語り手
ところで前回、バイクが飛び立ったところでシーン変わっているのに登場処理していないようなので、それぞれいろいろ増やしてくだされ。
しのぶ
シーン登場により、しのぶ のふしぎを+11
シーン登場により、しのぶ の想いを+11
ルーク
シーン登場:ルーク のふしぎを+12した
シーン登場:ルーク の想いを+13した
語り手
幕間処理したい方もどうぞー
しのぶ
まさとへのつながりを3にあげておきます
語り手
そういえば「しげる」へのつながりはみんな持ってないんだよね。
雪花
持ってないですね。
語り手
今はやしておこう。
しげるはこども2でアピります。
雪花
こちらはへんげ3でアピールします。
しのぶ
おとな2かなぁ
ルーク
こちらもまさとくんへのつながりを3にあげます。しげるには……おとな1かなぁ。
雪花
こちらは保護でいただきます。なんか自分を誇示しないといけないのかなぁって思って、守ってあげたくなる……? 気がする。
語り手
雪花には……憧れか尊敬か……
なんとなく憧れ。
しのぶ
しげるへは対抗
語り手
しのぶには対抗。
ルーク
こちらも対抗でいただきます。
語り手
ルークにもひとまず対抗かな。
しのぶ
シーン登場により、しのぶ のふしぎを+2
シーン登場により、しのぶ の想いを+1

【♪静寂】
語り手
前回までのゆうこや
やきいもとイケメン力でまさと少年の心を開かせた一行は、茂とその仲間が危険な場所へ行ってしまったらしいことを知ります。
泣き続ける彼と雪花を残し、ルークとしのぶはしげるたちがいると思われる二和湖跡を目指すのでした。
ふたりの子供たちと別れたしのぶ&ルークは、更に川をのぼってゆくのですね?
湖についてたっけか。
しのぶ
すでに湖のつもりだった
語り手
着いてたな!
しのぶ
枯れた湖を、これから総ざらいして探すのかと
語り手
それはなかなか大変なことですね。結構広そうですよ。
背の高い草がびっしり生えている場所もあり、見通しは悪いです。
しのぶ
ああ、そうだ分かれる前に、その子らに「どこを目指していたのか」聞けないかな?
何かおやしろとか、祠とか、そういうランドマークを目指して歩いてたりしたワケではないのかな?
語り手
湖の周囲に沿って歩いていたようです。
今大体三分の一周位しました。
しのぶ
もともと周囲を回る予定だったというなら、それに従うかなぁ。
それか、足跡追跡が可能なら追跡判定で
ルーク
湖の中はすっかり乾いていますか? 湿地? 草が倒れているとか、人が入った痕跡がないかな。特になければ従って周囲を回ります。
語り手
夜ですからねぇ……と思ったけど、ルークは夜目が効くにゃんこですね。
しのぶ
夜目がきくにゃん
ルーク
夜は猫のホームです。
語り手
湿地な感じの湖には、今のところ人が踏み入ったような場所はありません。
少年たちは、茂は乾いたところを歩いて行ったと教えてくれたので、もう少し進んだらなんかあるかも、ですが……
ルーク
ですが?
語り手
今のところは静かなものですね。
ルーク
ふぅむ。となれば、乾いたところに行き当たるまで周囲を進みましょうか。
進むのはしのぶくんだけど。
しのぶ
そうですな
しのぶ
8歳児ってライダーズシートだとステップにも足届かないし、タンクに目一杯つっぷしてようやくハンドルに手が届くような体格だよなぁ、と、ふと考えて
Ninja250にマッハ乗りしているルークを思い浮かべてほっこりした
語り手
……さて、「へんげ」か「けもの」で判定してください。目標値は6。
しのぶ
ふしぎ2つかって、けもので6
語り手
ルークさん判定する?
ルーク
しのぶくんがするならこちらは判定しません。
語り手
OK
しのぶはほどなく、獣道のような乾いた道が湖の中へ続いている場所を見つけました。
しのぶ
「ここ、ですかね」
確証は得られないけど、このまま外周回るのも時間がかかるし、乾いた方行くしかないかな、と思案しつつ外周と獣道見比べてる
語り手
きっとこのへんの動物が使っているのでしょう、動物の足跡やフンが見えます。
それから、うっすらと靴の跡も。
ルーク
「ここ?」 しのぶくんが言ったあたりを見てみて、おお、と声を出す。
「おー。早速追跡なのです」
しのぶ
フン踏まないように、数cmだけ高度を上げよう
ルーク
あ、そういえばこのシーンの変身コスト忘れてた。
語り手
それじゃ後払いでお願いしますw
ルーク
さすがに猫がちょこなんとシートに座っているのもなんなので、人間形態に。ふしぎから4点支払います。
【♪STOP】
語り手
突如、ぬるついた風が吹きました。
雪花
おっ
ルーク
「お?」 みみぴこり。
しのぶ
「インテークが気持ち悪い……」
語り手
ざわざわ、音がしてルークの足首にべちゃりと何かがからみつきます。
しのぶのタイヤにもぬるぬるしたものがからみついています。
しのぶ
アクセルターンで振りほどけるかな?
