こちらには
『人間Zip』
のネタバレがあります。
本編見る!
KP
ラウンド1、佐倉のターン。
佐倉 光
1d100 75 コンピューター Sasa 1d100→ 5→決定的成功クリティカル)!
佐倉 光
見たこともないコードの中に、佐倉は素早く文字を打ち込んでゆく。
手元がよく見えず、キーピッチなども違う環境なのに恐るべきスピードだ。
KP
あなたのターン。
判定どうぞ。
牧志 浩太
1d100 62 【INT】 Sasa 1d100→ 57→成功
KP
あなたは的確に指示をし、確認をする。コードは間違いなく正しい場所に収まった。
佐倉 光
「ok次。なんて書いてある?」

今のところ作業は滞りなく進んでいる。
牧志 浩太
素早く文字を打ち込んでいく姿に、すうっと心が研ぎ澄まされていく。

そうだ、絶体絶命なんてもう何度でもある。
頭の奥がどくんと跳ねて、腹の底からアドレナリンが出てくるのを感じる。
焦りを味方にできる気がした。
牧志 浩太
「佐倉さん、そこだ。次は……」
次の文章に視線を滑らせる。
KP
1R目終了。クリティカルにより特殊処理なし。
KP
2R目 佐倉のターン。
佐倉 光
1d100 75 コード修正 Sasa 1d100→ 53→成功
牧志 浩太
現状他の突破口がないけど、順調にMP吸われて何かが増えてるんだよなぁ
単純に時間経過で吸われてるのか、コード修正でも吸われるのかがわからないのが怪しいところ
KP
佐倉は見た事もないような真剣な顔でコードを打ち込んでいる。
圧縮の進行を示すプログレスバーはじりじりと進んで行く。

牧志のターン。【INT】×4-10で判定。
牧志 浩太
進んでいく数字に、じりじりと焦りがこみ上げる。
だめだ、目に入れるな。焦った所で何も変わらない。
牧志 浩太
1d100 62 INT Sasa 1d100→ 69→失敗
牧志 浩太
おおっと。
KP
酸素が薄くなりつつあるのだろうか。
思考が散りがちになる。
牧志 浩太
くそ、頭が痛い。ふっとした瞬間に頭がぼんやりしそうになる……、
佐倉さんに言われてはじめて、声を止めてぼうっとしていたことに気づく。
KP
2Rラスト特殊処理。
1d2 Sasa 1d2→1
佐倉 光
MP 15 → 14
KP
?  3 → 4
KP
コンテナの壁は音もなく迫る。
閉塞感は徐々に冷静さを奪おうと迫る。
プログレスバーは50%に達した。
頭のすれすれまで天井が迫り、背中の後ろの空間は手を伸ばせば届いてしまいそうなほどだ。
明らかな空間の縮小の動きをどうにか止めなければ非常に危険だ。
SANチェック成功時減少 0失敗時減少 1
牧志 浩太
1d100 47 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 20→成功
佐倉 光
1d100 52 《SANチェック》 Sasa 1d100→ 23→成功
牧志 浩太
くそ、見るからに狭くなってきた。
もう少しすれば立つこともできなくなる。
心臓がどうにか酸素を得ようと速く打っている。
じりじりと、死の気配が迫っている。

意識するなするなと思うほど、意識してしまう。
佐倉 光
1d100 75 〈コンピューター〉-10 Sasa 1d100→ 39→成功
KP
牧志のターン。【INT】×4-10
牧志 浩太
1d100 62 INT Sasa 1d100→ 34→成功
佐倉 光
「あと少しだ、頼むぜ!」
KP
佐倉はとりわけ声を張る。
牧志 浩太
「ああ!」
明らかに頭が回らなくなりつつある。気を失ったらお終いだ。
死に持っていかれそうな意識を、呼応して繋ぎ止める。
佐倉 光
「これで最後! くそ、内容が完全に把握できないってのは気持ち悪いな。
サンキュ、牧志」
佐倉 光
「このコンパイラも見た事ないな……ちゃんと動くのかよ」
KP
佐倉は深呼吸して完成したコードをコンパイルする。
深呼吸して、あなたに一度視線を向けた。
佐倉 光
「HUMAN.zip 解凍を実行する」
牧志 浩太
「頼む」
頷いて、随分と狭くなってしまった周囲に視線を向ける。
解凍して起こる出来事を、見逃さず目に入れようとする。
KP
圧縮作業が強制停止され、既に圧縮されたデータが急速に解凍されてゆく。
あなた方二人の個人情報がモニターの中を凄まじい勢いで流れて行く。

