こんばんは
高瀬川の和樹
よいしょよいしょ
シロ
いまーす
こんばんは
風馬
おばんどすえ
高瀬川の和樹
こんばんはー
シャーリー
こんばんは
シロ
ごめんなさいもう少しだけ時間ください。
10分の開始でお願いします。
風馬
はぁい!
高瀬川の和樹
はーい
シャーリー
はい!
ヴィキ
お待たせしました、すみません
シャーリー
いえいえ
語り手アンドロイドのままよ
高瀬川の和樹
いえいえ、お疲れ様です
語り手
早速始めてまいります
シロ
はーい
風馬
お疲れ様です!

語り手
それでは、今回はシャーリーがスネークになるところからです
シャーリー
俺が蛇だ。
燕蛇
風馬
燕蛇ってなんか中国マフィアにいそう
高瀬川の和樹
確かに
シャーリー
オーヴァードでそういうの作りたい……(ルルブを買わねば)
スネーク……『メタルギア』の主人公に因み、隠密行動を行うことを『スネークする』と呼ぶ。

語り手
テントはたくさん並んでいます
燕であるシャーリーなら、見咎められることはないでしょう
そのどれからでも中へ入ることができそうです
実際のテントの写真が表示されていた。
シャーリー
じゃあ青年会議所から。
語り手
画像はイメージです
シャーリー
なんていえばいいのかわからなかったので便宜上w若い人たちが多そうなテントに入るかな。
語り手
端っこから順番にってことですな
シャーリー
ですね。
語り手
まず、
シャーリーがテントが並んでいるところへと近づくと
そこには本当にたくさんのテントが並んでいることがわかります
そして、テントの間の道をたくさんの人が歩いており、
テントに入る人も出てくる人もいます
さて、
シャーリーがとりあえず目をつけたテント
ぴったりと入口の垂れ幕は閉じてしまっていますが、その合わせ目の1番上のところは少しだけ開いており、そこからなら燕のシャーリーなら入ることができそうです
シャーリー
おじゃまします。
テントの中に飛んで入る。
さむい
高瀬川の和樹
登場してない隙にそば茶いれる キョウチョットサムイ
風馬
SOBA
シャーリー
トテモサムイ
風馬
ワイはりんご紅茶

語り手
合わせ目の上のあたりに足で捕まり
中を覗き込むと
シャーリー
「ぴっ!?」
怖いよぉ!!!
語り手
すごく大きな、そして怖そうなおじさんの顔が、睨みつけてきました
そのおじさんは、刀を振り上げ、今にもシャーリーに斬りかかろうとしているようです
こわいよ
シロ
考えてみれば大体シロが行ったら「コワイ!!」って逃げ帰ることしかできなかったよな。(山車基本こわい)
風馬
でかい!こわい!

語り手
シャーリーは、【おとな】【へんげ】で6以上なければ、びっくりして地面に落っこちてしまうでしょう
シャーリー
落ちますね。
語り手
素直に落ちるのw
シャーリー
おk、おもい4払います。
[ シャーリー ] おもい : 6 → 2
語り手
いや、ごめん、無理にとは言わないw
シャーリー
「(今の私は偵察部隊ですので……)」
しっかりと見届けてやるんだ!という気持ち。
語り手
能力値は【おとな】かな?【へんげ】かな?
どっちが便利かな?
語り手
シャーリーもステータスのとこに能力値描いといていただけると助かるぜ!
シャーリー
キャラコマのメモに書くのはあかんですか?イニシ表がかさばるのもなぁって思っちゃうんで。
語り手
まぁそれはそうなんだけど、咄嗟の時にパッと見られていいんだ>ステ欄
シャーリー
視認が悪いよ~っていうんだったら書いときます。