ルーク
「ミニャッ」 何なのか確認します。
語り手
『カエレ……』
『……カエレ……』
地の底から響くような低い音は、歪んだ声に聞こえます。
絡みついているのは無数の水草のようなもの。
ルーク
「あっ、びしょ濡れの人なのです? まさとくんへのあどばいすありがとうなのです」 少し大きな声で呼びかけます。
語り手
びっくり判定してくださいw
一応これ技能なのw
こちらの変化は4。
一番高い能力値と、その数値を教えてください。
しのぶ
一番たかいのはけもので4
語り手
しのぶは本能で「これは危険なものじゃないなー」と思いました。
ルーク
へんげかこどもで3。
語り手
ルークはびっくりして思わず悲鳴を上げてしまいます。
それだけですが。
ルーク
「ミニ”ャー!? びしょ濡れの人じゃないのです!?」
しのぶ
「……」
ルーク
「水は、水はいやなのです! みみぺたりしちゃうのです!」
シートの上でニャーニャーわめいてる。
【♪サッカバスプリンセス】
語り手
一応こんなの流しておこう。
ぜんぜんびっくりしてくれなかったけど
ルーク
「おふろは! おふろとプールはご勘弁ー!」
語り手
『カエレー』
しのぶ
とりあえず、けん制の意味も込めて【びーむ】使用。
強烈なパッシングとクラクションを、気配? のするあたりに向かって。
冷静に使用
コストは想いから4使用
「大丈夫ですよ、ルークさん。悪いひとじゃなさそうです」
語り手
『カエラナイト 死アル……キョー!?』
ルーク
「ニャ。ぷーるじゃない? 引きずり込まれない? ぬれない?」
しのぶ
【びーむ】:能力値8相当のびっくり効果。
語り手
ビームにより、4びっくりくらって『腰を抜かし』ました。
ずるいなーw
パニック耐性高い&反撃可能w
しのぶ
「たぶん、ボクたちに警告してくれていたんじゃないかと……。あ、大丈夫ですか? びっくりさせてごめんなさい」
相手がどういう人か伺おう。
同時に、コスト4つかって人型になろうかな。
正確には【人型を生み出す】ことになるのかな?
ルーク
「ニャフ。ありがとうなのです」我に返った。
語り手
ぬるついたものはシュッと地面に引っ込んでゆきます。
そして泥の中にもぞもぞしている何かが見えます。
しのぶ
「あのー」
言って近づこうとするけど、相手は怯えているのかな?
語り手
完全に腰が抜けてるからなあ。
目を白白させている泥の塊が見えます。
しのぶ
じゃぁ、屈み込んで手を差し出そう。
語り手
「ナニー ナニー サッキノー ナニー」
雪花
ガタブル
ルーク
か、かわいいぞこのかたまり。
語り手
「ナンカデタ!」
しのぶ
「びっくりさせてごめんなさい、ボク、二和神社でご神体やってる、バイクの付喪神(?)なんです。さっきのは【パッシング】と【クラクション】危ないものじゃないですよ」
語り手
よーく見ると、超巨大サンショウウオっぽいのがいます。
ルーク
「と、そのおともの猫なのです」 ひよひよと手を振ります。
語り手
「ニンゲン? ヘンゲ? ヘンナヤツコワイ」
【♪閉ざされた村】
ルーク
「こわくないへんげなのです」
雪花
可愛いな!?
