TRPGリプレイ ゆうやけこやけ 第十四話『旅するゆうこや』軽井沢(風波) 四


高瀬川の和樹
よいしょ
岩崎 和生
null
シャーリー
私は雀
いやツバメ
カモメではない
ヴェロニカ・ロジェストヴェンスカヤ
こんばんはー
時間ギリギリで来るから、いっつも名前確認しないで打ち込むんだよな
シロ
やほーう
語り手
今日から軽井沢生活
風馬
かるーい
語り手
ようこ蘇ー
高瀬川の和樹
蘇!
語り手
チーズ
風馬
まず牛乳を煮ます
語り手
ではでは始めてまいろうか
シャーリー
あ、返事忘れてた
いける!

語り手
車の中で、いろいろな話をし、いろいろな想いを交わしながら、浅間山を横目に下った先で
気づけば、みんなの前に少しおしゃれな街が現れていました
シロ
クレープ! 腸詰め!!
蜂蜜! ブルーベリー!
シャーリー
レバーパテは!?
シロ
あるよ
シャーリー
欲しい
レバー美味しいですよね!
シャーリー
お洒落だ!
風馬
みちがひろい!
ゆり
「とりあえず、旧軽井沢に到着、と。
しっかし、こんな状況でも観光客ってのは来るもんなのねぇ」
語り手
ゆりの言う通り、キャンピングカーの窓から見える道には、たくさんの人が観光や、お土産物を探したりしています
シロ
「だいだらぼちはいないのか」
ゆり
「いたら、それこそこんなとこに人いないでしょ」
高瀬川の和樹
「らしいなぁ。ま、思う所はそれぞれなんだろ」
シロ
たくましいな人間。
シャーリー
「おもいざわもあるんですか……?」
ゆり
「おもいざわは、軽井沢の下に沈んでるのよ」
シロ
適当言ってる。
風馬
「そうなのか!」
高瀬川の和樹
「ツッコミ投げたな」
ゆり
「天然すぎて、ツッコミが裸足で逃げ出したわよ」
シャーリー
「おもいざわあるんですね……!」
シロ
地下の大空洞都市を思い浮かべる。
「すごいいってみたい! かいじゅもだいだらぼちもそこからきたのか?」
ゆり
「そうよ」
シャーリー
帝愛グループに買収されてそう>おもいざわ
風馬
重井沢帝愛リゾート
犬科のきつねならお散歩も許される
シロ
もう
風馬
「そうか、和樹。下にいこう」
ちびきつねさま
「うわぁ、ここは犬が歩いていてもいいらしいよ。私もお散歩したいな」
ちびぎつねさまが窓に前足をかけて眺める先では、リードを繋いだ大きな犬が、気持ちよさそうに石畳を歩いています
高瀬川の和樹
「風馬、ゆりは適当かましてるだけだ。おもいざわはもう無い」
シャーリー
「えっ……」
風馬
「ないのか……」
ゆり
「そうよ。比重に負けて軽井沢の下へと沈んだ挙句、滅んでしまったのよん」
シャーリー
「そんな……
おもいざわの人たちはどうなったんです……?」
風馬
「だからあいつらが地面の上に出てきたんだな」
シャーリー
「!」
そうだったのかー!
シロ
秘境 おもいざわをさがせ!
シャーリー
シークレットミッションが解禁されちゃった。
ゆり
「さ、和樹。盛り上がったところで、適当な駐車場に入れて、お昼食べにいきましょ」
高瀬川の和樹
「賛成。ついでに今後の方針でも話すかね」
シャーリー
「ここは何が有名なんでしょうか……」
語り手
とはいえ、コインパーキングなどは軒並み満車
しかし逞しい現地の人たちは、自分たちの土地の一部を開放して、一日500円で駐車をすることができるようでした
風馬
お安い!
高瀬川の和樹
「お、こういうのは助かるな」
シャーリー
野沢菜とか軽井沢あたりでしたっけ?
