TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』3-3


こんばんは
アイ
のっそそー(こんばんはー)
岩崎 和生
こんばんは
二宮 信
こんばんは
高槻 玲音
ふう
ヘチナ
今晩誰!?
高槻 玲音
ほんとだ知らん人いる
アイ
まあKPかなって思ってた
二宮 信
私でしたね……
枇榔ヒロ
どうも
アイ
二宮くんだったのか
アイ
そして本物のKPが出てきた
ヘチナ
こっちが本物ね
高槻 玲音
めちゃくちゃだ
アイ
神津くんは魚焼いてるのかな
ヘチナ
魚先輩にヤキを
KP
ヤキヤキ
アイ
ジューーー
KP
お待たせしました
高槻 玲音
君の拳の向け先は魚か
神津 樹
こんばんはー
アイ
お、こんばんはー
神津 樹
なんかKPが目の前でPC開けてなかったから20分からだと思い込んでた!
最近遅刻続きだな……失礼しました。
アイ
なんとまさかのKPフェイント!
KP
ふふふ油断したな

KP
意味深なマスターシーンで終わった前回
今日はその続きから
高槻 玲音
あっからどう続くんだ
KP
とりあえず、合流して何があったのかを共有……
した後は、まぁその日は店長のとことかで練習をするくらいかな
喫茶店のアジトで情報共有ついでにダベるのもあり
特になければ翌日へ回します
アイ
シーン的にしまりが悪いから、何があったのか高槻くんあたりからざっくり聞いた…… ということにしてもいいかしら>神津くん&高槻くん
ヘチナ
情報共有:風紀大佐も土師メン
高槻 玲音
「本人から聞きなよ~」って高槻はするから好きにしなよ
KP
神津は共有する?
アイ
しない! ならしない! でもOK
神津 樹
え、共有する気はあるけど、理解できるかはみんな次第って言うか?
KP
そこはほら、弁護人が代弁してくれるんでは
高槻 玲音
伝える練習、がんばれ!
いいかげんグループチャットとか出来てるだろうから、本当に困ったら補足だけするよ
補足だけね!
二宮 信
がんばれ~!
神津 樹
ざっくり説明した。
「先輩殴ったら先生が退学で風紀女と先輩が助けてくれた」
高槻 玲音
ヘチナ
「せせせ先生が退学!?」
KP
グッバイ竹中先生
神津 樹
やったぜ
高槻 玲音
PLは草だが、高槻は頭を抱える
神津 樹
これのどこが〈説得〉75〈日本語〉70なんだよぉ。
高槻 玲音
なんでそんなに〈説得〉あるんだ……
俺ですら交渉技能は〈信用〉70止まりだぞ
神津 樹
他の人が〈説得〉系持ってなかったからだな!
ここまで日本語不自由になる予定じゃなかったから。br>ただ心を閉ざしているだけの予定がどうしてかこんな「らんぼうなシロ」に……
らんぼうなシロ……シロはひとのことばがわからぬ。
シロはゆうやけこやけにおける神津のPC。
アイ
交渉技能をなんら積んでこなかった人がいたせいで! ゴメン
神津 樹
『目で殺す』コマンドを使うためだよきっと……
90ある技能だって「使う」って言わなかったら0と同じなんだよ!!
高槻 玲音
じゃあ本気になったらめちゃくちゃ〈説得〉うまいのか、神津
神津 樹
伝達諦めてただけだからなー
ヘチナ
拳で〈説得〉かもしれんし
神津 樹
夕暮れの河川敷限定の能力。
アイ
ここから伝える力が開花していくのかもしれない

アイテム購入
KP
アイテムの購入なんかは、マークに言えばOKなので、今は有事でもありませんし舞台裏でこれとこれ買いました! で後からお会計でもOKです
高槻 玲音
防具買えないからまだ貯めるかな……
二宮 信
ためとこ!
神津 樹
アイテム買ってなかったな……
アイ
購入! そういえばスカッと忘れてた
後でちょっとまとめます
KP
防具たっけぇからな

