風馬
ちょっとリアル鳥類をケージに戻すので5分ほど遅れます!
シャーリー
ぬる
いってらっしゃい!
高瀬川の和樹
いってらっしゃいませ~
語り手
ぽっぽっぽぽ
風馬
すみませんお待たせしました
語り手
おかえり!
シロ
おかえりー
高瀬川の和樹
おかえりなさーい
シロ
■■■■■20211116■■■■■

語り手
前回のゆうこやだけ
河崎翠のおにいさんのバイク演舞を見て思い立った風馬は、シャーリーから翼をもらい山道で練習を始めるのでした
シロ
そしていきなり茂みに突っ込んだ
高瀬川の和樹
ズボン
語り手
茂みから直立した風馬の足がにょっきり
風馬
スケキヨ!
語り手
スケキヨアイスメーカー欲しいな
風馬
茂みからがさがさと戻ってきた
「……難しいな」
ゆり
「そりゃぁ、初めてじゃそう簡単には行かないでしょ」
シロ
「まえみるんだよー」
「こう、ぐーって」
シャーリー
「……頑張ってください……」
風馬
半変身しとこう
シロ
走るならこっちのほうがいいや。(変身解除)
風馬
「前を……見る」
今度は斜め上に勢いよく飛び立って木の枝を数本折りながら(薄い金属板の威力
シロ
「いたそう……」
ゆり
「シャーリー、アンタ曲がりなりにも先輩なんだし、何かアドバイスとか無いの?」
シャーリー
「……ふわっとしたものを言葉にするのって難しくないですか……?」
ゆり
「ふわっと、ねぇ」
高瀬川の和樹
「まあ、そうさな。いつの間にか出来るようになってるもんを言葉にするのは難しいわな」 ふぅ、と甘い香りの煙を吐きながら。
シロ
「しーちゃんってうまれたときから飛べたのか?」
ゆり
「そうよ、アンタたち燕はどうやって練習したのよ」
シャーリー
中の人、鳥に対する知識ない
風馬
お母さん鳥について飛ぶんだよぉ
シロ
思い出して助言する って言えばいいんじゃ?
・かーちゃんがパタパタして見せてくれる
・真似する
・ハラペコなのに置いて行かれる
・呼ばれる
・腹ぺこすぎるので巣からダイブ
こんな感じでは。
つまり風馬のオヤツを抜きに!
風馬
こいつは空腹を感じるのだろうか……
高瀬川の和樹
風見鶏の空腹とは……? でも食事描写あったし人間形態ならあるのかしら
語り手
人間形態なら減りそう
シロ
ゆうこやのにんげん形態って謎だけど、食べたきゃ食べればいいし、寝たきゃ寝ればいい、みたいなゆるーいイメージだな。
たぶん人間状態なら消化もできちゃうことにもできるんじゃないかなっと。
語り手
その辺りはお好み次第です

シャーリー
「お母さんの真似しただけなので……」
語り手
みんなで頭を付き合わせて考えながら。
風馬は体当たりで練習をしながら。
シャーリー
燕に戻って飛んでみせます。
語り手
時にシャーリーの後を追おうとしてみたり
高瀬川の和樹
その姿を見ながら、ふっと父親のことを思い出す。父の背中を見ながら泳いだ日。
語り手
気がつくと、空はすっかりと暗くなっていました
見下ろすと、二和の町にたくさんの灯りが灯っています
風馬
ではなんとなくシャーリーについていくくらいはできるようになったか……?
語り手
まだまだ、出だしにヨタヨタしてしまったり、
旋回する時に大回りしてしまうようなことはあるかもしれませんが、最初の時よりはだいぶんマシになったことでしょう
ゆり
「だいぶ暗くなってきたわねぇ」
「っていうか、もう夜」
高瀬川の和樹
「そうさなぁ。おーい、いっぺん戻ろうぜ。夕食どきだ」
シロ
「キャーーーーーー♪」
「わーーーーーーー」
ハイテンションに走り回っている。
高瀬川の和樹
夜行性のシロが元気になっているのを眺めている。
シロ
「ごはん!!!」
「ごはんたべるたべる!」
ゆり
「もう、空きっ腹に響く!」
高瀬川の和樹
「おう、そうだ。だから戻ってこい」
シロ
トテトテトテトテ……と和樹の足下へ。
高瀬川の和樹
「シャーリー、風馬ぁ、一度戻ろうぜー」手を振って二人に呼びかける。
シャーリー
「……はい」
風馬
どすんと着地。
ちびきつねさま
その地響きに、ちびきつねさまは少しだけ浮き上がり
あれ、どすんが無くなった
高瀬川の和樹
ノードスン
風馬
和樹に答えたほうがいいと思って
シロ
風馬選手華麗な着地です!
風馬
「……シャーリー」
シャーリー
「……?」
風馬
「ありがとう」
シャーリー
「……いえ」
ちびきつねさま
「ずいぶん、上手に飛べるようになったねぇ」
風馬
そのまま自由落下の軌道を描いてドスン、と着地
ちびきつねさま
では改めて
ちびきつねさまの小さな体が、その地響きに少し飛び上がりました
シロ
お方様と一緒に飛び上がる。
ゆり
「どう?何かわかった?」
シロ
「はやくなったぞ! もうあたしおいつけないぞ!」
地面走っててくれないと追いつけない。
シロの素の速度は犬程度なのだ。
風馬
「前を見るのが、少しわかった、足をみたらだめなんだな」
シャーリー
スカイサイクルみたい
ゆり
「そうねぇ。バイクもそうだけど、目で見た方に向かって進むものだから」
「それがわかれば、次はきっともっと上手く乗れるわよ」
「さ、それじゃ今日はもう帰りましょ。お腹と背中がくっつきそうよ」
高瀬川の和樹
「今日の夕飯は何にすっかねえ」
風馬
「乗れるといいな……」月を見上げて
ゆり
月を見上げる風馬の背をそっと叩き、ゆりは微笑んで頷きました。
語り手
そうして、みんなは宿へと帰って行きます
シロ
この車刺身食べてる。
シャーリー
刺身食べてるー!
ゆり
何か文句あんの?
シロ
ガス欠になりづらそうでいいかもしんないねって! 燃費は良くなさそうだけど。
高瀬川の和樹
いっぱい食べるゆりさんだったらかわいい>燃費
語り手
キャンピングカーといい、RX~8といい、燃費悪いからめっちゃ食いそう
シロ
ミスターフュージョン搭載ゆりさん。
くるまにおくりあしつかったらやっぱり運転者に影響出るのかな……
高瀬川の和樹
和樹のおとなが0になっちゃう
シロ
それは大変だ。やめておこう……
高瀬川の和樹
おとな0になったら、もはやへんげしかない