シャーリー
【おとな】ですね。
語り手
では、シャーリーはすごくびっくりしましたが、今の自分の役目を思い出して、踏みとどまりました
シャーリー
「ぴっ!?」
語り手
よくよく見てみると、そのおじさんは『人形』であることがわかります
大きな舞台の上に乗せられた、人形
おじさんだけでなく、他のおじさんや鬼のようなもののけのような姿も載っていたり
その周りには何人かの人がいて、どうやらその人形の仕上げをしているように見えます
※人形はねぶたなのです!
シャーリー
その様子をまじまじと見つめる。
語り手
忙しそうに働いています
もしかしたら、他のテントも、この大きな人形が収められているのでしょうか?
シャーリー
他のテントも見てみます!
語り手
シャーリーは、テントの間を忙しく飛び回ります
いくつかのテントを見て回りましたが、やはりどのテントにも、大きな舞台に乗った大きな人形が収められていました
どれも形や人形の姿は異なって、何か、色々な物語の一場面を切り取ったような、そんなものであるようにも思えます
シャーリー
じーっと見つめる。
「この怖い人形になんの意味が……?」
「(和樹さんだったらそんなに怖く感じないのかもしれませんね……)」
語り手
さて、そうしてシャーリーがテントの間を飛び回り
幾つものテントを除いてく内に
一つだけ、入り口の布が半開きのものがあることに気がつきました
シャーリー
「……ちゅん?」近づきます。
語り手
そして、その中は暗く、空っぽのようでした
シャーリー
「ぴっ……」
とりめ持ってないので凸します。
風馬
凸鳥(とっとり)
高瀬川の和樹
shimane
語り手
シャーリーが中に入ると
テントの真ん中で何人かのおじさんとお兄さんが、1人のお兄さんの周りに集まって、何やら難しそうな顔をしています
シャーリー
「……?」偵察する!
語り手
人形も無く、空っぽのテントの中を飛び、骨組みの一つにシャーリーは掴まります
「…… 警察には、通報すたんだが?」
そう、真ん中のお兄さんに話しかけるのは、さっき、みんなの前で髭のおじさんを追い出した、おじさんでした
真ん中のお兄さんは、悔しそうに俯いたまま、頷きました
シャーリー
「(なにがあったんでしょうか……)」
「(……お困りですか……)」
おこまりですな
シロ
おやおや
高瀬川の和樹
おやおや? 盗難か?
風馬
ねぶた盗むとはまた大がかりな
シャーリー
sorena
シロ
なくなっちゃったかー
ハネト(鈴つけた踊り手)がいるってことはこれ当日?
大事件だなー
高瀬川の和樹
渋滞してた描写もあるし当日っぽい 大事件

語り手
「したばって、ねぶだ盗むなんて話、聞いだごどねぞ」
「まだ烏さ悪さすたんでねのが」
シャーリー
「(……どうしましょう……言葉が難しいです……)」
「(盗まれたの……ですか……)」
「(……カラスさんが悪さをしたのであれば……お話し聞けそうですね……)」種族が同じだからたぶん話せると一縷の望み。
カラスすげー
高瀬川の和樹
意思の疎通に差し支えておる
シロ
そっかぁー、二重に難しい。
高瀬川の和樹
ねぶた本体を盗むとは凶悪すぎるカラスだな
シロ
何羽来たのかなぁ~
風馬
カラスってツバメの天敵だけどな!
シロ
はなせばわかるよ!!
シャーリー
人間の身体で話しかけるよ!!!
高瀬川の和樹
車コロで大人数で盗んでいくとかもはやヤンキーどころか窃盗団>カラス
シャーリー
元ヤンのカラス!?
シロ
まあぶっちゃけカラスに訊いてもなぁってきはするけど、なくなったときのこと知ってるかもしんないよね。
高瀬川の和樹
確かに。>知ってるかもしれない
盗まれてアングリーな皆さんにそうそう聞きに行けないし、周囲の動物に聞いてみるのはありかもしれない