二宮 信
「退学はしてないかな……」
高槻 玲音
『事情聴取で取り押さえられてったかな……』
神津 樹
なんか伝わらなかったようなので、超短文で事情説明をするわ。
KP
まぁ、高槻らの援護もあって共有できたと言うことで
神川 環
そして私が助けてあげたという重要な情報も!
神津 樹
重要情報は最初から入ってただろ!
神川 環
入ってた!
アイ
「成程、そいつぁいいね」援護含みで状況説明されて。
「ちょっと安心した。なんかあったって聞いて驚いてたんだよ」
ヘチナ
「それなら風紀さんも言ってくれたらいいのにっす……」
KP
とはいえ、あの時点ではまだ確認できていない情報であったのは確かだ
加えて、今後どうなるかわからない―――傷害の事実だけはあるのだから。
今一つの懸念といえば、それだろう
神津 樹
あと頭ぶつけてることかな。
まったく、オレみたいにヘッドギア付けてりゃそんなことないのに。
高槻 玲音
ガチ装備でのカチコミはダサいと思うタイプか、前線には絶対出るつもりなかったんだろ
KP
田野「俺は軍師肌なのでぇ」
二宮 信
軍師なんだねぇ……
KP
ではでは、翌日へ回しますよ
神津 樹
はーい
ヘチナ
おっけえ
アイ
はーい

KP
カレンダーがペラっと捲れるアニメーション
とりあえず、直近の最悪の事態派避けたとはいえ、どこかスッキリともしないまま、夜が明けた
そして午前の授業は瞬く間に過ぎ去り
再びの昼休み
食事を摂りに行こうか……なんて言うことを考えていると
学園全体の放送にて
高槻 玲音
誰が生贄になるんだ
KP
『中等部、二年C組、神津 樹くん―――』
『神津 樹くん―――。至急、旧校舎6F、理事長室までおいでください』
神津 樹
「……」
アイ
「あん……」思わず、その呼び出しの放送を睨む。
二宮 信
「(大丈夫かな……)」
ヘチナ
「あっ……」
神津 樹
「(理事長室?)」
(問題起こしたヤツはad astraから抜けろ、ってとこかもな……)
無視しようか。一瞬考えた。
しかし思い直して理事長室へと向かう。
高槻 玲音
(すんごい隠す気ない放送だな……)
KP
確かに、近くの中等部の生徒たちや、中には高等部の者ですらも、何かに気付いたかヒソヒソと話している様子が見受けられる
他に、理事長室に行こうって人はいますか?
二宮 信
行きましょうか。
高槻 玲音
昨日のチャットで誤解の予感しかしなくなってるので行くよ……
アイ
「何なんだか。こないだのヤツ、向こうからケンカ仕掛けてきたんだろ?」
立ち上がって一緒に行こうとする。
ヘチナ
「い、一緒にいくっすか……?」おどおど
皆野 智恵
「神津くん……、ってあの子だよね。
理事長室なんて……どうしたんだろ」
アイ
「神津がヤって言わなきゃ行くよ、同好会一緒だし」ヘチナの方を一度振り返る。
高槻 玲音
ヤだけカタカナだと様々な誤解が可能になってしまう
アイ
そこはいんとねぇしょんで理解していただきたい
KP
ヤ↑って
皆野 智恵
「えっ、みんなで行くの」
ヘチナ
「いろいろとわけがあるっす」
皆野 智恵
「そ、そうか……同好会一緒なんだね」
そういえば、皆野をマネージャーに、なんて言う話もあったな
ヘチナ
「えーと、その、理事長公認の同好会っすから」
KP
とはいえ、理事長直々のお呼びとあれば、恐らく裏の話も絡んでくるであろうことは容易に想像がつく
ヘチナ
カフェテリアの遠くの席にいる同級生たちを気にしつつ
「ろ、廊下で待つだけになるかもしれないっすけど、ミナノーも一緒に……」
KP
おっ
ヘチナはそう言ってるけど、アイはどうする?
ヘチナ
ミナノーがなかまにいれてほしそうにこっちを
高槻 玲音
大丈夫? 遠ざけたつもりがまた巻き込んじゃわないか?
ヘチナ
ミナノー1人でこんなところに置いてくつもりですか!?
高槻 玲音
複雑な友情だな……
アイ
「お、んじゃ一緒に行くね?」
皆野 智恵
「えっ、いいの?」
アイ
「おう、全員でげらうとされたら廊下でダベってりゃいんだね」
ヘチナ
「い、いいっすか? 神津さんと、高槻さんも……」
神津 樹
神津さんもう行っちゃったよ。
ヘチナ
おっと、後追いじゃったわ
神津 樹
みんなが来るなんて夢にも思ってないもん。
二宮 信
二宮が居るよ☆
KP
と言うかまぁ、バラバラに行くであろう感じかな
アイ
まぁ場所は分かってるし現地集合現地集合。
ヘチナ
中等部高等部大学それぞれか
KP
そうそう
高槻 玲音
ばらばらに来たらなんかみんないてえぇ……ってなるんだろ
アイ
「って、もう行っちまった」ちょっと慌てて追いかける。
皆野 智恵
「う、うん。じゃぁ、お言葉に甘えて……」
皆野も腰を上げた
アイ
全員集合!

