TRPGリプレイ ゆうやけこやけ 第四話『ふたりのかげ』の二


語り手
【♪ボクラノ未来】
語り手
ゆうやけこやけ
『ふたりのかげ』
よにんのもののけたちはいつも仲良し
鹿角の町はちょっと田舎で、ちょっと都会のちいさなまちです。
空が青くて広くて、町の真ん中にある駅にはちょっとだけビル街なんかもあって
でも少し歩けばすぐに舗装されていない山道がある
山から流れる川は鹿児川といい 昔から河童が棲むなんて噂もあったりします。
四人はいつもその町の小さな公園に集まっているのでした。
語り手
【♪ブランデーヶ丘】
語り手
今の時間は昼過ぎぐらい。
登場は四人ともOKです
まだ学校が終わっていない時間なので、子供の姿は見えません。
といってもこの公園、あまりにも小さすぎてあまり人が集まる感じのところではないのですが……
鹿児川の瑞樹
周囲に人間はいますか? だれもいない状態?
語り手
今は誰もいません。
登場する方は想い と ふしぎ を取得して
更に変身段階を決定してください。
変身コストはメモに書いてあるので変身したい段階のコストを支払ってください。
現在昼なので、変身するのはちょっと大変です
人間:+4
しっぽ:+2
耳としっぽ:+0
この数値に4を足した数が変身コストです。
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+5
シーン登場により、 淡雪 の想いを+5
鹿児川の瑞樹
では、そのまま(登場しよう。
(河童状態のままね)
シーン登場: 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+5した:(ふしぎ:5->10)
シーン登場: 鹿児川の瑞樹 の想いを+5した:(想い:5->10)
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+7
シーン登場により、 三科カイト の想いを+7
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+5
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+5
淡雪
誰よりも真っ先にハンバーガーセットを抱えてやって来て、ほくほくとしている
いきなり8減るのは厳しいので、半分変身。
本身はちょっと妖怪すぎるので。
語り手
半分変身なら6ですね。この姿は人が見るとびっくりしてしまいます。
淡雪
変身により 淡雪 のふしぎを-3(ふしぎ:10->7)
変身により 淡雪 の想いを-3(想い:10->7)
語り手
あ、この公園には水飲み場がありますよ。
木もぽつぽつと生えています。
鹿児川の瑞樹
お、それはなにより。<じっとり>してないとやりにくいですからな。
ニハル
こちらも両方3減らして半分変身します。
語り手
ニハルさんはうさ耳ですか? 
ニハル
いえす!
カイト
私も半分変身しときます。3ずつ減らしまーす
鹿児川の瑞樹
では登場ということで、両方2ずつ減らします。
語り手
では、うさ耳少女、犬耳少年、蠢く字が映る紙を纏った少女と河童がくつろぐ公園。
道行くにゃんこが二度見していきました。
鹿児川の瑞樹
なかなかやばげなビジュアルだよね>蠢く字が映る紙を纏った少女
淡雪
有機ELディスプレイのパフォーマンスと思ってもらえるかもしれない!?
カイト
おおお…!
鹿児川の瑞樹
どちらかというと退廃系ゲームのロケって感じ
語り手
そうなると犬耳うさ耳かっぱもゲームのキャラだと思ってもらえる可能性。
カイト
すみません、減らすのはカウンターリモコンではできない?ので、直接減らす操作をして大丈夫ですか?
語り手
そう、減らす方は作られてないんですよねコレ。
カイト
なるほど!そうなのですね
淡雪
こちらから
減らせるの入れたリモコンをどうぞー
鹿児川の瑞樹
オオー
ニハル
おお
鹿児川の瑞樹
ありがたい
カイト
変身により 三科カイト の想いを-3(想い:14->11)
変身により 三科カイト のふしぎを-3(ふしぎ:14->11)
ニハル
ありがとうございます!
助かります!
変身: 淡雪 のふしぎを-3した
語り手
人のを減らさないでくださいw
鹿児川の瑞樹
ニハル
あっ、ごめんなさい!(素で間違えてた)
淡雪
回復させとくわw
ニハル
お願いします…
変身: 新条 ニハル のふしぎを-3した
変身: 新条 ニハル の想いを+3した
語り手
あ、そうそう
『夢』はいつでも投げてokですし、語り手に投げてくれてもいいのよ!! 