〈目星〉〈図書館〉〈コンピューター〉いずれかで判定。
牧志 浩太
1d100 99〈目星〉!  Sasa 1d100→ 51→成功
佐倉 光
1d100 85 〈コンピューター〉 Sasa 1d100→ 6→成功
KP
2d20を3回ふってください。
牧志 浩太
2d20 Sasa 2d20→15,17→合計32
2d20 Sasa 2d20→11,12→合計23
2d20 Sasa 2d20→9,5→合計14
佐倉 光
2d20 Sasa 2d20→5,13→合計18
2d20 Sasa 2d20→17,8→合計25
2d20 Sasa 2d20→9,6→合計15
KP
無数のデータが流れる中に、
あなたは佐倉の「最近の悩み」「弱点」「趣味」を。
佐倉はあなたの「長所」「恋愛観」「身体的特徴」を知る事になる。

……まあ今更知ったところでどうと言う事はないだろうし、
既に知っていることも多いだろうが……

牧志 浩太
イブクロ君の詳しい特徴だったりして? >身体的特徴
KP
なるほど?
牧志 浩太
それはあったら面白いかなって。>特徴ofイブクロ君
KP
牧志君だと「でかいアザ」とか「泣きぼくろ」とかですしね。
牧志 浩太
なんですよね。割と知ってるしなぁって。>身体的特徴

牧志 浩太
流れていく情報の中にまずいものがないかと目を凝らすうち、佐倉さんの情報が自然と目に入った。
佐倉 光
佐倉の趣味は「知識を得る事」だ。それは揺るがないが、以前ほど強くはない。
知りすぎる事が毒になる場合もあることを知ってから、知識を得る事に少し慎重になっている。
また「悪魔が持っている珍しい物品の観察」も密かな楽しみだ。
これもまた同様に、知りすぎる事に畏れを感じるようになってからはそれほど積極的ではない。
牧志 浩太
知りすぎる事が毒になる……、か。
踏み出すことを躊躇う一面を目にする度、やっぱり何だか悪いことをしたな、と思ってしまう。

随分と深く巻き込んだ。
望んでそうしていてくれることを、ちゃんと知っている。

でも、それでも、随分遠い所に佐倉さんを連れてきてしまったような、いつかもっと取り返しのつかない所に連れていってしまうような、そんな気がしている。
佐倉 光
佐倉の最近の悩みは、「奇妙な夢と現実の境の消失」だ。
夢から目覚めたときに時折現実と夢の区別がつかなくなっている。
今のところさほど問題になるほどではないが、
精神の安定を失ったときに夢が現実を侵蝕するのではないかという漠然とした不安を抱いている。
牧志 浩太
夢と現実の境……、か。
夢がただの夢じゃないって経験が多すぎるんだよな。

ただの夢とただの夢じゃない夢の区別って何なんだ?
起きてからの忘却ひとつでそう思ってるなら、俺も危うい気がする。
せめて、俺が現実にいる時は、佐倉さんを呼び戻せるようにしないとな。

夢だろうが現実だろうが、同じ場所にいたいことだけは事実なんだ。
佐倉 光
佐倉の弱点は「拘束・蛇の顔・身近な人間への加害」だ。
前者二つはヒナドリ事件を主としたトラウマによるものである。拭う事のできない深い傷になっている。
また、以前には自覚していなかった、「周囲の人間への加害」が強く意識されている。
以前より『自分』については執着が強く、同時に周囲の人間への興味は薄かったため、
人間関係への忌避感が強かった。
しかしBarの人間や悪魔との関わりを始め、特に牧志浩太との関係が深くなってからは、
周囲の人間に危害が及ぶ事をはっきりと恐れるようになった。
それらを守るためであれば、状況によっては自らを犠牲にする事ですら躊躇わなくなっている。
牧志 浩太
牧志の長所。
優しいところ。集中力がある所、意志が強い所。
他にもつらつらと流れていくが、ほとんどは佐倉さんが知っているものだろう。
佐倉 光
牧志の長所。知りすぎるほどに知っている。
それに何度救われたか分からない。
牧志 浩太
牧志の恋愛観は基本、穏やかなものだ。
話題や性格が合う人と穏やかに過ごせたらいいな、とか、そんなものである。

