白良浜 遠矢
よっせせよっせせ
陀羅羅
うぇーい
レイレイ
うぇうぇーい
【♪月の光】
GM
とりあえず、ちらっとレイレイさん
レイレイ
はい
泥棒を殴りに行きますか?
陀羅羅
悪いやつもいたもんだなぁ
白良浜 遠矢
まったくわるいやつもいたもんDA
レイレイ
ほんとだなあ

【♪黒き疾風】
GM
月の光が時折槍の様に差し込み入る、黒黒とした森の闇の中を、風のように樹々を縫って長い身体が奔る。
苔むした岩、濃い緑の香りを漂わせる下草と土の上を、掠めるようにして、滑るようにして。
レイレイ
「逃がすものか、逃がすものか。我が宝に手を出したこと、存分に悔いるがいい…!」
GM
未だ弱いながらも、確かにこの先から偉大なる眷属の気配が漂って来る。
そして、それに交じって焼けた鉄の如きにおい。
長い生の中、このにおいに覚えがあるかもしれない。
それは、灼熱の血と鋼の肉を持つ者たち。
鬼。
においと気配はどんどんと強く、濃くなってゆく。
レイレイ
「は、鬼ごときに盗まれたとは我も衰えたものだ。しかし盗られたものは、必ず返してもらうぞ!」
GM
雷鳴の如き唸りを喉の奥から漏らし、疾駆するその視線の先、
銀の光の差し込む広場がやがて見えてくる。
その中に何やら三つの影が見えた気もするが、
しかしそれよりも何よりも。
その手前、木立の中枝葉の中に強い気配。
レイレイ
とりあえず宝を持ってる鬼娘に殴りかかるでしょうね
GM
鋭く闇を見透かす竜眼で以て、そこに一つの影。
かつての里の者であるかのような、振袖の姿の童女が、その中に身を潜めて銀光の広場を窺っているのが見える。
一見ではただの童女に見えるが、それにしてはそのような姿でこのような闇の中にあるのが不可思議。
そして、その姿でこの深い枝葉を如何にして登りおおせたかが不可思議。
しかし、その娘から漂ってくる焼けた鉄のにおいに気付いたのならば、それも得心がゆくだろう。
そしてその手には、微かな光にも照る、八つの珠。
そう、見つけたのだ。
レイレイ
(あやつか……返してもらおうか!)
GM
※どのようにアプローチをしようか
レイレイ
ロングレンジなブレスがあるので、不意打ちみたいなことは可能ですか?
GM
どうぞ。
相手はまだ気づいていないので、アイサツ前のアンブッシュは一回だけ許されます。
陀羅羅
こっちこなくてよかった…
レイレイ
では遠慮なくぶん殴りましょう。〈竜の息〉使います
といっても肉体レベルが低いので失敗する確率も高い…
GM
ええと
〈龍の息〉は1LVですので
3d6してダイスを二つ選び,5以下であれば成功です
レイレイ
3d6
DiceBot : (3D6) → 11[2,4,5] → 11
GM
ああっと
白良浜 遠矢
*ああっと*
レイレイ
いい感じに失敗をする!!

どどんとふ
「無銘の刀」がログインしました。
無銘の刀
おそくなりましたこんばんは
おっ、正当な理由で戦ってる組ですね
陀羅羅
うむ濡れ衣よくない
無銘の刀
濡れ衣だろうとそうでなかろうと鬼は斬るべきものなので問題ないですね。
苦情は刀鍛冶にお願いします。

レイレイ
ボンッと吹いた氷のブレスは明後日の方向に飛んでいってそうです。寝ぼけ竜しかたない。
GM
飛びながら、その勢いに任せて鼻から、口から息を吸い込む。
喉がふくらみ、全身の鱗が開き、強力に吸気を冷却する。
瞬時に周囲の草、樹皮に白い霜が降りる。
その冷気、そして軋みをあげる樹々、気配に気が付いたか童女は、は、とこちらを振り向いた。
軽く身を縮め、枝をたわませると、その反動で以て軽やかに宙へと舞った。
童女のいた空間を極寒の冷気が薙ぎ、たちまちに凍てついた枝は、直近の太い幹ごとすさまじい天狗鳴りと共に爆ぜて散る。
その音は、広場の中で相対する二人の元へも容易に届く。
レイレイ
「むう、気づかぬうちに凍らせようとした優しき我の息吹から逃れるとは。おいたがすぎるぞ鬼の娘」

