TRPGリプレイ ゆうやけこやけ 第三話『ふしぎなともだち』の五


【♪風の生まれる場所】
みき
キャラクター保管所さまのUIの色が変わってる!
語り手
そういえばw
ななくさ
ほんとだ。
語り手
みんなが不思議なうちゅうじんユニティと出会ってから、幾日かが過ぎ、ユニティの力の源であるという不思議な筒は2つまで光を取り戻しました。
いね
ぱんやさんでおしごとして、おやつたべてめんこであそんだ!
みき
童心に返って遊びまくってちょっとせんちめんたるした!

語り手
そして同じように幾度めかの朝を迎えました。
今日は何をして遊ぼうか。
そんなことをみんなで相談しに、いねとみき、ユニティがいつもの公園に集まってきたところです。
ななくさはちょっと待ってね
ななくさ
はぁい!
いね
「けんけんぱしようよ!」
みき
「おはようございます」
いね
「おはよう!!」
語り手
朝ですので、登場処理をお願いします
みき
あ、そうだ登場処理しますね。
シーン登場:みき のふしぎを+13した:(ふしぎ:33->46)
シーン登場:みき の想いを+9した:(想い:29->38)
いね
いね の想いを+13(想い:22->35)
いね のふしぎを+12(ふしぎ:27->39)
みき
完全な人間形態にどろんちょします。ふしぎから8点使用。
(46 → 38)
いね
いね のふしぎを-4(ふしぎ:39->35)
いね の想いを-4(想い:35->31)
私も変身は完全にしておこう。ゆにてーくんと遊ぶようになってからなぜか最近調子がいいんだ。
語り手
「おはよう……あれ、ななくさはどうしたんだ」
みき
「まだ来ていないみたいですね。お寝坊でしょうか?」
いね
「ねぼすけねぼすけ」
語り手
そんなことを話していると。
「あらあら、今日もみんな仲良しなのねぇ」
穏やかな声をかけられます。
ななくさの家の奥様でした。
朝のお散歩中のななくさもセット。
みき
おやお散歩中だ。納得しつつ「おはようございます」と挨拶。
いね
「ねぼくさおはよー! おばちゃんもおはよー!!」
ぶんぶんと手を振ります。
語り手
「はいはい、おはようございます。……よいしょっと」
穏やかに笑う奥様は、手に持った大きな荷物をベンチに置き、自分もその横に腰掛けます。
いね
ななくさくんにトテトテ近寄ってモフモフに埋まります。
みき
「大きなお荷物ですね。お買い物ですか?」
語り手
「ええ、そうなのよ。今日は特別な日だから、いっぱいお買い物したのよ」
そう言って袋の中を少し開けて見せてくれます。
中には、野菜やお肉など、食べ物がたくさん入っています。
みき
「たくさん! 特別な日って、だれかの誕生日とかですか?」
語り手
「ふふふ、今日はね、おばさんと旦那さんの結婚記念日で、そしてななくさちゃんが初めておうちにやって来てくれた日なのよ? だから、ごちそうをたくさん作って、お祝いするの」
おばさんはうれしそうに微笑みました。
語り手
勝手に決めた。
いね
「ななくさくんのきねんび!」
「お誕生日じゃないのかー」
みき
「おばさんたちと、この子の記念日なんですね!」
みき
おばさんたちといる時は呼び方を変えるよ。相手は【犬】なので。
ななくさ
「わふっ!」嬉しそうに一吠え。
いね
そんな気はまわらないよ!
語り手
「そうだ、もしよかったら、あなたたちもご一緒にいかがかしら?」
ふと思いついたように、おばさんは手を打ちました。
いね
「えっ、いいの!? やったぁ!」
ぴょんぴょんします。
みき
「えっ、いいんですか?」
ななくさ
いい考えでござる! という風にくぅん! と一鳴き。
みき
「ユニティくんも一緒に行っていいですか? お友達なんです」
語り手
「ええ、もちろんよ。いつもななくさちゃんと一緒に遊んでくれる、大切なお友達ですものね」
みき
「ありがとうございます!」
ななくさ
優しい世界……。
語り手
「でもその代わり、ちょっとお手伝いをしてもらえるかしら?」
ななくさ
お手伝い……。
いね
「おてつだい?」
みき
「お手伝い? なんですか?」
語り手
「ええ、お手伝い。ごちそうは今日の晩御飯の予定なのだけど、少し早めに来て、ごちそうを作るのをお手伝いしてくれるかしら。……あ、もちろんちゃんとお母さんにお許しをいただいた上でね?」
いね
「おかあさんにおゆるし……うーん」
おかあさんの巣から去年旅立ってから会ってないのだった。
「だいじょうぶ!!」
よくわかんないけどわかった。
みき
「わかりました! 頑張りますね」
おとうさんはいるけどお母さんはいない。だがそんなことは顔にも出さない。
みき
おとうさん(鍛冶師) おかあさん(大地?)
語り手
炉とか。
ななくさ
あるいは鉱山?
みき
鉱山かも。
ななくさ
気持ちを察したのか、いねちゃんの頬をぺろぺろと嘗め回します。
いね
たまに会いたいなぁとは思うけど、寂しくはないよ。大丈夫。
ななくさにお返しにのどのあたりをわしわしします。
ななくさ
わふー!
いね
いねはこう見えて一応成鳥だからw
ななくさくんだって親離れしてるんじゃないのかな。
ななくさ
ななくさは半分飼い主のことを親代わりだと思ってる節ありそうで……。
いねちゃんは、なんかこう、保護対象として見てしまうんですよね……。
いね
ななくさくんのモフモフに埋まっていれば幸せです。
ななくさ
ありがとうございます!
犬のもふもふにうずもれたい……。
語り手
なんとなくその後ろで居心地悪そうにしているユニティ。
語り手
「それじゃぁ、4時くらいになったらおばさんの家に来てもらえるかしら? おばさんはあの―――」
そう言って、丘の上の住宅街の少し上の方を指さします。
「あの、赤い屋根のおうちよ? わかるかしら?」
見ると、指さしたあたりにひときわ大きく目立つ赤い屋根の家が見えます。
いね
「よく見えるよ!」
えっへんと胸を張ります。
みき
「わかりました! 赤い屋根のおうちですね」
いね
「ゆにてーくんも行こうよ!」
空気など読まぬ。
語り手
「……え、俺? いや、俺は別に……」
そんな友達ってほどじゃ……などと小さく呟いています。
いね
「一緒にあそぼってやくそくしたでしょ」
そもそもそれはなんのため? 忘れたなそんなことは。
みき
「一緒に行きましょうよ。いっぱい遊んだんです、友達ですよ!」 と手を引く。
語り手
「そうよ、お友達みんなでいらしてちょうだい。ごちそうはみんなで食べた方がおいしいものね」
うれしそうにおばさん。
「……っ、そ、それじゃぁ、えっと、お言葉に甘えさせていただきます……」
みきに手を引かれ、もじもじと呟きました。
ななくさ
「わふっ!」尻尾ふりふりしながら興奮気味に吠えてますね。嬉しいな!
いね
ななくさの真似して「わふ!」ってやってます。
語り手
「さぁ、それじゃおばさんはそろそろ先におうちに帰るわね? お手伝い、よろしくお願いね」
みき
「はーい!」
大きく手を振る。
語り手
おばさんはそういうと、よっこらしょ、と荷物を持って、ななくさを連れて帰ってゆきました。
ななくさ
ちょっと遊びたそうに、しょんぼりした顔で帰っていくのは気のせいじゃなかっただろう……。
いね
「あとでねー」
語り手
※まぁあとで化けて出ておいでよw
ななくさ
わぁい!
いね
犬小屋にぬいぐるみと丸めた毛布を入れておこうw
語り手
※お手伝いの時間までには、帰ってないといけないだろうけどw
ななくさ
※出てもいいぐらいになったらGMのほうで合図をいただけるとありがたいです

