注)これは、TRPGをやりたい小学生たちと、その親たちによる記録です。
※品崎ハヤトは、小学生高学年兄「にゃんみけ」のキャラクター。
※黒世 新一は、小学生低学年弟「棒人間」のキャラクター。さすがに棒人間にタイピングは無理なので、近くをウロウロしながら自由気ままに喋る棒人間の言葉を語り手が代理タイピングしている。つらい。
あと割と棒人間は途中でプレイに飽きて発言しなくなったり、関係ないネタを言い出したりします。さすがに低学年は難しいね!
語り手
さてぼちぼち始めますぞ。
それぞれ好きな色を選ぶのであるよ
黒世 新一
「なにこのゆるーい音楽」
きいろ
品崎ハヤト
おれんじだー
ひさしぶりのミイとTRPG
黒世 新一
「ミィではない! 新一だ!」
品崎ハヤト
けもののうりょくちたかいぜ!!
語り手
さーてと。
さてさて、ハヤトくんと新一くんは、いつも通り……どこにいるんだろ。
ともかく二人は仲良しさんなので、今日も一緒です。
どこに遊びに行っているのでしょう。
品崎ハヤト
やまのあなぐらからいつもどうりにすぽっ
黒世 新一
家からトコトコあるいて来た
品崎ハヤト
「みいくん!あそぼー!」ふわふわしながらとんできた
黒世 新一
「にゃー」
品崎ハヤト
ピッカアア
語り手
じゃあふたりは、鳴いたり光ったりして遊びましたと。
品崎ハヤト
「すごいとうじょうのしかた」
「なにしてあそぶ?」
黒世 新一
「ボール遊びがいいな!」
品崎ハヤト
「じゃあそれにしよう!」
語り手
ではふたりはその辺に落ちていたボールで遊び始めます。
品崎ハヤト
「きーっく!」
語り手
そうしてしばらく遊んでいると……
品崎ハヤト
「?」
語り手
ボールが木の穴に飛び込んでいってしまいました。
品崎ハヤト
「あっ!!!」
「とってくるよー!」
語り手
コロコロコロコロ
品崎ハヤト
ふわふわああああ
「きゃーっち!」
語り手
しようと思った前足をすり抜け
ボールは暗い穴の中へ。
黒世 新一
「にゃーーー!」
穴に飛び込んでゆく。
語り手
先に飛び込んだ新一は、戻ってきません。
品崎ハヤト
「ダニいいいいいいいいい!?」
ともかく一人の後をついていく形で
語り手
では……

品崎ハヤト
「ぴよおおおおん」
語り手
二人は真っ暗な穴に入ったのに……
いつの間にか見知らぬ街にいました。
品崎ハヤト
「!?」ゴシゴシ
黒世 新一
「なんじゃここはぁぁぁ!?」
品崎ハヤト
「あれ?」
語り手
ボールは足下に落ちていますよ。
品崎ハヤト
「あったー!」と言ってほくほく顔で持つ
黒世 新一
「やったぁ♪」
飛んできたボールをパシッとはじき返しました。
語り手
さて、カリスさん。
品崎ハヤト
そのばであそぶ
語り手
貴方はこの町にいます。家にいても良いし、通りを歩いていてもいい。
ただ確かなのは、このへんにはサメの友達がいっぱい住んでいます。
カリス
人として暮らしているんですか?
語り手
その辺は自由に。
ちょっと遊びに来たことにしてもいいしね。
品崎ハヤト
サメパートがんばれー
カリス
では、ともだちの家の呼び鈴を押します。
ぴんぽーん
語り手
お友達は留守みたいだ。
通りが賑やかだからそっちで遊んでいるのかも。
黒世 新一
飛んできたボールをキャッチ!
品崎ハヤト
ぽーん
カリス
じゃぁ、そちらへとぶかぶかの靴で駆けて行きます
語り手
すると、あまり見覚えのない青年(耳出てる)ときつねがボールで遊んでいます。
品崎ハヤト
「いくぞ!しゃいにんぐとるねーど!」
カリス
「あっ」
「イヌ!」
品崎ハヤト
バシイイ
黒世 新一
必殺技で跳ね返します。
カリス
「イヌーー!」
犬(?)の方へ走ってゆきます
黒世 新一
「ぶらっどぼぉぉぉぉる!」
品崎ハヤト
「なんだろうあのへんな人はしってくるぞ!」
黒世 新一
「!?」
品崎ハヤト
おいかけてきたのでかくれます
カリス
では、犬(?)とおにいさんの間に割り込んで、ボールをインターセプトします
黒世 新一
「!!???」
カリス
見た目は10歳くらい
「とったーーーーっ!」
黒世 新一
「?????」
語り手
青年は戸惑っています。
品崎ハヤト
ふわふわでふくらませて「ぼーるかえして!!!」といかくする
カリス
「うわ、イヌがしゃべった」
品崎ハヤト
「いぬってなに?」ぷしゅううううう
カリス
ビシッとハヤトを指さします
「イヌ!」
品崎ハヤト
「どこ?いないよ?」戸惑う
(なんかいぬいぬいってくる)
黒世 新一
「やめなよハヤト」
カリス
「しゃべれるイヌなんだね。ボクのともだちにも、しゃべれる動物いっぱいいるよ」
品崎ハヤト
「いぬ?」
黒世 新一
「僕は黒世新一です!」
お兄さんはにっこり笑います。
カリス
「ボク、カリス!」
品崎ハヤト
突然の自己紹介にびっくりする
黒世 新一
どろん
ちっちゃなトラ猫が前足を舐めています。
カリス
「ネコになった!」
「そっか、“そういうひと”なんだね」
黒世 新一
「にゃあ」
品崎ハヤト
「ぼくは、しなざきはやとだよー」
ブロック塀からひょこっ
黒世 新一
「一応喋りもできます」
カリス
「ボクもだよ」
「ボクはサメ!」