鹿児川の瑞樹
「よぅ」 公園に木なんかはあるかな? あればその木のかげから、なければ遊具のかげから手を振るよ。
淡雪
さっそく袋を開けて、中身を取り出す。
身体を覆う半紙で編まれた着物の表面、羊皮紙を思わせる帯の表面を、『がさがさ』『ごそごそ』といった字が流れてゆく。
自らが腰掛けるベンチの横のところに紙ナプキンを広げ、にこにことフライドポテト、ハンバーガー、コーラの紙コップを置いてゆく。
やがてランチの準備が整うと、
「いただきます」
と手を合わせて食べ始める。
鹿児川の瑞樹
「相変わらずうまそうに食うねぇ」
いつのまにか、ベンチの背もたれに腰掛けている。
(正しく座らないで、背もたれの上の細いところに腰掛けてる感じ)
淡雪
「それはもう、本当においしゅうございますから」
にこにこほくほく
着物に『ぱくぱく』『もぐもぐ』という文字が流れる。
語り手
昨日から「てりたま」が始まっているのです。
カイト
「淡雪さんはいつもそういうの食べてるけど、おいしいの?」
淡雪
河童の青年と大型犬の少年の台詞も、なぞるように流れて行く。
カイト
ひらがなはユキの勉強につきあったせいでちょっとだけ読めるのですごいなあ~と思ってる
鹿児川の瑞樹
面白いもんだなぁ、と思いながら文字を眺めている。
語り手
内緒話できないなw
淡雪
「ええ、大変おいしいですよ。すこしだけ召し上がってみますか?」
たまねぎなどが入っていないところを慎重に少しだけちぎり、カイトに差し出す。
カイト
「う~ん、にんげんの食べ物食べるとおかあさんにおこられちゃうからなあ…」
語り手
けんこうによくないからカリカリしか許されていないカイトなのでした。
カイト
誘惑に負けそうな顔をしています
語り手
でも、人の姿の時ならちょっとくらいいいんじゃないかな? と悪魔のささやきが。
淡雪
「おかあさまに怒られてしまうのでは、大変ですね……差し出がましい真似を致しました」
カイト
「ううん、わけてくれようとしてくれてうれしかった!おれのほうこそ食べれなくてごめんね」
語り手
カイトは悪魔のささやきをはねのけた! 
カイト
やったぞ!
淡雪
「いえいえ、わたくしの方こそ」
カイトに頭を下げる。
語り手
経験値だ
ニハル
「いいの?」ひょこっとうさ耳が見える
淡雪
「では、ニハルさんに少しおすそ分けを」
ニハル
「やった!ありがと」
「黙ってればばれないのにね」真面目なカイトくんに夢を贈呈しよう。
淡雪
「見えぬところでこそ、大切なものなのですよ」
カイト
「おれ、うそつこうとするとすぐばれちゃうんだよなあ…なんでだろう?」
鹿児川の瑞樹
おすそわけしてあげる淡雪さんに夢。
ニハル
「うーん、むつかしいな」脱走の常習犯には規律など難しい話だ。
鹿児川の瑞樹
「真直ぐなやつだってことじゃねぇかい? 狸には向かないが、犬なら美点だろ」
淡雪
「あ、そういえば」
不意に何かを思いついたように、己の着物のあちこちを探り始める。
鹿児川の瑞樹
「お?」
ニハル
「どうかした?」
淡雪
ややあって、袖口の辺りに文字が滑ってきた。
『わんちゃんと一緒にランチ!』
と書かれた文字。
カイト
「おれといっしょにランチ?」
淡雪
「ああ、ございました。こちらのお店なら、ひととわんちゃんが、ご一緒にお食事できるのだそうですよ。今度、そちらでカイトさんも召し上がれるものを仕入れてまいりますね」
店の情報などを書き殴ったような文字列を見やりながら、読む。
語り手
それは雑誌か何か? 
淡雪
というより、淡雪がメモ書きしたものですね。
事前のRPでは本を取り出していましたが、さすがに本がぱっぱと出てくるのはアレなので、
淡雪は人が文字で綴った情報がとにかく好きなので、気になった情報は全部メモにとり、その束を常に持ち歩いている、ということにしようかと。
語り手
知っているのか淡雪! 
淡雪
半身状態なら、着物の表面にその情報(自分が書いたもの前提)を表示できる、というような。
ニハル
すごく便利な着物だ!
