TRPGリプレイ BEAST BIND トリニティ 第二話 渇望の楽園 16

こちらには渇望の楽園
ネタバレがあります(?)
このシナリオは基本ルールブックに載っているシナリオ……に似て非なるものです。
こんばんは
GM
いる。
リーチェ
コンバンハー
GM
こんばんはー
明星 善
いましゅ
楡森 燐
呼ばれるのか……なんなんだ……………………
風馬
せふせふ
山田 花子(仮)
こっち!
リーチェ
風馬くんこんなところに来ちゃだめよ
明星 善
本当にそうで
GM
風馬君も普通にBBTキャラになれそうなBBTの懐の深さ。
山田 花子(仮)
彼ショックで当分引きこもっちゃう
明星 善
可哀想でしょ(風馬くんが)
彼は自由業じゃないのよ……。
守築 茉麻
ただいまー
リーチェ
おかえりなさーい
山田 花子(仮)
おかえりー
GM
おかえりなさい。
明星 善
おかえりなさい!
GM
ではでは本日やっと第二話最終回。
守築さんと召喚される予定の平和を【愛】するDKの回だよ!
守築 茉麻
なんか大袈裟なことになっちゃって震えてる
リーチェ
召喚!
GM
守築さんはどんな感じで話をする予定だった?
楡森 燐
大袈裟なことに巻き込まないでほしい
守築 茉麻
そうだなー
燐くんが1人で下校中のところを狙おうかと
公園あたりで
楡森 燐
コッワ
守築 茉麻
ヤミ・ウチ
山田 花子(仮)
学校に行かないなんて紳士的
GM
それは、意図的に? ばったり?
守築 茉麻
意図的に
公園で狙おうと思ったわけじゃないけど、まぁ、探してる内にかなぁ
いや、ほんとそんな大したことじゃないんですよ
楡森 燐
ほんまか?
守築 茉麻
うんうん
ちょっとかわゆいJKとラーメンでも食べながらおしゃべりしてもらおうと

GM
では、あなたはラーメン屋にいる。
働いていても良いし、休憩していても良い。
そもそも店が開いているのか?
開いているのである。
あの事件の翌日、昼過ぎ。
もうすぐ中休みになろうかという昼2時頃。
守築 茉麻
客来てるのかな
チャイナ脱いだ
GM
客はちらほらいる。
黒田 雫
「こんにちは」
守築 茉麻
「よくぞ来た!」
「さぁ、どこになりと座るが良い!」
「ただしカウンターとテーブルの上はいかん。主から本気の打擲を受ける」
カウンターの上
リーチェ
登ったの??? 上
守築 茉麻
ぱこん、と長いおたまで頭を殴られるまでがセット
守築 茉麻
どこへでも、を間に受けて悪ノリした客がいたとかなんとか
神の家 三男
誰かなぁ
山田 花子(仮)
うちのがすまねえな
リーチェ
てっきり王がテーブルの上に仁王立ちしたのかと思ったら
守築 茉麻
最初の頃はしてそう
リーチェ
そしてぱこんとやられる
守築 茉麻
ぱこむ

黒田 雫
「そんなことしないよー」
GM
雫は嬉しそうに椅子に腰掛けると、膝にちょこんとネコを乗せる。
「ラーメンください」
守築 茉麻
生ネコ?
黒田 雫
縫いぐるみだよ!
守築 茉麻
「ほう、使い魔か」
黒田 雫
「使い魔? じゃないよ?」
守築 茉麻
「そうか!」
「主、ラー一丁!」
GM
「あいよ、ラーおまけね」
店主はどん、とラーメンをカウンターに乗せる。
黒田 雫
「ありがとう!」
「ちゃーしゅーとナルトがいっこオマケだぁ♪」
GM
雫は幸せそうにラーメンを啜った。
らーめんたべたい
リーチェ
ラーメンが食べたくなる卓だなぁ
雫ちゃんのこういう日常シーンはちょっとせつなくなる
明星 善
うんうん
今日のお昼がカップラーメンだった私は死角がない。
山田 花子(仮)
いいね!
リーチェ
なんだと ラーメン摂取済みとは強い
明星 善
昼はカップラーメンでえっか! みたいなノリだったからそんな強くはない。

