OPENING ~ SCENE 1
SCENE 2 ~ SCENE 7
SCENE 8
SCENE 9-1
SCENE 9-2
SCENE 9-3
ENDING


SCENE 8

DL
ヨハンは何してるんだっけ。
まだずっと引っこ抜こうとしてる?
ヨハン
「ええい、くそう、一体どうやれば」
何か引っこ抜き方とか書いてないかな。
DL
じゃあ何か文章が書いてあるんだけど、一文字目だけ拾っていくと
「したからおせ」
って書いてある。
ヨハン
What?(笑)どうやって下から。
DL
その辺探すと岩盤箱みたいに開くようになってて、下から叩くとスコンって(笑)
マグノリア
何なのそのオニオンソード的な。
ヨハン
それを見て疲労のあまりばたーんって倒れる。
マグノリア
今までの苦労って一体(笑)
DL
(笑)もちろんそれは嘘だけど。

DL
君らがそういう風にやっていると、銃声が聞こえる。
ヨハン
「エイス……! エイスッ!!」
(一同笑)
DL
まあ、実際エイスが少し宙を舞って倒れる。
マグノリア
ええ?(笑)本当の展開になってる。
ヨハン
「何奴ッ!」
男(DL)
「あれェ? お邪魔でしたか」
ヨハン
「何者だ」
男(DL)
「何者だ、って、ンなこたどうでもいいだろうがよ。
とっととそこのお宝から離れてもらおうか」
ヨハン
「お前にこの刀が抜けるとでもいうのか」
男(DL)
「うるせえ。
そんなもん時間さえかけりゃどうとでもなるのさ」
ヨハン
「……やってみてもらおうか」
男(DL)
「おや。
てめえよく見たらあの時の馬鹿神父じゃねェか」
ヨハン
「貴様、あの時の盗人か」
刀泥棒(DL)
「ふふン、覚えていてもらえるとは光栄だね」
ヨハン
「ええい、そのような犬畜生道に堕ちるとは」
刀泥棒(DL)
「はン。
いいからほれ、どけよ(銃口で指図)」
ヨハン
「では、お前たちのお手並みでも拝見させてもらおう」
刀泥棒(DL)
「そうだ、そのまままっすぐ行きな」
クリフ
崖の方へ。
DL
そう。
ヨハン
銃を持ってる奴に近づく。
DL
近づくなら撃つよ。
……あ、ちなみにこいつエキストラじゃないからね。
ゲストですよ(笑)
ヨハン
おお。
……何とかしよう。
クリフ
頑張れ神父!
マグノリア
男らしいっ。
ヨハン
素手のダメージっていくつだろう。
DL
ゼロだよ。
だから、差分値をダメージに加算するマニューバがないとPDを抜けないから、基本的にダメージ通らんぞ。
ヨハン
おいぃぃぃ。
クリフ
ダメージカードも出ないわけ?
DL
ダメージカードもあるけど。
マグノリア
手刀あると白兵になるんだっけ。
手刀とかは?
ヨハン
持ってない。
クリフ
倒れているエイスから刀を借りよう。
マグノリア
なまくら刀。
クリフ
なまくら? 持ってないよりはマシじゃん。
ヨハン
倒れているならまだしも、起きているのに借りるのはちょっと、武士的には……。
DL
エイスの刀、ちょっと遠くにからからからーって飛んでいっちゃった(笑)
ヨハン
えー(笑)
マグノリア
この瞬間にあの刀を抜かないと。
ヨハン
はっ、そうだ。
マグノリア
どうやって抜くのかは解らないけど、ここで抜いとかないと(笑)
ヨハン
「神よ、私をここで朽ち果てさせるのならばこの剣抜けじ。
だが私を西へ導くのならばこの剣抜けよッ!」
DL
判定して。
そうだな、《意志力》《運動》かな。
ヨハン
目標値はいくつだ。
DL
それは何とも言えないなあ(笑)一回の判定で終わらないから。
ヨハン
ええぇっ!
(一同笑)
マグノリア
応援したくてもいないからな。
BGMにアルタードコードFの
「ニクいあんちくしょう」
を流すDL。

この曲、ある意味かっこいいのですが、シリアスさは薄いのです。
クリフ
……ゼットのテーマだ(笑)
DL
もっとかっこいい感じ? ま、これでいいや。
マグノリア
なんだろう、若干違う気がするんだ(笑)

ヨハン
「この剣が抜ければ私の勝ち、だが抜けなければ私の負け」
刀泥棒(DL)
「面白ェ、てめぇがどこまで我慢できるか見といてやるよ」
ヨハン
「神よ……!」
19。
DL
うん、ぴくりともしない……ように感じる。
ヨハン
ん……駄目か。
DL
とりあえず君、これフラグ立てないといかんからな。
フラグが何かわかるか?
ヨハン
……。
DL
君が今まで一度も見せたことがない能力があるやろ。
ヨハン
……能力? じゃあ、《サムライ・トランスフォーム》してみる。
DL
フラグが立った。
(一同笑)
マグノリア
え、今までこのゲームの中でやったことなかったっけ?
DL
確かね、一回やそこらはあったかもしれないけど、基本的にはないよ。
クリフ
二回はやってるよ。
DL
もっとアピールしなきゃ駄目だよ。
ヨハン
大体ヴィクトリカが戦ってるから、俺は戦わなくていいなーって。
(一同笑)
DL
ええい、手抜きをしおってー。
攻撃。
君は《回避》できないからね。
ヨハン
えぇぇ!? そうなの?
DL
だって君ずっと刀抜こうとしてるんだもん。
マグノリア
サムライ化してればPDも増えるじゃないか。
ヨハン
《意志力》13で成功。
DL
じゃあ、パーンって撃つ。
ダメージチャート……とりあえず20点。
ヨハン
20点だ?
DL
まんま通ったら[仮死]になります。
ヨハン
じゃあパワーチップを1枚使ってダメージなし。
DL
弾丸は君の盛り上がった装甲部分に弾かれて、どこぞへ跳弾していく。
ヨハン
「おのれ、危険な真似を!」
(一同笑)
DL
「えっ、そんな」
って言ってる(笑)
クリフ
てか、男からは変身したことに対するコメントはないのか。
刀泥棒(DL)
「てめぇ、この化け物がぁッ!」
※一般的にサムライが変化すると、体中が盛り上がり、巨大な突起が出ます。
見た感じあからさまに異形と化すのです。
ヨハン
「サムライ・トランスフォーム!」