高瀬川の和樹
「で、ゆり。何が有名なのか、だってよ」
ゆり
「聞こえてたわよ」
答えて、難しそうな顔で腕組みして唸ります
「何が有名、ねぇ……。そう聞かれると困るのよね。軽井沢って」
シロ
「おんせんとか! しつげんとか! ねぶたとか!!」
ゆり
「ほら、見てごらんなさいな」
言って、街中に溢れる看板たちを手で示します
そこには、ステーキ、パスタ、天ぷら、おそば、ラーメン、カレーなどなど
「ご覧の通り、割とどこででも食べられるものばっかりなのよねぇ。
昔からの観光地、避暑地であるが故の悩みねぇ」
風馬
「シロ、ソフトクリームがあるぞ」
シロ
「そふとくりむたべたい!! キーンてするんだ」
高瀬川の和樹
「まぁ、何よりか有名なのは、ここの気候そのものかもな。ここは昔から、街中の暑さから人が逃げに来た場所なんだ」
シロ
「にげてきたのか」
風馬
「ここは風が涼しいな」
ゆり
「まぁ、碓氷軽井沢のICの方まで行けば、荻野やの釜飯があるけどねぇ。それだけのために行くのも馬鹿馬鹿しいし」
シャーリー
choice[ステーキ,パスタ,天ぷら,おそば,ラーメン,カレー] 何が食べたいかな。 (choice[ステーキ,パスタ,天ぷら,おそば,ラーメン,カレー]) > カレー
「あの……カレーが……いいです……
ちょっと辛くないやつ……」甘口と言いたいらしい。
ゆり
「カレーぇ?
また、一番つまらないとこを狙ってきたわねぇ、あんた」
シャーリーに呆れるように腕組みで。
シャーリー
「日本のカレーは……国民食だって……他のツバメも言ってましたよ……?
こくみんしょく……?」
ゆり
「そりゃそうだけどさ……
だからって、軽井沢まで来て、カレーってあんた……」
高瀬川の和樹
「いいじゃねえか、案外旨いのがあるかもしれんし。なんでもないSAのカレーがやったら美味かったのに遇ったことあるぜ、俺」
シャーリー
「豆の入ったカレーとか……最高に美味しいかと……」
ゆり
「ダルカレーってやつね」
シロ
このへんに美味しいカレーパン売ってなかったっけ……
ゆり
売ってる
シロ
しかし観光地価格ではある。
通おう
シャーリー
カレーパン食べたい……。ひよこ豆の入ったカレー……。
焼きカレーパンでひよこ豆の入った奴が昔個人店で売ってたんだよなぁ……。
シロ
おいしそう
風馬
ダルカレーパンとはめずらしや
シャーリー
暫く行かない間に変わってて哀しみを覚えた記憶。
美味しかったですねあれは。
風馬
個人店あるある
シロ
そういうの「美味しい! 気に入ってる!」って伝えないとなくなっちゃうね。
シャーリー
ですねぇ……。
リトルマーメイドの半熟卵のカレーパンは美味しいですよ(ダイマ)
風馬
ああ、あれいいよね
シャーリー
あれは美味しい。
シロ
字面が既に美味しそうだ。
高瀬川の和樹
リトルマーメイドといえばチーズクリームのデニッシュパンもおいしい
シャーリー
あぁ~それはまだ食べたことないですね。
塩バターパンと秋季限定の甘栗デニッシュも美味しい。
甘栗デニッシュはお勧めなので秋になったら是非。ただ結構ボリューミーなのでおなかが空いてるときオススメ。

ゆり
「まぁ、和樹の言うことにも一理あるか……
それじゃ、一つ捻りましょ」
何かを思いついたように、指をならすゆり
シャーリー
「はい……」
語り手
ゆりに案内されてみんながやってきたのは、一軒のパン屋さんでした
風馬
「ここパン屋さんだぞ」
シャーリー
「パン屋……」
シロ
「ぱん! ぱんもすきだけど、カレーじゃないぞ」
ゆり
「ええ、そうよ。
ここのカレーパンがね。美味しいのよぉ」
高瀬川の和樹
「ほう。成程なぁ、少し捻ってカレーパンか」
ゆり
「そ。いいでしょ?」
シャーリー
「……!」おめめキラキラ!
シロ
「かれーぱん? べたべたになりそう」
カレーにパンが浸かってる光景を思い浮かべてる。
ゆり
「あんたたち、カレーパン食べたことある?」
シロ
ない反応。
風馬
「ないぞ」
シロ
「ない」
シャーリー
「ないです……」
ゆり
「あたしが一緒でよかったわねぇ。めっちゃ美味しいの食べさせてあげるわよ。
ここでは、イートインもできるからね」
高瀬川の和樹
「ほう。そいつぁ楽しみだ」
ゆり
「さ、入りましょ」
高瀬川の和樹
「おう」
シャーリー
入りまーす!