GM
彼女の食事が終わる頃には、客はいなくなっていた。
守築 茉麻
さっきちらっと見えた三男は何だったんだ
「はっはっは、サービスであるがゆえ、遠慮なく食するがいい」
「今日は炒飯と餃子は良いのか?」
黒田 雫
「うん、さすがにひとりでそんなに食べられないよ」
守築 茉麻
「そうか。いざとなれば加勢するゆえ、遠慮なく言うがよい」
※たかり
黒田 雫
「じゃあねぇ、今日は夜も来るから」
「その時におねがい」
守築 茉麻
「そうか。よし!」
ちゃ、っと何かを取り出すと、自分の目の前のカウンター席にどん、と置いた
『予約席』
GM
店主はふん、と鼻を鳴らしたが何も言わなかった。
楡森 燐
勝手に作ったんだろうな……予約席の札……
守築 茉麻
王のお手製
黒田 雫
「ありがとう、早く来ないとね」
守築 茉麻
「うむ、待っているぞ。大盛でな!」
GM
彼女は食べ終わり、子供ラーメンの料金をカウンターに置く。
黒田 雫
「まーささん、昨日ね、へんなことあったでしょ?」
「すごく、怖かったんだ。とても、何か、飲みたくなっちゃって」
守築 茉麻
そうか、ノウンマンか
GM
彼女はそれどころか、半端な状態とは言えヴァンパイアだ。
ちなみに雫は今、ペルソナネットワークの者に保護されている。
リーチェ
そうかぁ、雫ちゃんも半魔なのだものな
守築 茉麻
「うむ。騒がしい思いをさせてすまなんだ」
「無事で何よりだ」
「貴様に何かあったでは、黒田に申し開きもできぬでな」
「と、そうだ」
右、左のポケットを探り、何かを取り出す
「おお、あったあった」
スマホ
黒田 雫
「?」
守築 茉麻
「スマンホだ」
「山田に教えてもらってな。私も持つことになった」
黒田 雫
「すまんほ? スマホだね」
守築 茉麻
「何かあれば、連絡をして寄越すがいい」
※教えてくれそうな人が山田さんくらいなものだった
つかいかたと持つ理由
リーチェ
確かに……山田さんくらい
山田 花子(仮)
教えるのに死ぬほど苦労した
明星 善
和んじゃった
守築 茉麻
スマンホというのは面白いな!
画面タップしてパッと点くだけで面白がってそう
リーチェ
スマホが何に使えるものか教えるまでにかなりかかってそう
守築 茉麻
とりあえず、電話だ、ということだけはわかった
山田 花子(仮)
電話の概念を理解してくれた!
守築 茉麻
助けを求める人から連絡があればすぐ助けられるからと
電話は流石に、店の電話出たりしてるのでw
明星 善
えらい!

守築 茉麻
連絡先交換しましょ
GM
そうだな、ペルソナの保護者からスマホくらい持たされているかな。
見た目は高校生だけど中身はまだちっちゃいから。
明星 善
ちっちゃいこってタッチパネル大好きですもんね……(?)
黒田 雫
「うん! まーささん、ふたりめ!」
まっさらな電話帳を誇らしげに見せてくる。
守築 茉麻
「そうなのか? 私も2人目だ。奇遇だな!」
こちらも見せ……ようとして
「ぐわっ、まぶしっ」
ライトON
黒田 雫
「ボタン、ちがうよ」
守築 茉麻
「山田に教えてもらったのだが……」
「これか?」
山田さんに手動プリインストールされた聖書アプリ
GM
雫は少し嬉しそうに笑いながらスマホの操作を教える。
リーチェ
表がとても和む
守築 茉麻
「ほうほう……」
電話帳には
『やまた』
の一つだけ
やまたの謎
GM
おろち!?
守築 茉麻
濁点のキーわからんかった
山田 花子(仮)
王は何入力なんだ
守築 茉麻
50音
フリックもJISも無理だ!
山田 花子(仮)
じゃあしょうがない
守築 茉麻
らくらくスマホかもしれない

GM
店主が表に出て、暖簾を裏返しにひっかける。
※休憩これで合ってたか自信ない。
黒田 雫
「あっ、もうこんな時間だ、戻らなきゃ」
守築 茉麻
「シズクよ、貴様なかなか達者だな」
黒田 雫
「うん!! なんでも訊いて!」
守築 茉麻
「うむ、貴様を我が技術長官に任ずる」
GM
その意味を理解したのかどうか。
雫は自信満々に頷いて、「ごちそうさま」を言うと店から出て行った。
その足取りは羽根のように軽い。
明星 善
かわいい
リーチェ
かわいい!
守築 茉麻
雫が去った後、2人になった電話帳をじーっと眺めていた
GM
「休憩」
店主がぼそりと呟いた。
守築 茉麻
「む」
「そうか」
「主よ」
GM
厳つい親父はちろりと茉麻を見下ろした。
守築 茉麻
右手でVサイン
GM
親父は右手の親指を立てた。
そして厨房に向き直ると、仕込みを始めた。
勝手に出かけろと言うことだろう。
守築 茉麻
しばらくそうしてから
「いや、そうでなくてな」
「今日は賄いを2人前頼む」
改めてVサイン
ピース
楡森 燐
草 そういう意味のピース
守築 茉麻
そうw
GM
それはさすがにGM分からなかった
山田 花子(仮)
おやっさんかわいいw
守築 茉麻
演出的にはダブルミーニングだけどw
GM
ごめんね
リーチェ
そういうことだったのね??
ラーメン屋の日常ほんとかわいいな
楡森 燐
何やってんだこの二人ってなってた