風馬
ISO高そうな背景
高瀬川の和樹
ISO高そうな背景ww またわかりにくい表現を
シロ
絞りあいてる画像?
高瀬川の和樹
光量が足りなくてISO感度爆上げでじゃりじゃりした熱ノイズが乗ってる画像
シロ
ああー、ホラー系の写真によくあるヤツ。
高瀬川の和樹
ちょっと暗視めいた感じ
語り手
みんなが町まで降りてきて、街灯の少ない道を歩いていると
向こうから、二人の女の子が歩いてくるのが見えます
雪花
「あっ、旅人さんたちだ!おーい!」
その一人、雪花が大きく手を振ります
シロ
「にゃーーーん」
風馬
「コケ」
高瀬川の和樹
「よーう」手を振る。
ルーク
「おばん、なのです」
雪花
「みんなもお見舞い?」
風馬
「お見舞い?」
高瀬川の和樹
「お見舞い? 誰か病気でもしてんのか? 俺らは博物館行って山行って帰ってきたとこだがよ」
雪花
「すっごい過密スケジュールだ」
シャーリー
「……?」
高瀬川の和樹
「旅行者だからな」
ルーク
「じつは しのぶくんがコケてしまったらしく」
シロ
「に……に、にゃー」
原因私たちでは?
風馬
「あいつが、こけた?」
ルーク
「けがしてしまったので、そのおみまいなのです」
風馬
「どこにいるんだ、おしえてくれ」
ルーク
「なんでも、かけっこのれんしゅうしてたら、コケ……えと、いつものじんじゃなのです」
風馬
「いこう」走り出す
高瀬川の和樹
「そうさな、俺らも知らん仲じゃねえ。行こうぜ……っと、何か手土産でも買っていくか」
シロ
ふたわもなかとか、タイヤアイスとか
恐竜発掘アイスとか
ゆり
「あ、ちょっと……!もう、思い立ったらすぐ動くんだから」
語り手
では、みんなは宿への帰り道を逸れて、二和神社へと向かうのでした

