はじまるよ
阿修雷
います
風馬
カエレ
高瀬川の和樹
えほえほ こんばんはー
違う人がいるw
語り手
こんばんはー
お久しぶりです
高瀬川の和樹
お久し振りですこんばんは 体調大丈夫ですか
シロ
わんばんこ
高瀬川の和樹
わんこそば?
語り手
体調は
体調はガッタガタです
風馬
oh…
ゴムリナサラズ
高瀬川の和樹
おうふ 全く大丈夫でない 早め終了とかでもいいのでご無理なさらず
シャーリー
ねよう???
始まる前からガタガタって言われたら心配よ。
語り手
最近はねぇ
シャーリー
本当に大丈夫???
語り手
例えダメでも、戦わなければ生き残れない!
シャーリー
いや寝て。そうしたら私も具合悪いときに休みやすいので……。

語り手
みんなの前で、ちょうどユニティが目を覚ましたところでしたね
シロ
そして呼び名に困るシロ。
高瀬川の和樹
その様子を見守る。
ヨシノ
「ユニティ!」
ユニティ
「……ヨシノ……?」
ななくさ
「ユニティ殿!」
みき
「ユニティくん!」
いね
「ゆにてーくーん!」
高瀬川の和樹
「訳は聞いたぜ」
シロ
「ゆー……んー。んー……」
ユニティ
「お前たちまで……ん。
誰だ?」
シロ
「シロだぞ」
シャーリー
「シャーリーです……」
高瀬川の和樹
「通りすがりの河童。色々あってこいつら(みき達)を送って、事情を聞いたってとこよ」
風馬
「オレは風馬」
ユニティ
「事情って……」
ヨシノを見やると
ヨシノ
「……」
ヨシノはう、と黙って、俯いてしまいます
シロ
「たすけてってゆわれた」
高瀬川の和樹
「言ってやんな。お前を助けたいと思って俺達に打ち明けてくれたんだし、俺達としてもその現状、なんとかしてぇのは一緒だ。
このまま、みすみす町を壊させるわけにも、火山を爆発させるわけにもいかねぇからな」
ユニティ
「……」
和樹に言われ、ユニティは少し黙ったあと、まだ痛むらしい体で、呻きながら立ち上がりました
シロ
「やっつけられないしほっとけないしこまってるってゆってた」
シロ
そこまで理解できたのすごくない?
高瀬川の和樹
シロが…… 理解している!
ユニティ
「……もう」
くるりとみんなに背を向けて
「いいんじゃないか? 止めなくても」
彼は、そう言いました
みき
「えっ」
シロ
「えっ」
風馬
「とめないのか」
いね
「え」
シロ
「えぇっ」
ユニティ
「ああ」
背を向けたまま、両手を広げて肩をすくめます
シャーリー
「どうしてですか……?」
シロ
さっきの火山博物館で見た恐ろしい光景が蘇る……
高瀬川の和樹
「負わせんのかい? 昔の連中の咎を。今の連中に」
ユニティ
「モミジとか言う鬼を騙くらかして、享受してきた平和だ」
高瀬川の和樹
「代を越えて、昔の連中が何をやったかなんて、知りもしねぇし、手も出せなかった連中に。それ自体が咎だと言うかい」
シロ
「だってだってだって、みんなもえちゃうんだろ!?」
ユニティ
「……はっ。
どこかで聞いたような言葉だな。
今の人間の罪だとか、咎だとか。
それ以前の問題だろう」
シロ
ゆにてぃくんやさぐれとるのぉ
シロ
「ソッカー」
高瀬川の和樹
「そうだろうね。人間同士でも、何度も何度も繰り返したような話さ」
ユニティ
「人間のために力と生命を尽くして、それを裏切られて蔑ろにされた、モミジの心は、想いはどうなる。
今の人類が可愛いからって、それを忘れてくれって?
見ただろう、あいつを。あの怒りに赫く熱く燃え盛る、溶岩を」
風馬
「……でも、あいつよしのおぼえてたぞ」
シロ
「そっか!
おねがいしにいけばいいんだな!
こわいのやめてくださいって」
高瀬川の和樹
「そんでいいのかい? お前は。最初はそれでも、止めようとしたんだろ」
ユニティ
「知らなかったからな」
シャーリー
「知らなかったの……ですか……」
高瀬川の和樹
「知った後も、なんとか止めようとしてたろう。もう止めかい?」
ユニティ
「……」
シロ
「じゃーさー、どうしてモミシモミジがニンゲンにプンスカしてるってわかったんだ?」
ユニティ
「見ればわかるだろう。
あの燃えた瞳を、沸る溶岩の怒りを。
その哀しみを。
それを無かったことにして、人間のために死んでくれって?
そんなものは……正義じゃない」
シャーリー
シロちゃん……モミシになってるわよ……。
シロ
タニシたべたくて。
シャーリー
可愛いよね……。
シロ
もみじ。もっちゃん。
元々ある言葉だからモミジでいっか。
シャーリー
もみじさん
シロ
裏事情はヨシノにきいたん?
高瀬川の和樹
確かその筈>ヨシノに
シロ
じゃあモミジが言ってることが本当かどうか調査パートしたらいいの?
人間の伝承と食い違ってないか?
ってか食い違ってるんだけどさ。
シャーリー
ほほう
シロ
悪い鬼だってことになってたよね? 火山博物館で。
さすがに間開きすぎてて、定かじゃないからログ漁ってくるー
ユニティ
なってたよー
シロ
という時点で、オニの言い分だけ信じるのはいかがなものか、ってとこだよな。
っていう方向であってんのか?
『そう。ここには昔、恐ろしい鬼がいたと言われているんじゃ』
『その名を、紅葉姫(もみじひめ)という』
『大層恐ろしく、怒ると地面を叩いては地震を起こし、火山を噴火させたという』
『彼女が怒るたびに火山は火を吹いて、近くの川を赤く染めたという』
『しかし、その乱暴狼藉は、遠く京の都にまで聞こえるほどとなり』
『平惟茂(たいらのこれもち)というお侍が、退治にやってくることになった』
『紅葉姫は、狡賢くもその様子を見ると、たちまち女の人に化けて、惟茂公にお酒をすすめ、彼が酔っ払って眠ってしまったところをやっつけようとしたんじゃ』
『しかし、そこで菩薩さまが夢枕に立ち、惟茂公を起こしてあげると』
『たちまち起き上がった惟茂公は、菩薩さまのご加護を受けて、当時の帝から賜った宝の剣で紅葉姫を見事やっつけることができたんじゃ』
モミジ姫もだまし討ちしようとしたことになってんだ。
高瀬川の和樹
なってますね。