語り手
ではここで
つながりを作りましょう。
カリス
ハヤトと新一に、それぞれ興味でとります
街へは愛情にしておきます
語り手
つながりが決まったら、登場処理をします。
今は……おや、夕暮れみたいですね。
品崎ハヤト
じゃあカリスには対抗で。やっぱりへんなひとだとおもっているかも?
黒世 新一
変身なしで出る。
品崎ハヤト
じゃあなしで(変身)
カリス
想いから4使って完全変身
黒世 新一
「サメはサカナが好きだよね。サカナとりに池に行ってこよう」
品崎ハヤト
「いいね!」
ふたりでとります。
語り手
近くにはないかなー
ここ住宅街だから。
品崎ハヤト
あちゃー
カリス
「ボクはお魚もいいけど、お肉がいいなぁ」
語り手
なんか長屋みたいなのがあって、そこにカリスの知り合いがいっぱい住んでる。
カリス
サメ長屋
※実はこの舞台には、あるモデルがあります。
品崎ハヤト
「…たべないでね?」
黒世 新一
「お肉屋さんとかないかな」
品崎ハヤト
たぶんある
カリス
「食べないよー。ちゃんと焼いた方がおいしいもんね」
品崎ハヤト
「やめてー!!!」やめたげてー
語り手
ちょっぴり打ち解けた三人。
そこへ……
泣き声が聞こえてきます。
カリス
人?動物?
ナイフとフォークしまおうね
語り手
人みたい?
小さな男の子の声。
カリス
「誰か泣いてる」
黒世 新一
いまいくぞー! とその方向へ行きます。
品崎ハヤト
「?」きになる
ついていく
カリス
「シンイチ、待ってー」
ついてく
黒世 新一
率先して飛び出していったニャンコは、角を曲がったところで
少年
うずくまって泣いている男の子を発見しました。
黒世 新一
「にゃん!」
男の子の足下に飛び込む。
品崎ハヤト
「なんでないてるの?」みたいなかんじですりよる
少年
「わっ、な、何!?」
カリス
「一緒にボール遊びする?」
少年
「だ、だぁれ?」
カリス
「ボク、カリス!」
黒世 新一
どろん!
品崎ハヤト
「きゃん!」となく
少年
「うわわ!」
男の子は、尻餅をつきました。
黒世 新一
「ごめんごめん」
品崎ハヤト
どんびきしてるからやめなさい
カリス
「だいじょうぶ?」
少年
「う、うん……猫さんがひとになった」
黒世 新一
「自己紹介が遅れたけど、僕は黒世新一。シンイチでいいよ」
カリス
「ボクはサメだよ!ここにはたくさんのお水無いから、このままだけど」
品崎ハヤト
「たまにわそうゆうこともあるんだよ」という
少年
「う、うん、お姉さんみたいな人、見たことある」
品崎ハヤト
「?」
カリス
「アレ?そうなの?ボクは初めて会ったけど」
少年
「あれ、そうだよね?」
「よろしくね」
品崎ハヤト
「よろしくねー!」
黒世 新一
「名前は?」
少年
「えーとね……」
「えーとね……」
「忘れちゃったの」
品崎ハヤト
「なんでここにいるの?」
少年
「わかんない」
カリス
「あるある。ボクもしょっちゅうだよ」
品崎ハヤト
なまえーをきいてもわからない♪
少年
「僕、誰かのところに帰らなきゃいけないの」
カリス
「誰かって?」
少年
「……わかんない……」
カリス
「ワカンナイさん……」
「そんな人、この辺にいたかなぁ」
黒世 新一
「僕はボールを追いかけて木の穴に入ったらここに来たんだよ」
品崎ハヤト
「なんでわかんないんだろう」
少年
「えぇとね……」
カリス
「キオクショウシツって言うんだよ。ボクもよくあるよ」
語り手
よくあるのであるか。
黒世 新一
「よくあるの!?」
品崎ハヤト
心の中で「しってる!きおくそーしつってゆーの!」
語り手
少年はぎゅっと握りしめていた手を開きました。
品崎ハヤト
「おー」
カリス
「あるある!なんか、ボクの知らない間に知らない人に会ってるらしくて、びっくりするよね」
少年
「きおくそーしつって多分初めてかな? 初めてかどうかも忘れちゃった」
掌にあるのは、真っ白な首飾り。
ツヤツヤ輝く、ハート型のものです。
品崎ハヤト
「なにこれ」
カリス
「きれいだねー」
少年
「持ってたんだ」
品崎ハヤト
「みなれないものだ!」
少年
「気がついたらここにいて、これを握ってた」
品崎ハヤト
「これたべれるの?」
少年
「食べないで!」
カリス
「かじったら歯がかけちゃいそう。すぐに生えてくるからいいけど」
少年
「生えるの!?」
カリス
「生えるよ。んで、いっぱい抜けるよ」
黒世 新一
「人間は一回だけだけどね」
品崎ハヤト
「すっごくおいしいの?」
カリス
「お肉には見えないなー」
「名前とか、書いてないの?」
首飾りを指差し。
品崎ハヤト
「おにくってなに?」
カリス
「お肉知らないの!?」
「それは、ジンセイのいっぱいをソンしてるよ!」
品崎ハヤト
「じんせい?」いいながらぽかーん
はなしだっせんしてる
少年
少年は首飾りをひっくり返します。
品崎ハヤト
「?」
少年
しかし首飾りはきらきら輝いて、何も書いてあるようには見えませんでした。
カリス
「ジンセイ。ボクもよく知らない」
少年
ただ、首飾りを動かすと、「プー」と音がしました。
赤ちゃんの玩具めいた可愛らしい音でした。
カリス
「誰かおならした?」
品崎ハヤト
www
おもわずわらう
少年
「してないよ!?」
「これが鳴ったんだよ」
カリス
「なんだ、そのハートかぁ」
「貸して貸して」
少年
どうぞ、と差し出します。
カリス
ではそれを受け取って、ひっくり返してはプープーと音を鳴らしながら、ケラケラ笑う
品崎ハヤト
「おもしろーい!」
ぷーぷーぷーぷー
少年
「ぼく、行かなきゃ」
カリス
「おもしろーい!」
「え、どこに?」
「何か思い出した?」
少年
「わかんないけど……」
品崎ハヤト
かえしとく
少年
「あっちに行かなきゃいけない気がする」
黒世 新一
「僕もやるぅー」
カリス
「あっち」
そちらを見ます。
何かあるかな
語り手
ごちゃっとした住宅街を抜ける方の道です。
なんだかピカピカしたビルが見えますね。
品崎ハヤト
「カンっていうんでしょ!」
少年
「……わかんない」
カリス
「よし、行ってみよう!」
品崎ハヤト
ぼくしってる
黒世 新一
首飾りを「ププププププ」って鳴らして遊ぶ。
品崎ハヤト
「こっちのほうがまけないぞ!!!」ピッカー
カリス
「途中、いろんな人に聞いてみればいいよ!」
語り手
ここらで一度シーンを切りますよ。
品崎ハヤト
しゃきん

語り手
では、次のシーン。
カリス
完全変身のまま
品崎ハヤト
しないでおこうかなー
語り手
少年との繋がりが生えます。
カリス
また興味かな
品崎ハヤト
興味かな
少年
少年は全員に信用1
品崎ハヤト
やったーしんようされたー

