語り手
【♪パズル】
語り手
翌日。
さて、どういうお約束でしたっけ。
今日は土曜日。
小学生も朝から動くことができるでしょう。
淡雪
眠らない文字の妖が営む古書店は24時間営業。
いつでもウェルカムです。
語り手
集合時間はいつにします? 
淡雪
10時くらい?
語り手
《朝》ですね。
鹿児川の瑞樹
かな?
タクヤが来る前に淡雪さんとカクシカしておきたいので、先回りしてもいいですか?
淡雪さんが古書店にいることは分かっているし。
語り手
勿論OK
出る人は登場分貰ってくださいね
変身のコスト、時間帯は朝になります。
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+16
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+14
タクヤのこともあるので、完全変身でどっこいせとやってきます。頭には先日のハンチング。
想いを8消費します。
 鹿児川の瑞樹 の想いを-8(想い:48->40)
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+16
シーン登場により、 淡雪 の想いを+16
同じく完全変身
「いらっしゃいまし、瑞樹さん。お早いですわね」
 淡雪 の想いを-8(想い:53->45)
語り手
カイトさんニハルさんも好きなタイミングでどうぞ。
ツヅミは出て良くなったら現れますw
現場に向かうニハル&カイトの前に、道に迷ってオロオロしてるツヅミがPOPします。
カイト
いつ出るべきか迷いますね…
鹿児川の瑞樹
「おう。昨日の話をしたくてな」
「あいつが居たら、やりづらいだろ」
淡雪
「そうですわねぇ、では、わたくしからもいくつかお話をば」
鹿児川の瑞樹
「おう」
淡雪
お茶を淹れつつ、お菓子を出しつつ。
お茶受けはきなこ棒とひねり揚げ
鹿児川の瑞樹
「おうおう、ありがとよ」
淡雪
瑞樹さん用にきゅうりの浅漬けも出しておこうw
鹿児川の瑞樹
あ、変身とけちゃうやめてw
語り手
いきなり変身コストが無駄にー! 
淡雪
しまった、そうかw
淡雪
とりあえず、我々はこうしてカクシカだけしておきますのでw
淡雪
では、
「よく漬かったきゅうりもあるのですけれど、それはやめておいたほうがよろしいですわね?」
とにこにこ
浅漬けっちゅうたのに「よく漬かった」とはこれいかに
鹿児川の瑞樹
「あー、そりゃまた今度頂くぜ。なんせキュウリは好きすぎて尻尾がでちまう」
淡雪
「あらあら、それは大変」
コロコロと笑う
カイト
ではツヅミを拾ってのんびり行きますか
語り手
別にカイトたちが聞いちゃいけない話ではないし、適当に混ざればいいと思いますよ
ツヅミに聞かせたくない、ということなら後でヘロヘロのツヅミがたどり着きますw
カイト
そう言われると聞かせとくべきな気がしてきました
ニハル
お手数ですがニハルもできれば拾ってください>カイトくん
淡雪
行倒れたウサギが!
ニハル
三人で行こうよぉ(さみしがりの弊害)
鹿児川の瑞樹
「まあ、とっとと本題に入ろうぜ」
淡雪
「えぇ、えぇ。皆さまがおいでになります前に」
かくかくしかじか
鹿児川の瑞樹
あれそうかタクヤとはまだ合流しないのか
かんちGUY
じゃあ普通に合流してもらっていいかな。
淡雪
ふむ
語り手
タクヤは来るかどうかも定かじゃないねぇ
鹿児川の瑞樹
なるほどなぁ
淡雪
あと、カイトくんに知られると、いきなり「ずばぁ」とタクヤくんの核心ついていきそうでw
語り手
あっ
素直わんこ
カイト
嘘つけませんもんw
ニハル
あっ…
カイト
あんまりカイトが知ってると危険になってしまうとはw
鹿児川の瑞樹
あっ……
やっぱり我々でさきに情報共有しとこう
淡雪
OKw
鹿児川の瑞樹
我々先に情報共有しました でいい?>語りて
語り手
いいよ
二人はお互いに得た情報を伝えられました。
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+17
シーン登場により、 三科カイト の想いを+16
あ、完全変身で出ます~
想い8で変身しときます
 三科カイト の想いを-8(想い:41->33)
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+16
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+15
私はちょっと油断してるスタイルで出ます。
想い6点いますね。
変身: 新条 ニハル の想いを-6した
語り手
ニハルちゃんいつもはみ出てるw
カイト
ではニハルちゃんも拾いまして情報共有終わったあたりでガラガラ戸を開けますか
ニハル
わーい
淡雪
「あらあら、皆さまお揃いで。いらっしゃいまし、今お茶をお淹れしますわね」
ニハル
「わーい」
語り手
「わぁい」
ニハル
「手伝うことある?」
カイト
「気になって早く来ちゃった!あとツヅミちゃんが落ちてた!」
鹿児川の瑞樹
「落ちてたー?」
「また行き倒れたのか」
淡雪
「あらあら大変」
カイト
「また道に迷ったんだって」
語り手
「えへへ~うん」
「人間の町むずかしいよぉ~どこも同じで」
ニハル
「わかる~」
淡雪
「そうですわねぇ、どこも四角かったり三角だったりいたしますから」
「でも、京都という街は、もっと四角いんですのよ?そんなところに行ったら、ツヅミちゃんはきっと大変」
「建物は、他の街よりいくらか丸みもあるのですけれど」
ニハル
札幌とか行くと大変そう>ツヅミちゃん
鹿児川の瑞樹
札幌も四角いもんなぁ。
淡雪
都会はうわものが四角くて大変そう
語り手
「ニンゲンってシカク好きだね」
「かくかくしたもの化けるの大変なんだよぉ」
淡雪
「あらあら、ではお豆腐に化けるのは大変ですわねぇ」
語り手
「前にアブラゲに化けたら かじられちゃった」
淡雪
「あらあら、大変。きつねさんかしら?」
鹿児川の瑞樹
「飛竜頭にでも化けとけ。んで、あの何だったか、タクヤは一緒じゃねえのか?」
語り手
そうやつてにぎやかにおしゃべりしていますが……タクヤが現れる様子はありません。
カイト
「うーん、来るときは見かけなかったなあ」
語り手
瑞樹の問いにツヅミはぷるぷると首を振りました。
淡雪
時間は何時くらいになったかな
>待ってる間に。
語り手
小一時間ほど経過したかな? 
十一時前くらい
鹿児川の瑞樹
「……来ねぇな、来なけりゃ話が始まらんだろ」 茶菓子をつまみながら、なんとなく扉のほうを見ている。どこか、予期していたような表情。
ニハル
「そうだね。こまったな」
淡雪
少し困った顔で、頤に手を当て、首をかしげる。
「困りましたわねぇ」
カイト
「迷ってるかもしれないし、探してこよっか?昨日会ったからニオイはわかったし!」
鹿児川の瑞樹
「おう、そうだな。行き違いになったら困るから、淡雪に留守居を頼んで探しに行くか?」
淡雪
「えぇ、よろしゅうございますよ」
ニハル
「単独行動がないならいいよ」ひとりぼっち嫌だ~。
鹿児川の瑞樹
「じゃあ行くか。道案内は頼んだぜ」と、カイトに。
淡雪
あれ
タクヤくんて携帯持ってるかな?
鹿児川の瑞樹
語り手
さあー、どうかな? 
淡雪
ふむ
カイト
小学生だとあんまり持ってなさそうですが…
淡雪
それか、小学生ダンスィらしく、忘れ物メモとか、手にマジックで書いたりしてないかな
語り手
なるほど。
手にメモありますね。
カイト
あ、辿るんですか!
すごい!!
ニハル
文字すごい!!!!
淡雪
じゃぁ、ちょっと様子見にいってみようかw
ピンポイントで行けるし
カイト
「じゃあおれたちが留守番してればいいんだね?」
鹿児川の瑞樹
「そうなるな」
淡雪
「えぇ、お願いできますか?」
ニハル
「わかった」
カイト
「行ってらっしゃーい!」
淡雪
「判りましたら、ご連絡いたしますね」
鹿児川の瑞樹
「ああ、頼むぜ」
淡雪
あ、あわゆきはらくらくフォン(ガラケ)くらいは使えるかな?
