こちらには渇望の楽園
ネタバレがあります(?)
このシナリオは基本ルールブックに載っているシナリオ……に似て非なるものです。
こんばんは
楡森 燐
わっせ
リーチェ
こんばんはー
山田 花子(仮)
ほいせ
リーチェ
戦闘でしたな 【人間性】やばいし動かんとくかなー
守築 茉麻
こんばんほ
リーチェ
こんばんはー
GM
こんばんは!
楡森 燐
全員エンゲージまとまっててくんないかなエネミー
山田 花子(仮)
一発でケリをつけようとしてらっしゃる
守築 茉麻
全員エンゲージまとまっててくんないかな味方
山田 花子(仮)
みんなの団結力に期待
KP
いきてる
楡森 燐
おかしい……KPはこの世界にはいないはずだ……
リーチェ
こんばんはー善くんかな?
明星 善
昨日やさ朝回してたから……。
リーチェ
なんかこちらも卓に影響は無いけどえれー眠い、気圧要因かなぁ
山田 花子(仮)
気圧お疲れ様です……
明星 善
今日の【PL】は一味違うぜ(めしょ)
守築 茉麻
気圧というのにやられたことは無いなぁ
山田 花子(仮)
大丈夫? クソガキテンションなれる?
守築 茉麻
気付いてないだけかも知れんけど
明星 善
それはねぇ、【PL】がクソガキだからいつでもなれるよ。
楡森 燐
特に理由なく頭痛する日はTL見るとシャンクス!! 気圧が!!! ってなってるから気圧なんやろなって思ってる
守築 茉麻
そういうものかー
明星 善
気圧は眠くなるなぁ。
GM
敵コマ作ってくるの忘れたポンコツGMは私です!!
よし始めるぞぉ。
リーチェ
はじめるぞー!
守築 茉麻
よかろうはじめたまえ
楡森 燐
は~~~~ やるか
山田 花子(仮)
うふふ、おっけー
明星 善
おっけぇ~!
ローラがいる
リーチェ
山田さんがローラに
守築 茉麻
最近ローラ見ないな
明星 善
最近ローラさんはyoutubeで活動してるイメージだけどどうなんだろう?

GM
狂乱の町と化した池袋。
連れ去られた佐藤を救うため、日常を取り戻すため、仲間の想いを守るため、五人は次元の歪みを目指す。
前回の歪みの調査の結果と、ほか集まった情報により、池袋駅近辺に強い歪みがあることが判明した。
守築 茉麻
駅か
東口かな西口かな
楡森 燐
迷路だ
守築 茉麻
サンシャイン目指してるんだから西から東に抜けるのか
ヨンダ?
守築 茉麻
デザインあかと思ったBGM
「!」
守築 茉麻
BGM
「!」
守築 茉麻
これどうにかならんのかw
GM
どうにもなんない! いやコールする文言変えればいいけど。
そしたらみんな忘れる。
山田 花子(仮)
絶対忘れないキャッチ―なキーワードで1つ
守築 茉麻
つい呼び間違える、ってことでお母さんにしよう
GM! って呼ぼうとしてお母さん!
楡森 燐
お母さんでGM呼び出しできたらめっちゃ笑うな
GM
そりゃあまり出てこない単語だろうけどなー。

GM
池袋駅に行く道は幸いにしてまだ歪んではいないようだ。
明星 善
まっすぐ行けるってコト?
GM
「行き方は分かる」ということですね。
一度行った善君、花子さん、遊馬なら案内できます。
山田 花子(仮)
道はデコボコかな。。
GM
ある程度はでこぼこになってる。
車が使いたいならそこへ行く間なら使用できるだろう。
明星 善
案内する!
楡森 燐
車通れる道なのか……
山田 花子(仮)
お、のってくかい?
楡森 燐
嫌だ……反社の車嫌な思い出しかねえ
守築 茉麻
黒いハイエースでしたっけ?
山田 花子(仮)
お、拉致(の)ってくかい?
楡森 燐
いやです
守築 茉麻
拉致られてるんだよなぁ
GM
今回のシナリオ、自分の意志でいるわけじゃないのか!?
リーチェ
お、じゃあ自分のコンパクトカーに乗っていきます。街乗り系の丸っこいやつ。
GM
あ、徒歩で行くならそれでもかまわないよ。
楡森 燐
車は嫌ですね……
山田 花子(仮)
リーチェ免許もってたんか!!
明星 善
じゃあ徒歩で行こうね、お兄ちゃん!
守築 茉麻
菌状態のリーチェ運転できるの!?
楡森 燐
リーチェ道交法わかる!?
明星 善
わかる?
守築 茉麻
まぁ、大破壊後のメガテンっぽく歩いていこう
楡森 燐
ドラゴン襲来後の渋谷みたいに歩いてく
ちょうどあったから……
リーチェ
そんなこと言うからBGMが受胎後の東京になった
守築 茉麻
チン出るぞ
楡森 燐
あっちでもこっちでも氷川の影がちらつきやがる
GM
チラッ
m
守築 茉麻
大丈夫、氷川じゃなくてベジータだよ
チン出る……真・女神転生3で体験できるみんなのトラウマ。下ネタではない。
ドラゴン襲来後の渋谷……セブンスドラゴン2020。たぶん……

