【♪中央省庁区】
GM
陀羅羅は、緊張と共に森の中にあった。
レイレイ
おっ先生
陀羅羅
唐突に出番で焦る。。
GM
すみませんなw
陀羅羅
「…」直立不動で周囲の気配を感じ取ろうとする
GM
「遅い」
周囲を探る陀羅羅の頭上から、高い声が降る。
いつからそこにあったのか。
まるでその気配に気付くことはできなかった。
まるで少女のような可憐な声。
陀羅羅
「…っ」気づかなかった自分に苛立ちをおぼえながら、見上げる
GM
「何じゃ、その目は。己の主の声形も知らぬと見える」
樹上に張り出した枝の上、赤い瞳がらんらんと光る。
陀羅羅
「主…だと?」やや混乱気味に声が出る
GM
「貴様の里長に腕っこきを寄越せと伝えたが……。我のことすらおぼつかぬ小童を寄越すとは。他の者はどうした」
陀羅羅
他の者、と聞いて逡巡しますね。
GM
ついぞ先日、
里長から危急との報せを受けて、この山里へと差し向けられたのは、己の他に数名あった。
しかし、それらは全て、この深い山中にあってはぐれ、今となっては己一人あるのみだ。
陀羅羅
ここに来るまでの記憶ははっきりしていますか?
GM
あります。
里長に告げられたのは
この地へと赴き、さる高貴なる御方の助けとなるべし。
しかし、邂逅を果たす前に、既にことは起こっていたようであった。
人の山里は炎に覆われ、うろたえる己と仲間は、不意に現れた人の一団に奇襲を受け、はぐれる有様。
武装し、まるで一個の生命のように働く人に狩り立てられ、気付けば己一人。
里長の言葉と、先刻の物言いから察するに、この声の主が、その『高貴なる御方』なのだろうか。
陀羅羅
「…他の者ははぐれた、何が起きたのかも知らぬが、あの騒ぎは何だ。」
「ここに行けと。そして手助けをしろと言われただけだ。お前のことも知らぬ。」
GM
「物事の把握を努める頭も無ければ、口の利き方を知らぬと見える」
くつくつ、という笑い声。
見上げるその闇の中から、不意に赤い光が降り来た。
陀羅羅
「…」その物言いに、しかし反駁することもなく見つめる。
光を目で追う。
GM
それは、その者の瞳に宿る赤光。
風に着物をばさ、と鳴らしながら降り立ったその姿。
この山中にあってあまりにも不似合いな振袖を纏った、年の頃は十にもとどかぬほどの童女。
陀羅羅
ふーっと、大きく息を吐く。
「…人の子ではないな。」
GM
しかしその小柄な体躯からにじみ出る威圧感は、本物の鬼のそれ。
「誠に何も知らぬのじゃな。……長の気苦労がしのばれる」
しのんでどうする
陀羅羅
威圧感をすべて受け止めようとするかのように、仁王立ちのまま彼女の目を見据える。
GM
まぁよい、と一つ置いてから
その姿に、ほう、と目を細め、
「相応に肝は据わっておるようで何より。では、一度しか言わぬゆえ、心せよ」
陀羅羅
「聞こう。」
GM
「この地に、厄災の者が逃げ込んだ。人どもに追われてのぅ。彼奴を封殺する」
「以上」
「貴様らの……もとい、貴様の任は、儂が彼奴を封殺にかかる間の囮役ぞ」
陀羅羅
「厄災の者…人に追われる程度、というのに…」納得がいかない様子で、つぶやく
GM
「その程度のものを追い立てる人に、狩り立てられ散り散りになった若造がどの口でほざく」
幼い顔に、蔑むような笑みが浮かぶ。
陀羅羅
「…それで、逃げまどえというのか。それとも、こちらから追い立てろというのか。」初めて彼女から目をそらす。
GM
その様子に、くつくつと笑いを漏らした後で、
「逃げ惑う、か。ほんに近頃の鬼は惰弱となったものよの。その角は、牙は、爪は飾りかえ」
まぁよい、と呟き、
「追う」
陀羅羅
「そうか。」彼女に目を戻す。心なしかその言葉には力がこもる。
GM
「彼奴の守り手たる道化めは、今頃人どもに先んじて付け狙われ、厄災めの傍らにおらぬ。好機ぞ」
その視線を、赤い瞳で受け止め、童女の顔からも笑みが消える。
「行くぞ。くれぐれも遅れて儂の枷となるでないぞ」
陀羅羅
「いつでも構わぬ。お前が主というのなら、牙にも爪にもなろう。」
GM
そして返事も待たず、童女の姿が掻き消えた。
たちまちに威圧感を伴った気配が、森の奥へと遠ざかったゆく。
「よかろう、せいぜい励んでみるがいい」
もはや彼方からその笑いは届いた。
陀羅羅
「我らとて…」地面を蹴る。
1匹の猪のように。1羽の鷹のように。
彼女の後をひたすらに追います。
GM
強い緑と土のにおいを伴った夜気が、塊となって叩きつけられる。
暴風。
否、己が進む速さ故だ。
木が、枝が、岩が、暗闇の中から現れては、襲い掛かってくる。
飛ぶように迫るそれらをかいくぐり、飛越し、威圧の気配を追う。
激突して自滅する恐れすらあろうが、少しでも足を緩めればたちまちに引き離されてしまいそうだ。
10尺ほども先に、辛うじて童女の背中をとらえながらの暗夜行。
「ほうほう、思いの外がんばりよる」
陀羅羅
彼女の速さに驚嘆しながらも、次第に心を捉えるのは、謎の者への憤り。
GM
童女が肩越しに振り返り、笑う。
陀羅羅
木も、枝も、岩も動けない、だが、俺は動ける。
そして、逃げているのはない、追っているのだ。彼女を。災厄を。
GM
「猛るな、逸るな。鏡面の水面の如く、しかしその水底に熱き火岩の怒りだけは忘れるな」
唄うような、諭すような童女の声。
白足袋と飾り鼻緒の草履で、この悪路でどうやればそれだけの速度を出せたものか。
「近いぞ」
つぶやくと、童女が懐から何やら取り出したのが、視界の隅に見えた。
陀羅羅
「…」口を固く結ぶ。開けばうなり声が漏れてしまうだろう。
GM
それは、珠の一つ一つが子供の握りこぶしほどもあろうかという、珠の連なり。
あるいは、大振りな数珠。
珠は八つあった。
時折頭上の隙間から差し込む月の銀光に、珠が透き通った光を返す。
陀羅羅
不釣り合いな、と思ったが、口には出さない。
GM
「不釣り合いな、と思うたか?」
まるで見透かしたような声。
「だが、これでなくてはならん。これでなくては、かの閉じた輪の厄災めの封殺かなわぬ」
「八大龍王の霊力を蓄えた宝珠ぞ」
無銘の刀
おまわりさーん! 
陀羅羅
あれーこれ竜さんからもヘイトMAXから始まるじゃないですかやだー
白良浜 遠矢
もしかして レイさんのやつ
レイレイ
おおっと犯人見つけちゃったかな!?
無銘の刀
やっぱり鬼は切らなきゃ駄目なんだよろくなことしない! 
なんか私丸腰で出てきそうな雰囲気だけどコレ。
白良浜 遠矢
刀の丸腰とは。
真田さん(の主)がヤスだったのか
陀羅羅
だって上のひとがー