風馬
真顔で息を切らしながら階段を駆け上る
シャーリー
きゃっきゃ!
語り手
では、境内へと上がる鳥居の途中で、階段を登る宮司さんを見つけます
宮司さん
「おや……」
シロ
「わ、わんわん!」
風馬
「ぐーじ」
高瀬川の和樹
「よう。しのぶが怪我したって聞いてさ、ちと遅いが見舞いに来たんだ。もう寝ちまってるか?」
宮司さん
「君は……」
真っ先に駆け上がってきた風馬に気づき、
風馬
「しのぶ、どこだ?」
宮司さん
「ああ、皆まで揃って。そうか、忍のことを。お騒がせしてすまないね」
「忍なら、多分、まだ社殿ではないかな」
「私も、ちょうど薬を買いに出ていたところでね」
風馬
「しゃでん……」
宮司さん
「何、大した怪我ではないんだよ」
「駐車場で御神体のバイクで練習をしていたら、転んでしまったそうでね。かすり傷だよ」
シロ
しのぶくん改めてコケたの?
蒔絵が削れちゃうよ……
怪我したってコトは削れてるのか
高瀬川の和樹
人間国宝の蒔絵が!!
シャーリー
蒔絵が!
シロ
宮司さんにそう言い訳をしているだけなのか、それともまた新たに派手に転んじゃったのか。
風馬
最後まで聞き終わらずにかけていく
高瀬川の和樹
「ああおい、風馬! 悪い、俺も行くわ」
宮司さん
「ああ、足元が暗いから気をつけて」
雪花
「おじーちゃん、ごめん、先に行くね!」
ルーク
「しつれいするのです」
風馬
半変身のままだったけどそんなこともあるよね
語り手
みんなで石段を駆け上がります
シロ
「わんわん!」
ここぞとばかりに宮司さんの足にそっとこすってから行きます。
宮司さん
「……あいつも、知らぬ間にずいぶん友達が増えたものだ」
駆け上がるみんなを下から眺めながら、宮司さんは呟きました
「そのことに、素直に気づいてくれればいいものだが」
語り手
我先に駆け上がった風馬が境内へと辿り着くと、ちょうど社殿からしのぶが出てくるところでした
風馬
「しのぶ」
駆け寄る
しのぶ
「!……キミは……」
不意に声を掛けられて、しのぶが少し驚いた様子で顔を上げます
風馬
「ケガしたのか?」
しのぶ
「……誰にそのことを」
悔しそうな顔で俯きます。
風馬
「痛いか?大丈夫か?」
しのぶ
「別に……大丈夫だよ」
高瀬川の和樹
「ルークと雪花がな。梅ゼリーいるか?」手土産
ルーク
「おばん!なのです!」
シャーリー
梅ゼリー……
雪花
「しのぶくん、大丈夫!?バンソウコ、持ってきたよ!」
「あと、梅ゼリーいります!」
シロ
「けがだいじょうぶか? やられたのか?」
高瀬川の和樹
「おう、全員分買ってきたから食いねえ」
雪花
「ヒャッハー」
シロ
「おやつー!」
シャーリー
「美味しそうですね……」にこ!
しのぶ
「みんなまで……」
シロ
「あたしなら痛くないように転ばせるのに」
風馬
「みどりが言ってた。一人だとこける」
しのぶ
「……翠さん、まで!」
雪花
「そうだ、翠ちゃんからね、これ貰ってきたよ!……じゃーん!」
ポシェットから、取り出すのは一枚の紙
「バイク用のバンソウコ!」
ルーク
「なのです」
語り手
紙は真っ白です
シロ
「ばんそーこ?」
そもそも絆創膏を知らない。
高瀬川の和樹
それはそう。>絆創膏を
シャーリー
「……?」
高瀬川の和樹
「何だこりゃ?」
風馬
「紙?」
ゆり
「んん?」
ゆりが、雪花が掲げる白い紙に顔を近づけて、改めます
「ああ、なるほど。転写シールね」
高瀬川の和樹
「ああ、模様付けるアレか。どんな柄だ?」覗き込む
シロ
デザインなんだろ。
見事な蒔絵の真ん中にキティちゃんとか貼ったら怒られるぞ!
高瀬川の和樹
wwww
シロ
フタワサウルスステッカーなら許される……?
語り手
しかし、紙は真っ白。
……と思いましたが、うっすらと何かの柄が見えるような気がします
風馬
「これでケガがなおるのか?」
ゆり
「水転写式だからね。こちらは台紙側で、柄は見えないのよ」
「貼ってみてのお楽しみ」
シロ
ペタッてやると怪我が治るべんりなやつらしい、ということは分かった。
ゆり
「うーん……治りはしないけれど……まぁ、傷を隠すことはできるわね」
高瀬川の和樹
「貼って濡らして擦ると、柄がつくんだ。怪我が治るわけじゃねえが、何か元気の出るような柄なのかもな」
シャーリー
「……すごい……です」
雪花
「翠ちゃんが言ってたよ!バイクで転けたら、傷はこいつで隠せ、って」
高瀬川の和樹
言ってから、傷隠しってのもあったか……と、ゆりと顔を見合わせる。
風馬
「はって、ぬらして、こする」
雪花
「そしたら、その傷は一生の思い出とホコリになるんだって!……ホコリついたら、お掃除しないとダメだね!」
高瀬川の和樹
「そりゃホコリ違いじゃねえか。まあ確かに継ぎ目に埃はたまるけどよ」
「と、わりぃ。怪我人置いて盛り上がっちまったな」
しのぶ
「……」
みんながわいわいとそうしている中、しのぶは俯いたまま、握り拳を作っていました
風馬
「すぐに、はろう」
シャーリー
「貼りましょう……」
雪花
「そうそう、あとね、どんなに怪我が軽くても、必ずお医者さん行け!って」
風馬にシールを手渡しながら、雪花が伝言を伝えます
風馬
「?」
受け取る
語り手
すぐに貼ろう、と言ったのでw
風馬
はいw
シールを受け取ってじーっとみつめる
「そうか、わかった」
ゆり
「水転写式だから、たっぷりの水を用意しないとね。手水舎ででも貰ってきましょうか」
風馬
「しのぶ、ケガを見せてくれ」
語り手
風馬がそう言って、近づくと
高瀬川の和樹
「……」そんな様子を少し遠くから見ている。
語り手
しのぶは、風馬の手の中のシールを、その手を叩くようにして、叩き落としました。
風馬
「あっ」
シロ
「あっ!」
風馬
「しのぶ……?」
語り手
ぱし、という小さな音が境内に鳴り、シールはひらりと待って玉砂利に落ちました
シロ
慌ててキャッチ
語り手
シロは、埃まみれになりながら、シールをキャッチしました
シロ
コロコロコロコロ
しのぶ
「……要らないよ。こんなの」
俯いたまま、しのぶは呟きました
シロ
「ちょっと、ひどい」
風馬
「いらないのか?でも」
※このでもの後に何か続くわけじゃありません
高瀬川の和樹
どこかで、そうなるような気はしていた。その様子を少し離れて眺めながら、ふぅ、と息を吐く。
しのぶ
「うるさいな……」
「いいんだよ、もう」
「ボクはもう、走らない」
風馬
「しのぶ……」
シャーリー
「……なんで……?」
ちびきつねさま
「……」
シロ
「……」
白い紙を苦労して地面につけないように頑張るが、ちっちゃい身体だと無理だった。
変身する。
風馬
「オレは」
「また、走りたい」
シロ
「ふーちゃんはね、いっぱいいっぱいれんしゅうしたんだ」
シロって最初こんなひらがなばっかりのキャラじゃなかったよなぁ
しのぶ
「……勝手に走ったらいいじゃないか」
風馬
「オレ一人じゃ、だめだ」
しのぶ
「バイクなんて、この世にいくらでもあるよ」
風馬
「昨日走ってたとき、おまえ、いろんなこと考えてた」
「オレ、人のことはよくわからないけど」
「……オレが起きたときと、同じような気持ちが入ってきた」
高瀬川の和樹
風馬くん、ほんとこういうとこバランスがいいなって思う
語り手
純粋なればこそ。
風馬
「おまえ、自分がぼろぼろだと思ってる」
しのぶ
「……そうだよ!」
き、っと視線を上げて、風馬を睨みます
高瀬川の和樹
しのぶと風馬くんはこの中で一番近しいんだな……
シロ
風馬に自覚はなくともね
高瀬川の和樹
そうそう
しのぶ
「ボクは、役立たずだ!」
「こんな立派なお社に祀られて、いつもピカピカ、タイヤの溝だって、たくさん残ってて、お飾りのバイクだ!」
風馬
「でも、走れる」
しのぶ
「走れない!」
叫ぶように言い、
半開きだった社殿の扉を、力一杯叩きました
語り手
扉はスルスルと開いて行き
その中にあるものが、月の光に晒されます
そこには、あの漆と蒔絵に飾られた一代のバイク―――しのぶの本身が、立っていました
風馬
「……きれいだな、いいな……」
シロ
キミは地面を走らず空を走るのがお仕事なんだよ……神の乗り物なんだから
しのぶ
「どこがだよ!よく見てよ!」
いつしか、しのぶの目には涙が浮かんでいました
語り手
その横側のカウルは、無惨な程の擦り傷が刻まれ
下地の白い地肌が見えています。
そして、その側のレバーと、ペダルは
曲がってしまっていました
シロ
派手にやっちゃったのね
シャーリー
「大変……」
シロ
「カニ……」
「カニがおおけがだ!」
風馬
ふとみんなのほうを振り向く
「ちょっと、まっててくれ」
しのぶをつれて社殿に入ると、内側から戸を閉める