高瀬川の和樹
「そうかい。本当にそうだな、そう思うよ。人間てなぁ勝手なもんだ。騙くらかしただけじゃなく、歴史まで書き換えやがった」小さく肩を落とす。
ゆり
「まったくね。
私は人間に生み出されたものだけど、別に義理があるわけじゃないし。
我が物顔で踏み散らかしておいて、しっぺ返しを喰らったら泣き喚いてヒステリックに攻撃する。
正直、人間のそう言うところは、好きじゃないわ」
高瀬川の和樹
「言ってやんない。弱いもんまで一緒に生き残ろうとした結果よ。冬んなったら死ぬままに居られんかった結果よ」
シャーリー
「……」風馬くんのポケットにしゅっと潜ろう。
「こうすれば暖かいです……」
みき
「……」
みきは、何かを言いかけては黙る、を繰り返し
語り手
いねとななくさは、難しい顔で、何か納得をできない表情でむむむ、と唸っています
シロ
「んー。んー? でもさあ……んー」
風馬
「でも、ふんかしたらうさぎやねずみもにげられないのか?
よしのたちは大丈夫なのか?」
シャーリー
「……どうなんでしょう……」
風馬くんのポケットからお送りしております。
ヨシノ
「……浅間の鬼は、木や草、石と……山と生きる。
野の獣も同じ。
山が猛るなら、逃げる。それだけ」
シロ
「でもさでもさ、なんかいってることぜんぜんちがうんだぞ」
風馬
「シロ?」
高瀬川の和樹
「違う?」
シロ
「さっきのおはなしでは、すっごくわるいおにが、おこるとかざんがばーんして。
たいへんだったからにんげんがやっつけにいったら。
なんかだましてねかそうとして。
やられちゃうとこだったっていってた」
ヨシノ
「それは……」
高瀬川の和樹
「そりゃ、後からそういう事にしたんじゃねぇのか。自分達が鬼を騙くらかしたなんて、座りが悪ぃし、具合が悪いだろう」
シロ
「じゃーさ。
うーん。やっぱりどっちがほんとかなんてわかんない。
それみてたひととかいないの?」
シャーリー
「……いないんですかね?」
ゆり
「そんな、物語を全部覚えてる人なんて、いるわけないでしょ」
シャーリー
「神様……とか……」
シロ
「もみじさまは?」
シロ
ヨシノちゃんって当時からいるのか?
語り手
言ってしまうと、そんなお年ではないですね
シロ
シロが賢すぎるのでちょっと抑えなきゃ。などと思う中の人。
高瀬川の和樹
和樹が人間の歴史でちょっと考えすぎですからね。あんまり中立になれてない。
ゆり
「ただでさえ、都合のいいように書き換えられてるかもしれないお話なんだからさ。書いた本人とかじゃないと」
シャーリー
「……そうですか……」
高瀬川の和樹
「そりゃ、紅葉様当人なら覚えてるだろうが……。自分で自分を悪いなんて言やせんだろう」
風馬
「ゆにてーは。
もみじとしゃべったのか?」
シロ
そこ!!
ユニティ
「話そうとしたことはある。
だが、既に対話が可能な意識は、彼女の中には存在していなかった」
シロ
「えー?」
高瀬川の和樹
「……紅葉様は、ヨシノの顔が分かってたよ。あいつの顔を見て、背を向けた」
ユニティ
「……!」
その言葉に、思わずヨシノを振り返る
ヨシノ
「……うん。
さっき、モミジ様が帰る時、声だけ聞こえた」
シロ
菩薩様に訊いてみようぜ!
そのへんのお地蔵様媒体にして。
なむなむー
「弥勒菩薩様実際どうなんですか?」
BGM
ゆり
BGMが止まった
高瀬川の和樹
BGMナンデ
シャーリー
ループ設定にはなってます?
ゆり
いや、途中で止まったからなぁ
高瀬川の和樹
誰かが操作を誤ったとか?
シロ
停止ボタンおささっちゃったんじゃない?
高瀬川の和樹
かも
ゆり
かもね
シャーリー
あ~そうかも
シロ
道産子なシロ
ゆり
ゆうこや用のは結構曲数あるから探すのに手間取った

