画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: netabare.png

こちらには
『レッド・グランド・セパレート』のネタバレがあります。

本編見る!
牧志 浩太
こんばんはーーー!
KP
こんばんはー
そうそう。天川の家の家捜しがおわったところでした。
牧志 浩太
そうそう。即席家探しスタイルでゴソゴソしてた所からでしたね。
KP
今のところ向かえそうなのは、コンビニと名刺のアヤしい宗教の建物ですね。
KP
天川の家を大体調べ終わっても、あのバナナ男は目を覚ます様子はない。
たまに「フガッ」と言っているので生きてはいる。
さあ、これからどうしようか……
牧志 浩太
他に気になるものがなければ、男のスマートフォンを先程の「爆弾」のメッセージが表示された状態にして横に置き、玄関から出て、玄関の扉を開けた状態にし、手に被せていたポリ袋をポケットに入れ、
それから「部屋の中で人が倒れている」と救急車をコール。

こいつをどうするかの判断は救急隊員に任せよう。今はそこに頭のリソース使いたくない。
で、救急車が来る前にとっとと近くを離れる。
行き先はコンビニだ。

KP
レシートに載っていたイン&ヤンにやって来た。

入り口の所に黄色の山ができている。
バナナが山積みになっていた。
『発注ミスったので大特価です!  助けて!!』
と張り紙があった。
そこそこ大きめの一束で100円。かなりお安い。

さて、店内にはほか特別な物はないが、ATMとコピー機が置いてある。
牧志 浩太
生鮮食料品の発注ミスるなんて大変だな…… と思いながら、コピー機に向かってさっと原稿台を確認。
KP
コピー機を開くと、一枚の紙が残っていた。
やりがちなやつだ。
間取り図のような図面が書かれており、複数個所に丸印がつけられていた。
端には『配置図』とだけ書かれている。
恐らくこれが爆弾の配置図なのだろう。
牧志 浩太
いかにも自分の原稿ですよといった顔でそれを1枚コピーし、元の原稿とコピーを両方持っていく。
KP
銀行部分である一階二階の壁だけでなく、
三階の床にも爆弾が取り付けられている。
【アイデア】
牧志 浩太
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 40 > 成功
KP
三階の床まで爆破すると、銀行部分は潰れるのではないかと思った。
牧志 浩太
随分、派手な仕掛け方だな……と思い、少し怖気を覚えた。
中に人がいるとすれば、上まで爆破したら全部巻き添えになる。
人質を確実に殺せるだけの爆薬を用意したのか?
牧志 浩太
こんなものに巻き込まれたら、佐倉さんも……
牧志 浩太
いや。ふと気づいた。
ここまでやったら、外にいる連中も無傷じゃすまないんじゃないか?
それでも、いいっていうのか? なんて……。
牧志 浩太
店内の時計をちらと見て、今の時間を確認する。
KP
昼過ぎだ。
牧志 浩太
くそ、結構経ってる。
牧志 浩太
レジが混んでいなければ、昼食代わりに先程のバナナを買っていく。
レジ横に水か何かあるだろうから、それも。
KP
人がいるレジにはバナナ抱えた人が並んでいるが、セルフレジはスカスカだ。
店員は「セルフレジあいてまーーーす、ご利用くださーーーい!」と叫びながらレジを打っている。
牧志 浩太
ではセルフレジでさっと購入。
KP
問題なく購入できた。バナナは新鮮で大ぶり、美味しそうだ。
KP
好みによってはシュガースポットがあっても良い。美味しく食べていただきたい。
牧志 浩太
少し青いのも黄色いのも美味いんだよな、そんな無関係なことを思い出した。

レジ袋を一緒に買っていく。近くの道端ででも、バナナを食べながら先程のアドレスとQRコードを確認する。
皮はちゃんとレジ袋に入れる。先程のポリ袋も一緒にそこへ。
KP
トークはないが、自己紹介欄に
『手には牙、口には嘘。暴力も悪意も人の正当な感情であり認められるべきだ』
と書かれている。
牧志 浩太
そのフレーズをスクリーンショットに取り、フォローとフォロワーを確認する。
KP
すくない。
というかフォロワーは10人を切る。
フォローはなしだ。
フォロワーもほとんど発言をしていないか、胡散臭い活動家のような人ばかりだ。
プロフィール写真には、白い粉が山になったものがうつっていた。
牧志 浩太
画像に位置情報なり、ファイル名にそれが何か分かるようなものが入っていないか確認する。
また、URL欄などに何か入っていないだろうか?
KP
住所なら普通に名刺に書いてあるけど、それ以外の情報が欲しい?
牧志 浩太
それ以外ですね。その粉何? とか、本拠以外の何か入ってないかとか。
なければないでOKなレベル感です。
KP
外観ならプロフィール写真に写っていた。
町外れにあるプレハブじみた建物だ。
粉の正体は……謎だ。
牧志 浩太
フォロワーの発言をざっとチェックしてみるが、シュガー信仰なるものについて何か分かるか、今回の件に関係のありそうなことを発言しているフォロワーはいないだろうか。
牧志 浩太
胡散臭い活動家独特の文体と絵文字の使い方に、ちょっとくらくらする……。
KP
そうだなー。
では〈心理学〉又は【アイデア】
牧志 浩太
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 68 > 成功
同一情報?
KP
数人しかいないフォロワーの中に、何故か気になるアカウントがある。
割合作られたてのもので名前もプロフィールも適当。
発言はほとんどなく、怪しげな発言のリツイートばかりだ。
だが、何故だろう。きちんとしすぎている気がした。
意図的に狂気を装っている、ような。
プロフィール写真は猫、名前はゆうたろ だ。
牧志 浩太
怪しい。こいつは正気だ、と直感で気づく。
バナナ食べながら発言を少し遡ってみるが、それだけだろうか。
KP
一言二言、シュガー教団の公式アカウントに対して挨拶をしたりしているが、返事はないようだ。
あとは真偽の怪しいオカルトのリツイート、エセ科学のリツイートなどをしている。
牧志 浩太
こちらのフォロー欄とフォロワー欄、URL欄を確認する。
KP
こちらは作られたてのもののせいか、フォローはシュガー教団と、その他ニュース関連、猫やペット情報などをぽつぽつとしている程度だ。フォロワーはおらず、URL欄にも何も無い。
発信からはその人の情報が読み取れない。猫写真は拾い物だ。
これは情報収集用のアカウントではないだろうか、とあなたは気付く。
牧志 浩太
くそ、佐倉さんだったらもうちょっと色々辿れるんだけど。
爆弾の配置をざっと文章にまとめて、佐倉さんに送れるように準備しているメッセージに書いておく。
名刺の住所はここからどれくらい離れているだろうか?
また、銀行との位置関係は?
KP
ここからは近い。ものの10分もかからないだろう。
牧志 浩太
……粉か。普通に考えたら砂糖?
砂糖教団? 余計にわけがわからないな。
KP
フォロワーに、そういえば菓子の写真ばかりあげてる奴もいたなぁ……