それから、ちょっと恋愛に夢見がちなところもある。
おや、可愛らしくて活発な女性が気になるのだろうか。

 >攻撃性と支配欲を正しく自覚していない。(要注意)
  などと追記がある……。
牧志 浩太
ただ、それらの情報は少し古いものが多いようだ。
色々な局面で恋愛どころではない現状が、彼をそこから遠のかせている。
佐倉さんとシローと恋愛、どっちを優先するかなら佐倉さんとシローだな、というのもある。
それに、しょっちゅう絶体絶命になったり行方不明になったりするような状況に人を巻き込めない、とも考えている。
佐倉 光
牧志の好み、納得がいく。
佐倉 光
可愛らしくて活発、か。
俺の職場割とそういう子多いけど、
真っ先に思い浮かんだのはピクシーだ。
恋愛対象に悪魔をいれるのは大分、やられてるな。
俺たち、すっかり恋人がどうのなんて考える余裕なくなっちまったなぁ。
牧志 浩太
ところで、なぜ唐揚げの情報が一緒に出てくるのだろうか。
唐揚げを食べる姿に独特な欲を覚えてしまうと書いてあるが、そうなの?
佐倉 光
……なんでこういう話題になると唐揚げが出るんだよ。
佐倉 光
たまーに良く分かんない物が出るな。なんだよ独特な欲って。美味いけどさ、唐揚げ。
牧志 浩太
身体的特徴の項には痣や目元の薄いそばかす、泣きぼくろ、体つきのことも書いてあるが、目を惹くことに胃袋の詳しい図解がある。
牧志 浩太
膨らんだ管状の胴体を持つ寄生生物。体内全体が消化器官。骨はない。
宿主の食道に接続する入り口に大きな環状の牙があり、来たものを咀嚼する。
牙は二重構造になっていて、虫など小さな物は奥の歯で噛む。

独自の運動能力を持ち、蠕動と鳴き声で宿主とコミュニケーションを取る。
牙の上にある呼吸器官に空気を通過させ、高い鳴き声を発する。
側面に大きな眼球があり、外界を認識する。

脳は体表面にこぶ状に複数個突き出している、と書かれている。結構大きい。
佐倉 光
あー、解体事件の時見たな。あまりじっくり見てる余裕なかったけど、こんな感じなのかー。
こんなのが腹にいれば食あたりなんかにはならなさそうだよな。
……って脳あるのかよあいつ。たまに意思があるみたいな反応してたの、あれやっぱ胃袋の意思だったのか!?

KP
割とこれ秘密暴露シナリオなんだけど、一緒に乗り越える段階で、色々知ってしまったからなぁー
あとKPの悪意も及ばず二人とも頑張ってzipzipは逃れたので密着はなしだった!
牧志 浩太
秘密暴露シナリオだった!
先日の話で更に色々知りましたしね。
唐揚げはともかく、意識して隠してること・知らないことってあまりない。塩基配列とか牧志家とかイブクロ君はともかく。

逃れた!
もっとzipされてたら密着だったかー。

KP
佐倉が何か、小さく息を呑んだ。
だが素早くデータの移動処理を行う。
コードで繋いだ自分のPCへ。
牧志 浩太
PCの画面と、メールソフトが画面に表示されていれば、メールソフトの画面を確認する。
何か、またメールは来ているか。
KP
処理が終了したと同時、大音量の舌打ちがPCから聞こえ、PCは強制シャットダウンした。
佐倉は慌ててケーブルを引き抜く。
佐倉 光
「……あ、ダウンロードしたはずのデータが……ない。
間違いなく処理は終わったはずなのに、中身が空っぽだ」
KP
背後でがちゃりと音がした。
牧志 浩太
「!」
音に反応して振り返る。
KP
眩しい光が差し込んでくる。
陽の光だ。扉が開いている。いつの間にかコンテナのサイズも元に戻っていたようだった。
牧志 浩太
眩しい外の光を見た瞬間、思わず深く呼吸をしていた。
酸素を求める身体が、意識よりも速く反応する。
牧志 浩太
「解凍できた……、のか?」
牧志 浩太
コンテナの中から外の様子を確認する。外は、普通の場所に見えるか?
KP
新鮮な酸素が清々しく肺を満たす。
眩しい光が視界を照らした。

そこにあったのはコンテナが積まれた広場だ。まっすぐ前に、自分たちが歩いてきた道が見えていた。
牧志 浩太
「……!」
外だ! 酸素を受けた肺が否応なしに喜びに満ち、むくんでいた脳が本能のままに手足を動かして外へ駆け出そうとする。
外だ、外だ、外だ! 空気だ!
牧志 浩太
「……!」
夢中になりそうになる意識をどうにか制止して、コンテナの出口に手をかける。
外へ身を乗り出しながら、まだ足は踏み出さず、振り返って室内の様子を確認する。
牧志 浩太
「佐倉さん、PCの様子は? 電源入れ直せそう?
さっき息を呑んだの、何があったんだ?
俺達のデータはどうなった?」

