
『【特別展】神話と信仰~神々と人の今まで~』
のネタバレがあります。
本編見る!
『設計図-1』
所蔵:グロリアス・クラブ
イギリス、18世紀
KP
薄暗い美術館を歩いて行くと、額の中に何かの設計図が展示されていた。
音声案内は美術品を解説する。
KP
設計図をよく見ますか?
牧志 浩太

吹き込まれる話を聞いて、思わず胸元に手をやった。
佐倉 光

「…………」
牧志の腕に目をやった。
牧志の腕に目をやった。
牧志 浩太

その腕には今も、奇妙な腕輪が食い込んでいる……。
佐倉 光

「大丈夫か?」
牧志 浩太

「正直、状況はキツいけどな。それ以外は……、大丈夫だ。特に気になる異変があるわけじゃない」
牧志 浩太

周囲の壁や、床を見てみる。先程と比べて何か違いはあるだろうか?
KP
今のところ変化を感じることはない。
牧志 浩太

「……見てみる。佐倉さん、周辺を頼む」
佐倉 光

「分かった……変だと思ったら引っ張る」
牧志の手を握る。
牧志の手を握る。
牧志 浩太

「ああ、頼む」
牧志 浩太

設計図をよく見る。
KP
うーん。
〈歴史〉でもいいかな。
〈歴史〉でもいいかな。
牧志 浩太
お、ありがとうございます。
牧志 浩太

CCB<=79〈歴史〉 (1D100<=79) > 1 > 決定的成功/スペシャル
ワオ
ワオ
KP
精巧な設計図というよりは、彫刻の作り方を解説するための物のように感じる。
明確な目的をもってこの設計図は書かれたのだろう。
明確な目的をもってこの設計図は書かれたのだろう。
KP
この神は、決して存在しない神ではないのです。
『存在しない神』なんて、存在しないんですよ。
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
『存在しない神』なんて、存在しないんですよ。
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
牧志 浩太

CCB<=57 《SANチェック》 (1D100<=57) > 72 > 失敗
[ 牧志 浩太 ] SAN: 57 → 56
[ 牧志 浩太 ] SAN: 57 → 56
KP
あまりよく見ない方がいいのではないか。
探索者は本能でそう感じる。
探索者は本能でそう感じる。
牧志 浩太

「これは……、設計図っていうより、彫刻の作り方なのか?」
佐倉 光

「彫刻?
神をかたどった彫刻、的なヤツか?」
神をかたどった彫刻、的なヤツか?」
牧志 浩太

「ああ、さっき音声が言ってたやつだ。彫刻の作り方の解説みたいに見える」
思わず『それ』から目を逸らしながら。
思わず『それ』から目を逸らしながら。
KP
〈クトゥルフ神話〉知識で判定。
牧志 浩太

CCB<=33〈クトゥルフ神話〉 (1D100<=33) > 93 > 失敗
KP
その手は、探索者に爪をかけているように思えた。
その手は、あなたを優しく抱くように思えました。
その手は、あなたを優しく抱くように思えました。
KP
探索者の腕輪がほんのりと熱を持っている。
どうやら緊張しているようですね。
どうやら緊張しているようですね。
牧志 浩太

「う、くそ……、くそ、来るな」
頭を振る。その手は恐ろしい爪をこちらに掛けているように見えるのに、声は正反対の内容を頭に吹き込む。
頭を振る。その手は恐ろしい爪をこちらに掛けているように見えるのに、声は正反対の内容を頭に吹き込む。
牧志 浩太

服の上から腕輪に手をかけた。
佐倉 光

「牧志、ここから離れよう。
ここにいるとあまり良くない気がする」
ここにいるとあまり良くない気がする」
牧志 浩太

「ああ。こいつはまずい。見たら、見てるってことを気づかれたら、きっとまずい」
ふるふると首を振り、その前を離れて足早に次の展示へと向かう。
ふるふると首を振り、その前を離れて足早に次の展示へと向かう。
牧志 浩太
明らかに子供ルートで行った某シナリオの誰かさんのおててなんだよなあ
KP
ベタベタという足音だけが響く。
佐倉は牧志の背を守ろうとするように、視線を配りながら歩く。
佐倉は牧志の背を守ろうとするように、視線を配りながら歩く。
牧志 浩太

その設計図に描かれている祈りの先を、見たことがあるような気がしたのだ。どこかで。
KP
おや。残念ですね。
『知人からの手紙』
所蔵:グロリアス・クラブ
差出人不明、20世紀
KP
この手紙は、チェルダック氏が大切に保管していたものです。
差出人はわかっておらず、封筒なども見つかっていないのですが……
チェルダック氏に不思議な棺を託すといった話が記載されています。
……ああ、この棺というのは、彼のコレクションの一つです。
この先の展示室にてみることができるのでお楽しみに。
さて、それでは棺を見に行きましょう。
差出人はわかっておらず、封筒なども見つかっていないのですが……
チェルダック氏に不思議な棺を託すといった話が記載されています。
……ああ、この棺というのは、彼のコレクションの一つです。
この先の展示室にてみることができるのでお楽しみに。
さて、それでは棺を見に行きましょう。
KP
案内はそれ以上何も言わない。
牧志 浩太

「この音声案内、この手紙の事はあまり詳しく言わないんだな……?
もしかして、また何か、こいつに都合の悪いことが書いてあるのか?」
もしかして、また何か、こいつに都合の悪いことが書いてあるのか?」
佐倉 光

「可能性はあるな。
何か書いてあるんじゃないのか?
見てみる」
何か書いてあるんじゃないのか?
見てみる」
牧志 浩太

「ああ、頼む」
佐倉 光

「…………」
牧志 浩太

こちらは周囲の壁や床に注意を向ける。何か先程と比べて変化はないだろうか?
KP
まずひとつ、【アイデア】で判定。
牧志 浩太

CCB<=95【アイデア】 (1D100<=95) > 66 > 成功
KP
先ほどの音声案内の様子が他とは違ったなと思える。
何となくトーンが低く早口だった気がする。
あと、佐倉が低身長で手紙を見るのに苦労している。
何となくトーンが低く早口だった気がする。
あと、佐倉が低身長で手紙を見るのに苦労している。
牧志 浩太

佐倉さんの身体を持ち上げて、手紙を見るのを助ける。
自分は佐倉さんの身体を盾にして、それを見ないようにする。
自分は佐倉さんの身体を盾にして、それを見ないようにする。
佐倉 光

「英語か……ちょっと待てよぉ……えーと……」
佐倉 光

CCB<=99〈目星〉 (1D100<=99) > 72 > 成功
CCB<=95/2【知識】/2 (1D100<=47) > 12 > 成功
CCB<=95/2【知識】/2 (1D100<=47) > 12 > 成功
KP
佐倉は不安定な姿勢でも何とか読み切った!
牧志 浩太
ナイス!
それは美術品に関する警告の手紙だった。
佐倉 光
……音読しちゃったな
すまない牧志。《SANチェック》だ。
すまない牧志。《SANチェック》だ。
KP
《SANチェック:成功時減少 1 / 失敗時減少 1D4》
牧志 浩太

CCB<=56 《SANチェック》 (1D100<=56) > 71 > 失敗
1d4 (1D4) > 2
[ 牧志 浩太 ] SAN: 56 → 54
1d4 (1D4) > 2
[ 牧志 浩太 ] SAN: 56 → 54
佐倉 光

CCB<=58 《SANチェック》 (1D100<=58) > 99 > 致命的失敗
[ 佐倉 光 ] SAN値: 58 → 54
[ 佐倉 光 ] SAN値: 58 → 54
佐倉 光

「今まで見てきたヤツ全部ホンモノ……ってことか?
手紙、あとは滲んでて読めねぇ」
手紙、あとは滲んでて読めねぇ」
牧志 浩太

「ああ……、この手紙が偽物ってわけじゃなければ、そうなる」
牧志 浩太

「だとすれば……、一体どれだけの『曰く付き』が、ここに集められてるんだ」
そのあまりの物量に、思わず背筋が震えた。
そのあまりの物量に、思わず背筋が震えた。
牧志 浩太

「しかも、異世界の入り口になるだろう棺が、この向こうにあるって?」
佐倉 光

佐倉は背後を振り返り、足を踏み出そうとしている。
KP
今まで歩いてきた美術館の入り口方面へ向けて。
KP
うっかり致命的出しちゃったので……
牧志 浩太
あーあ。
牧志 浩太

「佐倉さん? 戻ってみるのか?
そうだよな、戻れないって決まったわけじゃない」
そうだよな、戻れないって決まったわけじゃない」
佐倉 光

「ああ、だってホンモノかも知れないんだろ?」
佐倉 光

「今までちゃんと見てなかったやつもあるし、よくよく見たら何か分かるかも知れないし」
牧志 浩太

「……よく見るのか? これを」
KP
〈心理学〉どうぞ。
牧志 浩太
オープンでOK?
KP
いいよ
牧志 浩太

CCB<=77〈心理学〉 (1D100<=77) > 27 > 成功
KP
佐倉は明らかに混乱し、この場に心を奪われている。
言葉は上滑りする、ただの言い訳だ。
言葉は上滑りする、ただの言い訳だ。
牧志 浩太

「佐倉さん」その小さな肩を掴む。
佐倉 光

「な、なに?」
牧志 浩太

「戻ってみること自体は賛成だ。戻れないって決まったわけじゃないし、突破口が見つかるかもしれない。
でも、まず落ち着こう。……いまの佐倉さん、冷静じゃない」
自分も少なからず衝撃を受けたが、目の前で混乱する佐倉さんを止めなくては、という思いの方が先に来た。
でも、まず落ち着こう。……いまの佐倉さん、冷静じゃない」
自分も少なからず衝撃を受けたが、目の前で混乱する佐倉さんを止めなくては、という思いの方が先に来た。
牧志 浩太

「これをよく見るのは危ないだろう、って結論付けただろ。それで方針を決めた。いま崩すべきじゃない」
佐倉 光

「え……だって、こんなに、見たい物が、神の」
牧志 浩太

「佐倉さん。分かるけど、だめだ。
佐倉さんがしたいの、こいつが言うままに乗せられることじゃないだろ」
佐倉さんの肩を掴み、その眼を覗き込む。
佐倉さんがしたいの、こいつが言うままに乗せられることじゃないだろ」
佐倉さんの肩を掴み、その眼を覗き込む。
佐倉 光

「うぅ……」
佐倉 光

CCB<=(15×3)【POW】 (1D100<=45) > 70 > 失敗
牧志 浩太

「ごめん。でも、駄目だ。駄目だよ」
牧志 浩太

ずっと佐倉さんが知識に飢えていたことを知っている。
生活の楽しみや友達との交流なんてものが、本当にはその渇いた心を癒さないことなんて、知っている。
生活の楽しみや友達との交流なんてものが、本当にはその渇いた心を癒さないことなんて、知っている。
牧志 浩太