みき
「それじゃ、それまで何して遊びましょうか?」
語り手
「そうだな、昨日のめんこ、かベーゴマはどうだ? あれからいくらか物理運動について検証してみたので、いくつか試したい技がある」
いね
「うん! あそぶ!!」
みき
「それじゃあ、昨日は結局めんこ勝負になりましたから、今日はベーゴマでどうでしょうか?」 目がきらりと光った。
語り手
OK
「いいだろう。昨日購入したベーゴマに、いくらか手を加えてみた。おそらくこれで勝てるはずだ」
などと言いながら、みんなは駄菓子屋へ向かうのでした。
ってところかな?
みき
ですな。
いね
ベーゴマとベイブレードってなんか違うのかな?? とか思っている。
【♪Ex Industry – 癒しのとき】
語り手
そして、楽しい時間は飛ぶように過ぎて。
みき
「すごい、前とは動きが全然違う……!」 わいのわいの。
いね
ユニティ君の必殺エメレウムシュートが炸裂し、みきくんの鼻先をかすめる事件が一番すごかったと思っている。(捏造)
語り手
「ああ……だが、思いのほか勝てなかった。まさか昨日は円形だった戦場が、今日は四角い缶に変わっていたとは。まだまだ甘かったな」
いね
あといねはやっとベーゴマにひも巻けるようになった。
みき
「新しい対策が必要ですね」
語り手
「あらゆるイレギュラーに対して、常に安定したポテンシャルを発揮できるようにしなければ」
いね
ななくさくんは家にもどらないといけない時間かな。
語り手
そう、日が傾いてきたので、そんなことを言いながら、ななくさも含めて駄菓子屋さんからおばさんの家に向かっているところ、という感じです。
ななくさ
人間になるよー!(遅い)
語り手
うむ、まぁななくさは駆けつけ登場なので、変身コストは無くていいよw
ななくさ
やったー!
語り手
また家についたらわんこにならんといかんだろうし……

いね
「おてつだいって何をするんだろう?」
みき
「お料理の手伝いかもしれませんね。お肉の焼き打ち野菜の刻み、なんでもこなしますよ」
ななくさ
「んー……綺麗に部屋を飾り付けるお手伝いだと思うのでござるが……」
語り手
「また【食事】できるのか? ちょうど【おなかがすいた】現象も始まりつつあったところだ、助かるな」
みき
「部屋の飾りつけも楽しそうですね」
いね
「うん!!」
ななくさ
「折り紙で、こう、くるーって輪っかを作るだけの簡単なお仕事をするでござる」
いね
「ひもなら巻けるよ!!」
デコボコにぐるぐる巻きのベーゴマをブンブン。
語り手
「危ない、鉛の塊を振り回すな」
みき
「わっ、尖ってますから、ぶつけたら血がでちゃいますよ」
ななくさ
「血が出たら大変でござる。奥方が心配するでござる……」
いね
ぶつけたりしないのになぁ、と不満そうにポッケにしまいます。散々みんなをひやりとさせたことには気づいておりません。
語り手
「というか、全然ヒモからベーゴマがリリースできていないじゃないか。出鱈目な巻き方しやがって」
いね
「リス? 鱈?」
みき
「りりーす。放すことですよ、その巻き方だとベーゴマがひもから離れないんです」
ななくさ
「みき殿は色々詳しいでござるなぁ……」
いね
「そうなんだぁ……だからぽとって落ちるんだぁ」
語り手
「お前は現地の知的生命体らしく、現地の言語をもっと扱えるようになれ、まったく」
いね
なんとなくほっぺ膨らませて唇ぶーっと鳴らしてます。

ななくさ
現地の言葉に不自由している人間がここにも。
語り手
ななくさは最低限意志の疎通はスムーズに行えるレベルだからなw
いね
知的生命体? 何のことだろうか。
動物は動物だから、よほど長生きでもないと人間としてはいろいろ足りないのだ!
ななくさ
なのだ!
みき
なのだ!
いね
人間じゃなくて鳥としてなら十分足りてるけどね!
みき
ルーク? あれはあんころもちにだけ近づいた存在。
いね
猫として足りてるのかしら……
みき
野生が圧倒的に足りない。>猫として
語り手
猫なんて、基本自分中心の世界観ですからなw
飼い猫だから人とのふれあいがあるけど、やはり自分の興味が最優先
ななくさ
あんころもちたべたい。
みき
へんげとしてはみきがちょっと例外的なレベルよね。
語り手
つぐももと動物の変化との大きな差でしょうな
しのぶ然り。
ななくさ
付喪神とか土地神(狐)レベルだと思ってます。みき君。
みき
しのぶくんもみきも、そもそも人間に近しいものだというのもあるのかもしれませんな。
語り手
でしょうな、特に直接人の手に触れられるモノだし
みき
逆に変化としての嗅覚というか、自然からは遠い存在なんだろうな、というのがステータスに出ている気がする。>みき
いね
人の手や魂がこもり易い印象を受ける器物だからねぇ。刃物もバイクも。

