こちらには
『波間のダージュ』
のネタバレがあります。

参加キャラクター

【✧PCたちについて】

✦見た目について
PCたちは10歳ほどの子供の姿で羽を持ち、波間で生まれ育ったと記憶している。

✦ロストPCを使う場合
SANを初期値に戻せば、他は通常PCと同様に使用可。
【✧波間について】

✦波間
灰色の織り手に支配された閉じた空間で、紡ぎ手の子供たちが生活する幻想的な異世界。

✦波間の人々
成長しない子供たちが70人ほど暮らしており、羽を持ち日中は労働、夜は自由時間。

✦くらげ
結界を破って侵入し、住民を襲う異形の存在で定期的に討伐対象となる。

✦羽化
呪いにより進行する病で、末期には異形化と凶暴化を引き起こす。

✦場所
ヒースの丘や神殿など、紡ぎ手の労働や生活の場が複数存在する。
【✧NPC】

✦KPC
年上に見える体の弱い子供で、羽化の進行が早く、個室で静養している。

✦ダージュ
灰色の織り手の長で、PCたちに穏やかに接しながらも何かを抱える存在。

✦レンの子蜘蛛たち
PCに懐いている4匹の個性豊かな子蜘蛛たちで、癒しポジション。
参加PC
マキシ
資料確認しました。
羽が生えるの、意外と大変なことだった!
佐倉さんがなかなかつらい立場だ。どきどき。

よろしくお願いします!

〈神話〉知識を除いた最大値まで回復してよい
おっと全然回復しないぞ魔きし。
KP
ところで、今回牧志以外のPCが何人か参加するわけですが、ほかにPCとして参加する方はいますか?
一応このシナリオ1~4人用になっています。
くらげとの戦闘なんかもあったりします。
シナリオ上で、人数が足りない場合にたすけてくれるNPCはいるのですが、
ソロだとちょっと難易度が高すぎるかも知れません。
マキシ
そういえば記載がありましたね。
なら、PCデータのある東浪見海・波照間もPCとして参加させていただこうかな。

難易度といえば、正気度 は魔きしのSAN(最大38)で大丈夫そうでしょうか?
もし差し支えがあったら(いい所を味わえずにドロップアウトしそうなら)、一時的に〈神話〉知識を忘れているということで、下駄をはかせて頂けたら嬉しいなと。
KP
こちらからも対応PCをPCとして出しましょうか。

牧志のSAN値は何とかしますので大丈夫。かな。
マキシ
お手数でなければそれでお願いします。>対応PC
ありがとうございます。>何とか
KP
東雲ちゃんかな。美雪ちゃんまだ能力値ないしなー。
でも戦闘能力ないんだよな、東雲ちゃん。
美雪ちゃん作って参加しましょうかねー。
あとは月影くん能力持ちだったな。東雲ちゃんと大差ないけど。
マキシ
ああー、こちらもそんなに戦闘強いPCではない(戦闘技能50程度回避あり/70程度〈回避〉なし)ですが、大丈夫ですか?
戦闘能力必須なようなら東浪見弟のデータ作ります。
KP
バトル難易度は調整します。
マキシ
ありがとうございます、色々とお手数をおかけします。
KP
ああー、月影君がそこそこ頑張れそうだからこっちでいこうかな?
縁が遠いキャラクターがいるというのもそれはそれで楽しいかも知れない。
「参加」しないみんなもその場にいて、何か別のことをしていたりで戦闘には参加しない、などの扱いになります。
マキシ
ふむふむ。分かりました。
月影くんとの共闘というのも楽しい。
KP
いやー。東雲さんにしよう。その方が良さそう。
東雲さんなにげに回避ちょっとだけ持ってた。
その他の条件も東雲さんの方が向いているようなのでこちらで!
マキシ
はーい!

今回は牧志(塔)がメインPC、佐倉(塔)がKPC、ほか、波照間紅・東浪見海・東雲圓華がPC。他にも関係者が能力なしのNPCとして登場します。
KP
おっと。呼び名どうしましょうね?
例えばマキシコウタさんは 名前を全部覚えていて、「マキシ」と呼ばれる方がいいのかな。
それとも「マキシ」か「コウタ」になるか。
トラミふたりになっちゃうから姉弟は名前かなぁ
マキシ
全部は覚えていなくて、「マキシ」だけが味わい深いかなと思います。
佐倉さんも同様に「サクラ」がいいな。

東浪見sは区別つかないから名前の方ですね。
波照間は「コウ」かな。
KP
ではこちらの人員は「レン」「シノノメ」「ミユキ」かな。
ミユキはなぜかカイを「ウミ」と呼ぶ。

