノボル
「でも、いいのかよ。一万円って大金じゃね?」
ポルトカ
「リュウ買えるデスカ?」
りゅう
「うん」
ポルトカ
「じゃぁ、リュウ、ポルトカにくーださいっ」
カゲ
「むむむ、実物は初めて見るのである」
ポルトカ
ぺし、っとリュウに差し出す。
謎の女
「やる。おかしかえない。使えない。」
りゅう
「ぼく買ったらスカイツリーのぼれないよー」
ポルトカ
「むむむ。それは困るデス」
りゅう
「ラッカ、ありがとう! これでのぼれるね」
謎の女
「こんどはもっとおかしもってこい」
ポルトカ
「ラッカ、エフハリスト!今度、八百屋さんに連れてくデス」
カゲ
お金というものの価値をそれほど重く知らないので「えぇっ!?」とはならないもののけたち……
りゅう
突然一万円もらう is 何 も分からないもののけたち
ポルトカ
子供銀行券よりも価値をわかっていない
カゲ
そして「なんだかしらないけどラッキー」程度にしか思っていないお気楽小学生。
ノボル
「ラッカはのぼらねーの?スカイツリー」
ポルトカ
「そうデス!ラッカもおのぼりさんしまショウ!」
謎の女
「やおや…やおやもしかられる」
りゅう
「やおやもだめなの? おじいちゃん厳しいね」
ポルトカ
「ポルトカ、しかられたことないデスケド?」
カゲ
「お金を持っているのに使えないのであるか」
謎の女
「じじいすぐ怒る」
ポルトカ
「じゃぁ、ゲローンに内緒シマス!」
カゲ
「どうして怒られるであるか??」
謎の女
「しらん」
ポルトカ
「内緒すればヘーキデスネー」
カゲ
そういえば……
「名前はなんて言うのであるか」
ポルトカ
ラッカでは
謎の女
「ラッカ」
りゅう
「ラッカのおじいちゃんの?」
カゲ
あ、そうだった
「謎の女」表記になっていたからつい。
ポルトカ
なるほどw
謎の女
「じじいはじじいだ」
りゅう
「じじい」
ポルトカ
「じじ……ゲローン?」
謎の女
「げろーん、げろーんなのか?」
りゅう
「ゲローンはカゲのことじゃないの?」 
謎の女
「へんななまえだな」カゲを見て
カゲ
「カゲはカゲである」
ポルトカ
「オヒ。おじーちゃんおばーちゃんは、みんなゲローン、ヘラスでは言いマスネ」
りゅう
「カゲはおじいちゃん?」
ポルトカ
「ネ」
うなずく
カゲ
「にゃ」
そういえば性別も忘れたな、と思った。
謎の女
「あたしはもっとおかしをさがす」
「…うえはさむいからいきたくない」
ポルトカ
「風強いデスカらネ」
「ポルトカのお家、この上にありマスネ。ラッカ、今度遊びに来るデスネ」
語り手
ラッカはふらふらとどっかいってしまいますね
りゅう
「またねー!」
ポルトカ
「おともだち、してくださいネ」
りゅう
元気よく手を振る。
ポルトカ
「アディオ(さようなら)!」
カゲ
「変わったヤツだったのである」
「上は寒いのであるか……」(やる気ゲージ急降下)
ポルトカ
「ネ。でも陰に隠れてればヘーキデスネ」
カゲ
「おてんとさんに近くなるのになぜ寒くなるのであるか」
ポルトカ
「風強いデスネ。ビュービューデスネ」
カゲ
本気で帰ろうかな、と思い始めるねこです。
ポルトカ
「ゲローン、早くいくデスネ!」
手をぐいぐい引っ張ってゆく
りゅう
「ぼく寒いのにがて、隠れてもいい?」 ポルトカの後ろに隠れます
ポルトカ
「ネ。イイデスヨー!」
カゲ
気だるそうにずるずる引きずられていく。
