シロ
一番目の足跡ペタペタ
■■■■■20211102■■■■■
しのぶ
あー、お掃除したばかりなのに
風馬
かっかどぅーどぅるどぅー
シャーリー
imahairu
語り手
行けるのかな
語り手
前回のゆうこや
前回の~、ってやるの久しぶりだな
シャーリー
うぇい
シロ
おぉ? 前回のログ作ってなかったか。
作ったつもりでいたわ。
語り手
二和神社に祀られるバイクの付喪神であるしのぶ少年が夜な夜な山へと出かける理由は
突然現れたという、自ら龍神と名乗る恐竜と、速さ勝負をするためでした
シロ
フタワノドラゴンのご無体なレースに勝ちたいんだったね。
シャーリー
ええ
語り手
しのぶ少年が言うには
その傍若無人な恐竜は、現役の龍神であるしのぶを負かし、自らこそが龍神になろうとしているとのこと
高瀬川の和樹
de
でしたな
シロ
ドラゴンさんホンモノ??
風馬
下剋上ねらっておった
語り手
しかししのぶ少年は、バイクでありながら上手く山道を走ることができないらしく
勝つことができないでいるのでした
シロ
ドライバーに文句つけてたー
上手な人ならいいの?
風馬
コケェ……
シロ
おぉっと風馬騎手、馬との折り合いが悪い!
シャーリー
な、なんだってー!?
語り手
しょんぼりと肩を落とすしのぶ少年は、宮司さんに促されて社務所へと消え、みんなも宿へと帰ったのでした
シロ
こわいやつの正体が分かったし、もう怖くないね!
人型になってる。
シーン切れたのいつだったかな。
6点必要かな。
語り手
あっ、そうだ
シーン切れたんだった

語り手
つながり強化どうぞどうぞだ
すみません、今回そこかrやろうと思ってたんだ
これならPC死んでる人にも優しい!
やったね!
シャーリー
やったぁ
シロ
しのぶ・風馬に1点ずつ。
しのぶ
ありがとう
風馬
シャーリー・シロ・ゆり・しのぶに+1で20点消費
シロ
風馬が3、しのぶが2になったよ
シャーリー
私も風馬くん上げる~。
しのぶ
あれっ
語り手
グハァ、風馬からしのぶ、って感情何でしたっけ
メモられてない!
風馬
保護どす!
語り手
ありがとうございます!
高瀬川の和樹
うう~ん 一番絡んだのゆりな気がするので、ゆりへのつながりを2 → 3に上げます。
ゆり・風馬へのつながりを+1(2 → 3)して10点消費。
語り手
ありがとう~
ではこちらから
そういえば、しのぶと和樹、シャーリーの間に結び忘れてる……?
高瀬川の和樹
こちらはしのぶくんから1あるはず
シャーリーさんどうだっけ
シャーリー
あった気がする~~~
語り手
ごめん、なんかメモが先祖帰りしてる……?
和樹からしのぶへ何だったか、教えていただけます?
シャーリー
こちらは好意~
語り手
ありがとう!
とりあえず、夢使って、しのぶから風馬へ1 → 2に上げますね
風馬
あざます!
高瀬川の和樹
尊敬ですね
語り手
ありがとうございます
高瀬川の和樹
あ、違う、逆だ
しのぶくんから和樹が尊敬、和樹からしのぶくんが好意
語り手
高瀬川の和樹
失礼しました
語り手
ありがとうございます
これでよし
大変失礼しました
高瀬川の和樹
いえいえ

語り手
では、シーンが変わります
夜の間に何か話したり、したいことがある方はおられますか
高瀬川の和樹
こちらは特段なし。スマホでバイクレースについて調べていたら、つい読み耽って眠そうにするくらいかな。
風馬
初バイクに浸ってたくらいかな
シロ
シロは宿の周囲を走っているかも知れないけど、適当なところで飽きて戻ってくるよ。
シャーリー
こちらも~
語り手
なるほど
では、風馬にだけ、ちょびっと
夜、布団の中に入って、皆が寝静まるころ
風馬は布団の中で初めて跨ったバイクという乗り物のことを思い出していました
風馬
(いつもは風に吹かれるのに、バイクにのってるときは、オレが風になってたみたいだ)
語り手
左手でクラッチを切って、ギアを上げる
右手のスロットルを回すと、ぐん、とたくましく加速する、あの感覚
それらの言葉のことは知らなくても、その時の感覚だけは覚えています
それはまるで、自分自身が風となって、地面すれすれを軽やかに飛んでいるような
そんな感覚
風馬
(楽しかったな。でも、しのぶは怖かったのか)
しのぶ
『彼は、ダメです』
そう目を逸らして呟いた、悔しそうな、悲しそうなしのぶの顔が、なんだかチラついていました
風馬
(オレ、飛ぶのも走るのもだめなのか)
シロ
そんなことないぞ! おりあいがわるかっただけだぞ!
風馬
(飛びたいな……シャーリーなら、飛び方教えてくれるかな)
語り手
そう考えながら、風馬は気がつくと眠りへと落ちていました
風馬
Zzz……

語り手
朝です
ここで、登場処理と致しましょう
高瀬川の和樹
完全変身します。
シロ
フル変身で8点消費!
風馬
フル変身!
シャーリー
えーっと、半変身で。おもいから引きます。
風馬
「コケコッコー!」
ゆり
「だぁぁぁぁぁぁっ!だからやめなさいよ、それぇっ!」
飛び起きたゆりが、枕を風馬に投げつけました
高瀬川の和樹
「うぶ、早ぇよ……」地獄の底のごとく眠そうな顔で登場。
「眠ぃ……」
シロ
「モー、いつも朝早い……」
「やこーせーせーぶつの身にもなってくれよ」
風馬
「でも、日が昇ったぞ?」
ちびきつねさま
「おはよう。みんな今日も元気なのは良いことだね」
高瀬川の和樹
「やこーせーせーぶつはひがのぼったらねるもんなの。俺も寝る」布団に戻ろうとする
シロ
「日が昇ったらお空の真ん中に来るまで寝るの!」
ゆり
「河童が夜行性なんて聞いたことないわよ」
シロ
和樹の隣で丸くなります。
高瀬川の和樹
「バイクレースが沼だったんだよ…… 眠ぃ……」
ゆり
「そういえば、今motoGPやってたっけ……」
シロ
すねこすりって妖怪だけど睡眠必要なの??
ゆり
必要!
シロ
よし寝る。
妖怪は朝は寝床でグーグーしてても許されるはずだ。
風馬
しごともがっこもない!