語り手
らくらくフォンくらいならw
淡雪
携帯の契約が無理かw
語り手
そうだね、持っているかどうかという話ならちょっと難しいな。
淡雪
おk、では
「ご連絡はこちらの方に」
と黒電話の横のメモ帳に
カイト
もう淡雪さんのイメージがだいぶかわいいおばあちゃんに…
語り手
おなじく。
淡雪
PLの中ですらそうだからなぁw
語り手
古書店ならどこにでも出現して伝言できるなァ
淡雪
うんw
淡雪
では、ふしぎ4使って、ダンスィの忘れ物メモに飛ぼうか
 淡雪 のふしぎを-4(ふしぎ:40->36)
鹿児川の瑞樹
ふしぎ4でぽんぽん飛べるのすごいなぁ(みずのみちはふしぎ16必要)
そのかわり、みんなつれていけるけど。>みずのみち
淡雪
それは便利だなぁ
語り手
【♪明日への風】
語り手
ダンスィの忘れ物メモには「さんすう ドリル4」「こくご かんじ2」と書かれています。
そしてダンスィは、川辺に座り込んでぼんやりと空を見上げているのでした。
淡雪
あ、この曲流れてきたってことは、今日は〆か
鹿児川の瑞樹
0時ですもんな
ニハル
はーい
語り手
というわけで本日のゆうやけこやけ これにて終幕でございます。
雨がやむことを期待しているタクヤの背を押してやってください。ドーンと。
淡雪
おつかれさまでした!
カイト
おつかれさまでしたー!
語り手
ありがとうございましたー
ニハル
おつかれさまでした1
鹿児川の瑞樹
おつかれさまでした!
淡雪
ドーン!(江頭2:50)
語り手
じぶんの手からドーンされたら「びっくり」で済むかなぁ。
淡雪
いや、そこはもうちょいうまくやるわいなw

語り手
【♪ボクラノ未来】
鹿児川の瑞樹
のっそいのっそいのるのっそい
よしOK
語り手
ノシノシ
ニハル
どもども~~~
カイト
こんばんは~
淡雪
|ω・`)ノ ヤァ
鹿児川の瑞樹
こんばんはー!
淡雪
この曲聴く度に、Keyとかあの辺のADV系エロゲの主題歌っぽいな、って。
語り手
パソゲーの主題歌だから半分あってる。
語り手
ツヅミの過ちを知り、彼女とともに謝りに行ったカイト。
ほか三人も優しくフォローしたことで、ツヅミは言うべきことをしっかりと伝えられました。
しかし、タクヤの様子がおかしいのです。
彼もまたその小さな胸に何か秘密を抱えてしまっている。
それに気づいた四人は、タクヤの様子を見に行きました。
タクヤは四人の元へ相談に訪れることなく、河原でぼんやりと水面を見つめているのでした。
淡雪は、彼の忘れ物防止メモの中で、何を思うのでしょうか。
語り手
【♪永伏山中】
語り手
前回はシーンの途中でしたね
淡雪
場所は離れるけど、切り替わらないのね
語り手
前回シーンてほどシーンなかったからね
ニハル
551のあるときぐらいにわらえますね(?)
語り手
【♪閉ざされた村】
語り手
淡雪が現れたのは少年の手にぶっといサインペンで書かれた消えかけの忘れ物防止メモのなかでした。
淡雪
タクヤ少年の様子はどうかな
語り手
ぼんやりと水面を眺めて石投げてるよ。
なんだかそこを見ているような見ていないような様子で。
たまにふかーい溜息なんかついています。
淡雪
何か独白したりはないか
語り手
今のところはないかな。
淡雪
じゃぁ出て行くかなぁ
河川名の看板でも近くに無いかな
語り手
向かい側に広告の看板があるよ。
空気読まないマッチョメンが素晴らしい笑みを浮かべてスポドリを掲げている。
商品名と売り文句がでかでかと踊っている。
淡雪
タクヤの目の前?
語り手
近くはないけど真正面にある。
淡雪
真正面だと出るに出られないw
カイト
しかし文字さえあれば出る場所も自由自在ってすごいですよね…
鹿児川の瑞樹
うんうん
その代わりド異様だけど。
淡雪
現代世界においては射程無限だ
カイト
つよい!
ニハル
つよい
語り手
そのかわり出たら不審がられること請け合いだから善し悪しだねい
語り手
すぐ近くになら
柵の前に「川には入らないでください」「夜は静かに」と書かれた質素な看板が。
鹿児川の瑞樹
「バーベキューすべからず」「花火禁止」とか書かれるやつだ>表
淡雪
では彼の視界外の看板から出てこよう
『危い!およぐな!』という文字がぐにゃりと歪み、そこから白髪和装の姿でするりと
こっそりと彼の後ろに近づいて
「お隣、よろしいですか?」
語り手
「……うわ!?」
コロンとひっくり返るタクヤ少年。
淡雪
「うふふ、おはようございます」
にっこりと笑い、よっこいしょ、と彼の隣に腰を下ろす。
語り手
「背後霊かと思った……」
淡雪
「あらあら、まだおひさまも昇ったばかりですのに」
語り手
「だれ、だっけ。えぇと……」
「そうだ、昨日の?」
淡雪
「はい、文車堂の淡雪でございます」
語り手
「フグのひとだ」
鹿児川の瑞樹
フグの人ふいた
淡雪
「はい、フグのひとです」
語り手
「あー、迎えに、来てくれた、とか?」
居心地悪そうに目を逸らします。
淡雪
「いえいえ、わたくしはお茶菓子の買い出しに」
語り手
「ああ……」
あからさまに胸をなでおろします。
「そうかぁー」
淡雪
「ちょうど皆さまも集まってこられたところですので」
「今日はお客さまがたくさんですから、備えのものだけでは足りなくなってしまいまして」
語り手
晴れ晴れとした笑顔が再び暗くなりました。
淡雪
「タクヤさんは、これから?」
語り手
「そ……うん……そう……かな」
淡雪
「そうですか」
にっこり
語り手
タクヤの目はマンタのように泳いでいます。
「……よくここが分かったね?」
淡雪
「いえいえ、たまたまですのよ?わたくし、こちらの土手を通ってスーパーまで参りますのが、定番のお買い物ルートですので」
語り手
「……あー、そう……」
「今日はさ、ちょっと……雨が降りそうだから……やめにしようかって」
雨の予報は確かにありましたけど、夜からです。
イテテテテ急にお腹が……ってのが鉄板だけど、このくらいの年の子ってそれも無理なんだよね
淡雪
「そうですか」
否定もせず、にっこりと笑う。
語り手
「そう、そうなんだよ。だから、みんなに無理だって、いってくれる?」
何だかウキウキしています。
「やりたかったなーだけど雨だし」
「雨じゃあ仕方ないよね! じゃあ、帰るから」
スッと立ち上がって行ってしまおうとします。
淡雪
「はい、よろしゅうございますよ。そうですわねぇ、雨が降ってしまっては大変。わたくしも、お買い物に行かないと」
立ち上がり、軽く尻を叩いてから。
「そうですわ!」
ぽん、と手を打つ。
「皆さまにお言伝をする代わりに、お買い物をお手伝いいただけませんか?」
語り手
淡雪さんて雨にぬれても平気へっちゃらなんでしょうか
※本編とは関係ない
淡雪
文字だから、特に関係は無い
書物のつぐももではないからね
語り手
紙っぽい体でも別に関係ないわけだね
淡雪
そうだね
鹿児川の瑞樹
特定の書物じゃなくて文字の概念ですもんね
鹿児川の瑞樹
墨が流れるぅうううう! とかない
淡雪
そうなの。
ニハル
なるほどなぁ
カイト
納得です
語り手
「あ……」
顔が少しぐにゃぐにゃしました。
「……うん、いいよ」
素直についてきますが。
このままで大丈夫なんだろうか? 
