
『帯切橋』
のネタバレがあります。
クトゥルフ神話TRPG 目次
帯切橋
本編見る!
こんばんは
真鶴 歩
コンバンハ!
KP
こんばんはー
なんですけど、しとりちゃんお疲れかなぁ。
なんですけど、しとりちゃんお疲れかなぁ。
真鶴 歩
おっと、お疲れでしたら無理はいけない
こちらは日曜の夜にちょこっととかでもokです
あ、しまった日曜夜はNGだった
こちらは日曜の夜にちょこっととかでもokです
あ、しまった日曜夜はNGだった
KP
ちょっとお待ちくださいー
真鶴 歩
あ、違うや 8/3(日) だけOKなんでした
はーい
はーい
滑川 倭文
来ました
すみませ
すみませ
真鶴 歩
だいじょぶです? 締めくくりだし無理はいけませんぜ
そんな長時間じゃないだろうから、少し休憩なさって23時開始でも大丈夫ですよ
それか3日の日曜の夜もあいてますよ
そんな長時間じゃないだろうから、少し休憩なさって23時開始でも大丈夫ですよ
それか3日の日曜の夜もあいてますよ
滑川 倭文
KPはそれでいいのかな?
KP
それでもいいよ
どちらでも
どちらでも
滑川 倭文
あまりどちらでもよくなさそうだし、今日やってしまいましょう
KP
何故に。まあ今日でも良いよ。
滑川 倭文
OK
真鶴 歩
はーい
KP
後日でも構わんけどやって良いのかな?
んじゃやりますか。
んじゃやりますか。
滑川 倭文
お願いしまーす
真鶴 歩
よろしくお願いします
KP
ではあの事件があった翌日。
三人は朝方までウロウロして水吐いたりしていたから疲労していることだろう。
三人は朝方までウロウロして水吐いたりしていたから疲労していることだろう。
滑川 倭文
日が明けた
真鶴 歩

夜更かしの後したたかに酒盛りをして、恐らく盛大に寝たことだろう。
起きても二日酔い気味である。
起きても二日酔い気味である。
真鶴 歩

「あんだけ水吐いたのに脱水」ペットボトルの水をひったくり喉に流し込む。
おばあちゃん
「ねぼすけだねぇあんたたちぃ」
KP
おばあちゃんに呆れられた。
滑川 倭文

「色々あって、寝たのが夜明け前だったんだぜぃ」
真鶴 歩

「おはよーばあちゃん。いいじゃん、色々あったんだよ」
鉢谷 克

「二人とも死ぬとこだったんですよぅ」
KP
事情は話したかな。
滑川 倭文
そうだねぇ、町中で話題になるだろうから
滑川 倭文

「もう、大潮の日にビビらんでいいぜぃ」
おばあちゃん
「ふぅん?」
真鶴 歩

「そうそう、一件落着ってね」
ちらりと玄関を見る。ヘルパーさんの事は結局どう話に上がっているのだろう。
ちらりと玄関を見る。ヘルパーさんの事は結局どう話に上がっているのだろう。
KP
その日は知らされなかったが、翌日になって、ヘルパーの男性ほか何人もの遺体が海で上がったと噂になるだろう。
ここにも電話で「担当が変わった」と連絡が来たりするが……それはまた後の話だ。
ここにも電話で「担当が変わった」と連絡が来たりするが……それはまた後の話だ。
滑川 倭文

「今度、弾琴座に劇見に行こうぜぃ」
おばあちゃん
「大潮の幽霊は怖いんだよぉ」
滑川 倭文

「怖いっちゅうか――。
めんどくせー連中だったな!」
めんどくせー連中だったな!」
真鶴 歩

「ほんとにな!
人の話聞くって大事よ大事。ばーちゃんの言うこと聞かなかった俺達が言えないけどさ。
でもあれは事故だと思うんだよな、俺は」
人の話聞くって大事よ大事。ばーちゃんの言うこと聞かなかった俺達が言えないけどさ。
でもあれは事故だと思うんだよな、俺は」
滑川 倭文

