シャーリー
いるぞ
高瀬川の和樹
にゅるぷるん
風馬
せふせふ
シロ
■■■■■ 20210727 ■■■■■
語り手
どんつく丼つく
語り手
高瀬川の和樹
丼丼つくつく
シャーリー
つくつくぼうし
高瀬川の和樹
ツクツクボンボンツクボンボン

語り手
「町を隅々まで見ておいで」
「そうして、夕方になったらまたここにおいで」
お狐さまはそう言って、皆を町へと送り出しました。
岩や【おとな】たちに塞がれてしまった参道を避けて
獣道をまた戻るみんなの前に、再び起きた地震のために不安そうにざわめく町があります
風馬
「コケ…いつもと全然違う」
シャーリー
「ずいぶんと変わり果てました……」
シロ
とりあえず不安そうな人の足にまとわりつく。
別にそれで安心するような能力はないけど。
語り手
不安そうな人たちは、シロの様子にふと表情を和ませます
子供たちは、
「わんちゃんだ!」
「ちがうよ、ポメラニアンて言うんだよ」
などと言いながら追い回します
風馬
「シロ、さっそく困った人を助けてやってるんだな」
高瀬川の和樹
「まぁそれでも、子供らは元気なもんだ」その様子を見て少し微笑んで。
おっと、シーンは切れますか?>語り手
語り手
おっと、そうだね
せっかく夢も集まっていることだし
幕間を挟もう
風馬
はーい
シャーリー
はぁい

語り手
繋がり強化は、
3までは5
4へは8
5へは10
です
このBGM短い
高瀬川の和樹
23か。お狐様含め、全員を1 → 2に上げて夢20消費し、残り3になります。
[ 高瀬川の和樹 ] ゆめ 23 → 3
シャーリー
ではこちらもお方様を含めて全員を2へ上げます。夢20消費。
[ シャーリー ] ゆめ 22 → 2
風馬
同じく全員0->1に上げて20消費
あ、違う自分からは1->2や
[ 風馬 ] ゆめ 25 → 5
高瀬川の和樹
お、ありがとうございます。
シロ
25消費してお方様含め全員+1
あ、20でいいのか
[ シロ ] ゆめ 28 → 8
高瀬川の和樹
ありがとうございます
シロ
あとシャーリーさんに更に+1
[ シロ ] ゆめ 8 → 3
シャーリー
ありがとうございます!
語り手
ふーむ
こちらの夢は10か
では、シロと和樹を2へ引き上げます
[ 語り手 ] ゆめ 10 → 0
シロ
わーい
高瀬川の和樹
おお、ありがとうございます
シートとメモの更新OK。
風馬
更新OKです!ありがとうございます!
シロ
更新したよ!
語り手
では
シャーリー
こちらもおっけーです


語り手
家々から外へ出て不安そうな顔を見合わせる人たちの間を抜けて、町を歩きます
途中、駄菓子屋さんのお婆さんが、お店の前のポストが倒れてしまっているのを、なんとか起こそうと苦労しているところに出くわしました
おっと、そうそう
今は昼です
高瀬川の和樹
半変身で登場します。想いから6消費。
[ 高瀬川の和樹 ] ふしぎ : 6 → 16
[ 高瀬川の和樹 ] おもい : 0 → 10
[ 高瀬川の和樹 ] おもい : 10 → 4
風馬
おもい5ふしぎ3で完全変身で
[ 風馬 ] ふしぎ : 0 → 10
[ 風馬 ] おもい : 2 → 7
[ 風馬 ] おもい : 7 → 2
[ 風馬 ] ふしぎ : 10 → 7
シャーリー

[ シャーリー ] ふしぎ : 6 → 16
[ シャーリー ] おもい : 0 → 10
完全変身します。
想いコストで。
[ シャーリー ] おもい : 10 → 2
シロ
謎の獣のまま登場
[ シロ ] ふしぎ : 6 → 17
[ シロ ] おもい : 2 → 13
[ シロ ] おもい : 13 → 9
風馬
「ばーちゃん、大丈夫か?」
高瀬川の和樹
「よう、婆さん。手伝おうか」ポストを起こすのを手伝います。
語り手
「うーん、うーん……おや、風馬ちゃんに、和樹くん」
おでこを汗でいっぱいにしたおばあさんは、みんなに振り向きます
シャーリー
「……若人たちが頑張ってるので見守ってます……です……」
若人とは。
高瀬川の和樹
「おう。えらく揺れたが、大事ねえか?」
語り手
「あたしはねぇ。お店もちょっと品物が落っこちたりしちゃったけれど、大丈夫だよ」
シロ
おばあさんは転ばせるのだめ。うずうずしちゃうけどだめ。
シャーリー
えらい
語り手
「でも、このポストが倒れたままだと、みんな困っちゃうからねぇ」
風馬
「町があちこち壊れてる、直すか?」
シャーリー
「……店の中綺麗にしてきますね……」ふらふらと店の中に入る。
語り手
「ああ、シャーリーちゃん、すまないね」
シロ
じゃあシャーリーの後追いかけて店に入って
シロ
へーんしん
[ シロ ] おもい : 9 → 5
風馬
ポスト起こすの手伝うよ
語り手
「大丈夫かい?手を挟んだりしないでおくれよ」
風馬
こちとら金属製
「よい、しょっと」
高瀬川の和樹
こちらも手伝おう。
「おう、そっち頼むぜ。よっせ、っと……」
語り手
ポストは少し重たいです
語り手
【けもの】で6ほどあれば、引き起こせるでしょう
みんなで力を合わせてもOKです
【けもの】の能力値の足し算です
風馬
【けもの】2しかないよ
高瀬川の和樹
「っぐ、重っ」 【けもの】1しかない
風馬
「おーい、シャーリーも手伝ってくれ」
高瀬川の和樹
「おおい、手伝ってくれ! 格好つけたはいいが案外重いぞこりゃ!」
シロ
【けもの】1だぞ!
肉体派がいないのね……
「えー、めんどくさいなぁ」
シャーリー
「……そうなんですか……?」
「……チロルチョコで手を打ちますか……?」
シロ
「やる!」
語り手
では
「お、なんだなんだ」
「おお、こりゃぁえらいもんが倒れてんな」
「チビども、ケガしなかったか」
などと言いながら、周りのおとなたちが集まってきます」
風馬
「おー?」声のほうをむく
語り手
「どら、手伝ってやる」
風馬
「重たいぞ」
シャーリー
私の【けもの】は3あります。
こちらも手伝いましょう。
風馬
1+2+3でいけそう
高瀬川の和樹
「お、ありがとよ、おっさんたち、シャーリーも。助かるぜ」
語り手
「なに、こちとら大人よ」
シロ
ああ、転ばせたい、びっくりさせたい。だめだめ、そんなのだめだめ。
チロルチョコに誓って。
シャーリー
「……」畜生また肉体派じゃん!!!
語り手
では、みんなと大人たちが協力して、ポストを無事に引き起こすことができました
風馬
「直った!」
シロ
「わぁい!」
シャーリー
「良かったです……」
高瀬川の和樹
「おお!」
語り手
「あらあら、まぁ。みんなありがとうねぇ」
「みんなご褒美に飴ちゃんあげようかね」
シロ
「わぁい!
シャーリー
「助かります……」
風馬
「へへっ」
語り手
おばあさんはお店の飴玉を人数分持ってくると、みんなに配ります
高瀬川の和樹
「おお、ありがとよ。この渋い味が癖になるんだよな」
シャーリー
余ったものを取ります。
シロ
「あまーい!」
シャーリー
「薄荷……ですか?」これは和樹くんに。
渋い味=薄荷のイメージ。
「……美味しいですね。とても……」緑色の飴を口に放り込む。
語り手
「おいおい、俺らはもう大人だぜ」
「何言ってんだよ。鼻垂れの頃からこの店に顔出してたくせに、今更大人ぶるんじゃないよ」
おばあさんとおじさんたちが話しています
高瀬川の和樹
その様子を、微笑ましそうに目を細めて眺めている。
「ああ、いいもんだな」
風馬
ポストをじーっとみてる
語り手
「どうかしたかい、風馬ちゃん」
シャーリー
じーっ
風馬
ポストは古いものですか?