明星 善
「アイス買いたいから歩いて向かうね」
アイス売られてるかは謎だよ。
リーチェ
きっと人間側から手続き型記憶を呼び出して乗ってる 道交法が何かは理解してない
「のる?」コンパクトカーの窓からにゅろんと顔を出す。
山田 花子(仮)
健康的に歩きますか
楡森 燐
「え”っ、いやちょっと怖いのでいいです」引きっ……
リーチェ
「? こわい? わかった」にゅろんと運転席に戻る。ハンドルを握っているのかハンドルに絡まっているのか、は微妙。
山田 花子(仮)
「あ? リーチェ車出すなら途中の邪魔なやつ轢いとけ」
守築 茉麻
西からってことは
そのまま東武デパートの下潜ってゆく感じでいいのかな
そうすればいけふくろうまで一気に抜けられる
リーチェ
「わかった」頷いて、群がってくる魔物を遠慮なく跳ね飛ばしていく
「これでしくになった?」
GM
車に乗っていくなら邪魔する魔物たちをある程度轢き逃げアタックしていけるだろう。
明星 善
「変なこと教えないでよ、お姉ちゃん」花子さんに。
楡森 燐
うわあって顔してる
山田 花子(仮)
「あ? お前んちだってたまにゃやるだろうが」
明星 善
「なんかいった?」
楡森 燐
やっぱ反社じゃん……って黒い天使と黒い子供から心なしか距離を取ります
明星 善
「じゃあぼくはアイス買って向かうねー」
GM
あとアイス屋はやってないよBoy
こんなBGMだけどジャックフロストもいないよ。
楡森 燐
やってたら店員ゾンビなんだろそれ
明星 善
コンビニもない! 地獄!!!
山田 花子(仮)
「おい店なんか開いてねーぞ」
守築 茉麻
善くん、花子さん、懲らしめておやりなさい
山田 花子(仮)
「どけっつてんだろダボが!」
姫○付近のごきげんよう、の意
リーチェ
「だぼ」
守築 茉麻
「椎茸栽培か、なるほど」
楡森 燐
(……この事件が解決したら二度と関わらないようにしよう)
明星 善
シイタケ栽培いいなぁ。
おいしそう
GM
徒歩で行くならばそれなりに邪魔はされるだろうが、たどり着くのに苦はないだろう。