ゆり
「とりあえず。
どっちかが嘘をついている、って言うわけね」
シロ
「ナンデ?」
ゆり
「いや、あんたがそう言ったんじゃないの」
「と言うより、どっちが本当かわからない、って感じか」
シロ
「んー。
そうかもだしちがうかもだしちがうかも???」
ゆり
「それじゃ、そのお話の現物でも、見に行ってみる?」
高瀬川の和樹
「まぁまぁ、嘘だ嘘じゃねぇだ、どっちが死ぬだ死なんだの、剣呑になんねぇ。どっちが本当かわからん、紅葉が本当に怒ってんのかも、分かったもんじゃねぇ。どっちかが死ぬしか道がねぇって訳でも、まだ決まってねぇ。
そうだろう」
シャーリー
「見に行ってきます……!」
見に行かなきゃ始まんねぇよ!
風馬
「なにがあるんだ?」
ゆり
「ここに来るときに、鎌原を通ったでしょう。浅間山が噴火したときに、溶岩に埋まっちゃった村の跡。
あそこに、紅葉姫伝説の絵巻が収蔵されてるらしいわよ」
言って、スマホを操作してみんなに見せるゆり
そこには、先ほどの博物館で見た人形劇の一幕が動画で録画されておりました
シロ
「あーーーーうん」
明らかにおぼえてないかお
シャーリー
(同じく覚えてない顔をしてる)
高瀬川の和樹
「分からんがね。俺ぁやっぱ、ここの連中にも死んでほしくねぇしさ。せっかく頭数が揃ったんだ。どっちも死なん道がねぇのか、もうちっと考えてから投げても悪かねぇだろ。
三人集まりゃあ菩薩の知恵って言うしさ」
シャーリー
「ぼさつ……」
シロ
くっ。突っ込めない。
シャーリー
文殊?
菩薩?
シロ
ななくさくんやみきくんならしってそう。
シャーリー
菩薩も実際にありそうで
風馬
「あの絵か」
ゆり
「そう。ほら、ここ」
その絵巻物が表示された部分の隅っこには
『鎌原観音堂資料館・収蔵』
と書かれています
シロ
「そこにおはなしがあるのか」
ユニティ
「……」
高瀬川の和樹
「ってこったな。後は、村の跡そのものか。埋まっちまったのを起こせりゃなぁ」
ユニティ
ユニティは、和樹をじっと見つめ
「紅葉の想いを踏みにじるようなこととなっても、それでも助けるべきだと思うのか」
高瀬川の和樹
「それが分からん、っつとるのよ。紅葉の想いがなんだったのか。本当に死んじまえと思ってんのか。俺達が外から当て推量しても、俺達の立場にしかならん」どかり、とその場に胡坐をかいて。
シロ
「そーだぞ。
あおもりとおなじだ」
シャーリー
「……ちゅん」そうだそうだー!
風馬
「もみじもいたいの直さないとな」
高瀬川の和樹
「まぁ、実際、希望的観測は入ってるよ。俺ぁ、ちと人の側につく悪癖がある。そんでも、自分から道を狭めても始まんねぇ」
シロ
みち!!!
ゆり
「言いたいことはわかるわ。まぁ、私もああは言ったけど、人が死ぬと言うなら黙って見ているのもつまらないし」
みき
「そうですね……。ぼくも、どちらかといえば人の側の立場です。過ちがあったというなら、正したい。本当のことがわからなければ、それもかなわない。そう思います」
シロ
「ちょっとまて はなせばわかる って、てれぴんでいってたー」
ゆり
「その人、結局話聞かなかった人に撃たれちゃったじゃないの」
シャーリー
「そうでしたっけ……」>テレビ
話せば分かる
シロ
「はなさなかったからだぞ……」
って言いながらいささかションモリ。
あのシーン怖かったんだ。
シャーリー
よしよししたい
PLがよしよしした
シロ
げんき でた
語り手
話さなかったというか、話せばわかる、って言ったら
「問答無用!」
で射殺されちゃったじゃないの
シロ
しくしく
フラグだから仕方ないのだ。
シャーリー
(何の作品だ……?)
シロ
概念的刑事ドラマ?
語り手
作品ていうか、原敬暗殺事件
シロ
ああ、そうだっけ。
シャーリー
なるほどなぁ……。
シロ
原敬暗殺事件ggって、ああ、そういえばそうだったなぁと思い出した。
シャーリー
私もといれ~。
語り手
五・一五事件かー
まんが日本の歴史で見たなー
シロ
知識が朧気すぎる。
語り手
原敬ちゃうわ犬養毅だ
シロ
ほんとだ。犬養毅首相って書いてあるじゃん……
原敬暗殺事件でggったのにな?