語り手
かなり古い、円筒状のタイプです
朱色のペンキは何度も塗りなおされた跡がありますが、それでもハゲハゲです
風馬
「これが倒れてるなんて初めて見た」
シロ
「こんなの倒すなんてすごいな!!」
対抗心燃やしてる
語り手
「おお、そうさなぁ」
「俺もこの町は長ぇが、ここまで大きな揺れは初めてだぜ……。まさかこいつがぶっ倒れるなんてなぁ」
シャーリー
「……そうなのですか?」
渡り鳥、よく判らない。
「私は……春から秋にしかこっちに居ませんから……」
語り手
「ああ。もともとこの町は本当に地震とかそういったことがなくてな」
高瀬川の和樹
「何かに守られてんのかもしれねえと── そう言ってたな。爺さんが」
語り手
「谷……ってほどじゃないが、丘陵に挟まれたとこにあるのに、台風や土砂苦崩れなんかもなかったもんだ」
シャーリー
「……なるほど……です」
語り手
「そうか、嬢ちゃん外人さんだもんな」
シロ
「地面は勝手に揺れたりしないぞ」
語り手
「守られてる、か。そうかもしれねぇなぁ」
風馬
「昔から、守られてたんだな」
高瀬川の和樹
「そういやぁ、あっちの山の方もだいぶん揺れたなあ」
語り手
「この町は、古いお稲荷さんがおいでだからねぇ」
おばあさんが呟きます
風馬
「神社も壊れてる、早く直してやらないと」
語り手
「神社?お稲荷さん?そんなんあったっけか?」
シロ
「えー、知らないの?」
「シンジンが足りないぞ」
風馬
「子供の頃いかなかったのか?」
語り手
「全くだよ」
おばあさんがため息をつきます
「お前さんたち、昔まだ汽車もろくにきてなかった頃、そこのお山で遊んだことだってあるだろう」
おじさんたちは、お婆さんが指差す山を見上げて
「おお、狐やまかぁ!」
「そういや、お袋にそんな話聞いたような気がするな……」
「ああ、なんとなく覚えてるぜ。ちっさいお社があったんだよな」
風馬
「今のうちにお参りにいったほうがいいぞ」
シロ
「道ふさがってるけど、けものみちで行けるよ」
シャーリー
「ええ、行けました……」
語り手
「そうなのかい。お嬢ちゃんたちは行ったことあるのかい?」
高瀬川の和樹
「とはいえ、まだ揺れるかもしれんしな。危ないだろうし、揺れが収まってからにした方がいいんじゃねえか」
シャーリー
「……そうですね?」
風馬
「でも、はやくしないと…」
高瀬川の和樹
「……あいつも、おっさん達に怪我をさせることは、望んじゃねえだろうさ」 小さな声で、風馬に一言。
語り手
「ああ、そうだなぁ」
高瀬川の和樹
「ああ、俺達はさっき行ってきたぜ。要岩が転げ落ちちまってて、驚いたのなんの」
シロ
みちのけ の力で送れば……って思ったけどつながりないとだめだし帰れないわ。
シャーリー
自分が半分鳥の姿だったら送っていけるのになぁ、と思う。
語り手
「昔はね」
おばあさんが口を開きます
「この町は『とうかっき』……読み方は同じだけどね。稲荷木、って書いたんだよ」
シロ
「とーかっき? っていうのか」
風馬
【おとな】どれくらいあれば漢字読めますか!
シャーリー
【おとな】3か4じゃなかったですっけ?忘れた。
語り手
そうですね、難しい字ではないので、2あればw
シャーリー
読めた!!!
GMは絶対!!!
「いなり……」
風馬
「いなりき…?」
シロ
読めぬ!
高瀬川の和樹
「稲荷── 狐様の木、か」河童かんじよめる。
語り手
おばあさんは頷き
「そうだよ。お稲荷さんのお守りする土地、って意味だよ」
風馬
「きつね、守ってたのか」
語り手
「そのくらい昔から、お稲荷さんが守ってくだすってたんだ」
シロ
「お方様ってすごいんだな」
シャーリー
「……護っていたんですね……。ずっと……」
語り手
「でも、地震で大岩さんも崩れて、これだけの地震だ、ってのなら」
「お稲荷さんも、もうお疲れなのかもしれないねぇ……」
シャーリー
「……あの……もし、イナリ様がいなくなったらどうなるのですか……?」
語り手
「そうだねぇ……地震や台風からも、お守りされなくなるかもねぇ」
シロ
いなくならないもん。 ちょっぴり不機嫌になる。
シャーリー
自分も居なくなってほしくない、大切な方だ。けれども、万が一ということも……もしかしたら、あるかもしれない。
語り手
おじさんたちの誰かが、ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえたような気がしました
高瀬川の和樹
「まあまあ。よその土地じゃあ、前から地震も台風もあったんだ。そんなに不安がらせるもんじゃないぜ」
語り手
「ああ、そうだぜ。そんな、この町が無くなっちまうようなこと言うのやめてくれよ」
風馬
「…」
シロ
「えー、じしんって他のとこだとあるの?」
ここのもののけで良かった。
語り手
「俺らは、ガキの頃からここで育ったんだ」
風馬
「ばーちゃんも、よくお参りしたてもんな」
※きっとX十年前
シロ
ものしりー
シャーリー
シャーリーの知らない世界。
風馬
ハレの着物着て参道を歩いていく姿を屋根の上から見ていたかもしれない
語り手
「ああ、そうだねぇ。足腰が立たなくなってからは、ずっとお参りにも行けないでねぇ。最近じゃ、お参りに行く人も少なくなったと聞くし、お稲荷さんも寂しがってなければいいのだけれど」
シロ
「しょうがないって言ってたけど、なんかさみしそうだった」
語り手
「そういや、なんかあの山を切り崩してマンション建てるとか、そんな話なかったか?」
「ああ、なんか駅前でそんな看板見たような気がするな」
シャーリー
「……そう……ですね……ですかね……」ちょっと考えてる顔。
「……えっ」
風馬
ぷいっとそっぽを向く
高瀬川の和樹
「ああ、あったなあ。ありゃどうなったんだったか、この地震じゃ暫くそれどころじゃなさそうだが」何気ないように言いながら、ふっと表情が陰るのがシロあたりには見えるかもしれない。
シロ
「きーちゃんどうした? おなかすいた?」
語り手
「時代なのかねぇ……。仕方のないことなのかもしれないけれど、少し寂しいねぇ」
シロ
「うーん、じしんはあたしもやだなぁ。道崩れちゃうし、ふさがっちゃうし」
風馬
「山が、なくなるのはもっといやだ」
シャーリー
「……私も、お方様との思い出がなくなるのは……嫌……です」
語り手
「だなぁ。忘れられて、住むところも追われるんじゃぁ、お稲荷さんも悲しいかもしれんなぁ」
シャーリー
「…………寂しいです」
シロ
「山崩したら、お方様のおうちなくなっちゃう」
語り手
「……もしかして、お稲荷さんの祟り……とか」
風馬
「あいつはそんなことしない」
シャーリー
「……そんなことするような方に見えますか?」
シロ
「そんなことしないもん!」
語り手
「そうだねぇ、お稲荷さんはきっとそんなことしないわねぇ」
シャーリー
「ええ」
「とても、とても優しい方……だと……思います……」
「……」
語り手
おばあさんはうんうんと頷いています
高瀬川の和樹
「だいたい、祟んならおっさん達じゃなくて、マンション作ってる連中だろ」
シロ
「それだって しょうがない って言ってたもん」
語り手
「まぁ、アレだな」
「これまで世話になってきたんだから、疲れちまったってんなら、今度は俺らでこの町を守る!とかやんねぇとな」
風馬
「おじさん、それがいい」
語り手
みんながそうして話していると
シャーリー
はい。
語り手
にゃー
と声が聞こえました
シャーリー
「……ねこ……?」
シロ
ねこ!
風馬
「うっ…ねこ?」
高瀬川の和樹
そっちを見ます。
シロ
どこどこ?
シャーリー
ねここすりって猫の言葉わかるんですかね?
シロ
わかんないんじゃないかな?
あくまで「【けもの】っぽい」だけだから。
高瀬川の和樹
すねこすりがねここすりになった
シャーリー
なるほどー!
すねこすり。ねここすりではない。
風馬
ネココスッチャッタ
シャーリー
「……」ちょっとだけ、怯えた顔。
語り手
見ると、すぐそばの塀の上に、灰色の毛に白の鉢割れ、白足袋を履いたネコが、こちらを見て鳴いていました
シロ
「わー、ねこー!」
駆け寄って見上げる。
語り手
おじさんやおばあさんたちには、にゃーとしか聞こえないをの声も
あやかしであるみんなには、なんとなくわかります
シャーリー
お、変化かな。
シロ
ふたまたねこー!
シャーリー
「……あらあら……?」
語り手
『あやかしたち』
『向こうで、壁が崩れて難儀してる人間がいる』
『助けてやれ』
風馬
「!いこう!」
高瀬川の和樹
無言で頷いてみせる。>猫
シャーリー
「……はい……」
語り手
その返事を受けて、猫はふいっと後ろを向いて、塀の上を歩いて行きます
風馬
「おまえー、にわとり食うなよー」
猫にも手を振ろう
シロ
「じしんっていろいろ倒すんだな」
高瀬川の和樹
「だいたい地面に立ってるからな。地面が揺れたら倒れるだろ」
シロ
「触らないで倒すなんてすごい」
ねここすれなかった
高瀬川の和樹
「それじゃな、ちと他に手を貸してくるわ」と、お婆さんと大人たちに手を振って移動します。
シャーリー
同じく手を振ります。
語り手
「おぅ、手が足りんかったら、呼べよ!」
高瀬川の和樹
「おう、ありがとよ! 余震に気をつけてな!」
シャーリー
「……気を付けて」
シロ
「じゃーねー」
シャーリー
人目のつかないところで半変身に状態を落とすことって可能ですか?