「はい……」
シロ
あっ、
変身しないと入れないな!?
高瀬川の和樹
そうね! >変身しないと 動物NGです
ゆり
おっと、そうか
シロ
へんしーん
人間になるよ
シャーリー
完全な人間になろう……。
シロ
「わぁー、パンがいっぱいあるぞ!」
風馬
「いいにおいだ」
ゆり
「あんたはこっち」
ちびきつねさま
「またカバンか……」
シロ
「お方様はばけられないのか」
そういえばそうだなぁ、と今更思った。
ちびきつねさま
「分身だとねぇ」
シロ
「そうかー」
語り手
お店の中に入ると、そこには綺麗に整頓された棚に、いろいろなパンが並べられています
目移りしそうなほど、たくさんの美味しそうなパンが並ぶ中、
一際目を引くように飾られているのがカレーパン
みんなはお好みのパンを好きに選んで、ゆりに買ってもらうことでしょう
シロ
あっあっ美味しそう
食べたばっかりなのにたべたい
美味しいパン食べたーーい!
シャーリー
アイスカフェオレも中の人は飲みたい……。
高瀬川の和樹
「お、このフルーツのやつも美味そうだな」
シロ
「あたしはこのねじねじのと、おさとうついたやつと、えーとえーと」
シャーリー
「カレーパン……!」
風馬
「カレーパンはざらざらしてるんだな」
ゆり
「ま、食べきれなかったらテイクアウトすればいいし、好きに選んでいいわよ」
シロ
ふとっぱら!
風馬
「オレはぶどうがのってるやつにするぞ」
高瀬川の和樹
「いいねぇ。じゃあ俺はこいつをハーフでいっちまおうかな」ライ麦のフルーツパンに吸い寄せられつつ、カレーパンもしっかりゲット。
シロ
あんフランスにベーコンエピにドーナツに……
シャーリー
「じゃあ私は……」塩バターあんパンを。
語り手
みんなそれぞれにパンを選び、買い終わると、お店の奥へ
そこには、たくさんのテーブルと椅子が並んでいました
ここで、買ったばかりのパンを食べられるようです
みんなが自分で選んだパンは、もしかしたら想像と違った味だったかもしれませんが、きっとどれも美味し良ことでしょう
特にカレーパンは、表面が少し固かったですが、サクサクとしたその中には、ふんわりと柔らかいパンが隠れ、真ん中にはスパイシーで美味しいカレーがたっぷりと入っていました
風馬
「中にカレーが入ってるからカレーパンなんだな!」
高瀬川の和樹
「ん、美味ぇ。確かにこりゃいいな、近所にあったら通うわ」
ゆり
「一応、お店は埼玉にもあるけれどねぇ。大宮とかさいたま新都心まで出ないと行けないし」
シャーリー
「美味しいです……!」
シロ
「おいしー! あっ、かれーたのんでない」
ゆり
「ここのは信州牛のお肉がゴロゴロで特別に美味しいわけよ」
ゆりは、自分のカレーパンを半分に割って、シロのお皿に乗せてあげます
シロ
「わーいありがとー!」
辛さってどのくらいなのかな。
語り手
中辛一歩手前くらいかな?
シロ
choice だいじょぶ いける からい (choice だいじょぶ いける からい) > いける
「ちょっとからい。おいしい!
じゃーねー、おすすめのやつあげるー」
ゆりにあんパンを半分。
ゆり
「あら、ありがと。うんうん。こし餡がしっとりとして甘すぎなくて美味しいわね」
シャーリー
「サクサク……!」
風馬
「きつねもたべるか」つ肉
ちびきつねさま
「おくれおくれ」
カバンのチャックのとこから、前足を出して受け取ります
語り手
そうして、みんなそれぞれにパンを食べたり、わけっこしたりしながら、しばし食事を楽しみます

ゆり
少し、お腹の中にパンが溜まったところで、ゆりがふと口を開きました
「それにしても。
これから、どうする?」
シロ
「だいだらぼちさがす!!」
ゆり
「それはそうなんだけどね」
高瀬川の和樹
「それだな。あいつらにどうやって会うか、会ったとしてどうするか、の二つだ」
シロ
「お方様のぐるぐるするやつでみつけられないか?」
ちびきつねさま
「うーん。あの巨人が姿を現われている時は反応したのだけれどねぇ」
風馬
「あれかみさまなのか……?
