語り手
【♪限りなき冒険の新天地へ】
語り手
前回までのゆうやけこやけ
語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
学校にかけられた謎の糸
触れると力を失ってしまうという恐るべき糸。
消えた旧校舎。
消えたツクハ。
狸も狐も鍵を求めています。
謎の鍵はいま古書店に。
この鍵が一体何なのか知るために、瑞樹は「あえて鍵が手に入ったことを狸に伝える」ことを提案します。
さて一方その頃
家で心配する人が待っている、人とかかわりの深いものたち、カイトとニハルは
今何を思うのでしょうか。
……ということで
触れると力を失ってしまうという恐るべき糸。
消えた旧校舎。
消えたツクハ。
狸も狐も鍵を求めています。
謎の鍵はいま古書店に。
この鍵が一体何なのか知るために、瑞樹は「あえて鍵が手に入ったことを狸に伝える」ことを提案します。
さて一方その頃
家で心配する人が待っている、人とかかわりの深いものたち、カイトとニハルは
今何を思うのでしょうか。
……ということで
語り手
【♪桜吹雪】
語り手
一足先に帰ったカイトさん
カイト
ha-i
ああw
はいw
ああw
はいw
語り手
シーンに登場してください。
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+25
シーン登場により、 三科カイト の想いを+23
おうちなので犬姿です
シーン登場により、 三科カイト の想いを+23
おうちなので犬姿です
語り手
では隣で由希がカイトの背中をなでなでしています。
カイト
ゆっくり尻尾振って機嫌いいです!
語り手
ここはカイト宅の居間。テレビで他愛もないバラエティ番組が流れています。
テレビで面白い事を言うたび、由希がカイトの方を見てニコニコします。楽しい気分を分け合いたいのでしょうか。
「ほんとに良かった、カイトまた迷子になっちゃったのかと思った」
テレビで面白い事を言うたび、由希がカイトの方を見てニコニコします。楽しい気分を分け合いたいのでしょうか。
「ほんとに良かった、カイトまた迷子になっちゃったのかと思った」
カイト
そんな由希をみて嬉しいです気分で尻尾をぱったぱったと
語り手
では少女とわんこは見つめ合いながらニコニコパタパタしてると。
ちなみに「また迷子」のうち数回は由希の方が迷子になったとカイトは記憶しております。
ちなみに「また迷子」のうち数回は由希の方が迷子になったとカイトは記憶しております。
カイト
まあカイトはそんなことは気にしません!
語り手
「この頃、やけん? が出るから、飼い犬はちゃんとしまっておいてねって」
「やけんがでても大丈夫だよ。守ってあげるから」
得意げに言う由希。
「やけんがでても大丈夫だよ。守ってあげるから」
得意げに言う由希。
カイト
「わん!」 むしろおれが!のわんです
語り手
「はいはい、本当に野犬が出たら危ないから。変なイヌには近づかないようにね」
そんな二人におかあさんが言います。
そんな二人におかあさんが言います。
鹿児川の瑞樹
犬の影がちらちらしないと思ったらちらちらする卓だ
語り手
「ここ暫くね、このへんちょっとした事故が多いみたいだし、季節の変わり目かしらね?」
「昨日は鍵を落としちゃったし……」
「昨日は鍵を落としちゃったし……」
カイト
「わふっ?」
鍵…
鍵…
語り手
「すぐ見つかったからいいんだけど……駄目ねぇぼっとしてちゃ」
「おかあさんボーッとしてちゃいけません!」と由希がはやします。
「おかあさんボーッとしてちゃいけません!」と由希がはやします。
カイト
お母さんのとこにいってすりすりしてなぐさめてあげます
語り手
じゃあおかあさんはカイトの耳をくすぐってジャーキーをくれます。
カイト
おおー!やったー!とばかりにぱくっといきます
語り手
「そういえば、学校で鍵の落とし物がすっごく多いって先生が言ってた」
「おばけが鍵を欲しがってたりして~」
由希はケラケラ笑いました。
「季節の変わり目ってそういうものだから……きっとみんなぼんやりしちゃうの」
「いつも以上に気を付けないとね。じゃあ由希もカイトも、そろそろ寝なさい」
「おばけが鍵を欲しがってたりして~」
由希はケラケラ笑いました。
「季節の変わり目ってそういうものだから……きっとみんなぼんやりしちゃうの」
「いつも以上に気を付けないとね。じゃあ由希もカイトも、そろそろ寝なさい」
カイト
「わん!」
語り手
「はーい!」
カイト
なんかお化けが欲しがってる、が気になりますが!寝ろと言われたら寝ます
語り手
では、由希はいつも通りカイトを抱き枕にして寝ます。
カイト
まんざらでもないです
語り手
由希がずっとナデナデする手の動きに誘われて、カイトも少しだけ眠くなってきたのでした。
淡雪
あいつらカギを片っ端から集めてるのか
鹿児川の瑞樹
とりあえずカギ!! って集めてるのかも
カイト
そんな気が中の人はしますがカイトは…
語り手
さて。
一方その頃ニハル宅。
一方その頃ニハル宅。
ニハル
はい
語り手
猫もウサギもいなくなって大騒ぎでした。
語り手
【♪狂った歯車】
ニハル
せやろなぁ…
語り手
近所を探し回られたり、家族があちこちで叫んだり。
そして長いこと探して今日は諦めよう……ってあたりで
そして長いこと探して今日は諦めよう……ってあたりで
カイト
ものすごい大騒ぎだ…w
語り手
にゃんこさんの飼い主から「見つかりましたありがとう」って連絡が来るわけです。
ニハル
すっっと自室に戻る。
鹿児川の瑞樹
あきらめよう…… ってがっくり自室に戻るとしれっといるのね
語り手
あ、ニハルさん登場プリィーズ
ニハルさんが帰宅するのは完全に「夜」ですよね?
ニハルさんが帰宅するのは完全に「夜」ですよね?
ニハル
夜ですね。
登場処理します
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
登場処理します
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
語り手
そんな少なかったっけ?
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+13
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+23
両方23ですね!
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+23
両方23ですね!
語り手
了解
ニハル
変身はしません。ありのままのうさぎです。
語り手
みんながげそっと戻ってきたところに「猫戻ってきましたありがとう」って連絡が来て
「うちの兎はどこに!?」
と騒然としていると、何故か自宅にいる。
「うちの兎はどこに!?」
と騒然としていると、何故か自宅にいる。
ニハル
いるさ!ここに一匹な!
語り手
【♪覆面超人ギャランドゥ】
語り手
ニハルさんの家族ってどんな感じなんでしょ
おとーさんおかーさん、子供はいる?
ああ、息子さんいるね
おとーさんおかーさん、子供はいる?
ああ、息子さんいるね
ニハル
そうですね。母子家庭をイメージしてます。
語り手
一歳半ってことは息子さん中学生なのかな。
ニハル
中学生ですね。
語り手
「んッだよいるじゃん!!」
「いたじゃん!!」
「また溶けてるし!」
息子さんはプンスカ怒りながらニハルをわしわしと撫でます。
「いたじゃん!!」
「また溶けてるし!」
息子さんはプンスカ怒りながらニハルをわしわしと撫でます。
ニハル
この息子さんは液体に詳しいんだ。
ぶっきらぼうなやさしさに目を細める。
ぶっきらぼうなやさしさに目を細める。
語り手
「隙間を網で埋めないと駄目かもしんない」
言いながらてきぱきと大根の葉を毟って持ってきます。
言いながらてきぱきと大根の葉を毟って持ってきます。
ニハル
そんなことしないで、とかわいい瞳で見ます。
語り手
「野犬が出るっていうから喰われたかと思った」
「しばらく出るなよ!」
「ねーかーさん、網買ってきて網ー」
「しばらく出るなよ!」
「ねーかーさん、網買ってきて網ー」
ニハル
野犬?野犬ってなに?
怖いからすやすや寝てよう、と思う。
怖いからすやすや寝てよう、と思う。
語り手
じゃあ、ニハルが丸い目をして問いかけると、キョウケンビョウとかいう恐ろしい病気についてとくとくと語られた。あとエキノコックス。
ニハル
それを聞いて静かに震えあがる。
ゲージの隅っこで小さくバイブレーション。
ゲージの隅っこで小さくバイブレーション。
語り手
「ねーかーさん、網ー」
「自分で買いなさい、サイズ測って」
ちぇっと舌打ちをして、ニハルを見る少年の顔には「メンドクサイからこのままでいいか」と書いてあります。
で、バイブうさぎに触れて「たまにニハルって言葉が分かってるんじゃないかと思う」としみじみ呟くのでした。
「自分で買いなさい、サイズ測って」
ちぇっと舌打ちをして、ニハルを見る少年の顔には「メンドクサイからこのままでいいか」と書いてあります。
で、バイブうさぎに触れて「たまにニハルって言葉が分かってるんじゃないかと思う」としみじみ呟くのでした。
ニハル
言葉が通じるから恐怖がはっきりと判ってしまうのだ。
鹿児川の瑞樹
ニハルさんの液状化は守られた。>めんどくさいから
語り手
さて……
そんなわけで動物組は無事帰宅、うとうとと眠りにつきました。
朝までの深い眠りなのか、夜中遊ぶためのちょっとした休憩なのかはともかく。
そんなわけで動物組は無事帰宅、うとうとと眠りにつきました。
朝までの深い眠りなのか、夜中遊ぶためのちょっとした休憩なのかはともかく。
ニハル
スヤァ
語り手
【♪風の生まれる場所】
語り手
と、いったところで、ニハルさん&カイトさん。
突然ですがあなた方は一緒にいます。
突然ですがあなた方は一緒にいます。
カイト
はい!?
ニハル
あら
脱走か?
脱走か?
語り手
周囲の様子はぼんやりとしていてよく分かりません。
いつからここにいるのかもよく分かりません。
いつからここにいるのかもよく分かりません。
ニハル
夢かな?と思い目を閉じる。
語り手
夢の中で寝るんかーい
ニハル
夢で寝たら覚めるかもしれないし……。
カイト
近くにニハルさんがいるのはわかるんですか?