本当に危ないのかどうかも確かじゃないし、求めるままにしていいんじゃないかって友達の気持ちと、求めるままにさせたいって庇護者の気持ちが入り混じった。
牧志 浩太

でも、佐倉さんがそのまま引き込まれてこいつの操り人形にでもなってしまったら、後悔じゃ済まないから。
KP
本当に彼のことを思うなら、行かせてやるべきじゃないか。
あなたはそう思いました。
あなたはそう思いました。
牧志 浩太

「うるさい」佐倉さんの肩を掴んだ手に、力が籠もる。
佐倉 光

牧志の声に反射的に涙が浮かんだ。
体が硬直して恐怖が貫いた。牧志が怖い。
体が硬直して恐怖が貫いた。牧志が怖い。
佐倉 光

「…………」
かたかたと根の合わない歯で踏み止まる。
かたかたと根の合わない歯で踏み止まる。
佐倉 光

その時、もぞ、もぞ、となだめるように頭蓋の裏で何者かが脳を撫でた。
恐慌して怯える子供の感情をゆったりと撫でつける。
『もぞもぞ』によるSAN値の回復を行う。
1d3 Sasa 1d3→2
[ 佐倉 光 ] SAN値: 54 → 56
恐慌して怯える子供の感情をゆったりと撫でつける。
『もぞもぞ』によるSAN値の回復を行う。
1d3 Sasa 1d3→2
[ 佐倉 光 ] SAN値: 54 → 56
『後遺症:もぞもぞいう』……彼らは脳に不安を和らげる蟲を棲まわせている。それにより正気度の回復が行える。
しかし実は、蟲は宿主の恐怖を喰うために怪異を惹き寄せているのだ。
しかし実は、蟲は宿主の恐怖を喰うために怪異を惹き寄せているのだ。
佐倉 光

牧志は俺を守ろうとしてくれている。威圧しているわけじゃない。
落ち着かなきゃ。そうだな。俺は間違っている。
俺は間違っている。この美術館の悪魔に惹き寄せられている。
落ち着かなきゃ。そうだな。俺は間違っている。
俺は間違っている。この美術館の悪魔に惹き寄せられている。
牧志 浩太

「うるさい、うるさい、うるさい。俺達を操ろうとするな。判断を操るな。気持ちを操るな」
顔をしかめ、首を振る。
顔をしかめ、首を振る。
牧志 浩太

「そんなの、佐倉さんのためじゃない」
佐倉 光

「声……そうだな。俺たち、ここから出ないと」
牧志 浩太

「ああ、そうだよ。ここから出ないと、いけないんだ」
佐倉 光

「ごめん、牧志」
牧志 浩太

「大丈夫。ごめん、強すぎた」強く押さえてしまった肩を放す。
佐倉 光

「大丈夫……
この先にあるんだな」
この先にあるんだな」
牧志 浩太

「ああ、そうらしい。
ここ、何かの体内だと思ったけど、もしかしたらその『棺』のせいでどこかと繋がってるのかもしれないな」
ここ、何かの体内だと思ったけど、もしかしたらその『棺』のせいでどこかと繋がってるのかもしれないな」
牧志 浩太

ふとキャプションを見る。何が書いてあるだろうか。
KP
先ほど音声案内が言っていたことの前半の部分が書かれている。
この手紙は、チェルダック氏が大切に保管していたものです。
差出人はわかっておらず、封筒なども見つかっていないのですが……
チェルダック氏に不思議な棺を託すといった話が記載されています。
この手紙は、チェルダック氏が大切に保管していたものです。
差出人はわかっておらず、封筒なども見つかっていないのですが……
チェルダック氏に不思議な棺を託すといった話が記載されています。
牧志 浩太

「行こう」
佐倉さんの手を繋ぐ。
前方の壁と床の様子に注意し、先を懐中電灯で照らしながら、次へ進む。
佐倉さんの手を繋ぐ。
前方の壁と床の様子に注意し、先を懐中電灯で照らしながら、次へ進む。
KP
佐倉はあなたの隣で確信を持って歩き始める。
KP
蠢く肉壁の中を歩いていけば、次のブースにたどり着く。
ブースは今までの場所とは違い、大きな棺が一つと、絵画が一つ展示されているだけのようだ。
肉の中では展示の方が異質なものにみえることだろう。
ブースは今までの場所とは違い、大きな棺が一つと、絵画が一つ展示されているだけのようだ。
肉の中では展示の方が異質なものにみえることだろう。
■探求の果て
KP
さあ、ここがチェルダック氏の探求の終着点です。
この場所で、彼の最後を看取った作品について知ることで、
あなたは自分ではない誰かの人生を一つ、味わいきることができるのです。
この場所で、彼の最後を看取った作品について知ることで、
あなたは自分ではない誰かの人生を一つ、味わいきることができるのです。
鮮烈なる極彩色のセメタリーに墨と血液を混ぜたワインを飲み干したならば!
我らはみな等しくこの地球の養分となり 来たる覚醒の日を夢見て額に土を被るのです。
それならば、あり得べからざる青空を破棄して見せましょう。
生きとし生ける者よ、同化せよ、同化せよ!
80億と脳が目覚めた! 偉大なる脈動を感じたまえ。
鐘がなる、鐘がなる、鐘が鳴る、鐘が鳴る、鐘が鳴る、鐘が鳴る、鐘が鳴る、鐘が鳴る!
青空は綺麗でしたか?
KP
さて、棺と絵画、あなたはどちらから鑑賞しますか?
KP
《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
牧志 浩太

CCB<=54 《SANチェック》 (1D100<=54) > 90 > 失敗
[ 牧志 浩太 ] SAN: 54 → 53
[ 牧志 浩太 ] SAN: 54 → 53
佐倉 光

CCB<=54 《SANチェック》 (1D100<=54) > 35 > 成功
牧志 浩太

「ぐ、うう……」耳元でがなりたてる声に呻く。それは強く意識を押しつけるような声だった。
脳みそを掴んで引きずり込まれるような、そんな恐怖を覚える。
脳みそを掴んで引きずり込まれるような、そんな恐怖を覚える。
牧志 浩太

「くそ」
佐倉 光

「ここが最後の展示物……」
佐倉 光

「牧志、大丈夫。
ただの声だよ。俺たちに大した影響を及ぼせない」
ただの声だよ。俺たちに大した影響を及ぼせない」
牧志 浩太

「ああ……、そうだな。こいつ、ただの声だ。
俺達に何かできる、なんて思う方が間違ってるんだ」
怖れを払い、あえてそう言う。
俺達に何かできる、なんて思う方が間違ってるんだ」
怖れを払い、あえてそう言う。
牧志 浩太

まずは周囲の壁と床の様子を見る。
肉の壁と床の様子は変化していないだろうか?
ここは本当に終着点だろうか? 隙間や扉、脇道、次の展示物への道はないだろうか?
肉の壁と床の様子は変化していないだろうか?
ここは本当に終着点だろうか? 隙間や扉、脇道、次の展示物への道はないだろうか?
KP
周囲は相変わらず肉の壁が蠢いている。
隙間なども見当たらない。
背後も別に閉じたりしていないので、戻ることも可能だ。
隙間なども見当たらない。
背後も別に閉じたりしていないので、戻ることも可能だ。
牧志 浩太

周囲を懐中電灯で照らしてみるが、ここが行き止まり?
KP
行き止まりだ。
美術品を観ましょう。
それしかないのですから。
美術品を観ましょう。
それしかないのですから。
牧志 浩太

キャプションがあるなら、それらのキャプションを見る。
KP
絵と棺、まずどちらを観る?
牧志 浩太

「佐倉さん、どっち先にする?
俺はこの棺は間違いなく怪しいし、最後に回したい」
俺はこの棺は間違いなく怪しいし、最後に回したい」
佐倉 光

「絵でいいぜ……
俺の番、だったかな」
俺の番、だったかな」
牧志 浩太

「いや、今度は俺の番だ。
佐倉さん、まずは俺が絵を見る。俺の様子がおかしかったら、また引っ張ってほしい。
それから、棺を見るのはどっちにしようか」
佐倉さん、まずは俺が絵を見る。俺の様子がおかしかったら、また引っ張ってほしい。
それから、棺を見るのはどっちにしようか」
佐倉 光

「それじゃ、そっちは俺」
佐倉 光

「嫌な予感がする。気をつけろよ」
牧志 浩太

「分かった。ああ、佐倉さんが棺を見る時は、目をつぶって全身で佐倉さんを押さえておく」
佐倉 光

頼むぜ、というように微笑し、あなたの手を強く握る。
KP
絵画を見ますか。
牧志 浩太

絵画を見る。
『 』
所蔵:グロリアス・クラブ
■■■■、年代不明
KP
そこには一つの絵画があった。
タイトルは書かれていない。
絵画には、顔の隠された人間の顔が描かれている。
タイトルは書かれていない。
絵画には、顔の隠された人間の顔が描かれている。
KP
漸くここまで来てくれましたね。これが『【特別展】神話と信仰~神々と人の今まで~』の最後の作品。
この作品は未完成のまま収蔵されているものなんです。
どうして未完成なのか、ですって?
これは、チェルダック氏がずっと探求してきた狂気への考えが関係しています。
狂気に侵された人々は、大なり小なり孤独を抱えます。
誰にも言えないこと、言っても信じてもらえないこと、言うことが許されないこと…。
チェルダック氏は悪夢、狂気を体験した後の孤独の存在に気がついたのです。
自分は何者なのか……
狂気に侵された、自分は誰なのか、と。
この作品は未完成のまま収蔵されているものなんです。
どうして未完成なのか、ですって?
これは、チェルダック氏がずっと探求してきた狂気への考えが関係しています。
狂気に侵された人々は、大なり小なり孤独を抱えます。
誰にも言えないこと、言っても信じてもらえないこと、言うことが許されないこと…。
チェルダック氏は悪夢、狂気を体験した後の孤独の存在に気がついたのです。
自分は何者なのか……
狂気に侵された、自分は誰なのか、と。
KP
絵画を見てみてください。しっかりと……
KP
探索者が絵画を見ていると、気がつくことがある。
顔は描かれていないが、この絵画の人物の肌に刻まれた痣が、自分と全く同じなのだ。
違和感に気がつくと同時に、探索者はさらに気がつく。
そこに描かれているのが自分であることに。
顔は描かれていないが、この絵画の人物の肌に刻まれた痣が、自分と全く同じなのだ。
違和感に気がつくと同時に、探索者はさらに気がつく。
そこに描かれているのが自分であることに。
そこに展示されていたのは、花で顔を隠された牧志の絵だった。
素裸のため、首から心臓に伸びる手のような痣がはっきりと見て取れる。
素裸のため、首から心臓に伸びる手のような痣がはっきりと見て取れる。
KP
《SANチェック:成功時減少 1 / 失敗時減少 1D4》
牧志 浩太

CCB<=53 《SANチェック》 (1D100<=53) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[ 牧志 浩太 ] SAN: 53 → 52
[ 牧志 浩太 ] SAN: 53 → 52
KP
この絵画はずっと、あなたが帰ってくるのを待っていたんですよ
ここにタイトルを書くのは、あなたです。
ここにタイトルを書くのは、あなたです。
ねえ、牧志 浩太さん。
KP
その言葉と共に、足元にペンが転がってくるだろう。《SANチェック:成功時減少 0 / 失敗時減少 1》
牧志 浩太

