語り手
【♪限りなき冒険の新天地へ】
語り手
前回、シーンが一つ終了したところでしたので
夢によるつながり成長を行います。
多分最終回だよー
夢によるつながり成長を行います。
多分最終回だよー
鹿児川の瑞樹
おっ。
淡雪
PC間は、もう全員5にしちゃったよ……
カイトさんと開通ー
ツクハを5に
カイトさんと開通ー
ツクハを5に
カイト
淡雪さんへを5に、由希へを4に上げてぴったり20で!
つながり強化 三科カイト の夢を-20(夢:20->0)
いえー 夢とふしぎを10ずつもらいまーす
夢じゃない想いですね
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+10
シーン登場により、 三科カイト の想いを+10
つながり強化 三科カイト の夢を-20(夢:20->0)
いえー 夢とふしぎを10ずつもらいまーす
夢じゃない想いですね
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+10
シーン登場により、 三科カイト の想いを+10
鹿児川の瑞樹
うーん15かあ……
ニハル
瑞樹さん上げて、カイトくん上げて夢22消費かな。
語り手
ツクハ ニハルへ やりおる4
で7点消費
で7点消費
カイト
やりおるw
語り手
前回のあわゆきのかっこいいとこ見てたのツクハなんだけど、もう4あるから成長は難しいなぁ
由希から瑞樹へ 信頼2 → 3
由希から瑞樹へ 信頼2 → 3
淡雪
由希を3に
つながり強化 淡雪 の夢を-17(夢:21->4)
つながり強化 淡雪 の夢を-17(夢:21->4)
鹿児川の瑞樹
じゃあ、こちらはニハルさんを5に上げて11点消費。
15 → 11。
あ、ちゃうわ、15 → 4
ニハルさんと開通したけど、二度目の開通でもボーナスもらえるんでしたっけ?
15 → 11。
あ、ちゃうわ、15 → 4
ニハルさんと開通したけど、二度目の開通でもボーナスもらえるんでしたっけ?
ニハル
カイトくんと瑞樹さんが5になるんで瑞樹さんとは開通かな。
新条 ニハル の夢を-22した
新条 ニハル の夢を-22した
語り手
二度目でも大丈夫ですよ
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+10
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+10
鹿児川の瑞樹
お、では想いとふしぎをいただきます。
ふしぎ45 → 55、想い46 → 56
ふしぎ45 → 55、想い46 → 56
語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
とうとう美術室にたどり着いた一行。
部屋の隅にあった古い古い絵を見ているうち、由希の姿が見えなくなってしまいます。
なんと由希は絵の中に入り込んでしまっていました。
部屋の隅にあった古い古い絵を見ているうち、由希の姿が見えなくなってしまいます。
なんと由希は絵の中に入り込んでしまっていました。
ニハル
な、なんだってー!!!
語り手
五人も絵に入りましたが「人間ではない」という理由で絵の世界から削り取られてしまいます。
この校舎を捻じ曲げたのはこの絵を描いていた高校生(?)のようです。
由希を絵から救い出すため、由希を動物の姿にするため
まずは淡雪が絵を墨で塗り、月を描きます。
本来ここは夜のはず。そして、あるはずの月の力が、文字の月を通してニハルに届き……
ニハルが思いを込めたとき、そこには一匹の犬が立っていたのでした。
この校舎を捻じ曲げたのはこの絵を描いていた高校生(?)のようです。
由希を絵から救い出すため、由希を動物の姿にするため
まずは淡雪が絵を墨で塗り、月を描きます。
本来ここは夜のはず。そして、あるはずの月の力が、文字の月を通してニハルに届き……
ニハルが思いを込めたとき、そこには一匹の犬が立っていたのでした。
語り手
【♪エスピナへ捧ぐ祈り】
語り手
そこに現れたのは、小さなレトリーバーの子犬でした。
おっと
皆さま変身をお願いいたします。
今は「夜」です!
おっと
皆さま変身をお願いいたします。
今は「夜」です!
カイト
あ、登場処理ですっけ
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+25
シーン登場により、 三科カイト の想いを+26
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+25
シーン登場により、 三科カイト の想いを+26
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+20
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+23
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+23
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+25
シーン登場により、 淡雪 の想いを+20
シーン登場により、 淡雪 の想いを+20
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+24
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+22
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+22
鹿児川の瑞樹
完全変身、と思ったけど、あえて半変身のほうがドラマチックかもしれないので迷うな
淡雪
半分変身
淡雪 の想いを-6(想い:98->92)
相手の狼藉に少し怒っているので、戦闘形態だよ
淡雪 の想いを-6(想い:98->92)
相手の狼藉に少し怒っているので、戦闘形態だよ
カイト
ではさっさと全変身して尻尾しまいます。ふしぎと想いから3ずつです
三科カイト のふしぎを-3(ふしぎ:126->123)
三科カイト の想いを-3(想い:112->109)
三科カイト のふしぎを-3(ふしぎ:126->123)
三科カイト の想いを-3(想い:112->109)
語り手
まあこんな状況だから
割と誤魔化せそうな気がする?
割と誤魔化せそうな気がする?
ニハル
想いをコストに全変身。
想いを6消費します。
変身: 新条 ニハル の想いを-6した
想いを6消費します。
変身: 新条 ニハル の想いを-6した
鹿児川の瑞樹
完全変身でいこう。想い6消費。
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-6(想い:79->73)
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-6(想い:79->73)
語り手
子犬は「きゃんきゃん!」と吼えて、首をかしげました。
ニハル
かわいい
カイト
「危ないから下がってよっか」 と子犬を抱えてできるだけ絵から離れておきます
ニハル
「そうだね」
語り手
もはや半分はぎ取られた描かれた夕暮れの向こう側に、暗闇が見えます。
ぼんやり輝く月も。
ぼんやり輝く月も。
鹿児川の瑞樹
「脱出成功、ッてな。さて、あとはこいつだが……」 カイトたちの一歩前に出ます。
語り手
「なんてことをするんだ」
「なんてことをしてくれたんだ」
「ああ、折角の僕の作品が、台無しだ!」
うめくような声が再び背後から聞こえました。
「なんてことをしてくれたんだ」
「ああ、折角の僕の作品が、台無しだ!」
うめくような声が再び背後から聞こえました。
ニハル
「人に迷惑をかけるぐらい大事な作品ってあるの?」
カイト
「お前こそ、なんてことしてるんだ!」
語り手
「失われるものを守りたいと思って何が悪いんだ」
鹿児川の瑞樹
「ちぃと粘りすぎたのさ、あんたは。絵を描き続けたいなら」
「ここで覚えてりゃあ、よかった」 こんこん、と頭をノックします。
「ここで覚えてりゃあ、よかった」 こんこん、と頭をノックします。
淡雪
「お話は伺いましょう。ただし、これ以上の身勝手は許すわけにはまいりませんわよ」
語り手
男子生徒の姿は透けています。その周囲に、筆やパレットナイフが浮かんでいます。
鹿児川の瑞樹
「気持ちは分かるぜ。わかるが、失われた向こうにも、住んでるものがいる」
「わからんわけじゃア、なかろう。飲み込めんだけで」
「わからんわけじゃア、なかろう。飲み込めんだけで」
語り手
「うるさい、うるさいっ」
叫んだ彼のすぐ横にあった筆が、瑞樹に向かって矢のように飛びました。
叫んだ彼のすぐ横にあった筆が、瑞樹に向かって矢のように飛びました。
淡雪
「思い出を刻み、遺すのも良いでしょう。ですが、あなたは形あるものとして、けして”その中”にまで自らを塗りこめてはなりません。ましてや、己以外の方までも」
語り手
みんながかっこよすぎるんじゃ(【夢】をばら撒きながら)
淡雪
《ことことかたかた》でカウンターできないかな
語り手
おっ、勝負?
ネタバレするとこっちも《ことかた》なんだよね
ふしぎで勝負じゃ
ネタバレするとこっちも《ことかた》なんだよね
ふしぎで勝負じゃ
鹿児川の瑞樹
おや、同属性だったか
淡雪
だと思ったので。
カイト
そんな気はしとりましたな
ニハル
すごいや!
語り手
こっちの「へんげ」は5です。この数値を変化でこえてください。
ちなみに
超えるだけなら落とせます。
二倍返ししたらカウンターできます。
他のメンバーが手伝ってもいいよ。
ちなみに
超えるだけなら落とせます。
二倍返ししたらカウンターできます。
他のメンバーが手伝ってもいいよ。
鹿児川の瑞樹
二倍返し最高にかっこいいな!?