鹿児川の瑞樹
「ほおー。人間はなんだったか、『いっしょ』ってのが好きだもんな。とにかく」
カイト
「へえー、そんなお店があるんだ!そういうお店のだったらきっと怒られないよね!」
カイト
気遣いが嬉しい~のでしっぽふってます
淡雪
「ええ、きっと。おかあさまもお許しくださいますよ」
語り手
そのメモくわえておかあさんに見せに行けば連れて行ってもらえるのでは
ニハル
「…うさぎと一緒にいけるのもないのかな」
淡雪
「うさぎさん……うさぎさん……」
語り手
実際ペットokならサラダ食べられるのでは
鹿児川の瑞樹
「河童と一緒に行けるのはねぇのかね? キュウリ尽くしで頼む」 冗談めかした口調から、こちらは冗談とわかるだろう。
キュウリ食べたいのは本気だろうが。
淡雪
色々な字が止めどなく流れるが、やがて
「申し訳ございません、うさちゃん、または河童さんとランチ、という情報は拝見したことがございませんでした」
申し訳無さそうに頭を下げる
鹿児川の瑞樹
「あー、……真面目だねぇ。冗談言って悪かった」 水かきのついた手を振る。
ニハル
「ううん、淡雪さんありがとう」耳が若干残念そうに垂れるが、表情は変わらないままだ。
淡雪
「今度、情報を仕入れて参りますね!」
『ふんすふんす』という文字が、皆の言葉に混じって流れる。
ニハル
かわいい
カイト
「八百屋さんにみんなで行く?」
ニハル
「きゅうりなら多分セブン○レブンって手もあるよ。文明の利器だね」
語り手
先日、この町では「長瓜祭り」が終わったばかりだ。
豊作を願って町中に吊るされるキュウリ。
カイト
瑞樹さん出歩けない祭りじゃないですか!
語り手
昔から河童出る言い伝えがある町だし……多分仮装してる人もいっぱい。
鹿児川の瑞樹
「ちゃんと買うなら金が要るんだろ? 俺は狸のおっさんと違って木の葉を金にはできんから、みんなではやめとくぜ」
「まあそれに、こないだの祭りでたらふく食ったしな」
ありゃあいい祭りだった、と遠い眼。
ニハル
「いいな…」
「大根祭りも作ってくれないかな」
語り手
そうやって皆が祭りに想いを馳せハンバーガーをわけっこして食べているところへ
語り手
【♪Roleta’s Tango】
語り手
よろよろしながらボロボロの犬っぽい生き物がやって来ました。
ニハル
かわいい
淡雪
かわいいかな?w
ニハル
犬はなんだって可愛いよ!!!
語り手
もちもちした体は焦げ茶色っぽく、尻尾は太く耳は丸い。
淡雪
タヌキだ!
語り手
即バレ
ニハル
確定班…。
鹿児川の瑞樹
「お?」 
淡雪
「あら?」
カイト
「初めて見る犬だ…!」タヌキわかってませんよこいつ
ニハル
「珍しいね」
鹿児川の瑞樹
「よぅ、新入りかい?」 一応声をかけてみよう。
タヌキと分かってもいい?
語り手
瑞樹さんは分かるでしょう。
淡雪
ボロボロというのは、ケガなどしているわけではない?
語り手
怪我もすこしはしてますね。
淡雪の衣装に「イイニオイイイニオイ……」というヘタクソな字が書かれ始めています。
ニハル
「お腹減ってる?」
淡雪
「あらあら」
「大丈夫ですか?」
立ち上がって、近寄ってみる。
カイト
「ええと、どうしよう…おれのジャーキーいる?」
鹿児川の瑞樹
「こいつは狸だな。物の怪じゃあなさそうか?」
ニハル
「たぬき…?」
カイト
「犬じゃないの?」
淡雪
「狸さんですか。わたくし、初めて拝見いたしました」
語り手
犬(?)は四人に囲まれてその場で二周くらいくるくる回って倒れました。
ベロが口からはみ出ています。
淡雪
「ええと」
流れる文字。
『哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属』
「わんちゃんのお仲間だそうですよ」
ニハル
「あの変化の代表格の?おにーさんがたまに見てるアニメで出てきた」
鹿児川の瑞樹
「狸は犬の仲間なのかい? そりゃ初めて知ったな」
淡雪
あわててコーラとハンバーガーを持って駆け寄ろう。
語り手
カイトはジャーキー持って近づく? 