語り手
そんなことを話しながら、みんなで食堂で朝ごはんを食べ
みんなのお皿の上のシャケやお味噌汁がなくなる頃
高瀬川の和樹
半分寝ながらもぐもぐ。
ちびきつねさま
『それで、今日はどうしようか』
語り手
隠れたカバンの入り口から、ゆりにシャケを分けてもらいながら、ちびきつねさまは言いました
ゆり
「皮はあげないわよ」
風馬
「きつね、オレの魚をくってくれ。にわとりは魚を食べない」
ちびきつねさま
『そうかい?でも、風馬も人の体に化けているのだから、少しは食べなければいけないよ』
と言いつつ、ぴょこんと前足をカバンから出して言いました
シャーリー
「……美味しいです……」魚おいしいねぇ。
シロ
「ヒトのゴハンうまい!」
「りゅうみにいく!!」
シャーリー
「あ……私も……」
高瀬川の和樹
「ふわぁ、しのぶの特訓かと思ってたが、竜な。悪かねぇな」
風馬
「あいつの居場所がわかるのか?」
シロ
「ちがうぞ。ちがわないかもだけどちがうぞ」
「そっか、いるかもなのか?」
高瀬川の和樹
「竜…… 恐竜のなんだかがここで見つかったっつてたろう。博物館ってとこにゃ、その骨やらが展示してあんのさ」
ゆり
「なるほど。いいわね」
高瀬川の和樹
「敵を知り己を知りゃあなんとやらともいうし、普通に見てみたかったのも見てみたかった。俺も賛成」
シロ
「カミサマみたーーーーい!」
風馬
「ぐーじが言ってたとこだな、いこう」
シャーリー
「行きましょう……」
シロ
龍はカミサマなのにカミサマになりたいの? 変なの。
と、イマイチ理解できていないシロは思いました土佐。
ぱんふでみたらすごく面白そうだったから行ってみたいだけだよ。
風馬
うどん
シャーリー
土佐日記。
風馬
風馬もさっぱりだ高知
シャーリー
私は香川行きたいですね。
風馬
うどん
シャーリー
骨付鳥も食べたい

語り手
恐竜博物館に行こう
そうみんなで決めて、しっかりとお茶までいただいてから、宿を出たのでした
シロ
そして移動中に寝る。
風馬
車の窓を開けて風を感じつつなんか違う感
語り手
街の中心から少し外れたところにあった宿から、ゆりのスポーツカーで、博物館へ向かいます
シロ
おっ、福井かな。
行ってみたいんだよねぇ、リアルで。
語り手
画像は福井かもしれないが、ここは二和村だ。いいね?
シャーリー
鯖江!?
風馬
アッハイ
シロ
過疎に苦しんでた土地が随分栄えたもんだ。
シャーリー
眼鏡職人の朝は早い
語り手
段々と賑やかになってゆく街の風の中
みんなの前に、綺麗な四角い建物が見えてきました
風馬
「なんだあれ、全部竜か!?」
高瀬川の和樹
「お、あれか」
語り手
その建物の前には、一際大きな恐竜がお出迎え
シロ
「あれりゅうかーーーー!」
「でかーーーーーー!」
シャーリー
「……大きい……怖い……」怯える。
高瀬川の和樹
「おう、そうだそうだ。でかいが、生きちゃあないから安心しな」と、シャーリーに。
風馬
「ゆうべのやつより、もっとでかいな……」
シロ
「動かないのか? そうかー」
安心したけどがっかり。
いきなりじゃなければびっくりしないもん!!
シャーリーさん半変身でどうやって誤魔化してんだろ。
語り手
それぞれにわくわくとしながら、建物へと近づき
入り口で切符を買って
ゆり
「領収書ください」
風馬
どこに請求するんだ
シロ
あ、なんか「ていしゅつ」したらお金が返ってくる魔法のけんだ。
高瀬川の和樹
「なんだ、後で経費か?」
ゆり
「あったりまえでしょうが。きつね、ことが済んだら耳揃えて払ってもらうかんね」
ちびきつねさま
『あはは』
シロ
人間かぶれの妖怪多過ぎ問題。
風馬
もののけですら税務署からは逃れられないんだ
高瀬川の和樹
「ああ、そういう。請求先はお方様か」
ちびきつねさま
『うふふ』
高瀬川の和樹
和樹とゆりの所だけゆうこや的に異世界が発生している
ゆり
「笑って誤魔化すんじゃないわよ!」
カバンに乱暴に手を突っ込んで掻き回します
ちびきつねさま
『ムギュー』
高瀬川の和樹
「おおい、ゆり。そらいいが周囲の視線が集まってるぜ」
ゆり
「あらいけない、オホホ」
シロ
最近の若いモンはあ。
と思ったら片方は1000歳だった。
シャーリー
もちもちしてそう……と思いながら御方様を見る。
語り手
などとワイワイしながら入り口をくぐると
そこは、不思議な世界でした
骨、骨、骨
シャーリー
どうぶつの森ですか?
語り手
見たことのない骨の生き物が、身動きもせずに立ち並んでいました
高瀬川の和樹
これはどうぶつの森
シャーリー
喫茶店追加されると聞いて喜んだ私が居ます。
高瀬川の和樹
まじか!! あとで確認しよ
シロ
最終更新で追加されてたねぇ
シャーリー
くーなさんもあつ森してる……?
シロ
私はやってなくて息子がやってますねー。
あと普通にニンダイ観てるから知ってる。
シャーリー
あー息子さん!!!
島にお邪魔したい……。
シロ
日付と曜日に追われてまったりできないからやめたんだ……

シャーリー
こういうのを見たがる人間って変だなぁ、と思いながら骨を見てる。
ゆり
「たまに来てみると、ダイナミックで面白いものねぇ」
シロ
「わぁぁぁ、ほね!」
「でかーーーーー!」
高瀬川の和樹
「……あれがなぁ、ずうっと昔にここらを歩いてた竜どもの骨なのさ。それが腐って土に埋まって、骨だけ残ったのを、人間らが掘り返して、どんな面してどう歩いてたのか、必死に想像してるんだ」
高瀬川の和樹
「そう思うと、ちょっと面白いぜ」 と、不思議そうなシャーリーに言う。
シロ
「これトリのおじーちゃんなんだって」
壁のイラストから読み取れた情報。
シャーリー
「……ちょっと興味が湧きました」これは和樹くんにね。
「見てみましょう……」シロちゃんの後ろに近づこう。
ゆり
「その辺りの説も、二転三転して。まぁ、こんな姿になってからも忙しいものよねぇ」
高瀬川の和樹
「だろ?」 ちょっと嬉しそうにする。
シロ
字は読めないから絵を観て、あとはひたすら「でかーーーーー!」って言ってる。
ゆり
「ちょっと、静かにしなさいよもう」
そうシロを注意するゆりの顔も、微笑んでいます
語り手
博物館の中を歩く5人
やがて見えてきたのは、今度は骨ではない恐竜
シロ
「!!!」
高瀬川の和樹
「おおおお。こうして見るとでかいもんだねぇ」
シロ
「でかーーーー!」
足下走りたい。
語り手
でかー、と叫ぶシロを、不意にその恐竜が睨んだような気がしました
シロ
「!!!」
語り手
そして、次の瞬間
『ぎゃおぉぉぉぉん』
突然、その恐竜が下を向いて口を開いたかと思うと、シロに吠えました
シャーリー
「ぴぇっ」
高瀬川の和樹
「おわ」 タネが分かっていてもいきなり来ると驚くのだ。
シロ
choice(和樹の足下,風馬の足下,しゃーりーのうしろ,ゆりのカバン,気絶) (choice(和樹の足下,風馬の足下,しゃーりーのうしろ,ゆりのカバン,気絶)) > 風馬の足下
シロ
風馬の足下に潜り込んでブルブルガタガタします。
ゆり
「あっはっはっはっは!引っかかった、引っかかった!」
ゆりがその様子を見て、嬉しそうに笑います
シロ
「こわい、でかいのこわい」
風馬
「動くのか……」
ゆり
「あたしはパンフレット見て、知ってたもんねぇ」
手に持ったパンフレットをひらひらとして見せます
高瀬川の和樹
「大人げねぇなぁ」大人とは。
シロ
「これかみさまか!」
風馬
「こいつも、走ると速いのか?」
シロ
ティラノはさいきんめっちゃ遅いってことになったらしいね。
人間が全力で走れば逃げられる程度に。
語り手
「残念。実はそんな早くはないことが、最近わかったのよ」
不意に、声を掛けられました
風馬
「そうか」振り向く
シャーリー
「……そうなの……ですか?」
シロ
あっまずいまずいかくさなきゃ
えい
語り手
そこには、メガネを掛けたお姉さんが一人、立っていました
シロ
「あたしよりはやくないのかなぁ」
道を移動している物になら何にでも速度を合わせられるぞ! 追い越せはしないけど。
語り手
「昔は、このフォルムや映画の影響で、すごく早いんじゃないか、って思われていたけれどね」
シャーリー
ジュラシックワールド?
