開始前
ヘチナ
コソコソ…
KP
カサカサ
ヘチナ
ヒッ
二宮 信
カササギ
アイ
ススッ
高槻 玲音
間に合った(間に合ってない
ヘチナ
イケメン
二宮 信
ウオマブシ
近付かんとこ
KP
間違えてニンスレ入っちゃったKPは私
アイ
みんなこれからニンジャソウルを下ろすの? >KP
二宮 信
ニンスレ未履修です。
KP
多分そう
部分的にそう

ヘチナ
ヘッドギア
二宮 信
バンダナとヘッドギア
神津 樹
みんなとキャラデ被らないように一生懸命考えたらこうなっちゃった。
高槻 玲音
なんかボクサーいる
KP
実際ボクサーだし
二宮 信
サインください
アイ
おお、いい感じに全員カラーリングが分かれてる

KP
ええと
神津くん【DEX】幾つ?
二宮 信
ここに超絶不器用な野郎がいるじゃろ
アイ
【DEX】格差がすごいな
二宮 信
ごめんて
許してって
高槻 玲音
ひとりひっくいな
二宮 信
なんのことやら
【POW】があるだけマシ
そうでもないわ
アイ
おっ実際ソレッポイ街並み

KP
それではそれでは
大変永らくお待たせをいたしました
PERSONA
勝利の塔
スタートさせていただきます
アイ
よろしくお願いします2023!
高槻 玲音
よろしくおねがいしまーす
二宮 信
よろしくおねがいします~
ヘチナ
よろしくおねがいします!
神津 樹
宜しくお願いします


2023年1月―――

かつて、この国の中心、東京で起きた出来事は誰にも知られぬまま

群馬県風波市

歪な進化の只中にあるこの街で、新たな物語が幕を開ける
その背後に横たわる深淵に、今気づいている者はほぼいない
5人の若者は灯火に群がるようにして、
運命に導かれるかのごとく、彼らは集う
天高く聳える、幻の塔に―――


PERSONA
勝利の塔
第一話

へそ
アイ
ホントに2023年1月になった
この国の中心は西脇市だもん(ローカルな話)
二宮 信
西脇市
アイ
日本へそ公園 いうのがありましてな
二宮 信
へー!


群馬県風波市
縦長の楕円のようにして、栃木県と茨城県に挟まれるこの県の中心から
やや西寄りに外れた位置に存在するこの市は
見た目こそ2世代前のベッドタウンさながらでありながら、
その実今のこの国の中で最も最先端の
技術、福祉、経済の恩恵を受ける街でもある

街を行く者は皆、
眼鏡型あるいはコンタクトレンズ型のデバイスを着用することで、
それらが視界上にオーバーレイする情報と
リアルタイムかつインタラクティブにコンタクトし、生活している

その街の片隅
広大な高台を切り開いて生み出された高台に、
一つの学園が存在した

名を、誠信学園(セイシンガクエン)という

メガネ
ヘチナ
意外と眼鏡ユーザーは1人だけ
神津 樹
ボクサーは眼鏡無理
ヘチナ
それはそう
高槻 玲音
俺もメガネだよ
ヘチナ
玲音さん1人だけ
高槻 玲音
俺だけだったわ
二宮 信
no megane
神津 樹
あ、ヘチナさん眼鏡じゃないのか
ヘチナ
たれ目なだけっス
神津 樹
拡大したら目だった……
三白眼仲間だ。

KP
鐘が鳴る
誠信学園が有する鐘楼が鳴らす鐘だ
15時
授業の終わりを告げる鐘が鳴り、学園はそこらじゅうから漏れ聞こえる声と雑踏に包まれる
部活へと急ぐ者、帰宅するもの
数多あるが、この物語の中心となる5人の若者たちは、ちょうど、談話室も兼ねた食堂に差し掛かったところだった

さて
それぞれはこの放課後をどのように過ごそうとしているだろうか
ヘチナ
時間が飛んだ
授業はじまっちゃったじゃん
高槻 玲音
3時間消えた
アイ
ごはんからおやつになった



神津 樹
助けを求める声がなければ部活に向かってるよ。
ヘチナ
助けを求める声is何
神津 樹
力を貸してって言われたら貸しちゃう。
二宮 信
喧嘩とか?
神津 樹
そうそう喧嘩とか。
神津 樹
食堂にいた方がいいなら、部活前に食堂のすみっこでぼんやりしてるかな。



ヘチナ
食堂の隅っこでログインボーナス得てます



二宮 信
「高槻~なんか軽く食わねぇ?」と高槻くんに声をかけるかなぁ。
高槻 玲音
次の授業まで昼寝してる……つもりが声をかけられてしまった
二宮 信
「どーせ暇っしょ。なんか食おうぜ」
高槻 玲音
「なんかって何だよ」
二宮 信
「ポテトとか」
高槻 玲音
「お前の奢りなら行くわー」
二宮 信
「ええ……」困惑。



アイ
「んあ~~~~、疲れた疲れた。ったく、あのセンセいつもより多く授業で当てよってからに」そこらへんのギャル友(この格好に頓着しないタイプの友人)誘ってオヤツにするかな。
アイ
※格好がこれだからギャル友しかいなそう
二宮 信
ギャルは良い人が多い(偏見)

知り合い?
アイ
これ知り合い関係どうなってるんだろ? >PC間
高槻 玲音
同学年同士くらいしか知らないっしょ マンモスだし
KP
高槻と二宮は同期ですよな
二宮 信
ですです。
ヘチナ
間違っても男子2人以外は接点なさそう
KP
そうですな
アイちゃんとヘチナちゃんは、同じクラスにしましょうか
ヘチナ
ヒッ
アイ
お、やったぜ
神津 樹
樹は問題児として名前くらいは知られているかもしれん。
アイ
神津くん学年いくつなんですっけ
神津 樹
中1にしよ。
いや、2にしとくか……
ヘチナ
あら~
神津 樹
樹、高校生っぽいキャラじゃないんだよねぇ。
アイ
結構離れてるな とすると知ってるのはヘチナちゃんくらいかな
とはいえ接点無さそうなクラスメイトだなあ
ヘチナ
中二高一大二ってことかな?
アイ
アイ17歳だから、高2でヘチナちゃんが早生まれ?
ヘチナ
ああ高2か

ヘチナ
なにこのおしゃんな学食
二宮 信
思った
アイ
さすが最先端都市
二宮 信
女子大にありそう(偏見)
KP
超おしゃんです
高槻 玲音
学食こんなきれいなん???????????
KP
キレイです
神津 樹
金持ち校か
KP
そりゃもう
二宮 信
あー、私立ですもんね
こんなおしゃれ空間でアイスコーヒー飲みたいな
アイ
でかいなぁ 金持ち校というより、後ろにSEBECがガッツリついてモデルケースとして支援が入ってるとか?