あったらともだちになるぞ」
高瀬川の和樹
「とはいえ、あのでかさだ。目の前にノコノコ出ていって、気づかれんうちにうっかり潰されても困んだろ」
ゆり
「それはゾッとしないわねぇ」
シャーリー
「怖いですね……」
高瀬川の和樹
「どうすっかな。怪獣ともみあってねぇ時に様子を見に行けるといいんだが」
シロ
あとあれ、出てくるかいじゅーは草食っぽかったんだっけ?
高瀬川の和樹
タツミはそう言ってたはず
語り手
見た目はそんな感じでしたね
そう、タツミもそう言っていました
ゆり
「というか、どこから出てきてるのかしらねぇ。
怪獣の方は、地面の中かららしいけど、ウルトラマンの方は、ピカっと光ったら突然、だものねぇ」
シロ
「むー」
風馬
「すみかがわかればいいんだけどな」
シロ
消えたときに誰か何か見てないかな。
潰されそうだった家の近くで聞き込みとか。

語り手
さて、そんなふうに、みんなが頭を突き合わせるようにして考え込んでいると
【こども】【おとな】で判定をどうぞ
難易度は低く、3です
シロ
【こども】素でいけるぞ
高瀬川の和樹
【おとな】なら3あるから素でOK
シャーリー
任せる
風馬
だな
語り手
ではでは
みんなは、通り側の窓に面したテーブルで食事をしていたのですが
和樹とシロは、その窓ガラスに、一人の女の子が貼り付くようにして立っていることに気がつきました
シロ
「んん?」
高瀬川の和樹
「おん?」
シャーリー
あら。
シロ
「あはは、へんなかおだ」
高瀬川の和樹
その子に手を振ってみます。
どんな様子ですか? 覗き込んでる? 興味津々? 無関心? ヘルプミー?
女の子
文字通り、鼻や口が潰れて張り付くほど、顔をガラスに押し付けて。
覗き込んでいるというか
張り付いた口からよだれを垂らしながら
和樹が手を振ると、同じように張り付けた手のひらを、手を振りかえすようにグーパー、として見せました
シロ
見たような子がいるなぁ。
お、なにげに自分のPC出てくるの初めてだ。
シロ
「はながぺたんこになるぞ」
風馬
「すごくおなかすいてるんじゃないか?」
高瀬川の和樹
「そんな顔だな」
シロ
「はらぺこだ」
高瀬川の和樹
「はらぺこだな」
女の子
女の子の視線は、みんなの前のテーブルの上に乗ったパンに釘付けです
シャーリー
「……」
もぐ……。
高瀬川の和樹
手に持ったフルーツパン(半斤)をちぎってその子に示してみます。欲しそう?
女の子
シャーリーがパンを口に入れると、張り付いた苦くちをもぐもぐと動かし、和樹が窓越しにパンを差し出すと、それに釣られて顔を動かします
ヨダレの跡が、窓ガラスにずるーー、っと線を引きます
シロ
じゃあ、残ってたベーコンエピを二つむしって持ってく。
風馬
「パンわけてやるか」
高瀬川の和樹
「だなぁ。なんだか無下にできん」フルーツパンをちぎってシロと一緒に持っていきます。
シロ
「たべるか?」
むやみと とりにえさをあげてはいけません。
風馬
「カレーパンうまいぞ」同じくもっていこう
女の子
「いいのっ!?」
頭のてっぺんで、結った髪がピコっと跳ねます
シロ
「おひるまだなんだろ?」
高瀬川の和樹
かわい いね……
シャーリー
「……じゃあ私はこの塩バターあんぱんを……」
シロ
女の子に手渡してあげよう。
女の子
女の子は、差し出されるパンを、両手でそれぞれに掴み取ると
変わりばんこにはぐはぐとかぶりつきました
風馬
なんとなく雪の中でおにぎりやパンを拾ったことを思い出す風馬であった
シロ
なつかしい
高瀬川の和樹
「おお、いい食いっぷりだなぁ」言いながら女の子の格好や痩せ具合をチェックしますが、浮浪者っぽい?
