エモクロアTRPGリプレイ『テディベアズ・デイ』 /CoC『VOID』継続 結城&ヴィキ 3

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こちらには
エモクロア『テディベアズ・デイ』
CoC『VOID』

のネタバレがあります。

本編見る!
DL
さてさて
二人のちょっと変わったお食事を終えて
何か、したいことはありますか?
結城 晃
そうだな。
食事で体が汚れてしまったりはしていない?
DL
そうだね、慣れない体でのことだから、汚れてしまっているかも
結城 晃
それはお風呂に入らざるを得ないな。
ただしもちろんレディの入浴を覗くつもりはないから、お湯を風呂に入れたりするのだけ手伝うつもりでいるが。
とおもったが、別に見ても構わんか!
頼まれたら手伝うけど。
DL
まぁ、一緒にお風呂入るのも何度かあったことだろうし
結城 晃
そういや桜んとこでも入用シーンあったしな。
結城 晃
「お風呂にお湯を張ろうか?」
ヴィキ(?)
「あ……」
言われて見ると、手のまわりや他の部分などが少し汚れてしまっている
「そうだね、お願いしてもいいかな。
素敵なお風呂もあるし」
そう明るくいう彼女の示す先には、猫足のバスタブが置かれた浴室の空間
結城 晃
「お湯を沸かしてくるよ」
タオルを持ってきて渡そう。といってもハンカチサイズのヤツで良さそうだね。
「排水設備なんかあるわけないし、タライもあった方がよさそうかな」
ヴィキ(?)
「そうだね……。一応ツルツルしてるし、ここでお水は使ってもいいみたいだけど。
わ、本当のタイル張りなんだ」
結城 晃
「ああ、そういえばそうだったかも。
随分精巧なドールハウスだと思った。
こうなること前提で用意されているものなんじゃないだろうな?」
ヴィキ(?)
「中から見ると、すごい豪華だよ。ホテルのスイートルームみたい。
どうなんだろう……。お店の人は、全部了解済みみたいな感じだったけれど。
これまでもあったのかな、こういうこと」
結城 晃
「かもしれないなぁ。随分詳しすぎたし。
スイートルームか、いいなぁ」
ヴィキ(?)
「なんだか、こういう不思議なことにも、少し慣れてきちゃったね。こんなこともあるんだ、って」
結城 晃
「いい加減慣れてきた感はある」
ヴィキ(?)
「ふふふ、せっかくだから、贅沢な夜を過ごさせてもらおうかなー」
結城 晃
「なんなりと、お姫様」
言ってお湯と水のペットボトルを持ってくる。
ヴィキ(?)
「うむ、くるしゅうない」
結城 晃
ではすこーしぬるめにお湯を作ろう。
ヴィキ(?)
「前のお花見の時みたいに、悪い人(?)じゃないといいんだけど……」
結城 晃
「いまいち話は通じないけど、悪気がありそうには見えなかったかな」
ヴィキ(?)
そんなことを話しながら
ヴィキは貴方の用意してくれたお風呂を前にして
「……あ、い、一応屋根を閉じてもらえる?」
服を脱ごうとして、浴室の中から貴方を見上げる
結城 晃
「あ、ああ」
慌てて屋根を被せる。
これ、屋根被せちゃったら中暗くならないかな?
壁にライトがついてるタイプかな。
DL
照明用の電気も入ってることにしましょう
そうして、貴方がドールハウスの屋根を閉じると
やがて、中からぴしゃぴしゃという控えめな水音が聞こえてくる
そういえば、ドールハウスの様々な家具と混じって、様々な衣装が納められたケースもあったはず
彼女が入浴を終えるまでに用意しておいてやってもいいだろう
結城 晃
なるほど。
風呂上がりに使えるよう、なるべく綺麗なハンドタオルと合わせて準備しよう。
見え方
結城 晃
ところでDL、ヴィキベアって、
ヴィキの顔をしている?
それともヴィキの格好をしたクマ?