KP
一方その頃
神川 環
「……!」
風紀委員会の執務室で、神川環は放送を聞いて思わず席を立った
獅子王院 哉仁
「神川風紀」
それに間髪を置かず、視線はペンを走らせる書類から外さぬまま静かに名を呼んだ
神川 環
「あ、はい……」
獅子王院 哉仁
「そのように沙汰が降れば、声は掛かる。今は落ち着き、己の職務を遂行すること」
神川 環
「は、はい……」
言われ、腰を下ろす
ペンを手に取り、検証の必要な書面に目を走らせ……ては、すぐに視線をドアやら時計やらへと向けたり、イタズラにペンをノックしてみたり
獅子王院 哉仁
「……」
神川 環
なおも、そわそわ
神津 樹
気にされている……
高槻 玲音
よかったね気にされてるよ
女性にオススメのメシ屋知りたくなったら聞くんだぞ
ヘチナ
風紀ちゃんのごはんの好み
神津 樹
高槻先輩詳しそうだなぁ!
高槻 玲音
中学生ってことを加味して、リーズナブルだけどちょっと背伸びしたような、ケーキがうまいカフェとかが最初はオススメだ
神津 樹
さすがだぜ先輩。
高槻 玲音
あの子はケーキ好きみたいだしね!
神津 樹
すきそう
ヘチナ
どうでもいいけどこのハイテク時代に紙の書類とペン使ってるの?
神津 樹
VRシャーペン
KP
そう、もちろんAR書面にARペンですよ?
ヘチナ
一周回ってるハイテクぅ!
KP
「……たまちゃん」
穏やかな微笑みの女性風紀委員が、彼女に声を掛ける
神川 環
「は、はい。女川副長」
KP
「もうお昼だけど、私、手が離せないの。悪いけど、飲み物買ってきてくれる?」
「あ、俺も頼むわ」
「……自分も」
飄々とした様子と、獅子王院とはまた違った静けさを持つ白服風紀委員が、相乗りする
アイ
鬼(と見せかけて結構話が通じる)の総長と仏の副長かな?
神津 樹
なんか風紀の人たち優しいね。
神川 環
「あ……
わ、わかりました! 神川風紀、買い出しに行って参ります!」
何かを思いついたような笑顔で敬礼をすると、神川は委員会室を飛び出していった
ヘチナ
たまちゃん……
KP
「いつもかわいらしいですね、神川ちゃんは」
それを見送る飄々とした風紀
「……神川にいつも甘すぎませんか、女川さん」
静かな白服が口を開く
「あら、そう? 私は単にお昼のお茶をお願いしただけよ?」
そちらを見るでもなく、女川と呼ばれた女性は穏やかな表情で書面にペンを走らせる
「クールっすねぇ~~。たまんないな」
獅子王院 哉仁
「……全員、集中。神川風紀の担当書面は各自で分配して当たること」
KP
「は~い」
「へいへい」
「……はい」
―――委員会室に再び静けさが戻った
二宮 信
にこにこする
高槻 玲音
副長、親衛隊いそう
ヘチナ
天井からスチャっと