「んだな」
真鶴 歩

「問答無用で引っ張り出されたんだもんな」
鉢谷 克

「うんうん。気がついたら開けてたし」
おばあちゃん
「こぉらぁ。克ちゃんかい開けたの」
鉢谷 克

「ヒェッ」
滑川 倭文

「開けたっちゅうか、開けさせられたんだぜぃ」
真鶴 歩

「しょうがねーじゃん、ばあちゃん。気がついたら開けてたんだもん。鉢谷は悪かないよ。
それにさ、おかげで大潮の幽霊と恋人の誤解が解けて、あいつら幸せになれたんだぜ?
なんなら功労者まであるよ、俺達」
それにさ、おかげで大潮の幽霊と恋人の誤解が解けて、あいつら幸せになれたんだぜ?
なんなら功労者まであるよ、俺達」
おばあちゃん
「んん? 誤解?」
真鶴 歩

「そうそう、実はかくかくしかじかよ」説明。
滑川 倭文

「まぁ、そこらへんは劇見たらわかんだぜぃ」
おばあちゃん
「はぁーだんきんってさっき言ってたのはそれかいぃ」
真鶴 歩

「そうそう」
おばあちゃん
「あんたたちぃ、あそこで劇観たねぇ。久しぶりにみんなで行こうかぁ」
真鶴 歩

「え、俺達あそこ行ったことあんの?」
おばあちゃん
「そうだよぉ、ももたろう観たねぇー」
滑川 倭文

「覚えてないぜぃ」
真鶴 歩

「本当? めちゃくちゃ忘れてたよ」
おばあちゃん
「あっははは、ちっちゃかったからねぇー」
KP
と、劇をチェックしたお婆ちゃんは、「突然お休みになったようだ」と首をひねる。
おばあちゃん
「あんたたちぃが帰る前の日までお休みだってさぁ」
滑川 倭文

「なんだー」
真鶴 歩

「作り直してんじゃないの? 劇の脚本なんて、すぐには無理だろ」
滑川 倭文

「あー、そういうことかー。
ていうかさ、あたいら大潮の日のこと、習ってたっけ?」
ていうかさ、あたいら大潮の日のこと、習ってたっけ?」
おばあちゃん
「大潮ねぇ、外ぇでちゃいかんって、大潮の時にいれば話しただろうけどねぇー。
あんたたちぃ大潮に来たの初めてだからぁ」
あんたたちぃ大潮に来たの初めてだからぁ」
真鶴 歩

「ああー。あー。そういうことだったかぁ。
母さんら気にしてたのかな」
母さんら気にしてたのかな」
鉢谷 克

「そっかぁ、そうかもねぇー」
僕がいるとこではこっちの話は聞いたことがなかったな」
僕がいるとこではこっちの話は聞いたことがなかったな」
KP
といったところですが、帰るまでの間にしておきたいことなどありますか?
滑川 倭文
うーん
KP
なければぽつぽつとイベント起きます。
真鶴 歩
こちらは特になし。近所だから大した荷物もない。
滑川 倭文
そうだなー、特に無いかな
KP
では数日後、呼び鈴が鳴る。
滑川 倭文

「はいよー」
KP
イラストだとベロンベロンに酔っているけど、今は服をきちんと整え、素面の寛次だ。
寛次は菓子折と酒を持っていた。
寛次は菓子折と酒を持っていた。
寛次
「こんちはぁ」
滑川 倭文