あいつは俺達に何をさせたんだ。
不具合を直したから、解凍できるようになって、無事に出られた……、それだけなのか?
KP
〈心理学〉
オープンでよろしくてよ。
牧志 浩太
1d100 77〈心理学〉 Sasa 1d100→ 67→成功
KP
外の空気は一刻も早く外へとあなたを誘う。
振り返れば佐倉がパソコンを見つめて佇んでいた。
佐倉 光
「……ん、ああ。
電源、入らなくなっちまった。
持って帰って調べてみるか……無駄な気はするけど」
佐倉 光
「データは、正直なところよくわからない。
間違いなく解凍して、最後に俺のPCに移動したんだ……中身のないデータになっちまってたけどな」
佐倉 光
「移動が終わった途端にパソコンが落ちて、それからうんともすんとも言わない。
用は済んだってことなんだろうな」
牧志 浩太
「そうか……、少なくとも、用は済んだってことなんだろうな。
何をさせられたのかが怖いけど、今追えるものじゃない、か」
KP
佐倉が喋り始める前、何か考え込んでいるように見えた。
あのデータを解凍しているときに、何かを目にしたのだろうか。

KP
折角だから後で使えるようにお土産を。(詳細はまだ考えていないので、詳しい話は出てきません)
牧志 浩太
わーい。
KP
出てこない理由は考えてあるから、つついても構いません。
牧志 浩太
じゃあつつこう。つんつん。

牧志 浩太
「……佐倉さん、さっき何か見たのか?」
もしかして何か懸念があるのかと、そう聞く。
KP
佐倉はしばらく黙り込んで、呟いた。
佐倉 光
「牧志家における血縁の固定化……さっきそう言ってたろ。
その項目の近くに変な文字列があったんだ。何か、魔術的な……魔法か呪術のような」
牧志 浩太
「そうだ……、俺の家のことが書かれてたな。
その項目の近くに、魔術だって?」
佐倉 光
「だけど俺には理解できなかった。
記憶はできてる。だけど、言葉にしたり描いたり、そういうことができないんだ。
俺の中には伝達できる知識や技術がない」
牧志 浩太
「どうして、なんて分からないよな……、勿論。
俺に……、俺の家に、何があるんだ。何があったんだ」

答えの出ない問いを、思わず口に出してしまう。
こんなことに巻き込まれてるのは俺だけで、その発端はあの機械の街での出来事や、俺がこうなったあの一番最初の一件。
それだけのはずだろ。それ以外に、何もないはずだろ。
牧志 浩太
父さんと母さんの顔、それに浩司の顔が、頭の奥に浮かんだ。
佐倉 光
「分からない。ごめん。
もしかしたら、出力する方法を思いつくかもしれない。調べてみるよ……」
KP
隻眼くんが解読してくれたら使えるようになるかもしれない。
牧志 浩太
なるほどぉ。かもしれない。
KP
佐倉はパソコンを抱えてあなたの隣に並ぶ。
佐倉 光
「マホロバ……」
佐倉 光
「あのメールの差出人、マホロバの社員だと言っていたな。
なんか引っかかると思ったら、俺が化け物に変えられかけたときの奴らだ」
牧志 浩太
「ああ、あの時だ。
あいつらだけじゃなくて、他にもマホロバに妙な事してる奴らがいる、ってことだな……」
佐倉 光
「そっちからつついたら何か見つかるかもな……」
佐倉 光
「ま、今日の所は疲れたし、帰ろう。
風呂で手足伸ばしたいよ、俺」
牧志 浩太
「同感。広い所でゆっくりしたいし、ゆっくり息を吸いたい」
佐倉 光
「ま、何にせよ圧縮されずに済んだ。今回も俺たちの勝ち。それでいいさ」
牧志 浩太
「そうだな。
随分訳がわからなかったけど、圧縮されて死なずに済んだ」
牧志 浩太
「それだけでも、よかったよ。
ありがとう、佐倉さん。助かった」
牧志 浩太
佐倉さんの手を取って、外へ出る。
KP
今のは一体なんだったのだろうか。
なぜこんなことに巻き込まれてしまったのか。

悪い夢のような出来事はたしかに 現実であり、拭い切れない気持ち悪さだけが残されたことだろう。

ともかくも二人とも今日も無事である……。


人間Zip
END:Aにて終幕
回復と成長
牧志 浩太
1d5+3 Sasa 1d5+3→ 3+3→合計6
SAN 47 → 53(MAX)
1d3 Sasa 1d3→1
〈コンピューター〉 18 → 19
佐倉 光
1d5+3 Sasa 1d5+3→ 5+3→合計8
1d3 Sasa 1d3→1
SAN 52 → 60
〈コンピューター〉 85 → 86
成長もやっちゃおう!
牧志 浩太
成長は
 ・図形に〈神話〉知識ファンブル
 ・ファイル探索〈目星〉クリティカル
 ・メール送信【POW】ファンブル
の三つですね。まさかの〈神話〉知識ファンブル!!
KP
ううーん。
牧志 浩太
【POW】は何がいいかな。
メールということで〈コンピューター〉でも構いませんか?
KP
よいですよー
牧志 浩太
1d100 19 〈コンピューター〉成長 Sasa 1d100→ 85→失敗
1d0 Sasa 1d0→NaN
1d10 Sasa 1d10→8
〈コンピューター〉 19 → 27
1d100 46 まさかの〈神話〉知識成長 Sasa 1d100→ 20→成功
牧志 浩太
ふぅ。〈神話〉知識は成長せず。セーーフ!
KP
セーーーフ!
牧志 浩太
佐倉さんはコンピュータークリティカル1回かな。
佐倉 光
1d100 85 〈コンピューター〉 Sasa 1d100→ 18→成功
KP
いつも通りでした。

