第一話 Crumble Days
(ダブルクロス The 3rd Edition
ルールブック1掲載シナリオ)
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外国人の美少女が転入してきて、ヒロインがヤキモキするのはお約束だから、仕方ないね
「ホントは、明日まで秘密にせぇ、言われたやけど。わっち、嬉しくって」
「記憶処理は簡単ではありません。乱用は慎んで下さい。お願いだから」
「それに、俺はただ……守りたかった、だけっす」
「……メントスコーラ……?」「メントスコーラです。あ、貫通します。色々。能力も人それぞれですね」
第二話 World End Juvenile
(ダブルクロス The 3rd Edition
ルールブック2掲載 シナリオ )
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「ふふ、チェスニィにわかるかなぁ?」「分かるさ。だってお前にもらった名なんだから。一生かけても見つけてやる」
「そうっすね……”ストームニンジャ”、”†漆黒の騎士†”……」「(それ呼ばなきゃいけない方の身になって……)」
「『普通』以上を欲しがって、それで周りから怒られるのが不自由だ、って、自分から影の中に閉じこもってしまってる……」
おい少年。前回ラストで八雲君「少年」から卒業させたけど「少年」に戻すぞ。
「少なくとも今の私は、『他人の日常』を守るために戦っているわけではないから」
「世界を── 世界の眼を、覚まさせるんだ」
「なんで、なんでみんなそんなにすぐ決めちゃうんですか!」
「……チェスニィ。私、あなたを止めるよ」「ああ、そうだろうな。俺は── 止められるわけにはいかない……いかないんだ」
「……区別は必要……けれど、それによって彼らが『人として』生きて行けないようでは、意味が無いと思うのです」
第三話 Truth or Fiction
(ダブルクロス The 3rd Edition
ルールブック2掲載 シナリオ )
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ヒトとして死ねるのならばそれは幸せなのだ。
きっと例外は起きたのだ。死んだ人間が蘇ることだって時々ある。そんなことがあっても、いいじゃないか。
「バンタースナッチ」「パンダスケッチ」「……いいわよもうそれで」
「わっちがスピードでチップ代わりのクッキー、総浚いされた話する?」
「彼女が何かはわからないけど、かわいいのは間違いないっす。守ってあげましょーよ!」
「気兼ねなく叩き潰せる相手ってのは、あれこれ考えにゃーでえーんで、気が楽だわさ」
「お前らも飲めよ!」「(ちょっとあれ飲むのは無理かなー……)」
「来るか、まだ。それでこそ── 化け物だ」「本当の化け物ってのを、見せてやろうか」
第四話 Deadman’s Cruise
(ダブルクロス The 3rd Edition サプリメント
パブリックエネミー 掲載 シナリオ)
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この小さな日常を守りたい。それすらも、”欲望”。
願い。僕の願い。みんなを守ること。みんなって誰だろう。とにかくみんなを守れるヒーローになること。
たぶん炒飯の味の感受性に不満
「ああん、話し中のアンブッシュは嫌われるさー」
「さぁ。始めようか。あたしらのダンスはちょいと激しいよ?」
「あたしらは家族だ。他の家族を危険に晒すようなことはするな、と言っているんだ」
「洋美さん、自分で仕組まれていたと言っておきながら、あえて”プラン”に乗るんですか?」
「あっ、血の臭いをうまそうな匂いが凌駕したさ。めちゃくちゃ酒に合いそうな匂いがする……」
「なんだか盛大に企んでないさ?」「彼女の『プラン』に比べれば可愛いものかと」
「……お前は、撃つんさねぇ。自分の意思で」
「まぁ、なんだ。お疲れさん」
第五話 Blood Sword Girl
(ダブルクロス The 3rd Edition
サプリメント パブリックエネミー 掲載 シナリオ)
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「そ。ほら、私ってば期待されてる新人だから?」
「会った人と友達になれるかもしれない世界は、嫌い?」 「……だってそんなの、むりじゃない?」
「なんで僕一人の時に難しい話してくるんだよ」
「『命令』されて撃っても、『自分の意思』で撃っても構わないんですが、最低でも自分の身は守ってください。ここに洋美さんはいないんです」
「やれやれ、お互い手のかかる連れがいるようですね」
「皆仲良くなれるだの、戦わなくて良いだの、なんか夢みたいな事ばっか言ってたよ、あいつ」
「感動の再会をお邪魔しちゃ悪いよ」 「それくらい墓前でもできるアルね」
哀しみと、夢。生き残るべきはどちらか。 血の味を知った剣は還れるか。
起こるはずだったこと。 時はきしみを上げその姿を変える。 こんな終わりがあってもいいじゃない! 本編並みに長い番外編が発生するのはきっと、名残惜しいから。