品崎ハヤト
ビル
ゆうがたかー
じゃあかんぜんへんしんで
品崎ハヤト
どろん
カリス
「おっきくなった」
語り手
さて……
黒世 新一
タタタタターと走って行く
語り手
町は夕暮れ。美味しそうなお味噌汁のにおいが漂っています。
品崎ハヤト
スパンコールキラキラ
少年
「ハヤトさん綺麗だねぇ」
品崎ハヤト
「ありがとう!」
※ハヤトは人間形態の時大変派手なスパンコール付きの服を着ています。
黒世 新一
お肉屋さんの前に来たので変化します。
語り手
コロッケ売ってますね。
カリス
「魔法使いみたいな服だね」
品崎ハヤト
「ほんとだー」
黒世 新一
「でしょー」
カリス
「いい匂いでお腹空くね」
品崎ハヤト
「そうだね」
黒世 新一
「カリスが行きたいって言ってたお肉屋さんだよ!」
カリス
「でもボクお金ないよ」
黒世 新一
「僕も持ってない」
品崎ハヤト
「あれ?ビルは?」
カリス
「神社に帰れば魔法の箱からお金とれるけど」
品崎ハヤト
さいせんどろぼうだー!
少年
「あ、ええとね」
「ここのお店の人は、話したらくれるよ」
カリス
「ほんと!?」
黒世 新一
「マジで!?」
品崎ハヤト
「そうなの!?」
カリス
「ステーキください!」
お肉屋さんに
品崎ハヤト
「どんぐりください!」
語り手
「うちは肉屋だよ」とハヤトに。
品崎ハヤト
「いちごください!」
カリス
「そうだよ、ちゃんとどんぐり屋さんに行かなきゃ」
語り手
「あとさすがにステーキは無料ではちょっと無理だよ」
カリス
「じゃぁ、ハムください!」
黒世 新一
「僕は牛タンください!」
品崎ハヤト
「おにくやさん!おにくってなんですか?」
語り手
「……そこ、追求、しちゃう……?」
品崎ハヤト
「しちゃうー」
語り手
「それはねぇ、ゆうやけこやけの世界で言い出すと、とっても怖ーいことになるから……やめとこ?」
語り手
「牛タンはないなあ。ハムならいいよ」
カリス
「すごい街だ……」
品崎ハヤト
きょとんとする
語り手
お店の人は、青い髪の小柄なひとでした。
品崎ハヤト
「にてるー」
カリス
「青い髪……なんか、キミに似てるね」
少年
「似てるかな!?」
カリス
「似てるよー。青い髪だもん」
品崎ハヤト
「そうだね!」
カリス
「ねぇ、お肉屋さん。この子知らないー?」
語り手
「あー、えーと、うん、見たことあるような」
お店の人はハムでコロッケを巻いて渡してくれながら言いました。
カリス
「ハムコロッケ……ミチノリョウイキだ」
「どこの子?」
語り手
「チーズも入れるとオイシイヨ」
品崎ハヤト
チーズをそのままぱくっ
語り手
「えぇと……そうだなぁ、随分前に、山の上で見たような」
品崎ハヤト
「へー」
ころっけはむっ
黒世 新一
「ハムを3枚ください!」
カリス
「山?」
このあたりに山はあるんでしょうか
語り手
言われて、店員が指さす方を見ると、
町から少し外れたところに結構険しい山がそびえています。
カリス
「すんごい岩だらけ」
品崎ハヤト
「おいしーい!!…?なに?」
語り手
「あの山の上に住んでる人も多いから、行ってみなよ。道もちゃんとあるから平気平気」
品崎ハヤト
「やったー!」
黒世 新一
「あの山足ツボマットかよ」
カリス
「覚えてる?」
山を指差しながら、少年に尋ねます
少年
「うーん、見たことある……ような」
カリス
「どっちに行ってみようか。山、行ってみる?」
品崎ハヤト
「いくー!!」いつものみちだ!
黒世 新一
「なんで山の記憶は残ってるの?」
少年
「わかんない……」
品崎ハヤト
「?」
カリス
「ていうか」
コロッケをほぐほぐと食べながら
「街のことも、覚えてたよね。頼んだらお肉くれる、とか」
少年
「あれ?……そういえば」
品崎ハヤト
「そうなの?」
少年
「どうしてだろ」
カリス
「やっぱり、この街に住んでるんじゃない?」
品崎ハヤト
「?」
少年
「行ってみる!」
品崎ハヤト
「じゃあいくぞー!」
黒世 新一
「やめろぉぉぉぉぉ!」
品崎ハヤト
「いえーい」
黒世 新一
「アブナイぞぉぉぉぉぉ!」
カリス
「山、嫌いなの?」
新一にキョトンと聞く。
黒世 新一
「アブナイからヤメロって!クマとかいるぞ!」
少年
「くま……?」
カリス
「クマよりボクのが大きいから、大丈夫だよ」
少年
「くま……?」
品崎ハヤト
「あなぐらにかくれればだいじょうぶ!」
カリス
「クマー」
少年
「うーん、なんか思い出しかけたような」
カリス
「クマがともだちなのかな」
黒世 新一
「そっかこの子記憶喪失なんだっけ」
カリス
「そうだよ。キオクソーシツしちゃった?」
少年
「わかんないや……」
品崎ハヤト
くーま
カリス
「じゃぁ、山に行ったらクマ探してみよう」
黒世 新一
「やめなさいそういうの」
品崎ハヤト
www
少年
「うん、くま探す!」
カリス
「知り合いのクマかもしれないからね」
黒世 新一
「だからヤメロぉぉぉぉ!」
カリス
「間違ってまるのみしないように気をつけなくちゃ」
品崎ハヤト
「しりあいのくま…?」

語り手
さて……
そうやって四人は連れだって、山へと向かうのでありました。
語り手
……以下、次号!
品崎ハヤト
おしまいおしまいー
カリス
お弁当にハムをもう少しもらっていこう
黒世 新一
「ポテトチップスボリボリ」
カリス
「ちょっとちょうだい!」
新一にたかる
品崎ハヤト
「どーぞ」
「あげる」
少年
「僕も食べたい」
品崎ハヤト
「あげる」
黒世 新一
「ごめんもう食べきっちゃった」
カリス
「お腹すいたぞ」
語り手
さっき食べたばかりでしょうに。
品崎ハヤト
ポテチを分配
ぱくっ
カリス
ではハヤトからいただいたポテチを、ざらーっと口に全部流し込む
語り手
おわりおわりー
品崎ハヤト
まねしてざらーっ
語り手
また次回にね!

品崎ハヤト
ポテチ
語り手
それでは貯まった夢を使ってつながりを上げてくださいね
カリス
4しかないので、無理!
語り手
語り手なんて0だもーん
ハヤトさんはだれかのつながりを1上げられますね
カリス
誰かの、というか誰かへの、かな
品崎ハヤト
どうしようかな
カリスのつながりを上げようかなー
対抗1ー>
カリス
毎度ー
黒世 新一
新一からカリスにつながりを1成長させます
カリス
やったぜ
語り手
では、新たにシーンを開きます
品崎ハヤト
はーい

