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こちらには
CoC『キルキルイキル』
かなりガチなネタバレがあります。


語り手
お待たせしております
高瀬川の和樹
お疲れさまです、ごはん食べられました?
語り手
ハイ!(モグモグ
高瀬川の和樹
食べingだ!
シロ
ハーイ
アイスモグモグ
語り手
🍣
高瀬川の和樹
手負いかな??
手負いだな
語り手
手負だなぁ
風馬
コッコ
高瀬川の和樹
コココー
シャーリー
もぎゅ
語り手
お揃いですね
というわけで

語り手
美ヶ原温泉の一室で、鏡池のお話を聞いて、のんびりくつろいでいた一行
ゆり
「ねぇ、少し落ち着いたし、お風呂行きましょうよ」
ゆりの提案
「お風呂から上がってきたら、ちょうど晩御飯の頃合いよ」
シロ
「おふろ! いく!!」
風馬
「おふろか……わかった」
カリス
「お風呂だ!
どっちが長く潜ってられるか対決しようよ!」
シャーリー
「……」無理……。
シロ
【けもの】でもぐるのは むり!!
高瀬川の和樹
「お、いいな」
ゆり
「それじゃ、早速……」
語り手
さてさて、
みんなで部屋を出まして、ぎしぎしと軋む板張りの廊下を歩き
シロ
「なんか音がするー!」
意味もなく忍び歩きしてみたりしてる。
風馬
「きつねのいえみたいだな!」板張り
ちびきつねさま
ちびぎつねさまはおるすばん……
カリス
「あー、シャーリー音が出た! アウトー!」
高瀬川の和樹
「面白そうなことやってんなぁ」その横を何気なく歩きながら。
シロ
「ここ踏むとキュッキュッて音がするんだよー」
屈伸運動みたいなことしてる。
高瀬川の和樹
「お、ほんとだ。ちょっと軋んでら」
ゆり
「ほーらー、他のお客様にご迷惑じゃないの、やめなさいよ」
高瀬川の和樹
「おっと、悪い悪ぃ」
語り手
なんてやりながら、お風呂に辿り着きました
鶯張り
シャーリー
なんか京都のお寺で廊下音が鳴るところなかったですっけ?
語り手
鶯張りだね
語り手
割とあちこちある
シャーリー
あれ面白かったなぁ。
高瀬川の和樹
だいたい修学旅行で行くと噂の

ゆり
「それじゃ、また後でね」
シロ
「わぁいおフロー!」
てててて
高瀬川の和樹
「おう、またな」しなやかな手をひらひらと振る。
シャーリー
「では……」
カリス
「またね!」
高瀬川の和樹
「おう、風呂で泳ぐなよー」
風馬
「和樹、なんでいっつもオレたちとシャーリーたちで違うお風呂に入るんだ?」
カリス
「じゃ一緒に入る?」
高瀬川の和樹
「7才以上の外見の男女は混浴しちゃイカン、って決まりがあんのよ。決まり。
それを破ると」
風馬
「やぶると?」
高瀬川の和樹
「風呂が怒られる」
シロ
「ふろが!」
風馬
「そうなのか!」
ゆり
「まぁ、嘘ではないわね」
高瀬川の和樹
「おう。風呂が困るからやめてやれ」
シロ
「フロ困るのか」
ゆり
「というわけで、男どもはあっち」
風馬
「わかった」
高瀬川の和樹
「ってことで、またなー」
語り手
のれんをくぐると、そこはそんなに広くはない脱衣所でした
見ると、一人ぶんのカゴが埋まっています(女湯
のぞき厳禁
高瀬川の和樹
おっと個別行動だ(?)>女湯
ゆり
うっかり女湯ののれんをくぐろうものなら
高瀬川の和樹
「みずのみち」で逃げようにもふしぎがたらない
風馬
オレもギリギリアウトだな
シロ
つまりお話後半なら!
高瀬川の和樹
SAFE! いやいやしませんよ
シロ
キャー! カズキさんのカッパー!
高瀬川の和樹
でもゆうこやの河童、わりとえっちなところあるし女湯に潜んで見つかったら逃げたりしそう
シロ
『えっち』って特性ありましたねそういえば。
高瀬川の和樹
そうそう。
カリス
えっち!

