
『DAZEMAZE:IT』
のネタバレがあります。
クトゥルフ神話TRPG 目次
DAZEMAZE:IT 一覧
注意! これはシナリオをクリアした方、シナリオを全て知っている方向けのリプレイ(?)です。
KPC側の事情だけでなく、KPが背景で何を考えていたか、なんてのを基本伏せナシで出しています。
ネタバレの塊ですから、遊ぶ予定の方は絶対見てはいけません。
TRPGリプレイ【置】 CoC『DAZEMAZE:IT』佐倉(子)&牧志(魔)4
余計な情報なしでシンプルなリプレイを読みたい方はこちら
本編見る!
KP
マイクの向こうに静寂が戻る。
音はほとんど消え、がさがさという微かな音だけになる。
カメラに映り込む影もなくなった。
音はほとんど消え、がさがさという微かな音だけになる。
カメラに映り込む影もなくなった。
牧志視点
牧志 浩太

くそ、やらかした。
色々とまずいな。こいつが目を覚ましたら言い逃れのしようがなくなるし、顔は見られた。
とりあえず、服と連絡手段奪って、すぐに動けないように縛っとくか……。気休めだな。
色々とまずいな。こいつが目を覚ましたら言い逃れのしようがなくなるし、顔は見られた。
とりあえず、服と連絡手段奪って、すぐに動けないように縛っとくか……。気休めだな。
佐倉 光

黙って動きがあるのを待つ。
こちらから手を出してハッキングがばれたら、それこそ手の打ちようがなくなる。
こちらから手を出してハッキングがばれたら、それこそ手の打ちようがなくなる。
佐倉 光

くそ、どうなっているんだ、むこうは……!
牧志、無事だよなぁ……!?
牧志、無事だよなぁ……!?
牧志 浩太

『ごめん、不覚を打った』
ぽつり、とタブレットの画面にメッセージが滲んだ。
ぽつり、とタブレットの画面にメッセージが滲んだ。
佐倉 光

『無事で良かった』
佐倉 光

比喩ではなくキーボードの上にふにゃりと崩れ落ちそうになった。
心臓が高鳴っている。
心臓が高鳴っている。
牧志 浩太

『俺は一応無事だけど、不意打ちで殴るしかなかった。
ごめん佐倉さん、俺が無事に出られたら後始末頼む』
ごめん佐倉さん、俺が無事に出られたら後始末頼む』
牧志 浩太

『COMPを発動して、殴って気絶させた。
今は服とスマホを剥いで、ケーブルで縛って応接室の奥に押し込んであるけど、こいつが目を覚ましたらまずい。
それから、COMPは動いたけど、やっぱり動きが不安定みたいで、高い音を立てた。
部屋の外や隣に聞こえたかもしれない』
今は服とスマホを剥いで、ケーブルで縛って応接室の奥に押し込んであるけど、こいつが目を覚ましたらまずい。
それから、COMPは動いたけど、やっぱり動きが不安定みたいで、高い音を立てた。
部屋の外や隣に聞こえたかもしれない』
KPのひとりごと
ここで研究員を殴って気絶させたことで、「目を覚まして警備を呼ばれたらおしまいだ、急ごう」という雰囲気になり、展開がスピードアップしたのは丁度よかった所。
ここで白衣も剥いだことにしました。
効果は人と遭遇した時に、相手が不審に気づく【アイデア】を-10としています。
【アイデア】55%が45%になるので結構強力なはずなんですが、相手の出目が妙に良くてあまり役に立たず。
効果は人と遭遇した時に、相手が不審に気づく【アイデア】を-10としています。
【アイデア】55%が45%になるので結構強力なはずなんですが、相手の出目が妙に良くてあまり役に立たず。
佐倉 光
彼が発見されたらまずいとか、目覚めたら終わりだとか、否応なく急がなければならなくなって、探索時の思い切りが良くなった気がしますね。
佐倉 光

『COMP使えたんだな、良かった。
分かった、すぐに移動しよう』
分かった、すぐに移動しよう』
牧志 浩太

『ああ。COMPが動いてくれてよかった。
急いで情報を得たい。
映像にあった紙束のことも気になる。行き先、WPでいいか。
カメラの確認を頼む。
COMPが動くったって、警備員とか相手にしたくない。
二階、悪魔もいるみたいだしな』
急いで情報を得たい。
映像にあった紙束のことも気になる。行き先、WPでいいか。
カメラの確認を頼む。
COMPが動くったって、警備員とか相手にしたくない。
二階、悪魔もいるみたいだしな』
後始末
佐倉 光
ところで佐倉に頼んだ後始末って「殺害しといて」ってことなんだろうか?
いや違うよな。
カメラの動画差し替えてってことでいいのかしら?
いや違うよな。
カメラの動画差し替えてってことでいいのかしら?
KP
「このままだと俺が一方的に侵入して暴力を振るったことになるから、こいつらが不味いことしてる情報掴んだらどこかに暴露するなり、カメラの画像を消すなり、俺の侵入の痕跡をもみ消すなりして」ってことですね。>脱出後に後始末
佐倉 光
ああー。そういう意味ね。
KP
です。動くの優先してるので現状言葉が足りない。
佐倉 光
今は牧志の方が強いからわざわざ佐倉に頼む意味分かんないもんな。『始末』の意味
そこは察しの悪い中の人は分からずとも、佐倉には分かったと思う!
そこは察しの悪い中の人は分からずとも、佐倉には分かったと思う!
KP
やろうと思えば『始末』するだけなら可能だけど、佐倉さんみたいに「悪魔にやらせる」「証拠を残さずに《呪殺》」みたいなことはできないんですよね、デビルシフターって。
《ムド》……真・女神転生における呪殺魔法。佐倉がまだ悪魔使いだった頃に、人を殺害するのに使用したことがある。証拠が残らないので便利。
佐倉 光
そういえばデビルシフターは魔法系は使えないのかな? どうだっけな。
一応変身後の悪魔がスキルを持っていれば使えるみたい。
だけど牧志のは特別製だから良く分かんない。
一応変身後の悪魔がスキルを持っていれば使えるみたい。
だけど牧志のは特別製だから良く分かんない。
KP
なるほど。
牧志のチクタクハンドは…… 物理系っぽい気はする。
一応チクタクマンはエネルギー噴射攻撃を持ってるのか。
チクタクハンドからエネルギーが噴き出る可能性もなくはない?
牧志のチクタクハンドは…… 物理系っぽい気はする。
一応チクタクマンはエネルギー噴射攻撃を持ってるのか。
チクタクハンドからエネルギーが噴き出る可能性もなくはない?
佐倉 光
これは進めるんだろうか不安になってきたぞ。
KP
お察しの通り、結構遭遇する前提の話です。
ヒヤヒヤしつつ切り抜けないといけない。
ヒヤヒヤしつつ切り抜けないといけない。
KP
あと何やら敵サイドの出目がいい。
佐倉 光
牧志の体力どうなんだか気になる。
佐倉 光
くそ、タイミングの悪い。次は〈目星〉使えないんだぜ……
佐倉 光

『ok』
KP
Sasa 🎲 Secret Dice 🎲
KP
▼人物の有無を確認
佐倉 光

失敗
佐倉 光
見えねぇー!
KP
……廊下の状況は分からない。
状況が明らかになるまで、ここでじっと待つのは……、得策ではないだろう。
状況が明らかになるまで、ここでじっと待つのは……、得策ではないだろう。
佐倉 光
出るしかないのかー!
佐倉 光

『気をつけて』
牧志 浩太

『ああ』
牧志 浩太

▼隠れて移動する
牧志 浩太

失敗
牧志視点
KP
移り変わる映像の速さに、どうしても状況を捕捉しきれない時間が出る。
しかし、ここで悠長にしているわけにはいかない。
しかし、ここで悠長にしているわけにはいかない。
牧志 浩太

覚悟を決めて廊下へ出る。
KP
扉を開ける。誰もいないと思って廊下へ身を滑らせた直後、部屋から出てきた影と鉢合わせた!
牧志 浩太

くそっ、人が多すぎる! こんな廊下で殴ったりできない……! どうする!?
KP
「研究員? いや、お前は……何者だ?」
……誰かの声が、マイクの向こうから聞こえてくる……。
……誰かの声が、マイクの向こうから聞こえてくる……。
佐倉 光

「あぁぁぁぁもう次から次と……!」
歯がみする。牧志と一緒にいられれば気を引いたり魔法石投げつけて気絶させたりできるのに!
歯がみする。牧志と一緒にいられれば気を引いたり魔法石投げつけて気絶させたりできるのに!
KP
次から次へと! なところで一時だ! ありがとうございました。
佐倉 光
ありがとうございましたー! 大丈夫かこの先!
KP
どうだろう! KPもこわい!
牧志視点
牧志 浩太

くそっ、明らかに不審に思われてる!
ここは二階だ、さっきの言い訳は効かない!
ここは二階だ、さっきの言い訳は効かない!
牧志 浩太

……そうだ!
一つ思い浮かんだことを試す。分の悪い賭けだけど、むざむざ人を呼ばれるよりはましだ。
一つ思い浮かんだことを試す。分の悪い賭けだけど、むざむざ人を呼ばれるよりはましだ。
牧志 浩太

「知らないのか」
牧志の、一段低い声が聞こえた。
彼は恐らくかつてのあなたの流儀を真似て、何かハッタリのようなことをやろうとしている。
情報の足りない現状では、酷く危うい、綱渡りの交渉だ。
牧志の、一段低い声が聞こえた。
彼は恐らくかつてのあなたの流儀を真似て、何かハッタリのようなことをやろうとしている。
情報の足りない現状では、酷く危うい、綱渡りの交渉だ。
KP
「何?」
牧志 浩太

「……」
KP
牧志は〈心理学〉+〈説得〉の組み合わせロールで判定。
1d100 75〈心理学〉説得 Sasa 1d100→ 13→成功
1d100 75〈心理学〉説得 Sasa 1d100→ 13→成功
牧志視点
牧志 浩太

深く息を吸って、できるだけ動揺を隠す。
COMPを発動する。ちゃんと言うこと聞いてくれよ……!
COMPを発動する。ちゃんと言うこと聞いてくれよ……!
KP
幸い、COMPは今度は派手に鳴くことはなかった。
微かな音を漏らしながら、あなたの腕を覆い、複雑に組み合わされた機械へと変じさせていく。
微かな音を漏らしながら、あなたの腕を覆い、複雑に組み合わされた機械へと変じさせていく。
KP
変化を目の前にした研究員は、驚きに目を見開いた。
牧志 浩太

「これが、見えるか」
KP
「何……? 何だ、それは」
牧志 浩太

「これが」
相手の関心が腕に向いているなら、なるべく勿体ぶって言う。
相手の関心が腕に向いているなら、なるべく勿体ぶって言う。
牧志 浩太

「恩寵だ」
佐倉 光
牧志のはったり! 珍しいシーンで面白いですね!
佐倉からはさっぱり見えないので「どんな魔法を使ったんだ!?」という謎のシーンでしたが。えらい!!
佐倉からはさっぱり見えないので「どんな魔法を使ったんだ!?」という謎のシーンでしたが。えらい!!
牧志 浩太

牧志が何か囁いた。
牧志視点
KP
精一杯の思わせぶりと、実際に目の前で起きている異変に、相手は見事に一人合点を起こした。
目を見開いて、がくがくと震え始める。
目の前の研究員はある程度の事情こそ知っていても、実際に異変を目にしたことはないのだろう。
況や、悪魔使いの異様な力などを。
目を見開いて、がくがくと震え始める。
目の前の研究員はある程度の事情こそ知っていても、実際に異変を目にしたことはないのだろう。
況や、悪魔使いの異様な力などを。
KP
「何……、まさか、本当に」
KP
「本当に、そんなことが」
震える声。
震える声。
KP
「ああ……」
牧志視点
KP
研究員はあなたを、微かに唸りを上げるあなたの腕を見上げて、その場にひざまずいた。
俯いて自分の手元を見下ろし、何かに熱心に祈りを捧げ始める。
この状況を見られれば、人が集まってくるかもしれない。さっさとこの場を去るのが得策だろう。
俯いて自分の手元を見下ろし、何かに熱心に祈りを捧げ始める。
この状況を見られれば、人が集まってくるかもしれない。さっさとこの場を去るのが得策だろう。
牧志 浩太