GM
先ほど見た『神の家』のあたりで騒ぎが起こっている。
守築 茉麻
駅前に神の家が引っ越してきてるのか
リーチェ
「?」運転席から顔を出して騒ぎの内容を確認する。
GM
東武百貨店前地上に、まるでブロックでできた家か何かのように土地ごと移動している。
山田 花子(仮)
前回もそんなことおっしゃってましたがどうなりましたか?
守築 茉麻
「おや、あれは山田のオフィスでは無いか?」
山田 花子(仮)
「ああ、いつの間にか引っ越してやがる」
守築 茉麻
「なるほど、駅前とは便利だな」
「さぞ地価も高かろう」
リーチェ
「駅前〇学」
山田 花子(仮)
「兄弟がクソ増えたからまぁいいだろ」
楡森 燐
(あの人の家? が駅前にあるのって倫理的に大丈夫なのか……?)
GM
数体の魔物が家周辺に来ているようだ
数体の魔物が神の家にいる人間たちを襲おうとしており、一体の魔物がそれに抵抗している状態だ。
リーチェ
「でもカチコミされてる」
守築 茉麻
「守るぞ、山田」
率先して出てゆく
「皆も続け」
リーチェ
「わかった。しく」頷いてハンドルを握り直す。
楡森 燐
「いやいやいや人間ごと轢くからそれ!!」
山田 花子(仮)
「おいてめえら住居不法侵入って知ってるか!? あぁん?」走ってく
リーチェ
「山田、おまいう?」
言いながらハンドルを見てしばらく考えて「人間しくしないように気をつける」
山田 花子(仮)
みしょなりーです
楡森 燐
「あの女の人、教育環境に問題がある気がしてきた」
守築 茉麻
「者ども乱暴狼藉、そこまでだ!」
とりあえず、襲われてる人を問答無用で庇うよ
庇える?
明星 善
「おじゃましまーす」
「集金に来ましたー」
GM
魔物たちは『神の家』に入り込むことはできないものの、人間たちは敷地から溢れるほどに集まっており、その爪にかかるのも時間の問題と思われる。
人間たちを守っているのは、一体の刀を手にした鬼だ。
リーチェ
真田だったりする?
GM
サナダと名乗った鬼のようだ。
山田 花子(仮)
「ああ? なんであいつがいやがる、まあいい」
明星 善
先生~~~
GM
・ここでシステム的な戦闘は起こりません。
・好きに演出して魔物ぶっ飛ばしていいよ。
リーチェ
「守築、人間守る。助六? ちがう。助太刀? する」
守築 茉麻
「うむ、義によって助太刀する」
楡森 燐
人前で不思議パワー使いたくないのでぅわぁって見てます
GM
鬼―――サナダは、多数の傷を受けていた。
守築 茉麻
では突っ込む車の上から、そのままの慣性に乗ってとうっと大跳躍
魔物の頭上でキャメロットを呼び出して、そのままキャメロットプレスをお見舞いする
『王はここにいるぞ! わが首級を上げんとする者は、かかってくるが良い!』
山田 花子(仮)
「チ、デーモンのくせに」とりあえず射程に入った相手から光線を飛ばす
リーチェ
遠慮なくアクセルを踏み込み、ハンドルを回して急速ターン、魔物の背後から急襲して魔物を轢く。街乗り向けのかわいらしいコンパクトカーが異様なスキール音を響かせ、血に塗れたタイヤの跡を残す。
明星 善
鬼を蹴散らそうとするみんなを応援してますね。
頑張れ~!
あと銃で威嚇してます。
楡森 燐
「なんていうか……ヤクザ映画のカチコミ見てる気分だ」
山田 花子(仮)
「アホがこっちがやられてる側だっつーの」燐くん
GM
楽に人間を食えると集まってきていた魔物たちは、突然の襲撃者に慌てふためき、城塞の足元でシミとなった。
またもう一体が光線に撃ち抜かれて声もなく消し飛ぶ。
リーチェの車全体を、ごりごり、というなんとも言えない嫌な音と振動が震わせた。
リーチェ
危うく制御を失いかけた車体に粘菌の触手が絡まり、不自然な軌道で姿勢を立て直す。
楡森 燐
ぅわぁ
GM
サナダに襲い掛かろうとしていた魔物の一体が、善の銃に怒りをたぎらせ、こちらの方へと目を向ける。
が、ほかの魔物たちが簡単に倒されたのを見ると、背を向けて逃げ出した。
山田 花子(仮)
「逃がすかボケ!」レイ
GM
背を撃たれた魔物はそのまま下半身だけが前へと倒れる。
上半身は光に溶けてなくなっていた。
癖で……
楡森 燐
なんかつい癖で薬草生やそうとしかけたけどこいつアタッカーだったわ
GM
そうだね……
山田 花子(仮)
でも彼女の方がこの環境に順応できそうな気がするの
楡森 燐
そうかもしれねえ ピュアマジシャンかな……
彼女……真・女神転生TRPGの楡森のPC、穂坂のこと。魔界に行ってもやって行けそう。