KP
などと
食堂は他にもあるが、ここが一番大きく、全学年の者が利用できるため、規模も設備も最も充実しています
幼稚園からは流石に離れていますが、初等部~大学まで、それらの校舎キャンパスの中央に、別の建物として存在しているくらいの規模があります
敷地内は、郊外の大型アウトレットモールもかくやというほどに整備され、キレイなものです

ではでは
各々が思い思いの放課後を過ごそうとしていると
ヘチナさん
ヘチナ
アッアッ
「……武人のレベルが90超えたから次はえっと……」ポチポチ
皆野 智恵
「あ、ヘチナちゃん」
ヘチナ
「うえっ!?」
皆野 智恵
コンタクトレンズ越しに目の前に浮き上がるモニターにタッチしつつ、ログボを確認していると、声を掛けられました
ヘチナ
「あっ、は、はひ」
皆野 智恵
同級生の皆野智恵(ミナノ チエ)だ
ともに窓際族の少女で、趣味もヘチナと非常にマッチするため、ヘチナにとって付き合いのある数少ない友人の1人だ
「ハニプリ、捗ってる?」
ハニプリ
二宮 信
何のゲームしてるの???
あ、差分
高槻 玲音
武人
二宮 信
偉い
アイ
おおー表情差分!!
神津 樹
かわいい
ヘチナ
大人気ソシャゲの埴輪プリンス(はにぷり)
アイ
はにぷりわろた
集めても集めても埴輪なの????
ガチャ引いても引いても蟻しか出てこないゲーム思い出した
二宮 信
ハニワが進化して王子様になるのかもしれない
高槻 玲音
はにぷり
神津 樹
王子様ってハニ丸だろう騙されないぞ
二宮 信
ハニプリ~~~
期間限定ハニワとかもいるのかな
高槻 玲音
いるんでしょ 今なら正月記念の着物ハニワが
二宮 信
やべぇ、ちょっとやりたい
有料スキンとかも実装されてそう。

ヘチナ
「ミナノー……おどかさないでおくんなまし」
皆野 智恵
「だって、画面丸見えなんだもの。またプライバシーフィルタ入れ忘れてたでしょ」
ヘチナ
「武人が90超えたから次は馬を上げるっす……うぇぇ!?」
慌ててフィルターをかける
KP
各人の視界にオーバーレイされる情報、特にモニターなどは、その存在自体は他者からも見える
情報を共有する場合は便利だが、普段はプライバシーフィルタを掛けて覗き見防止するのが基本だ
見えちゃう
高槻 玲音
画面丸見えは草
アイ
コンタクトレンズ型端末に表示される画面でも他人に見えちゃうのお?
高槻 玲音
投射してんじゃね?
ヘチナ
デフォルトでシェアされるG○○gle仕様では?
高槻 玲音
やっぱメガネしか勝たん
アイ
G00gle仕様じゃった

皆野 智恵
「不用心だなぁ」
ヘチナ
「せ、せんせいはいないっすね」
皆野 智恵
色の悪い顔で笑いながら、ヘチナの正面に腰を下ろす
「うん。今は大丈夫。でも風紀の人に見つかったりすると、もっと面倒だから気をつけないとね」
ヘチナ
「うぇ……」
「み、ミナノーはもうログボもらったっすか? アプデ明けたっすよ」
皆野 智恵
「それってついさっきじゃない。しかも授業終わり間際」
「早いなー、ヘチナちゃん」
ヘチナ
「自分命かけてっすから……へへ」
皆野 智恵
「命、かぁ……」
皆野の表情が、微かにたそがれたものになる
彼女は病弱で、授業中にやれ倒れただのと保健室や病院に運ばれることもある
そんな彼女にとって、命という言葉は、他の者よりも幾らか重みの違うものなのかもしれない
ヘチナ
「今日中に限定ボイスを」鈍感
皆野 智恵
「あはは……」
困ったように笑い
ヘチナ
すまんなコミュ障なんだ
アイ
鈍感系コミュ障だったか ズレカワイイ
二宮 信
メガネモデル愛用者どのぐらいなんだろう
アイ
コンタクトレンズつけると目が死んじゃう族は眼鏡モデル使ってそう
皆野 智恵
「欲しいもの、手に入るといいね」
そこまで話して、ふと
「あ、そうだ」
何かを思い出したように言い、彼女は自らの眼前にモニターを表示させる
ヘチナ
「ガチャあんま回せない身分が恨めし……ぬ?」
皆野 智恵
それを操作しながら
「ヘチナちゃん。何でも願いを叶えてくれるトコがある、って言ったら、どうする?」
ヘチナ
「ミナノー……急にどうしたっすか。どうするって……玉9個集めにいくっすか?」
皆野 智恵
「いや、そういう竜神の玉とかじゃなくてね……」
言って、彼女はモニターを操作し始める
ちょっと多め
神津 樹
多いな玉
二宮 信
ドラゴンボール?
高槻 玲音
9ってどっから出てきた
アイ
ナインボール
ヘチナ
あからさますぎるとあれかなって
二宮 信
あぁ~~^
ヘチナ
勾玉かもしれんし