風馬
地上を走る乗物の最高記録はマッハ5
シロ
まっはごーごー
「昔は早かったけどいまはおそいのか。としとったのかな」
風馬
「そうなのか、でもあのりゅうは車より速かったぞ」
語り手
「うん?」
高瀬川の和樹
「あいつはこの竜じゃねぇだろ。形がちげえ」
シロ
「もっと細かったー」
シャーリー
「そう言われたら……」そうだなぁ……。
風馬
「この町のりゅうは細くて速いんだな」
シロ
ラプトルみたいなモンかなと勝手に想像してるけどどうなんだろ。
昨日遭遇したご無体龍
高瀬川の和樹
「ああ。映画でな、スポーツカーを軽々追い越していく恐竜が出てきたんだ。
 あいつはなんてえのかね、尻尾がこんなで……」ご無体龍の特徴を説明します。>お姉さん
語り手
女の人は、みんなが言うことに、少しぽかんとしてから
「あっはっはっは」
不意に笑い出しました
「なるほど、なるほど」
「みんな、熱心な恐竜ファンってわけね」
シロ
きょーりゅーふぁん。何だろうそれは。
語り手
うんうん、と頷いてから
「わかる、わかるなー。そういう妄想、ついしちゃうよねぇ」
シャーリー
するのかな?
シロ
「会ったもん!!」
語り手
「そうなんだぁ、すごいなー。お姉さんも見てみたかったなー」
シロ
「やっつけたいの」
風馬
「そうか?夜に山を走れば」
高瀬川の和樹
「そうそう、俺たちあの恐竜をどうやったら追い越せるかって話をしてるんだ。なんて名前のやつかわかるか?」
乗っかる。
ゆり
「アンタたち、いい加減キュレーターさんが困ってるわよ」
女の人
「いえいえ、いいんですよ~」
シロ
「キューさん? しりあい??」
シャーリー
「きゅれ……?」
女の人
「キュレーター、ね」
風馬
「くれーたー」
ゆり
「メテオすんな」
シロ
ゆりさんのノリツッコミがまさしく人間。
女の人
「改めまして、キュレーターの長谷部です」
胸の名札を見せると、確かに『学芸員:長谷部』と書かれていた
風馬
「くれーたーのはせべ……?」
シャーリー
「くれ……?」
シロ
「ハセ……ベェ……うーん。キューべーちゃん?」
長谷部
「そんなに難しい名前と肩書きなのかな……」
シロ
長谷部さんこんな人だったんだなぁ。
シャーリー
かわいい。どのメーカーだろ。
高瀬川の和樹
長谷部さんすげーーーーかわいい
シロ
※フタワに化石探しに来た人。素人が見つけて雑に保管してた化石を見つけて「新種だ!!」と大興奮してた。
長谷部
「ともあれ、ようこそ、二和村営恐竜博物館へ」
高瀬川の和樹
「初めまして。一気に質問しちまってすまんな」
長谷部
「いえいえ。そのために私たちがいるんですから」
「それで―――足の速い恐竜でしたっけ?」
高瀬川の和樹
「そうそう。夜な夜なバイクとレース繰り広げてんだ。こんな細い身体で、これくらいの大きさで、尻尾がこんなでこんなでな」
長谷部
「あはは……えーっと」
「そっか、バイクとレースしてるとなると、それは相当速いね」
「となると、やっぱりあの子ね」
シロ
「あの子? 知り合いか!?」
長谷部
長谷部さんは、スッと手を上げると、迷わずに一つの恐竜の骨を指しました
高瀬川の和樹
「おっ」そちらに向かって、あの自称龍神と形が合うか見てみます。
シロ
「骨だぞ」
「骨は走らないぞ」
いや、走るかも。妖怪なら。
全力ダッシュで追って来るがしゃどくろとか嫌だなぁ。
シロ
スプリントがしゃどくろ
高瀬川の和樹
おばけの大運動会
風馬
夜の墓場で運動会
長谷部
「そうね、今はもう走らないね」
風馬
「骨だ」
語り手
その姿は、確かに昨夜見たあの龍に似ているような気がします
シロ
似てる? けど骨だし。
語り手
長谷部さんは、みんなをその骨の前まで案内してくれます
風馬
「形は似てるな」
高瀬川の和樹
それを見上げつつ、解説を読んでみます。
シロ
いぶかしげにニオイをかいでる。
長谷部
「この子は、オルニトミムス」
風馬
「おるに……」
シャーリー
「オル……?」
シロ
ヨソモンじゃねーーーか!
シャーリー
学名の由来面白いな
シロ
駝鳥恐竜か。
シャーリー
鳥を模倣するものってかっこいい。
長谷部
「走るのがとっても得意な子で、時速80km以上のスピードで獲物を追いかけていた、と言われているのよ」
シロ
「そんなにはやいのか」
語り手
和樹が読む案内にも、同じようなことが描かれている
この近くで、幾つもの個体が発見されたことから、群れで生活していたのではないか、と言われている
風馬
「なかまがいたのか、あいつは1匹だったが」
シロ
じゃあ和樹に「読んで!」ってせがんで音読して貰う。
字を読める人って和樹だけかな?