その腕を見せつけながら少しずつ後ずさる。相手が反応しないようなら、さっさとその場を去ってWPの前へ向かう。
KP
あなたは無事にその場を去った。
KP
それから暫くして、
牧志 浩太

『カードリーダー頼む。
カード取ったけど単体じゃ動かない』
とだけメッセージが来た。
……牧志は何を言ったのだろうか?
カード取ったけど単体じゃ動かない』
とだけメッセージが来た。
……牧志は何を言ったのだろうか?
KPのひとりごと
IDカードということは、実は佐倉さんがハッキングしなくても、研究員を殴ってIDカードを奪えば使えてしまうんですね。
それでは単独突破が可能になってしまうので、IDカードと生体認証の二段階認証なのだ、ということにしました。
それでは単独突破が可能になってしまうので、IDカードと生体認証の二段階認証なのだ、ということにしました。
佐倉 光
ああー、なるほど。カードを奪ったのにどうしてハッキングが必要なんだろう? と思いました。
KP
カードにセキュリティランクがあって入れない部屋には入れない可能性もあるけど、カードを奪う方向にいくと展開がずれちゃいますからね。
警備室の制圧まで考慮されてるのに、カードを奪って使えない理由を埋めました。
警備室の制圧まで考慮されてるのに、カードを奪って使えない理由を埋めました。
佐倉 光

『k
何言ったの』
そんな場合じゃないと思いつつも問わずにいられなかった。
※今答えなくて良い
カードリーダーを作動させよう。
何言ったの』
そんな場合じゃないと思いつつも問わずにいられなかった。
※今答えなくて良い
カードリーダーを作動させよう。
牧志 浩太

▼室内の気配を窺う
成功
成功
KP
▼カードリーダーを開錠する
佐倉 光

致命的失敗(ファンブル)
佐倉 光
おぉい……
とは言えこの頻度だと仕方なくはあるが……
とは言えこの頻度だと仕方なくはあるが……
KP
判定頻度がね 高いですからね……。
佐倉 光
同じだけのクリティカル出たっていいはずなのに!?
KP
カードリーダーを解錠しようとした瞬間に、まずい手応えを感じた。
見ている。
牧志ではない。
遠く離れた所にいるはずの、あなたの存在を、誰かが、見ている。
「見ている」とは気の所為だ。
それは恐らくあなたの第六感で、どこかに隠されたロギング機構に引っかかってしまったのだ。
錠前は意図通り開く。
廊下にも、今の所大きな動きはない。
しかし、まずいことになってしまった、という感覚があなたの背をちりちりと焼く。
見ている。
牧志ではない。
遠く離れた所にいるはずの、あなたの存在を、誰かが、見ている。
「見ている」とは気の所為だ。
それは恐らくあなたの第六感で、どこかに隠されたロギング機構に引っかかってしまったのだ。
錠前は意図通り開く。
廊下にも、今の所大きな動きはない。
しかし、まずいことになってしまった、という感覚があなたの背をちりちりと焼く。
佐倉 光

「う」
やらかした、という手応えがあった。
こういったミスが牧志を殺すかも知れない。
やらかした、という手応えがあった。
こういったミスが牧志を殺すかも知れない。
佐倉 光

ここからは素早く移動する必要がある……すぐにもと牧志がいた部屋あたりに待避すべきかも知れない。
佐倉 光

『ミスった』
事情を簡潔に説明する。誰かに見られる可能性が高い。
事情を簡潔に説明する。誰かに見られる可能性が高い。
牧志 浩太

『そうか、ここ手強いな。素早くいこう』
KPのひとりごと
itoはHO2(佐倉さん)への警戒度が5以上になると、佐倉さんのハッキングに気づきます。
ここでちょうど5になっていました。
ここでちょうど5になっていました。
KP
▼室内の監視カメラから隠れる
さておき、恐らく牧志は室内に入った。
先程の映像から、ここにカメラがあるのは分かっている。
さておき、恐らく牧志は室内に入った。
先程の映像から、ここにカメラがあるのは分かっている。
KP
カメラの死角に隠れて行動する必要がある。
佐倉 光

決定的成功(クリティカル)!
牧志 浩太

成功
KP
お、クリティカル。
では、あなたは不明瞭な録画データとマイクの向こうの音から、素早く室内の構造を把握できる。
この室内の探索を素早く行えるものとし、この部屋を出て次の部屋に向かう際の遭遇・隠密判定を免除する。
では、あなたは不明瞭な録画データとマイクの向こうの音から、素早く室内の構造を把握できる。
この室内の探索を素早く行えるものとし、この部屋を出て次の部屋に向かう際の遭遇・隠密判定を免除する。
牧志 浩太

牧志は映像の情報をもとに、室内にあった荷物と紙束を探す。
佐倉 光

映像がこちらで見えるわけじゃないから、何もアシストできないな……
廊下を見張ろう。
廊下を見張ろう。
佐倉 光
録画された画像を元に、大体上から見てこの辺にコレが……みたいな説明はできるのか。
KP
そういう感じです。>佐倉さんの〈目星〉クリティカル
KP
牧志は
・荷物を探す:〈聞き耳〉または〈戦闘技能〉で判定。
・紙束を取る:〈登攀〉、〈跳躍〉、【DEX】×5、【SIZ】×5のいずれかで取れる。
・他の箱を台にして紙束を取る場合、【幸運】で判定。
失敗すると箱がへこんで転倒する、まずいものを踏むなどの出来事が発生する。
・荷物を探す:〈聞き耳〉または〈戦闘技能〉で判定。
・紙束を取る:〈登攀〉、〈跳躍〉、【DEX】×5、【SIZ】×5のいずれかで取れる。
・他の箱を台にして紙束を取る場合、【幸運】で判定。
失敗すると箱がへこんで転倒する、まずいものを踏むなどの出来事が発生する。
牧志 浩太
俺は【SIZ】が小さめ……。
佐倉 光
今の俺もっと小さいし。
KPのひとりごと
佐倉さんが大人だった頃、牧志は佐倉さんよりも背が低かったのです。
牧志はたまにちょっとそれを気にしていました。
牧志はたまにちょっとそれを気にしていました。
牧志 浩太

1d100 97〈聞き耳〉 Sasa 1d100→ 92→成功
牧志視点
KP
ふっ、と鼻先をつんとした臭いがくすぐった。
牧志 浩太

何の臭いだ? どこから? 警戒して周囲を見回す。
KP
それは花火のような、微かな臭い。
……火薬の臭いだ!
……火薬の臭いだ!
牧志 浩太

火薬!? 急いで臭いの源を確認する。
KP
幸い、それは罠の類ではなかった。
何気ない段ボール箱のようなものの中に見える、頑丈な裏打ち。
その中に詰め込まれていたのは、大量の武器だった。
大振りのナイフ。長い鎖のついた何か。メリケンサック。黒光りする拳銃。
リーチのある、長い柄のついた刃物。凶悪な刃を鞘の間から覗かせる刀。火薬。……爆弾!
それは明らかに、普通の企業が貯めこむ量ではなかった。
見られただけで、テロでも企てていると疑われてもおかしくない。
何気ない段ボール箱のようなものの中に見える、頑丈な裏打ち。
その中に詰め込まれていたのは、大量の武器だった。
大振りのナイフ。長い鎖のついた何か。メリケンサック。黒光りする拳銃。
リーチのある、長い柄のついた刃物。凶悪な刃を鞘の間から覗かせる刀。火薬。……爆弾!
それは明らかに、普通の企業が貯めこむ量ではなかった。
見られただけで、テロでも企てていると疑われてもおかしくない。
佐倉 光
想像の10倍くらい物騒だった。
KP
実はめっちゃ物騒でした。
牧志 浩太

悪魔退治屋の仕事でもそうそう見たことのない量に、一瞬絶句する。
それから我に返って、自分のスマートフォンでそれを撮影する。俺が暴れた言い訳がつくかもしれない証拠だ。
それから我に返って、自分のスマートフォンでそれを撮影する。俺が暴れた言い訳がつくかもしれない証拠だ。
牧志 浩太

それから、他の箱を踏み台にして紙束を取る。
武器の箱は頑丈そうだけど踏み台にはしない。こんなもの踏んで体重をかけて無事に済む気がしない。
武器の箱は頑丈そうだけど踏み台にはしない。こんなもの踏んで体重をかけて無事に済む気がしない。
牧志 浩太

1d100 60【幸運】 Sasa 1d100→ 75→失敗
1d3 Sasa 1d3→2
1d3 Sasa 1d3→2
牧志視点
KP
あなたが箱に体重をかけたその時、箱を盛大に踏み抜いてしまった!
牧志 浩太

!? どうにか声を出すのだけは堪える!
KP
何かがあなたの足に絡みついた、ような気がした。
牧志 浩太

何だ!? 思わず振り払う。
KP
振り払うとその気配は煙のように消えた。
箱の中を覗いてみても、雑多な資料が詰まっているだけで、絡むような物は何もない。
幸い、どうにか手をかけることはできて、取ろうとしていた紙束は手の中にある。
箱の中を覗いてみても、雑多な資料が詰まっているだけで、絡むような物は何もない。
幸い、どうにか手をかけることはできて、取ろうとしていた紙束は手の中にある。
牧志 浩太

何だった……、んだ?
とにかく紙束の内容を確認しよう。
とにかく紙束の内容を確認しよう。
牧志 浩太

「っ!?」
何かが凹む音がした。
牧志が上げそうになった声を飲み込む、微かな気配。
何かが凹む音がした。
牧志が上げそうになった声を飲み込む、微かな気配。
牧志 浩太

僅かな沈黙、かさかさと紙の擦れる音。
牧志 浩太

うわ、と、何かの存在か事実に驚いたような、小さな呟き。
牧志 浩太

1d100 54 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 39→成功
KPのひとりごと
ここで踏んづけたのは追加要素で、今後やるかもしれない別のオリジナルシナリオのフックです。
今回は関係ない。
今回は関係ない。
佐倉 光
何踏んだの……?
こういう仕込み楽しいですよね……
こういう仕込み楽しいですよね……
KP
ウフフフ。
そこそこ構想固まってるので、やれそうです。置き向け。
そこそこ構想固まってるので、やれそうです。置き向け。
佐倉 光

『大丈夫か!?』
牧志 浩太

『分かったことと手に入った物、それから驚いたことがある。
うっかり箱踏み抜いた音、そっちにも聞こえたよな?
とりあえず俺は無事』
それから、牧志からメッセージが来た。
うっかり箱踏み抜いた音、そっちにも聞こえたよな?
とりあえず俺は無事』
それから、牧志からメッセージが来た。
佐倉 光

『ああ、それなら良かったけど……早く部屋を出た方がいいな』
牧志 浩太

『大丈夫。
紙束取ろうとしてうっかり箱を踏み抜いたんだ。
ここ、武器庫だ。
銃やら火薬、爆弾やら大きなナイフやら、怖いくらいの量がある。
普通の企業が蓄える量じゃない。
俺のスマホで証拠撮っといた』
紙束取ろうとしてうっかり箱を踏み抜いたんだ。
ここ、武器庫だ。
銃やら火薬、爆弾やら大きなナイフやら、怖いくらいの量がある。
普通の企業が蓄える量じゃない。
俺のスマホで証拠撮っといた』
佐倉 光

『そうか、使えそうな武器なんかあるか?』
牧志 浩太

『ある。
ビーコンをやむを得ず処分する時のための特別な武器だって。
研究員が使えるようにかな、拳にはめて殴るやつだ。
隠し持てそう。
それから普通の銃。
こっちは大きめだ、持っていくと目立つな。
爆弾は、室内で使ったら自分も巻き込みそうだ』
ビーコンをやむを得ず処分する時のための特別な武器だって。
研究員が使えるようにかな、拳にはめて殴るやつだ。
隠し持てそう。
それから普通の銃。
こっちは大きめだ、持っていくと目立つな。
爆弾は、室内で使ったら自分も巻き込みそうだ』
佐倉 光