語り手
そして、向かう先で人を助け、また現れた鳥の声に呼ばれて、またその先で手伝いをしながら、4人は町をあちらこちらへと歩き回ります
風馬
「どこもぼろぼろだな」
高瀬川の和樹
「ああ。難儀なもんだ」
語り手
行く先々の人たちは、みんな困っていましたが、4人に手伝ってもらって、少しだけ笑顔になりました
シロ
「道がヒビだらけだ」
風馬
「瓦が落ちてる」
シロ
「これじゃああたしが転ばせなくても転んじゃう」
シャーリー
「……そうですね……」
高瀬川の和樹
「まったくだ。逆に転んでるのを起こしてやったらどうよ」と、シロに。
シロ
「えー、おこす? それ面白い?」
風馬
「さっきポスト起こすの面白かったろ?」
高瀬川の和樹
「面白いし派手だろ。転んでるのがぴょんと立つんだぜ」
シロ
「なるほどー」
「起きてないと転ばせられないしな」
シャーリー
「……そうですね……」
その様子をみながらくすくすと笑ってる。
語り手
人たちは、みんなこの町で暮らしていくことに少し不安になっているようでした
そんなことを話しながら、4人はいつの間にか駅へとやってきていました
シロ
はー、なんだか知らないけどわくわくする。
語り手
あ、っと
ごめん、駅はなしにしておこう
シロ
しょんぼりだ
風馬
そんなものはなかった
シャーリー
なかった。
語り手
いや、あるんだよw
あるんだけど、イベントが無くなったw
高瀬川の和樹
イベント消滅w
シロ
すっごい道というか、なんか運ぶ道の親分のあるとこだよ?
しょんぼりだよ!

語り手
気がつくと、藤葛木の空は茜色に染まっていました
風馬
「…そろそろ夕方か?」
シャーリー
夕方だ!
シロ
「からすがなくからかーえーろー」
風馬
「こけこっこー!」
シロ
「にわとりもなくから かーえーろー」
語り手
そのころになると、ようやく町の人たちも少し落ち着いてきて
4人の助けがなくても、自分たちで崩れた垣根を直したり、近くの人たちと話したりしています
高瀬川の和樹
「……ああ、こんな有様でも、空は綺麗なもんだなあ」
VAPEを咥えて、空に水蒸気の煙をぷかり。
シトラスの香りが、周囲にふうっと漂う。
シャーリー
「……ええ、とても綺麗だと思います……」
「……ツバメはなんて鳴けば……?いいんですか……?……いいのでしょうか?」
語り手
「そらぁ、ちゅん、とでも鳴きゃいいんじゃねぇか」
不意に、声をかけられました
シャーリー
「……ちゅん」
「これで……よろしいですか?」
シロ
「つばめも……ん?」
シロ
「ちゅんちゅん」って感じだった……
風馬
「控えめだな…」
高瀬川の和樹
「お?」
語り手
見ると、4人が歩く道に沿って流れる川の中から、鯰が見上げていました
風馬
「お前もきてたかー」
語り手
「おぅ、あやかしども。ご苦労だったな」
シャーリー
「……お疲れ様です……でした……」
シロ
「ジィ! きのうぶりー」
語り手
「おぅ、毛玉の」
高瀬川の和樹
「おお、鯰のおっさん」
「おっさんは大丈夫だったか。タンコブ拵えてねえか」
シャーリー
「……ちゅんちゅん……」
語り手
「ああ、またちっと川縁の漆喰が崩れたが、まぁ大したこたぁねぇよ」
高瀬川の和樹
「そうかそうか。無事ならいい」
高瀬川の和樹
地震でタンコブこさえたのはPL。
シャーリー
痛そう
シロ
和樹さん今のが人間形態絵?
高瀬川の和樹
です>人間形態
シロ
黄緑髪は半変身と元の姿で使えばいいかな?
高瀬川の和樹
黄緑のは元の姿で、この絵が半変身と人間形態の絵でお願いします
シロ
了解でーす
高瀬川の和樹
黄緑の髪のまんまで人の前に出たらいろいろアレがアレなので
半変身はこの頭で頭にお皿とか水かきとか微妙にあって、手袋や帽子で隠してるイメージです
シロ
アレなのね
高瀬川の和樹
アレです

語り手
「それよっか、どうだった、町の方はよ」
風馬
「だいぶ直ったぞ」
シロ
「いっぱいあるいたー」
語り手
「そうかい。町の連中もだいぶ堪えてたみてぇだなぁ」
シャーリー
「……」
高瀬川の和樹
「さすがに色々壊れてたな。だが、まあ、少しずつ立て直そうとしてたさ」
語り手
「そうかい」
高瀬川の和樹
「ああ」
語り手
「そりゃぁ何よりだ。人間どもも、ここのこたぁ気に入ってるみてぇだからな」
「これで治ってくれりゃぁいいが……。それで、狐はどうだった」
風馬
「…」
シロ
「げんきなかった」
高瀬川の和樹
「……」言葉が出ず、押し黙る。
シャーリー
「……」
風馬
「…きつね、いなくなる」
シロ
「いなくならないってば!」
高瀬川の和樹
「……ああ。要石がな、……」
シャーリー
風馬くんの横で頷いてる。
語り手
「なんだって、要石がか」
高瀬川の和樹
「ああ。正直な気持ち、今すぐあやかし連中で集って、山に手を付けた連中を祟りてえよ」重く低い声で、一言。
風馬
「岩、崩れて落ちた」
高瀬川の和樹
「だが、人を憎むなと、あいつは言った」
語り手
「あいつらしいな」
高瀬川の和樹
「ああ、全くだ。あいつらしいさ。そう言われたら、出来るわけがねえ。出来るわけがねえよ」
シャーリー
「恨んじゃ……駄目です……ですよ……」
シロ
「いなくなんてならないもん!」
高瀬川の和樹
「ああ、悪いな。ちょっと腹を立ててるだけさ」
語り手
「まぁ、聞かなかったことにしておくよ」
言って、ポカリと泡を吐きました
高瀬川の和樹
「ああ、そうしてくれ」ひょいとスマホを取り。Twitterに「いろいろあってマジおこ!」となんの情報もないtweetを投げる。
シロ
マジおこ……
風馬
河童おこ
高瀬川の和樹
おこ。
シロ
軽い文章に込められた深く強い怒り。
それを人間の道具で発露しちゃうのがまた……
風馬
「町を見て、夕方にまたこいっていってた」
語り手
「……ああ、そうかい」
シャーリー
「言ってました……」
風馬
「なまずもいくか?」
語り手
「俺らはおかにゃ上がれねぇ」
高瀬川の和樹
「川があるだろ」
語り手
「あの山にゃ川が通っちゃいねぇのよ」
高瀬川の和樹
「ありゃ、そうか。じゃあ盥にでも入れて行くか?」
シャーリー
「……魚にも、翼ってあげれるのでしょうか……」些細な疑問。
「……飛んでみますか?」
語り手
「俺のこたいいんだよ」
「それよりも、なぁ、よぅ」
高瀬川の和樹
「おう」
シャーリー
「……はい」
語り手
「この川も、なぁ。見てみろよ」
水の中で、周りを示すようにくるりと回ってみせます
風馬
「川?」見る
シャーリー
川に視線を落とす。
シロ
のぞく
高瀬川の和樹
川に視線を落とす。
語り手
「昔ぁ、土や石が剥き出しでな。それが今や、漆喰で塗り固められてる」
「そこらじゅうに沢蟹やタニシどもがいて、夜ぁ河鹿の連中がうるさかったもんよ」
風馬
たぶんそれコンクリ
高瀬川の和樹
ですよね
語り手
そう、でも鯰は自分の知識で漆喰、と呼んでるのw
シロ
タニシはやっつけないといけなかったんだよ……
風馬
カジカもうるさいんだよ…
シャーリー
舞台何処ですっけ
語り手
埼玉の西側、飯能のあたり
シャーリー
海なし県!?