そのへんがいまいちよーわからんちん。
DL
貴方の目からは、多少デフォルメされているが、小さなヴィキに見える
ただ彼女の手足や体は柔らかく、ふわふわしている
耳につけたアンテナも柔らかいものになっており、ご丁寧に今の彼女の頭には丸っこいクマのぬいぐるみめいた耳までついている
結城 晃
つまり、ヴィキをデフォルメしてクマ耳つけた縫いぐるみっぽい?
DL
そんな感じ
結城 晃
で、ほかの人からはベアにしか見えないんだよね。
DL
ですな
結城 晃
アイシー
DL
鏡に映したりしても同様

結城 晃
どんな服があるんだろう?
DL
納められているのは、アンティーク人形が着るような、フリルのついた可愛らしい洋服などだ
小さなサイズのドロワや、キャミソールなどがあるようだ
寝巻きにも困らなそうではある
さて、貴方がそうして準備をしていると
DL
〈観察眼〉〈*知覚〉で判定を
結城 晃
1DM<=3 〈*知覚〉 (1DM<=3) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル
服選ぶのに一生懸命になってた。
合わせ方わっかんね。
DL
では、貴方は彼女のための服を用意したり、彼女が今の姿になってしまった際に、そのままのサイズで取り残されてしまった彼女のハンドバッグなどを片付けていると
ヴィキ(?)
「あっくん~」
ハウスの中から、彼女の助けを呼ぶ声が聞こえてきた
結城 晃
「ん?
どうした?」
慌てて駆け寄って屋根を開ける。
緊急事態かも知れないから!
ヴィキ(?)
「お風呂用のブラシが上手に使えなくって……。お背中、流してもらっても……いい?」
彼女は指の無い両手でバスブラシを持って、途方に暮れていた
結城 晃
「あ、ああ、そんなこと」
ヴィキ(?)
「ご、ごめんね……」
結城 晃
「いいよ」
しかし人間がこのドールハウスの中に手をついたら壊しちゃいそうだ。
そっと家具をどけて、場所を確保。
バスブラシを受け取って、彼女の背中にあてがう。
「力加減、強すぎたり弱すぎたりしたら言って」
ヴィキ(?)
「あ、ありがと……うひっ。
く、くすぐったい……」
結城 晃
ブラシを軽く当てこする。
しかし相手は柔らかい縫いぐるみだ。
どうにも力加減が難しい……
ヴィキ(?)
「あ、ちょうどいい感じかも……」
結城 晃
次第に真剣な顔でこすり始める。
「継ぎ目とかないけど、中に入り込んだ汚れなんかを取るのは大変そうだな……」
ヴィキ(?)
「うーん……
本格的に汚れちゃったりしたら、困るかも……
洗濯機とかは、ちょっと怖いし」
結城 晃
「縫いぐるみが本格的に汚れたら……」
綿を出して、ガワを修理して、中性洗剤でもみ洗いして?
「……ちょっと考えたくもないな」
DL
貴方の想像の中で、中身をすっかり抜かれてぺたんこになったヴィキが、洗濯バサミに釣られて風にそよいでいる姿が
結城 晃
ヒェッ
結城 晃
「そういえば、風呂は温かく感じる?」
ヴィキ(?)
「うん、ちょうどいいよ。
おかげさまで」
結城 晃
「感覚なんかもあるんだなぁ」
ヴィキ(?)
「そういえば、そうだね」
結城 晃
「どうなっているんだろう。
いや、この手のやつに理屈なんか求めても仕方ないんだけど」
ヴィキ(?)
「センサーとかインターフェイスも無いから、なんか逆に新鮮かも。本当の体みたい。
それに……」
結城 晃
「うん?」
ヴィキ(?)
「……うん、一緒にいられて、ちょっと嬉しいかも、なんて」
小さな背中を向けたまま、彼女は小さく呟いた
結城 晃
「ずっとメンテだったからな」
ヴィキ(?)
「うん……」
結城 晃
「でも大丈夫、ヴィキがいない間もハルトマンさんがアシストしてくれたから、仕事は溜まってないよ」
ヴィキ(?)
「あ……」
結城 晃
「明日もいつも通りに出勤で大丈夫!」
結城 晃
ヴィキが帰ってきたときにアップアップしないようにしてあるからね! という気遣いのつもりだぜ!
佳菜子 ハルトマン
サポートも万全
ヴィキ(?)