KP
今回のシナリオ随分きつくしたんだけど楽勝だったなぁ。
最後の修正判定、マイナス修正と3R続けなきゃいけないのと、ラウンドごとにダメージが発生するのは盛りでしたよ。
牧志 浩太
なんと盛りだった!
あれ失敗してたらどうなってたんです?
KP
ギミックとしてあのコンテナMP吸い取ってきます。
吸った量に応じてコンテナ内の空間が圧縮されます。
8MPで圧縮完了してしまいます。

そうなった場合、エラーが発生して探索者は解放されるんですが、キャンセルされるときにデータに欠損が生じて、
記憶の一部が欠けてしまいます。
別のエンドについて
牧志 浩太
なるほど、これも死にそうでヒヤヒヤするけどロストはないシナリオだった!
ヒヤヒヤドキドキしていいなぁ。でも記憶を失わなくてよかった!!!
KP
まあー、失われる内容によっては割と大変な事になりそうですけど。
牧志 浩太
これ一体何者が何をしようとしてこんなことをしたんです?
KP
では真相!
【設定】 human-ZIP・コンテナアプリケーションについて
牧志 浩太
放置されてるぅうう!
牧志たちを誘い込んだのは、アプリケーション直してほしかったからなんです?
【真相】
牧志 浩太
あいつだったーーーー!
なるほど、圧縮されてたのは今までの被害者じゃなくて、職員や研究者だったんだなぁ。
チクタクマンに恐らくは踊らされた研究者(狂信者)たちの成れの果てだったんだなぁ。

じゃあ、マホロバ社社員を名乗っていたPCもチクタクマンだったんです?
KP
そういうことでしょうねぇ。
最後うっかりPC持ち帰れる事にしちゃったんですけど、完成したプログラムはさっさとWifi通ってどこかに転送されたかな?
持ち帰っても痕跡も何も無い文鎮ですし。
牧志 浩太
あいつのことだし、持ち帰ってもプログラムはさっさと持ち去られた後な気がしますね。
KP
でもって、分岐の前にギミック説明。
牧志 浩太
お。
KP
今回は必要ないかなと思って開始前にやりませんでしたけど、
一応開始前にKPはPCそれぞれから以下の情報を集めるようにと指定されています。
【プロフィール】について
KP
で、最後の展開次第でこれが暴露されたり失われたりします。(今回は暴露)
本当は【幸運】失敗で38・39なんかが必ず暴露されるトラップなんかがありましたが、今までに割とそういう機会あったし、まあいいかなって。
もはや隠し事ないしなぁ、ここ二人。
牧志 浩太
なるほどーーー。秘密暴露シナリオだったんですね。
下手すると性癖が失われるところだった!!
KP
ここ二人はもう隠そうとして隠していることってないと思うんですよねー。
牧志 浩太
ほとんど知ってますもんね、ここにあること。
佐倉さんの性癖くらいかなぁ?
牧志の性癖は……(唐揚げ)
KP
性癖が失われる! 大事件だ。
佐倉の性癖かー。例の事件で、快感最大値ぶち込まれたときに思い出す程度にねじ曲がっちゃってる、くらいかなぁ。
神佐倉は望めばいくらでもそういうの発散できそうでいいね、とひっそり思った中の人。
牧志 浩太
あーあねじ曲がっちゃった。確かに。
N佐倉さんはそういうのいくらでも呼び出せそう。
KP
ただでさえその前からラミアさんに吸われてるから曲がってたのに。
牧志 浩太
あーあ。二人ともどうしようもない感じで曲がっちゃってる。
ぬるぬる呼び出して性癖発散するN佐倉さんかぁ……。
ねじ曲がった理由(ネタバレ)
牧志は本人ではないが、色々あって本編の牧志に影響している事になってしまった。