カリス
お時間は?
語り手
あ、今はねー、夕方。
それでは前回までのゆうこや。
迷子? の少年は「だれか」を探しています。
町の人の話によれば、少年を山の上で見たことがある、ということなのでした。
そこで、皆は少年を連れて山を登ってみることにしたのです。
品崎ハヤト
「さっそくれっつごー」
語り手
といったところで登場お願いね。
品崎ハヤト
かんぜんへんしんで
カリス
完全変身
語り手
皆は少年とともに山のふもとへやって来ました。
山のふもと、道はかなり狭いですね。
落石なのか何なのか、道の半分をよくわからない巨大な岩がふさいでいます。
まあでも、通れないって程じゃあないね。
品崎ハヤト
「どんぐりはひろったらむしがでてきたからひろわない!」
カリス
入り口のとこだけだよね?
語り手
そうだね。
品崎ハヤト
「きからとる!」
「いわだー」
カリス
よくわからない、と思ったのはなぜだろう
語り手
割と急な斜面なので、登るのはそこそこ大変そう。
品崎ハヤト
とおりぬけられないかな?いっしゅんへんしんといて
語り手
そこまで狭くはないよ。
一列になれば通れる。
もしかしたらこれ、落石じゃなくて山の一部なのかもしれない。
カリス
「空が泳げたらなぁ」
品崎ハヤト
「およげるの?」
カリス
「前に泳いだことあるよ」
少年
「空泳げるの!?」
品崎ハヤト
「そらおよげるんだー」
少年
「すっごい!」
カリス
「絵本の世界で」
少年
「えほん……?」
品崎ハヤト
「ずこっ」
黒世 新一
「絵本には入れないよ」
カリス
「入れるよ。入ったことあるもん」
少年
「ど、どうやって?」
品崎ハヤト
「へー」
少年
「僕も入りたい!」
品崎ハヤト
「ぼくもー」
黒世 新一
「ほんに入れるわけないだろ?」
カリス
「想い出の絵本があってー」
と、かつての冒険の話しながら、山を登りましょう
黒世 新一
「えー、ほんと?」
品崎ハヤト
「おもしろーい!」
かつての冒険 ゆうやけこやけでやった過去の話。
語り手
足元には小石が転がり、木の枝がはりだしています。
躓かずに上るには、けもの 4で判定を!
品崎ハヤト
ころびそうになる「おっとっと」
けもの4です!
カリス
ではふしぎを1消費して4!
黒世 新一
新一は根性で登る。おもい2消費。
品崎ハヤト
ふつうにとおりぬける
カリス
では想い
語り手
3人は危なげなく登っていきますが、
少年はしょっちゅう転んだり転げ落ちたりしています。
少年
「うわー!」
品崎ハヤト
「だいじょうぶ?」
少年
「うん……いたい」
カリス
「ケガしてない?」
少年
少年の膝にすり傷ができています。
品崎ハヤト
よくきくときつねかいでうわさのぬりぐすり
それをぺたっと
カリス
「水で洗う?」
水鉄砲を取り出す
語り手
じゃあ順番逆にして。
品崎ハヤト
「なにそれー」
語り手
……カリスさんそれ塩水じゃないよね?
カリス
海水の塩分濃度の水がいくらでも出てくる
品崎ハヤト
いたそう
ぎやああああ
カリス
殺菌には良いんだぞ
品崎ハヤト
いたいじゃん
語り手
真水は出ないの?w
カリス
出そうと思えばでてくる
語り手
まあいいけど、最後に洗い流すなら。
カリス
サメは淡水でも生活できるので
品崎ハヤト
「がまんしててね」
少年
少年はぎゅっと目を閉じて傷を洗われています。
品崎ハヤト
ぬりぬり
カリス
ぴしゃぴしや
品崎ハヤト
ぬりぬり
いたそう
少年
たまに眉毛がぴくぴくするのは、やっぱり痛いんでしょうね。
でも、きれいに傷口を洗い終えると、痛みはだいぶおさまったようでした。
品崎ハヤト
そのときにぬりぬり
少年
「ありがとう……」
品崎ハヤト
「よかったー」
少年
「ぼくこんな所通ったのかなぁ」
「覚えてないや……」
品崎ハヤト
カリス
「誰かにおんぶしてもらってたとか?」
品崎ハヤト
「そうかも」
少年
「うーん」
品崎ハヤト
「?」
少年
「そうかも。なんか、誰かがそこの木で葡萄取ってくれたの覚えてる」
品崎ハヤト
「そうなんだー」
カリス
「すっぱそうなブドウ」
黒世 新一
「すっぱくないよ」モグモグ
品崎ハヤト
もぐもぐ
黒世 新一
「食べる?」
品崎ハヤト
「おいしーい!!」
カリス
「皮ごとたべちゃうもんね」
語り手
そんなこんな一時間ほど奮闘して、みんなは山の上につきました。
品崎ハヤト
「じゃあいこう!」
「きれいだー」
カリス
山の上には何がありますか?
語り手
山の上には、広い道があり、その先にはまた大き目の町があるようでした。
品崎ハヤト
「やっほー」よくやまのうえでひとがやってたのをまねして
語り手
すぐ左には巨大なビルが立ち並ぶ都会、
さらに先に進んだところにも少し大きめの町が。
品崎ハヤト
「なんかあるー」
カリス
「ここが町と町の真ん中なんだね」
少年
「あっ、ここなんか見覚えある!」
品崎ハヤト
「おっ」
少年
ちなみに右手には切り立った崖がありますね。
品崎ハヤト
「がけだー」
カリス
「何か思い出した?」
少年
「うーん」
「あっちの奥の町は知ってる」
品崎ハヤト
「そうなの?」
少年
「うん、ぼく、あそこにいた」
「あそこにいて、高いとこで、見てた」
品崎ハヤト
「いってみたらなにかわかるかも」
「おもしろそうだしいってみようよ!」
カリス
奥の町、は都会と反対側?
語り手
都会の横を通ってって感じだから、ちょっと寄ろうと思えばよれるよ。
品崎ハヤト
いってみます
カリス
そっちの町にはぱっと見て高い建物はありますか?
語り手
ガラス張りの高い建物だらけだ
ただ、あんまり人の姿はないかなぁ。
品崎ハヤト
「しってる!すかいつりーっていうんでしょ!」
カリス
都会じゃない方にもビルあるのかー
語り手
都会じゃないほうのは、あるにはあるけど、ビルって感じじゃないね。
木造の方い家、とか、やぐら、とか
比較的高い、といった方が正しいかもしれない。
品崎ハヤト
「すかいつりーだー」
カリス
どのみち行こうと思ってた都会は通り道なのか
「行ってみようか」
品崎ハヤト
「そうだね!」
語り手
時間は過ぎて夜。
品崎ハヤト
「きれいなところー」
語り手
きらきらしたビルが立ち並ぶ都市です。
けれど、そこに人の姿はないみたい。
カリス
町の中にも人はいない?
品崎ハヤト
「はいってみよー!」
語り手
ビルの窓から中をのぞけば、人の姿はあるようだし、物音もするし
普通に賑やかだったりほのぼのとした風景は見えるのだけれど。
カリス
ふんふん匂いを嗅ぐ
品崎ハヤト
「たっのもー」
少年
「ここ、初めてくるな」
カリス
食べ物とか、人の生活の匂いするかな
語り手
においかぁ
カリス
「ここは初めてなんだ?」
語り手
【けもの】 もしくは【へんげ】
3もしくは5
品崎ハヤト
「こんどこそどんぐりうってるかな?」
おもい1つかって5にします
語り手
あ、一応念のため。鐘の音が鳴ってたり骨龍がいたりはしません。
カリス
素で3あります
品崎ハヤト
いやいないじゃん
カリス
【けもの】
品崎ハヤト
いちおういって【けもの】
カリス
骨っこたべてぇ~
語り手
じゃあ、カリスさんは、おいしそうなにおいや生活の匂いは、するにはするけど随分薄いなと感じました。
ハヤトさんは、そんなにおいが希薄であることと同時に、
何か、古い紙のにおいを感じました。
品崎ハヤト
きゅぴーん
くんくん
「あっちにいってみよー!」
カリス
「美味しそうなにおいはするけど、薄味っぽい」
語り手
町の奥へ。
かつかつ、と皆の足音だけが煌びやかで静かな町に響きます。
品崎ハヤト
「なんだろう」
少年
「なんか寒い」
品崎ハヤト
「くんくん」
カリス
かぽかぽとぶかぶかの靴の音をさせながら
「寒い?」
少年
「ここ、どこなんだろ」
カリス
寒いですか?
語り手
肌寒いですね。
凍えちゃうって程ではないけど。
カリス
「ほっきょくかいかな」
品崎ハヤト
「しらないの?」ブルブルはしないとおもう
