こんばんは
行田 葵
よし、今日は一番乗り
KP
神津 樹
いるよー
アイ
いるよーいるよー
KP
今日も塔
ヘチナ
よっこいせ
KP
こんばんはこんばんは
アイ
こんばんはー!
高槻 玲音
今日はこっち
KP
うむ、そっち
アイ
あっちそっちこっちどっち
ヘチナ
たっち
KP
えっち
アイ
すけっち
KP
ワンタッチ
アイ
フルーイ
KP
時間だった!?
KP
そろそろ一周くらいしないもんか
高槻 玲音
時間だぞ
ヘチナ
KPが2人いる!!
アイ
KPが二人いるぞ
高槻 玲音
多いなあ
KP
じゃぁ今日はそちらにお任せして
二宮 信
いえいえいえ
高槻 玲音
神川 環
私は風紀で行きますね
二宮 信
いやいやいや
神津 樹
いきなり風紀女が生えた
ヘチナ
こんなところまで
KP
塔の風紀取締
ヘチナ
人の影盗む人をまずは取り締まっていただきたく
KP
ほい、影ベリべりー

マスクの男
皆の前にはマスクの男
彼は、皆に不可思議な銃(?)を手渡した
影を奪われたことで、茫然としていた神津とヘチナは、それによって意識を取り戻した
影を取り戻すことだけが、助かる道であるという男だが、しかし銃は各々専用のもので、皆野をこの場で救うことは不可能であると告げるのだった
「……悪いな」
歯噛みするように、男は皆に詫びた

ヘチナ
「……なんか、身体が軽くなったっす……」
神津 樹
「影を取り戻さないと、オレたちはここから出られない……」
ヘチナをちらと見る。
マスクの男
「そうだ。出ることはできても、助からない」
「とにかく、今はお前ら自身のことを考えろ」
二宮 信
「……」頷く。
アイ
「いんや、こいつをくれただけで助かるってもんなんだね。……何か知ってること、他にあるかね。あいつは何者なのか、とか、ここは何なのか、とかさ」
高槻 玲音
「まあ、元はと言えばこんな大事になること想像しないで大した対策もせずに入り込んだ方がアレなわけだし……」
神津 樹
予想できたらスゴイよ。
まあ影がなくなるって怪異を目にはしているけどさ。
ヘチナ
「で、でも、これ、自分たちが使っていいっすか……?」
マスクの男
「ああ。もうお前ら専用だからな」
「俺が知っていること、か」
「さっきも言ったが、俺もさほど詳しいワケじゃない」
「昔のツレに頼まれて、最近ようやくここに入ったばかりだからな」
二宮 信
「……ツレ?」
アイ
「アイたちは全然分からん。それに比べりゃちょっとでも情報が欲しいんだね。……連れ?」
マスクの男
「ダチのことだよ。あれ? 今そういう呼び方しないか?」
高槻 玲音
「一部の界隈の人かなあ」>呼び方
二宮 信
喫茶店のお姉さんかなぁ?
高槻 玲音
あの人まるで知らんって様子だったけど
二宮 信
あ、そっか!
マスクの男
「……まぁ、いいさ」
小さく肩をすくめ
「とりあえず、さっきのあの死神みたいな奴な」
「アレは、牧童、って呼ばれてる」
「なんでか、についちゃ詳しくは知らないが、他の奴らも皆そう呼んでるから、まぁ間違いないだろ」
高槻 玲音
「まあとにかく……詳しく話を聞くにはキミの所属してるトコ行かないと行けなくて、そのためにはたぶんこの空間の外に出る必要があって、だから影を取り返す必要がある……ってことでオーケィ?」
マスクの男
高槻の言葉に、今度は大きく肩をすくめた
「オイオイ……ずいぶんとせっかちだな。別にそんなこた言っちゃいねぇよ」
高槻 玲音
「そうなのか?」結局説明するんだなあこのひと
マスクの男
「別にここから出てまで俺と一緒に来いなんて言うつもりはないさ」
「お前らだって、こんなことさっさと終わらせて、全部忘れてお家に帰りたいだろ?」
高槻 玲音
「でも、他人の影を取り戻す方法はキミは知らんわけでしょ? そしたら、詳しい人のとこ行かないとだし?」
「じゃないとまた無茶するだろうしね……」ちらっとヘチナを見る
マスクの男
「他人の影か……」
男もヘチナを見やり
神津 樹
ヘチナさん警戒されまくり。
二宮 信
まぁ無茶するのは良くないよね。
高槻 玲音
「専門家っていうか、少しでもこの空間に詳しい人の助言があったほうが安全。だろ?」
二宮 信
「確かに」
マスクの男
「キミのツレなのか? その、もう一人の被害者ってのは」
ヘチナ
「ミナノーを助けるまで帰らないっす……」
マスクの男
「参ったな……」
頭を掻く
高槻 玲音
「だろ?」
マスクの男
「わかった。そういうことなら、終わった後で詳しい奴のところへ連れて行く」
アイ
「そうか、そいつぁ助かるんだね」
マスクの男
「つまりそういうことだな」
アイ
「ってか、ここ何なんだね? AR眼鏡外したら見えなくなっちまうみたいなんだね」
マスクの男
「いずれにせよ、そいつを救うためには、そいつ自身の召喚器……銃が必要になる。まずはお前らのことを済ませてからになる。そこんとこは了承しろ。OK?」
ヘチナに指を近づけて、男は言い聞かせるように。
ヘチナ
「……っす」うなづく
神津 樹
今度やったら分かってるんだろうなぁ……?
ヘチナを目で威圧してる。
ヘチナ
「ヒフィッ」
高槻 玲音
「ここのことも、詳しい人に纏めて訊いたほうがいいんじゃね?」アイに
マスクの男
「ここは、『勝利の塔』と呼ばれてる」
高槻 玲音
「……ここも? 町みたいに見えるけど既に?」
マスクの男
「ああ。そうだ」
神津 樹
「ここが?」
マスクの男
「だが、ここの正体が何で、どういう場所で、何が起きているのか」
「それを話していたら、お前ら、ここで干からびて死ぬことになるぜ」
神津とヘチナを指差し
「それだけ、色々込み入ってんだ」
高槻 玲音
「……ほらね」肩を竦める
「さっきの化け物探そうぜ」
二宮 信
「そうね」
アイ
「オーケイ。目の前の事からやっつけんだね」
ヘチナ
「ちょ、ちょっと待ってほしいっす」
二宮 信
「うん?」
マスクの男
「なんだ。まだ何かあるのか?」
ヘチナ
「こ、これで影を取り戻すのは分かったっすけど」
「あの、か、かいぶつが大人しくしてくれるっすか?」
マスクの男
「……そこは、俺がなんとかする」
ヘチナ
「はぇ……」
高槻 玲音
「え、なんとかできるのか? そりゃ助かるけど」
二宮 信
「純粋な興味なんだけどさ、どうやって?」
神津 樹
「あれを?」
ジロジロと男を見る。強そうに見えるだろうか。
高槻 玲音
「こらこら、不躾だぞー」服の襟掴んでおこ
神津 樹
不服そうな顔してるけど抵抗はしないよ。
マスクの男
「『それ用』のやり方ってのがあるのさ」
彼自身、長身であり、神津が見ればその姿勢や重心の取り方から、よく整った筋肉の持ち主であることは知れるだろう
だが、別段何かの武装をしているようには見えない
「もういいか?」
ヘチナ
「」こくこく
二宮 信
「おーけー!」
高槻 玲音
「問題なし。さっさと済ませよう」
アイ
「ああ」
少し緊張した表情で銃(?)を構える。
神津 樹
何発か試射して、感覚を掴んでおかないとな……
マスクの男
「よし。それじゃ、お前らはこのまま先へと進め」
「俺は先行して奴を探す」
「もし見つけても、お前らだけでなんとかしようとするなよ」
神津 樹
「……」
二宮 信
「エンカウントした場合はどうすればいい?」
マスクの男
「手、出しな」
高槻を名指す
高槻 玲音
「はえ? 俺?」手を出す
マスクの男
男は、その手にカラフルな直径1cmほどの球をいくつか手渡した
神津 樹
コンビニにあるやつだな。
高槻 玲音
「……なんだこれ?」
マスクの男
「ん?」
「かんしゃく玉、知らないのか」
二宮 信
「かんしゃくだま?」
マスクの男
「そいつを地面でも壁でもいい叩きつけろ。何なら踏みつけてもいい」
高槻 玲音
「……あー、すんげえ久々に見たわ」
「いざとなったらってことね……了解了解」ポケットにしまう
いたずら
二宮 信
……検索しよ……。
あー、BB弾?
高槻 玲音
とは違うね
二宮 信
違うんだ
高槻 玲音
いたずらに使う
二宮 信
初めて知った
ヘチナ
車に踏ませたりする
二宮 信
そういえば名前だけは聞いたことあるかも
神津 樹
今でも売ってるのかなぁ。
無論コンビニにはない。と思う。
ヘチナ
生産中止みたいっすね
高槻 玲音
コンビニにある丸いカラフルなもの……飴……? とか思っちゃったやん
神津 樹
防犯用のカラーボールのつもりだったw
高槻 玲音
まあいたずらにしか使わんもんなあんな玉
二宮 信
カラーボールかな? って思ってかんしゃく玉……? ってなった。
わかりにくいボケのせいで混乱させてスマンカッタ