語り手
さて、などなど色々なおしゃべりをしながら歩いていると、やがて大きな赤い屋根の家が近づいてきました。
ななくさ
犬に戻ってしれっとした顔で犬小屋に帰ります。
いね
「ここ?」
みき
「ここですね。こんばんはー」とんとんとドアをノックしましょう。
語り手
ドアの前に、門扉があります。
みき
おっと門扉があったか。呼び鈴のたぐいはありますか? なければ門扉をこんこんとノックしつつ声をかけます。
いね
「ピンポン! ピンポンする!!」
みき
ごめん先にやっちゃった!
いね
って書こうと思ったが呼び鈴とか知らなさそう。
みき
たしかに>知らなさそう
語り手
インターホンがありますね
みき
おっインターホンあるよ。
みき
では、インターホンをぽちっとなしましょう。
語り手
ぴんぽーん、という音が響きます。
いね
ピャッとなります。
ななくさ
(いねちゃん可愛い)
いね
周囲にいる幼児のサンプル詰め込んでみました……
ななくさ
(察し)
いね
ちなみにリアル幼児ならここで先にピンポン押されたことでへそを曲げ、その場に座り込んでわめきます。
みき
ななくさ
あっ(小さいころの記憶がよみがえる)
語り手
すると、
「あら、いらっしゃい、みんな。えらいわねぇ、ちゃんと時間通りだわ」
という声が、家と門や垣根との間、広い庭の方から聞こえます。
みき
「こんばんはー!」
いね
「こんばんはー……」
インターホンをしげしげと見つめております。
語り手
「はい、こんばんは。さぁどうぞ、入ってらして。待っていたわよ」
みき
「はーい」 門扉を押してみます。
語り手
門はすんなりと開きます。
いね
くるっと鳥変身しそうになってがまんがまん。
「は、はーい」
みき
ではてくてくと門をくぐる。
語り手
門をくぐった先、広い庭では、エプロン姿に三角巾をかぶったおばさんがみんなを待っていました。
その後ろには、みきにはわかるでしょうが、キャンプなどで使われる折りたたみのテーブルやイス、焼き物をするためのコンロなどが広げられています。
いね
「おてつだいに! きました!!」
語り手
「はい、ありがとう。助かるわ」
おばさんは屈み込んで、いねと同じ高さの顔でにこにこと笑います。
みき
「バーベキューだ!」
語り手
「ええ、そうなの。せっかくみんなで食べるんだもの、お外の方が気持ち良いでしょ?」
「さぁ、お願いしたいお仕事はたくさんあるわよ? まずはみんな、手を洗ってきてくれるかしら?」
そう言って、庭の片隅にある水道を指さします。
その横には【ななくさ】という表札のついた小さなサイズの家も。
ななくさ
犬小屋で「(ジャーキー食べたいでござる)」と思ってます。
みき
「こんばんは」と、ななくささんにも挨拶してから手を洗いにいきます。
いね
ななくさくんの家に走って行って、「おひさしぶりー!!」とモフモフしてから手を洗います。
ななくさ
「わふっ!」朝会ったような気がする!
語り手
三歩歩けば忘れる鳥RAMだからな
いね
というかさっきまで一緒に遊んでいたのでは。
ななくさ
人間としての姿をカウントしていいのかPLが一瞬戸惑った結果です>朝会った~。
いね
何度も言うが、【とりあたま】は持っていません。
ただ本当に注意力散漫で忘れっぽいだけです。
ななくさ
一緒に遊んでいた!

語り手
そうして手を洗ってきたみんなを待っていたのは、BBQの下ごしらえの数々。
お肉や野菜を串に刺したり、えびの殻をむいたり。
いねには危ないので、野菜やお肉を切るのはみきにお願いされることでしょう。
みき
さくさくさくさく。器用にお野菜やお肉を切っていきます。自分でない刃物を扱うのは、今でもふしぎな感覚がする。
ななくさ
「(おにく、おにくの焼ける感じがする)」
いね
鉄串で野菜ぐさぐさしつつ、なんとなく背筋がぞわぞわするのを感じます。
ヤキトリ……
語り手
※註:まだ焼いていない
ななくさ
おっと失敬!
語り手
お父さんがまだ帰ってきていないからね!
そういえばいねは肉食べられるのだろうか
いね
肉はものによってはいけるだろうけど、鳥は勘弁。
一応虫やミミズ食べるから。
みき
とりにくあるんだろうか……
語り手
大丈夫、牛さんや豚さんだ
あと、おばさんが子供らに合わせてくれたのか、ソーセージとか。
いね
肉系は避けて野菜いただこう。
語り手
ユニティは最初色々と道具や食材をしげしげと観察したりしていたが、気が付けばそつなくこなしている。
ななくさ
ユニティくんめっちゃ器用だ……。
語り手
そんな風にこちらを見ていたななくさに気付いたのか、ユニティが串にさす前のお肉を、こっそりななくさに差し出してやったり。
ななくさ
「……!」
ありがたくいただきます。後でお礼をいうよ!
みき
つまみぐいの気配を察知! でもななくささんも本当なら一緒に遊びやお手伝いしたかっただろうから、見なかったことにしよう。
語り手
そしてお肉を食べるななくさの様子を暫く観察していたユニティは、なんとなく自分もいけると思ったのか、生肉を口に入れようとしてみたり。
ななくさ
「わんっ!」みき君気が付いてー! という風に鳴いている。
みき
みきはちょうど反対側を見ていた。
いね
「つまみぐいは だめだよ!!」
語り手
「あらっ、ダメよ! 火を通さないお肉なんて食べたら、おなかを壊してしまうわよ!」
ななくさ
奥方!
語り手
いねとおばさんの二人に慌てて止められたり。
ななくさ
なんとなく気まずさを感じてもぞもぞと犬小屋でおとなしくしてます。

語り手
やがて、一通りのバーベキューの準備は整いました。
「ありがとう、みんな。おかげですごく助かったわ。それに、すごく楽しかった」
ニコニコ顔のおばさんが、カルピスを入れたみんなの分のグラスを持ってきてくれました。
みき
「ありがとうございます! お手伝い楽しかったです。バーベキュー楽しみですね!」
いね
そうなのだ、こんなに楽しかったのに本当に楽しいのはこれからなのだ。
語り手
「ええ、きっと楽しいお食事になるわ。お父さんもそろそろ帰ってくると思うから、それまで少し休憩していてね?」
みき
「はい!」 カルピスの入ったグラスを片手に、椅子にちょこんと陣取る。
いね
カルピスごくごく
ななくさ
お水ごくごく(in犬小屋)
語り手
そして、みんなにグラスを配り終えたおばさんは、下準備に使った道具などを持って、家の中へと戻ってゆきました。
先ほどまでの賑やかさが落ち着き、一仕事終えたみんなの身体の熱を、気持ちの良い夕暮れの風が冷ましてゆきます。
【♪昨日の夢】
みき
「ふう……」
いね
「つかれたぁ」
「おいしい!」
みき
「動いたあとは、とくに美味しいですね」
語り手
※ななくさくん、今ならこっそり人になってもOKだと思うよ!
みき
あれっ! 犬が居ぬ! ってことにはならないのかな? だいじょうぶ? >こっそり人に
ななくさ
犬が居ぬwwwwwwwww
語り手
おばさんは家の中だから、大丈夫さ! きっと
ななくさ
※こっそり人になって、カルピスを飲むことしか思い浮かびません!
語り手
カルピスはおばさんがペットボトル置いて行ってくれたので、ななくさの分もあるよ!
みき
やったね!
ななくさ
※中の人がきわめてカルピスに弱いんだ! やったー!!!
人間になります。
ななくさ
中の人に夢投げたい。投げようっ「夢」
みき
(HAHAHA)
いね
つ「夢」
ななくさ
「カルピス……」小声。
いね
あいてるカップにどぼどぼついであげよう。薄めなきゃいけないの? それは知らない。
ななくさ
「カルピス……! ありがとうでござる!」たぶんカルピスウォーターだから大丈夫ですよ! ペットボトル表記だったし!
語り手
GE☆N☆EKI☆
ななくさ
GE☆N☆E☆KIだったの……。
語り手
その方が面白そうだな、と思っただけで、カルピスウォーターでいいよw
ななくさ
あれは、飲むのくるしいですよ……。>GENEKI
いね
変だと思った時点で飲むのやめればいいのではw
語り手
では、えーっとおとなが一番高いのは……
みき
<3
いね
みきくん以外にだれがいる。
語り手
それもそうだw
いね
ユニティくんかな……
みき
ユニティくんは確かにわからんな。
ななくさ
ユニティくん高そう……。
語り手
ユニティはマスクステータスだな、そういえば
いね
意外にこども高そうなんだよなぁ。
語り手
こどもとおとなのツートップかもね