ノボル
「何か知らないけど金が手に入った!これで登れるな!」
「寒いっつったて夏だしへーきだろ!」
りゅう
「うん!」
ポルトカ
「ネ!早くハコ乗りたいデス!」
語り手
4人はビルに入ってチケットを買います
ビルの中はお土産物やおもちゃやお菓子などなどがたくさん売られています
りゅう
「やったー」
色々ありすぎてちょっとびっくり。ポルトカの後ろに隠れます
「すごいね、いろんなものある」目を瞬かせる
ノボル
「いろいろあるなー」
ポルトカ
「きらきらのピカピカ、いっぱいデスネー」
カゲ
「どれもこれも、カネカネであるなぁ……」
ポルトカ
「ノボルー、ちっちゃいスカイツリーあるデスネ!」
ノボル
「うえ、これで二千円もすんの!?」
カゲ
「眺めるだけでも楽しいものではあるが」
ゆらゆら揺れるモビールにちょっかいを出している。
りゅう
「なんか、なんか、いろいろあってよくわかんない」
ポルトカ
フルーツがたくさん描かれた箱に涎を垂らしている。
「こんなちっちゃい箱にいくつフルーツ入ってるデスカ…」
ノボル
「ポルトカ、それゼリーだぞ」
カゲ
「よくゴミ箱で容器に張り付いて残ってるやつであるな……」
「プリンなどもよく残ってるのである」
りゅう
わかんないーと言いつつ、そのへんをぐるぐる回ってる。
ポルトカ
「ぜりー」
「ノボル、ポルトカぜりーほしいデス!」
ノボルの手を引っ張って、子連れの子供のようにねだったり。
ノボル
「千円か、ま、さっきの金残ってるし、いいぜ」
ポルトカ
「エフハリスト!ノボル大好き!」
ハグハグする
カゲ
てっぺんまで登るのに必要なお金に気付いている人誰だっけ
私は知らないよ
ポルトカ
表情
語り手
ゼリー欲しがってる人ですね
りゅう
ポルトカですな
ポルトカ
おやおや?
ノボル
「ほらよ」ゼリー買ってポルトカに渡す
ポルトカ
きゃーーっと叫んで、ノボルに箱ごと抱きつく
ノボル
「りゅうとカゲもなんか買うか?」
りゅう
「お金あといくつのこってるの?」 しばらく旋回してから戻ってくる
ノボル
「ええと、まだ三千円あるぜ!」
ポルトカ
「ノボル、お金持ちデスネー」
りゅう
「さんぜんえん!いっぱいある!木の実ある?」
ポルトカ
てか、何買ったw
カゲ
ゼリーじゃないの?
ポルトカ
ゼリーで1000円では
既に切符かったのかな?
カゲ
買ったのよー
りゅう
既に切符買ったのでは?
ポルトカ
よかった
我々はまだ遭難してなかった
りゅう
語り手、ここで想い消費でおとなを+1して、てっぺんまで登るためのお金に気づける?w
カゲ
www
語り手
・大人: 2,000
・子供千円×3 : 3,000
・ゼリー 1,000
失礼、まだ4千円残ってますね
ポルトカ
よかった
りゅう
てっぺんは500円×4で2000円いるんだっけ
カゲ
大人ひとりの計算であるよ
語り手
大人千円なので2,500円
カゲ
つまりもうギリギリなのである。
ポルトカ
では、そこではっと気付こう
「あ、でもてっぺん行けなくなったら困りマスネ」
ノボル
「もうチケット買ったぞ?」
カゲ
「ハコには乗れるのではないのであるか?」
ポルトカ
「てっぺん行くのに、もうちょっといるデス?」
りゅう
「ハコ止まっちゃうの?」
ノボル
「止まるわけねー…よな?」
カゲ
「どうして途中で止まるのであるか。意味が分からないのである」