陀羅羅
これは出ていいのかな
無銘の刀
カオス空間になるなこれ
レイレイ
よつどもえくらいかな?w
無銘の刀
一応鬼二人は協力関係だから三つ巴かなぁ
陀羅羅
アレな上司って苦労するよね

GM
軽々と跳躍し、樹々の上へと飛び出した童女は、ち、と可愛らしい口から可愛らしい舌打ちを漏らし、忌々し気に新たな闖入者をにらみつける。
「寝惚け龍めが。むこう100年は惰眠をむさぼっておれば良いものを」
レイレイ
「さて、虫が我が寝床に入り込んだようでな。もう少し寝たかったが起きてしまったのだよ」

GM
広場の中の二人からは、音のした方を見やれば
不意の吹雪のように吹きこむ、樹々の破片を交えた白銀の霧。
GM
出ていいですぜ
シーンつながりましたので
無銘の刀
私は目の前の鬼を殺すことしか考えてないから、陀羅羅さん動くなら追う。
陀羅羅
轟音と漂ってくる冷気に、闘いのさなかとはいえ目を向ける。
「なんだ…竜!?」
GM
では、トモキはエゴ【鬼を滅したい】で判定を
成功したら、そちらへ気をとられずに鬼を狙い続けることができる。
エゴ判定は、2d6のみ振って、エゴの属する能力値以下が出れば成功です
無銘の刀
んー踏みとどまる理由がないかな
2d6
DiceBot : (2D6) → 8[6,2] → 8
同値で成功だよ。
陀羅羅
殺意高すぎやしませんかえぇ
無銘の刀
実際8あるのでこれに逆らうのはなかなか理由がないと……
レイレイ
敵の敵が頼りになります
無銘の刀
目の前の鬼に隙ができた。それしか考えない。

GM
おっと
ちょっとお待ちを
無銘の刀
数百年生きて唯一できた友人が死んだ直後なんで、ええ。
レイレイ
今後先生のクラスになったらホームルームや授業のたびにエゴ判定が…
無銘の刀
正体を知らなければ平和だよ♪
レイレイ
確かにィ!!
無銘の刀
知ったら学級崩壊が起きかねん。物理で。
陀羅羅
暗殺教室かな?
レイレイ
「またトモキくん先生殺そうとしてる~」ってクラスの名物に
無銘の刀
「人を守る」もエゴとして持ってるから、生徒の中に隠れれば安全だよ先生……少なくとも私は。
レイレイちゃんは知らない。
陀羅羅
問題児しかいないクラス、先生不登校になりそう
無銘の刀
そんなんが名物になるクラス、生徒の神経オリハルコンすぎんか。
レイレイ
非日常も毎日起きれば日常です
無銘の刀
なるほどなー
無銘の刀
なうろ
GM
お待たせしました
みんなのキャラを追加していなかったよ
白良浜 遠矢
おお、キャラクターコマ追加ありがとうございます そういや足してなかったや
三上 もも
お、ありがとうございます

GM
トモキ_の【罪】を+1して(罪:0->1)
エゴ判定に成功したので、トモキは【罪】を1獲得しました
無銘の刀
わぁい
わぁい? 
陀羅羅
それはぎるてぃ。。
GM
【人間性】とか【血と肉】は、あとで追加しておくね
そして、トモキは【鬼を滅する】というエゴで成功したので、そのエゴに流されます。
三上 もも
なるほど~
レイレイ
レイレイさん的にはオッケーなギルティ
GM
爆砕した白銀も、新たな気配も関係ない。
己はただ眼前の鬼を滅するのみ。
無銘の刀
目の前の鬼を何が何でも斬らなければ収まらない。周囲の異変など心にない。
陀羅羅
鬼ならあっちにもいるのに…
無銘の刀
ロックオンシステムが、切り替え範囲狭くて~
レイレイ
私の獲物を横殴りしてくれてもよくってよ!
無銘の刀
適当に自分で隙作ろうかと思ってたけどトモキのやる気が上回ってしまったw
GM
そして、陀羅羅は絆、仲間で判定を
陀羅羅
2d6<=8
DiceBot : (2D6<=8) → 2[1,1] → 2 → 成功
あるぇ
GM