語り手
ふと気づくとすぐそばでうずくまっていることでしょう。
ニハル
すぷーと寝息を立てている。
淡雪
てか二人は動物状態なのかヒト型なのか
語り手
それはお任せだけど、まあ動物だから動物なのかなって
カイト
「ニハルちゃん、ニハルちゃん」ちょいちょいと突っついてみます
「おれたち、家に帰ったよね?」
「おれたち、家に帰ったよね?」
ニハル
「なに…?これ夢じゃないの?」
「ん~現実って認識するためにちょっとほっぺたつねってみて」むにむに…。
「ん~現実って認識するためにちょっとほっぺたつねってみて」むにむに…。
カイト
「夢なのかな? でも、こうして話せるし…」
むに~っとつねります
むに~っとつねります
ニハル
痛いですかね?
語り手
これは夢じゃないのかな。ニハルはそう思った瞬間、周囲の風景がゆらゆらと揺れて意識がはがれそうになります。つねったら痛くないです。
目覚めようとするなら起きてしまえるでしょう。
目覚めようとするなら起きてしまえるでしょう。
ニハル
「なんだぁ、夢か」
語り手
「なぁんだー夢なんだ」
カイト
「夢…うーん、夢なのかなあ…?」
ニハル
まだ起きないかな。寝ようとはするけど。
「夢なら人間の姿のほうがいいな」
「夢なら人間の姿のほうがいいな」
語り手
ニハルが人の姿がいいと思うならそうなっても構いません。
カイト
自分もなんとなく人になってるかと思ってました
語り手
なにしろここは夢の中。自由自在でございます。
ニハル
コストがいらない!素晴らしい!
語り手
カイトのすぐ横に何故か犬バージョンの由希がおります。
ニハル
「あっ、由希ちゃん」
「かわいい~仔犬だ」人間の姿になります。
「かわいい~仔犬だ」人間の姿になります。
カイト
「由希? どうしてここにいるの?」と抱き上げます
語り手
「あっカイトさんニハルさん」
カイト
「おれたちのこと覚えてるんだ」
語り手
「わかんない。夢でしょこれ」
「だって私犬になってるもん」
「だって私犬になってるもん」
カイト
「うーん、由希も本物? なのかな…」
ニハル
「かわいい」よしよしする。
語り手
由希はくすぐったそうに笑います。
ニハル
仔犬は天使……。子供も天使…犬も天使……。
語り手
ここは天国か
ニハル
天国…。
カイト
我々は天国に来てしまった…?
鹿児川の瑞樹
ここが天国だったのか
語り手
ニハルの耳に呼び声が届きます。
ニハル
誰の声だろう?
聞き覚えあります?
聞き覚えあります?
語り手
ありますね。ごく最近夢の中で聞いたばかりです。
ニハル
「ツクハちゃん…?いるの?」
語り手
「おぉーい」
「ニハル!」
「聞こえるか」
「ニハル!」
「聞こえるか」
ニハル
「聞こえる!」
カイト
それはカイトには聞こえないのかな
語り手
一瞬遅れて聞こえるようになります。
カイト
「ニハルちゃん、この声って…」
語り手
「聞こえまーす!」と由希。
カイト
「お、おれも聞こえるー!」
語り手
『……えっ。何人いるのだ?』
ニハル
「3人だよ」
「いっぱいいるね」
「いっぱいいるね」
カイト
「おれと、ニハルちゃんと、由希がいるよ」
語り手
『ま、まあ、いい』
『大勢いるなら好都合。外はどうなっている?』
『大勢いるなら好都合。外はどうなっている?』
カイト
「外? 夜だけど…」
語り手
『そうじゃなくてー! どう、どう言ったらいいか……』
『何か大変なことになったりしていないか? 例えば、変な怪物が出たり、狐と狸が喧嘩してたり』
『何か大変なことになったりしていないか? 例えば、変な怪物が出たり、狐と狸が喧嘩してたり』
ニハル
「ちょっとおかしな事になってたよ」
カイト
「変な怪物はいない? けど、狐と狸は喧嘩してるみたいだよ」
語り手
『おかしな? 例えば?』
ニハル
「狸の一部が変化の力を失ったみたい」
カイト
「ああ、あと、野犬が出るって」
語り手
『母上に伝言……はお前たちには無理だろうな……』
ニハル
「母上…?だれ…?」
語り手
『えっもう時間切れ? 短いぞ。もっと頑張れ綴!』
ニハル
「名前教えてくれたら伝言できるかも」
「良く判んないけどがんばって綴さん!」
「良く判んないけどがんばって綴さん!」
カイト
「瑞樹さんが知ってるかもしれないしね」
ニハル
「そうそう」
「顔広いもんね」
「顔広いもんね」
カイト
「っていうか綴? 綴ちゃんもいるの?」
語り手
『狐のゲッカに、ツクハは無事だから心配せぬようにと伝えてくれ! 学校霊の皆も一緒だ』
ニハル
「わかった!」
カイト
「わかんないけどわかった! 伝えるようにがんばってみる!」
鹿児川の瑞樹
わかんないけど!w
語り手
『頼む……ここは私が……』
ニハル
「こっちも頑張るから頑張って!」
語り手
ぷつん。
糸が切れるような音がして、声は聞こえなくなりました。
糸が切れるような音がして、声は聞こえなくなりました。
ニハル
アッ
カイト
「大丈夫かな、ツクハちゃん…」
ニハル
「信じるしかないよね…」
カイト
「そうだね、おれたちはとりあえず、明日瑞樹さんに聞いてみようか」
ニハル
「ゲッカさんも知ってるかもしれないし」
語り手
「学校霊? っていうことは……あの夢の続きかぁ」
由希が呟きました。
「明日あたり、またおまじないやってみようかなぁ。
由希が呟きました。
「明日あたり、またおまじないやってみようかなぁ。
ニハル
「おまじない?」
カイト
「おまじないって?」
ニハル
「学校で流行ってるの?」
【こども】で一応判定できませんか?
【こども】で一応判定できませんか?
語り手
「うん。学校を順番にまわっていくと、旧校舎が見えるっていうあれ」
判定するまでもなく、前回みんなででっち上げたやつのことですね。
判定するまでもなく、前回みんなででっち上げたやつのことですね。
ニハル
あ~~~!!!あれか~~~~!!!!
カイト
「ああ、それおまじないになってるんだ!」
ニハル
「すごい!」
カイト
「ん? ってことは、ツクハちゃんにそのおまじないしたら会えないかな?」
ニハル
「それだ!」
カイト
「学校霊と一緒ってことは、旧校舎にいるのかも」
ニハル
「そうかも」
語り手
「ツクハちゃんどっかに行ってるの?」
カイト
「うん、ツクハちゃんいないんだよね…だから心配で」
語り手
「そうなんだ……あっでもこれ夢なら、ツクハちゃん返ってこーいって念じたら帰ってこないかなぁ」
子犬は眉間にしわを寄せ、しばらくして「無理かも」と鼻を鳴らしました。
子犬は眉間にしわを寄せ、しばらくして「無理かも」と鼻を鳴らしました。
カイト
「だめかあ…」
語り手
「じゃあ明日おまじないやってみよ。夢の続きで会えるかもしれないもんね」
ニハル
「お願いしていい?」
語り手
「うん、任せて!」
語り手
ピピピピ ピピピピ
空間に電子音が鳴り響きます。
空間に電子音が鳴り響きます。
カイト
「この音って…」
ニハル
「朝かぁ」
語り手
ピピピピ ピピピピ
騒音は空間を切り裂き、霧散させます。
騒音は空間を切り裂き、霧散させます。
カイト
「じゃあ由希!お願いするね!」
語り手
「がってんしょうちのすけ!」
ニハル
「じゃあはるは寝てくるね。おやすみ」
「よろしくね!」
「よろしくね!」
語り手
「朝なのに寝るの……」
なんとなく羨ましそうにつぶやいた由希の言葉は、その日の朝の一言目だったという。
なんとなく羨ましそうにつぶやいた由希の言葉は、その日の朝の一言目だったという。
ニハル
「夜行性なんだ」
鹿児川の瑞樹
夢の中で寝たら起きるやつだ
カイト
由希はどこでそんな言葉を…
語り手
といったところでシーン終了でございます。
溜まった夢で成長をばお願いします。
それから、カイトはツクハとの繋がりを復活させてください。
溜まった夢で成長をばお願いします。
それから、カイトはツクハとの繋がりを復活させてください。
ニハル
今回は1足りないのでおやすみします(すん)
カイト
お!はーい
鹿児川の瑞樹
8点消費してカイトへのつながりを4にします。12 → 4
カイト
ツクハへを2に、瑞樹さんへを5に上げます 17点消費で
つながり強化 三科カイト の夢を-17(夢:18->1)
つながり強化 三科カイト の夢を-17(夢:18->1)
語り手
カイトへ由希からの家族を3に
ニハルへツクハの『蜘蛛の糸』を3に。
ニハルへツクハの『蜘蛛の糸』を3に。
鹿児川の瑞樹
おっ、ありがとうございます。>カイト
語り手
では翌日!
語り手
【♪夜明け】
語り手
全員どう動くか予定を教えてくださいな。
さてどう動きましょうか。
ニハルさん、幸い網はかかってないです。
なぜか雑にザルが立てかけてありました。
さてどう動きましょうか。
ニハルさん、幸い網はかかってないです。
なぜか雑にザルが立てかけてありました。
ニハル
脱走します。
カイト
躊躇いもなくw
ニハル
脱走してさていこう!と思った…思ったんだ…(さみしがり)
カイト
カイトも一匹になったら脱走しますね
語り手
迎えを呼ぶんだ!
ニハル
カイトくん迎えに来て!!!
そして一緒に淡雪さんのお店に行こう!!!
そして一緒に淡雪さんのお店に行こう!!!
カイト
脱走したらニハルちゃんだいじょうぶかな~って見に行きますよw
語り手
目覚める直前に「明日迎えに来て!!」って叫んでおけばいいw
ニハル
ですね!
カイト
「わかったー!!」って言って目が覚めました
語り手
じゃあ動物sはいつものお店にgoと。
鹿児川の瑞樹
こちらは二人に話を通してから行動、と考えているので、まずは淡雪さんの店で合流待ちします。
来なければ適当に迎えに行けばいいやのノリ。
来なければ適当に迎えに行けばいいやのノリ。
語り手
じゃあ朝からお店で集合かな?
ニハル
ですね。
カイト
ニハルちゃんをPUしてごーです
淡雪
ぷ
ニハル
ぴーゆー
カイト
ぴっくあっぷ…
淡雪
大丈夫、伝わってるw
ニハル
大丈夫ですw
カイト
セーフ!