KP
Sasa 🎲 Secret Dice 🎲


不可思議な色彩の空に美しい波のような光。
花々も家も人々も、淡い色彩とまろやかな輪郭で描かれた世界。

「灰色の織り手」と呼ばれる者たちに統治されたここに名前はない。
ここ以外に国はなく、またここを出る必要がないからだ。

あなたたちはここで生まれて、生きて来た。


あなたたちの使命はこの世界に巣を張る、レンの蜘蛛と呼ばれる種族の手伝いをすること。
彼らの親がこの場所に来るための架け橋を作ることだ。

糸車を回し、蜘蛛たちが生み出す糸を撚り合わせる。
それがあなたたち「紡ぎ手」の日常だ。


ここは海水と波打ち際の間
妖精たちの、秘密の国。




波間のダージュ

つきめぐり/つきのわむく 様 作



参加キャラクター

波照間 紅

真・女神転生発のサマナーで悪魔退治屋。弓術を得意とする真面目な青年。
沖縄出身である。宇宙に並々ならぬ思いを抱く。

牧志の大学の先輩であり相棒だったのだが、とある事件で異界に落ちてしまい行方不明となっていた。


東雲 圓華

とある奇妙な縁で波照間と出会った。
おっとりして見えるが、いざという時の爆発力は高い。ダンスが得意。

行方不明の波照間を追って異界に行ってしまい、以来行方不明だった。



KP
コウ。あなたはいつからかここにいる。
いつが始まりだったかは覚えていないが、そんなのは他の子供達も同じだ。

ある日、夜に廊下を歩いているときに、窓から夜空を見上げている見慣れない少女と出会った。
彼女はあなたを待っていた気がすると言い、嬉しそうに笑った。
その時あなたは、空に無数の輝くもののまぼろしを見た。初めて見るものであるのに、あなたはそれの名を知っていた。『星』だ。
だがそれは、何故か口外してはならない大事な事のような気がした。
KP
それからシノノメという少女はあなたの友になった。

ここ、カンブリックの家には時折「紡ぎ手」が産まれる。
誰も知らぬ間に家に新しい顔が増えている。
彼女も、そしてあなたも、「紡ぎ手」はそうやって産まれたのだ。
KP
羽化。
いつまでも姿を変えることなく生きる「紡ぎ手」に蔓延する、恐ろしい病だ。
発症すると背に羽が生え、体は次第に歪んでゆく。
「紡ぎ手」たちは皆病に冒されており、病によって死を迎えるのだ。

羽化を発症してしまったときも、あなたとシノノメは奇しくも同じような青く広い翅だった。
シノノメ
「羽化してしまったのは怖いけれど、コウさんと一緒でちょっと嬉しい」
KP
彼女はそう言って笑ったのだった。
コウ
「僕も。僕も、嬉しい。
その……、きみの羽、綺麗だ」

怖くないといえば嘘だった。
あんなふうに歪んで死んでしまうのは怖かった。
シノノメさんがあんなになってしまうことも怖かった。

でも、怖いなんて言いたくなかった。
彼女はこんなに強いのに、泣きべそなんてかきたくない。

それに。
シノノメさんの青くきらめく翅は、綺麗だったんだ。
見惚れるくらいに。

参加キャラクター

東浪見 空

牧志の親友。
あまり詮索せず深入りせず、程よい距離を保ってあるがままの牧志を受け入れ続けてくれた。
だが牧志が塔に閉じこもって以来会えていない。


東浪見 海

東浪見空の姉。
美雪とは前世からの縁があるらしいが、それはあまり関係なく二人は幼なじみの友人である。

牧志とは顔見知りだった。
とある事件で佐倉とはただならぬ縁がある。


士幌 美雪

海とは前世からの縁があるらしいが、それはあまり関係なく二人は幼なじみの友人である。

とある事件で牧志とはただならぬ縁がある。



KP
クウ、カイ。
あなた方二人は同時にここに産まれた。
気がついたら背中合わせにもたれかかるようにして、ここにいたのだ。
だからきっと双子なんだ、と誰かが言った。
もしかしたら一人の人間がふたつに分かれたのかも知れない、とも。
確かに、髪の色、目の色、羽化したときは羽の色と形までそっくりだった。
KP
名前は基本与えられるものではない。
それぞれが名前だけを持って産まれてくる。
ぽかっと開いた心の中に、大事に抱えている唯一のものだから、名前は大事なものだ。
空と海。この地を構成する大きな二つの名を持つあなた方は、
何か意味があってここに産まれたのかも知れない。
クウ
どちらが姉とも兄ともつかない二人は、カイの方が少し落ち着いて澄ましていたからか、いつのまにか自然と。
クウ
「姉ちゃん」
カイ
「なあに、クウ」

