こんばんは
アイ
とぉっ!
高槻 玲音
ふう
ヘチナ
スッ
裾丸
こんばんはぁ
ヘチナ
新手の悪魔使いかっ
高槻 玲音
未成年いるから裾は帰りな
KP
あぶないあぶない
神津 樹
未成年来場
ヘチナ
3/5は未成年
アイ
それ
高槻 玲音
向こうは未成年いないんだな PCには
KP
えっちなヒーローは出禁
アイ
PCにはね
高槻 玲音
なんならラバンがとんでもなく平均年齢引き上げてるな
アイ
ラバンは外見年齢でカウントして
ヘチナ
裾も相当引き下げてるはずなんじゃが
アイ
あら、ニノパイセンがPCに阻まれてる
高槻 玲音
裾の減らしよりラバンの上げが激しい
KP
ラバンさん、女装して男でも行ける人
高槻 玲音
そういう趣味なん???
二宮 信
推しの話しました?
アイ
そのエピソードはなかったことになったから
KP
おや
アイ
お、こんばんはー
神津 樹
こんばんはー
ヘチナ
いらっしゃーせー
二宮 信
こんばんは!
高槻 玲音
二宮、女装して男を食うやつが推しなのか
KP
そうそう
アイ
食べてないよ食べられ未遂だよ
二宮 信
違うよ
ヘチナ
見損ないました二宮先輩
二宮 信
ただPLが面食いで変な人が好きなだけだよ
高槻 玲音
そこはへっちーが製作振るかと思った
アイ
あからさまにお出しされたものは趣味ではないのでは
ヘチナ
へっちー女装ジャンルはどうじゃろな
高槻 玲音
なるほどなぁ
二宮 信
イケメンの変人マイペースとか好きに決まってるじゃないですか

KP
さーて、前回は
アイ
謎の裏ボス登場
ヘチナ
誰だお前らってとこでしたね
KP
ジョーカーとマークの会話
高槻 玲音
なんやろなー
二宮 信
なんだろうなぁ
道化
『ソウイエバ、直接顔ヲ合ワセルノハ、初メマシテダッケ?』
大変
高槻 玲音
これ、カタカナ変換するのにKP時間かかってるやつだな……?w
二宮 信
ゆっくり待とう
高槻 玲音
かつての悪魔たちみたいに
道化
ソウダヨ(ソウダヨ
高槻 玲音
かわいそ がんばれ
アイ
いつもありがとうございます
ヘチナ
前にもあったねそんなこと
二宮 信
がんばえー

道化
『僕ハ、JOKER。コノレースニハ最近登録シタバカリサ。ドウゾヨロシク』
神津 樹
「選手?」
高槻 玲音
「参加者なのか……」
アイ
「直接が初めてって、そもそも覚えねぇんだね。直接以外なら見たことあるって?」
二宮 信
「見た覚えないけど」
JOKER
『アア』
高槻 玲音
そういや遠くから覗かれてただけか
ヘチナ
「こ、こっちの人は覚えてるっす……」黒いほう
黒装束
「……」
黒装束は、一言も発することなく、立っている
神津 樹
マークとが初めてなのかと
高槻 玲音
同じく 俺らも初だったわ
神津 樹
頑張れGM
JOKER
『僕ハ君タチニ興味ガアッテネ……。イツモズット、遠クカラ見テイタ』
高槻 玲音
「…………ストーカー?」
アイ
「はあぁ? 変態じゃねぇの」
JOKER
その評価に、口元に手を当ててクク、と笑う
奇しくも表情とマッチしたその仕草は、一層不気味に見えた
マーク
「……それだけじゃねぇだろ。
俺……というより、俺らに対してのさっきの言葉について、それじゃ自己紹介が足りねぇんじゃねぇのか」
JOKER
『マァ、今日ノトコロハ顔見セモ兼ネテネ』
アイ
「明らかに普通の参加者じゃねぇよ、ってツラしてんだね」
JOKER
『君タチノ危機モ救ッテアゲタンダ。ソンナニツンケンシナイデオクレヨ』
高槻 玲音
CCB<=70 アイデア これはハッキングに思い至れるかの自主的なアイデア (1D100<=70) > 67 > 成功
KP
お?
高槻 玲音
「…………まさか、まさかだけど、あのー……ハッキングとかお得意で?」
ヘチナ
「えっ」
JOKER
リオの言葉に、笑みを止めて おや、と呟く
アイ
「……あぁ?」
JOKER
『鋭イネ。サスガ先輩』
高槻 玲音
「マジかー……………………」
神津 樹
「こいつが?」
ヘチナ
「どっどどどどういう」
アイ
「敵の敵ってやつなんだね。さっきといい」
マーク
「……なるほど?」
KP
「そうなの?」
高槻 玲音
「危機らしい危機で、外部からの介入で助かったのっていうと……あの件くらいしか」
ニノKP
マーク
誰だ
このKP
二宮 信
KPになっちゃった
高槻 玲音
誰や!
神津 樹
スマホに変更したか。
二宮 信
逆(小声)
神津 樹
なるほどッ
ヘチナ
ニノパイセンやった
二宮 信
えへへ///
神津 樹
ニノパイセンがハッキングでKP詐称だって!?
高槻 玲音
二宮 信
そんなことしてたかな……。