語り手
【♪アルッテの街】
語り手
お店にはまんまるしっぽの狸も一匹来ています。
淡雪
あれ?w
ニハル
かわいい
カイト
おや
語り手
まあツヅミなんですけどね!
淡雪
ではまぁ
とりあえず瑞樹とは元々合流の予定だったし、いつものように眼鏡で茶をすすりながら、文庫本片手に待っているよ。
そしたらみんな来るからびっくりだな
とりあえず瑞樹とは元々合流の予定だったし、いつものように眼鏡で茶をすすりながら、文庫本片手に待っているよ。
そしたらみんな来るからびっくりだな
鹿児川の瑞樹
「おうおう、来たな」 このメンバーなら変身無しで登場します。朝ということで想いとふしぎから2ずつ消費。
カイト
そこにニハルさん持ったカイトが「おはようー!」っととうじょうするわけですね
ニハル
ではこちらは完全に人間になります。
想いから8点全提出。
変身: 新条 ニハル の想いを-8した
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+13
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+25
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
想いから8点全提出。
変身: 新条 ニハル の想いを-8した
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+13
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+25
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
カイト
カイトも歩いてきたので人間です
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+28
シーン登場により、 三科カイト の想いを+26
両方から4ずつ払います
三科カイト の想いを-4(想い:138->134)
三科カイト のふしぎを-4(ふしぎ:140->136)
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+28
シーン登場により、 三科カイト の想いを+26
両方から4ずつ払います
三科カイト の想いを-4(想い:138->134)
三科カイト のふしぎを-4(ふしぎ:140->136)
語り手
じゃあカイトが入る時に「車コワーイ」と言いながら狸が。
鹿児川の瑞樹
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-2(想い:139->137)
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-2(ふしぎ:134->132)
変身無しなので遠慮なくきゅうりの浅漬けをかじっている。
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+23
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+28
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-2(ふしぎ:134->132)
変身無しなので遠慮なくきゅうりの浅漬けをかじっている。
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+23
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+28
淡雪
「あら?あらあら皆さまおそろいで」
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+27
シーン登場により、 淡雪 の想いを+25
メガネの向こうで、赤い目を丸くして女主人が出迎える。
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+27
シーン登場により、 淡雪 の想いを+25
メガネの向こうで、赤い目を丸くして女主人が出迎える。
鹿児川の瑞樹
「おうおう、車には気ぃつけろよ。あいつら猫でも犬でもぺたんこにしちまうからなア」
語り手
「ぺたんこやだよぉ」
ニハル
「瑞樹さん、ゲッカさんって狐しってる?」忘れないうちに本題。
語り手
狐のボスの名前くらいはたぶん知ってるだろうなぁ。
カイト
「そうそう! 昨日夢でツクハちゃんに伝言頼まれて!」
淡雪
「あら?お二人ともどうしてそのお名前を?ツクハさんから伝言?あらあらまぁまぁ」
眼鏡をはずして座布団から立ち上がると、皆に座布団を敷いて勧める。
眼鏡をはずして座布団から立ち上がると、皆に座布団を敷いて勧める。
鹿児川の瑞樹
「ツクハから? 何て内容だ?」
ありがたく座布団にオンする。
ありがたく座布団にオンする。
ニハル
「ツクハちゃんが学校霊と一緒に居るから心配しないでって…内容だったっけ?」カイトくんの顔を見る。
カイト
「そうそう。あと綴ちゃんもいたのかな?」
淡雪
「綴が……そうですか」
学校の異常については瑞樹から聞いてたよね
学校の異常については瑞樹から聞いてたよね
鹿児川の瑞樹
のはず。
語り手
話はしたって言ってたね。
淡雪
では、胸に手を当て、小さく吐息。
鹿児川の瑞樹
「無事か。そりゃア何よりだが、どういう状況かは聞いてねえのか」
カイト
「よくわかんないけど、綴ちゃんがなにかしてたみたいだった」
ニハル
「わかんない。から、とりあえず由希ちゃんに今日もおまじないしてもらおうって」
淡雪
「おまじない、ですか?」
カイト
「そう、旧校舎が見えるおまじないがあるんだって」
ニハル
「学校を決められた順に歩いていくと旧校舎が見えるってやつ」
淡雪
「それは……」
わたくし共で考えた、アレ、ですわね、と頬に手を当てて首を傾げる
ううん、と小さく唸る。
わたくし共で考えた、アレ、ですわね、と頬に手を当てて首を傾げる
ううん、と小さく唸る。
鹿児川の瑞樹
「ああ。定着してんのはまあ、結構なこったが」
語り手
ふしぎとかあれだけぶっ込んだから、あたかも何年前からあるかのように浸透してるよ何故か。
淡雪
「学校がそのような現状で、由希さんお一人でその旧校舎への道を開いてしまって、危険は無いのでしょうか?」
困り顔で。
困り顔で。
カイト
「ツクハちゃん、学校霊と一緒にいるみたいだから、そのおまじないで会えないかなって思ったんだ」
「…心配だ」
「…心配だ」
ニハル
「…様子見に行く?」
カイト
「おれも一緒に回れたらいいけど、学校だしなあ…」
ニハル
「そうだよね…はる達うさぎと犬だし…」
「河童が居たら大騒ぎになっちゃう…」
「河童が居たら大騒ぎになっちゃう…」
語り手
今日は普通に平日だから、子供がいっぱいおりますですよ。
淡雪
「そうですわね……わたくしも一度今の学校のお姿を拝見したいと思っておりましたし、様子を伺いに参りましょうか」
カイト
「ほんとに!? 行ってくれるの?」
鹿児川の瑞樹
「様子を見に行くのはいいが、件の糸のことはどうする?」
淡雪
「そう、その糸がどういうものなのか、も含めて改めてみたいのです」
鹿児川の瑞樹
「成程。それなら一丁行ってみるか」
語り手
ああしかし、なんということでしょう。
ラッキーなことに今日明日は『学校公開』の日なのです。
ラッキーなことに今日明日は『学校公開』の日なのです。
カイト
なんと!!
語り手
地域の住民なら誰でも見学できるというラッキーデーです。さすがに動物の連れ込みは不可でしょうが。
ニハル
いけるやん!!
「はるも!はるも!!!」
「はるも!はるも!!!」
カイト
「おれも行くよ!もちろん!」
鹿児川の瑞樹
「今日はあれだ、お、おー、おーぷんきゃんぱす、ってやつだろ。誰でも入れるって聞いたぜ」 それは大学。
ニハル
「すごい!!!」
カイト
「そうなんだ!じゃあおれたちも入れるね」
ニハル
「おーぷんきゃんぱすすごい!」
淡雪
「由希さんがおまじないを試されるのなら、きっとお昼休みか放課後でしょうから……。午前中の早い内に参りましょう」
語り手
「あたしもーいける?」
「ツクハちゃん探に行ける?」
「ツクハちゃん探に行ける?」
淡雪
「ええ、もちろん。ご一緒いたしましょう?」
語り手
「やったぁ!」
淡雪
「うふふ、またおめかしいたします?」
その無邪気な様子に、微笑む。
その無邪気な様子に、微笑む。
淡雪
「では、皆でそのおーぷんきゃんぱすに参りましょうか」
カイト
「みんなで行こう!」
鹿児川の瑞樹
「おうよ!」
「狸の件はその後でいいな?」 と、淡雪さんに確認を取る。
「狸の件はその後でいいな?」 と、淡雪さんに確認を取る。
淡雪
ええ、と瑞樹に頷く。
「この鍵が、学校へと近づくことで何某かの応えを見せるやもしれませんし」
「この鍵が、学校へと近づくことで何某かの応えを見せるやもしれませんし」
語り手
さすがに白い髪だったり和服だったりが何人もいると、すっごく目立ちそうだなー、なんて。
そして。今日は「ハロウィン」。
ちょっとした仮装なら許される日だったのです。(急遽)
そして。今日は「ハロウィン」。
ちょっとした仮装なら許される日だったのです。(急遽)
鹿児川の瑞樹
ああ、学校に行くなら完全変身しますよ。
カイト
なんと…
ニハル
うさみみつけよ。
耳だけ生やそう
耳だけ生やそう
カイト
尻尾生やすかな~
だめだ、尻尾生やすと由希に会っただけで動いてしまう 人間で!
だめだ、尻尾生やすと由希に会っただけで動いてしまう 人間で!
語り手
かわいい
カイト
耳も由希の声が聞こえた方をオートで追ってしまう…
語り手
かわいいかわいい
ニハル
ぐぅかわ
淡雪
久しぶりの有機ELディスプレイのプロモーションとして……>半変身の着物
語り手
有機ディスプレイはクッソ目立ちそう。
鹿児川の瑞樹
これでいつキュウリに遭遇しても問題ない!>仮装OK
語り手
そうだねこの街河童祭りあるしね!
河童なんてきっとありふれた仮装ネタ。
河童なんてきっとありふれた仮装ネタ。
カイト
そこかしこに河童が
語り手
【♪明日への風】
鹿児川の瑞樹
おつかれさまニキこんばんは1
語り手
【♪限りなき冒険の新天地へ】
語り手
んん? 音楽が聞こえないな
カイト
nazeka nihonngoni naranaizo!
語り手
りせっとするんだ!
音楽聞こえます?
音楽聞こえます?
カイト
ikkai ochimasu!
語り手
はーい
ああわかった、ヘッドセットに飛んでたのか
ああわかった、ヘッドセットに飛んでたのか
ニハル
ヒュッ
鹿児川の瑞樹
あー、あるあるですな
語り手
ヘッドセットの電源落としたのに切り替わってくれていなかった模様
語り手
【♪ボクラノ未来】
カイト
ki-bo-do hucyou!!
語り手
あらら
どうしよう。カイトさんまともに喋れないんじゃ困るよね。
今日はやめとく?
どうしよう。カイトさんまともに喋れないんじゃ困るよね。
今日はやめとく?
カイト
ima kaiketuhouwo guguttemasu
語り手
キーボード一回抜いてみるとか
たまにあるよねIME死んでること
たまにあるよねIME死んでること
ニハル
あるある……
語り手
【♪浮遊島 《イルバード》】
語り手
待機中の曲にしてみる
鹿児川の瑞樹
たまによくあるから困るんですよねぇ>IME
カイト
むりやりやってみまする
語り手
むりやり
大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
カイト
zi
な、なんとかこれなら
な、なんとかこれなら
語り手
始めても大丈夫?