KP
さて、高槻と二宮は
山盛りのポテトをカウンターで受け取り、席を探していた
高槻 玲音
「こんな見た目なのに量は学食なんだよな……」
KP
放課後とはいえ、週末だ
学生の姿は非常に多く、席は中途半端に埋まっている
見ると、高等部の女子が座っている席のそばが空いているようだ
二宮 信
「お、女の子がいっぱいいるからあそこ行こうぜ!」軽率に席を決めていく。
高槻 玲音
「お前マジで女だったらなんでもいいのな……」
二宮 信
「え? ちっちゃいのよりはでかいほうが良いに決まってんじゃん?」
ヘチナ
ちょっとどこ見てんのよ
二宮 信
なにがとはいいませんがすみません
高槻 玲音
「そーゆーとこがモテねーんだろ」
二宮 信
「???」
高槻 玲音
「本気で彼女欲しいんならまずそのプリンどうにかしろよ。だらしないだろ……」
二宮 信
「あー……はは」それはそう。
「今度染めるかぁ……」
アイ
二宮くんのプリン、そういうファッションじゃなかったんだ
神津 樹
のびっぱなしなだけか
二宮 信
なんかね、プリンね、塗ってみたかったの
つまり何にも考えてなかった。
KP
2人は、ヘチナと皆野の隣の席に座った
二宮 信
「お嬢さん達、隣いいかな?」声をかけてもいい?
皆野 智恵
「えっ、あ……ど、どうぞ……」
ヘチナ
「ひっ……ど、どぞ」
高槻 玲音
「失礼」さっさと座ってポテト食べ始める
二宮 信
ポテト美味しい。
皆野 智恵
病的なほど色白の少女は、目を合わせないようにしながら、それでも小さく頭を下げて、少しだけ席を詰めた
高槻 玲音
「どーも」
皆野 智恵
「そ、それでね、ヘチナちゃん」
少し、声のボリュームを落として、前屈みでヘチナに話を続ける
ヘチナ
DM>皆野:『大学生の人らっすかね……』
知らない人の前で声がでないっす
皆野 智恵
『そうかも……』
高槻 玲音
「ほら、今隣の子たちビビってたじゃん? わかるか?」ポテトで二宮を指さしながらお説教
二宮 信
「えー、俺のせい?」
ヘチナ
『やば、こっち見てる』
皆野 智恵
自分達の話題が出たことに、少女の肩が小さく跳ねる
その動きに、彼女の手がモニターに触れ、空中でくるりと反転してヘチナの方を向く
高槻 玲音
「今時イケイケ系なんて流行んねーよ」
二宮 信
「じゃあ紳士系にすればいいワケ?」
高槻 玲音
「すぐ化けの皮剥がれんだろ、二宮にゃ無理無理」
二宮 信
「俺だって頑張れば結構いい線行くと思うんだけどなー」ポテトを口に運ぶ。
高槻 玲音
「ほーん、ま、期待しねーで見守ってやるわ」
ヘチナ
『うぴ。まわったすよ』
でも見ちゃう
皆野 智恵
そこには
『すべての願いが叶う!? 勝利の塔はK市のどこに』
というタイトルが表示された、webマガジンのものだ
ヘチナは、彼女がオカルトかぶれであることを思い出す
ヘチナ
『あー、こういう系っすか。ミナノー探すんすか?」
皆野 智恵
「あ、う、うん」
声に出してしまってから、慌てて手元に表示させたホログラムキーボードを叩く
『興味ない? なんか、このK市っていうのが、この風波市みたいなんだよね』
出番待ち
アイ
これ割り込んだ方がいいのかしら? ステイしておいた方がいい? >KP
KP
お、割り込みされるんならどうぞ
割り込みされなくてもこちらから巻き込みに行くつもりでしたのでw
アイ
お、じゃあせっかくだから巻き込まれるのを待ちますw
どう巻き込まれるのか気になる
KP
ほいw

ヘチナ
『去年のツチノコもまだみつかってないっすけど……え、自分もっすか?』
皆野 智恵
『だって、1人だとちょっと怖いし……』
『それに、去年のアレはあまりにいい加減な噂だったけど』
ヘチナ
『別にいいっすけど……この塔ってどんなんで?』
皆野 智恵
「ほら、ここ見て」
声に出して、モニターを裏から指差す
ヘチナ
「ぁぃ……」
歴史は繰り返す
ヘチナ
JK2人でツチノコ探してる図もシュール
アイ
1キャンペーン1オカルトマニア
神津 樹
もう賞金もなくなって久しいっていうのにw
アイ
忘れた頃に歴史は蘇るのかもしれない

KP
記事には、
K市には登頂することで何でも望みを叶えてくれる【勝利の塔】が存在するらしい
そしてその下部にはコメント欄があり、記事を見た者が掲示板のように意見を交わしているようだ
そこでは、各々が知っている当該の都市伝説の【知識】を持ち寄り、様々な検証が行われているようだった。
そこで出てくる細々とした箇所が異なる都市伝説の数々。
それらの中に登場する【塔に至る方法】、更にその中に登場する建物やら目印やらを見て行くと、どうも風波市にはその全てがあるように思えるそうなのだ。
二宮 信
「ちょっとは期待してくれよ!?」
高槻 玲音
「無理~」mgmg
二宮 信
ポテトにケチャップつけてもぐもぐしてる。
KP
ちなみに、横に座られているお二人は
〈聞き耳〉成功することで、チラ見盗み聞きも可能です
ヘチナ
「あぇー……この建物なんか確かにウチの図書館っぽいっすけど」
聞き耳判定
二宮 信
CCB<=50 〈聞き耳〉よっしゃやるぜ!  (1D100<=50) > 79 > 失敗
高槻 玲音
CCB<=75 〈聞き耳〉 (1D100<=75) > 59 > 成功

高槻は成功、二宮は失敗
二宮 信
はい
ポテト美味しいな~!
高槻 玲音
オカルト部かなんかの子かなって思った
ヘチナ
えら
高槻 玲音
ツチノコ探してる人、マジでいるんだ……
普遍のPOTATO
神津 樹
ポテト美味しいから仕方ないなー
二宮 信
デジタル社会が進んでもポテトの美味しさは不変であってほしい……。
ヘチナ
あなたが口にしているポテトはほんとうにじゃがいもでしょうか
高槻 玲音
さといもかもしれない
二宮 信
じゃがいも味の何かかもしれない。
アイ
実はブロッコリーをふかして揚げたやつかもしれない
二宮 信
どうしてそんなこというの???
PL、ブロッコリー、得意じゃない(ブロッコリー農家の皆様すみません)
高槻 玲音
好き嫌いはだめですよ~
二宮 信
えーーーん
カリフラワーはギリ行ける。
ヘチナ
ロマネスコ
二宮 信
ロマネスコもギリいける。