語り手
ゆりも読めまくるね
高瀬川の和樹
「おう、任せな」ちょっと張り切って音読する。こういうのきらいじゃないらしい。
シャーリー
「群れ……」
一緒に旅した仲間のことを思い出す。
シロ
「へーーーいっぱいいるのか。いないのか。いっぴきなのか」
長谷部
「おぉ、お兄さん説明上手ねぇ。どう?バイトしてみない?」
高瀬川の和樹
「そりゃ嬉しいね。残念だが俺達旅行で来ててさ、しかも運転手なんだ俺」
長谷部
「あら。それは残念」
シロ
説明を聞いて、なんとなくここにあるのは過去の痕跡なのだと理解した。
長谷部
「この子たちは、群れで生活していたらしいから、もし一人ぼっちだったら、寂しがっているかもしれないわね」
シロ
「あいつ寂しいのかなぁ?」
高瀬川の和樹
「しかし、80kmとはすげぇなぁ。チーターみてぇに最高速度なのか? それとも、ずっと走って…… 寂しがって、か。かもなあ」
シロ
「くるま壊してよろこんでたみたいだけど」
風馬
「……速く走る仲間がほしいのか?」
高瀬川の和樹
「あいつも、もしかしたら仲間が欲しくてちょっかいかけてるだけなのかもな」
シロ
「かけっこ楽しいもんな!」
「こいつのなかまって今どこにいるの?」
長谷部
「お友達の話?」
「そうね、恐竜でも人でも、一人で寂しかったら、つい意地悪をしちゃうかもしれないわね」
高瀬川の和樹
「映画の話さね。夜な夜な道路を壊して回ったり、バイクとレースしたりする恐竜が出てくんだ」
長谷部
「何それ、激アツ」
シャーリー
映画の撮影だったかぁ。
長谷部
「なんてタイトル?インディーズなのかしら」
高瀬川の和樹
「だろ? たしかYoutubeに…… あれ、ねえや。消えちまったかね」
長谷部
「えぇ~残念」
高瀬川の和樹
「残念。落としときゃよかったな」
風馬
「和樹、えいがってなんだ、昨日車で」
シロ
「なかまに会わせてやれば、あいつも意地悪やめるんだろ? なかまどこにいるんだ?」
長谷部
「そして、残念。今はどこにもいないわ」
シロ
「えー」
長谷部
「今は、みんな仲良く土の中ーーーか、ここにいるか」
風馬
「やまにいたぞ?」
長谷部
「え?」
シロ
「いたぞ!!」
シャーリー
「いましたね……」居ましたね。
高瀬川の和樹
「夢でも見たんだろ」
シャーリー
「……そうですね」
シロ
和樹さん大変だな……
高瀬川の和樹
そこまで気を回さんでもというくらいに気を回す河童なのだった。意外と人ともののけのBORDERに敏感なのかもしれない。
シロ
自分がボーダーギリギリにいるからかな……
高瀬川の和樹
それはありそう。
あとは人間のふりするのが板についちゃってるので、つい他のみんなのことも隠そうとするのと。
正体隠すのがライフワ~クみたいになっちゃってるんだろうなあ。
シャーリー
魔法少女みたい>和樹さん
高瀬川の和樹
魔法少女かっぱ☆和樹だったのか
シロ
中盤あたりでバレ回がくるやつ
高瀬川の和樹
和樹のバレ回結構熱いことになりそう

長谷部
「そうなんだぁ。それはお姉さんも会ってみたいなぁ」
和樹とゆりには、長谷部さんが鹿か何かと間違えたんだろう、と思ってるであろうことがわかる
シロ
「土の中にいるのか? 掘れば出てくるかな」
「冬眠中か!」
高瀬川の和樹
「掘って出てきたのがこいつらだな。骨しかねえが」
勘違いも含めてまるまるスルーする。
長谷部
「冬眠……そうね。冬眠。ちょっと長く寝過ぎちゃったみたいだけどね」
シロ
「えーーーーー」
困るじゃん。そんなの困るじゃん。
長谷部
「大丈夫。そのうち、お姉さんがみんな見つけてあげるから」
「ここにいる子たちも、実はお姉さんが見つけたのよ?」
風馬
「そうか、あいつもよろこぶんじゃないか」
高瀬川の和樹
「おお?」 それにはちょっとびっくりする。
シロ
どっかに「みどり」って落書きないですかこの化石。
語り手
キレイキレイされてしまってそう
シャーリー
「わぁ……!」すごいなぁ、という瞳。
シロ
「そうなの?」
長谷部
「そうよ~。実はお姉さんすごいんだから」
「よければ、お姉さんが見つけた子たちを、もっと紹介してあげましょうか」
風馬
「他にもいるのか」
シロ
「うん、おねがい!!」
なかまを探せば解決しそうだったんだから、もっと話を聞けば生きてるヤツのとこわかるかも! って思ってる。
高瀬川の和樹
「そりゃすげえな、ぜひ頼むぜ。発見者に話を聞けるなんてまたとない機会だ」
長谷部
「喜んで!では、まずこちらから―――」
語り手
そして、みんなは長谷部さんの後について、博物館を堪能したのでした
シロ
「おー、すごいなー!」
風馬
「コケ……」
シロ
「かっこいいなー!」
「ふーちゃんやりーちゃんのおじーちゃんなんだなー」
シャーリー
「ふふ…そうかもしれません……」
風馬
「しらないやつがたくさんいるな、でも、どいつも名前が長すぎて覚えられないぞ」

語り手
そして、みんなが博物館の出口までやってくると
外の空は、もうオレンジ色になっていました
(何時間博物館にいたんだ……)
シロ
なんか忘れてるような気がするけど楽しかったー!
すっかり長谷部の説明を面白がって、出際に「フタワサウルスのぬいぐるみ」やら「フタワサウルスキーホルダー」なんかを欲しがったシロである。
ゆり
「しょうがないわねぇ……」
などと言いつつ、ほくほく顔で買ってくれるゆり
シロ
わぁい!
長谷部
「はい、博物館は、ここまで!楽しんでもらえたかな?」
シロ
「はーーーーーい!」
高瀬川の和樹
「おう、楽しかった! あんなに細かい話なんて、他じゃ聞けねえしさ」こちらは本を1冊買ったらしい。
語り手
長谷部さんは、出口までみんなを案内してくれるのでした
長谷部
「楽しんでいただけたなら、何より!でも、ちょっと長居させてしまったわね」
シャーリー
楽しかったね!!!
でもガイド聞いてたら割と時間喰いません?
シロ
凄い規模の博物館だった&長谷部さんの説明が長い&面白かったらしい。
長谷部
「この二和は、博物館以外にも色々楽しいところがあるから、もし余裕があれば、ぜひゆっくりしていってね」
シロ
「あっ、でも……早く神様に会って、お方様たすけなきゃ」
長谷部
「明後日にも、お祭りがあるから」
風馬
「おまつり?」
長谷部
「そう、お祭り」
シロ
「じんじゃの?」
シャーリー
おまつり……
高瀬川の和樹
「いいなあ、お祭り。屋台とか出んのか?」
長谷部
「もちろん。二和神社っていうのがあって―――」
そこまで長谷部さんが話したとき
シロ
「!」
語り手
どこからか、聞いたことのあるような音が聞こえてきました
シャーリー
「!?」
バイク音かな?
シロ
「バイクだ!」
語り手
バイク音ですね
高瀬川の和樹
何の音ですか?
風馬
「しのぶもきたのか?」
高瀬川の和樹
「む」山の方から?
語り手
いえ、博物館のすぐそばから
通り過ぎていったかと思うと
音はまたやって来て、通り過ぎました
シロ
誰?
長谷部
「噂をすれば」
「良かったら、ちょっと見ていく?」
風馬
「見る?なんだ?」
シロ
「??」ついてく。
長谷部
長谷部さんが案内してゆくと、そこは広い駐車場でした
語り手
そこには、一台のバイクが止まり、その上に跨った人が、一息ついているところでした
シャーリー
「……?」
風馬
カワサキか……
語り手
長谷部さんは、みんなを連れてその人のところまで歩いて行くと
長谷部
「河崎くん、お疲れ様」
そう声を掛けました
風馬
カワサキだった
シャーリー
神戸だった……?
語り手
バイクの人は、そう声を掛けられて気づいたのか、ヘルメットを被ったままそちらを向くと
「おぅ、長谷部センセ。お疲れ」
ヘルメットの前についている窓のようなところをパカっと開き、男の人の目が見えました
シロ
みどりちゃんやないかい
語り手
それが、この二和の村で出会った、もう一台のバイクと、その乗り手でした
風馬は、なんとなく
そのバイクが、あの少年のものと似ているな、と少し思いました
風馬
「しのぶに似てるな」
シロ
※河崎翠
雪花の幼なじみのライターにしてライダー。
実は雪花たちが人じゃないことは幼いときから知っている。
語り手
ってところで今日は閉めましょう
風馬
お疲れ様でした!
