シャーリー
気圧に殺されたくない……。
高瀬川の和樹
オア~~~ 気圧ぅ…… お大事に
風馬
台風来てるし、お気をつけて……
高瀬川の和樹
うへえまた台風ですか やだぁ
気圧でみんなを殺すのやめてほしい>台風
シャーリー
すごい=ねむい
高瀬川の和樹
あらま 本格的に気圧で体調不良ですか
シャーリー
あとおでんたべたいっす……。
風馬
大根
高瀬川の和樹
牛スジ
シャーリー
なんか寝たんですけど眠いんでたぶんこれは駄目に近いなにかしかと。
高瀬川の和樹
それは気圧の問題そう
シャーリー
すごい悪夢見たし、まだ眠くてぽわぽわしてますね。
高瀬川の和樹
うへぇ
風馬
悪夢しんどい
高瀬川の和樹
悪夢と熟睡できないのはほんましんどい
佐倉 光
■■■■■20210928■■■■■
シロ
シャーリーさんだいじょぶ?
シャーリー
無理そうなら言いますね!
今は生きてる
シロ
そうしてー
病めるときはお休みするのですよ……
語り手
お待たせしました
高瀬川の和樹
いらっしゃいませ デスコの方で連絡事項がございます>GM
語り手
承知しております
高瀬川の和樹
はーい
シャーリー
クソ雑魚でもうしわけねぇ……。ただちょっと体調面が不安なんでね……。
語り手
それならお休みにする?
シャーリー
いや、たぶん0時までなら行けます……。

シロ
自信のない神様にちょっとしたお仕事を探そうの巻。
語り手
前回、二和神社の権禰宜である少年しのぶが現代の龍神を引き継いだものの、突然の襲名に戸惑う彼を神たらしめるために、自信をつけさせてあげよう、と言うことになりました
そのために、町の人のお願いを聞いて、叶えてあげようと言うことになりました
ゆり
「それはいいけれど、具体的にどうしたら良いのかしらね。御用承の旗印立てて町を歩いてみるとか?」
シロ
「よーかいぽすとおくんだ。あたし知ってんだ」
風馬
「ごよーうけたまわり?よーかいぽすと?待ってれば誰かお参りに来るんじゃないか?」
シャーリー
「……なるほど……」
シロ
「できなさそーなのばっかり来るから、しょんぼりしてるんじゃないの?」
ちびきつねさま
「そうだねぇ。お社なのだから、願掛けに来る人は居ようね」
高瀬川の和樹
「ふぅむ。絵馬でも置いといてみるか?」
風馬
「雪花とルークはお願いしに来たんじゃないのか?」
雪花
「別にそう言うんじゃないよ」
ルーク
「ここはルークたちのたまりば、なのです」
シャーリー
なつかしいねぇ……。
風馬
「……きつねのところと一緒だな」
シャーリー
「ああ……」なんとなく懐かしさを覚える。
高瀬川の和樹
「ああ……、そうだなあ」懐かしむように。
ちびきつねさま
「そうだねぇ。みんなよく遊びにきてくれるから、いつも楽しかったものさ」
高瀬川の和樹
「居場所、なんだわなあ。こういうのは」
ルーク
「いつもわりとおきゃくさんがいるのです。たまーにこまったことがあるひとが、おまいりにもくるのです」
シャーリー
「……なるほどです……」
シロ
「るーちゃんとせっちゃんはあいつのともだちなんだろ? さいきんあいつがダメだなーってなったお願いの事とか知らないか?」
雪花
「うーん?何かあったっけ?」
ルーク
「しのぶくんは、わりといっつもいっぱいいっぱいなのです」
高瀬川の和樹
「いっつもかよ。テンパってんなあ」
「神様ってのも楽じゃねえな」
シャーリー
かわいいね……
雪花
「でもさ、いつもいつの間にかどうにかなっちゃってるよね!」
「雪花たち3人で!」
えへん、と胸を張ります。
シャーリー
「……そうなんです?」
ルーク
「そうなのです。わりと」
ゆり
「それなら、もう少し自信を持っても良さそうなものなのにねぇ」
シロ
「ふーん。じゃあお願いは何とかできてるんだろ? なんでしょんぼりしてるんだ」
シロ
3人で、何とかしているから、なんだろうね。
神様たるものひとりでがんばらなきゃと思ってるんだろうなぁ。
風馬
「あいつに聞いてみないと分からないか」
ルーク
「そういえば……」
「しのぶくん、まえよりもっと、よるにつーりんぐ?にでかけることがおおくなったきがするのです」
風馬
「ゆうべシロが見たな」
高瀬川の和樹
「ふむ」
「ツーリングしてる時の様子でも見てみるかね?」
シロ
「くびなし……」
こあい。
風馬
「つーりんぐ?っていつもあの山か?」
シロ
「なんかどーぶつに追いかけられてた? 一緒に走ってた? よくわかんないけど」
風馬
「1人じゃないのか」
シロ
「四本足のヤツがいたよ」
ゆり
「なんかそんなこと言ってたわねぇ」
シャーリー
「四本足……」
高瀬川の和樹
「お前らじゃねえよな?」 ルークたちを見て。
ルーク
「ルークはざしきねこなので。そんなとおくまではおでかけしないのです」
雪花
「夜は眠いから寝ちゃってるし」
シャーリー
ざしきねこ
シロ
あんころもち食べておうちで寝るにゃんこ
風馬
元ネタは時々脱走するけどな
高瀬川の和樹
脱走するのお?>元ネタ
シロ
するのかー
風馬
遠くまでは行かないと思うけども
高瀬川の和樹
もういい歳だろうに
風馬
ピチピチの18歳やで!

高瀬川の和樹
「ふうむ」
シロ
シロは怖いから自分から調べに行くなんて言わないッッ!