クリティカル
レイレイ
クリティカル
GM
問答無用で成功扱いとなり、達成値は絆の合計値となります
そして
真田_の【愛】を+1して(【愛】:0->1)
絆判定に成功したので、陀羅羅は【愛】を1獲得
陀羅羅
やったぜ
GM
鬼の仲間としての絆に縛られる陀羅羅は、童女鬼を助けなければ、と感じました。
陀羅羅
博愛の精神
陀羅羅
絆の合計値は4+5+8で17?
「今行く!」そちらに駆け出します
GM
もちろん、これらの判定に対して、エゴには絆で、絆にはエゴで、それに流されたり縛られたりという衝動を堪えることもできます
だね>17
無銘の刀
おう、この状況で背を見せようとはいい度胸だ。この鬼斬丸……じゃない名無しの刀が斬ってくれよう桃太郎。
GM
では、レイレイは、もう一人の鬼が童女鬼を救おうとするように迫るのが見えます。
トモキは、目の前の鬼が慌ててもう一人の鬼の方へと向かうのが見える
陀羅羅
権力者を守る社畜の鑑
無銘の刀
先生鬼でも人間でも大変そうだな……
レイレイ
どっちでも上司がいる…
無銘の刀
闖入者に気づいていなかった分追うのが遅れたな。一歩遅れて目の前の鬼を追う。一体も二体もさして変わらぬ。
レイレイ
先生をつと睨んで、「お前に用はない。しかし来るのならお前も凍らせるぞ…!」
無銘の刀
なんか長いのがいるけどまあ気にしないね。
レイレイ
なんか鬼の後ろに刀持ったのがいるけど気にしないね
無銘の刀
二人に増えたなら近い方から倒そうとするよ。
無銘の刀
二人とも神経太すぎない? 
GM
ほい
ちなみに、エゴや絆の判定は自己申告でも可能なので、ぜひどうぞ
陀羅羅
とりあえず魔剣はほっといて竜に迫るよ
レイレイ
なんか来たけどとりあえず鬼娘から凍らせようとするよ
無銘の刀
ぐちゃぐちゃだなこの戦場

無銘の刀
ところで鬼上司さんが、「やばいのと、それを守る奴がいる。守る奴は人間が駆り立ててるから今がチャンスよ」って言ってたけど
最初魔剣と使い手のことかと思ったらそうじゃなかったから、あの謎少女が「やばいの」ってことだよね。
「やばいの」さんどこ行ったw
陀羅羅
人間スピードで逃げ回ってるんじゃ?w
レイレイ
気になるけどレイレイさんは今のところお宝しか頭にないですね!
無銘の刀
これ後で「何してくれるのバーカ」って我々怒られる奴ですよね。
レイレイ
泥棒するのがよくないのです!!(言い訳)
無銘の刀
そうだね。
泥棒イクナイ
陀羅羅
レンタルすべきだったね
無銘の刀
きちんと話を通していれば……
レイレイ
対話 タイセツ
陀羅羅
すごいお宝貸してほしいんスけど、タダで!
レイレイ
「お?凍るか貴様?」
無銘の刀
何捧げたら貸してくれるんだろうか。
レイレイ
信仰と実り(農作物)かな…

GM
突如現れた妖刀。
目覚めた龍。
龍の視線の先で、童女がその顔を苛立たし気にゆがませる。
「何なのだ、この有様は!」
陀羅羅
「お前が始めたことだ!為すべきことをしろ!」童女に叫ぶ
レイレイ
「お前がその手に持ってるものを素直に返せば退いてやってもいいぞ。まあ退く前にちょっとばかり凍ってもらうかもしれんがな」
GM
それぞれに吠え、あるいは無言で殺意を振り上げ、
混沌とした戦場の最中、加速した意識がもたらすゆったりと流れる時の中で、童女はちらりと視線を皆の背後、広場へと向けた。
そこには、巻き起こる出来事について行けずに怯えた瞳で龍を、鬼を、妖刀を見つめたまま固まる少女。
「これも、貴様の仕業か―――」
無銘の刀
ウナギしょうじょまだいた。
GM
「かぐや姫!」
叩きつけるように名を呼ばる童女の手の中、龍に取られまいと遠ざけるように振りかざしたその手の中で、八つの宝珠が不意に光を放つ。

無銘の刀
火鼠の衣探しに行かなくちゃ……
陀羅羅
かぐやさんだ
白良浜 遠矢
ウナギ少女月の姫様だったの??
レイレイ
かぐや姫とな
陀羅羅
あれ、竜の珠も貢物だよね。ラッキー
無銘の刀
あっ。
な、なるほどな。
レイレイ
まずい!持ってかれる!!

