鹿児川の瑞樹
セイヤッ!
鹿児川の瑞樹
よしOK
ニハル
せやー
カイト
せい!やー!
語り手
やー
語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
学校に行こう! 
きっと色々なことの原因は学校にある。
そう思った四人は皆で学校へ向かいます。
折しもその日はハロウィンでしかも学校公開日。ちょっとくらいなら尻尾が出ちゃっても平気平気。
謎の糸が巻き付く校舎内に入り込んだ四人(と一人)は、狸の親父が人間に紛れ込んでいるのを発見しました。
狸は鍵の事を教えろと言います。
さて、狸と狐の間にはいったい何が起きているのでしょうか。
彼らは何故鍵を求めているのでしょうか……
といったところで
「瑞樹ィ、訳ェ話してもらおうかい」と剣呑に犬歯をむき出す色眼鏡のおじさんがいるのでした。
とはいえまだおじさんと淡雪は三人と離れた場所にいるのですが。

語り手
【♪街 ウェスタン・ビレッジ】
鹿児川の瑞樹
呼ばれたなーとそちらへ行ってもいいかんじ?
淡雪
いや
一応周りの眼もあるし、みんなでここを離れた方が良くないかな
鹿児川の瑞樹
ふむ、確かに。
淡雪
「御大将」
語り手
「おう」
淡雪
「ここでは人の目もございますわ。よろしければ、中庭にでもご一緒いたしませんか?今日はおひさまも照っていて気持ち良いですわよ」
語り手
「表ェ出ろってわけだな? やる気だねぇあんた」
望むところだとばかりに首をゴキゴキやって見せます。
淡雪
「ええ、ええ。わたくしこう見えてもいつもやる気にだけは満ち満ちておりますの」
よくのんびりしてる、などと言われるのですけれど、と微笑みながら。
語り手
眼鏡のおじさんはずいずいと肩で風切って少し開いた窓へと近づき
窓をがらりと開け、ひらりと身を躍らせました。
淡雪
ではその後ろから、両足をそろえた跳躍で。
ふわりと明らかに長い跳躍の軌道を描いてゆるやかに窓枠を飛び越える。
語り手
二人の背後が少しざわつきました。
カイト
「窓から外に出ちゃいけないんだよ…」
鹿児川の瑞樹
「おうおう、派手だねェ」
中庭に池なんかはある?>語りて
語り手
ありますよー
かえるさんがいるあさーいやつが。
鹿児川の瑞樹
では、するりと姿を消したかと思うと、その池からとぷんと出てくる。
ニハル
「タオル…餅しかない」瑞樹さんを見ながら。
語り手
その様子を見て「まったく河童って奴はのらりくらりぬるりつるりとしやがって……」
「水のモンは油断ならねぇ」
鹿児川の瑞樹
「はっはァ、そりゃ光栄」
淡雪
ちなみに
御大将はステゴロする気まんまん?
語り手
まあ、そんな感じの言動には見えるけど、前回「話を聞かせろ」と言っていたのは確かだよ。
場合によっては殴り合いも辞さん、といった感じかな。
淡雪
あ、一応人目のない校舎の陰に行きたいな
カイト
「みんな普通に外に出ようよ…」と言いながら歩いて普通にどっかのドアから出ます
ニハル
「そうだよね」カイトくんの後をついて行きます。
語り手
水渡り放題だ
淡雪
「こちらでよろしいですか?」
語り手
親父はニハルの後ろにくっついているツヅミをじろりと見ます。
ツヅミは尻尾を膨らませてさらにニハルの後ろにちっちゃくなって隠れます。
ニハル
視線に気づけたらそっと庇うように前に出ようかな。
「大丈夫だよ、ツヅミちゃん。はるのおとなは2もあるから」
語り手
メタァイ
鹿児川の瑞樹
「メタいなおい」
語り手
「ふん……で?」
親父は顎をクイッと上げます。
「てめぇら何しに来た」
淡雪
「ですので、お話に」
御大将の人型形態ってこんなイメージ(画像貼り)
語り手
すごくヤクザ者なイメージ
淡雪
グラサンしてるって言ったし
カイト
色眼鏡…!
語り手
ちなみに色眼鏡は狸の目の周りのアレ。
鹿児川の瑞樹
ああ、なるほど。
淡雪
だろうと思っているw
この画像の人のはちょうどそんな感じだな、と思って。
カイト
なるほど

語り手
「わざわざ俺を捕まえに来たってこたァないだろうが。何しにここに来たって訊いてんだ」
淡雪
「ええ、御大将はすでにお聞き及びのことかと存じますが」
「こちらの学校、特に現在のところは特殊な土地となっておりますようで」
「そちらに何やらよろしくない気配が漂っていると、聞きましたものですから、様子を伺いに。」
「そうしましたら、御大将もおいでになってらしたものですから、まずはご挨拶とお話をお聞きしたいと思いまして。お声がけさせていただいた次第でございますわ」
語り手
「なるほど?」
「てめぇらここにゆかりでもあんのか」
鹿児川の瑞樹
「所縁ねぇ。ま、知らん仲じゃねぇわな。淡雪の奴ァ、ここで読み聞かせをやったりなんだりしてるしな」
淡雪
「ええ、わたくしこちらの図書室で時折読み聞かせに伺っておりますもので」
語り手
「たとえば【穴を開けた】とか?」
カイト
「穴?」
ニハル
「穴ってなに?」
語り手
「たとえば【何かおっ建てた】とか?」
淡雪
穴についての問いは、純真組のキラキラ瞳にまかあせる
鹿児川の瑞樹
淡雪・瑞樹はトボケてるんだけど、カイトさん・ニハルさんはトボケてるのかスボケてるのかわからんあたり変な整合性
語り手
うん
スボケてる可能性が捨てきれない
淡雪
ふーむ
そういうことなら
カイト
カイトは嘘をつけないので…(中の人が穴を開けたという認識がなかったのです)
語り手
おじさんボカしすぎで伝わってない説。
カイト
そういうことにしといてくだせえ
淡雪
「いやですわ、御大将。そんな意地悪な尋ね方、やめてくださいましな」
「ご存知なのでございましょう?」
「手前どもは特に隠し立てのようなことはいたしませんわ。ですので、お互いお腹のところをぽん、と割ってお話をいたしましょう?」
ぽん、のところで軽く白手袋の手で、己の腹を叩く素振りを見せる。狸のそれのように。
ニハル