モリモリモリモリ(筋肉が盛り上がるイメージ)
するぅっ(髪の毛が抜けるイメージ)
(一同笑)
マグノリア
じゃあ抜けたのが胸に固まる(笑)
DL
いやいや、胸毛も全部抜ける(笑)
ヨハン
肌がどんどん黒光りしていく。
DL
あれでしょ、サムライなのにトゲトゲにならんのやろ。
ムッキムキになっていって(笑)
ヨハン
ムッキムキのテッカテカになっていく(笑)
DL
服も全部脱げて、油が体をコーティングしていく(笑)
クリフ
怖い~(笑)
マグノリア
まあ、確かにトランスフォームだ(笑)
DL
じゃあ君は重要なことに気づいた。
……手にまで滲み出した油のせいで剣がうまく抜けない。
(一同笑)
ヨハン
せっかく立ったフラグが折れた(笑)
DL
じゃあ君は暗闇の中白い歯をキラキラ光らせながら抜いている。
マグノリア
ま、まぶしい~!(笑)
クリフ
本当にいいのかそれで(笑)

DL
とりあえず攻撃。
マグノリア
これで《サムライ・トランスフォーム》したからちょっと【冷静】上がって早くなったんじゃない?
ヨハン
ああ、そうだね。
マグノリア
君いちいち3mって言わなくていいんだぞ(笑)6mになるんだよ。
ヨハン
抵抗成功。
DL
じゃあ君はバシュッと撃たれて、でも踏みとどまった。
ヨハン
「このようなもので、この俺が傷つくわけがなかろうッ!」
刀泥棒(DL)
「倒れろ! 倒れろッてんだよぉッ!(乱射)」
マグノリア
マッチョは怖いわなぁ(笑)
ヨハン
「うはは、効かぬ効かぬわぁッ!」
DL
ほら、第二のフラグ立ててかっこいいセリフ言って。
マグノリア
……黒光りマッチョの赤フンでしょ?
クリフ
怖ぇよ~(笑)
DL
心の目で見るからそう見えてしまうんだって。
心の目で見ないで。
ヨハン
「黒光りマッチョの赤フンがおかしい」
と思う方がおかしい!
(一同爆笑)
DL
って言ったら、剣が沈んでった(笑)
ヨハン
「刀よ私に力を貸せッ!」
(笑)
DL
ずぶずぶずぶ(笑)
マグノリア
かっこいいなあ。
クリフ
どんどんギャグになってくなあ。
DL
熱い台詞をはいてくれよ。
マグノリア
(ぼそっと)何もしていないのにもう借金が1100ちょっとあるんですけど。
クリフ
(ぼそっと)私は山頂にオウガがいたらどうしようと思ってたよ。
マグノリア
そんな危なっかしいもの(笑)
ヨハン
「刀よ、この私に力を貸してくれ!」
DL
抜けぬのか、抜けぬというのか!
ヨハン
「私にはこの刀を抜く資格がないとでもいうのか!」
クリフ
……何のために刀を抜きたいのか叫んでみよう。
DL
君の視界の片隅には、虫の息で横たわるエイスが。
ヨハン
「あのように魂を悪に染めた者に私が負けるわけにはいかんのだ」
エイス(DL)
「ヨハン様……お逃げを……」
ヨハン
「私はもう決して悪に負けるわけにはゆかんのだ。
藤堂のような犠牲を、もう二度と見たくないッ!」
DL
君は剣に何を望む。
ヨハン
「抜けよ、刀。
私に力を! 正義と信仰を守るための力を!」
ヨハンの叫び声とともに、刀はその姿を現す。
ヨハン
「抜けた……抜けたぞ! 私にも抜けたのだ!」
ぱさっ(髪が抜ける擬音)
DL
抜けた。
(一同笑)
クリフ
もう抜けてんじゃん(笑)
マグノリア
わかんないじゃん。
いくつか房が残ってるかもしれない。
DL
怖ぇぇぇ(笑)
ヨハン
とうとう眉毛と睫毛まで(笑)
マグノリア
怖い。
ツルツルで怖い(笑)
ヨハン
ぱさー。
抜けて、刀のほうを見ていたのを、にっこり笑いながら男の方にぎらんって向き直る。
体中の毛が抜けた男が(笑)
(全員呼吸困難気味)
刀泥棒(DL)
「ひっ、ヒイィッ!」
マグノリア
怖いよー。
怖すぎるよー(笑)前回魔法でそうなったのに、今回自力でやってるよー(笑)
DL
君の珠みんな歯なんでしょ。
ニカッと微笑むと、口の中で真っ赤な光が一列に(笑)
ヨハン
《サムライ・トランスフォーム》してるだけだから。
(一同笑)
クリフ
嘘だー! 《マッチョメン・トランスフォーム》してるよ(笑)
マグノリア
君のサムライはちょっと間違えている(笑)
ヨハン
まあ、俺のサムライじゃなくて、俺にサムライを埋め込んだヤツが間違っている。
(一同笑)
DL
そうだ、デザイナーはそいつだもんな(笑)
クリフ
すっごい歌舞いた奴だな(笑)
DL
歌舞き過ぎだろ(笑)歌舞くベクトルが違う(笑)
マグノリア
デザイナー的には渾身の出来だったんだろうね(笑)

「これが我が集大成!」
クリフ
「トゲトゲなんて古いよ!」
DL
集大成じゃなくて、醜態成だろ(笑)
(一同笑)
マグノリア
埋め込んでみたものの、
「ちょっと違ぇかー」
って(笑)
クリフ
「まあでも本人喜んでっからいいか~」