GM
その光は強く、誰の目にも見えたことだろう。
特に、龍の視界の中を真っ白に染め上げるその輝きは、まさに龍の息吹そのもの。
【♪侵襲】
無銘の刀
多分この会話の間に陀羅羅さんとか斬りかかってはかわされたり受け流されたりしてる。
GM
身を焦がさんばかりのそれは、まさしく過去の眷属の威光。
陀羅羅
こんなまぶしいのによく見えるね。。
無銘の刀
私は肉の目は意味がないからなぁ。強い光が出ている間物は見えなくなると思うけど、少なくとも目が痛くなったりはしないから。
レイレイ
「おい娘、お前、一体何をしておる…!?」
「わからんがさっさと返せ!」
GM
その声に、しかし童女の表情もまた驚きに満ちたものだ。
「これは―――己の眷属の目覚めと怒りに呼応したか!?」
「このままでは、龍共が……」
白良浜 遠矢
宝珠さん「ウチのモンに何しとんねんオラ」ってことか
陀羅羅
「やったか!」誤解
この高さでは助かるまい…
無銘の刀
フラグか……
GM
混沌の最中にあって、皆が混沌のままに叫び、舞う。
しかし、この場にいた者たちは皆一様に、不可思議な感覚に陥っていた。
己が口にし、伸ばす手腕、地を蹴る足
それら全ての感覚が、まるで重なって感じられるかのような。
無銘の刀
また時間操ってるぞこの娘
いや珠さんの仕業か? 
レイレイ
何回か巻き込まれ死にしかけてるんですかね
陀羅羅
「また…なのか?」少女に触れた時のことを思い出し
GM
これから口にすることが、為すことが、己のものばかりでなく、他者のものに至るまで、全てを知っているいるかのような。
無銘の刀
「怪しげな術を……」
GM
皆の感覚が予測する通り。
しかし、決して追いつくことはできぬその予測の通り。

三上 もも
ふふ
陀羅羅
時をかける少女がここにも。。
レイレイ
思いっきり時間巻き戻した人が
無銘の刀
いきなり半日巻き戻した猛者がw

GM
童女が振り上げた宝珠をつかむ手に、力を込め、叫ぶ。
「ええぃ、なれば一か八かよ!」
レイレイ
「鬼ごときが知恵を使いおって!」
無銘の刀
おっ、誰かしらないけど意見が合うな。
なんか前から知っていたような気もしてきたけどあの長いのの顔は覚えとく。
あと目の前の変な術使う鬼も覚えとく。覚えてたっけ。知ってたような気もするけどまあいい。
GM
今吐いたその言葉も、果たして『今の己が吐いたもの』か?それとも『それと知っている己が吐いたもの』か
それすらもあやふやに混沌の中に溶ける。
「食らいやれ!」
叫びと共に、宝珠を少女へと鋭く投げつける。
レイレイ
「おい貴様!!投げるな!!」
GM
「八大龍王の霊力を以て、先天八卦、後天八卦が陣を為す!太極の狭間、時も間もおかぬ場へと、疾く消えるがよいわ!」
龍の抗議に、振り向きもせず、印を斬る童女の視線の先、広場の中央に佇む少女を取り囲むように配された宝珠が閃光を放つ。

陀羅羅
竜の宝珠プレゼント、つまりプロポーズ
無銘の刀
なるほどな!? 
三上 もも
なるほど~~~
レイレイ
結婚したかったのか~
三上 もも
(なるほどな、という顔)
無銘の刀
ごめんなさいされるのがお約束
陀羅羅
キマシタワー
レイレイ
ときめきビーストバインド
無銘の刀
レイさん涙目展開じゃないのかなコレ。
レイレイ
嫌な予感しかしないなあ!?
陀羅羅
盗まれて投げられて無断使用、悪い鬼やでほんま
レイレイ
もう氷像にして息絶えるまで巣に飾るしかない
無銘の刀
返してくれるって言ってたから……大丈夫だよ……うん
レイレイ
返すって言って紐だけ戻ってきそう