語り手
では、みきは気づく。
ユニティは、手の中のカルピスのグラスをを飲むでもなく、ぼんやりとそれを見つめています。
みき
「……どうしたんですか? 疲れてしまいましたか?」 ユニティくんの様子を見よう。
語り手
みきの声に、ふとそちらを見ましたが、また視線をグラスへと落とします。
「いや……俺はこんなところで何をしているんだろう、と思ってな」
みき
「何を、というと?」
語り手
「仕事をほっぽり出して、こんなところで現地人と遊んでいて……」
手の中で、少し溶けた氷がからん、と音を立てる。
ななくさ
「カルピス美味しいでござる。水も美味しいがカルピスもたまらん美味しさでござるな」シリアスな話の隣でぷぱー!
みき
「……仕事に、戻りたいですか?」
語り手
「ああ、いや、決してネガティブな意味で言ったワケじゃない。悪かった」
問うみきの口調に少し慌てたように、言い直しました。
「ただ」
ななくさ
カルピス片手に耳を傾けています。
みき
静かに次を待つ。
語り手
「俺は、それなりに若い年齢でウルトラ警備隊に……、ああ、今の仕事について、これまでそれに打ち込んできた。それが俺の自慢だったし、自信だった」
カルピスを一口含んで、
「思えば、こういう風に仕事もすべて忘れて、何も利益を上げないことに日々の時間を費やしたことなんてなかったんだ」
みき
ウルトラ警備隊!
いね
メビウス君の後輩だろうか……
ウルトラマンって別次元の宇宙から助けに来るから、普通にゆうこや的ほのぼの世界に来てもおかしくないんだよなぁ、そういえば。
大丈夫だユニティ君、先輩方も意外に遊んでる。
語り手
銭湯大好きなラムネのお兄さんもいるしな。
いね
ネクサスさん以外は大体遊んでるシーンあるぞw
オーブさんはなじみ過ぎだッ
みき
「【おやすみ】は、なかったんですね。これまで」
語り手
「【おやすみ】……そうだな、休暇なんてものは無かった。それで別に不満なんて無かったんだ。それが当然だし義務だと思っていた」
「それに意味なんて無いと思っていたんだ。……そんな俺が、今はこうしてお前たちと共に色々な【遊び】に夢中になって……この惑星に降りてから、以前の俺では考えられないことばかりだ」
みき
「そう、ですか。……じゃあ、ユニティさんは、新しいことを知ったんですね」
語り手
「新しいこと……」
みきを不思議そうな顔で見つめる。
みき
「ええ、新しいこと。意味なんて無いと思っていたことから、【たのしい】や、【おなかいっぱい】が得られること。新しく知ったことでしょう?」
「それだけでも、きっとこの【おやすみ】には、意味があるんです」
語り手
「そうか……」
ふ、と肩の力を抜いた小さな笑いを漏らしました。
そういえば、彼のそんな顔は初めて見たような気がするかもしれません。
みき
あ、笑った。と気づいて、つられるように口元がほころぶ。
語り手
「ムダなことなのに、ムダじゃないことってのも、あるんだな」
みき
「ふふっ、そうですね」
いね
わざわざこの世界に彼が配備されたのは、「ちょっと肩の力抜けよ」って先輩からのメッセージだったのでは。
みき
なるほどッ。
ななくさ
なるほどなー!
いね
と思ったら墜落してきたんだったけどそこは見なかったことにする!
語り手
「【悪くない】」
言い、ユニティはグラスの中に残ったカルピスを飲み干しました。
そして、大きく手を広げ、空を仰ぎました。
気が付くと、空はすっかりと暗くなり、街の明かりも少ないこの街ならではの満天の星空が広がっていました。
みき
「……きれい、ですね。こうやって、空の下で、みんなで見ると、特にきれいな気がします」
ななくさ
つられて、空を見ます。
語り手
「洗練されきった俺たちの世界とは違う、このド田舎のちっぽけな惑星!」
彼は少し大きな声で。
いね
「あっ、ながれぼし!」
ななくさ
「本当でござるな!」
みき
「流れ星! 流れきるまえに三度お願いをすると、願いがかなうっていわれてるんですよ」
ななくさ
「あそぶあそぶあそぶ!」息継ぎなしでチャレンジしたものの、若干ニュアンスが変わったかもしれない。
みき
あそぶあそぶあそぶ! w
いね
「ゆにてーくんやみんなといつまでも遊べますように ゆにてー……三回なんてムリだよぅ」
語り手
しょんぼりするいねの横で、ユニティの口から甲高い、ビニールをこすり合わせるような音が響きました。
ななくさ
「?」何の音だろう。
いね
ピャッ!?
ななくさ
かねかねかね! の派生形しか思い浮かびませんでした!
いね
よりによってw
語り手
「高速圧縮言語だ」
驚くみんなの顔を、ユニティはにやりと笑いました。
いね
「今しゃべったの? すごい!」
よく意味がわかったな いね。
ななくさ
「ずるいでござる!」
語り手
「この【素晴らしきムダ】と【愛すべきよけいなこと】が詰まったちっぽけな惑星が、いつまでもそうあり続けるように。ついでだ、5回、願っておいたぜ」
みき
「ふふっ、ありがとうございます」
ななくさ
「ありがとうでござる!」
いね
「すごいすごいすごい!」
ななくさ
宇宙と犬かぁ……。
いね
クドリャフカ?>宇宙と犬
ななくさ
ですです……。
みき
それかわいそうなことになるやつだ
語り手
さて、そこで今度はこどもで判定をお願いします。
目標値3.
みき
お二人にお任せしよう。
いね
私の子供4が火を噴くぜ。
ななくさ
任せました!(けもの以外は死んでる)
語り手
5とかでもよかったくらいだなw
まぁそうたいしたことではないので、3.
いねは気づきました。
そう、またあの光がユニティの腰に灯ったのです。
いね
「あっ、見てみて!」
みんなに分かるように指さしましょう。
「綺麗だよ! お星さまの光が入ったみたい!」
みき
「あ……、」いねちゃんに促され、気づく。
語り手
みんなの視線を受けて、ユニティも自らの腰の光に気付きました。
ななくさ
「わふ……」こちらも、同じように気づきます。
みき
「それで、全部…… ですか?」
語り手
ゆっくりと”こうせんじゅう”を手に取り開くと、そこには3本目の筒に光が。
「いや、まだだ。あと一本」
3本の真ん中にある、ひときわ大きな最後の一本を取り出して見せました。
みき
「あと、一本。もう少しですね」
語り手
「ああ、お前らのおかげだ。確信な無いが、そんな気がする」
そこまで言って、ユニティはふ、と小さく笑いました。
「……気がする、か。お前らにあてられたかな。俺もずいぶんといい加減なことを言うようになっちまった」
みき
「ふふっ、そうかもしれませんね」 微笑むみきの眼は少し伏せられている。
いね
「良かったね! きらきらしてるよ!」
輝きに目を奪われながら、全部そろうことの意味を何故かどうしても思い出せないいねでした。
ななくさ
「……ちょっと、さみしい光でござるな」
語り手
まだ肌寒さが残る春の夜の風の中、しかしなんとなくあたたかく、でも少しさびしげな空気が漂った、そんな中に、不意に一つの音が響きました。