『牧志が元々いた部屋にはカメラがあるかも知れないな……
監視カメラあったかどうか覚えてるか?』
監視カメラあったかどうか覚えてるか?』
牧志 浩太

『ごめん、覚えてない。
応接室はともかく、廊下のカメラも気づいてなかったくらいだ』
応接室はともかく、廊下のカメラも気づいてなかったくらいだ』
牧志 浩太

『寝ぼけてたのかもしれない』
牧志 浩太

『あとわかったこと。
ビーコンは薬品室に保管されてるらしい。
礼拝堂には神がいる。
神を傷つけないように、火薬の扱いには気をつけろってあった。
肉体を持ってるか、実体の依代があるんだ』
ビーコンは薬品室に保管されてるらしい。
礼拝堂には神がいる。
神を傷つけないように、火薬の扱いには気をつけろってあった。
肉体を持ってるか、実体の依代があるんだ』
KP
▼アイテム
ここには以下のアイテムがある。
ここには以下のアイテムがある。
▼牧志の荷物
牧志が普段持っている持ち物。
牧志のスマートフォンもある。
牧志が普段持っている持ち物。
牧志のスマートフォンもある。
▼武器
必要な物があれば、持っていくことができる。
・特別な武器
特別な魔力が込められている。
装着すると〈こぶし〉のダメージに+1d4。
牧志のCOMPを用いた攻撃(〈機械の拳〉)と併用可能。
隠し持つことができる。
・銃
ダメージ1d10。1ラウンド2回攻撃。弾数5発。
大きさがある。
持った状態で人に遭遇すると銃を発見され、交渉技能での対処方法が「銃で脅す」以外困難になる。
・爆弾
恐らく室内で使うのはよした方がいい。
必要な物があれば、持っていくことができる。
・特別な武器
特別な魔力が込められている。
装着すると〈こぶし〉のダメージに+1d4。
牧志のCOMPを用いた攻撃(〈機械の拳〉)と併用可能。
隠し持つことができる。
・銃
ダメージ1d10。1ラウンド2回攻撃。弾数5発。
大きさがある。
持った状態で人に遭遇すると銃を発見され、交渉技能での対処方法が「銃で脅す」以外困難になる。
・爆弾
恐らく室内で使うのはよした方がいい。
KPのひとりごと
例によって、2PLだとここでは必要な武器を自由に探せます。
が、牧志がKPCのため、固定で牧志の所持技能に合う武器を出しています。
が、牧志がKPCのため、固定で牧志の所持技能に合う武器を出しています。
爆弾はシナリオにはありません。
単純に「描写にあるなら持っていけるよな」と追加しただけです。
シナリオの舞台は室内なので、これを使用することは想定していませんでした。
使えないアイテムがあるのは混乱の元ですし、「爆弾持っていける?」と提案があって初めて追加するとかでもよかったですね。
単純に「描写にあるなら持っていけるよな」と追加しただけです。
シナリオの舞台は室内なので、これを使用することは想定していませんでした。
使えないアイテムがあるのは混乱の元ですし、「爆弾持っていける?」と提案があって初めて追加するとかでもよかったですね。
実は正面玄関から出てから爆弾を投げて施設ごと破壊すれば、何もかも破壊して生還できた……、かもしれません。
もっとも、それで済むかどうかの情報も出ていないのでハイリスクでしたし、
何も知らない警備員や一般社員を大量に巻き込むので、牧志は実行しなかったでしょう。
また、さすがに持っていける大きさの爆弾で、施設のすべてを吹っ飛ばしきるだけの威力は想定していませんでした。
もっとも、それで済むかどうかの情報も出ていないのでハイリスクでしたし、
何も知らない警備員や一般社員を大量に巻き込むので、牧志は実行しなかったでしょう。
また、さすがに持っていける大きさの爆弾で、施設のすべてを吹っ飛ばしきるだけの威力は想定していませんでした。
佐倉 光
ルートによってはここの設備(神像など)を爆破して出る、なんてのもあるのかな? 程度に思ってました。
KP
礼拝堂に行くルートの脱出シーンは結構スピード感があるので、それは入れても面白いかなと思っていました。
佐倉 光

『ビーコン、さっき見たやつだな。物理的なやつだったのか?
神と火薬ってまた唐突だな。
ここでの扱いに関係あるのかな。
今でのことを思えば、隠し持てる武器は持って行くべきだろうな。
薬品庫か、今での情報にはないな。2階にある部屋なのか』
神と火薬ってまた唐突だな。
ここでの扱いに関係あるのかな。
今でのことを思えば、隠し持てる武器は持って行くべきだろうな。
薬品庫か、今での情報にはないな。2階にある部屋なのか』
牧志 浩太

『賛成。
銃はやめておいて、爆弾と武器を持っていく。
作戦会議したいな。
ここ来るまでに部屋の文字も見たんだ。
まだ脱走ばれてない? ってことは、俺のいた部屋は夜まで人来ない?
入ってすぐにカメラ探して死角に隠れるか?
確実にカメラなくて、人来てもなんとかなるのは、トイレの個室?
あいつが目を覚ましたらばれるから、どうせ悠長にはしてられない』
銃はやめておいて、爆弾と武器を持っていく。
作戦会議したいな。
ここ来るまでに部屋の文字も見たんだ。
まだ脱走ばれてない? ってことは、俺のいた部屋は夜まで人来ない?
入ってすぐにカメラ探して死角に隠れるか?
確実にカメラなくて、人来てもなんとかなるのは、トイレの個室?
あいつが目を覚ましたらばれるから、どうせ悠長にはしてられない』
牧志 浩太

牧志は自分の荷物(買い物袋は除く)と、特別な武器、爆弾を持っていく。
銃は持っていかない。
銃は持っていかない。
KP
カメラの映像を見ると、人の往来が少し増えてきている。
しかしそれは牧志の行動がばれたのではなく、単純に時間帯の関係というように見える。
しかしそれは牧志の行動がばれたのではなく、単純に時間帯の関係というように見える。
佐倉 光

『カメラのない部屋で作戦会議をしたいところだけど』
トイレかなぁー
トイレかなぁー
佐倉 光

『一度トイレに移動しようか』
普通に考えて、牧志がいた部屋にカメラがないはずないと思うんだけど、探している様子もないし。
さっきの男の反応からいっても、牧志のような存在はイレギュラーなんだろうな。
普通に考えて、牧志がいた部屋にカメラがないはずないと思うんだけど、探している様子もないし。
さっきの男の反応からいっても、牧志のような存在はイレギュラーなんだろうな。
牧志 浩太

『OK。移動する』
KP
では、牧志は一旦トイレに移動する。
先程のクリティカルにより、すぐに移動できるので、遭遇判定は省略。
先程のクリティカルにより、すぐに移動できるので、遭遇判定は省略。
KP
▼トイレ内の気配を窺う
牧志 浩太

成功
KP
▼カードリーダーを開錠する
KP
▼室内の監視カメラから隠れる
トイレ内にカードリーダー・監視カメラはないので省略。
トイレ内にカードリーダー・監視カメラはないので省略。
牧志 浩太

『個室に入った』
……牧志からメッセージが来る。
無事に入れたらしい。
……牧志からメッセージが来る。
無事に入れたらしい。
牧志 浩太

『さっきなんだけど、大したことはしてない。
ハッタリかけたんだ。COMP発動して見せて、神の恩寵だって言った。
そんなに事情詳しくなさそうな奴だったから。
正直思いつきだったけど、勝手に早合点してくれてよかった。
COMPやっぱり不安定だ。発動してくれてよかった』
ハッタリかけたんだ。COMP発動して見せて、神の恩寵だって言った。
そんなに事情詳しくなさそうな奴だったから。
正直思いつきだったけど、勝手に早合点してくれてよかった。
COMPやっぱり不安定だ。発動してくれてよかった』
佐倉 光

『やるじゃん。嘘はついてねーしな』
たぶん。正直あまり嬉しくないことに。
たぶん。正直あまり嬉しくないことに。
佐倉 光

『さっきの気絶させたヤツといい、なんかもっと安全に動ける手段を確保しないと』
佐倉 光

『下手に殺すと状況悪くなるしさ……』
牧志 浩太

『殺しは状況もだけど、正直やりたくないな。
攫われたって証拠がないから、まだ勝手に来て暴れただけなんだ、俺。
俺、《ムド》とか使えないし。
いくら佐倉さんでも、殺人罪は誤魔化しきれないだろ。
せめて、悪魔の実在でも押さえて、Barに介入してもらわないと』
攫われたって証拠がないから、まだ勝手に来て暴れただけなんだ、俺。
俺、《ムド》とか使えないし。
いくら佐倉さんでも、殺人罪は誤魔化しきれないだろ。
せめて、悪魔の実在でも押さえて、Barに介入してもらわないと』
優先順位
KP
シフター牧志は『殺し』自体に躊躇いがない。
仕事でも人間と敵対することあるでしょうしね。
仕事でも人間と敵対することあるでしょうしね。
佐倉 光
ですよね。仕事柄だな。
現状殺すと、発覚したときに一方的に状況が悪くなるんですよね。
それに仕事で殺すのと自衛で殺すのと無関係っぽい人間を殺すのはまた別問題でしょうし。
現状殺すと、発覚したときに一方的に状況が悪くなるんですよね。
それに仕事で殺すのと自衛で殺すのと無関係っぽい人間を殺すのはまた別問題でしょうし。
KP
なんですよね。>仕事柄
でもさすがに、無関係っぽい人間を殺すのはだいぶ躊躇いそうだし、まずやらなさそう。
あえて言及はしなかったけども。
でもさすがに、無関係っぽい人間を殺すのはだいぶ躊躇いそうだし、まずやらなさそう。
あえて言及はしなかったけども。
佐倉 光
佐倉だってどうしても必要な殺し以外はなるべく避けたいしー
KP
それは本当にそうー
佐倉 光

『そういえば二階の文字も見たって? 教えてくれよ。
他に気付いたことなんかもあれば』
他に気付いたことなんかもあれば』
牧志 浩太

『ああ。
まずWPの中は、さっき言った通り。
武器庫だからか、妙に壁が厚そうで、隣の部屋の様子は分からなかった。
紙束を取るときに、他の箱を踏み台にしようとして、うっかり箱を踏み抜いた。
そのせいで音が立ったけど、あの壁の感じなら大丈夫だとは思う』
まずWPの中は、さっき言った通り。
武器庫だからか、妙に壁が厚そうで、隣の部屋の様子は分からなかった。
紙束を取るときに、他の箱を踏み台にしようとして、うっかり箱を踏み抜いた。
そのせいで音が立ったけど、あの壁の感じなら大丈夫だとは思う』
牧志 浩太

『部屋の文字はこう。
・【事務室】/【事務室】
・【事務室】/【事務室】
・【WP-2-1】/【DG-2-1】
・【DV-2-1】/【事務室】
・【事務室】/【ST-2-1】
・トイレ
・【ST-2-2】/【ST-2-3】
・【ST-2-4】/【ST-2-5】
・【LD-2-1】階段』
・【事務室】/【事務室】
・【事務室】/【事務室】
・【WP-2-1】/【DG-2-1】
・【DV-2-1】/【事務室】
・【事務室】/【ST-2-1】
・トイレ
・【ST-2-2】/【ST-2-3】
・【ST-2-4】/【ST-2-5】
・【LD-2-1】階段』
牧志 浩太

『想像だけど、WPの周りに大事な部屋を集めてるんじゃないか、これ』
牧志 浩太

『そうだ、あと俺のスマホ普通に動きそうだ。電波も来てる。
Barに救援を頼むけど、いつもの感じだとすぐには無理だろうな』
Barに救援を頼むけど、いつもの感じだとすぐには無理だろうな』
佐倉 光