マスクの男
「簡単な花火みたいなもんでな。派手な音が鳴る」
「それを聞いたら駆けつけるさ」
高槻 玲音
「なんからなにまで助かるよ」
マスクの男
「気にすんな」
「それじゃ、後でな」
高槻 玲音
「了解」
ヘチナ
「ありがとうございます……」
二宮 信
「あざーっす」
アイ
「ああ、ありがとう」
マスクの男
言い、身をかがめると、その足元で猛烈なモーター音
重心移動で起動したシューズの猛烈な加速で以て家屋の壁へと突進
神津 樹
顔をしかめる。
ヘチナ
「あっ、あぶな」
マスクの男
あわや激突というところで、軽やかに〈跳躍〉すると、華麗に旋回を決めつつ壁を駆け上がり、一瞬で屋根の上へ
最後に、皆を振り返り、立てた二本指で敬礼をすると、彼は屋根の向こうへと消えた
高槻 玲音
「……まあ悪いヤツじゃなくてラッキーだったな。この先の行動指針も立ったし」
マスクの男
現れた時と同様、じゃ、ガシャ、という擦過音と軽い衝突音が遠ざかっていった
ヘチナ
「す、すご……」
高槻 玲音
「ほら、見とれてないで牧童っての探さないと」
アイ
「だね。なんだか頭がついてかないが、とにかくやれることやっちまおう」
KP
男の音が聞こえなくなると、周囲には不気味な静寂と霧が立ち込めている
二宮 信
「行こうぜ」
こんなこともある。
神津 樹
「……」
あのアクション……?
何か引っかかるような気がしつつも、先へ進む。
アイ
「神津?」
二宮 信
「神津くん、どうしたの?」
神津 樹
気のせいかも知れない。無言で首を振った。
KP
気のせいだったのか
神津 樹
正直なかの人もうろ覚えだから本当に気のせいって可能性もあるんだぜ!
KP
なに?w
KPもわからないよw
高槻 玲音
なんなんだw
二宮 信
気になっちゃう
神津 樹
じゃあ違うんだろうきっと。
KP
何なんだろうw
神津 樹
風紀のおっさん顔が似たような敬礼してなかったっけ? って思っただけだよ。
KP
ああ、そういうことw
いや、してない……と思うw
神津 樹
よし。ログからは消し飛ばしておこう。
KP
悪いね、マスク兄さんがかっこつけてした仕草でしかなかったんだけどw