風馬
あ、0時です
語り手
もんげー中途半端だけど、ここで締めますか
高瀬川の和樹
ですな
風馬
2人っきり///
シロ
一週間ほどごゅっくり……
シャーリー
すみません……
風馬
※メモここからシーン外扱いで風馬の正体を晒す
語り手
OK
では次回へと続く
シロ
風馬くんここで晒すってことは、ちゃんと自覚はしてたのかぁ。
風馬
いや、ぼろぼろのにわとりだと思ってるよ!w
シロ
なるほど!
語り手
ボロボロのせいで、ちょっと固まっちゃってるだけだ、と思ってるのかな
風馬
他のもののけは見てるので、たぶん死んで骨になったにわとりかなんかだと思ってるかと
語り手
なるほど
シロ
なるほどぉ
高瀬川の和樹
なるほどなあ
風馬
昔正体のままにわとりに近づいてパニックになられたことがトラウマですね
高瀬川の和樹
仲間だと思っていたのにパニックになられた
シロ
それはショックだなぁ。
シャーリー
ひよこの喃語聞きたい
風馬
<ひよこのなんごピヨ

シロ
わんわん
今日は11/26だぞ
風馬
コケコケ
語り手
旅してるかーい
シャーリー
ぬるる
風馬
GO☆TO
シロ
とらべる!
シャーリー
勢い良すぎて笑っちゃった
語り手
折よくというか何というか、ちょうど風馬だけのシーンでしたので、本日はこのまま開始して和樹さんを待ちましょう
風馬
はぁい
シャーリー
はぁい
語り手
夜の密室に少年二人
後ろ手にドアが閉じられたところでしたね
風馬
シーン外!
シャーリー
じゃあその間庶民が雑談でも
語り手
キミの雑談は本当に無関係な雑談になりがちだから、自重しつつお願いw
シャーリー
えーーーん
じゃあやめます
風馬
まぁまぁ、今はシーン外という扱いで一つ無礼講でも
シャーリー
ポップコーン食べたい(植物つながり)
風馬
ポップコーンの自販機ってまだあるのかしら
シロ
キティさんが売ってるよ。
デキタテの、ポップコーンはいかがぁ?

語り手
傷ついた自らの本身を前に、俯くしのぶの背を押すようにして、風馬は社殿へと入り、そっと扉を閉じました
しのぶ
「……?何を」
風馬
「………」
ふいに、薄暗がりに浮かんでいた彼のシルエットが溶けるように消えた
しのぶ
「?!」
一瞬その姿を見失い、きょろきょろと周囲を見回すしのぶ
風馬
「ここだ」足元から声がする
しのぶ
「……え?」
風馬
目を凝らせば、細い枯れ枝のようなものが見える
語り手
その時、雲の切れ間から月の光が格子をくぐり抜けてその姿を照らした
しのぶ
「キミ……は」
「にわとりじゃ、ない?」
風馬
黒ずんだ金属の鳥、だが足元は根こそぎ折れ
体中に瘤のように、薄緑の錆びが浮いている。
鶏の羽や、胴をかたどった薄い板はところどころ無残にも穴があいていた。
風馬
「……にわとりだ、ぼろぼろの、骨になった」
しのぶ
「でも、その姿は……」
風馬
「……ほかのにわとりは、オレを見ると……怖がって、逃げるんだ」
「わかってるんだ、オレはもう飛べないし、草や種を食べることもできない」
しのぶ
かすかな埃の残る木床に転がるその姿に、しのぶは、どこかつかえるように
「だけど、キミは……だって」
「にわとりじゃ、ないし……それに」
「ボロボロで、お化けみたいだ」
風馬
「………オレは、にわとりだ」
「だって……」
「まだ、鳴ける」
しのぶ
風馬的には、ズバリ言ってしまってもいいのかしら
風馬
どうぞ
しのぶ
「それは、キミが変化だから」
「しゃべれるバイクの、ボクと同じ」
風馬
「しゃべれるだけじゃ、バイクじゃないんじゃないか」
しのぶ
「しゃべれるだけじゃ、ない?」
シロ
風馬くんそんなに痛んでるんだ。
修理して貰おうよ。
風馬
弱点「ぼろぼろ」もちなんだよなぁ
シロ
なるほど!!!
ああ、そういうことなのか。
バンソーコはちゃんと持ってるからな! いつでも呼んでくれていいぞ!!
風馬
「………ここ、傷がついたのか」
しのぶ
「―――!」
言われ、そっとそこを狩衣の袖で隠す。
ふと触れたその部分のざり、という手触りに、そこを微かに撫でる
風馬
「……シロも、よく傷を作るんだ」
「だって……よく走るから」
シロ
ヘクチン
なんか呼ばれた? きがする??
きのせいだな。
しのぶ
「走る……」
風馬
「走って傷がつくのは、当たり前だ」
しのぶ
「ボクは、バイクだ」
「バイクは、走れるだけじゃ……」
「カッコよくないと、速くないと、バイクじゃない」
風馬
じーっとしのぶを見る
しのぶ
「自分で満足に走ることもできないバイクなんて……飾られてるだけがお似合いだよ」
シロ
カッコいいのが必須なのは、辛いぞ。
結果的に格好いいだけなのだ。
あと、遅くても人を乗せて走れるなら、立派に働いてるぞ。
中古で海外で働いてるみんなを否定するなよ。
……なーんてことシロは言えない。
風馬
「バイクは何台も見た。でも、一人で走ってたバイクはお前だけだ。」
高瀬川の和樹
遅くなりました、こんばんは!
シロ
こんばんは!
風馬
おかえりなさいませ!
シロ
おつかれさまー
シロ
飾られるのも立派な仕事じゃないのかい、神の乗り物は。
本人が神になっちゃったからややこしいん? とすると初代語り手の責任だがな! ひどいことするやつもいたもんだな!

