語り手
【♪限りなき冒険の新天地へ】
語り手
さて本日は夢使用しての成長からはっじまっるよー
鹿児川の瑞樹
夢を5点使用して、今回はツクハちゃんへのつながりを2にあげます。夢7 → 2、
ニハル
夢を全部使って今一緒にいる瑞樹さん、ツクハちゃん、淡雪さんとのつながりを2に上げます。
 新条 ニハル の夢を-12した
淡雪
ツクハと瑞樹かな
いや、ここは同道したニハルにしよう
ニハル
わーい
淡雪
ツクハとニハルを2に
つながり強化 淡雪 の夢を-10(夢:10->0)
あ、1かえしてもらう
語り手
ツクハから今回はサラッとかわされた瑞樹に+1しとこう
鹿児川の瑞樹
お、ありがとう。
カイト
あ、私は特に何もしないです。まだ他のみなさんと出会えてないので…
語り手
前回、次のシーンは全員登場とか言ったのにカイトのところまでたどり着けなかったんだよな……w
今回こそ合流だ
鹿児川の瑞樹
合流だー!
カイト
首輪を外さねば…!

語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
どっちが年上やら、どっちが年下やら。
少女とわんこ、はじめてのおるすばん。
けれど少女は何故か留守を任された家から出て、学校へ向かい……
そして戻って来ませんでした。
一方その頃、のこりの三人は狐のツクハから手紙を受け取り彼女の元へ向かいます。
ツクハは、とある学校に妙な力が溜まっており、それを地の守護神のはしくれとして何とかしなければならないのに
その建物に入ることができないのだというのでした。
淡雪
カイトを忘れて帰ってしまったとか…三t年
鹿児川の瑞樹
忘れて帰られてたらちょうつらい
カイト
なんと……
淡雪
子供のころ、実は数回それをやらかしたことが……
ニハル
おいぬさまになんてことを……
鹿児川の瑞樹
子供はわすれちゃうものだけど、犬からしたらつらいやつだ
語り手
キャー
そんなハチ公いやだ
カイト
もう普段から垂れてる耳がより垂れますよ

語り手
【♪闇夜に踊れ】
語り手
三人はどうします? 
あ、カイト以外の三人ですね
出現してくださいっ
ニハル
はーい
鹿児川の瑞樹
お、引き続きこちらのシーン?
淡雪
水渡りで行くんだっけ?
語り手
ツクハはそうしろってしつこく言ってたね
淡雪
行く先はプール?っていうか、我々濡れずに行けるのか?
語り手
ツクハはいつか見たガッチガチの和装になっている。
今日は耳も尾も出てませんので。
鹿児川の瑞樹
ふむ、今回のシーン登場分でなんとか《みずのみち》が使えるようになるかな。
最初からこんな重たい能力を使わされるなんて驚きだぜ。
語り手
別に無理に使わなくてもいいんだyo
使った方が楽ちんであろうことは想像に難くないけれども。
カイト
プールから河童って完全に学校の七不思議なシチュエーションですね
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+8
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+6
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+8
シーン登場により、 淡雪 の想いを+7
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+6
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+7
鹿児川の瑞樹
あ、しまった、能力コストには想いは使えないんだっけ?>語りて
語り手
ふしぎと思い出が使えるねー
鹿児川の瑞樹
うーん、思い出まで割り込まねばならんのか。
まあいいや、せっかくだし使ってしまおう。
カイト
みなさんが来るのが遅くなるとカイト的には一人で突貫しそうですよね、みんなが向かってるの知りませんし
淡雪
「あの、瑞樹さん」
表情は普段のもののままで、尋ねる。
「みずのおちからというのは、わたくしたち、濡れずにご一緒することはできるのでしょうか?」
鹿児川の瑞樹
「ん、ああ?……考えたことなかったな」 真顔でそう返す。
《みずのみち》って水から水への瞬間移動ですが、他の人を連れて行くとやっぱり濡れちゃう?>語り手
語り手
そりゃ水に潜るんだからがっつり濡れるのでは。
鹿児川の瑞樹
「濡れるだの濡れねぇだの、気にしたことがなかったぜ」 水に飛び込む準備をしていたところ、言われて振り返る。
語り手
瞬間的に移動としか書いてないな
鹿児川の瑞樹
まあ水だし濡れそうですよな。
語り手
一応水には飛び込まなくてはならないので、シャワー浴びる程度は覚悟していただかないと……
がっつり濡れるほどの時間は水の中にいなくても良さげ
鹿児川の瑞樹
「まあ濡れるんじゃねえか? 飛び込むし、そこ」 川を指さすのだ。
淡雪
「左様ですか……それは、ちょっと……困りましたわね」
自らの和装を見下ろし、困り顔。
語り手
その服は体の一部とかではなくて、ホンモノ着てるの? 
本物の着物だとしたら水濡れは避けたいところだねw
淡雪
どうなんだろう。
でもゆうやけこやけの原作ともいえる『ねこむすめ道草日記』では
普通に服とか雨でびっしょびしょに濡れてたな
鹿児川の瑞樹
「まあ、てきとうに絞れ絞れ。そら、行くぜ」
語り手
「そんなの乾かせばいい」
こちらも和装だけど事もなげにツクハ。
「ぶるぶるっとやれば早く乾く」
淡雪
「あらあら……」
「では、わたくしはちょっと寄り道をさせていただきますので、ちょっと失礼をさせていただきますね」
言ってばらりと文字に解けて消える。
ニハル
「はーい」
鹿児川の瑞樹
「ん? そうか」
語り手
「!?」
ツクハの耳と尾が出ています。
「なにこれ」
「なにこれ!?」
鹿児川の瑞樹
あ、そういえばこのシーンの変身コスト支払わないと、時間帯は夕方のまま?>語り手
語り手
夕方です。
鹿児川の瑞樹
んでは…… 半変身くらいになっとくか。想いからコストを支払います。
 鹿児川の瑞樹 の想いを-2(想い:12->10)
語り手
そうか、時間帯の宣言してなかった。失敬
では、三人がどう移動しようかとワヤワヤする……より少し前の事。

語り手
今度はカイトさんどうぞ。
カイト
はーい
語り手
時間帯は夕方で登場してください。
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+6
シーン登場により、 三科カイト の想いを+6
前のシーンの続きですか?もう人型になって首輪外した状態で出てもいいんでしょか?
語り手
今回の変身段階を使って首を外したことにします
首輪!!
勝手に変換するなし
首外せば首輪取れるけどさぁ!! 
淡雪
すぽーん
カイト
突然スプラッタに!
語り手
都合のいいことに周囲に人影は今はありません。
道路の車も途切れています。
カイト
なるほど、でも由希に見つかったら言い訳のできない犬なので完全に変身しときます。見つける気満々なので
想いとふしぎ2ずつ使いますー
 三科カイト の想いを-2(想い:10->8)
 三科カイト のふしぎを-2(ふしぎ:10->8)
語り手
レトリーバーの首輪なら変身してもアクセサリー程度になりそうw
淡雪
レトリーバーの首輪って何か特別なんだっけ?
語り手
いや、大きいから
カイト
太いので人間の首でも締まらなそうです
語り手
変身したとたんにキュッ苦しいとはならなさそうだなつてw
淡雪
なるほど
鹿児川の瑞樹
レトリバーでかいですもんね
語り手
カイトのおうちの方がしっかりしていれば、首輪にお名前ご住所ががっつり書かれていると思うけど。
カイト
しっかりしたおうちなのでお名前ご住所書いてありますね、内側に(笑)
とにかく変身したので綱は外します。首輪は……したままでいいか……
語り手
カイトくんは15歳くらいの少年でしたね
カイト
それくらいです
語り手
中学生くらいか
カイト
見た目はそんな感じです
語り手
どうしましょう。学校に入る方法。
カイト
普通にがしゃんと門を乗り越える気でしたが!
語り手
ふむふむ
そんなに高い門ではないので、身体能力に優れたヒトなら楽に乗り越えられます。
難易度は……1くらい? 
カイト
それならばけもの3で乗り越えちゃいます
「由希、遅いなあ……大丈夫かなあ……」と言いながらひょいっと
淡雪
ばけもの…
語り手
その少年が門を乗り越える様を見る人がいたら、何か見えない力によって吊り上げられるような華麗で不自然な動きをしたように見えたでしょう。
不自然さがばけもの。
淡雪
ああ
それならば、けもの3で、か
それなら、ばけもの3で
かと思った
語り手
ごめんわたしも それなら ばけもの に見えたのw
鹿児川の瑞樹
同じくw>ばけものに見えた
カイト
すみません、前者ですw
ニポンゴムツカシイデス
語り手
ひらりと柵を越えた向こうには、コスモスが植えられた大きな花壇があり、真ん中を子供たちがあるいた獣道が見えます。
無論花壇を踏まずとも校舎の方に行けるのですが。
さてどこから探しましょう……
カイト
由希が心配で気もそぞろなので獣道を通っちゃいます
語り手
恐らく先生も諦めているのか、そのへんだけ綺麗に花が植えられていません。
あ、その花壇には「はなをふまないでください 2ねん2くみ」と書かれた立て札が。
そして校舎の前には水飲み場があります。
……といったところで。
三人の方へカメラを戻します。