鹿児川の瑞樹
「って、おい。大丈夫か? 水呑むか?」 水飲み場から水汲んでこよう。
語り手
あ、コーラとハンバーガもくる? 
淡雪
くる。
カイト
「だ、だ、大丈夫!?」近づきます
ジャーキー持ったまま
ニハル
犬の仲間なら雑草持って近づこう。
語り手
犬相手に雑草なんすか>ニハル
カイト
「おれ雑草食べないよ!?」
ニハル
犬って散歩中にたまに草食べません?気のせいかな…。
語り手
お腹の具合悪いときとか? 
カイト
食べようとするとリードひっぱられるのです…
ニハル
https://doghuggy.com/media/3338 なんかこのような理由で食べるんですって
鹿児川の瑞樹
「無理すんない。水は飲めるか? 物は食えるか?」
語り手
「オナカ スイタヨ……」
「ハフン」
淡雪
「お話できるのですね。召し上がられます?」
カイト
「ええと、こういうときってどうするの?まずはお水?」
淡雪
カイトの言葉を受けて、文字が流れる。
語り手
水や食べ物を近くまで持ってきてくれるなら食べるよ。
鹿児川の瑞樹
口元まで水を持っていきます。
淡雪
『鳥取城の渇え殺し』
という文字が流れてきて、青い顔になる
「そ、そうですね、まずはお水の方がよろしいのかも……
鹿児川の瑞樹
えぐいもの検索で引き当てるなあ。>淡雪さん
淡雪
本の虫なので、片っ端から調べてはメモるから。
ニハル
検索したら想像以上にえぐかった>鳥取
カイト
読めないので?って顔してジャーキーをたぬき?の口元へ
語り手
ペロペロ水を飲み、ジャーキーをもぐもぐ。
ニハル
「おいしい?草もあるよ」
語り手
と、突然細い人間の腕が伸びて淡雪のバーガーをひょいと取って食べます。
淡雪
「脂っぽいものはお控えになったほうがよさそうですね」
ハンバーガーを引っ込め……ようとしたら取られた。
「あらあら」
語り手
犬(?)がいた場所に狸尻尾の女の子が座っています。
「草はね、いらない」
カイト
「いらないって。おれも草食べようとすると怒られるもん」
語り手
「おひもひあけ ありがたく ンガググ」
鹿児川の瑞樹
「おう、気を取り戻したか。どうした? どこの奴だ?」
語り手
瑞樹の問いには喉をトントンしながら山の方を指します。
ニハル
「残念」草を土に埋めておこ…
淡雪
「コーラ、お飲みになります?」
語り手
淡雪からコーラをもらって一口飲んで、「うえ」と言いたげな顔をして返します。
淡雪
あら、と少し残念な顔で受け取る。
鹿児川の瑞樹
山を見上げます。狸が下りてくるようなことに心当たりはある?
語り手
心当たりは……食料を求めて狸が下りて来る、なんてこともなくはないですが。
鹿児川の瑞樹
では、とりあえず食べ終わるまで待ちます。
語り手
【♪グランヴァレンの伝説】
カイト
今ってキュウリ祭りの後なら秋くらいなんですか?