刀泥棒(DL)
「ば、馬鹿なッ! マイトでふっ飛ばしても抜けなかったんだぞ!」
ヨハン
「馬鹿者め、そのような物でこの刀が抜けるわけがないだろう! この刀を抜くには、愛と勇気が必要なのだッ!」
(一同笑)
マグノリア
アンパンマンだ、アンパンマンだー(笑)
DL
と、黒人マッチョが。
マグノリア
人種が変わってるー(笑)
ヨハン
「くらえ、これが正義の力だ」
刀泥棒(DL)
「てめぇ、死にやがれぇぇ!(撃つ)」
クリフ
刀で跳ね返したらまた刀が折れました。
DL
それいいな(笑):「なんのッ!」
キーン。
ばきゃ。
マグノリア
「あれ」
ヨハン
またこの刀を直しにどっか行かなきゃ。
マグノリア
材料にするんだから直さなくていいんじゃない?
ヨハン
《心眼》《ソードマスター》《ソニックブレイド》
マグノリア
おかしいなー。
天羅のサムライのビジュアルでやると凄いかっこいいんだけどな。
黒光りマッチョじゃ……(笑)
DL
それはフィクションですから(笑)
クリフ
ねえ、リプレイにはどう書いたらいいのよ?(笑)
DL
ここで俺がフォローしとくから。

「黒光りマッチョはフィクションです」
マグノリア
あー、全部ヨハンの脳内イメージ(笑)
DL
黒光りマッチョはヨハンの望みだから(笑)
ヨハン
「刀を持ったサムライが銃などに負けてはならん!」
クリフ
御剣みたいなことを(笑)
ヨハン
……(いいカードがなかったらしい)
マグノリア
切ねぇなあ。
ヨハン
これで16。
DL
差分値1で命中。
ヨハン
この刀のダメージは
「サムライ・ブレード」
でいいの?
DL
うん、そうだね。
ヨハン
じゃあ、11点。
DL
じゅういってん? ……じゃあ、激痛になった。
その場に転倒する。
まあ、致命傷にはならなかったね。

「うわあ!」
って叫んで転がった。
ヨハン
「これに懲りたら、もう二度と悪さなどするでないぞ!」
刀泥棒(DL)
「てめえ、覚えてケツかれ!(逃げてゆく)」
クリフ
またかっ。

ヨハン
エイスを助け起こす。

「大丈夫か、エイス。
どこか痛いところはないか」
エイス(DL)
「うーん……主に傷口の辺りが」
(笑)
マグノリア
そうね、撃たれてんだもんね(笑)
エイス(DL)
「しかし心配無用。
サムライにはこのような傷、どうということもございません」
ヨハン
私にはどうしようもない。
(一同笑)
DL
じゃあ眼から怪光線出して射抜く(笑)
マグノリア
《応急手当》できるでしょ?
ヨハン
《奇跡》は使えるけど……。
クリフ
じゃなくて、普通の《応急手当》
DL
《奇跡》あるなら《奇跡》使えばいいじゃん。
ヨハン
……。
クリフ
出し惜しみしてる(笑)
DL
ええ、何で。
祈り読むのが嫌なの?
クリフ
金がかかるし。
ヨハン
読むのが面倒くさい。
(一同笑)
ヨハン
《応急手当》しよう。
DL
いいけどさ、目標値高いよ。
そうだなあ……[胸部重症]。
バックファイア×3。

「助がへし折れた」
(笑)さらにショックで転倒。
35。
マグノリア
普通の人には治せないんじゃない。
クリフ
それってあれだよ、私が《医術》使って
「チームチップ22点!」
とか言って必死に治したヤツだよ。
DL
そうだっけ。
そんなシーンあったかな。
クリフ
ダムの時。
でもあのときは《医術》使うって宣言したのにアドバンテージ入れ忘れてるの。
結局《奇跡》を使ってエイスを治療するヨハン。
エイス(DL)
「助かりました、ヨハン様」
マグノリア
これでひとり信者を増やしたね。
ヨハン
増やしたな。
DL
増やしてないって。
ヨハン
「なに、礼には及ばん。
ここまでともに来た者を見捨てるわけには行かないからな」
エイス(DL)
「それが先ほどの剣でございますか」
ヨハン
「そうだ。
私は遂にこの剣を抜くことができた」
クリフ
何時間がんばってたんだろう。
エイス(DL)
「では、戻りましょう」
ヨハン
「もう時間がない、急いで戻らなければ」

DL
マグノリア出そうと思ってたのに忘れてたなあ。
マグノリア
別にいいよ。
DL
じゃあ、帰ってくる途中で前からマグノリアが来る。
ヨハン
「やあ、マグノリア」
マグノリア
「マスター……お探ししました」
ヨハン
「マグノリア、お前は何故こんな所に」
DL
深夜山の中にメイドさんと二人っきりで。
クリフ
浮気だッ!(笑)
マグノリア
「マスター、その方はどなたですか(動揺気味)」
ヨハン
「ああ、これはエイス。
私の親友だ」
マグノリア
「もう私は必要ないということですね……そんな……そんな……マスターの馬鹿ーッ!(走って小屋に帰る)」
(笑)
ヨハン
「おや、マグノリア、あんなに急いで帰らなくても良いものを」
エイス(DL)
「ヨハン様、今の方は?」
ヨハン
「私の従者だ」
エイス(DL)
「左様で。
主をこのような所に捨ておいて一人帰るとは、なんとも従者の風上にも置けませんな」
ヨハン
「いや、あれで良いのだ。
私は彼女に、ただの小間使いとしていてもらっているわけではないのだから」

クリフ
「マグノリア、早かったじゃないか。
どうした?」
マグノリア
「もうマスターには私が必要ないと言われたの」

部屋の隅でぼーっとしている。
この周囲だけ真っ暗になっている感じで(笑)
クリフ
「まあまあ、マグノリア、男は女の数ほどいるから気にすんな」
DL
(笑)
マグノリア
「あなたに慰められても何にもならないわ」

ヨハン
帰ってきた。

「オヤジ、取ってきたぞ」
DL
小屋の前に誰か立っている。
あの老人だね。
君らが帰ってくるのを見て、一瞬ほっとした顔を見せるけど、すぐに不機嫌そうな顔になって
「ちッ、戻って来やがったか」
ヨハン
「これが約束の品だ(刀を渡す)」
老人(DL)
「ふン……とっとと貸せ(ふんだくって家の中に入ってゆく)」
ヨハン
「では、これで約束どおり刀を直してくれますな」
老人(DL)
「いいだろう」
ヨハン
小屋の前で出来上がるのを待っていよう。