守築 茉麻
『さて……』
鬼に向き直る
『貴様が、サナダという鬼か。そしてその剣はトモキ、であったか』
GM
サナダ、と呼ばれた鬼は、息荒く、視線がさまよっていた。
腕は垂れ下がり、脇腹には深い傷を負っている。
山田 花子(仮)
「ハッ、派手にやられたな」
楡森 燐
「まあ、ボロボロだね……」
守築 茉麻
回復できる人いたっけ
楡森 燐
そこの子供
明星 善
うん
守築 茉麻
『善』
『貴様の癒しを必要とする者がいる』
明星 善
「本当?」
守築 茉麻
『うむ。サナダを癒してやるがよい』
トモキ
「ありがとう、助かった……先生、この人たちは……魔物です」
「落ち着いてください」
守築 茉麻
『一騎であの数に立ち向かうか』
『なるほど、貴様も私と同じ使命を帯びているとみえる』
楡森 燐
「ああ、人間を守るタイプの……?」
守築 茉麻
『人を守る。そうなのであろう…』
山田 花子(仮)
「なんだか知らねーけどロハでウチの用心棒してくれてありがとよ」
サナダソウジ
「……ああ、そうか。私は、殺してはいないか?」
GM
サナダは、恐れるように背後を見やった。
楡森 燐
「え、どうだろう……魔物は千切っては投げしてたけど」
リーチェ
「サナダ、【エゴ】にのむしてた? 大丈夫なった?」血の跡が残るフロントドアに身を寄りかからせ、顔を出す。
トモキ
「大丈夫、人間は殺してない」
守築 茉麻
『傷を負った者はいるが、落命した者は見えない』
『それも、狼藉者によるものだ』
サナダソウジ
「……ありがとう。もう少しで我を忘れるところでした」
守築 茉麻
『委細なし。よくぞ我らが来るまで守ってくれた』
先生?
明星 善
《状態復元》かな?
回復に【人間性】払います?
GM
ただでいいよ
明星 善
じゃあ回復した。

楡森 燐
ところで見覚えあるんかな、この教師にw
GM
うーーーん
守築 茉麻
髪型とか違ってたような
似てるのかな、でも
GM
どことなく似ている? かもしれないけど、
山田 花子(仮)
鬼モードだとさすがにわからんくない?w
楡森 燐
じゃあわかんないていで行こう
肌の色ちげーし
GM
パン一で角生えてて人間の倍近くあるからなぁ
リーチェ
それはわからなそうだなぁ
楡森 燐
パンイチはわからんな
守築 茉麻
あのパンツは……真田先生!?
楡森 燐
わからんわい
山田 花子(仮)
真田先生エンゲル係数高いからパンツは3枚500円のやつだよ
GM
やっす
楡森 燐
すぐ破けそう……
守築 茉麻
空港とかで売ってる紙製のパンツじゃない?
楡森 燐
それならもう破けてるだろ……
山田 花子(仮)
スーパーで売ってる謎ブランドのちゃんとした布だよ!
守築 茉麻
ほほう
だがパンツなら今の私も負けてはいない
楡森 燐
やめなさい
守築 茉麻
なんたってヒモパンだからな
楡森 燐
ボディは女の子だろ
守築 茉麻
女の子だな……

鬼といえば
GM
善の治療ってどんな感じかな。魔法的な?
守築 茉麻
つぼに入った鬼の膏薬とか
楡森 燐
青い彼岸花の薬かもしれないぞ
山田 花子(仮)
成り立ちが違うけど鬼同士だね
守築 茉麻
それ人間に戻っちゃうやつ
青い彼岸花
明星 善
強くなれる理由を知っちゃう!?
楡森 燐
そうなると善は倒される側なんだよな
守築 茉麻
真田先生もね
山田 花子(仮)
でも転生できるかもしれんし……
明星 善
魔法っぽくなんかこう、手から光が出るような感じかも。

GM
光に照らされ、サナダは深いため息をついた。
サナダソウジ
「ありがとう、同胞の者よ……いや、違うか」
「鬼の姿をしているが、鬼ではないんだな。何にせよ、助かった」
GM
サナダは改めて、皆に深々と頭を下げた。
楡森 燐
俺はなんもしてないし……って下がっときます
GM
するとくらみつはが素っ頓狂な声を上げる。
「おお、お前だな! アメミヤが探している奴」
守築 茉麻
すっとん
楡森 燐
ああうん上げるだろうなあ(とおいめ
山田 花子(仮)
「オイ、いきなりでけぇ声出すなよ姉ちゃん」
くらみつは
「うむ。早く見つかって良かった」
リーチェ
「くらみつは、サナダ探してた。サナダ、くらみつは知ってる?」
「くらみつは? アメミヤ」
楡森 燐
ってことは楡森レーダーに?
明星 善
レーダーに
GM
楡森さんは当然のことながら、この二人には嫌な感覚を覚えます。
楡森 燐
すす……(距離を取る音
嫌な顔……
山田 花子(仮)
こういうときの燐くんのいやそうな顔ほんとハマる
【エゴ】レーダーかな?
楡森 燐
セッションの半分はこの顔
山田 花子(仮)
なんでやろなぁ
GM
ナンデカナー