語り手
そうですね、秋の始まりくらい。
ぽかぽか日差しが暖かいです。
そろそろ山の幸が実っていて、食糧不足も考えづらい感じですが……
もぐもぐ もぐもぐ そんな最後の文字が淡雪のすそに消えてゆきました。
淡雪
「お山から、ですか。お日様も暖かいですし、確かにお散歩日和ですね」
事態も察せず、のんきに微笑む。
語り手
「ぷはーっ、助かったよォ」
狸少女は、小学生低学年くらいの見た目をしています。
太い尻尾がしましまスカートの下に伸びていて、腕はモコモコした毛におおわれています。
カイト
おや、ユキと同年代ですね。守ってあげたくなってしまう
「よかったねー」しっぽ振ってます
ニハル
「空腹はつらいもんね」
鹿児川の瑞樹
「しっかし、なんだ。今の時期なら山も豊かだろ、なんでまたこんなとこに?」 食べ終わったらそう問います。
語り手
「うん、河童さん、人の町ってさぁ、色々あるのに何もないんだね」
鹿児川の瑞樹
「うん?」
「どういうこったい?」
色々あるのになにもない、との発言に。
語り手
「なにもないよね、いっぱい果物並んでるから食べようとしたら だめー っていうんだよ」
「いっぱいいっぱい歩いてたら疲れちゃった」
狸少女は切なげなため息をつきます。
鹿児川の瑞樹
「ああ、んまあなぁ。人間は、自分のもんを取られんのをえらく怖がるからな」
淡雪
「ご自分のものを取られるがおいやなのは、動物さんたちも同じなのではないですか?」
「おかあさまは?ご一緒ではないのですか」
語り手
「おかーさんはねぇ おうち」
ニハル
「おうち?どこ?」
カイト
「ひとりで来たの?」
語り手
「おうちは、あっち?」
さっきと違う方向を指しました。なんとも頼りない感じです。
「ひとりできたの」
ニハル
「あら」
カイト
「あれ、おうちはさっきのお山じゃないの?」
淡雪
「だいぶん、離れておりますからね」
山と少女の指し示した方を見比べて。
ニハル
「そうだね…」
語り手
「うんー、そうだっけ? まあー、行けば帰れるよ」
ニハル
「一人で大丈夫?」
カイト
「もっと食べてかないと、また倒れちゃわないかな」
語り手
「んー……」
狸少女は四人をじーっと見つめます。
「だれ?」
淡雪
「わたくしは、淡雪と申します」
にっこり
語り手
「その着物すごいねぇ、動いてる」
淡雪
「うふふ、ありがとうございます」
少女の言葉が流れる袖を、よく見せてやる。
カイト
「おれはカイトだよ!」
鹿児川の瑞樹
「鹿児川の瑞樹だ。聞いたことはあるかい?」
語り手
「鹿児川のヒトか~。蛟さんなら知ってるよ」
「みずきさん……ああ、おとうちゃんが言ってた、かな?」
鹿児川の瑞樹
「おお、そりゃ何より。蛟のじいさんにはちょくちょく世話になっててなあ」
ニハル
「あっ」
うさぎの能力の餅つき使用してもいいですか?餅を持ってきた体で。
語り手
お餅ついちゃう? 
ニハル
ついちゃう!
語り手
そこにいきなりうすときねを出してつくのかな? 
ニハル
その形式にしましょう。ふしぎを2点消費して2個作ります。
淡雪
モンハンの肉焼きのBGMでその場で餅をつきだす。
ニハル
思い出したように声を出すと、どこからともなくうすときねが現れる。
カイト
「ニハルちゃんすごいなあ」
語り手
ではそれを目を真ん丸にしてみています。
ニハル
ぺったんぺったんと餅を上手につけました。
もちつき: 新条 ニハル のふしぎを-2した
淡雪
「あら、おいしそう」
『じゅるり』という文字が流れる。
ニハル
「お腹空いてたんなら、はい」一個を狸ちゃんに贈呈。
語り手
「わぁい ありがとー!」
カイト
「いつ見てもすごいなあ、ニハルちゃんのそれ」
語り手
狸娘はニコニコして餅を一口、にゅーんと引っ張ってニコニコします。
ニハル
その餅を食べると想いが1点ふえるんだぜ!(メタ)
語り手
NPCはどうなるんだ。
一応増やしておこう。
カイト
こころあったかおもち
ニハル
「淡雪さんも、さっきのお礼」一個贈呈しよ。
淡雪
「あらあら、ありがとうございます」