ポルトカ
「止まってるの見たことないデスネー」
ノボル
「大丈夫だろー」
りゅう
「でも念のためしたほうがいいね」
「備えあればうれしいな? だし」
ポルトカ
「てっぺんいくのに、もうちょっとお金いるデスから、お金だいじにしまショウ」
手に持ったゼリーを抱えながら
りゅう
「うん」
ノボル
「そうか?じゃあさっさといこうぜ」
ポルトカ
「ハコ乗るデス!」
語り手
4人はエレベーター乗り場に来ます
しばらく並んで、ようやく乗れました
カゲ
「このハコが動くのであるか……」
りゅう
「はこ、でっかいね」 ちょっと怖そうに隅っこによる。
ノボル
「なんだよ、外見えねー」
ポルトカ
「これハコデス?食べられちゃったんじゃないデス?」
ポルトカ
ぱかーっと開いて乗り込んだので少し不安
りゅう
「えっ? えっ? 食べられちゃうの?」 
「ぼくたち食べられちゃうの?」
語り手
エレベーターが動き出すと、下に押さえつけられるような感覚がします
ポルトカ
「だだだ、大丈夫デス……んぎゃーっ」
カゲ
「にゃああぁぁ!?」
毛が逆立っている。
ポルトカ
その感覚に床にへばりつく
良い笑いものだ
りゅう
「やだああああ、食べられるーーーー! 飛べないーーーー!」
語り手
一緒に乗っているお客さんが不思議そうな顔でみてますね
りゅう
床にへばりついて手をばたばたしている
ノボル
「お、お前ら落ち着け!」
りゅう
「ノボルも食べられちゃうよーーー!」
ポルトカ
「もうお腹の中?お腹の中?」
カゲ
文明の利器に触ったことでも、その効果を身に受けたことでも、「びっくり」してしまうよなぁこれ。
語り手
しかし逃げ場はありません
その感覚がしばらく続くことでしょう
りゅう
「やだー! ぼく食べてもおいしくないよー!」
ポルトカ
「うんちになるのはイヤデスーーーー」
カゲ
壁に張り付いてる。
ノボル
「やめろって!」
めっちゃ恥ずかしい
りゅう
周囲の大人にじと目で見られてしまう。>エレベーターで騒ぐ
語り手
でも声をかける人はいない、そんな東京砂漠
りゅう
何だよあの子供たち、親は何してるんだ、そんな視線
でも気づかないもののけーズ
語り手
やっと扉が開いて、降りることができます
ポルトカ
「……お尻についたデスカ?」
恐る恐る頭を上げる。
りゅう
「開いた!」外へ飛び出します
ノボル
「ほ、ほらいくぞ!」
3人の手を引っ張って連れ出します
カゲ
こし、こしが抜け……
なかば這って出ます。
ポルトカ
「待ってーーーーポルトカ置いてかないデーーー」
ノボル
「しっかりしてくれよ…」
りゅう
「食べられた!」しばらく周囲をぐるぐるしてる。

語り手
【幕間】つながりを強くしよう
一旦ここで幕間だよー
カゲ
ポルトカへのつながりを+1
ポルトカ
カゲへの尊敬を+1、ノボルへの好意も+1
カゲ
ノボルへの興味+1
語り手
ノボルからポルトカに好意+1で
ポルトカ
エフハリスト!
りゅう
ノボルとカゲのつながりを+1しよう。
カゲ
そういえば、謎の少女には生えないのかな?
りゅう
あ、そういえば。
ポルトカ
アピールするぞー
語り手
風のように去っていきました
りゅう
つながりをつくる間もなく去ってしまった
カゲ
彼女は風だったのだ
ポルトカ
チェッ
語り手
更新OKかな
ポルトカ
OK!
りゅう
おk!