しのぶ
「ヘンじゃないですよー」
語り手
「テツクサイノ キライ」
しのぶ
「それに、言葉しゃべるオオサンショウウオのキミだって、大概ヘンですよ? だったらヘンどうし仲良くしましょうよ」
語り手
ぶるぶるっと体を震わせた泥の塊は、のっぺりした顔のトカゲ人間みたいなものになりました。
「アー アー あー ヒサシブリ ダカラ うまく しゃべれナイ」
ルーク
「あーあー、ただいままいくのテスト中」
語り手
「テツ キライ」
べろべろ、と長くて青い舌をひらめかせて喋ります。
しのぶ
「ひどいなぁ、鉄だってキミと同じ地面の中から生まれたものなのに」
語り手
「トモカク ここからサキは 行っちゃダメ」
「死ヌ」
しのぶ
その言葉に、ふと思い出して、慌てる。
「あ、そそ、そうだ、ここに子供、来なかった1?」
語り手
「コドモ あっちイッタ」
ひょろりと長い指で湖の中央方向を指します。
しのぶ
あっち、ってその湖の中央の方に行ったのかな?
語り手
そう言いたいように見えますね。
ルーク
「なんで死ぬのです?」
語り手
「穴アル 落ちる 死ヌ」
ルーク
「あな」
しのぶ
「大変だ……!」
ルーク
「ありがとうなのです! 落ちないように注意してすすむのです」
語り手
「アイツ ハナシ 聞かなイ 顔についてる変なピカピカで見えてナイ」
プンプン怒っています。
「無視ヨクナイ」
しのぶ
「ボクら、その子を連れ戻しに来たんです! ルークさん、急ごう!」
ぶつぶつ言ってるサンショウウオには、軽く頭だけ下げてバイクに戻ろう。
ルーク
「あのね、ルークはその子を助けにきたのです。だから、穴があぶないっておしえてくれて助かるのです」
お礼にあんころもちを一つ置いていきます。
語り手
あんころもちをペロンと食べて、「フタリダケ 危険」
「ツイテク」
返事も聞かずにノソノソとついてきます。
ルーク
しのぶくんバイクにひょいっとまたがります。
「一緒にきてくれるのです?」
「ありがとうなのです」しのぶくんに二人乗りかな? タンデムベルトあるのかな?
語り手
「テツキライ」
口を三角にして文句を言っています。
しのぶ
「えっ」
泥だらけのその姿を見て、ちょっと躊躇するような声を上げたが、その「テツキライ」を聞いて、安堵の息をもらす。
しかし飛ばす気まんまんだったけど、ついてこられるのかな彼は
ルーク
しかし危険の正体が あな だということですし、むしろ飛ばしては危険なのでは?
しのぶ
しのぶは空飛んでるし、無問題!
語り手
ベタベタと数歩歩いた後、またトカゲ状態ですいすいと泥の中を泳ぎだします。意外に早い。
ルーク
おお。泥の中がホームなのですな。
しのぶ
(それこそホームグラウンドなんだし、問題ないのか……)
すいすいと泳ぐ見事な様に、内心で驚く
ルーク
ではついてきてもらうこととして、我々は空飛ぶしのぶくんでいきますか。
語り手
しまった、彼の正式な名前考えとくの忘れた。
「フタワノサンタ」
「オレ サンタ」
人間式に言えば二和ノ三太です。
雪花
サンタくん(ときめき)
しのぶ
なんとなく、山向こうのイオンモールのチラシでクリスマスケーキの予約受付してたなー、とか思い出してる。
ルーク
「サンタさん」 へんげでアピールしよう>三太くん
語り手
サンタはへんげ4でアピーる
しのぶ
けもの4でアピールかな
語り手
ルークには尊敬。 鉄に平気な顔で乗ってるすごい!
ルーク
好意でいただきます。いいへんげだ!
語り手
しのぶには信頼。 なんかカッチリしてそう。テツなのが気に入らないけど。
しのぶ
同じく好意
語り手
ちなみにさんたは「かなもの」が弱点なのでウカツに触れると7びっくりしてしまうのです。
だからさっきもゴムにしか触ってないし、彼なりに超気合い入れてたんだよ!
ルーク
なるほど!
しのぶ
ホイールまでは手が出なかったか
語り手
さて、そういったところでシーン変わります。
語り手
幕間処理する人はどうぞ。
いないかな?
雪花
しません!