遠慮なくいただこう。
流れる『もっちもっち』という文字
語り手
「ツヅミねぇ、ツヅミってゆーんだ」
淡雪
「ツヅミさん。初めまして。よろしくお願いいたしますね」
カイト
「ツヅミちゃんかあ、よろしくね!」
鹿児川の瑞樹
「ツヅミか。宜しくな」
ニハル
「ツヅミちゃん。はるはニハルだよ」
語り手
「よろしくねぇ~」
鹿児川の瑞樹
握手しようと手を差し出す。
語り手
ではフサフサの指で握手される。
フサフサというか
指はそんなにふさふさしてないや。
カイト
「ツヅミちゃんはなにしに町に来たの?」
語り手
「うん、そうそう、あのね。みんなはこの町のこといっぱい知ってる?」
淡雪
「そうですね、いくらかは存じております」
ニハル
「それなりに、かな」
鹿児川の瑞樹
「そうなあ。山のことや川のことならわかるが、人間の町のことなら、こいつらの方が詳しいんじゃねえか」
カイト
「毎日散歩してるから、散歩してるとこならよく知ってるよ!」
淡雪
着物中に、『ガイドブック』『グルメ』『隠れた名店』などの文字が滑って現れる
語り手
「じゃあえっとね、化けるのにいい葉っぱ探してるの」
「ずっとずっとうまく化けるのにいいやつ」
「すっごく急いでるの」
淡雪
「葉っぱ、でございますか……」
『笹餅』『ちまき』『桜餅』『かしわ餅』などの文字。
カイト
淡雪さんさっきおもち食べたからサジェストがおもち…
淡雪
Googleセンセイばりに履歴に引っ張られるメモ
鹿児川の瑞樹
「葉っぱ? どんなのがいいんだい?」
カイト
「葉っぱにいいとかダメとかあるんだ?」
ニハル
「どうして急いでるの?」
語り手
「えっとね、えっとね」
おめめぐるぐるになっています。
「大変なの」
鹿児川の瑞樹
「大変? 山に何かあったのかい」
語り手
「友達が大変だから助けないとなの」
「だからおっきい葉っぱがいるの」
淡雪
「それは大変ですね……」
ニハル
「それは大変…」
カイト
「それは急がないといけないね!」
語り手
こーんなにおっきいのと言いながらツヅミは両手を広げます。
「さっき見たんだけど、なんかにぶつかっちゃったの」
淡雪
「大きな……具体的にはどのような葉っぱなのでしょう?」
『フキ キク科フキ属の多年草』
などの文字
鹿児川の瑞樹
「よし分かった、手伝おうじゃねぇか。ちょうど暇だしな」
「どこで見たか分かるかい」
語り手
「えっとねえっとね」
ツヅミは見るからにパニックになりかけていますが
何とか瑞樹の言葉を聞いて「こっち!」と走り出します。
尻尾丸出しのままで。
ニハル
ダッシュで駆け出します。
鹿児川の瑞樹
追いかけます。
まあこちとら丸出しどころか河童なんだけど。
カイト
追い越しそうになってスピード落とします
淡雪
「あ、ちょっとお待ちを」
「ツヅミさん、あなたはしっぽを隠したりはおできにならないのですか?」
語り手
「しっぽ? しっぽナイナイ」
ニハル
「ないない」
淡雪
「そのままのお姿では、その、色々と問題があると思うのですが」
他の三人の姿も改めて見やりつつ
カイト
「おれは犬になった方が目立たないかなあ?」
ニハル
「はるも兎に…」
鹿児川の瑞樹
「あー、面倒臭ぇなぁ」ばりぼり頭を掻く。
語り手
「うーん」
抱えてスカートの下に入れて「ないないしたよ!!」
腕はふっさふさです。
淡雪
ツヅミを見て、うーん、と首をかしげる。
語り手
もう一時間ほど待てば夕暮れ時になりそうな感じではありますが……
カイト
「おれたちだけで探してくる?急いでるんだよね?」
淡雪
「ツヅミさんくらいの子でしたら、あまり気にもされないものでしょうか……」
鹿児川の瑞樹
「いや、ここまで色々出てたら拙いだろ」
淡雪
ですよねぇ、と頤に指をあてて首をもう一つかしげる
ニハル
「はるのこれはアクセサリー」いけるって顔してる。
語り手
またアクセサリーで通す気だわこの子……! 
ニハル
コストちょっとでもおさえたいから…。つい……。
語り手
このへんにでずにーらんどやぴゅーろらんどばこざいません! 