語り手
【♪花咲谷】
語り手
三人+一人の移動法はどうしましょう。
鹿児川の瑞樹
その前にお二人の変身コストを
語り手
淡雪とニハルは変身コスト払ってないみたいだから払ってくださいな―
淡雪
はーい
語り手
時間帯は夕方だよー
ニハル
半分で変身します。
変身: 新条 ニハル の想いを-2した
淡雪
では半分で。
 淡雪 の想いを-2(想い:12->10)
ニハル
徒歩…?
語り手
あれ、ニハルさんも水濡れ嫌な人? 
淡雪
私は《おもいのいと》でみんなと合流するよ
語り手
ゆうれい便利ィ
鹿児川の瑞樹
水濡れがいやじゃなかったら《みずのみち》で連れていくよ。
語り手
ツクハは《みずのみち》に便乗する気満々だよ。
ニハル
ビンジョルノします
語り手
そして文字になった淡雪にびびるツクハ。
淡雪
ん、いきなり集合?
てかどこに出るんだ
語り手
後で合流するよって言って突然ばらっと文字になったヒトにびびってるんだよ。
淡雪
ああ、なるほどw
鹿児川の瑞樹
では、《みずのみち》を使ってツクハとニハルを連れていきます。ふしぎ11・思い出5を消費。
大きく伸びをして、一息に川へ飛び込む。川の水が溢れ出して、ニハルとびっくりしているツクハを呑み込むだろう。
ニハル
わーい
淡雪
そうか、みんなの移動はこれからだったかw
語り手
【♪忘却の地】
鹿児川の瑞樹
「そぉら、行くぜ」 白髪の少年がその中をゆるやかに泳いでいく。水、水、水ばかりの世界の中に、遠く夕焼けの色がきらめいている。
語り手
ツクハがごぽごぽと悲鳴を上げています。
変身段階が安定していないのか、手が狐に戻っています。
鹿児川の瑞樹
その手を引いて、落ち着くように促す。
「落ち着きな。そら、もう着くぜ」
ニハル
「あわ、あわわ」しっぽと耳がこんにちは。
鹿児川の瑞樹
ニハルちゃんの手を反対の手で引き、泳いでいく。
ニハル
カイトさんとGMの夢のタイミングが!かぶって!
瑞樹さんとニハルのゆめが!
語り手
ありゃ
投げ直しておくー
こういうのも気をつけておかないとアカンかね。
カイト
そんなこともあるんですね……
語り手
シンクロした。スイミングイベントだけに。
鹿児川の瑞樹
うまいことを。
ニハル
ドッ ワハハ

語り手
ともあれ
揺れる水の向こうにゆらゆらと揺れる光が見えます。
二つに三つに分かれながら、光は誘うように踊ります。
向かう先にはかなり広い水面が待ち受けている模様。
鹿児川の瑞樹
水の匂いを目指して、浮き上がっていく。
語り手
抜け出す水の向こう、長い長い浮きの列が見えました。
どうやら敷地内のプールに出たようです。
鹿児川の瑞樹
「……おっし!」 ざばぁ、と浮き上がる。
語り手
パニック状態の狐と兎もザバァしました。
鹿児川の瑞樹
「そぉら、着いたぜ」
ニハル
「わっぷ」ザバァ
語り手
「ケッホケホ」
鹿児川の瑞樹
ぷるぷると犬のように頭を振り、水を振り落とす。
ニハル
うさぎに戻ってたらどうしよう…と心配した。
語り手
演出でウサギに戻っててもコスト払い直さなくていいですよw
気合を入れ直せば戻る感じで
ニハル
まんまるとしたうさぎの姿がそこにはあった。
「へくちっ」
語り手
「お、思ったより」ツクハはプールからやっと這い上がり、ぶるぶるぶるぶると全身を震わせました。
鹿児川の瑞樹
「戻ってんぜ」 まんまるとしたうさぎの背中をつんつんしよう。
語り手
「だらしないな!」と自分のことを綺麗に棚に上げるツクハ。
ニハル
「あっ」
淡雪
そんなツクハの横、洗眼台の上『めをあらおう!』の看板の文字が歪み、次第に人の形となったかと思うと、そこから淡雪が顔をのぞかせる。
「あら、みなさまお早いお着きで」
鹿児川の瑞樹
「よう」
淡雪
「相変わらずおみごとなお点前ですこと」
ふろしき包みを携えた身を滑り出しながら、にこりと笑う。
語り手
そして看板からニュッと出てきた淡雪に再度ビビりなおして狐に戻るツクハ。
淡雪
荷をほどき、中からバスタオルを人数分取り出すと、皆に配る。
「さぁさぁ、お風邪を召されては大変」
店に寄り道して持ってきたよ
語り手
なるほど
鹿児川の瑞樹
「お、気が利くな」 
淡雪
瑞樹には人間態用のハンチングもセット
鹿児川の瑞樹
ありがたく受け取ってかぶろう。
ニハル
まだ丸々もふりとしたうさぎで居る。
淡雪
ではニハルはバスタオルでくるんで もふもふわしわしと拭いてやろう
白檀香の香袋の香りのバスタオルだ
鹿児川の瑞樹
渋いけどいい香りだ
淡雪
着物にも焚き染めているので、たぶん淡雪もこんな香りだ。
ニハル
「もふもふ…」タオルに包まれて夢見心地。