しのぶ
今もらったばかりのつながりだから、いきなり成長させるのものなーw

【♪龍宮】
語り手
では神社に残った雪花&まさと。
雪花
はい。
語り手
雪花にずっと撫でられて、まさとはだんだん落ち着きを取り戻してきたようです。
雪花
「……まさとくん、大丈夫? 落ち着いた……?」心配そうに言います。
語り手
しゃくりあげながらも、「うん」としっかり返事をしました。
雪花
「そっか……。よかった」
語り手
「ありがとう……」
「お兄ちゃんたちも、二和の滝に行っちゃったの?」
「死んじゃうかもしれないよ……」
「すごく大きな穴があいてるんだって、言ってた」
「吸い込まれるぞって」
喉を引きつらせながらも、はっきり聞こえる声でぽつりぽつりと言います。
雪花
「……大丈夫だよ。しのぶくんだって、しげるくんを助けに行ったんだよ?」
しのぶ
ダム穴でもあるのかと思ったけど、ダム湖じゃなかった
語り手
「……でも……どうしてしげるは、行ったんだろう」
「聞こえていたはずなのに……」
雪花
「……男の子のプライドってやつかな? 私には良くわからないけど」
語り手
「プライド……」
「しげるは、怖い話ばかりするんだ」
雪花
「怖い話? 例えば、どんな?」
語り手
「血だらけの人が見えるとか、首が飛んでるとか、窓ガラスに手がいっぱいとか、そんな話……」
「僕には見えないよっていうと、すごく怒るんだけど……なんか僕がいる時ばかりそんな話をするんだ」
雪花
「んー……それはそういうの俺は怖くないんだぜ! って、まさとくんへのアピールなのかもね」
語り手
「んー、怖いお化けは、僕はいやだけど……」
「怖いお化けってあいつが言うほどそこらじゅうにいるわけじゃないよね」
雪花
「うん、それは居たら困るよ」くすり、と笑う。それに恐らく、この世界のお化けはもっと可愛いものだ。
「本当はもっと上手にまさとくんとお友達になりたいけど、すっっごく不器用な子なんだと思う」
語り手
「ともだち?」
まさとは首をひねりました。
「嫌なことばっかり言うのに」
まさとは考え込んでしまいました。
雪花
「そう、友達。仲良くしたいけど不器用で、自分を大人に見せたい……というか、プライドも高い子だからきっとうまく周囲となじめないんだと思う」
語り手
それからすっくと立ちあがります。
雪花
おっ!
語り手
「僕も探しに行きたい」
「ちゃんと穴のこと、もう一回教えてあげなきゃ」
雪花
「一人は危険だよ! ……私、どうすればいいんだろう!?」おろおろ。
語り手
「……懐中電灯と、携帯電話と……」何やらぶつぶつとつぶやいています。
「駄目だ、こんなことしてたんじゃ間に合わないよ……」
しのぶ
そらのみちでお連れするのです……
しのぶ
雪女がそらのみちで少年を連れてゆく、で思い出したんだけど、クトゥルフでそんな神話生物いたよね
雪花
それは考えてるんですけど
雪花は人間に真の姿をさらけ出す心の準備ができる子なのかってのがありまして。
しのぶ
それは確かにそうだぬ>雪花事情
ルーク
まさとくんの決意と雪花ちゃんの事情、どっちが上に来るかだね
語り手
説得して代理で行くって手もアルヨ
そのへんは任せます。
目を閉じてろって言えばきっと素直に閉じててくれるコだよw
雪花
「……目を閉じて。一瞬だけ冷たくっても、変なものを見ても驚かないでね? 声をあげないで。約束できるかな?」優しく声をまさとくんにかけたい。
語り手
色々要らんこと言ってる気がするけどw
しのぶ
「見るなよ! 絶対に見るなよ!」
語り手
フリですね!
雪花
こども3は伊達ではない!
語り手
まさとよりこども高い。
まさとくんは不思議そうな顔をしながらもコクンと頷いて、両手で顔を覆います。
「いいよ?」
ルーク
異界接触譚のお約束みのあるかわいらしいシーンで実によい
雪花
「ありがとう。目を閉じて……息を吸って……」そういって、そらのみちを使用します。
語り手
雪花 の夢を+1した
雪花
ふしぎ8点提出します。
語り手
素直にすぅっと息を吸ったまさと、ふわりと体が浮く感覚に「な、なに!?」と慌てます。
しかし約束を律儀に守っているのか、さらに強く顔に手を押し当てています。
どこへゆきますか?
雪花
二和の滝ですかね。
語り手
滝までぴゅーんと。
雪花
「うつしよはゆめ……よるのゆめこそまこと……誰の言葉だったっけ?」ぴゅーん
語り手
周囲は真っ暗ですよね。
明かりになるもの持ってる?
雪花
持ってません!
語り手
まさとは一応小さなライト持ってる。
雪花
さっすが。
語り手
けど、つけてはいなかったので真っ暗けですw
雪花
地面に着地出来たら小さなライトをつけてほしいですね。
語り手
じゃあ目を開けていいのかな?