陀羅羅
「しかし、美しい珠だ。」呑気に、しかし素直にそう思った。
GM
くく、と笑み。
「迂闊に覗き込もうとするなよ?貴様も囚われるぞ」
陀羅羅
「お前以上に、俺には似合わぬ」大きな岩をひとつ飛び越える。
GM
「かかっ、違いない。さて、用意は良いか?早ぅ封殺して返さねば、この地を守護する龍めが騒いでうるさかろう」
「寝こけておる間に、ちょいと拝借したからのぅ」
無銘の刀
返す気あったw
白良浜 遠矢
ちょっと無断で借りただけだよ!ってやつだった
レイレイ
泥棒はみんなそう言う…!
陀羅羅
「何をすればいい」後半はあまり気にしていない
GM
「手段は問わぬ、彼奴めの脚を止めろ。折っても刎ねても構わぬ」
陀羅羅
奴ら、と聞いて彼女の前方に目をこらす。
GM
やがて、行く先の森の中、明るい場所が見えた。
木立の切れた、森の中のちょっとした広場といったところか。
その中央に、人影があった。
陀羅羅
もう殴りこんでいい感じでしょうか
GM
「よし、行け!」
考えた陀羅羅に、高い声が飛ぶ。
その一言を残し、童女の姿が木立の闇へと消えた。
己が作り出す隙を見て、封殺にかかるつもりなのだろう。
陀羅羅
「おおおおおおおお!」周囲の木々をなぎ倒さん勢いで咆哮を上げ、その人物にまっすぐ躍りかかる。
GM
勢いのままに木立を躍り出て、広場のただ中の人影へと襲い掛かる。
奇襲を受けたその人影が、驚いたように立ちすくみ、己を見上げるのが見えた。
見上げたその顔が、銀の光に照らされる。
陀羅羅
顔を見ます。
GM
豊かな黒髪、金の瞳の少女の姿がそこにあった。
姿形は、人の街で見かける年頃の娘とほぼ変わらず。
歳は17、ほどであろうか。
金の瞳を真ん丸に見開き恐怖にゆがむその顔から、ひ、と声が漏れた。
陀羅羅
躊躇なく、爪を振り下ろす。
GM
では、攻撃判定をどうぞ。
2D6して攻撃に使用する業の能力値以下が出れば成功です。
陀羅羅
おっと。では鬼の爪ですね。
2d6<9
DiceBot : (2D6<9) → 7[3,4] → 7 → 成功
白良浜 遠矢
この時この1点から全員の物語が始まる感じなのかな
無銘の刀
そんな感じなのかなー
GM
鋭い爪の一撃を見舞う。
しかしその一撃は、恐怖に身を縮まらせた少女の腕を掠めるにとどまった。
袖が三本の溝に切り裂かれ、一瞬の後にそこから血が迸った。
ああ、と叫び、少女がよろめく。
陀羅羅
「ぬぅ…」一旦相手の出方を見ます。
これで十分な隙ではないのかと、主を気にしつつ
GM
おびえるように後ずさる少女の瞳が、その恐怖と緊張に幾度も瞬く。
陀羅羅
しかし果たしてこの娘が我らを襲ったあれらなのかと
GM
不思議に金色に輝くその瞳が、瞬かれる度に、月がその姿を変えるように半月、三日月にと形を変える。
それは、確かに魔性のものであるように見えた。
ひぃ、と引き攣った息を吸い、少女は鬼に背を向けて逃げ出した。
しかし恐怖に震えたその足は、幾度ももつれ、今にも転びそうに危うい。
陀羅羅
「…やはり人の子ではないな」跳躍して回り込むとかできます?
GM
それは容易にできるだろう。
陀羅羅
「行かせぬ」手を伸ばして首をつかもうとします。