GM
「二つだな」
守築 茉麻
「うむ。頼んだ」
GM
返事代わりか、タタタタタン、とネギを刻むリズミカルな音がする。
守築 茉麻
出来上がるまで、また電話帳を眺め
出来上がったら
「主。おかもちを借りるぞ」
上下の段に丼を置いて、蓋を閉め
「では、少々出てくる」
GM
「五時だ」
言わずもがなのことを言う。
そして再度親指を立てた。
グッドラック、ということらしい。
守築 茉麻
それに首を傾げつつ親指を立てて返し、出てゆく

GM
では……
燐君。
楡森 燐
うわ呼ばれた
GM
あの翌日。あなたは佐藤と別れて……何をしているんだろう。
何もなければ単に帰り道だな。
楡森 燐
がっこ再開したのか
GM
再開してないよ。
翌日佐藤に誘われてコロッケ食べに行ってたということで。
楡森 燐
ああ
そのあと……宿題手伝って帰るんじゃね?
GM
では、その帰り道……
守築 茉麻
じゃぁ、その帰り道の公園で……
「燐よ……」
帰り道、公園の中を歩く燐を呼ばる声がどこからか聞こえる……
楡森 燐
こっわ
ホラーやん
GM
昼過ぎ、という時間も過ぎて、そろそろ日も傾き始めようかという時間帯だ。
守築 茉麻
「燐よ……」
楡森 燐
早足になる
守築 茉麻
では、自然と早足になった燐の目の前に
「私だ!」
逆さまに王が現れる
※木の枝に足引っ掛けてぶらーん
髪の毛には小枝やら葉っぱやら
楡森 燐
「ひっ!?」
「……警察呼んだ方がいいのかなこれ」スマホをすっ……
GM
逆さになった少女の向こう側に、「不審者に注意」という看板が見えた。
守築 茉麻
ちゃんと鉄棒する小学生みたいにぱんつにスカート入れ込んでるので、ぱんつは見えてませんので大丈夫
不審者
GM
気遣い! ここはよいこのビーストバインド!
楡森 燐
不審者だよ
後ずさり
守築 茉麻
「はっはっは……おっ、スマンホか」
「おっと」
ポケットを弄ると、ぽろっと落としてしまう
その場でくるりと体を転じて、着地
「一昨日ぶりだな、燐よ。その後、異常ないか」
山田 花子(仮)
絶賛異常発生中
楡森 燐
「今異常があったね」
守築 茉麻
「む、そうなのか」
スマホを拾い上げるもう片方の手には、おかもち
楡森 燐
中身どうなってんだ
守築 茉麻
ちゃんとひっくり返ってる時もおかもちは正しい向きなので大丈夫!
リーチェ
ジャイロおかもち!
守築 茉麻
「それはいかんな。不審があれば、私に一報するがいい」
「貴様は、人であることを選んだ」
「なれば、貴様も私が守るべき民だ」
楡森 燐
「え……マジで通報していいの?」
リーチェ
通報されてもめげなそう王
守築 茉麻
王は通報先は自分だと思ってるから
守築 茉麻
「うむ。良いぞ。ええと、我が電話番号はどれだったか……」
難しい顔で、スマホをいじり始める
楡森 燐
「今通報したいのは俺の目の前でおかもちとスマホ持ってる人なんだけどな」
守築 茉麻
呟く燐をよそに、しばらくいじってから
「……燐よ。スマンホの動かし方を教えてくれぬか」
言って、2人だけの電話帳の画面が表示されたスマホを差し出す
名前は『やまた』『黒田雫』
GM
スマンがスマンホの動かし方を……
リーチェ
wwwww
楡森 燐
「……なにこれ、やまた? 誰?」
「なんで片方はマトモなんだ……」
守築 茉麻
「うむ、今日ようやく2人目が入ってな! シズクに教えてもらったのだ!」
「貴様で3人目だ!」
GM
雫の方は、にっこり笑った少女がネコの縫いぐるみを抱いて控えめにピースしている写真が登録されている。
楡森 燐
あーこの子かー……ってなる
つか店は登録してないんかい
守築 茉麻
どうせ毎日行くので……w
王は、どこかわくわくとした顔で、燐にスマホを差し出している
楡森 燐
「……えーっと?」
守築 茉麻
「貴様の番号を、電話帳に入れるがいい」
楡森 燐
「番号……メアドじゃないんだ……」
守築 茉麻
「めあど……?」
不思議そうなかお
楡森 燐
「………………入れればいいんだな」はーって溜め息ついてさっさか入れる
GM
温かい日差しが二人を照らす。
守築 茉麻
おおーー、と感嘆の声を上げる
「燐、貴様もなかなか達者だな!」
楡森 燐
「いやちゃんと取説読めよ……」
「ていうか買ったときに説明とかされなかったのか」
説明書
GM
ついてないやつもらったんじゃない?
リーチェ
オンライン取説ですもんねぇ最近
山田 花子(仮)
確かに誰が契約したんだ
リーチェ
確かに
大丈夫? 契約ちゃんとしたやつ?
明星 善
たし🦀
リーチェ
他人名義のだったりしない?
GM
ひろがるともだちのわ
山田 花子(仮)
黒SIMは扱ってねーな
守築 茉麻
多分山田さんのお友達に戸籍売ってもらったんじゃないかと……
GM
それ「嘘」にならんのかしら。
楡森 燐
戸籍売ってもらった もうブラックブラックすぎないかな
山田 花子(仮)
善君の顧客→山田→王、みたいな商流かと
GM
今LINEっておじさんからの連絡を受けるためにイヤイヤ入れるアプリなんですってね。
流行の移り変わりって早いわぁ。