「なるほど。女子会ってわけだね……曲がりなりにもFHのエージェントが、UGNのエージェントとかい」 蕨の許しは得られるか…
子供みんなでタコパ&ホラー映画鑑賞会! 『会った人と友達になれるかもしれない世界』は、ごく狭い範囲ではあったが実現した…
番外編
(ゲームではなく、キャラクターの会話のみ)
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前回ラストで子供たちがみんなでホラー映画鑑賞会していた裏で、大人たちは何をしていたのか…… 女二人でひたすら呑んでました。 みたいな。
第六話 胞子の島
シナリオメイキング
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今回はシナリオクラフトです。 偶然同じ航空機に乗っていた大人たち。突如のワーディング、コントロールを失う飛行機。目の前には空飛ぶ超巨大キノコが……
「ンゴは、またごンゴ」
「もしFHのセルリーダーなんかが目の前にいて、良からぬ事を考えていたら、やっつけなきゃいけなくなっちゃうでしょ」
「そいつは怖いね。じゃぁあんたの前では大人しくしているさ」
「あっは、悪い酒でもキメた時の夢そっくりさ……」
「……お前一回本当に入院しろって」
(この2人実は知り合いなのでは)
ヒトを喰らうキノコの島。 望まず生まれた新たな神を、オーヴァード達は破壊する!
「……鳴らぬ鈴に用はない」
「他人様から写し取ったモンだけじゃ、お前を人間にしちゃくれないよ」
第七話 ウロボロスの卵
オリジナルシナリオ
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「虐げられし者を解放し、我が傘下に加えるのだ」
「そうね。右目がいいわ。あなたの右目を頂戴」
「温泉宿で待ち合わせとなったら、飲まずにいられんさ」
「役立たずなんかじゃない、産まれてきたのが間違いなんかじゃない。ボクは、力をちゃんと抑えて、生きて行けるんだ」
「大体、エトウもミアキスも、いっつもいっつもワシのことほったらかしすぎやせんか? ご主人様ぞ、ワシ。ご主人様ぞ?」
「トマト、お好きに見えたのだけれど……」
「逢いたくなかったなぁ…… どうして来ちゃったの……?」
「ジャームどもの言い草ね。自分勝手で反吐が出る」 「面白いのう。UGNには鏡すら無いと見える」
「UGNだFHだ、オーヴァードだ人間だって戦わなきゃいけないなら、いっそぜーんぶなくなっちゃえばいい……」
「常在戦場! 一度いくさばに身を投じたら、殺し切るまで油断するでないわ!」
わたしは世界を愛しているけど、それ以上に、あなたを愛している。
第八話 裏切りの阿修雷
オリジナルシナリオ
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「お互い、本来の自分に戻るだけじゃないですか」
「……ほんとに俺の仕業じゃないんさけどねぇ。直接は」
「ザ・バンカー! 止まりなさい!」
「僕は今、すごく、すごく……ムカついてんだよっ」 「……お前。何のために生きてるんだい」
「ねえ、あの子の一番美味しい炒飯を知っているかしら」
「それはみんなが破滅する道んご」
「手ぇ取られて拾われた先が地獄ってのは。俺と、どっこいどっこいさねぇ」
もう自分の心は殺さないって決めたんだ」
「……おかえり、アシュレイ」
「嘘を、つきたくなかったから」
第九話 枷
オリジナルシナリオ
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「いっぺん捨てられるのは案外楽さけど、拾われたと思っての二度目は結構来るんさ?」
「よかったねぇ」
「あっは。辛辣なんさ。知らずに日常を楽しんでた連中も、一緒に死ねって?」
「その最小限を、お前達はどれだけ繰り返してきた。 隠し続けるために、どれだけ繰り返してきたんだ」 「その数倍の人を救えるなら、いくらでも」
「私の声が聞こえた頃にはもう遅い」
「これ以上、傷が増えないように」
「うん。悪かったって思ってるし。 僕にできることなら何でも」
「……じゃあさ。 君は間違わないの? 今までやって来たこと全部正解?」
『ウチにゃ、家族に黙って飛び降りキメる馬鹿なんていた覚えは無くてね』
「いやぁ、それが世界転覆を狙う少女愚連隊と合流しちまって。しかもとびきりヤバい方の」
『私は、もう破壊と殺戮の獣じゃない……』
悪いなレッド〇ルじゃないんだ
「ああ……もう何が正しいのか…… 俺はこんな事のために、この仕事を選んだわけじゃないんだ……」
「俺様は……俺様は、このクソったれな血を、支配してやる……一人でやれる……」
「この幼い扮装も辞めてしまいましょう。16ですよ? 私」
第十話 道なかば、嵐は来る
オリジナルシナリオ
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「どうか我々に退けられたフリをしていただけないでしょうか」
「UGNを踏み台にするつもり? いい度胸じゃない。」
「なにをぐずぐずしている? 血が見たいんだろう?」
