語り手
【♪メイン・テーマ】
ヤタ
ばっさばっさ
リルカ
もっそもっそ
カリス
ざばばばば(背ビレ)
ぴーなつ
タタタタ
白露
すぴーすぴー
語り手
【♪song of pocchong ~雫の唄】
ぴーなつ
さっきのBGMなんだっけな…
語り手
今回のBGMは「オプーナ」攻めです。
名前ばかり知れてるアレ。
ぴーなつ
買う権利を…
ヤタ
名前とAAだけはわかるやつ…
語り手
はい、それでは本日よりゆうこや本編始めます
リルカ
ヤッター!

語り手
五人のけものたちは町のあちこちで、今日ものんびりと日常を送っています。
語り手
町の名前……「榊ノ下」
白露
さかきのもと?
語り手
【♪トキオネの子供たち】
語り手
さかきのもとでございます。
リルカ
神々しそうな地名だ
カリス
さかきのげ
語り手
げげげのげ
ぴーなつ
じょうじょう…
白露
境港だったかぁ…
語り手
それぞれきっかけは忘れてしまったかも知れないけれど、なんとなくお互い気になってしまい、惹かれあった仲です。
海の近くで、そこそこ広い鍾乳洞なんかもあり、観光客が訪れることもありますが、基本は田舎の町。
駅周辺以外は田んぼや果樹園なんかがあったりします。
畑には日夜土竜と戦う人々がいるとか何とか。
カリス
ピコピコハンマーを手に畑を徘徊するハンターたちの朝は早い
ヤタ
リルカちゃん……
ぴーなつ
わるいもぐらがいたもんだなぁ
リルカ
ぼくわるいもぐらじゃないよ ちょっと穴を掘ってたらうっかり野菜にぶつかっただけだよ
語り手
というわけで……舞台は白露さんち。
時刻は大体夕暮れですね。
現れる方は登場処理を行ってください。
リルカ
では登場しましょう。白露さんちなら人目はないのかな?
白露
おじいちゃんおばあちゃんがいるかも
あっ(リモコンください)
語り手
りもこん……おとな1ないと使えないヤツ
私が持ってるの自作のヘボリモコンだわ
どなたか高級リモコンお持ちではない? 
白露
高級リモコンほしい!!!
ヤタ
なんか前回のが残ってるけど、どこに元データあるのかしら…
カリス
高級かどうかは知らない
夢減らすカウンターついてないけど
語り手
せんきゅー
夢減らすのつけて投げた
白露
あざます!
カリス
テス
語り手
整列はしてないからそれぞれで何とかしてくだされ
ヤタ
付加価値のついたリモコンだ
カリス
途中参加もできるやつ?
いきなり食いしん坊ですまない
つながり強化により「夢」を-2*(夢:0->-2)forカリス
OK
白露
おっけー!
カリス
再テス
つながり強化によりカリスの「夢」を-2*(夢:0->-2)
OK
ヤタ
たぶんだいじょうぶ…なはず
白露
白露のふしぎを+6して(ふしぎ:0->6)
こうですね。登場します。
白露の想いを+6して(想い:0->6)
リルカ
あらためまして登場します。
リルカのふしぎを+6して(ふしぎ:0->6)
リルカの想いを+6して(想い:0->6)
ぴーなつ
登場します。
ヤタ
出ませう
カリス
みんないるのか
じゃぁ出ようかな
ヤタ
シーン登場により、ヤタのふしぎを+6
シーン登場により、ヤタの想いを+6
ぴーなつ
ぴーなつのふしぎを+6して(ふしぎ:0->6)
ぴーなつの想いを+6して(想い:0->6)
カリス
キャラシーのふしぎと想いの獲得値が
正しく機能してない
ヤタ
むむ
リルカ
キャラシー、デフォルトで空欄にも2が入ってるので、削除するか0にしないと合計値が変なことなりますな
白露
下に+2とか入ってません?