守築 茉麻
「山田に一片通り教わったのだがな。このダイヤルがついていない電話というのは、今ひとつよくはわからぬでな」
入れてもらったスマホを恭しく両手で受け取り、3人になった電話帳を眺める
その顔は、どこか嬉しそうだ
楡森 燐
「ダイヤル……もうずいぶん前から少なくともテンキーだと思うんだけど」
守築 茉麻
「天気ー?」
ぽかん、としてから
「まぁ、よい」
「貴様も困り事があれば、私に連絡するがいい」
「たちどころに駆けつけようぞ」
大切そうにスマホをポッケにしまう
GM
非日常が、日常の顔をして語りかけてくる。
いや、これは既に日常なのではないだろうか。
ただ、風景は完全に『日常』なのだ。
楡森 燐
(今困ってる……ってことは黙っとくか)
守築 茉麻
「おお、そうだ!」
ふと、思い出したように
楡森 燐
「ま、まだなにか」
守築 茉麻
「燐よ。貴様、腹を空かせているだろう?」
言いながら、すぐそこの東屋のテーブルにオカモチを置く
楡森 燐
ええ……
「いやコロッケ食ったしそんなに」
時間的に
GM
コロッケ食ったのは午前ね!
守築 茉麻
よかった
山田 花子(仮)
DKのお腹すぐすきますって
GM
昼何食べたかだな!
今大体4時くらい。
楡森 燐
佐藤の家でお昼食った
GM
焼きそばとかかな。
しゃきしゃきキャベツ大盛りの奴を佐藤が作ってた。
楡森 燐
かもしれん
佐藤母のソース焼きそば

守築 茉麻
颯爽と蓋を開け、どんぶりをテーブルに2つ置く
楡森 燐
伸びてそう
守築 茉麻
大丈夫、スープはポットに入れて、この場で入れるやつさ!
「我が店の特製ラーメンだ! チャーシューをおまけしておいたぞ!」
なおおまけは勝手に入れました
GM
勝手に入れた奴はおおむね守築のバイト代から引かれることになっている。
全てではないが。
守築 茉麻
「貴様は、人であることを選びながら、池袋の地を取り戻すことに協力してくれた」
「ささやかながら、私からの褒賞をとらす」
手馴れた手つきで、ポットからスープを注ぎ、別皿の具を盛り付けてゆく
割り箸まで添えて
GM
冷やされていた麺が温められてゆく。
楡森 燐
「ああ……そりゃどうも……」麺続き
守築 茉麻
「うむ。遠慮なく食するがよい!」
麺めんメン
リーチェ
麺続きwww
王の言葉はあったかいんだけど、如何せん燐くんのリアクションガン無視なのである。
山田 花子(仮)
お夕飯はうどんよ!!
守築 茉麻
お夜食はお蕎麦よ!
リーチェ
パスタは!?
山田 花子(仮)
クスクスでもいい?
リーチェ
OK
GM
ほとんどごはんじゃん

