波照間 紅
ムリハイカン
高瀬川の和樹
間違えた こんばんは
シャーリー
🦐{散ッ!!!)
風馬
まにあい!
シャーリー
これがエビチリですよ。
こんばんは
GM
こんばんはみなさま
シロ
わんわんこんばんわ
風馬
コココんばんは
高瀬川の和樹
こんばんはSANチェック

語り手
さてさてさて
一方こちらはコンポンウサコケスネブックチーム
風馬
なげえ!
シャーリー
なっが!?
高瀬川の和樹
長い長い
シャーリー
ツバメは!?
シロ
あっ
風馬
あっ
高瀬川の和樹
コンポンウサコケスネツバブックチーム?
語り手
空を見上げてごらん
燕はそこに
シロ
こんな寒空に飛んだら凍えちゃうよぅ
シャーリー
夜の星じゃねぇんだぞ!?
ささやかな幸せを願ってますけど!

語り手
そんなこんな、絵本を抱えてニコニコと戻っていると
前方の廊下の先から、悲鳴が聞こえてきました
風馬
「ゆりの声か?どうした?」走る
シャーリー
「どうかしました……?」
語り手
ツクハ、ツヅミ、ニハルも、はっと顔を見合わせると駆け出しました
シャーリー
走ろうねぇ。
シロ
走る!!
語り手
保健室へと辿り着き、中へと駆け込むと
そこには、片腕を押さえた和樹の姿が
高瀬川の和樹
「……」片腕を押さえ、じっと俯く。
風馬
「和樹!」
高瀬川の和樹
「あァ……、戻ったか。全員、いるか」その声はいつになく重く、打ちひしがれて枯れていた。
語り手
その腕は、なんとも不思議なことに、途中のところから墨で書いた『腕』『手』という文字になってしまっておりました
風馬
駆け寄って
「どうした?けがか?」
シロ
「わ!? なに!?」
風馬
「なんだ……これ」
シロ
「どうなってるの?」
ニハル
「ヒィ」
高瀬川の和樹
「すまんな、ツクハ……。俺ァ、お前の言う通り、悠長だったのかもしれん」
シャーリー
「……ひっ」
ツクハ
「これは……淡雪にやられたな。来たのか、彼奴が」
高瀬川の和樹
「あぁ、来たよ。来やがった」
シロ
「えっ……あーちゃんが?」
風馬
「あわゆきが? でも……」
高瀬川の和樹
「ゆりは、奴にやられた」
シロ
「な、なんで?」
風馬
「やられたって、なんだ、ゆりはどこだ?」
ツヅミ
「ふぇぇ」
シロ
「だって、くさとかくれたり、ねかせてくれたり」
「なんで!?」
高瀬川の和樹
「……いねぇよ。吸われちまった」
風馬
「いない……?」
高瀬川の和樹
「……間に合わなかった。守れんかった」
ちびきつねさま
「なんという……」
高瀬川の和樹
「クソ」
「……クソッ」
風馬
「あわゆきが、つれていったのか?」
シャーリー
「そんな……」
シロ
「ゆーちゃん……」
高瀬川の和樹
「あぁそうだ。墨に変えられて吸い込まれちまった」
風馬
「そんなのだめだ!」
ツクハ
「これで知れたろう。彼奴はもはや正気ではない」
高瀬川の和樹
「……」
シロ
自分の手を見て、ゾッとする。
やだこわい。あれぜんぶにんげんとか、もののけだったんだ。
風馬
「だめだ!」部屋を飛び出すよ!
シロ
「少し流しちゃった……」
オロオロ
ちびきつねさま
「風馬!」
ちびぎつねさまが追いかけます
シャーリー
「こわい……」ぴぃ……。
高瀬川の和樹
「……」
シャーリー
シロちゃんをぎゅっとしますねぇ。
シロ
「あ、あーちゃんちのツボに、ゆーちゃんもはいっちゃったのかな」
シャーリー
小さい命、守りたい。
ツクハ
「おい!何をする気だ!」
ツクハも追いかけます
風馬
真っすぐ正門に向かって走る
シロ
じゃあシャーリーにしがみついてプルプル震えてる。
語り手
いつしか、自分達がここまでやってきた時の道も白く埋め尽くされた校庭を
苦労して風馬がかき分けかき分け、正門へと向かいます
そして、ようやく門の前、というところで
ちびきつねさま
「お待ち、風馬」
いつの間に追い抜いたのか、門の柱の片方の上に、ちびぎつねさまがいました
風馬
「きつね、あわゆきのところにいかないと」
ちびきつねさま
「行って、どうしようというんだね?」
シロ
静かな雪景色の中に、凛とした声とともに鈴の音が聞こえそう。
かっこいい。
高瀬川の和樹
わかる
シャーリー
わかりみ