雪花
はい! 地面に着地できました!

語り手
「はっくしょ!」ちいさなくしゃみをして目を開けたまさとは目を丸くしています。
「うわー、すっごい星!」
周囲に明かりがないため、星空がえらいことになっております。
雪花
「でも夜だから暗いのです!」
「まさとくん、明り持ってないかな?」
語り手
「あ、うん、明かり、あるよ」
ぱち、と指先ほどのライトをつけました。
雪花
「えらい!」
語り手
「もっと大きいの持ってきたら良かったな……」
申し訳程度の明かりですね。
雪花
「十分なのです!」目が慣れてくるのを待ちます。
遠くの方でしのぶくんのなんだっけ……ヘッドライト? がみえませんかね?
しのぶ
静まり返り、枯れたはずの湖を飛び回る鬼火、とか新たな怪談が生まれてそうだな>ヘッドライト
しのぶ
とおくから【パッパーッ……】とクラクションが?
語り手
雪花さん、へんげかけもので判定ー
目標値は……8だな
雪花
へんげかなぁ。
へんげで判定します。想い5点提出。
そして8点にします。
語り手
雪花はなんとなく、ある方向になじみ深い気を感じます。
雪花
おっ
語り手
「ここはどこ? どっちに行ったらいいんだろう?」
まさとは途方に暮れています。
いきなり移動したことについては今はそれほど気にしていないようです。
雪花
「こっちかな?」まさとくんの手を引っ張ってその方向に向かいだしましょう。
語り手
「う、うん」
まさとはちいさな明かりでなるべく足元を照らすようにしながら雪花について歩いてゆきます。
雪花
見慣れた人に会えると良いな(いいな)
語り手
ところで、雪花はまっすぐに道なき道を追いかけていったので、二人の子供や、彼らを迎えに来た大人たちと鉢合わせることはありませんでした。
といったところでシーン閉じます。
今日はここまでにしときますかねー
雪花
はーい! ありがとうございました。
ルーク
次回合流! ってところですしな

【♪龍宮】
語り手
昨年までのゆうこやー
謎の赤子と戯れる三人を目撃した大木まさと少年。彼は『見えてはいけないものが見える』ゆえに苦しんでいました。
大人からはノイローゼ扱い、友人からは浮いてしまっていた彼の心を、三人は優しく受け止めたのです。
そんな彼の『友人たち』のなかに、分厚い眼鏡をかけた少年がいます。彼の名は加賀見しげる。
彼は『ばけものが見える』のだといいますが、どうも話が 嘘・大げさ・紛らわしい。 そんな広告、ありませんか?
しのぶ
JAROってなんじゃろ
語り手
しげるはまさとに過剰に辛く当たり、どうも対抗意識を燃やしているのか、かまってほしいのか……そんな印象を受けるのでした。
そんなある日、しげるは友達を引き連れて 二和湖のフッシー を見に行ってしまいます。
まさとは『とうめいでびしょぬれのひと』からの『行けば死ぬ』という警告を聞き、彼らを止めようとしますが信じてもらえません。
行ってしまったしげるたちを追うルークとしのぶ。彼らは『フタワのサンタ』と名乗る謎のオオサンショウウオに出会います。
雪花はまさとと神社に残っていましたが、『どうしても自分が危機を伝えなくてはならない』というまさとの願いを聞き、
ちょっとした魔法で二和の滝からこちらもしげるたちを追うのでした。
今はもう存在せず、『行けば死ぬ』という二和湖跡を目指して。
語り手
とまあ
こんな感じのお話でした。
雪花から行こうかなー
あ、いや、二人組からにしよう。
ひとまず前回でシーン閉じているので、処理などお願いします。
変身コストは払わなくてよいです。
しのぶ
シーン登場により、しのぶ のふしぎを+14
シーン登場により、しのぶ の想いを+13
ルーク
シーン登場:ルーク のふしぎを+15した
シーン登場:ルーク の想いを+13した

【♪静寂】
語り手
星明りがぼんやりと周囲のものを浮かび上がらせていますが、高い木々などの影は真っ暗です。
その影をゆらゆらと揺れるしのぶのライトが少しずつ切り抜くように照らしてゆきます。
しのぶ
空飛んでるけど低空だし、不意のギャップにタイヤ掬われないように注意しつつ走行
語り手
地面は湿った泥で、足がわずかに沈みます。
その泥の中を、水か何かのようにスイスイと泳ぐ三太。たまに頭をひょいと出してこちらに来いと誘導します。
「ニオイする」
鼻の穴を横に広げて顔をしかめます。
「クサイ」
しのぶ
「ニオイ、ですか」
なんとなくエアフィルタやマフラーのFIセンサーに意識を向けてみるけれど、臭気センサーは無いのでよくわからない。