語り手
さてこちらコスモスの花壇です。
カイトくん。なんだか急に校舎の向こう側が騒がしい。
カイト
ニオイを嗅いでみます。嗅ぎ覚えあるってわかります?
語り手
最初はコスモスのぶつかる音かと思える程度だったのに、明らかに人の声のようなものが聞こえます。
さすがに周囲のコスモスの香りが強いのと、遠すぎなのでよく分からないなぁ。
※ここを通って行ったわけではないですからね
でも耳をそばだてていれば、聞き覚えのある声だ、ということは分かるでしょう。
カイト
では「あれ、なんでみんなの声がするんだろう?」と思いながら向かってみます
語り手
すると、見たような四人がプールサイドではしゃいでいます。
季節外れの水泳ですかね? 
カイト
「え、みんなどうしたの? プールしに来たの?」と声を掛けます
語り手
プールの周囲は金網で囲われていますが、更衣室との隙間は簡単に抜けて出入りできそうですね。
更衣室自体は施錠されていますが。
淡雪
「あら?」
「これはこれはカイトさん、おばんですね。お散歩ですか?」
鹿児川の瑞樹
「おお? なんだ、奇遇だな。こんな所でどうした?」
語り手
「あっ」
カイト
「散歩……のはずだったんだけどさ……」
語り手
「来てくれたのか」
「……よく場所が分かったな?」
ツクハは首をかしげています。
カイト
「そうだ!みんな、由希見なかった?おれの妹で、人間で、忘れ物取りに来たんだけど!」
ニハル
ユキちゃんとも思い出を捏造していいですか…
淡雪
由希ちゃんとは、街付き合いで知り合いでもいいのかな
鹿児川の瑞樹
瑞樹は由希のこと知っているっけ?>語り手
淡雪
てか、知ってるって話だったっけ
語り手
知ってても構わないよ、身内だし。
仲良ければ家族の事くらい知ってるんじゃないかな。
ニハルは思い出捏造しても構わないです。
ニハル
ではふしぎを6使用します。
…出会った相手限定だ!出会ってない!>捏造
語り手
ニハル
出会ったら捏造しますので知り合いってことにさせてください…。
語り手
そうしてください
会った時にやるのはもちろん構わない
淡雪
「あら?由希さんがご一緒ですの?」
鹿児川の瑞樹
「へ? 見てねぇが…… なんだ、ここに来たのか?」 ちょっと心配そうに。
カイト
「うん、一緒だったんだけどさ、学校から戻ってこないんだよ!」
淡雪
「あら……」
「それは心配ですわね……どのくらいですかしら?」
鹿児川の瑞樹
「戻ってこない? そりゃ只事じゃねぇな。それで探しに来たのか」
カイト
「もうだいぶ待ったんだけど、戻ってこないんだ……だからおれ、変身して探しに行くつもりで」
淡雪
学校に入ってからの時間を尋ねる。
語り手
小一時間くらいは確実に戻ってないよ。
忘れ物探しなんてせいぜい10分だよね
鹿児川の瑞樹
あ、この時点でカイトくんとのつながりも復活するかな?>語り手
語り手
しますよ
あえてなかったメンバーとツクハのつながりは1になります
カイト
「って、ツクハちゃん!? どうしてここにいるの!?」 リアクションしてなかったので今気づいときます
語り手
「どうしてここに? 手紙を読んでくれたわけではないのか?」
カイトの言葉にあからさまにがっかりした顔をします。
カイト
「手紙? 知らないよ?」
語り手
「……ふん、もう、いい」
淡雪
「まぁまぁ、ツクハさん」
カイト
「え、な、なんか、ごめんね?」
淡雪
ツクハの肩を撫で、
「どのみち学校にご用があるのですもの。まず由希さんを探してからでもよろしいでしょう?」
語り手
「ユキ? 首輪のヌシか」
「いなくなったのなら自由だろうに……」
淡雪
「ええと……」
頤に指をあて、少し首をかしげてから
「首輪の、ということになりますと、それはカイトさんのことになってしまいそうですが……」
ニハル
「言葉ってむつかしいね」
淡雪
「カイトさんの、大切なご家族ですわ」
カイト
「首輪のぬしっていうか、おれの家族だよ!」
語り手
「家族か、人間が家族か……」
「ならば仕方ないな」
ニハル
「人間が家族って良いものだよ。寝るところには困らないし」
語り手
ツクハは小さくため息をついて「構わない、ついでに探せるなら」
淡雪
「ありがとうございます、ツクハさん」
にこりと笑って、頭を下げる。
カイト
「ツクハちゃんも手伝ってくれるの!? ありがとう! すごく助かるよ!」
語り手
ツクハはまっすぐにお礼を言ってくるカイトにたじろぎながら頷きます。
鹿児川の瑞樹
「よし、決まったな」
淡雪
「ええ、参りましょう」
濡れたバスタオルを回収してふろしきに戻しつつ。
ニハル
「おー!」
カイト
「みんなが手伝ってくれるなら、心強いよ!」

語り手
さて、カイトならわかるでしょうが。
学校を見回っている「守衛さん」や「先生」に見つかると面倒なことになるかもしれませんね。
また、忘れ物常習犯のユキの言葉から
ほとんどの鍵は閉まっていて、基本時間外は裏から入るものらしい、ってことくらいは知ってますよ。
カイト
「あ、そういえば、学校の中には大人の人がいるかもしれないよ。だから、あの……いろいろ出てるの、隠さなくていいのかな?」
ニハルさんの耳を見ながら
鹿児川の瑞樹
「大人? なんだったか、『お廻り』 みてぇなめんどくさい連中か?」
淡雪
「守衛さんですわ。学校の中を見回っていらっしゃいますのよ」
カイト
「そうそう、学校の中を見回ってて、怪しい人を捕まえるんだって由希が言ってた」
語り手
まあ、学校関係者でもない人が五人も連れだって校舎内うろうろしてたら普通に不審者だよね! 
鹿児川の瑞樹
せやな!
ニハル
「うさぎのままペットの振りしてる」ころころきゅるんとしたい…。
鹿児川の瑞樹
「学校のうさぎは小屋に入るんじゃなかったか? よく知らんが」
ニハル
「ぴゃっ!?」
「小屋?」
誰かの手の中にいるならがたがたと震えてるのがわかる。
鹿児川の瑞樹
「小屋にいれてキャベツ食わすんだろ。世話がどうとか子供が言ってたぜ」
淡雪
たまにそこらへんの草食べさせるよね
鹿児川の瑞樹
ありますなー>たまに
ニハル
「ひぃ」
「大根は?大根はでないの?」
カイト
「大根……出るのかなあ? 出ないかも?」
鹿児川の瑞樹
「大根? 葉っぱならあるんじゃねえか?」
語り手
そういえばウサギ小屋、カイトが通って来た道のわきにあった気がするね! 
「……で。どうやって入るの」
鹿児川の瑞樹
「まあともかく、人に見つかったら面倒ってこったな。ここは開けてる、とっとと動こうぜ」
カイト
「あ、それは裏口から入れるかも。由希がよくそこから忘れ物取りに行ってるって言ってたから」
淡雪
淡雪保護者扱いにできんかな
鹿児川の瑞樹
それ淡雪さんがこってり絞られる案件じゃないかな?
淡雪
図書館の本を回収したり、逆に収めたりという指定業者に登録されてるとか……
ニハル
司書?
淡雪
読書会を開いたりするときに、読み聞かせしたりしてるとか……
語り手
読み聞かせ程度ならありかな
淡雪
まだ夜じゃないよね?
語り手
夕方だね
表の鍵は閉まってるけど
先生たちはまだ残ってるよ
淡雪
なら、次回の読み聞かせ&傷んだ本の修繕に来ましたー&この子たちは見学です的な。
それで、もういっそ正面から話を通してまかり通ると。
夜だったらアウチだけど、夕方なら下校時間後に参りました、とかなんとかこう……(ろくろ
いや、あがいてもアカンなら、おとなしくこそこそ入りますw
語り手
いつもの読み聞かせの方が
15歳くらいの少年二人とガチ和装の少女とうさちゃん連れて来るのはさすがに目立つでありましょう、とは言っておくw
夕方の学校はそんな部外者が簡単に入れる場所ではないぞぅw
淡雪
お手伝い&社会科見学的な!
語り手
一人くらいなら大丈夫だろうし、話してる間に残りの人がコソコソ通るのはやりやすくなるんでないかな? 
鹿児川の瑞樹
淡雪さんが話を通している間に、我々がこっそりエントリーする?
カイト
とりあえずカイトは嘘がつけないのでこそこそ行しかない気がしますw
ニハル
うーんそれだったら
カイトくんが友達と妹を迎えに来ましたって言ったほうが嘘もないしいいのでは…?と。
淡雪
入ること自体もそれなりに大変なのかな?
ニハル
兄弟だったら割と自然に入れないかな?
淡雪
入ること自体そんなに難しくないなら、結局見つかったら怒られるのは変わらないし、小細工はやめておくw
語り手
いやー
言ってしまうとね
守衛さんて頻繁に見回りに行くから
わりと裏口に誰もいないなんてことよくあるのよ? 
鹿児川の瑞樹
アカンがシナリオ展開的にはありがたいやつだ!
語り手
実際の学校でもよくあるのよ? 
淡雪
まぁ見つかった時に、先述の言い訳を通すということで、とりあえず入ろうか
カイト
それならとりあえず裏口に言ってから考えましょうぜ!
鹿児川の瑞樹
ですな!
語り手
裏口には来校者名簿が置いてあり、来校者がつける名札が置いてあります。先生方の靴箱もありますね。
守衛さんは今はいないみたい。気配がありません。
鹿児川の瑞樹
「おっ、誰もいねぇな。チャンス」
キュウリ盗むときの足取りで、抜き足差し足。
語り手
見覚えのある靴がきちんとつま先をこちらに向けて置いてあります。
あ、カイトには見覚えのある、ですね。
ピンクのスニーカーですよ。
玩具にしようとしたらこっぴどく怒られたことがあります。
カイト
「由希のクツだ……やっぱり、まだ中にいるんだ!」
淡雪
「あ、皆さま、ちょっとお待ちを」
呼び止める。
鹿児川の瑞樹
「おう?」
淡雪
「土足はいけませんよ。かといって、裸足では画びょうでも踏んだりしたら大変」
ふろしきの中から上履きを取り出し、皆の前に並べる。
「さ、どうぞ」
鹿児川の瑞樹
「なんだこりゃ、部屋の中でも靴をはくのか?」
語り手
「なんだこれは」
ニハル
「もふ…」半分人間になります。
語り手
ニハルはわざわざ靴履くために変身したのw
ニハル
そうです。
淡雪
「学校では、皆さまそうなさいますのよ」
鹿児川の瑞樹
「そんなもんか」
語り手
怪訝そうにフンフンとにおいをかぐツクハ。
カイト
「淡雪さん、おれの足の大きさ知ってたんだ……」
淡雪
「おおよそで持ってまいりましたけれど……あわなかったらごめんなさいましね」
なんでそんないくつもうわばきもってるんだよ! → 読み聞かせの時に浸かったり、うわばき忘れた子や親御さんに配るからだよ!
語り手
折り畳みスリッパとかならw
淡雪
途中合流したカイトの分まで出したところで、一足足りないことに気付き
語り手
もはや淡雪の持ち物がドラえもんレベル。
淡雪
「では、わたくしはこれで」
白足袋のまま、ほんの数センチほど宙に浮く。
《ふわふわ》
 淡雪 のふしぎを-4(ふしぎ:13->9)
語り手
ドラえもんじゃねーか! 
カイト
宙に浮くあたり完全にドラえもんですね
淡雪
このまま歩くと、あの独特の歩行音が。
語り手
独特の歩行音 を見て脳内に流れたのがタラちゃんの足音だったという。
カイト
それは目立ちますw>タラちゃん