シャーリー
眠いから雑談ではかわいいねとしか言いそうにないです。
シロちゃんかわいっ
高瀬川の和樹
「まあ、どちらにしろ様子でも見に行ってみるかね。夜に」
ゆり
「そうねぇ……でも、足はどうするの?」
シャーリー
「……生憎あまり夜目は効かないタイプなので……」
シロ
「足あるぞ? 夜になくなったりしないぞ?? あたしゆーれーじゃないぞ」
ゆり
「そゆこと言ってんじゃないの!」
高瀬川の和樹
「キャンピングカーじゃさすがに重いわな。レンタカーかなんかありゃいいんだが」
ゆり
「キャンピングカーじゃ、ニーハンとはいえバイクに追いつくのは厳しいわよ」
ゆりは、うーん、と腕を組み
風馬
「……あれに乗ってたらダメか?」
高瀬川の和樹
「ありゃ速度が出ねえんだ。どのへん走ってるか分かりゃ先回りもできるだろうが、図体がでけえから狭い道には入れんしな」
シロ
足音だけで相手についてゆく。相手は恐怖でおとなが0になる。
ついてくことはできるけど……怖がらせたら駄目だよね。
高瀬川の和樹
バイクにずっとついてくる足音普通に怖いな>シロ
シロ
シュタタタタタ
風馬
新手のスタンド使い
シロ
いたねそんなスタンド
風馬
「ゆりにじゃなくて、バイクに乗れないか」
シャーリー
「バイク……?」
ゆり
「乗せてくれるかしらねぇ……」
「だって、いつもこっそり出かけているわけでしょう?出かけようとしてるところに出て行って、『乗せてくれー』なんて言って、聞いてくれるかしら」
シロ
しのぶ外出中に残されたバイクって動くの??
ああ、一緒についてくってことか。
語り手
夜、本身になって山へ出かけているわけだからね
シロ
バイクって、犬猫が入れそうな隙間ある?
風馬
シャーリーくらいなら隠れられそうだけども
シロ
あたしは中型犬サイズだから潜むのは厳しいかな。
語り手
流石に、ノーマル状態のしのぶバイクには、小動物でも隠れることは難しそうですね
シロ
やはり足音でついてゆくしかなさそうだなッッ
シャーリー
鳥だから普通に上空から見ることできないかなぁ。らじばんだり。
シロ
とりめ がなければいけるんじゃない?
風馬
夜目きかなくてもライトは追える?
シャーリー
とりめはもってない!
風馬
きくやん!
シロ
夜も平気な燕!
ニンジャになれるな。
シャーリー
やったぜ!!!
ニンジャシャーリー……。
高瀬川の和樹
「みんなにはどっか泊まってもらって、ゆりにバイクになってもらって風馬に追っかけてもらうか?」
風馬
「ゆりはバイクにもなれるのか……」
高瀬川の和樹
「あの姿が唯一でもあるまい。行けるんじゃねえかと思ってな」
ゆり
「あら」
ゆりが和樹の言葉に少し嬉しそうに微笑みます
シロ
「ゆーちゃんそんなこともできるのか?」
ゆり
「もちろんよ。飛乗物ですもの。世の乗り物は全て私の範疇よ」
「でも、バイクだと乗れる人数も限界があるからね。……和樹、あんたMTもいけるんだっけ?」
高瀬川の和樹
「俺か? MTもいけるぜ。二輪は乗ったことねえがな」
ほれ、と免許証を見せる。
ゆり
それを改めて
「いいわね。それじゃ、私に考えがあるわ」
シャーリー
「なんです……?」
風馬
「どうするんだ?」
シロ
サイドカーとか?
シャーリー
なんですをあんですと打ち間違えてじわっときました
それは山脈。
シロ
餡です
まさかの籠
ゆり
「後で私のところまで戻ったら、見せてあげるわ」
シロ
「なんとかなるのか。すごいなぁ」
シロ
ということはゆりさんセグウェイロケットデロリアンなんでもござれだったりするの?
高瀬川の和樹
セグウェイで疾走するゆうこや
シロ
セグウェイで爆走するバイクを追跡するゆうこやってもう何が何だか分からない。
シャーリー
セグウェイたのしかったなぁ。また乗りたい。
語り手
などと皆が話していると。
老人
「おや……」
一人のおじいさんが声をかけてきました。
先程のしのぶのものよりも、少し立派な着物を着ています。
風馬
「こんにちは?」
老人
「やぁ、こんにちは。おまいりかな?これは大勢で」
シロ
「かみさまにごあいさつだ!」
シャーリー
「そうです……」
高瀬川の和樹
「やあ、こんにちは。ああ、お参りさ。爺さんもかい?」
シロ
「かみさまヘコんでるから応援するんだ」
風馬
「どっか行っちゃったけどな」
老人
「そうかい。それは感心だねぇ」
シャーリー
(じいさん……!)
シロ
このひとがいつも勝手にAmazonで買い物されたりしてるおじーちゃん?
語り手
そうですw
シャーリー
かわいいね^^
シロ
※しのぶは宮司さんに黙って勝手に買い物をすることがあるらしい。
老人
「いや、私はこの社の宮司だよ。ここに神様がいたのかい?」
ゆるりと微笑みます。
風馬
「ぐーじ……ええと、内緒にしないとダメだ」
宮司さん
「ん?」
シロ
「うん。いたんだけど、いなくなっちゃった」
高瀬川の和樹
「ああ、爺さんが宮司さんだったのか。俺たち龍神様のお話が聞きたくてさ、待ってたんだよ」
宮司さん
「……」
いなくなっちゃった、と言う言葉に、少し不安そうな顔で後ろを振り返り、社殿にバイクが収まっているのを見ると、ホッとしたような顔になります。
「そうかい、龍神様の」
「どんなお話かな?」
高瀬川の和樹
「ああ。あっちの小さな桜に謂れがあるんだろう? いったいどんな謂れで、どんな龍神様なんだい?」
宮司さん
「ふむ……」
宮司さんは、和樹の手元のパンフレットにチラ、と目をやり
「おおよそは、そこに書いてある通りの御縁起なんだけれどね。でも、バイクが神様というのは、どうだい、面白いだろう?」
高瀬川の和樹
「ああ、びっくりしたね。でも、面白いと思うぜ」
宮司さん
「ありがとう」
優しく微笑み、
シロ
「なんでオモシロ神になったんだ?」
シャーリー
興味深げに宮司さんを見る。
宮司さん
「ここには昔、龍がいたんだよ」
「その龍が歳をとって二和を去り、次に千歳桜というそれは立派な桜が次の神様になったんだ」
「でも、その桜も枯れてしまって……」
「このお社にも、新しい神様が必要になったんだ」
風馬
じーっと聞いている
宮司さん
「そして、ここには神様に、神様のために奉納されたバイクがあった」
「だから、今はあのバイクが神様なのさ」
高瀬川の和樹
「移り変わるもんだなあ… 龍神様も、お歳を取ったりするのかい」
宮司さん