【♪STOP】
語り手
それが、自動車が急停車する音であることに、みんなは気づいたかもしれません。
この大きな家の前に、一台の自動車が停まったのです。
みき
【おとうさん】が帰ってきたのかな。寂しさを振り払うように、そちらへ目を向ける。
ななくさ
犬にさっと戻ります。
みき
ピャッと犬小屋に戻るななくさくん想像してかわいかった
ななくさ
ありがとうございます! たぶん条件反射です!
いね
こんな時は『おじゃましてます』だってみきくんが言ってた気がする。
語り手
ドアが開き、そしてすぐにばたん、と閉じる音。
そしてそのまますぐに、自動車は乱暴な音を立てて走り去ってしまいました。
みんながなんとなくそちらに注目する中、みんなも先ほどくぐってきた門を開いて、一人の男の人が入ってきました。
ななくさは、それが【お父さん】であることに、すぐに気づきます。
ななくさ
おかえりなさい! という風に尻尾を振って、お出迎えします。
語り手
しかし、いつもはやさしいお父さんの顔が、少し怖く思うほど、険しい怒ったような顔をしていることにも気づきました。
みき
「あの、お邪魔しています…… ?」
なんだろう。すてきな日のはずなのに。
【♪静寂】
ななくさ
心配そうに、とことことご主人についていきます。
語り手
「ん……ななくさか。……キミたちは誰かな」
いね
「おじゃましましま……してます。ななくさくんのお友達のいねです」
ぺこり。
みき
「三木といいます。この子(ななくさ)と普段よく遊んでいて、おばさんから折角だから今日を一緒にどうかってお誘いを頂いたんです」
語り手
「ななくさの……? 家内が……そうか」
お父さんは険しい顔のまま、呟きます。
みき
「お邪魔、でしたか?」
語り手
「ああ、いや……うん。そういうわけではないんだ……ないんだ……」
何か悩んでいるのか、考えているのか。
ななくさが知っているいつもハッキリとしていて、にこにこなお父さんとは違う様子。
いらだたしげに、掛けた眼鏡を掛けなおしたり、頭を振ったりしています。
「あら、あなたお帰りなさい。……どうかされたんですか」
ななくさ
どうしたんだろう……。
みき
何かあったのだろうか。心配になる。
語り手
出迎えのために家の中から出てきたおばさんも、いつもと違うそのお父さんの様子に、不安そうに声をかけます。
みんなの間を、かすかに風が通り抜けてゆきます。
ついさっきまで、あんなに柔らかかったはずの空気が、今はなんだか硬く冷たくなってしまった。
そんな風に感じるかもしれません。
何か、いつもとは違う恐ろしいことが起ころうとしているような、そんないやな気配が漂っていました―――。
語り手
【シーン終了】
ななくさ
お父さん……!
みき
ほのぼのゆうこやかと思いきや事件の気配!
語り手
次回風雲急を告げたり告げなかったりの最終回(予定)!

みき
よいしょよいしょ
こんばんはー
ななくさ
こんばんは!
いね
こんばんはァ
語り手
飢える噛む
みき
ガブガブ
いね
オレサマ オマエ マルカジリ
語り手
ではボチボチっと始めてゆきましょう
みき
事件の予感! からでしたな
ななくさ
事件の予感!

【♪静寂】
語り手
ようやく帰ってきたお父さん。
しかしその顔には険しさが溢れていて、なんだか様子もおかしいです。
庭にはみんなががんばって用意した晩御飯のBBQも並んでいますが、この重たい空気の前では、なんだか白けてしまって間が抜けてすら見えます。
みき
何が起きたのだろう。心配になるが、口を挟めずにじっと待つことしかできない。
語り手
「……もう遅い。キミたちはもう家に帰りなさい。帰って……お母さんやお父さんに顔を見せてあげなさい」
少しの沈黙のあと、お父さんは重々しく口を開きました
ななくさ
不穏な空気を感じ取ります。
みき
「あの、……なにか、あったんですか」 たぶん教えてはくれないのだろうけど、口を開かずにはいられない。
語り手
「なんでもない。キミたちには関係の……関係の、無いことだ」
いね
「ごはんたべないの?」
語り手
「ああ、食べない。今日の晩さん会はおしまいだ。帰りなさい」
いね
「えぇー……」ションボリ。
みき
「なにか……、困ったことが、あったようなのです。たのしい気分に、なれないようなことが……」 心配そうに、いねにそう言う。
いね
なんか悪いことしちゃったかなぁ……ピーマンつまみ食いしたからかなぁ、と真剣に考え始めていたので、みきの言葉にちょっとほっとする。
語り手
「あなた、突然何をそんな……みんな、ななくさちゃんのお友達で、一生懸命準備してくれたのよ?」
たまらずおばさんが口を挟みます。
「お前は黙っていなさい」
それを一言で黙らせて、お父さんはいつもはおばさんに預けてゆく鞄も持ったまま、家の中に入ろうとしてしまいます。
ななくさ
くぅん……と心配そうに一鳴き。

いね
『やすらぎ』で何とか懐柔して情報引き出せないかしら。
みき
それはありかも。あるいは、ななくささんの「なつく」「なでなで」「だいじょうぶ」あたりとか。
いね
そうね、複合技で攻撃だ!?
みき
みきの能力でこっそり話をきけないかとも思ったんですけど、そういうのはなさそうなんですよなァ。
ななくさ
だいじょうぶ、あたりかなぁ。とかぼんやりとは思ってました。

語り手
実行するならば、判定をどうぞ
おとなかこどもで目標値8、いや、10
合わせ技なら、難易度はそれぞれ半分に下がります
いね
「ねえねえ、待って! おこらないで」
とお父さんの足に抱き着いて《やすらぎ》使うよ。
語り手
合わせ技を使用するひと全員がそれぞれ5の判定に成功すればOKです
いね
こども力炸裂だ!
5でも10でもいけるよ。
ななくさ
わぁい!
いね
でもここはななくさくんに頑張ってほしいぞw
ななくさ
では、こども使用しようかしら。
想いを-3したらいけないかな? それともふしぎ判定かな?
語り手
能力はふしぎ使用だね
ななくさ
了解です。ふしぎ-3想い-3します。
語り手
能力のコストにふしぎ、判定値はいつも通り判定のコストをお願いします
いね
上積み分の想いでこども5成功しておくね。
いね の想いを-1(想い:31->30)
おっと、能力使うんだからコスト分いるのだった。
いね のふしぎを-6(ふしぎ:35->29)
幻のモフモフをくらえー!
ななくさ
判定のコストは想い、ではなくふしぎですか?
語り手
判定は想いだね
ななくさ
はーい! では両方3点減らします! もうしわけない!
ななくさ のふしぎを-3しました。(ふしぎ:29->26)
ななくさ の想いを-3しました。(想い:28->25)
よし!
みき
「すみません。悪いときに、来ちゃったみたいで」 その間に、おばさんと話をしておこう。
語り手
「いいえ、大丈夫よ。こちらこそごめんなさいね……お仕事で何かあったのかしら……」
おばさんも心配そうです。
みき
こりゃ、おばさんは何も事情を知らないっぽいかな。
いね
そうみたいですね。
語り手
そうだねぇ、おばさんも知らないぽい
いね
冒頭におとうさんひとりで出かけて行ったからね。
ななくさ
ご主人殿!