GM
が……気になることが一つ。
怪我をしていた二人が癒されると、その嫌な感覚は少し弱まったように感じられる。
楡森 燐
「……ん? うーん……?」
守築 茉麻
「どうした、燐」
GM
完全にその感覚が消えるわけではないのだが、嫌な気配はかなり弱くなり、ただ得体のしれぬ懐かしさが強く感じられるだろう。
楡森 燐
「いや……雰囲気が変わったような……?」
リーチェ
「ふいんき?」
守築 茉麻
「ふむ……?」
2人の姿をしげしげ
山田 花子(仮)
「何言ってんだ兄ちゃん」
楡森 燐
「最初はくらみつはさんが探してた他の人みたいに嫌な感じがしたんだけど、治療されたら……なんだろう、馴染んだような気がする」
山田 花子(仮)
「おい善なんか魔術に混ぜたか?」
守築 茉麻
「嫌な感じ、とな」
サナダソウジ
「あなたは……?」
GM
サナダは戸惑ったように問いかける。
楡森 燐
「えっ、あっ、俺?」
「楡森ですが……」
サナダソウジ
「……いや、申し訳ないが……聞いたことのない名前です」
トモキ
「クラスにもいなかったと思う」
くらみつは
「そうだな、アメミヤも「しらーん」と言っておるぞ」
楡森 燐
通訳だ……
リーチェ
「サナダとトモキは世界ない? 世界ないが、あるになったとかした?」 サナダに聞き返す。
守築 茉麻
「ふむ」
王レーダーには何か感ありませんかね
生まれ的に
GM
では、あえて、『異世界の存在』と決め打ちして調べてみるなら、
サナダ、トモキ、そして楡森に、共通した霊素があるのを感じるだろう。
くらみつはにもそれは感じるが、きわめて微弱なものだ。
守築 茉麻
「ふむ……」
楡森 燐
俺ぇ!?
なんなんだ俺
俺どっから来たの
山田 花子(仮)
じつは燐くんはリンゴニキの……!
楡森 燐
なんだってぇ……
守築 茉麻
燐から
妖精界に行ってうんぬん、って聞いたことないよね?
楡森 燐
言ってないね

守築 茉麻
「燐よ」
楡森 燐
「んえっ!? 何!?」
守築 茉麻
「貴様は、元より人間であった、と申していたな」
楡森 燐
「え、あー、たぶん……?」
守築 茉麻
「ふむ……」
珍しく神妙な顔で、顎に手を当て
楡森 燐
「……な、なんか問題でも?」
守築 茉麻
「答えたくなくば、答えずとも良い」
と前置きをした上で
「貴様のその異能、いや敢えて妖精の力と言おうか」
「それは、どこで身につけた?」
アーサーだし、妖精のこと知っててもいいかな、って
楡森 燐
「いや、俺も知らなくて……物心ついたころにはもう……?」
守築 茉麻
「どこか、異界で過ごしたことがあるのではないか?」
楡森 燐
「じいちゃんが木の下で拾ったって……その前は……確かに、こことは根本的に別のとこにいたような気はする、けど」
「よく覚えてない」
守築 茉麻
「なるほど」
「私が直に見聞きしたことではないが、我が名の由来となった王の伝承に、妖精とそれらが住まう異界があると聞いたことがある」
楡森 燐
「ああ……ファンタジーでよくある……」
守築 茉麻
「うむ」
頷き
「貴様が彼の者らに、異様な気配を感じるのは、それが故ではないかと思ってな」
楡森 燐
「あー、なんか感覚が違う的な……?」
守築 茉麻
「うむ」
再度。
リーチェ
「? でも守築、燐はにんげん言ってた。妖精ない?」こと、と不思議そうに首をかしげて。
GM
そう、間違いなく燐は妖精ではない。
守築 茉麻
「あるいは、近しいところにある世界であったか……あるいは、同じく滅んだか……」
「この世界には、元素と呼ばるものが存在しているという」
楡森 燐
「ああ、地水火風とか木火土金水とかそういう」
リーチェ
元素と聞いて頭の中に一枚の表がよぎった。
守築 茉麻
「そうだ。よく知っているな」
少し目を丸くする
元素
守築 茉麻
水兵リーベではない
GM
すいへーりーべーぼくのふねー
リーチェ
途中から急激に語呂が悪くなるあの語呂合わせ
山田 花子(仮)
学校によって覚える数に差がある衝撃
リーチェ
そうなの??
GM
全部覚えるもんじゃないの?
山田 花子(仮)
うちはクリプトンまででよかった
楡森 燐
えっ無理
GM
覚えられたとは言ってない。
楡森 燐
いやそもそも化学選択じゃなかったわ
リーチェ
11X個全部??? それはハードだ
山田 花子(仮)
水兵リーベさんは中学だよ! 118個はさすがにハード
GM
そかー、なんかと記憶混ざってるかも。
なにしろふるいふる……(吐血)
明星 善
やっべぇ(やっべぇ)
リーチェ
ああっしっかりーーー!
山田 花子(仮)
メディーック!
リーチェ
い~つの~こと~だか~ おもいだしてご~らん~
GM
あんなーこーとー こんなーこーとー も 記憶から消し去りたい。
リーチェ
シュボッ