カメラに写っている事務室と実際の事務室の個数は合うように見える?
KP
しばらく確認していれば、合っているように見える。
それぞれ番号も振られており、牧志が見た結果とも一致しそうだ。
それぞれ番号も振られており、牧志が見た結果とも一致しそうだ。
佐倉 光

『そーすると、
一階
【SC-1-1】セキュリティルーム
入室して握れば動くのが楽になりそうだけど警備員はいると思われる
【NP-1-1】謎の鍵部屋
【WP-2-1】倉庫
【DG-2-1】暗い部屋。祭壇と馬鹿でかい何かと祈る人々(?)
【DV-2-1】パーテーションの向こうで何かがうにょめいている
DVとDGは必要がない限り入りたくないな。
そのどっちかかNPにビーコンとやらが置いてある可能性があるけど。
STの部屋、あんまりいい予感はしないけど、見ておくべきかもな……
itoって奴、会いに来いってどこにいるんだか教えとけよな……
あいつのUSBにお手紙でも入れておくべきだったか?』
一階
【SC-1-1】セキュリティルーム
入室して握れば動くのが楽になりそうだけど警備員はいると思われる
【NP-1-1】謎の鍵部屋
【WP-2-1】倉庫
【DG-2-1】暗い部屋。祭壇と馬鹿でかい何かと祈る人々(?)
【DV-2-1】パーテーションの向こうで何かがうにょめいている
DVとDGは必要がない限り入りたくないな。
そのどっちかかNPにビーコンとやらが置いてある可能性があるけど。
STの部屋、あんまりいい予感はしないけど、見ておくべきかもな……
itoって奴、会いに来いってどこにいるんだか教えとけよな……
あいつのUSBにお手紙でも入れておくべきだったか?』
牧志 浩太

『落ち着いてちょっと思ったんだけど。
礼拝堂と、薬品室だよな。
カメラの映像からして、RTは給湯室みたいな部屋だ。
STが俺がいた部屋と同じような部屋だとすれば、NP・DV・DGのどれかがそうだ、ってことになる。
DVには祈る人がいたなら、これが礼拝堂なんじゃないか。
だとすると、NPかDGのどっちかが薬品室。
で、ここからは推測になるんだけど。
大事な部屋は見取り図に番号を書いてないんじゃないか、って推測から考えると。
DGが薬品室なんじゃないか?』
礼拝堂と、薬品室だよな。
カメラの映像からして、RTは給湯室みたいな部屋だ。
STが俺がいた部屋と同じような部屋だとすれば、NP・DV・DGのどれかがそうだ、ってことになる。
DVには祈る人がいたなら、これが礼拝堂なんじゃないか。
だとすると、NPかDGのどっちかが薬品室。
で、ここからは推測になるんだけど。
大事な部屋は見取り図に番号を書いてないんじゃないか、って推測から考えると。
DGが薬品室なんじゃないか?』
牧志 浩太

『実はNPが薬品室で、ビーコン置いてあるからNPだけ物理鍵なんだ、って可能性もあるはある』
牧志 浩太

『itoの奴、本当にそれだよな。
本当に手紙でも入れとくべきだったかもな』
本当に手紙でも入れとくべきだったかもな』
牧志 浩太

『状況次第になる、けど。
STは見ておきたいな。
俺がいたのと同じような部屋なら。
俺以外の犠牲者が、いるかもしれない』
STは見ておきたいな。
俺がいたのと同じような部屋なら。
俺以外の犠牲者が、いるかもしれない』
佐倉 光
薬品室にあるっていってましたねー
情報が落ちる落ちる
情報が落ちる落ちる
KP
ちょっとここ探索してるのが牧志なもんだから、会話の中に情報が紛れちゃいがちですね まとめよう
牧志 浩太

『WP: 武器庫
ST-2-2:俺のいたところ
ST:他の犠牲者がいる? 不明
礼拝堂:「神」がいるらしい
薬品庫: ビーコンがある→特別な武器(入手済)で処分できるらしい
DV: 祈る人がいて石像? があった所。=礼拝堂?
DG: うにょうにょしたのがいる所→薬品庫?(推測)
NP:物理鍵 SCの横
SC:警備室?』
ST-2-2:俺のいたところ
ST:他の犠牲者がいる? 不明
礼拝堂:「神」がいるらしい
薬品庫: ビーコンがある→特別な武器(入手済)で処分できるらしい
DV: 祈る人がいて石像? があった所。=礼拝堂?
DG: うにょうにょしたのがいる所→薬品庫?(推測)
NP:物理鍵 SCの横
SC:警備室?』
牧志 浩太

『入手:・白衣
・俺のスマホ(電波生きてる)
・俺の工具→NPの鍵開けられるかも
・特別な武器→ビーコンの処分?
・爆弾→室内で使うとまずそう』
・俺のスマホ(電波生きてる)
・俺の工具→NPの鍵開けられるかも
・特別な武器→ビーコンの処分?
・爆弾→室内で使うとまずそう』
牧志 浩太

『不明:・itoがいる所
・佐倉さんが見つけたプログラム
・俺を元に戻し方→ビーコン関係ある?』
・佐倉さんが見つけたプログラム
・俺を元に戻し方→ビーコン関係ある?』
牧志 浩太

『懸念:・気絶させた奴
・佐倉さんのハッキングばれた?
・Barに救援求めたけど、やっぱりすぐには無理そう』
・佐倉さんのハッキングばれた?
・Barに救援求めたけど、やっぱりすぐには無理そう』
牧志 浩太

情報量が増えてきたからか、纏めたものが送られてきた。
佐倉 光

『ああ、ごめん、寝ぼけてるな……
ビーコンとやらがある部屋にうにょうにょがいるのかも知れないか。
薬品庫に動くものってのがいまいちしっくりこねぇけど。
牧志に何が起きていて、何をして元に戻すかはitoとやらに訊くのが早そうだ。
とはいえ、どこにいるかも分かんねぇし、「面白いことを考えているなら」という条件付き。
そいつだって何らかの手段で牧志をここに呼び出した奴の一味、なんなら呼び出した奴を作った奴だ。
STはな。
何をされるはずだったのか、というのは知っておいた方がいい気もする。
itoへの交渉材料になる可能性もある。
NPか……鍵、何とかなりそうか?』
まずはSTかなぁー。
ビーコンとやらがある部屋にうにょうにょがいるのかも知れないか。
薬品庫に動くものってのがいまいちしっくりこねぇけど。
牧志に何が起きていて、何をして元に戻すかはitoとやらに訊くのが早そうだ。
とはいえ、どこにいるかも分かんねぇし、「面白いことを考えているなら」という条件付き。
そいつだって何らかの手段で牧志をここに呼び出した奴の一味、なんなら呼び出した奴を作った奴だ。
STはな。
何をされるはずだったのか、というのは知っておいた方がいい気もする。
itoへの交渉材料になる可能性もある。
NPか……鍵、何とかなりそうか?』
まずはSTかなぁー。
牧志 浩太

『ごめん、世話かけるな。
NPの鍵、勝算は半々以下って所かな……。
廊下で長々と作業するわけにもいかない。
DGのうにょうにょ、警護用の悪魔か何かじゃないかって思ってる。
警備会社にも秘密なら、警備員はいないんだろうから、代わりの。
まずSTに行ってみるか。
俺のいた部屋を含めて5部屋ある。
俺のいた部屋は安全確保くらいの意味しかなさそうだ、別の部屋に行ってみるか』
NPの鍵、勝算は半々以下って所かな……。
廊下で長々と作業するわけにもいかない。
DGのうにょうにょ、警護用の悪魔か何かじゃないかって思ってる。
警備会社にも秘密なら、警備員はいないんだろうから、代わりの。
まずSTに行ってみるか。
俺のいた部屋を含めて5部屋ある。
俺のいた部屋は安全確保くらいの意味しかなさそうだ、別の部屋に行ってみるか』
佐倉 光

『まずはそれだな……くそ、俺の方からもっと何かできればいいんだけど。
精神的に負担になりそうだけど……頼む。
そこで情報が得られなかったらNPの鍵をこじ開けて見るしかないかな』
精神的に負担になりそうだけど……頼む。
そこで情報が得られなかったらNPの鍵をこじ開けて見るしかないかな』
牧志 浩太

『いや、ここまでで十分助かってる。
俺だけだったらカメラの情報もなかったし、鍵だって開けられてない。
DGはどうする?
危険そうだけど、現状で【一番何かありそうな部屋】ではある』
俺だけだったらカメラの情報もなかったし、鍵だって開けられてない。
DGはどうする?
危険そうだけど、現状で【一番何かありそうな部屋】ではある』
佐倉 光

『様子を見る、くらいはした方がいいかな……
うにょうにょがその特別な武器でぶっ壊せるものである可能性もなくはないし』
うにょうにょがその特別な武器でぶっ壊せるものである可能性もなくはないし』
牧志 浩太

『よし、
まずSTへ向かう。
本当なら全部確認したいけど、↓でどうだろう。
・片っ端から中の様子を窺って、誰かいそうな部屋があればそこに入る
・分からなければST-2-1の様子を見る
それからDGの様子を見る。
それからNPの〈鍵開け〉。
無理だったら粘らない。
どうかな。
DGが先なのはSTとDGは二階、NPは一階だから。
状況によっては逆にするかもしれない』
まずSTへ向かう。
本当なら全部確認したいけど、↓でどうだろう。
・片っ端から中の様子を窺って、誰かいそうな部屋があればそこに入る
・分からなければST-2-1の様子を見る
それからDGの様子を見る。
それからNPの〈鍵開け〉。
無理だったら粘らない。
どうかな。
DGが先なのはSTとDGは二階、NPは一階だから。
状況によっては逆にするかもしれない』
佐倉 光

『それでいいと思う。くれぐれも無理はするな。
緊急で予告とは別の部屋に入りたいときは、音声でもテキストでもいいから部屋を示す記号だけ教えて』
再度地図を見直して配置を頭にたたき込む。
緊急で予告とは別の部屋に入りたいときは、音声でもテキストでもいいから部屋を示す記号だけ教えて』
再度地図を見直して配置を頭にたたき込む。
牧志 浩太

『OK。まずST-2-1に向か』
KP
外からドンドンと扉を叩く音が聞こえた。
牧志 浩太

牧志は咄嗟に、トイレで難儀しているような呻き声を上げて誤魔化す。
KP
あなた達はトイレの中から人がいなくなるタイミングを見計らって外へ出る。
十分な安全を確保してから出たい所だが、トイレにもあまり長居はできない。
十分な安全を確保してから出たい所だが、トイレにもあまり長居はできない。
KP
Sasa 🎲 Secret Dice 🎲
KP
▼人物の有無を確認
佐倉 光

成功
KP
廊下に人の往来が増えてきている。
完全に人がいなくなるタイミングまでトイレで待っていれば、不審に思われるだろう。
牧志は隙を見て移動するしかない。
完全に人がいなくなるタイミングまでトイレで待っていれば、不審に思われるだろう。
牧志は隙を見て移動するしかない。
KP
▼隠れて移動する
牧志は近くにいる人間に気取られなかったか判定。
牧志は近くにいる人間に気取られなかったか判定。
牧志 浩太

成功
KP
足音の後ろを息を潜めて通り抜けるのが、マイクに入る音から感じ取れる。
息をつくのも躊躇うような緊張と、あなたの目に映る自室の風景が強いギャップを感じさせる。
息をつくのも躊躇うような緊張と、あなたの目に映る自室の風景が強いギャップを感じさせる。
KP
▼室内の気配を窺う
牧志 浩太

失敗
KP
▼カードリーダーを開錠する
佐倉 光
成功
佐倉 光

牧志が足を止めたと同時にハッキングを行う。
KP
先程捕捉されたと思ったのは気の所為だったのか、手応えはスムーズだ。
いや、そんな筈はない。
恐らく、あなたに気づかれたと分かり、「相手」が隠れただけだ。
いや、そんな筈はない。
恐らく、あなたに気づかれたと分かり、「相手」が隠れただけだ。
佐倉 光