JOKER
『見抜カレチャッタナラ、隠ス必要モナイナ。ソウイウ事ダカラ、仲良クシヨウヨ』
神津 樹
「何がしたい」
高槻 玲音
「目的がわからないからなんともな……」
アイ
「それだよ。敵の敵だけど味方かどうかわかんねぇ」
JOKER
『君タチノ味方ダヨ。今ノトコロハ』
アイ
「今のところは、ね。正直でいんだね」
高槻 玲音
「味方ならほら、目的とか話してくれてもよくないかな?」
JOKER
『ソウダナ……』
道化は、レース参加者の渦中に放り込まれ、袋叩きに遭っている張角と呼ばれた男へと顔を向ける
高槻 玲音
ドカバキボコ
KP
そこには、装束を、覆面すらも毟り取られ、小突かれながらその正体を撮影されている、貧相な男の姿があった
ヘチナ
「……」
神津 樹
「……」
高槻 玲音
「……あれは十分な見せしめだね」
JOKER
『興味ガアルナラ、今度彼ニモ話ヲ聞いてミルトイイ』
アイ
「ふぅん?」
高槻 玲音
「え?」
二宮 信
「聞けるの?」
JOKER
『彼ノ個人情報ハモウ丸裸ダ』
『接触スルノモ、簡単ダロ?』
高槻 玲音
「ま、まぁ……そうだろうけど……」
アイ
「どっちもどっちなんね、それ」
JOKER
『アア見エテ、彼ハ古参ダ。コノレースノ歪ナ有様ニツイテ、面白イ話ガ聞ケルカモシレナイヨ』
神津 樹
「なるほど?」
アイ
「まぁ、なんだね。確かに……」マークをちらりと見る。
「一方からだけじゃ、わかんねぇんだね」
二宮 信
「確かに……それはあるね」
マーク
「……」
高槻 玲音
「なるほどね……確かに、聞いてみたくはある」
アイ
「お前に言われて、ってのが癪なんだけどね」
JOKER
皆の様子に、もう一度、くつくつと笑い
『道化……JOKERノ言葉ヨリハ、信憑性ッテヤツガアルンジャァナイカ?』
マーク
「手前……」
マークは、拳を握りしめ、道化を睨みつける
神津 樹
(どっちもどっちかな……)
アイ
「どっちもどっちじゃねぇの」
ヘチナ
「そんなギスギスしなくても……」
神津 樹
「あんたよりは素直かもな」
ちら、と惨状を見て。
高槻 玲音
「まあ、身に沁みただろうしね……嘘ももうつかないだろ」
JOKER
『フフフ、マァゴ判断ハオ任セスルヨ』
アイ
「……で、結局目的は話さねぇわけなんだね。
見事に話逸らしやがった」
JOKER
『アア。今話スヨリハ、ソノ方ガイイダロウト思ッテネ』
高槻 玲音
「そうだね、それはそれだ。あんたのことももうちょっと知りたいんだけどな?」
JOKER
『僕ハJOKER……。公平サトバランスヲ重ンジル者』
『勝負ッテヤツハフェアジャァナイト……ソウダロウ?』