「そりゃぁそうだよ。ずっと変わらずにそこにあり続けることができるものなんて、そういないものさ。高天原からお出でになった、すごい神様なんかは、ずっと皆の心とつながっていられるから、大丈夫だけれどね」
シロ
「(お方様もそうなのか……)」
ちびきつねさま
「……」
宮司さん
「バイクが神様、だなんて話をするとみんな驚くけれど。でも、そのバイクに会うために、願掛けをするために、ここを訪れる人は多い」
「それはもう、立派な神様なんじゃないかな?」
「まだ、神様一年生だから、神様も大変なのかもしれないけれどねぇ」
宮司さんはそういうと、少しだけ困ったように笑いました。
高瀬川の和樹
「はは、そうかもなあ。神様だって歳をとるなら、神様だってまだ若いってこともあらあな」
シャーリー
ちょっと一年生の神様を想像して、可愛らしくて微笑んでしまう。
語り手
なんとなく、穏やかな空気が流れたその時
境内に続く石段から、今度はドヤドヤと大勢の足音と声が聞こえてきました。
高瀬川の和樹
「おお? なんだなんだ」そっちをみる。
風馬
「人が多いな」
シャーリー
視線だけをそちらに向ける。
語り手
見ると、若い人から大人の人まで、何人も男の人が上がって来ました。
みんな、揃いの法被を着ています。
漢字を読むことができる和樹は、その法被の襟に『二和町消防団』という字が染め抜かれていることがわかります。
シロ
こすりたいのでエゴ振っていいですか
語り手
どうぞ
シロ
こすりたいッッ
2d6 (2D6) > 5[3,2] > 5
エゴいくつかなぁw
風馬
久々の人w
シャーリー
「……あの……今日は何か……?」お祭りかしら。
宮司さん
「おや、消防団のみんなだね。……もしかして」
シャーリー
「しょーぼーだん……?」
高瀬川の和樹
「おお、なんだなんだ。祭りか?」
シロ
ススス……と建物の陰に隠れて、変身解除してー
シロ
通りすがったネコか何かのように消防団の皆さんの足の間をスラロームする。
シャーリー
その様子をあらあら、という目で見守ってます。
語り手
消防団の人たちは、うわ、だの、なんだ?だのと少し慌てています。
「宮司さん、お客さんのいるとこ、すみません。ちょっとお邪魔します」
その中で1番体の大きな男の人が、宮司さんに頭を下げました。
高瀬川の和樹
一歩下がって場所をあける。
宮司さん
「やぁ、みんなお揃いで。どうしたんだい」
和樹に小さく頭を下げて、宮司さんが消防団の前に出ます。
語り手
「ええ。また山の方で事故がありましてね。今朝早くらしいんですが」
シロ
じこ……?
風馬
「事故」
シャーリー
事故。
「事故……って……?」
語り手
「伊香保の方からも消防が上がってるらしいんですが、俺らのとこにも、協力の要請がありまして。ちっと道具やらお借りしていきますよ」
高瀬川の和樹
「……事故?」
語り手
「おや、お嬢ちゃんたちは観光に来た人かな?」
高瀬川の和樹
「ああ、温泉ついでにお参りにな。ところで、事故って?」
シロ
足の間を縫いながら耳をそばだてる。
語り手
和樹にそう尋ねられると、消防団の人たちは顔を見合わせます。
高瀬川の和樹
「俺たち、車で来ててさ。交通事故でもあんなら迂回するけど」
シロ
自然な質問だ!
宮司さん
「道具なら、いつものように庫裏にしまってあるから。持って行ってくださいな」
語り手
なんとなく気まずそうにしている消防団に助け舟を出すように宮司さんがそう言うと、消防団の人たちは、
「そうですか」
「それじゃ」
「失礼します」
と言いながら、みんなの前を抜けて境内の奥へと行ってしまいました。
宮司さん
「みんな、すまないね」
話が途中で終わってしまった和樹に、宮司さんが謝ります。
高瀬川の和樹
「いいってことさ。俺たちこそ、急に押しかけたし」
宮司さん
「ありがとう。事故のことだね。確かに、旅に来られた人なら気になるところだろう」
高瀬川の和樹
「また落ち着いてから来るよ。ああ、俺たちの車でかくてさ。迂回するにも道考えなきゃなんねえし」
宮司さん
「うん、そうかい。……いや、実はね」
「ここのところ、この裏の山―――二和湖の方の道で、事故がいくつか起きているんだよ」
「幸い、亡くなった方まではいないんだが……」
風馬
「どんな事故なんだ?」
高瀬川の和樹
「山道で事故かあ……、そりゃ大変なときに来ちまってすまないな。交通事故とかかい? それとも山崩れとか?」
シャーリー
「……事故……大変、ですね……」
宮司さん
「夜、山道を走っていると、突然タイヤがパンクしてしまって、それで舵が効かなくなってしまうらしい」
「温泉に寄って来た、と言っていたけれど、君たちも伊香保の方からきたのではないのかい?何もなかったかな」
高瀬川の和樹
「いや、幸い何もなかったよ。しかしそりゃ質が悪いなあ、悪戯かね」
風馬
「あの山から下りてきたけど、何もなかったな」
宮司さん
「そうかい。それは良かった」
「どうだろうねぇ。悪戯にしては度を過ぎているし、人の仕業だとは思いたくないねぇ」
シャーリー
私の中の雪花が活性化しかけた。
シロ
あの家車、ぱんくってしたらゆーちゃんも痛いのかな??
語り手
そりゃもう、怪我に相当するからなぁ
シロ
そいつは許せませんね。
シャーリー
許せませんね!!!
高瀬川の和樹
「俺もだよ。そんな度が過ぎた悪戯、こんな穏やかな所でやる奴がいるとは思いたかないね」
シャーリー
「本当に……そうですね……」
シロ
あたしのせいじゃないぞ!!
風馬
車パンクさすのはやべえやつ
宮司さん
「いずれにしても」
「今、この二和はようやく観光の面で活気が戻りつつあるところでね。町の人である彼らにとっては、そうしたあまり良くない噂を聞かれてしまうのは、あまり居心地の良いものではないのだよ」
宮司さん
「彼らの不躾を、悪く思わないでおくれ」
シャーリー
「ぶしつけ……」難しい言葉使うなぁ、と思っている。
風馬
「これも内緒だな」
高瀬川の和樹
「いいよ、そんな状況じゃ大変だろうしな。ここはいい所だし、解決するといいんだが」
宮司さん
「そうだね、内緒にしてくれると助かるよ」
にっこりと笑います
高瀬川の和樹
「俺たち、帰る時は用心することにするよ。ありがとう」
宮司さん
「ああ、こちらこそありがとう。事故の方は消防団がなんとかするから、みんなは二和を楽しんでいってくれると、私も嬉しいよ」
「今は、少し前に発掘された恐竜の化石などを展示している博物館もあるから、もし良ければ」
シロ
りゅーの……
かみさまか?