後で嫌な影響が出そうだな。
それでも何もできないよりはマシだ。
それでも何もできないよりはマシだ。
牧志 浩太

微かな扉の音……、カッ、と小さくマイクを爪で弾く音。
牧志が、室内に入った合図だ。
牧志が、室内に入った合図だ。
KP
▼室内の監視カメラから隠れる
牧志 浩太

成功
佐倉 光

成功
牧志 浩太

『カメラ、見た感じ見当たらない』
牧志からメッセージが来る。
牧志からメッセージが来る。
KPのひとりごと
連れてきた生贄を寝かせておく部屋なのに、STにはカメラがないんですよね。
拘束もされていませんでしたし、本当に、催眠と強力な薬でただの『物体』にされた生贄を転がしておく『倉庫』で、生贄が目を覚ましたり動きだしたりするのは想定していなかったんでしょうね。
拘束もされていませんでしたし、本当に、催眠と強力な薬でただの『物体』にされた生贄を転がしておく『倉庫』で、生贄が目を覚ましたり動きだしたりするのは想定していなかったんでしょうね。
佐倉 光
ここ、本当に意外でした。当然入室も管理されているし、捕獲したものを監視するカメラはあるだろうと思ってましたから。基本いつ入ってくるのか分からないわけですしね。
薬品への信頼が高い!
とすると牧志は相当ラッキーだったんですね。
薬品への信頼が高い!
とすると牧志は相当ラッキーだったんですね。
KP
そうそう。
シナリオ的にはいきなり脱出を捕捉されてしまわないためにそうなってるんでしょうが、きっとそのやり方で何度も成功しているんでしょうね。
牧志は本当に相当ラッキーだった。
ニャル様の干渉かも。
牧志は本当に相当ラッキーだった。
ニャル様の干渉かも。
牧志 浩太

『ここにも象の頭がある。
象の頭の中に仕込まれてるかもしれないから、一応正面は避けてる。
象の頭には手が届かない。
他には寝台しかない。寝台の下は塞がってる。
布も掛かってなくて、人を寝かせるというより、物を置くような部屋だ』
象の頭の中に仕込まれてるかもしれないから、一応正面は避けてる。
象の頭には手が届かない。
他には寝台しかない。寝台の下は塞がってる。
布も掛かってなくて、人を寝かせるというより、物を置くような部屋だ』
牧志 浩太

『誰もいなかった。
寝台の上に【対応済み】って書かれたプレートだけが置いてある。
もしかしたらここには人、来ないかもしれないな。
新しい犠牲者が来ない限りは』
くそ、と小さく、小さく呟く声が、微かにマイクに入った。
寝台の上に【対応済み】って書かれたプレートだけが置いてある。
もしかしたらここには人、来ないかもしれないな。
新しい犠牲者が来ない限りは』
くそ、と小さく、小さく呟く声が、微かにマイクに入った。
KPのひとりごと
対応済みのプレートは追加描写です。
STにはもう誰もいない、ことを強調するために増やしました。
STにまだ犠牲者候補がいるかもしれないとなると、牧志が部屋を回って助けられないか考えてしまうからもあります。
STにはもう誰もいない、ことを強調するために増やしました。
STにまだ犠牲者候補がいるかもしれないとなると、牧志が部屋を回って助けられないか考えてしまうからもあります。
佐倉 光
「物扱い」が強調されて嫌な感じでしたねー。あの後清掃が入るのかな。
KP
入るでしょうねぇ。
牧志 浩太

『佐倉さん、家だろ?
俺のスマホからなら、画像が送れる。
佐倉さん、どうしようか』
俺のスマホからなら、画像が送れる。
佐倉さん、どうしようか』
KP
牧志の言う通り、牧志のスマートフォンからなら、カメラで画像を送ってもらうことができる。
しかし、スマートフォンから何度も電波を飛ばせば、あなたのハッキングをブロックし、捕捉する技術を持つ何者か……恐らくは【ito】に見つかる可能性がある、とあなたは思い当たる。
しかし、スマートフォンから何度も電波を飛ばせば、あなたのハッキングをブロックし、捕捉する技術を持つ何者か……恐らくは【ito】に見つかる可能性がある、とあなたは思い当たる。
佐倉 光

『……そうだな、今のところその部屋には何も無いようだし、
後でその部屋とは様子が違う部屋があったら送ってくれ。
『対応』されるといなくなるのか……』
さっき事務室で見た薬品などを手配している職員のPCで見た表で、牧志の一つ前に新しい更新があった部屋の様子を見たいな。
後でその部屋とは様子が違う部屋があったら送ってくれ。
『対応』されるといなくなるのか……』
さっき事務室で見た薬品などを手配している職員のPCで見た表で、牧志の一つ前に新しい更新があった部屋の様子を見たいな。
佐倉 光

『それ、何番目の部屋だ?』
牧志に、なるべく新しく人が何かをされたらしい部屋を調べたいと伝える。
牧志に、なるべく新しく人が何かをされたらしい部屋を調べたいと伝える。
牧志 浩太

『ああ……、そうみたいだ。
OK、様子が違う部屋があったら送る』
OK、様子が違う部屋があったら送る』
KP
表には納入先が書かれており、保管室1~保管室5とある。
牧志が今いる部屋(ST-2-1)と、一つ前に更新があった部屋が一致するかどうか。
佐倉さん、【幸運】で判定。
成功すれば、ちょうど一致している。
失敗すれば別の部屋だ。
牧志が今いる部屋(ST-2-1)と、一つ前に更新があった部屋が一致するかどうか。
佐倉さん、【幸運】で判定。
成功すれば、ちょうど一致している。
失敗すれば別の部屋だ。
佐倉 光

1d100 75【幸運】 Sasa 1d100→ 86→失敗
KP
最後に更新があった部屋は【保管室3】だ。
これが部屋の番号と同じものなら、【ST-2-3】のことだろう。
これが部屋の番号と同じものなら、【ST-2-3】のことだろう。
牧志 浩太

『ごめん、先に聞いとくべきだったな。
今いるのはST-2-1だ』
今いるのはST-2-1だ』
佐倉 光

『分かった。次は2-3を見てみてくれ。そこが一番新しいみたいだ』
牧志 浩太

『ok』
佐倉 光
しかしそうなると変化はなさそうなんだろうか……
KP
Sasa 🎲 Secret Dice 🎲
KP
▼人物の有無を確認
佐倉 光

決定的成功(クリティカル)!
KP
あなたは移り変わるカメラの映像を素早く確認し、牧志に的確な指示を行える!
KP
牧志の▼隠れて移動する を自動成功(判定不要)とする。
牧志 浩太

▼室内の気配を窺う
失敗
失敗
KP
▼カードリーダーを開錠する
佐倉 光

成功
KP
▼室内の監視カメラから隠れる
保管庫に監視カメラがないことが分かっているため、省略。
保管庫に監視カメラがないことが分かっているため、省略。
牧志 浩太

『入った。
構造はさっきの部屋と一緒だ。
何か残ってないか、少し探ってみる』
構造はさっきの部屋と一緒だ。
何か残ってないか、少し探ってみる』
佐倉 光

『頼む』
牧志 浩太

1d100 98〈目星〉 Sasa 1d100→ 4→決定的成功(クリティカル)!
佐倉 光
えらい!!
KP
お。
では、この部屋の探索を素早く行えたとして、次の部屋に移動する時の遭遇判定を不要とする。
では、この部屋の探索を素早く行えたとして、次の部屋に移動する時の遭遇判定を不要とする。
牧志 浩太

『寝台の横に薬瓶が落ちてた。
錠剤が一粒だけ残ってたけど、中身は分からない。
ビーコン? のせいだけじゃなくて、薬も盛られてた……、のかもしれないな。
ここにも人はいなかった。
【対応済み】のプレートがあるだけだ。
象の顔と寝台があるのは同じ』
錠剤が一粒だけ残ってたけど、中身は分からない。
ビーコン? のせいだけじゃなくて、薬も盛られてた……、のかもしれないな。
ここにも人はいなかった。
【対応済み】のプレートがあるだけだ。
象の顔と寝台があるのは同じ』
KPのひとりごと
シナリオではSTに情報はないのですが、最新の部屋を探すという方針を示して下さったので、せっかくだから背景情報を増やしました。
佐倉 光
メタではありますが、幸運で最新かどうかが決まるって事は、
この薬品は必要アイテムではないし、STには情報はないんだろうな、と
察するきっかけになりましたね。
この薬品は必要アイテムではないし、STには情報はないんだろうな、と
察するきっかけになりましたね。
KP
ばれた。その場でアドリブすると直前の処理と整合取れないのありがち。
佐倉 光

『対応されるとここからいなくなるのか』
佐倉 光

『そうすると、その先はDVかNPかもしんねぇな……』
嫌な想像が湧いてくる。
嫌な想像が湧いてくる。
牧志 浩太

『そう、なるな。
【対応】なんて言い方してるけど、確実にこれ、あの【神】絡みだろ』
【対応】なんて言い方してるけど、確実にこれ、あの【神】絡みだろ』
佐倉 光

『DVも見るべきなのかな……』
牧志 浩太

『DV、礼拝堂か。悩むな。
そいつをどうにかしないと、根を断てない可能性もある。
正直、俺以外にもこんなことが繰り返されてるんなら、どうにかしたい気持ちもあるよ。
ただ、そいつがどうにかできるようなものかも分からない』
そいつをどうにかしないと、根を断てない可能性もある。
正直、俺以外にもこんなことが繰り返されてるんなら、どうにかしたい気持ちもあるよ。
ただ、そいつがどうにかできるようなものかも分からない』
佐倉 光

『なんにせよ後回しだ。なるべく危険は冒したくない。
無事に逃げ出すのが一番だからな』
無事に逃げ出すのが一番だからな』
佐倉 光

『牧志を操って喚び出した奴を破壊できりゃ、それでいいんだからさ』
牧志 浩太

『……だな。無事に逃げるのが一番だ。
それに、俺を操ったものをなんとかできれば、それで済むかもしれない。
少なくとも、しばらくは』
それに、俺を操ったものをなんとかできれば、それで済むかもしれない。
少なくとも、しばらくは』
牧志 浩太

『佐倉さんがいてくれてよかった。
おかげで、冷静になれる』
おかげで、冷静になれる』
佐倉 光

『無差別なのか、狙われた理由があるのかってのは気になるところだな』
佐倉 光

『理由が取り除けるようなものならいいんだけどなー』
牧志 浩太

『それは確かに気になるな。
どこかに情報があればいいんだけど』
どこかに情報があればいいんだけど』
牧志 浩太

『理由、いつものやつじゃないといいんだけどな』
牧志 浩太

『現状、一番何かありそうなのは【DG】だな。
何かがいて、ビーコンがある。
危険そうだけど、うまくいけば俺の現状をなんとかできるかもしれない。
【NP】は未知数で、怪しい。
【SC】は制圧できればカメラを気にしなくてよくなるけど、確実に警備員がいる』
何かがいて、ビーコンがある。
危険そうだけど、うまくいけば俺の現状をなんとかできるかもしれない。
【NP】は未知数で、怪しい。
【SC】は制圧できればカメラを気にしなくてよくなるけど、確実に警備員がいる』
牧志 浩太

『佐倉さん、どう思う?
俺は【DG】を考えてる』
俺は【DG】を考えてる』
佐倉 光

『さしあたってはさっきの予定通りDGがいいと思うよ。
一番何かありそうなところだ。
戦いにはなるかも知れないよな』
一番何かありそうなところだ。
戦いにはなるかも知れないよな』
佐倉 光

『気をつけてくれよ』
佐倉 光

『いや、今更俺がどうこう言う事じゃないし、お前を信じていないわけじゃないんだ。
だけど、見るしかできないってのがさ……』
だけど、見るしかできないってのがさ……』
牧志 浩太