風馬
「ゆりを、かえしてもらう」
ちびきつねさま
「それは、きっと、ならないだろう」
風馬
「なんでだ!」
ちびきつねさま
「あの文字神が、そうせねばならぬと決めているからだ」
風馬
「もじがみ。あわゆきが、きめてもオレたちは困る!」
ちびきつねさま
「お聞き、風馬」
風馬
「きつね……」
ちびきつねさま
吠える風馬に、しかしちびぎつねさまは静かに言いました
「ようよう思い出してごらん」
「昨日の夜を。今日の朝を」
風馬
「でも、あわゆきは……」
ちびきつねさま
「あの淡雪という娘が、気が触れているように見えたかい」
シャーリー
見えない!
高瀬川の和樹
わからんよ普通に喋れるタイプのSAN0かもしれん
シロ
ジャーム的な。
シャーリー
私はPL。そしてこれはメタ視点で発狂ではないと思うんだよなぁ。
シロ
それはそう。だけどPCたちにそれを知るすべは今のところない。
シャーリー
PCがどう思ってるかはわっかんね☆
シロ
だけど、シロはそんな裏の裏読まない。
シャーリー
でも変な人……?恐ろしい人……!とは思ってるかも。
シロ
優しかったけどこわい。

風馬
「あわゆきは、元気だった」
ちびきつねさま
「そう」
頷きます
「あの娘は、雪で往生していた私たちを、暖かな家へ迎え入れてくれた」
風馬
「それなら!」
ちびきつねさま
「そして、いくつもの気遣い心遣い」
「優しいあの娘なら、聞き届けてくれる、と?」
「いうのかい?」
風馬
「ゆりがいないと困る、あわゆきだってわかってくれるんじゃないのか」
高瀬川の和樹
こういうゴネ倒す立ち位置とてもいいと思う
シャーリー
わかる
ちびきつねさま
「いいや、ならないだろうね」
もう一度、ちびぎつねさまは言いました
風馬
「なんでだ……」
ちびきつねさま
「いいかい、風馬」
「あれだけの気立ての娘が、しかし断固辞さぬと『そう』しているのだ」
風馬
「きつねだって、ゆりがいないと困る、そうだろ」
ちびきつねさま
「困るとも。困るし、悲しいし、寂しいとも」
風馬
「それなら、きつねなら、あわゆきにわかってもらえるんじゃないのか。きつねなら、むずかしい話も、できるんじゃないのか」
ちびきつねさま
「風馬、よくお聞き」
「あの娘が、そうせねばならぬ、と決めている。知っているのだ。だから、あの娘はそうする」
風馬
「なんで……」
ちびきつねさま
「それを知らずに我を通そうとしても、届きは住まいよ」
「そうだよ、風馬。なんで、だ」
「そうさせている何某を知らねば、私たちはいずれただ墨とされてしまうだけだろうね」
高瀬川の和樹
「……そうだ。話しとかにゃあ、ならん」
引きずるように雪を踏み。ひどく大儀な足取りで、その後ろから歩いてくる。
途切れた片腕から墨を垂らしながら。
シャーリー
「……?」
ちびきつねさま
「和樹」
そちらを見やる。
シロ
トボトボついていく。
ちびきつねさま
「何があったのだい。聞かせておくれ」
語り手
みんなの後ろから、ツクハたちもやってきます
シャーリー
「私も……聞きたいです……」小首をかしげながら。
風馬
シャーリーが首をかしげるととても小鳥っぽい
シャーリー
いえいいえい(?)
高瀬川の和樹
重たげな口調で、少しずつ何があったのかを話す。
糸のこと。ゆりが語りかけた見知らぬ記憶のこと。淡雪がやってきたこと。