GM
雷光めいて瞬く閃光の中、八つの巨大な龍を見たような気がした。
そして、その中で怯えたように立ちすくむ少女の瞳が、また瞬きと共に姿を変えるのが、見えた気がした。
無銘の刀
「龍……?」
事ここに至ってようやっとなんか見えた。
もうひとり、人のようで人でない何かがいるのも。
白良浜 遠矢
鬼しか見てないトモキさん。
無銘の刀
一応見るだけ見ておかないと話に置いてかれそうだから……
自分の強いエゴで流されてバーサークして終わりそうだから……
GM
そして・
【♪月の光】
GM
すっかりと力が抜け、ただゆらゆらと揺さぶられるだけの、気だるいその時間の中
己と同じか、もしくはそれよりも小さな背に背負われた白良浜。
己を背負う、その小さな背中の持ち主が、何かと、誰かと話しているような気配が、伝わってくる。
しかし最早聴覚までも鈍く、まるで水中で聞くそれのように、はっきりとはしない。
ただ、猛烈な眠気が襲って来る。

レイレイ
時をかけた少年少女のターンかな?
無銘の刀
おっ
陀羅羅
おんぶだ
無銘の刀
平和なチームだ
無銘の刀
 (立ち絵退場)
陀羅羅
 (立ち絵退場)
レイレイ
 (立ち絵退場)
無銘の刀
退場w
陀羅羅
消すにはブランク発言しかないっていうのがw
無銘の刀
まあ消せないよりは良いかな
レイレイ
この平和を我々が乱してはいけない…w
無銘の刀
まったくだ……
そういえばリプレイのために訊いておきたいんだけど、遠矢さん人間状態なのかしら
GM
人間だよ
無銘の刀
ありがとう

白良浜 遠矢
「……、」
GM
眠い。
ただただ、眠い。
そして、寒い。
このままでは、凍えて、そして氷のように眠ってしまいそうだ。
白良浜 遠矢
背に負ぶわれて聞く声は、母の子守歌を思い出させる。
何かにすがっていなくては。
何か、確かなものにすがっていなくては、目覚めぬ眠りに落ちていってしまうそうで。
エンデ
「もうちょっと、だから」
白良浜 遠矢
ああ、寒い。寒くてならなくて、その小さな背に擦り寄る。
何もかも手放して、その背に身を預けて眠りたい。けれど、聞こえてくる不確かな声が、そうしてはいけないと思わせる。
エンデ
「負けないで…ね?」
精一杯力を込めて彼を背負う。
白良浜 遠矢
「……、」 その声に応えたくて口を開くが、声は出ないのだろう。
代わりに、どうにかその背に縋ろうとする。
エンデ
「もう少しのはずだから」病院まではあと何メートルなのだろうか…。
GM
近いな。
エンデ
「いいこ」もうすぐ病院に辿りつける。
GM
ただ消えてゆくだけだった存在を繋ぎとめようとするもの、
自らを繋ぎとめようとするもの
その二つが、ただ、そこにあった。

レイレイ
他3人のシーンとの温度差がすごい…優しい世界…
陀羅羅
いきなり切りかかってくるとこまでは同じだったのに、どこで差がついた
無銘の刀
斬りかかる方に殺す理由がありすぎたことかな……
泥棒だし
白良浜 遠矢
せやな……
陀羅羅
泥棒は知らないはずでしょう。。
長い生き物はうんまぁ。。
無銘の刀
だからきっとレイレイちゃんは珠返せば許してくれるんじゃないかなしらんけど。私は許さない。
レイレイ
許す(でも殴りはする)
無銘の刀
龍に殴られたら普通の生き物は死ぬのではないかな……
陀羅羅
実行犯は許されるのに冤罪マンは許されない不条理
白良浜 遠矢
ふつうのいきものじゃないからだいじょうぶじゃないかな……>鬼さん

GM
そして、それらが望むもの。
その中で、その少女の姿をした闇は、持てる最大の力を―――。
瞬間、何か強大な存在、力の本流、そうした何某かを闇が感じた刹那
時が軋んだ。
同じ刹那。
猛烈に瞬き続ける閃光、龍の幻、めぐる月の姿
それらが瞬き、白と黒の奔流の中、
鬼は、龍は、刀は、何かが大きく軋みを挙げたのを感じた。

無銘の刀
あっ
ここに来ちゃうのかわいそうすぎない? 
レイレイ
巻き込まれ死してしまう…!
エンデ
白良浜くん生きて
無銘の刀
リンクしただけかな? 
レイレイ
アッなるほど 別地点でそれぞれなにかが
無銘の刀
禁忌は二度犯された……のか? 