カゲ
「おや……」
品崎ハヤト
カゲ
「おやおや? 珍しいであるな」
品崎ハヤト
「だれ?」
カゲ
「こんなところにヒトがくるとは」
カリス
「ひといた」
カゲ
「ねこはどこにでもいるものであるよ」
カリス
「ねこはいます」
カゲ
「にゃあ」
品崎ハヤト
どろん
品崎ハヤト
もちろんいっしゅん
カゲ
「おや、狐であるか……そういえばここにはいたのである」
カリス
「猫の人?」
品崎ハヤト
「そうなの?」?
カゲ
「まあ、どうでもいいことであるよ」
黒世 新一
「ねこか」
品崎ハヤト
「…?」
カリス
「ボクはサメのカリス」
カゲ
「ああ、カゲである」
カリス
「溺れちゃうから、化けないよ」
カゲ
「サカナであるか」
「サカナも多いであるなぁ」
品崎ハヤト
「さかなであるよ」
カゲ
「最近よく見かけるのである」
品崎ハヤト
「へー」
カゲ
「ところで、物好きであるな、こんなところに」
品崎ハヤト
「このこのおうちをさがしてるの!」
カリス
「ねぇ、ばあちゃん、ここどこ?」
カゲ
「ここは、カコの街であるよ」
「あまり来る人もおらんであるが」
「廃墟ではないであるな」
品崎ハヤト
「かこのまち?」
カリス
「にわとり?」
黒世 新一
「そりゃケコだ」
品崎ハヤト
「こけこっこー」
カリス
「カコてなに」
カゲ
「ふむ……」
語り手
娘の姿をした老婆はしばらく沈黙しました。
カゲ
「オモイデ、であるかな」
品崎ハヤト
「おもいで?」
カゲ
「ここには昔のオモイデがのこされているのである」
「たまにオモイデが必要で探しに来る人はいるのであるが」
カリス
「重いで……」
品崎ハヤト
「そうなんだー」わからないけどうなずく
少年
「ぼく、思い出がないんだ」
「ここにあるかな、ぼくのオモイデ」
カリス
「まだ小さいもんね」
品崎ハヤト
「あるといいね!」
カゲ
「ムカシというほど古くは見えないであるなぁ」
品崎ハヤト
「ぴかぴかしてる」
少年
「ここにはないのかな?」
品崎ハヤト
「あるとおもうよ!」
「…たぶん?」
「わかんないけど」
カリス
「想い出がらあるのはわかったけど」
「誰の想い出なの?」
「みんなのだったら、全部混ざっちゃったら大変だ」
カゲ
くすくすと笑う。
「案外混ざっているかもしれないであるなぁ」
品崎ハヤト
「まざるの!?」
「そうなの!?」
カゲ
「このままここにいると……」
「オモイデと混ざって誰だかわからなくなるかもしれんであるなぁ……?」
くくく、と脅すように笑います。
品崎ハヤト
「こわいこといわないでよ!」
カゲ
「まあ、冗談はサテおきである」
品崎ハヤト
「ホッ」
カリス
「想い出を探したかったら、どうすればいいの?」
カゲ
「そこの青いのはそんなに古株には見えないであるからして」
「ここでもそんなに深く埋まってはいないと思うのであるよ」
品崎ハヤト
「はやくさがせそう!」
カゲ
「ニオイを辿ってみるといいのである」
少年
「におい??」
品崎ハヤト
「ところで、このにおいはなんだろう」
カリス
「どんなにおい?」
少年の頭のにおいをフンフン嗅ぐ
品崎ハヤト
「くんくん」
「わかんないけどなんかにおう」
カゲ
「にゃあ。その青いのなら」
「何かニオイの強いのを持っているようであるな」
「似たにおいを探してみるといいのであるよ」
品崎ハヤト
「へー」
カリス
どんな匂いだろ
品崎ハヤト
「わかったー!」
語り手
カゲが指したのは、少年が首から下げているお守りでした。
お守りだっけ? ハートのやつ。
カリス
ふんふん嗅ぐ
品崎ハヤト
「おいしいやつ」
語り手
おいしいにおいはしないけど。
お日様みたいな臭いがします。
品崎ハヤト
まだごかいしているきつねであった
カリス
「……おふとん?」
品崎ハヤト
けもの!
語り手
ああ、お布団のにおいにもにてる。
さて、では再度 けもの・へんげ・こども いずれかで判定を。
カリス
目標値は?
品崎ハヤト
4!
語り手
目標値は、5
カリス
けもので5
品崎ハヤト
おもいをつかう!
1しょうひだ!
品崎ハヤト
おいしいにおいはしないのか
きれいなにおいだなとおもってそう
語り手
ではふたりは、首飾りと似たにおいを辿って
とある小さなビルの、扉の前にたどり着きました。
カリス
お日様のにおいを探して
品崎ハヤト
「くんくん」
「むっ」
カリス
「お日様ビルだ」
「おふとんビルでもいい」
品崎ハヤト
「わー!」
少年
「ここ?」
語り手
とびらは閉ざされていますが、扉の隙間から光が漏れています。
カリス
扉に隙間ということは、自動ドアとかじゃないのか
品崎ハヤト
「はいれるかな?」
語り手
ドアノブがありますよ。
品崎ハヤト
きにせずからだをおしつける
品崎ハヤト
おしつける
ずむっ
カリス
その建物は高いですか
語り手
ちっちゃい。せいぜい3階建て。
ビル、というにはかなり小ぶり。
品崎ハヤト
「ここだけちっちゃい」
カリス
「そんなに高くないねぇ」
品崎ハヤト
「おひさまだー」
少年
「ぼく、ここは知らないけど」
カリス
「でも、同じ匂いするもんね」
少年
では、少年はドアノブに手をかけます。
がちゃり。重い音がして扉が開きます。
品崎ハヤト
「うわっ」こける
語り手
唐突に、声がしました。
品崎ハヤト
「なに?」
語り手
『寝ちゃったかな?』
『きっと見たら喜ぶと思うよ』
カリス
「起きてるよ!」
品崎ハヤト
「なんだろう」
語り手
『青いクマさんだから』
『あおくまさんだね』
品崎ハヤト
きこうしゅぷーさん
てってれー
カリス
「違うよ、ボクはあおさめだよ」
品崎ハヤト
「ぼくはあおくないよ!」
語り手
ちっちゃな手が、水色の小さなくまを抱えています。
カリス
何かそういう光景が見えるわけですね
語り手
そうそう
小さなちいさなクマのぬいぐるみは、ある時はベッドの中に、ある時はカバンの中に、
あるときは机の上に……
ちいさな男の子が育ってゆくにつれ、居場所を変えてゆくのでした。
品崎ハヤト
はやとにいたってはあおいろじゃない
少年
「ああ、そうかぁ」
「思い出した」
品崎ハヤト
「うごいた!」
カリス
「あおくま?」
少年を指差す
語り手
気が付くと光は消えて、そこには閉ざされた扉の前に立ちすくむ少年がいるばかり。
品崎ハヤト
「いやどうみてもちがうでしょ」
少年
「ううん」
「ぼく、あおくま っていうんだよ」
品崎ハヤト
「あおくまなの!?」
少年
「たこ焼きの修行もしたことあるんだよ」
品崎ハヤト
「たこやき?」
カリス
「すごい」
品崎ハヤト
「たこやきってなに?」
少年
「たこ焼きはねぇ、丸くておいしい」
カリス
「おなかのとこに、ハートマークあったもんね」
首飾りを指差す
少年
「うん」
「帰ったら作ってあげるよ」
品崎ハヤト
「たべたーい!」
「はーとまーくだー!」
あおくま
「ぼく、帰らなきゃ」
品崎ハヤト
「かえるの?」
カリス
「そうだね、さっきの子が待ってるかも」
あおくま
「おにいちゃんが心配してると思うから」
品崎ハヤト
「おにいちゃんってだれ?」
あおくま
「にゃんみけくん!」
品崎ハヤト
「そうなんだー」
あおくま
「ここ、入っちゃだめだよって言われてるところだ」
「帰らなきゃ」
品崎ハヤト
「けっきょくこのまちはなんだったんだろう」
カリス
「そうなの?」
品崎ハヤト
「そうだね!」
カゲ
「だからぁ、カコの街であるよ」
ふいっといなくなる。
カリス
「ばあちゃん溶けた」
品崎ハヤト
「かこってなにーーー!?」
語り手
といったところで、シーンが閉じます。
カリス
「ボクたちも溶けちゃう前に帰ろ!」
品崎ハヤト
「そっそうだね!」
※実はこのシナリオ、自宅を舞台にしたお話で、少年はハヤトの中のヒトが1歳の頃に貰って以来大事にしているクマのぬいぐるみ(名前はあおくまくん)だったのでした。
掌サイズで、お腹にハートマークがついていて、押すとプップと鳴きます。