タニシ食べる県ありましたよね
シロ
広東住血線虫こあいよ
風馬
まずくはないけど食べたくなる味でもないしね。。

シャーリー
「……まあまあ……」
語り手
「どう思う」
シロ
「つまんなくなるね」
高瀬川の和樹
「さあな。昨日言った通り、俺らにとっちゃあいいことも、悪いこともあったろう」
シャーリー
「……人間のやることは奇奇怪怪です……ですよ……」
風馬
「?」
人工物
語り手
「おぅ、そうよ」
「いいことも悪いこともある」
「それに、いいも悪いも無ぇのよ、多分な」
シャーリー
「……というと……?」
語り手
「どうしたって、時が過ぎれば色々と変わってゆくもんだ」
「川の流れが、溢れて変わったりするみてぇにな」
「きっと、狐の山が変わろうとしてんのも、そういうもんなんだろう」
シロ
「でも、やだよ……」
「変わってもいいからいてほしいよ」
変わると存在できなくなるものもいる、なんてことはまだ理解できない。
シャーリー
「……そうですね……」
こちらも同じくだよ……。
高瀬川の和樹
「何一つとして留まることはない、まるで春の夢のように──  だったか」 
語り手
「詩、ってやつか?俺ぁよくは話からねぇけどよ。まぁ、そんなもんだ」
シャーリー
「……変わるのは、怖いですね……」
風馬
「急にいろいろ変わり過ぎだ…」
高瀬川の和樹
「全くだ。それに」
シャーリー
「それが人間の営みだというのなら……しょうがないです……ですよね……?」
そうなんですかね
高瀬川の和樹
「だからって、仕方ねえって、呑み込めるもんでもないさ」
語り手
「そりゃぁそうだ」
シロ
「なんとかなんないかなぁ」
語り手
「それでも、俺もお前らも、人間どもも、折り合いをつけてかにゃぁならねぇのさ。きっとな」
高瀬川の和樹
「……わかっちゃいるよ。もとより、この川だって人が掘った川だ。舟を通すために、えっちらおっちらやってな」
シロ
「そうなの?」
語り手
「おぅよ。そりゃもううんと昔にな」
シャーリー
「……昔の人は、すごいのですね……」
高瀬川の和樹
「ああ。高瀬川、っていうのは京の都にある舟道でな。その川から名をとってんのさ」
風馬
「船なんてみたことないぞ」さすがに100年くらいじゃもうなさそう
シロ
「人間っていろいろ変えちゃうんだな」
語り手
「そいつが人間どもの力ってやつだ」
「お前らが、人間どもにゃ無ぇ力を持ってるのと同じにな」
シロ
「でもあたしはこの川は好きだ」
語り手
「おぅ、俺も好きだぜ」
シロ
「あと道も好きだ」
高瀬川の和樹
「俺もさ。そうでなきゃ居ついてねえ」
シャーリー
「空も捨てがたいですよ……」
語り手
「きっと、お前らが今日会った人間どもも、けものどもも」
「この町が好きなんだ」
高瀬川の和樹
「ああ」
「そうでなきゃ、居ついてねえさ」
風馬
こくり、と頷く
シャーリー
「……そうですよ……」
シロ
「あー……うん。好きだ」
シャーリー
「……好きです……」
語り手
「だからな」
「狐の野郎がいなくなっちまうってんなら」
シャーリー
「……ええ……」
語り手
「今度は俺らが、この町を手に掛けてやらんとな」
「俺らけものも、お前らあやかしも、人間どももな」
風馬
「おじさんも言ってた」
語り手
「そうかい。人間どもも、それがわかってくれてるたぁ、嬉しいね」
鯰は笑うように、泡を一つ吐きました
高瀬川の和樹
「ああ」
シロ
「あたしたち神様じゃないぞ」
「じしんの止め方なんてわかんないし」
シャーリー
「……そうですね……」
「……空に逃げることしか思い浮かびません……」
語り手
「止め方がわからんでも、崩れたものの直し方くらいわかるだろう?」
「折り合いをつけてかにゃぁ、ならんのよ」
風馬
「壊れたら直せばいいな」
シロ
「うーん、そうかぁ……」
シャーリー
自分で言っといてあれですが、空に逃げればいいでプロップサイクル思い出しました。
シロ
なつかす
語り手
なつかす
高瀬川の和樹
プロップサイクルリメイクして欲しい
シロ
行くたびやってたわ
シャーリー
なんかテレビで見たようなゲームだって認識でした。

高瀬川の和樹
「……ずうっと同じものは一つとないと歌った奴らも、きっと本当に呑み込めやなんて、しなかったろうなあ。
それでも、折り合いをつけてかなきゃならんから、そうしたんだ」
語り手
「ああ、そうだろう。きっとな」
「……さて」
「話し込んじまったな。狐を待たしてやっちゃぁ気の毒だ。そろそろ行ってやんな」
シャーリー
「……はい」
シロ
「急がなきゃ」
風馬
「ん、なまず、きつねになんか言っとくことあるか?」
語り手
「そうだなぁ」
「まぁ、心配すんな、とでも言っといてやってくれや」
「多分あいつが1番気にしぃだからな」
高瀬川の和樹
「おうよ」
風馬
「わかった」
シャーリー
「……はい」
風馬
「シャーリーはまた飛んでいくのか?」
シャーリー
「……いえ、きっとお方様はみんなで来ることを待っている筈……です……」
「ので……私は……」一刻も早く本音を言えば向かいたい。
シロ
ふー、へんしんつかれる。変身解除!
語り手
そして鯰と別れ、みんなは狐の山の麓までやってきました
その参道の前には、今朝見たのと同じフェンスがあり、その前にやはり【おとな】たちが立ち話していました
その中に、いかにも立派な洋服を着たおじさんが一人、他のおじさんたちと話していました
風馬
「まだ人がいる」
「あんな人いたっけ?」
シロ
むー。あの人たちの邪魔をしたらいいの?
いや、石がどうとかって言ってたから違うのか……
シャーリー
「……誰……ですか……?」
高瀬川の和樹
話に聞き耳を立てる。
シャーリー
シロちゃんを肩に乗せて話を聞く。
かわいいもんな。シロちゃん。
語り手
「それで、工期に影響はないんだろうね?」
「いえ……流石にあれだけの揺れの後では、地盤の調査も改めて実施をしなければなりませんので……」
「最短でやるんだ」
「ですが、市長……」
シャーリー
市長か~~~い!!!
高瀬川の和樹
こっそりスマホで録音します。>会話
シロ
わんデシ
風馬
なんか悪魔でそうなBGM
シロ
当たらずも遠からずの我々
高瀬川の和樹
超わかる
シロ
メガテン世界なら「地霊」とか「妖魔」とかだよ。
風馬
コカトリせないかな
シロ
鶏が啼いたら悪党は逃げ出すと相場が決まっています!
あとなんか昔話で風見鶏持ってったら啼いて悪魔祓いしてくれたって話もあるし!
風馬
コケコケ
シロ
よって出番です!(無茶ぶり)
語り手
刀に彫られた鶏が哭いて助かったという話も

シャーリー
「……しちょーって……どういう人なんですか……?」和樹さんに。
シロ
むっかー。
高瀬川の和樹
一瞬録音を切って「この町がある市の偉い人だな。困ったことを解決したり、色々なことを決めたりする」と説明。
で再度録音をon。
シャーリー
「……し……」市、鳥には難しい概念だ。
高瀬川の和樹
そりゃそうだ。>シャーリー
語り手
録音をしようと近づくと、おじさんたちが和樹たちに気がつきます
「ん……君たちは?ここは危険だから、近づいてはいけないよ」
シロ
なんかこのヒトやだ。
シャーリーの肩から飛び降りて周囲をゆっくり動き回ってる。
シャーリー
「……ちゅんちゅん……」
風馬
「危険?おじさんたちも危ないよ?」
高瀬川の和樹
「この上のお社が心配で、様子を見に行こうと思ったんです。この方は?」と市長をさして。
語り手
「おじさんたちは、ここの工事をする人たちだからね。ちゃんと安全は図りながらやっているから、大丈夫なんだよ」
シャーリー
「……そうですか……そうなんですね……」
語り手
「私は、市長の設楽 雄三だよ。あまり顔を知られてはいないだろうから、わからないだろうけど」
おじさんは少し困ったように笑いました
シャーリー
ここで変身を解除してびっくりさせてやろうかという底意地の悪いこと考えてしまい、首を振る。
風馬
「したら…?」
語り手
したら、だね
シャーリー
「したら……」
シャーリー
設楽と言えばバナナマン思い出す。
シロ
いつ転ばせようかなー
シャーリー
変身解除していいならしたいかな~~~。
シロ
「びっくり」させたら追い払えるかもしれない。
お方様は悲しむかもしれない。
高瀬川の和樹
「設楽市長。初めまして、先程のはここの再開発のお話ですか?」
語り手
「うん……お社?」
「ええ、実地調査の際に、小さな社が上の方に」
市長さんにおじさんが耳打ちします
高瀬川の和樹
力いっぱい人間ム~~~ブしてるけど、やりすぎだったらストップかけてください。>語り手
語り手
大丈夫ですよ~
高瀬川の和樹
ありがとうございます~
シャーリー
和樹さんの様子見ながらかなぁ。
シロ
お話が終わったあたりで相手を転ばせて逃げたい。
シャーリー
じゃあこちらは同じタイミングで変身解除したいですね。
この大人たちの驚く顔が見てみたい。
語り手
「うん、そうだよ。ここにたくさんの人が住むことのできるマンションをね。建てるんだ。大きいしすごく立派な建物になる予定だから、期待して欲しいな」
シロ
そんなのいらないもん。プンスカ
高瀬川の和樹
「まだ余震が続くと思うんですが、大丈夫なんですか? 俺、不安です」
語り手
「そうだね、だいぶん大きな揺れだったから。でも大丈夫。ちゃんと注意しながら工事するからね」
「キミやおうちの人は、大丈夫だったかな?もし何か困ったら、市役所の方に連絡をしておいで」
風馬
「困ったら…あ」
シロ
こまったきつねさんをたすけて とは私人間じゃないから言えないや。
転ばせるのに全力をかける。
高瀬川の和樹
「ありがとうございます。これまで地震なんてなかったら、俺、怖くて」
語り手
「そうなんだよ。この土地は奇跡的に地震などといった災害もあまりなくてね」
「防災ハザードマップ、は知っているかな?この機会にぜひ確認をして、役立てて欲しいな」
風馬
「町に困ってる人たくさんいたぞ?」
語り手
「うん、今消防隊や救急隊の人にお願いして、みんなを助けてもらえるようにお願いしているよ」
高瀬川の和樹
「ええ。お稲荷さんが守ってくださってる、ってばあちゃんが言ってました。友達に言うと、笑われるんですけどね」
語り手
「なるほど、そういう昔話もあるかもしれないね」
シャーリー
「……昔話じゃない……です……」
これは小声。
シャーリーにしては珍しく若干苛々した顔を見せてますね。
シャーリー
なんか林檎に近い胡散臭さありません?この市長。
シロ
にんげんとしてはそんなにおかしなことは言ってないとは思うんだよ。
むしろ頑張ってる人じゃないのかと思うよ。
でももののけとしては受け入れがたいから転ばせちゃうぞ!