語り手
【♪明日への風】
鹿児川の瑞樹
お、もう0時か
語り手
入り込むだけで終わったw
鹿児川の瑞樹
合流と進入方法でわちゃわちゃしましたからな
語り手
とっととネタバレすべきだったね、ごめんなさい。
五人は夕闇に沈む校舎へ入っていきました。
その先に何が待ち受けているのかも知らずに。
カイト
そういえばみんながどうして学校に来たのか聞いてないカイトなのでした
淡雪
カイトの事情聴いたらそれどころじゃなくなったしな
語り手
ほんとに知らない人いた! 
カイト
妹を探すだけだと思ってますからね!
語り手
と、とにかく以下次号

語り手
【♪限りなき冒険の新天地へ】
語り手
前回もまたシーン終わったところで成長なし終了だったなぁ
成長処理入れよう
ツクハは9消費して、淡雪とニハルへの感情を成長させ2にします。
鹿児川の瑞樹
夢を9消費して、ニハルさん・カイトくんへの感情を2にします。
夢11 → 2。
カイト
14消費して、淡雪さん瑞樹さんニハルさんへを2に伸ばします~
つながり強化 三科カイト の夢を-14(夢:15->1)
ニハル
夢を全部消費してカイトくんを2に、後の淡雪さん瑞樹さんツクハちゃんを3に伸ばします。
 新条 ニハル の夢を-16した
淡雪
15消費して、カイト、瑞樹を2へツクハを3へ
つながり強化 淡雪 の夢を-15(夢:15->0)
語り手
ひとまず全員処理は終わりかな
キャラシー書きなおしたりしつつ開始いたしましょう
語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
学校に入ったまま帰らない由希。
カイトは心配で追いかけて黄昏時の学校へ入っていきました。
同じころ、瑞樹、ニハル、淡雪の三人は、ツクハの手紙を受け取り彼女の元へ行きました。
ツクハによれば、人が多く集まる建造物の中に力の流れがおかしくなっているものがあるとか。
ニハル
ほうほう
語り手
それを正さねばならない立場であるツクハはしかし、その建物に入ることはできませんでした。
だから以前関わった、人と親しげに見えるもののけ四人に助けを求めたのでした。
来られなかったカイト除く三人は、瑞樹の力で学校への侵入に成功。
そこで奇しくもカイトと再会するのでした。
カイト
まだどうして四人が学校にいるのかご存じないカイトです
語り手
【♪グランヴァレンの伝説】
語り手
というわけで
五人はこっそりと校舎内に忍び込むことができました。
校舎はしんと静まり返り、ほとんどの灯は暗くなっています。
鹿児川の瑞樹
「さてさて。んで、その力の流れがおかしいってのは、どの辺だ?」 ツクハに聞きます。
語り手
ツクハは問われる前から怪訝そうな顔をしてきょろきょろしています。
「なんなんだ、ここは」
ニハル
「とっても暗いね」
カイト
「力の流れ? 瑞樹さん、何の話?」
淡雪
「少しお待ちくださいませね」
ふろしき包みを探り、懐中電灯を取り出す。
鹿児川の瑞樹
「ああ。それがな」 カイトに赫々然々します。
カイト
「へえー! おれが散歩に行ってる間にツクハちゃんに手伝うことになったのかあ」 やっと事情が分かったので話についていけます!
ニハル
「そうそう」
鹿児川の瑞樹
力の異変について、「へんげ」で感じ取ることはできますか? >語り手
語り手
そうですね
2まであれば何だか『気持ち悪い』と感じる程度まで、何だかその『場』が歪んでいることに気づくでしょう。
4まであれば……? 
淡雪
素だと3までだなぁ
鹿児川の瑞樹
へんげ4あります。
ニハル
語り手
明らかにここには数か所、歪みの元になっていそうな場所がありますね。
ツクハもそちらを気にしているようです。
鹿児川の瑞樹
「……ほぉ」 鼻を鳴らす。
ニハル
「どうしたの?」おはなひくひくさせちゃう。
鹿児川の瑞樹
「確かに、こりゃ臭ぇな」
語り手
ところでけものが一番高いのは誰かな
淡雪
けもの1
けものなど元より身に着けてはいないのだ
鹿児川の瑞樹
けもの3
ニハル
同じくけもの1です。
野性を忘れたのだ…
カイト
けもの3です
野生は忘れたけど身体能力は高いよ!的な3です
鹿児川の瑞樹
山の生き物なのです的な3。
語り手
では瑞樹もカイトも、外から見たときはそこそこ明かりがついていて上のフロアには先生の姿なんかも見えたのに、
今この場所には人の気配がなさすぎることに気づくでしょう。
人の気配がない代わりに、妖怪アンテナが立ってしまいそうなほどの妖気が漂っています。
語り手
【♪静寂】
カイト
「……由希、どこいっちゃったのかなあ。全然わかんない、どうしよう」
鹿児川の瑞樹
「……なァ、淡雪」
「今の時間なら、まだ人間は居るんだよな?」
淡雪
「はい、何でございましょう」
みんなの分の懐中電灯も取り出しながら、首をかしげる
鹿児川の瑞樹
「いくら裏口ったって、建物ん中だ。こうも人の気配がねェもんか?」
淡雪
「左様でございますねぇ。少なくとも、宿直の先生、守衛のおじさま、残られている先生など、いらっしゃるはずですが」
ニハル
「…そういえばそうだね?」
淡雪
「そうなのですか?わたくしにはとんとわかりませんで……」
頬に手を当て、困り顔。
カイト
「うん、全然人の気配がしない気がする……」
鹿児川の瑞樹
「そうだろ。そんくせ妙に騒がしいときた、もののけ連中の気配ばかりするぜ」
淡雪
「あらまぁ、それは穏やかではございませんね」
カイト
「そうなの? そっちはおれ、わかんないや」
語り手
さて……皆様の こども はいくつでしょう
ニハル
3です。
鹿児川の瑞樹
1。
カイト
2です
淡雪
1.
今回淡雪なんもできない
語り手
学校でもののけと言えば。
2あれば、七不思議なんて言葉くらいは知っているかもしれません。
淡雪
ベートーベン
カイト
花子さん
ニハル
階段が一段増えてる。
鹿児川の瑞樹
人の世界の文化に縁はない。
カイト
カイトは由希から聞いて知ってるんでしょうね、たぶん
語り手
3あれば、学校を守護する『学校霊』なんてものたちがいて、だいたいの学校には七不思議なんて名前で知られていることも多い、なんてことを知っているでしょう。
ニハル
想いを1を使ってこども4にします。
語り手
4? じゃあ、ここの学校霊いくつかは知ってるんじゃないかな、どんな現象がうわさされているか、くらいは。
語り手
わすれてた
ニハル
お?
語り手
登場および変身をお願いしますwww
鹿児川の瑞樹
ああっwwww
ニハル
wwwwwww
カイト
あw
鹿児川の瑞樹
夕方?>語り手
語り手
ゆうがたです。
タソガレ
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+11
シーン登場により、 淡雪 の想いを+9
完全変身
 淡雪 の想いを-4(想い:19->15)
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+9
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+11
学内だし完全変身しておこう。想いから4消費。
 鹿児川の瑞樹 の想いを-4(想い:21->17)
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+13
シーン登場により、 三科カイト の想いを+13
完全変身します。想い4です
 三科カイト の想いを-4(想い:21->17)
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+13
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+10
尻尾出しときます。ふしぎと想いを-2します。
変身: 新条 ニハル のふしぎを-2した
 新条 ニハル の想いを-2した
 新条 ニハル の想いを-1した
カイト
今日もニハルさんは出ている
ニハル
ぴこぴこ
語り手
あ、学校霊という存在自体については、「へんげ」で知っていることにしてもいいですよ。
淡雪
あ、じゃぁ知ってるな
語り手
ただ、ここの学校の知識、ではないです。一般的な奴ね。
ニハル
なるほどな~。
鹿児川の瑞樹
お。じゃあ七不思議なんて文化は知らないけど、学校に学校霊とかいう連中がいることは知ってますな。
語り手
こども で知っている知識は、近所の子供たちの噂から土着の者のことが聞こえてきたものなのですよ。
淡雪
この学校、一学年は何クラス?
語り手
2クラス
淡雪
割と小規模
何階建?
語り手
そんな大きな町じゃないからねー
4階かな
ニハル
「………」学校の七不思議をおもいだしてぷるぷる震えてる。
淡雪
「それでは、皆さま参りましょう。こんなところにおひとりでは、由希さんがお可哀そう」
みんなに懐中電灯配って。
カイト
「うん、早く見つけないと!」 懐中電灯受け取りつつ
鹿児川の瑞樹
「おう」 物珍しげにその光っているものを持つ。スイッチでつけたりけしたりできることは分からないよ。
淡雪
「瑞樹さん、ここをほら、このようにしてみてくださいな」
スイッチの操作を教える。
鹿児川の瑞樹
「こうか? おお、消えた」
ニハル
七不思議を思い出したのでそっと淡雪さんのおててを握る。
淡雪
「はい、ご一緒に参りましょうね」
ニハルの手をそっと握り返して微笑む。
語り手
ニハルは知っています。トイレの花子さん、異次元階段、図書室の幽霊……
どれもオソロシイものばかりです。
たぶん。
ニハル
「花子さん…音楽室のなんか良く判らないけど目が動く人……」ぷるぷる。
カイト
あっもしかしてまた語り手さんと私ダブってます?
淡雪
ほんとだ
淡雪のもらいがかぶってるな
語り手
むむむ
淡雪
ありがとう!
語り手
よく見ておかないといけないねー
鹿児川の瑞樹
むむむ、かぶると正常にいかないの難儀ですな
鹿児川の瑞樹
夢は大体同タイミングでなげるからなぁ…
カイト
これでたぶん大丈夫ですかね