シャーリー
お疲れ様でした~~~!!!
シロ
おつかれさまー
高瀬川の和樹
お疲れさまでした~~~!

シロ
■■■■■20212209■■■■■
高瀬川の和樹
にゅるる
風馬
ココココ
GM
にゅにゅにゅにゅ
みんないるねぇ
シロ
いるよー
高瀬川の和樹
いまーす
風馬
飛べるほうのとりはー?
語り手
入った部屋の画像がいきなりZ250で嬉しい私は語り手
高瀬川の和樹
ww
風馬
ゆうこやとは思えない背景でいいとおもいますw
シャーリー
すみません、ちょっと気持ちが昂ってるので冷静になるのに5分ください。
今冷静ではない気がする。
語り手
この卓のゆうこやらしくなさは、初回からぶっちぎり
風馬
クールダウンしてってね
語り手
calm down
シャーリー
薬の不味さとその他もろもろでムキー!ってなってるので
語り手
美味しい薬なんてバリウムくらいなもんだからね
シャーリー
漢方まずい
高瀬川の和樹
バリウム香りこそあるけどすげー飲みにくくないです?
語り手
飲みにくいからこそだものねぇ
なんていうか、見た目と飲んだ感じが石膏みたいだもんね
高瀬川の和樹
それ
シャーリー
石膏
高瀬川の和樹
その上に発泡剤が入るからウボァってなる
風馬
おいしめのモルタル
高瀬川の和樹
おいしめのモルタルwwwwwwww
納得した
語り手
ウボァってなったあなたはお代わりをどうぞ
高瀬川の和樹
遠慮しておきます
語り手
ゲップしたらリトライだから…
高瀬川の和樹
それはそう……

語り手
前回のゆうこや
長谷部さんの案内で博物館を堪能したみんなは、その駐車場でもう一台のバイクと、そのライダーに出会ったのでした
長谷部
「お疲れ様、河崎くん」
長谷部さんは、そのライダーにそう声をかけました
語り手
「おぅ、長谷部センセ。お疲れ」
上下がつながった、変わった服を着た、バイクに乗ったその人は、ヘルメットのままそう答えました
高瀬川の和樹
「先生んとこの人かい?」と、河崎くんについて聞いてみよう。
河崎 翠
「おっ?」
ヘルメットを脱ぐと、その下からお兄さんの顔が出てきました
高瀬川の和樹
あら~イケメン
河崎 翠
「長谷部センセ、お客さんかい?」
「いやぁ、俺は別にここに勤めてるワケじゃないさ」
「バイク乗りにして、流浪のライター。河崎 翠(かわさき みどり)だ。よろしく」
右手のグローブを外し、差し出す。
シャーリー
「どうも……」
シロ
くんくんと鼻をうごめかせて。
「くさくない」
夜中に会ったライダーは臭かった。
河崎 翠
「臭い?……まぁ、ライディングスーツはちょい蒸れるからな……」
高瀬川の和樹
「おう、よろしく。俺達は恐竜を見てたら長谷部先生に会ってね、色々お話を伺ってたのさ」握手。
シロ
シロはお兄さんの足下の周囲をぐるぐる回っている。
風馬
「みどり……」
シロ
「シロだぞ!」
高瀬川の和樹
「ああ、俺は高瀬和樹。よろしくな」
名乗ってもらったので名乗り返す。
河崎 翠
「ああ、よろしく。おっと、マフラーは熱いからな。触るんじゃないぞ」
シロ
ちょうど触れかけてキャッてなってる。
長谷部
「今日も演舞のお稽古?」
河崎 翠
「ああ。もう明後日だからな。仕上げとかにゃ」
シロ
「らいだぁなのか。ゆーちゃんに乗れる人だな」
高瀬川の和樹
「演舞? 噂に聞くお祭りってやつかい?」
河崎 翠
グローブの残る左手で、バイクのタンクを撫でながら
「ゆーちゃん?ああ、そうさ。アンタたちも、その祭りを見に来たんじゃないのかい?」
シャーリー
「シャーリー……です」
風馬
「オレは風馬、祭りのことはさっき聞いたばっかりだ」
河崎 翠
「おお、外人さん!いいね、二和にもいよいよグローバルの波が来たな」
「なんだ、そうなのか。でも、それならちょうど良かったな。ぜひ見てってくれよな。俺が演舞を奉納するからさ」
言い、右手の親指を上げてウィンク
風馬
「えんぶ……?」
河崎 翠
「ああ、そうさ」
シロ
「エンブってなんだ?」
シャーリー
グローバル
シロ
しのぶくんに乗るのケ?
長谷部
「突然のお願いで、本当にごめんなさいね」
シャーリー
「……いえ」
河崎 翠
「ああ……。まぁ、忍くんが走れないってんだろ?なら仕方ないさ」
シロ
「んん? しのぶ? あいつか」
河崎 翠
「おっ」
シロの質問に、ちょっとニヤリと笑います。
風馬
「!しのぶしってるのか」
河崎 翠
「それなら、ちょっとだけ見ていくかい?ようやっと形になってきたとこだからな」
「うん?ああ、もちろん知ってるさ。なんせ、こいつの兄弟の乗り手だからな」
言って、シートをぽんと叩きます
高瀬川の和樹
「兄弟?」
しのぶが何か知っているわけではなさそうだ。慌てて不用意なことを言わなくてよかった、と胸を撫で下ろす。
河崎 翠
「こいつは、Z250ってバイクなんだ」
「あの二和神社に奉納されてるバイク……Ninja250とは兄弟なのさ」
シロ
「なまえながい…」
風馬
「兄弟……どっちが速いんだ?」
ゆり
「Z250とNinja250は中身は同じなのよ。というより、フルカウルを装着したのが、Ninja250。ストリートファイターとしてロンチされたのがZ250」
河崎 翠
風馬の言葉に、腕組みをしてうーん、と唸り
「そうだなー。カウルがある分、長い距離だったらNinjaだな。でも、Z250はストリートファイターだけあって、色々器用なんだぜ?」
シャーリー
鳥なのにスペースキャットみたいな顔をする。
河崎 翠
「てか、お姉さん詳しいな。アンタも何か乗ってるのかい?」
ゆりに。
シロ
並んでばななの顔してる。
高瀬川の和樹
「あー、俺達こいつ以外バイクにゃ詳しくねえんだ」
「とりあえず、中身がいっしょってことだけは分かったが……」
風馬
なかみが同じまでしか聞き取れなかった
ゆり
「ええ、まぁね」
河崎 翠
「なんだ、そうなのか?それは残念。バイクはいいゾォ」
みんなのばななっぷりに。
シロ
「なんかしらないけど、バイクにのるひとってはなしよくわかんなくてながい」
車に乗る人、もシロ的にはそうかも知れない。
シャーリー
むずかしいこと、つばめ、よくわからない。
高瀬川の和樹
「ゆり、言われてんぜ」シロの発言を拾って。
ゆり
「別に、シロは人の脛以外のことはいっつもこうでしょ」
高瀬川の和樹
みどりちゃんが見事なバイクオタに育ってしまった
シャーリー
どうして
シロ
元々しのぶくんとバイク談義する程度にはそうだったよ。
高瀬川の和樹
そういやそうだったか
風馬
「……みどりは、バイクに乗るのが得意か?」
河崎 翠
「ああ、まぁな。少し前までは、それこそ忍くんの方が上手だったと思うが、今では、ふっふっ、どうかな?」
風馬
「和樹、みどりならあいつに勝てるか?」
高瀬川の和樹
「こいつを巻き込むつもりか?」風馬に小声で返す。
風馬
「うまいやつが乗れば、速くなるんじゃないのか?」和樹に返す
河崎 翠
「何だ、何の話?」
高瀬川の和樹
「そりゃそうだが、あいつが首を縦に振らんだろう。それに……、ああ、いや、なんでもねえ」
河崎 翠
「前の祭りの時の忍くんの演舞は、そりゃあ見事だったからなぁ。フルカウルでよくエクストリームなんてするもんさ」
シロ
「しーちゃん、うまいの?? ヘタクソだったよ」
「ななめになれないし、スピード上げちゃいけないとこで上げて転んでたぞ」
長谷部
「忍くんはね、ちょっと今スランプ気味なのよ」
風馬
「すらんぷ?」
高瀬川の和樹
「スランプ?」
シャーリー
「……?」
長谷部
「ちょっと、ね。バイクに乗るのがちょっと苦手になっちゃったのかな。何があったのかは、彼も話してくれないからわからないけれど」
シロ
どなたかこころのぞきをお持ちの方はいらっしゃいませんね!!