語り手
では、
不安そうな顔のキミたちの顔を見て、お父さんは何かはっとした顔で、頭を振ります。
それから、いねとななくさの視線から隠すように自分の目元を覆って、
「……っ、そうだな……。せっかく用意してくれたんだ。今すぐに帰ることはないだろう。……もう少し、ゆっくりして行くといい。庭で待っていなさい」
それだけ言い、なんだかごまかすようにおばさんの方を向いて、
「お前は来なさい。家に入るんだ」
それだけ言うと、さっさとドアを開けて玄関に入ってしまいます。
いね
「おなか痛いのかな?」
みき
「……」
ななくさ
心配そうな目で家のほうを向きます。
語り手
家の方向くだけなら、お父さんと心配そうにそれを追うおばさんは家に入ってしまいます。
みき
聞き耳判定を振りたいとこだが、これはCoCではない。
いね

そんなのななくさくんならいくらでもキキホウダイナノデハ
みき
そういやななくさくん座敷に上がってるシーンありましたよな。ぜひおばさんを懐柔して座敷に上がっていただきたい
いね
不安なご主人を慰めに行くのは何ら不自然なことなどないしな!
みき
まったくだ! 入っちゃえ入っちゃえ>ななくさくん
いね
そこにトリがとまっていたところで何の問題も……あるか、やっぱ。
みき
それは…… 任せる。さすがに刃物は紛れ込めないからおとなしくまってるよ。
いね
更にななくさくんの口に刃物がくわえられていたらちょっとしたホラーだな!
みき
ホラーだ! w
ななくさ
わふっ(口にみきくんを加えながら)
みき
刃物を持った犬が忍び込む ホラーだ
いね
深刻な事態に陥って悩んでいるときに、飼い犬が刃物持ってすりよって来たら……
楽になれってことかしら。
みき
楽になれってことだな。
語り手
機忍犬だな

ななくさ
えっと、じゃあ駆けつけてお母さんにすり寄ります。
できるだけあざといポーズで。
「わふっ」
語り手
心配そうな表情で自分のことを見つめるななくさの気持ちを汲んだのか、おばさんはドアを閉めるのを少しだけ待ってくれました。
その間に滑り込むことができるでしょう。
ななくさ
するっ、と忍び込みましょう。
語り手
「何をしているんだ、急ぎなさい!」
家の奥から、あまり聞いたことがない怒ったようなお父さんの声が響いてきます。
ななくさ
びくぅ!
語り手
「ごめんなさいね、みんな。すぐにお片付けしてくるから、少しの間だけ……そうね、音楽でも聞いててちょうだい」
申し訳なさそうに苦笑するおばさんが指さす先には、ラジカセ(古)が一台、縁側に置いてあります。
それだけ言うと、ドアは閉まってしまいました、。

いね
「おんがくーきくー」
ポチポチ
みき
気をつかわせてしまったことを申し訳なく思いつつ、手持無沙汰なのでラジカセの再生ボタンをぽちっと…… ぐいっと? しましょう。
語り手
ピガ――――――! 
と大きな音。
いね
「ピヨッ!?」
みき
フギャーッ! 驚いた。あわてて停止ボタン。
ななくさ
「ぴぎぃ!?」家の中にも聞こえてきたよ!
語り手
いや、家の中ではロクに聞こえないし、緊迫した感じなので大丈夫だよw
ななくさ
家の中までは聞こえないのか……。
みき
テープを巻き戻していなかったのかな? 確認してみましょう。
いね
逃げ込みたかったななくさのモフモフはなかった。怖すぎるのでラジカセをペチペチ叩きます。
語り手
ではみきが確認しているラジカセを、横からいねがぺちぺち叩くとw
しばらくすったもんだしていると、やがて音楽が流れ始めました。
みきにはわかるでしょうが、どうやらラジオモードだったようです。
いねがぺちぺちしていて、たまたまチューニングが合ったらしい。
いね
怖いのやっつけた!
みき
なるほど。音楽に耳を傾けながら、心配そうに家のほうをみていましょう。
語り手
ゆったりとしたテンポの音楽が、なんとなく白けてしまった空気をほんの微か、やわらげます。
みきが家の方へ目をやると、大きな窓ごしに明かりのついたリビングが見えます。
そのドアを乱暴に開けて、ちょうどお父さんが大きなかばんをいくつも持って入ってきたところでした。
後ろに続く心配そうな顔のおばさんも、いくつかかばんを持って、というより持たされています。
ななくさ
そのさらに後ろをとことことついていきます。
いね
これは『よにげ』ってやつなの。いね知ってるの。
みき
みきは…… 知ってるかなあ…… でも何となく意図するところはわかるとおもうの。
いね
ユニティくんはどうしてるの?
語り手
ユニティは、難しそうな顔をしてはいますが、特に何を言うこともありません。

語り手
そして一方家の中では。
「いいか、とにかく身の回りのものと有価証券、何週間か出ていられるだけの準備をしなさい」
おばさんとななくさに振り返ることもせずに、お父さんは言い放って、自分でもいくつもの衣服や何かの書類などをかばんに詰め込み始めます。
ななくさ
「(しょうけんってなんだろう?)」
いね
細身の剣のことです。
ななくさ
レイピアかな?
いね
ものすごくたかーい着物の素材のことです。
ななくさ
たしかにそれはしょうけんだ!

語り手
「あと、パスポートもだ。どこにいったか……」
尚も苛立たし気に荷造りを続けるお父さんに、
「ちょっとあなた……やぶから棒にどうしたっていうんですか。こんな……夜逃げみたいな」
ななくさ
お母さんにすり寄ります。
語り手
不安そうなななくさの首を撫でてやるお母さん。
「そんなことしている場合か! ななくさも外に出ていなさい!」
声を荒げるお父さん。
ななくさ
「くぅん」そういって、お父さんにすり寄る。
語り手
「場合も何も、どんな場合かわかりませんよ! こんな突然バタバタと……何かあったのなら教えてください!」
釣られて声を大きくするおばさん。
「うるさい! いいからさっさとするんだ! 死にたいのか!」
思わずそう怒鳴りつけてから、しまった、という顔で黙るお父さん。

ななくさ
【くびわ】でお父さんとのつながりは最初から+2されてるから2かな?
えっと、【なつく】でお父さん落ち着かせられないかなぁ……とか。
おもいました。まる。
語り手
OK
では判定をどうぞ。
ななくさ
ふしぎ4点払います。
語り手
ごめん、やっぱり【だいじょうぶ】だろうか?
すでにお父さんにはなついているしw
【だいじょうぶ】、を使うのであれば、こどもで5目標の判定をどうぞ、かな
ななくさ
あ、【だいじょうぶ】はふしぎのコスト6ですね。
語り手
【だいじょうぶ】、無しなら10目標だろうか
ななくさ
併用判定ですか?
語り手
使うかどうかはおまかせしますよ
みき
【だいじょうぶ】を使用:【だいじょうぶ】のふしぎコスト(6)と、こども5で判定するための想いコスト / だいじょうぶを使わない:こども10で判定するための想いコスト
かな?
語り手
ですです
ななくさ
んーなら【だいじょうぶ】とこども5かなぁ?
併用します。
語り手
どうぞー
ななくさ
シーン登場してななくさ のふしぎを-6しました。(ふしぎ:26->20)
想いを使用してななくさ の想いを-3しました。(想い:25->22)