鹿児川の瑞樹
「そういやぁ、ここにも守り霊がいるんだったか。にしちゃ、妙に騒がしいが」
淡雪
「うふふ、お会いしたらぜひお話してお友達になりましょう」
カイト
「由希のこと見てるかもしれないもんね!」
ニハル
「お友達になれるかな……?」
淡雪
「ええ、きっと」
鹿児川の瑞樹
「なれるんじゃねぇか。本当におそろしいもののけなんて、そうはいねぇもんさ」
語り手
ところで瑞樹は、なんとなくこの場所が、二つの存在がまじりあっているような気がします。
鹿児川の瑞樹
ほう。
語り手
同じ形のものがダブって存在しているような感じですね。
淡雪
ソフトマシーンのスタンド使いがいるな
語り手
「ふん、守護の者か。何をサボっているのか……」
ツクハは鼻を鳴らします。
語り手がツクハがいること忘れかけてたなんてのは秘密だよ! 
鹿児川の瑞樹
ツクハちゃーーーん!
鹿児川の瑞樹
「連中に話は聞けねぇのか?」 ツクハに聞く。
語り手
「……ここの者たちは温厚な者が多いはず。事情も知っているだろう」
鹿児川の瑞樹
「話は通じる、ってことか」
「まぁ、普通の状況ならだが」
語り手
「とはいえ……」
ツクハは眉根を寄せました。
鹿児川の瑞樹
「とはいえ?」
ニハル
「?」
語り手
「妙な気配がある。ここのものどもは混乱しているようだな……」
鹿児川の瑞樹
「混乱……」
ニハル
「妙な気配?」
鹿児川の瑞樹
「そりゃ、この場所の何か、二つの場所が混じってるような感じと関係あるのかね」
語り手
「感じるか」
鹿児川の瑞樹
「おう。妙な感じだ。同じ形のもんが、二つ重なり合ってるような」
「気色悪ぃや」 困惑したようにひとこと。
カイト
「混ざってる? 学校じゃないの?」
「そうなんだ……だから、由希も戻ってこれなくなったのかな。よくわかんないけどさ」
ニハル
「……?」困惑した顔。
淡雪
周囲の見た目なんかに変化は無いかな?
語り手
一見とくに変化はないけど、術なんかを使おうとして集中するときみたいにすると、物が二重にぶれて見える、みたいな感じかな。
眼には見えず、気配は二重、みたいな。
鹿児川の瑞樹
「もし、同じ形の場所が二つ重なり合ってるとして」
「”違う”方に迷い込んじまったんなら、戻れなくなってる可能性はあるわな」
淡雪
おとな で この土地についての何某か思い出したりとかできんかな
関係ないか
語り手
そうだな
おとななら
この校舎が最近改築されたことは知っている。
ずっと長いこと使われていた旧校舎のほとんどをリフォームして、ピカピカにしたのね。
まだ一部旧校舎が残っているところもあるみたい。
淡雪
ブレた光景、新旧校舎がダブってるとか?
ニハル
ほうほう
鹿児川の瑞樹
リフォームしたことで旧校舎にあった何某かの概念が存在できなくなって、あるいは矛盾を起こしてしまって、というのはありそう
カイト
改築したことで地脈の流れが云々、とかもあるあるですもんね
語り手
その考えは当たり。見えるのは古い校舎と新しい校舎。
淡雪は読み聞かせで来ているんだから知っていてしかるべきだね
鹿児川の瑞樹
ですな
淡雪
「あら?これは……」
眼鏡をかけたり
はずして見てみたり
鹿児川の瑞樹
「お?」
ニハル
「なになに?」
カイト
「なんかわかった!?」
鹿児川の瑞樹
「どうした、何か思い当たったか」
淡雪
眉間に入った力のこりをほぐすように、軽く揉みながら
「ええ、どうやら」
「こちらの学校、つい先日に改築をされたのですけれど」
「先ほどから見える光景、そのかつてのものと現在のものとが同時に見えているようですわね」
語り手
カツカツカツカツ
ニハル
「…そうなんだ」
カイト
「それって、どう考えても普通じゃないよね……」
鹿児川の瑞樹
「ほう」
「人間が何だか変えちまったのが切っ掛けで、何かおかしくなったのか」
淡雪
語り手、
窓の桟とか、新旧で変わったところってある?
語り手
【♪染み入る恐怖】
語り手
足音が急に近くで出現しました
カツカツカツカツカツ
どうして今まで気づかなかったのでしょうか。
淡雪
「あら?」
ニハル
「ひ、ひゃぁ…」淡雪さんの手を握り締める。
目は瞑ってる。
淡雪
そちらへ懐中電灯を向ける。
ニハルの顔を着物の袂でかくしてやりつつ
カイト
「だれ?」
語り手
人影がふらふらぼんやりと揺れる灯を手に、急速に近づいてきます。
鹿児川の瑞樹
咄嗟に身構える。
カイト
イヌ的な癖でニオイを嗅いでます
語り手
カツカツカツカツ
それは、初老の守衛さん……に見えました。
淡雪は顔を良く知っています。
けれどなんだか、姿がぼんやりとしてまるで幽霊のようです。
淡雪
「あら。あら?」
あいさつをしようとして、その様子に首をかしげる。
語り手
カツカツカツカツ……
守衛さんは、挨拶をしようとした淡雪に真直ぐ突っ込んできて……
淡雪
通り過ぎるか
語り手
そのままぼやっとした影になって消えました。
ちなみにツクハは床にぺたっと伏せて目を閉じていました。
カイト
夢もダブってますね、ニハルさんと瑞樹さんのが……
語り手
【♪闇夜に踊れ】
淡雪
では、語り手、改めて質問。
新旧で窓とか形なんか変わった部位、近くにある?
語り手
そうだなー
サッシが綺麗になってたり、トイレが綺麗になってたり、水飲み場の位置が変わっていたり。
淡雪
では
ダブって見えるように目を細めて、水飲み場へと近づき、それに触れてみる。
実際に触れるのは、新旧『どちらのもの』ですか?
語り手
新しい銀ピカの給水機は手ごたえがなく、その隣の錆びかけた蛇口の感覚がひやりと指先に伝わります。
そうそう、さっきの守衛さん、カイトの鼻にはほとんど臭いがしませんでした。
ニハル
えらいこっちゃ
淡雪
「なるほど……」
頤に指を当て、頷く。
鹿児川の瑞樹
「何か、気づいたか」
ニハル
「………」手を握る。
淡雪
「ええ」
振り返り、頷く。
「どうやら、わたくしたちは『かつての校舎』に入ってしまったようです」
鹿児川の瑞樹
「ほう」
「人の気配がなかったのも、それでか」
語り手
「かつての校舎? ここは過去か」
淡雪
「おそらく」
ニハル
「過去…?」
「昔に迷い込んだってこと?」
語り手
「時間を操るものがいるのか? 厄介な……」
鹿児川の瑞樹
「過去か、あるいは」
「『思い出』 かもな。そこにいた何かの」
カイト
「あ、そういえばさっきの人、全然臭いがなかったよ」
「もしかして、今の学校の人、だから?」
淡雪
「きっと、守衛さんは正しく『今の』校舎においでなのですわ」
カイト
「見えてるだけで、触れないってことかな」
淡雪
語り手、もう一つ質問
語り手
うん
淡雪
つぐももとして、同じような気配とかあるかしら
語り手
それはさっき、へんげで判定してもらった時に
おかしな気配は感じた人が何人かいるね。
淡雪
学校に対して、ではない?
語り手
学校自体の気配がまずおかしいんだけど、その歪みの強い場所になんかいるかも、って感じかな。
淡雪
「どなたかの強い思いが、かつての校舎の姿を引き留めておいでなのかもしれませんわね」
「いわば幽霊屋敷……いえ、屋敷幽霊。いえ、学校幽霊、とでもお呼びするべきでしょうか」
語り手
「迷惑な。そやつを探し出せば良いのだな」
ニハル
「……七不思議の人の想いかもしれない?」
淡雪
「どなたのもか、までは判りませんが……」
鹿児川の瑞樹
「学校霊の、か。可能性はまぁ、あるな」
「いくつか、妙な気配の強い場所がある。そっちへ行ってみるとしようぜ」 懐中電灯をぶんぶん振る。
淡雪
「はい、左様ですね」
カイト
「そうだね、ここにいてもよくわかんないし……」
ニハル
「動いてみなきゃ判らない…か…」
淡雪
P5のパレスを思い出す
語り手
ここから近いのは「男子トイレ」。
ニハルの知識には『トイレの花子さん』とあります。
語り手
奥の扉を三度叩いて「花子さん 遊びましょう」というコマンドワードを口にすることで召喚されるのです。
ニハル
>召喚<
「トイレはトイレの花子さんがでるってきいた…」
淡雪
「どんな方ですの?」
語り手
出る というだけでどんなヒトかはちょっと……
ニハル
「わかんない…」
カイト
「じゃあその人?に聞いてみる?」
淡雪
「では、カイトさん、瑞樹さん、お願いいたしますね」
にこりと微笑んで促す
鹿児川の瑞樹
「学校霊の一人かもしれねぇしな。しっかし、花子さんってことは女だろ? 男子トイレで覗きかね?」
淡雪
「瑞樹さん、小さな方もいらっしゃるのですから、もう少し言葉を……」
珍しく立った眉でたしなめる。
>覗き
鹿児川の瑞樹
「ん? ああ、悪い悪い」 まゆへにょり。
カイト
「呼ぶの、おれたちでいいの? 男だけど、花子さん怒らない?」
ニハル
「男かもしれない…」かもしれない。
鹿児川の瑞樹
「男の娘ってやつか……」
ニハル
「あるいは女の子だったら男の子のほうが好きかもしれないよ?」
淡雪
「わたくし共は女ですから。殿方のおトイレにお邪魔いたしますのは、少々……」
カイト
「あ、まあ、そっか。じゃあ呼んでくるね」
語り手
「なにをごちゃごちゃ騒いでいるんだ。早く行こう」
ツクハがじれったそうに足踏みをしています。場所が分かれば多分男子トイレでも突撃するね! 
鹿児川の瑞樹
「おう」 男子トイレへ向かいます。ツクハちゃんは来るなら頓着しないよ。