退け、との言葉。
ゆりを墨に溶かしたくだりを話すあたりで、その口調はいっそう重くなった。
「……ありゃあ、訳がある。そういう面ァしてやがった。害意じゃあない。悪意じゃあない。ただ、訳だ」
シロ
建物に戻って話そうよさむいよ
高瀬川の和樹
そりゃそうなんだよな
シャーリー
寒い空気が肺にきたそうでこほっと軽く咳こむ。
シロ
「ワケ?」
高瀬川の和樹
軋むような、敵意と後悔に掠れるような声で、そう吐く。
シャーリー
「……」こほこほ。
シャーリー
入りやすいように咳こんでおきました(?)
シロ
b
ニハル
「おんなじだぁぁ……」
ニハルが雪の中、小刻みに震えています
ツヅミ
「うう……」
喉の奥を鳴らすツヅミ
高瀬川の和樹
「あァ。狐じゃねぇが、そうせにゃあならん。好きでやってる訳じゃあない。ただ、そうせにゃあならんから、そうする。そんな面ァしてやがった」
ちびきつねさま
「ありがとう、和樹。よく話してくれたね」
「私たちは、知らなすぎる」
「さぁ、頭は充分に冷えたろう。暖かい部屋へと戻って、頭を捻るとしようか」
高瀬川の和樹
「構わんよ。……訳だ。訳を、解して、解かにゃあならん。それだけが糸口になる。……真っ向から殴りかかって、勝てる相手じゃァない」
「それだけが、」
隙になる。そう言った和樹の眼がぎらりと光った。
シロ
「でも、ちょくせつきいても、おしえてくれないかなぁ」
「ほかにしってそうなヤツ、いないのか?」
歩きながら話すからね!
シャーリー
けほ、と軽く咳をしてこくりと頷く。
高瀬川の和樹
ナイス咳き込み
高瀬川の和樹
「他にか。とはいえ、他に話せる奴なんて……、あァ、悪ィな。冷えたろう」
シャーリー
「いえ……でもなんか喉がおかしいです……」
風馬
暫く校門の外に目をやったまま動かない
高瀬川の和樹
「風馬。冷えんぜ」
シロ
「ふーちゃん、かえろうよ」
シャーリー
「……帰りましょう」
風馬
皮膚が張り付いて裂けるのも構わずに
冷たい黒い鉄柵に手をかけて、叫ぶ。
「ゆりーーー!」
ツクハ
「……戻るぞ」
シロ
変身解いてしーちゃんにくっつく。
シャーリー
「わ……!ふふ……ありがとうございます」シロちゃんに。
シロ
(いつもだっこしてくれるからな!!)
シャーリー
抱き上げてもふもふしてる。シロちゃんとくっついてるところはほんの少し暖かい。
語り手
建物へとみんなが戻る中
ちびきつねさま
最後まで残っていた風馬に、
「風馬」
ちびぎつねさまが声をかけます
「私もだよ」
「かような理不尽、赦せるものか」
風馬
「………」とぼとぼみんなについていく
何か言おうとして、けほっと咳をひとつだけ
ちびきつねさま
静かに語っていたちびぎつねさまからは、風馬がこれまでに見たことのないほどの怒っている様が見て取れました
風馬
それに気づいたら俯いて建物に入ります
高瀬川の和樹
きつねさま地味にめっちゃ怒ってる
シャーリー
語り手の夢どこに投げれば!?
シロ
いちばんうえのひと
語り手
[ 語り手 ] ゆめ : 11 → 12
シャーリー
あ、スクロールしてたみたいで風馬くんが一番上になってた。

語り手
ここで、一度シーンを切ります
シャーリー
はーい
語り手
繋がり強化しましょう
高瀬川の和樹
はーい
ゆめが足りないので今回はなにもしません
風馬
きつねゆりとつづりを2→3に!
高瀬川の和樹
これはいいストーブ
シャーリー
あ、どうぶつの森で見るタイプのストーブ。
シロ
きーちゃん、しーちゃんのつよさを3に
いじょーーーーー
風馬
つづりは2やったわ
シャーリー
じゃあこちらはシロちゃんと風馬くんを3に。
語り手
ゆり&きつね様から
風馬と和樹を2→3に
シャーリー
10点消費。
高瀬川の和樹
わーいありがとうございます キャラシ更新OK
語り手
あ、和樹は1→2だ、失礼
高瀬川の和樹
あれ? 1だったっけ?
語り手
1チップでしたぞ?
高瀬川の和樹
ならたぶんキャラシの方の更新ミスですな、失礼した
超! ミステイキンッ!
語り手
いえいえ!