淡雪
では
ふしぎを7使って10
淡雪 のふしぎを-7(ふしぎ:109->102)
ふしぎを7使って10
淡雪 のふしぎを-7(ふしぎ:109->102)
カイト
おお、倍返しだ!
語り手
OK倍返しね
何か特殊なことする?
効果としてはことかたの効果そっくりお返し。
何か特殊なことする?
効果としてはことかたの効果そっくりお返し。
淡雪
そうだね
相手の攻撃機会を奪ってしまうような描写でもいい?
相手の攻撃機会を奪ってしまうような描写でもいい?
語り手
浮いてるもの全部何とかする? それならもう一押し頑張ってほしいかな。
淡雪
全部なんとかしたいんで目標値プリーズ
語り手
淡雪さん一人で何とかするなら3倍。
他のメンバーが何らかの効果で頑張るならそれは不要。
他のメンバーが何らかの効果で頑張るならそれは不要。
淡雪
ええで、がんばるで
ここは太古からの大妖のすごみを見せたいトコロ
ここは太古からの大妖のすごみを見せたいトコロ
カイト
かあっこいい
鹿児川の瑞樹
ここは淡雪さんに任せるほうがかっこよさそうだから、瑞樹からは補助しません
語り手
OKがんばれー
淡雪
では
淡雪 のふしぎを-5(ふしぎ:102->97)
追加消費
淡雪 のふしぎを-5(ふしぎ:102->97)
追加消費
語り手
浮遊する、筆、絵の具、パレット。それらが弧を描いて迫ります。
子犬がきゃんと鳴いてカイトの腕に隠れました。
子犬がきゃんと鳴いてカイトの腕に隠れました。
カイト
大丈夫だよ、とぎゅっとしてましょう
ニハル
仔犬かわいい…かわいい……
鹿児川の瑞樹
とっさに手を伸ばそうとするが、数が多すぎる。一瞬目を瞑り──
語り手
ツクハが怒りの顔で一歩進み出ようとします。
淡雪
ゆったりとした動作で、着物の袖で顔を覆い、撫でるように下ろすと、そこに現れるのは鏡面の貌。
背面に太占が刻まれた無骨な銅鏡めいた頭部、その表面、鏡面に相手の姿が、飛び来る道具たちがうつる。
その鏡面の世界の中で、筆はたちまち”筆”という字に姿を変える。
さらに、まるで映画のCGを見るかのようになめらかに”竹”と”手”を図案化したような姿へと解きほぐされて行く。
他の画材も同様だ。
その鏡面の内に起きた変化は、現世にもたちまち現れる。
画材たちはたちまちの内に原型へと巻き戻され、やがて一筋の墨の一筋にまで分解され、かざすように身の前に広げた淡雪の指先へと吸い込まれてしまうだろう。
再び袖で顔を覆い下ろすと、元通りの淡雪の顔が現れる。
ただしその表情は眉を立て、口を引き結んだ険しいものだ。
背面に太占が刻まれた無骨な銅鏡めいた頭部、その表面、鏡面に相手の姿が、飛び来る道具たちがうつる。
その鏡面の世界の中で、筆はたちまち”筆”という字に姿を変える。
さらに、まるで映画のCGを見るかのようになめらかに”竹”と”手”を図案化したような姿へと解きほぐされて行く。
他の画材も同様だ。
その鏡面の内に起きた変化は、現世にもたちまち現れる。
画材たちはたちまちの内に原型へと巻き戻され、やがて一筋の墨の一筋にまで分解され、かざすように身の前に広げた淡雪の指先へと吸い込まれてしまうだろう。
再び袖で顔を覆い下ろすと、元通りの淡雪の顔が現れる。
ただしその表情は眉を立て、口を引き結んだ険しいものだ。
語り手
「千年狐狸の名において、低級霊など消滅させてくれよう」
言って何かをしかけたツクハが目と口を見開いてその様を見つめます。
言って何かをしかけたツクハが目と口を見開いてその様を見つめます。
淡雪
「およしなさい」
静かに、しかしよく通る硬い声で告げる。
「これ以上の狼藉を重ねるならば、貴方も解いて墨にしてしまいますわよ」
先ほどよりいくらか色を濃くした墨色の指先で、相手をすぃ、と指さす。
静かに、しかしよく通る硬い声で告げる。
「これ以上の狼藉を重ねるならば、貴方も解いて墨にしてしまいますわよ」
先ほどよりいくらか色を濃くした墨色の指先で、相手をすぃ、と指さす。
鹿児川の瑞樹
「……悪ィ、助かったな」 瑞樹の濡れた肌に、一筋の脂汗。
淡雪
瑞樹の言葉に、しかし表情を変えず、視線を逸らさぬままに頷く。
語り手
今計算してみたら
みんなが奇跡を起こす力(【夢】)が700超あるんだけど……
みんなが奇跡を起こす力(【夢】)が700超あるんだけど……
ニハル
全部使ったらどうなるんだろう…
語り手
200点で新たにお祭りが作れるレベルだよ
700点もあれば、ねぇ?
700点もあれば、ねぇ?
鹿児川の瑞樹
夢の中か何かに世界を留めておけそうなレベルだよね
ニハル
日本中にお祭りを広めることができる…!?
語り手
それは楽勝でできそう
カイト
やりたい放題だ!
ニハル
祭りで一大観光名所になる!やったぁ!
カイト
町興しw
語り手
【♪龍宮】
語り手
男子生徒は悲鳴を上げてその場にうずくまりました。
「消さないでくれ……! 僕は消えたくない」
「まだ絵が、描けていないのに」
しかし探る指先が筆に触れることはなく。
「消さないでくれ……! 僕は消えたくない」
「まだ絵が、描けていないのに」
しかし探る指先が筆に触れることはなく。
淡雪
「絵を描くのはよろしいでしょう。人は皆思い出をそうして刻んでゆくもの」
「しかし、それにすがり足を留め、来る先へと進むのを止めるのはおよしなさい。輝き温かな時の中で微睡むのでは、それはもはや人ではありません」
「絵から文字へと進化させ、そしてその文字でもって世界をも編み出そうと人は進んで参りました。人は如何様な形であっても前へ進まねば。だからこその人なのです」
「しかし、それにすがり足を留め、来る先へと進むのを止めるのはおよしなさい。輝き温かな時の中で微睡むのでは、それはもはや人ではありません」
「絵から文字へと進化させ、そしてその文字でもって世界をも編み出そうと人は進んで参りました。人は如何様な形であっても前へ進まねば。だからこその人なのです」
語り手
「前へ進んでしまえば、旧校舎のことを、僕たちのことを覚えている人はいずれいなくなってしまう」
「こんな白くてテカテカしたものや、やたらにビカビカした板には、僕たちの居場所はない」
「こんな白くてテカテカしたものや、やたらにビカビカした板には、僕たちの居場所はない」
鹿児川の瑞樹
「忘れられたくなかったか。……淋しかったんだなァ。覚えててほしかったんだな」
語り手
高校生はすすり泣き始めました。
淡雪
「そうでしょうか?」
わずかに表情を和らげる。
高校生の前から離れ、
近場のぱそこんの電源を立ち上げる。
PC使うのふしぎとか使うんだっけ?
わずかに表情を和らげる。
高校生の前から離れ、
近場のぱそこんの電源を立ち上げる。
PC使うのふしぎとか使うんだっけ?
語り手
判定が必要なんだけど
おとな3持ってるんだよね
おとな3持ってるんだよね
淡雪
あるね
語り手
人間のおとなも2~3くらいだし
ふしきあと1点上乗せしてくれたらブラウジングぐらいは行けることにしよう
例によって倍がんばってって感じで。
ふしきあと1点上乗せしてくれたらブラウジングぐらいは行けることにしよう
例によって倍がんばってって感じで。
淡雪
OK
淡雪
淡雪 のふしぎを-1(ふしぎ:97->96)
語り手
ところで由希はいつまで犬なんだろうw
カイト
ニハルさんが解くか、セッションが終わるまで戻らないって書いてありますね…
語り手
目覚めたらベッドの中で人に戻ってた なら綺麗に夢オチに!
鹿児川の瑞樹
それもいいな!
カイト
なーんだ、夢だったのかー!
語り手
そうさ夢だったんだ
カイト
平和に終わった
語り手
割と「そんなのねーよ」って体験しちゃってるからね。
ニハル
すごいや!