牧志 浩太
名刺の住所に向かう。
向かいながらシュガー信仰という言葉について検索してみるが、何か出てくるだろうか?
KP
余程小規模な集団のようで、あのSNS位しか情報がない。
そもそも宗教法人であるかどうかも怪しい。
牧志 浩太
前みたいに悪魔を呼べたら。せめて弓が扱えたら。
佐倉さんみたいに、ハッキングができれば。
そうでなくとも、足音を潜めることができれば。

そんなことばかり、頭をちらつく。
……佐倉さんに聞いて練習してみようかな、〈忍び歩き〉
ともかく、距離を置いてその住所にある建物の様子を確認する。
KP
さ「牧志ってそもそもの存在感が結構あるんだよな、何故か」
牧志 浩太
存在感。
KP
町の中心からは少しだけ外れたところにある。
四角い小さな公民館みたいな外見の建物で、出入り口のところには創英角ポップ体でシュガー信仰本部と表札が付けられていた。
扉は開け放たれており、誰でも気軽に入れるようだ。
牧志 浩太
出入りする者はいるだろうか?
KP
あのSNSに載っていた写真の建物であるようだ。
ちらほらと人が入る様子は見える。
チラシのような物を手にした人もいる。
普通に興味本位ではいる者もいるようだ。
牧志 浩太
裏側に回ってみるが、裏側に出入り口や窓はあるだろうか?
また、裏側に人影はあるだろうか?
KP
裏か。裏口らしき物はあるが、人の出入りはない。
牧志 浩太
中の様子を覗けそうな窓はあるだろうか?
KP
窓はある。
立食パーティー的な物が行われているのだろうか。
人がラフな格好で何人もウロウロしているのが見えた。
〈聞き耳〉を立てるまでもなく、あなたに近づいてくる人の足音が聞こえた。
牧志 浩太
まずい、見つかったか。
何気ない様子を装って振り向く。
KP
「ご興味がおありですかー?」
ローブ姿のおばさんだ。
「本日は解放しておりますので、ご自由にどうぞー。
軽食と飲み物もございますよー」
牧志 浩太
「ああ、何かやってるみたいだから何かなって思って。
何やってるんですか? ここ」
KP
「シュガー教の教会なんです。
ご近所の皆様との交流会なんですよ」
牧志 浩太
「シュガー教? 初めて聞きましたけど、どんな所なんですか?」
話しかけながら、その口調などから相手の意図を探ろうとする。
こちらを知っている様子や害意、悪意は感じられないだろうか。
KP
「ええ、人は心に正直に生きて良いのだという教えを広め、もっと自由に生きて行ける道を追求しております」
このおばちゃんは、自分が知る素晴らしいものを広めようとしている……
「中でパンフレットを配布してますから、詳しくはそちらへどうぞ」
牧志 浩太
カオスだな、とちらりと思った。
CHAOS……真・女神転生における属性のひとつ。力に従い自由を重視する。
KP
〈心理学〉振りたかったらオープンでいい。
牧志 浩太
CCB<=77〈心理学〉1D100<=77) > 85 > 失敗
牧志 浩太
あらら。それどころじゃねぇ。
KP
おばちゃんは善意に溢れている!
タダでご飯が食べられて、素晴らしい教えに触れられる素晴らしい機会を、是非あなたもどうぞ!!
そんなオーラが感じ取れた。
牧志 浩太
入りたくない。大層入りたくない。
牧志 浩太
ちらりと窓と建物を確認するが、プレハブはどれくらいの大きさだろうか?
また、窓は脱出路に使えそうな大きさだろうか?
KP
そうだなー。建物は小さな公民館レベル。中に広い部屋が一つと小さめな部屋がいくつかある感じの。
窓はそれなりに大きい。割と開放的な感じだ。