しのぶ
「それは、だって……」
「ボクは、神様だから」
風馬
「神様……?」
「そうか、お前はバイクで、神様なのか」
しのぶ
「そうだよ」
「ボクは神様なんだから、一人で走れないと……アイツにだって、負けずに……」
風馬
「2つもあって、いいな」
しのぶ
「え?」
風馬
「オレは……鳴かなかったら、にわとりでなくなる」
「お前は、バイクをやめても、神様なんだろ?」
シロ
風馬は風馬で風をよむのが本質で、鳴くのは必須じゃないんだよなぁ…
「にわとりとしての存在意義」を「鳴く」ことにしているのかな。
しのぶ
「ボクは……」
高瀬川の和樹
「……”ある” っつうのは、いいことのはずだが。”なきゃあならない” になっちまうと、辛いのは」バニラの煙を漂わせながら、ひとつ溜息。
高瀬川の和樹
「神も、人も、変わらんなア」
風馬
聞き耳だなんてそんな
高瀬川の和樹
おっと、社殿の中に入ったんだったか。PLの勘違いなので言わなかったことに。
しのぶ
和樹さんは何となく察してるんだよ、きっと
シロ
シロはヒマだ!!
風馬
ごめんね!!
シロ
いや、いいんだよw
あくまでヒマなのはシロ。
シロ
シロはヒマなので白い紙持ったままウトウトしてる。
高瀬川の和樹
じゃあそれで。(台無し)>表
慌てて読んだせいで二人きりになってるの読み落としてた 
シロ
だいなしかー
前回ラストで二人だけの世界に引きこもる宣言してたから
高瀬川の和樹
あ、ほんとだこれ前回ラストか
シロ
そうなの。
高瀬川の和樹
だめだめや

しのぶ
「ボクは、ボクだって……」
風馬
「走るの、嫌いなのか?」
しのぶ
その言葉に、しのぶは、ぐ、と息を飲み込み俯きました
ぽつ、ぽつ、と小さな音
木の床に雫が垂れ、微かに濡らします
「そんなわけ、あるもんか」
くぐもった声で、吐き出しました
しのぶ
「ボクは、バイクだ。このカウルで思いきり風を切リたい」
「雨にだって、濡れたっていい」
「それに埃が少し着いて汚れたって、構うもんか」
「飛石が当たって、傷ができたって」
シロ
泥水蹴散らして、桜のために駆け回ったの、覚えてるよ
高瀬川の和樹
祀り上げられちゃったがために走れなくなったんだとしたら辛いなあ。>しのぶくん
しのぶ
「どこまでも、続くジェットコースターの道を、八幡平のワインディングを」
「いろんな道を走って、いろんな景色を見に行きたい」
風馬
「……そうか。じゃあ、あいつとか、かっこいいとか、いいじゃないか」
しのぶ
「……見せに、行きたい」
風馬
「……走りたいように、走れなくても、走れる」
「……お前、全然錆びてない」
しのぶ
差し込む月の光が、よく磨き上げられたタンクに反射し、二人の顔を照らしました
「風馬くん……」
「走っても、いいのかな」
風馬
「走ってくれ」
「こんな傷、治せるだろう」
「それに、このままだって、オレよりぼろぼろじゃない、きれいだ」
しのぶ
その言葉に、涙にくぐもったままでしたが、しのぶは小さく吹き出しました
「……ほんとうだ」
風馬
「オレだけじゃない、あの紙も言ってた」
「"こんなにきれいなばいくにはられるなら、うれしい"って」
しのぶ
「紙がしゃべるわけ……」
思わずそう言いかけてから
バイクの少年は、青銅の鶏の少年を見て、小さく笑いました
「……そっか」
シロ
しのぶくんは物品の声は聞こえないのか。
しのぶ
聞こえないよ。
マレビトベースだから、といってしまうと元も子もないが
シロ
あ、そうだった。種族自体がそもそも違うんだったな。
あとなー、早く治さないとって心配してるぞ、紙。さいしょのもちぬしが「治してあげて」ってくれたヤツだからな。
風馬
「直してもらって、走ろう」
しのぶ
「……ありがとう」
「風馬くん」
しのぶは顔をあげて、風馬の顔を正面から見つめます
風馬
「……錆びたら、だめだ」
「しのぶ?」
しのぶ
「今日は、ボクは走れない」
すっかり曲がってしまったレバーと、ペダルに触れながら
「明日だ」
「明日、ボクは決着をつける。思い切り走るよ」
「だから、明日の晩。キミにまたここに来てほしい」
風馬
「……わかった」
しのぶ
「ありがとう。待ってるよ。そして」
「待ってて。ボクを」
風馬
「待ってる」
しのぶ
頷き、しのぶは狩衣の袖でぐいと顔を拭ってから、手を差し出しました
風馬
「?」
しのぶ
「握手。カッコ悪いとこ見せ合った同士として」
風馬
「……そうか」ぎしぎしと軋みながら、金属の羽で彼に触れる
しのぶ
その翼を、つと掴み、少年は微笑みました