KP
神津は、旧校舎の一階、エレベーターホールにて、🔼のボタンを押す
神津 樹
ポチ
KP
いかにも古めかしい、黒く大きく飛び出したボタンは、ぐ、っと言う重みと共に沈み込んだ
高槻 玲音
何故かそのエレベーター既に上にいて降りてくるまで時間かかるんだろw
KP
そうw
ランプは『6』に点灯し
ゆっくりと降下してくる
そこへ、他の面々は追いついた形だ
高槻 玲音
1d100で低いやつからついたことにしようぜ! って言おうと思ったけどやめよう
KP
まーたニノがやらかすぞ
高槻 玲音
それもまた二宮
ヘチナ
最初の1人だったら間が持たないぞ
KP
いや、キミは他の2人と一緒に来なさいよw
アイ
まあ全員わーっと追いついたのでは
二宮 信
1d100 (1D100) > 37
KP
わーーーーっ
アイ
いうてたら既に振ってた
1d100 (1D100) > 59
神津 樹
ここで1を出すのがオレです!
高槻 玲音
1D100 わーっ (1D100) > 70
のんびり
神津 樹
1d100+100 (1D100+100) > 42[42]+100 > 142
遅かったなぁー
ヘチナ
1D100 ウワ (1D100) > 48
二宮 信
待って♡
高槻 玲音
重役出勤
アイ
シーン補正!
KP
じゃぁボタンがスッと戻って無かったことになった
ヘチナ
さすがっすパイセン
二宮 信
俺が一番早いな!
KP
では、むしろ神津が旧校舎のエレベーターの前に行ったら、みんないた
アイ
にの>へっちー>あい>高槻くん>神津くん(シーン補正)?
皆野 智恵
なんか皆野までいる
高槻 玲音
JKトリオは揃って来なよ……
神津 樹
「!?」
ヘチナ
大体揃ってるからセーフ
アイ
セーフセーフ
皆野 智恵
ぜはーぜはー(ふらふら
ヘチナ
ミナノーはおんぶしていこうね
高槻 玲音
「あ、主役だ」
神津 樹
「招集か何か?」
オレのとこには来てないけどなそんなの。
もう外されてんのかな。
高槻 玲音
めっちゃネガティブになってる
二宮 信
「いや、神津くんが呼ばれてたから?」
高槻 玲音
「いや、困ったときのセコンドが必要かなって」
ヘチナ
「ほ、放送できいたから……」
アイ
「ん、だって理事長室だろ?」
神津 樹
「……はぁ?
呼ばれたのオレだけど」
皆野 智恵
「わ、私はマネージャー見習いなので……」
ヘチナの背中から
KP
もちろん、マネージャーの件はみんな初耳だ
神津 樹
「なんで皆野……マネ……?」
高槻 玲音
「ほら来たから早く行こう。あの人、あんま待たせるとまた嫌味されるし?」
アイ
「賛成なんだねー」
高槻 玲音
神津をずいずいエレベーターに押し込む
神津 樹
「あっちょっと」
ヘチナ
「と、とにかくいそぐっす」
KP
では、ちーん、という音と共に、ドアが開く
マーク
「おっ、やっぱ揃って来やがったな」
そこにはマークの姿
アイ
「っは、お見通しか」
高槻 玲音
「あ、マークさん」
ヘチナ
「マークさんも」
神津 樹
もう何が何だか。
マーク
「って、ちょっと待て」
皆野の姿に、眉を顰める
神津 樹
おや、マネージャーはダメか?
マーク
二宮の耳をぎゅ、と掴んで引っ張る
割と痛い
二宮 信
「えっ」
いたい!
アイ
なぜかニノくんのせいにされる
神津 樹
ニノくん……
高槻 玲音
マーク
後ろを向きつつ、その耳を自分の口元に持ってきて
高槻 玲音
耳フーだ!!!!!!!
ヘチナ
耳フーハードモード
マーク
(バカかお前! なんでこの子がいんだよ!?)
ひそひそ
二宮 信
「(俺にもわかんないっすよ!!!)」こそこそ。
二宮 信
ふえぇ><わかんないよぉ!
神津 樹
神津と同じくらいわけ分かってないだろうにな、ニノくん
マーク
(あ? またお前がコナかけようとしてんじゃねーのか)
二宮 信
「(ちがいますちがいます!)」
アイ
「あー、先輩のせいじゃねんだよ」にゅっと背伸びして弁解。
ヘチナ
「ミナノー、とりあえず神津くんの用事が終わったら皆と理事長に言って正式に……」こっちはこっちでひそひそ
KP
なんて言ってる間に、その背後でドアが閉まり、上昇を始める
李さん
高槻 玲音
すもも
二宮 信
李さん
小狼くんかと
KP
すみません、ちょっと取引先様のお名前が
アイ
懐かしい
高槻 玲音
すももさんかぁ