淡雪
ぱそこんを立ち上げ、ぐーぐるくろーむを立ち上げる。
ここらあたりはよく店のぱそこんでやっていることだ。
キーボードを引き出し、両手の人差し指の頼りないタイピングで文字を入力する。
“学校 思い出” “昭和 街並み” “懐かしい風景”
立て続けに検索しては画像検索、そしてそれらをまとめたようなアーカイブ記事を開いてゆく。
ここらあたりはよく店のぱそこんでやっていることだ。
キーボードを引き出し、両手の人差し指の頼りないタイピングで文字を入力する。
“学校 思い出” “昭和 街並み” “懐かしい風景”
立て続けに検索しては画像検索、そしてそれらをまとめたようなアーカイブ記事を開いてゆく。
語り手
「何をしているんだ」
学生と、ツクハが。同時に問いかけた。
学生と、ツクハが。同時に問いかけた。
淡雪
「どうぞ、ご覧になります?」
ディスプレイの角度を変えて、彼らに見えるように席をずれる。
ディスプレイの角度を変えて、彼らに見えるように席をずれる。
語り手
学生はふらふらとモニタに近寄り、眩しそうに目を細めました。
ツクハは「ふぅん?」と言いたげに鼻を鳴らし、後ろに下がります。静観することにしたようです。
ツクハは「ふぅん?」と言いたげに鼻を鳴らし、後ろに下がります。静観することにしたようです。
淡雪
「世の中がどう変わろうとも、こうした大切な思い出を遺してゆこうとされる方はたくさんいらっしゃいます。そして、そうした方々が残したものは、こうして電子の海の中にも体積してゆく」
マウスをかち、かちと言わせながら、様々な”思い出”をめぐる。
マウスをかち、かちと言わせながら、様々な”思い出”をめぐる。
語り手
「こんな、こんなに、僕たちと同じものたちが」
「描かなくとも残るのか……」
「描かなくとも残るのか……」
淡雪
「あら、描く方もいらっしゃいますわよ」
絵画としての懐かしい風景、それらを検索し、表示してゆく。
「こうしてひとつひとつ遺された思い出たちが、今を生きる人、これから先を生きる人の心に癒しと力を与えてくれるものです」
絵画としての懐かしい風景、それらを検索し、表示してゆく。
「こうしてひとつひとつ遺された思い出たちが、今を生きる人、これから先を生きる人の心に癒しと力を与えてくれるものです」
鹿児川の瑞樹
「鯰のじいさんが言ってたぜ。人間が、死に物狂いで前へ進もうとした時代があった。古いものを枷だと思って、ひたすら捨てようとした時代があった」
「……その時代でさえ、残ったものはあった、ってな。人間は思い出がどんなに大事か、そろそろ思い出してきてるんだ」
「……その時代でさえ、残ったものはあった、ってな。人間は思い出がどんなに大事か、そろそろ思い出してきてるんだ」
語り手
「ここにいるんだなぁ、みんな」
男子学生はため息をつきました。
「ここにいてもいいんだなぁ……」
男子学生はため息をつきました。
「ここにいてもいいんだなぁ……」
淡雪
※今の小学校の情報室だったら、型遅れでもペンタブとか無いかな
鹿児川の瑞樹
ハイパーキューブを起動するんだ(古) >淡雪
語り手
絵を描きたい? いいよ。
淡雪
そう、まさにそれw
>ハイパーキューブ
>ハイパーキューブ
淡雪
ではペンを取って、すー、と線を引く。
鳥、の原型、象形文字を描く。
鳥、の原型、象形文字を描く。
鹿児川の瑞樹
「鳥か?」
淡雪
「ええ」
にっこりと微笑む
にっこりと微笑む
ニハル
「文明のりきだ!」
カイト
「淡雪さん、パソコンで絵が描けるんだ! すごいなあ」
淡雪
「うふふ、この間古本の中にペイントのご本を見つけましたの」
一つ、二つ、書き上げてから、ペンを高校生に差し出す。
「お試しになってみます?」
一つ、二つ、書き上げてから、ペンを高校生に差し出す。
「お試しになってみます?」
語り手
こくん、と頷いて、おずおずと不思議なペンにふれます。
ペンが描き出したのは、拙いぐにゃぐにゃの線。
何度か画面の中に線がひかれ、なんとなく見えてきたのはこの部屋の絵。
ペンが描き出したのは、拙いぐにゃぐにゃの線。
何度か画面の中に線がひかれ、なんとなく見えてきたのはこの部屋の絵。
鹿児川の瑞樹
「おお、絵だ」
語り手
棒人間のように、一人一人描かれていきます。
淡雪
NG:そしてまた取り込まれる我々
カイト
今度はパソコンの中ですか
鹿児川の瑞樹
棒人間になっちゃう
淡雪
ネットは広大だわ
ニハル
なんだぁ…夢かぁ…
淡雪
「さすが、お上手ですわ」
語り手
和服の少女たち、白髪の少年、飛び跳ねる少女、子犬を抱いた少年。
「なんて使いづらい筆だ」
「今はこんなのが流行っているのか」
「なんて使いづらい筆だ」
「今はこんなのが流行っているのか」
鹿児川の瑞樹
なれないと使いづらいよねペンタブ。
淡雪
「うふふ、先ほどの筆やナイフなんかも、最初は……いかがでした?」
悪戯っぽく笑う。
悪戯っぽく笑う。
語り手
「全然駄目だな」
男子生徒は腕組みして頭をかきました。
「もっと練習しないと」
男子生徒は腕組みして頭をかきました。
「もっと練習しないと」
淡雪
「ええ」
頷く。
「がんばってくださいましね。あなたが描き出す思い出たちが、いつかぱそこんの中で誰かに懐かしさと、明日を生きる力を与えてくれるのかもしれないのですから」
頷く。
「がんばってくださいましね。あなたが描き出す思い出たちが、いつかぱそこんの中で誰かに懐かしさと、明日を生きる力を与えてくれるのかもしれないのですから」
語り手
NG ラップに絵を描いてモニタに貼って、それをなぞるようにラインで絵を描いてください。
鹿児川の瑞樹
懐かしいメソッドデタ
ペンタブにの上にフィルムを挟むとかもあったよね…
ペンタブにの上にフィルムを挟むとかもあったよね…
ニハル
今はなんか紙のような質感のフィルムもあるとか
鹿児川の瑞樹
ほー
よのなかしんぽしたな
よのなかしんぽしたな
淡雪
あいぱっよの筆はすごいらしいね
鹿児川の瑞樹
らしいですなぁ>あいぱっよ
淡雪
書き味がまんま紙とペンなんだとか
ニハル
あれすごいらしいですね
淡雪
ただしペン先の減りが最強らしい
ニハル
まぁ摩擦しそうですし…
鹿児川の瑞樹
Adobe Fresco といい、よのなかすごいなぁ
淡雪
よきものは今の時代に姿を変えても、引き継がれてゆくものなのだ
つまりそういうことなんじゃないかな、それらのツールも。
つまりそういうことなんじゃないかな、それらのツールも。
カイト
結局みんな紙に慣れてるということですかねぇ
ニハル
紙とペンが最強ですよ…
語り手
男子生徒は暫く黙っていましたが。
「ご迷惑をおかけしました」
皆に勢いよく頭を下げました。
「ご迷惑をおかけしました」
皆に勢いよく頭を下げました。
淡雪
「はい。どういたしまして」
口元に手を当てて笑う。
口元に手を当てて笑う。
語り手
「ふん、淡雪に感謝するがいい。私は消し飛ばしてやるつもりだったのだ」
カイト
「……うん、すっごく怒ってたけど、謝ってくれてよかった。おれは君を許すよ」
鹿児川の瑞樹
「おう。ちゃんと謝れたな、偉い偉い」 思わず男子生徒の頭をなでようとするよ。
ニハル
「終わりよければすべてよし、だよ」
語り手
「そーすると、ユウレイブインノエ じゃなくなるよ」
子犬の口が動いてくぐもったような声がしました。
「さて……この半端な空間を何とかするとしよう」
とツクハが言いました。
子犬の口が動いてくぐもったような声がしました。
「さて……この半端な空間を何とかするとしよう」
とツクハが言いました。
淡雪
「ええ、お任せしますわね、ツクハさん」
鹿児川の瑞樹
「おお、そうだな。だがどうすりゃァいいんだ?」
カイト
「ツクハちゃん直せるの? 何か手伝う?」
語り手
「七不思議か……
「今までに六つ遭遇したな」
「今までに六つ遭遇したな」
ニハル
「さっすがツクハちゃん。帰ったらツヅミちゃんにも今回の話聞かせてあげよ」ツヅミちゃんと定期的にあってるのかは知らんけど。
淡雪
「そういえば……。あと一つは何だったのでしょうか」
語り手
たぶん、七つ目の不思議は知ったら死ぬとかそれ系で、実際には誰も知らない奴。
鹿児川の瑞樹
ああー。
カイト
「あるあるですねw
語り手
「しらないなぁ」と子犬。
「みんなおっきくなったね」
「みんなおっきくなったね」
鹿児川の瑞樹
「れべるあっぷしたんだ」 真顔。
語り手
「ふーん、すごいんだね」
鹿児川の瑞樹
「おう」
語り手
ツクハはしばらく考えていましたが。
「学校霊とやらを柱として空間を安定させる……というのはどうだ」
「要は安定すればよいのだ」
「学校霊とやらを柱として空間を安定させる……というのはどうだ」
「要は安定すればよいのだ」
鹿児川の瑞樹
「ふむ。柱とかにしてもそいつらに難儀はねぇもんなんかい」
カイト
「よくわかんないけど……おれたちはどうすればいい?」
ニハル
「どうすればいいの?」
語り手
「元々ここを支えておる者達だろう? 何も変わらん」
「七不思議とやらがひとつ足りんな」
「いっそここででっち上げてしまえば良かろう」
「七不思議とやらがひとつ足りんな」
「いっそここででっち上げてしまえば良かろう」
淡雪
「この旧校舎はそのまま残りますの?」
語り手
「……それだ」
淡雪
「もしそうでしたら、”夕暮れに現れる旧校舎”なんていかがかしら?」
カイト
「あ、なんか七不思議っぽい!」
鹿児川の瑞樹
「お、いいねェ」
ニハル
「賛成」
語り手
「ふむ。悪くないのではないか? 幸いさっきの奴が描いた『材料』が腐るほどある」
「問題は……これほど規模の大きなものを生成するとなると、かなり時間がかかりそうだということだな」
「私がここに何日も隠れておるというのも難しいな……」
「仲間を呼ぶにもここは……」
「問題は……これほど規模の大きなものを生成するとなると、かなり時間がかかりそうだということだな」
「私がここに何日も隠れておるというのも難しいな……」
「仲間を呼ぶにもここは……」
淡雪
※ふしぎ供出せよ、ってことかな?