語り手
では
心配そうにななくさに見つめられていることに気付いたお父さん。
ななくさ
くぅん。
語り手
怒って荒げていた息が、少し落ち着き、顔もなんだかゆるんだ気がします。
ななくさ
ゆるんだ顔を見てちょっとホッとします。
語り手
突然足から力が抜けたかのようにソファにどっと腰を下ろします。
身に着けていた、いつもシャキッとしたシャツはよれ、ネクタイは乱れ、セットしていた髪もほつれてしまって、なんだかすごく疲れてしまったような顔を両手で覆って、大きく息を吐きました。
「……あなた、何があったんです……?」
おばさんは心配そうにお父さんに近づき、お父さんの膝に手を添えます。
ななくさ
お父さんの足元に近づきます。てこてこ。
語り手
お父さんは、顔を覆ていた手を開き、ななくさの頭とおばさんの手を少し撫でたあと、
傍らに放り出されていたお仕事用のかばんの中をごそごそと探って、何かを取り出しました。
それは、紙の束でした。
ななくさには難しくてちょっとわからないかもしれません。
ななくさ
わからないでござる!
語り手
おばさんは、その紙の束を受け取り、何枚かめくってみた後で、でもやっぱりよくはわからなかったようで、伺うような顔でお父さんを見つめます。
ななくさ
一緒にお父さんを見上げます。どういうことなのご主人殿。
語り手
お父さんは、そんな二人を見て、それから自分のこめかみを揉みながら、深い息と共に言葉を吐き出しました。
「衝突するんだ……隕石が」
ななくさ
「わふっ!?」
しょうとつ、しょうとつ。
よくわからないけど、大変なことだけはわかる。
みき
YONIGEじゃなかった!

【♪訪れる悪夢】
語り手
一方その頃、お外では。
ラジオはあの後も何曲か音楽を流したあと、今度は人がしゃべり始めました。
「はーい、いかがでしたかー? 星降る夜に皆さんに捧げる、ちょっとロマンチックなナンバー……。そう、今日は文字通り星降る夜、なんですよね!」
家の中の緊迫した空気など、当たり前ですが気もつかないように、ラジオからは明るい声が聞こえてきます。
いね
さっきの流れ星を思い出してうんうん、とうなずく。
みき
ぼんやりと音楽を聴いていたが、人がしゃべり始めたのに気がついてなんとなく耳を傾ける。
語り手
「皆さん、覚えてます? 一週間前にこの夜空をかすめた彗星ニビル! 世にも珍しいスイングバイ軌道という軌道を描いて飛ぶこの彗星ニビル、私たちの地球の周りをぐるりと回って、いよいよ今晩、またこの夜空に現れることになっています!」
「早いところでは、もう西の空に見え始めているかもしれませんね! これだけ大きな流れ星なら、きっと願い事も3回―――いえ、10回でも20回でも言えちゃいそうです! 皆さんはどんなお願いをしますか―――」
ラジオは賑やかに続いている。
いね
お空を見ましょう。もっともっとお願いするんだ!
ななくさ
いねちゃん可愛い
語り手
ラジオの声につられて、いねと、そしてユニティも空を見上げます。
いね
今日はお空が明るいから見えるよ!
みき
彗星。つられてこちらも空を見上げる。ふっと思い出すのは、生まれる前にあったという大騒ぎの思い出だ。
あのころはみな気がちがっていたと、生まれたばかりの耳に子守歌のように聞いた気がする。
語り手
見上げると、果たして西の空には赤く青白く輝く彗星が、まっすぐに尾を引いて光っていました。
ではまた家の中に戻りましょう
ななくさ
はーい!
こいよ!

語り手
「隕石……?」
まるで理解できないといったふうに、おばさんが呟きます。
ああ、とお父さんは力なく頷きます。
「ええと、それはつまりどういう……」
ななくさ
二人の会話に耳を澄ませる。
語り手
なんだかひきつったような笑みでおばさんがもう一度尋ねます。
「衝突するんだ。隕石……いや、彗星ニビルが」
「ありえないことだ……。ありえないことなんだ。ニビルは絶対にスイングバイ軌道を描いて、地球の周囲を巡ってから飛び去るはずだった」
「しかし、地球の重力圏に入る直前、なぜか突然かすかに軌道が変わったんだ。まるでスラスターの一つも停止してしまったロケットの軌道が変わるように……」
「私たちはこの一週間、間違いであってくれと祈りながら計算を繰り返した。……しかし出た答えは……一週間後の今日。一週間前に落下して燃え尽きた小隕石と同じ軌道でもって、地球に衝突する―――」
そこまで語って沈黙するお父さん。
ななくさ
お父さんが何を言っているのかよくわからない。
ただ、大変なのは……なんとなくわかる。
みき
そっち系のご職業かご趣味の人かおとうさん
ななくさ
天文学関係の権威かなぁ、と思ってます。
語り手
ご職業ですね
天文学の権威の教授さんです
たぶんJAXAあたりに呼ばれて、先生再計算してください、ウソだと言ってください的なことを、この一週間していたんだ、きっと。
ななくさ
お父さん……。
語り手
「……つまり」
お母さんが言い、誰かののどがごくりとなりました。
ななくさ
お母さんを心配そうに見上げる。
語り手
「隕石は風波市に衝突して、消滅する―――いや、風波市だけではすまないだろう」
ななくさ
しょうとつ、しょうめつ……? よくわからない単語でござる。

語り手
それもわからないか、ななくさw
みき
いぬだしなぁ。<わからない
語り手
テレビ見てるっていうから、知っているかと思ったw
映画でアルマゲドン見たとかw
みき
テレビみてても「すいせいがしょうとつする」 と何が起こるのかまではわからなさそう。
語り手
いや、別に ななくさわかれよ! と言っているわけではないですがw
ななくさ
結構おとな2だったら語彙力少ない印象でしたw
いね
外に来てニビルが落ちるよって言ってくれれば!
何が起こるかはユニティ先生が教えてくれるだろう。
みき
ユニティかみきに伝わればわかりそうなんだけども。
ななくさ
どこかでおとな2は小学生ぐらいの知能だって聞いたような……? 気のせいかもしれませんが。
気のせいだったかなぁ(遠い目)
いね
小学生ならわかるよ! きっと!
ななくさ
わかるか! きっと!
いね
子供は知能はある。が、知識はない。あと経験がないので予測ができない。
ななくさ
ほうほう。