入力に時間がかかる感じかな?
入力に時間がかかる感じかな?
カイト
直った気がします!!
語り手
お
やった
やった
カイト
大丈夫です!!
語り手
あ、じゃあ始めちゃいましょう。
鹿児川の瑞樹
ほいさー!
また入力困難になったらおしらせくださいませ
また入力困難になったらおしらせくださいませ
カイト
すみません、ご心配おかけしました…
ニハル
はーい!
語り手
【♪螺旋要塞メルセデク】
語り手
ともに鍵を求めるきつねとたぬきのいがみあい
きつねの娘 ツクハの行方不明と
それを心配する母親 ゲッカ
ツクハを心配する狸の少女 ツヅミ
とにかく鍵を求める大狸
何故鍵を求めるのか
消えた旧校舎はどうなってしまったのか
学校の門には
何もかもを拒むように不気味な糸が巻き付いている……
といったところで前回の続きです。
きつねの娘 ツクハの行方不明と
それを心配する母親 ゲッカ
ツクハを心配する狸の少女 ツヅミ
とにかく鍵を求める大狸
何故鍵を求めるのか
消えた旧校舎はどうなってしまったのか
学校の門には
何もかもを拒むように不気味な糸が巻き付いている……
といったところで前回の続きです。
語り手
【♪通い合う心と心】
語り手
続きなので登場処理などは結構ですよ。
行動方針を相談していて、
「学校は今学校公開中でしかもハロウィンのため、ちょっと変な格好でも入れそうだ」
「たぬきをひっかけてやろうぜ」
という話でしたかね。
ですな。まずは学校の様子を見に行こう!ってとこからです。
今は午前中結構早い時間です。
行動開始しますか?
あとは……この場にはツヅミがいます。
由希が「おまじない」を試してみるようです。
行動方針を相談していて、
「学校は今学校公開中でしかもハロウィンのため、ちょっと変な格好でも入れそうだ」
「たぬきをひっかけてやろうぜ」
という話でしたかね。
ですな。まずは学校の様子を見に行こう!ってとこからです。
今は午前中結構早い時間です。
行動開始しますか?
あとは……この場にはツヅミがいます。
由希が「おまじない」を試してみるようです。
カイト
おまじないするなら、乗っかって様子を見てみたいですね
淡雪
学校へ近づくことで、鍵に何か反応はあるかな
語り手
行動をする、ということでよろしいかしら。
鹿児川の瑞樹
する、ということでOKです。
ニハル
はーい!
カイト
しましょう!
語り手
OKでは店からみんなでぞろぞろと出ますね。
登校の時間は終わっていますが門は開いています。
登校の時間は終わっていますが門は開いています。
ニハル
「おーぷんきゃんぱすだー!」
鹿児川の瑞樹
「お、開いてんな。たのもーう!」
語り手
学校の前に到着した時、周囲に多数の気配を感じることでしょう。
語り手
【♪謀り事】
淡雪
鍵に反応はなし?
ニハル
どんな気配だろう?
語り手
鍵は今のところ何の反応もありません。
どんな気配か……といえば、
どんな気配か……といえば、
カイト
きつねたぬきな気配ですか?
ニハル
悔しいけどなんかお腹空く響き>たぬききつね
鹿児川の瑞樹
赤かったりみどりだったり
語り手
あかいやつとみどりのやつ
ニハル
おなかすいた
カイト
確かに自分で言っててお腹が
語り手
あっかいニハルとみどりのみっずっき
カイト
思いましたw
語り手
けもの2あれば感じられる無数の獣のにおいと音
鹿児川の瑞樹
敵意がありそう? なさそう? しってる? しらない?
語り手
遠巻きにしてみている感じです。
鹿児川の瑞樹
「……」
「ギャラリーが多いなァ、今日は」
「ギャラリーが多いなァ、今日は」
語り手
どうやらたぬきですね。
カイト
「なにか用事があるなら、言ってくればいいのになあ」
淡雪
「何をなさるのでもないのでしたら、こちらから特に申し上げることもございませんわ」
鹿児川の瑞樹
「見張ってるつもりだろうよ。ま、こっちはこっちで好きにしようぜ」
淡雪
「どのみち、後ほど存分にお話をさせていただくことですし、まずはこちらから済ませてしまいましょう」
ニハル
「わーい」こども3ぢからで全力で喜ぼう。
語り手
門には相変わらず糸が巻き付いていますが、道を阻むようなものはありません。
今日は「門が開いている」からでしょうか。
今日は「門が開いている」からでしょうか。
淡雪
近くに文字はある?
ポスターでも何でも
ポスターでも何でも
語り手
学校の名前は門に書いてあるよ
淡雪
いや、さすがにそれをいじるのはよくないので、
ポスターか何かあれば
ポスターか何かあれば
語り手
防犯ポスター、サッカークラブの勧誘ポスター、いくらでも。
淡雪
では防犯ポスターの文字を、ことかたで動かす
語り手
見た人はびっくりしますが……
どのように?
どのように?
淡雪
誰か見てる?
登校終わってるから誰もいないんじゃなかったっけ
登校終わってるから誰もいないんじゃなかったっけ
語り手
いや、ことことかたかたの効果は「見た人が驚く」だから。
意図的に弄るのであれば二倍消費でお願い。
意図的に弄るのであれば二倍消費でお願い。
鹿児川の瑞樹
学校公開の日だから、自分たちみたいに誰か来てるんじゃ?
淡雪
防犯ポスターの文字を紙面から這い出させて、糸に触れさせる。
語り手
まあ、そうだね
文字の黒い印刷部分が浮き上がって糸にふれるように動く、はできるかな。
文字の黒い印刷部分が浮き上がって糸にふれるように動く、はできるかな。
淡雪
それでいいよ
鹿児川の瑞樹
「相変わらずなんつうか、見てっと背筋がぞわぞわするなァ」 その様子を見て。
ニハル
「ちょっと不思議だよね」
鹿児川の瑞樹
「だなァ」
カイト
「いろんなことができてすごいなあ」
淡雪
「あら」
「水を自在に操ったり、どこからともなくお餅をつきだしたり、私からすればお二人の方がよほど不思議ですわ」
「水を自在に操ったり、どこからともなくお餅をつきだしたり、私からすればお二人の方がよほど不思議ですわ」
鹿児川の瑞樹
「そうかい? 文字ってなァ、よっぽど不思議なもんだと思うが」
淡雪
「そうですわねぇ、文字はひとが編み出した、いわば妖の皆さまと同じ『ちから』でございますから。そういった意味では似たものなのかもしれませんわねぇ」
語り手
「危」がひらひらと蝶か何かのように舞い上がり、ゆらゆらと揺れながら門に巻き付く糸に触れます。
そのままくっついてしまいました。
そのままくっついてしまいました。
淡雪
くっつくだけ?
消えたりとかはないか
消えたりとかはないか
語り手
くっつくだけ。
淡雪
引きはがしたりとかはできない?
語り手
ことかたの力でひきはがすということ?
淡雪
そう、今文字を操っているこの力で、糸から離そうとしてできる?
語り手
糸にくっついた途端、「文字」はただの「インクの塊」になってしまったようです。
文字の形も崩れて、ただの黒いしみになりました。
文字の形も崩れて、ただの黒いしみになりました。
淡雪
なるほど
とうなずき
とうなずき
カイト
「なにかわかったの?」
淡雪
「いえ、特段新たに何が、というわけではございませんが」
「ただ、お話の通り、妖の業の力を奪ってしまう何か、であるのは間違いないようでございますわね」
「ただ、お話の通り、妖の業の力を奪ってしまう何か、であるのは間違いないようでございますわね」
カイト
「じゃあ、おれたちもここを通るとよくないのかな…」
淡雪
「ひとまずは、触れなければ問題は無いようですけれど」
淡雪
おとな、とかで
これが何の糸かわからんかな
植物性なのか、蜘蛛のものなのか、とか
これが何の糸かわからんかな
植物性なのか、蜘蛛のものなのか、とか
語り手
各能力値で3以上あれば調べることができます。
淡雪
おとななら素で3あるよ
語り手
こども で調べる人はうっかり触れないように気を付けてねーぇ
カイト
けもの3素であるので、なにかわかりますかね?
鹿児川の瑞樹
へんげでは何か分かりますか?