ニハル
ぐっ……
語り手
「さっきは平気だったよ?」
淡雪
「そうなのですか」
語り手
ツヅミはさっきまで狸だったから
ちょっと注目集めるくらいで済んでた。
鹿児川の瑞樹
「替えの着物か何か持ってねぇかい?」
淡雪
「お店まで戻りましたら……。いくつか、わたくしのお着物がございますが」
カイト
「おれが犬になって、ずっととなり歩いてよっか?おれ、大きいしごまかせるかも」
鹿児川の瑞樹
ああ、なるほど
「それか、狸に戻ってもらって俺が抱いてくか?」
カイト
「おれがごまかすより、淡雪さんの服か瑞樹さんに抱いてもらうか、がいいのかなあ」
淡雪
「でも、狸のお姿のままでは、お話するのにいささか不便ではございませんか?」
カイト
「淡雪さんちってこっから近かったっけ?」
淡雪
「ええ、そう離れてはおりませんよ」
「いらっしゃいますか?」
鹿児川の瑞樹
「じゃあ、チャチャッと寄ってくか。そんで着物着て貰えばごまかしきくだろ」
淡雪
「承知いたしました。それでは、ご案内いたしますね」
カイト
「ツヅミちゃんもそれでいい?」
語り手
「うん……」
ソワソワしてはいますが、おとなしく返事をします。
淡雪
それではお店へぞろぞろ
ニハル
ぞろぞろ
カイト
ついていきます
ちらちらツヅミの方を気にしつつ
語り手
ツヅミはキョロキョロキョロキョロしていましたが
古書店の前で「ここー!」と叫びます。
カイト
「ここ?って、どこ?」
淡雪
「ええ、ここです」
よくご存知ですね、とにっこり
語り手
「これ! これこれ!」
鹿児川の瑞樹
「えっ? その葉っぱを見たのはここなのかい?」
淡雪
「あら?」
ニハル
「案外近いね」
語り手
ぶんぶん振る指の向こうには、ガラス戸の向こうに並べられた本。
淡雪
なんという本でしょうか
ツヅミの頭越しに戸の向こうを除き込む
語り手
こちらへ表紙が向けられた本の表紙には「おおきなはっぱ」という字が書いてあり、みずみずしい緑の葉っぱの絵が描いてあります。
明らかに絵本ですね。
葉っぱの横にはちょこなんと座る狸のイラストが。
淡雪
「ええと、ちょっとお待ちくださいね……」
懐からふるぼけたカギを取り出し、店の戸を開ける。
がたがたがらがらと、たてつけの悪い戸を少し苦労して開けて
「どうぞ、お入りになってくださいな」

語り手
ここに来るまでで一度シーン閉めよう。
ちょっと長かったから
鹿児川の瑞樹
お。
淡雪
はいな
カイト
はーい
ニハル
わーい
淡雪
つながる?
語り手
ふしぎと想いを取得し直して
ああ、そうね
ツヅミとつなげるの忘れてた
ツヅミとのつながりが発生します
とくに特技などなければ強さ1で好きな感情を持ってください。
鹿児川の瑞樹
お。では「好意」でとります。こちらからもツヅミにアピールしていいかな?
淡雪
では
語り手
瑞樹さんすきー
淡雪
「保護」で
語り手
はい
淡雪
同じくアピール
カイト
「保護」で取ります 妹と同年代ということでなんだか心配です
鹿児川の瑞樹
「へんげ」4でアピールします。山のもののけの仲間だよ。
ニハル
こちらも「保護」でアピールかな。危なっかしいし。
おとな2でアピールします。
淡雪
文字の着物に興味持ってもらったし、「へんげ」で
3です
カイト
おとな2でアピールします
語り手
瑞樹には好き
カイトには信頼
ニハルには好き
淡雪には尊敬
鹿児川の瑞樹
サンクス、いただきます。
淡雪
OK
カイト
了解でーす
ニハル
いただきました
語り手
OK記録しました
では改めて
ふしぎと想いの取得をしたら、書店内での姿、ということで変身コストを 昼 で支払ってください。
淡雪
シーン登場により、 淡雪 のふしぎを+6
シーン登場により、 淡雪 の想いを+6
また半変身でいいや
カイト
シーン登場により、 三科カイト のふしぎを+8
シーン登場により、 三科カイト の想いを+8
鹿児川の瑞樹
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 のふしぎを+6
シーン登場により、 鹿児川の瑞樹 の想いを+6
淡雪
変身により 淡雪 の想いを-3(想い:14->11)
変身により 淡雪 のふしぎを-3(ふしぎ:13->10)
ニハル
シーン登場により、 新条 ニハル のふしぎを+6
シーン登場により、 新条 ニハル の想いを+6
鹿児川の瑞樹
河童って半変身するとどんな姿になるんだろ?
ちょっとインスマス顔の青年になるとか?
ニハル
頭にさらが乗ってる以外は普通の青年とか?
淡雪
それかハg
語り手
ちょっとぬるっとした顔で頭の毛が寂しいもしくは水かき残ってる? 
鹿児川の瑞樹
そんなかんじがよさそうですな>語り手
ちょっとぬるっとしてて水かきが残ってて頭頂部がはg
カイト
頭に皿が乗ってる普通の青年…
語り手
普通じゃない気が。
はgいいのw
淡雪
それって河童なのでは
語り手
普通にちょっと変わった人だからダイジョウブ! 