神津 樹
灰色の魔女か!?
アイ
同じ事を思った>カーラ
なにこの仮面拾った人が次の道化になるの
神津 樹
PCからは見えないけど、そんなに酷いことはしていないように見えるこのひと。
とおもったけどルール違反者ぶん投げてたか。
一応リンチを招く行いではあるな。
高槻 玲音
とてつもなく胡散臭いだけだな!

高槻 玲音
「う……うさんくさい……!」
JOKER
『ウフフ』
アイ
「参加者なんだろ? 運営面じゃねぇの」
JOKER
『僕ガ“ソウ”デアルカハ……彼ノ顔ヲ見レバワカルンジャナイカナ?』
高槻 玲音
ちらっとマークさんを見る
神津 樹
(違うんだろうな)
マーク
「……」
彼は、皆の視線を黙して受け止める
アイ
「やなんだねぇ。まともな参加者いねぇじゃん」
神津 樹
自分含む?
JOKER
『自分ノ秘メラレタ欲望ヲ叶エヨウッテイウンダ。ソリャァソウサ』
『小サイケレド、君タチノ心ノ泉ニ小石ヲ投ゲルコトハデキタ。今日ノトコロハ、ソレデ充分サ』
アイ
「ちぇ。情報吹き込んでいいように動かすって宣言しやがった」
ヘチナ
「石を……?」
高槻 玲音
「動揺させれたってことを詩的に言ってるだけだよ……」
ヘチナ
「そ、そういうことっすか」スカーレットのセリフを聞いて
JOKER
うふふ、と笑う
二宮 信
「もうちょっとストレートでもよくない?」
JOKER
『ソレジャ、今日ノトコロハコノ辺デ』
アイ
「うさんくせぇのも撹乱のうちなんだろ。考えなきゃなんねぇこと一つ増えるもん。
めんどくさ」
JOKER
『誰ダッテ、自分ノ目ト耳デ見聞キシタモノヲコソ、信ジラレルモノ』
二宮 信
「ややこしい……」
神津 樹
「……」
(なんかあいつ嫌い)
JOKER
『ソレデハ』
言って、腕を振り上げると
足を交差し、それを弧を描くように振り下ろし自らの胸に当てるのは、恭しい一礼の姿
『ゴキゲンヨウ』
顔を上げてそれだけ告げると、その姿勢のまま履いたCWで後退
ゴールであった高台から身を踊らせると、未だコースにまで乗り出してきた群衆の中へと落ちて行った
たちまち、その白装束は群衆に紛れて見えなくなる
黒装束
「……」
道化が姿を消すと、黒手袋を履いたその手で召喚器のキャップを閉じ、同時にレオニダスと呼ばれた機械の英雄の姿が掻き消える
二宮 信
「話を聞いてるだけでも疲れるな……」見送る。
アイ
「あんなの疲れた方が負けなんだね」
アイ
「……他人の思惑ばっかでめんどくせぇ。いっそ降りてやろうか」
全く本気じゃない、という様子で吐き捨てる。
他人の思惑だろうが誘惑を捨てられるわけがないし、乗りかかった船を降りるつもりもない。
神津 樹
「降りるのか」
アイ
「冗談。それくらい言わねぇとイライラの持って行き所ねぇんだね」
高槻 玲音
「……えーっと、そんで、勝ったらどうするの? 本来は」
ヘチナ
「あ、あのー、あなたは……?」黒装束に
黒装束
ハニーに声を掛けられ、やはり何も答えぬまま、離脱を仄めかすスカーレットとそれに問うグレンの姿を見やる
アイ
「降りねぇよ。降りて結果好きなようにされんのもヤだもん」
神津 樹
無言で頷く。
黒装束
そのグレンの所作と、いっそ奇妙なほど同時に、黒装束も小さく頷いたように、ハニーには見えた
ヘチナ
「……」
高槻 玲音
「?」
黒装束
そして、右腕を黒の外套へと収めると
その姿もまた、対面していた道化とは逆の方へと
そのまま滑るように後退する