CCB<=52 《SANチェック》 (1D100<=52) > 84 > 失敗
[ 牧志 浩太 ] SAN: 52 → 51
[ 牧志 浩太 ] SAN: 52 → 51
牧志 浩太

「あ……」
KP
さて、牧志浩太さん、あなたはここで「絵画にタイトルを付ける」権利を得ましたね。
この部屋にある出口は一つだけ。
ここでは時間を気にする必要はありませんから、好きなだけ考えてください。
ああ、ちなみにペンは油性ですので一度書いた文字を消すことはできませんよ。
一番ふさわしいタイトルを書いてくださいね。
この部屋にある出口は一つだけ。
ここでは時間を気にする必要はありませんから、好きなだけ考えてください。
ああ、ちなみにペンは油性ですので一度書いた文字を消すことはできませんよ。
一番ふさわしいタイトルを書いてくださいね。
KP
音声案内の声を聴いた後、ギイ、という音がする。
佐倉 光

「……あっ」
佐倉 光

CCB<=54 《SANチェック》 (1D100<=54) > 20 > 成功
牧志 浩太

操られるようにペンを手に取りながら、音がした方を振り向かないまま辿る。
音がしたのは、棺の方だろうか? それとも、違う場所?
音がしたのは、棺の方だろうか? それとも、違う場所?
KP
棺だ。さっきは閉じていたはずの棺が少し開いている。
牧志 浩太

花に覆われたその絵画の中の人物は、俺だった。
俺だ。心臓に痣を刻んだ俺なのに、それは白いシャツを着た俺であるようにも見えた。
ハロウィンの夜、誰にも信じてもらえない恐怖を抱えたまま、たったひとりで秘密を抱いて夜を駆けていた俺だ。
俺だ。心臓に痣を刻んだ俺なのに、それは白いシャツを着た俺であるようにも見えた。
ハロウィンの夜、誰にも信じてもらえない恐怖を抱えたまま、たったひとりで秘密を抱いて夜を駆けていた俺だ。
牧志 浩太

魂に傷を刻まれて、呪われて生まれてきた俺だ。
佐倉 光

「どうした、牧志。
何を言われた?
何の絵だったんだ?」
何を言われた?
何の絵だったんだ?」
佐倉 光

「こっちは突然棺の扉が開いたんだ」
牧志 浩太

「佐倉さん……、ごめん、ちょっと見てみてほしい。
この絵、誰の絵に見える」
この絵、誰の絵に見える」
佐倉 光

「…………」
佐倉 光

「俺には。
良く分からない。
上の方に花が描いてあって、下の方には誰かの体が描いてあるけど」
良く分からない。
上の方に花が描いてあって、下の方には誰かの体が描いてあるけど」
KP
彼では不足ですからね。
牧志 浩太

「そうか……、じゃあ、俺だけなんだな。
これが俺の絵に見えてるのは、俺だけなんだ」
これが俺の絵に見えてるのは、俺だけなんだ」
佐倉 光

「牧志の絵……だって?」
佐倉 光

「あまりにも抽象的すぎて、俺には良く分からない。
牧志の絵、に見えてるのか」
牧志の絵、に見えてるのか」
牧志 浩太

「誰にも信じて貰えなくて、孤独で、どうすればいいのかも分からなくて、いや。
どうすればいいのか分かるのに、力がなくて、たった一人で夜を走ってた俺に見える」
どうすればいいのか分かるのに、力がなくて、たった一人で夜を走ってた俺に見える」
佐倉 光

「それは、ペン? いつの間に」
牧志 浩太

「ああ。この絵にタイトルをつけろ、ってこいつが言ってきたんだ。
そしたら、ペンが転がってきた」
そしたら、ペンが転がってきた」
佐倉 光

「タイトル? この絵に?」
牧志 浩太

「ああ。
それから、この部屋にある出口は一つだけだって。
こいつの言う事だから、信用はできないけどな」
それから、この部屋にある出口は一つだけだって。
こいつの言う事だから、信用はできないけどな」
佐倉 光

「出口、か」
牧志 浩太

「……俺達、一人ずつとはいえ、絵を全部見たわけだよな。
それが何か、こいつの条件を満たしてしまったのか?」
それが何か、こいつの条件を満たしてしまったのか?」
KP
佐倉は棺を見下ろした。
牧志 浩太

「佐倉さん、頼む」宣言通り、佐倉さんの身体を両腕でしっかりと押さえてから、目をつぶって言う。
『おかえり』
所蔵:グロリアス・クラブ
■■■■、年代不明
KP
おかえり。
チェルダック氏が最後に手に入れたのがこの棺です。
彼は実際にこの棺を寝床としていたわけではありませんし、
彼がこの棺で埋葬されたといったこともないのですが
この棺をとても丁寧に保管していました。
『おかえり』という言葉の通り、安らぎを感じる穏やかな寝心地だそうです。
チェルダック氏が最後に手に入れたのがこの棺です。
彼は実際にこの棺を寝床としていたわけではありませんし、
彼がこの棺で埋葬されたといったこともないのですが
この棺をとても丁寧に保管していました。
『おかえり』という言葉の通り、安らぎを感じる穏やかな寝心地だそうです。
佐倉 光

「んー……」
佐倉 光

CCB<=85+15【アイデア】 (1D100<=99) > 46 > 成功
佐倉 光

「タイトル、違うんじゃねぇのか? 字数的に。
黒っぽい棺。中は真っ暗だな」
黒っぽい棺。中は真っ暗だな」
牧志 浩太

「タイトルが字数と違うって?」
佐倉 光

「キャプションには「異界への入口、異界からの出口」とだけ書かれている」
佐倉 光

「ちょっと見てみてくれないか?」
牧志 浩太

「分かった」
KP
それでは、絵画にタイトルを書きに行きましょう。
牧志 浩太

棺を見る。
KP
棺は、周囲の鮮やかな赤色の影響もあってか暗い色合いに思う。
佐倉が言うとおりずれた蓋から中が見えるが、中は真っ暗だ。
佐倉が言うとおりずれた蓋から中が見えるが、中は真っ暗だ。
牧志 浩太

「ここが異界でないとしたら入り口、ここが異界だとしたら、出口か」
KP
【アイデア】を。
牧志 浩太

CCB<=95【アイデア】 (1D100<=95) > 85 > 成功
KP
この棺のキャプション、題名の部分には『扉』と書いてあるように思える。
牧志 浩太

「確かにな。『扉』と読める」
KP
棺の中は、真っ暗で何も見えなかった。
まるで大きな穴が開いているようだった。
まるで大きな穴が開いているようだった。
牧志 浩太

絵画のキャプションを見てみる。
KP
絵画の下には真っ白なプレートが貼られている。
KP
早く題名を付けましょう。
牧志 浩太

「そういえば、さっきこの音声案内が言ったんだ。
俺が帰ってくるのを待ってた、ってさ」
俺が帰ってくるのを待ってた、ってさ」
佐倉 光

「かえってくる? そういえばこの棺の題名も『おかえり』だって」
牧志 浩太

「ああ。こいつは絵画に題名をつけさせたがってる。それで俺の帰りを待ってたって言ってた」
佐倉 光

「題名、つけたらまずいんじゃないのか」
牧志 浩太

「ああ、俺もそう思う。題名をつけたら、こいつの言う通りになるんじゃないか。どこか異界へ『帰る』んじゃないか」
牧志 浩太

「だとしたら、後はこいつだ。異界への入口で……、異界からの出口」
棺のキャプションの裏を見る。
棺のキャプションの裏を見る。
KP
キャプションは床に貼り付いているので取れない。
その表面には赤い物がこびり付いて字を隠している。
その表面には赤い物がこびり付いて字を隠している。
牧志 浩太

ペンの尻で赤いものを削ってみるが、何か判読できるだろうか?
KP
では、
題名が『扉』であるとはっきり確認できる。
題名が『扉』であるとはっきり確認できる。
牧志 浩太

棺に手を伸ばし、ペンを中に置いてみる。
KP
ペンは虚空を落ちてゆく。随分と深いようだ。
4メートルほど下まで落ちて、ちゃぷん、と水に落ちるような音がした。
かすかに水面が揺らめいたのが見える。
4メートルほど下まで落ちて、ちゃぷん、と水に落ちるような音がした。
かすかに水面が揺らめいたのが見える。
KP
棺とは名ばかりのその恐ろしい光景に、あなたは恐怖を覚え、また、大事なペンを粗雑に扱ったことを後悔します。
KP
足元にまたペンが転がってきた。
KP
一刻も早く題名を書きに行かなければなりません。
佐倉 光

CCB<=54 《SANチェック》 (1D100<=54) > 2 > 決定的成功/スペシャル
佐倉 光

「何だ今の、どこから?」
牧志 浩太

「穴だ。結構深い。下は……、水だな」
その音にぞくりと恐怖を覚えた。結構な高さだ。
しかも、この下が水だって?
その音にぞくりと恐怖を覚えた。結構な高さだ。
しかも、この下が水だって?
牧志 浩太

落ちたら水に沈んで、それきりなんじゃないのか。
こいつの言う通り、題名を書くべきなんじゃないのか?
そんな思考がよぎった。
こいつの言う通り、題名を書くべきなんじゃないのか?
そんな思考がよぎった。
牧志 浩太

「どうしても、題名を書かせたいらしいな」
KP
そうすべきなのです。
佐倉 光

「そんなに題名題名言われてるのか?」
牧志 浩太

「ああ、ずっと言われてる。一番ふさわしい題名を書けって」
佐倉 光

「じゃあ書いちゃダメだな」
佐倉 光

「そいつ、この棺のことなんか言ってた?」
牧志 浩太

改めて棺を見てみるが、先程の「おかえり」以外に、棺について音声案内は何か言うだろうか?
KP
音声案内は沈黙している。
牧志 浩太

「いや。さっきの『おかえり』だけだ」
佐倉 光

「寝心地が良いとか言ってたけど、底抜けじゃん」
牧志 浩太

手を伸ばして、棺の中の穴を手で探ってみる。
そこは、本当にそんなに深い穴だろうか? 何か手をかけられるような場所はないだろうか?
そこは、本当にそんなに深い穴だろうか? 何か手をかけられるような場所はないだろうか?
KP
そこにあるのはただの空洞だ。
KP
あまりに暗く恐ろしく、あなたは死の気配を感じます。
牧志 浩太