KP
微かなGを伴って、エレベーターは上昇する
神津 樹
すごくいごこちがわるい……
どうやらオレが呼ばれたからみんな来た?
なんで??
アイ
背伸びして弁解しようとしたけどたぶん人数過多で埋もれた。
「んにぇー」
KP
そして、4階でちーん
がーーーってドアが開くと
神川 環
「うわ」
アイ
「おわ」対面。
神津 樹
「風紀女」
ヘチナ
「つい……あれ?」
神川 環
「な、なんで皆さんまで」
高槻 玲音
「あー、人数オーバーでーす……次の便でどうぞー……」閉ボタン
神川 環
「ちょ、ちょっと待ってください! 乗ります乗ります!」
二宮 信
「乗るの!?」
高槻 玲音
「わりと本気でぎゅうぎゅうなんだけど!?」
古いエレベーターは狭い
神川 環
小柄な体を、ドアの隙間に滑り込ませる
二宮 信
「わっと!?」
神津 樹
「なんでお前まで」
アイ
「んにゅ」割と本気で埋もれている。
神川 環
「え、あ、あはは。
あ、あれぇー? これ上りだぁー? 私、お茶を買いに出ただけだったのになぁー。困ったなぁー」
(棒
高槻 玲音
「思った以上……」
二宮 信
「もうめちゃくちゃだよーってネットスラング思いだすな……」
マーク
「お前らな……」
頭一つ抜きん出たマークは、窮屈なその箱の中で器用に頭を抱えた
「またあいつに嫌味言われんだろが……」
ヘチナ
ミナノーがつぶれないように空間を死守
神津 樹
壁にくっついて困惑している。
皆野 智恵
「0(:3 _ )~」
高槻 玲音
「あーっミナノーちゃんから魂抜けてる!!」
ヘチナ
「ちょ、ちょ!」
アイ
「み、みにゃのー……」
神津 樹
皆野ォォォ!
KP
そしてややあって
ちーん
高槻 玲音
どっちが?
ヘチナ
昇天サウンドではない
神津 樹
なんかぬけた
KP
6階です
その音が、皆野のそれに聞こえたような気がした
アイ
「うえぇ」急いで開くボタンを連打して降りる。
KP
どやどやと、まろびでるように
アイ
「ぷぇ、死ぬかと思ったんね」
高槻 玲音
「みんな……生きてる……? 特にミナノーちゃん……」
ヘチナ
「ミナノー、しっかりするっす、ヴァルハラは一緒に行くって約束したっすー!」
皆野 智恵
「ごめん……私やっぱりエインヘリヤルにはなれなかったね……」
高槻 玲音
「ここで飯テロがひどいゲームを再現しなくていいから!!」
名物は飯テロ
神津 樹
めしてろがひどいげーむ……
二宮 信
何のゲームだ!?
高槻 玲音
オーディンスフィア
神津 樹
あーーーー、ヴァニラウェアのゲームなのか。
二宮 信
なるほど……名前しか知らなかった……。
神津 樹
やったことないけど想像がついちゃった。
高槻 玲音
オープニング直後でおねーちゃんが死ぬ
神津 樹
朧村正だけやったけど、あれも飯テロが酷いゲームだった……
よなかにやってはいけない。
高槻 玲音
十三機兵やって焼きそばパン食べな
神津 樹
任天堂の公式放送で、要潤が朧村正やりながら月見蕎麦食べてた。

神川 環
「うわー、ここ6階だぁー。知らなかったなぁー。こんなとこに理事長室があったなんて~」
二宮 信
「そうだねー」棒。
ヘチナ
「えっ」
アイ
「っは、そだねぇ」その棒読みに軽く吹き出して。
マーク
「お前ら、聞いたことねぇだろ。あいつの本気の嫌味」
高槻 玲音
「あれで手加減してたんだ……手加減してるんだろうな……」
マーク
「かなり甘口だぜ」
アイ
「そりゃ高度過ぎて無いのと同じかもしらんのだねぇ」
ヘチナ
(どうせ何言われても怖いっす)
神津 樹
これから何が起こるんだか想像もつかない。
何を言われるのかも分からないし、
みんながどうしてきたのかも良くわからない。
助けに来てくれた? らしいが……
マーク
「……まぁいいや。どうせここまで来ちまったんだ。
寄ってくんだろ、お前らも」
言って、皆野と神川を見やる
神川 環
「えっ、い、いいんですか?」
皆野 智恵
「なんか、怖いこととかあるんですか……?」
高槻 玲音
「俺もこんなに人多いと思わなかったんですよ……
ミナノーちゃん……心臓、止まらないといいね……」
ヘチナ
「そ、そんなこと!」
二宮 信
「生きて……」
神川 環
「た、高槻先輩」
高槻 玲音
視線を逸らす
神川 環
ちょっと背伸び気味に、高槻にひそひそ
「ていうか、この人だれなんです?」
身長
高槻 玲音
神川ちゃん身長いくつ?
神川 環
140くらいかな
もうちょい小さいかも
高槻 玲音
30cm以上違う……
神川 環
つま先断ち
ズダーン
つま先立ち
神津 樹
ちっちぇぇな風紀女
神川 環
かなり小さいよ
神津 樹
でっけぇな先輩
高槻 玲音
うそ キャラシに179とか書いてあった でかかったなそういや
二宮 信
ちっちゃ……。
高槻 玲音
SIZ14を縦に割り振ったらこうなる
アイ
最大身長差では と思ったけど大佐の方がでかいか
神津 樹
大佐には勝てねぇわ
獅子王院 哉仁
自分の身長は2m越えている
アイ
でかない???
高槻 玲音
でけえよ!!!!
二宮 信
二宮170ジャストぐらいかも。
神津 樹
オレも14だけどもう少し小さいな。
高槻 玲音
神津はSIZが筋肉にも割かれてるからだろ、俺筋肉ないから