微かに聞こえるモーター音は、死神然としたその姿ながら、やはりCWを履いていることによる挙動であることがわかる
「……」
二宮 信
「……」
黒装束
黒装束は、そのまま、やはり高台から身を躍らせ、去っていった
神津 樹
「何なんだ、あいつら」
アイ
「わかんねぇ」
ヘチナ
「な、なんか……あの黒い人も、自分らに降りてほしくないみたいっす……」
マーク
「……なんだか、妙なことになっちまったが」
高槻 玲音
「まあ、見えてる問題から片付けていこうよ……ここから離脱するとか」
二宮 信
「とりあえず帰るか……?」
マーク
「いずれにせよ、今日の第一レースの勝者は、お前らだ」
二宮 信
「ですね」頷く。
アイ
「まぁ……、そうだね。ケチついちまったけど」
神津 樹
「勝ちは勝ちだ」とヘチナを見る。
アイ
「ハニーもそうだし、みんな頑張ったのは事実だろ?」ニッと笑ってみせる。
ヘチナ
「ひゃいっ!?」
高槻 玲音
「だね。ゴールしてくれたからなんとかなった」
ヘチナ
「ででででも、スカーレットさんとグレンさんが相手チームをやっつけて……」
アイ
「つまり、みんな頑張ったってことじゃんね。ハニーも、リオも、グレンも、チシャも、スカーレットもだ」
アイ
「レース自体は楽しかったしさ。あ、でも」マークの方を振り返る。
「コースに仕掛けはもうナシで頼みてぇよ。
真面目に死ぬもん。アレ」
マーク
「これまた、耳が痛ぇな」
言って、頭を掻く
高槻 玲音
「まぁ、チームの工作は防止してほしいね……」苦笑
二宮 信
「それはある」頷く。
高槻 玲音
「運営の信頼問題にもなるからね」
マーク
「ああ、すまねぇ。今夜のことは、ヤツとも話しておく」
頷く
高槻 玲音
「そうだね。今日はもうさっさと騒ぎに巻き込まれないうちに帰って休みたいよ」
マーク
「ああ」
神津 樹
疲れた。
やばすぎでしょ
ヘチナ
ハッキングされるわコースに工作されるわ暗殺未遂されるわここの運営ヤバない?
アイ
運営の人数足りな過ぎるんじゃない?
高槻 玲音
まあ参加人数に対して運営が少なすぎそ~だしねー
二宮 信
もっと運営サイドを増やそう。
マーク
そういうのってほら、イタチごっこっていう面がありましてぇ
アイ
小規模のインディーズで始めたら思った以上にユーザー増えちゃったやつじゃん
売却しよう そして変な会社に買われてマルウェアの巣窟になる
神津 樹
三社合体のとこに買われる?
ヘチナ
イヤー!
アイ
おっとそして話が繋がってしまうのか>三社合体

オオカミ
「お前ら、大概にしやがれ! よってたかって!」
ヘチナ
「あ……」
アイ
「あー」
神津 樹
「……」
KP
そんな声に目を向けると、なおも吊し上げられようとしているイエローフラッグの面々との間に、ハウンドドッグのメンツが割り込みをかけているところだった
アイ
「割って入って恩売っとくべきだったかね? っつっても、スカーレットらがやったら火に油注ぎそうだ」
マーク
「ああ、当事者のお前らが首突っ込むのはやめとけ。
面倒なことになるからな」
アイ
「じゃ、感謝してとっとと尻尾巻いとくか」
神津 樹
「あいつらは……
あいつは……」
マーク
「まぁ見てな」
KP
言うと、剣呑な雰囲気が立ち込める、そんな場に
気がつくと新たに、先の道化よりも更に鮮やかな白の装束の人物が2名、割り込んでいるのが見える
それは男女一組のペアで、その顔は黄金のように煌めく女性の面と、蠍を模した面に覆われていた