クリフ
シリアスなシーンが終わったところで、ヨハンに
「マグノリアを捨てるなんて酷ぇじゃねーか、お前」
ヨハン
「何だ、お前たちも来ていたのか」
DL
一本でもにんじんって歌ってる。
ヨハン
「おお!? お前らまで?」
クリフ
「いやー、ちょっと面倒な事になっててなぁ」
モイラ(DL)
「エイスー、大丈夫かい?」
エイス(DL)
「心配は無用。
ヨハン様に助けていただいた」
クリフ
「うーむ、ややこしい事になってるな」
ヨハン
「お前もこいつらの知り合いなのか」
DL
誰に訊く?
ヨハン
ヨハンに。
あ、いやいや。
(一同笑)
マグノリア
自問自答しちゃってる~(笑)
DL
じゃあ君は鏡に向かって話しかけた(笑)
クリフ
お~い、ヨハ~ン(笑)
マグノリア
そんなに山登りがきつかったんだね(笑)
クリフ
酸素だぞ酸素。
DL
脳に酸素が足りない(笑)
ヨハン
俺がお前でお前が俺で。
DL
って鏡に向かってつぶやいてる(笑)
クリフ
ヨハンが壊れちゃった(笑)

ヨハン
「エイス、お前もこの二人の知り合いなのか」
エイス(DL)
「知り合いも何も、某共は聖人アリス様にお仕えする者ですから」
ヨハン
「何ぃ~!?」
モイラ(DL)
「そうなんだよっ! コイツら敵なんだよっ!」
エイス(DL)
「いや、馬鹿な。
ヨハン様ともあろうお方が、そのような筈は」
ヨハン
「……聖人アリスか……だが私は今お前たちと争う気はない。
お前たちがそれを望まないのであれば」
DL
またモイラがシャドウボクシング始めてる。
ヨハン
じゃ、えーと、刀が出来るのを待つ。
(一同笑)
マグノリア
やはり無視される(笑)
DL
モイラはSFにぶら下げられてぶらーんってなってる。
マグノリア
「にゃー」
みたいな感じだね。
クリフ
それ指さして笑ってる。
DL
空中でそっちに向かってぶんぶん手を振り回してる。
クリフ
「(こいつらも、こうやって見てるぶんには可愛いんだがなぁ)」
マグノリア
良かったな、どんどん周りに人外が増えていって。
クリフ
うん。
嬉しくない(笑)
マグノリア
唯一の人間はヨハンだけだもんね(笑)
クリフ
えー、でもさぁ、マッチョになるしさぁ。
サムライな時点で人間じゃないよ。

SCENE 9-1

DL
やがて夜が明ける頃、ふたふりの刀が打ちあがりました。
ヨハン
「(ひとふり受け取って)おお、まさにこの刀だ。
あの輝きが戻ってきた!」
老人(DL)
「ふン、爺ィに無理させやがって」
ヨハン
「ご老人、感謝いたします。
私はまたこれで旅を続けることができる」
老人(DL)
「せいぜい死なないように気をつけな。
サムライってやつはやたら死に急ぐからいけねぇや」
ヨハン
「……サムライというものは、常に死に飛び込んでゆくものですから」
老人(DL)
「……貴様の友はいつでも貴様の帰りを持っているということだけは忘れるな。
俺はもう待つのには飽きた」
ヨハン
「神の愛で帰ることができる」

クリフ
去り際に
「爺さん、これでも飲んどけよ(栄養剤を渡す)」
DL
(笑)じゃあ、養命酒を置いて行った。
小屋から出るんだね。
小屋の外が少し開けた感じになってるんだけど、目の前に正座をして刀を置いた状態のエイスがいる。
ヨハン
エイスの刀も今打ちあがったもの?
DL
うん。
エイスのために打たれた刀だ。
クリフ
そしてこの兄弟の刀が今から打ち合うんだね。
ヨハン
「お前にも、お前のための刀ができたようだな」
エイス(DL)
「左様でございます……ヨハン様。

共に苦難の道を越え、また命を救われた貴方に……このような事を申し上げるのは、士道に反しているのかもしれません……
しかし。
また、主のために士道を冒すも自らの士道とも言えるもの。

……お相手願いましょう」
ヨハン
「サムライが己の忠誠のために抜く刀だ。
言葉など要らぬ(抜刀する)」
エイス(DL)
「かたじけない(立ち上がって抜刀)」
DL
その後ろにモイラとSFもつく。
ヨハン
その後ろに、マグノリアとヨハンとクリフもつく。
(一同笑)
マグノリア
三対三だ。
クリフ
「やれやれ、結局こうなるのか」
モイラ(DL)
「ボクらもやっぱりさぁ、ひとつのけじめとしてやっとかなきゃいけないじゃん」
クリフ
「そんな義務みたいに言うなよ(苦笑)」
マグノリア
そうだそうだー。
こっちは全くやる気がないんだぞー。
チームでも組んどくか。
DL
よし、チームを組め。
クリフ
〈列車に帰る〉。
ヨハン
よし。
DL
〈列車に帰る〉だったらいいね。
死体になっても大丈夫だもんね。

「無言の帰宅」
って。
(一同笑)
ヨハン
(スート決定のカードを引く)ダイヤ。
DL
まさに【欲望】。
(ダイヤが象徴するのは【欲望】)
クリフ
また絵札かよ。
私の攻撃カードを(笑)
DL
ヨハンさっきから無駄遣いしすぎだよ(笑)

マグノリア
とりあえずヨハンを応援したいんだけど。
一騎打ちするんでしょ?