語り手
汚れたりはしていませんし、痩せてしまったりと言うこともないようです
シロ
いねは燃費の悪い五才児だった。そうだった。
女の子
両手はたちまちカレーパンの油やあんぱんのあんこでベタベタに。
シロ
「わー。
オテアライでてをあらってこないと、おこられるぞ」
女の子
あらかた食べ終えると、シロに言われて、自分の手を見下ろしてから
それをぺろぺろと舐め取って、自分の服でゴシゴシしてから
「きれいになったよ!」
シロ
「(おこられるやつだ……
めっちゃおこられるやつだ……)」
風馬
「そうか。ごはんたべてなかったのか?」
女の子
「ありがとう!
うん、今日はまだ食べてなかったの」
シャーリー
「そうですか……」
高瀬川の和樹
「この町の子かい?」
女の子
「ちがうの!」
和樹の言葉には、ふるふると頭を振り
高瀬川の和樹
「おや、そうなのか。じゃあ、旅行かい? 俺達もそうでね」
風馬
「ここのパンうまいよな!」
女の子
風馬の言葉には、ぶんぶんと頷いて
「おじさんのパンもおいしいけど、このパンやさんのもおいしいの!」
シロ
「うんうん、おいしいよな」
女の子
「ななくさくんのとこのおばさんといっしょにきたの。
ゆにてーくんをさがしにきたの」
シャーリー
ゆにてー
シロ
ちなみにいねちゃんは漢字使ってもええんやで……
女の子
いいんだって
シロ
私より見た目年下なのに漢字で喋る。
さいごに「なの」ってつけてだいたい一生懸命喋ってればいねちゃんになるやで。
風馬
「ひとさがしか。
どんなやつだ?」
女の子
「赤い飾り羽根で、いねとななくさくんの真ん中くらいの背で」
頭を触ってみたり、背の高さを伝えるように手のひらを振ってみたり
高瀬川の和樹
「ふんふん。飾り羽根ねぇ、結構特徴的な格好だな」
シャーリー
「そうですね……」
女の子
「でも、時々でっかいの!」
両手をどーん、と広げてみたり
シロ
「でっかいのさがしてるのか?」
風馬
「ときどきでかい?」
女の子
「うん、さがしてるの!」
シロ
「このくらい?」とゆりを指す。
女の子
女の子は、ゆりを見て
「ううん。もっと! なの」
首を振ります
高瀬川の和樹
「もっと?
俺くらいかい?」
女の子
「ううん。もっともっと! なの」
再び、両手をどーん
高瀬川の和樹
「へっ? もっと?」
風馬
「うしくらい……いや、いえくらいか?」
女の子
「家……人の巣箱より、もっともっと!」
高瀬川の和樹
「巣箱……」女の子の物言いに引っかかるものを感じ、んーーーー…… とこめかみを揉む。
「……なあ、まさかあのお山くらいじゃないよな?」
シャーリー
「……高い……」
女の子
和樹が指を刺した先、浅間山を見て
「ううん。あのお山よりは少し小さいの!」
風馬
「それはでっかいな!
だいだらぼっちか?」
シロ
「だいだらぼちか!!!」
シャーリー
「……なるほど……!」
女の子
「だいだら?」
首を傾げ
「ゆにてーくんは、ゆにてーくんなの!」
高瀬川の和樹
「まあいいや、そりゃでけぇな。そいつ、こないだテレビに出てなかったか?」
女の子
「うん! たまにてれびんに出てるの!
それ見たから、来たの!」
高瀬川の和樹
「探してるって、そいつの知り合いかい?」
シロ
「ゆに? あれ、だいだらぼち、そういってた?」
風馬
「和樹、あいつらの知り合いみたいだ」
高瀬川の和樹
「ああ、そうらしいな」
風馬
「オレたちも探してるんだ。一緒に探すぞ」
高瀬川の和樹
「なぁ、ゆにてぃだったか、そいつを探してるって言ってたな。俺達もそいつを探してんだ。
一緒に……」 被った。風馬と顔を見合わせる。
語り手
などと、お話をしていると
シャーリー
おっ
シロ
やさしいおばさまのけはい
男の子2
「あ、いたいた! いね殿~~」
二人の男の子が、駆け寄ってきます
※ななくさくんの立ち絵、お待ちしています
シャーリー
アッ
※次作ってきます
シロ
おとこのこsだった!
男の子2
「探したでござるよ。みき殿を郵便やさんで引っ張り出すのに、苦労したでござる」
高瀬川の和樹
ななくさくんありがとう>ゲットfrom郵便屋さん
シロ
おっ、なんか一人の男の子に親近感。
男の子
「ごめん、いねちゃん、お待たせしちゃって。……こちらは?」
独特の話し方の男の後ろからやってきたのは、仕立ての良さそうな白シャツのおとこのこ
風馬
「なんだ、ともだちか?