楡森 燐
「自分がなんなのかわからなかったら、それらしいのを調べるものなんだよ……」
「結局わからなかったけど」
守築 茉麻
「そうか。それは恐らく入り口に過ぎぬのだろう。励むが良い、燐よ。必要ならば、私が父より見聞きした知識のいくらかも供じよう」
楡森 燐
「あんまりどっぷりになるのもなあ……」でも自分の正体は知りたい そんな高校生心
守築 茉麻
さておき、と横に置き
「我が父が修めた学問、錬金術では、地水火風のほか、さらにその原質たる元素も存在すると聞くが、いずれにせよそれらは世の遍くすべてのものの根源であるという」
「そして、異界においてはそれらの質、量、濃度が違うとなれば」
「長くその異界に身を置くことで、それらの影響を受けることになろう。なぜなら人の身もまた、元素からなるが故に」
楡森 燐
「あー……俺が『気持ち悪い』と思ってるのはその質の違いを感じるから、って言いたい?」
守築 茉麻
「そうだ。妖精界において、その原質に触れ、妖精と近しいものとなった貴様が、他の似た世界のものを異質と感じるのは、当然といえよう」
楡森 燐
「まあ、それはそうかもしれない……」事実、悪意や害意には敏感になってしまった……
変化
ここから先は、的外れのようだから削除して欲しい、と守築から希望が出ていましたが、微妙なラインなので一応畳めるようにして残しておきます。
くらみつは
「妖精……か? ふむ……」
リーチェ
「……妖精なる? 燐が?」
守築 茉麻
「そして、それらの者からその異様が消えたというならば、すなわち」
「より近しいものとなった、ということではあるまいか」
楡森 燐
「うーん……なるほど……?」
守築 茉麻
「いや、この場合はサナダが、そうではないかということだな」
ちがうの? 適当にベラベラベラベラ喋ったけど
サナダソウジ
「私がですか」
山田 花子(仮)
「あ? デーモンがスピリットになるかよ」
楡森 燐
「治療によって……?」わかんね
明星 善
「ならないの?」
守築 茉麻
「ありえん話ではあるまい。天使が堕天して悪魔となるのだから」
楡森 燐
「確かに」山田(仮)を見る
サナダソウジ
「……」
山田 花子(仮)
「……お前みたいなややこしいやつがいるから」
守築 茉麻
「ややこしいか?」
山田 花子(仮)
「ああ、ブクロがこうなったのはあのクソガキ……クソボンボンのせいだっつの」
GM
つまり、
この世界の存在に近くなったのではないか と言いたいってことでいいかな?
守築 茉麻
つまりはそう
GM
ふむふむ。
リーチェ
こと、ことと首を回す。
「リーチェはこんがらがってきた。リーチェたちはこれから囚われの佐藤をたすけるしにカチコミする、サナダたちはどうする?」
GM
そうだな、楡森は「異質である」ということそのものはあまり変わってはいないのではないかと思った。
楡森 燐
「まあ、確かに。俺の話は置いといて……」
「今はこの街と佐藤のことじゃないか?」
守築 茉麻
うんまぁ
だからどうってことはないよね
楡森 燐
そう、自分探しをする時間ではないのである……
リーチェ
ジェスチャーのつもりなのか、触手で物理的にこんがらがった形を作っている。形を追いかけると正気度が減りそうだ。
山田 花子(仮)
「んなことなら前に兄ちゃんといっしょにあの坊やも連れてきゃよかったか」
守築 茉麻
サナダがどうなったかってのは正解わからんしなー
もしかしたらこの世界に定着しつつあるのかな、とか思ったけど
ではだからどうなのか、って言われると
うん