シャーリー
「……先に誰か入ってるんでしょうか……」
ゆり
「みたいね。先客さん、こんなに早く来るなんて、なかなかやるわね……」
シロ
「さわいじゃだめなんだな!」
カリス
「ボク一番に入る!」
カリスは、たちまちぽんぽんと裸ん坊になると、最後にしっかりカゴの上にメガネを乗せて
カリス
そのまま、お風呂の方へ走って行こうとして
シャーリー
「滑らないでください……」
カリス
なんだこのSE
高瀬川の和樹
カリスちゃんのダッシュ音じゃないのか
シロ
どしんする?
カリス
すごい音がして、カリスは壁にぶつかってひっくり返りました
シロ
「ヒャッ!」
シロ
「だいじょーぶー?」って訊こうかと一瞬思ったけど、シロはこわがりなんだったわ。
カリス
「痛い……」
鼻の頭を押さえながら、涙目で起き上がります
シロ
「ななナなナなナナナナニ?」
ゆり
「ちょっと、すごい音がしたわよ。……大丈夫?」
体と髪の毛にタオルを巻いたゆりが、カリスに手を貸してあげます
シャーリー
心配そうに見つめる。
高瀬川の和樹
「なんだありゃ、女湯の方からすごい音がしたぞ」
カリス
カリスは、ふらふらとした手つきでその手につかまると
ゆり
「うわ、ちょっと、何よ」
カリス
カリスは、その手のひらに顔をくっつけて、ふがふがと匂いを嗅いでから
「これは、ゆり!」
ゆり
「犬か」
シロ
「ハナがいいのか?」
カリス
「そうなんだー。あと、生き物は壁の向こうでもわかるよ。
でも、メガネ外しちゃうと、ぼやぼやで何も見えない……
誰か、先に入って~~~。
ついてくから」
シャーリー
シロちゃん見そうだなぁ。
チラッ。
シロ
「いく!!
こっちだぞ!」
フンスフンスと鼻息荒く風呂場に入って行く。
カリス
「オッケー」
シロの後を、今度はしっかりとついていきます
みんなの身長
シロ
導きは道の毛である我に任せろ!!
イイ洗い場まで案内するぞ!
毛ではない怪!
フッサフサ
高瀬川の和樹
毛ではある!
風馬
白い毛玉
シロ
身長はシロのほうがちっさいな。
カリス
少し小さい
シロ
こちとら5歳児よォ
カリス
多分、シロ、カリス、シャーリーって並ぶと、携帯の電波みたいになる
シャーリー
リーさんの外見年齢決めてなかったな……。
なんとなくミドルティーンぐらいだとは思う。12~15ぐらい?
カリス
一番お姉さんだった
シロ
おねーさんだ!
高瀬川の和樹
結構大きかった!
ゆうこやスケール的にもっと子供だと思ってた
シロ
ゆり→和樹→シャーリー→風馬→カリス→シロってかんじ?
シャーリー
あ、ローティーンが13~15ぐらいだからローティーンだ。
シロ
風馬君12歳くらいだっけ?
シャーリー
ゆうこやの世界観だと見た目は大人、頭脳は子供! も結構好きなため……。
風馬
見た目12歳前後ってなってますね