風馬
有機物相手はちょっと……
シロ
無念。
いや、いけない? かな?
過去の記憶とシロの記憶が区別つかなくなっている……
高瀬川の和樹
前世の記憶が混濁している
シャーリー
あるある
長谷部
「今度のお祭りでも、元々は忍くんが演舞を奉納するはずだったんだけれど……」
河崎 翠
「ま、ライダーにゃ、ままあることさ。あいつがやれない、ってんなら、今回は俺が一肌脱いでやろう、ってワケでな」
「走り、ってのは、自分が目一杯になったと思っても、次のハードルが出てくるもんさ。それだけ伸び代があるってこと、何だと思うぞ」
シロ
「ふーん」
河崎 翠
「ま、なんだ」
咳払いを一つし
「あいつがまた上手くなる、一つのキッカケってことさ。さて」
そう言って、再びヘルメットを被ります
「せっかくここに来たんだ。軽く流すから、良かったらちょいと見ていきなよ」
高瀬川の和樹
「ああ、いいね。ぜひ見せてほしい」
風馬
じっと翠とZ250をみてる
河崎 翠
「へっへ。腰抜かすなよ!」
左足のペダルを踏み込むと、がこん、と快音ひとつ。
そのまま左手のレバーと右手のスロットルを巧みに操作し、翠は走り出しました。
語り手
みんなから少し離れたところで、停車し
河崎 翠
「まずはストッピー!」
聞こえるように大きな声で言うと、バイクをスタート。
語り手
たちまち加速したバイクは、みんなの前まで走ってくると、そのまま駆け抜けるかと思いきや、急停止。
その場でぴたりと止まったバイクは、前のタイヤだけで、軽く逆立ちをするように後ろのタイヤを大きく持ち上げ、そのまま少し停止。
風馬
「こけるぞ」
語り手
やがてストン、と静かに後輪を下ろします
風馬
「……?」
河崎 翠
「へっ、そんなヘマするかって」
語り手
言い、また走り出します。
シロ
目を白黒させてる。
河崎 翠
「お次は、高速スラローム!」
語り手
翠のバイクは、龍が泳ぐように、緩やかにゆったりと悠然と、右に左にと繰り返しカーブを描き
河崎 翠
「……からの~~。低速スラローム!」
今度は止まってしまうのではないか、というほどの遅いスピードで、細かなカーブを描いて走ります
シロ
血が騒ぐ動きだぁぁぁ! 走りたぁい!
河崎 翠
「お次は、フルロックターン!」
語り手
そのまま目一杯ハンドルを切り
そのバイクができる1番小さな弧を描いて、その場でぐるぐると回ります。
シロ
くるくるー
語り手
もしかしたら、倒れてしまうのでは……
みんなが心配するほどの角度に傾けて、しかしそれでも決して倒れることもなく、何度もくるくると回ります
風馬
「すごいな、シロみたいに動くのか」
河崎 翠
「〆はジャックナイフでござい!」
シャーリー
ノリノリだなぁ、と思いながら見守る
高瀬川の和樹
「おお、見事なもんだなぁ」
語り手
回っていたバイクが、再びピタッと止まったかと思うと、最初の技の時のように後輪をぶん、と振り上げ、前輪を軸足にしてくるりと回ると、またゆっくりと後輪を下ろして、停車しました
ゆり
「へぇぇぇ、やるもんねぇ」
風馬
「バイクって立つんだな」
シロ
「すっっっっごーーーーーい!」
バイクが走っていた場所に飛び出して走っています。
河崎 翠
「うわ、っとっとっと。危ねぇぞ」
シロ
「すごいね! すごいね! みーちゃんかみさまに勝てる!?」
河崎 翠
「ま、ざっとこんなモン……何?神様?」
風馬
「やっぱりみどりなら勝てるんじゃないか?」
高瀬川の和樹
「お前らなぁ……」和樹は頭をかかえた。
語り手
怪訝そうな顔で訝しむ翠の体の下で、バイクは息を整えるようにチンチンと金属の音を立てます
みんなは、特に風馬は
翠と共に技のいくつかを披露したそのバイクが、彼とまるで一心同体になり、一つの生き物のようだった、と思えるでしょう
風馬
「オレが乗ったときとは全然違うな、どうやってるんだろう」
河崎 翠
「おっ、少年。興味出てきたか?」
ヘルメットを脱いだ翠が、ニンマリと微笑みます
風馬
バイクに近づき、じっと見つめる
語り手
風馬の目の前で、体の下から熱を立ち上らせ、マフラーを鳴らすバイクは、生き生きとしており、目一杯に体を動かした喜びに火照っているようにも見えます
河崎 翠
「そうさなぁ。やっぱり、バイクに乗るなら何より大切なのは、“人車一体“!これだな!」
風馬
「お前も……嬉しいのか?」熱々のバイクに手を触れる
河崎 翠
「あ、おい!危ないぞ!」
シロ
「あっついぞ!」
風馬
声に驚いて手を離す。
が、特に火傷した様子もなく。
語り手
ほんの一瞬だけでしたが、風馬の指先からは、バイクの満足感のようなものが伝わってきました
河崎 翠
「ダメだぜ。バイクにも触れて欲しくないところ、触れちゃいけない時ってのがあるんだ」
風馬
「そうか……」
高瀬川の和樹
「そういうもんなのかい」
河崎 翠
「そりゃそうさ」
肩をすくめ
シャーリー
見守ってよ。
河崎 翠
「まずは、バイクのことを知らないとな。それと」
「後は、まぁなんだ。こいつとの信頼関係を結ぶことかな」
ちとクサいか、と鼻の頭を掻き
風馬
「しんらい、かんけい」
シロ
「ふーちゃんも話ながくなるのかぁ……」と思うシロであった。
風馬
朝一にマフラーを改造したりトサカがついたりしたバイクがコケコココケココと爆音で……
シロ
電気で動くヤツが「コケコココケココ」鳴きながら走るのは……どうなのそれ。
朝の暴走族……
河崎 翠
「俺一人じゃ、あんな芸当はできないし、風のように走ることもできない。でも、こいつだけだったら、支えるモンがなくて、コケちまう」
「俺はコイツが“これ以上は無理!”ってラインが何となくわかるし、コイツは俺のことを信じてついてきてくれる」
「だから、ああいう風に走れるのさ」
高瀬川の和樹
「成程なぁ。方向と限界が分かる、って所か」
風馬
「それは、話して聞いたのか?このバイクに」
河崎 翠
「だな。理屈で片付けちまったら、まぁ簡単なんだが。やっぱり感覚的なモンだからな。俺たちライダーは、コイツらと会話してる、って感じなのさ」