語り手
「あったらにでったらだもの、どうやって盗んだんだ」
「車ッコついでらはんで、引いで行ったんでねのが」
ぱん、と大きな音がしました
シャーリー
「ちゅん!?」
語り手
見ると、真ん中のお兄さんが、自分の足を強く叩いたようでした
悔しそうに、その手を握り締めると
「……このままじゃ、じっちゃに顔向げでぎね」
シャーリー
「(……)」
しんみりしちゃう……。
語り手
「落ぢ着げじゃ。あったでったらだものなら、すぐに見づがるびょん」
おじさんたちは、お兄さんを慰めようとしているようですが、それでもお兄さんは俯いたままです
シャーリー
「(……カラスさん達と、みなさんにお話をしなきゃ……ですね……)」
みんなに伝えようと、みんなの元に戻る。
語り手
OKです
シャーリーは、みんなが気づかぬ内に、そのテントを後にしました
シャーリー
その前にちょっとカラスさん通りかかってませんかね?
語り手
ふむふむ
どうやら、カラスはいないようです
こんな街の近くなら、彼らはいくらでもいそうなものですが、全く姿を見かけません
シャーリー
あらあら。
「(カラスさん……いませんね……?)」
では帰ります!
語り手
OK!
ホンヤク
シロ
「そうはいっても、ねぶたを盗むなんて話、聞いたこともありませんよ」
「またカラスが悪さをしたのではありませんか?」
「あんなに大きなもの、どうやって盗んだのでしょう」
「車がついているのですから、引っ張っていったのではありませんか?」

「このままでは、じっちゃに顔向けできません」
(『祖父』かどうかは不明のため)
「落ち着きなさい。あんなに大きなものなら、すぐに見つかりますよ」
烏たちも喋り違ったりすんのー?
シャーリー
ありがてぇ……。
風馬
翻訳ありがた!

語り手
では、こちらはシャーリーを除く他のみんな
風馬
わいわい
シロ
わんわん
語り手
テントのあった辺りから少し離れて、あのアスパムと呼ばれる三角形の建物の下のところへ、追い出されたおじさんと一緒にやって来たところです
シロ
ばうわう
語り手
おじさんは、肘のところを少し擦りむいてしまっていましたが、他に怪我はないようです
「いや、かたじけない。先ほどはお見苦しいところをお見せした」
言って、おじさんは腰を折って、ぐーっと頭を下げました
シロ
PLはおじさんの顔を『観察』したいとこなんだけど
シロ
「わん!!!」
トイレ行って変身してきていい?
語り手
トイレなら、アスパムの中にあるかもしれませんね
シロ
服屋でもあれば、試着室でするっと
じゃあトイレで。
語り手
シロは1人でアスパムに行っちゃう?
シロ
まだ外だったのか。うーん、じゃあなんか物陰とかある? さすがに犬一匹で入れないのは分かるよ。
語り手
そうですね、アスパムの前には、青森ベイブリッジから繋がる道路が高架になっていて、その高架下のところならいくらでも死角はありそうです
シロ
じゃあ、わん! て一声吠えて、そっち走ってく。
語り手
では、シロはそちらへさーっと走っていって
風馬
「おとなでもけんかするんだな」
高瀬川の和樹
「ああ、いいってことよ。しかし、何があったんだい?」その礼儀正しい様子を見ながら。
語り手
そう尋ねると、おじさんは髭がぼうぼうの顎に手を当てて、唸ります
「うむ。あの小屋の群に立ち入ろうとしたところを、つまみ出されてしまったのだ」
見た、聞いた通りのことを、自信まんまんに答えます
「いやはや、まさか問答無用とはな。まいった、まいった」
わっはっは、と笑います
シャーリーはお好みのタイミングで合流できます
シロもね
シロ
はーい
高瀬川の和樹
「おいおい、それじゃ分からんよ。なんでまた入ろうとしたんだい? 用事があるっつってたろう」ちょっと呆れて。
語り手
「うむ。そこよ」
おじさんはその大きな体を乗り出して、和樹に指を突き付けます
和樹より背も横幅も大きなおじさんがそうすると、まるで和樹に掴みかかるクマのようにも見えます
「それがな、ワシにもとんとわからぬ」
「ただ、ワシはあそこへ赴かねばいかん。ただ、それだけは覚えておるのだがな」
高瀬川の和樹
「わからんだぁ? おいおい。それじゃああちらも分からんだろうよ。何か思い出せねぇのかい?」近くに自販機なりあれば、お茶でも買っておじさんに渡します。
風馬
「わからないのにいかないといけないのか……」
語り手
和樹にお茶を差し出されると、おじさんは
「む」
とそれを受け取り
ペットボトルを不思議そうにひっくり返したり、中の透明なお茶を覗き込んだりしています
「うむ。わからん」
「わからぬのだが、いかんせん、ワシは他に何も覚えておらぬでな」
と風馬に答えます
高瀬川の和樹
その様子を見てしばらく考えて、開けられないようなら蓋を開けて渡してやります。
風馬
「おじさんのなまえもか?」
シロ
「たーだーいーまーぁぁぁぁ」
高瀬川の和樹
「よう、お帰り。あんまり走ると転ぶぜ」
シロ
「だいじょーぶ! なんかわかったか? よろしくしたか?」
風馬
「シロ、なんにもおぼえてないらしいぞ」
シロ
「そーかぁ」
高瀬川の和樹
「何もなぁ。行かにゃならんってのは、期限はあんのかい? ねぶたが終われば、入れるようになんだろ」
シャーリー
このおじさんもへんげなのかな……。
語り手
和樹が、そうして渡してあげると、おじさんはなおもしばらくそれを不思議そうに眺めてから、おもむろにそれに口をつけて、ちびとお茶を舐めました
「おぅ、なるほど、これは美味いな。そして不思議な入れ物だ。水の中に色と味の付いた水が入っておるのか」
と、面白そうに笑いました
シロ
「ヘンなおっちゃんだ」
「ニンゲンなのにぼとるしらないのか!」
語り手
そして、風馬の問いかけに
「うむ、名どころか、どこから来たものかも皆目見当もつかぬ」
高瀬川の和樹
「……おっさん、ここの人間じゃないのかい? ま、俺もどっこいだがね」
「って、それも分からんのかい」
語り手
「そのねぶた、やらキゲンとやらはよく存ぜぬが。ただ、あすこへ行かねばならん」
「それしか、わからんでな」
シロ
「まいごだー!」
「でっかいまいごだー!」
語り手
「いやはや、困った困った」
言って、わっはっは、と笑いました
シロ
「わっはっは」
風馬
「なんにもわからないんだな!」
PLは察してる
シロ
でもきっと帰らないとまずいことになる迷子だな。
高瀬川の和樹
メタ的にいうと帰らないとまずいことになるやつよねぇ
シロ
しかしどう話を持って行ったもんかなー
水渡るとか? そんな都合良く水ないだろうし、ヒトはそうそういなくならないだろうしー
ことの重大性が分かる奴がいないなぁ、ここ。