リアル都合により10分の休憩。その間暇つぶしに街の描写するGM。
BGMは休憩時間なので呑気なゆったりした曲。
GM
そんな魔物たちの会話をよそに、人間たちは神の家の中で身を寄せ合っているのであった。
怪我をした者もいれば、疲労を濃く顔ににじませている者もいる。
敷地から溢れんばかりに集まった人々は、不安そうに天を見上げていた……
ビッグカメラは反り返り、猫カフェにはワ―キャットが我が物顔に座り込み、池袋西口公園は黒い森と化していた。(半分は神の家の敷地に組み替えられているが)
空を頭が二つある黒い鳥がのんびりと渡ってゆき、駅上空で消滅した。
あの歪みにのみ込まれたのかもしれない……
ゆったりBGM
楡森 燐
平穏な曲に似合わない描写なんだよ
山田 花子(仮)
ほのぼの天外魔境
明星 善
そうだそうだー
※BGMを少し不穏な感じに変更
GM
こっちなら許されますか!
楡森 燐
許される
リーチェ
許す許す
GM
よし。
リーチェ
描写がいいなぁ 崩壊後の世界っていうか、街の痕跡を残したまま魔物にのっとられている感じ
その中で唯一神の家の中にしか安全地帯が無い弱い人間たちが、身を寄せ合って不安そうに空を見上げている姿が見える
山田 花子(仮)
最後の砦が山田ハウスっていうのがこの
楡森 燐
大丈夫かこの街は
明星 善
駄目だと思う

GM
では、少しして、ここに到着する前に周囲の様子を見に行っていたらしい遊馬が戻って来た。
山田 花子(仮)
「おいおい一人でふらついてんなよ兄ちゃん」
真田 遊馬
「この辺の魔物は特定の場所に集まっているらしいから、それほど危険な場所はないようだよ」
守築 茉麻
「特定の場所とは、件の城か?」
真田 遊馬
「……あれ、人が増えたな」
山田 花子(仮)
「人じゃねーのも増えてるがな」
真田 遊馬
「鬼……と、魔剣?」
山田 花子(仮)
「兄ちゃんのヤマじゃねえのかよ」
楡森 燐
「さっきは人を守ってたから安全な魔物だと思うけど」
真田 遊馬
「この街にも随分と魔物がいたものだなぁ、世間は意外と狭いもんだ」
明星 善
「そうだねぇ」
真田 遊馬
「あ……で」
GM
新顔二人をちらちらと見つつ、話題を変える。
リーチェ
「で」
GM
どうやら池袋地下に、あの城へ向かう道があるようだ、という。
山田 花子(仮)
「あぁ? さっきの穴ぼこじゃなくて地下だ?」
楡森 燐
「じゃあ、そっから行けばいいのか……」
真田 遊馬
「池袋駅周辺のどこかの、歪みに」
「どうやら地下街が濃厚だね」
サナダソウジ
「ああ、さっきの奴ら、地下から来ましたね」
明星 善
「そうなの?」
山田 花子(仮)
「へぇ……」
楡森 燐
「……まあ、いるよなあ。本丸に繋がる道なら……」げんなり
リーチェ
にょろんと頷き、神の家に車を思いっきり横づけして車を降りる。
GM
すぐ前に見えるのは、東武百貨店に続く階段だ。
トモキ
「……そこの、ひと」
GM
剣が軋むような音をたてた。
真田 遊馬
「ああ……君も魔剣だね。俺に何か?」
GM
遊馬は呼ばれるままに近づいた。
リーチェ
おっ? あかんやつか?
(身構える)
GM
サナダは刀を見下ろし、一言二言会話を交わし、そして遊馬へと刀を手渡すように突き出した。
トモキ
「何者だ、あんたは」
真田 遊馬
「えぇと? 俺は、真田遊馬。くらみつは様にお仕えしている……」
トモキ
「そうか……」
あかんやつ
リーチェ
あかんやつではなかった
明星 善
あかんやつじゃない!
リーチェ
いきなりグサァってなるかと
楡森 燐
お仕えしているでちょっと笑っちゃった
GM
ちょっと気まずそうにしたと思う。