高瀬川の和樹
ただ直前に聞こえた会話がねえ。
シャーリー
わかるんだよ……。
シロ
崩れそうなとこはさっさとならして、人が住む安全な場所増やそうとしてるんじゃないかと思ったりするんだよねー
高瀬川の和樹
「ありがとうございます」
風馬
「したら…?のおじさんはいかないのか?」
語り手
「おじさんは、市長だからね。そういう人たちを監督したり、こうして被害のあったところを見て回っているんだ」
シャーリー
「……そう……なんですね……」
語り手
「さ、君達もここは危ないから、早くお家に帰りなさい。もう暗くなってしまうよ」
シャーリー
「……はい……」
高瀬川の和樹
「はい」
その場を離れて、直前に聞こえた工期…… 最短で…… の会話を「こんなこと聞いたんだけどぉ!マジコワ!」ってTwitterにpostしておきます。
シャーリー
和樹さん意外とついったさんでは若々しい感じがして好き
高瀬川の和樹
わりとキャラこさえてますね。>和樹onついった
シャーリー
かわいい
シロ
シロ、いっきまーす!
《すってんころり》
[ シロ ] ふしぎ : 17 → 11
シャーリー
あ、ではこちらも変身を解除します。
シャーリー
かわいいツバメだよ。
シロ
市長さんの足にからみついて、えいやっと。
市長さんの【けもの】いくつ?
風馬
高かったらやだなw
語り手
【けもの】なんてないなぁw
シロ
じゃあ市長さんは転びます。
怪我はさせないけどな!!
で、変な獣が転がってケタケタ笑い出します。
語り手
シロがササさーっと市長のおじさんの足元を駆け抜けた途端、市長のおじさんはすってんと転びました
うわぁ、という声と、市長!大丈夫ですか!という声が聞こえました
シロ
「ははは、ざまーみろ!」
「お方様に酷いことするヤツは許さないんだからな!」
みんなにくっついて物陰に消えます。
風馬
「…いこう」
シャーリー
「……ええ」
周りの人間にはちゅん、としか聞こえてないのだろう。
シロ
シャーリー目撃した人も「びっくり」してるな。
シャーリー
(時間的にこの辺で切ったほうが綺麗なのではとか一瞬碌でもないことを考えた私)
語り手
では、みんなは【けもの】みちへと入ってゆきました
風馬
ガサガサと茂みをかき分けて
語り手
その背後で、
「大丈夫だ。小石で滑っただけだ」
「これだけ細かい砂利が出ているとなると、やはり危険ですね」
などという声が聞こえてきました
シロ
逆効果のヤカン
高瀬川の和樹
獣道へ入りながら、シロにニッと笑っておきます。
シロ
和樹 の周りを得意げにぴょんぴょん跳ねていく。
語り手
それを後にして、みんなはけもの道を登ります
そして、お社へとたどり着く前
ぼろぼろのしめ縄が垂れ下がる大岩のところまで来たとき
その岩の前に白い人影が立っていることに気付きます
それは、お狐さまでした
風馬
「あ」
「コケ」
シャーリー
風馬くんの肩に止まる。
「ちゅん……」
語り手
お狐さまは、みんながやってきたことに気が付くと、浮かべていた辛そうな顔をさっと隠して、いつもの柔らかな微笑みを浮かべました
「やぁ。来てくれたね」
お狐さまはそう言い、みんなを迎えるのでした
語り手
今日は〆ます
シャーリー
お疲れ様でした~!
風馬
はーい、お疲れ様でした!
シロ
おつかれさまー
高瀬川の和樹
お疲れさまでした! 街の人との会話が楽しくてロングしちゃった

高瀬川の和樹
ちょくちょくログイン状態が外れてて匿名ユーザで入っちゃうことある、これで残像ができるのかな
というわけでこんばんは
風馬
コケコケ
シャーリー
null
高瀬川の和樹
NullRef
風馬
悪いがプリミティブ型だ
語り手
ぬるぬる
シャーリー
今日のご飯はなんなのでしょうか……。
高瀬川の和樹
int? >風馬さん
佐倉 光
■■■■■ 20210803 ■■■■■
シロ
ふー
シャーリー
あ、要件終わったんでちょっと長引いてもオッケーです。振り回してしまいすみません。
語り手
ぬるぬる
なんだって
シャーリー
思ったよりも早く終わっちゃった///
語り手
ぬるぬる
それは物足りなかったでしょうねぇ
シャーリー
物足りない [検索]

語り手
前回
町を回って帰ってきた4人は、市長のおじさんたちと出会い、その話を聞き
けものみちを進んだ先で、要石の大岩の前に佇むお狐さまと出会うのでした
お狐さま
「皆、よく来てくれたね」
風馬
「きつね…動いて大丈夫なのか?」
シロ
「お方様ぁ! いっぱい手伝ってきた!」
シャーリー
「……お方様……」膝枕します。
お狐さま
「それは大変だったね。ご苦労さま」
シロ
「ころばすのがまんした!!」
ひとり転ばせたけど、あれはノーカン!
お狐さま
「えらいねぇ」
お狐さま
「町は、どうだったかな?」
シャーリー
「……色々と……大変そうでした……でしたね……」
シロ
「みんなしょんぼりしてた」
高瀬川の和樹
「まあ、それなりにやってたぜ。みんな慌ててたし驚いてたが、これからは自分らでやってかにゃなあ、なんて話をしてた」
シャーリー
「……おばあさんも困ってました……」
風馬
「頑張って直そうとしてる」
高瀬川の和樹
「おれらが色々直してたら、おっさんどもがやってきて手伝ってくれた」
「そんで、婆さんと何だかんだ話してたんだ」
シロ
「お方様の事忘れてるんだよ。ひどいよね! でもそのうち遊びに来てくれるって」
お狐さま
「いいんだよ。私はもう古い狐だからね」
シャーリー
「……そんなこと、ないです……ですよ……」
高瀬川の和樹
「駄菓子屋の婆さんはちゃんと覚えてたぜ。ずうっと前のこともな」
お狐さま
「そうかい。あの子が」
高瀬川の和樹
「ああ」
お狐さま
「皆、この町に残るようだったかい」
風馬
「誰も出てったりしないぞ」
シャーリー
「……ええ、私が見た限りでは……そうですね……」
高瀬川の和樹
「……わからんなあ。正直、不安そうな奴もいたよ。だが、まあ、見た感じ、みんなこの町が好きそうだった」
「離れても、戻ってくるといい、とは思うね」
お狐さま
「そうかい」
「けれどね」
「恐らくは、この町はもう、いけないだろう」
風馬
「いけないって、なんだ?」
シャーリー
「どういう……ことですか……?」ぽや……。
高瀬川の和樹
「……」
お狐さま
「私が拵えた、この要石でもって」
「この土地は、もう長いこと、無理におさえ込んできたものだから」
シャーリー
「そう……なんですか……?」
シロ
「なにを?」
お狐さま
「この土地の移ろいを」
シロ
「うつろい?」
高瀬川の和樹
「……元よりこうなるもんだった、ってことかよう」
お狐さま
「そうだねぇ」
シャーリー
「……移ろい」どういうことなんだろう、って顔。ピンときてません。
お狐さま
「しかし、要石は抜かれてしまった」
「土地は、風は、水は」
「本来、巡り動き、移ろいゆく」
「この土地は、それはもう大きなうねりのような力を持っていたのだよ」
シャーリー
「……上流の水が下流に落ちていくように……ですか……?」
お狐さま
「そうだよ」
「しかし、ここでしか生きられぬという、者らを、僅かでも生かしてやりたいと思い、ここに要石を打った」
風馬
「ここでしか…」
シロ
「トリも虫もけものも、いっぱいいるよね」
お狐さま
「そうだね」
「たまりたまった移ろいのうねりは、要石が除かれたことで、今にも噴き出そうとしている」
シロ
「かなめいしなくなったら、みんなここにいられなくなっちゃうの?」
シャーリー
「……そうなんですか……?」
高瀬川の和樹
「……どうにかならんものかね。人間は、無茶な場所、無茶な時でも、棲みついては生き抜く力を持ってたろう。
 いや……、知ってる。人がどうにもできんことなんて、幾らでもある。聞かんかったことにしてくれ」
そう言って自己完結、長い溜息をひとつ。
お狐さま
「……」
「私は」
「皆がこのうねりの一端を垣間見て」
「この土地の思い出を持って、去ってくれやしないかと考えてはいたが」
「むずかしいのかも知れないね」
シロ
「どっかいかなきゃいけないの?」
高瀬川の和樹
「そうそうならんさ。……そこに長く居りゃあ居るほど、根が生えるもんだ。人間の短い時間でも、そう変わらん」
シャーリー
「……ずっとその土地に住むわけではない我々には難しい……話ですね……」
シロ
「いくとこなんてないよ……」
風馬
「ここしかしらない」
お狐さま
「そうかい……」
シロ
「ヒトだって、ここで頑張るって言ってたよ」
シャーリー
「……けれど……この場所に戻ってくるのは、お方様がいるから……ですよ……」ふわ、と笑う。
とりあたまの自分でも、毎年彼に会うのは楽しみだったのだ。
お狐さま
「ありがとう」
「しかし私は」
「いささか残酷なことをしてしまったのかも、知れないね」
小さく小さく、皆に聞き取れるかどうかもわからない声で、お狐さまは呟きました
高瀬川の和樹
「……」
シャーリー
くっ、CoCではないから聞き耳できない!!!