たぬきだけにいってすっごい言いたい>表
語り手
ぽんと叩かれたその素振りにニヤリと笑って見せる。
「知らねぇな。若ぇやつらが集まって、昔の霊穴広げて通りを良くした上に
ごちゃごちゃしたモン建てて流れを乱したとかよォ」
淡雪
「流石は御大将。この度のことについて、先日のあれそれから、よりよく知っておいでのご様子」
「わたくしどもは、そのあたり、特に裏の事情というものにとんと疎いものでございまして。よろしければ、ぜひそのくだりからご教示くださいませんこと?」
語り手
「昔ッからここは俺らのシマだったんだ。そんだけ強い力が満ちるようになった土地を……ヒトに使わせとくのは勿体ねぇ」
「そう思うのが自然な流れってヤツじゃあねぇのか?」
鹿児川の瑞樹
「……ほおん」
「と言われてもなァ。手前らみてえな領土争いにゃァ、とんと疎いのさ」
淡雪
「なるほど」
頷く。
語り手
「俺らのシマっていうか、取り合ってただけ……」
ぽそぽそとつぶやいたのはツヅミ。
「人間どももそう思ったらしいな?」
「俺らが様子見に何人か送り込んだら帰ってこなくなりやがって」
「しまいにゃコトダマとやらで穴塞ぎやがった」
鹿児川の瑞樹
「帰ってこなく、ねェ。この糸か?」
カイト
よくわからないけど大変そうだなあという顔で聞いてます
語り手
「挙句に鬼を使って寄るもの皆ただのケモノにしやがった」
「こりゃもう戦争だろうが。えぇ?」
そこまで言って大将は深いため息をつきました。
「……やれやれ」
「コトダマのカギはなんだか知らんがいつの間にか開いてたみてぇだがな」
ニハル
野生動物の世界は大変なのだなぁとしみじみと思ってた。
淡雪
「なるほど」
二度、頷いた。
「委細、承知いたしました」
「それならば、どうぞご随意になされませ」
さらりと言う。
鹿児川の瑞樹
「良いのか? 連中がドンパチする気なら、学校の子供らも巻き込まれかねんだろ」
淡雪
「そうは仰られましても、
元よりこの土地が狸の皆さまと狐の皆さまの土地であったというは、事実なのでございましょう?
ならば、それをわたくしどもの勝手でやめろ、と申したのでは、そんな道理も通りませんでしょう」
鹿児川の瑞樹
「ふうむ」
「まァ、それもそうだわな」
彼女に考えがあるだろうことを、青年の眼は確信している。
淡雪
瑞樹の方を振り返って、小さく微笑む。
「ですが」
「それを承知でひとつ申し述べさせていただきますと、
「実のところわたくしどもの連れ合いが、幾人かこの度の混乱の最中、どうにも巻き込まれてしまっておりますようでございまして」
「せめて、それを助け出すまでの間だけ、手を止めていただくわけには参りませんでしょうか?」
語り手
「……ふん」
狸の親父は少し考え込んでいるようでした。
淡雪
「御大将も、戦に無関係の稚児が、或いは危機に陥っているというのを、見過ごすような方ではございませんでしょう」
このような言い方、少しイヤらしいかしら、と瑞樹に聞こえる程度の声で呟く。
鹿児川の瑞樹
いやらしいのはお互いだろ、と僅かな動きで返す。
語り手
「そんなら条件がある」
淡雪
「お聞きいたしましょう」
軽く頭を下げて促す。
語り手
「うちのが何人かこの土地で消えている。そいつらと……」
少しためらう。
「狐の娘っこもいるはずだ。そいつを探してくれるんなら、手を出さないでおいてやろう」
「ととさまっ?」
ツヅミが声をあげました。
「うるせぇぞ。狐どもに恩を売るためだッ」
親父はツヅミに怒鳴ります。
淡雪
「ありがとうございます。ご配慮、傷み入ります」
身を折り、膝の前で両指をそろえて深く頭を下げる。
鹿児川の瑞樹
「俺からも礼を言うぜ。さっさと済ませてくらァ」
語り手
「面倒臭ぇんだよもう」
「狐ときったはったすんのも、人間どもに気を張って奴らのマネすんのも、穴の取り合いも」
鹿児川の瑞樹
ふ、と微かに笑む。
語り手
「あーもー面倒クセェ!」
「後は任せっから好きにしな。ただし丸ぅくおさめろよ。ご機嫌なお月さんみてぇによぅ」
淡雪
「うふふ、さすがは御大将。惚れ惚れするくらいのその度量。不肖この淡雪、お応えできますよう精一杯働かせていただきますわ」
ニハル
「ありがとう!…お礼にお餅いる?関西風の丸餅」
語り手
ニハルから餅を当たり前のように受け取り、親父はさっさと出ていきました。
出際にツヅミをじろりと見て「しっかりやれ」とだけ声を掛けます。
語り手
瞬間湯沸かし器みたいな若いのを邪魔だからって置いて偵察に入ったはいいけど、割とお手上げになっていた親父さんでした。
カイト
「途中よくわかんなかったけど、とりあえず話はついたのかな…?」
淡雪
「ええ、もう大丈夫」
「あとは、わたくしたちの成果次第。頑張りましょうね」
ニハル
「えいえいおー」
カイト
「よっし!がんばろう!」
鹿児川の瑞樹
「おうよ」
淡雪
では、糸手繰りを再開しましょうか

語り手
【♪謀り事】
語り手
張り巡らされた糸は校舎の上の方へと続いています。
淡雪
糸に触れないように気を付けながら、階段を上って行こうか
語り手
階段といえば、あの喋るレリーフのあるところだったりしますが……
不自然なほど何も感じません。
レリーフには白い糸が貼りついています。
鹿児川の瑞樹
「……何も聞こえねェなァ」
淡雪
あれ
しゃべるレリーフって、裏校舎の方じゃなかったっけ?
表のレリーフでも反応あるんだっけ
語り手
ああ、表にもあるのよ。
表と裏重なってたからね
昼間から表でおおっぴらに動いたりはしないけど、気配くらいはあるでしょ? ってことね。
淡雪
なるほど
カイト
「やっぱこの糸がなんかしてるのかなあ…」
ニハル
「どうなってるんだろう…」
淡雪
「何のために力を吸い上げているのか……」
鹿児川の瑞樹
「鬼を使ってどうのこうの、あの大将は言ってたがなァ……」
淡雪
一応確認だけど
調べた伝承の中に鬼に関するくだりはあった?