語り手
では、そこで表に変わりまして
シロ
「まだかなぁー」
「もー、二人でなにしてるんだよー」
「つまんないつまんないつーまーんーなーいー」
ゆり
「水持ってきたわよー。全く、この時間だと手水舎は水止まってんのね。結局下のトイレまで行ってきたわよ」
「あら?少年が二人足んないわね」
シロ
「なか!!!」
ぶっきらぼうに閉ざされた扉を指す。
高瀬川の和樹
「よう」ひょいと手を挙げて挨拶。
「あいつらなら積もる話の最中だぜ」水蒸気の煙に包まれながら。
ゆり
「何よそれ」
シャーリー
「……そうなのですね……」
シロ
「カニのケガ治すんじゃないのかー?」
無意識に紙をはむはむしようとしている。
高瀬川の和樹
「それ食っても不味いぜ。下の自販機でジュースでも買うか?」
ゆり
「コラ、おしゃぶりしたら濡れてダメになるでしょうが!」
風馬
紙「食われる!」
シロ
シャベッタァァァ!
シロ
「かう!!!」
ゆり
「えぇ~いやぁよ、たった今階段ダッシュしてきたばっかなんだから。柔道一直線じゃあるまいし」
語り手
などと話しているところで、社殿の扉が軋みながら再び開きました
中から、少年が二人現れます
風馬
半変身!
高瀬川の和樹
「よう、話はついたか?」煙を払いながら。
しのぶ
「えぇ。すみません、取り乱しまして」
ゆり
「あら、グッドタイミングで出てきたわね」
「水持ってきてあげたわよ。ちゃちゃっと貼っちゃいましょ」
しのぶ
「そうですね。すみません、頂戴します」
シロ
風馬に白い紙を渡す。
風馬
「水、そうか、貼ろう」
「端っこが濡れてる……」
シロ
「おいしくはなかった」
ゆり
「きちゃない!……まぁあたしに貼るわけじゃないからいいけどさ」
しのぶ
紙を受け取り
しのぶは社殿の中に供えられた何かのスプレーを吹き付けたり、布で拭ったりしてから
ゆりからもらった水で傷の周囲をたっぷりと濡らして貼り付けます
そうして、少し位置などを確認するようにしてから
「……よし、と」
立ち上がり、一息
カウルには白い紙が貼り付けられたまま
「皆さん、ありがとうございます」
シロ
「いーってことよ!」
高瀬川の和樹
「おう、いいってことよ。ま、俺は何もしとらんが」
風馬
「和樹」
「明日の夜、またここに連れてきてくれ」
高瀬川の和樹
「おう、分かった。明日の夜だな?」
風馬
「ああ」
高瀬川の和樹
「楽しみにしとくぜ」
ゆり
「どんな柄が出てくるのかしらねぇ。楽しみだわ」
シロ
「あしたばんそーこはがすんだな」
ゆり
「そうよ。水転写シールは、水気が完全に乾くまで、お楽しみ」
シロ
「ふーん」
「なんか、ふたりとも、スッキリした顔してるぞ」
シャーリー
「……なにか……あったんですか……?」
しのぶ
「いえ、別に……。ちょっと、お話しただけですよ。ね?」
風馬に微笑む
風馬
「……」こくりと頷く
「シロの絆創膏はまだはがれないか」
シロ
「こんなの舐めとけばなおるのにー」
「どうせまたころぶしさー」
しのぶ
「転びません!」
シロ
「ん?」
「えっ、ん???」
自分のことを言ったのに、いきなり大声出されてびっくりする。
しのぶ
「いえ、物理的には転ぶこともあるかもしれませんが、なんていうか心理的なお話というか、ですね……」
何やら勝手にしどろもどろになっているしのぶ
シロ
「ん? うん? バイクすきなヤツの話は、やっぱりよくわかんないぞ」
シロ
シロにとってバイクは「すきな奴の話を難しくする」スキルが付いた装備みたいなイメージになった。
風馬
「転んだらまた直せばいい」
しのぶ
「そうです、フレームとエンジンが無事なら、バイクは滅びない!何度でも蘇るさ!」
風馬
あとは人間国宝を酷使することにより
シロ
それな。治るけど金は掛かる。
まあ、そこは宮司さんとかにがんばってもらって、入院費を稼いでいただいて。
シロ
「カニなおるんだろ??」
ちょっとだけ心配そうに。
しのぶ
「カニじゃないです!」
シャーリー
「その……すっきりしたのなら……とてもよかったです……」
風馬
「シャーリー、飛ぶの好きか?」
シャーリー
「飛ぶの……は結構好きですよ……」
風馬
「そうか、よかった」
ゆり
「まぁまぁ、なんのこっちゃわからないけど、しょげてるのが治ったのなら、いいわよ」
「それより、お腹がすいたわ。そろそろお暇して宿に戻りましょうよ」
「晩御飯の時間終わっちゃうじゃない」
シロ
「ごはん!!」
風馬
「じゃあ、またあした」
ちびきつねさま
「また明日だねぇ」
しのぶ
「えぇ。また明日」
シャーリー
「また明日……」
語り手
ぺこりと頭を下げるしのぶと別れ、境内の鳥居をくぐり
石段へと差し掛かったところで
宮司さん
少し下ったところに、宮司さんが立っていました
「皆さん、お帰りかな」
風馬
「ごはんの時間らしい」
シロ
「たっだいまー」
宮司さん
「それはそれは。そうですか」
みんなの様子に、柔らかく微笑み
「……皆さん」
シャーリー
「……?」神妙な空気に思わず背筋をただす。
宮司さん
「どうも、ありがとう」
宮司さんは、風馬の方を少し見やってから、とても綺麗な仕草で頭を下げました
風馬
「?」
つられて頭を少し下げるが意味はわかっていない
宮司さん
その様子に、小さく笑い
「もうだいぶん暗くなってきたからね。気をつけて帰るんだよ」
高瀬川の和樹
「おう、ありがとよ」
シロ
「はーい! ごはんごはん!」
シャーリー
「ごはん……!」
語り手
そうして、みんなは宿へと帰り、美味しい晩御飯に舌鼓を打ち
ゆっくりと休んだのでした
ちなみに、晩御飯はカニでした
シロ
「かにーーーーー」
シャーリー
カニ食べたい。
風馬
「かに……」
シロ
「カラとるのめんどくさい」
高瀬川の和樹
「カニ食ってると黙っちまうよな。美味いんだが」
風馬
「くちばし出したらダメか……」
ゆり
「んーーーー味噌おいしーーー」