お狐さま
お狐さまは、そ、っと手のひらを大岩に当て
「皆は」
「皆は、この町が好きかい」
風馬
「好きだ」
高瀬川の和樹
「そりゃあそうだ。河童は川流れ、好きじゃなけりゃあ今ここにいやしねえさ」
シロ
「好きだよ!」
シャーリー
「はい……好きですよ……?」
高瀬川の和樹
「お方様がどう思おうとな。おれはここがあって良かったと思ってる」
お狐さま
「そうかい……」
「実のところはね」
「……私もさ」
風馬
「みんな一緒だ」
高瀬川の和樹
「ああ」
シロ
「みんないっしょだー!」
ゴムまりのように跳ねる。
高瀬川の和樹
「ああおい、そんなに跳ねるとコケるぜ」
シロ
和樹の手に着地キメる
高瀬川の和樹
「おっと」ぽよん。
お狐さま
「それならば」
「私は、もう一度、力を尽くそうと思うよ」
「けれど」
「私のちからの多くは喪われてしまった」
風馬
「…手伝うぞ?」
シャーリー
「……ええ、私もです……」
シロ
「てつだう! 転ばせるのならてつだえる!」
シャーリー
「……ふふ、ころころ……」
高瀬川の和樹
「ああ、勿論だ。もう一度聞くぜ、”何か手伝えることはないか?”」
お狐さま
「ありがとう……」
お狐さまは、そうお礼を言うと
これまでに見たどの時よりも柔らかく、ふわりと笑いました
シャーリー
綺麗で、見惚れている。
お狐さま
「ありがとう、藤葛木の子どもたち」
「そうだね、皆の助けが入り用だ」
高瀬川の和樹
「いいってことよ。手伝えるってことは、そんだけで心が晴れるもんだ」
高瀬川の和樹
おっいいBGM
シロ
昔仕事用に買ったBGM集がTRPGで大活躍
高瀬川の和樹
なるほど
シャーリー
「……何を……すればいいんです……?」
風馬
「石を直すのか?」
お狐さま
「今一度、要を打つ」
シロ
「できるの!?」
シャーリー
ふしぎと想いをためて石を……って感じかな?
お狐さま
お狐さまは頷きました
シャーリー
ぱぁ……と表情が若干明るくなる。
お狐さま
「この要石はね」
「その昔、それはもううんと昔に、私が色々な神と縁を結び、その力で以て打たれたものだ」
風馬
「かみと…えん…?」
シロ
「みんなに助けてもらったってこと?」
お狐さま
「そう。思い、つながった者同士を結ぶ系は、大きな力を持つ」
「この要石はもう除かれてしまった」
「だから、新たな縁で以て、新たな要を打たなければならない」
シロ
「山のみんなや川のみんなに、たすけてって言えばいいの?」
シャーリー
「……お方様の代理として私達が……神様と縁を結べば……いい……よいのですか?」
高瀬川の和樹
おっ旅が始まりそうな展開
風馬
「そんなことできるのか!?」
お狐さま
「山も川も、そこに住む者たちも、集まれば強い力となるけれど」
「それを一つ一つでは、いく年あっても終わりはしないだろう」
「だから、その土地土地にある『神』と」
「新たに結縁する」
「新たに生まれ、瑞々しい力を持つ神々と」
「けれど、そのためには」
「皆の下へと赴かなければいけないよ」
シロ
あたらしきかみ というと突然漂うアカンヤツ感
シャーリー
しんわs
風馬
僕は新世界の神になる!
シャーリー
ビーストバインドの世界へお帰り下さい
シロ
「かみさまに会いに?」
お狐さま
「そうだよ」
風馬
「どこにいるんだ?また町をまわるか?」
シャーリー
「……」飛べるんだよなぁ、と考えている。
お狐さま
「この国の様々なところに」
高瀬川の和樹
「そこらじゅうの町を回って、頼み込んでこい、って事か」
シロ
「いっぱいいっぱいちからを溜めないと行けないなぁ」
風馬
「くに?」
シャーリー
「……くにってなんですか?」>>おとな2<<
お狐さま
「国とは、この町のような町がたくさん集まった、一つの大きな町のようなものだよ」
風馬
「それって…」
「ここの、外ってことか?」
お狐さま
「そうだよ」
風馬
「………」
お狐さま
「皆には、一度、この町を離れてもらわなければいけない」
シロ
「町の外かぁ……」
道は続いているから、あるのは知っているけれど、行ったことはない。
お狐さま
「きっと、大変で長い道行になる」
高瀬川の和樹
「成程なあ。久々の旅になるもんだ」 うーん、と大きく伸びをする。
シャーリー
「……大丈夫……ですよ」そういえばすごく長い旅はしたことがある。くにというものはよく判らないけれど。
向こうはこことは喋る言葉なども全然違って、文化やら食事やらすべてが違う。
シロ
「道の事なら任せて! 案内できるよ!」
風馬
「いやだ!」
お狐さま
「風馬は……いやかい」
「無理に、とは言わないよ」
高瀬川の和樹
「嫌なら、残るか? 残っておっさん達を手伝ってやってもいい、おれ達は行ってくる」
風馬
「俺はここしかしらない、きつねを手伝う」
シロ
「ええー、風馬も行こうよ」
「お方様も一緒に行こうよ。お手伝いもするよ」
お狐さま
「ありがとう、風馬」
シャーリー
風馬くん煽っていいですか?
風馬
煽るの?w
シャーリー
「……それでも鳥なんですか?」
シャーリー
これが煽りです。
シロ
ガチョウのモルテンならこれで飛ぶ
風馬
「シャーリー、なんだ」
ぐっと拳を握る
シャーリー
「鳥なら……遠くまで旅立って……視野を広げるのも悪くないかと」
「……そしてその思い出話をお方様に伝える……それも悪くないのではないでしょうか……」
シャーリー
これも煽りです。
風馬
「…俺は、お前みたいには飛べない」
「…知ってるだろ」
シャーリー
「……飛びたいときは……サポートしますので……」ふしぎさえあればね。
高瀬川の和樹
「まあまあ、待て。勝手に飛んでくな、おれ達がついてけねえだろうが」
風馬
「きつね…」
お狐さま
「なんだい」
シロ
風馬君の表情良いな
お狐さま
面白そうに二人のやりとりを見ていたお狐さまは、ふわりと微笑みます
風馬
「シャーリーたちがかみさまに会いに行って、俺はおまえを手伝う…それでよくないか?」
お狐さま
「そうだねぇ」
お狐さまは柔らかく微笑んだまま、
「ねぇ、風馬」
風馬
「うん」
シャーリー
かわいい
高瀬川の和樹
なつきっぷりがいい
あと「飛ぶ」ことに対する複雑な感じがいい
お狐さま
「飛ぶ、と云うのは何も翼でもって風を打ち、乗ることだけを云うのではないのか知れないよ」
風馬
「…?」
お狐さま
「人の言葉に『心に羽根が生えたよう』というものがあるのだよ」
風馬
「心に、羽が」
お狐さま
「解き放たれた心というものは、まるで空を飛ぶようにして、より自由に、より朗らかにいろいろなものを感じることができるという、言葉さ」
「風馬」
風馬
目を合わせる
お狐さま
「例え、君がどのような生まれであろうと」
「例え、今の君がどうあろうと」
「その心を自由に解き放つことができるのなら、そのときはもう、君の心はまさしく鳥のそれだ」
シロ
ここから本当の意味で巣立ってゆくのだなぁ
シャーリー
そうですねぇ
しみじみ
高瀬川の和樹
ですなぁ
お狐さま
「きっと」
「君が、どうしてもこの町に残りたいというのなら、そうしておいで。誰もそれを咎めたりはしないよ」
風馬
しばらく、考え込む
お狐さま
「けれど」
「例えば、何か鎖のようなものに君の心が囚われてしまっているのなら、それを恐れることはないのだよ。君の心はきっといつだって自由なのだから」
風馬
「………きつね」
お狐さま
「うん、なんだい」
風馬
「なまずが、言ってた」
「心配するな」
「………オレも、そう思う」
お狐さま
「そうかい」
お狐さまは目を細めて微笑みます
風馬
「神様、絶対会う」
お狐さま
「いいのかい」
風馬
「仕方ない、しばらく一番鶏は他の奴に譲ってやる」
お狐さま
「……ありがとう、風馬」
シャーリー
ちょっとこの良い風景を横目に茶をしばいてきます
風馬
いってらっしゃー
高瀬川の和樹
いってらっしゃいませ 水分補給だいじ
風馬くんの決意とてもいい
シャーリー
よい
シロ
二人ともかっこいいなぁぁもう!
お狐さま
「ありがとう、皆」
お狐さまは皆に頭を下げました
「とはいえ、道ゆきは長く遠いものになる」
シャーリー
普段の旅とどっちが長いんだろうな、って顔。
お狐さま
「人間たちが生み出した汽車を使うというのも、いささか難しいものがあるだろう」
シロ
「きしゃ?」
お狐さま
「だから、そのための足を見繕わねばね」
シロ
「先頭はまかせて!」
風馬
「足なら生えてるぞ?」
お狐さま
「乗り物、ということだよ」
高瀬川の和樹
「歩いて行ったら日が暮れらあ。空やら水やらを辿って行くにも、行っては止まってしてたら手間がかかって仕方がねえ」
「そういうことだろ」
お狐さま
「ありがとう、和樹」
シロ
「そんなことないもん!」
シロ
シロがちゃんと「あんない」できればノータイムでどこへでも行けるのは事実。でもMPが足りない!
高瀬川の和樹
「みずのみち」「そらのみち」「あんない」でどこへでも行けるメンバーなんだけど何度もやってたらMP尽きるからね!