KP
霧に煙る住宅街を歩く
気がつくと、道は上り坂ではなく、平坦なものとなっていた
家々や店舗には灯りが灯り、街灯も白く煙る街路を照らしているが、人の気配も音もない
しかし、違いといえばその程度のもので、一見普通の街にしか見えない
ヘチナ
「でも、塔っていうか……道路っすよね、ここ……」
神津 樹
(ひたすら登っては……いるけどな)
高槻 玲音
「でも、道に見えてるのもただの錯覚だろ?」メガネを指さして
二宮 信
「そうらしいな」
神津 樹
特に螺旋になってるわけでもなく、ただまっすぐなんだよね。
KP
少なくとも、ここから霧が許す範囲を見渡す限り、螺旋状にはなっていない
神津 樹
(塔って概念には一つも合っていないな……。
多層の建築物でもないし……何かを供養しているようにも見えない)
高槻 玲音
「本体はもうとっくに塔の中……なんてこともあり得るワケで」
ヘチナ
「イミわかんないっす……」
アイ
「見えてるものが当てにならん、っていうのは気味悪いもんなんだね……。他の感覚で探ろうとしても、なんだかつられちまう」
KP
道は続いている……
神津 樹
黙って進む。
二宮 信
「まぁ、悩むぐらいなら牧童を早く見つけたほうがいいよね」
「無茶しない程度に」ヘチナちゃんチラ。
高槻 玲音
「そそ。そしたら話も聞きに行けるワケで」
二宮 信
「あれこれ悩んだってしょうがないことは今は考えないようにしようぜ」
神津 樹
拳が届かなかった相手は初めてだ。
そのことに何か嫌な感情を覚えるが、それが何なのかはよく分からない。
きっともう一度アレに遭えばはっきりするだろう。
KP
マスクの男と別れてから、どれほどの時間、距離を歩いただろうか
ヘチナ
「い、いきなり出てこないっすよね……」
高槻 玲音
「鎖の音を頼りにすればいいんじゃない?」
二宮 信
「ん、耳でも澄ませてみる?」
KP
耳を澄ませ気配を探るなら、〈聞き耳〉
聞き耳
二宮 信
CCB<=50 〈聞き耳〉 (1D100<=50) > 4 > 決定的成功/スペシャル
???
KP
おや
成長タブにその名を刻むがいい
二宮 信
刻んだ。
高槻 玲音
CCB<=75 〈聞き耳〉 (1D100<=75) > 52 > 成功
この卓〈聞き耳〉しかクリらないんか?
ヘチナ
クリ全部〈聞き耳〉やん
アイ
CCB<=75 〈聞き耳〉一応振ってみよう (1D100<=75) > 78 > 失敗
わからん!
ヘチナ
CCB<=25 〈聞き耳〉 (1D100<=25) > 74 > 失敗
神津 樹
そういえばKP、神津は〈聞き耳〉にマイナス修正入れた方が
KP
うん?
神津 樹
って思ったけど他の人が成功しているからいいや。
ヘッドギアつけてっからねー。
KP
フレーバーとして欲しい! というなら−5%くらい差し上げよう>神津
神津 樹
CCB<=25-5 〈聞き耳〉 (1D100<=20) > 55 > 失敗

KP
では、高槻と二宮
あの背筋を撫で上げるような不気味な鎖の音を探そうと、
耳に神経を集中している、と
―――見られている
そんな感覚を覚えた
高槻 玲音
「…………」あたりを見回す
二宮 信
「……」同じく周囲を見回す。
KP
2人は〈目星〉
目星
高槻 玲音
CCB<=65 〈目星〉 (1D100<=65) > 66 > 失敗
イチタリン
二宮 信
CCB<=50 〈目星〉 (1D100<=50) > 99 > 致命的失敗
KP
んふふふ
高槻 玲音
お前なに?
二宮 信
なにこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
神津 樹
アアァー!
高槻 玲音
さっきのクリティカルでなんも差分出てないし打ち消されない?w
二宮 信
んふっふwww
ファンブル成長はいる???
KP
もちろんどうぞw>F成長
神津 樹
今話題のクリティカルチケットだw
二宮 信
まぁ私っぽい出目で安心したと思います(???)
ヘチナ
あらぶってらっしゃる
KP
チケットねぇ、ちょっと導入考えてみるかなw
とりあえず

二人とも失敗だが、二宮はファンブル!
KP
二宮は周囲をキョロキョロして歩いてたら蹴躓いた
HP-1(ファンブル処理)
高槻 玲音
かわいそうに
二宮 信
「~~~っ!」
[ 二宮 信 ] HP : 14 → 13
ヘチナ
「うぇっ、だ、大丈夫っすか」
神津 樹
派手な音がしたな……
二宮 信
「あ、うん……ヘーキヘーキ……」
これが俺ってこと!
応急手当
神津 樹
〈応急〉振ってイイデスカ……
KP
〈応急手当〉、望むならどうぞ
神津 樹
CCB<=75 〈応急手当〉 (1D100<=75) > 35 > 成功
ヘチナ
やさしい
二宮 信
1点だけだから全快でもいい?
KP
全快どうぞ
system
[ 二宮 信 ] HP : 13 → 14
二宮 信
良い子や……。

神津 樹
無言で近寄っていってどこから取り出したスプレーぶっかけてバンソーコ貼る。
二宮 信
「ありがとう……」いい子だなぁ……。
ヘチナ
「あぅ……え、えらい……」
二宮 信
「ありがとう……本当にありがとう……」
神津 樹
「血はまずいから」
神津 樹
感染症とかまずいから……
二宮 信
良い子だなぁ。
ヘチナ
うかつに人の血に触っちゃだめよ……