高瀬川の和樹
「おいおい…… 参ったなぁ。訳もわからず入れて寄せてじゃどうにもならんぜ」
語り手
「気付けば、この石の森の中で、素っ裸で立っておってな。この衣こそは、そこらに干してあったものを拝借したが」
風馬
「森からきたのか」
シロ
「モリなんてないぞ?」
「イシばっかりだ」
風馬
「いえとくるまばっかりだな」
語り手
「ああ、森というのは例え話よ。ほれ、そこらじゅうに石でできた櫓がようさんと建っておるだろ」
高瀬川の和樹
「素っ裸あ? おっさん、一度交番に行ってみたらどうだ。誰か知り合いが探しに来てるかもしれんぜ」たよる:けいさつ
風馬
「やぐら?」
高瀬川の和樹
「場所がわからんなら連れていくからよ」
語り手
「コウバン?そこに行けば、何かわかるのか。呪いでもやっているのか」
風馬
「……シャーリー遅いな……あ」
空を見上げて
「おじさん、あそこに入れないけど」
高瀬川の和樹
「交番にゃ、探し物や探し者がある連中が集まんのよ。落とし物とか、人探しとか、そういうのを頼めるわけさ」
「だから、おっさんを探しに来てる奴もいるんじゃねえのか」
語り手
「なるほど、呪い師がおるのだな」
風馬
「さんかくのうえから見えるんじゃないか?」
高瀬川の和樹
そうやって話しながら、なんだかシャーリーやシロに説明しているようだな……? と首をひねる和樹。
「まあうん、それでいいや。しかし呪い師たぁ、おっさん語彙が渋いな」
ゆり
「というか、時代劇の役者さんか何かじゃないの」
シロ
「ジダイゲキのヤクシャは、すっぽんぽんで、ぼとるしらなくて、なんかわかんないのか」
「へんなの」
ゆり
「そういう役どころなら……?」
高瀬川の和樹
「こんな所で一般人巻き込んでロケするかぁ?」
風馬
「でもさっきの人より言葉分かるぞ」
情報ください
シロ
シャーリーさぁぁぁん、テントで何が起きてるか説明して欲しいー!
シャーリー
お、はーい!
シロ
最悪警察に引き渡して終了になりかねないよぉー
ゆり