そんな風に呼び合うようになった。


KP
その少女は唐突に現れた。
ぱたぱたと駆けてきて身を乗り出してカイにこう言ったのだ。
ミユキ
「ねえ、友達になってよ!」
KP
何でも勢いで走る彼女、ミユキがどうしてあなたを友人にしようと選んだのかは、
彼女自身にも分からないという。
ミユキ
「うみちゃんて呼んでいい!?」
KP
どうして大事な名前を勝手に変えようとするのかも良く分からない。
カイ
「えっ、ええっ?」
その時はびっくりした。
突然やってくるし、変な名前で呼んでくるし。
カイ
「い、いいけど」
でも、その時なんでか、そう頷いちゃったんだ。
勢いに押されたのか、どうなのか分かんない。
でも、その変な呼び名が、何だかしっくりくるような気がした。


KP
マキシ。
あなたは果てしなく長い刻をここで過ごしている。
始まりの時、ここにはあなたともうひとりの他は誰もいなかった。
だからあなたと彼、サクラは必然的に友になった。
仕事を二人きりでするのは辛く、最初はへとへとになっていたし、内容は覚えていないが奇妙な悪夢を見ていた気がする。
サクラ
「マキシ、辛くないか?」
サクラはよくあなたにそう訊いていた。
マキシ
「たいへん!
サクラがいてくれてよかった」
聞かれる度に、いつもそう笑い返した。

一人だったら、くじけてしまっていたかもしれない。
そんな確信に近い実感があるのだ。

二人きりで紡ぐ糸がどれだけ重くても、サクラが一緒にいてくれたから、楽しくいられた。
マキシ
「たいへんだけど、おれは大丈夫。
サクラはつらくない?」
サクラ
「俺は…… ……っ」
KP
サクラは言葉を詰まらせ、息を切らせた。
サクラ
「悪いな。俺はもう、休むよ」
KP
サクラは体が弱かった。仕事は上手だったが、すぐに疲れて動けなくなってしまう。
サクラ
「無理、すんなよ、マキシ……」
マキシ
「大丈夫。
この仕事終わったら、一緒に遊ぼうな」

そんな時、手元の仕事がちょっと憎らしくなる。
早くおれもサクラみたいに上手になって、早く仕事終えられるようになって、もっとサクラと一緒に遊んだり、話したりするんだ。
KP
そうこうこするうちここにも「紡ぎ手」が増え、あなた方への負担は少しずつ軽くなっていった。
あなた方は後輩達に仕事を教える機会が多く、仕事は減ったが負担はしばらく減らなかった。
そんなわけで二人でのんびり遊べるようになるまでは少し時間がかかった。
そして気付いたら、あなたは羽化していた。
マキシ
ふたりきりだった世界に、仲間が増えていく。
誰か産まれる度に嬉しくて、何だか不思議で、不思議で?
そんな気持ちもいつか日常になっていった。

先輩をやるのは大変で、ちょっとくすぐったかった。
教え方を工夫したり、教えても教えても飽きちゃう子に骨を折ったり、楽しいけど、大変。

でも頑張ればサクラと一緒に遊べる、みんなと一緒に遊べる!
それが楽しみで頑張ってたら、いつの間にか羽が生えてた。
KP
サクラは、あなたの翅をにらみ付けて拳を握っていた。
マキシ
「せっかく羽が生えたんだから、飛べたらいいのにな」
サクラと、そんな話をしたかもしれない。
サクラ
「そうだな」
KP
サクラは圧し殺した声で、冗談じゃねぇぞ、と呟いた。
その頃の彼は、よくダージュと話していたな、という印象がある。
マキシ
自分の翅のことより、サクラがダージュと何を話してるのかが気になった。
サクラ
「最近調子が悪いから休ませてくれって言ったんだ」
マキシ
「サクラ?」
心配になって、その顔を覗き込む。
KP
ダージュは。

ダージュは灰色の織り手の一人だ。
「紡ぎ手」とは随分違う姿をしているが、そのひとがどれだけ優しいか、あなたはよく知っている。
いつでも「紡ぎ手」たちを気遣い、相談にも乗ってくれる。
どこか冷たい「灰色の織り手」の一人だというのに、ダージュは優しかった。
黒い無数の足で、不安な「紡ぎ手」を抱き締めてくれるし、太い体に乗せてくれたりもする。

あなたはダージュにも問いかけただろうか。
マキシ
「ダージュ!」

ダージュは優しい。
仕事でへとへとになった時も、なんでこんなことしなきゃいけないんだろうって思った朝も、翅が生えてちょっと泣いちゃった夜も、俺達を気遣ってくれた。
マキシ
「ダージュ、サクラとなに話してたの?
サクラ、調子悪いの?」

何か抱え込んでる様子のサクラが心配で、ダージュの傍をくるくると回って聞く。
KP
『ああ、マキシ』
ダージュはいつも通り優しい念話で答えてくれる。
『そうですね。サクラは休みたいと言っていましたよ。
それに……』
ダージュは長い足であなたの額を撫でた。
『羽化の兆候が出ていて、不安なのでしょう』