そんな声が聞こえてきそうな顔でした。
淡雪
「ありがとうございます。では、参りましょうか」
スーパーで、お買い物を手伝ってもらおう。
カゴ持ってもらったりしつつ。
「男のひとが一緒だと、助かります」
にこにこしつつ。
語り手
【♪ギルドグラード】
語り手
お手伝いをするうちモヤモヤのことは忘れてしまったらしく、淡雪のお買い物メモを先回りして商品を探して来たりしてくれます。
「持ってあげるよ! 俺強いから!」
淡雪
「あらあら、ありがとうございます」
語り手
ヨロヨロしながら籠を運びます。
で、「カートっていう便利なものがあってさあ!」なんて偉そうに教えてくれたり。
淡雪
「そうなのですか。タクヤさんは物知りでいらっしゃるのですね」
語り手
「へへー、何でも知ってるよ!」
ニハル
得意げにおしえてるのがかわいいので餅贈呈>表
鹿児川の瑞樹
サッと気分アガッちゃうとこかわいい
カイト
いい子ですね
なんだかとてもおばあちゃんと孫感が…
淡雪
そして、最後タマゴのコーナーのところで
「では、タクヤさん、こちらをお一つ、持っていってくださいます?」
タマゴを1パック取って、タクヤに手渡す。
語り手
言われるままにたまごを手に取る。
淡雪
タマゴのラックには、『おひとり様1パック限り』の文字。
今日は特売の日ではないなら、文字いじって値札変えてしまおうw
鹿児川の瑞樹
なにやってるんだww>値札
語り手
値札変えるなwww
ニハル
いたずらっ子っぽい
淡雪
特売にしたかったんだw
カイト
後から来た人たちもヤッターってなりそうですがw
ニハル
卵料理…茶わん蒸し食べたくなってきた……
語り手
「緑のおたまちゃん」頼みもしないのに得意げにたまごの名前読んでます。
淡雪
「漢字もお読みになれるのですね。タクヤさんはご本はお好き?」
語り手
「あー、うん、好きだよ」 漫画だけどね! 
淡雪
「それは大変すばらしいことです。ご本は色々な方の色々な体験を、共に学ぶことのできるすばらしいものでございますから」
少しだけあこがれと誇りの顔で。

淡雪
なんてなことを話しながら、レジで会計などを済ませて。
店を出てから、卵を受け取ろう。
語り手
「淡雪頭いいね! 二人だもんね!」
淡雪
「うふふ、ありがとうございます」
「でも、お店の人には悪いことをしてしまいましたかしら」
「本当は、私一人ですのに、2パックも」
語り手
「ん? 買うの一人だから??」
淡雪
「ええ。ウソ、ついてしまいましたわね」
ちょっとだけウソのところに息を込めて。
語り手
【♪グランヴァレンの伝説】
語り手
「……あ……」
タクヤは短く息を吸います。
「ウソは……よくない……かな」
淡雪
「ウソをつく、って、結構、怖いものなのですね」
「どうでしょう……。わたくし、思うのですけれど」
語り手
「怖い?」
淡雪
「はい。人にウソをつく、というのは、なんだか心が重たくなりませんか?」
語り手
「……うん……そう……かも」
淡雪
「相手の方を謀ってしまっている。もしウソがついたと知られたら、相手の人をイヤな気持ちにさせてしまうかもしれない。そんなことを考えると、何だか、少し、胸のあたりが重たくなってまいりませんか?」
「でも、ひとですもの。咄嗟にウソをついてしまうこと、もございますわよね」
語り手
タクヤは黙って胸のあたりに手を当てて小さくうなずいています。
こくん、こくん、と。
淡雪
「ウソで、どうにかやり過ごすことができたとしても、胸の重たさが気になって、結局自分だけなんだか苦しくなってしまったり」
語り手
「嘘をついちゃったら……」
ぼそりと呟きます。
「謝れば、いいんだよ?」
「嘘ついちゃって、ごめんなさい、って」
そこまでモソモソと喋って、また口を閉じてしまいます。
淡雪
「あら」
「そうですわねぇ。胸の重たさってきっと、『お相手の方に悪いことをしてしまった』という気持ちなのでしょうね。だから、お相手の方にちゃんと謝れば、きっと」
「……ツヅミさんのように」
語り手
指先をくるくると絡ませ、視線をさまよわせていたタクヤは、ヒュッと喉を鳴らしました。
淡雪
「でも、それってすごく勇気の要ることですわ。きっと、大変」
語り手
「うん」
淡雪
「タクヤさんだったら……。できますか?勇気を持って、お話ができますかしら?」
語り手
「おれ? おれは……」
タクヤはまたモソモソ、と口の中で何事か呟きました。
淡雪
何も言わず、ただ微笑んで少年の言葉を待つ。
語り手
「かえしにいく」
それから卵を一パック持って、スーパーへ戻っていきます。
淡雪
「あらあら」
語り手
しばしたって、少年はそのまま卵を持って帰ってきました。
「別にいいですっていわれた」
ほっとしたような顔で。
淡雪
「あら」
「ごめんなさいましね、わたくしがしでかしたことでしたのに」
語り手
「怒られなかったよ」
淡雪
「きっと、タクヤさんが勇気を出してお話してくださったからですわねぇ」
語り手
「うん」
鹿児川の瑞樹
はぁ、よい会話…
カイト
カイトは素直な子供の味方ですよ…(「ごめんなさい」をちらつかせつつ)
語り手
尻尾が視界の端でフリフリしてる
ニハル
めちゃくちゃかわいい
語り手
「荷物持ってあげる」
「これからフグのお店に戻るんでしょ?」
淡雪
「あらあら、ありがとうございます。はい、フグのお店に戻りますわ」
「お手伝いいただけるんですの?」
語り手
卵のパックをブンブン振り回しながらスーパーから通りに出る道をかけていきます。
「はーやーくー!」
淡雪
「あらあら……今晩のおかずはスクランブルエッグになってしまいそうですわね」
「タクヤさん、お待ちを」
和装でとてとてとあわてて跡を追い、共に店へと向かいます
語り手
ということで文車堂へと向かったのでした。
淡雪
はーい
語り手
繋がり上昇チャーンス! 
淡雪
言うて、上げられるの俺だけ……シーン独り占めして申し訳ない
鹿児川の瑞樹
いえいえ、このシーンはタイマンであればこそだと思うの
ニハル
わかる
カイト
とてもよいお話でした…
鹿児川の瑞樹
こういう諭すのはね…… 四人で包囲してやるのはなんかちがうもんね…
あと河原の語り合い非常に尊い
淡雪
ありがっつ
語り手
タクヤから淡雪へ尊敬2 ツヅミからカイトへ信頼2
淡雪
ううむむむ
シーンで絡んでない人のも挙げていい?
語り手
冒頭皆で会話してたよね? 
会わなくたって思いをつのらせてもいいのよ
淡雪
そうだ!
うーむ、お二人分か
ニハルのはコスト安いし、あとで上げさせてもらうということにして
ニハル
待ってます!
淡雪
信頼して送り出してくれた瑞樹とカイトへのつながりを4へ強化
つながり強化 淡雪 の夢を-16(夢:18->2)
カイト
ありがとうございます!
語り手
よろしいかしら
淡雪
OK

語り手
【♪通い合う心と心】
語り手
現れたところでみんな、ふしぎとおもいをもらってください
変身コストは昼で計算。
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+16
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+15
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+18
シーン登場により、 淡雪 の想いを+17
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+16
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+14
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+17
シーン登場により、 三科カイト の想いを+18
語り手
ああ
変身コストはいいや
ほぼひとりのシーンだったからね~
語り手
結構好き放題できる感じの「ふしぎ」が溜まりましたねー
ニハル
つきのひかりも使える!
淡雪
ではガラッガラッガシャンと
たてつけの悪い戸を開いて、帰ってこよう
「ただいま戻りました」
そうだ、戻る前に、みんなには『タクヤさんと一緒に戻ります』と
黒電話横のメモに文字を出して報告だけしておこう
鹿児川の瑞樹
「おぅ、戻ったか」
淡雪
「皆さま、大変お待たせをいたしました」
語り手
「お待たせー!」
カイト
「お帰りなさい!タクヤくん見つかってよかったねー!」
ニハル
「おかえりー」
語り手
「良かった~、道に迷ったのかと思ったよぉ」
淡雪
「ちょうど出たところでタクヤさんにお会いしまして。
ニハル
「わーすごーい」
語り手
「そうそう、偶然!」
淡雪
お買い物をお手伝いいただきましたもので、二人して遅くなってしまいましたわ。ごめんなさいましね」
「大変助かりました」
鹿児川の瑞樹
「おぅ、そうか。いんやいんや、こっちもゆっくりさせてもらったしな」
手をふりふり。
カイト
口を開くと淡雪さんが探しに行ったことうっかりばらしてしまいそう
語り手
素直わんこ! 