守築 茉麻
食べてくれる?w
GM
幸いこの公園にはテーブル付きの東屋がある。
食べるならばそこが使えるだろう。
楡森 燐
食物に罪はないので……
ジジババに育てられてるからそのへんはかなり育ちがいいと思うよコイツ
守築 茉麻
では燐くんが食べ始めたのを見て、自分も対面に腰を下ろし、もう一杯を食べ始める
「美味いか?」
楡森 燐
choice うまい そこそこ ふつう 趣味に合わない (choice うまい そこそこ ふつう 趣味に合わない) うまい
そだちがいい
守築 茉麻
よかった
GM
「おいしくない」じゃなくて「趣味に合わない」になってるあたり良い子だ。
リーチェ
ですなぁ
楡森 燐
食物に罪はない
リーチェ
食物に罪はないがおかもち持って突撃してくる不審者にはある

GM
出前とは思えないほど温かく、きりりと引き締まった麺がほんのりとスープをまとい、凝集された旨味をさりげなく伝えてくる。
楡森 燐
「まあ……うまいかな」
守築 茉麻
「そうだろう!」
顔に喜色を浮かべ、頷く
「主は無愛想だが、腕は良くてな!」
楡森 燐
「あー、えー、そう……」
リーチェ
だがそれはそれとしてコメントに困る燐くん
楡森 燐
「つかえーっと、よく聞いてないけど……なに? ラーメン屋の人?」
守築 茉麻
「うむ。ここは我が守るべき領土とはいえ、税を課しているわけでもないでな。扶持を稼がねばならぬ」
「特に、我が第一の臣は大喰らいでな」
楡森 燐
「はあ」
とろける娘
GM
きいろいひとかー
ひと?  ひと。
リーチェ
ひと……?
GM
たまに溶けるひと。
リーチェ
今回だいぶん溶けてたひと
GM
二人のシーンが良い感じにオチがついたら終わるよ。

守築 茉麻
「貴様も存じているだろう。リーチェだ」
楡森 燐
「あー……すごい食べてたね」いろんなものを
守築 茉麻
「うむ。臣を飢えさせたとあっては、王の名折れであるからな」
楡森 燐
「あの人は働いてないのか……」
まあ溶けるもんなって思った
守築 茉麻
「貴様も、よければ食べにくるがいい」
「ラーメンはアツアツこそが美味であるからな!」
楡森 燐
「アッハイ……」
守築 茉麻
しばしそうして2人で麺を手繰って
「……燐よ」
互いのどんぶりの中身が減った頃、ふと、呼ばる
「貴様は、異界の出であるそうだな」
先日、神の家で出た話題
楡森 燐
「自覚はないからなんとも言えないけど」
守築 茉麻
その言葉に頷き
「……神庭が口にしたことだが」
この世界が正常なものとなった時、異界の者は排除されるという、言葉
「……あまり、気にするな」
王の箸が、固形物の少なくなった丼をゆっくりとかき混ぜる
楡森 燐
「いや、気にしたってしょうがないだろ」
「なんもわかんないし」一足先に食べ終えておかもちに丼を突っ込む
守築 茉麻
燐の顔を見やる
「……うむ」
「だが、貴様の在りどころは、この世界だ」
「……そうであろう?」
楡森 燐
「まあ、そうだけど」
会話・対話
リーチェ
なんやかんやで二人の間で言葉が通じつつあるのがいいなぁ……。
明星 善
うん……
リーチェ
むしろ全方位に心を通じようとする人が王しかいなくていつもお世話になっております
山田 花子(仮)
邂逅からの……
GM
王がカナメになってゆくのかも知れない
リーチェ
最初は全くすれ違っていたからこそ、互いに会話する気になってなんだかんだで会話している、っていうのが尊い
GM
王とリーチェ、王と山田、王と楡森、は結構会話してるんだ。
リーチェ
王が要になるのは、今の展開だとかなりありそう
そう、【PC】同士で「対話」できている枠が王との間しかない
横がつながってないんだよねまだ
明星 善
善も仲間に入れるかな……。
守築 茉麻
王は王なりに自分のロールをがんばる
山田 花子(仮)
反社組はどうかな……
リーチェ
山田さんは会話はするけど「対話」かというとまだ、神と神の家の方を向いているし
GM
善は今のところパパンとの会話が多いからね。
リーチェ
善くんはそうね、パパンとの会話が多い
GM
つまりパパンがいなくなれば……
明星 善
えっ
嫌だ
山田 花子(仮)
フラグが
明星 善
パパは渡さない
リーチェ
これがフラグね?
GM
一部だからね、パパ。
つまり自問自答?
明星 善
使用人を欲したばかりに!!!
GM
割とパパにも正念場だから、がんばってね善君♪
明星 善
でもパパには裏切られたくない
こわい
リーチェ
おっがんばれ次回の主役!
明星 善
ウワアアアアアアアアドウシヨーーーーーってなる生命 私
GM
コワクナイヨ大丈夫大丈夫
リーチェ
イタクナイヨー チョットダケダッテ
明星 善
チュウシャ!?