「お、おっちゃんじゃん」
真鶴 歩

「おお。酔っぱ……、ってない寛次さん」
寛次
「ああ、お嬢ちゃん。あの時はどうもな」
真鶴 歩

「すげー、普通な顔してる」
滑川 倭文

「どしたんだぜぃ?」
寛次
「なんだい、俺が素面だとおかしいかい」
真鶴 歩

「おかしかないけど見慣れない」
滑川 倭文

「ていうか見たことねんだぜぃ」
寛次
「あの一件で俺の研究成果を認めてもらえる流れができてな、大忙しなんだ。
酒飲んでる場合じゃないんだなこれが」
酒飲んでる場合じゃないんだなこれが」
KP
言いながらも寛次は嬉しそうだった。
滑川 倭文

「そっかー、事実だったわけだもんな」
KP
そして、帯切橋が印刷された菓子と、「きすい」の瓶を出す。
寛次
「何もかもあんたらのお陰だよ。本当にありがとう」
滑川 倭文

「そういうことになるんかなー? でもありがたいからもらっとくぜぃ」
寛次
「あの二人が報われたのはあんたたちがあの劇場に行ってくれたからだろう?」
真鶴 歩

「いいや、こちらこそ。寛次さんがなんもかも、調べてくれてたおかげで俺達、助かったんだ」背筋を伸ばして礼をする。
鉢谷 克

「うん、お陰で助かりました!」
真鶴 歩

「あの二人が報われたのは、寛次さんが諦めんかったおかげでもあるよ」
寛次
「ああ、そんでな、俺が忙しい理由、これなんだがな」
と、ぺらりと紙を差し出す。
と、ぺらりと紙を差し出す。
滑川 倭文

受け取る
真鶴 歩

「お?」それを見る。
KP
新・帯切橋 という題名が印刷されたチケットだ。4枚ある。
滑川 倭文

「シン」
真鶴 歩

「おっ、もしかして。新しい劇のチケット?」
KP
「おびきればし」と大きめの字でルビが振ってあった。
滑川 倭文

「おびきれだー」
寛次
「ああ。これの監修でな。
是非あんたたちに観に来て欲しいからって、糸松の旦那からだよ」
是非あんたたちに観に来て欲しいからって、糸松の旦那からだよ」
真鶴 歩

「やった。ちょうど行こうって話してたんだ」
滑川 倭文

「ばあちゃんの分もあるぜぃ。あんがとなー」
鉢谷 克

「絶対観に行きますー!」
寛次
「ああ、待ってるよ。じゃあ、もう戻らにゃならないんだ」
滑川 倭文

「忙しいなー」
寛次
「それじゃあなぁー、本当にありがとうな」
滑川 倭文

「気ぃつけてなー」
真鶴 歩

「研究発表とかあるんだろ、入れる場所だったら見に行きますー、俺大学生なんで」
寛次
「おう、是非聞いてってくれ」
KP
寛次はにこにこと笑いながら手を振り去って行った。
おばあちゃん
「なんだい、あらぁ、珍しいねぇ、綺水じゃないの」
滑川 倭文

「おー、ばあちゃん」
おばあちゃん
「めったに売ってないんだよぉ、これ」
滑川 倭文

「そういえば、あたいらも呑んでないんだぜぃ。少しくれ」
鉢谷 克

「ぼくも飲みたい!」
真鶴 歩

「俺も俺も」
滑川 倭文

「あ、あと劇の切符ももらったぜぃ」
おばあちゃん
「おやおや。おびきればし?
おびきりじゃないのかい。シン?」
おびきりじゃないのかい。シン?」
滑川 倭文

「んだ。おびきれなんだぜぃ」
おばあちゃん
「ゴヂラもうるとらもみんなシンだねぇ」
真鶴 歩

「そうそう。帯切橋のお話のほんとのことが分かったんだよ」
滑川 倭文

「シン・オビキレバシなんだぜぃ」
KP
真・帯切橋 にしようが迷った。
おばあちゃん
「そうかいそうかい、みんなで観に行こうねぇ。
さ、今日はおさしみ買いに行くよぉ。
きすいはねぇ、魚にぴったりなんだよぉ」
さ、今日はおさしみ買いに行くよぉ。
きすいはねぇ、魚にぴったりなんだよぉ」
真鶴 歩