語り手
ソウダヨ
ニハル
www
淡雪
「それでしたら」
す、と手を挙げる。
「わたくしたちも、お手伝いをいたしましょうか」
す、と手を挙げる。
「わたくしたちも、お手伝いをいたしましょうか」
鹿児川の瑞樹
「労力ならここにいるだろうよ、四人ほど」 同じく挙手。
カイト
「そんなに学校を変なままにしておけないよ! なんとかおれたちでも手伝えないの?」
ニハル
「そうだね、なんか出来る気がする」
語り手
「なるほど」
カイト
これだけふしぎがあればなんかできそうな気にもなりそうですねw
語り手
たぶん思ったところに誘導してホンモノの学校建てられると思うw
ニハル
できそうなのがこわい
語り手
【♪通い合う心と心】
語り手
ツクハは四人を見て頷きました。
「人と関わりの強い者達の力を借りた方が上手くゆきそうだな」
「お前たちには人間とのつながりが見える……」
ツクハは「この私を手伝わせてや……」と言いかけ、咳ばらいをしました。
「私のために。頼む。新たな七不思議を造り上げ、この地を平定する。力添えをお願いしたい」
「人と関わりの強い者達の力を借りた方が上手くゆきそうだな」
「お前たちには人間とのつながりが見える……」
ツクハは「この私を手伝わせてや……」と言いかけ、咳ばらいをしました。
「私のために。頼む。新たな七不思議を造り上げ、この地を平定する。力添えをお願いしたい」
淡雪
「ええ、もちろんですとも」
鹿児川の瑞樹
「おうよ、勿論だ」 ニッ、と笑う。
ニハル
「任せて」
カイト
「手伝うよ!」
淡雪
「でもね、ツクハさん」
淡雪
「わたくしたちだけではありませんわよ」
「ここには、わたくしたちよりもよほど人と、そして何よりも”この学校と”つながりの強い方たちがおいででしょう?」
口元に手を当てて、ふふふと笑う。
※七不思議sにも手伝ってもらろうぜ
「ここには、わたくしたちよりもよほど人と、そして何よりも”この学校と”つながりの強い方たちがおいででしょう?」
口元に手を当てて、ふふふと笑う。
※七不思議sにも手伝ってもらろうぜ
ニハル
カイトくんの腕の中の子を見る。
カイト
「由希も手伝う?」 と腕の中に聞きます
語り手
子犬はワン! と高らかに吼えました。
その声にこたえるように、窓に無数の人影が浮かんで手を振ります。
『ぴんぽんぱんぽーん なになに? なんか面白そうなことやってる?』
男子生徒の姿は見えなくなっていましたが、PCのモニタの中には着々と旧校舎の絵が拙いながら描かれているところでした。
「ああ、そうだな。これだけいれば何とかなるかもしれん」
その声にこたえるように、窓に無数の人影が浮かんで手を振ります。
『ぴんぽんぱんぽーん なになに? なんか面白そうなことやってる?』
男子生徒の姿は見えなくなっていましたが、PCのモニタの中には着々と旧校舎の絵が拙いながら描かれているところでした。
「ああ、そうだな。これだけいれば何とかなるかもしれん」
淡雪
「さぁ、わたくしたちも負けてはいられませんわね」
語り手
ツクハは顔をくしゃりと歪め笑いました
鹿児川の瑞樹
「おうよ」
淡雪
懐から取り出した三角巾で髪を覆い、襷でもって袖と着物の裾をまとめ上げる。
ニハル
「うん。新しい話を作らなくちゃ」
カイト
「よし、がんばろう!」
鹿児川の瑞樹
大きく伸びをして、むん! と力こぶをつくる。
淡雪
「綴!綴!あなたもおいでなさい!あなたたちの住まいを形作るのですからね、お手伝いするのですよ!」
廊下の階段のところから、階下の図書室へと向けて声を張る。
廊下の階段のところから、階下の図書室へと向けて声を張る。
語り手
PCのモニターに本がぎっしり並んだ部屋と、トイレの前が映し出され、その前に綴の姿と花子の姿がありました。
ツクハが手を出すと、画面の中から二人が現れました。
というところで続きは次回。
ツクハが手を出すと、画面の中から二人が現れました。
というところで続きは次回。
語り手
【♪明日への風】
語り手
丸く収まりそうで良かった良かった
鹿児川の瑞樹
次回、いよいよ大団円!
カイト
全員集合で盛り上がってまいりました!
鹿児川の瑞樹
マッスル河童
語り手
【♪通い合う心と心】
語り手
前回までのゆうこや
校舎と旧校舎が重なる謎の現象を起こしていた高校生の男子生徒を説得し、怪奇現象を止めることができた一行。
校舎と旧校舎が重なる謎の現象を起こしていた高校生の男子生徒を説得し、怪奇現象を止めることができた一行。
淡雪
説得(恫喝)
語り手
せ っ と く
カイト
前回もツクハちゃんに淡雪さんは脅…説得していたような
語り手
せ っ と く
淡雪
「そうでしたっけ?うふふ」
鹿児川の瑞樹
由緒正しい説得(物理)
語り手
後ろでマッスル河童がムキムキして『説得』に協力していたのかもしれない。
カイト
無言の圧力…
ニハル
説得とは…
語り手
ツクハは、この学校にある道を安定させるため、七不思議の七つ目を今ここで作り上げ、柱としようと言います。
七不思議のななつめ。それは……
『夕暮れに現れる旧校舎』
そのような怪異を造り上げるには、きっときっとたくさんの想いと不思議な力が必要となるでしょう……
この場にいるものたち、七不思議の学校霊たち、そして……
さあ、想いをつなぐ者たちの出番です。
夢がいっぱい溜まってるから、折角だし幕間挟もうか。
どんだけの規模のもの作るんだって感じだけど。
七不思議のななつめ。それは……
『夕暮れに現れる旧校舎』
そのような怪異を造り上げるには、きっときっとたくさんの想いと不思議な力が必要となるでしょう……
この場にいるものたち、七不思議の学校霊たち、そして……
さあ、想いをつなぐ者たちの出番です。
夢がいっぱい溜まってるから、折角だし幕間挟もうか。
どんだけの規模のもの作るんだって感じだけど。
鹿児川の瑞樹
お。
カイト
またふしぎと想いが増えてしまう
淡雪
マンモス校
カイト
新校舎より立派な旧校舎の幻…
淡雪
入る度広さと構造が変化するマンモス校舎
鹿児川の瑞樹
ペルソナに出そうだなぁ。
淡雪
1000回遊べる旧校舎
カイト
不思議なダンジョン!