ヤタ
ああ、それさっきキャラシ見てて気づいた…w
カリス
OK
語り手
それぞれのキャラへのつながりも1なんで、ヘンだったら直しておいてくださいね
今見て あれ、2ずつになってる と思った
カリス
シーン登場によりカリスのふしぎを+6して(ふしぎ:0->6)
シーン登場によりカリスの想いを+6して(想い:0->6)
リルカ
んで、おじいちゃんおばあちゃん居るかも?とのことなので、半変身します。
しっぽと後頭部のふさふさした毛は服と帽子で隠し、手についてる穴掘り仕様の爪はこう…… 夏だけど、派手な手袋とかで隠します。
リルカの想いを-2して(想い:6->4)
語り手
現在夕方です。
カリス
半変身=サメカリスなので、完全変身
カリスのふしぎを-2して(ふしぎ:6->4)
カリスの想いを-2して(想い:6->4)
ぴーなつ
しっぽはスカートで隠れるので2消費で半変身
ぴーなつの想いを-2して(想い:6->4)
白露
こちらは完全変身してくつろぐ。想い4消費。
白露の想いを-4して(想い:6->2)
ヤタ
変身なしの鳥のまま境内の枝に止まってます カラスはどこにいても不思議ではない!
語り手
【ことり】の恩恵ですね。からすがなくからかええろ
リルカ
モグラはどこにいても……不思議ではないかもしれないけど「ん?」ってなっちゃうからね。
カリス
スクアーロのクラッシュみたいに、現れる水場に合わせて大きさ変えられないかな……
そしたらみんなの湯飲みの中にいるのに
語り手
湯飲みはちょっとw
サイズ自体大きく変わってしまうからなぁ。
白露
サメって概念だったんだ…。
リルカ
サメという概念
ヤタ
ちっちゃなカリスさんと大きなカリスさんが…
ヤタ
oh…
白露
うわこわ
語り手
人間大までは縮んでいいけど、サメの時のサイズってどのくらいなんだろ。
カリス
一般的なホオジロザメなら、4mとかか
ヤタ
でっかい…
語り手
半変身ならヒトサイズまで落としていいよ
白露
「おばーさん、今日の夕飯はー?」ゴロゴロと寝転がる。
カリス
「ごはん!お呼ばれしてっていい?」
リルカ
「えっ、ごはん? お肉ある?」
白露
「おう、いいぞ!」(※家主は老夫婦です)
カリス
「白露には聞いてないだろ」
「お肉ある?」
ぴーなつ
「すいかー!あったー!」盗品のスイカを持って参上
ヤタ
「俺にも分けてくれるよね?」
語り手
「はいはい、今日も元気だね」
白露
「ふん」
語り手
ちょっぴり耳が遠いおばあちゃん、厚めに切ったハムを持って現れますよ。
ひとり一枚だよ
リルカ
「やった! お肉ー!」
白露
持ち運ぶの手伝う。
カリス
「ハム!さすが、おちゅうげんの季節!」
語り手
ニコニコ笑いながらおばあちゃんはそれぞれの前に置かれた懐紙にハムを置いてくれます。
ヤタ
ひゅぱっと下りてきてカーと鳴いていただきます
語り手
ああ、季節はちょうど今頃にしておこうか。
白露
「ハムは美味しいなぁ」しみじみとハムを口に運ぶ。
カリス
「ばーちゃん家にもハムのひと、来たの?」
語り手
「ハムを持ってきてくれるのはネコさんだねぇ」
白露
「ああ、クロネコだな」
リルカ
「ありがとう!」 お礼を言えるモグラだけど、言いながらすでに食べてる。
カリス
「クロネコさんは、ハムも持ってきてくれる……」
語り手
「こらこら、【いただきます】を忘れてはいけませんよ。はぁい、いただきます」
ヤタ
優しいおばあちゃんだ…
カラスのままなのに…
語り手
きっとみんながヒトではないことはなんとなく分かっているけど、とくに追求してこないね。
カリス
「いただきまーす!」
リルカ
「もぐもぐいただきますもぐもぐ」
白露
「おっと、いただきます」手を合わせる。
リルカ
「おいしーい」
カリス
脂身のところをフォークで器用に取り外して、まずはロース部分をもしもしといただく