語り手
蜘蛛の話はあったけど鬼についてはないかな。
ただまあ、
人に従う鬼の事を式神と呼ぶ、なんてことは……
淡雪さんや瑞樹さん当たりなら知ってるかも
鹿児川の瑞樹
ほうほう。
淡雪
やっぱりそっちの鬼かぁ
語り手
あと飼い主さんがヲタクでそんな本やアニメ見てれば
カイトやニハルも聞いたことあるかも? 
ニハル
どうだろう?
カイト
まだ小学生なカイヌシだからなあ…
ニハル
飼い主が深刻な中二病患ってたら知ってるのかな…。

語り手
小学生の時に不思議ハンターとかZENKIとか物の怪らんちき戦争読んでそのへんの知識は身についていたなぁ……
最近あまりはやらないジャンルだよなこの辺。
ニハル
今日まで全然知らなかったです…。
淡雪
最近だと鬼滅の刃とか……
和風のファンタジーってあまりないな
鬼滅はオリジナル要素てんこ盛りだからあまり関係ないか
ニハル
鬼滅は見よう見ようと思って見てない…。
カイト
きめつ面白いっすよ…
ニハル
すごい好きそうな感じはするんですけど、アニメを…アニメを見逃してて…>きめつ
カイト
アニメもとてもよかったですぜ…

鹿児川の瑞樹
「しかしきな臭ェこと言ってたな、あの語り口だと、人間ン中に積極的に動いてる奴が居るってェことになる」
「あの大将の言ってることが合ってる、とも限らんしな」
淡雪
「どうなのでしょうね」
修験者が穴塞いだ、って言ってたしなぁ
「問題は、どのような意図を以て働かれていらっしゃるのか」
鹿児川の瑞樹
「それだな。利害が俺らと一致するか、話が通じるか通じんかだ」
ニハル
「通じてほしいね」
カイト
「全部いい方に向かってほしいなあ」
淡雪
「いずれにしても、急ぐことにいたしましょう」
階段をするすると滑るように昇ってゆく
鹿児川の瑞樹
「おうよ」
語り手
糸はきらきらと輝き、うっかりすると触れたり踏みそうなほど張り巡らされている四階。
廊下の先に見えるのは……以前旧校舎への道が続いていた壁。
そこには白い糸がべったりと覆うように貼りついています。
ここに来るまでにも、いっさい学校霊たちの気配はありません。
淡雪
糸をどうにかしないと入れない感じかな
鹿児川の瑞樹
「……静かすぎてならんなァ……」
語り手
さすがにこのフロアにいるだけで、何だかくらくらとしてきます。
体の力、というより、魂の力が吸い取られてゆくような。
ニハル
「ちょっと気持ち悪い…」
カイト
「ニハルちゃん、大丈夫?」
ニハル
「…うん、大丈夫」
「ありがとう」
淡雪
具合悪そうなひとには、
お茶出してあげよう
ニハル
ありがたく受け取って飲みます…。
語り手
キーンコーンカーンコーン
妙に遠くの方で休み時間を告げる鐘が鳴りました。
淡雪
その音は
表の校舎のものではない?
語り手
いや、表のものですね。
廊下の向こうで、六年生がドヤドヤと教室から出てゆくのが見えました。
反対側のはしの方は六年生の部屋のようです。
語り手
そうだなぁ
へんげ7で判定をば。
語り手
行ってみてください。
淡雪
ふしぎ4つかって7
ニハル
想いが多いので判定してみようかな。
カイト
素が1なので、奇跡が起きることもなく、なにも感じずぽけっとしてます
淡雪
 淡雪 のふしぎを-4(ふしぎ:160->156)
ニハル
頭がふわふわしながら想い5使って7にします。
 新条 ニハル の想いを-5した
鹿児川の瑞樹
想いを3消費して7にします。
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-3(想い:171->168)
語り手
【♪静寂】
語り手
では、この異様なまでに妖的なものが一切感じられないこの空間で
ほんのわずか、身じろぎをするように気配が動いたのが感じられました。
それは校舎のずっと下の方です。
鹿児川の瑞樹
咄嗟にそちらを向く。
語り手
一階でしょうか。
淡雪
一階って
図書室?
ちがうか
語り手
図書室は三階あたりだったかな
淡雪
「お感じになりました?」
皆の顔を見ながら。
鹿児川の瑞樹
「おうよ。随分下だな」
ニハル
「…何か動いた…?」
カイト
「え、みんなどうしたの?」
淡雪
「どうにも、まずは行ってみなければならないところがあるようです」
カイトに。
ニハル
「うん、移動しなきゃね」
鹿児川の瑞樹
「ここまで来て一階まで戻るたァ、ちと骨が折れるな」 こきこきと柔軟のポーズをしながら。
淡雪
「とはいえこの場にこれ以上おりましても、疲弊するばかり。一度離れる意味でも、下方を見に参りましょう」
カイト
「わかった、みんなが言うならなにかあるんだろうね。行こう!」
語り手
階段を下りてあの糸の塊から離れると、体と心の重さは嘘のように軽くなります。
気配を追って下の階へ。
二階まで降りたところで、カイト限定「けもの」4の判定です。
カイト
想い1使って4です
 三科カイト の想いを-1(想い:174->173)
語り手
OK
由希の声が聞こえます。
「はなこさぁーん はなこさーん」
「ちょっとこれ以上はなぁ……」
「いきなりなんいど高くない?」
下のフロアから聞こえる微かな声。
カイト
「由希の声だ!なにしてるんだろ…」
淡雪
「由希さん?由希さんがいらっしゃるのですか」
語り手
それはカイトの鋭い耳と愛で聞き取れました。
これから行くところですから、皆にも間もなく見えることでしょう。
由希が何故か男子トイレの脇の柱でコソコソしながら小声でぶつぶつと花子さんを呼んでいるのが。
カイト
「うん、下の方から…はなこさんのこと呼んでるのかな」
「あ、七不思議巡りしてるのかな」
淡雪
「そういえば、もう休憩時間なのでしたね。おまじないを始められているのですか」
カイト
「そうだと思う…ほら、あそこにいる」
語り手
そしてそれを不思議そうに見つめている、なんだか70年代な姿をした女性の姿が。
語り手
【♪明日への風】
淡雪
70年代
ニハル
和服?
鹿児川の瑞樹
70年代って微妙なとこだ
語り手
あへー
あー
そうだな、割烹着に使用
頭に手ぬぐい巻いて。
鹿児川の瑞樹
語り手が突然あへあへしだした
ニハル
ちょっとじわじわきてごめんなさい…
淡雪
間寛平
カイト
私もふふっとしてしまった
語り手
えぇい、本日はここまでだい! 