「双方、それまで!」
女性が、凛とした声と共に片手を挙げる
「これ以上の私刑は、貴兄らの立場も悪くするぞ」
「そういうこと。後は運営のお沙汰を待とうじゃないの」

彼らは2人のみであったが、その一種異様なまでの存在感でもって、猛っていた面々も渋々ながら落ち着きを取り戻してゆく
高槻 玲音
「なにあの……どっかの聖闘士みたいな……」
神津 樹
仮面党かなんかかw
アイ
「こっちにも風紀出た」
ヘチナ
「やっと運営さんが入ってくれたっすね」
高槻 玲音
「あいつらは運営じゃなさそうだけど」
神津 樹
「あれは運営なのか?」
ヘチナ
「えっ!?」
マーク
「ああ、連中は別に運営の人間ってわけじゃねぇよ」
二宮 信
「そうなんですか!?」
高槻 玲音
「上位ランカーとか?」
マーク
「ああ、まぁな」
ヘチナ
(それはそれで上位の人が見に来てるっていうことっすよね)
アイ
「……治安維持までボランティアに頼ってんのやばくね?」
高槻 玲音
「……元からあった無秩序な場所に秩序持ち込んだだけでも凄いことなんだよ、スカレちゃん」
アイ
「そりゃ分かるけど言いたくなんだよ。そんな物わかりいいガキじゃねぇもん」
マーク
「まぁ、運営が力持ちすぎてもヤベェだろ」
神津 樹
「そういうものか」
高槻 玲音
「権力って基本、嫌がられるもんだからね……」
二宮 信
「あー……」
高槻 玲音
「それにたぶん、アレ、雇ったり頼んだりして治安維持してるわけでもないでしょう? マークさん」
マーク
「そういうこった」
二宮 信
「自発的ってことですか……」
マーク
「ここまで膨れあがっちまった規模じゃ、互いに互いを見合うシステムの方が、都合がいいのさ。
何より、優勝賞品は誰もが欲しがる代物ってぇなら、権力の一極集中じゃそれこそ誰も納得しねぇ」
アイ
「あー……」
高槻 玲音
「難しいよね、塩梅が」
アイ
「そりゃ分かんね」
最初自分が納得しなかった理由も、正にそこだったし。
ヘチナ
「き、きわどい」
高槻 玲音
「そもそも、運営が持ってないものが賞品だし。運営って言ってるけど結局は運営も自治だよ」
神津 樹
「確かに……」
マーク
「そう。運営はプロモーターじゃねぇ。
いわば一番のボランティア、つってもいいぐらいの存在なんだ。
だが、何しろこの人数だ。なかなか考えを一つにまとめるってのは難しい」
二宮 信
「なるほど……」
マーク
「中には、さっきのピエロみたいな奴も、そりゃ出てくるさ」
そこまで語り、大きなため息と共に肩を下ろす
アイ
「そりゃそうか。最初っからあったもん、どうにかしなきゃなんねぇってだけだったんだもんね。
悪ぃね。言い過ぎた」
マーク
「いいさ。それも率直な声だろ」
KP
『オラー、テメェら! いつまでチコチコやってやがる! 第二レースが始まんだよ! 散れ散れ!』
高槻 玲音
「あ、実況がキレた」
神津 樹
いつもの訓練時に良く聞く罵声だ。
高槻 玲音
俺そのアイデア失敗したまんまなんよな
マーク
「ようやく店長が割り込める潮になったな」
高槻 玲音
「店長?」
マーク
「……なんだ、気付いてなかったのか?」
高槻 玲音
CCB<=70 【アイデア】 気付ける?  (1D100<=70) > 25 > 成功
マーク
よく聞いてみろ、というように、宙を飛ぶ怒声に指を立てる
高槻 玲音
「………………………………」気付いた顔
「へ、下手な走りしなくて……よかった…………………………」
マーク
「ああ、そりゃぁ確かに」
クク、と笑う
高槻 玲音
「地獄のフルコースはもうやりたくない……」
ヘチナ
「………」
マーク
「ともあれ、お前らは本当によくやったよ。
長居も良くねぇ。連中が完全に落ち着きを取り戻して、帰りに目ぇ付けられる前に、引き上げようぜ」
神津 樹
「ああ」
高槻 玲音
「そうしよう……」そそくさ……
ヘチナ
「はいっす」
アイ
「だね。これ以上ドタバタしたかねぇんだね」
KP
そうして、皆は落ち着きつつある騒ぎを背後に、塔を立ち去ることになる
塔は、それぞれをただ見守るように、そこに聳えていた―――