GM
無銘の刀はしばらく黙り込むと、かすかな音をたてた。
突如。刀が遊馬の手に飛び込んだ。
真田 遊馬
「うわっ!?」
楡森 燐
「えっ」
リーチェ
「?」
守築 茉麻
合体するんか
GM
遊馬の腕が崩壊し、肉の塊となって、刀を呑み込む。
しかしそれは、遊馬の意志に反するものなのだろう。
彼は驚きの表情でよろめいた。
楡森 燐
みっちゃん+雨宮みたいになるのか?
山田 花子(仮)
「あ?」
GM
サナダはじっと祈るような視線で人の姿を取ったふたふりの刀を見つめていた。
遊馬はそのまま後ろに倒れ込んだ。
だが、ただ驚いたといった様子である。
彼の視線の先、錆びかけた刀は腕の中に沈み込んでいった。
遊馬は指先を動かし、信じられないといったようにぼんやりと見つめる。
リーチェ
「刀を…… たべた? たべられた?」
明星 善
「!?」
楡森 燐
「え、なにこれ、大丈夫なやつ?」
真田 遊馬
「あ、ああ、大丈夫……」
「少し、驚いたけどね」
リーチェ
「大丈夫? ……別ものになるしてない?」じっと黄色い目で遊馬の眼を見る。
真田 遊馬
「いや……不思議なくらい何もない……まるで最初から何もなかったみたいだ」
楡森 燐
「いや、そんなことあるもんなのか……?」
山田 花子(仮)
「なんだかしらねーけどくっついたのかお前ら」
リーチェ
「たべたかもしれない」
GM
彼は左腕から自分の本身を出したが、その刀身に変化はなかった。
楡森 燐
「二刀流になったり……?」
真田 遊馬
「……そんな感じはしないし、中で誰かが話しかけてくるなんてこともないな」
リーチェ
「おいしい? 刀」
真田 遊馬
「俺味分かんないしなぁ」
楡森 燐
「そういうものなんだ……」
真田 遊馬
「よく、わからないけど……大丈夫だったんですか、お連れさん」
GM
問われ、サナダは一度目を閉じた。
サナダソウジ
「……大丈夫。おそらく……」
楡森 燐
「大丈夫なんだ……」
サナダソウジ
「……随分と、変わってしまったんだな」
GM
呟く鬼は、嬉しそうでもあり、少し寂しそうでもあった。
山田 花子(仮)
「お前もさっきからなんだっつんだよ」
リーチェ
粘菌は不思議そうにその様子を見ているばかりだ。
おしまい
GM
すみません伸びちゃった。
楡森 燐
な~んもわからん
守築 茉麻
わからんな
明星 善
わかんないなぁ
GM
ものすごく半端なところで申し訳ないけど、終わります!
山田 花子(仮)
お疲れ様でした!
守築 茉麻
おちゅかれさまです
楡森 燐
おつかれさまっした~(わからん)
リーチェ
王がバブに お疲れ様でした
山田 花子(仮)
先生たちも出会ったらくんずほぐれつするってコト!?
守築 茉麻
バブ
明星 善
ばぶ!
お疲れ様でした~……。
守築 茉麻
TとYってお隣なのね
リーチェ
確かに 誰にもバブる危険性はついている


コメント
今回は「渇望の楽園」とはあまり関係のない、【もうひとつの世界】と燐の話がメインとなっています。
遊馬がすっかり忘れっぽくなっているのはGMがポンコツすぎるためです。やれやれ……

守築の話については、今回は違うのですが、全く関係ないかというとそうでもないところだったりするので、削除希望が出ていましたが残しておきました。
燐についての詳細が出ていないのでなんとも言えないところですね。