そういえば中が見えちゃったけど、暗幕がさがってるわ。
たぶん隙間でもあったんだろう。
ただ、中の様子は割と明るかった。
牧志 浩太
「そういえば、公式サイトとかないんですか?」
言いながらスマートフォンをちらりと確認するが、佐倉さんからのメッセージは来ていないだろうか。
KP
「そういうの詳しい若い子がいないんですよねー」
佐倉からのメッセージはない。
牧志 浩太
「ありがとうございます、中で詳しく聞いてみますね」
そう言っておばちゃんと別れよう。
牧志 浩太
さて、どうするか。
俺を狙っている天川奏と関係してる連中の本拠、入りたくない、入りたくないが、現状ここしか当たれそうな手掛かりがない……。
KP
「やあ、そこのお兄さん」
牧志 浩太
「はい」振り向く。
KP
中から出てきたローブの男があなたににこやかに声をかける。
「もしかして興味が?」
【アイデア】
牧志 浩太
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 2 > 決定的成功/スペシャル
KP
おっと。
牧志 浩太
oh。
KP
あなたはこの人に見覚えがあるな。
牧志 浩太
どこで見た人間だろうか。
KP
あなたが佐倉が攫われて走り回っている最中、神社で女に池に突き落とされていた男だ。
「ご新規さんかい!?  ようこそシュガー信仰へ!
好きに見て行ってくんな」
男は陽気に笑っている。
牧志 浩太
あっ……。あの男だ。生きててよかったけど、なんでまた教団に。
「……? あれ、あなたどこかで会いませんでしたか?」
KP
「ん? そうだったかな?」
牧志 浩太
「確か、公園で派手に池に落ちてたような」
KP
「……え?
……ああー。うん、なるほど。君。ここに興味があるんだろ? 彼らとは別の意味で」
男はなんとなくパンフを手に中に入って行く人々をちらりと見た。
「もしそうなら手を組まないか」
牧志 浩太
「……」
男の目を見て、どんな意図で言っているのか探ろうとする。
KP
〈心理学〉を振るかな?
牧志 浩太
〈心理学〉します。77。
KP
🎲 Secret Dice 🎲
KP
彼は、ここに属する者ではないようだ。
周囲を見る目に油断がなく、情報を集めようとする視線だ。
あなたには本気で協力を求めているようだ。

彼は話の内容と無関係のようににこにこと話しながらパンフレットと白い粉が入った袋を渡してくれる。
牧志 浩太
暫くの間男の眼を見て、小さく頷く。

「ぜひ。ちょっと急ぎなんですけど、それでも大丈夫ですか?」
パンフレットと白い粉を受け取りながら声だけを微笑ませ、眼を見たまま真顔で返す。
KP
「ok、あまりここで長話をするのも不自然だ、中に付き合って貰えるかな」
小声で言った後、「是非中でお食事をしながらお話でも!」と笑う。
牧志 浩太
少し迷ったが、最初から他に手段が無いとは思っていた。
牧志 浩太
スマートフォンを録音モードにしてポケットに入れ、「はい、ぜひ」と笑う。
KP
中に入るとそこそこの広さのフロアで十数人ほどの人が自由に歓談している。
いくつかの机にお菓子や飲み物が置かれていてそれぞれが好きなようにくつろいでいる様子だ。
非常にラフな立食パーティーのように見えるだろう。
壁には暗幕がかけられているが室内の雰囲気は明るい。
そしてフロアの奥、何やら怪しげな祭壇じみた場所が用意されていて、数人のローブ姿の信者と思わしき人物が花や燭台を置いたりと何かの準備をしている。
あなたがもらったパンフレットは三つ折りで、小さなテーブルシュガーの小袋がホチキスで留められている。
牧志 浩太
きょろきょろと辺りを見回しながら、窓の位置を確認する。
KP
パンフの表紙には創英角ポップ体で『シュガー信仰』とデカデカと書かれていた。
暗幕がさがっているので正確な位置は中からだと分からないが、外の様子を思い出せば「おおよそこのあたり」と見当はつくだろう。
牧志 浩太
「これから何か始まるんですか?」先程のお兄さんに聞く。
KP
「それは後のお楽しみだよ」
言いながら首を振る。
ここでは駄目だ、ということらしい。

「我らがシュガー教団は、悪意も人間の正当な感情という教えを掲げていてね……」
男はパンフレットに書かれているようなことを適当につらつらと語る。
そうしながら周囲の様子をうかがっているようだった。
牧志 浩太
三つ折りのパンフレットの内容、表と裏をちらりと確認する。
KP
中を開くとこの宗教団体の信仰について簡略化したものが書かれていた。
どうやら「悪意も人間の正当な感情だから目の敵にする必要なくない?  ここで信仰されている神はそういう感情も肯定してくれるよ!  気楽に生きよ!」というのが基本的な考え方らしい。
信仰されている神については手のひらに牙が付いた頭のない神であると姿の説明がある。
牧志 浩太
そういえばそのなんとかさんには牧志&佐倉さんはまだ関わったことがありませんでしたね。>手のひらに牙が付いた頭のない神
牧志 浩太
さっきからなぜ砂糖なのか気になっていたが、教団の名前や白い粉の小袋については何かあるだろうか。
KP
名前については特に書かれていない。
白い粉の小袋は量販店で普通に袋詰めで売られている既製品だ。

突然男に「お手洗いはこちらですよ」と言われた。
男は広間の隅の方へとあなたを誘う。
牧志 浩太
では、男に従って広間の隅へ向かう。
KP
「ご協力に感謝するよ。よろしく」
男は軽く頭を下げた。
牧志 浩太
「こちらこそ、助かります」小声で言って、小さく頭を下げて返す。
KP
「実は俺は探偵で、依頼があってここの宗教団体について調べてるところだったんだ。信者になるフリをしてな」
牧志 浩太
「えっ、じゃああの時も、実は突き飛ばされたふりをして調査を?」
KP
「あー……いやー……そういう訳じゃないんだが……
というか俺は悪くないんだぞ!?
いやまあ、ちょっとくらい調子の良い事は言ったかも知れないけど、あの女が勝手に勘違いして勝手に怒ってな?」
牧志 浩太
「すみません、変なことを聞きました。あなたが完全に悪い気がしますが、それは置いておきましょう」
KP
さらっとあなたが悪いって言われたw
KP
「いや今関係ないだろうそのことは」
牧志 浩太
そういうのつい看過できないのは僕の癖だ。俺がどう考えてたかは分からないけど、トラブルにならなかったってことはそういうのじゃなかったんじゃないか、と思う。