ニハル
こどもで調べてみます~
素で3なので
素で3なので
語り手
おとな で調べた人は、これが一般的な蜘蛛の糸 に似たものだということが見て取れます。
触れてみれば確実でしょうが、ただこれは一般的なものより少し太いですね。
けもの で調べる人は、この糸は木々の間を通ると引っかかってくる奴だと分かります。
いつものやつより嫌な感じがしますけど。
へんげ で調べる人は、こういった糸をはる妖といえば 蜘蛛や蛾ではないかと思い出せるでしょう。
さっき淡雪が言った通り、危険な感じはします。
触れてみれば確実でしょうが、ただこれは一般的なものより少し太いですね。
けもの で調べる人は、この糸は木々の間を通ると引っかかってくる奴だと分かります。
いつものやつより嫌な感じがしますけど。
へんげ で調べる人は、こういった糸をはる妖といえば 蜘蛛や蛾ではないかと思い出せるでしょう。
さっき淡雪が言った通り、危険な感じはします。
語り手
こども の人は、雨の日にキラキラ光る雨粒を無数につけた立派な蜘蛛の巣を思い出します。
ちょっと弾いてみたいですね。駄目ですよ、触っちゃ。
ちょっと弾いてみたいですね。駄目ですよ、触っちゃ。
淡雪
懐から眼鏡を取り出し、糸を改める。
「見る限り」
「蜘蛛さんのものと同じものであるように見えますわね。少なくとも、普通のそれ、とは少々趣の異なるものなのでしょうけれど」
「見る限り」
「蜘蛛さんのものと同じものであるように見えますわね。少なくとも、普通のそれ、とは少々趣の異なるものなのでしょうけれど」
カイト
「うん、クモの糸っぽい感じがするなあ。ちょっとそこらへんのより触りたくない気分になるけど…」
淡雪
「ひとまずは、由希さんと合流するとしまして」
「あとは、こちらの糸を辿ってみるのも良いかもしれませんわね」
「あとは、こちらの糸を辿ってみるのも良いかもしれませんわね」
語り手
「なんか怖いよぉ……」
ツヅミが尻尾を膨らませています。
ツヅミが尻尾を膨らませています。
ニハル
「立派なクモの糸だ」触りたい。
「はーい」
「はーい」
カイト
「触んない方がいいと思うなあ」
ニハル
「でも、みてるとそわそわしちゃう」
鹿児川の瑞樹
「触ったらただの兎になるかもな」
淡雪
「そうですわねぇ」
ニハル
「それはやだな…」
カイト
「そうなったら大変だ」
鹿児川の瑞樹
「しっかし蜘蛛なァ。余計に、何者かわからなくなってきたな」
「てっきり、狐の毛じゃねェかと思ってたんだが……」
「てっきり、狐の毛じゃねェかと思ってたんだが……」
カイト
「クモもなにか関係あるのかな…」
淡雪
うーん
この地の昔話で、蜘蛛に拘わるものとか知らないかな
この地の昔話で、蜘蛛に拘わるものとか知らないかな
語り手
淡雪さん前に調べたことあるよね
淡雪
うん
語り手
なんか恐ろしいものをえらーいお坊さんが封じたとか
そんな話。
そんな話。
淡雪
恐ろしいものだっけ
それこそ穴だか霊穴を封じたんじゃなかったっけ
それこそ穴だか霊穴を封じたんじゃなかったっけ
語り手
あ、そうそう、恐ろしいとは言ってない
淡雪
それとは別に、何か知っているのか
語り手
封じる時に
小さな蜘蛛の力を借りたとかそういうおとぎ話がですね
小さな蜘蛛の力を借りたとかそういうおとぎ話がですね
ニハル
お
淡雪
なるほど
だいたいわかった(世界の破壊者ディケイド)
だいたいわかった(世界の破壊者ディケイド)
ニハル
全てを繋ぐ淡雪さん……
語り手
破壊するの!?
お坊さんが前に命を助けた蜘蛛が
ぎりぎりのところで糸を出して穴閉じるのを助けてくれました、的なお話ですよ。
お坊さんが前に命を助けた蜘蛛が
ぎりぎりのところで糸を出して穴閉じるのを助けてくれました、的なお話ですよ。
カイト
いいクモだ!
淡雪
眼鏡を懐にしまい、
あ、この辺自販機とかある?
あ、この辺自販機とかある?
語り手
外に出ればあるんじゃない?
淡雪
じゃぁ、自販機で飲み物買ってこよう
鹿児川の瑞樹
自販機使うならしげしげとその様子を見ているよ。
淡雪
すたすたと校門そばの自販機へいって、じーがこんじーがこん、と飲み物を幾本か購入し、戻ってくる。
鹿児川の瑞樹
「ダガシヤだかで似たようなもん見た気がすんなァ」 それはフーセンガムくじだ。
淡雪
「あら、素敵なものをご存知ですのね」
瑞樹の言葉に帰ってきた淡雪が微笑みを浮かべる
瑞樹の言葉に帰ってきた淡雪が微笑みを浮かべる
カイト
「瑞樹さん、あれはねえ、飲み物を売ってるんだよ」
鹿児川の瑞樹
「売ってる? ありゃァ店なのか?」
淡雪
「ええ、中に小さな妖精さんがいらっしゃいますのよ」
瑞樹の疑問に、口元に手をあてうふふと微笑む。
瑞樹の疑問に、口元に手をあてうふふと微笑む。
鹿児川の瑞樹
「ほおぅ。連中も店なんぞやるんだなァ。人に見られねえように箱にこもってんのか」 感心した顔で。
淡雪
うふふふふふふふと笑っている。
鹿児川の瑞樹
淡雪さん しれっと冗談を言う 瑞樹: 妖精を知ってる
淡雪
「水分の補給は、大切ですからね」
「皆さまもどうぞ、と差し出す」
「皆さまもどうぞ、と差し出す」
ニハル
「あれってそういうものだったんだ…」はじめて知った顔。
「ありがとう、淡雪さん」
「ありがとう、淡雪さん」
カイト
「ありがとう!」
鹿児川の瑞樹
「おお、ありがとよ。なんじゃこりゃ、ペプシキューカンバー?」
淡雪
残念、全て緑茶とコーヒーだ!
淡雪チョイス
淡雪チョイス
カイト
なんてものを売ってる自販機だ!!
語り手
なぞののみもの 未鑑定名
ニハル
「りょくちゃ!」珈琲は飲めない!子供だから!
鹿児川の瑞樹
緑茶!
カイト
お茶!
語り手
このパーティーコーヒー派いるのか?
鹿児川の瑞樹
では、「おお、ありがとよ」 と緑茶ごくごく。珈琲にはなじみがない。
淡雪
みんな緑茶だった
淡雪
淡雪はコーヒー飲むぞ
語り手
なるほど
ニハル
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+25
ちゃうねん
ちゃうねん
カイト
大盤振る舞いw
ニハル
変身: 鹿児川の瑞樹 の想いを-25した
語り手
ニハルさんがまた餅をついておられる
淡雪
てことで、
とりあえずはおまじないの現場へGoかな?
てか由希と合流か
とりあえずはおまじないの現場へGoかな?
てか由希と合流か
語り手
由希ちゃんは授業中だから、合流するなら昼休み待ちかな
カイト
じゃあそれまでに、なにか調べられることがあればやった方がよさげですかね
語り手
【♪明日への風】
ニハル
ですな~
語り手
学校には門だけでなく、各所に糸が巻き付いているように見えました。
触れずにいるにはちょっとばかり神経を使わなければならないほどに。
しかし人間たちは糸には全く気付かないように
糸がべたべたと巻き付いた柱に寄りかかったりなどしているのでした。
触れずにいるにはちょっとばかり神経を使わなければならないほどに。
しかし人間たちは糸には全く気付かないように
糸がべたべたと巻き付いた柱に寄りかかったりなどしているのでした。
淡雪
人には影響なしと
語り手
異常に気づいているのは……入り込んだもののけたちだけ。
ニハル
なるほど…。
語り手
ここで何が起きているのか? それはまた……わかりません。たぶん。
ニハル
普通の獣には害があるのかな
語り手
ニハルみたいにふしぎなちからがある獣には悪影響があるんじゃない? 触ってみればわかるよ。
ただちにえいきょうはない!
ただちにえいきょうはない!
カイト
ただちに…?
ニハル
さわりたくないです!!!
語り手
ちょっと言葉が分かんなくなって不思議な力が使えなくなるだけだから、獣的には問題ないって。
鹿児川の瑞樹
問題なくぷえぷえと寝るニハルさんになっちゃう。
ニハル
ころころすやすやと寝るうさぎに…。
カイト
小学生の人気者になる予感
ニハル
※ただし脱走はする
語り手
いつの間にか学校のウサギ小屋に見覚えのないフワフワが増えるという怪奇現象
ニハル
学校のうさぎさんの横にすやすやと眠る丸い毛玉が!
学校のうさぎさんが♂だった場合目も当てられない事態に!
学校のうさぎさんが♂だった場合目も当てられない事態に!
語り手
といったところで以下次号!
語り手
ぐぬぬぬ 画面が死んでおる
鹿児川の瑞樹
あらら
カイト
大丈夫ですか…?
語り手
一応見えなくはないからがんばろう。
たまに部屋を出たり入ったりするかもしれません。
たまに部屋を出たり入ったりするかもしれません。
ニハル
了解しました
語り手
【♪ボクラノ未来】
鹿児川の瑞樹
了解です。大変だ
語り手
学校で何かが蠢いている。
狸と狐の争いもそれに関わりがある。
そうあたりをつけた四人は、学校へ向かいました。
折しもその日は「ハロウィン」。
ちょっとばかり人とちがうものが混ざっていても気づかれることはありません!
……タブンネ?
校門には相変わらず謎の糸が吹きつに巻き付いていますが、人間たちはそれに気づいていないようです。
狸と狐の争いもそれに関わりがある。
そうあたりをつけた四人は、学校へ向かいました。
折しもその日は「ハロウィン」。
ちょっとばかり人とちがうものが混ざっていても気づかれることはありません!
……タブンネ?
校門には相変わらず謎の糸が吹きつに巻き付いていますが、人間たちはそれに気づいていないようです。
鹿児川の瑞樹
タブンネ。
語り手
不吉。
遠巻きにこちらを見つめて来る狸や狐たちを尻目に、近所の自販機で悠々とのどを潤した皆は
いよいよ学校へと踏み込むのでした。
……って感じだったかな!
遠巻きにこちらを見つめて来る狸や狐たちを尻目に、近所の自販機で悠々とのどを潤した皆は
いよいよ学校へと踏み込むのでした。
……って感じだったかな!
鹿児川の瑞樹
ですな!
カイト
だったような!
語り手
【♪グランヴァレンの伝説】
語り手
あっ
そうそう、つながりの強化を行ってください。
そうそう、つながりの強化を行ってください。
鹿児川の瑞樹
?
おお
おお
ニハル
はーい
カイト
夢足りなさげなので今回はなしでー
鹿児川の瑞樹
カイトへのつながりを12点消費して5にします。これでカイトとも開通かな。
夢13 → 1
夢13 → 1
カイト
おお、ありがとうございます
鹿児川の瑞樹
開通ボーナスいただいておきます。ふしぎ155 → 165、想い140 → 150
ニハル
11点払ってカイト君とのつながりを5にします。
新条 ニハル の夢を-11した
私も開通したかな。
新条 ニハル の夢を-11した
私も開通したかな。
カイト
しとりますです
淡雪
カイトへ4 → 5
語り手
あっそうだ
ニハル
お?
語り手
ツヅミは全員と再会しているから
カイト、ニハル、淡雪も繋がり1で復活させてください。
カイト、ニハル、淡雪も繋がり1で復活させてください。
カイト
ツヅミの糸は保護だったのでそのまま保護1で戻しときます!
鹿児川の瑞樹
あ、そういえば由希とは直接顔合わせてましたっけ?
語り手
瑞樹さんはまだだったかな?