語り手
ツヅミが目をキラキラさせて買い物袋を見ています。
淡雪
「はい、おみやげでございます」
中から色々な菓子を取り出して、皆に配ろう。
語り手
「わーいお菓子~♪」 ツヅミの手がもさっとしています。
カイト
「……ジャーキー、あったりする?」
語り手
「じゃーきーあります!!」
鹿児川の瑞樹
「おお、なんだこりゃ? こいつも菓子か?」 物珍しそうに菓子をつまんで見ている。
淡雪
「はい、どうぞ」
カイトの手にササミジャーキーを。
カイト
「あっ!ありがとう!!」 嬉しくてしっぽ出そうです
ニハル
「うれしー!」しっぽぴょこぴょこしてる
淡雪
あ、タクヤに渡してもらおうかw
配り担当はタクヤだ
語り手
よし、タクヤが得意げに配って回ります。
語り手
犯人はものを食べると言葉まで呑み込んでしまうものだそうだ。
だから警察で追及するときはものを食べさせないと聞いたことがあるw
カイトには食べさせて、タクヤには食べる前に喋らせるのだ! w
淡雪
「お茶、冷めてしまいましたわね。今すぐに新しくお淹れいたしますね。お茶とお菓子をいただきながら、お話をいたしましょうね」
ニハル
「わーい。ありがとう!」
淡雪
残りの荷物を持って、台所へ片づけると、火鉢の上の鉄瓶から新しい茶葉の入った急須へとお湯を注いでいる。
鹿児川の瑞樹
「いい香りだねぇ」
淡雪
「ええ、とても良さそうなほうじ茶が出ておりましたので。しばらくお待ちくださいましね」
ニハル
「ほうじちゃ!」
語り手
じゃあ、タクヤは最後にツヅミにオヤツを渡します。
ツヅミがニコーと笑うと、タクヤはすぅっと大きく息を吸い込みます。
「ツヅミ! ごめん! あの飛行機俺のじゃないんだ。あと尻尾見えてる!」
ニハル
「……ツヅミちゃん!?」尻尾隠しに向かう。
淡雪
「あらあら」
特に慌てもせず、にこにこと見守っている。
彼の絵日記に描かれたツヅミの姿を思い出しながら。
語り手
ツヅミはぽかんと口を開けていましたが、ニハルの声にびっくりして「ふぇ!?」と声を発します。
カイト
「え、知ってて仲良くしてたんだ!?」
鹿児川の瑞樹
予期していたような顔で、ほぅ、とその様子を見守っている。
頬杖などつきながら。
ニハル
しっぽをないないしようと必死。
「ないない!」
語り手
「あたしが狸だって知ってたの?」
「えっ狸だったの?」
二人で目を見合わせています。
ニハル
「えっ」
ツヅミちゃんの後ろでちょっと呆然としてる。
語り手
「えっ」
カイト
「あれ?」
淡雪
「瑞樹さん、かりんとう、召しあがります?」
余裕の二人でのんびりと見守る。
鹿児川の瑞樹
「おお、頂くぜ。こりゃ口が渇くなあ、茶おかわり」
淡雪
「はい、はい。どうぞおあがりくださいましな」
鹿児川の瑞樹
ぽりぽり、とかりんとうを食う音。
ニハル
かりんとういいなぁとちょっと目が泳ぐ。
語り手
オトナーズは余裕だ
語り手
「……どうしよう」
ツヅミが少し涙目になっています。
タクヤは「いやそうじゃなくて」と首を振ります。
ニハル
「だ、大丈夫だよ」よしよし。
淡雪
うふふ、と見守る女店主。
カイト
「つ、ツヅミちゃんいい狸だから、きっとバレても仲良くしてくれるよ!」
ニハル
「そうだよ。タクヤくんもいい人間だし」
語り手
「あの飛行機は俺のじゃなくて兄貴の。……って狸? えっ?」
カイトの言葉に今度こそ目が丸くなるタクヤ。
「……ほんとに狸?」
カイト
「あれ、おれもしかして余計なこと言った…?」
語り手
訊かれると同時にツヅミは慌てて変化の術を強化しようとして、「エイッ!」と気合一発、そこにはつやつやとした尻尾付きの茶釜が転がっておりました。
ニハル
「かわいい」もふもふ。
「しっぽもふもふしてる」
カイト
「……ツヅミちゃん、尻尾生えてる」
語り手
茶釜の尻尾がぴこぴこしてあちこち変な形に曲がった後で、
「まだ隠せないんだもん!!」ヒトの姿に戻ったツヅミが涙目で訴え始めました。
淡雪
では、なんとなくばたばたとしている空気を払うように、ぱんぱん、と手を叩く。
「さぁさ、皆さま、お茶が入りましたよ。お菓子と一緒にいただきながら、お話をいたしましょう。こちらへどうぞ」
マップ画像のちゃぶ台の上、それぞれの座布団の前に一つずつかりんとうの小皿と茶わんを置いて回る。
鹿児川の瑞樹
「さてさて、茶でも飲みながら話すとしようや。落ち着いて、な」
語り手
「す……すげー! すっげぇぇぇぇ!」
興奮していたタクヤは、目の前に出されたかりんとうをポリポリ齧り始めました。
「おいしい」
ニハル
「たごんむよーしてね。タクヤくん」
語り手
「俺たちだけの秘密なんだな!」ニハルにうんうんと頷いて見せます。
ニハル
「うん、そうだよ。はる達だけの秘密」
カイト
「ごめん淡雪さん、おれ甘いものは…ジャーキーください…」
淡雪
「あらあら、ごめんなさいましね」
ササミジャーキーを皿に盛って出してさしあげよう
カイト
「ありがとう~」

語り手
【♪パズル】
語り手
ごちゃごちゃした雰囲気のまま始まったお茶会。
飲んで食べて、皆の心も言葉もだいぶ落ち着いてきました。
タクヤはもぐもぐいいながらいきさつを話しました。
兄が飛行機を作っていること。それに憧れて見ていたが手伝うどころか触ることも許されなかったこと。
そうこうしているうちにツヅミが現れて、どうやら普通じゃないことはすぐわかったが、一緒に遊べて楽しかったこと。
彼女にかっこいいところを見せたくてつい、「この飛行機は自分が作っているんだ」と言ってしまったこと。
ニハル
うわぁぁぁかわいいいいい>表
カイト
ボーイですねえ
語り手
ある日飛行機のところへ行ったら飛行機のシートがめくれており、少し壊れているように見えたので、心配になって覗いていたらしっかりくっついていなかったパーツをいくつか散らばしてしまったこと。
兄には「誰か知らない奴が来て壊していった」と言ったが信じてもらえず、パーツを探すよう言われていたこと。
「でもさー、みつからないんだよ」
ほっぺを膨らませてタクヤは話を終わります。
淡雪
「なるほど、そうだったのですね」
鹿児川の瑞樹
「おうおう、その兄貴も話を聞かん奴だなあ。ま、いいかっこしいしたのは何だが、ちゃんと言えたのは偉い偉い」
語り手
「あたしが踏んだから……」ツヅミは少ししょんぼりしています。
淡雪
タクヤはツヅミに何かフォローするかな?w
語り手
「ツヅミのせいじゃないよ」
淡雪
おっ、よく言った
語り手
「風が悪い」
淡雪
では、にこにことご褒美のかりんとうを皿に追加してあげよう。
そして落ち込んでいたツヅミを励ますようにツヅミにもかりんとう。
流れでみんなにもかりんとう。
淡雪
カイトくんにもササミジャーキー追加。
カイト
淡雪さんの心遣いが嬉しい
カイト
「確かに!ツヅミちゃんもタクヤくんもいいことだと思ってやったんだもんね。悪くないよ」
ニハル
「誰も悪くないんだよね」
語り手
「そうだ、じゃあ、タクヤはあのヒコーキのぱぁつを探してるんだよね?」
「あたしが探してあげるよ!」
鹿児川の瑞樹
「おう、探し物なら手伝うぜ」よいしょ、と腰を上げる。
語り手
鼻はいい方! と胸を張るツヅミに、タクヤは「鼻あんまり関係ないかも……」と答えます。
カイト
「おれも手伝うよ!匂いがわかれば探せるかも」
語り手
「だって食べ物じゃないし、においしないでしょ?」
カイト
「残ってる飛行機の匂いとか、お兄さんの匂いとかで…難しいかな?」
語り手
少年は気付かなかったでしょうが、普通に金属のにおいとかするんじゃないでしょうか,
淡雪
グリスのニオイとかね
カイト
鼻はいいですよ!犬なので!