KP
それからほどなく、サクラの背にはくしゃくしゃに歪んだ羽が生えた。
羽は広がらずに縮こまったまま乾き、彼の背に垂れ下がっていた。

それはまるで病が一気に進んでいるかのような不気味さだった。
体は弱り、よく転ぶようになり、いつのまにか杖をつくようになった。
そうなればもう仕事どころではなかった。
サクラは一人で部屋に閉じ籠るようになった。
マキシ
「サクラ、サクラ」
サクラの翅は広がらなかった。
花が咲いたように広がる俺の翅と違って、まるで蛹のまま羽化に失敗した虫みたいだった。
サクラ
「大丈夫。どうせ飛べやしねぇ飾り物だ。どうはえてようと、関係ねぇさ」
KP
その言葉は強がりのようにも聞こえた。
マキシ
「そうだな」
それきり羽のことを話すのはやめた。
マキシ
それからサクラは一気に弱ったように見えて、サクラがいなくなっちゃうんじゃないかと怖くて、本やパズルなんかの遊び道具を持ってはサクラの所に通った。
何度も何度もサクラの名前を呼んだ。
俺達の、大事な名前。
KP
サクラは本もパズルも大好きで、あなたが部屋に来るのを喜んだ。
どこか落ち込んだような顔をしていても、あなたと遊んでいるときは昔のままのように見えた。
マキシ
サクラ、サクラ。
ふっとした時に迫ってくる恐怖を埋めるように、暇があればいつでも遊びに行った。

もうどれだけ一緒にいたか分からないのに、それでも離れたくなかった。
KP
サクラの右手首には、産まれたときからぐるりと一周する真っ赤な痣がついている。
あなたが部屋を出るときには、そちらの手をあなたの左手と重ねた。彼はここに来てすぐの頃からこうやってあなたと手を繋ぎたがった。
サクラ
「くらげなんかにやられるなよ、マキシ」
KP
そういって見送られるのが、いつものことだった。
マキシ
「うん!」
ずっと前から繋ぎ続けてきた手は、そうしているのが自然だった。
そうやって手を繋ぐと、くらげなんか怖くないって思えた。

KP
そして、まずはコウが、シノノメが、カイとクウが産まれた。
マキシ
コウとは不思議と気が合った。

カイとクウはひとつの人間が分かれたみたいだってみんなに言われてたけど、どうしてか、おれとコウもそんな気がした。

コウはおれの一部みたいで、おれもコウの一部みたいだ。
見た目も顔立ちも全然違うのに、そんな気がする。

シノノメのことがすきなんだなー、って気づいた時にはびっくりしたけど、叶ってほしくて応援した。
シノノメもコウのことすきなんじゃないかな、って思うのはおれの勝手な直感。
KP
あなたがコウやシノノメのことを話題にあげると、サクラは驚いたようだった。
サクラ
「コウに、シノノメか……
俺も会いたいな。今度連れてきてくれよ」
KP
サクラは二人に会いたいと願った。少し辛そうな、複雑な顔をしていた気がした。
マキシ
「うん、コウたちとも一緒に遊ぼう」

マキシ
クウはとっても元気だった。
二人分くらいの仕事をしても全然へこたれない。
外遊びを覚えるのがすっごく早くて、すぐに外での遊び相手になった。

クウとみんなと一緒に遊ぶのは楽しい!
夢中になって遊んだ。
そのたびに、外で見つけたものをサクラの所に持って帰った。
サクラ
「楽しそうだな。そっか」
KP
サクラは言葉少なにあなたが持ってきてくれた宝物を見つめた。
サクラ
「最近お前が遊んでるヤツさぁ……どんなヤツ?」
KP
サクラはクウについても知りたがった。
マキシ
「クウ、すっごく元気なんだよ、びっくりする。
すっごく高い所まで木登りできるし、ボールを蹴ったら誰も追いつけないんだ。
でもすっごくいいやつで、新しい子の面倒なんかも見て……」
KP
その時の表情は何か暗くて、どうにもならないものを押し殺しているような顔をしていた。
マキシ
「……」
その顔に、サクラが何かよくないことを考えている気がして、口を閉じる。
マキシ
「新しいゲーム考えたんだ。一緒にやろう」
それから、クウのことはあまり話題に出さなくなったかもしれない。
KP
クウのこと、コウのこと、あなたが話題に出すのを控えると、それを知ってか知らずか時折部屋に連れてきてくれとせがんだ。
クウの姉やその友人のことを知れば、彼女らにも会いたがった。
サクラ
「ここ、刺激がねぇからさ。色々な奴と話したいんだよ」
KP
そんなことを言って。
マキシ
サクラがクウやみんなに会いたがってくれるのは嬉しかった。