風馬
「きょうりゅう?」
シャーリー
神様!?
宮司さん
「そう。恐竜だよ。男の子はきっと気にいるんじゃないかな?」
シロ
シャーリーさんと風馬さんの祖先だ。って思ったけど風馬はちがったわー
風馬
ご先祖銅鉱石だわー
シロ
石繋がり
高瀬川の和樹
ご先祖銅鉱石じわる
宮司さん
「さて……と。それじゃ私はそろそろ……」
あたりを見回し
シャーリー
「はい……ありがとうございます……」
宮司さん
「しのぶはどこに行ってしまったんだ。境内のお浄めを頼んでいたのに」
風馬
「しのぶなら家の中に入ってったぞ」社務所を指さす
高瀬川の和樹
「ああ、ありがとう。恐竜か、いいねえ。後で見に行くか」
宮司さん
「おや、そうかい……まったく。ありがとう。それではね」
語り手
宮司さんは草履が石畳を擦る音と共に社務所へと帰ってゆきました。
シロ
「ふはー」なんか毛並みがつやつやしてる。
風馬
「シロはたくさんこすったな」
シャーリー
かわいい。
シロ
「こすったー」静電気は発生しません!
ゆり
「なんだか、イヤな話だったわねぇ」
ルーク
「こうつうじこ……じこはこわいのです」
高瀬川の和樹
「だなあ。真相も気になるが、鎌鼬の野郎どもじゃねえだろうな」
シロ
「かまいたち?」
風馬
「事故は見に行かないのか?」
雪花
「釜井さんたち?」
シャーリー
「釜井さん……ですか……」
シロ
かまい たちの夜
シャーリー
wwwwwwwwwwwwwwww
はらへったなぁ
シロ
かまい たちは三人組だな
高瀬川の和樹
「ああ、俺らと同じ物の怪だ。すぱあっと切っては薬を塗ってく面白い奴らなんだが、いかんせんタイヤは薬塗っても治らねえからなあと思ってな」
ゆり
「どこの土地にも天然ものっているのねぇ」
風馬
「かまいたちか、あいつらあんまり同じところにいないぞ」
シロ
「なるほどー」
普通にあり得るんだなと思ってしまった。
シャーリー
「天然もの……?」
雪花
「天然氷生まれだからね!」
シャーリー
「ああ……」
変に納得してしまう。
シロ
「山でじこ? があるのか?」
「それ解決したら、かみさまっぽい」
ゆり
「事故なんて、いやぁよ。わざわざ首突っ込みたくないわぁ」
高瀬川の和樹
「まあ、そっちも後で様子を見に行ってみようぜ。ツーリングは夜だし、まだ時間あるだろ」
ちびきつねさま
「……」
ゆり
「そうね。それじゃ、夜のための仕込みに行きましょうか」
風馬
「きつね?」
ちびきつねさま
「うん?」
シャーリー
「どうしたんですか……?」
風馬
「変な顔してたぞ、どうかしたか?」
ちびきつねさま
「ちょっと気になってね」
「そんな夜毎に事故が起こるような山に、あのバイクの子は、何をしに行っていたんだろう、と」
ゆり
「ほらー、さっさと来なさいよ、あんたたち!いいもの見せてあげるんだから!」
シロ
「いいもの!! みる!!」
風馬
「事故を……わかった、いく」
高瀬川の和樹
「おうおう、待てって。行くからさ」
語り手
ちびきつねさまが呟く向こうで、さっさと石段を少し降り始めたゆりが、みんなを呼びます。
シャーリー
「……行きますね……」
語り手
といったところで、今日は〆ますね

風馬
お疲れ様でした!
高瀬川の和樹
おつかれさまでしたー!
シャーリー
ありがとうございます……お布団にアイルビーバックしてきます!
シロ
おつかれさまー
シャーリー
お疲れ様でしたー!
高瀬川の和樹
お大事に
語り手
お大事になさって
風馬
サムズアップで布団に
シャーリー
明日はワクチン初日なんで見守っててください。
風馬
それはお大事に…
シロ
安静になさいませー


語り手
ららららら
シロ
るるるるぅ
10がつ12にちぃ
風馬
こけこっこー
高瀬川の和樹
にゅるるん
シャーリー
imas
シロ
GMちょい電話きちゃってます。
少々お待ちを。
風馬
はーい
語り手
大変失礼しました
風馬
お疲れ様です!
語り手
ありがとうございます!

語り手
前回、みんなが伊香保からやってきた道で、事故があった、というお話があり
それはそれとして、夜山へと出かけて行くしのぶを、見に行ってみよう、という話になったのでした
そして、いいものを見せてやる、とゆりに言われ、みんなは境内から石段を下り駐車場まで戻ってきたのでした
語り手
駐車場には、ゆりの変じたキャンピングカーが待っておりました
高瀬川の和樹
「そりゃあいいがよう、いいもんって何だ?」
シロ
なんだろなー、いっぱい足あるいきものかなー
ゆり
「ふっふっふーん。それではお見せいたしましょうか」
得意げに言ってから、ぱん、と柏手を一つ
語り手
すると、そこにあったはずの大きなキャンピングカーはたちまち姿を消し、そこに現れたのは見るからに早そうな車でした
風馬
MAZDA!
シロ
「足なぁい」
高瀬川の和樹
「おっ」その姿を見て、ひゅうっと口笛ひとつ。
シャーリー
なんかこの会社中の人は馴染みあるぞ。
シャーリー
(広島の人間はたぶん社会科見学の一環でつれて行かれます)
風馬
(いったねぇ……)
シロ
駐車中だけ小さい車にしとけば駐車料金もお安く!
風馬
「車が違う車になった」
ゆり
「どうよ?」
腰に手を当て、胸を反らす
高瀬川の和樹
「いいねぇ。こいつで追っかけようってか」
シャーリー
「……わぁ……」軽い感嘆。
ゆり
「ええ。山道を二輪車を追いかけようってんだから、こっちも足を早くしないとね!」
高瀬川の和樹
「こりゃ胸が鳴るぜ。飛ばしすぎんようにしねぇとな!」
ゆり
「MAZDA RX-8。国産ロータリーエンジンを搭載した、最後のスポーツカーよ」
シャーリー
「……すぽーつかー……」
シロ
「なんにでもなれるのかぁ」
風馬
「これもゆりなのか……」
ゆり
「本当はFCやFD、RX-7が良かったけれど、あれは2ドアだからね。あんたらも乗るなら、4ドアのほうがいいでしょ。これでも250PS出るんだから!」
シャーリー
安室さんが乗ってたのとはちょっと違うのかぁ。と思う中の人。
シャーリー
「???」
シロ
この卓ゆうこやでしたよね???