KP
さて、そんな二宮をよそに
高槻は
気がつくとたどり着いていた、大きな通りが交錯する交差点の中央で
自分たちを取り囲む街灯の一つの上に、何かの影が蹲っていることに気づいた
高槻 玲音
中央で~?
神津 樹
交差点あるんだ
高槻 玲音
え、なんだ? そっちをよく見る
なんかズーム機能とかないのかこのハイテクメガネは
KP
あります
高槻 玲音
べんり~
KP
強く白く光街灯の光が霧と生み出す光輪に隠れるようにして
蟠る黒い影
それは、明らかにこちらを伺っている……
高槻はそう感じた
アイ
「高槻?」
神津 樹
こちらは手当てしてたから気づけてない。
高槻 玲音
なんだアレ……って思いながらこのメガネにはサーモモードとか赤外線モードとかはないのか
KP
流石にそこまでの装備は無い
影は、進むべき方向の街灯の上に居る
高槻 玲音
「ちょっと、この道はやめよう」全員追い返そう
二宮 信
「そうだな」
神津 樹
高槻をじろじろ見る。
だってそっち行かないと進めないじゃないか。
ヘチナ
「えっえっ」
アイ
「何かいた、んだね?」
高槻 玲音
「察しいいね。そゆこと」
「牧童じゃない、当然ね」
二宮 信
「なんというか、視線を感じるもんなー」
KP
視線だけは感じたもんなー
ヘチナ
「ひっ、ほ、ほかにもいるんすか!?」
高槻 玲音
「さあね……でも現にいるんだからいるんじゃない? 今、余計なものに絡むのは得策じゃないよ」
アイ
「賛成、なんだね。囲まれたかない」
神津 樹
道路を目をこらしてみていたが、高槻の視線を辿って、相手が道にいない事を悟る。
神津 樹
メガテンで覚醒イベント起きたの、四つ辻だったなー
KP
そうして、皆が戻ろうと話していると
高槻はその影がいつの間にか街灯の上から姿を消していることに気づいた
二宮 信
あらまぁ。
KP
1d5 (1D5) > 1
高槻 玲音
「……いなくなった」
神津 樹
「いない?」
周囲を警戒。
高槻 玲音
「仲間がいたらヤバい。移動した方がいいかも」
KP
高槻以外の者は気付いた
そう呟いた高槻の後ろに影が佇んでいることに
高槻 玲音
おいおいおいおいwwwwwwwww
二宮 信
「後ろ!!!」
アイ
「高槻、後ろ!」
ヘチナ
「あっあっ」
高槻 玲音
「えっ!?」振り返る
神津 樹
突進して攻撃。
二宮 信
「ああ、もう!」組付きするために前に出る。
アイ
「神津、危ない!」咄嗟に銃(?)を構える。
影を確認します、牧童? 別の影?
KP
街灯の光に照らされたその姿は
ボロ布のような黒い外套を被り、顔には
あるいは牛のものだろうか、動物の頭蓋骨を仮面のように身につけた姿
高槻 玲音
慌てて距離を取ろうとする
KP
襲ってくるような仕草は見せず、高槻は容易に離れることができる
神津 樹
体ごとぶつけるようにして殴る。
KP
神津が殴りかかるなら
繰り出した拳の先で、全く姿勢も変えぬまま、その人物(?)は真横に数十cmほどスライドし、それを避けた
高槻 玲音
「な、なんだ……?」
神津 樹
「……ッ!?」
たたらを踏みそうになるのをつま先で方向転換して耐える。
KP
ご丁寧に、ついでに足を引っ掛けるサービスまでつけて
神津 樹
耐えられなかった。
二宮 信
ひでぇ……。
神津 樹
方向転換しようと不自然な体勢になった瞬間を引っかけられて転んだ。
受け身
神津 樹
ボクシングって受け身練習とかするのかしら。
高槻 玲音
しないと危なくない?
ほら、パイプ椅子に投げられたりするし
神津 樹
それ違うスポーツでは……
二宮 信
ボクシングは受けるイメージある。
神津 樹
回避の練習はあるけど、転ぶ練習はするイメージないなぁ。

ヘチナ
「あっ、あぶな」
高槻 玲音
「……逃げよう!」転んだ神津を拾おうとする
アイ
「ああ!」
二宮 信
「逃げるか!」
KP
自身の勢いでもんどり打った神津には視線を向けぬまま
「……」
黒い人影は、何かを外套の裾から取り出した
それは、黒い銃のような形をしたもの
銃口をこちらへ向けるでもなく
二宮 信
なんだなんだ?
神津 樹
さっき貰ったのと似たヤツ?
KP
似ている
ただ、皆のものは銀色に姿を変えているが
グリップに手は掛けず、トリガーにも指を掛けぬまま
銃身を横手に持ち、それを差し出している
高槻 玲音
だ、誰に向かって?
ヘチナ
「な、何やってんすか……アレ……」
KP
特に誰に、というわけではないが、皆が戸惑っていると
外套の下から、黒い袖と黒手袋に覆われたもう片方の腕を差し出し
す、とヘチナを指差した
高槻 玲音
ご指名だぞ
神津 樹
ヘチナちゃーん、謎の骨仮面がおよびよー
ヘチナ
タイプじゃないっす!
二宮 信
俺は???
高槻 玲音
仮面の下イケハニワかもしれないじゃん
二宮 信
くっ、俺はハニワじゃない……。
神津 樹
それは大変だ。
ヘチナ
こっわ
二宮 信
こわくないよ^^
だいじょうぶだよ^^
ヘチナ
「ひぃー!」アイの後ろに隠れる
KP
では、皆は【アイデア】
神津 樹
ミナノちゃんと関係あるのかなぁ
アイデア
高槻 玲音
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 8 > スペシャル
神津 樹
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 74 > 失敗
二宮 信
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 9 > スペシャル
ヘチナ
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 65 > 成功
アイ
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 73 > 失敗
さっきからイケ出目が出ない

KP
では、高槻、二宮、ヘチナは直感的な閃き
自分たちが与えられた以外の、銃……
あるいは、それは、皆野のものなのでは?
それならば、強引ではあるが、ヘチナを指名した理由にもなる
高槻 玲音
「……ミナノーちゃんの?」
KP
高槻がそう尋ねるならば
牛の頭蓋骨の仮面のまま、黒外套が小さく頷いた
ヘチナ
「え……そ、それが……?」
高槻 玲音
ミナノーミナノーって呼んでるの聞いてるからミナノーって呼び始めた 逆楡森現象
アイ
ふふ つられてる
神津 樹
ミナノの銃って病院にあるんじゃなかったっけ。
KP
最後に確認したのは、病院ですね
アイ
「えっ、だって皆野のは、外にあったんだろ」
高槻 玲音
「わからない、けど……こいつ、敵意はない、気がする」
ヘチナ
そろりそろりとアイの影から出てへっぴり腰でそれに近づく
二宮 信
「……受け取って大丈夫……なのかな?」
KP
黒外套は、黙って銃を差し出している……
高槻 玲音
「カノジョの、そういえば銀色じゃなかった……ってことは、アレは本来のカノジョのじゃなかった、のかも」
ヘチナ
「い、いいんすか……?」銃に手を触れてみるものの目をつぶる
高槻 玲音
「だとしたら、その可能性があるのは……」って黒外套の銃を見る
KP
銃に触れるなら、それを押し付けるように押やってくる
二宮 信
「……」銃のほうに視線を向ける。
ヘチナ
「ひゅ……い、いただきま……」受け取る
KP
銃は、黒く鈍い輝きを放っている
ヘチナの手に、ずしりとした重さがかかる
手渡すと、その細い腕を外套の下へと戻す
ヘチナ
「あ、アリガトゴザイマス……」
上目遣いでぺこりをお辞儀しつつ後ずさり
「ミナノー……なんでこんなもの」
KP