「こいつ、この棺の中の穴を恐怖させようとしてる。暗くて、怖くて死の気配を感じるって言った」
佐倉 光

「ふーん。
ここってどう考えても俺たちの世界じゃなくない?」
ここってどう考えても俺たちの世界じゃなくない?」
牧志 浩太

「ああ、どう見てもな。出口はないし、ここは異界にしか見えない」
牧志 浩太

「で、こいつはこの穴を恐怖させようとしてる」
佐倉 光

「なるほどねー?」
牧志 浩太

「つまり。逆だと考えれば、やっぱりここが出口」
KP
タイトルを書きましょう。
牧志 浩太

「佐倉さん」
佐倉 光

「おう」
牧志 浩太

「普通に考えれば溺れ死にそうだけど、普通に考えなかったら、これが出口だ。
一緒に行こう。どうする?」
一緒に行こう。どうする?」
佐倉 光

「いいぜ、俺もそうするしかないって思ってるから」
佐倉 光

「なんなら棺のキャプションに出口って書いとけば?」
牧志 浩太

「なるほど? いいな、それ」
KP
題名をつけるのは絵画の方ですよ。
牧志 浩太

棺のキャプションボードに、音声案内への苛立ちを込めて「出口」と書き殴る。
KP
タイトルを書きましょう。
牧志 浩太

「佐倉さん、俺さ」
佐倉 光

「ああ」
牧志 浩太

「一番最初の夜に先輩に信じてもらえて、あの日に佐倉さんに、先輩の記憶を持ってるなんてとんでもないことを信じてもらえて」
牧志 浩太

「それから、こんなおかしな状況まで、佐倉さんに信じてもらえて」
牧志 浩太

「すごく、幸運だったなって思ってる」
KP
あなたはここにいるべきです。
佐倉 光

「うん」
佐倉 光

「俺はね。大体はお前を信じるって決めてるから」
牧志 浩太

「そっか、嬉しいな。俺もだよ。佐倉さんを信じる」
佐倉 光

「行こうぜ」
佐倉 光

「きっと俺たち、間違ってないよ」
牧志 浩太

「ああ。よし、行こう」
KP
タイトルを書きましょう。
タイトルを書きましょう。
タイトルを書きましょう。
タイトルを書きましょう。
タイトルを書きましょう。
タイトルを書きましょう。
タイトルを書きましょう。
牧志 浩太

「絶対に俺達、正解を引いてる」
KP
あなたの名を刻むんです。
ここに。
あなたの場所はここです。
ここに。
あなたの場所はここです。
牧志 浩太

見下ろした棺の、いや『扉』の奥は、永遠に続く奈落の果てに思えた。
KP
あまりに暗く恐ろしく、あなたは確実な死をその奥に感じます。
牧志 浩太

何も音なんてしないというのに、凶悪な風が吹きつけて頬を叩くような錯覚を覚えた。
絶対にこれでいいと確信しているのに、一瞬、爪先が躊躇う。
絶対にこれでいいと確信しているのに、一瞬、爪先が躊躇う。
牧志 浩太

もぞ、もぞ、と頭蓋の裏で何者かが脳を撫でた。
じいんと心地よい熱が生まれ、恐れが麻痺していく。
状況によっては致命的。でも、今は助かる。
じいんと心地よい熱が生まれ、恐れが麻痺していく。
状況によっては致命的。でも、今は助かる。
牧志 浩太

『もぞもぞ』によるSAN値の回復を行う。
1d3 Sasa 1d3→2
[ 牧志 浩太 ] SAN: 51 → 53
1d3 Sasa 1d3→2
[ 牧志 浩太 ] SAN: 51 → 53
牧志 浩太

ペンを棺の奥の空洞に投げつけて、ペンを追うように空洞の中へ身を躍らせる。
佐倉さんの小さな体を、自分の体で庇いながら。
佐倉さんの小さな体を、自分の体で庇いながら。
牧志 浩太
塔の二人の気持ちと関係性を見た後だと、清々しいなぁ。
KP
ここはあまり互いの信頼などに傷が入る経験してない。
牧志 浩太
なんですよね。喧嘩はしたけど、裏切らされたり傷が入ったりという経験をあまりしてない。
KP
棺に足を踏み入れると、その先に道があることに気がつく。
一度踏み入れた足はズブズブと飲み込まれていくようで、引き抜くことが難しい。
ああ、勿体ないですね。残念ですね……。
そのまま探索者は、棺の中へと沈んでいった。
一度踏み入れた足はズブズブと飲み込まれていくようで、引き抜くことが難しい。
ああ、勿体ないですね。残念ですね……。
そのまま探索者は、棺の中へと沈んでいった。
牧志 浩太

「うわっ!?」推測と違った感覚に思わず驚きの声をあげながら、沈んでいく……。
佐倉 光

「……!」
牧志にしがみつく。
牧志にしがみつく。
牧志 浩太

佐倉さんの身体を必死に支え、少しでも上へと掲げる。
とぷん
またのおこしを
おまちしております
KP
「ありがとうございました!」
KP
……気がつけばそこは、特別展の出口だった。
探索者は音声案内装置を係員に手渡したところのようだ。
周囲にはいつのまにか喧騒が戻ってきている。
探索者は音声案内装置を係員に手渡したところのようだ。
周囲にはいつのまにか喧騒が戻ってきている。
佐倉 光

「は、はぁ!?」
牧志 浩太

「えっ」
KP
「どうかなさいましたか?」
牧志 浩太

きょろきょろと周囲を見回す。
牧志 浩太

「あ、いえ、その、俺達どっちから歩いてきましたか?」
KP
「展示室からおいでになりましたよ」
音声案内機のコードを手早くまとめながら、不思議そうに係員は探索者たちの背後を指す。
音声案内機のコードを手早くまとめながら、不思議そうに係員は探索者たちの背後を指す。
牧志 浩太

「そ、そうですか……」
展示室の方を覗き込んでみる。そこに、あの棺はあるだろうか?
展示室の方を覗き込んでみる。そこに、あの棺はあるだろうか?
KP
最後の展示物は赤い物がついた手紙と、サン・ド・チェルダックが自身で描いたという絵画だ。
何を描いたのかは分からない抽象画で、「無題」と書いてある。
何を描いたのかは分からない抽象画で、「無題」と書いてある。
牧志 浩太

「俺達、無事に戻って来た……、みたいだな?」
佐倉さんと顔を見合わせる。
佐倉さんと顔を見合わせる。
佐倉 光

「そうみたい、だな?」
牧志 浩太

ショップなどはあるだろうか。目録があればパラパラと立ち読みしてみる。
展示の内容は、俺達が見たものと同じだろうか?
展示の内容は、俺達が見たものと同じだろうか?
牧志 浩太

また、音声案内の人物については何か書いてあるだろうか?
KP
ミュージアムショップには色々なものが売っている。
KP
では先に音声解説について。
名前も紹介文も全く同じだ。
ちょっと確認させて貰うなどする?
名前も紹介文も全く同じだ。
ちょっと確認させて貰うなどする?
牧志 浩太

ちょっと確認させてもらう。
KP
声は全く変わらない。
聞きやすい良い声だ。
そして解説に不審な点はなく、ユーモアを交えた小気味よい解説が聞ける。
展示物についての話に、あの美術館で聞いたような神と神秘に触れるようなものはなかった。
聞きやすい良い声だ。
そして解説に不審な点はなく、ユーモアを交えた小気味よい解説が聞ける。
展示物についての話に、あの美術館で聞いたような神と神秘に触れるようなものはなかった。
牧志 浩太

それを聞いた時に、ようやく安堵がやってきて、ひとつ息をつく。
どうやら俺達、今度こそ無事に戻って来たみたいだ。
どうやら俺達、今度こそ無事に戻って来たみたいだ。
佐倉 光

「なんか得したような損したような複雑な気分」
牧志 浩太

「いろんな物を見せてくれるのはいいけど、何か仕掛けてこようとしないで欲しいよな」
佐倉 光

「もっかい回ってこようかな……」
牧志 浩太

「あ、行くなら俺も」
佐倉 光

「疲れたし、ちょっと休んでから」
シナリオは終わったけど
KP
ミュージアムショップでの買い物、できます。
が、ちょっと今夜は遅いので、次回またお時間とりましょうか?
が、ちょっと今夜は遅いので、次回またお時間とりましょうか?
牧志 浩太
ですな。目録をパラパラ見て本来の展示との差を確認したりしたーい。
牧志 浩太
それに、今からアフタートークすると色々聞いてしまって時間がすごいことになりそうですし。
次回時間取ってゆっくりアフタートークもしたいです。美術品も見たいし。
次回時間取ってゆっくりアフタートークもしたいです。美術品も見たいし。
KP
あー、そうだな。
アフターで絵画紹介しながらお土産解説もしよう。
その方が楽しそう。
アフターで絵画紹介しながらお土産解説もしよう。
その方が楽しそう。
牧志 浩太
ああー、それ楽しそう。ぜひぜひ。
KP
悪夢と狂気をコレクションした、蒐集家「サン・ド・チェルダック」。
彼が収集してきたのは神々への畏怖や賛美の結晶たち。
悍ましくも美しい悪夢の世界は如何でしたか?
名残惜しいですがそろそろお別れの時。
オーディオツアーはこれでおしまい、
ここまでのご案内はユタカ・タリベでした。
それではみなさん、またいつか。
彼が収集してきたのは神々への畏怖や賛美の結晶たち。
悍ましくも美しい悪夢の世界は如何でしたか?
名残惜しいですがそろそろお別れの時。
オーディオツアーはこれでおしまい、
ここまでのご案内はユタカ・タリベでした。
それではみなさん、またいつか。
牧志 浩太

「夢のままにしておいてほしいよ、悪夢は」その声に、小さく苦笑を浮かべた。
佐倉 光

「ミュージアムショップあっちだぜ!」
佐倉 光

「……どうかした?」
牧志 浩太

「あれ? 佐倉さんには聞こえなかったのか?」
KP
彼では不足、ですからね。
牧志 浩太

「ま、いいか」
【特別展】神話と信仰~神々と人の今まで~
シナリオクリア
エンドA『出口』
KP
では、今宵はここまで。おやすみなさい……
後日
KP
こんばんは
牧志 浩太
こんばんはー!
KP
では本日は美術館の解説、アフター等おこないまーす。
牧志 浩太
はーい!
よろしくお願いします
よろしくお願いします
KP
よろしくお願いします!
KP
真相は最後にお伝えしよう。大体想像はついただろうけど。
牧志 浩太
わくわく。
KP
では、再度順路をお進みください。
見知らぬ人
KP向け情報、劇中では見られなかった描写、作者さんによる美術品解説、関連のおみやげなど提示されましたが、ここでは省略させていただきます。以下の作品も同様です。
牧志 浩太
ノリの産物だったんだ!
KP
美術館にありそうなヤツ。
牧志 浩太
現代美術系の展示をしてる所にありそう。
KP
ちっちゃい子が登って遊ぶヤツ。
牧志 浩太
服装がパーカーだったのはいい偶然でしたねぇ。
佐倉 光