クウ
「なあなあ、サクラさんって呼んでいい?」
カイ
「何でさん付けなの」
クウ
「その方がしっくり来んだもん」
サクラ
「ああ。……みんなも遊びに来てくれよ。
みんなの元気な姿が見たいんだ。窓越しなんかじゃなくて、直接さ」
クウ
「おう!」
カイ
「もちろん。
サクラってずっと前からここにいたんだって?
昔の話、聞かせてよ」
KP
サクラは言葉少なに昔の話をする。
その間、ぬくもりが欲しい、と言って来客に手を取ってもらいたがった。
カイ
「二人きりだったの!? 大変すぎるよ」
コウ
「二人には随分世話になったな」
KP
サクラは嬉しそうにしていた。
それでもどこか、物思うような目をしていた。
マキシ
でも、そんな時にサクラが見せる暗い顔が、ずっと気になっていた。
KP
「サクラは自分の体のことを気にしているようですね」
とダージュは言っていた。
KP
あなたはダージュ以外の織り手たちが、働かない紡ぎ手は役立たずだと疎んじているのを漏れ聞いたこともあった。
マキシ
「役立たずだなんて、みんな冷たいな。
ダージュ、みんなに言ってやってよ。役立たずなんかじゃないよ」
マキシ
「サクラもおれも、あいつらのためにすごく頑張ったじゃないか」
KP
「ええ、サクラは役立たずなどではありませんよ」
「紡ぎ手」ほどには感情が分かりづらいダージュの声にはその時、確かな陰りがあった。
KP
「みんな努力しています。働いています。
いつの日かきっと、報われる日が来ることでしょう」

マキシ
みんなでサクラの手を取った。
握る手に、少し力が入った。
マキシ
サクラは役立たずなんかじゃない。
サクラはここにいる。一緒にいる。ずっと、ずっと一緒にいるんだ。
そう訴え、願う心が、力を込めさせた。
マキシ
「サクラ」
マキシ
「サクラ」
マキシ
「ずっと、一緒にいような」
KP
皆の手が重なると、サクラはうつむいた。
ぽつり、と雫が滴った。
サクラ
「そうだな。みんな一緒だ」
KP
それでもここでの日々は穏やかに緩やかに、いつか来るその日のために紡がれ続けていた。



第一波
『縫い目のないシャツ』



KP
ある朝。

しんと冷えた空気が、布団からはみ出した小さな足を撫でる。
窓から差し込む朝日も、瞼を無理矢理こじ開けようと意地悪をするものだから、せめてもの抵抗として布団の中へと鼻先を埋める。
そうして、寄って集ってあなたを布団から追い出そうとする朝との攻防戦は、先に起きて朝食の準備をしていた子供達の声で終わりを告げる。
諦めて、一晩せっせと温もりを貯め込んだ布団から出れば、同室のコウとクウのほかに、見慣れない顔がいた。
マキシ
「うー、ねむいー」
ぺちぺちと布団を蹴って、ようやく布団から這い出す。
その勢いで誰かの足を蹴ってしまった。
レン
「…………」
参加キャラクター
KP
茶色の柔らかい髪の少年は、戸惑ったように周りを見回していた。
マキシ
「あ、ごめん……、あれ?
新しい子?」
レン
「うわ。えと。ここ、どこ? 誰?」
KP
少年は首を傾げた。
マキシ
「そっか。
おはよう、おれはマキシ。
ここはおれたちの部屋。きみは紡ぎ手」
戸惑うその子をびっくりさせないように笑う。
レン
「お、おはよう、おれはレン。よろしく。紡ぎ手って?」
マキシ
「よろしく、レン。
おれたちみんな紡ぎ手なんだ。
ここで糸を紡ぐ仕事をして暮らしてるんだよ。
やり方はあとで……」
KP
レンはあなたの背後に目をやった。
レン
「翅がある!?」
マキシ
「……あ」
KP
レンは慌てて自分の背を振り返った。だが産まれたばかりの彼の背に翅はない。
マキシ
「うん。年上の子はみんな翅が生えてるんだ。
レンは産まれたばっかりだから、まだだな」
つきりと喉が痛んで、その意味する所を語らなかった。
サクラの辛そうな顔が頭の裏に浮かんだ。
レン
「そうなんだ。いいな」
KP
レンは少し羨ましそうにあなたや同室の者達の翅を見た。
KP
子供達の背中には、全員色とりどりの虫の羽が生えていて、朝日を反射して不思議な色彩を放っている。
無論、あなたの背中にも同じようについているそれは、この世界に生まれた祝福であり呪いだった。
【羽化】と呼ばれるこの土地特有の病で、これは【ヒプノス】と呼ばれる悪い神様がこの土地にかけた呪いなのだと、
【灰色の織り手たち】からいつかに教わった。
マキシ
おれたちはみんな、呪われている。
翅の生えてなかった子たちにも、今はみんな翅が生えた。