じゃら、じゃら、という聞きたくは無い、あの音
高槻 玲音
「! 鎖の音だ」
ヘチナ
「で、出た!!」
アイ
「! 考えてる暇、なさそうなんだね!」
神津 樹
「鎖?」
周囲を警戒しつつ銃を探る。
アイ
銃を構えて周囲を見回す。
KP
皆が周囲を警戒するように視線を向けると
黒外套は姿勢も変えぬまま、するすると皆から遠ざかって行く
高槻 玲音
かんしゃく玉、用意!
二宮 信
組付きスタンバイ!
神津 樹
一応銃スタンバイ。
KP
「……」
そして、皆が気付いた時には黒外套は姿を消していた
神津 樹
(なんだあいつ……)
二宮 信
「……?」きょろきょろと見回す。
高槻 玲音
も、もう鳴らすべきか……!? みたいな顔してる
ヘチナ
「く、くる、くる!」おろおろ
神津 樹
「おい。逃げなくていいのか」
言った本人は逃げるそぶりは見せないけど。
二宮 信
逃げる!
あ、嘘です逃げません。
高槻 玲音
もういいや! ならそ! 癇癪玉叩きつける
KP
パパパン、という鋭い音が鳴り響いた
瞬間
これまで、断続的に響いていた鎖の音が、
その音から獲物を察知したかのように、連続して掻き鳴らされながら近づいてくる
ヘチナ
「こ、こっち来ー」
神津 樹
(来やがったな……)
銃を構えつつ距離を取ろうとする。
アイ
「そりゃそうだよな! 相手にもバレんだね!」
高槻 玲音
「そりゃあね!! だから迷ったけど鳴らすしかねえよなってさあ!!」
KP
その速度のためか、霧を割るようにして、たちまちにその影は皆の前に姿を現した
神津 樹
「くそ」
銃なんかほとんど扱った事がないのだ。
止まってくれないと当てられるわけがない。
(だいたいオレの影はどこにある!)
必死で影を見分けようとしている。
ヘチナ
「ギャー!」
二宮 信
(クソ、近寄れねぇな)
KP
影の周囲で、まるでいくつもの蛇を従えるように
鎖が音を立ててのたうつ
1d3 (1D3) > 2
たちまちにその一本が鎌首をもたげると
アイ
「ああもう、ったく、はよ来るのだね」
神津 樹
りくえすとにおこたえしちゃった
KP
霧の向こうから黒い鎖が一条打ち出される
それは、アイの影に容赦なく打ち立てられ、その動きを束縛する
挑発に乗っての行動か、あるいはもっと機械的なものであるようにも感じる
高槻 玲音
「まずい、それ、取り返せないか!?」
アイ
「お前に来いって言ったつもりじゃないんだがね!」
KP
強気に言葉を吐くアイの影が、見る間にアスファルトから引き剥がされ
それは影の向こうへと姿を消した
ヘチナ
「波照間さん!」
神津 樹
「癇癪玉だ! もっと鳴らせ!」
高槻 玲音
「え、ええ!?」もっと鳴らす
神津 樹
「クソが、これじゃあただ影なしが増えただけだ!」
KP
更に立て続けに二本
癇癪玉を構えた高槻と、二宮の影に突き立てられ
たちまちにそれを引き剥がし平らげた
銀の銃の恩恵か、3人は無気力に襲われることも無いまま済んではいるものの
高槻 玲音
「ちょっとそれはズルくないか!?」
二宮 信
「くそっ……!」
ヘチナ
「と、とられちゃった」
神津 樹
今剥がされたばかりのヤツなら当てられないかな?
高槻 玲音
取られたヤツ狙えない?
KP
当ててみるなら、【幸運】ロールを
幸運
高槻 玲音
CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 67 > 成功
アイ
お、じゃあ当てようと試みる
CCB<=70 【幸運】 (1D100<=70) > 9 > スペシャル
二宮 信
自分もやってみますね。
KP
どうぞ
二宮 信
CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 22 > 成功
二宮 信
今日で出目いいじゃん。

高槻 玲音
「勝手に、取ってくんじゃ、ねえ……ッ!」
アイ
「ったく、せめて食う間は動きぐらい止めろってんだね!」
己を鼓舞するように言葉を吐いて、咄嗟に一発。
KP
咄嗟に引き金を引く3人
二宮 信
「ひでぇ話だよ、まったく!」
KP
起き上がった鉤爪を確認するのももどかしく、立て続けにトリガーを引き絞ると、銃身の前方部分
トリガーから前の、部分が丸ごと打ち出され、捕鯨槍めいて引き剥がされたばかりの己の影へと飛ぶ
それらは、それぞれ首、手首、足首へと突き刺さった
死神めいた影が手繰る黒い鎖と、飛ぶ影を空中で引き合う形となった
高槻 玲音
「引っ張ればいいのかーっ!?」引っ張る
アイ
「てぇい!」
「そいつぁアイのだ、返せ……!」
二宮 信
「多分これが、俺の!」
KP
手元にのこるグリップだけ、そこから伸びる鎖を引き合う
神津 樹
「いける……ッ?」
高槻 玲音
「2人も今のうちに自分の探しなよ!!」
ヘチナ
「さ、探すって……」背後の影をみてみる
神津 樹
探してるんだけどな。分かるかな。
KP
神津とヘチナは〈目星〉
目星
ヘチナ
CCB<=50 〈目星〉 (1D100<=50) > 2 > 決定的成功/スペシャル
超みえた
神津 樹
CCB<=75 〈目星〉 (1D100<=75) > 74 > 成功
KP
えらいねぇ
高槻 玲音
今日はよく出るな
二宮 信
すごいなぁ