「俺はそんなことしないからね!」
緑の瞳
牧志 浩太
シアエガの眼!!!!
KP
ナガアエさん知らないや。
牧志 浩太
あんまり出てくるの見ませんしね。一度だけ出会ったなぁ。
慟哭の像
KP
いかがですかぬいぐるみ。
牧志 浩太
やっぱりショゴスですよね!
この縫いぐるみむしろPLがちょっと欲しい。
この縫いぐるみむしろPLがちょっと欲しい。
KP
溶けてるひとの縫いぐるみを!
牧志 浩太
ショゴぐるみ(半分人ver.)ちょっと欲しくないですか?
あと彫像の縫いぐるみって素直に面白い。
石膏像のぬいぐるみとか欲しいなぁー。
あと彫像の縫いぐるみって素直に面白い。
石膏像のぬいぐるみとか欲しいなぁー。
KP
かたいんだか柔らかいんだか
牧志 浩太
以前油滴天目茶碗か何かのぬいぐるみはWebで見ました。
KP
なんだそれー!
さすがにショゴスの縫いぐるみはないなぁ
さすがにショゴスの縫いぐるみはないなぁ
牧志 浩太
曜変天目だった あえて同じ素材のレプリカを作るのではなく、まったく違う素材で作る事に意義があったのだとか
KP
ううむそういうものか。
面白いですけどね。
面白いですけどね。
ヨランダ
KP
龍王様だー
牧志 浩太
だよなー! イドラだよなー!
やあお久しぶりです龍王様。
にしては全然違うものと混同されているの、「神」らしくて面白い。
やあお久しぶりです龍王様。
にしては全然違うものと混同されているの、「神」らしくて面白い。
煙る鏡
牧志 浩太
出ましたね誰かさんの鏡。
ちょっと梵字のような模様が入っているのも面白い。
ちょっと梵字のような模様が入っているのも面白い。
KP
牧志くんが「ケース壊す」って言いだしたから、どうしようか迷ったなぁー。
でもここから帰れるわけでもないし、ということで壊せないオブジェクトにしました。道具もないしなぁ。
でもここから帰れるわけでもないし、ということで壊せないオブジェクトにしました。道具もないしなぁ。
牧志 浩太
ここね~ そのまま進んだら不味いんじゃないか? と色々足掻きまくってお騒がせしました。
KP
鏡を見たら現実が見える(見えるだけ)とかも面白そうですけどね。
牧志 浩太
そうなってたら「現実じゃない所へ行っちゃった」感が強まっていたかもしれませんね。
KP
まあ貴重な美術品壊すのも良くないですし。
KP
次の二つはモデルが同じです。
海を喰らうもの
牧志 浩太
ゾス=オムモグだったのかー!
KP
このひともしらない。
マレモンざーっと読んだんだけど結構見落としてるなぁ。
マレモンざーっと読んだんだけど結構見落としてるなぁ。
夢中怪景『大海魚』
牧志 浩太
オマージュ絵と思いきや同一モデル作品があるあたりとか、美術館らしくて面白かったなぁ。
うわぁあ面白すぎる! と迷いなくシナリオ購入しました
うわぁあ面白すぎる! と迷いなくシナリオ購入しました
KP
これ、自分で回したくなりますよね!
KP
回さなくても欲しいやつだ。
牧志 浩太
回したくなるし回す機会がなくても手に入れて眺めたくなります
劇の担い手
牧志 浩太
ですよねーぇ。
黄衣の王の上演中なのかな。
黄衣の王の上演中なのかな。
KP
懐かしいなーと思いました>舞さんのときのだ
牧志 浩太
あのどうしてこういう時にファンブル祭りが脳裏によみがえりますね
KP
あぁぁぁぁぁ悲劇。
あのシナリオもう公開されていないんだよなぁー
あのシナリオもう公開されていないんだよなぁー
牧志 浩太
なんですよねぇええ。寂しい。
蛇になる妻
牧志 浩太
イグとは牧志&佐倉さん的に懐かしい。
KP
ですねぇー。
しょっぱなに牧志を信用することになる事件だ。
しょっぱなに牧志を信用することになる事件だ。
牧志 浩太
そうそう。あれが佐倉さんが牧志を信じることになる発端であり、二人の関係性が続くことになる発端だった。
夢
・ここで、次の作品に「KPの探索者の作品」を展示してもいい。お遊び要素である。
・チェルダック氏が、あちこちの芸術家に『君の見た悪い夢を私に教えてくれ』と話しており、
返事をしたのがKPの探索者だった…というイメージ。
・タイトルは自由につけて構わないが、展示名は「夢」にしておくこと(概要との齟齬を防ぐため)
解説で正式なタイトルを説明するといい感じになる。
・この展示品について、正気度 喪失は発生しないものとする。
・探索者の生存年代とチェルダック氏の年代が合わない場合、年代を明言せずに表示するもよし、
チェルダック氏の死後、グロリアス・クラブが収集した一品であると説明をしてもいい。
・お遊び要素なのであまり深く考えなくていいが、
PLが引っかかってしまう場合は「サービス!」と言っておこう。
・作品が彫刻などで、この展示ブースに合わないなと感じた場合は別のブースにこの描写をはさんでもいい。
・チェルダック氏が、あちこちの芸術家に『君の見た悪い夢を私に教えてくれ』と話しており、
返事をしたのがKPの探索者だった…というイメージ。
・タイトルは自由につけて構わないが、展示名は「夢」にしておくこと(概要との齟齬を防ぐため)
解説で正式なタイトルを説明するといい感じになる。
・この展示品について、正気度 喪失は発生しないものとする。
・探索者の生存年代とチェルダック氏の年代が合わない場合、年代を明言せずに表示するもよし、
チェルダック氏の死後、グロリアス・クラブが収集した一品であると説明をしてもいい。
・お遊び要素なのであまり深く考えなくていいが、
PLが引っかかってしまう場合は「サービス!」と言っておこう。
・作品が彫刻などで、この展示ブースに合わないなと感じた場合は別のブースにこの描写をはさんでもいい。
【美術品解説】
KPの探索者の素敵な作品が並んでいると嬉しい。KPの考えた作品を置いてもいいです。
サンプルでついているものは一応作者の探索者の作品がモチーフになっているので作者名をサンプルの人から変える場合は使用を控えてくれると嬉しいです。
KPの探索者の素敵な作品が並んでいると嬉しい。KPの考えた作品を置いてもいいです。
サンプルでついているものは一応作者の探索者の作品がモチーフになっているので作者名をサンプルの人から変える場合は使用を控えてくれると嬉しいです。
・『夢』の絵が入ったしおり
⇒使用することで一度だけ「ニャルラトホテプ」または「ムトルブリス」を見た際の正気度 喪失の値を-1する。
⇒使用することで一度だけ「ニャルラトホテプ」または「ムトルブリス」を見た際の正気度 喪失の値を-1する。
牧志 浩太
これは楽しかった!!!
こちらの牧志からしたら、この結晶体が自分に見える……なんて「へ?」ですけど、本当にそうなんだからしょうがない。
シナリオにお遊び要素入れる余地枠が作ってあるのうれしいなぁ。
こちらの牧志からしたら、この結晶体が自分に見える……なんて「へ?」ですけど、本当にそうなんだからしょうがない。
シナリオにお遊び要素入れる余地枠が作ってあるのうれしいなぁ。
KP
最初は画家いないし、シナリオの方のをそのまま使おうかなと思って作っていなかったんですけど、
せっかくだしニャル絡みだし、絵だと言い張れそうに完成している画像だったので、急遽作りました。
せっかくだしニャル絡みだし、絵だと言い張れそうに完成している画像だったので、急遽作りました。
牧志 浩太
ニャル絡みだし、それにドリームランドでもありますしね。
KP
デムパ受信した画家が描いたんじゃないかなー
牧志 浩太
神の電波を受信しちゃったんですねぇ。
実際、Nルートはある意味メリーバッドエンドだな、と思いながら見ていました。>Merry=BadEnD
実際、Nルートはある意味メリーバッドエンドだな、と思いながら見ていました。>Merry=BadEnD
KP
だなーと思って最初そのままにしといたけど、
画家の名前がもしかしたら作者さん的に思い入れがあるヤツかも知れないと思ったので、あとでソッと名前変えました。
画家の名前がもしかしたら作者さん的に思い入れがあるヤツかも知れないと思ったので、あとでソッと名前変えました。
牧志 浩太
おっとなるほど。>あとでそっと
KP
本来なってはならないものでしたからね、
牧志 浩太
そうそう。本来なってはならないものでしたからね。>N
KP
それぞれの卓でお遊び入れる要素作ってくれるのいいですねー。おおっぴらに遊べる。
KP
で、シナリオの方で用意されてたのがこっち。
夢
牧志 浩太
あら綺麗。
『刻の牢獄』のあのシーンをちょっと思い出しますね。
『刻の牢獄』のあのシーンをちょっと思い出しますね。
KP
メリーバッドエンドらしいですねぇ
『刻の牢獄』も懐かしいなぁ。あれも絵になりそうなお話。
『刻の牢獄』も懐かしいなぁ。あれも絵になりそうなお話。
魔除けのアミュレット
牧志 浩太
「気づいてしまうものを気づかなくする、見えなくする」という意味での加護なの面白いな。>魔除けのアミュレット
KP
ノーデンス様の息子さんだったのねこれ
牧志 浩太
不思議な縁ですね。>ノーデンスの息子
やっぱり本格的にノーデンスとニャルに取り合いされてるのでは? 牧志たち。
やっぱり本格的にノーデンスとニャルに取り合いされてるのでは? 牧志たち。
出土場所不明の粘土板
牧志 浩太
ミ=ゴのルーンだった!
KP
牧志は佐倉が書き写したヤツを見たので、ここの《SANチェック》免除されました。
で、私はうっかりこれもドリームランドのヤツだと思ってコインとの文字「同じです」って言っちゃった。
で、途中で気がついてアタフタしてます。
で、私はうっかりこれもドリームランドのヤツだと思ってコインとの文字「同じです」って言っちゃった。
で、途中で気がついてアタフタしてます。
見知らぬ紙幣・鳥の硬貨
KP
結局謎だ。
牧志 浩太
謎だ。
ドリームランドかどうかは分からないままだった!
ドリームランドかどうかは分からないままだった!
夢の星
牧志 浩太
夢の星の鉛筆削りいいな~~
KP
よく美術館に売ってるやつ
ワヤン・クリの影絵
KP
こっちの二人にはかんけいないんだっけか。
牧志 浩太
こちらの二人には縁はないですね。本編の方は嫌な縁があるけど。
KP
碌な事がない……
塔でも絡んでくるし(物理で)
塔でも絡んでくるし(物理で)
双子のタペストリー
牧志 浩太
推し神格!
KP
推しかぁ。
さっとググってみたけど情報少ないなぁー
今回結構知らない神格出てくるなぁと思いながらやってました。
さっとググってみたけど情報少ないなぁー
今回結構知らない神格出てくるなぁと思いながらやってました。
KP
こういう形式ならシナリオに出しにくい神格も出せていいな……
牧志 浩太
面白い出し方ですよねこれ。
黄金と蔦の魔導書
KP
これも出しながら「なつかしー」って思いましたが、このルートの二人は知らない!
本編の二人だともっと緊張感のある探索になったかも知れませんね。
本編の二人だともっと緊張感のある探索になったかも知れませんね。
牧志 浩太
大丈夫、シュブ=ニグラスは(神格そのものが出たわけではありませんが)牧志の原点に絡む神格です。
KP
あっ。そういえばそうだ。
牧志 浩太
そうそう。この時に牧志が話してたのもそれ絡みの話でした。
KP
そうでしたね!
あのシナリオも大物結構いたからなぁ。
あのシナリオも大物結構いたからなぁ。
牧志 浩太
本編の二人だと絡んでいる神格が多いので、もっと色んな所でコメントしてたかも。
設計図-1
牧志 浩太
正しくなかった!
○○○○さ……イゴーロナクについてはむしろこちらの二人がコメントできる内容なんですよね。
○○○○さ……イゴーロナクについてはむしろこちらの二人がコメントできる内容なんですよね。
KP
そうなんだけど、佐倉が真っ先に心臓と手で別のこと思い出しちゃったんだよなぁ
KPがうっかりしていたのもありますけども。
KPがうっかりしていたのもありますけども。
牧志 浩太
心臓と手で真っ先に別なこと思い出すのも普通に面白いし、牧志も「心臓」って言われて真っ先に別な方思い出してましたし。
KP
佐倉は○○……イゴーロナクのこと知らないですからねぇ。
友人からの手紙
友人からの忠告文章です。モチーフは特にありません。
扉
KP
そういえば手紙から後のグッズ、ないんですよね。
あと月のやつ。
あと月のやつ。
牧志 浩太
やっぱり信者達なんじゃんグロリアス・クラブ!
KP
信者ですね!!
牧志 浩太
ここからは異界にしかないのかもしれませんね。>手紙以降のグッズない
KP
あ、シナリオには「棺と絵はない」ってかいてあるんで、手紙はありそうなんですよ。
ないのは最後の所だけみたい。
まあ、血のついた手紙なんて欲しがる人いないか。
ないのは最後の所だけみたい。
まあ、血のついた手紙なんて欲しがる人いないか。
牧志 浩太
ああー、手紙はあるんですね。
もし、牧志が題名に
『牧志浩太』と書いてしまっていたら。
KP
というわけでここから分岐を。
牧志 浩太
お。
KP
ここで『自分の名前を書く』と
以下のようになります。
以下のようになります。
『牧志 浩太』
エンドBについて。
牧志 浩太
異界に帰れるわけじゃなくて、単に絵に喰われちゃうんですね!?
ひどいや。
でも絵にされてしまうっていうモチーフは好き。そうならなくてよかった。
ちなみに、自分の名前を書かなければセーフだったんですか?
ひどいや。
でも絵にされてしまうっていうモチーフは好き。そうならなくてよかった。
ちなみに、自分の名前を書かなければセーフだったんですか?
KP
です。
『無貌』
KP
自分の名前以外のことを書く、何も書かない、で、ユタカ・タリベさんの台詞が多少違いますが、違いはそれだけかな。
牧志 浩太
他の事書いてたらなんて言われてたんですか?
KP
名前以外を書いて棺に入ろうとすると
KP
本当にこのタイトルでよろしいですか?
本当に? 書き直すことはできませんが、打消し線を引いて、
もっとふさわしいものに書き換えてしまってもいいんですよ?
どうですか? 書きませんか? あなたは此処にいるべきです。
そのまま棺に入ることが可能だ。
本当に? 書き直すことはできませんが、打消し線を引いて、
もっとふさわしいものに書き換えてしまってもいいんですよ?
どうですか? 書きませんか? あなたは此処にいるべきです。
そのまま棺に入ることが可能だ。
牧志 浩太
なるほどー。