淡雪
では、そんなみんなをよそに、茶葉を捨てがてら台所へ消える。
ニハル
「探し物…どれぐらいの大きさ?」
語り手
「こんなの」と指先を近づけて一センチ程度まで近づけます。
カイト
「ひとつ?」
ニハル
「なるほど…」
語り手
「よっつ」
鹿児川の瑞樹
「どんな見た目とか、分かるか?」
ニハル
鳥になっても空から探すの難しそうなやつだ~!
語り手
梟……とか? 
ニハル
梟かぁ…
梟いいですね。
カイト
そういえばツヅミちゃんは狸ってバレたけど、カイトたちのことはまだわかってないんでしったけ
語り手
分かってないよ
バレる要素がまだない
淡雪
では、おつげを使って
黒電話横のメモに、
彼の家で見たお兄さんのノートの中に書いてあった、パーツの形状を
AAで再現してみよう
よろしい?
語り手
いいよー
どんだけ細かいフォントを使うんだw
淡雪
フォントだって自由自在よ!
 淡雪 のふしぎを-6(ふしぎ:54->48)
台所から、声だけで
「瑞樹さん、電話横のメモを見てくださいますか?」
鹿児川の瑞樹
「お?」
そのメモを確認します。
淡雪
そこには、パーツの図解が!
『このような形でした』という文字が浮いて、すぐに消える。
鹿児川の瑞樹
「おお? お? ああ、字で絵を書いてんのか! 頭いいねえ!」 最初読み上げかけて、オオ!ってなった。
淡雪
台所から「うふふ、ありがとうございます」と声だけ
鹿児川の瑞樹
ちょっと台所へ行こう。
んで、「そりゃあいいが、どうやって知ったって言うよこれ」 って淡雪に小声でもしょもしょ。
淡雪
では、台所で割烹着と三角巾を付けて、卵を溶いている淡雪。
「文車堂は古書店ですのよ?飛行機などの詳しい図鑑くらい、幾冊もございますわ」
「『この度のことで、わたくしもちょうど飛行機のことについて、調べものをしておりまして』とでも」
鹿児川の瑞樹
「ああ、成程」

ニハル
「ところでタクヤくん、高い所は平気?」わくわくした顔をしてる。
語り手
「え? うん」
首をかしげるタクヤ。
カイト
バレてない状態で地面をくんかくんかして大丈夫なのかな、変人認定されてしまいそう
語り手
もうニハルがタクヤを変化させる気満々だし、真夏の世の夢ってことでいいんじゃないかな! 
あとは「狸に化かされました」で済みそう
カイト
全て気のせいです!!という顔で
ニハル
「ちょっと目瞑ってもらっていい?」つきのひかりをつかってタクヤくんを鳥の変化にします。
語り手
いきなりかw
カイト
大人二人が目を離したすきにw
語り手
ここから飛ぶの? 
ニハル
もうちょっとあとのほうがいいですかね?
語り手
さすがに現地でやった方がw
ニハル
ちぇw
*一行前のセリフのなし*
鹿児川の瑞樹
現地のほうがかっこいいと思うな!
ニハル
はーい!w
語り手
いやべつにやってもいいんだけど
タクヤくんは大混乱したり町から飛ぶのに大興奮しまくったりで探し物どころではなくなるぞ
ニハル
確かに
鹿児川の瑞樹
そいつはイカン
ニハル
百理ある
カイト
現地にしましょう!

鹿児川の瑞樹
では皆のところに戻ります。
「おおい」 ひょいんと戻る。
「飛行機のパーツって、こんなやつか?」 と、タクヤくんにメモを見せよう。
語り手
「あ、そうだよ、これ! よく知ってるねぇ」
「本がいっぱいあると便利だね」
カイト
「淡雪さんと瑞樹さんはほんと物知りだなあ」 横からメモを覗き込みつつ
鹿児川の瑞樹
「全くだ。ま、これで探しやすいな」
淡雪
本=文字の一つの出来物のことをほめられ、台所で一人うふふと笑っている。
語り手
タクヤは普通に「頭良さそうな人が本で調べた」と思ったらしい。
鹿児川の瑞樹
瑞樹がいわずとも勝手に思ってくれた。
ニハル
「すごーい」二人に尊敬の目。
語り手
「すごいねぇ~。みんなで考えると何でもできそうだねぇ」
ツヅミがニコニコしています。
「じゃあ、探しに行こう!」
タクヤが元気よく立ち上がりました。
ニハル
「よし!」
カイト
「がんばろう!」
淡雪
では、そこで、台所からじゅうじゅうという音と、良い香りが。
語り手
大量購入の卵が! 
「なんのにおい?」フンフンと鼻を動かすツヅミ。
カイト
「卵焼いてるのかな?」
淡雪
しばししてから、淡雪が割烹着のまま包みをいくつか持って現れる。
「それでは、お弁当もできましたし、部品探しに参りましょうか」
ニハル
「お弁当!」
鹿児川の瑞樹
「おお、弁当。いいねえ」
語り手
「おべんとおべんと!」
ツヅミはニハルと一緒にぴょんぴょんしています。
語り手
【♪明日への風】
ニハル
いい歌
鹿児川の瑞樹
うんうん
淡雪
「時間がございませんでしたから、あまり熱が取れておりませんが……。でも近くですし、すぐにお昼ですから大丈夫でしょう」
「タクヤさんにお手伝いいただいたタマゴも入っておりますのよ」
カイト
「手伝い?ずっとこっちにいたよね?」
語り手
「買うの手伝ったんだ!」
「焼くのも手伝いたかったな! 俺目玉焼き作れるよ!」
鹿児川の瑞樹
「おお、偉い偉い」
淡雪
「あら、では次の時はぜひに」
実は大半が割れていて、そういう意味でも手伝ってもらっていたことは、秘密。ですわね、と胸の内で舌を出す。

語り手
【♪浮遊島 《イルバード》】
語り手
では、ここらでシーンを閉じまして……
以下次号! です。
つながり強化チャーンスでございます。
おお、いっぱいもらってるありがたや
淡雪
では、ニハルへのつながりを強化
つながり強化 新条 ニハル の夢を-7(夢:10->3)
表情こまめに変えないと、淡雪いっつもニッコニコで笑う
語り手
タクヤから、今日も余裕な瑞樹さんへ対抗2
鹿児川の瑞樹
あれ、タクヤからは憧れじゃなかったっけ
語り手
ちがった
淡雪
だよね、対抗はカイトだ
語り手
憧れだね失礼
瑞樹さんはさっと情報持ってきてくれたり動じなかったりかっこよかったので更に憧れてしまった。
カイト
4に上げるには8使うんですね……うぅん、ではタクヤくんを保護したい気持ちが2になります
つながり強化 三科カイト の夢を-5(夢:9->4)
ニハル
淡雪さん!それ僕の夢や!!!
淡雪
あれw
ごめん、もどしとくわw
ニハル
お願いします~!
カイト
誰かしら毎回やりますねw
淡雪
これまでにさんざやられた仕返しが、つい無意識にw
つながり強化 淡雪 の夢を-7(夢:11->4)
鹿児川の瑞樹
そうだなぁ、ここはタクヤ・ツヅミへのつながりを3に上げておこう。10点消費して残り2。
「よく言えたな、えらいえらい」ってやつです。
語り手
ありがとうございます
鹿児川の瑞樹
で、ツヅミへの好意は信頼に変更。
こちらは以上。
ニハル
んーではツヅミちゃんへのつながりを4にして終わります。
7点消費。
 新条 ニハル の夢を-7した
淡雪
こちらも以上
語り手
ツヅミからカイトへ信頼3
あとタクヤから淡雪へ尊敬3
淡雪
お、ありがとう
語り手
では本日はここまでー
ニハル
眼鏡差分初めて見た気がする
淡雪
あれ、そうだっけ
語り手
たまに出てるよ
カイト
何度か出てる気がします
ニハル
気のせいか…。
淡雪
本読んだりしてる時や店にいるときは眼鏡してるよw
今回はお茶会だからしてないけどw

語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
前回のゆうこや
タクヤが真実を語ったと同時にツヅミが狸だとバレた。
タクヤは兄の飛行機の部品を探さねばならなかったのでみんなで手伝うことにした……
できたてのお弁当を持って、いざ出陣! 