ルーク
「ニオイ?」 バイクの上から身をのりだして、ふんふんと匂いを嗅いでみます。
語り手
ルークの鼻にも分厚い土や草の匂いしか感じられません。
その質問には答えず、三太はしのぶとルークの顔を交互に眺めます。
「オマエたちは カオに乗せてナイ」
しのぶ
「顔に乗せるんですか? 泥を?」
語り手
「ドロ? チガウ まるいピカピカしたやつ」
ベロベロ、と青い舌をいかにも嫌そうにひらめかせます。
ルーク
「まるい」
「かがみもち?」
しのぶ
「かがみもちはピカピカしていませんよ……」
おもち好きですね、と脱力。
語り手
「カガミモチ? タベモノ? ノセない。オマエはノセる??」
腑に落ちない、という顔をしています。
ルーク
「うーん、のせないです。おもちはおいしい」
語り手
かがみびらき乗り遅れたやつはカピカピはしているかも
ルーク
それはかなしいやつだ
しのぶ
「まるい……ああ、メガネ、かな?」
「そのメガネを顔に乗せた子が、しげるくんです。ボクたち、その子を探しに来たんですよ」
語り手
「シゲル。ナマエか? さっきのシツレイなヤツ」
しのぶ
そういえばなんで【おもち】なのに【鏡】なんだろう、とどうでもいいことを考えたり。
神職のくせに。
じゃぁこの疑問は口に出してしまおう
ルーク
「あのね、おもちはまるいのです。かがみもまるいのです。あれ? めがねもまるい?」
語り手
余計なところに共通点が……これでは三太に間違った認識が生まれてしまうぞ。
「メガネモチ??」
しのぶ
「めがねもち……」
なんとなく二つ並んだ鏡餅を想像してしまい
「それはなんていうか、見た目がその……すごくたわわですね」
思春期少年のいたずらな想像力でもじもじするしのぶ。
ルーク
「たわわちゃん?」
語り手
おいしのぶw
ルーク
しのぶくんw
「たわわちゃんは…… たわわちゃんは…… まるいししろい」
しのぶ
「うぅん、なんでもないですぅ……」
今人間形態だったら、軽く前屈みになっていたかもしれない。
しのぶ
しのぶってむっつりスケベだよなー
雪花
そんなしのぶくんがSUKI!

語り手
「ニンゲン あのピカピカ食べるのカ?」
『うわぁ』と言いたそうな顔になりました。
「アンナノ 食べてるカラ ヒトの話聞こえナイ」
「ニンゲン バカ」
ルーク
「あのね、バカなニンゲンとバカじゃないニンゲンがいます。まさとくんはたぶんバカじゃない」
「しげるくんはこんごにきたい」
「なので、こんごにきたいするためにしげるくんをさがします。そのにおい? くさい? はしげるくんのにおいなのです?」
しのぶ
「そ、そうです、急がないと!」
語り手
「マサト?? コンゴ???」
よくわからん、と言いたそうに首を15度傾けたままふはぁ、と息をついて
「シゲル ニオイ こっち」
「イツモと違う コッチ 穴モ コッチ」
「ニンゲン バカ」
しのぶ
大正解(?)ルートにまっすぐなあたり、バカというか運がいいのかわるいのか
ルーク
「ありがとうなのです」
「いそぐのです?」 話を脱線させたことは棚の上。
語り手
のぼたもち
ルーク
牡丹餅はスタッフがおいしくいただきました。
語り手
「イソグ」
「アナ 近寄ルダケデ 吸イ込マレル」
しのぶ
「い、急ぎますとも!」
脱線した自分の思考をごまかしの彼方へ追いやり、鼻息代わりにエンジンを軽く吹かす
語り手
三太は呆れたようにブフゥ、と鼻から息を噴き出してまたスイスイと泳ぎ始めました。
しのぶ
泥の中のサンタを見失わないように注意しながら後を追う。

【♪STOP】
語り手
しばらく進むと、三太が尾っぽをビタンと叩き付けます。
しのぶ
飛び散った泥に、ぎゃあ、と一言悲鳴をあげる。
語り手
おそらくもと湖の中央付近。
このへんは少し水が残っているようです。
「アナ 近ク」
肌寒さと、不自然なまでの静寂。
しのぶ
「着きましたか……穴……どこでしょうか? 暗くてよく……」
ルーク
残っている水を見て嫌そうな顔をしている。
語り手
「アノアタリ」
三太が指さした方に目をやると、なんだかその空間が切り取られたように真っ暗です。
なんとなく、周囲の空気が歪んでいるのか、カゲロウか何かのようにふわふわと不安定に見えます。
そして、その近くに立ち尽くす人間の男の子が一人。
ちっぽけなライトを手に、その昏い『穴』を照らそうと試みています。
「バカニンゲン」
ルーク
「嫌な気配なのです。さむい…… 水……」
しのぶ
グローリーホールか何かなのかな?