KP
では、膠着する2者の向こう
影の後ろに控えるように佇む影が見える
それらはいくつもあったが
その中の内の2体が、自分と同じような背丈、シルエットをしてイルことに気付いた
ヘチナ
「あ、あれ……」
神津 樹
「お前だ!」
叫んで引き金を絞る。
ヘチナ
「う、うたなきゃ」同じく両手で銃を構えて発射
KP
放たれたスパイクは、吸い込まれるようにしてそれらに突き立つ
2対の五本の鎖が、影を間に挟んで引き合う
「――――――!」
それらを従える牧童が、怖気の走る叫びを上げる
それは、まるで自らの家畜を奪われようとしていることに対する怒りの声にも感じた
神津 樹
「返せ! それはオレのだ!」
高槻 玲音
「先に盗ったのはそっちだろーが!」
ヘチナ
「ぎえーーーー!」びくりとしつつ離さない
アイ
「返せ、ってんだよ!!」 声を掻き消すように、叫ぶ。そんな声、聞いてなるものか。
KP
全員《SANチェック成功時減少 1D3失敗時減少 1D6
SANチェック
二宮 信
CCB<=68 【SANチェック】 (1D100<=68) > 65 > 成功
1d3 (1D3) > 1
[ 二宮 信 ] SAN : 68 → 67
高槻 玲音
CCB<=72 【SANチェック】 (1D100<=72) > 10 > スペシャル
1d3 (1D3) > 3
神津 樹
CCB<=66 【SANチェック】 (1D100<=66) > 63 > 成功
1d3 (1D3) > 3
[ 神津 樹 ] SAN : 66 → 63
アイ
CCB<=65 【SANチェック】 (1D100<=65) > 89 > 失敗
1d6 (1D6) > 3
[ アイ ] SAN : 65 → 62
system
[ 高槻 玲音 ] SAN : 72 → 69
ヘチナ
CCB<=77 【SANチェック】 (1D100<=77) > 57 > 成功
1d3 (1D3) > 1
[ ヘチナ ] SAN : 77 → 76
KP
やりますねぇ!

神津 樹
発狂者はナシ。上出来!
二宮 信
上出来!
「返せよ」
KP
二宮が睨む
アイが吠える
それぞれに、理不尽な簒奪に、怒りの声を上げる
苛烈な綱引きは、膠着するか、と思えた刹那
牧童が、動いた
とうとう自らが手を下そうと言うのか、鎖がいくつも繋がれた鎌を振り立てて、前へと進む
自らの家畜を奪う簒奪者を断罪すべく
影を引き合い、動きの取れぬ皆の前へと
勿体ぶるようにじわりじわりと
ヘチナ
「こないでこないでこないで」
高槻 玲音
「あーもー! さっさと戻って来いよ~お前俺の一部だろ~!」影に向かって言ってる
アイ
「くっそ……、まだ来んのだね、さっきのあいつ」
KP
やがて、牧童は皆の前へと肉薄する
改めて対峙してみると、その姿は思わず腰が引けてしまうほどに大きく禍々しい
神津 樹
「ふ……ざけるな……っ!」
二宮 信
「狡いなぁ」
二宮 信
ここでの狡いは影を人(影)質にされてるみたいで腹の虫がわりーって気持ちです(ふわっと)
KP
黒いフードに覆われたその顔面の向こうには、ただ虚無があるばかり
そして、彼は鎌を大きく振りかぶり―――
アイ
ぐっと顔を上げて、牧童の顔を睨みつける。
最後の最後まで目を逸らすまいとでもいうように。
ヘチナ
「ひ、ひぃぃ」
KP
訪れようとしていた最後の刹那
「来いッ!! ペルソナちゃん!」
高槻 玲音
ちゃん
二宮 信
ペルソナちゃん
ヘチナ
ペルソナちゃん
KP
一つの叫びと共にエントリーするのは、一人の男
高槻 玲音
おとこ
二宮 信
おとこかぁ
マスクの男
マスクの男が、神速で両者の間に立ち入り、牧童の鎌の前に立ちはだかる
高槻 玲音
ぺるそなちゃんって言うんかお前
二宮 信
かわいいね、どこ住み? ラインやってる? >マスクの男
マスクの男
一見無防備にも見える男の体から青い輝きが溢れ出す
その奔流の中から立ち上がるのは、髑髏の面をした、怪しげな巨躯
二宮 信
おぉ!?
高槻 玲音
「なんだあれっ!?」
ヘチナ
「ま、またなんかでたぁ!」
マスクの男
それは、牧童の鎌を正面から受け止めた
アイ
「うおっ、ヤバイ感じのマッチョ」
神津 樹
「……!」
マスクの男
「悪い、遅くなった!」
アイ
「ギリセーフ過ぎて冷や冷やしたのだね!」
二宮 信
「でも来てくれて助かった!!!」
マスクの男
「ヒーローは遅れて現れる……だろ?」
その偉業の巨躯は己の分身だとでもいうのか、皆を振り返ってウィンク一つ
二宮 信
「もっと早く来てもよかった」マジレス。
高槻 玲音
「お、おう……」反応に困っている
アイ
「あ、そりゃそうだね、助かった!」
マスクの男
前へと向き直り
「スサノオ! そのままそいつを引き離せ!」
叫ぶや、異形は牧童の両肩を抑え込み押し込む
神津 樹
スサノオとはまた
ヘチナ
「えっ、なっ、えっ」
神津 樹
「なんだ、あれは」
マスクの男
「体良く5人とも、自分の影を捕らえたか……やるじゃねぇか」
アイ
「えっ、スサノオ? あのヤバマッチョが? って、そらいいんだね」銃を慌てて構え直す。
マスクの男
「いいか、アレはお前らから引き剥がされた、お前ら自身の一部だ」
「断じてアイツの持ち物じゃねぇ!」
アイ
「おう、当然だ!」
高槻 玲音
「そりゃそーだけど、この先どうすれば!?」綱引き状態
マスクの男
「呼び戻せ! 心の力で引き剥がせ!」
※RPだけでOKです
二宮 信
「おう!」
ヘチナ
「そ、そそそんなこと」
高槻 玲音
「あ~~~~も~~~~! さっきから言ってんだろ……戻ってこいって!」
「俺のもんなら、そこは嫌だろーがッ!!」
二宮 信
「苦楽を共にしてきただろ、戻ってこい!」
アイ
「って、心ぉ? ったく、抽象的なこと言うんだね!」
ぐっ、と顔を上げ、胸を張り、牧童の顔に広がる虚無を── 睨む。