KP
では、高槻は彼女らが話す内容の一部や、モニターの表示情報をチラ見することができる
ヘチナ
「でも塔なんてここ、通信会社の電波塔くらいしかねっすよ?」
皆野 智恵
「そうそう。図書館もそうだしーーーーほら、このたばこ屋さんとかも、そうじゃない?」
ヘチナ
「傾いたポストのある商店……あー……たしかに」
皆野 智恵
「他にもね……えっと……」
モニターをスクロールし
高槻 玲音
(……ま、オカルトなんて信じてられるうちが楽しいんだろうな)ポテトmgmg
ヘチナ
夢を失った大人だ
二宮 信
ポテト美味しいな~。
皆野 智恵
「ほら、『風波市で、なんか塔みたいな大きな建物の幻とか見たことがある』、って人が―――」
KP
幻の、塔と彼女は口にした
ヘチナ
「塔みたいな………」回想
KP
「蜃気楼みたいに、いつも転々としていて、神出鬼没で……」
ヘチナ
「ぁー……」口を半開きにしてなんか思い出してる
高槻 玲音
(……最近なんか見てるけど、まさかなー)
二宮 信
まさかね~(ポテトに夢中)
高槻 玲音
モルモットがロマネスコ食べるASMR無限に聞ける
二宮 信
終わったら検索しよ>モルモット
KP
ヘチナと、この話を聞いている高槻は
自らが最近になって突然見かけることのある、不可思議な塔のことを
そして、つい先日に見た不可思議な夢のことを思い出す
【アイデア】判定の必要もない

KP
といったところで――――――
今度はアイちゃん
アイ
金目
神津 樹
アイちゃんも金目か。同じコンタクトなのか、地の色なのか。
アイ
合わせはしたけど、実際どうなのかは未定なんですよね。
コンタクトにしろ地の色が黄色がかっているのにしろ、なにかしら同じ色だといいとは思ってます。
神津 樹
こっちはハイライトカラーは黄色にしよ くらいしか意味ないんで、たぶんコンタクトが金。地の色はこげ茶じゃないかな。
アイ
あ、同じ色って樹くんとか 確かに金目仲間だ

KP
混み合うカフェラウンジで、ギャル友と駄弁る場所を探して歩いていると
その耳に、突然その言葉が飛び込んで来た
『幻の塔』
アイも、ヘチナも、高槻も
その塔の話を誰にしても、それが通じることは無かった
いや、高槻ならば、あるいは二宮とそうした話をしたことがあるかもしれない
高槻にとって、二宮だけはその塔のことを知っていた
ともあれその言葉は、他の者の話し声や雑踏をくぐり抜けて、アイの耳に届いた
アイ
「……あん?」突然飛び込んできた言葉に、あの夢を思い出す。あの、ぼんやりと見える塔のような── そう、誰に話しても、その話は通じなかった。
その言葉がどこから聞こえてきたのか、分かりますか?
高槻 玲音
ちらっと横を見る……でもさっきビビらせたし、大人しく聞き耳立て続けるに留める
KP
そちらへと目をやると、2人の高等部の少女が2人、テーブルを挟んで話をしているようだった
二宮 信
何も気づかない二宮であった。
KP
観れば、アレは同じクラスのヘチナと皆野ではないか
アイ
では、その周囲の席が空いてれば、ちょうど空席を見つけたふりをして周囲の席に座ります。
「お、あそこ空いとるよ。行こ」
KP
では、アイがそちらへ座ろうと持ちかけると、ギャル友たちはゾロゾロとそちらへと共に移動してくる
高槻 玲音
団体さんwwwwww
二宮 信
ようこそ!!!
アイ
一応ヘチナちゃんたちとは1席くらいは空けます。キヅカイ!
KP
そして、席も間近に近づいたところで
二宮 信
女の子達の方をチラ見します。
高槻 玲音
(……マジでこいつ見境ねえなあ)
二宮 信
(女の子はみんな愛でたいよね)
高槻 玲音
(「胸がデカい」限定だろ、お前のは……)
二宮 信
(はて、なんのことでしょうか)
KP
「アレェ? ヘチ『マ』と皆野じゃね」
一団の女子の1人が、面白そうな声をあげる
ヘチナ
「い”っ!」
KP
顔www
神津 樹
この焦り顔かわいい。
高槻くんもだ。なんかかわいい。
KP
「うわ、マジだ。何やってんだよ、こんなとこで」
「またシコシコソシャゲやってんだべ?」
更に他の女子も乗っかり、ヘチナと皆野の席を取り囲み始める
ヘチナ
方言が
高槻 玲音
さすがグンマー
皆野 智恵
「あ……みんな……お、おつかれさま」
アイ
「おーい、そりゃいいが何にすんだね? 限定のプリンパフェ、頼まんならアイが食っちまうよー」 取り囲み始めたところで機を見て声をかけましょう。>ギャルズ
神津 樹
それ、オレのいるところから見える?
KP
見えます!
神津 樹
顔しかめて席立って、そっちへずかずかと寄ってこ。
ヘチナ
「あっ、いっ、お、おつかれさま」
KP
「お疲れじゃねぇよ。リーマンのおっさんじゃあるまいし」
ヘチナ
「すすすすみません」
KP
「皆野はお疲れなんじゃね? こないだも体育サボってたべ」
「あ、アイ、見てみなよ。面白いぜ、こいつらー」
「なになに……? 何でも願いが叶う……? お前ら、こんなおまじないやってんのかよ。何歳だよ」
ゲラゲラと笑う
高槻 玲音
「……二宮、あのギャルたちナンパしてこいよ」思いついた顔
二宮 信
「ああ、うん。今行こうと思ってた」
高槻 玲音
「お前と波長合いそうだぜ?」
二宮 信
「お嬢さん達~! 俺と遊ばない?」とたたーっと駆け寄ってナンパ始めます。
高槻 玲音
おーちょろいちょろい、って思いながらナンパを見守ってる
神津 樹
「おい」
「うるせぇぞ、てめぇら」
ヘチナ
顔こわ
KP
「あん?」
女子の1人が、神津に気付く
神津と二宮のナンパに、女子軍とヘチナと皆野を挟む形になります
神津 樹
ことさら顔の傷跡見せつけるようにしながら感じの悪いセンパイたち威圧しますね。
二宮 信
KP、完全にフレーバーなんですけど〈目星〉でOPPでかい子見つけられますか?
高槻 玲音
wwwwwwwwwwwwwwwwww
KP
では、二宮は〈目星〉をどうぞ
二宮 信
ゆーて〈目星〉もそんな高くない。
二宮 信
CCB<=50 〈目星〉 (1D100<=50) > 88 > 失敗
はい
アイ
お見事(?)
高槻 玲音
お前何なら高いんだ……
二宮 信
〈図書館〉
KP
おっぱいなんて全部同じじゃない?
と二宮は思った
あればそれだけでOK! と
ヘチナ
やっぱりワイがナンバーワンOPPやね
高槻 玲音
こいつはもうだめだ
アイ
みんな違ってみんなOPP
高槻 玲音
0か1かなのか
神津 樹
真理だな。
二宮 信
「あー……うん! みんなかわいいね!」
KP
「なんなん、こいつら」
二宮 信
笑った
KP
「学内でナンパとか、マジっすかwww」
二宮 信
「マジマジ大マジだよ」
高槻 玲音
面倒ごとは二宮に押し付けてポテトの残り食べてる
神津 樹
このひょろいのは苛めから守ろうとして来たのか?
と思ったが、視線がアウトだ。最低かこいつ。
と思った。
二宮 信
(なんか絶対零度の視線を感じる)
ヘチナ
視線がアウトw
二宮 信
ごめーんね☆
KP
お、さすがギャル仲間動じない
高槻 玲音
(おーおーややこしいことになってきた。首突っ込まんくて正解だわ)
ヘチナ
「あぇ、中等部……?」
KP
「あ、そいつ知ってるわ」
1人の女子が、口を開く
「なんか、ヤンキーと連んでて、ケンカとか揉め事とかでパシらされてるやべー奴」
神津 樹
「……」
少しびくりとした。
KP
「マジ?」
「マジ。なんかカレシのツレのツレがそんなこと言ってたらしい」
二宮 信
「あ……カレシいるのか」とほほ……。
神津 樹
マイペース過ぎんか。
神津 樹
「んだとコラ」
テーブル蹴とばそう。
「誰がパシリだ!」