元々は近づいただけで喰われる絵画だったんですね。
微妙に無害化されてる。
元々は近づいただけで喰われる絵画だったんですね。
微妙に無害化されてる。
KP
『お前の名前を書け』って言われているわけじゃないので、書いちゃう人は珍しい気もします。
KP
牧志君が気付いてから色々唆す事言うの楽しかったなー
牧志 浩太
そうだ、途中の美術品を見るかどうかはSANダメージだけの関係だったんですか?
途中で色々見つけた情報は何か展開に関係あったんでしょうか?
途中で色々見つけた情報は何か展開に関係あったんでしょうか?
KP
いえ、このシナリオ途中出てくるのはダメージと【アイデア】ボーナスだけです。文章は一部除き全部フレーバー。
「音声案内を信じてはいけない」ということと、「最後の手紙を読む」ということだけが必要なんですよね。
「音声案内を信じてはいけない」ということと、「最後の手紙を読む」ということだけが必要なんですよね。
牧志 浩太
なんと。思わせぶりで怖くて楽しかったなぁ。
てっきり音声案内の言う通りにすると操られポイントが溜まったりするのかと。
てっきり音声案内の言う通りにすると操られポイントが溜まったりするのかと。
KP
仕組みが分かっちゃえば、特に【アイデア】高いここの二人には楽勝なシナリオではありますが、色々細かく見た方が楽しいなーと思って!
一応、軽い催眠にはかかる、という設定で、だから最初は地の文と音声案内の見分けがつかない、ということみたいですね。
一応、軽い催眠にはかかる、という設定で、だから最初は地の文と音声案内の見分けがつかない、ということみたいですね。
牧志 浩太
なるほど~~~。
思考だと思ったら耳元で囁かれてた、思考を差し込まれていたって、すご~~く好きなネタです。好き。
青色の宝石(指摘しないと出てこない)のあたりであ~~~! って仕掛けが分かりだして、そこから画像を拡大したり戻したりして探すのも楽しかったですね。
思考だと思ったら耳元で囁かれてた、思考を差し込まれていたって、すご~~く好きなネタです。好き。
青色の宝石(指摘しないと出てこない)のあたりであ~~~! って仕掛けが分かりだして、そこから画像を拡大したり戻したりして探すのも楽しかったですね。
KP
これテキストだとシレッとできますけど、音声だと演じるの大変だし、気付くのに時間かかりそうだなー。
牧志 浩太
音声だと大変ですよねぇこれ。テキストだとやりやすい。
これも、ちょっとずつ仕掛けの分かる楽しさと、実際のロスト率は高くないのに先の見えない楽しい怖さがあって楽しい。
これも、ちょっとずつ仕掛けの分かる楽しさと、実際のロスト率は高くないのに先の見えない楽しい怖さがあって楽しい。
KP
発言まで時間がかかるようになって、「見てる見てる……」と思いながら見守っておりました。
牧志 浩太
見てました見てました 楽しい
周囲がお肉になっちゃう所とか異様でよかったですね。
周囲がお肉になっちゃう所とか異様でよかったですね。
KP
時々本当に画像に情報隠れてるの面白いですよねー
牧志 浩太
そうそう。青い宝石とか目とかIDOLAとか。
KP
あのへん「これ絶対置きじゃ伝わらない!」と思いました。
牧志 浩太
そうそう、これはやっぱりココフォリアでやってよかった。美術館の雰囲気とか画像の隠し物探しとか、途中のお遊びとか、最後の絵が自分の絵になる所とか。
BGMと画像と全部そろわないとやっぱり雰囲気が出ないし、気づきにくい。
BGMと画像と全部そろわないとやっぱり雰囲気が出ないし、気づきにくい。
KP
BGM選ぶのも、背景さりげなーく暗くしていくのも楽しかったな。
牧志 浩太
今回「交互に見る」って方法とったから、あんまり美術品談議しませんでしたしね。
どっちかというと神格の思い出談義になってた。
どっちかというと神格の思い出談義になってた。
KP
あー、同じものは見ませんでしたからね。
二周目見たときにやったに違いない。
二周目見たときにやったに違いない。
KP
あ、シナリオお持ちだけど折角だから真相とか書いときましょう。
牧志 浩太
お、まだ読んでないのでぜひぜひ。
■シナリオ背景
KP
代表作『無題』はKPのデッチアゲです。
さすがに『無貌』だとバレバレですしね。
そもそも展示されていないわけですから。
さすがに『無貌』だとバレバレですしね。
そもそも展示されていないわけですから。
牧志 浩太
デッチアゲだった!
ナイスデッチアゲです。『無貌』だとここの二人にはいかにも怪しいですからね。
ナイスデッチアゲです。『無貌』だとここの二人にはいかにも怪しいですからね。
KP
この卓の追加要素としては、呼ばれたのは牧志で佐倉はオマケです。
理由は、まあ言うまでもなく。
途中、本に魅入られた佐倉が展示室を戻っていったのを見失ったりしたら、そのまま消えちゃうとかしたんじゃないかな。
別の本系の美術品に喰われていそう。
理由は、まあ言うまでもなく。
途中、本に魅入られた佐倉が展示室を戻っていったのを見失ったりしたら、そのまま消えちゃうとかしたんじゃないかな。
別の本系の美術品に喰われていそう。
牧志 浩太
あーあー。危なかった。危ない危ない。
もし佐倉さんが無事だったとしても、危うく二人で進んでいけなくなるところでしたね。
そうなると最後に佐倉さんに明言してもらうこともできず、二人で手をとりあってダイブすることもできず、もっと不安にかられながら迷うことになっていた。
もし佐倉さんが無事だったとしても、危うく二人で進んでいけなくなるところでしたね。
そうなると最後に佐倉さんに明言してもらうこともできず、二人で手をとりあってダイブすることもできず、もっと不安にかられながら迷うことになっていた。
KP
多分最後KPミスってるんですよ。
棺あんなに深くない。
棺あんなに深くない。
牧志 浩太
なんと。
明らかにメタ的にはこれが正解なんだけど目の前の物を見たらこんな所にダイブするなんて自殺行為……、っていういいバランスで、ほどよく迷いが出てよかったです、あの深い棺。
明らかにメタ的にはこれが正解なんだけど目の前の物を見たらこんな所にダイブするなんて自殺行為……、っていういいバランスで、ほどよく迷いが出てよかったです、あの深い棺。
KP
だからユタカ・タリベさんにシナリオにはない「棺こわいなー こわいなー」って台詞言いまくってもらいました。
逆案内人。
逆案内人。
牧志 浩太
あの台詞を言いまくってもらった所と、佐倉さんと一緒に「これまずいよな?」って言いあえたことで確信をもって手を取り合ってダイブできましたね。あのラストシーンちょっと爽やかでよかった。
KP
ですね! あれはあれで。
牧志 浩太
普通に考えるとどう考えてもまずいところへ、互いを信じて飛び込んでいく。
KP
あからさまにまずい生体っぽいやつの穴の中ですからね。
普通に考えたら死ぬんだよ。
普通に考えたら死ぬんだよ。
牧志 浩太
しかも下が水ですしね。溺れて死ぬんですよ。
KP
あ、そうそう。
耳から音声案内外そうとした佐倉が何されたか。
耳から音声案内外そうとした佐倉が何されたか。
牧志 浩太
お、そうだそうだ。
▼企画展を見に行きたがらない/音声案内装置を外そうとする 場合
牧志 浩太
コントロールされとる!
KP
佐倉はここで催眠に抵抗する判定や、自分の意思で足を動かせることに気付く判定などをしています。
牧志 浩太
コントロールされてると耳から囁かれて思わされるの、高度だなぁ。
今回本当にギミックが異様で楽しい。
今回本当にギミックが異様で楽しい。
KP
ただ私いつもKPの喋りは「ダ・デアル」で統一しているし
PCへの語りかけは「あなた」で統一しているから
こういうギミックすぐバレそうだなぁ! と思いました。
あと本編中にKPからPLに話しかけるときは区別するために口語になってますしねー。
いつもと違うので違和感でやすそうだと思いました。
PCへの語りかけは「あなた」で統一しているから
こういうギミックすぐバレそうだなぁ! と思いました。
あと本編中にKPからPLに話しかけるときは区別するために口語になってますしねー。
いつもと違うので違和感でやすそうだと思いました。
牧志 浩太
今回は文体もだけど、珍しく「探索者」などの語句も含めてシナリオをそのまま流しているような記載と、確定描写で「ん?」ってなりましたね。
KPのスタイルをよく知らない方がギミックには気づきにくそう。
KPのスタイルをよく知らない方がギミックには気づきにくそう。
KP
ちなみに描写は「ダ・デアル」探索者は「探索者」
ユタカ・タリベさんは「デス・マス」探索者は「あなた」なんですよね。
描写を「あなた」にしてユタカ・タリベさんに「アナタ」と呼ばせるのも考えたんですけど、それだと……即バレするな……って
私基本「探索者」って言わないからなぁー。
ユタカ・タリベさんは「デス・マス」探索者は「あなた」なんですよね。
描写を「あなた」にしてユタカ・タリベさんに「アナタ」と呼ばせるのも考えたんですけど、それだと……即バレするな……って
私基本「探索者」って言わないからなぁー。
牧志 浩太
今回は丁度いい塩梅で楽しかったです。
比較的ギミックにはすぐ気づくけど、「でも従うしか道がないが~~~~!?」っていう怖さがあって、結果色々足掻きまくることになったし。
「ギミックは分かっているけど、じゃあどうすればいいのか分からない」って怖いんですよ。楽しい。
比較的ギミックにはすぐ気づくけど、「でも従うしか道がないが~~~~!?」っていう怖さがあって、結果色々足掻きまくることになったし。
「ギミックは分かっているけど、じゃあどうすればいいのか分からない」って怖いんですよ。楽しい。
KP
「美術品を見ましょう。そして名前を書きましょう」
牧志 浩太
途中で注意してたらどこかに脇道が出るんじゃないか、「美術品をよく見ろ」がトラップなんじゃないか、見なければ見ないで何かあるんじゃないか…… 楽しかったです。
ラスト、なぜか「自分の名前を書く」って発想がなかったですねぇ。
ラスト、なぜか「自分の名前を書く」って発想がなかったですねぇ。
KP
自分が描かれているから自分のフルネーム、は意外とない発想かなと思いました。
もう音声案内がまずいのはバレバレだったので茶々入れまくるの面白かったなぁー
もう音声案内がまずいのはバレバレだったので茶々入れまくるの面白かったなぁー
牧志 浩太
煽られまくるの楽しかったなぁー。
そうそう、「自分が描かれているから題は自分の名前」って発想、なかった。
そうそう、「自分が描かれているから題は自分の名前」って発想、なかった。
KP
実際そのシーンやってみて、「あれ、自分の名前書けって誘導ないな、これ閉じ込めエンド難易度相当高そうだな」と思いました。
牧志 浩太
なんですよね、実際なかなか行かなさそう。
KP
KPが余程イジワルしない限りは音声案内まずいって気付きそうですしね。
牧志 浩太
いまシナリオチラ見してるんですが、シナリオの記載的にも「これは気づいてもらうの前提」っぽいですしね。
KP
そうつまりこれは綺麗なお化け屋敷!
いやむしろ美術館。
いやむしろ美術館。
牧志 浩太
PLにはトラップ仕掛けるな、PLに問われたらちゃんと答えろとか、気づいてもらうの前提。
そう、これも実際のロスト率は高くないのにうまーく怖がらせる、面白いシナリオだなと思います。
お化け屋敷美術館!
楽しい!
そう、これも実際のロスト率は高くないのにうまーく怖がらせる、面白いシナリオだなと思います。
お化け屋敷美術館!
楽しい!
KP
楽しい!!
牧志 浩太
あ、でも、もし書くなら「紅」って書くかな、まではちょっと考えてました。>タイトル
KP
書いたらどうなってたんだろう……
牧志 浩太
そう、「紅」って書いてたらどうなったんだろう……。
牧志の中の紅さん要素が絵画に吸われてたかも。
牧志の中の紅さん要素が絵画に吸われてたかも。
KP
でも「紅」は死んでるからなぁ。
牧志 浩太
なんですよね。ここにいるのは牧志だし。
KP
「惜しい! もう一度考え直してみましょう!」とか言われていたかも知れない。
牧志 浩太
これ人によっては「これは見ちゃいけないんだな、みんとこ」って全然美術品見ずに突き進む人もいるんだろうなぁ。
KP
いるでしょうね。
音声案内ガン無視でいくなら、それはそれでクリアできるし。
手紙を調べないと、棺に飛び込む勇気は出づらそうですが。
音声案内ガン無視でいくなら、それはそれでクリアできるし。
手紙を調べないと、棺に飛び込む勇気は出づらそうですが。
報酬・成長
●探索者生還 生還報酬
佐倉はかなり回復。牧志は殆ど回復せず。
KP
そこは逆でしょ……
牧志 浩太
「本当に誘われていたのは牧志だった」が出目に出ちゃった
神話知識増えた! これだけ色々あったら無理もない。
神話知識増えた! これだけ色々あったら無理もない。
KP
美術品に興味を持つと結構ガリガリ削られるシナリオなんですよねー
牧志 浩太
ですねー、美術品見れば見るほどがりがり削られる。
でもそこで好奇心持って見ちゃうのが探索者。
牧志は変な警戒したので半分だけ見ることになったけど。
でもそこで好奇心持って見ちゃうのが探索者。
牧志は変な警戒したので半分だけ見ることになったけど。
佐倉 光
んー。
半分しか観てないなら、〈神話〉知識増加2で良くない?
半分しか観てないなら、〈神話〉知識増加2で良くない?
牧志 浩太
なるほど? 確かに。では35%ですね。
佐倉 光
〈神話〉知識 24→26
KP
成長どうぞ。
牧志 浩太
歴史歴史【アイデア】か。【アイデア】は興味技能かな。
KP
ですね
牧志 浩太
シチュエーションにはちょっと合わないけど、〈電子工学〉を上げます。
何か……受信してはいけない技術を受信しちゃったんじゃないかな。
何か……受信してはいけない技術を受信しちゃったんじゃないかな。
KP
なるほど
牧志 浩太
CCB<=31〈電子工学〉 (1D100<=31) > 99 > 致命的失敗
KP
おおっ
なんか受信しちゃった!
なんか受信しちゃった!
牧志 浩太
1d10 受信してはいけない技術を受信しちゃったんですね (1D10) > 1
ちょっとだけ受信した。
ちょっとだけ受信した。
KP
○○マシン?
牧志 浩太
○○マシンかも。
KP
○から……
牧志 浩太
○ー○……
牧志 浩太