鹿児川の瑞樹
まだか了解
淡雪
これで全員へ大して5
語り手
で、瑞樹さんへツヅミより信頼1 → 2
鹿児川の瑞樹
おっいただきます
淡雪
ゲッカへ3 → 4
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+20
シーン登場により、 三科カイト の想いを+20
シーン登場により、 三科カイト の想いを+20
淡雪
つながり強化 淡雪 の夢を-16(夢:19->3)
カイト
瑞樹さんとニハルさんの開通ボーナスいただいときます
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+10
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+10
鹿児川の瑞樹
あれ、ツヅミからってもう2に上がってなかったっけ?
こちらの勘違い?
こちらの勘違い?
語り手
あれ、そうだっけ
じゃあ2から3
書き換えるの忘れてたかもしんない
じゃあ2から3
書き換えるの忘れてたかもしんない
鹿児川の瑞樹
更新完了です
ニハル
こちらもです
淡雪
同じく
カイト
おっけーです
語り手
【♪PUZZLE MANIAC 2002】
語り手
さてそれでは
学校の門は誘うように開き、周囲では無数の獣の気配がこちらをじっと観察しています。
時間は午前中。
周囲には言わずもがな人間の姿がちらほら。父兄でしょう。
といったところで、登場&変身をば。
学校の門は誘うように開き、周囲では無数の獣の気配がこちらをじっと観察しています。
時間は午前中。
周囲には言わずもがな人間の姿がちらほら。父兄でしょう。
といったところで、登場&変身をば。
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+24
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+29
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+29
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+25
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+26
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+26
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+30
シーン登場により、 淡雪 の想いを+26
シーン登場により、 淡雪 の想いを+26
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+29
シーン登場により、 三科カイト の想いを+30
シーン登場により、 三科カイト の想いを+30
鹿児川の瑞樹
完全変身した上に甲羅マークの帽子をかぶって現れます。想い・ふしぎ4ずつ消費。
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-4(想い:179->175)
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-4(ふしぎ:189->185)
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-4(想い:179->175)
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-4(ふしぎ:189->185)
カイト
完全変身しときます。4ずつ消費でー
三科カイト の想いを-4(想い:184->180)
三科カイト のふしぎを-4(ふしぎ:185->181)
三科カイト の想いを-4(想い:184->180)
三科カイト のふしぎを-4(ふしぎ:185->181)
ニハル
ハロウィンなので尻尾つけておきます。3点ずつ消費。
変身: 新条 ニハル のふしぎを-3した
変身: 新条 ニハル の想いを-3した
変身: 新条 ニハル のふしぎを-3した
変身: 新条 ニハル の想いを-3した
淡雪
せっかくのハロウィンなので、半分変身で
ふしぎから6消費
淡雪 のふしぎを-6(ふしぎ:171->165)
ふしぎから6消費
淡雪 のふしぎを-6(ふしぎ:171->165)
語り手
多分周囲の未就学児に囲まれてペタペタ触られることになります。ふたりとも。
ニハル
いいのよ!
語り手
休み時間になると小学生も来るかもしれないね!
カイト
尻尾とかぎゅってされません?大丈夫?
ニハル
「トリックオアトリート」って大人に言って回ります。
淡雪
周囲の子供らの声やオノマトペが流れる着物を見せてやったり触れさせてやったりしながら微笑んでいる
鹿児川の瑞樹
遠慮会釈ないパワーで「むぎゅ」されそう>しっぽ
ニハル
いたい!
けどお祭りだから許しちゃう。
けどお祭りだから許しちゃう。
語り手
ぎゅー。
ニハル
「おかしくれないといたずらするよ」
語り手
大人は不思議そうな顔をしていますが、さすがに突っ込んでは来ませんね。
鹿児川の瑞樹
「おお、おお、賑やかだなァ。ところでとっくりおあとりーとってなんだ?」
淡雪
「お酒をくれないといたずらしてしまうのですよ」
語り手
おさけ。
鹿児川の瑞樹
「ほほう。菓子がなけりゃァ悪戯していい祭りなのか、そりゃ悪戯小僧ともが喜びそうだ」
「いや、人間の子供は酒飲んだらいけねェんだろ、確か。最近は」
「いや、人間の子供は酒飲んだらいけねェんだろ、確か。最近は」
ニハル
「そうだよ」※たぶん違う
カイト
「お酒だっけ…?」
ニハル
「お酒…?」
語り手
「おさけー」と、こちらは何も考えてなさそうなツヅミ。
淡雪
うふふふふふと笑っている
鹿児川の瑞樹
「まァいいや。んで、だ。祭りも楽しみたいとこだが、さて」 手をひさしのようにして、遠くを見るしぐさ。
語り手
「がっこう って、昼間はこんなに賑やかなんだねぇ」
ツヅミは物珍しそうにきょろきょろしています。
ツヅミは物珍しそうにきょろきょろしています。
鹿児川の瑞樹
「カラスが鳴いたらみんな帰っちまうからなァ」
淡雪
「ええ、そうなのですよ。ツヅミさんもよろしければ今度ご本の読み聞かせにおいでになってみてはいかが?」
語り手
「本よんでほしーい!」>淡雪
淡雪
「ええ、ええ、どうぞおいでくださいな」
カイト
「そうだよー。由希も毎日楽しそうに行くし、きっといいとこなんだよ、学校って」
鹿児川の瑞樹
「そんなもんか? しょっちゅう さぼたーじゅ して魚釣りに来てる悪ガキどもも居るぜ」
語り手
「さぼたーじゅ。むつかしい言葉を知ってるねぇ」
淡雪
「それはきっと課外授業というものなのですわ。自主的な」
鹿児川の瑞樹
「なるほどな?」
ニハル
「サボタージュ…どこの国の言葉?」
鹿児川の瑞樹
「西の方の言葉だって聞いたぜ。知らんが」
語り手
さっきから淡雪さんが間違った知識を全力で植えにいっている気がしてならない。
鹿児川の瑞樹
いたずらっぽい淡雪さんかわいいぞ。
淡雪
ハロウィンで浮かれている
カイト
かわいい…
カイト
「スープの仲間かな? ポタージュってあるよね?」
ニハル
「美味しそう」
「のみたい」
「のみたい」
語り手
とりあえず各教室では授業が行われており、教室の扉からはお父さんお母さん弟妹が溢れています。
廊下は好き勝手はしゃぐ未就園児の皆さんでにぎやかです。
未就学児だった。
廊下は好き勝手はしゃぐ未就園児の皆さんでにぎやかです。
未就学児だった。
鹿児川の瑞樹
「さて、そりゃァいいがだ。敵の大ボスでも出てくるかと思ったが、見た感じ何事もねェな?」
語り手
そうですね。とくに今のところ何も感じられません。
カイト
「人が多くてよくわからないね…」
淡雪
「とりあえず」
すがりついてくる子供の頭を撫でてやって、やんわりと引きはなしつつ
「この糸を辿ってみませんか?」
張り巡らされる糸を白手袋の指で指しながら、提案。
すがりついてくる子供の頭を撫でてやって、やんわりと引きはなしつつ
「この糸を辿ってみませんか?」
張り巡らされる糸を白手袋の指で指しながら、提案。
ニハル
「賛成」
語り手
糸は壁に天井にきらきらと巻き付いています。
鹿児川の瑞樹
「あァ、そりゃ名案だな。他に案もねェし、そうするか」
カイト
「そうだね、行ってみよう!」
語り手
「うん、いこ」
さて追跡だ。
追跡は……へんげ または けもの かな。
ちょっと数が多いからなぁ。大変かも。
さて追跡だ。
追跡は……へんげ または けもの かな。
ちょっと数が多いからなぁ。大変かも。
淡雪
目標値は?
語り手
6としましょう。
淡雪
ではふしぎから3つかってへんげ6
淡雪 のふしぎを-3(ふしぎ:165->162)
淡雪 のふしぎを-3(ふしぎ:165->162)
語り手
淡雪の妖怪アンテナが反応する。
鹿児川の瑞樹
ふしぎから2使ってへんげ6。185 → 183
ニハル
じゃあ想い5使ってけもので判定。
カイト
けもの3にふしぎ3足して6にします
三科カイト のふしぎを-3(ふしぎ:181->178)
三科カイト のふしぎを-3(ふしぎ:181->178)
語り手
「想い」は判定強化に仕えたっけ?
ニハル
けもの6になります。
ふしぎが使えなかったんじゃなかったですっけ?あれ?
ふしぎが使えなかったんじゃなかったですっけ?あれ?
鹿児川の瑞樹
あれ?