高瀬川の和樹
「おう、そんなら急がんとな。紅葉を苦しめたままにすんのも具合が悪ぃし、いつ楔が抜けんとも限らん」胡坐を解いてよっこらしょ、と立ち上がる。
「まぁ、話せば分かることもあるし分からんこともあらぁってこったな……」
シャーリー
「急ぎます……」
ちびきつねさま
「そうだねぇ。当人に直接聞くことができればなお良いのだろうけれど、次に相対する時は、いよいよ楔が抜け落ちてしまうかもしれない」
ゆり
「それじゃ、とりあえず鎌原ね」
シロ
めっちゃ ひと おおい
ヨシノ
「ちょっと、待って」
みんなが歩き出そうとしたところで、ヨシノが声をかけます
風馬
「どうした?」
ヨシノ
「昔話、わかればいいなら、私も持ってくる」
高瀬川の和樹
「おお、あんのか? そいつぁ助かる」
シャーリー
「ありがとう……ございます……」ありがてぇ!
ヨシノ
「モミジさまのお話、鬼にも絵巻が伝わってる」
高瀬川の和樹
「そうなのか」
風馬
「おににもか」
ヨシノ
「カンバラっていうところだね。私、持ってく。先行ってて」
シロ
「おはなしいっぱいあるんだな」
高瀬川の和樹
「まぁ、鬼の側も黙っちゃいねぇだろうからな」
シロ
面白いお話がいっぱい聞けそうでラッキー、って思ってる。
ゆり
「わかったわ。それじゃ、向こうでね」
シャーリー
「ええ……」
見送りましょう。
シロ
尻尾フリフリして見送る。
語り手
そうして、みんなはゆりのキャンピングカーで、博物館を後にしたのでした
ここでシーンを切りましょう
つながり
語り手
あ、ユニティとヨシノはセットにしておきますね
高瀬川の和樹
ユニティ&ヨシノのつながりを1→2、みき達とのつながりを1→2します。
あれ? と思ったらみきちーむは既に2になってた 更新漏れだ、失礼しました。
シロへのつながりを1→2します。
シロ
ユニティ&ヨシノのつながりを1→2 興味のままだよ。
お方様&ゆりの愛がアップ! 1→2
語り手
ヨシノから和樹へ1→2
シャーリー
風馬くんへの繋がり上げます。
あとユニティくん上げとこうかな。両方とも2なのでゆめを5消費しますね。
風馬
ゆによし:1→2
シャーリー:1→2
で!
語り手
お時間は、夕方に移ります
シロ
このまま(無変身)でいいぞ。場所も狭いし、スネいっぱいだしな!!(下心)
語り手
しかしこれから資料館である
シロ
ペット禁止だと!? 私はペットではないシロだ!!
おとなしく変身します。
ふしぎとおもいを2ずつ消費して完全変身!
風馬
完全変身!
シャーリー
完全変身します。
全部おもいで賄うぜ
高瀬川の和樹
ふしぎを2、おもいを2消費して完全変身。