語り手
しかもそこには人外の生徒さんがいるという
鹿児川の瑞樹
ともあれ、こちらは淡雪さんへの信頼とツクハへの保護を4に上げ、16点消費して夢0でフィニッシュかな。
カイト
あ、ニハルさんへを5に上げます!開通するのでふしぎと想いを10ずついただきます
つながり強化 三科カイト の夢を-11(夢:13->2)
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+10
シーン登場により、 三科カイト の想いを+10
つながり強化 三科カイト の夢を-11(夢:13->2)
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+10
シーン登場により、 三科カイト の想いを+10
ニハル
由希ちゃんへの繋がりを11点全部つんで5に上げます
新条 ニハル の夢を-11した
新条 ニハル の夢を-11した
淡雪
ツクハを5にひきあげて……
あとはもう由希上げるしかないよ
さらに由希を4に上げる
つながり強化 淡雪 の夢を-23(夢:24->1)
あとはもう由希上げるしかないよ
さらに由希を4に上げる
つながり強化 淡雪 の夢を-23(夢:24->1)
語り手
由希からニハルと淡雪をそれぞれ3に
9消費
ツクハの瑞樹への信頼を4へ
9消費
ツクハの瑞樹への信頼を4へ
鹿児川の瑞樹
お、ありがとう
語り手
むーん
あと3てんたりない
NPCは以上だよ
あと3てんたりない
NPCは以上だよ
ニハル
カイトさんとの10点ぶんいただきます~
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
シーン登場により、 三科カイト の想いを+10
’盛大に間違えた)
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+10
シーン登場により、 三科カイト の想いを+10
’盛大に間違えた)
カイト
おっくれるんですかw
ニハル
変身: 三科カイト の想いを-10した
よし!
よし!
語り手
カイトが変身したらしい
カイト
気が早い犬
ニハル
減らす方は普段変身で登録してるんで…
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+10
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+10
語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
全員変身をお願いします。
あと登場
時間帯は 夜
あと登場
時間帯は 夜
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+22
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+24
ふしぎと想いから3点ずつ消費して完全変身します。
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-3(想い:97->94)
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-3(ふしぎ:97->94)
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+24
ふしぎと想いから3点ずつ消費して完全変身します。
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-3(想い:97->94)
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-3(ふしぎ:97->94)
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+26
シーン登場により、 三科カイト の想いを+26
私も同じく3点ずつ消費で完全変身です
シーン登場により、 三科カイト の想いを+26
私も同じく3点ずつ消費で完全変身です
語り手
【♪パズル】
カイト
ふしぎと想いが一人で合計300近い…
語り手
ひとりでお祭り創造できちゃうな
むしろ元ある道を安定させるとかケチなこと言わずに新しい道開通させて線路ひけるな。
みんなの力を合せれば町ごと影を創造できるレベルかも
むしろ元ある道を安定させるとかケチなこと言わずに新しい道開通させて線路ひけるな。
みんなの力を合せれば町ごと影を創造できるレベルかも
カイト
やりたい放題だ!学校霊のみなさんはじゃんじゃか要望を言っていただきたい
鹿児川の瑞樹
影の街ができちゃう
語り手
もうペルソナの世界だな
カイト
三科カイト のふしぎを-3(ふしぎ:159->156)
三科カイト の想いを-3(想い:145->142)
三科カイト の想いを-3(想い:145->142)
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+24
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+24
ふしぎと想い3点で完全変身します!
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+24
ふしぎと想い3点で完全変身します!
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+26
シーン登場により、 淡雪 の想いを+21
シーン登場により、 淡雪 の想いを+21
ニハル
つきのひかり: 新条 ニハル のふしぎを-3した
変身だよ!!!
変身: 新条 ニハル の想いを-3した
変身だよ!!!
変身: 新条 ニハル の想いを-3した
淡雪
完全変身
淡雪 のふしぎを-6(ふしぎ:122->116)
淡雪 のふしぎを-6(ふしぎ:122->116)
語り手
全員完全変身かな
さて、どういう学校霊を、どんな規模で作るか考えよう。
とくにこだわりがなければ、夕方にぼんやり旧校舎が見えて、中に迷い込むこともできる、レベル。
ネーミングも募集中です。
もう不思議山盛りあるから好き放題オーダーできますね!
さて、どういう学校霊を、どんな規模で作るか考えよう。
とくにこだわりがなければ、夕方にぼんやり旧校舎が見えて、中に迷い込むこともできる、レベル。
ネーミングも募集中です。
もう不思議山盛りあるから好き放題オーダーできますね!
ニハル
「かわいいのがいい」学校霊にかわいさが必要かの疑問は置いとくとする。
鹿児川の瑞樹
「ん~~~ 折角だから、もうちっとこう…… 学校霊の連中が入って遊んだり懐かしんだりできるやつにするか?」
「人間があんまり入って好き勝手できると、後でややこしくなっちまいそうだが」
「人間があんまり入って好き勝手できると、後でややこしくなっちまいそうだが」
淡雪
18時50分から7不思議ポイントを決められた手順でめぐると、
なぜか19時にならず、時計は6時66分を指す
そうすると、気が付くともう無いはずの旧校舎に迷いこんでしまい、その中で七不思議の怪異全てに出会うことができる
楽しいらしい。
とか。
なぜか19時にならず、時計は6時66分を指す
そうすると、気が付くともう無いはずの旧校舎に迷いこんでしまい、その中で七不思議の怪異全てに出会うことができる
楽しいらしい。
とか。
語り手
すたんぷらりーだね!
カイト
「なんか今ならなんでもできる気がするんだけど、七不思議のみんなはどういうのがいいのかなあ?」
ニハル
「親しみやすくて怖くなければなんでもいい」
語り手
「ついでに私の守備範囲を女子トイレまで広げてほしいなぁ」などと言う花子さん。
綴は「本が沢山あれば私は嬉しいです」
綴は「本が沢山あれば私は嬉しいです」
鹿児川の瑞樹
「かわいいだろ、スタンプラリーだろ、女子トイレだろ、怖くな…… 怖くない七不思議ってアリか?」
淡雪
「それはもう、大アリですわよ、ねぇ」
鹿児川の瑞樹
「そんなもんか」
カイト
「うーん、今でも特に怖いわけじゃないと思うけど…」
淡雪
「それより、時々でも人が迷い込んでくれるようなものでなければ、きっと学校霊の方々も退屈してしまいますわ」
語り手
影の窓で子供たちが淡雪の言葉にぴょんぴょん跳ねます。
ニハル
かわいい
鹿児川の瑞樹
「そうなぁ、時たま迷い込んでもらったほうが、忘れられにくそうだしな」
ニハル
「“子供たち”が怖がらないのがいい」子供たちの為という大義名分を一応掲げる。
カイト
「そうだね、こんなふうに出られないのは困るけど、入れる方がみんな楽しそう」
語り手
「元々そんなに怖い物じゃなさそうだったしね」と子犬由希。
「ところで何? お話つくるの?」
「ところで何? お話つくるの?」
鹿児川の瑞樹
「おう、そうそう。最後の七不思議をちょっとな」 と、由希に。
語り手
「もしかしてこれ、夢かな?」と由希。
鹿児川の瑞樹
「夢だと思えば夢さ。それとも、こんなことが本当にあると思うか?」 1段階変身を解いて半変身になって、頭のお皿を帽子の下からチラッします。 >由希
カイト
瑞樹さんったら大胆……!
語り手
由希は目を丸くしてジタバタしてカイトの腕から脱出し、瑞樹の頭をしげしげと覗き込みます。
ニハル
大胆だぁ…。
淡雪
「このような素敵な夢を見られるなんて、由希さんも素敵なお嬢さんですのねぇ。きっと、この夢のこと、忘れないでくださいましね」
カイト
(口を開くと現実だよ!と言ってしまうのでお口チャックしてる顔)
語り手
難儀だなぁお兄ちゃん
鹿児川の瑞樹
ちょっとくらいダイタ~ンしたほうが、「なんだ夢か」って思ってもらいやすそうだし。
語り手
むしろカイトも正直になってイーンダヨ!