語り手
どっちかが能力使用の際のMPだったよなぁ
ニハル
基本ルルブの51ページに書いてあったんですが
旧版の
旧版の
語り手
実は今ルルブが行方不明で本で確認できないのです。
カイト
あ
想いの方だけですね ブーストに使えるの
想いの方だけですね ブーストに使えるの
鹿児川の瑞樹
GMの環境がえらいこっちゃだ
失礼しました、勘違いしてた
失礼しました、勘違いしてた
カイト
ふしぎ戻して想い3使いますー
鹿児川の瑞樹
ふしぎ185に戻して、想い175 → 173
語り手
判定は「想い」の方だね
ニハル
新しい方でエラッタ入ったのかなと
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+3
三科カイト の想いを-3(想い:180->177)
三科カイト の想いを-3(想い:180->177)
語り手
いえいえ、今PDFでも確認しました
判定の強化に使うのは想い、能力のMPはふしぎですね。
判定の強化に使うのは想い、能力のMPはふしぎですね。
淡雪
淡雪 の想いを-3(想い:159->156)
ニハル
新条 ニハル の想いを-5した
語り手
ではでは、妖気を感じてしまった人たち、そして蜘蛛の糸を目ざとく見つけて追ってゆく人たち。
やり方はそれぞれですが、おかげで途切れることなく蜘蛛の糸を追い、その発生源へ向かうことができるでしょう。
ところで蜘蛛の糸を追い始めたところで
唐突にツヅミが「ひゃい!?」と妙な叫び声をあげて振り向きました。
やり方はそれぞれですが、おかげで途切れることなく蜘蛛の糸を追い、その発生源へ向かうことができるでしょう。
ところで蜘蛛の糸を追い始めたところで
唐突にツヅミが「ひゃい!?」と妙な叫び声をあげて振り向きました。
ニハル
「ツヅミちゃん!?」
鹿児川の瑞樹
「おあ、どうした」
語り手
そしてしばらくきょろきょろして首をひねります。
鹿児川の瑞樹
そちらを確認します。
淡雪
振り返る。
カイト
「どうしたの!?」
語り手
「んー? なんでもなかった? みたいぃ?」
納得いかないなァ、とでも言いたそうな顔をして、ツヅミは皆の後をのそのそと歩き始めます。
納得いかないなァ、とでも言いたそうな顔をして、ツヅミは皆の後をのそのそと歩き始めます。
鹿児川の瑞樹
「なんでもなかったっつうときは大体なんかの? ふらぐ? が立ってんだ。何があった?」
ツヅミちゃんを問いただします。
ツヅミちゃんを問いただします。
語り手
彼女が振り向いた方には、授業中の教室があり、そこには熱心に授業見学する大人たちの姿が。
淡雪
「瑞樹さんて、意外に物知りですのね」
語り手
これで おとな0 だというのである。うっそだぁ。
鹿児川の瑞樹
「そりゃお前が色々話すからだ。よくわからんが少しは覚えるさ」
淡雪
「あら、そうでしたっけ?うふふ」
ニハル
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+26
語り手
教室内で誰かが面白い行動でもとったのでしょうか。どっと笑いが起っています。
ニハル
い つ も の
すみません修正します
すみません修正します
カイト
大盤振る舞い…w
ニハル
鹿児川の瑞樹 の想いを-26した
語り手
「なんかねー、大量のお餅が積みあがっていたような気が……したけど、違くて」
「なんか、こう、びびっと? 背中が」
「なんか、こう、びびっと? 背中が」
鹿児川の瑞樹
「お餅? 餅ってあの食うやつか?」
カイト
「お餅…?」ニハルさんを見る
淡雪
「まだお正月には早いようですけれど」
ニハル
目をぱちくりさせる
語り手
※おもち についてはニハルさんのアレに対するメタネタだから追及しないでくださいw
鹿児川の瑞樹
なるほどw
びびっときた のほうだけ心にとどめておきます。
びびっときた のほうだけ心にとどめておきます。
カイト
わかりましたw
語り手
「ぞくぞくって。したみたいな気がして。んでしんだふりしちゃいそうになった」
「あぶないあぶなーい」
ツヅミはてへへと頭をかきます。
「あぶないあぶなーい」
ツヅミはてへへと頭をかきます。
鹿児川の瑞樹
「そりゃ気がかりだな」 ツヅミがいうような気配がないか周囲を探ります。
カイト
「うーん、おれはなんにも感じなかったと思うけど、なんだろうね?」
淡雪
おなじく
ニハル
「なんだろう」
語り手
そうですねぇ……「こいつは怪しいぜ」と思えるものを何かターゲットして意識を集中させてみましょう。
鹿児川の瑞樹
では教室をターゲットしてみます。
語り手
けもの・へんげ・おとな・こども。それぞれで6出したら異常に気づく……かもね?
教室のどの辺を? 人は大勢いますし、ものもたくさい。
教室のどの辺を? 人は大勢いますし、ものもたくさい。
ニハル
保護者に意識を向けます。こどもで判定。
想いを3消費してこども6で観察します。
新条 ニハル の想いを-3した
想いを3消費してこども6で観察します。
新条 ニハル の想いを-3した
鹿児川の瑞樹
笑いが起こったあたりをターゲットにしてへんげで判定。想い173 → 171
淡雪
その教室の周辺に糸は?
語り手
糸は見えませんね。
語り手
ニハルさんは保護者に怪しい気配がないか、じーっと観察ですね。
淡雪
というか
今見えているのは教室の窓と参観の大人たちだけだよね?
今見えているのは教室の窓と参観の大人たちだけだよね?
語り手
教室の扉が開いていて、そこから数人人が溢れている。
教室内の子供も見ようと思えば見られる。
あと廊下をうろうろしている幼児と保護者。
角度的に教師は見えないな。
教室内の子供も見ようと思えば見られる。
あと廊下をうろうろしている幼児と保護者。
角度的に教師は見えないな。
淡雪
ある程度選択肢というかターゲットを提示してほしいのだけど
大人、教室の子供、幼児の三つ?
大人、教室の子供、幼児の三つ?
語り手
ヒトが怪しいと思うならそのへんかな。
ニハル
物も対象に入るんだったら机 椅子 黒板とかもありそう。
カイト
いろいろありすぎてなんともですね…
語り手
ターゲットはもっと大雑把で構わないよ。
ニハルさんみたいに「保護者に怪しいのいないか見る」くらいの幅で。
ニハルさんみたいに「保護者に怪しいのいないか見る」くらいの幅で。
淡雪
ひと、もの、きょうしつ
の三つかな?
の三つかな?
鹿児川の瑞樹
笑いが起こったあたりはここからは見えないのか
語り手
教室の中覗き込めば見えるかな。
淡雪
あ、覗き込めるの?
一階なのか
一階なのか
語り手
校舎内には入っていないのか。
淡雪
あれ、今もう校舎の中なの?
語り手
ごめん入ってる前提で話してた。
淡雪
いや、そこらへん一切明記されてなかったから
カイト
え、廊下にいると思ってました
鹿児川の瑞樹
外から見てると思ってた
淡雪
まだ校庭歩いてるかと思ってた
語り手
おっと。
鹿児川の瑞樹
バランバランバだぁ
カイト
我々は分断されていた
語り手
よし。どっちにいるか決めてください。
起きるイベントはさほど変わらぬ。
起きるイベントはさほど変わらぬ。
鹿児川の瑞樹
じゃあ中で。
ニハル
私も廊下かと
淡雪
そうね、中にしよう
ニハル
廊下勢になります。
語り手
というわけで人の様子は見やすくなったかもね。
淡雪
んじゃぁ中を覗き込んで
授業の様子に注視しよう
授業の様子に注視しよう
カイト
なにを観察しようかな…子供たちを観察してみます。想い3使ってけもの6です
三科カイト の想いを-3(想い:177->174)
三科カイト の想いを-3(想い:177->174)
語り手
ニハル こども 保護者を観る
瑞樹 へんげ 笑いが起こったあたりを観る
淡雪 授業の様子
カイト けもの 子供を観る
瑞樹 へんげ 笑いが起こったあたりを観る
淡雪 授業の様子
カイト けもの 子供を観る
語り手
大体まんべんなく見てるな。
淡雪
へんげで。
語り手
ok
淡雪
淡雪 の想いを-3(想い:156->153)
語り手
では、授業は国語で、音読発表だったようだ。とくに妖怪じみた内容ではない。
笑いを起こしたのは男の子で、何かふざけたことを言ったようだが、妖の気配はない。
男の子の言葉に笑う子供たちの笑顔に嘘はない。ちょっと空腹の子がいるのか、腹の虫が鳴いている音が鋭い耳にとらえられる。
笑いを起こしたのは男の子で、何かふざけたことを言ったようだが、妖の気配はない。
男の子の言葉に笑う子供たちの笑顔に嘘はない。ちょっと空腹の子がいるのか、腹の虫が鳴いている音が鋭い耳にとらえられる。
カイト
カイトはつられてお腹がちょっと鳴りました
語り手
保護者達も笑っている。
が、中に、笑い方が少し違う人がいるような。
どうってわけじゃないんだけど、大人なのにすごく子供っぽい笑い方をしている人がいる?
が、中に、笑い方が少し違う人がいるような。
どうってわけじゃないんだけど、大人なのにすごく子供っぽい笑い方をしている人がいる?
ニハル
誰だ
語り手
ニハルの感覚に、少しだけおかしいなぁ、と思えたのは、一番手前側で大人たちの列に立っている
薄い色のグラサンかけたおっちゃんでした。
ちょっとお腹が出ていて恰幅がいい。
薄い色のグラサンかけたおっちゃんでした。
ちょっとお腹が出ていて恰幅がいい。
ニハル
じゃあその旨を淡雪さんに耳打ちで伝えよう。
淡雪さんの着物の裾を軽くつかむ。
淡雪さんの着物の裾を軽くつかむ。
淡雪
「はい?」
身をかがめてニハルの顔へ顔を近づける。
身をかがめてニハルの顔へ顔を近づける。
語り手
笑いながらお腹のところを無意識にてん、てん、と叩いている。
鹿児川の瑞樹
これは もしかして TANUKI
カイト
ぽんぽこTANUKI
ニハル
どうみてもTANUKI
淡雪
なるほど
では
では
ニハル
「一番手前のグラサンのおじさん、ちょっとおかしいかも」
淡雪
「ツヅミさん、ツヅミさん」
ツヅミを小声で呼び
「あの方、なのですけれど」
と男性を指さし、
「ご存知の方?」
ツヅミを小声で呼び
「あの方、なのですけれど」
と男性を指さし、
「ご存知の方?」
語り手
「んん……?」
ツヅミは眉間にしわを寄せてじぃーっとおっちゃんを見つめます。
おっちゃんもなんとなく見られているのに気づいたのか、こちらをちらりと見て、それから……サングラスのせいで表情はよく分かりませんが、ふいと顔を背けました。
「んん……? あれ? ととさま??? かな?」
ツヅミは眉間にしわを寄せてじぃーっとおっちゃんを見つめます。
おっちゃんもなんとなく見られているのに気づいたのか、こちらをちらりと見て、それから……サングラスのせいで表情はよく分かりませんが、ふいと顔を背けました。
「んん……? あれ? ととさま??? かな?」
淡雪
「あらまぁ」
口元に手を当てて、のんびりと驚く。
おじさんは教室の中?
口元に手を当てて、のんびりと驚く。
おじさんは教室の中?
語り手
あふれている人を装っていますが。
淡雪
外か
語り手
授業を見に来た……わけではないのは明らかですね。マジ笑いしてましたけど。
鹿児川の瑞樹
「ととさ………… あいつか」 うげ、って顔する。
淡雪
では
「ちょっとごあいさつに伺ってまいりますね」
と皆の下を離れておじさんへとそそそ、と近づく。
「ちょっとごあいさつに伺ってまいりますね」
と皆の下を離れておじさんへとそそそ、と近づく。
鹿児川の瑞樹
「おう、頼むぜ」
カイト
「いってらっしゃいー」
語り手
おじさんは明らかな舌打ちをして、すすす、と距離を取ります。
淡雪
「あら」
今距離どのくらい?
今距離どのくらい?