ヤタ
「カァー」
ぴーなつ
「いただきまーす!」わしわし
カリス
歯ごたえあって蕩ける脂身のところは後から大切にいただくのだ。
リルカ
「あれ、それ食べないの?」 カリスが脂身を外しているのを目ざとく発見。
カリス
「え」
ヤタ
戦争の予感
リルカ
「食べないならちょーだい」
カリス
「ぜったいダメー!」
皿ごと頭の上に退避。
リルカ
「えぇー、残念」
白露
しみしみとした顔でハムを口に運ぶ。大層美味しいです。
ヤタ
足で器用に押さえてくちばしでちぎってもぐもぐ
語り手
「どれ、麦茶でも入れようか」
おばあちゃんはよっこいしょと腰を上げて奥へ行ってしまいました。
白露
「ああ、ばーさん。俺も手伝うよ」
立ち上がりおばあさんのほうに向かう。
ぴーなつ
「おばーちゃん、すいかー!」あとを追いましょう
語り手
「そうかい、じゃあね、お茶が戸棚の上にあるからねぇ」
おばあちゃんは大きなやかんに水を入れて戸棚の上を指します。
大きな大きな黒檀の茶棚にお茶の缶があります。
ぴーなつ
「つゆ、それおかし?」茶缶に興味津々
カリス
離席した白露の皿の上のハムをじっと見つめる。
ヤタ
「…いや、だめだと思うよ」おばあちゃんいなくなったら喋ろう
白露
そっと向こうから視線を向ける。
カリス
しっかりフォークに刺して、口もとまで運んだところで言われ、ぎくりと肩を震わせる。
白露
タベタラオボエテロ。みたいな視線を向けるね。
カリス
「や、ヤだなぁ、白露のハムが大丈夫か、調べてただけだよ」(?)
ヤタ
「調べてただけならいいんだけどなあ」
カリス
「一口かじってみれば、すぐにわかるんだけどなぁ。ざんねんざんねん(棒)」
皿にこっそり戻し、ハムから抜き取ったフォークを名残惜しそうにぺろぺろ舐める。
語り手
ぴーなつには「はいはいスイカねぇ……」と言いながら物置の方へ入っていきます。
ヤタ
「まだ欲しかったら白露からじゃなくて、おばあちゃんにお願いしてもらうといいんじゃないかな」 とカリスに
カリス
「ううん……それはさすがに『ずうずうしい』気が……」
白露の皿からならいいらしい。
白露
よくないよ!?(PLからの突っ込み)>表
リルカ
「おばあちゃーん、ハムまだあるー?」 名案だ! とばかりに目を輝かせて、皿を持っておばあちゃんのもとへ行こう。
ヤタ
孫がたくさんいるみたい いいなあ
カリス
「あっ」
あたふたとリルカの後を追う。
もちろん皿を持って。
語り手
【♪STOP】
語り手
どすん
奥から大きな音がしました。
カリス
「?」
ぴーなつ
「わ」
白露
なんの音だ!?
語り手
同時に短い悲鳴も聞こえた気がしました。
カリス
おばあちゃん?
白露
おばあちゃんなのか…?
カリス
…の声?
語り手
奥からはそれから何も聞こえません。
リルカ
なんだなんだ!? 急いで奥へ向かいます。
語り手
【♪ティティアの戦士】
ヤタ
見に行こう。ばっさばっさ
カリス
あわててついていく
ぴーなつ
「なにー?」向かいましょう
語り手
大きな木戸が閉じていて、その向こうが物置であることを白露は知っています。
古いせいでとっても重い。
子供の体格じゃあ、けもので3くらい出さないときついかも。
オトナっぽいヒトなら2でもいけるかも。
白露
「ばーさんは動くなよ!」おばあさんにくぎを刺して向かいます。
語り手
おばあさんはこの扉の向こうにいるはず。
カリス
けものなら素で3あるぞ
ぴーなつ
けもの4ですぜ
カリス
木戸にとりついて引き開けよう。
語り手
OK
カリス
皿はこの際口に咥えて。
ヤタ
力持ちが多い!頼もしい
リルカ
けものは1しかないな。皿は横に置いて、力持ちに任せよう。
ぴーなつ
ひっぱるー!
語り手
ではカリスとぴーなつは戸を思い切り……
引っ張った! びくともしない! 