語り手
【♪STOP】
語り手
おいでませ男子トイレ。
暗く静まり返ったトイレには当然人の気配がありません。
鹿児川の瑞樹
普段雄大な大自然がトイレの人なので、物珍しそうにきょろきょろしているよ。
カイト
じゃあさくさく奥に行って叩いてコマンドワードを
「花子さん、遊びましょう?」
語り手
待つことしばし。
きこらきこら、扉が勝手に揺れました。
僅かな気配。
そしてまた気配はふいと消えました。
鹿児川の瑞樹
「おおい、来ねえのかよ」
カイト
「こんばんは~?……あれ?」
淡雪
「どうかなさいました?」
外から声で窺う。
語り手
「ええい、私がやる」
鹿児川の瑞樹
ツクハちゃんやるなら場所を譲る。
語り手
ツクハがのしのしと近づいてノックノック。
淡雪
「あら、ツクハさんいけませんわ。そんなはしたない……」
語り手
「花子出てこい 遊んでやろう」
……。今度は何の反応もありません。
気配すら感じませんね。
カイト
「じゃあ、順番に瑞樹さんが」
語り手
ツクハはむくれて出て行ってしまいました。
鹿児川の瑞樹
「おう」
扉をのっくのっくして。「よう、花子さん。遊ぼうぜ」
外見年齢15歳くらい。前話だと「少年」 なんだけど、舞台が小学校じゃかなりの年長さんだよなあ。
淡雪
なんか淡雪の外見19くらいな気がしてきた(ヘタしたら20越えてそう
語り手
せやな
いくつくらいなんだっけ
淡雪
14とかそういう設定で始めたんだけど
なんかキャラ的にもっといってそう
鹿児川の瑞樹
でも見た目少女で老成してるのもつぐももらしくてオツ
淡雪
ロリBBA
まぁ読み聞かせしたり店経営したりしてるから、やっぱり大学生くらいの見た目にしとこうかなw
髪型はおかっぱだけど、立ち絵も割とそのくらいで通りそうだ
語り手
少ししてきこらきこら、と扉が揺れました。
「もー、何なんですさっきからうるさいなぁ。もう夜ですよ」
大変眠そうな声がしました。
語り手
【♪Monday Morning Blues】
鹿児川の瑞樹
「よう、夜分遅くに悪ぃな。ちと聞きたいことがあるんだ、教えてくれや」
語り手
「もう下校時間過ぎてるんですから。
「良い子は帰りなさい」
「あと女子は入っちゃダメ」
淡雪
「それ、あなたがおっしゃいます?」
カイト
「そのいい子をね、迎えに来たんだけど知らない?」
語り手
「ん~」
扉の向こうから白い指がすいっと出てきて、向こうからちらりと目がのぞきました。
「あらあら、あなた方卒業生……じゃないのね」
「だぁれ?」
鹿児川の瑞樹
「ここの生徒の兄貴の友人。ついでに、この街を守護する狐の知り合いだ」
カイト
「おれはカイトだよ。妹を迎えに来たんだ」
鹿児川の瑞樹
「この場の気配が乱れて、旧校舎? と今の学校が重なり合っちまってるらしい。何か知らねえか」
語り手
「在校生の父兄の方? あらあらそれは……授業参観日ではないはずだけれど」
カイト
「三科由希っていうんだけど、見てないかな? 宿題を取りに行って、帰ってこなくて」
鹿児川の瑞樹
「学校に忘れ物取りに行ったまま戻ってこなくてな。探しに来たってわけだ」
語り手
「うーん、そういえば、連休かなー、誰も来ないな―、なんて思っていたのだけれど」
「おかしなところにはまっちゃってるのかしら」
カイト
「おかしなとこ? はまる?」
淡雪
「この閉じられた旧校舎においでになられたのでは、左様でございましょうね」
語り手
「女子は!  入っちゃ! 駄目!」
パタン と扉が閉じました。
「入っていいのは! お掃除の人だけ!」
鹿児川の瑞樹
街を守護する、という言葉には何も反応しない?>花子さん
語り手
ああ
「町の守護……ねぇ」
「私はここの安全を守る立場だから、外の事はちょっと分からないのだけれど」
ニハル
お掃除はOKなんだと思うと心がほっこり。
カイト
スタンスを貫くの SUKI
鹿児川の瑞樹
WAKARU
ニハル
わかりみ~
淡雪
「ところで、花子……さん?よろしければ、もう少しお出になってくださいませんか?その、わたくし共いささかそちらとは遠いものでして」
入り口の扉のところから、口もとに手でメガホンを作って。
語り手
白い手がすいっと指さしたのは、入り口近くの掃除用具箱でした。
なんか掃除用具持ってれば入っていい、ということらしい。
鹿児川の瑞樹
親切。
カイト
柔軟!
淡雪
「そういう問題ではございません」
眉を立てて
「大体、なんですか、乙女が同道と殿方のおトイレに居座って。恥らいというものをお知りなさい」
鹿児川の瑞樹
「まあまあ。GOに入ればGOに従えだったか? とにかく流儀に従おうぜ」
語り手
Go
鹿児川の瑞樹
Go
淡雪
堂々
ニハル
だれがうまいこといえと
カイト
瑞樹さんの知識の出所が気になる
語り手
そこw
カイト
男の娘といい
鹿児川の瑞樹
淡雪さんから聞いたのをうろ覚えてたり、人間から見聞きしたのを間違って覚えてたりするんじゃないかな
ニハル
近所の亀のおじいちゃん(変化)かもしれない…?
鹿児川の瑞樹
かもしれない。
淡雪
誰かに手を引っ張られでもしない限り、淡雪は中には入らないぞw
カイト
「まあでもほら、なんか、事情があるのかもしれないよ?」
語り手
「仕方ないでしょう、花子といえばここに住むものと相場が決まっているのだから」
再び扉がスゥイと開きました。
鹿児川の瑞樹
「<そういうもの>じゃ、しゃあねぇな。つぐももは人間の逸話でできてんだろ」
語り手
「探しているのは女子なの男子なの?」
カイト
「女の子!」
鹿児川の瑞樹
「女子だな」
語り手
「それじゃあちょっと管轄外ねぇ。この建物の男子トイレの中ならどこでも分かるのだけれど」
淡雪
「殿方のおトイレばかり……なんて破廉恥なのでしょう」
外れた的に矢を射かけまくる
鹿児川の瑞樹
男子トイレで的に?矢を?(古風)
淡雪
SEGAがそういうゲームを男子便器につけてたな
鹿児川の瑞樹
そうなのか
ニハル
SEGAすごいな~~~
カイト
さすがSEGA、時代の先を行く
淡雪
ちょうど顔の前に液晶モニタあって、便器の内側の的にうまく当てると、こう火を消したりするミニゲームが楽しめる
カイト
説明を聞いてもよく、わからないです……
語り手
面白いけど相変わらず未来突っ走ってるな
鹿児川の瑞樹
さすがSEGAさんや……
ニハル
SEGAカオスだなぁ
鹿児川の瑞樹
面白いけどメンテ大変そうだなぁと思っていたら販売終了…
淡雪
男にのみ許された遊戯……ククク、うらやましかろう
カイト
URLが既にカオス
ニハル
地元の繁華街のカラオケにあってじわじわきた。どうしてそこに置いた
鹿児川の瑞樹
SEGAだったんじゃ?>カラオケ
淡雪
俺の知っているとこじゃ、CLUB SEGAのトイレにあったな
ニハル
なるほど???
しかも使ったことあるなこのカラオケ店……。
カイト
HP見てもよくわからない……さすがSEGA……