では
大所帯でグライダーのある山へと移動します。
そこにおける登場の夢とふしぎをもらってください
変身コストの支払いは「昼」となります。
ツヅミが狸ってことはバレたけど、一応みんなのことはまだバレていない……はず。
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+19
シーン登場により、 淡雪 の想いを+18
 淡雪 の想いを-8(想い:80->72)
フル変身
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+16
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+14
こちらも完全変身。
 鹿児川の瑞樹 の想いを-8(想い:68->60)
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+18
シーン登場により、 三科カイト の想いを+19
私も全変身で行きますー<みくきbr> 三科カイト の想いを-8(想い:70->62)
想い使いました
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+17
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+16
こちらも完全変身。想いをコストにします。
変身: 新条 ニハル の想いを-8した
語り手
みんなで力を併せれば小さなお堂くらいは建てられそうなくらい溜まってきたな
語り手
【♪ブランデーヶ丘】
語り手
全員気合入れて変身ですね
その中で相変わらずしっぽと腕のモサ毛を堂々とはみ出させたツヅミ。
語り手
だれが先頭ということもなく、グライダーのある広場へと向かいます。
しっぽはもうどうやっても隠せないのです……
そうそれこそ狸のあいでんていてぃだから! 
淡雪
すいーっと地表スレスレを滑りつつ。
ニハル
「(耳はやしていくべきだったかな)」などと思いつつ
語り手
タクヤはよほど触ってみたかったらしく、狸尻尾をモフモフしてみています。
語り手
それはそうと、今日もスカッと晴です。
一応タクヤの言った通り雨予報もあるので、あまり遅くなったら降られるかもしれないけど。
到着までに特に何もなければ、何事もなく現着いたします。
ニポンゴオカシイ。
到着までにPCの皆様がとくにしたいことがなければ、ですね。
鹿児川の瑞樹
こちらは特にないかな。
淡雪
こちらも現着までは特に無し
カイト
なにかするとうっかりツヅミどころかみなさんを人間じゃないとバラしそうなので特に自分からはなにもしないです!
語り手
難儀だこと
ニハルさん大丈夫かな?(具合が悪いという話が出ていた) 
イベント進めるのも何なので、ここからイベント進まない小芝居です
小さな蛇が出てきていちいち死んだふりするツヅミとか。
ニハル
ちょっとだけ腹の調子がわるいです。戻りました。
鹿児川の瑞樹
あらら、お大事に
ニハル
ないですねこちらも。
語り手
了解ー
淡雪
お重の入った風呂敷包みを提げて、皆の後ろをすいすいとついてゆく
ニハル
わかるかわいい
語り手
じゃあそんなハプニングもありつつ、木々の間を通るゆるい坂道をのぼってゆきます。
木々のあいだから、すぐ近くを流れる川の水音が涼やかに聞こえますね。
さて……
住み慣れた瑞樹さんはちょっとした異変に気づくでしょう。異変……というほどのことでもないのかな? 
鹿児川の瑞樹
お?
淡雪
胃変
語り手
達成値どれでも2成功で抜けます。けもの・へんげ のどちらを使うか宣言してください。
鹿児川の瑞樹
へんげで。
語り手
では、瑞樹さんの妖怪アンテナが反応します。
淡雪
父さん、妖気が!
語り手
というのは冗談ですが、ちょっと周囲にもののけたちの気配を感じますね。
こちらの様子をちらちらと覗っているみたい。
鹿児川の瑞樹
知り合い? not知り合い? どんなもののけかは分かりますか?
語り手
ツヅミのような山の動物っぽいですね。
大きさもそれこそ、ツヅミと同じくらいかも。
ツヅミはタクヤとじゃれ合うのに忙しくて気づいておりません。
……においで、分かるかな? 
淡雪
団三郎狸では……
鹿児川の瑞樹
では、何も言わずに軽くそちらへ視線をやります。
語り手
見た方にあった気配はフッと消えます。
一応気づかれたくはない、もしくは気まずい、のかな? 
鹿児川の瑞樹
敵意や害意がなさそうなら、そのまま するう します。
淡雪
「どうかなさいました?」
語り手
カイトさんはどうかなぁ、気づくかな? 
カイト
いつもと違うにおいがするなあ、とは思いそうですが山の中ですし自分たち以外もいるかな?と思いそうです
語り手
なるほど。
カイト
気づきはすれど不思議には思わない、みたいな
語り手
じゃあ周りになんかいるかな程度で。
カイト
ですです
鹿児川の瑞樹
「ん? ああ。山の連中がこっちを見てるんでな」 と、軽く指し示します。
ニハル
「…?」
「誰かいるの?」
カイト
「山だもんねー。さっきからなんだか知らないニオイがするよ」
淡雪
「あらあら。少し騒がしくしてしまいましたかしら」
語り手
「んん?」
ツヅミも周囲を見ますが、分からないようです。
鹿児川の瑞樹
「んまぁ、大所帯だかんな。そりゃ気にもなろうさ」
淡雪
「お困りでなければ良いのですけれど」
語り手
カイトは真面目にかいでみます? するぅします? 
カイト
好奇心から嗅いでみます!
語り手
判定するまでもなく鋭い嗅覚で……わかるかな? 
動物園に行ったことがあれば多分分かる! 
もしくは山で遊んだりしていれば。
これは……狐だ。
カイト
狐くらいならわかりそうです!普段から散歩したり野原で遊んだりはしてますし
「ねえ瑞樹さん、これ狐かな?」
鹿児川の瑞樹
こちらは狐だとわかりますか?>語り手
語り手
なるほど、言われて見れば、狐たちのどこかお高くとまった感じの……もとい、上品な妖気ですね。
まだこなれていない感じなので若そうですが。
鹿児川の瑞樹
「ん? ああ。多分な」
淡雪
「狐さんですか……お弁当のお浸しに、油揚げを入れておりますけれど、召しあがられますかしら?」
見当はずれの心配顔。
ニハル
「おあげもってない」餌付けしようとしている!
「もってるの?」顔に狐におあげあげたいとかいてある。
淡雪
「ええ、ありますよ」
カイト
「ツヅミちゃんの知り合いとかかなー?」
語り手
「きつね? ツクハちゃんかな」
鹿児川の瑞樹
「お、知り合いか?」
語り手
「友達だよー」
「そういえば最近あんまり会ってないや」
淡雪
「あらあら。ではお弁当ご一緒いたします?」
なんとなく瑞樹が示してくれた方へ向かって、尋ねてみる。
鹿児川の瑞樹
「ほぉ。気になって様子でも見に来たってとこかね」
ニハル
「優しい狐なんだね」
カイト
「おれたちがいるから、出てきてくれるかな?」
語り手
「ツクハちゃあん、一緒に食べよー」
ツヅミが手を振ると、タクヤもそちらを気にするように見ます。
瑞樹もカイトも、皆が呼びかけ始めた途端に気配が消えるのに気づきます。
カイト
「あ、ニオイがなくなっちゃった」
淡雪
化け狐の弱点は犬だからなぁ
語り手
魔除けのひとこえ
カイト
余計出てこないですねそれは
語り手
「あれ? 帰っちゃった? なぁんだ」
鹿児川の瑞樹
「シャイな奴だな。ま、気がむきゃあ出てくるんじゃねえかね」
淡雪
「あらあら、それは残念ねぇ」
ニハル
「おあげあげたかった」しょんもりとしてる。
語り手
そして、その後はとくに何事もなくグライダーの場所に着きました。
語り手
【♪ギルドグラード】
淡雪
ではいそいそとてきぱきとビニールシートを広げ始める。
風呂敷をほどき、中からお重を取り出し、お皿や箸、フォーク、コップなど。
カイト
完璧なピクニック…!
語り手
「よし、部品探すぞ!」
張り切っていたタクヤは、広がるピクニックセットにススススと引っ張られてゆきます。
淡雪
「はい、どうぞ」
皿と箸、お茶を注いだコップを手渡す。
お重の中身は唐揚げ、卵焼き、お浸し、煮物、たくさんのおにぎり。
などなど。
語り手
「おいしそう」
呟いたツヅミのお腹がぐーぅと鳴りました。
ニハル
「にもの…!」キラキラと瞳が輝く。
「わかる」
淡雪
「カイトさんもどうぞ。お味は強くしてありませんので」
カイト
「いつもは人間のものはダメって言われるけど、おにぎりくらいなら…いいかな…」
語り手
お漬物にキュウリはなかった。
鹿児川の瑞樹
「ま、飯くらい食ってから探してもバチは当たらんだろ。腹が減っては戦はできんってな」 どっかりとビニールシートの上に座り込む。
キュウリあったらピンチだからな。
淡雪
きゅうりは、浅漬けを一応入れてあるw
鹿児川の瑞樹
あるの??