ガタガタガタ
ぴーなつ
「あかないー!」
カリス
「引いてダメなら押してみなっ」
押してみよう。
ぴーなつ
「おすー!」
語り手
きしんで悲鳴を上げる扉。
ヤタ
カラスだからなー リルカちゃんの肩にでもとまってよう
語り手
ところで白露さん。これ横にずらす扉です。
白露
あっ
カリス
引き開ける、って言ったけどw
それでダメだったから、むしろ逆で推したり引っ張ったりする扉かと思った
語り手
あ、カリスさん引き開ける」って言ってたw
じゃあぴーなつちゃんともつれて転がって、扉は開きました。
ぴーなつ
「ぎゃふん」
白露
伝えるのが遅くて、あちゃーって顔してる。
カリス
ぴーなつにつまずきそうになって、口から離れた皿を
取り落としそうになって、あわわ、とお手玉。
リルカ
「あぶなーい!」
ヤタ
「おおっと、落ち着け落ち着け」
カリス
果たして扉の向こうには?
語り手
【♪トリニティビット】
語り手
扉の名中は三畳くらいの物置。
いくつも並べられたとれたてのスイカ、ぶら下げられた大根。
今朝もいだばかりのキュウリ。
そして……一冊の、本。
きちんと並べられた野菜たちと対照的に、床に放り投げられた一冊の古い古い絵本。
白露
ここに瑞樹さん(リルカちゃんの前世)いたらどうなるんだ…。
語り手
そらもう大惨事よ。
シリアスが死亡する。
ヤタ
キュウリ…
ぴーなつ
「すごーい、穴の中にごはんがたくさん!」
カリス
おばーちゃんは?
語り手
お婆さんの姿は、ありません。
カリス
「あれ?」
白露
「ばーさん!?」
カリス
「おばーちゃーん?」
他に窓とか戸とか、出入りできそうなところは?
ぴーなつ
「おばーちゃん、すいかあるよー!」
リルカ
「おばあちゃーん?」
スイカや大根の間をごそごそと探します。
ヤタ
「ここから別の部屋とか、あるのか?」
カリス
「リルカ、おばーちゃんの音とか声とかする?」
白露
「ない…はず」
語り手
ここからどこかへ行く道も、地下室も、ない筈ですが……
リルカ
おばあちゃんの声や物音はしますか?
あるいは、ここにいるメンバー以外の体温を感じますか?
語り手
リルカさんは、そうだなぁ、判定入れるまでもなくそんな気配はないです。
リルカ
「しないよー」 ぷるぷる。
白露
絵本を見てみる。
ヤタ
白露と一緒に見よう
語り手
絵本は……ヘンに白いのが気になりました。
白露
ページを捲っても何もない感じです?
語り手
イラストには登場人物が描かれておらず、背景だけがところどころに。
語り手
白露さん、本をしっかり読もうとしてますよね。
白露
はい。
語り手
あとヤタさんか。
本文はこんな感じ。
語り手
むかしむかし がいました
 はひとりぼっちで
いつもいつも ないていました

そこに がやってきました
「 」
 はこくりとうなずきました
「 」
「 」
 はにっこりとわらいました」
カリス
なんか『すみッコぐらし劇場版』を彷彿とさせる流れ
ヤタ
「なんか、変わった絵本だなあ…」
リルカ
「えほん?」
白露
「絵本」
リルカ
絵本の表面をなでなでしてみます。
白露
「…うーん、誰が何をしたんだこれはいったい…」
語り手
本に触れたひとは、何故か、胸騒ぎがしました。
白露
胸騒ぎ。
語り手
急にドキドキしてきます。
なんだか、自分の中が空っぽになっているような気がして仕方がないのです。
白露
「………」
カリス
「みんな、それよりおばーちゃんがいなくなっちゃったんだよ!?絵本なんて後にしようよ!悲鳴だけ聞こえて、なんておかしいよ」
慌てるサメはちょっとイライラ。
ヤタ
「どうした、白露?」
リルカ
「……これ、何だかへんなかんじ。何か、すいとられる? みたいな?」 本から手を離します。
白露
「なんか、空虚になるというか…」
リルカ
「ふつうのほんじゃない?」
白露
白露もこの絵本を見たのは初めてですよね?