シャーリー
「ただいまです……」
風馬
「おかえり」
語り手
「む」
シロ
「おかえりー」
シャーリー
「……テントの中……大きな怖い人が盗まれたとかどうとか大変なことになってました……」
喋る燕
高瀬川の和樹
シャーリー鳥バード状態で帰ってくるの?
シャーリー
鳥の方が早くないですか?
語り手
そういうことかな
シロ
もういっそぶちまけちゃえ的な
高瀬川の和樹
和樹がおかえりって言いにくいよ 確かにおっさんの反応見られるから話は早いかもしれない?

語り手
「ほう、面白いな。そのつばくろ、人の言葉を喋りおるのか」
顎に手を当てて、シャーリーにぐっと顔を近づけて、観察するように睨みます
シャーリー
「ちゅん」
可愛いツバメです。
高瀬川の和樹
「おあ?」 おいおい人前だぜ、と思った所におっさんがその反応なので、どう言っていいか分からず変な間投詞が出た。
風馬
「シャーリー、人にはないしょだぞ」
シロ
「だぞー」
シャーリー
「……内緒……です……」
語り手
「なんだ、そうなのか」
「よいよい、ではワシも他に口外せぬ」
またわっはっは、と笑います
その大きな笑い声に、シャーリーは吹き飛ばされてしまいそうです
シャーリー
風馬くんのポケットの中に退避します。
シロ
「びっくりしないのかー」
「やっぱりへんなやつだー」
風馬
「そうか、よかった」
高瀬川の和樹
「おう、それで頼むぜ。おっさん、驚かんのだな」
おじさんかえらなきゃ
シャーリー
誰かアイデア成功してくれ……。
シロ
まあおじさんが何者とか追求しなくても、行きたいなら手伝ってあげるよだけでもまあいけるっちゃいけるかなぁ
風馬
特におじさんの正体をとか思わないからなあこいつら
高瀬川の和樹
和樹はたよる:けいさつ しそうだからここは子供ーズな皆さんにぜひ

シロ
「大きなコワイヒト……」
おじさんを見ますが。
「コワくはないし、ぬすまれてるわけじゃないなぁ?」
高瀬川の和樹
「盗まれたあ? ……人が盗まれた、っつのはおかしいだろ。なんか省略してねえか、シャーリー」
シャーリー
「えっと……あの……大きな……人型の……?」
うーん、うーんって顔をしてます。
風馬
「おおきなひとがた?」
ゆり
「……ねぶた?」
おなまえ
シャーリー
(このおじさんねぶたのへんげなのでは?って気もしてきた)
高瀬川の和樹
(PLはわりとそう思ってるんだけどメタメタしい)
風馬
つかわれるもの振りてえ
シロ
おっちゃん『誰』なんだろうなぁー
歴史上の有名な人かなぁ
やっぱ風馬君のお仲間って事になるのかなぁ? それともゆうれいかなぁ。