鹿児川の瑞樹
おつかれさまでしたい!
カイト
おつかれさまでしたー!
語り手
ありがとうございました。
かな入力で指が隣のキーも叩くとアヘるんだい! 
鹿児川の瑞樹
なるほど!
カイト
なるほどw

語り手
【♪限りなき冒険の新天地へ】
語り手
本日のゆうこやー
学校に入り込んだもののけたちは四階で不思議な糸に塞がれた壁を見ました。
そして不思議な気配を感じ一階へ戻ってみると、由希の声が聞こえました。
どうやら花子さんに呼びかけているようでしたが、男子トイレわきからこっそり囁いてるんじゃ聞こえないんじゃないかなぁ……
そしてそんな由希を不思議そうに見つめている、70年代っぽい服装の……もとい、
割烹着に白い三角巾をつけた女の人がいるのでした。
語り手
【♪ギルドグラード】
淡雪
どんな女性?
見たことある?
鹿児川の瑞樹
人間? not人間?
語り手
みたことは……ないけど。
妖怪アンテナ強度4以上あれば、それがヒトじゃないことは分かるんじゃないかな? 
というかおとな3でもこの格好ちょっとおかしくね? って思いますね。
けものでも4あれば「なんだかチョコボくさいぞ」って思うんじゃないかな。
not チョコボ
ニハル
チョコボ!
鹿児川の瑞樹
「おぅい。そんな隅から見てどうした?」 じゃあ普通にその女性へ声をかけてみよう。
淡雪
ではふしぎ1使って
おとな4
カイト
では想い1使ってけもの4にしてチョコボ臭さを感じます
 三科カイト の想いを-1(想い:173->172)
ニハル
では何も気づきません。
鹿児川の瑞樹
こちらはへんげ4でヒトじゃないことがわかるかな。
語り手
瑞樹さんは「こいつはへんげした狐っぽいな」と気づけますよ。
鹿児川の瑞樹
お、狐か。
語り手
淡雪さんは「この人すくなくとも人間じゃないなぁ」と思えます。そこからの推理は自由よ。
カイトさんは「狐くさいな」と思いました。
鹿児川の瑞樹
じゃあ狐と分かるなら、そのまま呼びかけずに後ろからおどかします。
語り手
どう脅かします? 
鹿児川の瑞樹
冷たい手で肩にぺたんと触れます。
語り手
とくにふしぎな力を使うわけではない? 
鹿児川の瑞樹
それはしない。
語り手
OKでは
少しビクッとして振り向きました。
鹿児川の瑞樹
「よぅ。あの子(由希)になんか用事か?」
カイト
由希に悪いことするなら怒るぞーと狐と瑞樹さんの動向を見てます
語り手
「……あ、あら……何か御用……?」
と、その瑞樹の言葉を聞いて
「いいえ……すこぅし……気になった……ものですから……」
淡雪さんはその独特のテンポを聞いて誰かを思い出すかもしんないね。
淡雪
ああ
顔ちがうの?
語り手
「呼んで……いるにしては……」
ニハル
「にしては?」
語り手
「なにもない……ところに……呼びかけて……いますもので……」
カイト
「それが気になってただけ?」
語り手
「『だれかいる』のかしら……と……」
鹿児川の瑞樹
「……てっきり狸の連中に対抗して狐を差し向けたんだと思ったが、そんな雰囲気でもねぇなァ?」
鹿児川の瑞樹
月華さん? 他狐?>語り手
語り手
女性の顔は淡雪が知っているものとは少し違いますが、
まあ月華さんですよねって雰囲気で分かります。
淡雪
「あら」
語り手
「あら」
「まあぁ」
淡雪
「月華さん?」
語り手
「その節はどうも……ありがとうございます……」
女性は深々とお辞儀をします。
ニハル
「…知り合い?」
鹿児川の瑞樹
「なんだ、知り合いか?」
カイト
「淡雪さんの知り合いだったのかあ」
鹿児川の瑞樹
「そりゃァ悪いことしたな。驚かせて悪かった」
ニハル
「…?どこかで…聞いたことある名前…?」
鹿児川の瑞樹
「月華…… あァ、もしかして。ツクハの」

カイト
あけましておめでとうございまーす!
鹿児川の瑞樹
あけましておめでとうございます!
淡雪
あけましておめでとうございます
ニハル
あけましておめでとうございます~!
淡雪
前回はわたくしのPCトラブルのせいで中断したんでした、失礼
語り手
あけましておめでとうございます

語り手
【♪セクンドゥム廃坑】
語り手
主題歌がないけど前回の続きだからまあいっか! 
学校の異変を調べていた四人は、タヌキの大将と遭遇。
穏便におかえりいただくことに成功した。
学校を引き続き調べていると、一階のトイレでぼそぼそと男子トイレに呼びかける不審人物を発見
それはカイトの『おねえちゃん』こと由希でした
さらにその様子をしげしげと見つめる不審な女性を発見。
女性は『誰もいないところに話しかけるさまが不思議で見ていた』といいます。
どう見ても狐さんなんですけどね。
というわけであけましておめでとうございますの新年第一話
鹿児川の瑞樹
しんねん!