シロ
移動系が充実してるね。
高瀬川の和樹
移動力のあるメンバーです
語り手
お狐さまはそう言うと、空を見上げました
シャーリー
「どうかされました……?」空を一緒に見あげる。
風馬
つられて見上げる
語り手
その体が柔らかな白い光に覆われると、そこには本当の姿をしたお狐さまがいました
そして、一声、高い声で吠えたのでした
シロ
「わぁ! お方様きれい!」
シャーリー
綺麗なんだよなぁ……。
高瀬川の和樹
「──おお、おお。久方ぶりに見たなあ」
風馬
「きつね!」
シャーリー
choice[初見,ではない] (choice[初見,ではない]) > 初見
「初めて見ました……」
語り手
皆が見上げる空の彼方に、ふと黒い点のようなものが現れたかと思うと
それはみるみると大きくなって
気がつけば、四角い箱のようなものが皆の前にふわりと舞い降りました
風馬
「なんだ?」
高瀬川の和樹
「おお?」
シロ
「なぁに? これ」
語り手
人のことをよく知り、あるいは昔のことをよく知るものならば、それが『籠』と言う昔の乗り物であることがわかるでしょう
シャーリー
「これは……?」
知らないものだ!
シロ
みちのにおいだ!
知らないけど。
風馬
「駄菓子屋のばーちゃんが嫁入りしたときにみたやつだ」
シロ
「ふーちゃんはいっつも物知りだなぁ」
シャーリー
「知ってるんですか……?」
風馬
「上から見てただけだから、よくしらない」
高瀬川の和樹
「しかし、そりゃあいいが誰が担ぐんだ?」
シロ
「かつぐのか」
お狐さま
「大丈夫」
「久しぶりだね、ゆり。よく来てくれたね」
風馬
「ゆり…?」
シャーリー
誰よその女!?>ゆり
高瀬川の和樹
ここがあの女のハウスね
風馬
修羅場かな?
語り手
お狐さまが、そう籠に話しかけると、籠に備えられた扉がスパッと開き
中から着物姿の女性が現れました
ゆり
「タクシーじゃあるまいし、声かけ一つで軽々と呼び出すんじゃないわよ!何十年もほっといてさ!」
背景残っちゃってたな
今度消そう
シャーリー
だから誰よその女!!!?
私というものがありながら!!!
シロ
そういう感情なの?w
風馬
膝枕する仲だもんなぁ
シャーリー
向けてる感情が愛情なんで……。
シロ
そうなのかー
シャーリー
友情というよりは恋心に近い何かかなぁと……。
風馬
「なんだこいつ?」
シロ
「ゆーちゃん?」
シャーリー
微妙にむ、って顔してる。
高瀬川の和樹
「よう、初めまして。幽霊はいねえがタクシードライバーか?」
シロ
「たくしぃ? うんて??」
シャーリー
「運転……」
ゆり
「気安く話しかけんじゃないわよ。誰が運転手か」
お狐さま
「この子は『ゆり』と言ってね」
「『飛乗物』のあやかしなのだよ」
高瀬川の和樹
「ほう。それで、いっちょ乗せて貰おうってわけか」
お狐さま
「すまないね。実はかくかくしかじかということでね」
お狐さまは、これまでのいきさつをゆりに話して聞かせました
語り手
ゆりは、目まぐるしく表情を変えながらその話を聞き終えると
ゆり
「っはーん?なるほど~?」
「それで、日本全国神さま巡りをしようってわけか」
「いいじゃん、面白そうだし」
お狐さま
「ありがとう、ゆり」
シャーリー
「そういうことです……」ちょっとつまらなさそうな顔。
お狐さま
そんなシャーリーの頭を撫でながら
風馬
「ゆり、か」
高瀬川の和樹
「ゆり、宜しくな」
シロ
「ゆーちゃん、よろしくな!」
ゆり
「ゆ、ゆーちゃん」
シロ
「駄目か? りーちゃんだと言いづらいんだけど」
ゆり
「二択!?」
「いいわよ、ゆーちゃんで」
シャーリー
「りーちゃん……かぶりますね……」目を伏せる。
「……では……ゆーちゃんで」
シロ
そういえばそうだった。じゃあ「かぶるんだけど」に訂正。
風馬
「お前、酒屋の娘みたいなしゃべり方するな」
ゆり
「わたしをそこら辺の居酒屋の娘と一緒にするな」
シャーリー
居酒屋の娘ってなんでしたっけ
風馬
適当に捏造したどこかの恋する乙女です
シャーリー
前回のゆうこや?
ゆり
「で」
「あとは、何?河童と、燕と……あんた何?」
「鳥のような、違うような……」
風馬
「にわとりだぞ」
「あとシロ」
シロ
「シロだぞ!」
ゆり
「ホルモン焼きみたいな名前ね」
シロ
シロコロじゃねぇ
高瀬川の和樹
「……発想が居酒屋の娘で合ってねえか?」
シロ
「ほるも?」
風馬
「お前も店の裏で誰かの写真みてるのか?」どこぞの居酒屋の娘さんのプライバシー
ゆり
「見てないわよ、何言ってんのよ」
風馬
「…きつねの写真とか」
ぼく子供だからよくわかんないけど
シャーリー
ぐぅ……。
ゆり
「みみっみみ見てないわよ!」
高瀬川の和樹
そっかあみてるのかあ。>ゆり
シロ
そんなこともあるかなぁと思ったら本当にそうなったw
そりゃずっとほっとかれたらムッとしますわ
高瀬川の和樹
無理もない。
風馬
困った狐だ
お狐さま
「それでね、ゆり」
ゆり
「何よ!」
お狐さま
「長く遠い道行になるからね」
「皆が泊まって過ごせるような……そんな乗り物は無いだろうかね」
高瀬川の和樹
あとお狐様ターゲットが固定過ぎる無茶ブリじゃない?
シロ
寝台車!
線路は気合いで!
風馬
でけぇ!
高瀬川の和樹
キャラバン!馬は気合で。
シロ
キャラバンもいいな
風馬
ポポにひかせるやつなら変形もできる
シロ
最終的に空飛ぶな
ゆり
「はーん? なるほどねぇ……」
ゆりはしばらく腕組みで考え込んでから
「そうね。それなら……アレね」
シャーリー
むむ、って顔をしてる。
面白くなさそうな顔してますね^^
お狐さま
シャーリーの頭を撫でてやる
シャーリー
わかりやすく頬を膨らませる。
シャーリー
モテる男はつらいねぇ^~~~
ゆり
頷き、手をぱん、と打ち合わせると
語り手
気がつくとそこにはゆりが乗ってきた籠は無く
一台の大きなくるま、がありました
風馬
「あれ、くるまだ」
高瀬川の和樹
「こりゃ、まあ。すげえもんだな」その場で一番呆気に取られているのは和樹かもしれない。彼はそれが何か知っているのだ。
高瀬川の和樹
ゆうこやでこの画面出てくるのじわる
シャーリー
これはもしかして……?
ゆり
ゆりは、ふふんと胸を張り
「クレソンボヤージュ。乗員数最大6、就寝人数6名のキャンピングカーよ!」
「……まぁ、実際は寝るのはいいとこ5人ね」
シロ
「くるま……」
むつかしい顔をする。
ひとが作ったものは好きじゃない。でも道を走る車だけは許してやってもいい。
それにこれは人の作ったものじゃないから……OK。
シャーリー
「大きい……」車が。
風馬
「みたことある、アイスクリーム売ってるんだよな?」
シャーリー
「……アイス……」
ゆり
「売ってないわよ!キャンピングカーだって言ってんでしょ」
「……まぁ、実際は寝るのはいいとこ5人ね」
シロ
「ここにいるのは六人だ!」
高瀬川の和樹
「シャーリーとシロは元に戻れば入るだろ」
シロ
「でもあたしはすみっこでちっちゃくなって寝るからだいじょうぶ!」
シャーリー
「……かわいい……」
お狐さま
「それなら大丈夫」
「わたしは、ここで幾らかでもうねりを抑えなければいけないからね」
シロ
「えー、いかないの?」
お狐さま
お狐さまはふわりと微笑みます
高瀬川の和樹
「そうか。ちと寂しいが、土産話をしこたま積んで帰らなきゃな」
シャーリー
「そうです……ですね……」
お狐さま
「それも、大丈夫」
お狐さまは、両手の平を丸め、そこにふうっと息を吹き込み
シャーリー
「……ふわふわ……」これはお方様のしっぽをじっと見た感想。
お狐さま
それをしばしこねこねとした後で、さっと開くと
ちびきつねさま
そこには、小さな子狐がおりました
シャーリー
「……かわいい」
風馬
「ちびきつねだ」
シロ
かわ! いい!
高瀬川の和樹
「おお」
「なるほど、眷属か」
高瀬川の和樹
(削除されました)
シャーリー
しっ
風馬
それいじょうはいけない
お狐さま
『こうしていれば、わたしも皆と一緒だよ』
ちびぎつねさまとお狐さまの声が重なって聞こえます
『道行の案内は要ろうからね』
風馬
「そっか!」
高瀬川の和樹
「おお、おお。そりゃあ何よりだ」
シロ
「ふわー、すごい! みんなで一緒に行けるね!」
高瀬川の和樹
「それで、こいつはゆりが動かしてくれるのか?」
ゆり
「無理ね」
シロ
「むりなの?」
風馬
「無理なのか?」
ゆり
「頑張ればいけるけど、この姿を保つのは結構大変なのよ」
ゆり
「あんたたち、運転できないの」
シロ
「交代で後ろから押すかー」
シャーリー
「……どうすれば……」おろ……。
風馬
「引っ張るか?」
シャーリー
「……できない……ですね……」
ゆり
「力じまん大会か」
シロ
けもの1!! えっへん!!