カゲ
できたよー

【場面4】
時間:夕方
場所:天望デッキ・天望回廊
語り手
ぐるりと廊下が続く場所です
カゲ
:想い+7
[ カゲ ] ふしぎ : 3 → 11
6me
[ カゲ ] おもい : 2 → 9
りゅう
[ りゅう ] ふしぎ : 7 → 16
[ りゅう ] おもい : 6 → 14
では半変身のまま登場。想い2消費。
[ りゅう ] おもい : 14 → 12
system
[ ポルトカ ] ふしぎ : 9 → 17
[ ポルトカ ] 想い : 5 → 17
[ ポルトカ ] 想い : 17 → 13
カゲ
xZgk
ポルトカ
ゲローンがショックでおかしくなった
カゲ
さっきのショックで耳としっぽ出てる
[ カゲ ] おもい : 9 → 7
語り手
エレベーターで取り乱して羽が出たのですね
りゅう
出た羽は帽子と服で隠しておきます。
ポルトカ
そうか、半変身にしとこうかな
[ ポルトカ ] 想い : 13 → 15
語り手
東京なら少々猫耳娘がいたところで誰も気にしないでしょう
りゅう
「なにこれ、すごい高い! ポルトカ、あれのぼるはこだったよ! ぼくら食べられなかったよ!」
ポルトカ
「ほえーーーーっ」
間の抜けた顔で、猫耳をぴくぴくさせている
こっちだ
りゅう
「すごいね、ぼくこんなとこまで飛べないよ」
ノボル
「…高ぇー」
ポルトカ
「ポルトカのお家、ずっと下いっちゃいマシタ」
カゲ
「……耳がキーンとするのである……」
りゅう
「うん、ぼくの家もずーーっと下。すごいね」
ポルトカ
窓に張り付いて、下、前、上と見回してから
「でも、まだてっぺん上デスネー」
ノボル
「げっ、ポルトカの言ってた通りだ」
「こっからまだ上に登るエレベーターのチケット売ってる」
りゅう
「別のはこあるの?」
ポルトカ
「デスデス。お金、大丈夫デスカ。足りるデスカ?」
カゲ
「ま、まだ上るのであるか。星についてしまうのである」
ノボル
「ええと、大人千円と、子供500円が3人だから…なんとかなるな!」
ポルトカ
「よかったデス」
りゅう
「うん。ポルトカのおかげだね!」
ノボル
残金:1,500円
ポルトカ
「うふふ。みんなてっぺん行ける、嬉しいデス」
りゅう
「うん! 星とれるかな?」
カゲ
「既にここから何も見えない状態であるが……」
下が遠い。遠すぎる。
語り手
窓の外を見る人は
【けもの】か、【こども】か、【おとな】で判定してね
ポルトカ
「お星様は、どうデショウ。ポルトカ前にてっぺん行った時は、取れなかったデス」
【けもの】【おとな】3あるよ
語り手
お好きなほうで
りゅう
お、では【こども】で判定。4ある。
ポルトカ
では【けもの】にしよう
カゲ
【おとな】2しかない
ポルトカ
カゲは【けもの】いくつ?
カゲ
1
ポルトカ
ふむ
半変身だし、【けもの】でいいや
カゲ
「に、にゃあ……(ここから飛び降りても着地は無理なのである)」
りゅう
「カゲは空、きらい?」
ポルトカ
「ぱたぱた飛べば大丈夫デスネー」
カゲ
「ねこは木より上には行かないのである。この木は高すぎるのである」
語り手
りゅうは、何かがしゅっと上にいくのが見えた
ポルトカは、黒い鳥が上に飛んでいくのを見た
ポルトカ
「おや?」
りゅう
「あれ? 待って待ってー」 それを追いかけようとする
語り手
カゲはそれどころじゃなさそうだ
カゲ
ガタガタブルブル
ノボル
「カゲ…高いとこダメなのか?」
カゲ
「むしろ平気な方がおかしいのである」
「落ちたらトマトなのである」