二宮 信
「(……改めて考えるとすごい凹凸してるなこの面子……)」どうでもいいことを考えてる。
神津 樹
「世界的アーティスト」
高槻 玲音
「学園長の親友」
神川 環
「お、お友達……」
マーク
「腐れ縁だよ」
KP
などなどやりつつ、皆はマホガニー製のドアの前へ
マーク
はぁ、と今回もため息を漏らし
「んじゃ、開けんぞ」
二宮 信
「うぃっす」
アイ
「ん」
神津 樹
先頭に立ってる。呼ばれた本人だし。
KP
がちゃり。
重厚なドアを押し開ける
高槻 玲音
鬼か蛇か両方か
ヘチナ
「お邪魔……します……」
アイ
「お邪魔しますんだねー」
神津 樹
「お邪魔します!!」
入るわ。
高槻 玲音
「現場の目撃者Aでーす」
南条圭
「ようこそ待っていたよ。やはり、予想通り……
……ではない面子もいるようだな?」
ちら、とマークの方を見やる
マーク
「……聞くな。壮絶な事故だ」
ヘチナ
「ど、ど、同好会の、ま、マネージャーを、その」
アイ
「同好会のマネージャー希望と現場の目撃者。なんだね?」
皆野 智恵
「こここ、こんにち……は……」
二宮 信
「こんにちはー」
皆野 智恵
「わた、私、この同好会のマネージャー……見習い……」
過呼吸気味
高槻 玲音
「ま、マネージャー? 初耳なんだけど……」
アイ
「え、そうだっけ?」
神津 樹
オレの代わりに入るのかな、とか思っている。
高槻 玲音
ネガティブ神津
南条圭
「……初耳だな?」
改めてマークを見やる
マーク
「奇遇だな、俺もだよ」
ヘチナ
「あっ、えっ、えっと、ど、どうぞそちらのお話から、その」
南条圭
「ノリだけで生きている稲葉はともかく、諸君にはもう少し想像力があるもの、と期待していたのだが、な」
ため息一つ
初めて見る反応だ
なんだか勝った気がするかもしれない
アイ
「そりゃ想像力の方向がズレちまったねぇ」
神津 樹
「分からない。来たらいた」
高槻 玲音
「神川ちゃんは無理矢理ついてきました」
神川 環
「ヒェっ、高槻先輩ひどい!」
高槻 玲音
「エレベーター、定員オーバーだったろ!」
アイ
「アイらちっちゃいから二人で一人分だよ」
ヘチナ
「波照間さん?」ツッコミがおいつかない
アイ
「え、だって高槻一人分だろ、どう見ても」
神川 環
「わわわ、私は先輩方のお茶を買いに出ただけでしてぇ……!」
ヘチナ
「えっ?」
高槻 玲音
「ここに自販機はどう考えてもないだろ!!」
神川 環
「あああ、あるかもしれないじゃないですか! お洒落なウォーターサーバーとか!」
高槻 玲音
学園長の水を飲むのかこやつ
ヘチナ
「それだと水っす……」
神津 樹
さわがしいw
二宮 信
あえて来ないで扉の前で〈聞き耳〉してればよかったかなぁ。
高槻 玲音
たぶんドア分厚くて何も聞こえないやつだぞ
神津 樹
不審だ
高槻 玲音
警備員に追われる二宮か……
二宮 信
ついてきてよかったなぁ!!!
南条圭
「……静粛に」
静かだが、獅子王院のそれに勝るとも劣らない声音で
アイ
「はーい」
二宮 信
「はーい」
アイ
神津くんのことがあるので珍しく殊勝。ただし当人比。
南条圭
これまた重厚なマホガニーのデスクの上で指を組み、にこにことこちらを微笑んで見やる
「……まぁ、こうして集まってしまったのでは仕方がない。
皆、神津くんのことが気になって仕方がないようだね?」
神津 樹
「気になる?」
アイ
「そりゃね」
二宮 信
その言葉には何も言わない生命。
ヘチナ
「そ、その、心配っていうか……」
高槻 玲音
「やー、まだ彼伝達力が拙いので……現場全部見てたし説明役として来たつもりだったんですけど……」こんなに多いとは、とは口に出さない
神津 樹
やっぱりオレの説明拙いって思われてるのか……
アイ
ミナノーは…… 割と巻き込まれただけだけど……
むしろ巻き込んだの我々だけど……
高槻 玲音
高槻は「他にきて二宮くらい、億が一くらいで神津がフケる」と考えてたタイプ
二宮 信
二宮は俺は何が何でも行くぜ! としか考えてなかった。
アイ
アイは高槻くんたちに任せるか行くか迷って、結局神津くんに判断丸投げしたら先に出られてた