「そっか。……じゃぁ、安心だね」
そう呟いて
「ありがと、あっくん。もう大丈夫だよ」
言って、彼女は立ち上がって
再び浴槽に浸かった
結城 晃
「……うん? ああ、もういいのか」
ヴィキ(?)
「うん。屋根、閉めちゃっていいよ」
結城 晃
「それじゃ、ごゆっくり」
屋根を閉めるよ。
DL
そうして、彼女は入浴を終えて
どうにかしてか、体の水気も拭きあげて、貴方が用意した寝巻きに着替える
ヴィキ(?)
「うーん、ぴったり……」
結城 晃
「それで上下合ってた?
よ、よかった」
ヴィキ(?)
「うん、大丈夫。こういうお洋服は初めてだから、ちょっと慣れないけど……
結構楽、かも」
結城 晃
「そうか。
縫いぐるみだからもっと乾くのに時間がかかるかと思ったけど、やっぱり普通の縫いぐるみじゃないのかな」
ヴィキ(?)
「不思議だねぇ。べちゃべちゃのままだったらどうしようかと思ったけど」
そう話しながら、言葉が終わらぬままに
「ふわ……」
と大きくあくびを一つ
DL
もう少し夜を過ごす?
結城 晃
一緒に映画でも観ようかと思ったんだよね。
DL
なるほどなるほど
では、今のあくびは少しおいておいて
結城 晃
「映画でも観る?
たまには俺が選んだやつ」
ヴィキ(?)
「おっ」
結城 晃
「今のサイズならテレビでも映画館になるだろ」
ヴィキ(?)
「なるほど、迫力の大画面!」
貴方の部屋の壁際に置かれた薄型のテレビを見上げてはしゃぐ
結城 晃
シンゴジでも見るか
ふるいな!
ヴィキ(?)
この時代からすると、結構古い
結城 晃
「だいぶレトロな映画なんだけど、ちょっと気に入ってて」
ヴィキ(?)
「へぇーーー。
どんなのどんなの?」
結城 晃
「うーん……
日本に怪獣が現れて。
会議をする話」
ヴィキ(?)
「……何それ。怪獣と?」
結城 晃
「いいからいいから。ヴィキならきっと楽しめるよ」
結城 晃
オタク向け映画だ とは言われてるもんな。
ヴィキ(?)
「ほほう。そこまで言うなら、拝見をいたしましょうか」
結城 晃
部屋の電気を消し、ヴィキを膝に乗せて、サブスクライブの「シン・ゴジラ」を再生する。
有名な映画だろうし、知ってるかも知れないけど、彼女はロボ物ばっか見てると思っている!
ヴィキ(?)
そうだね、ヴィキは知らないかも
何より、今は自分でネットワークに接続して情報を集めることもできないので、新鮮に楽しむことができるだろう
結城 晃
評価見ながらとかじゃなく、それに集中できるんだ。
それは随分いつもとは趣が違いそうだな。
ヴィキ(?)
彼女は、貴方の膝の上で、東京湾にゴジラが現れ東京へと上陸してくる様を
「おー……」
と固唾を飲んで見つめている
「……なんか、怪獣が来てるのに、すぐに防衛隊とか出撃できないんだね」
結城 晃
「当時は決めるのに時間がかかったみたいなんだ。
情報伝達も今ほど早くないし」
ヴィキ(?)
内閣が会議を繰り返して対応を検討している様を、少し呆れたように、少し納得したように眺めている
「なんか、今もあんまり変わって無いような気もするけど……
法治国家は、法律に照らさないと何も動けないんだね……」
結城 晃
「……そうだね」
VOIDは随分と受け入れられてきている気がするのに、全く追いつかない法整備を思った。
ヴィキ(?)
「……ものは食べられないのに、薬は飲ませられるのかな」
素朴な疑問を口にしたり
結城 晃
「考えた事もなかったな。
そういえば注射じゃなくて経口摂取だもんな」
DL
やがて、ヤシオリ作戦は決行され、ゴジラへの冷凍剤投与が始まり、作戦は進行していく
「頼む、計算通りいってくれぇ……」
巨災対の安田メンバーが、祈るように眺めるシーンでは、
ヴィキ(?)