ノボル
「………」
ポルトカ
「コラキ(カラス)が飛んでったデス」
ノボル
「…とにかく、まだここは途中だ!」
りゅう
「カラスもスカイツリーのぼりたいのかな?」
ノボル
「カラス?」
ポルトカ
「コラキはよく遊びに来るデスネ」
ノボル
「鳥は楽でいいな…」
ポルトカ
「でも、こんな高く飛べる知らなかったデス」
カゲ
「トリはどこまでも行けるのであるか」
ポルトカ
「リュウ、すごいデス!」
りゅう
「ぼくこんなに飛べないよ。カラスってすごいんだね」
ノボル
「いやお前とべねーだろ」
りゅう
「?」 手をぱたぱたさせながら不思議そうな顔してる。
ノボル
「天然ってやつなのか?」
ポルトカ
「飛べるデスヨネ?」
リュウに首を傾げる。
カゲ
「天然の蝙蝠である」
りゅう
「ぼく養殖ー」
「ぼく町で生まれたの。町で生まれたら養殖なんだよね?」
ノボル
「何言って、うわ、ポルトカもなんか猫耳つけてるし」
「カゲもたれ耳つけてるし…」
ポルトカ
「ん?」
自分の頭ふわふわと触ってから
「へへへ、可愛いデス?」
カゲ
「耳があるのは当たり前である」
ノボル
「お前らこすぷれーやーってやつか?」
カゲ
「ノボルは時々おかしなことを言うのである」
ポルトカ
「ノボルも耳、ついてるデスネ」
ノボル
「あぁそうだな!耳はあるけどな!ちげーだろ!」
ポルトカ
「ヨウショク……」
「エビフライデス?」
りゅう
「エビフライおいしいよね」
ポルトカ
「ネ。人になって食べると、エブフライ美味しいデス!」
ノボル
「やめろよ!エビフライ食いたくなってくるだろ!」
りゅう
ボケしかいねえ ノボルごめんな
カゲ
ボッケボケ。カゲも高いところ怖くてツッこめない。
ポルトカ
みんな子供だからこそ許される
りゅう
エビフライ食いたくなってくるだろ!>表
ポルトカ
そういえばここ名古屋だったわ
りゅう
スカイツリーがツインタワーになっちゃう
語り手
エビフリャー食べなきゃ
ポルトカ
「ノボルもエビフライ好き?」
カゲ
「えびふらい……」
ノボル
「…好きだけど」
ポルトカ
「おともだちデスネ!」
カゲ
「尻尾がおいしいのである」
むしろ尻尾ならよくゴミに入ってる。
ノボル
「尻尾も食うけど、別にうまくなくね…?」
りゅう
「ぱりぱりしてておいしいよ」
ポルトカ
「ネ。ちょっとカタイデスけど」
「でも、食べるのは人の時だけデス」
ノボル
「…やめろよこんなところで、あれ?」
ポルトカ
「?」
ノボル
「あそこ、なんか売ってる」
りゅう
PLは茎めかぶを喰う
ポルトカ
ひたすら煙草を飲む
ポルトカ
そちらをチラリ
りゅう
「?」 そっちを見る
カゲ
なんであるか
語り手
カフェがあって、カレーとかサンドイッチとかパフェとか売ってますね
ポルトカ
「フルーツ!」
カゲ
「またオカネなのである……」
ポルトカ
「アイアイ……がまんするデスネ」
カゲ
「人間はオカネが好きであるな……」
語り手
ジュースはあるけどフルーツはないかな
ポルトカ
パフェの上に乗ってるやつを見たんだ
きっと
ノボル
ごくり…
ポルトカ
「ノボル、ぜりー食べるデスカ?」
ノボル
「いや、いいよ」
カゲ
上に行くのを諦めたくらいで食べられるものでもなさそうだな
ノボル
「ここも高ぇー」
ポルトカ
「高いところ来ると、お金も高くなるデス?」
ノボル
「そうかもなー」
カゲ
「さっきのカミが一杯要るのであるなぁ」
りゅう
「のぼるとおかねものぼるんだね」
ポルトカ
「いっしょにハコ乗って来るデスからネ」