【♪STOP】
GM
白良浜は、目を覚ました。
連続する、電子音。
白良浜 遠矢
「……はっ、」 
もう意識ははっきりしていますか?
GM
はっきりしている。
驚くほどすっきりとした目覚めだ。
白良浜 遠矢
「ここは……、」 これまでのことを思い出しながら、周囲を確認する。
【♪ひだまり/ギター】
GM
自室だ。(背景にお洒落な部屋表示)
真田宗司
白良浜君の部屋おしゃれすぎ、イケメンかよ
雨宮レイ
これはきっとモテ男子
GM
※イメージです
エンデ
イケメンは死なない。つまり…?
三上 もも
 (退場)
GM
パジャマを着た、自分は今電子音をやかましく鳴らし続ける目覚まし時計にたたき起こされ、起床をしたところ。
なのだろう。
ここは、自分が一人暮らしをするワンルームマンションの一室。
何か大切なことを忘れているようなきがするが……。
白良浜 遠矢
あるいは家具つきマンションの可能性
白良浜 遠矢
これ時間は現在(17歳)? 白良浜は現状を(己が魔物であること)を正しく認識していますか? それとも、それより前?>GM
GM
・現在です
・認識しています
白良浜 遠矢
「はあ……、随分、前の夢を見た気がする」 重く息を吐いて、目覚まし時計を止める。
GM
見た気がする。
よく思い出せないが。
白良浜 遠矢
あのとき、自分は死んでいたはずだった。……誰かに、助けられた気がする。
GM
気がする。
しかし、何故かそのあたりのことが全く思い出せない。
白良浜 遠矢
”姉さん”が自分を見下ろしていたことは覚えていますか?>GM
GM
その瞬間を、覚えているような、覚えていないような……
非常にあいまいな状態です。
何よりも、
自分はかつて長野の山中にある、どこだかいう集落に住んでいた、らしい。
いや、正確にはそこで過ごした幼少期、少年時代のことは覚えている。
雨宮レイ
自然と私の住処も長野になった
真田宗司
信州の竜…
GM
しかし、そこである時、何かが、起こって
いや、違う
不意の大地震と土砂崩れに見舞われたその集落は、地図から姿を消してしまったのだ。
自分は、その最中、たまたま土雪崩から外れたところで倒れていたのを、発見された、らしい。
その程度の記憶。

三上 もも
蕎麦…
真田宗司
白馬五竜…スキー場か。。
白良浜 遠矢
なるほどな?
雨宮レイ
なんだ私か!(違います)
真田宗司
レイレイさん身長45m
三上 もも
なるほど~