ヴィキも思わず前のめりになって、指の無い拳を握りしめ、固唾を飲んで見守る
そして、ゴジラの尾が、全身が最後の咆哮と共に完全に凍り付くのを見届け
結城 晃
思わずヴィキの体を抱きしめるようにして画面を見つめている。
ヴィキ(?)
「ほぉ……っ」
ようやく、体から力を抜いて息を吐いた
結城 晃
慌てて腕から力を抜く。
DL
やがて、科学技術館の屋上で、主人公・蘭堂が新たな決意と共に独白するシーンが終わり、テーマ曲と共にスタッフロールが流れ始める
結城 晃
「ふー」
ヴィキ(?)
「なんか、すごくリアルな映画だったね……」
結城 晃
「久しぶりに見るとやっぱり面白いなぁ。
日本人のやる事ってあんまり変わってない気がするんだよね」
ヴィキ(?)
「保守的というか……基本的に事勿れ主義の国民性だ、なんて言われるくらいだからね。
でも、それで過ごせるくらい、平和ってことだよ、きっと」
結城 晃
「ああ、そうだな……」
つい先日、割と大事件が起きたばかりな気もするんだけど。
ヴィキ(?)
「でも、蘭堂さんが言ってたみたいに、解決しなくちゃいけない問題には立ち向かっていかないといけないからね。
私たちVOIDのことも、そう考えてくれるといいなぁ」
結城 晃
「問題、か。
もう少し、頑張らないとなぁー」
頭の中のゴチャゴチャした問題を、その一言に集約した。
ヴィキ(?)
そう、貴方が言葉を口にした時、その腕の中で
「ふわ……」
とヴィキがあくびを一つ
結城 晃
「そろそろ寝ようか?」
随分遅くなってしまったし。
ヴィキ(?)
「……うん。ちょっと眠くなってきたかも。ていうか、眠くなるなんてすごく久しぶり」
柔らかい手で、同じく柔らかな顔をごしごしと擦る
結城 晃
ねむいって感覚、彼女は持ち合わせていない?
ヴィキ(?)
個人的な設定としては、擬似的かつ模倣的な感覚として、テストベッドの彼女の素体には搭載されている、って感じを想像してた
けれど、体感的なものとして感じるのはすごく久しぶりかもしれない
結城 晃
なるほど
結城 晃
「ベッドメイキングしようか」
結城 晃
ベッドってちゃんとしたヤツなのかな。
それともプラのヤツ?
DL
ベッドも、人形用の小物としてはどっしりしてるかも
流石にコイルマットレスとかは無いだろうけれど
豪華なお屋敷においてありそうなデザインのベッドが
結城 晃
なるほど。じゃあ布団とかもついているならそれを整えて。
ヴィキ(?)
「うん……ありがと」
目を擦るような仕草で、ふわふわと礼を言う
よいしょよいしょ、とベッドによじ登り
結城 晃
「じゃあ、何かあったら呼んで。おやすみ」
部屋の電気を消す。
ヴィキ(?)
布団を被ると、
「うん、おやすみ……
あっくん」
結城 晃
「なに?」
ヴィキ(?)
「……ううん。なんでもない。おやすみ」
言って、目を閉じた
結城 晃
「? おやすみ」
DL
照明が落とされ、貴方もベッドに入ることだろう
結城 晃
スヤ

DL
では、貴方が眠りについてから
〈観察眼〉〈聞き耳〉〈*知覚〉のいずれかで判定を
結城 晃
2DM<=5 〈聞き耳〉 (2DM<=5) > [1, 1] > 4 > 成功数4 ミラクル
ミラクール!
DL
素晴らしい

DL
では、貴方は横になったまま、ふと目を覚ます
今日はいろいろなことがあった
疲れから、ぼんやりと横になったまま、ふと開いた貴方の視界の中、暗い部屋の中、
微かに光が灯っている
結城 晃
「……ん」
何となしに光の方を見る。
DL
それは、彼女のドールハウスも置かれたテーブルの上
ヴィキ(?)