シャーリー
じゃあシロちゃんの後ろを僭越ながら……。
カリス
その途中で、
「……これは、シャーリー!」
シャーリーの前を横切りついでに、しっかりとシャーリーの匂いもふがふがと確かめて
シャーリー
「はい……」
ゆり
「そういえば、ホオジロザメってど近眼だったわよね……。通りで分厚いメガネだと思ったわよ」
シロ
「ココがかぶりゆだぞ! まずここでザバーしないとおこられるんだぞ!」
カリス
「ざばーってする!」
ざばぁ
シャーリー
ざばー!
ゆり
「はいはい、よくできました」
語り手
一番お姉さんかと思ってた
シャーリー
「よくできました……」シロちゃんに。
シロ
「えっへん!!」
カリス
「ボクはー?」
シャーリー
「よくできました……」これはカリスちゃんに。
カリス
「へへへ」
まぁ、女湯でなどなどやっておりますと
語り手
一方その頃、男湯では、一足早く男衆が湯を楽しんでいることでしょう
高瀬川の和樹
「子供でもぶつかったかねぇ。にしては音がすごかったが、シロか?」はぁー、と湯船の中で軟体動物になっている。
シロ
ちがうもん!!!
カリス
「ボクだよー」
風馬
「かりすがぶつけたのか」
カリス
「うん、思いっきり」
高瀬川の和樹
「んぇ? そうなのか。 悪ぃなシロ」
カリス
「悪いな、シロ」
まねっこ
シロ
「わるくないぞ!」
カリス
「和樹と風馬、もうお風呂入ってる。ちゃんと掛け湯したー?」
高瀬川の和樹
「したよー」
カリス
「ちゃんと掛け湯すると、シャーリーにヨシヨシってしてもらえるんだ」
シャーリー
よしよし……。
シロ
シロも!!
風馬
「オレももう水に入っても平気だ!」
ゆり
「慣れるとお風呂もいいものでしょう」
風馬
「あったかいな!」
語り手
お風呂のお湯は温かく、体をほぐしてくれます
高瀬川の和樹
「極楽極楽、生き返った気分だぜ」
シロ
「いきかえった!? いやいやちがう、かんよーくってやつだもん。だまされないぞ」
語り手
特に、日頃の運転で体がこわばりがちな和樹は、よく効くことでしょう
シャーリー
「あったかい……」じんわり……。
カリス
「あはは、和樹がお風呂の中で寝てるー」
高瀬川の和樹
「だいじょうぶおきてるおきてるー」
ゆり
「え、ちょっと……あんた、向こうが見えてんの?」
高瀬川の和樹
「ほぇ?」
カリス
「見えるよー」
ゆり
「やだ、ちょっと!」
シロ
「みえちゃうの?」
風馬
「壁があってみえないぞ?」
カリス
「ボク、目はよく見えないけど、壁とか石の向こうは見えるんだー」
まめちしき
語り手
※ホオジロザメには、ロレンチーニ器官という生体レーダーがあります
シャーリー
へー!
高瀬川の和樹
へえぇ 筋肉が発する生体電流すら感知できるんだ
電気風呂に入ったらえらいことになりそう
カリス
すっごいノイズまみれになりそう>電気風呂

高瀬川の和樹
「にゅーよーくでにゅーよく……」半分寝ている。
シャーリー
「なんか寒くないです……?
私は……出ますね……」烏じゃないけど行水よ!
カリス
「へへへ、すごいでしょ。
でも、ぼやっとわかるだけだから、ちんちんまでは見えない……」
ゆり
「花も恥じらえスロー!」
風馬
「おーい、和樹、ねてるのか?」
高瀬川の和樹
「ほえぇ……んぇ? なんだって?」
語り手
女湯の方から、ばしゃーん、という大きな音が聞こえました
シロ
「ピャッ!」
高瀬川の和樹
「ぷぇ。おぅい、なんだなんだ」
ばしゃーんで目が覚めた。
シャーリー
「ふぇ……?」
シロ
「はじらえスロー……コワイ……」
ゆり
「なんでもないわよ、教育的指導よ!」
風馬
わいの風向指示器は高伝導やのに
カリス
風馬ちんだけははっきり見えるのか
シロ
先客どーなった。
風馬
「あばれるとお風呂におこられるぞ」
高瀬川の和樹
「ああー、またなんかやらかしたか……」
語り手
とまぁ、そんなこんなしてから
みんなでのんびりと浸かっておりまして
ゆり
「……で、結局、あんたはなんで雲外鏡を探してんの」
お湯に浸かりながら、ゆりがカリスに尋ねます
カリス
「……友達とお話したくて……」
ゆり
「それは、まぁ聞いたけど。わざわざあんたみたいのが一人旅してまで、ってのは……」

語り手
さて、シャーリーはもうお風呂を上がるということで、ここからは軽くザッピングしながらにしましょうか
シャーリー
はぁい!
語り手
曲迷子しちゃった
CCFOLIA Pro曲
シロ
公式曲、大体どの曲がどんな展開するか、一覧作るときに聴きすぎて覚えた!!
高瀬川の和樹
一覧本当にありがとうございます!!!!
ちょろっと聴いても突然展開が変わる曲とかあるから最高にたすかる
シロ
やったぜ