『歯痒いよな。危ないって分かってるのに、助けに入れないって』
牧志 浩太

『じゃあ、見ててほしい。
DGに入るとき、ポケットにスマホ入れて、ビデオチャットの準備をしておく。
もし、決定的にまずいことがあったら、電波入れる。
俺がオンラインになったら、チャットを繋いでほしい』
DGに入るとき、ポケットにスマホ入れて、ビデオチャットの準備をしておく。
もし、決定的にまずいことがあったら、電波入れる。
俺がオンラインになったら、チャットを繋いでほしい』
牧志 浩太

『もう一つ目があるだけでも、全然違うからさ。こういう時』
佐倉 光

『腑抜けたこと言ってる場合じゃねぇよな。
俺は俺にできることをする。何か俺にできそうなことがあれば教えてくれ』
俺は俺にできることをする。何か俺にできそうなことがあれば教えてくれ』
牧志 浩太

『ああ、その時は頼む』
佐倉 光

『ごめん、俺がビビってる場合じゃないよな。
だけどこの調子じゃ、STにはあまり情報がないかも知れない。
その薬、何か表面に書いてないか?』
だけどこの調子じゃ、STにはあまり情報がないかも知れない。
その薬、何か表面に書いてないか?』
牧志 浩太

『何も書いてない。たぶん汎用品の瓶に薬を詰めてたんだ。
錠剤も白い、何も書いてないやつだ』
錠剤も白い、何も書いてないやつだ』
佐倉 光

『そうか、くそ。
STよりDGを優先して調べた方がいいかも知れないな』
STよりDGを優先して調べた方がいいかも知れないな』
牧志 浩太

『俺もそう思う。
この調子だと、STは他も空なんだろう。
DG-2-1に行ってみようと思う。
鍵、頼む』
この調子だと、STは他も空なんだろう。
DG-2-1に行ってみようと思う。
鍵、頼む』
佐倉 光

『分かった。外の様子を見る』
牧志 浩太

『頼む』
KP
▼人物の有無を確認
KP
▼隠れて移動する
先程のクリティカルにより、探索にほとんど時間が掛からなかった。
そのおかげで、次に人が出てくる前に移動することができる。
これらの判定を省略してよい。
先程のクリティカルにより、探索にほとんど時間が掛からなかった。
そのおかげで、次に人が出てくる前に移動することができる。
これらの判定を省略してよい。
KP
▼室内の気配を窺う
牧志 浩太

成功
KP
▼カードリーダーを開錠する
佐倉 光

成功
KP
カードリーダーのAPIを叩いて鍵を開こうとした、その時。
ガチャ、鍵の開く音がマイクに入った。
ガチャ、鍵の開く音がマイクに入った。
牧志 浩太

「っあ!?」
牧志の微かな悲鳴。
牧志の微かな悲鳴。
KP
その後になってようやく、
カードリーダーのAPIが【開錠済み】のレスポンスを返してくる。
……鍵を開いたのは、あなたではないのだ!
では、誰が?
カードリーダーのAPIが【開錠済み】のレスポンスを返してくる。
……鍵を開いたのは、あなたではないのだ!
では、誰が?
佐倉 光

ドアが開いた音がしなければロックを試みる。
KP
一瞬遅い。
あなたがロックを試みる前に、扉の開く音がした。
直後、牧志の持つタブレットと通信しているチャットに、何かのURLが投げつけられる。
あなたがそれを視認した直後、URLは勝手に展開された。
インストールした覚えのないビデオチャットアプリが起動する。
あなたがロックを試みる前に、扉の開く音がした。
直後、牧志の持つタブレットと通信しているチャットに、何かのURLが投げつけられる。
あなたがそれを視認した直後、URLは勝手に展開された。
インストールした覚えのないビデオチャットアプリが起動する。
KP
そこに映っていたのは、あの監視カメラの現在の映像だ。
ラフな私服姿の男がひとり、丸椅子に片脚を乗せるようにし、パーティションを引く。
映像に、部屋の全貌が映った。
ラフな私服姿の男がひとり、丸椅子に片脚を乗せるようにし、パーティションを引く。
映像に、部屋の全貌が映った。
KPのひとりごと
ここではitoとの中核情報に関する会話、そして牧志と佐倉さんの緊迫する共闘が発生する大事なシーンです。
佐倉さんが状況をリアルタイムで共有できないと、そしてitoや牧志と自由に会話できないと盛り上がらないため、ここでは音声で双方向に会話できる必要があります。
牧志との通話をテキストだけにしてしまったため、ここではitoがタブレットをハッキングし、佐倉さんのPCと通信しているタブレット経由で無理やりビデオチャットを繋いできたことにしました。
牧志が持つタブレットはこの施設のネットワークに接続されているので、itoもタブレットをハッキングできるのです。
もし牧志が自分のスマートフォンによる佐倉さんとの通信に切り替えていた場合、オンになっていた近距離通信をハックされてスマートフォンに干渉されることにしようと思っていました。
タブレットにカメラはないので、ここで共有されている映像は、itoが管理している監視カメラの映像が転送されています。
佐倉さんが状況をリアルタイムで共有できないと、そしてitoや牧志と自由に会話できないと盛り上がらないため、ここでは音声で双方向に会話できる必要があります。
牧志との通話をテキストだけにしてしまったため、ここではitoがタブレットをハッキングし、佐倉さんのPCと通信しているタブレット経由で無理やりビデオチャットを繋いできたことにしました。
牧志が持つタブレットはこの施設のネットワークに接続されているので、itoもタブレットをハッキングできるのです。
もし牧志が自分のスマートフォンによる佐倉さんとの通信に切り替えていた場合、オンになっていた近距離通信をハックされてスマートフォンに干渉されることにしようと思っていました。
タブレットにカメラはないので、ここで共有されている映像は、itoが管理している監視カメラの映像が転送されています。
佐倉 光
itoが強制的にアレコレやって来たことで、格上、
少なくともこのテリトリーでは真正面からでは佐倉に勝ち目がない、油断ならない相手だという印象がつきましたね。
少なくともこのテリトリーでは真正面からでは佐倉に勝ち目がない、油断ならない相手だという印象がつきましたね。
佐倉 光

「っく」
入り込まれた。くそ、ここはあいつのテリトリーだ。
牧志は今読める状態じゃないと思うが、最低限の説明をしないと。
この状況で全てに目を配るのは難しい。
あいつにはあいつで何とかしてもらう他ない!
入り込まれた。くそ、ここはあいつのテリトリーだ。
牧志は今読める状態じゃないと思うが、最低限の説明をしないと。
この状況で全てに目を配るのは難しい。
あいつにはあいつで何とかしてもらう他ない!
佐倉 光

『itoの接触を受けている』
佐倉 光

「あんたがitoか」
KP
それはテキストで書き込む? 音声で話しかける? >あんたがitoか
佐倉 光

音声。
KP
「やあ、いらっしゃい。
脱走者くん、そして、ハッカーくん。
人が増えてくる時間だってのに、よく撒いてここまで来たね」
脱走者くん、そして、ハッカーくん。
人が増えてくる時間だってのに、よく撒いてここまで来たね」
KP
ビデオチャットアプリは男の声をそこから吐き出した。
話しかけたあなたの声が、向こうでタブレットから再生されるのが聞こえる。
話しかけたあなたの声が、向こうでタブレットから再生されるのが聞こえる。
KP
男が答える前に、ぱっ、と室内に明かりが灯った。
この部屋の奥。ガラスの仕切りの向こうにあるものも、同時に光の下に映し出される。
この部屋の奥。ガラスの仕切りの向こうにあるものも、同時に光の下に映し出される。
牧志 浩太

牧志が息を呑んだ。
KP
その蔓──いや、蠢き縺れる触手の塊。
それは薄暗い中で見るよりもずっと、グロテスクに有機的に動物的に、てらてらと光沢を放っていた。
海棲動物のようであり臓物のようであり、同時に実在するどの生き物にも似つかない、非生物の色味を持ってそこに存在している。
滑らかな動きであるのに、見ているだけで三半規管がおかしくなるような気分の悪さを覚えた。
それは薄暗い中で見るよりもずっと、グロテスクに有機的に動物的に、てらてらと光沢を放っていた。
海棲動物のようであり臓物のようであり、同時に実在するどの生き物にも似つかない、非生物の色味を持ってそこに存在している。
滑らかな動きであるのに、見ているだけで三半規管がおかしくなるような気分の悪さを覚えた。
KP
二人とも、アザー・ビーコンズ(触手の塊)を目撃したことによる《SANチェック:成功時減少 1 / 失敗時減少 1D5》。
先程映像を目にしたことにより軽減されている。
先程映像を目にしたことにより軽減されている。
佐倉 光

1d100 67 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 92→失敗
1d5 Sasa 1d5→1
SAN 67 → 66
1d5 Sasa 1d5→1
SAN 67 → 66
牧志 浩太

1d100 54 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 57→失敗
1d5 Sasa 1d5→5
SAN 54 → 49
1d5 Sasa 1d5→5
SAN 54 → 49
佐倉 光
おぉっと?
大丈夫か牧志! 一瞬でもいい、察し悪く……
大丈夫か牧志! 一瞬でもいい、察し悪く……
牧志 浩太

1d100 95【アイデア】 Sasa 1d100→ 43→成功
佐倉 光
ならなかったー!
牧志 浩太

おっと、牧志は一時的発狂だ。短期表で決定。
1d10 種別 Sasa 1d10→10
1d10 種別 Sasa 1d10→10
佐倉 光
虚脱系だっけ……
もしくは記憶飛ぶ、だっけかな……
もしくは記憶飛ぶ、だっけかな……
牧志 浩太

混迷(胎児のような姿勢を取り、精神運動性の活動を失う)または緊張症(体の動きが止まってしまう)。
1d10+4 持続ラウンド数 Sasa 1d10+4→ 6+4→合計10
1d10+4 持続ラウンド数 Sasa 1d10+4→ 6+4→合計10
佐倉 光
ドア開けっぱなしかー!?
牧志はその部屋でリアルで目撃していて、その実況中継されている、という理解であってる?
牧志の姿はこちらから見える?
牧志はその部屋でリアルで目撃していて、その実況中継されている、という理解であってる?
牧志の姿はこちらから見える?
KP
その認識で合っている。
カメラの映像と現地の音声を、男がこちらに転送しているようだ。
カメラの映像と現地の音声を、男がこちらに転送しているようだ。
牧志 浩太

ひっ、という小さな悲鳴が聞こえた。
映像に牧志の姿が映り込む。
大きく目を見開いたまま、彼は停止していた。
よりにもよって、「ito」の目の前で、彼は衝撃のあまりに動きを止めてしまったのだ。
断続的なひきつり声ばかりが聞こえ、彼は問い質すべき言葉を発せないでいる。
映像に牧志の姿が映り込む。
大きく目を見開いたまま、彼は停止していた。
よりにもよって、「ito」の目の前で、彼は衝撃のあまりに動きを止めてしまったのだ。
断続的なひきつり声ばかりが聞こえ、彼は問い質すべき言葉を発せないでいる。
KP
「ああ、驚いちゃったか。
無理もないよね、ちょっと刺激的だから」
男は楽しそうに笑う。その声には微かな悪意と、邪気のある無邪気の香りを感じた。
無理もないよね、ちょっと刺激的だから」
男は楽しそうに笑う。その声には微かな悪意と、邪気のある無邪気の香りを感じた。
KP
扉の閉じる音がマイクに入る。
KP
「彼が正気に戻るまで、お話しようか。
君にも興味があるんだ。ここ結構セキュリティ堅いのに、すいすいと入ってきちゃっただろ? 見事な腕だと思ってね」
君にも興味があるんだ。ここ結構セキュリティ堅いのに、すいすいと入ってきちゃっただろ? 見事な腕だと思ってね」
KP
あなたは男と対話を続行してもいいし、音声によって牧志に〈精神分析〉を試みることもできる。
佐倉 光