語り手
初めてだと思います。たぶん。めいびー? 
ヤタ
「それは…普通の本じゃないな。まさか、おばあさんもこれに触ったのか?」
白露
たぶん・
「わかんない…けど、その可能性はある」
カリス
「ねぇってば!」
思わず本を取り上げてしまおう。
リルカ
「わっ」
カリス
そしたら、こちらもその感覚は判りますかね?
リルカ
そういえばリルカは本を読めないのだった。
白露
今までずっと立ち絵ブランクでしゃべってたアカウントがこちらです。
ぴーなつ
「みんな、どうしたのー?」
語り手
じゃあカリスは突然理由もなく胸が締め付けられるような気分になります。
カリス
「う」
その感覚に、手の中の本に目を落とす。
語り手
本の題名は読めず、イラストも穴だらけ。そのことが何故か悲しく寂しく思えてしまうのでした。
カリス
開いてみるけど、先ほどの本文以外には何もなし?
語り手
どんな感じに開いてみる? ぱらぱら? 
カリス
そうだね、何か読めたり見ることができるページが出るまで
ぱらぱら
字が出てきたら読んでみる。
ヤタ
覗き込もう カラス姿だとできることがそれくらいだ…
語り手
では絵本は最後にめでたしめでたし とかかれて終わっている
何がめでたいのかはよく分からない。
そして、ひらりと一枚の紙が落ちます。
ぴーなつ
「おっ」
キャッチ
ヤタ
「なんだい、それは」
リルカ
「?」 何か落ちたのを感知して、そっちに顔を向ける。
カリス
ぴーなつの手の中のそれを覗き込む。
リルカ
「それなに? 紙?」
ぴーなつ
「なんだー?」覗く
語り手
紙にはクレヨンで描いたようなまるがふたつ。それからなんだかわからないクリーチャーがいくつか。
「こども」で3以上お持ちの方ー? 
カリス
栞的なやつ?
語り手
いや、B5くらいのたたんだ画用紙
白露
子供今回はほぼない!
ヤタ
ヤタもない!
ぴーなつ
こう見えて1しかない!
カリス
こどもは2
語り手
なんと。
ヤタ
みんなこどもじゃない
リルカ
ある!
なんだけど紙に描いてある絵が見えない……
ヤタ
あああああwwwそうかw
語り手
そっか! 目が見えなかった! 
カリス
じゃぁ
「なんだろこれ……。まるが二つと……あと、何かもののけ、の絵?」
と声に出す。
リルカ
絵の内容を伝えてもらって判定することはできる?>こども
ぴーなつ
「へんなのー、かりすにあげる」とりあえず本を持っている人に渡しましょう
カリス
リルカが知りたがるなら、
「お、うん、ありがと」
リルカ
紙とわかれば何が書いてあるのか知りたがりますね。
カリス
思わず受け取って、
リルカが知りたがってくれるなら、
リルカの手のひらに、書いてあるものをなぞってみる。
語り手
○には何本かぐにゃった線が描いてあります。
……これは……ニコチャンマークでは? 
白露
にっこりにこにこ
カリス
「なんか、こんな風で……ニコちゃんマーク……?」
語り手
ニコニコが二つ並んで、仲よさそう。他のクリーチャーもたぶんなかよし? 
カリス
リルカの手を取って、その上を指でなぞる。
ヤタ
まさか…おばあちゃんはにこちゃんマークに…?
白露
な、なんだってー!
リルカ
手袋を外して、カリスが描いてくれるものを感じ取る。
語り手
リルカは、まあよくある「お友達の絵」ではないかなぁと思いました。
リルカ
「お友達がいっぱい?」
では、その内容でこども3。>語り手
白露
こちらも想い2点払ったら内容わかりませんか?