カリス
「……ボクの中には、もう一人、ボクがいるんだ。
ボクは、会ったことはないんだけど」
シロ
「なかって?」
背中にチャックはないなー
高瀬川の和樹
「へ? もう一人?」衝立越しに聞こえてきた会話を、何とはなしに聞いている。ばしゃーんで目が覚めた。
カリス
「ボクが寝てる時、ボクの代わりに出てくるんだって」
シロ
「そうなのか? まだみたことないなー」
カリス
「……」
シロ
「どんなやつ?」
カリス
「なんか、ボクとは肌の色も髪の色も違ってて。
ちょっと、暴れんぼうだって」
高瀬川の和樹
「もう一人…… ねぇ。会いたいってのは、そいつか」
多重人格、という言葉がふっと頭の中に浮かんだが、肌も髪も違うってんなら、本当に二人いるのかもしれない。物の怪なんてそれぞれだ。
風馬
「かりすじゃないかりすに会いたいのか、むずかしいな」
カリス
「うん……
それが、最近では出てこなくなっちゃったって」
シロ
「でてこないのか? ねてるのか?」
ゆり
「多重人格が治った、ってことじゃないの? いいことじゃないの」
高瀬川の和樹
「ゆり、発想が人間じみてねぇか?」
ゆり
「なによ、人を変わった妖みたいに」
高瀬川の和樹
「相当変わった妖だろうが」
ゆり
「あんたに言われると、ちょっと自信無くすわ……」
高瀬川の和樹
「どういう意味だか」
シロ
ひとのこといえないじゃん。
ってシロは突っ込めない。
おま
いう
高瀬川の和樹
「発想が人間じみている」とツッコめるのは人間じみた発想に詳しい物の怪だけなんだよ。>シロ
つまり和樹当人の発想も十分人間じみているのだ。
カリス
「前は、ボクが寝るとすぐに出てきたんだって。
みんなは詳しく教えてくれないけど」
風馬
「じゃあ、今日の夜にかりすが寝たらみんなでみててやるぞ」
シロ
「そーだな! おもしろそうだ!!」
カリス
「みんなが言うには、ちょっとイヤなことがあって、それで出てこなくなっちゃったのかもしれない、って。
寝たら、出てきてくれるかな……」
シロ
「ヤなこと?」
高瀬川の和樹
「拗ねちまったのか、そりゃ難儀だなあ。そういや一応神様扱いなんだったか、カリスは。
そんなら、面くらい二つや三つあっても、おかしかねぇのかもな」
ゆり
「そう言うものかしら?」
高瀬川の和樹
「そういうもんだろ。一月の神だって面二つあんじゃん」
ゆり
「ヤヌスとかね。……でも、限定的じゃないの」
高瀬川の和樹
「神じゃなくても、幽霊かもしれんしさ」
風馬
「そうか、おばけは夜にでるもんな」
シロ
「???」
カリス
「ヤタにいちゃんにも聞いたけど、あんまりちゃんと教えてくれなくて。
ボク、前から一度、会ってみたかったんだ。もう一人のボクに。
色々、お話してみたかった。ボクじゃないボクがどんな子なのか。
この話をすると、みんな黙っちゃうし、ヤタにいちゃんは、悲しそうな顔するし。
その子が、もし困ったり悲しかったりして、出てこられないなら、ボクはその子を助けてあげたいんだ」
シロ
サメカリスちゃんに何が起きてるんだろうねぇ
高瀬川の和樹
「そんで、雲外鏡か」
カリス
「うん。ヤタにいちゃんが、教えてくれたんだ。どうしても、っていうなら、そういう不思議な鏡がある、って」
高瀬川の和樹
「確かに、いいかもな。鏡に映しゃあ、見えんもんも見える。幽霊だって鏡にゃ映る」
風馬
「あしたの夜か」
ゆり
「なるほどねぇ」
シロ
「はやくさがさないとだよなー」
ある場所は分かってはいるんだよな。
語り手
そこにある鏡池が、あるいは、というお話でしたね
シロ
確定ではないから、その時間に行ってみようってとこかな。