白良浜 遠矢
自分が魔物になった経緯についてはどう認識していますか?>GM
GM
目覚めてからしばらくして、己の異能に気が付いた、という認識です。
しかし、己が記憶の空白の以前からそうであったのか、果たしてその時を境に身に着けたものなのかは、わからない。
白良浜 遠矢
なるほど。OKです。
ああ、覚えていない。また穴ばかり空いている。失くしてはいけないものが、そこにはあったような気がするのに。
GM
そして、もう一つ何かを忘れているような。
白良浜 遠矢
己が身の空しさに息を吐く。教科書をまとめ、学校へ行く準備。いつも、気が重い……。
もう一つ忘れていることについて考えてみる。
GM
思い出そうとしながら登校の準備をしている最中、学ランの胸ポケットに何か硬い紙の感触。
白良浜 遠矢
その紙を取り出してみる。
GM
取り出してみれば、それは一枚の名刺。
白良浜 遠矢
内容を確認。
くるりと回して両側を見てみる。
GM
警察庁 資料編纂課 課長
八街 徹
と名がある。
トモキ
お世話になったことがあるのかな
真田宗司
そりゃもう12才の少女と
トモキ
ああ
GM
そうだ、つい先日、危うく『秘密がバレそうになって』バイトをクビになって困っていた時。
一人暮らしの扶持をどこで得ようかと途方に暮れて求人情報を漁っていた自分に、この名刺を差し出した中年のことを思い出す。
『良かったら、ウチでバイト、してみる?大丈夫、警察っても基本閑職だから、ウチ。お茶くみ程度と思って、さ。ね』
いかにもウダツの上がらない、といった体の、よれたスーツの男は、なんとも気の抜けた笑顔でそう告げた。
『今度の木曜日、5限で終わりでしょ?そのあとでいいからさ、興味あるならおいでよ。ね』
雨宮レイ
ブラックバイトの常套句では?
トモキ
警察でバイト。おやおや~? 
三上 もも
おやまぁ
真田宗司
時間割に詳しい警察
トモキ
補導とかしてる関係……と思ったけど部署が違うか。
白良浜 遠矢
「ああ……、そういえば……」 胡散臭いものを感じながらも、目の前の収入には逆らえない。
GM
今日は木曜日。
興味があるなら、行ってみようか……。
白良浜 遠矢
血や肉など、奪って、喰らってしまえばいい…… 腹の奥からそう呼びかけてくる声に逆らうには、ひどい空腹になど、ならない方がいい。
忌々しいものを感じて、舌打ちが漏れる。
GM
ピッ、という小さな電子音
7時半。
そろそろ駅へと向かわなければ。
白良浜 遠矢
重苦しい気持ちを振り払い、ともかく授業が終わったら一度行ってみようと決める。
もう一度大きなため息をつき、鞄を持ち上げた。
GM
何か、大切なことを忘れているような気がする。
あの日、あの場所で。
白良浜 遠矢
自分以外に誰もいない部屋を振り返り、部屋の鍵を閉める。
せめてそれを思い出せたら、少しは救いになるかもしれないのに。
GM
何か、大切なことを忘れているような気がする。
思い出さなくてもよいはずのことを。
真田宗司
宿題は忘れちゃだめだぞ
GM
少年は。
一人の教師は。
真の姿を隠して、人の中に溶け込む龍は。
人に化けて、成りすまして生きる刀は。
どこにでもいて、どこにもいないはずの少女は。
皆、あの日あの場所であったことを、まるで穴のあいたポケットにでもしまったかのように、忘れていた
何か、大切なことを忘れているような気がする。
ただ、なんとなく、そういう想いだけを抱えたまま、
駅で―――
学校で―――
街で―――
彼らはすれ違っていた。
※皆の頭の中で好き勝手に想像していただいて良いOP
【♪灯せ】
GM
ビーストバインド~魔獣の絆~
始まります

トモキ
折角見たのに忘れちゃった
三上 もも
忘れちゃった☆
雨宮レイ
お宝はいつの間にかなくなってしまったんだなあ
真田宗司
むしろ忘れたままに…
トモキ
ももちゃんたちはどうなったんだろう。時間戻ったところで巻き込まれたのか、戻ろうとしたときに巻き込まれてしまったのか。
雨宮レイ
思い出さないといけないな!!
トモキ
いけないな!!! 
三上 もも
いけないな!
白良浜 遠矢
忘れたまますれ違うこの感じいいな
トモキ
パチパチパチパチ
雨宮レイ
わーわー
三上 もも
ぱちぱちぱちぱち
真田宗司
パチパチパチ!
白良浜 遠矢
ぱちぱちぱちぱち!!