カイト
嘘をつけないってロールプレイ楽しそうだな!って気の迷いでつけた弱点がわりと本当に弱点として機能してしまってですね
淡雪
この日輪の輝きを恐れぬのなら、かかってこいっ
語り手
まあもう、夢としか思えない状況だから多少羽目外してもいいんじゃない? って思いますよ。
ニハル
「(夢だったんだ…はるは今ケースの中でねんねしてるのか…)」などと思ってたり思ってなかったり。
語り手
「階段のみんなも、動けるようになりたいって」と花子。
ツクハは、あれもこれもと好き勝手言う皆にうんざり顔です。
PCの中にヘロヘロの字で「人間の侵入可能」などとメモがとられています。
ツクハは、あれもこれもと好き勝手言う皆にうんざり顔です。
PCの中にヘロヘロの字で「人間の侵入可能」などとメモがとられています。
淡雪
「やっぱり皆さんもそう思いますわよねぇ」
そのメモを見て、にこにこしてる
そのメモを見て、にこにこしてる
カイト
「えーっと、人が入ってこれて、階段のひとたちが動き回れて、花子さんは女子トイレに行けるようになって、本がたくさんあって……?」
語り手
「皆あれこれと……そのような大規模なものを練り上げるほどの力はな、一朝一夕で生み出せるものではないのだぞ」
むくれ顔でツクハ。
むくれ顔でツクハ。
淡雪
「あら、これだけこの学校を愛して止まない方々がお集まりになっているのですもの、少しくらいはしゃいでみせても罰は当たりませんでしょう?」
カイト
「うん、どうせ作るならみんな満足できるものがいいよね!」
鹿児川の瑞樹
「まァまァ。一朝一夕じゃ無理かもしれんが」
「ずうっとこの学校を好いてた連中が集まってんだ。なんとかならァな」 と、ツクハに。
「ずうっとこの学校を好いてた連中が集まってんだ。なんとかならァな」 と、ツクハに。
語り手
七不思議どころではない不思議満載の校舎ができてしまう。
「階段がエスカレーターになったら便利だなー」と子犬由希。
「階段がエスカレーターになったら便利だなー」と子犬由希。
淡雪
「それは……ご一緒に段数を数えるという皆さんはどう思われるでしょうか……」
ニハル
「一緒にエスカレーターに乗ればいいんじゃないかな」
淡雪
「エスカレーターですと……何を数えられますの?」
語り手
逆向きに歩くと延々と段を数えられるぞ!(アブナイ)
カイト
「……乗ってる時間?」
ニハル
「エスカレーターの危なくない乗り方?」
淡雪
「一緒の時間を共有するんですのね。それでしたらきっとよろしいでしょう」
語り手
綴がおずおずと手を上げ、「私も読み聞かせに参加していいでしょうか」と。
淡雪
「ええ、それはもちろん」
「時にはあなたもお話を読んで差し上げなさいな」
「時にはあなたもお話を読んで差し上げなさいな」
語り手
「はい!」
綴は嬉しそうに頷きました。
綴は嬉しそうに頷きました。
カイト
「綴ちゃんが本物の校舎に行けるようになればいいのかな?」
ニハル
「本物の校舎に行けるためにツクハちゃんの力を借りればいいのかな?」
語り手
「綴は『学校霊』だからな、そのように在ればよいだけのこと。いちいち私が力を貸す必要などない」
要は、その学校霊は読み聞かせをしてくれるらしいとうわさが流れればそうなるってことだ!
要は、その学校霊は読み聞かせをしてくれるらしいとうわさが流れればそうなるってことだ!
淡雪
「そういうものですのね。良かったわね、綴」
ニハル
なるほどな!
「なるほど。頑張って噂流そうね」
「なるほど。頑張って噂流そうね」
語り手
「こんなところか? もうないか? やれやれ、この人数でも何日、何年かかるやら」
ツクハは呆れたため息をつきました。
「人間のように欲深い奴らよ」
ツクハは呆れたため息をつきました。
「人間のように欲深い奴らよ」
ニハル
「楽しいことはいっぱいあったほうがいいよ」
語り手
今からやろうとしているのは、そのものを作る、というだけではなく、この町の人間にそういう大量の噂が元々あったかのように錯覚させること。
町の規模で人の意識に干渉するなら、それはそれは大量の力が必要となるだろう。
町の規模で人の意識に干渉するなら、それはそれは大量の力が必要となるだろう。
淡雪
放課後、誰もいない図書館でカウンターに図書カードを置いて『綴さん綴さん、おすすめの本を教えて』と3回唱えると、書架検索用PCにおすすめの本が表示される
というウワサ
というウワサ
鹿児川の瑞樹
かわいいなあ
カイト
ハイテクだ……!
鹿児川の瑞樹
Hey綴、オススメの本は?
ニハル
すごいや!
語り手
綴さんが司書さんになってしまった
ニハル
「ハーモニーなどどうでしょう」>表
カイト
なんてものを勧めていらっしゃる……!
淡雪
『おすすめの本ニアドグラマグラ』
カイト
小学生相手に!!なんてものを!!
ニハル
ガチで小学生向けだったらミス・マープルとか…?(ただし高学年向け)
淡雪
キャラの発言ではないのに夢もらってしまったw
語り手
それも噂に入れておこうねー
鹿児川の瑞樹
あ、いえ、この夢は直前の「よかったわね、綴」あたりに対してw
淡雪
ああ、びっくらしたw
鹿児川の瑞樹
紛らわしいタイミングで投げて失礼w
語り手
私は半々くらいだったぞw
カイト
作る噂の提案をしたと解釈して……
淡雪
なるほど、それでもいいかもw
語り手
【♪風の生まれる場所】
語り手
さて、そろそろ作ろうか。夜も遅い。
鹿児川の瑞樹
「さァて、こいつァ大仕事だ」 むん、と腕まくり。
カイト
「よーし、頑張るぞー!」
鹿児川の瑞樹
「おう!」
ニハル
「がんばろー」
淡雪
「はい、がんばりましょうね」
襷を締め直し、眼鏡をかける
襷を締め直し、眼鏡をかける
語り手
ツクハは皆の真ん中に立ち、ひざまづいて何事か祈りを捧げるように呟きます。
次の瞬間そこにいるのは、尾が8つに分かれた銀狐。
いや、7つにしておこう。
次の瞬間そこにいるのは、尾が8つに分かれた銀狐。
いや、7つにしておこう。
鹿児川の瑞樹
減った
淡雪
減った
ニハル
減った
語り手
都合でランク落とされるツクハさん
カイト
一本帰ってった
ニハル
尻尾「じゃあの」
ニハル
でもかっこいい
淡雪
7本ならナベシマさんとこの猫と同じだ、大丈夫
カイト
ロコンよりは多い!
語り手
狐は七つの尾を打ち振り、高らかに一つ鳴きました。
すると学校の風景が白く吹き飛んで消え、周囲にはあなた方の姿と、学校霊たちの姿だけとなりました。
ツクハがすいと首を上げ見た方、どこまでも白い白い空間の中に、真っ赤な鳥居がひとつ。
鳥居の向こうにはぽっかりと暗く深い穴が開いておりました。
「さて」
ツクハの周囲に力の高まりを感じます。
彼女の周囲に、あの高校生が描いた絵が何枚も、拭きあげられて舞っています。
ツクハの足元に灰色がかった木製の床が現れ始め、そしてあの旧校舎が、今度ははっきりとした存在感を持って現れ始めていました。
……というわけで、それぞれ、どの程度のゆめや不思議を出しましょうか。
すると学校の風景が白く吹き飛んで消え、周囲にはあなた方の姿と、学校霊たちの姿だけとなりました。
ツクハがすいと首を上げ見た方、どこまでも白い白い空間の中に、真っ赤な鳥居がひとつ。
鳥居の向こうにはぽっかりと暗く深い穴が開いておりました。
「さて」
ツクハの周囲に力の高まりを感じます。
彼女の周囲に、あの高校生が描いた絵が何枚も、拭きあげられて舞っています。
ツクハの足元に灰色がかった木製の床が現れ始め、そしてあの旧校舎が、今度ははっきりとした存在感を持って現れ始めていました。
……というわけで、それぞれ、どの程度のゆめや不思議を出しましょうか。
語り手
普通に注文通りに作って噂もセットなら、300もあれば大丈夫でしょう。
追加で出すなら……何かが起こるかもしれません。
追加で出すなら……何かが起こるかもしれません。
淡雪
ではふしぎと想いから100ずつ、計200を供出
目指せ300越え
淡雪 のふしぎを-101(ふしぎ:116->15)
淡雪 の想いを-100(想い:113->13)
目指せ300越え
淡雪 のふしぎを-101(ふしぎ:116->15)
淡雪 の想いを-100(想い:113->13)
鹿児川の瑞樹
ふしぎと想いから80ずつ出します。
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-80(想い:94->14)
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-80(ふしぎ:94->14)
変身により 鹿児川の瑞樹 の想いを-80(想い:94->14)
変身により 鹿児川の瑞樹 のふしぎを-80(ふしぎ:94->14)
カイト
ふしぎから130、想いから120、で250出します
三科カイト の想いを-120(想い:142->22)
三科カイト のふしぎを-130(ふしぎ:156->26)
三科カイト の想いを-120(想い:142->22)
三科カイト のふしぎを-130(ふしぎ:156->26)
ニハル
こちらもふしぎと想い両方100で200出します。
新条 ニハル のふしぎを-100した
新条 ニハル の想いを-100した
新条 ニハル のふしぎを-100した
新条 ニハル の想いを-100した
語り手
では、合計で810かな?