リルカ
「ちっちゃなこが描いた絵?だよね?」 
「お友だちがいっぱい……そういえば、そうだね」
リルカのその表現と言葉に、少し表情を和らげてうなずk。
語り手
想いによる補強が入るなら、同じ内容を感じ取れます。
で、ふたつの○の一つは言われてみれば元気に笑っていて、
一つは穏やかに笑っているように見えました。
白露
では想い減らしておきます。
白露の想いを-2して(想い:2->0)
想い/Zero
語り手
あ、白露がそれをやるなら、なんだか記憶の隅にちくりと刺さるものを感じます。
ヤタ
「お友だちがいっぱい、か。絵本といい、なんだろうね、これは」
白露
なんだろう
語り手
これなんかどっかで見覚えがあるかも? そのものじゃないけど、なんか似たものを。
白露
なんだっけ、と記憶の海を探す。
語り手
おばあちゃんが大事にしてる……アルバムで見た気がする? 
白露
「これ、ばーさんの宝物のアルバムで見たような?」
「そんな気がする…」不思議そうな顔をしながら。
語り手
おばあちゃんの気配は、相変わらずありません……
カリス
「アルバム?」
「……ってなんだっけ」
白露
「アルバムはこう、写真がいっぱい載ってて思い出を閉じ込めるための本…みたいな」
リルカ
「これ、おばあちゃんのなの?」
白露
「そうかもしれない」
語り手
夢投げるの忘れる!!! 
ヤタ
「それは、またどうしてそんなことになったんだ?おばあさんは普通の人間だと思っていたんだけどな」
ぴーなつ
「おばーちゃんさがさないのー?」
カリス
「!そうだよ、おばーちゃん探さないと!」
白露
「そうだな。探そう」
カリス
「兄ちゃん、お空から探せない?」
ヤタ
「じゃあ、俺は外を見てくるよ。みんなは家の中を探したらどうかな」
リルカ
「じゃあ、地面の下を探してみるよ」
語り手
「うるさい……」
声がしました。
白露
「ああ。俺は家の…喋った!?」
リルカ
「誰かうるさいって言った?」
ぴーなつ
「うるさい?」
カリス
「じゃぁボクは水の中……ん?」
ヤタ
「おっと?誰かなんか言ったか?」
ヤタ
陸海空制覇して探せる…
カリス
Thunder Birds are GO! 
語り手
【♪ブルー・デザート】
語り手
スイカの間から、目をこすりながら10歳くらいの少女が現れました。
スイカの間から。なんだかおかしな感じですが、そうとしか見えませんでした。
カリス
「うわぁぁぁぁ!?」
ヤタ
一応聞くけれど、見覚えがあるひとはいます?
語り手
ああ、少女に直接見覚えはない、気がします。
多分。めいびー? 
カリス
思わずびっくりして、水鉄砲を向ける。
ヤタ
やべ人間だ!って顔をして黙ります
ぴーなつ
「こんにちはー!」
白露
「…ええっと」
リルカ
「えーっと、誰?」
語り手
半分寝ぼけ眼のような目で、少女はもう一度言います。
「う・る・さ・い」
カリス
「……ぅわぁぁぁぁぁぁ」
ぴーなつ
「うるさーい?」大声
カリス
うるさいと言われて、小さい声で悲鳴を上げ直す。
リルカ
「スイカの妖精さん?」
白露
おばあちゃんのアルバムの中で見た記憶ありますか?