とにかく置いておこう。今は一刻を争う。
KP
恐怖のツッコミ男がチラ見えた。
牧志 浩太
<そういうのいけないと思うんだ
KP
なんかいつもの牧志君っぽくない反応だと思ったらやっぱり波照間さんだったよ……
牧志 浩太
今は完全にスイッチしてるわけではない(一人称変えてないし)んですが、交渉する時、隙を見せたくない時に出す顔になってますね。>波照間の顔
ある意味「先輩を頼っている」んだなぁ。
強さが必要な時にその顔を使うってことは、そういうことっぽい。
KP
男はごほん、と咳払いをする。
「なにやら今日はやつらにとって特別な日らしくて、
いつも人がいて調べられない部屋が無人で調べたかったんだが、
流石にフロアに俺の姿がないと勘づかれてしまいそうだからな。
信者でない、入る気もない君に頼みたいんだ」
牧志 浩太
「そういうことでしたか。確かに、それはどちらにとっても丁度いい話ですね。
乗りましょう。

奥まで誘い込んで後ろからグサリ、なんてことはないですよね?」
不意にそう言って、再度男の反応を見る。
KP
「ないない! どうして俺がそんな事をしなきゃならないんだ。
俺はただ、依頼で来ただけなんだ」
牧志 浩太
「そうだ。天川奏、って名前に心当たりはありますか?」
天川奏という男がこの教団と協力関係にあるらしいこと、それが銀行強盗と関係があるらしいことを伝える。
『運命の人』についてはあえて伝えることはしません。
KP
「天川? いや……知らないな。
この教団、オープンに見えて意外と幹部しか知らない事が多いんだ。
もしかすると幹部クラスしか知らないのかも知れないな……
銀行強盗なんて起きていたのか。
今日は特別な日らしいんだがな。
幹部連中が引き払っているのと関係あるのかも知れない」
牧志 浩太
「何か企んでいるらしいので、きっと関係があるんでしょう。
気になっていたんですが、ここの規模は?」
KP
「見た通り大した物じゃない。幹部が7人程度、あとは祭壇を作っている中堅、俺達のような下っ端が12人、あとは興味本位の奴らが少しってとこだ」
牧志 浩太
「二人でどうこうする分には、十分多いな」ついぼやきが漏れた。
KP
ところであなたは、SNSに探るような書き込みをしていたのはこの男ではないかと思い至る事ができる。
牧志 浩太
「分かりました、俺はその部屋を探ってみます。いつ、どう回るのが一番気づかれにくいですか?」
KP
「今なら人の出入りも多いし、信者は祭壇作りで忙しい。
入るなら今だな。
この暗幕の裏に入って、まっすぐ行けば扉がひとつある。これがそこの鍵だ」
男は握手をする振りをして、掌の鍵をあなたに手渡した。
牧志 浩太
「ありがとうございます。……助かります。本当に、弱ってたので」
その時だけふっと素の笑顔を見せ、素の声色で男に礼を言う。
KP
「一応俺も人が裏に行かないように気をつけておく。頼んだよ」
牧志 浩太
「お願いします」
KP
トリプルファンブル探偵ゆうたろさんでした。
さすがにゆうたろは偽名。
KP
男はすっと自然な動作で暗幕をずらした。
「突き当たりだ。隠されているから気をつけるんだ」
牧志 浩太
頷く。ちょっとした動作の自然さは、そういうことを仕事にしている人なのだ、と思わせた。
頷いて、行動開始だ。裏へ向かおう。
せめて人の気配には気をつけながら向かう。

KP
暗幕の裏は外からさしこむ光でそれなりに明るい。
突き当たりには、壁にまっすぐはしるでっぱりがあり、その影に隠れるように鍵穴があった。
牧志 浩太
周囲の様子と中の様子を窺う。
KP
外は相変わらず人の気配が多いが、こちらに近寄ってくる様子はない。
中から物音はない。
牧志 浩太
鍵穴に鍵を入れて回す。開くようなら、身をかわして扉を少し開き、中の様子をさっと確認する。
KP
中は簡素な窓のない部屋だ。
恐らく物置として作られた部屋なのだろう。
机がひとつ、本棚がひとつ、ホワイトボードがひとつ。
あるのはそれだけだ。
牧志 浩太
入ってすぐに扉を閉じる。
KP
ホワイトボードには『最重要作戦開始日!  4日!』と今日の日付が書いてある。
机の上には紙束があり、ひとつは表紙に「計画書」と書かれている。なんだか既視感がある。
もうひとつには「計画書β」と書かれている。
本棚にはオカルトじみた装丁の本やアルバムが入っているようだ。

本棚を調べるなら▼〈図書館〉
二冊の計画書は普通に手に取って読む事ができる。
牧志 浩太
ここにあったのか、計画書。なんで表紙だけあそこにあったんだ?
牧志 浩太
計画書、ボリュームはどれくらいですか? そんなに量がないなら、まず計画書を読みます。
KP
計画書はコピー用紙で数枚。βはそれより厚いし地図なども入っているようだが、ざっと中身を確認するのにそんなに時間は取られないだろう。
牧志 浩太
では、まず二冊の計画書の内容を確認する。
『計画書』
信仰する神のために人の悪意を集めたい。
そのために銀行強盗を行い、そこにいた人々や外部からの悪意を犯人たちに向けさせる……というようなことがざっくりと書いてある。
計画の日付は本日になっており、計画参加者の名前が一覧になっている。
天川奏の名前はここには載っていない。

また、計画書の後半には同日銀行強盗に参加していない信者により新規信者向けの演説を行うといったことが書いてある。
先ほどのフロアで準備されていたのはこれではないかと思い至るだろう。
牧志 浩太
「……?」
そういえば、さっきのSNSにも、悪意がどうこう書いてあったな。
銀行強盗をすること自体が目的なのか?