スタート地点のサメマンションは、お父さんのサメぬいぐるみコレクションが飾られたスチールラック、
肉屋さんは台所近くの物入れ…と、黒世 新一のなかのヒトの小鮫のぬいぐるみ、
切り立った山の道は、入り口に学校の道具なんかが積まれちゃってて半分塞がってる階段、
カコの町は書庫でした。
今向かっているのは子供の寝室なのです。

ちなみにあおくまくんはたこやき屋さんに忘れ去られて、翌日日回収されたことがあるのです。

語り手
つながり強化たーいむ
品崎ハヤト
あげられないなー
カリス
あおくまに+1
品崎ハヤト
1こたりない
どうしよう
品崎ハヤト
なんと!あおくまはあやかしだった!?
なぬ!?
語り手
それでは

語り手
時間は夜。
品崎ハヤト
HAI
よるならへんしんなしでいく
語り手
では、本日はこの辺で。
品崎ハヤト
GO!
語り手
お疲れ様でございました。
品崎ハヤト
おわり!
カリス
お疲れ様ー
品崎ハヤト
チャンチャン🎶

品崎ハヤト
「あっぷぐれーどってゆうのをしてふくがきれるようになったー!」
品崎ハヤト
てってれー
カゲ
イチゴであるな
このあたり穴だらけである……
品崎ハヤト
(´~`)モグモグ「いるー?」
「おいしいよ!」
カゲ
折角なのでひとついただくのである。
品崎ハヤト
「てってれー」言いながらとりだす
「あげる!」
カゲ
ひょいぱく
美味しいである
品崎ハヤト
「おいしいでしょー」
「もっともってこよっと!」
「もってきたよー!」
1つ落としてしまう「あっ」
口でナイスキャッチしてそのままぱくっ「おいしい!」
(´~`)モグモグ
語り手
猫はイチゴを一つ咥えて一礼すると、スッと影に溶けるように姿を消す。
ねこはいました(過去形)。
品崎ハヤト
「あれ?」
「いない!」
「おちちゃったのかな?」のぞきこんで

ヴェロニカ
ここか
無銘の刀
ここだ
品崎ハヤト
テクスチャを追加したぜ!
カゲ
久しぶりすぎてお話を忘れてしまった皆のために、解説してやるのであるよ。
品崎ハヤト
頭にしっかり入ってるぜ!
黒世 新一
わ、忘れてないッスけどォ!?
カゲ
迷子の男の子の名前と記憶を取り戻してみたら、青いクマだったのであるよ。
品崎ハヤト
あおくまだったなー
ヴェロニカ
あおくま
カリス
あおくま
カゲ
あとは山の上の町に送っていってやれば、ミッション・コンプリートなのである。
品崎ハヤト
よし!
黒世 新一
今春だよ!?
違ったかナー
品崎ハヤト
go!