カイト
「そっか……じゃあ、他に知ってそうな人っているかな?」
鹿児川の瑞樹
カイトくんファインプレー。
カイト
妹のことしか考えてないぞこの犬!
ニハル
お兄ちゃんらしくて良き
語り手
「校舎に入ったなら階段は通るでしょう?」
「階段のコに訊いてごらんなさいな」
カイト
「階段にいる人がいるの? どうやったら会えるのかな?」
語り手
ニハルなら知っています。
ニハル
はい
語り手
階段の段数を数えながら登って、数えながら降りるのです。
12段しかないはずなのになぜか13段あるゥ!
淡雪
降りきった時の最後の一段=床までカウントしちゃうやつゥ
語り手
そこ! 現実的な落ちつけるの禁止ィ! 
ニハル
「階段の数を数えて昇って、数えて降りればでてくるかも」男子トイレに向けて外から声が聞こえるぅ。
語り手
「ああー、それよそれ。その現象が起きてる時に声をかければ話せるから」
カイト
「そっか! じゃあ次は階段だね! 花子さん、いろいろ教えてくれてありがとう!」
鹿児川の瑞樹
「成程、階段なら色々見てるわな。ありがとよ、起こして悪ぃな」
語り手
「生徒に何か起きているなら何とかしないとね~。私もちょっと調べてみるから。がんばってね~」
鹿児川の瑞樹
「おう」
カイト
「ありがとうー!」
淡雪
「花子さん、貴女には後日改めてお話がありますからね」
語り手
淡雪の言葉の後に、ちょっと強めにパタン、と扉が閉まって気配が消えました。
淡雪
まったくもう、と珍しく怒りながらトイレを後にする。
語り手
【♪闇夜に踊れ】
鹿児川の瑞樹
「……そもそも、なんで人間は男子トイレに女の幽霊なんか思い浮かべたんだろうなァ……」
ニハル
人間の欲望じゃないかな…>表の瑞樹さん
淡雪
女子に見られたいという欲望
カイト
女子に見られたい欲とは業が深い
淡雪
または見せたい、でも可
ニハル
業だなぁ……
カイト
小学生から業が深い……
ニハル
うん……
語り手
「とすると、男の幽霊が女のトイレに出るのか?」とツクハが首をかしげます。
淡雪
「ツクハさん!」
鹿児川の瑞樹
「聞いたことねぇなぁ」
カイト
「まあ、とにかく次は階段だ! 早く行こう!」

語り手
ここで一度成長タイム入れましょうか
ニハル
成長だ~~~!
鹿児川の瑞樹
おっ!
淡雪
全員へのつながりを1ずつ上昇さあせます
まだ
怒ってた
つながり強化 淡雪 の夢を-20(夢:20->0)
カイト
じゃあトイレに付き合ってくれた瑞樹さんを3に、ツクハちゃんを2に上げます。10消費です~
つながり強化 三科カイト の夢を-10(夢:14->4)
鹿児川の瑞樹
こちらも夢19使用して、ツクハ含む全員のつながりを1上げます。みんなでわいわいしてたしね。
夢19 → 0
ニハル
ではずっと一緒に居てくれた淡雪さんを4に上げてカイトくんを3に上げます。
11消費します。
 新条 ニハル の夢を-11した
語り手
ツクハも全員のつながりをあげよう。
淡雪
ありがとうーー
カイト
深まるつんでれ……
鹿児川の瑞樹
あ、しまった、ツクハちゃん好意3になったから属性変更しなきゃ
「保護」に変えます。世界でだいぶんお姫様。
語り手
瑞樹への尊敬を信頼に変更して3へ
ニハルへのつんでれを保護に変更して3へ
カイトへのつんでれを2へ
淡雪への対抗を尊敬に変更して3へ
淡雪
属性変わるんか
カイト
ルルブ見たらそんなこと書いてありますね……全く前回気にしてなかったです……
ニハル
あっ、こちらも3超えてたので変えます。ツヅミちゃんに引っ張られてのやつだったんだよなぁ……。
信頼に変更します。
淡雪
では
カイトへ興味 → 好意
瑞樹へ尊敬 → 信頼
ニハルへ好意 → 保護
ツクハへ好意 → 尊敬
カイト
あ、なんか好意だけ3に上がったら変えないといけないみたいです
淡雪
好意だけか
うーん
まぁ順当なとこだしこれでいいや
ああ、カイトも好意へは変えられないか
じゃぁ家族との絆に憧れへ変化
カイト
了解でーす
語り手
では成長処理終了でいいですか
ニハル
はーい
カイト
大丈夫です!