「マスター、あなたが勝つことを私は疑うことなく信じております」
ヨハン
俺のチェーンソーは息を吹き返してもいい?
(一同笑)
DL
チェーンソー? じゃあ、まあ、あってもいいや。
今思い出したかのように、また、自らの目覚めるべきときを知っていたかのように、手の中で勝手に
「ギュイィィィィン」
ヨハン
危ない(笑)
マグノリア
逆に持ってたら惨事だよ(笑)
※ヨハンのチェーンソーは、普段は巨大聖書の形をしています。
DL
運のいいことにたまたま背表紙の方を持っていた時に回った(笑)
クリフ
危ねーなぁ(笑)
ヨハン
怖くてもう使えない(笑)
DL
じゃあ、ヨハンが
「ひぃっ!」
って聖書をとり落とした(笑)
マグノリア
回ってるのをそのまま拾い上げて、
「どうぞ、マスター」
って渡す(笑)

ヨハン
「見よ、天羅を捨てこの地にたどり着いた私が得たこの力」
マグノリア
というより、天羅に見捨てられたんじゃないか? 君は。
(一同笑)
ヨハン
No.
「これが武士としての(刀を掲げる)……そしてこれが信仰の証(チェーンソーを掲げる)」
マグノリア
かっこいい(笑)
エイス(DL)
「自らが生くる道に死するもまた士道。
参られい」
ヨハン
「私は二つの道を歩まなければならんのだ」
エイス(DL)
「各々方、手出しは無用」
クリフ
言われるまでもない。
だって戦闘員私しかいないんだもん(笑)
DL
ヨハンは言うんでしょ。

「たーすけてー」
(笑)
クリフ
じゃあこっちでパンパン撃ちながら
「そんなヒマねぇよッ!」
(笑)
ヨハン
じゃあ、
「好きになさい」
って言う。
DL
(笑):「いいか? 助けたかったら助けてもいいんだぞ」
(笑)
マグノリア
暗に助けろって言ってる(笑)
ヨハン
「私はそれを望まん。
だが、お前たちが危ないと思うなら……」
(笑)
DL
「お前たちがどうしても助けたいというのならばやぶさかではない」
(笑)
クリフ
「あー、ヨハン、俺が死にかけてたら、助けに来てくれてもいいよ」
(笑)

ヨハン
「(マグノリアに)これは一対一の戦い。
手出しをするということは、この戦いを穢すことになるぞ」
マグノリア
じゃあ、何もいらないってことだね。
ヨハン
何もいらないと言う俺の背中を見て、お前がこう、色々考える(笑)
(一同笑)
マグノリア
オーケーオーケー(笑)
クリフ
ヨハンと一心同体なんだよ、マグノリアは。
ヨハン
マグノリアは、ヨハンが望んでいないのに、

「これがマスターの望んでいることだから」


「やめろマグノリア!」
マグノリア
そういう展開が欲しいのね。
ヨハン
いや(笑)俺が困る。
マグノリア
何をぶちまけちゃってるんだ君(笑)

SCENE 9-2

ヨハンとエイスがイベントで《サムライ・トランスフォーム》
これにより行動順は、8のマグノリアとエイス、7のクリフ、6のヨハン、5のモイラとSFとなります。


マグノリアがヨハン、クリフ、マグノリアに《フィジカル・エンチャント》を永続化でかけます。
マグノリア
「マスター、戦闘が始まる前に、これが私からマスターへの加護でございます」
DL
ズルい。
ズルい~。
マグノリア
前回もクリフに使ってたし。
だって、自力でやってたらアドバンテージ1枚しか出せないんだよ。
クリフ
あー、じゃあクリフ、ヨハンと戦ったら互角くらいはいけるのかな。
DL
エイスは53で攻撃。
クリフ
うーわー。
ヨハン
《見切り》を使ってアドバンテージを削る。
DL
じゃあ43だね。
クリフ
がんばれヨハン。
私は仲間にできることがないんだよねー。
エイスの攻撃を受け流したヨハンは返す刀で反撃するも失敗。
(DLがパワーチップで達成値を上昇)
ヨハン
[出血多量]。
次のターンまで放置すれば仮死。
……1点下げて、[脚部重症]にする。
DL
むこうも二刀流です。
初めから持っていた刀と、新しい刀。
マグノリア
こんなことやってて、報酬が出なかったら。
ね。
きついわ。
ヨハン
西へ進む前に電車から追い出される(笑)
DL
まあ、がんばろう。
ヨハン
今まで幾多の強敵を撃破してきたが……
マグノリア
銭には負ける(笑)

クリフ
(モイラとSFの)どっちが面倒そうかなぁ。
SFに一度痛い目見させられてるから、まず潰しておきたいんだよね……。
サンダラーに普通の銃弾で……。
クリフが撃つよりも早く、SFの重機関銃が火を噴いた。
《インターセプト》
クリフ
「俺の誇りにかけて負けられねえッ!」
DL
SFは[四散]が簡単に出るからヴィクトリカよりもある意味凶悪だな。
マグノリア
重機関銃二丁だから。
DL
ダメージ52。
クリフ
死んだよ。
DL
PD引けるよ。
クリフ
いや、だからぁ(笑)
ヨハン
52はそれでも死ぬ(笑)
クリフ
チームチップ5枚使って[全身打撲]【欲望】の判定には成功。
DL
バックファイア出すよ。
【魂】に10。
【冷静】に10。
【希望】に9。
(更にめくろうとするDL)
ヨハン
なんだそりゃ(笑)
マグノリア
なんで4枚出すんだよ(笑)
DL
そっかそっか、危ない。
でも次面白かったよ。
【欲望】に9だったから全部潰れるところだったよ(笑)
クリフ
危ないなあ、もう。
【欲望】がかろうじて残ったから何とか銃は撃てるぞ。
ヨハンは《奇跡》を使用して、エイスの能動的行動にハンディキャップを与えようとするが、失敗。
ヨハン
「No~!」
DL
次、SFとモイラ。
クリフ
このターンで沈むんじゃないか、私。
ヨハン
これが大貧民だったら俺はもう……。
(3がたくさん)
マグノリア
強いどころじゃないでしょ(笑)
ヨハン
革命を起こしたら私の勝ちは揺るがない(笑)
SFの銃弾を転がって避けるクリフ。
しかし失敗。
DL
SFがヴィクトリカよりも強い……(笑)
マグノリア
《ザ・ジャイアント》が邪魔なんだよ。
《ザ・ジャイアント》……重機関銃二丁持ちを可能にしているマニューバ。
そのキャラクターが巨大であることを示すもの。