〈電子工学〉31→32。
牧志 浩太

CCB<=79〈歴史〉 (1D100<=79) > 69 > 成功
CCB<=79〈歴史〉 (1D100<=79) > 44 > 成功
CCB<=79〈歴史〉 (1D100<=79) > 44 > 成功
牧志 浩太
こちらは伸びず。
KP
これはさすがに。
牧志 浩太

あ、そうだお土産買っていかなきゃ。
KP
そう、おみやげが【AF】です。
買って行くのはいくつでもOK
手に入るAFは一個だけです
買って行くのはいくつでもOK
手に入るAFは一個だけです
●お土産 以下の内から 1 つ
探索者は帰り道でミュージアムショップに寄ってもいい。
・『見知らぬ人』のポストカード
・『慟哭の像』ぬいぐるみ
・『ヨランダ』のコルクコースター
・『煙る鏡』の写真ポストカード
・『海を喰らうもの』Tシャツ
・『夢中怪景「大海魚」』のてぬぐい
・『劇の担い手』のポストカード
・『蛇になる妻』のポストカード
・『出土場所不明の粘土板』のペーパーウェイト
・『見知らぬ紙幣』のメモ帳
・『鳥の硬貨』のネックレス
・『夢の星』の鉛筆削り
・『ワヤン・クリの影絵』のハンカチ
・『双子のタペストリー』のタオルハンカチ
・『魔除けのアミュレット』の指輪
・『黄金と蔦の魔導書』のブックカバー
・『設計図-1』のポストカード
・『夢』の絵が入ったしおり
探索者は帰り道でミュージアムショップに寄ってもいい。
・『見知らぬ人』のポストカード
・『慟哭の像』ぬいぐるみ
・『ヨランダ』のコルクコースター
・『煙る鏡』の写真ポストカード
・『海を喰らうもの』Tシャツ
・『夢中怪景「大海魚」』のてぬぐい
・『劇の担い手』のポストカード
・『蛇になる妻』のポストカード
・『出土場所不明の粘土板』のペーパーウェイト
・『見知らぬ紙幣』のメモ帳
・『鳥の硬貨』のネックレス
・『夢の星』の鉛筆削り
・『ワヤン・クリの影絵』のハンカチ
・『双子のタペストリー』のタオルハンカチ
・『魔除けのアミュレット』の指輪
・『黄金と蔦の魔導書』のブックカバー
・『設計図-1』のポストカード
・『夢』の絵が入ったしおり
牧志 浩太
どれがいいかな~~~
KP
ちなみにアイテム「ブックカバーになってるけど下敷きが欲しい」などの要望もアリです。
佐倉 光

「こういうのって色々欲しくなるよなー!」
牧志 浩太

「だな! ブックカバーいいな。
なあなあ、ポストカード入れて飾れる額が売ってる。
額に入れると絵画っぽく見えるなー」
なあなあ、ポストカード入れて飾れる額が売ってる。
額に入れると絵画っぽく見えるなー」
佐倉 光

「おっ、いいじゃん。お手軽美術館」
手に栞を握っている。
「鉛筆削りもいいなー」
手に栞を握っている。
「鉛筆削りもいいなー」
牧志 浩太

「手ぬぐいもちょっと派手でいいよな」
佐倉 光

「これもなんかかっこいい」
大海魚てぬぐいをヒラヒラさせている。
大海魚てぬぐいをヒラヒラさせている。
牧志 浩太

「あ、すごい。像の縫いぐるみだ。おお、灰色なのに柔らかい」
佐倉 光

「それ、なんか気になるなぁ」
牧志 浩太

「縫いぐるみになってみると妙にかわいいんだよな、これ」
佐倉 光

「どいつもこいつも、無人の美術館で見るとちょっと怖いくらいだったけど、ここで見ると面白いな」
牧志 浩太

「だな。落ち着いて見るとちゃんと面白い。
あの絵と棺はないんだな」
あの絵と棺はないんだな」
佐倉 光

「そういえば、普通のほうの美術館にはなかったな。
やっぱ特別なヤツだったんだろうな。
結局なんだったんだ、あれ」
やっぱ特別なヤツだったんだろうな。
結局なんだったんだ、あれ」
牧志 浩太