+510の余剰点が出ました。
+510の余剰点が出ました。
鹿児川の瑞樹
すげえな810
ニハル
わ~~~
カイト
豪華~~~!
ニハル
新しい学校霊用の校舎を作ろう。
語り手
ツクハが突然よろめきました。
語り手
【♪螺旋要塞メルセデク】
語り手
「な、なんだ!? この力……」
力を制御できずにふらふらしているツクハ。
学校霊の皆もそれぞれ力を支えてどうにか形にするのに苦労しているようです。
力を制御できずにふらふらしているツクハ。
学校霊の皆もそれぞれ力を支えてどうにか形にするのに苦労しているようです。
鹿児川の瑞樹
「おい、どうした」 後ろに駆け寄って支えよう。
語り手
瑞樹が触れるとその体は震えていました。
「鹿児側の……すまぬ」
「鹿児側の……すまぬ」
鹿児川の瑞樹
「いいってことよ」
語り手
「私は、この地の守護として、ここで倒れるわけには……」
淡雪
では
両手の手袋をはずし、手を振りかざすと
その指先から墨が迸る。
中空に描き出されるのは、『尾』という巨大な字がふたつ。
それは長く引き伸ばされて、まさに文字通り尾の姿となって、ツクハの尻へと張り付く。
「にわか拵えですけれど」
言い、ふふと微笑む。
両手の手袋をはずし、手を振りかざすと
その指先から墨が迸る。
中空に描き出されるのは、『尾』という巨大な字がふたつ。
それは長く引き伸ばされて、まさに文字通り尾の姿となって、ツクハの尻へと張り付く。
「にわか拵えですけれど」
言い、ふふと微笑む。
ニハル
「頑張れツクハちゃん!」応援するよ…。
語り手
「がんばって、狐さん!」
ニハルと声を合わせて子犬が吠えます。
ニハルと声を合わせて子犬が吠えます。
カイト
「なにかできることがあったらすぐ言って!」応援しかできない…
ニハル
兄妹かわいい……
語り手
尾の字が貼りついた途端。
ツクハははっとして後ろを振り向きました。
そしてにやりと笑います。
「人間の道具が、味な真似をする。お得意のなぞらえというやつか」
「感謝するぞ、文字神よ」
ツクハははっとして後ろを振り向きました。
そしてにやりと笑います。
「人間の道具が、味な真似をする。お得意のなぞらえというやつか」
「感謝するぞ、文字神よ」
淡雪
「はい。どういたしまして」
柔らかく微笑む。
柔らかく微笑む。
語り手
尾の字は銀色の尾へと変じました。
その先は少しだけ墨色をしていました。
まるで筆のような。
その先は少しだけ墨色をしていました。
まるで筆のような。
鹿児川の瑞樹
こういうときだとツクハかっちょいいなあ。
ニハル
わかる~~~
カイト
ほんとに!
語り手
そして、周囲を包む力が揺れ動き、編み上げられ、描かれてゆきます。
夕暮れの風景と、旧校舎と。
黒々とした木造校舎が現れたその時、黒い穴もまた揺るいで解け、中から光が差しました。
中から迸ったのは力の本流。
夕暮れの風景と、旧校舎と。
黒々とした木造校舎が現れたその時、黒い穴もまた揺るいで解け、中から光が差しました。
中から迸ったのは力の本流。
鹿児川の瑞樹
「学校よォ。お前、幸せもんだな」
「こんなに、こんなに、愛されて、好かれてよ」
「こんなに、こんなに、愛されて、好かれてよ」
語り手
その場にいる者達は皆、その穴から白い竜が現れるのを見た……気がしました。
それに導かれるように、黄金の船と、そこに乗る輝く人たち。
それに導かれるように、黄金の船と、そこに乗る輝く人たち。
鹿児川の瑞樹
810点なんぞをぶちこんでしまったせいで神々を喚んでしまったのか…
語り手
ちょっと通りますよ。
ニハル
システムが違ったらやばいことになってた…。おや、窓に…?
語り手
ヒィ
カイト
ゆうこやでよかった……
鹿児川の瑞樹
窓に! 窓に! はもうやったじゃないですか(子供たち)
語り手
【♪花咲谷】
語り手
それを見た、と思ったとたん。
皆、元の新しい校舎の情報処理室に立っていました。
外にはしとしとと雨が降っているようでした。
皆、元の新しい校舎の情報処理室に立っていました。
外にはしとしとと雨が降っているようでした。
ニハル
「雨だ」
鹿児川の瑞樹
「雨だなァ」
カイト
「えーっと……うまくいった、のかな?」
語り手
「ああ、万事、うまくいった。いきすぎた」
ツクハは呆然と人の姿で座り込んでいました。
ツクハは呆然と人の姿で座り込んでいました。
ニハル
「…ツクハちゃん?」
カイト
「ツクハちゃん、大丈夫?」
淡雪
「お疲れさまでした、ツクハさん」
ストールを肩にそっと掛けてやる。
ストールを肩にそっと掛けてやる。
鹿児川の瑞樹
「おう、お疲れさん」
語り手
「神々が現れるとは……」
ツクハの目から涙がすっと筋を描きました。
七不思議の面々も、とりあえずは疲れたのか今は誰もいません。
ツクハの目から涙がすっと筋を描きました。
七不思議の面々も、とりあえずは疲れたのか今は誰もいません。
淡雪
「ええ、大福の庇護を受けた彼の地は、これまでと同じように、きっとこれからも皆に愛されてあり続けることでしょう」
鹿児川の瑞樹
「大福?」 白くて柔らかいなにかが脳裏に浮かんでいる。
淡雪
「た い ふ く ですわ」
鹿児川の瑞樹
「ミカンとか餡とか入れるやつじゃなかったか……」
ニハル
「八朔の入る美味しいのじゃないの?」
カイト
「白くてもちもちの……じゃないんだね」ニハルさんをつい見ながら
淡雪
「はいはい。大福餅でしたら、お店にありますから。今度みなさまに振る舞ってさしあげますわ」
困ったように微笑む。
困ったように微笑む。
ニハル
「わーい」どうも、しろいもちもちです
ニハル
「そろそろ由希ちゃんを元に戻してあげないと」
語り手
由希はいつの間にか、カイトの腕でスヤスヤ眠っていました。
ニハル
「……もう少しこのままでもいいかな」由希ちゃんの可愛い姿に癒される。
カイト
「おれがこのまま家まで連れて帰るから、帰ったころに解いてもらえればちょうどいいかなあ」
ニハル
「わかった。じゃあ一緒に帰ろ。……家に帰るまで一人は寂しいから瑞樹さんもはるを家まで送ってって」要求をする。
鹿児川の瑞樹
「お、いいぜ」
ニハル
「やったぁ」
語り手
ツクハは皆に向かって、指をそろえて深々と礼をしました。
「力添えに感謝する。この千年狐月波、この恩は一生忘れぬ」
「力添えに感謝する。この千年狐月波、この恩は一生忘れぬ」
鹿児川の瑞樹
そんな本名だったの!?
カイト
漢字だとそうなるのか!
語り手
千年生きて……るかはびみょう。尾っぽまだ足りないし。
淡雪
1000年経つまでの間に少しずつ増えるんだよな
位階は霊狐になるのかな
位階は霊狐になるのかな
語り手
まあそんな感じでしょう。
鹿児川の瑞樹
「いんや、こっちこそ。お前がいなけりゃ、こうはできなかったしな」 帽子を取り、軽く会釈を返す。
淡雪
「あらあら、こちらこそ」
同じように三つ指をそろえて頭を下げる。
同じように三つ指をそろえて頭を下げる。
ニハル
淡雪さんの真似をして頭を下げる。
カイト
「おれと由希も助けてもらったし、お互い様だよ!」
淡雪
「お勤め、お美事に果たされましたね。ご立派です」
語り手
ところで皆さま。今ここは現実の校舎なので……
野営の方なんかがいるわけですよ。
野営の方なんかがいるわけですよ。
カイト
警備員と先生がいます?
ニハル
早く帰らないと警備員が…?
鹿児川の瑞樹
おおっと。
語り手
野営じゃない
ニハル
守衛?