KP
何度か同卓した、程度の仲でやると意外な面が見えて楽しいかも知れませんね。
牧志 浩太
ですねー、一度か何度か同卓したメンバーだと面白そう。
波照間と東雲さんだと波照間が超慌てそう!!
KP
東雲さん叩いてもそんなに意外な事は出てこないよ普通の人だから!!
牧志 浩太
「好きな人の秘密や人に言えないことを意図せず知っちゃう」という時点で波照間にとって大変なんですよ色んな意味で。罪悪感とかドキドキとか。
でも隠していることではないにしろ、恋愛観とかイブクロ君大図解とか描写できたのは楽しかったですね今回。
牧志家のフックも二人の前に開示出来たし。
KP
注釈佐倉は触れなかったけど中の人笑った。
普段のシナリオではあんまり必要ない情報だから描写されないですしね。
牧志 浩太
恋愛観の穏やかさと秘めたる攻撃性&肉食具合のあまりの不一致。>注釈

そうそう。丁度いい掘り下げ&開示の機会だったなって。
そしてイブクロ君に意思と脳と呼吸器官があることが確定してしまった。
KP
脳あるんかい。
しかも複数。
昆虫か??
牧志 浩太
あるようです。
複数なのは、あまり一つ大きなのがあると体の中で嵩張って大変そう&でもそこそこの知能あるっぽい=複数あって全部集めたらそこそこの大きさの脳になるって感じですね。昆虫かも??

初登場時からして牧志を朝に起こしてくれたり教えたら授業中に鳴かなくなったり、意外と頭良さそうでしたしね!
ただの後遺症が立派にキャラ立ちしちゃって……
KP
ではギミック続き。
ギミック詳細・前半
KP
このあたり発生したら佐倉の痛みチェック入れようと思ったんですが、サクサク終わっちゃったので機会がなかったなぁ。
牧志 浩太
ですねぇ。
こういう極限状態の描写も面白いな。
ギミック詳細・後半
KP
まあー、《表③》はアレな感じですが、もしなったらそれなりに気まずさを感じてもらう程度の状況になったかな? 
ああー、これ最後失敗してぎゅうぎゅうになっても記憶の欠損おこらないですね。
「さあ解凍するぞ」ってなる前に8MP溜まると、だから、余程メールに執着しないとならないわ。
ギミック詳細・ラスト
KP
プログラムと戦っているときは一応こうやって抵抗できるので、大体猶予はもらえそうですしね。
牧志 浩太
今回は佐倉さんが超頑張ったおかげもあってさらっと終わってしまったけど、結構色々あった!

あ、欠損ないんだ。性癖は守られた。
じりじりと圧縮されていく恐怖と意図せぬ秘密開示がメインかぁ。楽しい。
KP
途中のメールはやりとりごとにMP吸われる判定があるんですよね。
牧志君は一気に訊きたい事きいちゃった&早々に「こいつ答える気がないな」と看過してやりとりを切り上げたので、ほとんど進行しませんでしたが。
結構文例が載ってるんですが、基本「のらりくらりで答えない」です。
牧志 浩太
なるほどぉ。時間経過というより、チクタクマンとやりとりするとMP吸われてしまうのかな。

牧志は妙なとこで答える気のなさそうな相手慣れしてますね、こうして見ると。
KP
このシナリオ、【POW】【INT】〈コンピューター〉が高ければ簡単なので、判定値下げたり倍数低くしたり色々やって難易度上げました。
牧志 浩太
最終的に圧縮されてもロストはないってことで、色々イベントあった方が楽しいですもんね、そうなると。>高いと簡単
佐倉さんと牧志はかなり技能値と能力値がフィットしてたなぁ。
KP
で、最後の戦いなんかは【INT】×4〈コンピューター〉に3度成功したら終わってしまうので、
そんなの楽勝過ぎるだろうと思って、以下の通りにしました。

・3Rの間作業を行うことで完成する。
・毎ラウンドMPを吸い取られる。
・二人とも判定に失敗した場合は1R追加される。
失敗回数ごとに最後に吸われるMPが増える可能性がある。1人失敗していると1d2、両方失敗していると1d3。
・-20の修正が入る。

これなら最低でも圧縮症状1までは出て危機感出るじゃろと思ったのに、
佐倉がクリティカル出したのでそこまでも行かなかった。
牧志 浩太
めっちゃ盛られてる! ありがとうございます!
せっかく盛って下さったのに懐中電灯を提案しちゃった。受け入れて頂けたのと持ち物の懐中電灯が役に立ったの楽しかったですが。
佐倉さんがまさかのクリティカル出しましたしね。びっくり。
牧志 浩太
……チクタクマン、二人に「牧志家の血縁」の情報を見せたくて二人をここに呼んだのでは。
KP
情報見せたかったんですかね。二人とも目撃したし。
牧志 浩太
そういえばあの高電圧で焦げた跡、あれは単に背景情報だったんでしょうか?