高瀬川の和樹
「人型……、テント……、 は? おいおいおい、あんなデカいもんどうやって盗んだ」アイデア成功
シャーリー
「ねぶた……多分……それです……」
ゆり
「誰が好き好んであんなもの盗むのよ」
シャーリー
「……さぁ……」
高瀬川の和樹
「知らんよ、ねぶた師のファンでもなかろうに」
風馬
「なんだ、どろぼうか?」
ゆり
「売ろうったって、売れたりするもんじゃないでしょ。……まぁコレクションアイテムとしては一級品かもしれないけど」
シャーリー
「家に収まりません……」
高瀬川の和樹
「しかし参ったな、そんな状況じゃ余計に入れんぜ。下手打ったら盗人扱いだ」
シロ
「ねぶたってなんだ?」
ゆり
「ねぶたっていうのは……」
ゆりは、何かを説明しようとして
高瀬川の和樹
「? どうした?」
ゆり
「うーん」
と腕組みして唸ります
風馬
「ゆり?」
ゆり
「いえ、どう説明したものかと思って……」
風馬
「もうお腹すいたか?」
ゆり
「だから、私に食いしん坊キャラつけようとするのやめなさいよ」
高瀬川の和樹
「でけぇ光る人形かついで練り歩く祭りだ、でいいだろ」くっそ雑
ゆり
「雑ねぇ」
シロ
「でけぇひかるにんぎょー」
巨大サメがビル群の間を悠然と縫って泳ぐ光景が浮かんだ。
パニック映画かな?
高瀬川の和樹
「おう光る。針金とかで拵えて、中に光るもん入れるんだとよ」
風馬
「人形がひかるのか」
ゆり
なおも腕組みしながら、考えるようにして、辺りを見回すと
「あ」
「それなら、いいところがあるわよ」
シャーリー
「……いいところ……」
高瀬川の和樹
「ああ、そういや資料館があるんだったな?」
ゆり
「まぁまぁ、和樹。ちょうどいいじゃない」
「そうそう。ほら、あそこ」
ゆりが立てた親指で背後を指差すと、
そちらに、赤い四角い建物がありました
風馬
「なんだあのいえ!」
シロ
「へんないえだ」
表示されたのは、『ねぶたの家 ワ・ラッセ』の外観。
シロ
ここがなかなか面白いので、オススメ。
風馬
ほほう
高瀬川の和樹
いいなー
シロ
良かった、語り手からふってくれて。
外見からだとまったくねぶたと繋がらないから、シロからは言い出せなくて困ってたよ。
高瀬川の和樹
和樹は下調べが足りてない(足りてないというより断片的)から、ゆりしか知らないんだよね
語り手
そうなんだよね
シロ
シロの脳内に、見上げるほどでかい光るサメにブタが乗って寝てる図が完成しています。
高瀬川の和樹
かわいいようなこわいような

シャーリー
「面白いですね……」
ゆり
ゆりは、うふふ、と笑って
「まぁまぁ、ちょうどいいから行ってみましょうよ。きっと楽しめるわよ」
そう言って、ほらほら、とみんなを誘いながら歩き始めました
風馬
「おじさんもいくか?」
語り手
「おぅ?何か良いところであるのか」
シロ
「いくー!」
語り手
「どのみち、このままここで座っていても致し方なし。参ろうぞ」
高瀬川の和樹
「ああ、もしかしたら何か思い出すかもしれんぜ」
シャーリー
「……思い出すといいですね……」

語り手
さて、そうして建物へと近づきますと
白い四角い建物の周りを、赤い格子でぐるりと飾っている様子が見えてきました
風馬
「とりごやみたいだな……はしっこが破れてる」
シロ
「ぐにゃってなってる! ぐにゃー!」
語り手
入り口のところには『ねぶたの家 ワ・ラッセ』と書かれています
シロ
「かたーーーい! へんなのー!」
風馬
「ここにねぶたが住んでるんだな」
シャーリー
「ねぶたのおうち……?」
ゆり
「別に、そういう意味での『家』じゃないわよ」
シロ
「ここにかえっちゃったのかもな? ねぶた」
シャーリー
「……違うんですか……?」
ゆり
「ここは、ねぶたの資料館。ここでなら、ねぶたのことが色々とわかるから、ちょうどいいわよ」
「観光ルートにも入れたかったからね」
「さ、入りましょ」
高瀬川の和樹
「おう」
シロ
「おー!」
シャーリー
「……はい……」
ゆり
「てか、あんたも人に化けたらいいのに。その方が楽しめるわよ」
シャーリーに
シャーリー
「……そうですね……」忘れてたなんて言えない。
シロ
それこそトイレで変身してきたら
風馬
「ないしょで人にならないと」
「トイレいくか?」
シャーリー
「ぅー…………完全な人間になれる力がないのでちょっと難しそうです……」
コストが……
シャーリー
いや、でもコスト的に完全体難しそうだから鳥で良いような気もする……?(ゲーム的な処理)
高瀬川の和樹
あんまりシーンが変わってませんもんね
シャーリー
ですねぇ。
シロ
お、コスト払うの忘れてた
語り手
まぁ、その辺りはお任せいたします
あ、そうだなー
ゆめがあまり溜まっていないようなので、シーン続けてたけど、ここで一度幕間挟みましょうか
シャーリー
お?
風馬
わぁい
シロ
外で変身したぶん払っとく
シャーリー
あ、ありがとうございます。人間になれる!