KP
ヘチナと皆野のテーブルが、蹴り飛ばされてひっくり返った
ヘチナ
「ひぃー!」
皆野 智恵
「あっ……」
高槻 玲音
「うおっ!?」
二宮 信
「あーあ、落ち着いて」
高槻 玲音
「ちょ、ちょっと少年? そういうのはよくないんじゃないかなーって俺思うんだけど」
さすがに首を突っ込む
二宮 信
神津くんをおさえたいな。近くにいるだろうし。
アイ
はぁ、と大仰に溜息。
「面白いはいいけど、絡んでないではよ決めな。あっちらへんでセンセがウロウロしとるよ、また注意されるぜ」そのタイミングでギャルズ引っ張ります。
高槻 玲音
「あーほらほら、落ち着いて。芋食う?」
KP
「何だよアイー。絡んで来よったの、コイツだぜ?」
二宮 信
「まーまー落ち着いて、お兄さんがアイス奢るから」神津くんに。
高槻 玲音
「この季節にアイスはアホのセレクトだろ……」
二宮 信
「でも温室で食うアイスってうめーじゃん」
ヘチナ
1月のアイス
二宮 信
それなりに冷暖房しっかりしてそうだし(偏見)
アイ
「こないだもまとめて両成敗、ってなったの忘れたか。それよかアイはプリンパフェ食いたいね」
高槻 玲音
「今食うもんじゃねえだろ……」
二宮 信
「はは、確かに」
神津 樹
「……」
年上の男二人に話しかけられて少し頭が冷えた。
またやってしまった。
KP

笛の音が響いた
高槻 玲音
「……? なんの音だ、今の?」
二宮 信
「……? 高槻、今なんか聞こえたよな?」
ヘチナ
「うぎょ! こ、今度は何」
神津 樹
それは聞き慣れたもの?
アイ
それが何か知ってますか?
KP
聞き慣れている者もいるだろう
あまり聞きたくはない音ではある
そちらへと目をやると
神川 環
1人の小柄な生徒が、口にホイッスルを咥えて、厳しい表情で立っていた
神津 樹
風紀かな?
ヘチナ
委員長!
神川 環
付けた腕章には『風紀』の二文字
「何の騒ぎですか、これは!」
胸元のプレートには『神川 環』の名
高槻 玲音
「おっと、風紀委員さんかな?」
二宮 信
「さぁ~? 気のせいじゃないかな!」
神津 樹
舌打ち。
ヘチナ
知ってるのかな?
アイ
「げ」口実のつもりだったが、本当に風紀が来た。めんどくさ。
高槻 玲音
「……ほら、君らも、もう頭冷えただろ? 大人しく3時のおやつを楽しみな?」
神川 環
風紀。
この広大な学園を、学園側だけで警備するのは、実質不可能に近い
そのために結成された、学生たちによる自治組織だ
風紀といえば……
ヘチナ
武装してそう
高槻 玲音
学園ものといえば武装した風紀委員だよね
アイ
ワカル
神川 環
武装はしていないけれど、物理的な揉め事にはサスマタくらいは投入される
神津 樹
どこから出たイメージなんだろうな。