……でも、それなら、天川奏とはどう関係する?
こいつらにとって、俺を誘い出すことに何の得がある?
『計画書β』
“天川奏の元銀行強盗計画を始動する。
表向きは天川奏の指示に従う形で動いて構わない。
最終的に、天川奏に人々の悪意が集まれば、天川奏を生贄として我らが神が降臨されるだろう。
天川奏を銀行強盗の主犯のように見せかけ人質や野次馬の悪意を向けさせること。”

上記のような内容に加え、銀行強盗の計画に関してより詳細に裏側の情報が記載されている。
どうやら天川奏という人物と手を組むフリをして自分たちの目的を達成させようとしているらしいことがわかる。
また、銀行が入っている建物の見取り図がある。
牧志 浩太
ああ……、そうだったのか。
互いに騙しあってたんだな、こいつら。
あの強烈な執着を見た後だったせいか、何もかもが乾燥して見えるのが幸いだった。
そんな計画や復讐に巻き込まれる人のことも、刻限が近づいていることも、考えずに済む。
見取り図……
銀行が入っているビルの見取り図だ。

銀行部分は建物の一階と二階部分で、上階は本来は別の会社が使用しているが今の期間は改装工事を行っているとメモが書かれている。
工事の時間と銀行強盗計画の時間からして現在上階は無人だとわかる。