DL曰くSFは
「小さな巨人」
である。
DL
そうだね。
マグノリア
だから、2.5mくらいないと駄目なんだって。
DL
それは関係ないだろ(笑)
クリフ
[腰部損傷]。
立てなくなった。
DL
そのダメージこの間(第七話)でも受けたね。
クリフ
うーん、腰が好きなのかー?
マグノリアにモイラが攻撃。
マグノリアは《鉄身》で耐える。
DL
あー、そうか。
そう考えるとマグノリア強いな。
モイラはヴィクトリカの対面なんだけど、スピード重視だから《徹拳》(相手のPDを下げるマニューバ)持たせてないんだよ。
41ダメージ。
マグノリア
41ぃ?
DL
差分値丸ごと入ってるから。
クリフ
ボスキャラ3体出すの、やめろよ(笑)
マグノリア
いや、いけるいける。
[脳震盪]でバックファイア3枚もらいます。

※マグノリアは達成値40でウェイトをかけます。
判定に失敗したSFの行動にハンディキャップがつきます。
マグノリア
「あなたたちは邪魔なの。
おとなしくしていてもらうわ。
私はもう少しマスターの勇士を観戦していたいから」
DL
エイスは
「いざ、ヨハン様!」
53で攻撃。
ヨハン
見切りで43。
53ってさー。
クリフ
毎回なんでそんなに出るの。
いくらアドバンテージあってもさ~。
何なのこの差は。
DL
おっかしいんだって。
今回引いたカードもほら(絵札だらけ)。
ヨハン
「天羅は捨てても武士の誇りまで捨てたわけではないッ!」
45。
DL
2点上回った。
どうぞ。
ヨハン
じゃあ、これ出して
「これで死んでくれ!」
って言って……
(一同笑)
DL
死んでくれって言う?
ヨハン
言わないけど(笑)今のはプレイヤーの発言だから。
DL
一応、彼女らとしても、打ち解けてしまっているから戦いたくはないんだけどね。
ヨハン
その割には容赦ない攻撃がきたけど。
DL
いや、彼女らは彼女らで忠義ゆえに。
ヨハン
42点。
DL
おお、すげえ。
マグノリア
(ヨハンに)君の戦闘さえ終わればこの戦い終わるんだよ。
クリフ
私撃たれ損じゃん。
マグノリア
ね。
俺も殴られ損だよ。
クリフ
ね。
魔法も使い損だよね。
打ち合うヨハンとエイスの白刃。
しかし、ヨハンの刃がエイスの防御をかいくぐって一撃を与える。
エイスの体から噴出する液体。
クリフ
赤い血が?
DL
オイルかもしれんけど。
37ダメージ、[大出血]でした。
はい、次クリフ。
クリフ
しかしだな、倒れているから攻撃できないんだよね。
DL
銃だから攻撃できるよ。
相手の行動にアドバンテージが入るだけ。
クリフ
じゃあ、相手にフルにアドバンテージが入っているなら関係ないってことかなー。
DL
いや、どうだろ。
それはさすがに入るんじゃね?
マグノリア
マックスで入ってたら関係ないんじゃないの? ルールブックには最大3枚って書いてあるし。
DL
いやいや、ルール的にはそうだけど、常識で考えておかしいだろ?
アドバンテージは最大3枚までと決められています。
恐らく、判定に使用するカード枚数と手札数との関係で、判定中に山札からのカード追加が起こらないようになっているためと思われます。

とはいえ、最大までアドバンテージが入っている相手の前ならコケ放題というのもまたおかしな話。

こういう時ルールブックにはこう書いてあります。

「ディーラーに従うこと」
DL
じゃあ、入ります。
マグノリア
(クリフに)自分の治療に専念したら?
クリフ
そうだね。
ここで撃ったら私は死ぬぞ。
絶対。
マグノリア
《ヒップポップ》を組み合わせて起き上がりつつ治すんだ(笑)まさにブラック・ジャックですね(笑)
クリフ
なんでそんな器用な真似しなきゃなんないの(笑)
ヨハン
巻きかけてた包帯が絡まってまた転ぶ(笑)
マグノリア
チーム・びっくり人間って感じでいいじゃないか(笑)
クリフ
〈正義感〉……しかも自分の傷治しながら……。
マグノリア
向こうさん方は君の師匠の仇のお付なわけだよね。
君がここでやられてしまったら、君の正義はどうなってしまうんだ!
クリフ
あー、じゃあとりあえず
「俺の正義のために、まだ倒れるわけにゃあいかねェんだよ!」
DL
SFをマグノリアにぶつけたらちょうど良くなるかな。
マグノリア
クリフはどう頑張ってもちょうど良くなる奴はいないと思う。
クリフ
うん。
むり。
DL
いや、反撃は受けなくなるかなー、という話。
クリフ終わった? 治った?
クリフ
うん、治った。
[腰部損傷]だけね。
DL
さすが名医。
マグノリア
伝説の名医だ。
クリフ
でも凄いね、瞬時に治るって。
ヨハン
……。
DL
どうした?
ヨハン
この時点で1850$使った。
DL
じゃあ、SFがマグノリアを攻撃してみよう。
マグノリア
差分値くるからなー。
DL
モイラも入ってるよ。
マグノリア
SFは銃のダメージがでかいから。
DL
30で攻撃。
……ハンディキャップで……うわ。
10削られて20で攻撃。
クリフ
それ私ん時に出してくれよ。
DL
そんな切実な目をして言われても(笑)
クリフ
切実なんだよ(笑)カードの引きも悪すぎるし、今日は女神さんの機嫌が悪いわ。
マグノリア
武器ダメージいくつだっけ。
DL
《集弾》で46。
マグノリア
66になるのか。
更にダメージカードが入るんだよね……。
DL
ダメージカード、そういえばさっきから出してないや。
マグノリア
どうあがいても死ぬわ。
《回避》もできないし。
DL
じゃあ《集弾》外しておくか。
そうすると33。
クリフ
これじゃあ、マグノリアのライバルが加わったときが恐ろしいね。
ちなみに今は、ヴィクトリカにモイラ、クリフにSF、ヨハンにエイスという状態です。
当然マグノリアの対になるメイドさんも追加されるのが容易に想像できます。