淡雪
ありますw
お出汁の塩昆布と一緒につけてあるうまうまな浅漬けですよ!
語り手
バレるじゃん?
ニハル
wwww
語り手
トラップかw
鹿児川の瑞樹
瑞樹が見つける前に誰かに食べて貰わないとぴんちでは??
カイト
河童になっちゃう!
ニハル
「にものうれしい」ニハルは煮物に夢中だ。
淡雪
ニンジンいっぱいの筑前煮だよぉ
カイト
浅漬けはしょっぱすぎるのでカイトはNGです!
淡雪
「さぁさぁ皆さん、召し上がれ。まずは元気をつけて、探し物の算段をいたしましょう?」
ニハル
「だいこんとにんじん好き」耳が出そうな勢いで目が燦々としている。

鹿児川の瑞樹
これ瑞樹がきゅうりの浅漬け発見しちゃうかどうかはどうやって決めようw
語り手
そうだなー
ニハル
choiceという手も。
語り手
きゅうり「食べると」変身解けるんだっけ? 
鹿児川の瑞樹
いや「見ると」なの
語り手
むむw
淡雪
見たらアウトなのか!
食べたらなのかと思ってたw
やめとく?w
語り手
ダイス様に決めてもらう? 
鹿児川の瑞樹
そうしましょうか
語り手
まだばらしたくなければコドモ―ズが食べちゃうよ。
鹿児川の瑞樹
いやーもう出ちゃったし面白いからダイス様で
進行に差し支えがあるならやめとくけど
語り手
いやぜんぜん
鹿児川の瑞樹
じゃあchoice様で
choice[見ちゃう,見ちゃわない]
DiceBot : (CHOICE[見ちゃう,見ちゃわない]) → 見ちゃう
語り手
www
ニハル
www
カイト
お見事ですwwww

淡雪
「あらあら」
てっぽう漬けとか、ぱっと見てキュウリとわからないやつにしればよかったかw
ニハル
きゅうりなんか目もくれず人参を口に運ぶ。
語り手
あっ、キュウリのつけものだー
タクヤが箸を伸ばした。
鹿児川の瑞樹
「おお、色々あんなあ……! オオー! キュウリ!」 
歓声を上げる青年の頭がなんだか真っ白になってる。眼は水の色、日本人にはなかなかいない碧。
15だから青年ちゅうかまだ少年だな。失礼。
鹿児川の瑞樹
大人っぽいRPにしてしまったので瑞樹の外見年齢をかんちがいしがち。
語り手
【♪たすけてアルウェン】
語り手
「瑞樹さん好きなの? 俺も~」
ナカーマを見ようとする少年。
鹿児川の瑞樹
「いいねえいいねえ」 当人はキュウリに気をとられている。
ニハル
「にんじんもおいしいよ」
淡雪
「うふふ、ありがとうございます」
ニハルとにこにこしている
語り手
そもそも瑞樹がいるのにそれを入れるとは、よほど淡雪がキュウリ好きなのか、瑞樹が河童に戻るの気にせずにいつも食べてるのかどっちかだなー
淡雪
同行してる人の好きなものを
純粋に入れてるだけだよw
鹿児川の瑞樹
淡雪さんがうっかり忘れて気をきかせたに一票。
ニハル
この喜び方好き。
鹿児川の瑞樹
「おお、君もか。その年でキュウリが好きとは感心感心、青臭いとかいって嫌う奴も多くてなあ」
カイト
おにぎりもぐもぐ食べながらああっ…て顔で瑞樹さん見てます
(いいのかなー、みんな気づいてないのかなー?)
鹿児川の瑞樹
「ん~、生もいいし味噌つけて食うのもいいが浅漬けもいいねえ」
淡雪
「でしょう?今日のは特に上手に漬かりましたのよ」
「おかわりは、いかが?」
鹿児川の瑞樹
「おお、それはそれは。じゃあもう一口」
語り手
少年は瑞樹の方をちらと見てからニハルのニンジンに気を取られます。
ニハル
「おにぎりもたべよ…ってなんかちょっと変な音する…?」
語り手
「……あれっ?」
二度見。
目をゴシゴシ。
淡雪
「タクヤさん、どうかされました?唐揚げのおかわりはいかが?」
ニハル
「なんかこう、ぺちゃぺちゃとか河童が鳴らすような音が…?」瑞樹さんの方を見る。河童が実際どういう音を鳴らしてるのかは知らない。
カイト
「瑞樹さん、あのー…ちょっと、自分の体見た方が…」
語り手
目をぱちくりさせて、皆の反応が何も変わらないのに「えっと、あれ?」困惑しています。
鹿児川の瑞樹
ハンチング帽かぶった白髪の少年が、嬉しそうにキュウリ食べてる。手に人間のそれより少し大きい水かきがあるのも見えちゃうかもしれない。
「ん? どうした?」 と、カイトに。
語り手
ツヅミがにへーと笑います。「瑞樹さんしっぽでてる~」
鹿児川の瑞樹
「しっぽ? 俺にしっぽはねえが、あ、ん?」
ニハル
「きゅうりどこにあったの?」
カイト
「なんかすごい緑色してるから…」
語り手
なんかすごい緑色>文字かな? 
カイト
ニオイとかですかね?w>緑色
語り手
「しっぽじゃないか。おさら?」
鹿児川の瑞樹
「んんん」
「うわ」
淡雪
ツヅミの件で、『そういうひともいる』ってことをタクヤは既に知っているからね。
淡雪は特に気にもしていないよ。
鹿児川の瑞樹
「しくじった」 思わず近くの川に飛び込みます。
半変身だから、ちょっと ぬるっ としてるくらいかな。
語り手
「ええと……」
とてもばつが悪そうにタクヤは瑞樹のいた方を見ておずおずと「カッパ?」と誰にともなく問いかけます。
カイト
「うん、カッパ…」 嘘つけませんから
語り手
「水の人だよ」
もぐもぐしながらツヅミ。
鹿児川の瑞樹
「おう…… ああ、まあ、その通りだ。気味わりいか?」 とてもばつが悪そうに、川の中から顔と手だけ出す。
淡雪
「そんなことはありませんわよ。ねぇ、タクヤさん」
語り手
「うぅん……絵のやつとちょっと違うな……って」
ニハル
「かっこいいよね」
カイト
「カッパだけど、ほら、瑞樹さんいいひとだし!」
鹿児川の瑞樹
「ああ、まあ完全に変化がとけたわけじゃねえからな。本当なら甲羅もあるぜ」
語り手
「尻子玉抜いたり相撲とったり……しないの?」
鹿児川の瑞樹
「相撲なら狸のやつらとよくやるぜ。尻子玉は、まあ、そういう連中もいるが、人間とどうこうするのは俺の流儀じゃねえよ」
語り手
「本物なんだー!」
目を丸くしてキラキラさせるタクヤ少年。
鹿児川の瑞樹
「……おまえ純だなあ」 きらきらした視線を向けられて、ちょっと恥ずかしそうだ。
カイト
タクヤくん河童のことよくご存じで…
語り手
だって、キュウリ祭りなんてものがあってよく河童が祭られている町ですから
カイト
そういえばそうでした!
ニハル
相撲…うっ…あたまが…
語り手
なんのことかな? 
ニハル
わすれましょう
淡雪
「相撲とろうぜ」
スパァン
ニハル
やめろぉ!
淡雪
(その手があったか……!)
カイト
一体どの前世の記憶が…
語り手
【♪浮遊島 《イルバード》】
語り手
「えっ、えっ、み、見ていい?」
「河童と話してたなんて気づかなかったよ!」
鹿児川の瑞樹
「いいぜ」 川から上がってきて、変身を解きます。
語り手
「うわぁ、ほんものだぁぁぁ!」
鹿児川の瑞樹
「まあ、人間にあんまり大っぴらにするもんじゃねえからな。街に出るときは化けてんだ」
「ただ、どうにもキュウリを見ると夢中になっちまってなあ……」
語り手
「凄いね……尻尾とか出てないから分かんなかったよ」
しげしげと甲羅や皿を眺めています。
カイト
「全然みんな気づかないから、おれの目と鼻が変になったのかと思ったよ」
淡雪
「キュウリ、大好きですものね。おかわり、召し上がります?」
皿に浅漬けをとって、差し出す
語り手
残りの三人にもちらっと視線をやります。
鹿児川の瑞樹
「ありがとよ、そりゃあ何よりだ。……今のうちにもらっとくか」
語り手
「……ってことは」
「みんなも実は、違ったり……する?」
あれこれ今日は探し物どころではないのでは
鹿児川の瑞樹
微笑ましいシーンだが探し物はどこかへいったのだ。
ニハル
「……食べたら探し物でいいんだっけ?」
淡雪
いやぁ、こうすればみんな問題なくフルで能力つかえていいな、ってw
語り手
まあもともと、能力使うけど「天狗様の仕業じゃあ」で済まそうとしてたしね。
ニハル
「……」カイトくんにちらっとどうしようと視線を送る。
カイト
「おれ、犬だよ」って言いながらにゅっと耳と尻尾を出しましょう
ニハル
カイトくんしょうじきものだから言うよね!!!