GM
OK
では、そこで切ろう。
次は、刀の出番
なのだが、今日はお時間かな
無銘の刀
今日は時間ないねぇ
GM
折れた
無銘の刀
ついでに消すテスト
白良浜 遠矢
突然横から刀がニュッして笑った
陀羅羅
なんか飛んできた
三上 もも
ニュッ
無銘の刀
皆様、全て透過したグラも用意しましたんで
それ使えば自分の顔消せますよん
シュッ
あると便利だから作っとくと良いかもね
白良浜 遠矢
ほうほう
こうかな
おー、ありがとうございます
レイレイ
ふむふむ
シュッ
おおー!ありがとうございます!
陀羅羅
ブランkありがとうございまし
無銘の刀
狙ってないのにいちいち先生に殺意丸出しで笑った。
白良浜 遠矢
www
ちょうど先生の首んとこに刃がくるんですよね。
無銘の刀
狙ってない! よ! 
レイレイ
wwww
無銘の刀
消えるぅ
陀羅羅
いったか
ぼくわるいおにじゃないよ
エンデ
どうどう
白良浜 遠矢
ぷるぷるしてまう
無銘の刀
いい鬼は死んだ鬼だけだァ! 
白良浜 遠矢
ともあれ、おつかれさまでした
三上 もも
お疲れ様でした
無銘の刀
良かった良かった
陀羅羅
お疲れ様でした
無銘の刀
おつかれさまー
レイレイ
おつかれさまでしたあ
シュッ
GM
おつかれさまぁー



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序章  第一章 第二章 企画 第三章 後夜祭

【続編】

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