「なんだったんだろうな、あれ。タイトルを書いてたらどうなったんだ?」
牧志 浩太

「タイトルを書いてたらあのまま異界に連れていかれるとか、そういうのかな……。
妙に夢の世界を押してたしさ」
妙に夢の世界を押してたしさ」
佐倉 光

「そうかも。今見るとやっぱりこの地図見覚えある気がするし」
佐倉 光

「鏡、覗いてみたけど今度は何も起きなかったしなぁー」
※たぶん牧志には「見ないで進もう」と言われてたんじゃないかな。
※たぶん牧志には「見ないで進もう」と言われてたんじゃないかな。
牧志 浩太

「また覗いたからちょっと驚いた。また持っていかれるかと思ってさ」
牧志 浩太

「きっと、あれでもう諦めてくれた、ってことなんだろうな」
牧志 浩太

「……もしタイトル書くとしたら、佐倉さんは何にしてた?」
佐倉 光

「俺何も見えなかったしなぁー」
佐倉 光

「俺の絵だったら……うーん。
『スーパーハッカー』とかー?
どーにも、発想力ってないんだよな俺。
『最強悪魔使い予定』とかでもいいけど」
『スーパーハッカー』とかー?
どーにも、発想力ってないんだよな俺。
『最強悪魔使い予定』とかでもいいけど」
佐倉 光
子供としてもハジけきれないびみょーなところだなぁ……
牧志 浩太

「いいなそれ」
佐倉 光

「牧志は得に危険なさそうだったらなんて書く?」
牧志 浩太

「うーん……、あれを見た時に思い浮かんだのは、『紅』だったんだよな。なぜか。
多分、その前にそういう話をしてたから、ってだけなんだけどさ」
多分、その前にそういう話をしてたから、ってだけなんだけどさ」
佐倉 光

「『紅』か。
(それは俺にとっては波照間さんになっちゃうんだけど)」
(それは俺にとっては波照間さんになっちゃうんだけど)」
佐倉 光

「あー、そういえば、夢の中で何度か見たなぁ。
別の世界のお前と、あと……悪夢ん時。
どっちもお前が言っている『紅』とは違うんだろうけどさ」
別の世界のお前と、あと……悪夢ん時。
どっちもお前が言っている『紅』とは違うんだろうけどさ」
牧志 浩太

「そうか、あの時も一度見たな。俺が『紅』になってた夢」
佐倉 光

「後で話付き合わせてみたら外見違ったみたいだからな」
佐倉 光

「その絵、どうして『紅』だと思ったんだ?
描いてあったのは牧志で、波照間さんじゃなかったんだろ?」
描いてあったのは牧志で、波照間さんじゃなかったんだろ?」
牧志 浩太

「ああ、そうなんだ。見えたのは心臓に痣のある、俺だった」
牧志 浩太

「どうしてだろうな……、直前に話してたことに引っ張られただけ、かもしれないし、それか」
牧志 浩太

「今ここにいる俺と向き合っている俺だから、俺じゃない俺に見えたのかもしれないな」
牧志 浩太

「俺、牧志浩太はこっちにいるわけだしさ」
佐倉 光

「まあ、描かれた記憶もないんだしな」
佐倉 光

「良く分からないけど。
無事に出られて良かったよ」
無事に出られて良かったよ」
牧志 浩太

「だな。無事に出られてよかったよ」
佐倉 光
残念ながら紅と慟哭の像繋げられないー
厳密には別物ではあるしな。
厳密には別物ではあるしな。
KP
さて、そろそろ蛍の光が流れているが……
何を買って帰ろう?
何を買って帰ろう?
牧志 浩太

「おっと、清算しないと」
牧志 浩太

・『魔除けのアミュレット』の指輪
他にも色々買っては帰るが、これを選択。
他にも色々買っては帰るが、これを選択。
佐倉 光

俺もそれかなぁ。
佐倉 光
実用で言うとそれ一択になるんだな。
二人とも【アイデア】高いからね。
二人とも【アイデア】高いからね。
牧志 浩太
実用というより、「牧志の格好に指輪似合いそう」ですね。
佐倉 光
なるほどっ
牧志 浩太
さりげない飾り気が似合いそう。あのデザインはさりげなくないけども。
佐倉 光
こっちは紐に通して首にかけておこうかな。
たぶんブカブカだ。
たぶんブカブカだ。
牧志 浩太
確かに。>ブカブカ
耳飾りしてるし、ここに指輪が加わったら似合いそうなんですよね、牧志
耳飾りしてるし、ここに指輪が加わったら似合いそうなんですよね、牧志
佐倉 光
確かに。
子供を養っていて指輪を……
子供を養っていて指輪を……
牧志 浩太
oh。子供を養っていて指輪を……
意図せぬ証拠がついちゃった。
意図せぬ証拠がついちゃった。
佐倉 光
そういう誤解からは逃れられないのか。
牧志 浩太
逃れられないらしい。
子供ルートはお父さんムーブもしているしなぁ。
子供ルートはお父さんムーブもしているしなぁ。
佐倉 光
そういう話は置いておいて似合いそう。
佐倉 光

『夢』の絵が入ったしおり
『夢中怪景「大海魚」』のてぬぐい
『蛇になる妻』のポストカード
『夢の星』の鉛筆削り
は買ってくからね!
『夢中怪景「大海魚」』のてぬぐい
『蛇になる妻』のポストカード
『夢の星』の鉛筆削り
は買ってくからね!
牧志 浩太

・『黄金と蔦の魔導書』のブックカバー
・ポストカード各種
・『夢』の絵が入ったしおり
・『ワヤン・クリの影絵』のハンカチ
・『慟哭の像』ぬいぐるみ
は買っていく!
・ポストカード各種
・『夢』の絵が入ったしおり
・『ワヤン・クリの影絵』のハンカチ
・『慟哭の像』ぬいぐるみ
は買っていく!
牧志 浩太

で、ぬいぐるみは自室かリビングに飾る。
佐倉 光

モッフモッフ
目をツンツンしてやろ
目をツンツンしてやろ
KP
と、大体終わったかな、というところで12時ですね。
今回改変といった改変はないです。ユタカ・タリベさんのトーク程度。
あ、時計とかの詳細情報は盛りですね。
「キャプションは?」って訊かれたときにシナリオにないなと思ったらテキトーこいておりましたが、あれ普通にユタカ・タリベさんのトークの前半がキャプションに書いてあるっぽいなと後になって気付きました。
今回改変といった改変はないです。ユタカ・タリベさんのトーク程度。
あ、時計とかの詳細情報は盛りですね。
「キャプションは?」って訊かれたときにシナリオにないなと思ったらテキトーこいておりましたが、あれ普通にユタカ・タリベさんのトークの前半がキャプションに書いてあるっぽいなと後になって気付きました。
牧志 浩太
なるほどー。
キャプションの内容と全然違うの異様で楽しかったです。
ありがとうございました! 楽しかった。
そういえばあの壁から覗く眼とかはなんだったんでしょう。
キャプションの内容と全然違うの異様で楽しかったです。
ありがとうございました! 楽しかった。
そういえばあの壁から覗く眼とかはなんだったんでしょう。
KP
そもそもあそこが何だったのか、などはシナリオにないので、ウッキウキで人間を『鑑賞』していた美術館さんの目だったんじゃないかな。
美術館も何らかの神話静物だったら面白い。
美術館も何らかの神話静物だったら面白い。
牧志 浩太
美術館さんがこっち見てる!
『鑑賞』してたらいきなりペンで突きにこられたけど。
『鑑賞』してたらいきなりペンで突きにこられたけど。
KP
静物。まあ。そうね。
牧志 浩太
静物ではある。美術館。
美術館、何かの体内なのかなーとは思ってた。
周囲が肉になった時に攻撃しようかどうか迷ったけど、手荒なことして怒りだして呑まれたりしたら命取りなのでやめました。
美術館、何かの体内なのかなーとは思ってた。
周囲が肉になった時に攻撃しようかどうか迷ったけど、手荒なことして怒りだして呑まれたりしたら命取りなのでやめました。
牧志 浩太
「生物の体内っぽい要素をかき集めたような感じ」でしたよね。美術館という衣を脱ぎ捨てた『異界』なのかもしれない。
KP
背景が胃袋の内壁っぽくも腸の内壁っぽくもなかったので、それっぽいけど『生物の体内』ではないんだな、という解釈でやっとりました。
KP
攻撃したら粘液でベットベトにされたかも知れない。
牧志 浩太
ああっ、ぬるぬるになってしまう!
KP
美術館では騒がぬようお願いいたします。
KP
壁一面に目が出て《SANチェック》とかもいいなー
牧志 浩太
ああ~~、いいですねぇそれ>壁一面に目が出る
KP
「コラッ!」て睨まれる。
牧志 浩太
ギャッ! ってなって攻撃したらやばそうな雰囲気とよけいに怖さが出る。よい。
KP
あの状況ならそれだけでも充分怖いですし。
無数の手が出てきて口塞ぎに来るとかね。
無数の手が出てきて口塞ぎに来るとかね。
牧志 浩太
そもそも大量の眼に睨まれる時点で恐怖出ますしね。その上にそんな状況。
無数の手が出てきて口を塞ぎに来るのも怖くていいなあ。もうちょっと物理的寄りの恐怖。
無数の手が出てきて口を塞ぎに来るのも怖くていいなあ。もうちょっと物理的寄りの恐怖。
KP
おしずかに!!
KP
説明がなければ充分怖いよ……
牧志 浩太
物理的にお静かにされる!!
KP
そうそう、ここで言おうと思って忘れてた。
サン・ド・チェルダック
は略すとサンチェック
色々面白いなと思いました……
サン・ド・チェルダック
は略すとサンチェック
色々面白いなと思いました……
牧志 浩太
ああ~~~~、そういう!?
牧志 浩太
《SANチェック》氏だったのか……
KP
語り手は ユタ・カタリベ ですしねー
割とそういうネタ要素もあって好き。
割とそういうネタ要素もあって好き。
牧志 浩太
ああー、ユタだったんだ。語り部ではあるかなと思ってたけど。
雰囲気とネタ要素が両立してて面白い。
雰囲気とネタ要素が両立してて面白い。
KP
では本日はここらで、お土産持って帰る二人を見送ろうと思います。
KP
またおいでくださいね。お待ちしております。
牧志 浩太
ありがとうございました!
KP
ありがとうございましたー!
MIDNIGHT DEJAVO
TRPGリプレイとかゲーム関連
コメント By.KP(佐倉)
この美術館に人を招待したい!
シナリオを見るとそんな気持ちになってしまうシナリオ。
各美術品の画像と解説を見るとわくわくしてしまいます。
このリプレイではそこの醍醐味は涙を呑んでほぼ全部カットさせていただきました。
是非ご自分でこの世界を体験してみて下さい。
この美術館に人を招待したい!
シナリオを見るとそんな気持ちになってしまうシナリオ。
各美術品の画像と解説を見るとわくわくしてしまいます。
このリプレイではそこの醍醐味は涙を呑んでほぼ全部カットさせていただきました。
是非ご自分でこの世界を体験してみて下さい。
【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」
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