語り手
おばあちゃんの子供の頃に似ている? かもしれない。
リルカ
「スイカの妖精さん、おばあちゃんがどこ行ったか知らない?」
ヤタ
(これはまた強気なお嬢さんだな…)
白露
「なんかばーさんの子供のころに似ている」と、ヤタさんにだけそっと伝えとこ…。ほかの子たちがパニックになったら大変だし…。
ヤタ
「それはまた、妙なことになってる予感がするな…」とぼそぼそ返します
語り手
少女は座った目で五人をじろりと見て、それから首をかしげました。
「……まあ、いい……あたしはうるさいのが嫌い。出て行って……」
ぴーなつ
「うるさーい、おばあちゃんしらないー?」
カリス
「ぴーなつ、たぶんそれ名前じゃないよ」
ちょんちょん、とリルカの肩をつっつく
油断なく水鉄砲を『うるさーい』に向けたまま
ぴーなつ
「うぇ、とびらおもいから、とじこめられるよー?」
カリス
「リルカ、アイツが居たの、わかってた?」
とリルカの耳元で尋ねる。
リルカ
「ううん、わかんなかった」ぷるぷると首を振る。
語り手
無論、スイカの所を念入りにチェックしていたリルカにも、この少女の気配は感じられませんでした。
そこに「生えた」としか考えようがないのです。
カリス
「もしもアレが普通の『ひと』だったら……?」
リルカに。
気づくよね?と言外に
リルカ
カリスに、うんうん、と頷く。
「いきなり生えたよ。だから、スイカの妖精さんかと思ったんだけど、違うのかな」
語り手
「スイカ? 違う。あたしは……」
白露
「とりあえず一回出ていこうぜ、みんなだって急に人がいっぱいいたらびっくりするだろ?」とおとな3らしく言います。
語り手
「うんうん、出てって扉閉めて」
少女は手をパタパタと振って欠伸をします。
カリス
では、白露が立ち去ろう、と言うのを遮って
「やい、『うるさーい』!オマエ、『そういうひと』だろう?」
「おばーちゃんをどこへやったんだ」
水鉄砲で威嚇しつつ。
語り手
胸を張って何か言いかけて、少女はぽかんと口を開けました。
「そういうひと? おばーちゃん?」
「何言ってるんだ?」
ぴーなつ
「おばーちゃん、すいかとりにきたのー」
カリス
「ここに入ってきたおばーちゃんだ!悲鳴と音が聞こえて……ここにボクたちが入ってきたら、消えちゃってたんだ!」
語り手
「……ああ」
足下を見て「スイカ」納得顔。
ヤタ
「俺は直接話せないから、誰か名前を聞いてみないか? おばあさんの知り合いなのかどうかも…」
リルカ
我々はおばあちゃんの名前を知ってる?>語り手
語り手
名前は、さすがに白露は知ってるよね。
他の子は興味次第かな。
リルカ
リルカはおばあちゃんの名前には興味が薄そうだなあ…… 任せた。
ヤタ
ヤタはさすがに知ってそうかな
ぴーなつ
ぴーなつはおばーちゃんとしか認識してないですね。。
カリス
カリスは名前聞いたことあっても、おばーちゃんと呼んでいそう
白露
知ってる知ってる。
語り手
日向ふき がおばあちゃんのお名前です。
リルカ
「きみ、どこから現われたの? おばあちゃんの…… えーと、」白露に話を振ろう。 
語り手
少女は時々欠伸をしながら、さっさとカエレと言わんばかりに手をひらひらさせていまます。
白露
「…ばーさんと同じ名前だな」
語り手
まだ少女は名乗ってないぞw
白露
*ああっと*
リルカ
おばあちゃんの名前ね。>ふきさん
白露
すみません…。なしで…。
ヤタ
もう名乗った!?ってログ遡ろうとした
カリス
よくあるはなし
白露
「嬢ちゃんは、なんて名前なんだ?」テイクツー。
語り手
「あたしは……」
少女は眉根を寄せます。
で、困ったように起こったように頬を膨らませます。
「なんだっていいだろ。早く行ってよ……」
リルカ
おばあちゃんの名前を出して、知り合い? って聞いたら何かないかな
リルカは名前知らないから、誰かにお願いしたいところ
語り手
リルカさんそれやる? 
カリス
そうだなー
じゃぁ
白露
「日向ふき、って人知ってる?」ときいてみようかな。
ヤタ
「おばあちゃんの……日向ふきさんの知り合いですか、って誰か聞いてくれないかな?」
カリス
OKw
語り手
「ひなた ふき? ひなた……」
少女はむつかしい顔をして考え込みます。
「うーん……しってるような……しらない、ような」
白露
「じゃあ、ふきって名前に心当たりは?」
カリス
「『とぼけると、ためにならんぞ』」
ワルガキ連で知ったセリフを口にする。
語り手
「うーん……」
カリス
水鉄砲をつきつけながら。
ぴーなつ
「なまえ、わすれたのかー?」
語り手
少女はカリスの台詞に、「とぼけてなんかない」とプンスカします。
「ただちょっと寝起きでぼーっとしてるだけだもん」
「で、ふきって誰?」
カリス
「『くちをわらせるてなら、いくらでもあるんだからな』」
具体的に何をするんだろう、と思いながら。
語り手
「っていうかあんたたち誰? うちで何してるの?」
カリス
「ボクはカリスだ!おばーちゃん家の晩御飯にお呼ばれしたんだ!」」
「……って、うち?」
ぴーなつ
「このあな、うちかー」
ヤタ
「や、たぶん穴だけじゃないと思うよ…」
カリス
「オマエ、ここの家に住んでるのか?見たことないぞ?」
ないよな?と白露に。
白露
「わかんないんだよなぁ」首をかしげる。
リルカ
「おばあちゃん、ふきさんを探してるんだよ。ここで悲鳴がしていなくなっちゃったから」
「ギックリゴシになったりとか、危ないことになってたら大変だもん」
語り手
「ゆくえふめい? ゆくえふめいって、神隠しか」
少女は腕組みをして考え込みます。
カリス
「ギックリゴシ。」
軟骨魚類は知らない概念。
白露
見たことないかな?>GM
この少女を白露は初見ですかね?