守築 茉麻
「……あの魔剣を覚えているか」
異界となった神の家の前で、その存在が重なった魔剣のことを口にする
楡森 燐
「そりゃあまあ」
守築 茉麻
「あれが、答えの一つであると思うのだ」
「異界の者であったはずの魔剣が、この世界での在りどころを見つけ、それと重なることで、異界のものではなくなった」
楡森 燐
「……じゃあつまり、こっちでの俺に相当する奴を見つければいいって言いたいのか?」
守築 茉麻
「……あるいは」
「この世界での、貴様の在りどころを、確かなものとすれば」
箸を置く
「燐よ」
「見つけるのだ。貴様をこの世界に繋ぎ止める、あるいは鎖、あるいは綱となりうるものを」
楡森 燐
「……まあ、努力はするよ」
守築 茉麻
「……うむ」
小さく頷き
「貴様は、この世界にあるべきだ」
「佐藤も、それを望んでいる」
「……私もな」
それは、あるいは己を縛る鎖
あるいは、【絆】と呼べるもの
楡森 燐
「あー……そう、か」
「じゃあまあ、うん……そうする方向で」
守築 茉麻
「うむ!」
いつものように力強く頷いて
変化
リーチェ
王が「役割として」じゃなくて、「個人として」言った!!
明星 善
おお~
山田 花子(仮)
自我が芽生えた!!
リーチェ
王が個人としての願いを得て、語っていくの大きいと思うんだ

GM
夕暮れが降りてくる。
東屋の中に暗い影が落ちる。
守築 茉麻
「世界は正されねばならぬ」
「しかし」
「ようやく埋まった3人目。これを易々と手放すつもりはないのでな」
ポケットからスマンホを取り出して、見せる
王とヒトと
楡森 燐
楡森は自分が「やっぱどう取り繕っても異端」だとわかってるから、消えるならしゃあないなって思ってたのが、縛られちまった
リーチェ
なんと
燐くんも縛られた
明星 善
お~
リーチェ
王の個人としての望みが燐くんの軛になった……
守築 茉麻
半魔でありながら、人の【エゴ】を持って他者と交わる燐くんは、ロールに縛られる王にとっては眩しい存在なんですよ!
楡森 燐
なるほどなー
リーチェ
なるほどなー!!
自ら半魔の性に異を唱え、人であることを選んだ燐くんだもんなあ
GM
人間の【エゴ】で動いているからね。

楡森 燐
「ひとつ訂正しとくぞ」
守築 茉麻
「うむ、何だ」
楡森 燐
「それはスマンホじゃなくて、スマートフォン。略してスマホだ」
守築 茉麻
「スマン……スマ、ホ」
「そうか、スマホか」
「人であるもの、燐よ」
「貴様は、また私に新たなものを教えてくれたな」
手の中のスマホを見つめ、笑う
楡森 燐
(マジでどこでスマホ入手してきたんだ……まさか盗品……いや新品ぽかったしそれはないな……)
GM
だいなしの疑問
そろそろ閉めていいかしら
守築 茉麻
多分、店主から怒声の電話がかかってくるんじゃないかな
守築 茉麻
「うむ」
頷き
「よし。燐よ」
「邁進するがいい。貴様の道行に影が落ちるならば、この王がそれを祓って進ぜよう」
楡森 燐
「あ、えー、あー、うん……どうも」
「……あー、」
「もっかいスマホ貸して」
守築 茉麻
「うむ? よいぞ」
差し出す
山田 花子(仮)
おや何するんだろう
楡森 燐
じゃあ借りていくらかいじってから、今度は自分のスマホをいじって、
「どーも」返す
守築 茉麻
「……?」
不思議そうな顔で受け取る
楡森 燐
王のスマホにはなんも変化はないぞ
繋がった!
リーチェ
わーーーーーーーーーー
繋がった!!!????
GM
自分から関わりを作った!
リーチェ
とうとう自分から繋がりを作った……?
尊い
これは尊い……
明星 善
お!?
GM
自分とこに登録したのかな。
楡森 燐
あたり
守築 茉麻
やったーーーー
山田 花子(仮)
おお、やったね王!
リーチェ
最初の会い方からの展開を思うと、これはとても尊い