語り手
そんなこんなで、つながり強化のお時間です
風馬
全員3にしてもおつりがくるぜ!
語り手
今回は風馬回だった
シロ
和樹とシャーリーとしのぶを3に、風馬を4に。
これでちょうど23だ。
高瀬川の和樹
イエーイ シャーリー・シロ・お狐さまを2 → 3にしてちょうど15消費します。
風馬
ゆり以外全員3に上げて30消費
ゆり
「解せないわ……」
風馬
前回一足先に3にしたから。。。
ゆり
そうでした
高瀬川の和樹
で、シロが好意3になったので「家族」に変更します。旅の仲間よ。
シャーリー
じゃあこちらもシロちゃんと風馬くんと和樹さんを3に。
シロ
わぁい
高瀬川の和樹
わーい、上昇ありがとうございます
語り手
こちらはしのぶからみなさまを1ずつ上げましょう
しのぶから風馬が3になりましたので、仲間に変更します
風馬
ありがとうございます!
高瀬川の和樹
お、ありがとうございます こちらから上げんくてごめんな
しのぶ
イーンダヨ
シロ
できたよー
シャーリー
ありがとうございます!
風馬
メモ更新完了です
高瀬川の和樹
こちらもメモ&シート更新完了
語り手
では、よろしければ日付が変わります
さて、翌日

風馬
「コケコッコー!」
シロ
「……」
「あさかー」
ゆり
「!!!!!、!!!!!!」
もはや声にならぬ声で風馬を枕でばしばしと叩くゆり
高瀬川の和樹
「うう、相変わらず声でけぇなぁ……」眠そうにもぞもぞと布団から這い出してくる。
風馬
まぁどうせみんな二度寝ですけども
語り手
お時間は朝でございます
シロ
完全変身!
ふあー
シャーリー
こちらも完全変身で~。
シャーリー
想い8消費
風馬
完全変身
高瀬川の和樹
完全変身します。ふしぎ4・おもい4消費。
語り手
二度寝も済ませて、お昼になる少し前
シロ
「あのしろいのくっついたかな?」
語り手
しのぶ少年は、今晩に決着をつける、と言っていましたが
日中に特に何かをしておきたい、という人はいますか?
シロ
ないよぅ。
あ、翠ちゃん応援要員に呼びたいw
彼のSAN値が危険かw
風馬
もののけに囲まれるw
語り手
翠ちゃんはまだ知らないもんなw
シロ
今はもののけいないと思ってるからね。
高瀬川の和樹
こちらは特にないので、夜に備えて昼寝をしておいたり、そこらへんを散歩したりしてます。
シロ
よし、三度寝しよっと。
ゆり
「今日は、二和ラーメン食べに行くわよ!」
ガイドブック片手にゆり。
シロ
「らぁめん……」
「なんだそれおいしいのか?」
風馬
「ゆりはなんでも食べるな」
シロ
「ゆーちゃんはでっかいからたべるんだな」
ゆり
「人聞の悪い……それじゃあたしがおデブみたいじゃないの」
シロ
おおきいことはいいことだ!
高瀬川の和樹
「ラーメンっつうのはほんと何処にでもあるもんだなあ。ま、どうせ飯は食うもんだし、悪かないが」
シャーリー
「わかります……」
ゆり
「なかなかポイント高いわよぉ。えーと、なになに?」
ガイドブックをウキウキしながら開き
「恐竜の骨で出汁をとった……ちょっと何言ってるのこの本」
風馬
「昨日みたあのでかい骨か」
シロ
「おいしいのか?」
ちびきつねさま
「美味しそうだねぇ」
高瀬川の和樹
「浮かれた本だなぁ。あの博物館の恐竜は古すぎて石になっちまってるから、食ってもたぶん不味いぜ。あいつは…… どうなんだろうな?」
ゆり
「えぇ……アンタ生き物をそんな目で見てんの?」
風馬
鶏ガラだったら風馬には内緒な
シロ
「らーめん食べる!!」
トリ全般だめだな。
高瀬川の和樹
だめですな。果たして夕食やいかに。
シロ
リアルトリも仮想トリもいるから。
語り手
割とラーメンで鶏ガラって定番だよな……
高瀬川の和樹
わからなければいいのさ
わかったらSANチェック
OKです。
シャーリー
おいしいですよね
語り手
海亀のスープ状態
風馬
びっくりしちゃう
語り手
そんなこんな話しながら、二和の町へと繰り出す……ということでよろしいでしょうか
高瀬川の和樹
OKです。>繰り出す
シャーリー
いいですよ~!
風馬
繰り出そう!