「だからさ、少年。―――風馬って言ったか?」
風馬
こくん、と頷く
河崎 翠
「お前さんがバイクに乗る時は、お互いに話しながら、一緒に上達していくように頑張れよ」
「お前だけ上手になったって、バイクだけがやたらハイパワーだったって、アンバランスなんだからな」
風馬
「一緒に……でも、あいつはもう乗せてくれないと思う」
河崎 翠
「うん?」
翠が眉を顰めます
シロ
「(バイクはしゃべれないのに……? 話す?)」
河崎 翠
「何だ、もうバイク乗ったことがあるのか?……ああ、ポケバイか」
シャーリー
「ぽけばい……?」
ゆり
「25ccとかの、小排気量のミニマムサイズのバイクよ」
シャーリー
「そんなのもあるのですね……」
河崎 翠
「そうだなー、と腕を組み
……そんなこた、無いと思うぞ」
「バイクが嫌がるなんてこた、そうそう無いはずさ」
風馬
「でも、オレあいつに危ない、余計なことしたみたいだし」
風馬
話すも嫌がるも直球なんだよなぁ
河崎 翠
「なるほどな」
「お前がそう感じたんなら、バイクの方の気構えが不十分だったのかもしれないし、もしかしたらお前のテクがまだそういうことができないレベルだった、ってことなんだろう」
「それなら、今度はしっかりと会話して、お互いの都合を擦り合わせて乗るこった」
風馬
「………」
河崎 翠
「整備もろくすっぽしないでほったらかしていたりすりゃ、そりゃバイクだってヘソを曲げて動きたくなくなることもある」
「でも、それが原因、ってんじゃ無いのなら、そいつはまた乗せてくれるはずさ」
シロ
「どーぶつみたいなんだな」
河崎 翠
「そうさ。こういうといっつも変な顔されるけどな。バイクってのはよっぽど生き物っぽいんだぜ」
長谷部
「そりゃぁ、そんなことを真顔で語られちゃぁ、ねぇ?」
河崎 翠
「うっさいな。俺にいわせりゃ恐竜の骨に朝晩話しかけてるセンセのがよほど変人だぜ?」
口を尖らせます
シロ
なるほど変人ばっかりなんだな。
高瀬川の和樹
「──成程なぁ」 
風馬の直感、そしてシロの素直な感想が、ライダーと通じ合っている。
自分はつい頭を回してしまうが、時にはああいう方がいいのかもしれない。
そう思いつつ、VAPEを手に取って軽く吹かした。
「たまには俺も、童心に帰らにゃなあ……」[雑談]シロ:シロは風馬の正体知らないからなぁ。
風馬みたいに物の声が聞こえるんだなぁとは思えない。
ゆり
「何というか。あそこまで熱心にされちゃったら、乗り物冥利に尽きるってやつねぇ」
和樹の横で、ゆりもつぶやきます
高瀬川の和樹
「だろうなぁ。あそこまでされたら、応えたくもならぁな」
風馬
何かを考え込んでいるらしく押し黙ってます
語り手
翠の傍らで休むZ250は、どこか誇らしげにも見えました
河崎 翠
そんな風馬の様子を、優しい微笑みで見つめた後
「さて。そんじゃ俺はそろそろ引き上げるわ。暗くなってきたし、コイツをメンテしてやらないとな」
三度ヘルメットを被り、バイクにまたがります
高瀬川の和樹
「おう、見せてくれてありがとうな」
河崎 翠
「ああ。こっちこそ見てくれてありがとな」
風馬
「まつりも、みにいく」
河崎 翠
「おう。期待してろよな」
ウィンクひとつ。
語り手
そして、翠はZ250と共に走り去って行きました
シロ
見送ってブンブン手を振ってます。
風馬
後ろ姿をじーっと見送る
シロ
演舞でびっくりしてからずーっと耳出てるんだけど、誰も突っ込まないからそのままだぜ!
高瀬川の和樹
ほんとだ出てるぜ!
風馬
やだここの人たちバイクしか見てない
シロ
まあ翠ちゃんは割と見慣れてるからスルーされたのかも知れないし、長谷部さん多分化石にしか興味ない……
シャーリー
軽く手を振って見送ります。
語り手
オレンジ色のウィンカーを点滅させながら曲がり、去ってゆくその姿は、まるでバイクが手を振り返しているようにも見えるのでした

長谷部
「ごめんなさいね。変な人だったでしょう?」
困ったような顔で長谷部さんは微笑みます
高瀬川の和樹
「いんや。面白い話が聞けたし、いいもん見せてもらったし、楽しかったよ」
ゆり
「そうねぇ。少し嬉しかったわ」
長谷部
「皆さん、今日は遅くまでありがとう。二和を楽しんでいってね?」
シロ
「はぁーーーーーい!」
長谷部
にっこり微笑んでそう言って、長谷部さんも博物館へと戻って行きます
風馬
ゆうやけだ!
高瀬川の和樹
ゆうやけこやけ
語り手
気がつけばゆうやけこやけ。
もう少しすれば、すぐに暗くなるでしょう
夕暮れの少し肌寒い風が、みんなの周りを吹いて行きます
風馬
カラスがかえってそう
ゆり
「さて、と。今日はどうしましょうか」
ちびきつねさま
「なかなか面白い青年だったねぇ」
「ゆりのような付喪神は、ああして生まれるのかもしれないね」
シロ
「すごかった!!」
「ホネもバイクもすごかった!!」
シャーリー
「すごかったです……」
ゆり
「何のまだまだ。向こう50年は早いわね」
高瀬川の和樹
「どうしたもんかね。恐竜についちゃ色々分かったが、攻略の手掛かりにはならんな」
シャーリー
ねいちゃ!
シロ
おうねいちゃ
風馬
「……なあ、シロ、シャーリー」
シロ
「うん!!」
風馬
いってらっせ!
タイミング悪かった!
語り手
シャーリーは博物館のおトイレへ
ちょっとお待ちしましょうか
風馬
彼女がふと個室の天井を見上げるとそこにはジュラシック何某のようにティラノの頭のオブジェが
高瀬川の和樹
のわーん
語り手
そういうアトラクショントイレありそう>二和恐竜博物館
音姫ボタン押すと、恐竜の咆哮があがるやつ
シロ
うっさいww
風馬
こうかはばつぐんだ!
シロ
手を乾燥させるためには恐竜の口に手を突っ込む必要があります。
語り手
嘘つきは噛まれます
風馬
真実のラプトル
語り手
サイバネ研究所行って、サイバネアームつけてもらわなきゃ
風馬
オレはもともとブロンズ製だけどな!
ガチン
語り手
水星のピラーを手に入れた!
シロ
今のゲームではやりづらい演出なんだろうな……
語り手
なんと腕を食いちぎられてしまった!