シャーリー
けもの3だからたぶん運べる。
風馬
つよい
シロ
けもの3て大型車運べるの??
シャーリー
無理かな!?
ゆり
「じゃぁダメダメダメのダメじゃないの」
「アホくさ。帰ろっかなぁ」
お狐さま
「困ったね……」
高瀬川の和樹
「……」その車を暫くじっと見て、何か考える。
考えて、スマホを取り出して、なにごとか打ち込んで、うーん、と再度考えて。
風馬
「和樹?」
高瀬川の和樹
「クレソンヴォヤージュか。キャブコン…… ああ、ギリギリ普通免許でも行けるな」
シロ
「なんか呪文がきこえる」
シャーリー
確かに呪文だなぁ……。
高瀬川の和樹
「こんなデカブツ乗ったことねえから、自信はないが。一応乗れるぜ」
ゆり
「あんた、中型持ってんの?やるじゃん、河童のくせに!」
高瀬川の和樹
「限定だがな。旧普通免許ってやつだ」
シャーリー
「ちゅうがた……?」
よくわからない。何がちゅうでなにががたなのか。
ゆり
「男のくせにMT持って無いとか……いいわよ、ATにしといてあげるわよ」
言って、柏手をもう一つ
高瀬川の和樹
「このご時世そういう発言は嫌われるぜ。まあいいが。おう、ありがとよ」
シャーリー
「えむてぃー、えーてぃー……?」
高瀬川の和樹
もののけ的にはヒデー会話である。>ゆりと和樹の会話
語り手
ちなみに、語り手はAT限定である
高瀬川の和樹
AT限定じゃなくて4t限定中型免許=旧普通免許のつもりだったが、AT限定でも問題ない。
風馬
過渡期のライセンスはややこしいよね
語り手
ああ、そういうことか
高瀬川の和樹
いえす
シャーリー
……?(これは中の人)
風馬
昔は普通免許で結構なサイズの車に乗れたのだけども今は免許が細かくなって昔取った人が中型、新しくとった人が小型的な扱いに!
語り手
俺は大型二輪があればそれでええんや……
シャーリー
ちくわ大明神
お狐さま
『解決できそうかい?』
高瀬川の和樹
「ああ。何とかなる」
お狐さま
『それはよかったね』
高瀬川の和樹
「ああ。ありがとよ、お方様、ゆり」
風馬
「車に乗るのか、はじめてだ…」
シロ
「こんなおおきいの動かせるのか! すごいな!」
お狐さま
『それでは、すまないけれど』
ちびきつねさま
「よろしくたのむよ」
高瀬川の和樹
「ああ」
シロ
「たのまれた!」
ゆり
「さ、そしたらさっさと乗り込みなさいな」
言い、後ろ側の扉を開けさっさと自分は乗り込んでしまいます
高瀬川の和樹
シャーリーとシロと風馬を案内するように後ろ側の扉を開いてあげてから、自分はひょいと運転席に乗り込む。
風馬
「オレはここでいいか」助手席に
シロ
やっぱり人間が作ったヤツの現し身だから、触るとちょっと「ピャッ」となる。
高瀬川の和樹
「あけたら閉めろよ、開けたままだと走り出した時に落ちるからな」
シャーリー
半分変身に戻ります。
自分の羽根を一枚ぷち、と抜く。
「……お方様、寂しくないように……」羽を一枚あげたい心。
お狐さま
「ありがとう、シャーリー」
シャーリーの羽根を受け取り
語り手
中は、小さな家のような有様
テーブルや椅子、水道などもあるようです
風馬
ぺた、とダッシュボードに触れる
ふしぎ6消費してどうぐがたりしてもいい?w
語り手
いいよw
高瀬川の和樹
乗り込んでから、財布に入れていた自分の運転免許証── ”高瀬和樹” と書かれたそれを取り出し、一度見つめてから、また仕舞う。

「随分人に近づいたなあ、おれも」
それから、後ろでわいわいやっている連中を運転席から楽しそうに見ている。
風馬
「すごいな、電気もつくし、水もでるのか」
ゆり
「当然。あ、でもトイレは無いわよ」
シャーリー
渡してはじめて乗り込んで、広さに目を回しかける。
ゆり
「お風呂もね」
シャーリー
シャワーは!?
ゆり
「無いわよ」
高瀬川の和樹
いまの誰だ
シャーリー
こいつ……私の心を……?>表
風馬
それが何か知ってるようにコンソールやパネルを弄って空調なんかを調整
シロ
「ふーちゃんすごい! 人間の道具使えるのか!」
「すごいにわとりだ!」
風馬
「寒かったら言ってくれ」
シャーリー
「ちゅん……」別に寒くはない!
ちびきつねさま
ちびぎつねさまは、運転席の上の高くなったところに上がり、ちょこんと座っています
風馬
ちびぎつね様いるからナビはいらないな
高瀬川の和樹
案内人感あってかわいい>ちびぎつねさま
お狐さま
運転席とリビングの窓から皆へ声をかけます
「皆、道中くれぐれも気をつけて」
高瀬川の和樹
「おう!」
窓を開け、運転席から軽く手を振る。
シャーリー
「地震……雷……火事……おやじ……。判りました……気を付けます」
風馬
「…心配するな」
お狐さま
「いいかい、皆」
「思い出してごらん。藤葛木の町を」
「そこで過ごした日々を」
「その思い出がある限り、皆もこの町とずっと繋がっている」
シロ
「うん。ちびさまもいるし、町もお方様もずっと一緒だね」
シャーリー
「……はい」胸の前で両手をきゅっとする。
「そうですよ……」
風馬
「いつでも町をみてる」
高瀬川の和樹
「ああ。 ……ああ。おれらは行くが、帰ってくる。いつでも、思い出すさ」
お狐さま
お狐さまは頷き
「行っておいで、藤葛木の子供たち。その思いの糸を縦系に。これから君たちが出会う縁の糸を横糸に」
「思いを紡いでおいで」
シャーリー
「……はい!」
高瀬川の和樹
「ああ!」
風馬
「…行ってくる」
高瀬川の和樹
う~~~ん、ゆうこや!
シャーリー
ゆうこやだなぁ!
シロ
ビジュアルは果てしなくゆうこやみないけど紛れもなくゆうこや
お狐さま
「行ってらっしゃい、良い旅路を!」
お狐さまが片手をあげると、エンジンが掛かります
シャーリー
「……行って、きます……!」
わぁお
ゆり
「さぁ、湿っぽい顔してんじゃ無いわよ」
シロ
「きゃっ!」
びっくり してしまった。座席の下や物置の中を混乱して走り回る。
ゆり
「これから色々な旅があんたたちを待ってんだから、明るく行きましょ、明るく!」
シロ
あたし「怖がり」なんですぅ
シャーリー
じゃあシロちゃんお膝に抱えてればいい?
シロ
抱えて貰えるならひたすら顔突っ込んでぶるぶるがタガタしてる。
シャーリー
「……ふふ……お膝においで」くすくすと笑いながらシロちゃんを膝に乗っける。
風馬
「椅子が揺れてる…これが車か」
風馬
すごく…車内です
シャーリー
見覚えがありますね。この写真。
どこかのサメさんがいます。
ゆり
ゆりの私物です
風馬
どうぐがたりで見た、この車前は夜中にPCカタカタしてる人が乗ってた
高瀬川の和樹
サイドブレーキを解除。ブレーキに当てた爪先を外し、緩くアクセルを踏み込む。滑りだすように、少しずつ車が動き出す。
ちびきつねさま
「さぁ、行こう。まずは北へ!」
バンクベッドからちびぎつねさまが舌ったらずの声で一声
高瀬川の和樹
「北か、いいな。気が早いが、いずれは雪が見てえなあ」
ちびきつねさま
「もしかしたら、いずれね」
風馬
「北からの風はつめたいぞ」
シャーリー
なんだろう、狐様の脳内CVが櫻井さんになりつつある
PCは絶対言わないけどジンギスカン食べたい>北
語り手
故郷を守るために。
今は、一度故郷にさようなら
あやかしたちを乗せたキャンピングカーは走り出しました
その先で待ついくつもの出会いへと向けて。
というわけで、第一話終了です

雑談
シロ
ヒューヒュー
高瀬川の和樹
イエーーーイ!
シロ
怖がり故に「いってきまぁぁぁす!」って元気な声で言えなかった!
シャーリー
お疲れ様でした~!
風馬
じんわりする…
シャーリー
ほっこり……。
風馬
お疲れ様でした!
語り手
次回、溜まった夢を使って繋がりを強化しましょう
その後すぐリセットはされますが、思いの糸は溜まってゆきますので、繋がりを上げてくださいな
シャーリー
お疲れ様でした!
シロ
おつかれさまー
シャーリー
はぁい。
高瀬川の和樹
旅立ち!って感じのBGMで最高 あとゆりさんとシュールな会話出来て楽しかったです
高瀬川の和樹
おつかれさまです!
語り手
こちらが今回のメインテーマとなります
WANIMAの『ともに』
風馬
ともに!
シロ
ともにゆこう!
高瀬川の和樹
ともに!!
シャーリー
ともに!
風馬
悪いな、これから毎朝5時には生目覚ましが鳴る生活が始まるんだぜ
シャーリー
いいぞ!!!!!!!!1
高瀬川の和樹
宵っぱりそうな河童が眠たげにしてる
シロ
ねむいぞ!
シロは夜行性なんだ!


ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。