語り手
そんなわけで……
四人は『カコの町』を出て、道を歩いているのでありました。
黒世 新一
「カコの町ってなんか中毒性あるな」
品崎ハヤト
ある?
語り手
ないとおもう。
品崎ハヤト
語り手が落ちたー
語り手
ぽろり
ココフォリアでは落ちたのはバレないので、言及しないでいただければ無かったことになるのですよ?
品崎ハヤト
いう!
カリス
カコってなに?
語り手
クコの実なら知ってる。
それはさておき、道にはタイルが敷き詰められていて、歩きやすいので、そんなにかからずに町に到着しそうですね。
品崎ハヤト
「さむーい」
語り手
というわけで、皆様。
登場して下さいね☆
黒世 新一
☆ じゃねーよ
品崎ハヤト
とうじょう!あっ変身しないできつねの姿でお願いします
カリス
時間は?
品崎ハヤト
よるだ!
語り手
時間はよる。
黒世 新一
半変身
カリス
「夜って、なんか眠くなるよねー……ZZZ」
サメカリス
ではふしぎから4、使って半変身
品崎ハヤト
「z-」
「かみのけのいろかわった!」
サメカリス
「なんだぁ、てめぇら」
「丸々と旨そうな狐が二匹、晩飯かぁ?」
黒世 新一
「てめえらとはなんだ!」
「!」
品崎ハヤト
「たべないでね?」
サメカリス
「そいつはお前らの心掛け次第だ」
あおくま
「えっ、なんで怖いこと言うの?」
品崎ハヤト
「むむむ」
語り手
なんと、送って平和に終わりかと思いきや、サメカリスあらわる!!
彼女を何とか誤魔化して丸め込まないと面倒なことになりそうだ!
※カリスはサメ。サメは右脳と左脳が交互に起きている生き物だそうです。
カリスは右脳と左脳の人格が違うので、二重人格のようになっており、眠るたび切り替わるのです。
サメカリス
「お前はチビで食いでが無さそうだな……」
あおくまに。
あおくま
「や、やめてよぉ、にゃんみけくんに会えなくなっちゃうよォ」
品崎ハヤト
《かくれみの》をつかいます!
黒世 新一
「どうしたら終わる? 肩に乗ってるキツネ食わせたら終わる?」
語り手
お前はどっかの無銘か。
サメカリス
「にゃんみけだと?……何か聞いたことある名前だな」
語り手
《かくれみの》だね。ではハヤトの姿がふっと消えました。
ハヤト君のかくれるちからは6です。
品崎ハヤト
だっ(走る音)
あおくま
「うわぁ、置いてかないでぇ」
サメカリス
「野郎、逃げやがった」
黒世 新一
「(寝るのは得意だ!)スヤスヤ」
サメカリス
「おい、お前」
あおくまの襟首をむんずと捕まえる
あおくま
「はいぃ!?」
サメカリス
「お前、置いてかないで、っつったな?てことは、行き先知ってんだろ?」
品崎ハヤト
としながらあなにすぽっと
サメカリス
「オレ様を連れてけ。そしたら食わないでやる」
あおくま
「え? えっと……?」
黒世 新一
スヤスヤ
品崎ハヤト
じゃあイチゴを食べながらそっとついていきます
あおくま
「(ボクが行きたいのはあっちの町なんだけど……ハヤトさんがドコ行ったかなんてわかんないよぉ)」
品崎ハヤト
テッテレー
黒世 新一
パチーン!(覚醒した)
「そこに誰かいるぞ!」
品崎ハヤト
しかたないのでときます
「にんにん!」
サメカリス
「出てきやがったな」
あおくま
「たすけてぇぇ」
黒世 新一
「そうだったこいついるんだった!」
「おいてめぇ何しやがんだ!」って顔面ぶん殴りに
語り手
いくの?
黒世 新一
うん
品崎ハヤト
一生懸命あおくまをひっぱります
サメカリス
では、
カリスのお腹に、ぴっと切れ込みが走り、そこからがば、と、大きく裂けます
品崎ハヤト
!??
あおくま
「きゃああああ」
サメカリス
トゲトゲの歯が並んだその断面は大きく開き、新一くんをぱっくりと丸呑みしてしまいます
《丸呑み》使用
品崎ハヤト
「おばけだー!」
黒世 新一
「わーすごー」
語り手
食べられました。
品崎ハヤト
「だいじょうぶなの!?」
語り手
黒世君はびっくり はしなかったけどふつーに捕まりました。
黒世 新一
オラオララッシュする。
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
品崎ハヤト
じゃあ苦い木の実をかりすにたべさせます
「しんいちくんをかえして!」
語り手
黒世くんケモノで負けてるなー。
カリスの腹の中でポコポコポコポコ
ハヤトくんは苦い実を食わせようとしています。
双方何か能力使う?
品崎ハヤト
ふははこっちのほうがかってるからねじこませる!(【けもの】
(カリスを起きさせるために)
あおくま
「もー、こんなんじゃにゃんみけくんに会えないよぅ」
「わーん」
品崎ハヤト
「てーい!」なげます★
語り手
投げるんならなんか能力か方法か、説得力が欲しいところだね☆
品崎ハヤト
そのなげたので気を散らせてねじ込ませる
サメカリス
「おーおー、イキが良い飯だぜ」
大きく膨れ上がったお腹をさすりつつ
「それで、チビ」
あおくま
「ハヒ」
サメカリス
「そのにゃんみけとやらは、どこにいやがるんだ」
あおくま
「え、ええと、たぶん、あっち……」
向かっていた町の方を指さします。
サメカリス
「なるほど。そんじゃ行こうぜ」
あおくま
「降ろして下さい……」
サメカリス
「おぅ。逃げんなよ」
語り手
ところでカリスさん、お腹の中からは延々ポコポコという衝撃、外では何やらちょろちょろしたり口に手をかけたり、なんか食わせようとしてくる狐がおりますが。
品崎ハヤト
「えいっ」
サメカリス
「うっとおしいな、お前らは!」
品崎ハヤト
「しんいちくんをかえせー」
ぐいぐい
サメカリス
「ちっ」
舌打ちして、もう一度お腹を開いて、新一をでろーんと吐き出す
品崎ハヤト
そこにいれます
黒世 新一
げー
語り手
ハヤトがなんか苦い木の実を投げ込んできました。
サメカリス
なんで、わざわざw
語り手
わからん。
品崎ハヤト
www
黒世 新一
wじゃねーよ
品崎ハヤト
これでカリスが戻るという寸法だ!(はやとはきずいてない)
語り手
このドタバタまだ続けたいですか?
品崎ハヤト
だいじょうぶだ!これでおわる!(’A’)d
サメカリス
お腹に味覚は
choice ある ない (choice ある ない) > ない
品崎ハヤト
ある!
たぶん…
語り手
choice[ちゃんと終わる,ぐだぐだで終わる] (choice[ちゃんと終わる,ぐだぐだで終わる]) > ぐだぐだで終わる
サメカリス
では、ねじ込んだハヤトの腕ごとばくんと閉じて、
品崎ハヤト
「いたいいたい!」
サメカリス
中で木の実をごりごり噛み砕く
手はねろねろと中で舐め回される
品崎ハヤト
「😱」
あおくま
「……や」
「やめてえぇ」
語り手
と、そんなこんなでぐちゃぐちゃになりましたとさ。
それから随分と時間が過ぎて。
品崎ハヤト
「うわーべとべと」
語り手
ねっとねとになった三人と、なんか色々食わされたカリス。
四人とも疲れてしまいました。
あおくま
「早く帰らないと、また帰れなくなっちゃうよぅ」
サメカリス
「なるほどな、それでそのチビを連れてってやろうってのか」
事情聞いた
品崎ハヤト
「そうなの!」
あおくま
「早く帰らなきゃ、みんな起きちゃう」
サメカリス
「そうなら最初からそう言えよ」
あおくま
「だっていきなり喧嘩するんだもん……」
ションボリします。
黒世 新一
110えんでなんか買いたい。
サメカリス
「売られた喧嘩は買うもんだ」
品崎ハヤト
「1えんっていうのはもってるー」
あおくま
「けんかって売れるのか……」
品崎ハヤト
「しってる!けんかっていういちごだよ!」
サメカリス
夜はそろそろ明けそう?
語り手
そうですね、随分ドタバタしていましたから
サメカリス
「そらが明るくなってきたな」
語り手
お日様はまだ昇っていませんが、カラスの声は聞こえてきています。
白んでますね。
サメカリス
「急いだほうが良いんじゃねぇか?」
品崎ハヤト
「そうだね!」
あおくま
「にゃんみけくん早起きだから、早く行かないと」
じゃあ慌てて走り出します。
品崎ハヤト
追いかけてゆきます
黒世 新一
「棒人間って子と
明日体育館裏で待ち合わせなんだ。でも寝坊だから大丈夫だな!」
品崎ハヤト
体育館裏,,,
※【棒人間】は黒世 新一くんの中のヒトです。
語り手
では町に到着。
左手にとても高いビル、右手には樹海が広がっています。
その奥には高い高い遺跡が見えますね。
サメカリス
「どこが行き先なんだ?」
あおくま
「こっち!!」
と左のビルを指します。
サメカリス
「よしきた」
語り手
ビルには入り口はありますが、外階段もありますね。
なかなか急な角度で。
品崎ハヤト
すたたっ
黒世 新一
てっぽてっぽ登る
サメカリス
「中からも行けんのか」
あおくま
「うーん、よくわかんないや」
サメカリス
中を覗き込んでみる
品崎ハヤト
じー
語り手
ぐっちゃぐちゃになった布の海が見えますな!
中には積み上がった紙の山が。
サメカリス
「なんだこりゃ」
「散らかり放題じゃねぇか」
※棒人間くんのベッドは本と玩具まみれだ!
品崎ハヤト
ばっしゃーん
ぬののうみにはいります
語り手
そして、
「だーれー?」
サメカリス
「あん?」
「誰だ?」
語り手
モソモソと海の中から男の子の声がしました。
「ここのばんにんだよ-」
「いまのところ」
「カメたんてゆーんだよ」
サメカリス
「おぅ、番人か」
語り手
「……あれ? おねーさん会ったことある?」
モソモソ、布の海から顔を出したのはモコモコしたカメでした。
目がまん丸です。
「うーん、まあいいかー」
サメカリス
「……そういや、手前どっかで見たようなツラだな」
語り手
「ともかく、ここはいったらだめだよー。棒人間くん起きちゃうからー」
品崎ハヤト
説明します
サメカリス
「上まで行きてーんだけど、通れるか?」
語り手
「だめだってばー
「ここからは行けないよー」
「うえに行くなら、そとのかいだんを使ってねー」
サメカリス
「なんだ、そうか」
「邪魔したな」
黒世 新一
扉を開けてがらっとカメたんがいる1-1の教室に入ります!
語り手
というわけで黒世くんは棒人間ベッドにインしました。
下の階から「フゴフビ」と鼻を鳴らす音が聞こえます
※リアル棒人間君がそんなことやってたらしい。
あおくま
「階段登らないと行けないんだね」
語り手
よじよじ階段登ります。
品崎ハヤト
「てーい!」じゃんぷします
サメカリス
「結構急だな」
語り手
けもので判定したまえ!
品崎ハヤト
4だ!
語り手
2だと滑りまくります。4なら楽勝。6だとくま背負っても楽勝!!
サメカリス
想い2使って、6
品崎ハヤト
おもいつかって6にします。そしてあおくまをしょっていきます
あおくま
「あ、ありがとう!」
品崎ハヤト
「よいしょ」
語り手
カリスはスイスイと階段を泳ぐように登ります。
ハヤトはあおくまくんを背負ってスイスイ登ります。
黒世君は棒人間くんと一緒に遊ぼうとしてカメたんに怒られました。
品崎ハヤト
(*A*)💤すこしすやーとしながらのぼっていきます
語り手
後から黒世くんも登ってきました。
品崎ハヤト
「はやくはやくー」
あおくま
「眠くなってきたぁ……」
品崎ハヤト
「おちちゃうからしっかりつかまっててね!」
あおくま
「はい!}
サメカリス
「あと少しだぜー」
あおくま
「うん!」
品崎ハヤト
うしろにのっているあおくまを
ぱしっとつかんでのぼります
あおくま
背中にぎゅっと捕まります。
「あっ、頂上だ!」
品崎ハヤト
「いえーい!!!」(’v’)v
あおくま
「わーーい!」
「ありがとう!」
語り手
よじ登った先に見えたのは、屋上の屋根。
先ほどと同じ布の海が見えました。
サメカリス
「おぅ」
語り手
そして、向こう側から明るい光が差し込んできています。
朝ですねー。
サメカリス
「おっと、やべぇ」
あおくま
「みんな、ありがとう!」
「やっと帰れたよ!」
品崎ハヤト
「どういたしまして!」
サメカリス
「もぅ迷子になんじゃねぇぞ」
あおくま
「うん!!」
「また会おうね、みんな! また遊んでね!」
品崎ハヤト
「うん!」
あおくま
「ばいばーい!」
叫んで、元気に手を振って、少年は海の中を走って行きました。
品崎ハヤト
ばっしゃばっしゃ
サメカリス
「さて、と」
暫く手を振ってから
「んじゃ、オレ様も帰るわ」
品崎ハヤト
「たぶんながやのところだよねさいしょにきたところ」
サメカリス
「長屋、か」
品崎ハヤト
「じゃあかえろう!」しんいちくんをむいて
サメカリス
「そういや、そうだっけか」
黒世 新一
「じゃーねー」
って言って、窓開けて、網戸突き破って-
電線に掴まって
ちょっと痺れるなーって言いながら
語り手
落ちていきました。
語り手
びりびり。
品崎ハヤト
「いっちゃった…」