語り手
では、みんなはゆりのキャンピングカーで、一路鎌原を目指します
走る道と、背後の浅間山は、気づけば茜色に染まり始めています
ようやくの再会を果たしたユニティは、周囲で話しかけるいねとななくさの言葉に、しかしむっつりと黙ったまま
みきもなんとなく黙り込んでしまい、少し車内の空気は重くなっていました
高瀬川の和樹
運転席で、ふぅ……、と重い溜息。
シロ
サメだっこしてモフモフしてる。
風馬
みんなをみてるが話に入れない
ゆり
「あら、浅間ミート。明日はBBQでもしようかしらね」
通りがかるお肉屋さんに、ゆりが適当に言葉を口にしますが、すぐに言葉は沈んでしまいます
シャーリー
「…………」
シロ
「そういえばさ。
ゆにーとどうやってあったの?」
って三人に訊く。
あ、詳細はカクシカでいいよ。
書き心地が違う
シロ
Uniに落ち着いた。
シャーリー
Uni
シロ
いいよねUni。
高瀬川の和樹
Hi-Uni。
シロ
小学生の時にハイユニ使って、文房具の値段って伊達じゃないんだなと思い知ったのだ。
シャーリー
ハイユニはとてもいい

いね
「ゆにてーくんが、降ってきたの! どーんて」
どーん、と両手を広げていねが話してくれたり
ななくさ
「最初は、お化けかと思ったでござる」
シロ
へー、へー、っていいながら聞いてる。
語り手
などと話していると
ユニティ
「……着いたみたいだな」
キャンピングカーが止まるや、そそくさと降りて行ってしまいます
風馬
「ここか」
シャーリー
「ここに……」
シロ
もっと聞きたかったのに。いいとこだったのに。って思った。
高瀬川の和樹
キャンピングカーを止め、全員が降りるのを確認してから後に続く。
語り手
そこには、白いコンクリート製の四角い小さな建物がありました
『嬬恋郷土資料館』と書いてあります
シャーリー
行こうぜ!
語り手
そして
ヨシノ
「あ、来た」
壁に寄りかかるようにして、ヨシノが待っていました
風馬
「よしの、はやいな」
シロ
ゆにてーくんが人間に冷たいのは分かるけど、前の友だちにも冷たいのは良くわかんないんだよね、そういえば。
巻き込みたくないってだけか。
シャーリー
大体何か隠してる気がする 俺は詳しいんだ
ほんまか?
ヨシノ
「駆けっこ、得意なんだ」
シャーリー
「鳥……?」
高瀬川の和樹
よう、と小さく手を振る。車から降りてVAPEを一服。
風馬
「そうか、シロも早いぞ!」
ヨシノ
「鬼の裏道も使ったけどね」
シロ
みち!!!!
「すっごい! こんどあたしとはしろう!!」
ヨシノ
「いいよ!」
言って、にこにこと笑います
シロ
あらかわいい
ユニティ
「さっさと入るぞ」
何も言わずに、ユニティは中へと入って行ってしまいます
ヨシノ
「あ……」
風馬
「……いこう」よしのを促しつつ
ヨシノ
「うん……」
とぼとぼと風馬に促されて中へと入っていくと
ユニティ
「……」
入り口の目の前で、ユニティは待っていました
ヨシノ
「待っててくれた?」
ちょっと嬉しそうに持ち直すヨシノに
ユニティ
「……通貨が必要なんだよ」
気のせいか、少し顔を赤くしたユニティが答えるのでした

語り手
といったところで、今日は締めます
語り手もシャーリーも体調不良だった……
シロ
はーい
お疲れ様でした&お大事&ゆにーかわいい
風馬
お疲れ様でしたツンデレ!
シャーリー
お疲れ様でした……体大事に……。
高瀬川の和樹
お疲れ様でしたー! 皆さんお大事に

ひとこと
シロ
人間は鬼をダマした。人間は酷い。だからもう助けなくていい。
そんなことを言い出すウルトラマン・ユニティ。
でも、お互い言ってることが違いすぎる。
人間は本当にそんな酷いことをしたのかなぁ……?


ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。