語り手
シーンを再開します
現在時間は夕方のまま
でっけぇシャーリー
シャーリー
やっべばれた!
高瀬川の和樹
では、相変わらずもののけしかいないゾーンなので、変身なしで登場します。
シロ
ひとまず変身なし
シャーリー
とりあえず半分変身でおもいを2消費。
人間の身体じゃないとシロちゃんもふれない故。
風馬
完全変身!
高瀬川の和樹
真の姿だと人型になれないタイプのもののけは大変だよな……(共感する元刃物)
シャーリー
どうぶつのもののけも好きなんですよね。可愛いし。
高瀬川の和樹
かわいいし動きやすいですしね モッフモッフ

語り手
ではでは
みんなは、再び保健室に戻ってきました
各々が、ベッドや椅子、床などに座り、あるいは立ったまま
高瀬川の和樹
「……えっぷし」大きく、くしゃみをひとつ。
「あぁくそ、アドレナリンが切れた。寒ぃ」
シロ
モッフモッフ
語り手
「わぁ、何よ!びっくりするわね」
いつもなら聞こえたはずの、そんな声が聞こえたような、そんな気がしたかも知れません
シャーリー
寒いのでシロちゃんをぬいぐるみのようにぎゅっとする。
シロ
シャーリーの足下か膝の上にいよう。
風馬
最後に入って戸を閉める
高瀬川の和樹
「あぁ、ありがとよ。一人いねぇと落ち着かんな……」戸を閉めた風馬に礼。
シャーリー
「これでおふとんがあれば最幸なのですが……」
シロ
疲れたし眠いから欠伸してるよ。緊張しているから寝ないけど。
シロ
おふとんならそこに。
シャーリー
保健室だ~~~!!?
高瀬川の和樹
確かに。ある。>おふとん
シロ
カーテン閉めれば何となく個室になるぞ!

シャーリー
ちら、とふとんの方を見てごくりと喉を鳴らす。
「……あの」
小さく、綴が口を開きました
シャーリー
「……はい」おふとんに入りたいとか、そんなこと考えてませんよ?
高瀬川の和樹
「おう」小さな声に応える。
風馬
「言ってくれ」
「お母さまは、その」
消えいりそうな声
ツクハ
「ボソボソ話すな!」
ツクハの一喝
「あひ……。ごめんなさい!」
高瀬川の和樹
「無茶言ってやんなよ。余計に言葉が出んようなるぜ」
ツクハ
言われ、ツクハは舌打ち一つしてそっぽを向きました
シャーリー
「おなかすいたんですか……?」空腹は喧嘩の元だって誰かが。
高瀬川の和樹
「すまんな、さっきのさっきじゃあ話しづらかろう」
ツヅミ
「ごめんね、綴ちゃん。ツクハちゃんちょっとイライラで」
「ごめんなさい……」
シャーリー
こんな天気じゃワームなどが居ないだろうなと思う。
「あの、お母さまは、なぜ、ゆりさんを、その……」
「そんなことをしてしまったのでしょうか」
「理由とか、その……何か、言っていなかったかな、と」
シロ
「そーだぞ。あーちゃんちでねてるとき、いつでもできたはずなのに」
シャーリー
「……ですね」
シャーリー
寒いとなんとなくカップラーメン食べたくなる 某山荘の事件のせいだ(?)
寒そうな風景見てるとカップラーメン食べたくなってきますね……。
語り手
今ではそこもオシャンティな別荘地
シャーリー
長野でしたっけ
語り手
そう。軽井沢だよ
シャーリー
あ~。なるほど!