神川 環
「どなたか、この事態を説明できる方は!?」
風紀の白制服の下に見えるのは、中等部の制服だ
ヘチナ
「あ……え……えへへ、な、なんでもないです」
「ちょ、ちょっとテーブル倒しちゃっただけで」
神津 樹
無言でテーブル直してさっさといなくなろうとしてる。
高槻 玲音
「事象が複雑に絡み合ってるから説明は難しいなあ。まあ幸いけが人はいないし、チャラってことにしてくれないかな?」
アイ
「悪いね、自分らが原因だ。ウチの悪友が絡みにいっちまってね」
「それに怒ったそいつがテーブル蹴倒して、このざまなんだね」
高槻 玲音
(お、ちゃんと謝れるんだ。いい子じゃん。見た目すげえけど)
二宮 信
(いい子だな)
神川 環
アイの言葉に、ちら、とそちらを見て
「なるほど……問題児のお歴々といった具合ですね」
KP
女子軍は舌打ちするやら、中指を立てる者やら
治安
神津 樹
お歴々
ヘチナ
どこまでカウントされてるんだろ
神津 樹
問題児オレだけじゃなかったわー
高槻 玲音
どこからどこまで?????
二宮 信
ここのギャル治安悪いぞ
ヘチナ
たぶん君もカウント対象
二宮 信
治安の良いギャルが居ないの!?
神川 環
治安の塊の女子なら今目の前に
アイ
生ける治安!
二宮 信
オタクに優しいギャルは!?

高槻 玲音
「さすがに中指はないわー……」ぼそっ
アイ
「アイはちゃんと言ったじゃないか、センセじゃなくて風紀だったけどよ」
神川 環
「……談話室は、すべての生徒に解放されていますが、それは個々のモラルに信を置いての上でのことです」
「あまり目立ったことばかりされるようでしたら、入室禁止にしますよ」
高槻 玲音
談話室だったのかここ
二宮 信
「だね~」うんうんと頷いてる。
ヘチナ
「す、すみません。ほんと、でも、だいじょぶです」
神津 樹
「毎日毎日よく飽きねぇな」ぼそ
二宮 信
談話室兼ねてたはず。
神川 環
神津の声に、そちらを見やり
「……神津 樹さんですね」
高槻 玲音
中学から大学まで集まる 5階建てくらいありそうだな
神津 樹
「……あ?」
神川 環
「あなたの乱暴狼藉、末端の私ですら聞かない日はありません」
ヘチナ
末端て
高槻 玲音
「……君たち、ほら、今のうちに逃げちゃいな。君ら完全に巻き込まれた側だろ?」ってヘチナと智恵に小さい声で言う
ヘチナ
「ぅ……」高槻の声かけから目をそらし
神津 樹
「……治安悪いな、このガッコ」
二宮 信
本当にね……。
神川 環
「あなたが言いますか……」
たいさー!
二宮 信
これができる男ムーブか……>表
高槻 玲音
組織だなあ
ヘチナ
やっぱり生徒会軍曹とか生徒会大佐とかいるんだ
アイ
できる男だねぇ
高槻 玲音
生徒会大佐は笑うんよ
二宮 信
生徒会大佐

神川 環
「備品損壊の現行犯です。風紀までご同行願います」
高槻 玲音
警察かな?
二宮 信
「まーまー、風紀ちゃん。この子、そんな悪い子には見えないけど?」割り込む。
神川 環
「問題は結果と、これまでの素行です」
ヘチナ
「じゃ、じゃあ私たちはこれで……」ギャル含め離れようと
神川 環
「事情は伺いますが、それは風紀にて」
皆野 智恵
「あ、私も……」
高槻 玲音
「気をつけなねー」
二宮 信
「あ、うん。気を付けてー」二人を見送る。
ヘチナ
あ、ギャルもつれてこうと
神津 樹
二人を見送ったら小さなため息をついてそのまま部屋を出ようとする。
アイ
「……ごめんな、ウチの悪友が。邪魔してすまんね」完全に巻き込んだのを二人に謝る。
おっとギャルズもなのか
ヘチナ
ここで庇わないと後でなにされるか
という負け犬根性で
高槻 玲音
計算高い
二宮 信
賢い
神川 環
「浜木綿 ヘチナさん。皆野 智恵さん。おかえりいただいても結構ですが、後日お話を聞くこともあるかと思いますので、そのつもりで」
アイ
計算高すぎてアワレ
神川 環
眼鏡のツルをタップし、目の前に現れたモニターを目で追いながら、告げる
他の者には見えないが、学生名簿なのかもしれない
ヘチナ
「は、はひ……み、みなさんい、いきましょ」
高槻 玲音
(ああいうの、めんどくさいな~。風紀守る以外に趣味とかあんのかな……)
危険
二宮 信
全校生徒の名簿にアクセス権限あるのかっこいいな
やべーけど
ヘチナ
なかなかの強権
神津 樹
人を支配する権限を子供に与えるとろくなことになんないぞ。
アイ
絶対権限があるタイプの生徒会だ
高槻 玲音
中学生だもんなあ
神津 樹
大人でも危険なのにな。

神川 環
「それと―――」
「高槻 玲音さん。二宮 信さん」
神津 樹
みんな問題児仲間だ。
高槻 玲音
「おやおや、随分風紀委員さんは強気だねえ」
「俺たちになんか聞きたいことでも?」
二宮 信
「何かな?」
アイ
ギャルズがヘチナちゃんと一緒に去るなら、こちらもついていきます。
(風紀委員が男性陣呼び留めてる間に)
神川 環
お二人は、【アイデア】ロールを
アイデア
高槻 玲音
CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 76 > 失敗
二宮 信
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 84 > 失敗

不明
高槻 玲音
わっかんね~~~
二宮 信
わかんね!
アイ
察しが悪い男性陣!
高槻 玲音
考えるのめんどくなったんやろな
KP
風紀、という言葉に何か忘れてることがあったような気がしたのだが―――
アイ
高槻玲音は考えるのをやめた
二宮 信
わかんない。プリンパフェでも後で食べよう。
高槻 玲音
忘れてることを忘れたんだろうな
神津 樹
ないのと同じだな。
二宮 信
そうだね!