語り手
では、シャーリー
シャーリー
はい
語り手
ひと足さきに脱衣所に戻ったシャーリーは、脱衣所の床に、一枚のハガキくらいの大きさの紙が落ちているのを見つけました
シャーリー
「これは……なんでしょうか……?」拾う!
語り手
手に取ってみると
それは一枚の写真でした
ただの写真ではなくて、何かプラスチックのようなもので包まれたもので、大切にされているようでした(ラミネート
そこには、先ほど見かけたバイクが一台と、それにまたがる二人の女の人が写っていました
女の人
その内の一人には、心当たりがあります
シャーリー
もう一人誰だろう……?
「……?」
女の人
見覚えのある人は、バイクの後の席に座っていて
女の人
バイクを運転する人が座る席には、見覚えのない女の人の姿
PLのみ騒然
シロ
ん、写真があるって事は
あの子たち本人ではない?
高瀬川の和樹
あああ~~~~~(謎ボイス)>表
写真があるのなんなんだろうねぇ
何が起きてるんだろ
シャーリー
なんでだ……?
シロ
フシギパワーかもしんないけどね。
高瀬川の和樹
実は生成AIかもしれん
シロ
めっちゃ調教されたAIが!
風馬
烏座「ええ……」ドン引き
高瀬川の和樹
そろそろ生成AI調教とレタッチで目の前にいるはずの人の写真を生成することくらいできる気がするんですよ
語り手
わかったよ、タイムスタンプが入ってるよ、過去の日付だよ!w
シロ
割とできそうというか多分できるよなこれ。
高瀬川の和樹
オレンジ色のデジタル数字が?(懐)>タイムスタンプ
シロ
何年前の写真だ!?
語り手
そうそう
写るんです
高瀬川の和樹
大丈夫一部の愛好家は日付を2020年突破できる機種を血眼になって探し求めてるから

語り手
さっき、服を脱いでいる時には、落ちていなかったはずです
もしかしたら、カリスが壁にぶつかってしまった時に、もう一つのカゴのところから落ちてしまったのでしょうか
シャーリー
「……えっと……」
ゆりさんに報告しようか悩んでる。
語り手
もしかしたら、この女の人二人が二人乗りをしているところを撮影したものなのかもしれません
では、シャーリーがそうして悩んでいるところで
カメラは再び女湯へ

語り手
カリスが、自分の目的について話し終えた頃
不意に、湯船の奥の方、ちょうど岩陰になっている辺りからざば、という水音
シロ
「ぴゃっ!?」
女の人
そこには、見覚えのある女の人が立っていました
シロ
「バイクのひと!!」
女の人
その人は、声を上げたシロの方をちら、と見てから
ざばざばとお湯の中を歩いて、湯船から上がると
なにも言わずに、お風呂場の扉をカラカラと開けて、
写真を持ったまま迷っているシャーリーとご対面
「……それ」
女の人は、ちょっとびっくりした顔をしてから
「返してもらえる?」
怒ったりはしませんでしたが、そう言って、手を差し出しました
シャーリー
「あ……はい」
返します!
女の人
「……ん。ダメだぞ、そういうことしちゃ」
ちょっと勘違いをしたかもしれない女の人でしたが、おとなしく返してくれたシャーリーに小さく微笑んでそれを受け取ると、手早く体を拭いて着替え、脱衣所を出て行ってしまいます
語り手
そして、最後にシャーリーは【こども】【おとな】で判定
目標は3
高瀬川の和樹
まさかの単騎判定
シャーリー
えー
choice[おとな,こども] (choice【おとな】,【こども】) > おとな
じゃあおもいを1消費して【おとな】で。
語り手
おお
では、シャーリーは
その女の人の小さな微笑みが、とても寂しそうで悲しそうなものに見えました

語り手
といったところで、本日は終わるんだ
シロ
おつかれーさまー。
シャーリー
おつかれさま~!
風馬
おつかれさまでした!
高瀬川の和樹
お疲れ様でしたー!
シロ
PC的には何の問題もないけど、PL的には写真謎すぎる。
シャーリー
それ
高瀬川の和樹
そうそれ
語り手
謎は深まるばかり
高瀬川の和樹
気になりますなぁ


コメント By.シロ
お風呂回。
何とゆうこやなのにサービスシーンだって……?
最後に出てくるアイテムでプレイヤーたちは騒然。

ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。