どうして悪い神様は、おれたちを、この土地を呪ったりしたんだろう。
呪いを解くことはできないのかな。サクラの体が弱いのも、その呪いのせいなのかな。

翅のことを考えるたびに心臓が重たくなって、レンにそのことを言わなかったのも、喉が痛んで声が出なかったからだ。
説明され役
KP
ちょうどいいからレクチャー系のセリフは全部レンに担当させようという魂胆!!
マキシ
なるほど!!
シナリオではこの後日常ルーチンを行い、その過程でNPCに質問等行えるのですが、長いことここで働いているPCたちにとっては常識となってしまうためですね!
第一波前に皆の出会いをやったのも、ある程度そのシーンを使って説明を行うためです。
KP
んで、レクチャー内容はこちらでがばっと出して、皆さんに料理してもらってもいいし、そのまま「説明した」ということで進めても良い。
その場で知りたいことがあれば情報としてお渡しします。
先輩風吹かせ放題!!
マキシ
やったぜ先輩になる牧志(とみんな)だ!!
では楽しく料理させていただきます。
KP
仕事については後で仕事パートがあるので、そこで説明できます。
マキシ
ほほう。
まずはみんなで朝ごはんですね。
KP
第一波は基本、ここでの生活について、になりますね。
日常パートだー!
マキシ
ほうほう。こわいなーこれからどうなるんだろうこわいなー!! の気持ちを抱きつつ、雰囲気を盛り上げていきたいですね。

マキシ
「ちょうどもうすぐ、朝ご飯の時間なんだよ。一緒に行こう」
レンの手に手を伸ばした。
レン
「うん、ありがとー」
KP
レンは元気に笑った。
ない星空
KP
あっっっっ。
この世界星ないわ。
東雲さんとの出会いは「彼女が空を眺めていた」からってことにしてください。
マキシ
ああっと。星なかった!
KP
そのときもしかしたら波照間さんは、見たこともないはずの星を幻視していたかもしれない。
マキシ
なるほど、それはありそう。いいですな、そうしよう。
KP
ここでも東雲さんは「星を眺めながら」波照間さんを待っていたのでした。
マキシ
星のないここで波照間を星と巡り合わせてくれたのが東雲さんなんですね。
KP
なるほどなぁー

✦仕事
作業着に袖を通して、顔を洗って、髪の毛を整える。
もう何十年、あるいは何百年も繰り返して来たルーティンだ。
あなたやほかの子供たちは、定められた休息の日以外は【紡ぎ手】として朝から昼まで働かなくてはいけない。
まず【レンの蜘蛛】たちの居るあなぐらへ糸を取りに行き、それを糸車でより合わせる。
完成した糸は【神殿】へ持って行き、【灰色の織り手】たちへ手渡すことになっている。
✦持ち物
仕事道具や、各個人の持ち物以外に、子供達は皆武器を携帯している。
これは波間に時折訪れる【クラゲ】と呼ばれる魔物に対処するためだ。
▼武器ダメージ一覧
・近接武器-判定:〈ソード〉〈ナイフ〉など任意の近接武器技能/ダメージ〈1d6+DB〉
・遠距離武器-判定:〈拳銃〉〈弓〉などの任意の遠距離武器技能/ダメージ〈1d5〉1R1回攻撃/装弾数、故障ナンバーなし
・肉弾戦補助用武器-判定:〈キック〉〈こぶし〉などの肉弾戦技能/算出ダメージに+1

KP
ちょうどこの部屋は先日変異で人が減り、ベッドが開いたばかりだ。
このままレンがこの部屋の住人になることになるだろう。
マキシ
もう何度、歪んで壊れていった子を見送っただろう。
同じ部屋だったアオもいなくなった。

もう何度も見送ってきた。
でも、サクラがいなくなるのは嫌なんだ。
嫌なんだよ。
マキシ
※何かしらいなくなった子に個人名をつけたかっただけなので、誰というわけでもありません
KP
※okです。また、ここからは他の子にも喋って貰って構いません。
この部屋にはクウとコウがいます。
マキシ
その朝は少し気分が重かったけど、レンに色々教えなくちゃ。
マキシ
ここを嫌いになってほしくないもんな。胸を張っていよう。
マキシ
おれたちは働く。
糸を紡ぎ、クラゲを追い払う。