高瀬川の和樹
「ああ、そこだ。俺にゃあ、ゆりがあの糸に触れたのが関係あるように見えた。触れたっつうか、伸びてきた、っつうか」
シロ
「いと?」
ツクハ
「やはり、糸か」
風馬
「玄関にあったやつか」
高瀬川の和樹
「ゆりが突然、妙な事を言い出した。最初は少しだけ雪が降ればいいと思ってた、友達が少し長生きできるくらい、少し長く降ればよかった、と」
「知らない記憶が自分の中にあるようだ、とな。そのすぐ後に、淡雪が現われた」
ちびきつねさま
「友達?」
高瀬川の和樹
「ああ。そう言っていた」
シロ
「ゆきがふると、ともだちがながいきできるのか?」
やっぱりゆきおんなか?
風馬
快晴でぴんぴんしとったたでえあこん
シロ
そうね
ニハル
「ややや、やっぱりおんなじだよぉぉぉぉ」
ツヅミ
「あぶぶぶぶぶぶぶ」
釣られてブルブルするツヅミ
シロ
このポンウサセットは……
風馬
「ニハル、何がおんなじなんだ」
ニハル
「みみみ、みんな、淡雪さんに溶かされちゃう前に、変になってたんだ」
シャーリー
「変……?」
高瀬川の和樹
「! 詳しく教えろ」
シャーリー
「それに……みんなって……?」町の人も含む?
ニハル
「ひぇぇ」
ブルブルブル
高瀬川の和樹
「そいつらは、どうなっていた? 何を言った?」
風馬
「和樹、お前もおこるとしゃべれなくなる」
高瀬川の和樹
「……悪ぃ。そうだな」
ツクハ
「……少し前、雪が降り始めた頃のことだ」
振動がさらに大きくなったニハルの代わりに、ツクハが口を開きました
風馬
振動w
シャーリー
ふむふむ。
ツクハ
「あれは……そうだな。2月頃か」
「いつもの年より、いくらか多くの雪が降ってきていてな。我らの一族もそうだが、自然に疎い町の人間たちも、今年は雪が多い、そう言っていた頃」
シャーリー
黙って聞く姿勢。
ツクハ
「町ではもう一つの小さな騒ぎが起きていた」
高瀬川の和樹
「ほう」
ツクハ
「神隠しーーー行方知れずになる者が出たとな。その頃は、まだほんの両手の指にも及ばぬほどであったが」
「我らはこの地を守護するものだ。故に、怪異があれば改めねばならん」
シロ
「カミカクシ……」
お方様を見て、あんなちっちゃかったらかくすとこないなって思う。
ツクハ
「私とツヅミ、あとおまけにニハルとで、改めに動いたのだ」
シロ
>おまけ!<
風馬
「おまけ……」
ニハル
「あわわわわ」
ツヅミ
「ぶぶぶぶぶぶ」
風馬
二人の間に割って入ろう
ツクハ
「そこで聞いた、もう一つの噂がある」
シャーリー
シロちゃんもふ。
高瀬川の和樹
「もう一つ?」バイブレーションをきれいにスルーした。
語り手
では、風馬もセットで微振動
風馬
「コココココ」
シロ
最近風馬君ノリが良くなった気が……
風馬
いや止めようとしたんだよ!
シャーリー
可愛いねぇ。
風馬
バイブレーションには勝てなかったよ!
シャーリー
うちのうさぎと友達のたぬきがすみません。

シャーリー
楽しそうだなぁ。ちょっと緊迫感が和らいだ気がする。
ツクハ
「町の者に、珍妙なことを口にする者が現れたとな」
シャーリー
「妙なこと……」
ツクハ
「ある時突然、周囲の者の覚えのない知人、友人のことを口にし、雪を求めるようになったと」
「世迷言……初めはそう考えていたのだがな」
「だが、調べを進める内に、ある共通点が出てきてな」
「……つまり、そうした世迷言を吐くようになった者が、者たちこそが、次に姿を消す。……消していた」
「そして、ある時」
「私たちは、『神隠し』の現場に出くわすことになった」
シャーリー
千と千〇……!?
風馬
淡雪さんYBBだったのか……
高瀬川の和樹
「もしかして……、それが」
ツクハ
大きくゆっくりと、頷きました
「……淡雪だ」
風馬
「………」
ツクハ
「その者の前にふらりと現れたかと思えば……一瞬のことだったさ」
ふ、と小さく笑い
「ああも瞬時に溶かされてしまっては、なるほど、そう簡単には何が起きていたのか、他の者には悟られまい」
シロ
恐ろし気に和樹の腕を見る。
高瀬川の和樹
「そうだろうな」少し悔し気に言って、途切れた己の片腕をちらりと見た。
ツクハ
「そこからは、雪崩のごとくだ」
「雪は日増しに多く、重たくなり、そして姿を消す者は増えていった」
シャーリー
「……」
ツクハ
「見る間に町からは人間がいなくなり、事実を知った我らとその仲間も淡雪を抑えようと動いたが……結果は、見ての通りだ」
シャーリー
今のところの体感としてはコズミックホラーTRPG「ゆうやけこやけ」……普通に似合うのが嫌だ。
高瀬川の和樹
わりとCoCですよね現状
語り手
なぜこれをゆうこやでやったのか
シロ
糸が悪いんだな、までシロは思いつけないなぁ。
風馬
宇宙的大雪
シャーリー
そこにゆうこやがあるからさ?
なぜ山的な。
ニキの作ったガチホラーシナリオも一回遊んでみたい けど怖そう。
半端なく怖そう。
語り手
お望みなら
・スプラッター
・モンスターパニックホラー
・ジャパニーズホラー
お好みにて卓をお建ていたします
シロ
いっかいやったことあるなぁ。
風馬
そこには……弁当箱の蓋の裏にくっつく海苔が……!
シャーリー
モンスターパニックが一番クトゥルフっぽいしそんなに怖くないかも?
スプラッタは私がグロリョナゴア駄目なんで。
シロ
すっっっっっごい前だから詳しいことは忘れたけど、割とジャパニーズホラーじみてた記憶。
シャーリー
じゃぱにーずほらー
インセインならたぶんジャパニーズホラーも大丈夫。
クトゥルフでやられるとたぶん夜トイレ一人でいけるか怪しくなる。