ビルには裏口もあるようだが見張りを置くこと! と大きく書かれていた。

一ヶ所図面では壁しかない場所にバツ印がつけられている。
一階ビルの側面のどこかのようだ。
また、隣接するビルが近いので要注意と端に書かれている。
牧志 浩太
何だ、これ。バツ印? ここが裏口か?
トイレとの位置関係、隣接するビルとの位置関係を確認する。
KP
あなたはさっき観た爆弾の配置図らしきものとそれが一致すると気付く。
トイレには比較的近い位置にあるように見える。
牧志 浩太
配置図を一枚コピーしてあるので、コピーの方にその内容を簡単に書き込むことはできるだろうか。
時間がかかるようならやらない。
KP
できる。
スマホで写真撮っちゃう事もできるだろうし。
牧志 浩太
では、配置図に簡単にその内容を書き写す。
牧志 浩太
配置図と重ねて確認したいんですね。>配置図に書き写す
KP
okですよー
牧志 浩太
それから本棚を調べる。
KP
一冊の本を見つけた。
表紙には何も書かれていない。
開くと中表紙に『我らが神について』と控えめに書かれているのがわかる。
牧志 浩太
あ、〈図書館〉振ってない。
KP
ではここから先を〈図書館〉でどうぞ。
牧志 浩太
CCB<=82〈図書館〉1D100<=82) > 17 > 成功
よかったよかった。その本の内容を確認します。
KP
では、その本に触れた時凄まじく嫌な予感がした。
牧志 浩太
おおっと。
嫌な予感を覚えて手を止めることはできますか?
KP
できるよ。
中表紙を見た時点で止まった事にしよう。
牧志 浩太
「……!」
不意に覚えた嫌な予感に、立ち止まったのは本能に近い所に染みついている警戒心だ。
手にしているのは本ではなく、何か危険なものだ。そう感じる。
KP
本はあなたを誘惑するように手に収まっている……
牧志 浩太
手掛かりがあるかもしれない、と思えば気になった。
佐倉さんが、人質になっている人達が、俺が、いやそれ以上の人達が危ないんだ。
これを開いて、もっと詳しい手掛かりを探すべきじゃないか?
牧志 浩太
それでも、触れた手から立ち昇る痺れのような嫌な予感が、それを開くことを躊躇わせる。
牧志 浩太
フレーバーで〈オカルト〉振ってもイイですか?(開くだけでまずいことになる本関係)
KP
どぞー
牧志 浩太
こっちの牧志は仔山羊事件を経験してないんですよね。
牧志 浩太
CCB<=44〈オカルト〉1D100<=44) > 20 > 成功
牧志 浩太
貪るように怪しげな書物を読んでいたころ、こんな話を聞いたことがある。
世の中には触れるだけで人を呪う書物がある。読むだけで人を捕らえてしまう書物がある。
それは人を魅了する禁断の知識なんてものじゃなく、もっと恐ろしい呪われた書なんだと。
もしかしたら。この凄まじい嫌な予感は、そういうものなんじゃないか。
KP
ただの本の筈のそれは、語りかけてくるように感じた。
甘く、執拗に、奈落へと引きずり込むように。
牧志 浩太
もしかしたら。嫌な予感は気のせいで、ここに何か大事なことや、突破口になるようなことが書かれているかもしれない、けど。
悩んでいる時間はない。本に付箋や何か挟まっていないかだけ外からチェックする。
KP
そういったものは、ない。
ただただ、あなたの根がそれに触れる事に拒否感を覚えている。
牧志 浩太
どうしてだろう、本から目が離せないような気がした。
きっとここに何か役立つことが書いてあるんじゃないか、そんな思考が頭の中を埋めていく。
それと同時に、自分の根幹がそれを拒んでいることを自覚する。
牧志 浩太
「読んでる場合じゃない」
呟いて、本から視線を引き剥がす。本棚に他に気になるものはあるだろうか。
KP
ないようだ。
KP
ところで佐倉へのメールって送ってないんですよね?
牧志 浩太
送っていません。佐倉さんからメッセージが来たら送れる状態にしています。
(向こうで音や光が出てしまう可能性があるため)
KP
なるほど。では。
KP
あなたのスマートフォンに受信音が鳴った。
牧志 浩太
すぐに受信音を切ってスマートフォンを確認する。
佐倉 光
『動く』
KP
一言だけ送られてきた。
牧志 浩太
準備していたメールの先頭に「今分かってること」と追記し、送信する。
佐倉 光
『b』
KP
あなたへの返信はその一文字だった。
感謝のサムズアップのつもりらしい。
牧志 浩太
その一文字に、思わず口角が上がった。
KP
この部屋で気になるものはそれくらいだ……
牧志 浩太
計画書を書き写した配置図をスマートフォンで撮影する。
また、ホワイトボードの裏側に何か書かれていないか確認する。
KP
ホワイトボードには特に書かれていない。
撮影も問題なくできる。
牧志 浩太
外の様子を窺い、人がいないようなら外に出る。
牧志 浩太
ここで「探偵のお兄さんに読ませる」という手をPLは考えたけど、確信がないから牧志はやらないなぁ。>本
KP
ひどいっ
KP
暗幕の先ほどの場所には人がいない。
だが暫く外の様子をうかがっているとローブの男が近づいてきて、ちょうど切れ目の所で立ち止まり、こちらに背を向けて出るようにと合図をする。
牧志 浩太
さっきのお兄さん? >男
KP
ですね。
牧志 浩太
では、男から距離を取りながら、指示に従って出る。
背を向ける瞬間には背後に注意する。
KP
幸い、あなた方の動きに気づいた者はいないようだ。
「どうだ、何か分かったか?」
男は作り笑顔で話しかけてくる。
牧志 浩太
「色々と分かりました。
協力者、さっき言ってた天川の思惑だけは分かりませんが、彼らの思惑は一通り。あと、突破口になりそうな内容も、少し」
KP
「わかった、聞かせてくれ……
君が気にしていた銀行強盗事件にはまだ動きがないようだ」
牧志 浩太
男の背などで外からの視線をカバーして、男に先程の配置図(書き込み入り)を見せることはできますか?
KP
そのあたりは可能だ。
牧志 浩太
では、配置図を見せながら計画書の内容を話します。
KP
「なるほど……銀行強盗については君には重要な話だったらしいな。
俺にとっては……この教団が怪しいという事が分かった位で十分だ。
人の悪意を集めることで喜ぶ神など、うさんくささの塊だからな」
牧志 浩太
「依頼の目的は、そこまでですか?」
KP
「そう。この教団に入信した家族を説得したい、説得の材料を探して欲しい、というのが依頼だからね」
牧志 浩太
「ああ……、そういう。教団自体をどうにかしたいわけじゃないんですね」
KP
「さすがにそれは探偵の仕事じゃあないな。
君はこの教団をどうにかしに来たのかい?」
牧志 浩太
「俺は銀行強盗を止めたいだけです。友達が巻き込まれてるんだ」
KP
「それなら触らぬ神に祟りなしさ。
お互い、いい情報が得られたみたいだな。協力に感謝するよ」
牧志 浩太
「ええ、随分助かりました。ありがとうございます」
KP
「……おっと? そろそろか?」
集まった人々の注目が祭壇の方に向けられていた。
祭壇の前に一人のローブ姿の信者が現れ口を開く。
牧志 浩太
何かあれば耳を塞げるように構えておく。
先程の本のことがある、嫌な予感がする。
KP
「お集りの皆様、ようこそシュガー信仰へ」
暗幕の前に置かれた祭壇には花が活けられ、燭台に火が灯され、いかにもそれっぽい雰囲気が作られている。
祭壇のすぐ横に男は立ち、身振り手振りで語る。
「シュガー信仰に興味を抱き訪れてくれた方も、
ふらりと見かけて立ち寄ってくださっただけの方も、
今日という大事な日に来て下さったことに感謝しかありません。
そう、今日は特別な日なのです。
本日は我らが神……そのお名前は一部信者にしか伝えられておらず、
俗称にはなりますが親しみを込めてここではシュガー様とお呼びしますね。
そのシュガー様が現世に降臨される日です。
我ら信者はシュガー様をお呼びするべく様々な手段を講じてきました。
一部信者が今この瞬間も儀式の準備を行っております。
それはもう間もなく実を結びます。
ここにお集まりいただいた皆様は
幸運にもシュガー様のお姿を拝見することが出来るでしょう!
皆様どうぞ、儀式の準備を行う信者へ、そして我らがシュガー様へ、
声援をお願いします!
シュガー様万歳!  シュガー様万歳!  シュガー様万歳!」
牧志 浩太
人の感情。いや、悪意を集めて降臨する神。
そのために、銀行強盗、いや、爆破なんて手段を取ろうとする奴ら。
それが良いものだと思えるはずもなかった。
KP
男は両腕を上げ、聞いている人たちに視線を向ける。
話を聞いていたローブ姿の他の信者たちも同様に腕を振り上げながらシュガー様万歳、と声を上げた。
場の雰囲気に飲まれたのか、何人かの信者ではないだろう服装の人々も真似をし始める。
ちなみに探偵の男は棒読みでシュガー様万歳と唱えながらぎこちなく腕を上げている。
牧志 浩太
男にちらりと会釈し、人々の視線が祭壇に向いている隙に、人々の後ろに隠れて外へ出よう。
KP
さすがに目立つぞそれは。
祭壇からは見えちゃう。それでも構わなければ。
牧志 浩太
うーん、そうか。では仕方ないのでその場にとどまる。
目立つ行動はとらないでおきます。
牧志 浩太
そうか人数言うほどいないんでしたっけ。それは目立つな。
KP
ぶんぶんと大きく腕を上げては下げる、
それを何度か繰り返し、場の空気が高まった瞬間だった。
ガタン、と音がする。
祭壇の横に立っていた男の腕が祭壇に乗る燭台にぶつかったのだ。
強い衝撃を受けた燭台はそのまま真後ろに倒れ暗幕にぶつかり―― 火が点った。