神川 環
「お二人は、今週、大学部における風紀当番でしたね」
二宮 信
「……そうだっけ?」
神津 樹
エッッッ
ヘチナ
そうなん!?
アイ
風紀当番忘れてるゥ
ヘチナ
そんなんだから2等風紀委員なんやぞ
神津 樹
誰だこいつら任命したの。
高槻 玲音
誰だろう?
人を見る目がないから末端なのか……かわいそうに……
神津 樹
欠席してたら押し付けられたとかかなぁ。
アイ
全員持ち回り制なんじゃない? 平等の維持というタテマエとかで
KP
より学生自身個々に任せるべきである、という考えから、大学にまでは風紀委員は置かれていないが、週ごとの当番制で風紀担当者が任ぜられている
高槻 玲音
「いや無理だろ、風紀当番とか」
「こんなでかい学園都市でさー」
(ぶっちゃけ当番で働いてる子とか見たことないんだけど)
KP
そう
そのように考えている大学生は実際多い
しかし、目の前のこの風紀少女は、大真面目だ
アクセス
二宮 信
つまり俺達も今なら全校生徒の情報にアクセスできる……?
ヘチナ
パスワードを入力してください
神津 樹
えっやば。全員がアクセスできる権限手にできるとかやばすぎ。
KP
当番制風紀にはその権限はありません!
二宮 信
ちぇー

神川 環
「この場に居合わせていながら、何をされていたんです」
高槻 玲音
(あれかなー、世界はこう、善でできてますって考えてるタイプ?)
二宮 信
「あー……」〈言いくるめ〉るの苦手なんだよなぁと遠い目。
高槻 玲音
「えー、学食の料理の質が落ちてないか風紀当番として確認してまーした」
ヘチナ
この言い草である
二宮 信
「そうそう」全力で乗っかる。
高槻 玲音
へらへら
高槻 玲音
「悪いもん食って食中毒とかよくないもんなー」
二宮 信
「本当になー、毒見係も立派な風紀よ」
神川 環
「それは、風紀の務めではありません」
大真面目
「後程、当番制風紀規定は改めていただくとして―――」
高槻 玲音
「でもさー、君、この食堂が機能停止したらさー、この学園は大荒れよ? もう世紀末サバイバルだよ?」
「それを未然に防いでるワケ。大事な仕事だろ?」
二宮 信
後方でうんうん頷いてます。
神川 環
「それは、学園側の役目です」
「とにかく。風紀への事情説明と、神津さんの動向にご協力をお願いします」
高槻 玲音
当番風紀規定ってなんやろなあって頭ん中で思ってる
何が書いてあるんだろう
KP
当番風紀についての案内が、なんかメールで来てたような気がする
スパムと一緒に捨ててしまったかもしれない
二宮 信
「はーい」空返事してよ。
捨てちゃった☆
高槻 玲音
あー、いつものことだからたぶんゴミ箱にポイしたな
連絡法が悪い。
アイ
存在すら忘れてるwwwwwww
さすが【アイデア】失敗
中等部だから、なんだろうなぁ 法に悪があることをまだ知らない年代
ヘチナ
中等部の風紀委員長絶対○○院とかいう理事の血縁者でしょ
アイ
メールなんて旧態依然メソッドで連絡するから
高槻 玲音
目の前にポップアップさせなきゃ
アイ
何をクリックしようとも当番風紀のお知らせが表示される
ヘチナ
学園LIMEと友達になればその日から使える学食割引クーポンが!

二宮 信
ゴミ箱フォルダからワンチャンサルベージできないかな。
神川 環
〈コンピュータ〉で判定成功したらできるかもねw
二宮 信
もってない! 任せた!
高槻 玲音
「そうはいっても、その子は中等部だろ? 俺たちの仕事じゃなくないかな~?」
神津 樹
「お説教なら早くしてくんない?」
入口の方でイライラした顔してる。
神川 環
「失礼しました。行きましょう」
律儀に神津に頭を下げる
「聞いてなかったんですか? 現場に居合わせた風紀として、当然の務めです」
ほら、行きますよ、と高槻と二宮を促す
高槻 玲音
(……だめだ二宮、この子頭クッソかてえ!)
二宮 信
「ふぁーい」
観念したように死んだ目をしてる。
こういうのは長い物にまかれたほうが楽なのだ。たぶん。
高槻 玲音
「はいはい……ゆーて大した話はできねーですけどねー……」というかしない
神津 樹
こんな状況は割と慣れっこだ。
下手に逃げるより素直について行って話を聞いた方が早く終わる。
どうせいつも同じようなことしか言われないし。
高槻 玲音
ヘタに情報与えて刺激するものじゃない だってあのJKたちの事情も関係性も俺は知らんし
神津 樹
(今回は手を出してないし、目撃者も多いから、早く終わるだろ……)
女子と一緒!
アイ
女の子と一緒にお当番だよ? 中等部だけど>二宮くん
二宮 信
でもOPP小さそうだし……。
アイ
判定失敗したじゃん あるだけで偉大なのでは? >二宮くん
二宮 信
なんかすごく小さそうだし……(PLは好きです)
高槻 玲音
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP
風紀少女は、制服の上からでもわかる小平原ですね
高槻 玲音
まあ0じゃあないってよ
二宮 信
0.4は0よ。
ヘチナ
中学生品評はやべえな
神津 樹
やべぇな
二宮 信
確かに。
高槻 玲音
青田買いとか引くわー
二宮 信
ねー

KP
では、4人は談話室を立ち去り、結局最後まで残ってしまったヘチナ、皆野、アイ、女子軍が残された
ヘチナ
「え、えへ……す、すみません、すみません」
皆野 智恵
「……」
アイ
「ったく思いっきり巻き込まれたじゃないか。何ウザ絡みしとんだね」toギャルズ
KP
「スキンシップだろー、この程度さー」
「そうそう。クラスメートとのスキンシップ」
ヘチナ
「そ、そうっす、へへへ」
アイ
「スキンシップねぇ。喧嘩沙汰にしといてかい?」
KP
「何だよ、アイ。あんたまであたしらに絡むん?」
ヘチナ
「ひっ、だ、だいじょうぶっす。中等部の子が暴れただけっすし」
逃げそびれる
神津 樹
ってか二人はいなくなったんじゃなかったのか。
二宮 信
ちょっと離れたところかな?
KP
お二人はもう退席してますね
神津 樹
ヘチナと皆野のことだよ。
皆野 智恵
ああ
高槻 玲音
逃げとけって言ったのになあ
KP
お二人は、結局逃げそびれて残った感じです
高槻 玲音
生きづらそう
神津 樹
いなくなったのかと思って素直に風紀についてったんだけどな。
KP
ああ、では先に場所を離れたところでこういう話をしているということで
ヘチナ
離れるにしても自分から引き連れてったからねえ
KP
そうなのよね