このまま、大きな暴力に踏みつぶされてたまるものか。小さくあって── たまるものか。
「帰ってこい!」
神津 樹
影に繋がる鎖を全力で引く。
あれはオレのだ。オレの一部だ。
ヘチナ
「か、返してくださ……!」
アイ
「そこでへこたれんじゃ、こんなカッコしてる意味がないのだね……!」
KP
それぞれに叫び、争う
瞬間、手元のグリップから伸びる鎖が、蒼く碧く輝く
それは、いつか、どこかで見た輝く鎖
アイ
一瞬、虚無を睨みつけていた眼が、その蒼い輝きに引き寄せられる。
KP
鎖を走る輝きは、そのままに影を打ち、それに連なる牧童の鎖を、涼やかな音と共に割り砕いた
たちまちに引き戻される、各々の影
高槻 玲音
「よっしゃ! 来い!!」
アイ
「来た!」
ヘチナ
「や、やった」
KP
やがて、自らに戻ろうというところで、青い鎖は砕け散り、そのまばゆい輝きの中で、気づけば影たちは自らの足元へ、あるべき場所へと還っていた
二宮 信
「おかえり!」
アイ
「そうだ、皆野のは!?」
マスクの男
「よし、よくやった!」
「……と?」
怪訝な声の男
その視線の先、スサノオと呼ばれた異形が押さえ込む牧童が、怒りか、苦悶か、悲しみか
KP
悶え、叫びを上げる
それに応えるようにして、背後から連れられた影が新たに現れた
ヘチナ
「ええええっと」もう1つの銃を取り出す
KP
残念ながら、そこに皆野と思しき影は無いようであったが……
ヘチナ
「み、ミナノー、ど、どこっすか」
KP
それらは、ぐにゃりと姿を変え、人では無い別の姿へと変じた
神津 樹
「化け物か……!」
二宮 信
「……!」警戒する。
アイ
「何が来る、今度は……!」興奮で肩を大きく上下させながら、それを睨む。
神津 樹
この拳が届けば。
届きさえすれば。
一歩前に出る。
マスクの男
「オイオイ……援軍た汚ねぇぞ」
男が、微かな焦りと共に呟く
そして、何かに気付いたように、皆を振り返る
「……しょうがねぇ。お前ら、手を貸せ!」
高槻 玲音
「はい!?」
アイ
「おう、どうすりゃいいね!?」勢いで返答。
神津 樹
あの時は不意を打たれただけだ。
今なら殴れる。この拳が届く。そんな気がする。
二宮 信
「……おう!」
ヘチナ
「む、無茶っす!」
マスクの男
「よし、いい返事だ!」
ヘチナの答えだけはさっぱりと無視し
アイ
スルーしたwwww
神津 樹
かわいそ
高槻 玲音
元気出せ
ヘチナ
ひどいやw
アイ
というかYESの返事してるの三人だけよね
神津 樹
答えは聞いてない。
一応神津は前に出て戦う意思は見せてるよぉ。返事はしてないけど。
マスクの男
「まずは、トリガーを引け!」
二宮 信
よしよし
神津 樹
言われるままにトリガーを引く。
高槻 玲音
「トリガーを!?」引く
アイ
「こうかね!?」再度トリガーを引く。
ヘチナ
「えっえっ」流されて引く
KP
既にグリップとトリガーだけとなってしまった銃のトリガーを引く
反応は即時
手の中で、ばちん、という音と共に、本来ハンマーがあるべき部分を覆っていたカバーが跳ね上がる
その中には、ちょうど親指で押し込めるようなサイズのボタンが一つ
その周囲には、いかにも『押すな危険』とでもいうように黄色と黒のゼブラカラーが覆っていた
二宮 信
おぉ……。
KP
同時
皆の足元から、青い輝きが溢れ出す
それは、自らの影が放つ光
まるで噴水のように噴き出す青い輝きは、先の男が呼び出した異形の時のそれと似て
そして、影の中から打ち出されるのは、青く輝く鎖
二宮 信
ゲーミング……って浮かんでしまった
神津 樹
もう目茶苦茶だ。
高槻 玲音
「なになになになに!?」
ヘチナ
「ギョッ、こ、こんどは何すか!?」
アイ
「なんか出た!?」
二宮 信
「なんだよこれぇ!!?」
KP
先の牧童の黒く禍々しいそれとは、まるで違う
打ち出された鎖は
高槻の手首に
アイの首に
ヘチナの腰に
神津の首に
二宮の足首に
枷めいて、取り付く
アイ
「お前、どこまで驚きメカなのだね」手元の銃? を見下ろして。
ヘチナ
「なになになに」
かぶり
高槻 玲音
やったー場所被んなかったぜ
二宮 信
足首、被るかと思ってました。
ヘチナ
鼻輪になる人もいるのかなぁ
二宮 信
最悪だよ>鼻輪
絶対痛そうじゃん(ビジュアル的に)
高槻 玲音
どういう願いでそうなるんだ