「話はするよ。だけどその前に相棒と話させてくれ。
相棒の身の安全が確保されないと、落ち着いて話なんかできねぇよ」
相棒の身の安全が確保されないと、落ち着いて話なんかできねぇよ」
KP
「へぇ? 相棒なんだ。
やっぱり互いに命を賭けちゃったりするわけ?
いいね、エンタメだ」
男は面白そうにその言葉を笑った。
やっぱり互いに命を賭けちゃったりするわけ?
いいね、エンタメだ」
男は面白そうにその言葉を笑った。
KP
「いいよ、ちょっとくらい待っても俺は困らないしね」
佐倉 光

こいつの態度にはなんだか覚えがある気がするぞ。
ムカつくが、意外と話が通じることもある。
今回もそういう手合いであることを願うしかないな。
ムカつくが、意外と話が通じることもある。
今回もそういう手合いであることを願うしかないな。
佐倉 光

「牧志、聞こえるか。俺の声を聞いて、ゆっくり呼吸をするんだ。
まずは目を閉じる。瞼を降ろせ、情報を遮断するんだ……」
大きめの声でゆっくり、語りかける。
まずは目を閉じる。瞼を降ろせ、情報を遮断するんだ……」
大きめの声でゆっくり、語りかける。
牧志 浩太

「あ……、ああ……、ああ……」
カメラの位置から見えるのは、彼の後ろ姿だ。
彼が一体どんな顔をしているのかあなたには見えず、聞こえるのは痙攣に似た不規則な声だけ。
声が、ちゃんと彼の脳まで届いているのかも分からない。
カメラの位置から見えるのは、彼の後ろ姿だ。
彼が一体どんな顔をしているのかあなたには見えず、聞こえるのは痙攣に似た不規則な声だけ。
声が、ちゃんと彼の脳まで届いているのかも分からない。
KP
〈精神分析〉で判定。
佐倉 光

1d100 23〈精神分析〉 Sasa 1d100→ 21→成功
佐倉 光
おっ
KP
おっ。牧志の正気度 を1d3回復できる。
佐倉 光

1d3 Sasa 1d3→1
牧志 浩太

SAN 49 → 50
牧志 浩太

「あっ、……あっ、あ、あ」
石化したように動きを止めていた彼の背が、びくん、と跳ねた。
あなたの声が、届いたのだ。
石化したように動きを止めていた彼の背が、びくん、と跳ねた。
あなたの声が、届いたのだ。
牧志 浩太

うまく目を閉じられないのか、腕で目を覆う。
ひっ、ひっと速い呼吸が聞こえる。
それが次第に、あなたの声に同調するように速度を減じていく。
ひっ、ひっと速い呼吸が聞こえる。
それが次第に、あなたの声に同調するように速度を減じていく。
佐倉 光

「そう、そうだ、ゆっくりな……」
焦る気持ちを抑えて語りかけつづけ、呼吸が落ち着いてゆくのにほっとする。
焦る気持ちを抑えて語りかけつづけ、呼吸が落ち着いてゆくのにほっとする。
牧志 浩太

少しずつ速度を減じる呼吸はゆっくりと安定し、穏やかになっていく。
牧志 浩太

「……佐倉さん。ありがとう。
ごめん、目の前にすると強烈だった」
そして牧志は意味のある声を出した。
久しぶりに聞く、あなたと対話する牧志の声だった。
ごめん、目の前にすると強烈だった」
そして牧志は意味のある声を出した。
久しぶりに聞く、あなたと対話する牧志の声だった。
佐倉 光

「……良かった」
佐倉 光

「待たせたな。時間をくれたことに感謝するよ」
今度はitoに話しかける。
今度はitoに話しかける。
佐倉 光

「itoと呼ばせてもらっていいか」
KP
「おや、結構律儀。矜持ってやつかい?
ああ、いいよ。俺は維筒。色々頼まれて作ってるプログラマー」
維筒、と表記がアプリ上にテキストで表示される。
ああ、いいよ。俺は維筒。色々頼まれて作ってるプログラマー」
維筒、と表記がアプリ上にテキストで表示される。
KP
「君、本当にすごいよね。この俺が最初のうちは気づかなかったんだから。
天才少年ってやつ?」
天才少年ってやつ?」
佐倉 光

「そうそう、天才天才」
ただのチートだけどな。もう年齢で下駄は履けねぇな、色々バレたし。
ただのチートだけどな。もう年齢で下駄は履けねぇな、色々バレたし。
KP
「っていうかそう!
君も君だね。まず、あの短時間でよく起きたよ。君って“持ってる”人?」
君も君だね。まず、あの短時間でよく起きたよ。君って“持ってる”人?」
牧志 浩太

「何の話だ」
KP
「何って薬だよ。
俺はそっち担当じゃないから詳しくないけど、あれは特殊な徐放錠なんだろ?
呼吸を止めずに、まず目を覚ませない程の深い眠りに追いやる。しかも長時間効く。
今だって、君の腹の中でまだ効果を発揮してるはずだよ。
それなのに動きが鈍る様子も見せないなんて、実は人間じゃなかったりする?」
俺はそっち担当じゃないから詳しくないけど、あれは特殊な徐放錠なんだろ?
呼吸を止めずに、まず目を覚ませない程の深い眠りに追いやる。しかも長時間効く。
今だって、君の腹の中でまだ効果を発揮してるはずだよ。
それなのに動きが鈍る様子も見せないなんて、実は人間じゃなかったりする?」
牧志 浩太

「いや、人間だし。人間だよ」
佐倉 光

物騒なもの投与しやがって。
KPのひとりごと
徐放錠どうのこうのというのは完全に趣味で追加した描写です。
起きて動けているものの、腹の中で今も自分を無力化するための薬剤が効果を発揮し続けている……という不気味さは実にロマン。
それから、強すぎる睡眠薬は簡単に人間の呼吸を止めてしまうので、監視もなし、安全確認もなし、血管への持続投与もなしで確実に人間を長時間眠らせ続けておける薬剤ってなんだろう?
徐放錠で一定濃度の薬が投与され続けるのかな? ってなったのもあります。
起きて動けているものの、腹の中で今も自分を無力化するための薬剤が効果を発揮し続けている……という不気味さは実にロマン。
それから、強すぎる睡眠薬は簡単に人間の呼吸を止めてしまうので、監視もなし、安全確認もなし、血管への持続投与もなしで確実に人間を長時間眠らせ続けておける薬剤ってなんだろう?
徐放錠で一定濃度の薬が投与され続けるのかな? ってなったのもあります。
佐倉 光
気持ち悪いですねー。
何段階かで溶けづらい薬をいくつか飲まされるんですかね。
本編イブクロ君ならシナリオの都合でそういうのもなんかかんかで無力化しそう感はありますが。
何段階かで溶けづらい薬をいくつか飲まされるんですかね。
本編イブクロ君ならシナリオの都合でそういうのもなんかかんかで無力化しそう感はありますが。
KP
いくつか飲まされるのありそうですね。念入り。
イブクロ君は……、やりそう。
イブクロ君は……、やりそう。
佐倉 光

「ここに来た人間に薬品を投与して眠らせてるってわけか?」
佐倉 光

「牧志をここへ喚んだのはあんたかよ」
なんかイレギュラーなの使ったみたいだし、それと干渉するかなんかしたんじゃねーのか?
なんかイレギュラーなの使ったみたいだし、それと干渉するかなんかしたんじゃねーのか?
KP
「まあそうなるね。
呼んだ? 彼が自分で来たくて来たんでしょ?」
呼んだ? 彼が自分で来たくて来たんでしょ?」
牧志 浩太

「よく言う。俺に何かして来させたんだろ」
KP
「来させたねぇ。
でも君は確かに自分の足でここに来たんだよ。経路を自分で考えて、自力でね。
やっぱり望んで来たんじゃない? ハッカーくんもそう思うだろ?」
でも君は確かに自分の足でここに来たんだよ。経路を自分で考えて、自力でね。
やっぱり望んで来たんじゃない? ハッカーくんもそう思うだろ?」
佐倉 光

「なわけねーだろ。
どうやって『来させた』んだか教えてくれよ。さっぱりわかんねーよ。
ビーコンってやつ関係あるわけ?」
肩をすくめてみせる。
どうやって『来させた』んだか教えてくれよ。さっぱりわかんねーよ。
ビーコンってやつ関係あるわけ?」
肩をすくめてみせる。
KP
「あっはは、そうだね、ごめんごめん。分かってるよ。
君は催眠にかかって、ここに来なきゃいけないと思って、
いや、君たちからすると“思わされて”かな? それでここに来たんだ。
甘い蜜の香りに誘われて、ウツボカズラに落ちちゃった虫みたいに」
男は手でパクっと噛みつくジェスチャーをする。
君は催眠にかかって、ここに来なきゃいけないと思って、
いや、君たちからすると“思わされて”かな? それでここに来たんだ。
甘い蜜の香りに誘われて、ウツボカズラに落ちちゃった虫みたいに」
男は手でパクっと噛みつくジェスチャーをする。
KP
「牧志くんの心臓には、あちらのプログラムの一部が寄生してるわけ。
心臓から脳に命令を送られた牧志くんは、それを自分の思考だと勘違いして……、自分をあれの一部だと無意識に思い込んで、本体の所へ戻ろうとしちゃうと。
偶然できた変異種なんだけど、いい感じに行った時は嬉しかったよね」
男は、ガラスの向こうで蠢く触手の塊を指し示した。
心臓から脳に命令を送られた牧志くんは、それを自分の思考だと勘違いして……、自分をあれの一部だと無意識に思い込んで、本体の所へ戻ろうとしちゃうと。
偶然できた変異種なんだけど、いい感じに行った時は嬉しかったよね」
男は、ガラスの向こうで蠢く触手の塊を指し示した。
佐倉 光

アマラ経絡いじったらああいうことができるのかな……
佐倉 光
また心臓に何かされてるー
KP
ここで心臓なのはせっかくだから盛った要素です。シナリオだと体内のどこかは指定されていないんですが、脳だともぞもぞと揉めそうだったので。
佐倉 光
あー、確かに! もぞもぞとケンカされたら困る。
でもソフトなら意外と大丈夫だったり?
でもソフトなら意外と大丈夫だったり?
牧志 浩太

「プログラム……、だって? あれが? だって、どう見ても」
KP
「そうそう。ソフトとハードの境って意外と曖昧なのさ。詳しく考えるのはお勧めしないけどね」
佐倉 光

「悪魔の一部を植えられているわけか。そいつは面倒だな」
佐倉 光

「その変異種って奴、使うのは今回が初めて?」
KP
「いや? もう何度も使ってるよ。
便利なんだよね。
今時人攫いなんかしたらすぐ足がつくだろ?
人間じゃないのと絡んでる連中はともかく。
で、下手に勧誘なんかしたらすぐ情報が回る。
その点、この仕組みなら持続性の高い活動が可能ってわけ。
不審に思う人がいても
……、分かるだろ?」
便利なんだよね。
今時人攫いなんかしたらすぐ足がつくだろ?
人間じゃないのと絡んでる連中はともかく。
で、下手に勧誘なんかしたらすぐ情報が回る。
その点、この仕組みなら持続性の高い活動が可能ってわけ。
不審に思う人がいても
……、分かるだろ?」
牧志 浩太

「くそ……、何のためにこんなことを、今までの人達をどうしたんだ」
KP
「あ、分かって聞いてるって顔してる。
神様をさあ、信仰してるんだよ、ここは」
神様をさあ、信仰してるんだよ、ここは」
KP
「信奉の意を示すには対価が必要。
でも、内輪でやるにも限界あるだろ? そういうことさ」
でも、内輪でやるにも限界あるだろ? そういうことさ」
佐倉 光

「生け贄か」
前にも牧志が生け贄として狙われたことは何度かあったな。
もしかしてそういう体質なんじゃないか、なんて馬鹿話したこともあったっけ。
冗談じゃない。
前にも牧志が生け贄として狙われたことは何度かあったな。
もしかしてそういう体質なんじゃないか、なんて馬鹿話したこともあったっけ。
冗談じゃない。
佐倉 光