語り手
では、みんなが二和の町を歩いていると
シロ
「らぁーめんたーべたい!」
雪花
「ラーメン美味しいよね!溶けちゃいそうだけど」
シロ
「セッちゃんやっほー」
シャーリー
「……溶けちゃうんですか……?」
高瀬川の和樹
「溶けるのはならんなぁ。ソーメンにしといたらどうだ」
語り手
シロの雄叫びに、唐突に横から声が割り込みます
雪花
「冷凍庫で食べれば何とか……」
ルーク
「こんにちは なのです」
ルーク
「よくおあいしますね なのです」
シロ
「わぁ」
風馬
「雪花とルークもごはんか?」
シロ
「なのです!!」
シャーリー
「一緒にラーメン行きます……?」
雪花
「違うよー。今日はね、ボランティア!」
ボランティアって何だろ?と首を傾げながら、軍手をはめた手を振って見せます
シロ
「ぼらんてあ」
「ってなに??」
高瀬川の和樹
「よう。ボランティア? なんかの手伝いか?」
シャーリー
「……ぼらんてぃあ……?」聞きなれない単語だ……。
雪花
「何だろねー?」
シロとシャーリーの言葉に、あははと笑う
河崎 翠
「お前ら、テキトーなことばっか言ってんなって……」
風馬
「みどり」
河崎 翠
「よぅ、少年。バイク雑誌読んで悶々としてるか?」
風馬
「バイク……ざっし……」
高瀬川の和樹
「よう、こんにちは。なんだか集まったなあ」
河崎 翠
「おぅ、奇遇だなぁ。ま、デカイ町じゃないからな」
シロ
「みっちゃん」……でいいかぁ。
河崎 翠
「近所のお友達の女の子か、俺は」
シャーリー
「……悪い子ではないので……?」
シャーリー
なんか言わなきゃいけない気がした>表
風馬
ナイスフォロー
河崎 翠
見れば、翠も手に軍手をはめています。
ルークは何やら大きな袋を持って。
高瀬川の和樹
「ゴミ拾いかなんかか?」
河崎 翠
「ああ、まぁついでにな」
「まぁ気にすんな、みっちゃんでいいよ」
シロ
割とそんな感じに呼ばれ慣れてるからなぁ
シャーリー
「……」目の前の青年をまじまじと見つめる。
「……なんというか……なんといえばいいんでしょうか……」
「……しっかりしてますね……」
河崎 翠
「……一応聞くけど、褒めてるんだよな?」
シャーリーに
「なんか、今晩忍が山で夜走りすんだろ?」
風馬
「知ってるのか」
シャーリー
「知ってたのですか……」
河崎 翠
「ああ、まぁな」
シロ
「対決するんだぞ!」
「やっつけたら神になれるんだ」
河崎 翠
「……対決?」
ルーク
「みどりちゃんには、しのぶくんが練習するというお話したのです」
風馬
「走るだけだ、それでいい」
河崎 翠
「なんかわからんが……。そうだな。走りで悩んだら、とりあえず闇雲に走ってみるもんだ」
シロ
「そうなのか?」
風馬
「シロも走ろう」
シロ
「うん!!!
河崎 翠
「で、な」
「この時期、落ち葉もあるし、小石も落ちてるかもしれん」
シロ
「うんうん」
河崎 翠
「四輪ならともかく、バイクにゃそういうイレギュラーも命取りだからな。軽くだけでも掃除しといてやろうと思ってな」
風馬
「そうなのか。道を掃除するんだな」
シロ
「そうじか!!!
シロ
シロ一緒に走らせるのはいいけど、「おくりあし」は禁止にしておかないとマズイ
高瀬川の和樹
それはそう
シロ
普通に歩く人ならともかく、乗り物運転するヒトのおとなゼロはまずすぎる。
風馬
おくりびとになってしまう
雪花
「そうなの!ボランティア!」
軍手をぱたぱたと打ち合わせて、はしゃぐ雪花
高瀬川の和樹
「ああ、そういう。ありがとよ、折角だし俺も付き合うかな」
「掃除がてら散歩ってのも悪くねえ」
風馬
「オレもやる」
シロ
「たからさがしだな」
高瀬川の和樹
「おう、その通り。綺麗な落ち葉かなんか見つかるかもな」
シャーリー
「……私も手伝いましょうか……?」
河崎 翠
「お、そうかい?そりゃぁ助かるが……いいのか?せっかくの旅行だろう?」
高瀬川の和樹
「なあに、一通り回ったとこでな。ちょいと目先を変えてみたかったのさ」
シロ
「しのぶががーってなってくれないと、つぎのとこいけないからな」
河崎 翠
「がー?」
「ま、まぁいいや」
「それじゃお言葉に甘えさせてもらうよ。ありがとな」
ルーク
「みなさん、ありがとなのですー」
ぺこりんと頭を下げる
語り手
そうして、みんなは三度山道へと向かうのでした。
高瀬川の和樹
さんどさんど
シロ
嬉々としてぴかぴかの木の実を拾ったり、キラキラした石集めたりしてる。
ゆり
「……ねぇ、ラーメンは?」
高瀬川の和樹
「夕食でいいだろ」
シャーリー
朝ラーメン……。
ゆり
「今晩は和牛の岩盤焼きなのよぅ!」
シロ
「ゆーしょく!!」そのへんでとったヤマブドウとかをはむはむしてる。
風馬
「骨ラーメンか?」
高瀬川の和樹
「おう。骨ラーメン」
シャーリー
「……」わぎゅうっておいしいのかな、などと考えている。
高瀬川の和樹
「じゃあラーメン食ってから行こうぜ」
雪花
「ラーメン!腹が減ってはイクサはできぬ!」
イクサって何だろね?と首を傾げながら
シロ
「ほねはたべられない……」
風馬
犬…じゃなかった
シロ
わんわん!
語り手
では、みんなでとりあえずはラーメン屋さんに向かったところで
本日は〆ましょう

高瀬川の和樹
はーい! お疲れさまでした
シロ
おつかれさまー
風馬
お疲れ様でした!
シャーリー
お疲れ様でした!
シロ
今日のシロもひたすら騒いでおった……
風馬
かわいい
風馬
ちなみにリアルルークは年をとって大事にされているので最近調子こいてるとのこと
高瀬川の和樹
リアルルーク情報が
態度大きめのおばあちゃんルーク
シャーリー
リアルタイムで!?
シロ
お元気そうで何よりでございます。
語り手
某卓のおばあちゃん猫と相性良さそう
風馬
確かに!
シロ
にゃあ……ねこはいます。


ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。