アイ
普段からこの調子? ギャルズ>KP
KP
こんな感じですね
自分達と反りの合わない連中は、基本的にナメてかかる感じ
若さ
アイ
「絡む絡む。あんたらが調子こいたせいで自分まで巻き込まれたじゃないか」
ヘチナ
「あのほんともうなんでもないっすから」
「自分全然だいじょぶっすから」
皆野 智恵
「そ、そうだよ。アイちゃんまで、揉めたら悪いよ」
アイ
「ああ、悪い悪い。いい加減呆れただけだから、気にせんでいいのだよ」
KP
「何だよ、ゲンワリーな」
「行こうぜ」
吐き捨てるように言い、女子軍はアイも置いて立ち去ろうとします
「お前ら、テキトーなことチクったりすんなよ」
最後にきっちり言いつけて。
ヘチナ
「な、なんも言わないっす!」
アイ
「はいはい、好きにしな。アイは見たことしか言わんよー」
高槻 玲音
ほーらこうなるから余計な手ぇ出すもんじゃない

皆野 智恵
「……あの、ごめんね。アイちゃん」
アイ
「ん、ああ。悪いね、完全に巻き込んでさ。あいつら先になんとかしときゃよかった」
皆野 智恵
「お友達、大丈夫?」
アイ
「いいよ、前にも似たようなことやらかしたんだ。あんまつるんでくれる連中おらんから、つるんでたけどさ。いい加減呆れたね」
ヘチナ
「は、波照間さん。風紀の人はこっちで、は、はなしておきますんで……」
アイ
「ああ、ごめん、すまんね」と、ヘチナちゃんに。
二宮 信
オタクに優しいギャルがいる
皆野 智恵
「意外。アイちゃん誰とでも仲良くしてるから」
ヘチナ
「み、ミナノー!」
皆野 智恵
「あ、な、何?」
ヘチナ
「い、意外とか失礼っす」
皆野 智恵
「あっ……」
「ご、ごめんね。私、そういうつもりじゃ……」
ヘチナ
「すすすすみません」
アイ
「ん、いいよ。別に失礼なつもりで言ったんじゃないんだね」
皆野 智恵
「それは、もちろん……」
アイ
「誰とでも仲良くしてる風に見えたんなら、何よりなんだね」
ヘチナ
「えぅ……」
皆野 智恵
言って、皆野の体がふらりと揺れた
「あ……」
ヘチナ
「あ」
倒れるなら支える
皆野 智恵
では、ヘチナは咄嗟に皆野を支えた
「ご、ごめん……ちょっと、疲れちゃって」
ヘチナ
「ミナノー……保健室、いくっす」
「大丈夫っす」
皆野 智恵
「……ううん。今日はもう、学校終わったし……もう帰るよ」
ヘチナ
「……歩けるっすか?」
皆野 智恵
「うん、大丈夫。ありがとう」
「それじゃ、アイちゃん、ヘチナちゃん」
「また、来週ね」
アイ
「ああ、また来週」
ヘチナ
「……えっ、あっ、ひ、ひとりでだ」
皆野 智恵
「……ん?」
ヘチナ
「じ、自分、送ってくっすよ……」
皆野 智恵
「ありがとう……じゃぁ、途中まで」
ヘチナ
「は、波照間さん、失礼しますです」
アイ
「ああ、浜木綿、皆野、またなのだね」
皆野 智恵
そして、皆野はアイに頭を下げて、ヘチナと共に去って行く
結局、塔の話はその日、それ以上彼女の口にのぼることは無かった
闇堕ちの気配
アイ
どこかで闇堕ちしそうだなぁミナノちゃん
神津 樹
しそう
アイ
しそうよね
ヘチナ
やめて! 唯一の友達なのよ!
アイ
あーあ唯一の友達が闇堕ち
二宮 信
俺がいるだろ(ウィンク)

KP
といったところで、本日はこれまで!
アイ
お疲れさまでした! 0時コールすっかり忘れてた
KP
そうなんです
ちょっと切り悪かったので
次回は風紀組からです
高槻 玲音
おつかれさま~
ヘチナ
お疲れ様でした!
二宮 信
おつかれさまでしたー
神津 樹
おつかれさまー
アイ
勝手にキレちゃったけどKP的には問題なかったかしら
KP
全然OKですよー
高槻 玲音
めんどいのに巻き込まれたなあ
アイ
ヨカッター 高槻くんめんどいのに巻き込んでごめんな
KP
当番風紀だから、しょうがないね
二宮 信
あ、はい。適度に頑張ります
神津 樹
さらに事態をややこしくする中坊もいたしね。
とりあえず二宮への評価はだだ下がった。
高槻 玲音
ヘチナ
イケメンとガツガツ系と問題児と委員長は笑うんよ
アイ
まあ神津くんいなければエスカレートしてたorアイが怒って同じようなことになってたかもだし
高槻 玲音
そういうとこがモテないんだよ二宮
ま、けしかけたの俺だけどね
KP
いいキャラですねー
ヘチナ
黒幕め
高槻 玲音
優秀な怠け者なのだよ
ヘチナ
参謀じゃん
高槻 玲音
じゃなきゃアナライズ系統に覚醒なんかしない
アイ
なるほどアナライズ系統は確かに参謀だ
神津 樹
プレイヤーとしてはみんな好きよ。
神津「人の弱みに付け込んでナンパかよ」
二宮 信
二宮は単純なので!
KP
高槻くんのことはブルーって呼ぼう
二宮 信
じゃあ俺イエローで。カレー食べるわ。
アイ
アイは男性陣のことは現状あんま気にしてない。
PLはきれいにキャラ分かれてこれは面白そうって思ってる
KP
みなさん早速キャラが立ってて頼もしい