サメカリス
では、長屋に帰ります
語り手
ピコピコピコピコ
変わった声の鳥が鳴いています。
サメカリス
「おっと、いけねぇ。急がにゃ」
品崎ハヤト
ながやのところにいってみます
語り手
ふたりは急いで山を下り、長屋の所まで戻ってきました。
長屋は静まりかえっています。もうみんなねむってしまったのかもしれません。
品崎ハヤト
「じゃあまたねー!」
サメカリス
「おかえりー」
「遠くまでお出かけだったね」
「どこ行ってたの」
「重たい」
「今度はボクが上だよ」
「あれ?また増えた?」
夜も寝ないサメたちの声に出迎えられて
語り手
にぎやかだった。
サメカリス
「うるせぇな。疲れたから、俺はもう寝る」
品崎ハヤト
なかには「わんわんわんわん」などのこえが
「ぴかちゅううううう」などのこえとか
サメカリス
「なんか、日毎に増えてねぇか?ここの連中」
語り手
ソウデスネ
サメカリス
「さっき馬いたぞ」
語り手
いつだって入居受付中です。部屋無いけど。
「いれてー」ってつぎつぎ来るんだよねー。
サメカリス
「今度、大家に言ってガラクタどけて部屋増やしてもらわねぇ……と……zzz」
※カリスはリアルでおとーさんが持っているぬいぐるみがモデルなのでした。
おとーさんの趣味はUFOキャッチャーで鮫漁。
品崎ハヤト
近くのコンビニにはいります
語り手
ハヤトがコンビニに入ろうと扉を開けると……
品崎ハヤト
がちゃり
語り手
ぱぁっと虹色の光が視界を包みます。
そして、気がついたら……
いつもの自分の家の前に立っていました。
ちなみに目を回した黒世くんも倒れてました。
南無。
黒世 新一
「いやそーじゃなくって、やねにのぼって」
品崎ハヤト
じゃあ穴にそのままはいります
語り手
寝言を言っている黒世君はさらっと放置されました。
品崎ハヤト
ちゃんちゃん★
黒世 新一
「ウヒェヒェ」
ちゃんちやん
語り手
おしまい。
めっちゃ伸びた。
カリス
お疲れ様でした!
語り手
ありがとうございました。
「まいご」でした。

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。