カイト
聞かれたら言っちゃう!!
語り手
「犬!? うそ!」
カイト
「ゴールデンレトリバー、ってみんなに言われるよ」
語り手
耳をじーっと見て「ゴールデンだ!」
カイト
「撫でてくれていいんだよ!」
語り手
「え、えーっと……」
さすがに犬耳尻尾があっても、年上のオニイサンをなでなでするのはどうかと。
カイト
誰に撫でられてもカイトは喜びます
語り手
耳のところを少し触って「うわーうわー」って言うにとどまりました。
「犬って喋れるの!」
「みんな隠してるの?」
カイト
「みんなじゃないよ。おれたちみたいなののほうが少ない…と思うけど」
語り手
「たまに喋る犬もいるってこと? すげー!」
ニハル
「ニンゲンダヨ」棒読み。
語り手
ニハルをじーっと見ています。
ニハル
「?」
語り手
「何がでるかなって」
ニハル
すっとぼけ。
「なにもでないよ」
語り手
「お皿とか耳とかしっぽとか」
カイト
「ニハルちゃん今までいろいろ出てなかったっけ?」
語り手
「出てたよー」とツヅミ。
ニハル
「んんー?」
「シラナイナー」
語り手
タクヤは大変気になる様子ですが、強いて追及はしないことにした様子。
淡雪
みんなの様子をお茶飲みながらにこにこしている
語り手
そして最後に少年は淡雪の方を見ます。
「……雪女さん……とか!」
淡雪
「あら、素敵なもののけさんですわね。ありがとうございます、うふふ」
語り手
「違うの?」
「えーとじゃあ……鶴とか」
淡雪
「あら。それでは今度タクヤさんにお手伝いの御恩をお返ししなければなりませんわね」
語り手
説明しても分かってもらえない気がするなぁ
鹿児川の瑞樹
「まあ、あんたのはだいぶんアレだもんな」
淡雪
「ええ、わたくしは、他の皆さまとすこーしだけ、違うんですのよ」
「どちらかというと、タクヤさんたち『ひと』の皆さまのお近くに、昔からおりました」
語り手
「人のちかく?」
淡雪
筆の筆致が奔るレジャーシートの表面につ、と触れて、『日』と描かれた文字がさんさんと照り出す様、『花』と描かれた文字が色鮮やかに咲くさま、『鳥』と描かれた文字がシートの上を飛び回るさまを見せてやる。
淡雪
ふしぎいくつかな、4くらいかなw>消費
語り手
そうだね、ことことかたかた扱いでいいよ
淡雪
 淡雪 のふしぎを-4(ふしぎ:67->63)
ニハル
これははるも正体正直にいうべきだった…?などとおもいつつ
語り手
びっくり判定をすっかり忘れていた。
鹿児川の瑞樹
ほ、微笑ましい補正で免除ということには…>びっくり
淡雪
「さて、わたくしは何でしょう?」
うふふ、と悪戯ぽく笑う。
語り手
瑞樹の正体見た時点でびっくりしてそうだなぁw
「うーん……えぇと……魔法使い」
淡雪
あ、見た目がモンスターパニックムービー級なので、人に化けたままだよw
鹿児川の瑞樹
SAN値へりますもんな。>見た目
淡雪
ただ、ことことかたかたは能力値4相当のびっくりの効果がある
淡雪
「残念」
語り手
瑞樹さん不思議が高いから、逃走レベルにはなりそうなんだよねw
語り手
淡雪のことかたも同様
鹿児川の瑞樹
へんげ4だもんなぁ。>瑞樹
語り手
まー、狸見てたから耐性ついてたので悲鳴だけで済んだってことでひとつ
カイト
もうびっくりしすぎてびっくりしできない、みたいになってるということでは…
語り手
このシステムSAN削れないからダイジョウブ! 
語り手
「ええ?……わかんないよ」
ニハル
「むずかしいよね」
淡雪
「わたくしは『文字』ですわ。付喪神というのはご存じかしら?『ひと』の皆さまが想いを込めてお使いになられたものは、いつかこうして姿を持つこともありますのよ」
語り手
「もじ!?」
淡雪
「はい」
にこりと笑う。
語り手
「そうなんだーなんだかよくわかんないけど」
タクヤと同時にツヅミもびっくりしております。
淡雪
「『ひと』の皆さまとは、かれこれ6千年ほどのお付き合いとなりますわ。これからもよろしくお願いいたしますね」
語り手
「六千歳!」
「よ、よろしくお願いします」
タクヤはペコペコと頭を下げました。
淡雪
「それでは改めてお近づきのしるしに。唐揚げのおかわりは、いかが?」
語り手
ニハルさんは後でさらっとばらしてもいいと思うw
「いただきます」
タクヤは顔を紅潮させて、ニコニコしています。
いい意味で興奮しているみたいですね。
鹿児川の瑞樹
「……あんたみたいなやつばっかなら、話は楽なんだがねぇ」 と、誰にともなく。
語り手
「普通の人っぽい普通じゃない人って、本当はいっぱいいるのかなぁ」
ニハルをしげしげと見つめながらタクヤはしみじみと呟きます。
鹿児川の瑞樹
「ま、それなりには居るんじゃねえかね」
「あんたらの暮らしの影に、そっと隠れてるもんさ」
カイト
「おれたちでも人間だと思ってたりするかもしれないもんね」
語り手
「実は俺もそうだったりして!」
鹿児川の瑞樹
「ははは、そいつはなかなか番狂わせだな!」
ニハル
「あんがいそうかも?」
淡雪
付喪神の説明したし、
「もしかしたら、タクヤさんのお好きなマンガ本さんや、消しゴムさんも、明日には何かお話ができるようになるかもしれませんわね」
語り手
「おおー! それは……」
何事か考えてから「消しゴムと鉛筆かじるのやめよう……」
「折角喋れても、イタイとか言われるのやだしなぁ」
ニハル
「噛み心地良いもんね…」
カイト
「でもかじるのって楽しいんだよね…」と若干ずれたことを
淡雪
「うふふ、ものは大切にしてくださいましね」
語り手
【♪明日への風】
語り手
「部品も、呼んだら答えてくれたら早く見つかるのになぁ」
鹿児川の瑞樹
「そりゃ話が早いなぁ」
カイト
「でも、こうやってみんな人間じゃない力があるから、きっとすぐ見つかるよ!」
淡雪
「きっと部品さんも、お兄さまのグライダーのところへ帰りたがっていると思いますわ。早く見つけてさしあげましょうね」
語り手
「そうだね! あたしもがんばって探すよ! 化けることしかできないけど」
タクヤは頷きます。
「うん、みんなのこと、ちょっとびっくりしたけど、嬉しいよ」
ニハル
「はるね、考えたんだけど」タクヤくんに。
語り手
「どうかした?」
タクヤは首をかしげます。「ニハルの事教えてくれるの?」
ニハル
「みつかった後に正直に話すよ」
「空から探せば早く見つかるんじゃない?」
語り手
では、本日はここまで~
思わぬバレイベントでございました
今までゆうこややっててここまでがっつりカミングアウトされたの初めてだよ
淡雪
なしくずしにみんなにカミングアウトさせてしまった……
カイト
キュウリが入ってたから…!
鹿児川の瑞樹
キュウリがゆえに
淡雪
本当に、ただなんとなく入れただけなんだよ、キュウリ……
カイト
あとカイトが正直者だったせいで
語り手
必然だったのだ
ニハル
カイトくんしょうじき持ってるもんね…
語り手
これでカイトも遠慮なく話せるね
カイト
やったー!おれは自由だー!
淡雪
そう、全てはこれがためだったのだ(
語り手
首輪が外れた瞬間である。
カイト
いつかカイトのせいでばれるんじゃとは思ってましたけど、良好な流れで安心でした


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ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。