それは一瞬の出来事だった。
ボッという効果音と共に瞬く間に火は燃え広がり、暗幕全体へと広がっていく。
「わ、わーー!!!?」
「バッカ何してるんだ!?」
「消せ消せ!」
牧志 浩太
「えっ」
KP
「誰か水を!!」
「消火器、消火器を持ってこい!!」
火を何とか消そうと信者たちが慌てふためく。
段々と大きくなっていく火に当然一般人たちも動揺し始め、あっという間に現場は混乱状態に陥った。
わーわーと騒ぎが大きくなっていく中、あなたの腕を探偵の男が小突く。
「今の内に行け。俺も一般人を逃がしてから逃げる」
牧志 浩太
今度こそ、小さく男に会釈して外へ出る。
牧志 浩太
あの人が騒ぎを起こした…… んじゃないよな? 何だあれ。
とにかく、チャンスではある。さっさとこの場を離れよう。
KP
あなたは逃げ出す人々に紛れて脱出する事ができる。
牧志 浩太
危うく一緒に蒸し焼きになる所だった。
暗幕のあんな近くで火を使うなよな。丁度よかったけどさ。
KP
〈聞き耳〉
牧志 浩太
CCB<=97〈聞き耳〉1D100<=97) > 88 > 成功
牧志 浩太
あっぶね。
KP
遠くに爆発音と振動を感じる。
牧志 浩太
「!」
まさか── 爆弾!?
爆発音の方向と、スマートフォンの画面を一瞬見て現在時刻を確認する。
KP
少し離れたところで土煙が上がっているのが見える。
まさにあの銀行の方向だ。
現在時刻は二時半。
牧志 浩太
何故。どうして。まだ時間じゃないはずじゃないか!
いや、見せつけるつもりか? 逃げるんじゃないぞって、そういうことか?
早鐘を打つ心臓、微かに痛んだ胸を押さえて、銀行の方向へ向かう。
隣接するビルの位置と階数、×印の位置を改めて確認しておく。

KP
といったところで本日はここまで!
牧志 浩太
ありがとうございました!
可燃物の近くで火を使用しては…… いけない!
KP
怪しい宗教施設とかね、入りたくないよね。
牧志 浩太
めっっちゃくちゃ入りたくないですね。
しかも結局そうではないと分かったとはいえ、ターゲットになってる可能性ありましたからね。
牧志 浩太
ただでさえしょっちゅう生贄に! されかけるのに!
生贄されかけ体験が多すぎなんですよ。
KP
だよなー。探偵のにーさんに一生懸命出ばって貰っちゃった。
彼本当はもうちょっと控えめ。
牧志 浩太
ありがとうございます探偵のにーさん。協力者が出たことでスムーズに入れました。
一人だとさすがに無謀ですからね。それでも他に手掛かりがない、となれば入りましたが。時間が限られているし。
KP
ほんとは中に入ると「もしかしてなんだけどー」って話しかけてくる程度なんだ。目立つの嫌だから客引きなんてしてない。
牧志 浩太
なるほどなるほど。
KP
でも牧志君呼ばないと入らんねこれって思ったからー
牧志 浩太
怪しい宗教施設に対するイヤな警戒心が強すぎるんだよなぁ。
KP
情報交換だけなら別ににーさんと会うだけで良かったんだけど、探索必要だったからナー
KP
そして当然のように二人で教団ぶっ潰す気でいる牧志。
牧志 浩太
違うんですよ、探偵さんに潰す気があれば協力を引き出せるかなと思っただけで。戦力が欲しい。>潰す気?
KP
探偵の仕事じゃないんでー。探索者の探偵じゃないんでー。
牧志 浩太
荒事しない・オカルティックなことに絡んでいないリアル寄りの探偵さんで実にいいですね。
KP
あと3連ファンブルが常だったら探索者として長生きできないよ!
できないよね!!
牧志 浩太
そうね!!(《SANチェック》の出目が荒れまくる人もいるけど)
佐倉 光
誰の事かな。
牧志 浩太
むしろリアル寄りの探偵さんからすれば牧志の挙動の方が割と「?」だろうなぁというのもあって非常にいい一幕でした。
KP
「手伝って貰えればラッキー」程度で話しかけたら、顔見知りな上もの凄く協力的なんでびっくりしただろうなぁ。
牧志 浩太
しかもえらく緊迫した雰囲気を纏っているし。施設への警戒がやっっったら強いし。
KP
その様子見て「あれこいつ興味本位や信者じゃないな」と思って話しかけました。
牧志 浩太
なるほどなるほど。ありがとう3連ファンブルのお兄さん!!
佐倉さんならもうちょっと繕えるんだろうけど、牧志はいうて交渉や繕うことに慣れてないので、出ちゃうんですよね。緊迫や警戒が。
KP
さすがにそこは分厚い猫と2~3年に及ぶ悪魔会話と情報収集の経験があるから!
〈言いくるめ〉ひっっっくいけどね。
牧志君〈説得〉75持ってるから、まっすぐな話し合いなら佐倉より強いんだよねー
牧志 浩太
そうそう。
〈忍び歩き〉もできないし、そういうところやっぱり牧志は一般人なんです。感覚系以外は。>分厚い猫とか交渉とか