南条圭
「ふむ」
頷き
「皆、既に事態は把握しているようで何より」
高槻 玲音
(たぶんミナノーちゃんは把握してない…………)
皆野 智恵
おどおど
二宮 信
それはそうだと思う。
南条圭
「さて、今日神津くんを呼び立てたのは、ほかでもない。
昨日の一件のことだ」
神津 樹
「ああ……はい」
南条圭
「君たちは、一部始終を見ていた、と言うことだね?」
高槻、二宮、神津に視線を順番にやり
高槻 玲音
「はい。ケンカから保健室での一件まで」
南条圭
「そうか」
二宮 信
「ええ」
神津 樹
頷く。
高槻 玲音
「基本は彼に説明を任せるつもりだったけれど、第三者の目線も必要になるとしたら先に来といたほうがいいだろうなと」
南条圭
「そうか、それは有難い。ぜひお願いしよう。……さて」
言って、一枚の書面を手に取る
「まずは事実の確認からだ。
今回の一件―――。
市立風波高等学校の男子生徒1名によるもの、と言うことで間違いはないかな?」
神津 樹
「……えっ?」
神川 環
「……」
二宮 信
「間違いないっすね」
高槻 玲音
「はい。あっちから来て」察し
神川 環
「え、え……?」
神津 樹
「いや、でも……」
二宮 信
「長い物には巻かれておいた方が得だよ」中学生組に。
アイ
「その意見にはアレだけど、把握してねぇわけねんだね、そういや」
高槻 玲音
「大丈夫、これは『事実確認』みたいだから、さ」
ヘチナ
「えっ、えっ……」
皆野 智恵
「……?」
不思議な雰囲気に、周りの面々をキョロキョロ
高槻 玲音
ミナノーちゃん完全に巻き込まれた人の顔してる かわいそうに
南条圭
「……そうか」
ヘチナ
「それってうs」
南条圭
「何か、異論が?」
ヘチナ
「ひっ、わ、私は聞いただけなのでっ」
神津 樹
「そういう……けどオレ」
アイ
じっと口を閉じ、神津の言葉に任せる構え。
高槻 玲音
「………………」神津をちらっと見て
「んー、まあ……それはそうですけど、彼の話を一度聞いてからにしてもいいかも?」神津のしたいようにさせることにした
アイ
「思うようにしていんだよ。どっちを通しても。
そういうことなんだろ」
神津 樹
じゃあもっかい説明するか……馬鹿正直に。
マーク
「……」
二宮 信
「…………」
神津 樹
「オレが殴ったのは変わらないから」
でも先に手を出されたとか言った方がいいって先輩に言われたから一応説明を頑張って追加する。
マーク
「……」
一生懸命に、自らのことを正直に話す、神津の様子に、マークは小さく微笑んだ
高槻 玲音
成長だ
南条圭
「ふむ。しかし、それは困ったな。
ここに、供述があってね」
言い、手元でマウスを操作するクリック音
そしてモニターをそちらへと向ける
KP
メディアプレイヤーが全画面モードにされた、その中で―――
『んだからよォ! さっきから言ってんだろが!』
映し出されたのは、時代錯誤もいいところ、といった長ラン、短ラン、赤Tシャツの見るからにヤンキー! と言った風情の少年が、聞き取りを行なっている教師だろうか、相手にがなり立てている様子だった
ご丁寧に、頭には立派なリーゼント―――正確にはポンパドールを載せて
それをぶるんぶるん言わせながら、吠える
神津 樹
ごめん、仮面ライダーフォーゼのゲンちゃん浮かんじゃった。
二宮 信
大杉先生みたいな先生をください
あとキングみたいな先輩
高槻 玲音
知らんやつか
KP
あ、この人神津くんは知ってていいです
田野先輩から、聞かせられたり、見せられたことがある
人呼んでカゼコーの狂犬オオカミ
『大神 一郎太(オオカミ イチロウタ』である
神津 樹
「あいつ……
カゼコーの?」
アイ
「へっ?」
高槻 玲音
「……もしかして、討ち入りの目標?」
神津 樹
「ああ、そうだ」
KP
『何度言わせんだよ、お前ら、センコーのくせに脳みそ入ってんのかよ? あ?』
『ええと、大神くんだったね……しかし、我々が聞いた話とは少々違っていてね……』
神津 樹