語り手
「きっともう、西の空にいはニビルが見えているはずだ。時間が無いんだ。お前たちだけでも、少しでも遠くへ……」
お父さんのその言葉を受けて、おばさんは慌てて立ち上がって、窓へ向かい、窓を開けます。
というわけで、これで場面はつながったよ!
ななくさ
では、その隙をついて外に出ることはできますか?
語り手
出られるひょー
よー、だ
みき
ひょー?
いね
ヒョーウ
みき
ヒョーゥ!
ニビルがひょうと輪を描いて
ななくさ
そしてすっと人間になります。
語り手
おお?
ななくさ
あ、お母さんの見えないところで。
語り手
ああ、びっくりしたw
語り手が【びっくり】したわw
ななくさ
すみませんw
みき
見えてたらただでさえびっくりしてそうなおかさんが アイエエ! ナンデ!? ナンデ!? ってなっちゃうもんな。
いね
おとうさんの正気度がピンチになってしまう。
ななくさ
ですよね! w
語り手
モノノケ・リアリティ・ショックだなw
みき
MRS
いね
そして外から悲鳴を聞きつけてどやどやと半分変身といた我々が。
語り手
お母さんもお父さんも失禁するからやめたげてw
いね
正気を失えば……衝突しても怖くないでしょう?(暗黒びしょう)
語り手
優しい世界
みき
その世界ならやってきた彗星が実はソラリスだったりしそう。
いね
ソラリラス
語り手
惑星やないか
みき
ちっちゃいソラリス。

語り手
ではコストの支払いだけお願いします。
そして行動するならば宣言をお願いします
ななくさ
変身コストは夜のコストでいいんですかね?
語り手
ですな
ななくさ
ではふしぎと想い3点消化して完全な人間になります。
語り手
OK
ななくさ
ふしぎを使用してななくさ のふしぎを-3しました。(ふしぎ:20->17)
想いを使用してななくさ の想いを-3しました。(想い:22->19)
よいしょっと。
語り手
何か行動しますか
ななくさ
で、ユニティくんにすすっっと近寄って、さっき聞いたことを耳打ちしてもいいですかね?
語り手
どうぞー
では
がちゃん。
突然音が響きます。
ななくさ
おっ?
「な、なんでござるか?」
語り手
ななくさにそっと耳打ちされたユニティの手からカルピスのグラスが滑り落ち、地面で粉々に砕け散りました。
いね
「ピョッ!?」
みき
「……ユニティさん?」
ななくさ
「ユニティ殿!?」
語り手
彼は血の気がひいたように真っ青で強張った顔をして、ななくさの顔をばっと見やり、
次いで声を掛けたみんなの顔を順番に、泳ぐように震えた瞳で眺めたあと、突然立ち上がると、そのまま速足で庭を出て行こうとします。
みき
「ユニティさん」 ではその足を捕まえます。
語り手
足を? w
みき
足を。
実力行使。
いね
私も捕まえますw
こっちはただのみきくんのマネー
ななくさ
呆然としています。
語り手
では、いつもの俊敏な動きはどこへやら、あっさりと足を取られて彼は地面に倒れ伏します。
みき
「理由を話していただけますか」 その声は静かで、顔は真顔だ。
語り手
思わずいねとみきの顔を見やる―――
「何をしやがる」
とでも、いつもの彼なら言いそうですが、しかしただ強張った顔をしているだけです。
※てか、ななくさのさっきの話はみんなにも聞こえてたのかw
みき
耳打ちじゃなかったかな?
語り手
だよね
みき
「話していただけますか。何か、大変なことを聞いたように思えます」
語り手
では、隕石のことは聞かないまでも、ユニティにタックルしたのねw
みき
ユニティくんの様子を見るにただならないことだ! と判断しました。
おとうさんに何かあったよ、というレベルではユニティがそんな顔をすることはなかろうと考えています。
語り手
ふむ
ななくさ
後ろで慌てています。変なこと言ってしまったかもしれないという罪悪感も少し。
語り手
「……うるせぇ」
一言だけ告げて、乱暴にみきを突き飛ばすと、起き上がり、今度は足をもつれさせながらも彼は庭から駆け出していってしまいました。
あの様子なら、追いかけることくらいはでいるかもしれません。
みき
「待ってください! ななくささん、何があったのか聞かせてください」 追いかけていいなら追いかけちゃうよ。
語り手
追いかけるのはOKです。
ななくさ
「え、ええっと……隕石が衝突するってご主人殿が言ってたから……それをユニティ殿に伝えたらああいう風になってしまって……」走り出しながら追いかけてます。
語り手
とりあえず、駆け出してから、ってことですな
みき
そんなかんじです。道中で聞かせてぇ。
いね
どうしたんだろう? みんなどたばたしてる?
まってー、と、あとから追いかけます。

語り手
では、駆け出すみんなの耳に、背後から
「ま、待ちなさい! ダメだ! 行っては! 戻ってきなさい、ここにいるんだ!」
とお父さんの慌てた声だけは聞こえてきますな。
いね
帰れって言ったり帰るなって言ったり、ななくさくんのお父さんは変わった人だなぁ。
みき
「衝突? ……衝突って、どこにですか? まさか、ここに?」
ななくさ
「このあたりに……らしいでござる……!」
いね
「ここに、なに?」
みき
おおきなかばんを持っていたことを思い出して、それで彼らがこの場所を離れようとしていたんじゃないか、ということを思いつくことはできますか? <衝突>語り手
語り手
みきならば可能でしょう。
みき
「それって、ほんとう……、いえ、ほんとうだと思ったから、ユニティさんもあの人も慌てているんですね」
語り手
一方、走るユニティは、後ろからみんなが追いかけてくるのを走りながら肩越しに振り返り、
「ついて、来るんじゃ、ねぇ!」
と息を切らせながら、叫びます。
その表情は必死な形相です。
追いかけ続けますか?
いね
追いかけたいけど転ぶな、私は。
で、大泣きするわ。
ななくさ
追いかけたいです。
みき
「わけを、教えて、ください!」 ユニティくんに叫ぶけど、返事はないかな?
語り手
叫ばれた彼は、また一瞬振り返り、なぜだか泣きそうな顔をしたあと、
「逃げろよ! なんでついて来るんだ! 逃げてくれよ! 俺だけでいいんだ! 俺が一人で……」
そこまで叫び、息をつまらせて黙ると、また前を向いて走ります。
ななくさ
自己犠牲、ダメ、絶対。

みき
では、いねちゃんが転んだのを見て少しだけ立ち止まろう。ユニティくんを見失わない程度の時間だけ。
ななくさ
ではこちらは追跡を続けます。
いね
あっ、私最悪【みつけた】で追いかけるよ。
みき
【おくりあし】の拡大解釈できないかな? と企んではいる。
語り手
なるほど
語り手
では、追跡自体は続行?
>みんな
みき
です。いねちゃんに1セリフだけ説明したいの。
語り手
おお、どうぞ
みき
「ここに、燃える大きな星が、落ちて、きます。ユニティさんは、何かしようとしてる。……ぼくが、追いかけます。あなたは、安全なところへ」
ノンブレスで言い切って追跡再開するよ。
いね
「星が落ちてくるの?」
しゃくりあげながら立ち上がっておっかけます。
「きたら【かぜのうた】でぴゅーって吹き飛ばしちゃうよ!」※最強で突風レベル・破壊力なし。
みき
「そうですね、そのときは、力を貸してください」
なんだかさみしそうな顔で一瞬だけ笑って、前を向くよ。
いね
ありがとうみきくんw
みき
追跡中だから細かい説明できないんだすまんな。
いね
十分でした。
とりあえず大変なことが起こってて、何かしようとしている人がいるから助けなきゃってことがわかれば動ける。
みきくん持って飛んだりできる、けど、夜だからなぁ。
(けもの判定が死んでる)


コメント By.

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。