は衝撃的だったからな
シロ
シレッとそのネタを幼年誌で使ったお子様ベルセルクことデビチルよ……
シャーリー
ただいま!
風馬
おかえり!
語り手
おかえり
風馬
ごめんね丁度シャーリーにも話ふったとこだったの
シャーリー
いいよ!
高瀬川の和樹
ぬおおおおトイレ
シロ
ハァイ
風馬
いっといれー
語り手
和樹くんが博物館へ猛ダッシュ
風馬
ウォシュレットが首長竜
高瀬川の和樹
ただいまー!
語り手
おかえり!
風馬
おかえりー

シャーリー
「なんです……?」
風馬
「オレ、お前達みたいに速く動いたことがないから、わからないんだ」
シロ
珍しく黙って聞いてる。
風馬
「どこを見てればいいのか、身体をどううごかせばいいのか、わからない」
「だから、しのぶと話そうと思ったら前が見えないし、曲がろうと思ったらしのぶの声が聞こえない」
シロ
「うーん」
シャーリー
「えっと……」
シロ
シロはあれだよ、説明しようとすると「ビューンでシューだよ」とかそういう語彙消滅系だよ。
語り手
長嶋茂雄式
風馬
大阪の道案内ではよくあること
シャーリー
感覚派二人なんだよなぁ。
シロ
「はなしながらしゃべるの、むずかしいかー」
「でもさぁ、しゃべってるヒマなんて、ないよなぁ」
風馬
「いつもとちがって、すぐに見えてるものが後ろに飛んでいくんだ」
シャーリー
「……わかります」
風馬
「シャーリーは飛んでるとき、地面も見えないのにどこみてるんだ?」
シャーリー
「……前……ですかね?」小首を傾げる。
ゆり
「そりゃそうだわ」
シロ
「うーん、まえ……道のさき、かなぁ」
風馬
「前の……先……?」
ちびきつねさま
「しっ」
思わず漏らすゆりを、ちびきつねさまが諌めます
高瀬川の和樹
傍らで水蒸気の煙をくゆらせながら、口をはさむことなく静かに聞いている。
シロ
「はやいとこわいじゃん? あたしもたまに速すぎるのについてくとびっくりしちゃうんだけど」
「だからって下見てたり、考え事してると、やっちゃうんだよ」
「ごろごろごろーって」
風馬
「えっ、下見ないのか?」
シロ
「みないよ。まえみてたら、みえるよ」
風馬
「コケ……」
シロ
「あとねー、まがるほうにぐーってやると、きもちいい」
言いながら身体を傾けます。
ゆり
「なるほどねぇ」
ゆりがにこりと微笑んで頷きます
シロ
語彙力のないシロにはこれが限界だよふーちゃん!
風馬
喋りながら身体を傾けてる図がとてもかわいいと思いましたまる
シロ
でも前回バンクしたら怒られたんだよね。
ちびきつねさま
「何かわかるのかい」
ゆり
「えぇ。まぁね」
そう言いながら、風馬たち3人の会話に割り込むつもりはない様子で、見守ります
風馬
「前を見るのは、わかった。しのぶに話に行く前に、速いやつにいろいろ教えてほしいんだ」
シロ
「らいだぁはバイクとお話できるなら、はしるまえに、そうだんしたらいいんじゃないの?」
「じゃあいっしょにかけっこする!?」
風馬
「かけっこするか」一瞬でおいてかれそう
シロ
ふーちゃん足遅いの?
シャーリー
かけっこしようぜ!
語り手
ブロンズ製の……だから
シロ
回転は素早いのに!
というか風がオトモダチなんだからそれでなんとか。
風馬
仮に本物のにわとりだったとしても時速10km出ないぞ
ゆり
「やれやれ、お帰りはいつになることやら」
シロ
教えるとか関係なく、シャーリーも巻き込んで駆けっこするぞ!
語り手
かけっこをすることになった3人を見ながら、ゆりが微笑みのまま肩をすくめました
高瀬川の和樹
「ま、いいんじゃねえか」ゆりに笑みを返す。
ゆり
「まぁ、ね」
シロ
たまに「ついていく」して脅かすぞヒャッホウ
風馬
「……おいシロ」(ジト目)
シロ
顔w
高瀬川の和樹
顔がw
語り手
じとーっ
シロ
「なにもしてないぞ! してないしてない!!」
風馬
「……全然遅いな、せめて、低くてもいいから飛べたらな」
シャーリー
「ふふ、そうですね……」
風馬
おめーの最大飛行速度は120km/h
語り手
風馬の頭の中に、あの夜に見た、地表すれすれを飛んで行くかのような光景が思い出される、かもしれません
シロ
速いのぅ
《おくりあし》 つかったということで 6点
語り手
どうぞw
風馬
あれ、そういえばシャーリーは《つばさをさずける》ないんだっけ?
シャーリー
あるよぉ
語り手
Redbull
高瀬川の和樹
シャーリーがレッドブルになっちゃう>《つばさをさずける》
風馬
目がギンギンに冴えちゃう
語り手
イメージトレーニングできるかもしれないね>つばさ
シロ
つばさもらって飛べたら参考になる上夢が叶うのでは!
風馬
自分で飛ぶのが夢だから……
シロ
そうかー
風馬
でも山道を飛ぶのはイメトレになりそう
シャーリー
しょうがないなー
ふしぎ今消費する?
風馬
少し移動しないと町の人がびっくりしちゃうw
シャーリー
はぁい!
シャーリー
……はっ、風馬くんはにわたさんの性癖……?
風馬
顔は割と好みで作ったかな……?
語り手
そうだね、ここは多少人目があるかなw
高瀬川の和樹
それはいかんw
語り手
では、どこに行きましょう
神社の駐車場、山道で実地訓練、神社の境内
風馬
まだしのぶに会う自信がないので山道いきたいです
シャーリー
行こうぜ
語り手
OK
では、みんなは再びゆりのスポーツカーで山道へと向かったのでした
風馬
みっちみち
語り手
真っ赤なお日様が山の向こうに落っこちそうな山道へとやってきました
ゆり
「いい?道のこのオレンジ色の線からこっちは、飛んじゃダメよ?対向車が来るかもしれないからね」
ゆりが、道路のオレンジ色の線を指差しながら言います
風馬
「わかった」
ゆり
「必ず、線の左側を飛ぶこと」
ちびきつねさま
「風馬、気をつけて頑張るんだよ。シャーリー、頼んだよ」
シロ
がんばれー
シャーリー
「まかせて……です」
風馬
「シャーリー、たのむ」
高瀬川の和樹
行ってこい、と小さく手を振る。
シャーリー
つばさをあげるを使用します。ふしぎ4消費します。
高瀬川の和樹
車のドアにもたれ、バニラの甘やかな香りの蒸気を漂わせた。
風馬
「……飛ぶ」ふわりと浮かぶ
語り手
風馬が飛んでったところで締めましょう
シャーリー
ETだ
風馬
「……前を見て、速く」腕を羽ばたくように動かして、勢いよく飛びあがると、そのまま一直線に茂みの中に突っ込んでいきましたとさ
高瀬川の和樹
「あ」
ゆり
「ま、最初はそんなもんよね」
語り手
ってところで、本日は〆!
風馬
お疲れ様でした!
高瀬川の和樹
お疲れさまでした!
シロ
おつかれさまー
シャーリー
お疲れ様でした!


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ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。