ニハル
かっぱなのでは
きゅうりたべたい
カイト
だいぶ河童よりな気が
鹿児川の瑞樹
河童はもっと明確にぬるぬるしてて頭に皿があって甲羅せおってそうかなって
語り手
あと細くて中腰

語り手
あ、つながりを強めることもできますよ。
夢を消費することで他社へのつながりを強めることができます。
他者
夢で繋がる会社
「つなが」と書いてあるメモをご覧ください
今回は5消費することでつながりをひとつあげられます。
鹿児川の瑞樹
お、そうだつながり強めておこう。
淡雪
そうだな、餅もらったからハルちゃんへの好意を1つ上げておこう
つながり強化 淡雪 の夢を-5(夢:8->3)
ニハル
わーい
うさぎはかわいいの効果で消費する夢一点少なくなるんですよね。
鹿児川の瑞樹
淡雪さんへの信頼をあっぷしておきます。たよりになるもののけだ。
夢8 → 3
カイト
改めて淡雪さんの博識ぶりを感じたので淡雪さんに尊敬+1します
淡雪
ありがとうさんー
語り手
じゃあツヅミはなんとなく知ってる人だったから瑞樹さんへのつながり上げておこうか
鹿児川の瑞樹
わーい>語り手
ニハル
ではこちらはツヅミちゃんへ強めます。なかよしの効果で-4夢減らせばいいのかな?
語り手
「かわいい」かな? >ニハル
ニハル
なかよしの効果が能動的っぽいんですよね。文章見る限りだと。
かわいいのほうは効果が受動的っぽい気がして。
語り手
ああ、なるほど
みんなもニハルさんに繋がりを上げる時はコスト1安くできるんだ
ニハル
ですです。かわいいもなかよしもコスト0なのでいつでも出来る。
淡雪
そうなのか
てことは、夢1返してもらっていいかなw
ニハル
どうぞ!
淡雪
わーい
鹿児川の瑞樹
んで登場のコストですが、頭ぼりぼりしながら半変身します。6点かな。
淡雪
では、追加分のふしぎと想いをいただきます
鹿児川の瑞樹
こちらも追加分でそれぞれ+1。
で、コストでそれぞれ-3。
夢3・ふしぎ12・想い12で最終です。
カイト
えーと、追加でふしぎが1増えて、前のシーンから変わらず半変身でふしぎと想いを3ずつ減らして…
夢2 ふしぎ17 想い16 です
ニハル
 新条 ニハル の夢を-4した
語り手
では処理は終わりましたかー
ニハル
ちょっと待ってください~。淡雪さんへの感情も上げとこう。
淡雪
おっ、ありがとナス
ニハル
夢をさらに-4してそこからふしぎと想い清算して人間になるコスト計算します。ニハル: 新条 ニハル の夢を-4した
清算はしなくていいんだ(ぼけてた)
完全な人間になるためにふしぎと想い両方-4します。
変身: 新条 ニハル のふしぎを-4した
もちつき: 新条 ニハル の想いを+4した
鹿児川の瑞樹
もちもち
淡雪
餅好きにはたまらぬニハル
ニハル
もっちもち
カイト
お餅にきゅうりにハンバーガーにジャーキーに、食べ物が多いですね
淡雪
ここはほのぼのあったか食べ物卓
語り手
書店内で、閉店しちゃえば人は来ませんが
完全変身で良いですか? 
ちなみに動物状態でも喋って大丈夫ですから
ヒトに訊かれることを気にしないのであれば。
淡雪
だね
語り手
前回のやつではなんか動物だと喋れないよ風に行ってしまっていたけど、しゃべっていいはずだよね!? って今思った。
淡雪
さっき話すの問題あるかも、と言ったのは、人前で狸しゃべるのはまずいよね、という意味でだよー念のため
ツヅミちゃん普通にしゃべっちゃいそうだし
語り手
さっきも普通に「オナカスイタヨ」って喋ってたねw
語り手
では、コスト計算終わったところで
本日はここまでです
語り手
【♪明日への風】
ニハル
はい!
カイト
おつかれさまでしたー!
鹿児川の瑞樹
おつかれさまでした!
淡雪
おつかれさまです
語り手
お疲れ様です
ニハル
オツカレサマデシタ!
無変換めおのれ
鹿児川の瑞樹
オツカレサマドスエ!
語り手
ウサギ状態で喋ったんだよきっと! 


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ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。