語り手
では次、スポーンしてください
時刻はタソガレ
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+15
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+13
カイト
シーン登場により、 三科カイト の想いを+17
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+14
語り手
今回は不思議も想いもゴリゴリ溜まりそうだなー
カイト
引き続き完全変身です
 三科カイト の想いを-4(想い:34->30)
スポーンしました
鹿児川の瑞樹
SPAWN! 完全変身します。想いからコストを支払います。
 鹿児川の瑞樹 の想いを-4(想い:31->27)
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+15
シーン登場により、 淡雪 の想いを+13
完全変身
 淡雪 の想いを-4(想い:28->24)
ニハル
さっきと同じく半分変身です~。
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+15
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+12
変身: 新条 ニハル のふしぎを-2した
変身: 新条 ニハル の想いを-1した
変身: 新条 ニハル の想いを-1した
語り手
相変わらず静まり返る校舎に人の気配はありません。
淡雪
「階段と仰いましても、たくさんございますけれど……」
「どちらの階段なのでしょうか?」
カイト
「どこでもいいのかな? 近いとこでやってみる?」
語り手
ニハルが知っているのは、西階段。
校舎の一番西の端、廊下の突き当りになります。
ニハル
「西の階段だよ」
カイト
「わかった!」
淡雪
「ニハルさん物知りですのね」
ニハル
「近所の子の声がたまたま聞こえてくるだけだよ……怖いから勘弁してほしい…」段々声がしぼんでいく。
カイト
「そう? 花子さんいい人だったし、きっと他の人もいい人だよ!」
淡雪
「そうですわねぇ。花子さんはちょっと……アレでしたけれど」
語り手
「人の声などしないぞ。今聞こえたら本物ということだな」
ツクハがニヤっと笑いました。
ニハル
携帯のバイブレーション機能並みに震え始める。
語り手
カタカタカタカタカタカタ

語り手
では階段へ進みますね。
西から差し込む夕日が眩しいです。
淡雪
そうか、懐中電灯いらなかったなw
語り手
さて……
夕闇の中、階段が見えてきました。
突き当りの壁には巨大な木のモザイクタイルが敷き詰められています。
ひとつひとつが生徒の作品であるらしく、鳥や獣やスーパーヒーローが刻まれているのでした。
カイト
「次は誰が呼んでみる?」
淡雪
「では、先ほどはお役に立てませんでしたし、今度はわたくしが」
カイト
すごい夜の気分ですけど夕方でしたねw
淡雪
ねw
語り手
うん。
いい加減気づいても良い頃です。
夕方長くない? って。
夕日はさっきから眩しいほど差し込み、その位置は変わりません。
淡雪
そうなんだよなぁ
カイト
た、たしかにー ずっと変身コストが軽い!ラッキー!って思ってましたが
淡雪
異界だからナー
とりあえず、階段へ向かうよ
「昇って、それから降りて……でございましたわよね?」
語り手
黒々と落ちた影のせいか、モザイクタイルに刻まれた、鳥や獣やヒーローや虫やナゾの生き物たちが、こちらを見つめているようにも感じます。
カイト
「数えながら、だっけ」
ニハル
「そうだよ」
「数えながらだよ」ブルブルブルブル
カイト
ウサブレーション
淡雪
それに頷き、
「それでは早速、失礼をいたしまして……」
語り手
その横を通って上へ向かう階段。真ん中に線がひかれていて、『のぼりは小回り くだりは大回り』と書かれています。
淡雪
では、それはきっちり右側通行を守って昇ってゆくよ
「一、二、三……」
と数えながら。
鹿児川の瑞樹
「いーち、にーい……」 淡雪さんに合わせて数えだす。
淡雪
「…十、十一、十二。十二ですわね」
語り手
いち、にい、さん……
淡雪の声が響いて、もう一人のだれかが数えているように聞こえました……と思ったら瑞樹も数えてたw
ニハル
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+12
間違えた!!!
カイト
ノルマみたいになってますね……
ニハル
大変申し訳ありません、戻しておきます(しくしく)
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを-12
カイト
二人目の瑞樹さんが
ニハル
夢投げようとしたらKONOZAMA……
笑ってくださいよ……
語り手
ウフフ
淡雪
ゲラゲラゲラ

淡雪
「あら?」
と振り返り、
「瑞樹……さん?」
「今、瑞樹さん、お数えになってました……わよね?」
語り手
【♪STOP】
鹿児川の瑞樹
「ん? おう」
語り手
「ああ、瑞樹が数えていた……と思う」
「瑞樹の声、だったよな……?」
ツクハが自信なさそうに首をかしげました。
淡雪
「……ですわよね」
頬に手を当て、少し考えてから
カイト
「うーん……多くなかった?」
「気のせいかな」
「耳は鼻ほど自信がないんだけど、そんな気がしたような……?」
鹿児川の瑞樹
「もう一人いた…… ってのか?」
ニハル
「んん~?」
淡雪
「うふふ。結構楽しいですわね、この不思議な学校も」
のんきに微笑む。
語り手
下りの階段が薄暗い中に見えます。
階段は二つのビジョンが重なり、ぼんやりと波打っているように見えました。
淡雪
では、下りの階段を見やって。
「さて、それでは……」
と足を踏み出そうとしたところで、ぴたり、とその動きが止まる。
カイト
「誰かいるんですかー?」
淡雪
「あの、皆さま」
「わたくし、ふと思うのですけれど」
と切り出す。
ニハル
「なーにー?」
カイト
「どうしたの?」
鹿児川の瑞樹
「おぅ、どうした」
淡雪
「ご存知かもしれませんが。わたくし、浮いてしまっているのですけれど」
そのままふわり、と少し高度を上げ
「……これって、階段を数えて昇ったことになるのでしょうか?」
頬に手を当て、困った顔で首をかしげて見せた。
語り手
【♪明日への風】
語り手
なるのでしょうか。
鹿児川の瑞樹
「…… そもそも上ったっつうのか、それは?」
淡雪
え、ここで〆?w
語り手
〆ですw
カイト
オチましたねwww
語り手
この雰囲気でこの曲いつ流そうか迷ってたけどナイス落ちでした。
淡雪
オチたなぁw
カイト
お見事ですw
語り手
ではシーン途中ですが以下次号! 
語り手
ちなみに、このシナリオ考えたときに「HAUNTED じゃんくしょん」って漫画思い出してたんだけど
それに出て来る花子さん見たらきっと淡雪さん卒倒するぞ……
ニハル
知らない漫画だ…
淡雪
どういうベクトルなんだ
語り手
むちむちぷりんの美女が、局部だけ隠した制服で出てきて色仕掛けしてくる。
鹿児川の瑞樹
それは卒倒のち説教だな。
カイト
お色気過剰なトイレの花子さん(Wikipediaより)
淡雪
淡雪は激怒した(メロス
語り手
いや、いい人なんですよ? 花子さん。
ニハル
なるほど…?
カイト
男子トイレに住んでるんですね……
ニハル
なんかむちむちぷりんとメロスを組み合わせると忘却の旋律(漫画版)を思い出すなぁ…。
淡雪
忘却の旋律とはまた微妙なラインを
響け俺のメロス
ニハル
漫画版何故か4巻だけ読んだ記憶……
淡雪
特に面白いとは思ってなかったけど、あの折り畳み弓のギミックだけ好きで呼んでた記憶
ニハル
漫画版の人の絵が好きだったけど何故か4巻しか読んでないんだよなぁ……
鹿児川の瑞樹
折り畳み弓とは魅力的なふれーず
淡雪
なかなかかっこよろしかったですよ
鹿児川の瑞樹
ほほぅ
ニハル
読み直したいなぁ…

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。