カゲ
だれうま
ノボル
「…ケーキ2つ買って半分こなら…」
カゲ
けーき。美味しいのだろうか。
ポルトカ
「ノボル、ポルトカたちスカイツリー登り隊デス」
「だから、てっぺん登って、帰りにしまショウ!」
りゅう
「上いかなかったら、スカイツリーのぼれない隊になっちゃうね」
カゲ
「そそそ、そうなのであるよ」
ノボル
「なるほど!そうだな!」
ポルトカ
「ネ!それがイイデス!」
語り手
では、改めてエレベーターに乗ります
また例の感覚が…
ポルトカ
念のため、つま先でエレベーターの床をツンツンしてから恐る恐る乗る
カゲ
目をギュッと閉じて耳を抑えてます。
りゅう
隅っこで丸くなってるけど、食べられない!と分かったので今度は騒ぎません。
ポルトカ
手すりに足引っ掛けて、逆さまになって乗る。
語り手
でも今度はさっきより短くて止まりました
(それでも100m登ってますが)
ポルトカ
かお
りゅう
「ポルトカさかさまになってる」
ノボル
「やめろよパンツ見えるぞ!」
言って口をふさぐ
りゅう
「ぱんつ! 見えたらこまるの?」
ポルトカ
「この方が落ち着くんデスーーーー」
ぱんつ?見えても気にしない
ノボル
「ばっ…!」なんとかしたいが直視できない
ポルトカ
茶巾寿司みたいになってるけど、当人は羽に包まれているようで安心した、と供述しており
今度からは地上でもスカートを捲り上げていれば落ち着くのでは
カゲ
わたしはカベわたしはカベわたしはカベ
語り手
他の乗客は見て見ぬふりを
りゅう
あかんやつや
カゲ
外見年齢的に「微笑ましい」で済まない奴だ
ポルトカ
外見10歳……まぁ、そうか
あとでノボルにそれはいけないことだ、と教えてもらおう
語り手
さすがにゆうこやで補導ENDはやめていただきたい
ポルトカ
おっしゃる通り
りゅう
まったくで
語り手
エレベーターのドアが開きます
りゅう
「ついたー」ころんと外に出る。
ノボル
「ほら、おーりーろー!」
ポルトカ
同じく、手すりから足を離して後転でごろごろと外に出る。
ノボル
「めっちゃ恥ずかしい…」
カゲ
カベカベカベ……( ゚Д゚)
ノボル
「カゲももう止まってるから!」
ずるずると引っ張り出す
カゲ
「終わりであるか? 終わりであるか?」
ノボル
「終わりである!」
カゲ
「かたじけないのである」
ポルトカ
おっと、ぶつかった
窓から外を見渡してみよう
語り手
さっきと同じようにぐるりと廊下が続いています
りゅう
「ここが、てっぺん?」
カゲ
「さっきより狭いのである」
ポルトカ
「てっぺんは、もうちょっとあるデス」
語り手
窓の外の風景は、下の家や建物はもう豆粒みたいな大きさです
遠くの川や海が見えます
ポルトカ
「周り、何も無いデスネ!」
りゅう
「わー、家がちっちゃくなっちゃったよ」
カゲ
「……ひろいのですね」
ポルトカ
「遠くにもう一個、おっきな木が見えるデス」
東京タワー
りゅう
「すごいね。でも空が近くならないよ?」 不思議そうに空に手を伸ばす 
ノボル
「すげー…」
カゲ
「寒くはないのである……」ほっと安心。
ポルトカ
「空は空なので、いっつもそこにあるデス?」
ノボル
「ここがてっぺんか?」
ポルトカ
「オヒ。てっぺん、もうちょっと上デスネ」
ノボル
「まだ上があるのか!?」
りゅう
「でももうハコないよ」
カゲ
「てっぺん行きエレベーターなのにてっぺん前で降ろされたのであるか」
「不可解である……」
ポルトカ
「ネ。もっと細くて狭いデスネ」
語り手