オレは風馬、にわtモガ」
高瀬川の和樹
「あの二人が、一緒に来た友達かい?」と、いねちゃんに聞く。
女の子
「うん! ななくさくんと、みきくんなの!」
シロ
「シロだぞ!!!」
いっちゃんになっちゃんにみっちゃんだな。
うーん、もういたような気もする……まいっか。
みき
「あ、は、初めまして……」
みき、と紹介された男の子は、少し緊張した面持ちで、礼儀正しく頭を下げました
「あの……皆さんは?」
ななくさ
「ななくさでござる!」
もう一人の男の子が、胸を張って自己紹介
シロ
「はじめましてだぞ! シロだぞ! パンたべるか!?」
シャーリー
「初めまして……」
高瀬川の和樹
「初めまして、和樹だ。いねちゃんだったか、この子が俺達のパンをずっと見てたもんだからさ。それで分けっこしてたんだよ」
みき
「えっ。
それは、友達がご迷惑を。……えっと、おいくらですか?」
慌ててポケットから小さなお財布を取り出します
その手が革手袋に包まれているのが印象的でした
高瀬川の和樹
随分きっちりした格好だな、なんて思いながらその様子を見ている。
「ああ、いいよいいよ。このパン半斤でしか売ってなくてさ、ちと多いなと思ってたんだ」
風馬
口を開放されて
「ごはんたべてなかったんだろ」
みき
「でも……」
高瀬川の和樹
「それよかさ、ユニティくんを探してるんだって?」
風馬
「それよりゆにてー? ってやつ探してるんだろ」
かぶった!
みき
「えっ!?」
みきの顔が、引き攣ります

シロ
風馬にストップかけてたのゆりさんかな?
風馬
かな?
みき
ストップ?
風馬
にわとりだと宣言しようとしてブロック
みき
見落としてた! いやん
風馬
うふふ
高瀬川の和樹
ゆりが不在なら和樹がブロックしてたということで
風馬
もがもが
シロ
ブロックしつつ喋ってるの可愛い。

ななくさ
「ユニティ殿のお知り合いでござるか?!」
みき
「ちょっと、いねちゃん、ななくさくん……!」
シロ
「しりあいになりたいの!」
シャーリー
「……そうです……」
高瀬川の和樹
「知り合いってわけじゃないんだが、もし叶うなら力を借りたい用事があってね。変な事しようってんじゃないからさ」
いね
「ゆにてーくんは友達たくさんいると強くなるの!」
シロ
「そうなのか!?」
みき
「うわああ! いねちゃん、ちょっとストップ!」
みきが、慌てていねの口を塞ぎます
高瀬川の和樹
なんとなく、ツッコミ枠&苦労人枠の気配を察知した。
シロ
またトリがふさがれておる。
のこるトリは一羽。そうつまり
ゆり
「なんか、キャラが被る面々ね」
シロ
「かぶらないもん!!!!」プンスコ
風馬
「たつみもそんなこといってたな」
高瀬川の和樹
「そうだなぁ」苦笑。
風馬
「やっぱりみんなで友達になろう」
みき
「ええと、すみません。失礼しました」
なんだか、顔から汗を流しながら、みきが頭を下げます
「……皆さんは……?」
シロ
「シロだぞ!!!!(3回目)」
風馬
「オレは風馬……だ!」
シャーリー
「シャーリーです……」
みき
「え、ええ。お名前は伺いましたけど、そうではなくて」
シロ
ツッコミが不足しておるな。
ゆり
「ゆりよ」
ちびきつねさま
「キツネです」
シャーリー
「鳥です……」
シロ
「えっと、えっと……シロだぞ!!!」
シロ
手っ取り早い人キタ
風馬
ほらみろ
シャーリー
「……えっと、旅……? してます……?」
鳥には難しいことは判らぬ。
高瀬川の和樹
「いやそうじゃなくて、ユニティを探してる理由だろ」
みき
「そ、そうそう、それです」
よかった、話がわかる人がいた、とでも言うように、和樹を指さしてホッとした顔
高瀬川の和樹
ああ……、と小さく頷く。
シロ
キツネです鳥ですに無反応とは、やるな少年達よ。
みき
「っていうか。
今、言葉を話しましたよね……そちらの……」