語り手
「アソコキケン」
三太は泥にもぐって消えてしまいました。
しのぶ
アイドリングやヘッドライトでこっちに気付かないかな?
語り手
何かにとりつかれたようになっていて、今はこちらに気づいていないようですが。
あえてそういう行動をとります?
しのぶ
いや、驚かせて足を滑らせたりしたらいけないので、むしろ穴の方から接近しようかなと考えておりますが
ルーク
穴に近づくとダイソンされそう
しのぶ
そこは空飛んでるから大丈夫だと思うんだけど、某かの妨害があったらイヤだなぁ
語り手
妨害する気満々の三太くんがいますが
しのぶ
ファイナルベントするぞ(仮面ライダーオルタナティブ)>さんた
雪花
もうすぐ出番かな……?
語り手
しのぶは穴に近づいてみる?
しのぶ
一気に近づいて、しげる本体をかっさらう?
ルーク
しのぶくんが穴に近づくなら、バイクの上から離脱…… あ、周囲に水がある。離脱しません。
みずやだ。
しのぶ
だってバイクだもの(泥&水やだ)
泥かぶりなんて、KLXくん(オフロード車)にでもまかせておけばいいんですよ(ゲス顔
ルーク
なんだこの水やだ仲間
語り手
ではしのぶ&ルークが穴に近づこうとすると、
「ダメ アブナイ」
泥から生えて通せんぼする三太。
説得するもよし、さっさとすり抜けるもよし。
ルーク
急ぎそうだからさっさとすり抜けたいところですな
【♪忘却の地】
しのぶ
「空を走れるボクなら、大丈夫ですよ?」
説得してみよう
語り手
こども・おとな・へんげ・けもの いずれかで7を。
使う能力で説得の方向が決まります。
しのぶ
さんたのただならぬ様子に、けものの予感で7
想い3使用
語り手
「……オマエ ツヨソウ」
三太はぼそりと呟いて道を開けます。
しのぶ
(ひっかかる言い方だなぁ……)
最大出力31PSしかないのに、と内心呟いてさんたの横をすり抜け……てもいいかな? >ルークさん
ルーク
「おお、かっこいいのです。世紀末感があるのです……」 OKですぞ
しのぶ
ではすりぬけー(バイクだけに)
語り手
では通り抜けた二人の後をスイーとついてきます。
距離を詰めてゆくにつれて、妙な感じが襲います。
周囲の空気が圧縮されてでもいるかのように肌にまとわりつき、気圧が変動した時のように頭が痛みます。
しのぶは、自分が思っているよりも速く動いてしまっているのに気づきます。
まるで何かに呼ばれているかのように、昏い空間から目が離せなくなり、そちらへふらふらと向かってしまいたくなります。、
しのぶ
「あ、あれ?」
慌ててフロントブレーキを軽く掛ける
語り手
というわけで何らかの能力で二人とも抵抗してくださいませ。
6~10 10ならなんの影響もなく踏みとどまれます。
6だとなんだか夢心地ではありますが向かってしまうことはありません。
しのぶ
危機感を煽られてけものの勘で10.
ふしぎから4、想いから3消費
あ、成功しないほうがいいかな?
語り手
成功しないと落ちるかもしれないよ!