「市だー!
市に行ったことあんのはちゃんと覚えてるよ、刺身がうんまくってさぁ」
市に行ったことあんのはちゃんと覚えてるよ、刺身がうんまくってさぁ」
滑川 倭文

「今日もサカナ食えんだな!
きすいもあるし、最高の夜だな」
きすいもあるし、最高の夜だな」
鉢谷 克

「やったー、ありがとうおばぁちゃん!」
おばあちゃん
「しとりぃ、あゆむちゃん、すぐるちゃん、
みんながんばったみたいだねぇ。
ごほうびだよぉ」
みんながんばったみたいだねぇ。
ごほうびだよぉ」
真鶴 歩

「やったー!」
KP
その言葉の通り、その夜は盛大な宴会になった。
滑川 倭文

なんだか、その日の夜は、昔のように、無邪気な幼い頃の様に、久しぶりにみんなと楽しめた、そんな気がした
きすいのせいかもしれないし、そうではないかもしれないけど
きすいのせいかもしれないし、そうではないかもしれないけど
鉢谷 克

しとりが女の子だなんてことは忘れて、素直に楽しめていたかも知れない。
真鶴 歩

まるで小さな頃に一緒に遊んだ時みたいに、笑って。
ちょっと違うのは、盛大に酔っぱらったのも含んでることだ。
ちょっと違うのは、盛大に酔っぱらったのも含んでることだ。
真鶴 歩

あのおっさん以上に酔った。前後不覚のダメダメってやつだ。
でも、楽しかった。
でも、楽しかった。
KP
そして、数日後。
弾琴座で、『新・帯切橋』が上演される日になった。
あなた方は来賓用客席に案内される。
そこには寛次や大工達の姿もあった。
弾琴座で、『新・帯切橋』が上演される日になった。
あなた方は来賓用客席に案内される。
そこには寛次や大工達の姿もあった。
滑川 倭文

「お」
KP
ざわざわと客席がざわめく中、ぱっと明かりが点いて、糸松が舞台に現れる。
真鶴 歩

「おお」
KP
糸松は深々と、とりわけあなた方におじぎをした。
糸松
「このたびは『新・帯切橋』にご来場いただき、まことにありがとうございます。
最初に申し上げておきたいことがございます。
お袖という名の、ある女性についてでございます……」
最初に申し上げておきたいことがございます。
お袖という名の、ある女性についてでございます……」
KP
糸松は、簡単にお袖と弥兵衛への誤解と、
それを上演し続けて二人やその関係者の名誉を傷つけてきたことについてのわびを述べた。
それを上演し続けて二人やその関係者の名誉を傷つけてきたことについてのわびを述べた。
滑川 倭文

周りの皆さんの様子はどんなかなー
KP
かすかにざわめいている。
何度もここを訪れて演劇を観ていたのであろう人が思わず声を上げるような場面もあった。
何度もここを訪れて演劇を観ていたのであろう人が思わず声を上げるような場面もあった。
糸松
「これからお届けいたしますは、
新たに判明した事実に基づきました物語でございます。
どうぞ、最後までごゆっくりご観劇くださいませ」
新たに判明した事実に基づきました物語でございます。
どうぞ、最後までごゆっくりご観劇くださいませ」
滑川 倭文