「私たちのことを、今日の今日まで、全く知らずに、何故平穏に生きてこられたのか! あなたにはわかりますか!」
「使徒を甘くみないほうがいい」
「さすがお嬢様……いいえ、かわいい仔」
「……へし折られるのは初めてか?」
「……今度こそ、確実に」
「さぁ、行くぜ野郎ども!」
道なかば、嵐は来る
第十一話 嵐に告ぐ
オリジナルシナリオ
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「それはもはや隷属であり、形を伴った強迫観念そのものです」
「崩せるのか? 支配の法を」
一本の酒瓶が二人の知り合いと二本の酒瓶になって、二本の酒瓶が四人の知り合いと四本の酒瓶になる。
するとネズミみたいに増える、ってわけだ。
「パトリシア=ラーコーツィではなく、ラーコーツィの血を持つ、白岡久喜。それで良いのじゃな?」
「ふーん、便利だね。なんでも鑑定! とかできちゃうね」
「隠し事がしたい相手には最悪でしょうね」
「では、仕上げを」
「おじいちゃーん♪」
「はあーいー。おじいちゃんだよー」
「楽しかったかい? 絢子」
「これが俺の、俺たちの覚悟だ。新旧含めて、連綿と積み上げられてきた分、まとめて受け取りやがれ」
「長い夜のおかげで、ほら。すごく、気持ちの良い朝」
第十二話 Heart of the Dragon
オリジナルシナリオ
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鍵ごとじゃらじゃらとメントスに変換 「……それ、後でレンガやらモルタルやらに戻ったりせんのか?」
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サメのぬいぐるみのヒレでペシペシ叩く 「うわうわ痛……くない」
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「……全部メントスに変換して一番下までまっすぐ掘れんさ?」 「え、しんどいけどがんばれば…?」
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「……お腹痛くならない?」 「取り込めば諸共に命じゃ。問題なぞあろうはずもない」
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「床にコーラ撒けば、穴のあいてるどっかに流れない?」 「コーラまみれになること除けば名案なんさー」
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「覚えてるだろ。『私が危険にさらされたのなら』『相手が何者であろうと』だから僕は迷わない」
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「……今、何をされた?」 「なんも……、されてねぇんさ。勝手に体の中からはじけ飛んで、壊れた」
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「……どうしてそこまで……」 「守り残す、があの女の生きた故なればこそ」
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使用イラストなど
キャラクター
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リチャード=ファータイル
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赤嶺 アンリ/経塚アカリ
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蕨 洋美
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阿修雷
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結雲 悠
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古賀 咲夜
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ヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤ
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八雲乾風
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白岡 久喜
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衛藤 ゆき
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ミアキス
NPC
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八雲 沙織
霧谷雄吾
矢神秀人
綾瀬真花