小さな体の彼女が、何かを見つめている
その光源は、貴方の端末だ
彼女は時折それに触れ、スライドする画面の明かりに、暗いアクアリウムの中の光景めいて波打つように照らされている
久しぶりに会うことのできた彼女の横顔は、青ざめた光に照らされ、どことなく寂しげなように見える
結城 晃
「……?
ヴィキ?」
ヴィキ(?)
貴方がそう声を掛けると、彼女ははっと顔を上げ
咄嗟に端末に触れ、明かりは消えた
結城 晃
「どうした? やっぱり何かあった?」
DL
「ううん、なんでもない。ちょっと、喉が乾いちゃっただけ」
暗闇の中で、声が帰る
結城 晃
「ああ、そうか。水、用意してなかったな、ごめん。
くんでこようか」
起き上がろうとする。
DL
「ううん、大丈夫。もういただいたから」
結城 晃
「そうか?」
DL
「起こしちゃってごめんね……。もう寝るから」
結城 晃
「いや……」
寂しさ、か。
「こっちで寝る?」
DL
「……え」
結城 晃
「人肌が近くにあった方が落ち着くから。
あー、少なくとも、俺はそうだったから」
結城 晃
親を亡くしてすぐの頃、随分黒田さんを夜中に起こしたっけな。
そんなことを思い出した。
DL
「……うん。じゃぁ、ちょっとだけ」
結城 晃
では起き上がってヴィキの声がする方に手を伸ばす。
スマホが手元にないから、おおよその場所だけど、まあ見えるだろ。
DL
「……」
少しの間があってから、貴方の伸ばされた手に柔らかなものが触れる
結城 晃
ではそれを抱き上げて、ベッドに戻る。
DL
抱き上げると、その体は小さく、とても軽かった
結城 晃
「軽いなぁ。
今ならお姫様抱っこもできるな」
ヴィキ(?)
「いつもは重くて悪かったね」
結城 晃
……サイズ的にお姫様と言うより赤ちゃんだ。
ヴィキ(?)
窓から差し込む、街灯の光の中で、彼女が貴方の手の上で小さく頬を膨らませていた
結城 晃
「その重いヴィキの方が、俺はいいけど……
たまにはこういうのも悪くないかな」
ヴィキ(?)
「……
たまに、ね」
結城 晃
「そう、たまにならね」
ヴィキを枕の横に寝かせて、持ってきたタオルを掛ける。
さすがに抱いて寝たら潰してしまいそうで怖い。
結城 晃
潰してしまいそうで怖い、なんて、いつものヴィキには考えられない事だ。
ヴィキ(?)
むしろ普段は潰される怖さの方が
結城 晃
寝るときはロックしてくれてるって信じてるよ!
でも災害が起きたらアウトかもな!
まあそういうのもVOIDと生きる覚悟ってやつだ。
ヴィキ(?)
彼女は、貴方の顔のすぐそばで、貴方が用意してくれたタオルにくるまる
「このサイズなら、あっくんのポッケに入ってどこでも一緒にいられるかな」
結城 晃
「そうだなー。だけど。
他の人には縫いぐるみにしか見えなくなっちゃうんだろ?」
ヴィキ(?)
「うん……そうみたい。不思議だね」
結城 晃
「明日もこのままだったら……どっか出かけるか。
……カラスに攫われないような所に」
ヴィキ(?)
「そうだね……。もし、攫われちゃったら。
探しにきてくれる?」
結城 晃
「当たり前だろ?
そもそも攫われないように気をつけるけど」
ヴィキ(?)
その言葉に、くるまったタオルに顔を隠すようにしていた彼女は
「……うん。ありがと」
静かな灯りの中、微笑んだ
結城 晃
「……うん」
何故か少しほっとした。
「さあ、寝よう」
ヴィキ(?)
「ん。……おやすみ」
結城 晃
「おやすみ」
目を閉じる。
DL
貴方たちの意識は、やがて甘い眠気の中に溶け、てんやわんやの1日目の夜は更けていった
ちょうどお時間かな
結城 晃
ですね!
DL
次回は2日目が始まります
結城 晃
ありがとうございました!

コメント By.結城 晃
何をしたらいいかよくわからないままに家に帰る結城とヴィキ。

よくわかんないけど、とりあえず愛でればいいの?? と思う中の人。