シロ
「あのときあーちゃん、なんか、ぜったいぜったい、こまってるとおもったんだ」
高瀬川の和樹
「……成程、ほぼ決まりだな。その世迷言──、を言うようになった連中を、淡雪は消して回っている」
シロ
「でもだいじょぶっていってた」
シャーリー
「でも……いったいなんでなのでしょうか……」
高瀬川の和樹
「困っている、か……。間違っちゃねぇかもな。あいつは、最後に言った」
「すべての切っ掛けを生み出した己は、きっと害なのだろう、とな」
シャーリー
「……そんなこと……!」
風馬
「きっ、かけ……?」
シロ
「なんかしちゃったのか」
ちびきつねさま
「……少し、いいだろうかな?」
じっと話を聞いていたちびぎつねさまが口を開きます
シャーリー
「……はい」
高瀬川の和樹
「ああ」
ちびきつねさま
「今の話なのだけれど」
「『糸』について、全く出てきていないように思えたのだけれどね」
シャーリー
「……確かに」蟹。
高瀬川の和樹
「ああ、そうだな。ツクハ、その時から糸は出てきてたのか?」
シャーリー
「『糸』は……どこから出てきたのでしょう……」目を閉じる。
高瀬川の和樹
「俺ぁ見た。あんとき、ゆりの背に微かに糸がくっついていた」
ツクハ
「ああ、それは……」
ニハル
「みみ、瑞樹さんが教えてくれたんだよぉ!」
シャーリー
「……くしゅっ」目を閉じたら余計寒いよぉ!
風馬
「和樹の?」ニハルの方を見る
高瀬川の和樹
「親父が?」
シロ
「きーちゃんのとーちゃんだな?」
ニハル
「うわぁ!」
シャーリーの不意のくしゃみにひっくり返って、ウサギの姿へと戻ってしまうニハル
ツヅミ
「ああ、やっとブルブル止まった……」
風馬
「うさぎだ」
「……」うさぎを転がしてもとにもどしておこう
シャーリー
「……すみません」ぷるぷると寒さで小さく震えてる。
シャーリー
震える理由がニハルとは違うんですよ!!!
語り手
それは楽しみだ
シャーリー
えっ
ツヅミ
「前に、言ったよね。瑞樹さんがあたしたちを逃してくれた、って」
「その時に、あたしたちを川へ突き落としながら、教えてくれたんだ。『糸に触れるな、糸に気をつけろ』って」
ツクハ
「……ああ、そうだったな」
ツクハも頷きます
シロ
「それまでなかったんじゃなくて、みえてなかったのか」
高瀬川の和樹
「先に気づいたのは、親父だったのか……」
ツクハ
「あれだけの細く薄い蜘蛛の糸だ」
「そうそう気付くものではない」
「あの時、我らは淡雪と対峙していてな」
シャーリー
「……はい」
ツクハ
「カイト……我らの仲間の一人だが、家族を溶かされた怒りに捉われた彼奴が、淡雪へと立ち向かう時、まさにその時、カイトにも異様が現れてな」
シロ
カイトくん!!
高瀬川の和樹
そこまで怒るカイトくんって斬新
ツクハ
「彼奴は、その場で墨に溶かれてしまったが、何かに気づいた瑞樹は、ふと空中を手繰るようなそぶりを見せてな」
「そして、瑞樹……貴様の父は、笑ったのだ」
高瀬川の和樹
「──笑った?」
風馬
カパカパわらったよ
高瀬川の和樹
いつのまにクラムボンになったんだ
シャーリー
カプカプじゃなかったですっけ。
人によって解釈が違うクラムボンさん……。
シロ
かぷかぷ
シャーリー
私は蟹だと思ってるよクラムボンさん……。
風馬
(河童だからカパカパ……ううんなんでもない)
高瀬川の和樹
シーン
シロ
かっぱっぱ
シャーリー
寿司ですか?
風馬
地下労働施設じゃん
シャーリー
帝愛グループですか?