マスクの男
「よし、いいぞ」
二宮 信
「なになに!?」首の二人を見て苦しそうって思ってしまう。
高槻 玲音
「こ、これは一体!?」
マスクの男
「そうしたら……」
「起爆しろ! 手前の心の壁を、吹っ飛ばしてやれ!」
握った拳の親指で、何かを押し込むような仕草と共に吠える
神津 樹
「心の壁?」
言いながらボタンを押し込む。
高槻 玲音
「はあ!?」意味わからないけど明らか警戒色のボタンを勢いで押してしまう
アイ
「さっぱり分からんが、OK!」ぽちっとな! 勢いでボタンを押す!
ヘチナ
「ここここれ押すんすか!?」
二宮 信
「わかった!!!」押し込むか!
アイ
「たぶん!」ヘチナの言葉に勢いで返答。
KP
押し込んだ刹那
皆の頭に声が響く
二宮 信
「!?」脳に直接!?
アイ
「えっ?」周囲を見回す。
ヘチナ
「誰??」
神津 樹
この時を予感していた気がする。
この時を切望していた気がする。
アイ
何が何だか分からないが、その蒼い色を、夢で見た気がする。
KP
『セイレーン』
『フクレオンナ』
『セオリツ』
『ヘカトンケイル』
『ユダ』
その名に疑問を抱く間も無く
響く炸裂音
砕けちる自らの影
まるで、自らの影が鏡かガラスであったかのように弾け飛び、更に勢いを増して噴き上がる青い奔流
その中に混じり、呪文めいた文言がテキストとして流れ、頭上へと吹き上がってゆく
神津 樹
不思議なほどに万能感が湧き上がってくる。
今なら拳が届く。届かせる。なにものをも破壊できる。
KP
『I am thou…』
『thou art I…』
その流れに乗るように、青き奔流の中から姿を現す異形
汝は誰
二宮 信
フクレオンナってなんだろう……
ヘチナ
ニャル子さんの……
高槻 玲音
くとるふの……
二宮 信
あーあー!!!
神津 樹
ペルソナ的には敵側っぽいがw
二宮 信
会ったことないかも……。
高槻 玲音
なかなか出てこない化身だと思うよ

アイ
「なんだこれ、アイたち途中からゲームの中に入っちまったのかね……」
高槻 玲音
「あ、あんたは……」
KP
高槻のそばには、包帯で顔を覆った翼もつ女性の姿
アイのそばには、妖艶なチャイナドレスの美女が、開いた扇で顔を隠しながら
アイ
「……あんたは……、あの、夢で」
KP
ヘチナのそばには、白龍に跨った、白衣の女性が布で顔を覆い
ヘチナ
「なん……で……」
セオリとは
高槻 玲音
セオリツ、セオリか!
ヘチナ
せおりちゃん
神津 樹
ゼノブレ2しかでてこないな
二宮 信
ゼノブレしか出てこない……。
高槻 玲音
FF XIVの有名な漁師にセオリさんという方がおってな
ヘチナ
瀬織津姫っす……
それはまた根こそぎ魚とりそう
高槻 玲音
ファミリーネームも水神の名前なんだよ
ヘチナ
メダカからクジラまで釣りそう

KP
神津のそばには、いくつもの腕を生やした強き影が、冗談のように紙袋に穴を開けただけのマスクを被り
二宮のそばには、荊の冠とマスカレードを身につけた、ローブを纏った長身の男が
それぞれのすぐそばに、青い光を纏って佇んでいた
それらは、ただ無言で
幻影のように佇んでいた
というところで、本日は終了なんだ

諸事情により、ペルソナのイラストはのちほど追加します。
二宮 信
おつかれさまですなんだ
神津 樹
ぺるそなーーーーー!
KP
これで、みんなペルソナ使いになったよ
やったね!
高槻 玲音
すごい紙袋被ってる
ヘチナ
立ち絵だけ出しとこ
高槻 玲音
えっ立ち絵どこしまったっけ
アイ
同じく出しとこうお疲れ様です
神津 樹
本体と合成したヤツ作ったのにミスってら。
アイ
あらら
ヘチナ
大変身しちゃってる
アイ
こちらも場所合わせたはずなのに変な場所に立ち絵が出現した
二宮 信
立ち絵、ない
ヘチナ
高槻さんもないとおもったらしっかりあった!
高槻 玲音
あるよ
次回から戦闘
KP
次回から戦闘です
戦闘ルール読み込んでおこうね!
ヘチナ
はぁい!
アイ
はーい!
神津 樹
次回までにちゃんと描いてこよ……
アイ
おお、発言時も合成されてるのかっこいい こちらも合成版作るかな
二宮 信
お疲れ様です……。
神津 樹
お疲れ様ー
高槻 玲音
おつかれさまー
二宮 信
二宮は……心の目で保管してください。
ヘチナ
お疲れ様でした!
二宮 信
おつかれさまでした!
アイ
つまり次回までに用意することによって>二宮くん
KP
お疲れ様です
次回までに、ユダと合体した二宮くんも出てくるってさ
二宮 信
出てこないよ!?
アイ
ないの??
二宮 信
うーん、ちょっと日曜までに終わらせたい絵あるからそっちが優先になっちゃうな……。
ヘチナ
これが立ち絵修羅
アイ
これが絵修羅か
二宮 信
それも終わらせられるか謎で!!!
神津 樹
がんばれー
アイ
いや、次回3/9(木)だから大丈夫>二宮くん
二宮 信
……?
ほよ???
???
KP
アイコン状態だと、ヘカトンケイルがエヴァの使徒みたいに見えるな
アイ
なあにクオリティを問わなければ1時間でなんとかなりましたって>二宮くん
まあせめて明度彩度くらい合わせた方がよかったって今回思ったのでなんとかします
二宮 信
( ∵ )
(∵ )
( ∵)
神津 樹
このヘカトン5分で作ったからいけるいける
アイ
5分なの!? それはすごすぎる
高槻 玲音
絵ぇかかない俺ですらあるのに二宮ないのかー
二宮 信
気、気が向いたら……。
アイ
5分じゃ身体のバランスもとれない
神津 樹
公式絵ちぎってきただけだよw
次回までにちゃんと自分で描くよぉ
アイ
なるほど紙袋合成だった
自力版も楽しみにしています
二宮 信
置いてかないで
まって
高槻 玲音
じゃあな二宮
KP
はーい、ログ取りますよ~
二宮 信
ひどい
まって
アイ
はーい
二宮 信
はーい



コメント By.

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』3-6

「な、なんでわかった、じゃない、決めつけは良くないっすよ!」

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』3-12

「このメンツの中でへっちー以外に親友って呼べる者持ってるやついる?」
「あれ、先輩方二人は親友っすよね??」
「どう思う? 親友の定義って哲学が始まってしまいそうな気がする。」

TRPGリプレイ CoC『ペルソナ 勝利の塔』2-05

『ひとがげんいんじゃないだろうことはわかった』