語り手
では、ワ・ラッセに入ったところで一度幕間を挟んだということにしましょう
風馬
特につながりはないのでおもふしだけ!
シャーリー
はーい!
シロ
今回は成長ナーし
語り手
シロは直前に変身したばかりなので、今回の変身コストはおまけします
風馬
今夕方だっけ
語り手
夕方です
風馬
おもふし2・2で完全変身!
シロ
継続変身!
高瀬川の和樹
おもいから4払って完全体になります。
シャーリー
じゃあゆめを5消費してゆりさんを2に上げときます。
語り手
あ、一応おじさんも生やしとこう
もうほぼ確定
おじさんの顔コマがねぶたのコワイオジサン顔。
シロ
おじさんそんなまんまの顔してるの?
語り手
おじさんの顔は仮です
立ち絵作るの忘れてたんですね
シャーリー
wwwwww
あるある
シロ
ふつうのクマじみたおっちゃんって感じかな?
語り手
です
シロ
さすがにその顔してたら和樹やゆりは気付きそうだもんねw
語り手
こんなポリゴンみたいな顔はしていません
シロ
教授かアンドルフか。

シロ
おじさんへは興味だなー
シャーリー
おじさんはどうだろう……こちらも興味かなぁ。
高瀬川の和樹
あ、そうね、おじさんに「おとな」でアピールします。
こちらからは「興味」で取ります。>おじさん
シロ
こちらはこどもー
シャーリー
こちらもこども~
風馬
オレもおとなだ!
語り手
では、おじさんより
和樹、風馬へは信頼
シロ、シャーリーへは興味です
シロ
そうするとおじさん分思いと不思議加算ね。
語り手
ですね、1ずつ足しておいてくださいね

シャーリー
「……今なら完全に人間になれそうです……」メタ。
語り手
ではトイレでどうぞ
シャーリー
トイレでなります。
風馬
おいでませ男子トイレ
シャーリー
女子トイレだよ???
風馬
あなたオレのポッケでは?
シャーリー
分離(パージ)しますね。

語り手
ではでは
改めまして
中へと入ると、そこは少し照明の落とした空間でした
その中を、二和の博物館のように、道順に沿って歩いてゆくことになります
シロ
「なんかコワい」
風馬
「あかいな!」
「絵がたくさん描いてあるな」
シロ
「おー、これがねぶた? か? ちいさいぞ」
シャーリー
「小さいです……」え?小さいの?
シロ
写真だからね
シャーリー
そっか写真(鳥頭)
語り手
風馬の言う通り、最初のところでは、トンネルのようなところで、ねぶたの発祥やお祭りとしての歴史などが展示されています
高瀬川の和樹
「そりゃあ、本物をたくさん置いたら嵩張ろうよ。こいつぁ写し絵だ」
語り手
そんな風に言っていた和樹ですが
そのトンネルを抜けたところは、大変に広い空間となっていて
そこには、幾つもの実物のねぶたが展示されているのでした
シロ
「お?」
シロ
ここの何が凄いって……
シャーリー
シロ
本物が結構何基も置いてあるとこなんだよね
あと、さっきの写真とこにあったねぶたの顔で、顔作るシミュレートできたり、紙貼る体験できたりなー
シャーリー
面白そう
高瀬川の和樹
へえぇー いいなあ面白そう
こんなスケールじゃもちろんないけど、京都ヨドバシの一階に突然山車が飾ってあるの思い出した