守築 茉麻
しばらく、それを眺めていると、着信
店主
楡森 燐
店主の番号登録されてないから、番号だけ表示されるんだろうな
守築 茉麻
そうそう
楡森 燐
登録しろよ…………
GM
今までは連絡先の個数少なかったからそれで困らなかったんだよ
「遅い!!!!!!」
電話はそれだけ言って、切れた。
守築 茉麻
「ぬわ」
「すまぬ、燐。今日のところはこれまでだ」
慌てて丼をおかもちに突っ込む
「我が扶持が減らされてしまうでな!」
楡森 燐
「そりゃ大変だ」
「頑張れ」
守築 茉麻
「……!」
その言葉に、ほんの一瞬だけポカンとしてから
「……ああ! ……貴様もな!」
リーチェ
これはいい……。
色んな意味を込めた「貴様もな!」なんだろうな……。
守築 茉麻
にかりと微笑んで、強く跳躍
たちまちに、木立の群に消えた
楡森 燐
アグレッシブ配達員すぎねえか
守築 茉麻
割と本気で嬉しい王
リーチェ
よかったね王……
GM
がさり、と茂みが動く音がして、それから遠くへと草がぶつかる音が遠ざかってゆく。
夕日に溶ける影の中、青年はその背を見送っていた。
リーチェ
これはいい リーチェはこういうのが【NPC】方面に向いているからなあ今の所

GM
そして
「偽物の世界は、なくなってしまえばいい」
その背を見つめる者は、呟いた。
おしまい!!!!!
リーチェ
いまの何だ その背を見つめる者
守築 茉麻
不穏な影が……
山田 花子(仮)
To Be Continued…

守築 茉麻
お疲れ様でした!
楡森 燐
ふうー おつかれおつかれ
リーチェ
お疲れ様でしたーーーーーーーーー!!!!!!
GM
お疲れ様でした!
山田 花子(仮)
お疲れ様でした!
守築 茉麻
やりたいことやれてスッキリ!
燐くんありがとう!
リーチェ
めちゃくちゃいいシーンだった
楡森 燐
うー、とうとう人間以外の奴の電話番号を登録してしまった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リーチェ
やったね!!!!!!!!!!!
GM
やったね!!!!!
山田 花子(仮)
異世界通信!!
守築 茉麻
燐くんのスマホに、なんていう名前で登録されてるのか気になるw
ラーメン屋かもしれない
明星 善
お疲れ様でした~!

駆け足アフター
GM
ではっ、
【絆】【エゴ】の整理をして、【経験点】配布ー!
全員生存なので【FP】回復!
リーチェ
いえーい!
楡森 燐
ふうー
守築 茉麻
減ってない【FP】
リーチェ
同じく
GM
【愛】【罪】は消滅します。
諸事情で少し魔王弱体化してたからなぁ。
そのぶんサブが強かったんだけど。
リーチェ
諸事情つきだったのか
守築 茉麻
控えのモブが出遅れたらしい
山田 花子(仮)
わんこ居なくなってかなち
明星 善
わんお
GM
みんな魔物だからね、もしかしたら戻ってくるかも知れない。
戻ってこない……かもしれない……
楡森 燐
あの犬なんだったんだ……
※なんだったのか、といえば、かなり強靱な意志を持っていたにもかかわらず、PCたちとは違ってエゴに飲み込まれてしまった哀れな魔物。
要はPCたちの特殊性を演出し、ドラマを作ってボス戦を盛り上げるためのものですね。
元々のシナリオよりもNPCが多いため、『なんだったの』になりそうだなという懸念は正直ありました。

無銘が暴走したりしていたし、出さなくてもいいかな、それともあの立ち位置無銘にする(最終戦に敵として出てくるかどうかはともかく……)かな、とだいぶ悩んだんですよね。
最初の案だと、暴走した魔剣が敵対で出てきて、撃破したとこで遊馬と合体、でした。ドラマ的にはこっちの方が良かった気はします。

守築 茉麻
これは名曲ロックマンDASH
GM
セッションに最後まで参加した! 全員1!
【SA】達成! 全員okだ
1点!!