見せたかったんじゃないですかねぇ。
二人ともしっかり目撃しましたし。
KP
はい。では高圧電流が発生するルート。
PCの破壊へ進む場合。
END:Bについて
牧志 浩太
ひぇ!
破壊行動でなんとかしようとしたら駄目だよ、というルートだったかぁ。>高電圧
KP
一応壊そうとすると警告が2度入ります。
警告メッセージがPCにブラクラのごとく表示される。
件名:破壊をやめろ
本文:愚かな判断だ。

件名:殺すぞ
本文:今すぐにスクラップにしてやる。

件名:死にたいようだな
本文:お前達の命は私の手の中だと忘れるな。
KP
三度だった。優しい。
ああ、違うか。HP10だから、殴るたびにこれが表示される。
だから人間兵器が参加してたら一撃アウトの可能性がある。
牧志 浩太
なるほどなるほど。物理能力を盛ってきて物理的行為に走る探索者へのお仕置きっぽい感じかな。
二人とも物理系ではないし、そこは物分かりいい(物理しても勝てない存在がいることを認識している)からなぁ。
KP
このふたりならやらんなと思ってこのルートちゃんと読んでなかったのがバレバレ。
牧志 浩太
余裕がなくて描写できませんでしたが、一応、高電圧とアプリケーション改修が出てきた時点で、牧志は「PCを壊す準備はしておく」つもりではあったんですよね。
何かあったらPCをバラして給電を落とせるように、横に工具を並べておいて挑むつもりだった。
ただ、劇中に語ったように、そもそも出口のないコンテナなもんだから、PC壊したらそのまま出られなくなってジ・エンドまで考えてた。
KP
その可能性は大いにありましたからねぇ。
【改変】

どうやら描写がウィンドウズなどのOSが載っているPCの雰囲気だったので、そのへん誤魔化してます。
でも私がっつりウィンドウズユーザーなので他のOSのことわかんない。

最後の処理について
シナリオの探索者さん、解凍した自分のデータをサクッと削除してめでたしめでたしなんだけど、
今までの流れを考えると、解凍されたデータイコール自分たちであるからして、削除すると死ぬ、と考えるのが普通かと思ったので、佐倉は自分のPCにデータを退避させようとした事にしました。
消えるけど。

文鎮PC
持って帰れるとは書いてないけど、ノートがただ置いてあっただけだし、佐倉なら持って帰って調べようとするよなと思って持って帰った描写にしました。
チクタクはここは失敗と見做して別の遊び場に移動したんじゃないかな。

全てが改造された謎PCだったらしく、最後のコード修正も指示通りコピペすりゃOkみたいな内容だったので、それじゃここの二人にはあまりおもんないなと思って、
3R二人で頑張ってもらうためにちょろっと理由盛ったりしました。
牧志 浩太
改変ありがとうございます! 周辺の重要ではない所でも、その辺はどうしても気になっちゃう所だから、辻褄合わせ助かります。