拍手拍手
糸松
「そして、どうか是非。
二人の悲しい物語の過ちを、
語り合わなかったことでの行き違いを、
周りの皆さんにお伝え願えれば幸いでございます」
二人の悲しい物語の過ちを、
語り合わなかったことでの行き違いを、
周りの皆さんにお伝え願えれば幸いでございます」
KP
糸松は語り追えると、黙祷をするように頭を下げた。
それは、大潮に失われたお袖だけではなく、大潮に命を奪われた者達への哀悼のようでもあった。
それは、大潮に失われたお袖だけではなく、大潮に命を奪われた者達への哀悼のようでもあった。
KP
仲睦まじい二人の男女の場面から劇は始まった……
そして、ひとり残された弥兵衛が心を入れ替え、あの橋を作り上げるところで物語は終わっている。
劇が終わった後、工務店のものたちが座っている席からうっうっと慟哭のような声が聞こえていた。
そして、ひとり残された弥兵衛が心を入れ替え、あの橋を作り上げるところで物語は終わっている。
劇が終わった後、工務店のものたちが座っている席からうっうっと慟哭のような声が聞こえていた。
滑川 倭文

心入れ替えた弥兵衛と、あの世でもう一度結ばれるエンドにしたってくれ、と糸松さんに、提案しようw
KP
ああー、そうね! ラストシーンはそれだ。
老人になった弥兵衛が酒を造り、そして、その場面から流れるように、
若い二人の姿が語り合い、抱き合って還ってゆく。
あなた方が見たままのシーンで、その劇は終わった。
老人になった弥兵衛が酒を造り、そして、その場面から流れるように、
若い二人の姿が語り合い、抱き合って還ってゆく。
あなた方が見たままのシーンで、その劇は終わった。
KP
そらそうだ。このシーンがないと駄目だわ。
滑川 倭文

スタンディングオベーション
KP
拍手は鳴り止まなかった。
今までずっと真実とされてきたものが覆されたからと言って、人はすぐに飲み込めるかどうかは分からない。
しかし物語として「おびきれ橋」が観客の心を掴んだのは間違いないようだった。
今までずっと真実とされてきたものが覆されたからと言って、人はすぐに飲み込めるかどうかは分からない。
しかし物語として「おびきれ橋」が観客の心を掴んだのは間違いないようだった。
真鶴 歩

鳴りやまない拍手にぶつけるようにして、一緒に拍手を繰り返した。
お袖
「ありがとう」
弥兵衛
「ありがとう」
KP
誰かが耳元で囁いた気がした。
滑川 倭文

「お。
なんか言ったか?」
二人に
なんか言ったか?」
二人に
鉢谷 克

「ん? なにも? しとりなんか言わなかった?」
真鶴 歩

「いや、なんも言ってないよ、しとり何か言った?」
滑川 倭文

「あー。
じゃぁ、そういうことなんだろな!」
なんかわかった顔で、二人ににかっと笑う
じゃぁ、そういうことなんだろな!」
なんかわかった顔で、二人ににかっと笑う
鉢谷 克

「そういうことかぁ?」
真鶴 歩

「そういうことってなんだよー」
滑川 倭文

「だから、そういうことだぜぃ。……あー、もっかいきすい呑んで食って話せばわかるか!」
鉢谷 克

「うん、ぼくもそんな気分!」
KP
と、そこへ。
「いやーいい劇だったじゃないかぁ!」
あの工務店の男が来た。
「いやーいい劇だったじゃないかぁ!」
あの工務店の男が来た。
滑川 倭文

「お」
真鶴 歩

「いい劇だったな!」
KP
「あんたたちのお陰でいいもん観たよ。どう、今晩うちに寄ってかないか?
糸松さんらも呼んでぱーっとやるんだ」
糸松さんらも呼んでぱーっとやるんだ」
滑川 倭文