更に、ヴィクトリカはディーラー持ちのキャラなので参加しておらず、キャストの人数は相手より少なくなっています。
マグノリア
1点使って《鉄身》成功させます。
[急所直撃]でバックファイア×3。
元気っ子に殴られたら僕は死んでしまう気がする。
DL
片手の機関銃で君を宙にふっ飛ばしながら
「お退きください、マグノリア様。
共感を得ることができた貴方とこれ以上戦いたくはありません」
マグノリア
「気持ちは嬉しいのだけれど、私も退けないのよ。
マスターの命令が私の唯一の存在理由だから」
DL
つまり
「ヨハンとっとと退きやがれ」
ということだな(笑)
(一同笑)
マグノリア
「それはあなたも同じことでしょう? だから私たちはここで衝突するのよ」
SF(DL)
「Yes……. その通りです」
DL
モイラはクリフに殴りかかる。
26で攻撃。
クリフ
《インターセプト》できちゃう……かも。
《ガンスリング》《集弾》……
マグノリア
「できちゃうかも」
って言い方がいいね(笑)
DL
じゃあ撃ち返される前にモイラが
「なんで……なんで倒れてくんないんだよ!」
マグノリア
確かに(笑)なんでこの人倒れないんだろう(笑)
クリフ
倒れたけど超高速で治して立ち上がってきた(笑)
マグノリア
ある意味怖いよね(笑)
モイラ(DL)
「兄ちゃんが死んじゃうじゃないか!」
クリフ
「死んでも守らなきゃいけない誇りってものがあるんだよ、男にはなぁッ!」
DL
おおー。
マグノリア
かっこいいな。
クリフ
反撃成功して29ダメージ。
DL
モイラにバックファイア。
クリフ
でもこの後攻撃する人いないんだから意味ないけどな。
DL
エースが無駄に消費されただけでした。

SCENE 9-3

マグノリア
《シークレット・パスト》使って新しく《リヴァイブ》を覚えて……。
DL
ヨハンは見ると解るけど、どう見てもエイスはやばいですよ。
ヨハン
次のカットまで放置すれば[仮死]だっけ。
クリフ
、まあ、[仮死]になったところで治療するという手もありますが。
マグノリア
ヨハン何かやりそうだし、行動キャンセルして待機しとくわ。
びくびくしながら(笑)つぎサムライ姉ちゃんだよね。
[仮死]か。
DL
[仮死]というか、行動はとっておく。
クリフ
モイラは立ってるんだよね。
DL
でも弾丸を胸に受けて半べそかいてますね。
クリフ
半べそ状態じゃちょっと攻撃したくないんだよねー。
DL
痛みのせいもあるし、こういう状況になってしまったことの精神的プレッシャーもある。
クリフ
うーん。
SFに向かって……《挑発》しかない(笑)まあいいや《話術》
「退け!」
って言ってみるぞ。
DL
退けって言うならちょっと待って。
ヨハン、エイスはがぼがぼと何かを吐きながら、それでも刀を構えてそっちへ向かっていくよ。
エイス(DL)
「まだ……まだ、倒れるわけには参りませぬ……!」
ヨハン
エイスの振り上げた刀を避けて、カウンターで私の刀をエイスの首筋に当てる。
DL
……ドシュッ(笑)
マグノリア
いやいや、当てるだけやろ(笑)
ヨハン
「この戦いは私の勝ちだ! 双方、手を引けッ!」
エイス(DL)
「まだ……まだ某は負けておりませぬ……せめて、もう一太刀なりと……」
ヨハン
「エイス……最早その体では戦えぬことは解っているであろう」
エイス(DL)
「……サムライには、退くことが叶わぬときもございます」
そう言いながらも、目は濁っていっている。
ヨハン
「サムライならば退き場所を心得よ。
今はまだ、お前が命を懸けるべきところではない。
お前が望むのならば、またいつでも相手をしてやる。
私はここで止まるわけにはいかない」
ヨハン
エイスの首を刎ねる(笑)
(一同笑)
DL
解った、じゃあヨハン次からパワーチップ0点ね(笑)
マグノリア
いやー、ヨハンかっこいい。
後顧の憂いは絶つ。
この後敵になりそうだし(笑)
DL
ヨハン、綺麗にまとめて(笑)

ヨハン
「我々は前に進む。
それが我々に残された最後の道だから。
その道がお前たちと交わるというのならば、そのときこそ決着をつけよう。
私は今ここでお前の命を奪いたくはない」
エイス(DL)
「武士に情けをかけるとおっしゃるのか」
ヨハン
「情けではない。
まだ未熟なお前にサムライとは何をすべきか、それを今度こそ教えてやる。
だから今は退け(柄で当身をして気絶させる)。

(SFとモイラに)連れて行け」
クリフ
SFは一人だけ無傷なんだよね。
マグノリア
これだけみんなぼろぼろなのに無傷って凄いよね(笑)
SF(DL)
「(エイスの体を受け取って)それでは皆様、本日はこれにて失礼させていただきます」
DL
クリフは目の前でべそかいてるモイラに何か言う?
クリフ
うーん? モイラか……。
マグノリア
これにもう一人来たら俺たちどうなるんだろ。
クリフ
うん、どうしようもないね。
DL
君たちの言っていることは
「ヴィクトリカ帰ってきて」
っていう。
クリフ
……ヴィクトリカ帰ってきたら、こっち向いて構える(敵対される)んだもん。
DL
それは違うよ(笑)なんで? そうとは限らないやろ。

クリフ
じゃあね、モイラの頭をぐしゃって撫でて……
DL
リンゴのようにぐしゃっとつぶれた。
マグノリア
なんで握りつぶしちゃってるの(笑)
DL
戦闘中にそのパワーが発揮されていれば。
クリフ
ぐしゃぐしゃーって撫でて、
「こんな危ないところじゃなくて、また兄さんと遊ぼうぜ」
(笑)
モイラ(DL)
「でも次に会ったらまた喧嘩しちゃうよ」
ヨハン
またフラグが立っている。
(一同笑)
DL
今CG入ってるから(笑)夕日の中で。
クリフ
うわぁお。
マグノリア
ただの立ち絵じゃなくて、ちゃんとした一枚絵ね(笑)
DL
そうそうそう(笑)
マグノリア
イベント踏んじゃった(笑)
(一同笑)
ヨハン
いや、まだ選択肢が残っている。
(一同笑)
DL
さっき
「頭をひねり潰す」
ってのと
「頭を撫でる」
ってのがあった(笑)
マグノリア
どう見てもひねり潰しちゃマズいよな~。
クリフ
ひねり潰したらSFに殺されるよ(笑)
ヨハン
そしたらヨハンが。
マグノリア
ちょっと足を踏み外したらすぐヨハンルートだ(笑)
クリフ
深ぁいため息をついて
「しょうがねぇなぁ。
そん時はまた遊んでやるよ」
マグノリア
うわー、かっこいいなあ。
クリフ
でもね、弱いの。
相手が反撃してこないから撃てるだけなの。
SF(DL)
「ではモイラ、そろそろ行きましょう。
エイスの身が心配です」
クリフ
「(去り行く背中に向かって)どうしてもお前らと戦わなきゃいけないのかな」
SF(DL)
「我らは聖人アリス様をお守りする立場なれば。
皆様がアリス様のお命を狙う以上、仕様のないことと判断いたします」
クリフ
「……わかった……でも、楽しかったぜ」
夕日の逆光の中、確かにSFは口の端だけで微笑んだように見えた。
SF(DL)
「それでは、失礼いたします……皆様が、西へ辿り着かぬことを願っております」
クリフ
……またフラグ立っちゃったよ(笑)
マグノリア
いいじゃないか。
立てていこうよ。
立てていくべきだ(笑)