最低泥だらけにはなります(断言)
まあ6出てれば泥はないよ。
しのぶ
じゃぁ咄嗟にフルブレーキ。
ルーク
では、こども3+想いとふしぎを2ずつ消費して7で抵抗。
あなに誘われているのに気づいた時点で、しのぶくんの頭(?)をニャーニャー叩きます。
しのぶ
不意のブレーキングで空中ながらロックしかけたタイヤが、ABSの働きでガクガクと振動を発しながら停止する。
感じか。
語り手
しのぶは野生の力フル動員でブレーキに成功、ルークにポスポスされて頭がすっきりはっきりしました。
ルークはなんだか昏い穴が気になって仕方がないままですが、「穴に落ちたらどうなるかな」というのを試したい気分はなくなりました。
ルーク
弱点:うずうず。なんだか気になる、すごく気になる。でもおちたらだめなやつ。
「湖の中だからたぶんあれは水があるやつ。冷たいやつ。だめなやつ……」 しのぶくんが我に返ったのを確認したあと、バイクの上でぶつぶついっている。
しのぶ
「助かりました、ルークさん……」
叩かれたとおぼしきメーターのあたりの振動の余韻を感じる。
語り手
「フタリとも ダイジョウブ?」
三太が二人を覗き込んできます。
しのぶ
「何か、ある……いるんですね。【ボクらみたいなひと】が」
意識は穴に向けたまま、さんたに問う。
語り手
「アル ドコに落チルカ 分カラナイ アナ ムカシムカシカラ」
「湖アッタコロ 大キナ リュウ フタシテタ」
「湖消エテ リュウモ 消エタ」
「アナダケ 残ッタ」
しのぶ
ママか
雪花
ママ……。
ルーク
「ふぅむ。竜さんがまもりぬしだったのですね」
語り手
しげるはもう、二三歩で触れそうなくらいかなりの近距離にいます。
顔が真っ青になっているのが見てとれます。
しのぶ
「時間がありませんね……。イチかバチか、高速で走り抜けて、しげるくんを確保しましょう」
(提案)
ルーク
「オーケイ、かっこよくきめちゃうのです」びしっ、とポーズをとる。
雪花
ルークちゃんかわいすぎでは?
語り手
「……オレノアト ハシレ」
三太がトプンと泥に潜ります。
「バカニンゲンに 説教スル」
「ミンナキケン バカニンゲン」
ルーク
「ん」
「ありがとうなのです」
語り手
雪花とまさとは件の場所のだいぶん近くまでやって来ています。
不自然に暗い空間と四人を視認できるあたり。
しのぶ
では
「ルークさん、タンクの上に寝て、しっかりハンドルを握って。ニーグリップをしっかりしていてくださいね」
ルーク
「ん」 言われた通りの姿勢をとり、みみもぺたり。

しのぶ
クラッチを切り、ギアは二速に。
そのままスロットルを大きく開き、カワサキ自慢の軽量並列二気筒エンジンの回転を上げる。
回転数は8000回転。最大出力を叩き出すパワーバンドに放り込む。
サンタにとってはきっと大迷惑な、普段の比較的静かな排気音とはかけ離れた轟音がとどろく。
雪花
しのぶくん楽しそうだなぁ。
語り手
「ウルサァイ」
文句を言いつつも、背を地表に出して高速で泳ぎ始める三太。その背の跡が細い道となります。
雪花
おそらく、その音は雪花たちの耳にも入るでしょうなぁ……。
語り手
「あっ、バイク? の音?」
まさとがきょろきょろします。
雪花
「この音は……まさか……?」もうしばらく空中待機しましょう。
まさとくんを連れている以上、下手に突っ込んでいくのも怖いと思うので。
語り手
しのぶ
「いきます」
一言だけ継げ、返事は待たずにクラッチを一気につなぐ。
浮き上がりかける前輪を前のめりになったルークの体重で押さえ込み、はじかれるように車体を発進させる。
ロケットスタート。
100km/h到達まで3秒。
これならば、きっと。
というわけで、走り出しましたよ(やりきったかお)
ルーク
この場に似つかわしくない轟音が静寂を切り裂く。
語り手
「ハヤスギ!」
三太が慌ててスピードを上げます。
そのあとは何事か喋っているようですが、ガボガボと泥が泡立っただけでした。
背後の轟音にようやっと気づいて振り向きかけたしげる少年は、驚きと恐怖で凍てついたまますくい上げられました。
しのぶ
ラピュタでシータかっさらうシーンみたいだ

【♪STOP】
語り手
ここでシーン閉じて開きなおしましょう。
幕間処理する人いるかな?
しのぶ
さんたとルークへのつながり1ずつ上げておこう
ルーク
さんたとしのぶくんへのつながりを1あげておこうかな。5+8=13点の夢を消費します。
雪花
まさとくんへのつながりを5点支払って2から3に上げます。

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。