語り手
シーン途中なので登場判定などはありません。
作中はなんと10月31日だ。 はっじまっるよー
カイト
遠い過去の話に…
淡雪
では改めて
「あら?もしかして月華さん?」
語り手
「あら。あら。まあまあ」
女性は両手を口に当ておっとりと微笑みます。
淡雪
「奇遇でございますわねぇ。本日は学校の見学に?」
こちらも手を口にあててほほほ、と微笑む。
実はわたくしたちも、と付け加える。
語り手
「人に近しい方。ええ……今日は……子供たちの様子を……見に行くことができる日と……小耳に……はさみまして」
「私も……『親』ならば……入れるのではと……」
淡雪
「あらあらまぁまぁ。ええ、もちろん宜しいかと。よろしければご一緒いたします?」
語り手
「ええ、是非……お願いいたします」
と、そこでツヅミがぽんと手を打ちます。
「ととさまも『こどものようすをみにきた』から入れたのかな?」
淡雪
「そうかもしれませんわねぇ」
語り手
「そうだったら……」うれしいなぁ、と呟いてモジモジしています。
淡雪
「ええ、きっと」
ツヅミの肩にそっと手を添える。
淡雪
最近の学校だったら保護者証が必要な気もするけれど、そこはまぁ木の葉とかでなんとかしたのかな
語り手
ちなみに「地域の方出入り自由」なので保護者証なくても『来校者』の配布札下げてれば大丈夫よ。
淡雪
「ところで」
と月華のそばで小さな声で
語り手
「はい……?」
鹿児川の瑞樹
(`・ω・)つ「夢」*(夢:24->25)for 鹿児川の瑞樹 
間違えたw
カイト
セルフサービスw
語り手
ちなみに由希は騒ぎに気付いて振り向いてるけど、話に入れずこっち見てるよ。
カイト
見られてるなら由希に軽く手を振っておきます
語り手
じゃあ由希はちょっと顔を赤くして、視線外し気味にひらひらっと手を振り返します。
淡雪
「実は、先ほど狸の御大将とお会いいたしまして」
語り手
「あら、まあぁ……」
月華は小首をかしげて少し考えている様子でしたが。
「さすがに……ちからを失う者が……何人も出ているようですから……」
淡雪
「少し、お話をさせていただきました。ひとまずはツクハさんや他の『旧校舎の方』を探すこと、此度の異常について調べものを致します間は、一族の方々共々に戦の手を休めていただける旨、ご了承をいただきましたわ」
そう伝えつつ、月華の顔、目をそっと見つめる。
言外に『そちらはいかが?』と尋ねるつもりで。
そちら=狐勢ね。
語り手
「ありがとうございます……私はこたび一人で参りました」
「けっして……手を出さぬようにと……言い含めて参りましたが……」
ふう、とため息をついて。
「明日までに私が戻らねば……その時は」
鹿児川の瑞樹
「あんまり悠長にはしてられん、ってこったな」
淡雪
「承知をいたしました。ご苦労様でございます。それでは、少々急ぎ足で参りましょう」
ニハル
何か言い忘れてた気がするという顔をしている。
語り手
「はい……水の方、人に近しい方々。よろしくお願いいたします」
月華は四人に深々と頭を下げました。
淡雪
「是非もございませんわ」
頷きを返し、
語り手
「それと……狸の……むすめさん。いつもありがとう……」
ツヅミに微笑みかけます。
ツヅミはカイトの後ろに隠れてピョコンと頭を下げました。
ニハル
「ゲッカ…? うーん。なにか聞き覚えがある気が」
カイト
「なんだっけ…おれも聞き覚えある…気が…」
なにかを夢で見たような…(ログを見返す)
淡雪
その話って共有されてたんだっけ
カイト
してなかったような
語り手
されてた気が……しなくもない
ニハル
「あっ」
「ツクハちゃんから伝言をしてほしいって言われた人!」思い出した!
カイト
「ああー!そうだったー!!」
淡雪
「あらあら、いつの間に?」
鹿児川の瑞樹
「今更だなァおい!?」
ニハル
「忘れてた!!!」
「ツクハちゃんは無事だから心配しないでって!」
「学校霊のみんなと一緒だって」
鹿児川の瑞樹
「忘れんなそんな重要事項!」
語り手
「ツクハ……? ツクハからことづてが?」
「いつ、どこで、むすめに会ったのですか!?」
月華はニハルに必死の様子で問いかけました。
カイト
「そうそう!おれたち、夢でツクハちゃんに会って」
ニハル
「夢の中でだよ」
「カイトくんと、由希ちゃんも聞いてたはず」
語り手
「ゆめ……」
鹿児川の瑞樹
「ツクハが夢を渡って来た、ってことか。……ちィと人選をしくじってる気はするが」
淡雪
綴が淡雪と同じ幽霊ベースのあやかしだとするなら、夢枕は綴の能力なんだろうなぁ
語り手
ちなみにね、一応狐にも夢を見せる能力があるにはある。あるけど、「正夢だと信じさせる」力なんだな。
伝言に使うにはちょっと方向性が違う。
語り手
「あっ、うん、聞いたよ」
カイト
「うん、一緒にいたよね」
語り手
「ゲッカさんにって言ってたね」
ニハル
「なんではる達なんだろうね?」
鹿児川の瑞樹
「さァな。同じ動物繋がりかもしれん」

語り手
夢はね……寝ている相手にしか見せられないんですよ。
淡雪
淡雪は寝ないだろうからな。
鹿児川の瑞樹
瑞樹は河原でグースカやってそう。
淡雪
綴の名前も出てきたんだっけ>夢
ニハル
出てたっけ?
カイト
出てた!
ニハル
出てる!!!
ほんとだ!!!

カイト
「綴ちゃんが手伝ってるみたいな感じだったよ、ツクハちゃんががんばれって言ってたような気がする
鹿児川の瑞樹
「しかし、狐が夢なんざ渡る力を持ってたかねぇ……? まァ、今気にすることでもないが」
淡雪
「そうですか、綴が……」
鹿児川の瑞樹
「他には何かあったか? どこに居るかとか」
「学校霊の連中と一緒ってこたァ、ここに居るのは違いねェんだろうが」
淡雪
えーと
ニハル
「うーん。学校霊と一緒…って事しか言ってないよね?」カイトくんに確認。
カイト
「うん、あと、狐と狸がケンカしてたり、変なのが出てないかって、心配してたような気がする」
語り手
月華は会話に普通に混ざっている由希をちらちらと二度見三度見して距離を開けています。
由希は話の内容にあからさまに頭上に「?」を浮かべつつもうんうん、とうなずいています。
淡雪
タクヤは完全にあやかしのこと認知してるけど、由希は変わらず夢の中でのお話感覚なんだっけ
語り手
そうだよ。
夢の中であった人が実際にいる??? あれ?? みたいな感じかな。
鹿児川の瑞樹
「あ、いかん。ちょいちょい」 月華を手招きしてカクカクシカジカしよう。>由希は夢の中でのお話感覚
語り手
月華は「ひと……ひとと。関わる皆さま……」
「まだ知られては……いないのですか」
淡雪
「ええ、完全には。ですが、一度はツクハさんともご一緒にこの学校を救われた方」
語り手
「ツクハと?」
淡雪
「ええ」
頷く。
語り手
「水の方のお力を……お借りした……と」
「むすめは……申しておりましたが……」
淡雪
「あら」
いけない、と口に手を当て、
「では、ただいまのお話はここだけのことに」
語り手
「……詳しく……伺った方が……よさそうなお話です……」
「ツクハのためにも……わたくしたちの……ためにも」
鹿児川の瑞樹
「人を巻き込んだ、とは言いづらかったんだろうさ。ありゃァ俺も止めなかったことだった、許してやってくれや」
語り手
説明したいならかくしかでいいよ
淡雪
時間もないし、簡単にさらっと流しつつ
語り手
「ご恩を受けたかたがたのことを……隠すとは……」
月華は静かにプンスカしていました。
そして改めて由希含め皆に深々と頭を下げてお礼をしました。
鹿児川の瑞樹
「……いかんなァ、タクヤの一件からどうにも垣根が緩くなっちまってらァ……」 そんなことを自覚して、頭をぽりぽり掻く。
淡雪
「良いことではありませんか」
「以前の山深い里でのお話ならばともかく、近頃の人々との在り方としては、一つの理想形ではないかとわたくしは思いますわ」
瑞樹に。
言いつつ、月華のその様子を微笑ましく見つめている。
鹿児川の瑞樹
「そう…… かねぇ。また、俺らと人が交じり合っていけるもんなら、悪かぁねぇが」
語り手
「うーん? 夢? じゃなかったっけ?」などとぶつぶつ言いながらなにやら考え込んでいる由希は、
カイトの方を見て赤面してニヤニヤしています。
カイト
口を開くと夢だけど!夢じゃなかったー!と言ってしまいそうなのできゅっとお口チャックです
語り手
カイト君を楽にしてあげたい
ニハル
でもかわいい
カイト
嘘をつけないことにしてしまったばっかりにー!