4人が話しているのを聞いて、お姉さんが声をかけてきます
スタッフ
「こんにちは、スカイツリー・天望回廊へようこそ」
ノボル
「こんにちは!ここから一番上までどれくらいですか?」
ポルトカ
「ヤーサス!お姉さん、ここお姉さん住んでるデスカ?」
りゅう
「こんにちは! もっと上にはのぼれないの?」
スタッフ
「ふふっ、住んではいませんよ。ここは地上450m、頂上はまだ100m以上上にあります。」
ポルトカ
「めーとる」
「お外出る、どうすればイイデスカ」
スタッフ
「お外は危ないので、中にいてくださいね」
カゲ
「全然てっぺんではないのであるな」
「二度もハコに乗ったのに」
りゅう
「てっぺんには行けるの?」
ポルトカ
「そデスネ。お外風ビュービューデスからネ」
「お姉さん、ポルトカたちスカイツリー登り隊デス。てっぺん行きたいデスけど、どうするデスカ」
スタッフ
「ここから上は、一般の方は入れません。けど、日本で一番高い展望台ですよ」
「てっぺんに…?それは、残念ですけど、ここがゴールです」
ノボル
「違うんだよ、てっぺんに行きたいの!」
ポルトカ
「アイアイ……困るデス。ノボル、てっぺん行きたいデス」
りゅう
「登れないの?階段ない?」
スタッフ
「うーん、あなたたちが将来そういうお仕事についたら、登れるかもしれませんね」
ポルトカ
「おとなのスカイツリー登り隊なったら、いけるデスカ」
スタッフ
「ええ、きっと」にっこり
カゲ
「二十年も待てばよいのですね」
ポルトカ
「ノボル、おとなになったらまた来るデスカ?」
スタッフ
「では、ごゆっくり」
スタッフルームに戻っていきます
ポルトカ
「エフハリスト!ゆっくりシマス」
りゅう
「うん! またねー」
カゲ
「また声をかけてくれれば、付き合うのであるよ」
りゅう
「ぼくも!」
ノボル
「…俺は今日登るんだ」
ポルトカ
「でも、ポルトカたちこどもデスネ。てっぺんいけないデス」
「今日じゃないと……ダメデス?」
ノボル
「…だめだ!」
カゲ
「何か深いわけでも有るのであるか?」
「登りかかった木なのである」
りゅう
「乗りかかったふねだね」
ノボル
「………」
何かを思っている顔をしています
ポルトカ
「ノボル」
りゅう
「深いわけがあるの?」
ポルトカ
「ないしょ、デスカ?」
ノボル
「…元気にしたい奴がいるんだ」
りゅう
「ノボルがてっぺんまでのぼると、その子を元気になる? 元気づけられる、の?」
ノボル
「ああ、絶対元気になる」
ポルトカ
「おともだちデスカ?」
ノボル
「…そうだな」
ポルトカ
「じゃァ、今日のぼりマショウ!」
ノボル
「ポルトカ…」
ポルトカ
「ノボル、ポルトカのおともだちデスよネ?」
りゅう
「ぼくとポルトカが支えればのぼれるかな?」
具体的にいうと《つばさをあげる》《かぜのうた》の合わせ技でなんとかなるかしら
カゲ
「ノボルにも羽があると良かったであるな……窓を探せば出られるであるか?」
ノボル
「スカイツリー登り隊の、仲間だ!」
「窓か、出られそうなところを探すか」
りゅう
「うん」
ポルトカ
「ノボルのおともだちなら、ポルトカのおともだちデス!」
りゅう
「仲間だね!」
「ポルトカのおともだちなら、ぼくのおともだち!」
ポルトカ
「ナカマナカマ」
カゲ
「手伝ってやらなくもないのである」
りゅう
「ありがとう、カゲ」
ノボル
「お前ら…!一緒に登ろう!」
語り手
好きな能力で判定してね
カゲ
【へんげ】4でッ
りゅう
【こども】4で!
ポルトカ
【おとな】に想い足して、5!