最終【人間性】による【経験点】
20以上の善君と、そうじゃないみんなで違うんだけど、
善君は4
その他の方は5

お待ちかねのドミニオンアーツ<
>【エゴ】
の煽動
災厄者
【エゴ】の解放
運命歪曲
世界律:不変
世界律:神速2
世界律:超越2
守築 茉麻
めっちゃ積んでる
GM
ほとんど使えなかった……
明星 善
かなち
リーチェ
悲しいね……
明星 善
よしよし( ´・ω・)ノシ
※実はこれ間違いです。ドミニオンアーツだけじゃなくて通常アーツもカウントしちゃってますね。
実は弱体化の分少し減らしたことでもあるし、ご祝儀ポイントってことになりました。みんなのRP良かったしね!
GM
9点
リーチェ
ワーイ
楡森 燐
うめーうめー
GM
良いロールプレイをした!!!
守築 茉麻
みなさんOKだと思いますまるRP
リーチェ
燐くんと! 王を! 推薦!!!!!!!!
守築 茉麻
やったーーーー
山田 花子(仮)
おなじく!!! あとパパw
明星 善
同じくです~パパ!!!
GM
パパは貰えないけどありがとうw
明星 善
個人的には真田さんも好きだった。
落ち着いてた。
GM
どの真田さんだろう???
明星 善
遊馬さんの方。
GM
サナダさん多過ぎ問題。
守築 茉麻
DOTCH真田さん
山田 花子(仮)
真田家が増えていく
明星 善
やったねたえちゃん!!!
楡森 燐
みんなOKじゃないかなあ 雨宮が暴れててよかった
いいとこだけもってくみっちゃん
GM
全員1点!
明星 善
わーい
山田 花子(仮)
ありがとうございます!
楡森 燐
もろたもろた
リーチェ
ありがとうございます!
明星 善
ありがとうございます!
サナダ多過ぎ問題……前作の陀羅羅=真田先生は『サナダ』、この世界の真田先生は『真田』、この世界の無銘、魔剣の真田遊馬は『遊馬』と呼び変えてます。
ややこしい!
GM
他のプレイヤーを助ける発言
セッションの進行を助けた
もうまとめて全員2点ね。
いいロールプレイをありがとうございます。
守築 茉麻
みんなもらっていいと思うの
リーチェ
ワーイ ありがとうございます
山田 花子(仮)
わぁい!
GM
場所の手配・提供・連絡スケジュール
明星 善
リーチェさん~!!!
GM!!!
守築 茉麻
リーチェさんとGM
GM
リーチェさん毎回確認して記録してくれるからね。
楡森 燐
ねー
山田 花子(仮)
ですです
リーチェ
おお、ありがとうございます
GM
よし、いつもの代としていただこういただけないけどな!(GMだから!)
皆さん、今回配布された【経験点】の合計をお知らせ下さい。
楡森 燐
19だね
明星 善
18っすね!
山田 花子(仮)
19点!
守築 茉麻
19てん
リーチェ
確認中、20!
GM
じゃあGMは19点いただくね。

みんなつよくなる
楡森 燐
これで1話と合わせて計38点だから、既存シナリオだといよいよボス強化しないときついぞw
GM
次回は既存じゃないよ。
リーチェ
おっ オリシですか? 超楽しみ
守築 茉麻
いよいよ王と燐くんにメタが刺さる
GM
っていうか今までだって既存ボスがベコベコにされて可哀想だったし。
そろそろ本筋やっていかないと、今回みたいに「今そんな話してる場合じゃないな……」ってなるからね。
楡森 燐
そりゃまあ ソノー ネ コントラクションですらなくフルスクだからね……
守築 茉麻
同じくフルスク
明星 善
火力出せる人ってすごいなぁ
守築 茉麻
次回こそは王がパレキになれるんです!?
GM
とりあえず【PC】たちがご無体なことは、わかった!!!
明星 善
ゴムタイ!!!
僕サポーターなんで関係ないです。
山田 花子(仮)
控えめセレスチャルにしたもん!!
リーチェ
控えめ:とは
明星 善
ゴムタイ!!!
セレスチャルは強い……
GM
といったところで、お時間!!
リーチェ
お疲れ様でした!
楡森 燐
はいほい
おつかれさまっしたあ
山田 花子(仮)
お疲れ様でした!
守築 茉麻
オツカレサマデシタ!
明星 善
おつかれさまでした~
GM
次回来週!
お話ができてなかったら前日あたりに「ごめんあとで」って言う!
リーチェ
了解!
山田 花子(仮)
ごゆっくり!
リーチェ
その時はムリせず 睡眠時間は大事に
明星 善
いいよぉ!!!