ツクハ
「ああ。不敵に。『―――こいつか、淡雪』とな。……今思えば、貴様の父はどのような時も落ち着き払い、全てを俯瞰して眺めることのできる男だった」
「そして、気付くと、いつも頼もしい笑みを浮かべていたものだ」
高瀬川の和樹
「ああ……、そうだな」
「そうだったよ」
「目に浮かぶぜ。そんとき親父が、どんな面で笑ったか」
ツクハ
「……その後は、ツヅミが話した通りだ。我らは瑞樹によって不意に川へと突き落とされ、『糸に気をつけろ』という言葉だけを残し、墨へと溶かれていった」
「我らが知っているのは、そこまでだ。瑞樹のみずのみちによって、この学校の水遊び場(プール)へと送られた我らは、辛うじて存え、今に至る」
これでおしまい、とばかりに、ツクハは腕組みで鼻息を吐きました
シロ
「むーーーーん」
高瀬川の和樹
「そうか」
「俺と違って、親父ァ、守ったんだな」
シャーリー
「なるほど……です……」
和樹さんのお父さんはすごい人なんだなぁ。
シロ
「いとにさわるとすみにされる……けど」
「そこっていっしょじゃないんだな」
ちびきつねさま
「そうだね、シロの言う通りだ」
シロ
シロがどの程度賢いこと言っていいか、中の人が首ひねりながらやってるw
風馬
加減の難しさw
シロ
「そいつぁ蟲の仕業ですな」
シャーリー
蟲師は未履修だ~。
シロ
面白いぞぉぉぉぉ
風馬
おすすめ!
シロ
アニメもすげーからアニメからでもいいぞぉぉぉぉぉ
語り手
でも実写映画は見てはいけないよ
シロ
うん。
あれはまあ。
シャーリー
ふしぎな男性つながりで薬売りのなんだっけ?あれも気になる。

ノイタミナの。
風馬
モノノ怪?
シャーリー
そうそれ!
風馬
人を選ぶと思うけどおすすめ!
シャーリー
機会があったら履修します!

ちびきつねさま
「糸に触れたから、墨にされる、のではなく、糸に触れて異様に陥ったから、墨にされた……そう考えるのが正しいように思えるね」
高瀬川の和樹
「あぁ。そう見えるな」
風馬
「……糸に触って平気なこともあるのか?」
シロ
「ン? あーちゃんわるくない?」
ちびきつねさま
「それはどうだろうかね」
「私たちは、淡雪が何の目的でそれをしたのかを知らない。彼女の身勝手でそうしているのかも知れないよ」
「……何より、問答もなしに墨へと溶くなど」
シャーリー
淡雪さんにメッってしなきゃ……。
シロ
シャーリー
滅!
高瀬川の和樹
「異様に陥るかどうか、何で決まってんのか。なんで異様に陥った連中を墨にして回ってんのか。……まだ、そこが見えん」
「第一、その異様ってなぁ、何もんなのか」
シャーリー
「……不思議……です……」
ツヅミ
「友達か……」
高瀬川の和樹
「まだ、多いなぁ。わからんことが」片手で器用にVAPEを引き抜き、咥えた。
風馬
やっぱバトルじゃん
語り手
ツクハたちから聞かされた、この町で起きていたこと
それは、不思議で恐ろしい話でした
ってところで、今日は締めましょうか

風馬
お疲れ様でした!
高瀬川の和樹
お疲れ様でした!
シロ
おつかれさーまー
シャーリー
お疲れ様でした~!
シロ
神を作った一件に関係あるのか、それともまた全然別の奴なのか。

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。