語り手
警備員さんはいるな。先生はさすがに帰ったかも。
そして、三科家にも両親が帰ってくるかも。
夜八時でございます。
そして、三科家にも両親が帰ってくるかも。
夜八時でございます。
淡雪
「あらいけない」
手首の時計を見やり、口を手で覆う。
「みなさま、そろそろ下校いたしませんと」
手首の時計を見やり、口を手で覆う。
「みなさま、そろそろ下校いたしませんと」
カイト
「もう遅いし、早く帰った方がいい気がする……」
鹿児川の瑞樹
「おっと、ずらからにゃならんな」
淡雪
「お家に帰るまでが探検ですからね」
ニハル
「かえろかえろ」
淡雪
気を付けて帰りましょう、と促す。
語り手
カイトの手の中で、子犬は幸せそうにピスピスと鼻を鳴らしておりました。
カイト
「うん、帰ろう。ツクハちゃん、みんな、本当にありがとう!」
鹿児川の瑞樹
「河童がなくからかーえろ、ってな」
淡雪
「河童さんてどんなお声で鳴くんですの?」
語り手
げろげろ?
ニハル
「ケロケロ?」
鹿児川の瑞樹
「かっぱっぱ」 冗談である。
語り手
るんぱっぱ
カイト
「そっかー」信じてしまうぞ!
淡雪
「なるほど」
頷く
頷く
鹿児川の瑞樹
「真顔で返された」
ニハル
「そうだったんだ」
鹿児川の瑞樹
「いや、冗談だからな?」
ニハル
「学校の怪談で流せるかな」
カイト
「噂にする?」
ニハル
「えっ」
語り手
学校じゃない……
ニハル
学校の噂にすることにより子供たちが「河童の鳴き声知ってる~?」「知ってる~!」みたいな…空気にならないかなって…思っただけです…。
語り手
三々五々。皆はそれぞれのみちで帰って行ったことでしょう。
語り手
【♪明日への風】
語り手
そして、翌日。
その町に住む人たちに、小さな良いことが一つずつ起こりました。
なくしたものが帰ってきたり、懐かしい人と連絡がついたり。
それがどうしてなのかを知る人はほとんどいません。
学校には七つ目の噂が生まれました。
特定の時間に七不思議のスポットを巡れば、運が良ければ旧校舎へ行ける、というものです。
そして、人ではない者達の間にも噂が流れました。
夜にガッコウへ行くと、色々楽しいことが起きると。
その町に住む人たちに、小さな良いことが一つずつ起こりました。
なくしたものが帰ってきたり、懐かしい人と連絡がついたり。
それがどうしてなのかを知る人はほとんどいません。
学校には七つ目の噂が生まれました。
特定の時間に七不思議のスポットを巡れば、運が良ければ旧校舎へ行ける、というものです。
そして、人ではない者達の間にも噂が流れました。
夜にガッコウへ行くと、色々楽しいことが起きると。
語り手
【♪ZWEI II End Credit】
語り手
翌日の朝、由希はカイトの顔をのぞき込んで、「カイト? おはよう」
「うーん。昨日ね、面白い夢を見たんだよ」
「うーん。昨日ね、面白い夢を見たんだよ」
カイト
「わふっ?」
首を傾げつつ
首を傾げつつ
語り手
「ヒトじゃない人と学校へ行くの。カイトと同じ名前の優しいお兄さんがいてね」
「……あれは、カイトだったのかな?」
「由希も犬になったりしたんだよ」
「……あれは、カイトだったのかな?」
「由希も犬になったりしたんだよ」
カイト
尻尾をぱたぱた振って話を聞いてます
語り手
カイトの背を撫でて、由希はにっこり笑いました。
「すごく楽しかったな。本当だったらよかったのに」
「すごく楽しかったな。本当だったらよかったのに」
カイト
「わん!」 そう思ってくれたならよかったという感じで
語り手
「うん、今度肝試しに行ってみようね」
「犬つれてったら怒られちゃうかなぁ……」
「犬つれてったら怒られちゃうかなぁ……」
語り手
【♪グランヴァレンの伝説】
ニハル
ただツヅミちゃんにたまたま会えたらツクハちゃんのかっこいい話をしているぐらいかな。
語り手
じゃあエンディングの一枚絵でやりましょう(?)
カイト
かわいい……
淡雪
また自分語りするよ
古びた紙と少し黴の香りのする古書店の中で、何冊もの本を風呂敷に包んでゆく。
綴と小学校の子供らのために寄贈する古書だ。
その一番上に、更に数冊。
『わかる!CGグラフィック』『液晶タブレットに慣れる』といった、手引書。
気難し気な高校生の
古びた紙と少し黴の香りのする古書店の中で、何冊もの本を風呂敷に包んでゆく。
綴と小学校の子供らのために寄贈する古書だ。
その一番上に、更に数冊。
『わかる!CGグラフィック』『液晶タブレットに慣れる』といった、手引書。
気難し気な高校生の
鹿児川の瑞樹
古本のパソコン書籍、年代大丈夫かい。
語り手
きっと小学校の道具もそんな最新じゃないからダイジョウブ!?
カイト
数年前程度でちょうどいい……?
鹿児川の瑞樹
なるほど!
古ぼけたPC-9801があるかもしれない
古ぼけたPC-9801があるかもしれない
淡雪
顔を思い出し、少し微笑んでから、それらを風呂敷に包む。
ふと、己の手指に気付く。
作業のために手袋を外したその指は、その先までも白く、墨の色は見えない。
憎悪に満ちた高校生の筆を解き吸い込み、色を濃くした指先は、狐神の奇跡のために墨を吐き出しきり、白く透き通っていた。
ふと、己の手指に気付く。
作業のために手袋を外したその指は、その先までも白く、墨の色は見えない。
憎悪に満ちた高校生の筆を解き吸い込み、色を濃くした指先は、狐神の奇跡のために墨を吐き出しきり、白く透き通っていた。
語り手
墨枯れてるー!?
随分使ったもんなァ。
随分使ったもんなァ。
カイト
淡雪さんの身になにが……
淡雪
「悪きことばは、善きことばに」
小さく呟き、その指先に つ と口づけた。
己の領分を越えた力は、身を削る。
しかし己に与えられたこの力を、淡雪はたまらなく愛おしく誇らしいと思っていた。
小さく呟き、その指先に つ と口づけた。
己の領分を越えた力は、身を削る。
しかし己に与えられたこの力を、淡雪はたまらなく愛おしく誇らしいと思っていた。
語り手
意味はないけど夢投げておこう
鹿児川の瑞樹
── 山の上から、曲がりくねって流れ落ちる川。
その片隅で、河童がひとり杯をかたむけている。
遠くからかすかに響く、子供たちの声のざわめきに耳をそばだてて。
「まァなんだ。結構、結構」 楽しそうに彼は笑った。
その片隅で、河童がひとり杯をかたむけている。
遠くからかすかに響く、子供たちの声のざわめきに耳をそばだてて。
「まァなんだ。結構、結構」 楽しそうに彼は笑った。
語り手
はい、ゆうやけこやけ第二話終了です
ありがとうございました!
ありがとうございました!
淡雪
ありがとざんす!
鹿児川の瑞樹
おつかれさまでしたーーー!
カイト
ありがとうございましたー!!
淡雪
なんかこう、淡雪って世の中の悪い言葉とかを自分で吸い込んで墨として蓄積して、少しでも言葉が人を傷つけたりすることがないようにしてるんじゃないかなー、って勝手に考えていたんですよ、っていうお話
カイト
なるほど!文字の守り神だ……
鹿児川の瑞樹
かっこいいかわいい!
淡雪
彼女の指がほぼいつも黒く染まっているということは、つまり……
いつだってそういう言葉が世の中にあることを、文字が人を傷つけていることを悲しんでいるんじゃないかなーって。
いつだってそういう言葉が世の中にあることを、文字が人を傷つけていることを悲しんでいるんじゃないかなーって。
語り手
削除人淡雪さん
鹿児川の瑞樹
ああ……
淡雪
手袋をしているのは、墨色の指を見られたくないから、ではなくて、その事実を自分が見たくないからー、と。
語り手
哀しいな
カイト
重い設定だった……
鹿児川の瑞樹
あと1話あるんでしたっけ?
語り手
一応その予定です。
でも第二話にして神様出ちゃったけどここから先どうしたらいいんだw
でも第二話にして神様出ちゃったけどここから先どうしたらいいんだw
鹿児川の瑞樹
第二話でまさかの神様召喚w
カイト
3話ではもっとふしぎと想いを溜め込むしか……?
語り手
これ以上やったらもう隠れ里作るしかないなぁ
淡雪
神様>界王>大界王>界王神>大界王神
みたいにすごいの出てくればいいんじゃないかな!
みたいにすごいの出てくればいいんじゃないかな!
語り手
ゆうこやってそんな大それたものじゃないと思うんだけどついw