実はそうなんですよね。真っ向から説得できる。>〈説得〉75
牧志 浩太
「儀式を止めなければ本当に何か起こる」というのがもう既に常人の発想ではないのだよなあ、というのが如実に出て今回のラスト本当に面白かったなぁ。
KP
 まああれ普通に火事起きなかったら別の悲劇起きてるでしょうしね。
探偵のにーさんは「なんか訳分からん事言ってるうさんくさ教団だな」ってことだけ分かればOKだったので、牧志が色々持ってきたのにびっくりしたと思う。
あとシュガー教団についてにーさんに聞いたら「どうしてシュガーなのか」くらいは教えてくれるのでした。
牧志 浩太
あっ聞きそびれた。なんだったんだろう。
KP
本当は「手 牙」しゅが 様なんですよね。
牧志 浩太
あーーーーー。
KP
これでなんとなく分かっていただけるかと。
牧志 浩太
納得しましたね。なんとかさんたらうっかりファンシーになっちゃって。
KP
親しみを込めてシュガーなんだって。
牧志 浩太
ヤな親しみだなあ。
KP
本当の名前は幹部しか知りません。
牧志 浩太
そういえば火事が起きて結局煙が出ましたね。
KP
でましたねー
シュガーさん……
牧志 浩太
偶然の一致が過ぎて笑っちゃった。
KP
そういえばそうだなって今聞いて思いました。
牧志 浩太
探偵さんとこ、牧志は完全に「儀式をどうにかするつもりで調べてるんじゃないか」と思っていましたからね。
あの時初めて自分の発想がズレてることに気づいたかもしんない。
KP
「調べたいから手伝って」としか言ってないぞ!
牧志 浩太
悪魔使いの記憶と探索者の経験しかないんですもん。そりゃ発想もズレる。相棒も悪魔使いにして探索者だし。
KP
それも「なんで調べてるの?」って訊いたら教えてくれるところだったんだけど、牧志君が目的一直線だったから認識の違いが出ちゃった。
牧志 浩太
ですねぇ。牧志は目的一直線で、調べている理由に言及するどころじゃなかったし。
KP
そうだなー。常人の感覚じゃないんだもんな、もともと。
牧志 浩太
そうなんですよね。常人の感覚どこからも出てこないなって。>牧志
KP
18歳までの波照間さんは一般人だったはずで!
牧志 浩太
残念ながらその一般人はオカルトにズブズブです。
KP
ちょっとUFOとか宇宙に興味があるだけの一般人だったはずで!!
自室で儀式しちゃう人は一般じゃないかー
牧志 浩太
自室で儀式しちゃうしなぁ。
しかも波照間友人が少ないもんだから、東京来て一番つるんでるのが怪しいUFOサークル仲間だったっぽいですし。
KP
妹さんドン引きでしたね。
牧志 浩太
自室に布張って踊りながら怪しい儀式するのはちょっと……>妹どん引き
残念ながらガチで信じてるタイプの一般人のまま、常人の感覚に戻るタイミングなくうっかり悪魔使いになっちゃったんですよねぇ、波照間。
KP
そんなの継いじゃったかわいそうな一般人は無事色々踏み外してるな。
牧志 浩太
そんなの継いじゃったと思ったら悪魔使いの佐倉さんとつるむし、そこから変な縁できるし異変に巻き込まれまくるし痣つくし。
KP
まあ彼の場合本人に原因がある気がするけど。>猫
血筋がそうっぽいからもう、なぁ……
牧志 浩太
そうなんですよねぇ。血筋そのものに変な縁があることが判明しちゃったし。
KP
こーじくんの逃げ場がなくなって行く。
牧志 浩太
彼の唯一の救いは【INT】18ではないことですね。
KP
それは結構大きいかも知れない。
牧志 浩太
【INT】18ではない、ということは、血筋ではあるし引き寄せられるけど真の生贄ではない、くらいの位置づけっぽい。浩司くん。
KP
どっちにしても不幸になりそうな気が……
牧志 浩太
当人は覚えていなくても、小さい頃にも異変に巻き込まれていたことが判明しちゃったしなぁ。
KP
PLというニャルに気に入られると、そういう運命なのだ……

ひとこと
佐倉 光
偶然の再会。牧志の感覚がすでに常人から離れてしまっていることが発覚する……


【置】CoC『眼窩に祝福』 佐倉&牧志 4

かつて望み、かつて拒絶したものを得た。
得て、壊された。膨らみすぎた風船が破裂するように呆気なく。
最後にぽつりと残ったのは、人の側にいたいという根拠も失われつつあった欲望だった。

【置】CoC『迷い家は桜の先に』 牧志&佐倉 2

「知らない相手だから不思議に思うだけで、そんなものなのかもな」

【置】CoC『ヒナドリ ・ イングレイヴド 』 牧志&佐倉 6

佐倉さんは、俺は。
雛鳥なんかじゃない。

【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」


【置】CoC『惑いの欠片』 佐倉&牧志 1

いつの間にかサザエさん時空という名の異変に巻き込まれていきそうだなここは

ダブルクロス 第十一話『嵐に告ぐ』 1

「それはもはや隷属であり、形を伴った強迫観念そのものです」

CoC『キルキルイキル』加須&烏座

「たのむでファミリー」
「包丁のこと普通はファミリーって呼ばない」