語り手
この少女を見たことあるか、ということ? 
白露
はい。
語り手
多分。
何故か確信を持ってそうだ、とは言えないモヤモヤした感じがあります。
それは他の四人もなんとなく感じていることでもあります。
ヤタ
アルバムの小さい頃のおばあちゃんと似てるんですっけ 名前が気になるなあ…
カリス
ところで、語り手
語り手
ほい
カリス
わたくし、例の絵本やら紙やら持ったまま対峙しているのですが、それについて何か反応とかはありませんか
語り手
うん、今まさにね。
ヤタ
カリスちゃんそれに水鉄砲も持ってるとは荷物が多い
白露
かわいいねぇ
カリス
おお、まるで隣同士で同卓しているかのようなタイミング
白露
わぉ(メタなのか?)
語り手
少女はカリスが手にしている本に気づくと
「分からないことがあるなら本で調べてみればいい」
「そうか、そうだ。調べてみればいい」
カリス
本は小脇に抱えて、水鉄砲をつきつけるような感じかとw
リルカ
かわいい。>本を小脇に水鉄砲
白露
「調べる?」
ヤタ
調べる?
語り手
少女はカリスの手から本を取ろうとしますが。
カリス
「近寄るな!『あといっぽでもちかづいてみろ、きさまのみけんにかざあながあくぜ』」
ただし、水鉄砲である。
ヤタ
「カリス、もう少し優しく…」
語り手
ふんと鼻を鳴らして少女はカリスの持つ本に手を伸ばしました。
カリス
「でも兄ちゃん、コイツふしんじんぶつだし……」
ぴーなつ
「これほしいのか?」ひょいっと本を奪って差し出しちゃおう
語り手
カリス
なんて兄ちゃんに言い訳してるスキに
とっちゃっていいよw
ヤタ
敵は身内だったw
ぴーなつ
私有財産の概念なぞない!
カリス
「あっ」
白露
「見事な手際」
カリス
「こらー!ぴーなつー!」
語り手
少女が本に手を触れ、ぱっと開いた。
その途端……周囲の景色が真っ白にぼやけていった……
語り手
【♪二人の娘】
リルカ
おお、ちょうど0時でナイスヒキ
ヤタ
いしのなかにいる…?
ぴーなつ
ほわいとあうと
カリス
LOST
ヤタ
キャラ作り直しかあ+
白露
そっかぁ…いいキャラだったなぁ…
語り手
じゃあ次回までに新キャラをですね……
白露
うん…
語り手
そして次の瞬間五人が立っていたのは……どことも知れない鍾乳洞の中でした。
ぼんやりとした明かりの下、水滴がしたたる音だけが響いており……あの少女の姿は、どこにもないのでした。
ぴーなつ
「あれ……すいかがない、うるさーいいない」
カリス
その鍾乳洞は海蝕性?
見たことある?
ヤタ
「なんだ、これは…?なにが起きたんだ?」
語り手
見たことは……ないと思う……多分、めいびー。
リルカ
まず穴が掘れるか確認します。
語り手
といったところで本日終了です。
白露
「絵本の中の世界か!?」
リルカ
はーい!おつかれさまでした
白露
お疲れ様弟子た!
カリス
おつかれさまーー
ぴーなつ
おつかれさまでしたー
ヤタ
おつかれさまでした!

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。