語り手
台の上に乗せられた、少しかくかくとした形の人形があり、薄暗い広い空間で、その内側からの明かりに浮き上がっています
高瀬川の和樹
「……おおお」思わず、歓声。
「すげぇもんだな、こりゃあ。本物じゃねえか」
シロ
「わあぁぁぁぁあ!」
「おばけぇ!」
和樹の背中にしがみついてガクブルします。
風馬
「なんだこれ!ひかってる!」
シャーリー
「…………」立ったままフリーズ。
「…………はっ」
高瀬川の和樹
「おうおう、大丈夫だ大丈夫。こいつぁ人形よ、動かんし脅さんよ」
ゆり
「こうして間近で見ると、結構迫力あるわねぇ」
シロ
「ねぶたこわい、なんでみんなあんなにこわいかおしてるんだ!」
「あんなにらむことないじゃないかぁ!」
ちびきつねさま
『それはきっと、邪なものを祓うためではないかねぇ』
ゆりの抱えた鞄の中から、ちびぎつねさまが言います
高瀬川の和樹
「そりゃあ……、 なんだっけ? ああそうだ、夏の畑仕事で疲れて寝るやつに鞭打つためだっけ?」
シロ
そうなの!?
シャーリー
そうなんだ。
ゆり
「そんな恐ろしげなものなの?」
風馬
「……ねかせてあげればいいのにな」
高瀬川の和樹
「ああいや、うろ覚えだ。ちゃんと調べる」
つかれるよ
シャーリー
でも夏の畑仕事って普通に体力死にません?
シロ
>そうおもう  そうはおもわない
風馬
普通早朝にやるよね

ゆり
「寝てる人をぶつからねぶた?」
シャーリー
「…………」凍る。
シロ
「な、なるほどぉぉ」半泣きで。
シャーリー
ひでぇ話だ>表
語り手
「おぅおぅ、これはなかなか、勇壮な有様!まさに壮観といったところだな!」
おじさんも嬉しそうに唸り、見渡しています
シロ
「なんかおもいだしたぁ? はやくかえろうよ!」
語り手
「まぁまぁ、良いではないか」
高瀬川の和樹
「あーあーすまん、怖がらせたな。夏、盆の夜に来る眠気は悪いもんの悪さで、そいつを流すからねぶた流しなんだって話らしい」
うろ覚えで怖がらせてしまったのでバツの悪い顔をしている。
風馬
「こんなのが目の前にあったらねむれないぞ」
シロ
たしかに
ゆり
「明るいしねぇ」
シャーリー
「そうです……」
シロ
「ピカピカだしコワイし、こんなのねむれないぞ! なるほど!!」
ゆり
「まぁまぁ、小難しいことはいいから、ねぶたのことを知って体感して、勉強させてもらいましょうよ」
シロ
ガクブルしながらおそるおそるついて行こう。

おしまい
語り手
と言ったところで、本日お時間でございます
シャーリー
はーい!
語り手
次回は、ちょっとした調査パートみたいなことをしていただくよ!
シロ
ほうほう
シャーリー
いぇいいぇい!
風馬
調査!
高瀬川の和樹
はーい!
調査パートだ~
シロ
【こども】ならまかせろー
語り手
ねぶたのことを勉強していってね(津軽の血を持つ者より)
シャーリー
つがる ぜんぜん わからない
風馬
ねぷた
シロ

戦争になるやつ
シャーリー
ねぶたはわからないけどとうろうながしならわかる
語り手
津軽弁も堪能していってね
高瀬川の和樹
音声繋いで語り手に読んでもらえばいいの?
シャーリー
なるほど
シロ
なるほどな!!
語り手
私ヒアリングは完璧なのですが、スピーキングはちょっと……
高瀬川の和樹
おっとじゃあ仕方なし


コメント
プレイヤーはみ―んな真相に気付いていますが、キャラクターたちは気づいていません。
気づけません。
ゆえに緊急事態だというのにのんびりねぶた見学に行ってしまうのでした。
みんな。急いで!



コメント By.

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。