ニハル
《しょうじき》持ってるわんこかわいいと思うんですよね
淡雪
「決して急ぐことなく、ゆるりと時をかけて。あるがままにあれば良いのではないかしら」
そこまで話してから
ぽん、と手を打つ。
「そうそう、あまりお時間も無いのでしたわね。そろそろ参りましょうか」
語り手
「そうだ、早くしなきゃ」
「お休み終わっちゃう」
淡雪
「由希さん、花子さんからのお返事はありまして?」
語り手
「えっ。えーとね
「なかった」
ニハル
「あれ?」
語り手
「距離が遠すぎるかな」
淡雪
「そうですか……」
頤に指を充てて思案顔。
語り手
と言いながら由希は瑞樹とカイトをじーっと見つめます。
鹿児川の瑞樹
「あん、どうした?」 由希に笑みかける。
語り手
「男の人なら男子トイレ入れるでしょ」
「試してみてくれないかなぁって……」
ところで学校を作ろうの回で
花子さんの管轄を女子トイレにも広げるって話出てたの今更気づいたw
このルートじゃ女子は入れないから
たぶん由希は古い情報とごっちゃに覚えてるんだよ! 
語り手
男子トイレで進めていただけると語り手がニヤニヤします。
別に女子の方でもいいけどね
淡雪
淡雪は男子トイレに花子がいることを良しとしていないからなー
カイト
そういえばw
ニハル
「そういえば出るのは男子トイレだったっけ」
「はる達は廊下で待ってるね」
カイト
「あ、そっか。瑞樹さん、一緒に行ってみる?」
淡雪
「たしか、女性のおトイレにも、というお話となっていたような気もいたしますが」
カイト
「うーん、でも男子トイレの方が落ち着くからそっちにばっかいる、とかあるのかもしれないし」
ニハル
「……そうだっけ?」
「はるも花子さんいい人だけど会うとどきどきしちゃうし」恋ではないです。
淡雪
「……」
特にそれ以上言い募ろうとはせず、淡雪は沈黙している。
あれ、何か怒ってる?と近しい者は思うかもしれない
ニハル
「淡雪さん?」淡雪さんの着物の裾をくいくいする。
淡雪
「はい?」
ニハルを笑顔で振り返る。
ニハル
「どうしたの?なんかむつかしい顔してるよ?」
淡雪
「いぃえぇ、決してそのような」
ほほほ、と口に手を当てて微笑む。
藤田和日郎のマンガだったら『ギシィィ』とかいう書き文字が出てそうな陰の落ちた笑顔で。
ニハル
「無理しないでね」淡雪さんに。
語り手
ぶっちゃけると、シナリオの都合関係なく女子トイレは反応がないです。
ああ、そうだな
カイト
あら…
語り手
「女子トイレやってみたんだけど」
「反応がなかったんだよね」
由希はションボリと言いました。
ニハル
お?
鹿児川の瑞樹
ただいまー、失礼しました。親に湿布をはってくれと頼まれてしまいまして
淡雪
おかえりなさいまし
河童の膏薬ですな
語り手
脇道で話が進んでおりましたのでお気になさらず
語り手
【♪闇夜に踊れ】
鹿児川の瑞樹
「ふぅむ、じゃあ一緒に行ってみるか」 と、カイトに。
カイト
「そうだね。行ってみよう!」と男子トイレに
鹿児川の瑞樹
「……花子さんが『だが男だ』 って可能性…… いや、やめとくか」
カイト
「え?」
鹿児川の瑞樹
「なんでもない。行こうぜ」
カイト
「うん。昼休みが終わる前に確かめないとね」
語り手
男の娘ォ
ニハル
某ゲームの男の娘っぽい花子さんが思い浮かんでしまった。
鹿児川の瑞樹
某ゲーム2つほど思い浮かんだ。
語り手
むしろどっちもある可能性
ニハル
何と何だ!?(ディスコであとで個人的に聞きに行きます)
鹿児川の瑞樹
というわけで、カイトと一緒に男子トイレにGOしてみます。
語り手
「「あそびましょー」っていうんだよ」
トイレは見たところ無人ですが……
個室の扉は閉じていますね。
カイト
「花子さーん、花子さーん、あそびましょー?」と普通の声量で言います
鹿児川の瑞樹
「おぉい、はーなこさーん、あっそぼーうぜー」
語り手
「入ってますよーっていうかここ男子トイレだけど」
聞き覚えのある声が答えました。
カイト
「花子さん?」
語り手
男の子の声ですね。
鹿児川の瑞樹
「ありゃ?」
淡雪
太郎さんになった
鹿児川の瑞樹
どなた?