トモキ
私どうして人でいなきゃいけないのか、その理由がぶっ飛んでしまったんだろうか。
雨宮レイ
親友が鬼のせいで死んだ!っていう勘違いだけが残ってるのかな
カッコいい
トモキ
そんな感じかな。
白良浜 遠矢
エンデちゃんにとっての大きな転機もふっとんでしまったんだろうか
GM
吹っ飛んでるね
その瞬間のことだけ、キレーにキングクリムゾンされてる
ただ、その瞬間覚えた衝動だけは残っている
白良浜 遠矢
アッ>吹っ飛んでる
真田宗司
吹っ飛んだところではじまった!
トモキ
どうして自分が親友の姿をしてるのか分からないけど、この立場は守り続けなければならないし、何故か鬼に今までにない強い恨みを抱いているんだな。
雨宮レイ
なんかよくわからないけど、お宝がなくなって寂しい気持ちで街に下りてきたんだろうなあ、私は
三上 もも
全てを忘れた状態で食べるりんごおいしいです。
トモキ
平和なお方だ
デスノ配っちゃ駄目だよ。
GM
皆の中でも、あの日あの場所は
地震と土砂崩れで無くなってしまったとしっている、ということで
トモキはたぶん
友を失ったことだけは覚えているんだろう
トモキ
ふむふむ
もう随分前の話なのかな
雨宮レイ
よかったね先生、鬼を恨む理由を一人は忘れましたよ
GM
大丈夫、
よくは覚えていないが、鬼に友を奪われたことだけは覚えてるんだ
トモキ
やったぜ鬼は殺す。
【♪月の光】
真田宗司
鬼の里の長とか一緒に来た仲間とか、そんなものはなかったんだろうか。。
GM
そのあたり、一応はっきりさせておこう
・白良浜
自分がその集落に住んでいたことは覚えている。
大地震と土砂崩れが起きた前後のことはよく覚えていない。
白良浜 遠矢
お、明記ありがたい
GM
・真田
自分が当時、長に何某かのことを命じられて、当時そこにいたことは覚えている。
しかし、そこで何があったかは覚えていない。
仲間内でも、地震と災害で仲間が失われたということになっている。
真田宗司
承知
トモキ
仲間やられてるんだ
雨宮レイ
部下の方々が…
真田宗司
というか現在でも鬼ネットワークは健在なのでしょうか?
GM
ただでさえ希薄になってきた現代、そういった事件もあって、更に真田本人は都会に出てきているので、あまり触れあう機会はないかな>ネットワーク
真田宗司
基本1匹鬼のつもりでいいでしょうか。
GM
OKです
真田宗司
わかりました。
GM
・トモキ
当時そもそも未だ自我が希薄だったために、それ以前のことはトモキのこと以外ほぼ覚えていない。
ただ、鬼によってトモキの命が奪われたことだけは強烈に記憶している。
地震や災害なども、鬼が何某かの儀式(はっきりしない)によって引き起こした、その結果トモキ死んだ、と思っているのではないだろうか
トモキ
分かった鬼が全部悪い。
白良浜 遠矢
鬼が悪い! 鬼がぜんぶ悪い! になった
雨宮レイ
高まる殺意…
白良浜 遠矢
むしろ殺意あっぷ
真田宗司
シンプルイズワースト
トモキ
元々斬らなきゃいけないものだけど、脅迫観念的に「殺さなきゃ……」になってる
三上 もも
先生逃げて
GM
・雨宮
当時、何かがあって自分が覚醒したのは覚えている。
しかし、その時には既に地震と災害によって里は喪われていた、と記憶。
守るべき社も里も失った龍は、放浪して、そして……
雨宮レイ
なんか気づいたら学校に通ってたんですね
真田宗司
ホームレスドラゴンにならなくてよかった…
GM
気が付いたら、なのか、しかたなく人里に降りて暮らすうち、人としての生活を手に入れたのかもしれないw
トモキ
家がなくなったから一緒にお宝もなくなっちゃったんだね仕方ないね。
白良浜 遠矢
こっちは泥棒の事実も消えてなくなった
雨宮レイ
仕方ないね、信仰されるには人が必要だ
GM
でも埃までは喪っていない
誇り
トモキ
埃だらけで目覚めたもんな……
三上 もも
あぁ…
雨宮レイ
被ってた埃がまだついてくるのだ…
三上 もも
静電気…。
GM
・三上
当時のことは、ほぼ覚えていない。
人間に興味があれば、災害のことなどは覚えているかもしれない
三上 もも
りんご美味しいです。りんごのお兄さんに災害の事は聞いてるんじゃないかな。
GM
喪われるものの多い、人の街へと降りて来たのかもしれない
といったところかな
雨宮レイ
ありがとうございます!了解ー
トモキ
開始が楽しみだなぁ
雨宮レイ
わくわく
真田宗司
本編本編!
雨宮レイ
そわそわ
三上 もも
どきどき
りんご飴用意しなきゃ
GM
そして、今日も時間オーバー
次からはきっちり〆ていきたいね!
ということで、お疲れ様でした!
トモキ
お話自体は0時に終わった……から……
雨宮レイ
おつかれさまでした~
真田宗司
お疲れ様でした!
トモキ
おつかれさまー
白良浜 遠矢
お疲れさまでした!



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