「おー。いいな」
真鶴 歩

「えっ、いいのか? じゃあ言葉に甘えよう」
鉢谷 克

「ぜ、ぜひっ!」
滑川 倭文

「じゃぁ、酒屋できすいもらってかんとな! 笛吹いて!」
真鶴 歩

「きすいは貰ってくけど、もう笛はいらないだろ。嘘じゃないことが分かったんだからさ!」
KP
「はっはは、ちげぇねぇや」
真鶴 歩

「だろ」
KP
舞台の上では、あの弥兵衛とお袖の人形があなた方を見つめていた。
その糸は固く結びついて、もう二度とほどけなくなってしまったのだという。
その糸は固く結びついて、もう二度とほどけなくなってしまったのだという。
帯切橋
完
滑川 倭文
イイハナシニナッタナー( ;∀;)
真鶴 歩
イイハナシニナッタナー
KP
前口上で終わってた方が綺麗だったなってKP反省しました。
滑川 倭文
いいんでないかな?
KP
ありがとうございました!
滑川 倭文
おつかれさまでした!
真鶴 歩
ありがとうございました! 恐ろしさと起きることのエグさとお話の綺麗さのバランスがよくて楽しかった
KP
イイハナシ風に終わってるんだけど、人が随分死んでるんだよなぁ。
滑川 倭文
それはそう
真鶴 歩
それはそうなんですよね。将来の被害は防いだけども。
滑川 倭文
ずっと「人が死んでんねんで」って言葉が頭にあった
KP
ヘルパーさん可哀想。
だって閉じこもっていれば大丈夫かと思えば、彼女の気分で引きずり出されて殺されるしなー
二人とも半ば悪霊だったからね仕方ないね。
だって閉じこもっていれば大丈夫かと思えば、彼女の気分で引きずり出されて殺されるしなー
二人とも半ば悪霊だったからね仕方ないね。
真鶴 歩
これホラーなのよねっていう。
滑川 倭文
幼い頃に映画スゥィートホームを見た時から、ずっとホラー映画の『元凶の悪霊はかわいそうな人で、ようやく幸せに成仏できました! めでたしめでたし』ってENDにモヤモヤしながら生きて来た
KP
うむ。とばっちりで殺された人の方が可哀想。
滑川 倭文
「待てやお前、落とし前付けたらんかい」
って思う
キラキラ天に昇ってくしっぽふんづかまえて。
って思う
キラキラ天に昇ってくしっぽふんづかまえて。
KP
シナリオの二人はこっちを見ずに二人だけの世界で昇天しおるから……
KP
あ、報酬。1D10正気度です。
真鶴 歩

1d10 (1D10) > 8
[ 真鶴 歩 ] SAN†: 42 → 50
[ 真鶴 歩 ] SAN†: 42 → 50
真鶴 歩
ふぅ
こちらは河川恐怖症を無事にお持ち帰りですね。
こちらは河川恐怖症を無事にお持ち帰りですね。
KP
操られたひとは1D4
鉢谷 克

1d10 (1D10) > 8
[ 鉢谷 克 ] HP†: 11 → 19
1d4 (1D4) > 2
[ 鉢谷 克 ] SAN†: 40 → 50
[ 鉢谷 克 ] HP†: 11 → 19
1d4 (1D4) > 2
[ 鉢谷 克 ] SAN†: 40 → 50
KP
歩さんも1D4どぞ
真鶴 歩
おっとそうだそうだ
真鶴 歩

1d4 (1D4) > 3
[ 真鶴 歩 ] SAN†: 50 → 53
[ 真鶴 歩 ] SAN†: 50 → 53
KP
河川恐怖症はざっくり傷になりましたね。
真鶴 歩
見事にキャラシーに傷がついちゃった。
滑川 倭文