何かしたりモノローグしたり演出したりする人はいますか?
神津 樹
では、騒動を収めようとしていた犬神を見て
「馬鹿なヤツだな……」と呟いた。
高槻 玲音
ないよ……
アイ
言うことは言った! こちらは特に無し
ヘチナ
こちらもなし! 帰って部屋で思い出しエヘエヘする
KP
居場所ができた!
神津 樹
ところでこのレース、どのタイミングで一位だったヤツが願いを叶えるんだろう?
KP
いい質問ですねぇ
高槻 玲音
それな

KP
では、皆はそれぞれに帰宅し、休むことになる
その夜は、奇妙な興奮と疲れのために、安眠できなかった者もあるかもしれない
神津 樹
寝づらかった。色々ありすぎて。
ヘチナ
「……ウヘヘ、ウヒヒ、エヘ……」
二宮 信
肉体的疲労が結構あったのですやすや寝てそう(こなみ)
アイ
眠れねぇ~~~ と部屋で寝がえりを打ちまくっている。
アドレナリンを出し過ぎた。あと物理的に体痛ぇ。怪我しすぎた。
高槻 玲音
スヤァ……
KP
これまでに鍛え上げてきた、CWの操作技術を実戦で試すことができた、興奮と
これまでの得体の知れぬシャドウらを相手にするのとは決定的に異なる、同じく自らの願いを叶えようとする、同じ人間を相手に戦う、という事態
様々な感情と疲れが、年若いペルソナ使いたちを翻弄する、そんな夜が明けた
二宮 信
新しい朝になったねぇ。
神津 樹
新しい朝が来た希望の朝かな?
アイ
あったーらしーいーあーさがきたー
KP
翌日。
寝不足気味かも知れない皆は、どうにか本日の授業や講義をやり過ごし、自然とカフェテラスに集まることだろう
他に何かしたいことがある人いたら、どうぞ
高槻 玲音
特にないな……
神津 樹
部活行く暇ねぇな……
ヘチナ
ミナノーと風紀ちゃんは相変わらずな感じですかね?
KP
皆野を探す?
ヘチナ
クラスいっしょじゃないの・・・

アイ
クラスいっしょなんだよねぇ イチャイチャを目の前で見せつけられてしまう
神津 樹
オレもそうだっけ?
風紀女のクラスメートだった。
KP
たまちゃんとは神津が同じクラスだね
二宮 信
風紀女ちゃんの方もちょっと気になる。
神津 樹
当然風紀女が高等部いくんだな。オレ関係ないや。
平和だなーって思ってる。