ここは波間。
ずっとずっとそうしてきた。
それに疑問を抱くことはない。
マキシ
「ここで顔を洗って髪を整えるんだよ。
作業着はこれ。
レンは眼鏡かけてるんだな」
服や洗い場の場所などをレンに教えていく。
KP
レンはあなたの指示に素直に頷いて従った。
レン
「眼鏡……うん。すごく見づらい」
KP
レンはしきりに目を細めていた。
クウ
「おっ、新入り?」
マキシ
「そう、レンっていうんだって」
クウ
「おっ、そうか! おれクウってんだ、よろしくな」
KP
準備を整えたら、ダイニングで朝食だ。
KP
〈投擲〉武器ないかー。その辺の石で戦おうかな。(NPC なので描写だけになりますが)
マキシ
ないかー。
NPCだし演出的にあってもいいのでは?
KP
なるほど確かに。じゃあスリングがあったことにしよう。
実は〈投擲〉〈キック〉を65持ってたレンくん。

牧志は好きな武器を使って構いません。
牧志のみ、選択した武器スキルに+30入ります。
マキシ
お。では、牧志といえばの〈拳銃〉にさせていただこうかな。
合計61%でちょっと頼りないけど。
前衛一人後衛二人でバランス悪ければ〈こぶし〉にします。
KP
この世界、中世風のワールドで銃はないから代理でクロスボウとかかな。
〈拳銃〉技能で振って構いません。
マキシ
はーい!
レン
「ねー先輩、これ何?  かっこいい」
レンは壁にかけてある武器に興味を示した。
壁にはコウの弓などがかけてある。
コウ
「ああ、もしかして新入りか? よろしく、僕はコウ。

その弓は僕のだ。
ここにはたまに危ないものが来るからな、みんなで追い払うんだ」
レン
「よろしくー! クウにコウ!」
レン
「あぶないもの?」
顔を洗ったりしながらレンは不思議そうに問いかけた。
【くらげ】
時折この地を守る結界の破れ目から現れる魔物だ。
それは、まるで水中を浮遊する大きな黒い袋に見える。
雲のように不確かな輪郭の体をゆらめかせ、そんな体の下には長くしなやかな触手が生えている。
いつかのお伽話で見た「くらげ」という生物に似ているので、子供たちは皆この魔物を【くらげ】と呼んでいる。
倒して取れる肉をダージュに届けると褒めてもらえるのだ。
触れるとビリビリするし、あまり美味しそうではない。
コウ
「ああ。くらげと呼ばれていて……」
特徴を掻い摘んで説明する。
クウ
「肉持ってくとダージュに褒めてもらえんだよな!
うまいのかな? 珍味?」
マキシ
「触ると痺れるんだ。
美味しくはなさそうだけどな」
レン
「そうなんだ。じゃあおれも……この石投げるヤツ、使っていいかな?」
KP
レンは簡素なスリングを手に取った。
マキシ
「うん、好きなの使っていいよ。
みんな、得意なものを使うんだ」

シノノメ
「コウさぁん、まだお部屋? あれ、まだみんなもいるの。珍しいわね?」
部屋の外を、シノノメとカイが通った。同室の女の子達がふたりを置いて先に食堂へ向かう。
コウ
「あ、シノノメさん」
シノノメ
「おはよう、みなさん」
マキシ
「おれたちの部屋に新しい子が産まれたんだ。後で紹介するよ」
カイ
「ああ、その子? 頼むよ」
マキシ
そんな会話を交わして食堂へ。

マキシ
朝ご飯と片付けが終わったら、仕事の前にレンを連れてサクラの所に行きたいな。
その時間はあるかな?
KP
サクラの部屋は、後で少し時間とイベントがあります。
マキシ
お、分かりました。
ではそのタイミングで。