ニハル
新キャラだ。
語り手
タクヤです。(あっしまった名前教えない方がよかったな。地味にやばいぞ)
語り手
【♪ブランデーヶ丘】
語り手
「んん?」
カイト
「あれ?花子さんじゃないよね?」
淡雪
おっ
そりゃ学校だしな
カイト
昼だし入ってるかあー
鹿児川の瑞樹
「ありゃ、普通に入ってたか。そりゃ失礼したな」
カイト
「ごめんなさい、人違いでした」見られてもないのにぺこっと頭を下げます
語り手
「あれ? えーと……」
「ごめん、カイトさんと……瑞樹さん?」
「だったっけ」
淡雪
「もしもし?花子さんはいらっしゃいましたの?」
トイレの外から。
鹿児川の瑞樹
「あァ、そうそう。こんなとこでなんだが奇遇だな」
カイト
「ええっと、タクヤくんがいた」
淡雪
「あら、タクヤさん?」
「ごめんくださいましね、おくつろぎのところとんだお邪魔を」
語り手
「はーい、タクヤでーす。ちょっと待って今出るから」(良かった名前言ってもらえた!)
タクヤが答えた瞬間。
語り手
【♪STOP】
ニハル
な、なんだってー!!!
語り手
瑞樹にははっきりと分かる異様な空間の歪みが感じられます。
語り手
そして
タクヤがトイレからチャック上げながら逃げ出してきました。
語り手
【♪セクンドゥム廃坑】
カイト
「うわっ、どうしたの!?」
語り手
「か、かっ、壁から、じょ、じょじょ……」
タクヤを吐き出して閉じた扉の向こうから寝ぼけたような声が聞こえました。
「はぁーい花子でーす! ぷはー、やっと出られた~」
カイト
「あ!花子さん!よかったー、いたんだね!」
語り手
「んもー、いっぱい呼んでくれてありがとうねー
「でもずーーっと出られなくて困ってたのよね~」
「トイレの中に呼びかけて答えるって、やってくれたからー? 助かったわ」
ニハル
「あっ、良かった」
鹿児川の瑞樹
「…… で、タイミング悪くてすまんな、タクヤ」 謝っとく。
語り手
タクヤは「びっくり」しているらしく、少し白くなっています。
鹿児川の瑞樹
「おお、居たか! 出られねぇって、何があった?」
淡雪
何やら中が騒がしいので
「あの、何かありましたの?タクヤさんの悲鳴が聞こえたような」
鹿児川の瑞樹
「あー、ちょっと色々間が悪かった」 と、淡雪に。
淡雪
「そうですの、間が……」
色々想像してから
「それは、その、タクヤさん本当にごめんくださいましね」
語り手
「どうもこうも。突然蜘蛛の糸でぐるっぐる巻きにされて?」
「ここから出られなくなっちゃって」
「……あらら。なんかいない間に大変なことになってるっぽいー?」
語り手
花子さんの口調を忘れている語り手である。
後でシレッと直されているに違いない。
カイト
「ええ、大丈夫だった?」
語り手
「私は大丈夫ー」
「でもこんな調子だと、ほかのみんなもぐるぐる巻き?」
ニハル
「なんか身体に異変とか起きてない?」
語り手
じゃあニハルが入っているなら
扉をぴしゃり閉めて
「男子とお掃除の人以外、立ち入り禁止!」
ってお決まりのセリフ言われるよ。
ニハル
「花子さん!?」
淡雪
てかニハルしれっと入ってんのか
ニハル
入ってよ(宣言忘れてた顔)
淡雪
それは淡雪が全力で止めてそう
ニハル
とぼとぼと戻る。
鹿児川の瑞樹
「蜘蛛の糸、だァ?」
語り手
「失礼しちゃうよねー」
カイト
「みんなそうだったら大変だ…あ、あと、そうだ、ツクハちゃんは?みんなと一緒にいるって聞いたけど…」
語り手
「ツクハ……ああ、あの新入生」
「綴ちゃんと仲良くしてたから、綴ちゃんとこにいるんじゃないー?」
「新入生多くて最近よく分かんないけど、学び舎に学生が増えるのは良いことよ」
「狐も狸も、仲良く学ぶのです。ここではみんな学生だからね」
「そうそう、みんなのおかげ。ありがとうね」
花子は扉の隙間から手をひらひらっと振りました。
へんげが高い人にはより分かるでしょう。この空間だけ、嫌な気配が少し薄れた感じがします。
カイト
「じゃあ、図書室でぐるぐる巻きになってたり…?」
語り手
そうかもね。と花子は答えました。
カイト
「じゃあ、図書室に行ってみるのがいいのかな。ありがとう、花子さん!」
語り手
「どういたしまして。また助けられちゃった」
トイレの前に密集する人々。
鹿児川の瑞樹
「狐も狸も、か。いいとこだなァ、学校ってのは」 ニッと笑んで、手を振る。
カイト
「またぐるぐる巻きにされないように気を付けてねー」
語り手
カイトの言葉に親指立てて、扉は締まりました。
「どう? どうだった? でた? 
由希がカイトに問いかけます。
カイト
「うん、いたよ。なんか大変なことになってたみたいだから、それで由希の呼びかけには出てこれなかったのかも」
語り手
「そうなんだ……」由希はほっとしたような顔をしました。
ようやっと気を取り直したタクヤも手を洗ってトイレから出てきました。
で、そこにずらっと並ぶ皆を見て一瞬びびります。
「なんで? ここでなんかあった?」
淡雪
「ごきげんよう、タクヤさん」
語り手
「フグのひとこんにちは」
淡雪
「はい、こんにちは」
鹿児川の瑞樹
久しぶりのフグにミロ拭きそうになった
吹きそうになった
淡雪
すでにこぼした後なのかと。
カイト
そういえばフグという認識でしたねえ
ニハル
懐かしい…。
淡雪
ふぐ
カイト
「花子さん呼んでたんだよ」
語り手
「ああ、七不思議? この学校にもあるって言ってたっけ」
「七不思議めぐってるの?」
淡雪
「お邪魔をいたしまして、もうしわけございません。ええ、そうなんですの」
「ちょっと『旧校舎』の方に用事がございまして」
語り手
「そうなんだ」
淡雪
タクヤってツクハのことは知らないよね
部品探しの時にニアミスしたくらい?
語り手
一応面識はあったかな? 