高瀬川の和樹
「こらこら、いい加減俺もおっつけん。すげぇのは分かるが、ほどほどにしてくれ」
シャーリー
「何を言ってるのか……わかんない……です……助けて……」半泣き
高瀬川の和樹
「ほれ、シャーリーが半泣きになってんぜ」
ゆり
「あら、ダメよ。お子様ならスポーツカー、好きでなきゃ」
シロ
「あしのないのりものー」
「のりものは転ばないからつまんない」
高瀬川の和樹
「無茶言うな無茶」
風馬
「くるまにのるのだってはじめてだったんだ、知るわけないだろ」
シロ
「よくわかんないけど、これでみんなで追っかけられるんだな?」
ゆり
「いいのよ~これから、好きになってくれるに違いないから❤️」
高瀬川の和樹
「おうよ。こいつはあのでけぇ車より速く走れるから、あいつを追っかけられるってこった」
シロ
荷物どうなってんの?とか中の人は気になるけどシロは気にしない。
風馬
ルーフキャリアのっけるしか
ゆり
ひみつ
シロ
「なんでかなぁ、ちょっぴりヒゲの先がピリピリするぞ」
シャーリー
「…………」なにがなにやらもうわからず、ぷるぷるとしてる。
高瀬川の和樹
「あと、ゆり。いっこ忠告しとくと、知らん奴に専門用語の嵐すると引かれんぜ」
ゆり
「何よぅ、このくらいジョーシキでしょ?」
高瀬川の和樹
「飛乗物の常識持ってくんな」
風馬
FDもFCももう世代が……
シロ
「ジョ……シキ?」
ちなみに中の人もよくわかんない。
ふろっぴーでぃすくのことかな!
あとふぁみこんだな!
シャーリー
「………………」常識ってなんだっけ?
ルーク
「くるまのあやかし さんなのです?」
雪花
「でっかい えあこんがちっさくなった!」
高瀬川の和樹
「おわ、居たのか」
風馬
「くるまならなんでもなれるらしいぞ」
高瀬川の和樹
「まあ車っつーか、乗りもんだな。籠とかよ」
ルーク
「それはすんごいのです。しのぶくんのおやだま なのです」
シロ
「ふねとか?」
高瀬川の和樹
「船は…… どうなんだ?」 ゆりに話を振る。
ゆり
「乗り物なら、一片通りイケるわよ。お望みならスペースシップ2にも」
「実在しないのはダメだけどね」
高瀬川の和樹
「どうやって飛ぶんだよ、そりゃあ」
風馬
逆にしんかい6500でも
ゆり
「あら、知らないの?この間テレビで―――」
シャーリー
かわいい
ちびきつねさま
「とりあえず、足はこれでいいとして」
シャーリー
「はい」
高瀬川の和樹
「おう」
ちびきつねさま
ちびきつねさまが、ゆりを放っておいて、口を開きます
「夜までというなら、どこか宿を取らなければならないね。ゆりがこう小さくなってしまっては、車に泊まることもできないだろうから」
シロ
「また大っきくなったりできないのか?」
ちびきつねさま
「何度も化けるというのも、大変だろうからね」
シロ
そっかぁ
たしかにそうだなぁ、と思った。
シャーリー
そうだなぁ、と思った!
高瀬川の和樹
「ふむ、そりゃそうだな。……宿か。悪かねぇな」
ルーク
「おやどをおさがしなのです?」
高瀬川の和樹
「おう。お、もしかして伝手のひとつでもあったりするか?」
シロ
「おやど! そやど!」
シャーリー
「探してます……です」
風馬
「どこかで寝ないとな」
ルーク
「つて……は、よくわからないけれど、さいきんあたらしくできた おやどがあるのです。ふたわはいま、カンコーケーキまっただなかなので!」
雪花
「ケーキ!美味しそう!」
風馬
「かんこーけーき?」
高瀬川の和樹
「お、そうなのか? いいねぇ。あとそのケーキたぶん食うやつじゃねえぞ」
雪花
「むねん……」
ルーク
「では、ごあんないするのです」
高瀬川の和樹
「おう、頼むぜ」
シャーリー
ちょっとだけ、ぐぅ。とお腹が鳴る。
シロ
「カンコーケーキカンコーケーキ」
シロ
シロは知らないが、シロにとっては足がいっぱい来ている素敵な時期なのである。
高瀬川の和樹
なるほどな???
風馬
にぎやかなとこだね??
シロ
エゴ【すねこすりたい】LV 8
エゴ【転ばせたい】LV 4
エゴ【いたずらしたい】LV 3
エゴ【どこかとおくへいきたい】LV 6

語り手
そして、猫の子に導かれてみんなはお宿へとやってきたのでした
風馬
「大きな家だ」
シャーリー
「ここは……」
シロ
「ぴっかぴかだぁ」
ゆり
「あら。悪くないじゃない」
シロ
ペットの立ち入り大丈夫なのかしら。人になっとかないとダメかしら。
風馬
こっちも半変身のままだな。。。
シロ
風馬さんの半変身めちゃくちゃ目立つな。
ルーク
「シロちゃんは、ひとになったほうがいいのです。こないだねこで入ったら、やんわりとですがきっぱりと げらうとされたのです」
風馬
「げらうと?」
シャーリー
「げら……?」
ルーク
「げらうと。おひきとりください、なのです」
高瀬川の和樹
「おととい来やがれ! じゃねぇ、追んだされたってこったな」
風馬
「とにかく、人になればいいんだな」
ルーク
「ですです」
シロ
「むー」
「めんどいなー」
風馬
追加コスト2でいいのかしらん
語り手
はい。
なんといまだにシーン切れていないので
シロ
にょきにょき伸びる。
変身状態何で始めてたか忘れちゃったよ。変身なしだった気がする。
風馬
腰の風向指示板を引っ込める
語り手
腰に方向指示、は後ろ腰に張り付いているのか、浮き輪のように腰のところにはまっているのか
風馬
そらもう股間に…嘘です
シャーリー
こわい
ルーク
「では、ごゆっくりなのです。ルークたちはごいっしょできないですが、あとでおはなし きかせてほしいのです」
風馬
「なんだ、一緒にこないのか?」
ルーク
ルークは、うーん、と少し考えてから
「……乗れるです?」
ゆりに尋ねる
シロ
「あたしは変身しないで乗るから、でかくないぞ」
じぶんでじぶんをちっちゃいとは言わないな。
ゆり
「う~ん。助手席にあたしでしょ?運転は和樹として、後部座席に風馬と……」
指折り数え
高瀬川の和樹
「猫だろ? 猫の姿なら入るんじゃねえの」
風馬
燕サイズ、狐サイズ、小型犬サイズ、猫サイズ
シロ
いけるいける
車内が動物園になるけど。
ゆり
「そうねぇ。ウチはミニサイズのばっかりだから、乗れる……かしらね。和樹がコーナリングで攻めたら吹っ飛ぶかもしれないけど」
風馬
「オレとゆりが抱えておけばいいだろ」
シャーリー
「鳥に戻ればいいです……?」
ゆり
「乗り物としては、安全面に配慮したいところだけれど……」
「今日のところは様子見ってところにしておこうかしらね」
シロ
はっ。あたしたち「このちっちぇぇ車に何人乗ってんだよ!?」的な手品できる!