[ ポルトカ ] 想い : 15 → 13
語り手
カゲは、ここの天井の上にけものの気配があることに気づくでしょう
カゲ
「にゃあ?」気配に向かって声をかけよう。
「ちょっと訊きたいことがあるのである」
語り手
気配は遠いので、カゲの呼びかけには気づいてなさそうです
りゅうは、さっきのお姉さんが腰に鍵をつけていたことに気づきます
りゅう
「さっきのお姉さん、鍵もってたね。階段あけるやつかな?」
語り手
ポルトカは、お客さんが入れない鍵のかかったドアをみつけます
ポルトカ
「お姉さん、おとなの登り隊ならてっぺん行ける言ってたデスネ。きっとこれが入り口デス」
カゲ
「近くのネズミか虫かと思ったらそうじゃないのであるか??」
「さっきのトリがここまで飛んできたのであるか??」
語り手
遠くてよくわかりませんが、それなりの存在感ですね
カゲ
「ここのヌシかもしれないのである」
りゅう
「ぬし」
ノボル
「なんだ、誰かいるのか?」
ポルトカ
「コラキ、上飛んでったデス。きっとコラキデス」
りゅう
「うん。さっきのカラスかな?」
ノボル
「カラスか、一緒につれてってくれたらいいんだけどな」
ポルトカ
「頼んでみまショウ!」
「でもその前に、この扉デス」
ノボル
「ここを通れば、上にいけるんだな」
ポルトカ
「リュウ、さっきお姉さんが鍵持ってた言ってたデスネ」
りゅう
「うん」
ポルトカ
「きっとそれで開けられるデス」
りゅう
「どうしよう? こっそりもらう?」
ポルトカ
「こども頼んでもダメ、言われるデスよネ…」
ノボル
「うーん、なんとかあの鍵を手に入れないとな」
カゲ
それなら……
すすすす……と物陰に隠れてこっそり変身解きます。
ポルトカ
「あれ?ゲローンどこいったデスカ」
語り手
カゲは猫の姿になります
カゲ
そのままお姉さん追跡。
スタッフ
「チラシの補充しなきゃ」
なにやら作業中のようです
カゲ
《ぬきあし》 は8か
《ぬきあし》 を使用して、ソッとお姉さんに近寄って、カギを抜き取りたい。
[ カゲ ] ふしぎ : 11 → 3
語り手
では、猫は誰にも気づかれず、お姉さんの腰からそっと鍵を抜き取りました
カゲ
むむぅ、てっぺん行くのに《かるわざ》を使いたかったのだが仕方ない。
すいすいとカギを持ったまままた物陰に入り、再変身します
[ カゲ ] おもい : 7 → 5
語り手
人間になりました
カゲ
「お借りしてきたのである」
ポルトカ
「わ」
りゅう
「えっ、こどもでもだいじょうぶだったの?」
ノボル
「ええっ、すっげー」
ポルトカ
「さすがはゲローン!おとなデス!」
カゲ
「こっそり」
りゅう
「こっそりだ。カゲすごいね」
カゲ
「だから早く行くのである」
「見つかったら怒られるのである」
りゅう
「うん」とっとと扉を開けて移動しよう
ノボル
「誰もみてないうちに」
りゅう
「怒られたらつまみだされちゃうもんね」
ポルトカ
では鍵でガチャっと
語り手
4人はツリーの真ん中に侵入しました
ノボル
「階段だ!」
カゲ
「登り隊は登りたいのである」
ポルトカ
「ぐるぐるしてマスネ」
りゅう
「のぼれるね!」
語り手
おっと、ぐるぐるはしていません
細いはしごのような階段が、交互に続いているのです
ポルトカ
してなかったデス
りゅう
「ちっちゃい階段だね」
ポルトカ
「かくかくしてマスネ」
語り手
鉄骨はぐるぐるしているので、きっとそちらも見たのでしょう
ポルトカ
なるほど、コウモリ視点
カゲ
「……むむ。なかなか大変そうなのである」
ノボル
「それでも、登ろうぜ!」
りゅう
「うん!」
ポルトカ
「スカイツリー登り隊デスネ!」
りゅう
「うん! のぼりたい!」
カゲ
「魚喰えば骨までなのである」

語り手
【幕間】つながりを強くしよう
と、言ったところで今日はここまで
りゅう
はーい! ありがとうございました
ポルトカ
お疲れ様でした!
カゲ
おつかれさまー
語り手
お疲れ様でした!
ポルトカ
次回は繋がり強化から!
語り手
たぶん次回で終われるかな
りゅう
ほほう
ポルトカ
名残惜しい
りゅう
ですなあ
語り手
一本道(縦に)だからね!
カゲ
なのです
りゅう
縦に!w
カゲ
だれうまなのです
ポルトカ
しかし最後はカクカクしていた
語り手
はしご150m登るのは一仕事
りゅう
それはなっっっがいな
カゲ
《かるわざ》なしで登らなきゃいけないのはしんどいのである……
ポルトカ
飛んでしまおうか……


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ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。