淡雪
結局一緒に作業したんだっけ
語り手
作業はしたはず。
と、そんな彼に由希は七不思議についてとうとうと語ります。
この女子誰?  と言いたそうな顔で、それでも興味深そうにうんうんとうなずくタクヤ。
で、由希はたまにいい加減な情報とかしゃべるので誰か補足してあげてくだちい。
淡雪
そうか
では
「タクヤさん、こちら、ツクハさんのお母様」
と月華を紹介しておこう。
「月華さん、こちら、タクヤさんですわ。元々はツヅミさんとお友達でして、ご縁がありましてわたくし共ともお友達に。……彼は『全てご存知』ですので、あまりお気を張らずともよろしいんですのよ」
語り手
「ああ、ツクハの……ってことは……狐さん」
タクヤは言ってから由希をちらっと見ました。
で、ニハルにそっと耳打ちします。
「あの子は知ってんの? その……」
「色々と」
ニハル
黙って首を振る。
「知らないよ」
語り手
「ああ……えっと。俺の兄貴の飛行機の事で、色々と」
「えーと。おせわになりました」
色々と。
タクヤの言葉に、月華は驚きを隠そうともせずに当り障りのない挨拶をしつつ、
「また人と関わって隠してた!」とプンスカしているのが目に見えるようでした。
淡雪
ではそれを背後から背に手を充てつつ、まぁまぁ、と宥めている。
ニハル
ニハルは一話を懐かしいなぁって思って遠い目をしている。
語り手
メタァイ
ニハル
ふふ
語り手
トイレに入って騒いだだけで終わる新年第一話! 
鹿児川の瑞樹
わいのわいの!
ニハル
きゃっきゃ
カイト
トイレトーク!
カイト
カイトと瑞樹さんの連れション回…
語り手
「で、みんなずっと呼んでたし、女子トイレでも呼んで出てこなかったのに、どうして今いきなり出てきたの? 花子さん」
由希はカイトと瑞樹に問いかけます。
「何か特別なことしたとか?」
カイト
「ええっと、普通に呼んでたら出てきた…のかな?なんで突然出てこれるようになったんだろ」 糸が切れたのがなんでかわからないですね
語り手
「あの時はたしか、俺がトイレに入ってて……」
「なんか突然出たんだよ」
「最初は普通に話してたよなぁ……」
淡雪
使用中のトイレじゃないとダメとか
鹿児川の瑞樹
「タクヤが入ってたのが何か関係したのか?」
淡雪
「ちょっとよろしいですか?」
皆が頭をつき合わせている中に、声で割り込む。
ニハル
「?」小首をかしげる。
淡雪
よろしいかしら?か淡雪の語尾新年で安定しない
「先ほどのお話を伺っていて、少し、考えたのですけれど」
「由希さんの時は、トイレの中へ呼び掛けた『だけ』」
白手袋の指を一本立て、
語り手
「うん、呼んだんだよ、ちゃんと」
淡雪
「そして、その……花子さん」
ちょっと眉根を寄せて、トイレの方を見やり
「あの方がお話されたところで、一つ気になりましたのが『タクヤさんがお答えになられた』から、であると」
二本目の指を立てる。
語り手
「ああ、答えた……っけ」
びっくりしすぎて忘れたよ、とタクヤは頭を掻きます。
語り手
謎解きセリフの途中でエンディング終わるとシマらないからいつ流せばいいかなぁと考えている語り手である。
淡雪
「……ええと、そうではないのですか?」
トイレの中のことを知らない淡雪は、困ったように頬に手をあてて首をかしげる。
カイト
「答えてたよ?」
淡雪
「カイトさん、ありがとう」
「ともかく」
「本来、この花子さんの都市伝説では、
1.花子さんを呼ばる
2.それに花子さんが答えて、姿を現す
……といった内容となっていたはずなのですけれど、これが、花子さんが囚われてしまっておいでであったため、2番の行動をとることができない=現出できない、という事態となっていたのではないか、と」
カイト
「あ、だから、他の人に応えてもらう必要があった、ってこと?」
淡雪
「ええ」
カイトに頷く。
語り手
「なぞらえ……ですね……」
淡雪
「さすが月華さん、よくご存じですわね」
語り手
月華がうなずく。
ニハル
「なぞらえってなに?」」
淡雪
「まじないの一つですわ」
ニハル
「物知りだね」おとなが高そうな人ってすごいや!はるはそう思った。
淡雪
「そう難しいことではないのですけれど、
なぞらえ、の言葉の通り、それと同じ行動や形をまねてなぞらえることで、その通りの有様を表そう、という昔から伝わるおまじないですわ」
「なまはげの鬼さんや、古くはお神楽なんかも、同じものですわね」
カイト
「なぞらえ、はよくわかんないけど、花子さんの代わりに誰かがやってくれれば出てこれる、っていうのはわかった!」
ニハル
「わかった」
淡雪
「脇道に逸れましたわ」
一つ、咳払い。
「ですので、恐らくは件の糸に囚われておいでのために現すことのできない、旧校舎の皆様につきましても、その手順をわたくし共で再現、なぞらえることによって、お助けすることが或いはできるのかも、と」
これで正解?
とうとうに語ったけど、はずれてたらめっちゃはずい
語り手
【♪明日への風】
語り手
パーフェクト。
よかったNPCがとうとうと語ることにならなくて。
鹿児川の瑞樹
ワオ。
ニハル
すごいや!
カイト
とってもすごい!!

鹿児川の瑞樹
「成程なァ…… 手順を妨害されちまってるから、出てこられなんだ、ってことか」
淡雪
「ええ、あくまでわたくしの推論、仮説にすぎないところではございますが」
鹿児川の瑞樹
「相変わらず、すげぇ奴だなァ」 と、感嘆の息を吐く。
淡雪
「いやですわ、お恥ずかしい」
「この無駄に長いわたくしの在り様も、皆様のお役に立つことができれば幸いなのですけれど」
ニハル
ジーニアス淡雪という謎称号が頭をよぎった。
語り手
「なるほどねぇ。かわりにこたえてあげればいいんだぁ」
「ということは?  他の人たちのも真似っこすればいいんだね! それならできるかも!」
カイト
「でも、本当にタクヤくんが返事したら出てきたんだから、きっと合ってるよ!」淡雪さんはすごいなーという目で見てます
ニハル
「真似だったらはる達もできるよ…ね?」
鹿児川の瑞樹
「あァ。それさえわかりゃこっちのもんだ」
語り手
「手分けしてやってみよ! みんなで!」
ニハル
「みんなでなら、できるよね!」
カイト
「そうだね、何人かに分かれて、代わりにやってあげればいいんだね!」
淡雪
「ええ、さぁ、皆様をお助けに参りましょう」
語り手
といったところで終了です
しーーんも閉じるよ! 
いやはや、タクヤくん早々にうっかりばらしちゃったから、名前呼んでもらえなかったらどうしようってドキドキしてしもうたわ。

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。