KP
一緒ですw
二宮 信
一緒だったねぇ~!
KP
昼休みや、午後の授業が終わった折、皆野の姿へと目を向けると
声を掛けようとした、そのタイミングで
神川 環
「皆野先輩! お暇ですか?」
皆野 智恵
「あ、たまちゃん。うん、空いてるよ」
ヘチナ
「……
………ふぅ」
神川 環
「新しいシーズン始まったじゃないですか、よければご一緒に―――」
二宮 信
あら~
アイ
あらあら
高槻 玲音
あーあ 濁っちゃう
ヘチナ
「波照間さん、カフェ行きませんっすか?」
アイ
「んぇ? うぁ? あ、いーよ。勿論なんだね」
超巨大な隈を消そうとしたのか、メイクがいつもより濃い目になっている。
そして眠気たっぷりで気を回す暇もない。
ヘチナ
「今日はしんどいっすね……」
アイ
「んだねぇ、アイ昨日全然眠れなかったんだよ。ヘチナは?」ふわぁ、とでかい欠伸をする。
ヘチナ
「それなりっす」
アイ
「それなりかぁ」
長い髪を持ち上げて席を立つ。
ヘチナ
「昨日の今日っすけど、サークルあるんすかね?」
アイ
「あー、どうだろ、さすがに休みを願いたいけど、あのコーチだとわかんねぇねぇ。
ハードすぎて部活出らんねぇよ、最近」
ヘチナ
「あー……」
KP
そんなことを話しながら、2人が教室を後にする
その後ろで
神川 環
「あ、もしよかったら、浜木綿先輩と波照間先輩も―――。
あれ? いない……」
皆野 智恵
「たまちゃん、どうしたの? 行こう」
神川 環
「あ、はい……。今行きます」
ヘチナ
教室を出る瞬間、皆野へ一瞬侮蔑のような視線をなげた
「……サークルなかったらなかったでお店のほう行けばいいっすよね」
アイ
「ふぇ? あー、そだねえ。あそこで寝るか」
KP
そうして、二組の女子は教室を後にした
神津 樹
ぶべつ!
アイ
あまりの眠気に不味い事態になっていることもダシにされていることも わからん。何せ直前にHP2にされたのである。
ヘチナ
いくらでも《メディア》するよ♡
KP
槍でブスブス刺されたね

KP
そして、皆はカフェテリアに集まりました
神津 樹
「……?」
ヘチナの雰囲気がおかしい?
ヘチナ
敏感な子!
KP
おかしいかも知れない
なんか黒いオーラを纏っている
アイ
「ねみぃ。腹減った眠い寝ながら飯食いてぇ」その横で眠気のオーラを放っている
KP
大学生組も居てOKですからね
では、次回は今回の反省会を理事長室でやって、打ち上げして、おしまいです

二宮 信
はい! ありがとうございました!
アイ
ありがとうございましたー! 黒い打ち上げだ!
神津 樹
ありがとうございました!
くろいの
高槻 玲音
あんまり首を突っ込みたくない打ち上げだ……
ヘチナ
理事長に反省を促す踊りするとか
神津 樹
おどるの
二宮 信
酒を飲もう
KP
打ち上げに皆野とたまちゃんも混ぜればいいんだね
高槻 玲音
どんよりしちゃうじゃん
ヘチナ
はぁ? あの二人なんもしてねっすけど?
アイ
真っ黒けっけだ
皆野 智恵
マネージャーなのに!
二宮 信
あらら
神津 樹
マネージャー何をするんだろうこの部で。
高槻 玲音
逆に事情言えなくて困らない?
アイ
つもった事情が増え過ぎたからなぁ
アイ
面白い立ち位置になったので、ほどよくダシにされてどこかでほどよくキレたい所
ヘチナ
ズッ友っすよ!
アイ
ズッ友かー!
あははうふふ

コメント By.神津 樹
レースは初勝利!
しかし謎の道化の出現、黒装束の謎、まだまだ分からないことだらけだ。

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-07

ロックでシュートなペルソナだと思ったらホラーでした

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-15

「もしブルーが、他のチームのメンバーで、このクエスト受けてたら……どうすると思う?」

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』1-7

「起爆しろ! 手前の心の壁を、吹っ飛ばしてやれ!」