高瀬川の和樹
できる!!
風馬
確かに!!
シロ
サイズあんまり変わらないの和樹さんだけだもんな。
風馬
国家権力「あの」
高瀬川の和樹
確かに。
シロ
動物が何匹乗っていたって違法ではありませんよね? よね?
語り手
まぁ、法律上では動物については言及されてないし……
高瀬川の和樹
ないし。
風馬
人が6人乗ってたらAUTO
あ、子供なら0.5人だからいけるっけか
シャーリー
いけるいける
シロ
人の姿でもいけるのか。狭そうだけど。

ゆり
「わかったわ。いいわよ」
高瀬川の和樹
「ってことだ。旅は道連れ、よけりゃどうよ」
シロ
「一緒にのる!」
シャーリー
「……乗り……ます……」
ルーク
「わーいなのです!ごいっしょするのです!」
大げさなほどのバンザイで、ぴょんと跳ねる
高瀬川の和樹
「おう、よろしくな!」
雪花
「速いえあこん!楽しみ!」
高瀬川の和樹
「さっきから思ってたんだが、そのえあこんってのなんだ?」
シロ
「えあこん?」
風馬
「エアコン、この車にもついてるぞ?」
雪花
「えあこんは、えあこんだよ?」
「えあこん」
駐車場のトラックを指差し
「えあこん」
駐輪場のバイクを指差し
風馬
「バイクにエアコンはついてないぞ?」
高瀬川の和樹
「??」
雪花
「えあこん」
入り口横の今となっては珍しい公衆電話を指差し
シャーリー
そういう設定あったなぁ(遠い目)
中の人が忘れてた
風馬
「あれ電話だぞ……?」
シロ
「そうなのかぁ……?」
感心しかけたけどツッコミを聞いて少し不審そうになる。
まあでも人間のことは分かんないのである。
ルーク
「ふくざつなきかいは、ひとしくえあこん、なのです。せっかちゃんてきに」
シャーリー
「えあこん……なのですか……」
高瀬川の和樹
「ああーそういう……」
シロ
「なるほど、ゆーちゃんはえあこんなんだな!」
風馬
「そうか」
ゆり
「ちょっと、やめてよ」
語り手
などと話しつつ、みんなは旅館の入り口を入り、チェックインの手続きをするのでした
シロ
夢わすれるんだって……

高瀬川の和樹
「はぁー、たまにゃ宿で羽を伸ばすってのもいいもんだな」うーん、と室内で伸びをしながら。
シャーリー
「……ごろごろ……」
風馬
「家の中なのに、高いな!」
シロ
「はね? きーちゃん川のヒトだよな?」
スパーンと開けた押し入れの中でコロコロしてる。
高瀬川の和樹
「あぁ、こりゃ人間の言い方だ。あいつらから見りゃあ、鳥ってのは自由に見えるのさ」
シロ
「へぇー。きーちゃんはやっぱり物知りだ」
シャーリー
「自由……」
シロ
ニンゲンの方がどこにでもいて自由なのにね、と思った。
風馬
「シャーリー、ここ木の上みたいだぞ」窓の外を指す
シャーリー
「本当……ですか……?」
語り手
「本日は遠いところ、よくおいでくださいました」
部屋でくつろぐ皆の前で、ここまで案内してくれたお姉さんが頭を下げました
風馬
「車で来たぞ」
シャーリー
自転車で来たような言い方に見えたwww
シロ
みんながスポーツバイクで。
風馬
チャリで
 来た
語り手
「そうですか、お車で。どちらからですか?東京ですか」
高瀬川の和樹
埼玉だっけ? 元の舞台
語り手
ですね
埼玉の飯能の近くです
高瀬川の和樹
「ああ、その辺だ」雑。
語り手
「まぁー、そうですか。やっぱり、恐竜をご覧になりに?」
シロ
「きょーりゅー?」
風馬
「ぐーじがいってたやつだ」
シャーリー
「あっ……」思い出したぞ!
シロ
「きょーは要らないぞ、りゅーのかみさまに会いに来たんだ」
語り手
「りゅうのかみさま……ああ、二和神社に。そうですかそうですか。ちょっと変わった御神体で面白かったでしょう」
高瀬川の和樹
「おう、あのバイクだろ? 驚いたが、見事なもんだな」
語り手
「そうなんですよ~。なんでも、人間国宝の方の作だそうで」
風馬
「今日も走るのか?」
シロ
しーっ! しーっ!
語り手
「は、え?今日、ですか?」
風馬
「昨日……」
余計なことをしゃべりかけるよ!
シロ
「みたぞ!」 喋るけど、お子様の妄言だよ!