佐倉さんはハッカーだから、指示通りコピペだけじゃ面白くないですしね。演出盛りありがとうございます。死を目前にした緊迫の中二人で頑張る雰囲気が出て楽しかったです。
「謎のコマンドが混じったコード」というあたり、「ターミナル」のコードや、波照間と佐倉さんの二人でPC並べてアマラ経絡ハッキングをした日のことを思い出したりして、その意味でも面白かった。
牧志 浩太
Windowsの件、
 ・zipはWindowsで主に使われる圧縮形式なこと
 ・元々「電機メーカーであるマホロバ社の研究用PC」であったこと
を考えるとWindowsでもそんな不自然でもないかもですね。
KP
シナリオ周り大体こんなところかなぁー。
ああ、そうか。Zipがそもそもウィンドウズのなのか。
確かにWinでも良かったなそれは。
Windowsユーザーがシッタカするからぁ~
まあOSも不可解なほどに改造されていたのできっとWinっぽいWinじゃない物だったんじゃないかな!!
牧志 浩太
最近はLinuxにもWindowsっぽいインターフェースを持ってるやつもいますしね。
そもそも中身チクタクマンさんなんだからChikutakuOSかもしんない。
KP
神を降ろすためのプログラムだったようなので、たぶんターミナルだのCOMPだのに通ずるものだったんでしょうね。
牧志 浩太
だろうなぁ。きっと通ずるものなんでしょうね。
佐倉さんのCOMPニャル様からもらったものだし、近そう近そう。
KP
さっき貼り忘れたかも知れない情報。
⚫チクタクマンについて
牧志 浩太
あ~~~~
なんでアプリケーション改修させたんだ? と思ってたら、チクタクマンが宿るにふさわしい機械を作らせるための手順の一つだったかー!
佐倉さんが組んだコードも、いずれ降臨するチクタクマンの歯車の一部になるんですねぇ。
KP
チクタクOSやだなぁー。
軽率に色々喚び出すアプリついてきそう。
というか悪魔召喚プログラムとかこの辺がっつり絡んできそうだ。
牧志 浩太
もしかしたら佐倉さんのCOMPや悪魔召喚プログラムを動かしているのはChikutakuOSなのかもしれませんね?
KP
こうやって作られたものがシフター牧志に強制プレゼントされたわけですねー
かもしれない。>ChikutakuOS
牧志 浩太
プレゼントされたわけですねー。
KP
いやあっち作ったのは一応達磨さんだったか。
その元になった悪魔の知識がChikutakuOSはありうる。
んー。原作の悪魔召喚プログラムはスティーブンさん作であの卓では達磨さんになるけど、
佐倉や波照間さんがもらったのもスティーブンさん作とは限らないかー。
牧志 浩太
・佐倉さんがもらったのは実はチクタクさん作
・達磨さん作だけど、間にチクタクさんが細工した
・作ったのは達磨さんだけど、チクタクさんがプレゼントしてくれたライブラリが使われてる
・プログラムそのものを作ったのは達磨さんだけど、プログラムが動いてるOSがChikutakuOS
色々考えられそう。
KP
悪魔の知識を借りたってはっきり言ってますからね、達磨さん。
それで佐倉めちゃくちゃがっかりしたので覚えてる。
達磨さん作だったな。
人間の力で悪魔を克服したのだと思っていたのに、根っこで悪魔の力借りてたということにすごく失望したんだよなぁ。
牧志 浩太
でしたねぇ。
人間の力で悪魔を克服したのだと思っていたら、それもまた悪魔の掌の上だった。
ここを見るに、COMPの作り主は不明であるらしい。
KP
シフター牧志がもらったのはもっと如何わしいものだと思ってる!
人が作ったと装う気がない感じの。
牧志 浩太
シフター牧志のはだいぶ如何わしそう。デビルシフターの本来の形からも、COMPからも外れてますしね。
「悪魔の手によって知識を授けられた人間が造り上げたもの」であるあの卓の悪魔召喚プログラム(佐倉さんのCOMP)と違って、そもそも人間を介在させてないっぽい。
KP
「牧志にしか耐えられない」代物っぽいからなぁあれ。
牧志 浩太
シフター牧志のCOMPはCOMPというより、その形を取っている何かなだけなんだろうなぁ。
人間に自分の依代を作らせる(=知識を与えて悪魔召喚プログラムを作らせる)のがチクタクマンのスタイルですけど、シフター牧志のCOMPは「牧志を依代にするためのもの」なんだろうな。
KP
あそこから侵食されてそう感あるんですよねー。
あれか、佐倉が子供化してbarと縁が切れたから書き換えにきたかー。
牧志 浩太
「いやぁバランス取りたくてさ。一人減って一人増えるなら結果一緒だろ?」(※牧志覚醒編より)ってことなんですね。>子供化して縁が切れたから
KP
結果どちらもニャルのものである。
心臓取られた時なんかは危なかったんじゃないかなぁ。
牧志 浩太
取られてましたねぇ……、心臓。
牧志 浩太
心臓、果たしてちゃんと「無事」だったのか。
KP
またまたそんな御冗談を……
修正されていたとは言え、戻したのも奴ですからねぇ。
取り出した時になんかされたかもしれないし。
牧志 浩太
取り出した時になんかされたは割とあってしまいそうで。
心臓取られた(ネタバレ)
子供佐倉&シフター牧志チームはニャル絡みで心臓を取られている。

KP
そしてもうすぐ二時なので、寝よう!!
牧志 浩太
ほんとだ!! ありがとうございました! 楽しかった!
KP
ありがとうございました!
今後のことは明日!
牧志 浩太
ですね! また明日以降!

コメント By.KP(佐倉)
前回とは逆に、キャラクターに合わせて難易度を上げしました。

シナリオに便乗してシナリオフックをがんがん追加していくぅ!

プレイ日:2025年4月18日 ~ 2025年4月18日

作者名: moat/堀

配布・販売サイト: クトゥルフ神話TRPG『人間Zip』SPLL:E194241

送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!


【クトゥルフ神話TRPG】
本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」


TRPGリプレイ【置】 CoC『人間Zip』牧志&佐倉 1

俺達は何をされようとしているんだ。

コメントなし

TRPGリプレイ ダブルクロス3rd 第七話『ウロボロスの卵』 1

「虐げられし者を解放し、我が傘下に加えるのだ」

TRPGリプレイ マモノスクランブル『けむい ゆめ』 1

「なんか、お前らの関係がよくわからんな……」
「お友達☆」
お友達にもいろいろあるなぁ


送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!