なんかまたわけ分からんことが起きてるな。
高槻 玲音
とりあえず何を証言するのか見よう
KP
『もう一度、我が校の生徒―――田野くんを、その……ノックアウトした時のことを、聞かせてくれるかな』
二宮 信
お?
高槻 玲音
おん?
アイ
お? 裏で何か動いてるの? それとも彼がフカしてるの?
高槻 玲音
なにこれ、南条くんの仕業越えてない?
ヘチナ
おやぁ記憶が
KP
『んだからよォ! 俺が、こう、やつの懐に飛び込んで、こう、右フックよ!』
高槻 玲音
「……え、え、ええーっと………………………………」
KP
『……キミ、さっきストレートって言って無かったかな?』
『う、ウルセェな!』
高槻 玲音
フカしてるのか?
アイ
記憶をウンニャラニョロペーされたのか、それともカチコミが無かったことになってしまったのが具合悪いから手柄を横取りしようとフカしてるのか 後者っぽい気もする
あるいは理事長が sode no shita を使ったのか
二宮 信
ソデノシタ
アイ
そう under the sleeve
KP
『俺が、こうガッと言って、グッと、こう……あああ、もう! じれってえな!』
やおら彼は立ち上がり、カメラへと近付くと
それを乱暴に掴み上げて、自らの顔を大写しにする
『いいか! もう一度しか言わねぇぞ! 耳かっぽじってよーく聞きやがれ!』
ヘチナ
「ひゅぃ」
アイ
「んぁ?」
モニターを覗き込む。
KP
『お前らんとこの、神津の仕業じゃねぇ! 田野のヤローをぶっ潰したのは、この、俺様! カゼコーの狂犬、オオカミ様だ! いいな! 神津なんて野郎は、全然カンケーねぇからな!』
アイ
「………………」
高槻 玲音
狼なのに犬
KP
そこ突っ込んじゃう?
神津 樹
ほっといてあげよう。
神津 樹
「……」
もう何が何だか分からないが……
もうそれでいい気がした。
手柄とかそういう話になるなら、別に誰が倒したことになろうがどうでもいい。
高槻 玲音
「……………………………………あー、そっちかあ」
KP
『こら、キミ! やめなさい!』
『あっ、こら、はなしやがれ―――』
ぷつり、と動画はとぎれた
アイ
「ま、それでいんならいんじゃないね……?」
二宮 信
「な」
アイ
「人間求めるモンそれぞれだし」
神津 樹
「それでいいです」
高槻 玲音
「神津くん的に納得できるストーリーでいいんじゃないかな……」
KP
不意を打って、暴露された『真相』
それの意味するところとは?
次回に続く

神津 樹
さて庇われてるのか『手柄』を横取りしようとしてるのか。
アイ
あんまり庇ってくれる要因も裏で何か動いてない限り見当たらないんだよな。庇ってくれてるんだったら熱いけど。
神津 樹
ほらブルーさんが
アイ
その可能性はある
神津 樹
なんでそうなるんだかは良くわからんけど。
高槻 玲音
ほんまな
ヘチナ
実はブルーさんの変装
高槻 玲音
全員の闇暴いて楽しもうとしてる?
アイ
カゼコーの狂犬の肩を足で押さえつけてニマリと笑う悪の女幹部ブルーさん
良い

コメント By.神津 樹
風紀委員って実は愉快な仲良しグループなのでは。
突然生えるマネージャー!
ネガティブ神津!
オオカミなのに犬!!

まあ、本人がそれでいいなら良いんじゃない……?

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-08

こいつ見たもの全部アッパーテンションでぶちまけるよw なんなら画像と動画共有で。

そこまでは関知できねぇよw

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』1-12

(ええこの人たちなんで理事長にくってかかってるんすか!?)

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-11

「??? 皆さん、何してるっすか」
「見たきゃAR切れよ」