シャーリー
「…………」
なんとなく口を開くとまずい気配を察知。
シロ
「よんほんあしのと走ってたぞ!」
高瀬川の和樹
「ああ、こないだ山をバイクが走っててな。それから、あいつとおんなじ! ってうるせぇんだよ」
「びっくりしたんだろうなぁ。あれを見てよ」
語り手
「あ、ああ、そういうことですか」
ようやく合点が行ったという顔でお姉さんが微笑みます
シロ
フォローするヒトが和樹さんしかいない……
語り手
「あの御神体のバイクはですね、お祭りの時にお披露目をするくらいで、本当に道路を走ったりはしないんですよ」
「万が一があっては大変ですからね」
シロ
でも見たもん!! ってプンスカしてる。
シャーリー
クソザコハムスター……。
高瀬川の和樹
「まあ、汚れちまったら難儀だろうしなぁ。盗まれでもしたら目もあてらんねえや」
風馬
「あんな大きいもの盗めるのか?」
高瀬川の和樹
「それが盗むやつがいるんだよ。でっけぇ車の荷台にボーンと載せてな」
語り手
「大丈夫ですよ。ちゃんと社殿にしまってありますからね」
シロ
「オニみたいな力持ちだな!」
風馬
「そうか……ゆりなら……」
不安げにゆりを見よう
ゆり
「ちょっと、変なこと言わないでよ!」
広縁のソファで早くも寛いでいたゆりが、慌てて飛び起きて否定します
シロ
「そうだ。りゅー見られるのか?」
シャーリー
「見れたら嬉しいです……」
高瀬川の和樹
「ああ、そうだそうだ。恐竜だったか? 実は俺たちあんまり下調べしてなくてさ」
語り手
「ええ、博物館でご覧いただけますよぉ」
高瀬川の和樹
「いいねぇ。博物館があるってことは、ここで見つかったとかか?」
シロ
「はくぶ……ツカン」
また知らない言葉出てきた。
語り手
「そうなんですよ~。何年か前に、ここで恐竜の骨がみつかりましてねぇ」
風馬
「骨」
シャーリー
「骨……?」
シャーリー
博物館……カフェ……う、頭が。
語り手
「長谷部先生という、女の先生が発見されましてねぇ。なんでもここで見つかるというのは大層珍しいというお話で」
シロ
いきてるのにかみさま死んでるの??
もう頭の中がゴチャゴチャである。
語り手
「それ以来、この町はちょっとした恐竜ブーム、なんですよ」
高瀬川の和樹
「ほう。すげぇもんだなあ、この町で恐竜が、か」
シロ
長谷部先生が発見したことになっとるw
高瀬川の和樹
「また後で見に行ってみるよ。ありがとよ」
語り手
「ええ、ええ。ぜひそうなさってください。二和神社の御利益も、交通安全ですから、皆さんにもきっと御利益がありますから、ぜひご一緒に」
「最近は少し怖いお話もありますからねぇ」
シロ
「こわい?」
「くびないやつとか」
風馬
「怖い話、事故か?」
語り手
そう言われて、お姉さんは、あ、と口に手を当てました
シャーリー
「……事故……?」
風馬
「ぐーじの友達が言ってた」
語り手
「あいすみません、口がすべりまして。……皆さんお聞きになってらしたんですか」
風馬
「ああ、内緒だ」
シロ
こわいの見たし。ガクブル
語り手
ちょっとばつが悪そうな顔で笑いながら。
高瀬川の和樹
「おう、神社でな。俺たち車で来たからって言ったら、教えてくれたんだよ」
「そうだ、迂回路調べとかにゃなあ」
語り手
「さようでございましたか」
「……交通安全が御利益だっていう神様がおいでなのに、ちょっと、お恥ずかしい話で、なんだか申し訳ありませんねぇ」
シロ
ナルホド確かに、「交通安全の神様」なのに事故多発はいただけないな。
高瀬川の和樹
「いいってことよ。神さまだって、何から何まで責任もてやしねぇだろ」
語り手
「神様も、もうちょっとしっかりお守りくださると良いのですけれど……なんてねぇ」
言って、困ったように笑いました
風馬
「おまいりしてるか?」
語り手
「ええ、それはもう。皆で宮司様のところに相談に行ったりねぇ。今が私どもにとっても大切な時期ですから」
風馬
「そうか、それなら大丈夫だな」
シロ
「これからなんかあるのか?」
ああ、お祭りか。
語り手
「いえいえ、せっかくおいでになるお客様に万が一があってはいけませんのでねぇ」
「と、すみませんねぇ。私、つい話すぎてしまいまして」
「変なお話はお忘れになって、ぜひごゆっくりとしていってくださいね」
シロ
おやつ食べる!!
おやつ!!
シャーリー
たべよ!!!
風馬
「………」
語り手
お姉さんは、みんなの分のお茶を淹れると、おじぎをして部屋を出てゆきました。
高瀬川の和樹
「さぁて、ひと区切りついたら様子見に行くかね」
シャーリー
「そうしましょ……」
シロ
モグモグ
ゆり
「風馬?どうかしたの?」
お茶菓子の包みを開けながら。
風馬
「いや……」お茶を一口
「熱いな」
ゆり
「鶏のくせに猫舌なの……」
風馬
「ネコはルークだ」
シャーリー
「……おいしいです……とても……」
高瀬川の和樹
「そりゃ確かに。ん、美味いなこの菓子」
シロ
「りゅーみにいく!」
語り手
今夜、神社のところで落ちあう約束をした黒猫の子が『なのです』と答えた気がした
などと皆が寛いでいると
どこからか「おぅい」という声。
動物は入れないから、ということで、大きなカバンの中にちびきつねさまを押し込めていたことに皆が気づいたのは、それから更に経ってからでした
高瀬川の和樹
「あ、いけね! 悪ぃ、お方様」
語り手
というわけで
シーンを切らせていただきます
シロ
長かったぁ

語り手
つながり強化タイムです
NPCにつきましては、二和のあやかし勢を代表して、しのぶへのつながりとさせてくださいまし
高瀬川の和樹
そうですな~ みんなと一緒にわいわいやってたから、PC勢+お狐様+ゆりのつながりを全員1 → 2に上げます。ゆめ25消費。
あと、しのぶへのつながりは新しく取っても?
語り手
はい、新しくどうぞ
シャーリー
こちらも3人とお狐様へのつながりを2にします。
高瀬川の和樹
では「好意」で。
おっ、ありがとうございます。>シャーリー
シロ
しのぶ以外の全員を2に。あと一点だったぁ。
しのぶには「対抗」だ! カニめ!!!
高瀬川の和樹
お、シロもありがとうございます
シャーリー
しのぶくんはなんだ……「好意」にしておきます。
語り手
ありがとーー
風馬
3人としのぶ新規追加で20消費
高瀬川の和樹
お、ありがとうございます。新規で1生やすのはゆめ消費いらんくないですっけ?