KP
次々と部屋から出て来る子供達と共にダイニングへ行けば、すでにそれぞれの席に食事が並べられていた。
プレートの上にはこんがりと焼かれた食パンと、目玉焼きが乗せられている。
横に添えられた小さなガラスのボウルには、不器用に刻まれた色とりどりの野菜が盛り付けられていて、お椀にはミルクスープが湯気を立てていた。
台の上にはバターや様々な木の実のジャムが並べられており、それぞれ好きなものをパンに乗せて食べることができる。
あなた方は大体いつも決まった席に座る。
今日からはアオがいなくなっていた空席にレンが座ることになるだろう。
マキシ
「ごめん、遅くなった!」
レン
「うわぁ、すごい!」
マキシ
「新しい子が産まれたんだ。レンっていうんだって」
アオのことに言及するのはやめた。
精一杯に笑って、レンをみんなに紹介する。
KP
レンはたちまち他の子供達に囲まれて歓迎されている。
ミユキ
「きいちごジャム食べるー!」
ミユキがウキウキしながら席に着いた。
カイ
「いいね。あたしはすぐりのジャムにしよう」
シノノメ
「わたしが摘んできたブルーベリー、いつ出てくるかしら」
カイ
「今日はマキシが摘んできたやつだったから、明日にはきっと出るんじゃない?」
コウ
「シノノメさんの……、えっと、楽しみだ」
カイ
「変な顔になってるよ、コウ」
顔を赤くするコウに、カイが小さく笑う。
コウ
「な、なってない」
クウ
二人分働くクウは食べるのも二人分、いや、三人分だ!
食パンタワーをこしらえている。
KP
クウがよく働くのはみんな知っているので、多めに食べても文句を言われることなどない。
KP
レンは色々な子供達に話しかけられまくったが、愛想良く人なつこい顔で歓迎を受けながらマキシたちがいるテーブルにやって来た。
マキシ
「お疲れ。みんな大歓迎だったな」
こちらへ来るレンに手を振る。
KP
ではどなたか代表で【幸運】判定をどうぞ。
マキシ
【幸運】最大はマキシかカイ(同値)ですね。
代表でマキシが振ります。
1d100 60 マキシの【幸運】 Sasa 1d100→ 96→致命的失敗ファンブル
マキシ
早速出目が元気だなぁ。
KP
今日の目玉焼きはひっくりかえったり二つ折りになったり破れたり焦げたりしていた……。
まあたまにあることだ。
いつも食事をとりまとめているベテランのグレースがいるため、そこまで大きな被害にはなっていないようである。

KP
食事が終わった頃合いに、グレースがテーブルを訪れた。
金の髪がふわふわとした、緑の瞳の少年だ。
彼は食事を載せたトレイを持っている。
KP
「今日のサクラの食事は誰か持って行ってくれる?」
KP
サクラは随分と病状が悪化しているため個室にいる。
食事ももう自分の部屋でひとりで取ることも多くなった。
とくに仲の良いあなた方は食事の運搬を頼まれることもよくある。
マキシ
「持っていくよ」
サクラの部屋に行く役は、いつも真っ先に買って出る。
自分がその役を買って出ない時でも、何かしら理由をつけてはついていった。
KP
「うん、じゃあお願い。
マキシが行ったときが一番嬉しそうだし」
KP
「今日の卵……ちょっとすごかったろ? クミンがさ」
グレースは苦笑した。
KP
「クミンは料理係、向いていないと思うな、僕は。
マキシ、どこかいい係ないかな」
マキシ
「あー……、おれもそう思う。
でも、料理係やってる時のクミン、すっごく楽しそうなんだよな。
じゃあってアイラに頼んだときは、おいしいんだけど、毎回何だかよくわからないやつになったし」
KP
「そうだねー。二人を一緒に台所に入れたときはもう、大変だったな」
あの騒動を思い出してか、グレースはくすくすと笑った。
だれのこと?
KP
バレター
マキシ
オオット
本人に?
KP
いえいえ、ネタがファラリスさんにばれたなって。
マキシ
あ、そういうことだった。
ちょうど少し前にカレーログ読んでて。料理係クミンちゃん似合いすぎて笑う。
KP
料理のうまさを決定する判定でファンブルは彼女がぱっと浮かんでしまって…
マキシ
あまりにもフィット役すぎる
キッチン大惨事(ネタバレ)
クミンとアイラは某システムとあるシナリオの登場人物。
クミンは自覚のないメシマズ属性持ち、アイラは料理は上手いものの結果が不安定。
いろいろあって二人は仲が悪い。悪い? 多分。


マキシ
「いつもありがとな、グレース。おかげでおれたち、色々守られてる」
そう言ってグレースに笑いかけた。
実際に、グレースが来てからほんとに色々うまく回るようになった。
KP
「お互い様! マキシはみんなに色々教えてくれて、まとめてくれてるだろ?
僕がくらげに襲われたときに助けてくれたの、忘れてないよ」
グレースはくせっ毛の先を揺らして微笑んだ。
KP
「きっとお腹をすかせているから、早く行ってあげて」
マキシ
「うん! ありがとう、グレース」
彼に手を振って、サクラの部屋に向かう。
KP
※部屋に行くのはマキシとレンだけですか?
マキシ
今回はマキシとレンだけにします。しっとりしよう。

コメント By.KP(佐倉)
どんな世界からもロスト探索者でも参加可能!
みんなで虫の翅を生やした子供になってエモい異世界ライフを満喫しよう!
そんなシナリオ。

それを穏やかな日常とはかけ離れた二人を主軸に、彼らの手が届かなくなってしまった人たち大盛りでプレイします。
PCはKPC含め5人、プレイヤーは2人!
これは優しくて残酷な世界だ。

プレイ日:2025年5月2日 ~ 2025年12月15日

作者名: つきめぐり/つきのわむく

配布・販売サイト: 【COC6版】波間のダージュ【継続推奨人数可変シナリオ】SPLL:E194766

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