語り手
おじさん教室の中にはまだ逃げてないから
ほんの五メートル程度よ
ほんの五メートル程度よ
淡雪
では
うーん5メートルって絶妙に遠いな
では
うーん5メートルって絶妙に遠いな
では
語り手
あ、ちなみにおじさん、カイトの方をちらちらと見ていますね。
淡雪
カイトくんは近寄ってはいないよね?
カイト
大人しく瑞樹さんとニハルちゃんと待ってます
淡雪
じゃぁ
ニハル
すていすてい
淡雪
カイトの方へ視線をやった隙に《とりつき》で相手の認識の外に。
淡雪 のふしぎを-5(ふしぎ:165->160)
淡雪 のふしぎを-5(ふしぎ:165->160)
語り手
おっ
鹿児川の瑞樹
おおー
カイト
おおお
語り手
ではおじさんは淡雪さんを見失います。
ニハル
すごい
語り手
「!?」ってコマのど真ん中に特大フォントが出ました。
淡雪
ではきょときょとしているおじさんの背後で解除して
「授業参観、楽しんでいらっしゃいます?」
と声をかける。
「授業参観、楽しんでいらっしゃいます?」
と声をかける。
語り手
「うぉあぃ!?」
おじさんは妙な声をあげて飛びあがりました。
おじさんは妙な声をあげて飛びあがりました。
淡雪
その様子に、あらあらと声をわざとらしく、しかし小さく声をあげて
口元に白手袋の人差し指をあてて
「しー」
と微笑む
口元に白手袋の人差し指をあてて
「しー」
と微笑む
語り手
おじさんは教室の皆の注目の的になっています。
鹿児川の瑞樹
これは淡雪さんかっちょいいぞ
カイト
素敵だ
淡雪
声がかぶった
「あらあら、皆さま失礼いたしました」
ほほほ、と笑う。
「あらあら、皆さま失礼いたしました」
ほほほ、と笑う。
語り手
おじさんは誤魔化し笑いをしつつ、すすす……と教室から離れます。
淡雪
では、それから離れずについてゆく。
ニハル
おちゃめさもある。かわいい
かっこいいしかわいいし夢投げたくなる。
かっこいいしかわいいし夢投げたくなる。
語り手
「くっそ、汚ぇぞ、犬連れて来るなんざ」
おじさんは悔しそうにうなりました。
おじさんは悔しそうにうなりました。
淡雪
「あら」
「カイトさんは大変おりこうでいらっしゃいますから、無暗に吠えたりいたしませんわよ?」
「それに、狸さんも同じイヌ科のはずですのに。不思議なものですわねぇ」
「カイトさんは大変おりこうでいらっしゃいますから、無暗に吠えたりいたしませんわよ?」
「それに、狸さんも同じイヌ科のはずですのに。不思議なものですわねぇ」
カイト
「なんかおれの話してる気がする…」
語り手
ばれた。その途端おじさんの雰囲気が変わりました。
「……ふん。苦手は誰にでもあるもんだ」
「で。何か用か」
さっきまでの少し間の抜けた雰囲気は鳴りを潜め、ふてぶてしさがにじみ出ています。
「……ふん。苦手は誰にでもあるもんだ」
「で。何か用か」
さっきまでの少し間の抜けた雰囲気は鳴りを潜め、ふてぶてしさがにじみ出ています。
ニハル
犬の仲間なんだ>狸
しらなかった
しらなかった
カイト
ですです
淡雪
「ですわね。わたくしも熱いお茶とお饅頭が……失礼いたしました。ええ、少しお話をさせていただいてもよろしゅうございますか?……ああ、授業の方、まだご覧になられるのでしたら、その後ででも」
語り手
「……ふん。まあ、いい。いい暇つぶしにゃあなったがな」
鹿児川の瑞樹
淡雪さんがまんじゅうこわいをしようとしている
淡雪
「では、遠慮なく」
「実は、わたくし共、カギが手に入りまして」
にこにことした顔のまま、ずばりと告げる。
「実は、わたくし共、カギが手に入りまして」
にこにことした顔のまま、ずばりと告げる。
語り手
「ほう」
淡雪
「どうしたものかと、思案をしているところでしたの」
語り手
おじさんは眉をぴくんと動かします。
「あんたの連れに、鍵が見つかったら教えろと言っておいたんだがね」
おじさんは今度は瑞樹をちらと見ます。
「どうやら都合よく忘れられちまったようでねぇ」
「あんたの連れに、鍵が見つかったら教えろと言っておいたんだがね」
おじさんは今度は瑞樹をちらと見ます。
「どうやら都合よく忘れられちまったようでねぇ」
鹿児川の瑞樹
知らんなあという顔をしてそっぽを向く。
淡雪
「ええ、瑞樹さんからお話は伺っております。ですので、代わりに、と申しては差し出がましいのですけれど、僭越ながらわたくしがお伝えに」
語り手
「で。渡してくれんのかい?」
淡雪
「ええ、そこなのでございます」
「実は、狐さんからも同じようなお話を伺っておりまして」
「実は、狐さんからも同じようなお話を伺っておりまして」
語り手
「ほう」
同じような話、のところでは特に驚いた様子もないたぬ……おじさん。
同じような話、のところでは特に驚いた様子もないたぬ……おじさん。
淡雪
「しかも、たいそうお困りのご様子」
語り手
お困り、のところで興味深そうに鼻を鳴らします。
淡雪
「御大将さえ宜しければ、まずそちらへお貸しさせていただければと」
カイト
この淡雪さんとってもいい笑顔してそう…
淡雪
立ち絵の通りにこにこしてるよー
語り手
「狐どもがァ? そりゃいけねぇな。穴をヤツらで独り占めにする気だろうが」
淡雪
「穴、でございますか?」
初耳、といった風に。
初耳、といった風に。
語り手
「……あァ」
淡雪
「宜しければ、お話を伺っても?」
語り手
おじさんの言葉にわずかな間が開きます。
「俺らと狐どもでずっと争ってたシマだ。おさえりゃでかいツラができる。最近じゃァなんだか知らねぇが神渡りも起きたシロモノだ。お互い喉から手が出ようってモンじゃねぇか」
「そいつを人間どもがどうやってか分かんねぇが鍵かけちまいやがって」
「狐どもめ、人間と組みやがったんだろう」
「俺らと狐どもでずっと争ってたシマだ。おさえりゃでかいツラができる。最近じゃァなんだか知らねぇが神渡りも起きたシロモノだ。お互い喉から手が出ようってモンじゃねぇか」
「そいつを人間どもがどうやってか分かんねぇが鍵かけちまいやがって」
「狐どもめ、人間と組みやがったんだろう」
淡雪
「そうなのですか?」
語り手
「てめぇなんぞそれこそ人間臭ぇじゃねぇか」
淡雪
「あら」
その言葉に、少しおどろいたような顔をし、
その言葉に、少しおどろいたような顔をし、
語り手
「シマを守るのに人間の力かりるなんざぁ、妖の名折れよ」
淡雪
「わたくし、ひとのように見えます?でしたら、それは大変誇らしくうれしいことなのですけれど」
白い頬を少しだけ桜色に染めて、微笑む
「でもわたくし、こう見えて皆さまと同じ妖ですのよ。成り立ちは少々異なりますけれど」
白い頬を少しだけ桜色に染めて、微笑む
「でもわたくし、こう見えて皆さまと同じ妖ですのよ。成り立ちは少々異なりますけれど」
鹿児川の瑞樹
この淡雪さんのさらさらと受け流していく感じいいなぁ
淡雪
白手袋をはずし、墨色の指を見せると、
そこから煙のように黒く細かな文字がいくつも立ち上る。
周囲の人間たちからは見えぬよう、気を付けながら。
そこから煙のように黒く細かな文字がいくつも立ち上る。
周囲の人間たちからは見えぬよう、気を付けながら。
語り手
「……ヒトがヒトを化かすか」
おじさんはわずかに目を細め、犬歯を見せて笑います。
おじさんはわずかに目を細め、犬歯を見せて笑います。
淡雪
「あら。化かすだなんて狸さんの本分を侵すような真似、まかり間違っても御大将の前ではしでかせませんわ」
ほほほ、と笑う。
ほほほ、と笑う。
語り手
「よく言うぜ」
ニハル
さらさらという文字を見てお茶漬けおもいだしてすみません…(腹減った)
語り手
おなかすいた
カイト
この時間は空きます…
ニハル
夜食にうってつけなんですよね…お茶漬け…
語り手
【♪明日への風】
淡雪
「というわけでございまして」
「狐さん方も、狸さん方も、お山とお山からにらめっこ。狭間のひととどうこう、といったことは決してございませんわ」
白手袋を嵌め直し。
「狐さん方も、狸さん方も、お山とお山からにらめっこ。狭間のひととどうこう、といったことは決してございませんわ」
白手袋を嵌め直し。
語り手
「狐どもがそう言っていた、というんだな?」
淡雪
「ええ、仰っていた、と申しますか、まぁ大方のところ間違いではございません」
語り手
「狐どもの事も、鍵の事も、よーく知ってそうじゃねぇか」
「なあ、ヒト臭ぇ妖よ」
「なあ、ヒト臭ぇ妖よ」
淡雪
「はい、なんでございましょう」
語り手
「洗いざらい聞かせな。場合に寄っちゃあ、互いに利がありそうだ」
淡雪
「はい、よろこんで」
にこにことした笑みを強くして、微笑んだ。
己は文字。
互いの想い考えを相手に伝え、互いの狭間を埋めることこそが身上なればこそ。
にこにことした笑みを強くして、微笑んだ。
己は文字。
互いの想い考えを相手に伝え、互いの狭間を埋めることこそが身上なればこそ。
語り手
「瑞樹の野郎にもひとこと言ってやりてぇしなぁ」
おっさんはにやりと凄みのある笑みを浮かべたのでした。
「瑞樹ィ。覚えてろや」
と言ってたとか言ってないとか。
おっさんはにやりと凄みのある笑みを浮かべたのでした。
「瑞樹ィ。覚えてろや」
と言ってたとか言ってないとか。
淡雪
誰にも話すな、とは言われてないもんなぁ
語り手
はたから見れば授業の邪魔した挙句外で知り合いと話し込む迷惑なおっちゃんである。
淡雪
一応少し離れたところに移動して話してたんじゃないの?w
語り手
離れても廊下だからなー
語り手
では本日はここまでですよ。
コメント By.
第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』
これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。