「帰してほしいんだけど。途中で目が覚めたって事はイレギュラーじゃん。
規格外を使うと碌な事がないぜ」
規格外を使うと碌な事がないぜ」
KP
「あれ、なに命乞い?
ここの偉い人達にやってみたら?
ここの偉い人達に、熱心な信徒になる見込みがあるって判断されたら、知りたいこと教えて貰えるかもよ。
君たち結構暴れちゃってるから、上がそれを知ったらおかんむりだと思うけど」
ここの偉い人達にやってみたら?
ここの偉い人達に、熱心な信徒になる見込みがあるって判断されたら、知りたいこと教えて貰えるかもよ。
君たち結構暴れちゃってるから、上がそれを知ったらおかんむりだと思うけど」
KP
「ああ、それとも身辺の始末とか、最後の別れってやつ?
一度帰りたいならいいよ。どうせまた来るし。
その時は、ちゃんと目覚めないように管理しろって伝えておくね」
一度帰りたいならいいよ。どうせまた来るし。
その時は、ちゃんと目覚めないように管理しろって伝えておくね」
佐倉 光

命乞いだよ。決まってんじゃん。無理矢理来させられたんだから。
佐倉 光

「どうやって植え付けたんだ? そのプログラム。
そんな簡単に心臓に植えるなんてできないだろ?
物理的に胸を開いたとは思えないしさ」
なるべく情報を引き出そうとした結果、純粋な自分の興味が口に出た。
そんな簡単に心臓に植えるなんてできないだろ?
物理的に胸を開いたとは思えないしさ」
なるべく情報を引き出そうとした結果、純粋な自分の興味が口に出た。
KP
「おっ、なに興味ある?
彼の学校か会社でも、予防接種とかあったんじゃないかな?
混ぜてちょっとね。血液に乗って増殖するってわけ。
ランダムに仕込めるのもいい所だね」
彼の学校か会社でも、予防接種とかあったんじゃないかな?
混ぜてちょっとね。血液に乗って増殖するってわけ。
ランダムに仕込めるのもいい所だね」
佐倉 光

「やべぇな」
結局物理なんだな、と思った。
しかし今これじゃあどうにもならないな。
せいぜいがそれこそ牧志が帰る『もと』になるビーコンをぶち殺すくらいか……
しかし今それは無理だ。警備を呼ばれたら数で負ける。
結局物理なんだな、と思った。
しかし今これじゃあどうにもならないな。
せいぜいがそれこそ牧志が帰る『もと』になるビーコンをぶち殺すくらいか……
しかし今それは無理だ。警備を呼ばれたら数で負ける。
KP
「そうだ、俺と組まない?
君とならもっと面白いものが作れそうだ。
君が俺と組むなら、彼の命を生かすように進言してもいい」
君とならもっと面白いものが作れそうだ。
君が俺と組むなら、彼の命を生かすように進言してもいい」
牧志 浩太

「なっ」
佐倉 光

「そうしたらそいつを助けてくれるのか?
俺に何をさせようっていうんだ」
俺に何をさせようっていうんだ」
牧志 浩太

「だめだ、佐倉さん!
こいつは進言するとしか言ってないし、俺を元に戻すとも言ってない」
こいつは進言するとしか言ってないし、俺を元に戻すとも言ってない」
佐倉 光

そうは言っても、警備呼ばれたくないしなー。どうしたもんかな。
KP
「そりゃ、この変異種をもっと改良して、君みたいに目を覚ましちゃう人が出ないようにしたり、もっと深く意識を書き換えたり……、
ああ、ネットワーク上を流せるようにするのもいいなぁ。
物理なんてまどろっこしいと思ってたんだ。
どう? いいだろ?」
ああ、ネットワーク上を流せるようにするのもいいなぁ。
物理なんてまどろっこしいと思ってたんだ。
どう? いいだろ?」
佐倉 光

「ふーん?
俺が協力するなら、それは神のためってことになるんだろ?
その神ってどんな神?」
俺が協力するなら、それは神のためってことになるんだろ?
その神ってどんな神?」
佐倉 光
映像で見ると、ウニョウニョはガラスの向こうで男は目の前、で合ってる?
KP
それで合ってます。
男はすぐ前の椅子に腰かけていて、その向こうにウニョウニョがいる。
男はすぐ前の椅子に腰かけていて、その向こうにウニョウニョがいる。
KP
「血を啜る象の神だ、ってことしか知らないんだよね。
正直俺は興味ないし」
そこで男は言葉を切って、映像の向こうからあなたの目を見た。
正直俺は興味ないし」
そこで男は言葉を切って、映像の向こうからあなたの目を見た。
KP
「いや、やめとこうかな。
どうにかして隙を突けないか、って顔してる。
俺も黙って隙を突かれる気はないけど、君ならやっちゃいそうだ」
どうにかして隙を突けないか、って顔してる。
俺も黙って隙を突かれる気はないけど、君ならやっちゃいそうだ」
KP
「それより、面白いこと思いついちゃった」
男は足を組んでゆったりと椅子に腰かけ、両手の指を組んで笑う。
「ハッカーくん、相棒のためならやりたくないことだって出来るんだろ?
じゃあそれ以上……、命を賭けることはできる?
うまく行けば、牧志くんを元に戻すためのヒントをあげるよ。
もちろん、警備も呼ばないでおいてあげる」
男は足を組んでゆったりと椅子に腰かけ、両手の指を組んで笑う。
「ハッカーくん、相棒のためならやりたくないことだって出来るんだろ?
じゃあそれ以上……、命を賭けることはできる?
うまく行けば、牧志くんを元に戻すためのヒントをあげるよ。
もちろん、警備も呼ばないでおいてあげる」
KPのひとりごと
ここの会話は少し流れを変えています。
本来は「元に戻してほしい」「頭痛を治す方法は?」とPC側から聞くと「そんな方法ないよ、でもヒントだけでハッカーくんが解決手段を作っちゃうのエンタメだな」と話が繋がるのですが、
佐倉さん達は設定上&継続のしすぎで「悪意のある敵」の存在に慣れているのもあり、素直に聞く方向に行かなさそうだったので、ito側から話を出しています。
本来は「元に戻してほしい」「頭痛を治す方法は?」とPC側から聞くと「そんな方法ないよ、でもヒントだけでハッカーくんが解決手段を作っちゃうのエンタメだな」と話が繋がるのですが、
佐倉さん達は設定上&継続のしすぎで「悪意のある敵」の存在に慣れているのもあり、素直に聞く方向に行かなさそうだったので、ito側から話を出しています。
佐倉 光

「命?」
佐倉 光

「俺見ての通りのガキだから、そっちに出向くのは難しいんだ。
カジノに出向かなくてもチップ賭けられんの?」
正直賭けは嫌いだけど、現状を打破するためには悪くないかも知れない。
なにより……自分の手が届かない場所で牧志がむざむざとやられる様を見物するだけなんて状況が耐えがたくなってきていた。
カジノに出向かなくてもチップ賭けられんの?」
正直賭けは嫌いだけど、現状を打破するためには悪くないかも知れない。
なにより……自分の手が届かない場所で牧志がむざむざとやられる様を見物するだけなんて状況が耐えがたくなってきていた。
佐倉 光

冷静になれているかな、俺。
眠気と焦燥でおかしくなってないかな……
眠気と焦燥でおかしくなってないかな……
KP
「簡単さ。
牧志くんは自分からガラスの向こうに入って、あれを倒す。
うまくいったら、ヒントをあげる。
そのヒントだけで、ハッカーくんはここで頑張って【相棒】を救っちゃうってわけ。
エンタメだろ?」
牧志くんは自分からガラスの向こうに入って、あれを倒す。
うまくいったら、ヒントをあげる。
そのヒントだけで、ハッカーくんはここで頑張って【相棒】を救っちゃうってわけ。
エンタメだろ?」
KP
「ハッカーくんの行動ログは掴んであるけど、これはまだ俺のもの。
相棒を救えたら、削除してあげる。
失敗したら、ここの偉い人に渡しちゃう。
あっ、それとも、もっと深い催眠をかけて、今度は牧志くんにハッカーくんを捕まえに行かせちゃおうかな?
あ、いいなそれ」
相棒を救えたら、削除してあげる。
失敗したら、ここの偉い人に渡しちゃう。
あっ、それとも、もっと深い催眠をかけて、今度は牧志くんにハッカーくんを捕まえに行かせちゃおうかな?
あ、いいなそれ」
佐倉 光

こいつを信じられるとは思えないけど、何もできないよりはマシだ。
どっちにしたってあれは壊す気で来たんだし、堂々と壊させてくれるならラッキーじゃないか。
もし牧志が俺を捕まえに来るっていうなら、その時に牧志をこっちに取り戻すチャンスになるかも知れない。
どっちにしたってあれは壊す気で来たんだし、堂々と壊させてくれるならラッキーじゃないか。
もし牧志が俺を捕まえに来るっていうなら、その時に牧志をこっちに取り戻すチャンスになるかも知れない。
佐倉 光

「その『ゲーム』、俺は乗った」
牧志 浩太

「俺も乗った。あれを壊せばいいんだな?」
佐倉 光

「録画したからなー。約束忘れんなよ」
KP
「忘れないって。嘘は言わないよ俺」
KP
男が手を振る。
カラカラと音を立てて、ガラスの壁が開いた。
その向こうには、今や隔てるものなく、あの触手の塊が蠢いている。
機械のアームに拘束されていながら、それはこちらへ届くほど長い触手をうねらせていた。
カラカラと音を立てて、ガラスの壁が開いた。
その向こうには、今や隔てるものなく、あの触手の塊が蠢いている。
機械のアームに拘束されていながら、それはこちらへ届くほど長い触手をうねらせていた。
牧志 浩太

「うぁ、ううぁ、!」
それを直接見た牧志が、呻いて心臓を押さえる。
それを直接見た牧志が、呻いて心臓を押さえる。
牧志 浩太

「違う、違う、くそ、行くんじゃない、壊すんだ」
牧志は頭を振り、ポケットから取り出したものを拳に嵌める。
それは奇妙な色をした鎖であり、拳に巻きつけると吸着してメリケンサックのようになる。
牧志は頭を振り、ポケットから取り出したものを拳に嵌める。
それは奇妙な色をした鎖であり、拳に巻きつけると吸着してメリケンサックのようになる。
佐倉 光

「牧志!」
今は牧志を信じるしかない。
牧志が自分を忘れることのないように、声をかけ続けるんだ!
今は牧志を信じるしかない。
牧志が自分を忘れることのないように、声をかけ続けるんだ!
佐倉 光

「そうだ、ぶっ壊せっ!」
牧志 浩太

「ああ!」
クトゥルフ神話TRPG 目次
DAZEMAZE:IT 一覧
コメント By.KP(牧志)
そろそろ中核情報が出始めます。
スリリングな判定と隠密行動が繰り返されるこのシナリオ、リアルタイム向きだったかもしれないな、とやってから思いました。
ただ、佐倉さんの行動に応じてハッキング描写を盛ったり、牧志側の行動を匂わせたりするのは置き卓の方がやりやすいんですよね。悩む。
関係ないですが、徐放錠の世界は調べていると楽しいです。
錠剤一つにこんなハイテクな世界があるなんて、技術ってすごい。
そろそろ中核情報が出始めます。
スリリングな判定と隠密行動が繰り返されるこのシナリオ、リアルタイム向きだったかもしれないな、とやってから思いました。
ただ、佐倉さんの行動に応じてハッキング描写を盛ったり、牧志側の行動を匂わせたりするのは置き卓の方がやりやすいんですよね。悩む。
関係ないですが、徐放錠の世界は調べていると楽しいです。
錠剤一つにこんなハイテクな世界があるなんて、技術ってすごい。
メインルート
メインルート
子供佐倉ルート
子供佐倉&デビルシフター牧志ルート
塔牧志ルート
塔牧志&佐倉ルート
Nルート
N牧志&N佐倉ルート
波照間ルート
波照間(&東雲)ルート
佐倉~月影ルート
佐倉・アナザールート
【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」








※コメントは最大500文字、5回まで送信できます