風馬
おっと、じゃあその分はゆりに
語り手
そうか、そうだね
ありがとう
では、こちらからは
しのぶからみなさまへ
風馬:興味
和樹:尊敬
シャーリー:興味
シロ:興味
今のところは興味主体で、まだ成長はなし
ゆりから全員の分を2に
風馬とは朝方のお話タイムあったので、3に引き上げます
高瀬川の和樹
おお、ありがとうございます
風馬
ありがとうございます!
語り手
ちびきつねさまから、和樹へ2へ引き上げます
高瀬川の和樹
おお、ありがとうお狐さま
かくしてシート更新OKでっす
シロ
できたよん
シャーリー
おkです
風馬
OKです、おとしもの持ちなのでしのぶ君からのは興味0
語り手
落とし物ってなんでしたっけ
風馬
糸を持たない相手からの繋がりが1つ弱くなっちゃうやつです
語り手
なるほど
次からようやく1か
風馬
その代わり風馬を持ったり抱えたりしてるキャラは全能力が+1になるよ!
シャーリー
motu
シロ
マジックアイテムだ!
語り手
風馬を装備した!
では、シーン変わります
シャーリー
あ、先走っちゃった!

語り手
夜も更けた頃、みんなは境内に集まりました
シロ
よるだ!
風馬
時刻は夜
シロ
変身は無しでじゃーんと登場ッ!
語り手
改めまして登場処理をお願いいたしますw
時間は夜です
風馬
一応完全変身!
シャーリー
鳥で様子を見ます。
シロ
雑談じゃん!
高瀬川の和樹
人目があったら困るので、完全変身で登場します。ふしぎから2、おもいから4消費。
どろん。
風馬
ふしぎ2、おもい4で完全変身
シロ
変身はナシで。
語り手
風馬の正体って、みんな実は気づいてない、って感じなのかな
シロ
にわとりさんだと思ってるよ。
なんか変わったにわとりさん。
高瀬川の和樹
和樹はわりと気づいていそう。人間の道具を知らないのに使いこなせるところを含めて。
風馬
弱点ぼろぼろなので正体で登場することはありません
ゆり
なるほど!
ゆり
「夜更かしはお肌の大敵だけど……今夜はちょっとだけ燃えるわね」
風馬
ゆりのお肌コーティングされてそう
ゆり
お肌っゃっゃ
高瀬川の和樹
「ま、たまには夜中の大冒険ってのもいいもんさ。スポーツカーと同じくお子様に大人気だろ」
シャーリー
大冒険いいなーーー
ゆり
「悪い子ねぇ。でも、わかっちゃうわ」
高瀬川の和樹
「だろ?」
ルーク
「みなさんおあつまりなのです?」
雪花
「きたよー!」
風馬
「このまちは夜でも明るいな」
ルーク
「すこしまえまでは、まっくらだったのです。でもいまはぴかぴかなのです」
シャーリー
風馬くんの肩ですぷすぷ寝てよう。
風馬
「そうなのか?」
雪花
「人がいっぱい来るようになって、結構賑やかになったよね」
シロ
「ひとがくるのか!」
雪花
「来るよー。もう少し早い時間だったら、駅前とか人まだいるもん」
シロ
明日こすりに行こ……
はっ。この場に既に足がいっぱい。
みんなの足の間走り回ってよ。
シャーリー
かわいい。
高瀬川の和樹
「ひゃはは、くすぐってぇ」
シャーリー
町田……?
語り手
などとみんなでお話をしていると
高瀬川の和樹
いると。
風馬
「なんだ?」
風馬
耳をすませる
語り手
石段の上、境内の方から音が聞こえてきました
シロ
「カニきた!」
シャーリー
蟹食べたい
シロ
カニしゃぶたべたい
風馬
かに道楽!
ゆり
「おいでなすったわね。ほら、皆んな乗る!」
シャーリー
乗るぞー!
ゆり
言って、ゆりは助手席へと乗り込みました。
シロ
みんなの足下に入る。
風馬
乗り込んでシートベルトかちゃ!
高瀬川の和樹
「おう!」運転席へ滑り込む!
シャーリー
乗り込めー!
シャーリー
海苔米っていうと美味しそう。
風馬
🍙かな
シャーリー
かもしれない?
シロ
おなかすいたなぁ
高瀬川の和樹
ヘッドライトを絞って、そちらへ視線を向ける。
「さぁて、鬼が出るか蛇がでるかバイクが出るか、ってね」
シロ
「オニもヘビもバイクもカニも首ナシもやだぁ」
語り手
しばらくして、駐車場の奥から境内へと通じる道を駆け降りてくる、光が一つ
駐車場の街灯に照らされるそれは、果たして一台のバイクでした。
その姿は紛れもなく、昼間に境内で見た、あのバイクです。
風馬
「やっぱり今日も走ってるじゃないか」
語り手
駆け降りる勢いそのままに、バイクは駐車場を出て行きました
シロ
また首がないのかな? 今日はまだ有るかな?
語り手
ありましたね
シロ
「ふつうのカニだった」
シロ
しのぶくん毎回メット落して、後であわてて探してんのかな。
ゆり
「さぁ、和樹頼んだわよ。クライムヒルでバイクなんかに負けんじゃないわよ!」
高瀬川の和樹
「おうよ!」
「ちっと加速するから、頭ぁ打つなよ!」
アクセルを踏み込み、一気にバイクを追いかける。
シャーリー
かわいい
眠いのですまんほほからお送りします
風馬
これ風馬抱えてることになるからゆりにスーパーチャージャー生えてそう
シロ
おっなるほど
シャーリー
なるほろ!
語り手
甲高い音を響かせて、駐車場を後にするスポーツカー。
こうして、深夜の追跡が始まったのでした。
ってところで、本日〆でございます
風馬
よし、ステレオを弄ってユーロビート流そう
お疲れ様でした!
シャーリー
愛と勇気とかしわもちとすまんほほ
高瀬川の和樹
愛と勇気とかしわもちとは懐かしい まももが好きです
シャーリー
カタテマさんのゲームは怖そうなので未プレイです。いりすが気になります。
高瀬川の和樹
おつかれさまでしたー!
シャーリー
わぁい
お疲れ様でした
シロ
次回、ゆうこやでカーチェイス!
おつかれっ
語り手
参考BGM
https://youtu.be/5q3xgmP3jqY
風馬
和樹の公道最速理論が始まる!
語り手
みんな顔の線の書き込みが濃くなってそう
高瀬川の和樹
絵柄がイニDになる

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。