1d10 (1D10) > 9
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN†: 51 → 60
[ 滑川 倭文(なめがわ しとり) ] SAN†: 51 → 60
KP
このお話分岐なんかはないんですが、一応解決法はいろいろある。
方法については最後のシーンでぶっちゃけてましたけどね。
方法については最後のシーンでぶっちゃけてましたけどね。
滑川 倭文
お袖さんをシラットキックで打擲するEND
KP
残念ながら実体がないから攻撃が通じないんだよな……
真鶴 歩
ほほう。>いろいろ
他にどんなのがあったんだろ
他にどんなのがあったんだろ
KP
あ、でも一応人形全部ぶち壊す、という方法もあるにはあった。
三人とも戦闘民族だったら可能だった、かも?
三人とも戦闘民族だったら可能だった、かも?
滑川 倭文
ひどい
真鶴 歩
歩が戦闘力のかけらもありませんでしたからね
KP
あとは今回やってもらったきすいをぶちまける、の他に、「〈説得〉力の暴力(イクストリーム)」
真鶴 歩
ああー、ありましたねそういえば
KP
あとは頑張って逃げて帯切橋まで二人を引きずり出すというのも有効でした。
真鶴 歩
橋まで引きずり出したら二人が我に返るんです?
KP
そんな感じですね。きすいぶちまけたのと似たような感じになります。
基本〈説得〉で、
基本〈説得〉で、
真鶴 歩
なるほどぉ。弥兵衛ったらお袖さんと最初に会ったときに我に返りなさいよ。
KP
二人を我に返らせるために「場所を変える」「きすいを使う」「資料を使う」って感じでした。
真鶴 歩
なるほど。
滑川 倭文
なるほど
結構解決パターンはあったんだなー
結構解決パターンはあったんだなー
KP
そのへんは公式シナリオなんで幅広いです。
真鶴 歩
なるほどなるほど。
場所を変えるもあったのは面白いなー
場所を変えるもあったのは面白いなー
KP
ほかにもPLが思いついたことはどんどん採用してねって書いてるし。
PLで演劇始めるなんてのもあったかもね、などと。
PLで演劇始めるなんてのもあったかもね、などと。
真鶴 歩
いいですね楽しい。演劇始めてたら演奏担当できたな!
鉢谷 克

「しとりがお袖さんか……」
真鶴 歩

「パワフルすぎんじゃん」
KP
それこそ「新・帯切橋」になりそう。
滑川 倭文

お袖対決するのか
滑川 倭文
帯切橋ステージで、フィニッシュ攻撃
お袖さんが欄干ぶち破って
「うぅーわうぅーわうぅーわ……」
K.O!! You Win!
ENDが
お袖さんが欄干ぶち破って
「うぅーわうぅーわうぅーわ……」
K.O!! You Win!
ENDが
KP
その悲鳴脳内で勝手に音声つくんだけど、どう考えても男性なんだが。
滑川 倭文

「くにへかえるんだな。おまえにもかぞくがいるだろう」
真鶴 歩

「アクション演劇になってんじゃん」
滑川 倭文

「今の時代的に受けそうなんだぜぃ」
糸松
「さすがにそういうのは」
寛次
「また呪われるぞ」
KP
と、こんなところで帯切橋終幕でございます。
滑川 倭文
お疲れさまでした!
KP
ありがとうございました。
真鶴 歩
ありがとうございましたー!
鉢谷 克

1d40 (1D40) > 4
鉢谷 克

CC<=40 【幸運】 (1D100<=40) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 93 > 93 > 失敗
1d10 (1D10) > 1
[ 鉢谷 克 ] 【幸運】: 40 → 41
1d10 (1D10) > 1
[ 鉢谷 克 ] 【幸運】: 40 → 41
真鶴 歩

CC<=30 【幸運】 (1D100<=30) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 15 > 15 > ハード成功
真鶴 歩
ええーここで成功するのォ
この幸運にもかかわらず成長なし! 不幸な男!
この幸運にもかかわらず成長なし! 不幸な男!
鉢谷 克
ハード成功かぁ
コメント By.KP
全てが終わった後の後日談的なもの。
これもまた探索者たちがもたらした変化を描く、大事な一幕です。
全てが終わった後の後日談的なもの。
これもまた探索者たちがもたらした変化を描く、大事な一幕です。
TRPGリプレイ CoC『キルキルイキル』海野と渡川【after TRPG】『マリトッツォを食べよう!』
キルキルイキル
海野&渡川 あとついでの藤江と徳間
「なんかの罰ゲーム? いや、美味いもんなら罰じゃねぇのか?」
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」






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