ヨハン
刀を納めて……
クリフ
ところでこの[全身打撲]を何とかしたいんだが(笑)
DL
まるで鎬紅昇みたいになってる(笑):「おーっと、試合中にオペ開始~!」
(一同笑)
ヨハン
俺は脚を打ち抜かれてるからびっこ引いてる。
クリフ
ああ、そっちが先だな、まず。
DL
じゃあ君はがくっと片膝をつく。
マグノリア
「マスター、大丈夫ですか。
お怪我は深うございます」
(一同笑)
ヨハン
勝手に深くするな(笑)
DL
傷口にナイフを突き立てながら言うんやろ(笑)
マグノリア
「大丈夫ですか、マスター。
傷は浅うございます」
DL
ああ、だが今深くなりつつある(笑)
マグノリア
いいからその手をどけろ(笑)
クリフ
イベントで治していい?
DL
ああ、いいよ。
イベントで治しちゃって結構です。
クリフ
わーい。
じゃあ皆で傷ついた体をずーるずると引きずりながら帰るんだよ。
半日の道程を(笑)
マグノリア
マスターを支えてる。
DL
じゃあ、後ろから
「待て」
マグノリア
「何か御用で?」
老人(DL)
「ふン、汚ぇナリしやがって」
クリフ
ああ、そういやその辺に血が飛んでるなあ。
マグノリア
血やらオイルやら色々と(笑)
ヨハン
「ご老人、お世話になった」
老人(DL)
「ふン。
二度と来るんじゃねぇ。
お前らまたこれから街まで行くんだろう」
ヨハン
「そうだ」
老人(DL)
「だったらこれをついでに捨ててってくれや。
もう要らねぇモンだからよ(袋を投げ出す)じゃあな!(扉を閉める)」
マグノリア
「あら。
なんて不精な方なのかしら」
DL
捨てられたのは、ヨハンは見覚えがある。
世話をしているマグノリアも見覚えがあるだろう。
風呂敷包みだね。
かなり古ぼけてるけど。
ヨハン
開けてみる。
DL
そうすると、天羅の装束と、大判小判がざっくざく……とはいわんけど、入っている。
マグノリア
「あの人、何故こんなものを持っていたのかしら」
ヨハン
「(閉じた扉へ一礼)ご老人、かたじけない」
若者たちが去った後、老人は一人暗い室内でつぶやいた。
老人(DL)
「けっ、あいつら、帰ってきやがったぜ。
お前とは違って、あいつら正直者だなァ」

ENDING

※夜になって街へ戻った彼らは、再び豆蔵の前を通りかかる。
女将が暖簾を出していた。
ヨハン
「(マグノリアに)この街を去る前にまたここで食っていこう。
あの懐かしい味を」
マグノリア
「わかりました、マスター」
クリフ
って言っている間にクリフはずかずかと中に入ってカウンターに座っている。
豆蔵の女将(DL)
「はーい、いらっしゃい」
クリフ
「Ten-Donひとつ」
マグノリア
「さあ、マスターの望むものを全て用意なさい」
DL
何威張ってるんだよこいつは(笑)

「あんた、帰ってきたんだねぇ。
どうだい、作ってもらえたかい?」
ヨハン
「ああ、女将。
教えてくれたおかげでこのとおり、刀は直ったよ」
豆蔵の女将(DL)
「ほーお、あの偏屈な爺ぃがねぇ。
サムライなんか見たら絶対に怒ると思ったのに」
ヨハン
「あのご老人は、サムライと何かあったのか」
豆蔵の女将(DL)
「昔話に聞いたことがあるけどね。
昔、仲のいいサムライがいたんだそうよ」
ヨハン
「そのサムライは?」
豆蔵の女将(DL)
「ある時あの山の中にね、ダークを狩りに行ったんだって。
必ず戻ってくるって約束して……でも彼は戻ってこなかったそうよ。

それ以来偏屈になっちゃってね。

「天羅の人間はみんな嘘つきだ」
ってそればっかり……
でも、それがどうかしたの?」
ヨハン
「……いや、何でもないさ」
豆蔵の女将(DL)
「ふーん。
変なの(おでんを出す)」
ヨハン
えー、じゃあ、モイラの二倍の量を注文する。
(一同笑)
マグノリア
しかも散らかしてるし(笑)
DL
食い方としては、モンハン的な(笑)じゃあ、
「普通の味だった」
モンハン的食事風景……踊り狂う猫が作成した料理を素手でガツガツ。
ヨハン
「美味いなあ、どんなシェフが作ってるんだ」
って言って厨房のぞいたら猫が
「ニャー」
(笑)
DL
食事を作っている猫の頭で
「!」
がピコーンと光ってるよ(笑)

DL
そして君たちは大陸横断鉄道に乗って、西への旅を続けるわけだ。
何か言う事はある?
ヨハン
ないね。
クリフ
言うべきことは全て言った。
マグノリア
ないね。
DL
じゃあ、終わりかな。
折れてしまった古い刀。
しかし決して折れないものがある。

男はひたすらに西を目指す。

古き友への誓いを胸に、新たなる信仰の地平を目指して。

END