カバンの中から覗くちびぎつねさまを見て。
風馬
「きつねだからな(?)」
シロ
「お方様だぞ」
ちびきつねさま
「キツネだねぇ」
高瀬川の和樹
「なあ、これは俺の勘なんだが、いねちゃんだったか」まだモガモガされてる? >いねちゃん
いね
「もが?」
高瀬川の和樹
「君、鳥かなんかだったりするかい?」
いね
「もがもが!」
口を塞がれたまま、うんうんと頷きます
風馬
「そうか!」
シロ
「しーちゃんやふーちゃんとおなじだ!」
ななくさ
「拙者は犬でござる!」
シロ
「いぬ!!!」
風馬
「オレもにわとりだ」
高瀬川の和樹
「だよな。そんな気がした」
ななくさ
「むむむ、なかなか鋭い」
みき
「……あの」
少し疲れた顔で
高瀬川の和樹
「おう」
みき
「……ここでは何ですから……場所を変えませんか……」
諦めていねの口から手を離し、ぐったりと項垂れました
シロ
まとめ役の苦労人が中の人同じっていうね。
いや、今のみきのなかのひとは語り手なんだけどね。
高瀬川の和樹
「…………そうだな、賛成。人前でする話じゃねぇな。
っつか、最近物の怪連中に会い過ぎてツッコミが薄れてたなぁ……」
シャーリー
「はい……」
ゆり
「若いのに苦労してるわねー」
高瀬川の和樹
「心中察するぜ」
語り手
などと、色々と察しながら、みんなは移動します

シロ
みきくん、みためほどわかくはない
高瀬川の和樹
風馬くんと同年代だった気がする。
風馬
120歳台?
シャーリー
わぁ
高瀬川の和樹
あ、風馬くん120歳代だったか そしたらもうちょっと若いですね、80歳代です
風馬
あれ100歳台だったかな、まぁここまできたら誤差
シロ
ゆり 1000歳越え
風馬 120歳
みき 80歳
和樹 10代?
シャーリー このへん?
ななくさ 2歳くらい?5歳
いね 1歳ちょい
シロ 1歳ちょい
シャーリー
ななくさくん5ちゃい
風馬
まぁ自我を持ってからは数年だけどね
シロ
けっこういってた
高瀬川の和樹
和樹いくつだろうなぁ 河童だし挙動が大人だから少なくとも見た目くらいはありそう、瑞樹も見た目15歳なだけで実年齢はもっとあるので
シャーリー
リーさん何歳だったかなぁ。
リーさん何も考えてなかったな。

高瀬川の和樹
丁度よさそうな密談スポットへ移動します。
シャーリー
車……?
語り手
あ、車にしますか?
風馬
入る?
高瀬川の和樹
確かに密談には最適だけど、いきなり車に招待して来てくれるかなぁ
語り手
バンクベッドと、奥の2段ベッドまで詰めて貰えばw
それもそうですね
では、公園で
シャーリー
確かに>来てくれなさそう
風馬
なんにもしないからハイエースへおいで
高瀬川の和樹
では、飲み物やらお菓子やら追加で買って、和気あいあいと密談しましょう

語り手
みんなが食事した旧軽井沢のメインストリートから、狭い路地を通って裏手に抜けると、たちまち人の数は少なくなり、静かになります
高瀬川の和樹
BBT第一話されちゃうじゃん>ハイエース
語り手
そこを少し歩くと、中くらいの大きさの公園が現れました
奥の遊具のあたりで、いく人かの家族連れが遊んでいますが、それ以外に人の姿はなく、静かなものです
風馬
「こっちは人がいないんだな」
シロ
「わぁい走るー」
語り手
涼しい軽井沢の空の下、どこからか小鳥の声がたまに聞こえてきます
いね
「走るの!」
シロ
ぽーんと飛び出て毛玉になって皆の足の間を走る。
シャーリー
なんて言ってるか鳥だからわかりません!?(無茶振りしたかっただけ)
高瀬川の和樹
「ま、公園なんてどこも変わるもんじゃねぇしな。外から来て見て楽しいもんでもなかろうよ」
いね
かけだしたシロと一緒にかけていくと、いねは途中でこけっと転び
そのままの勢いでくるんと回ると、白い尾羽の小鳥の姿になって、てててててて、とちょこまかと足を動かして走ってゆきます
シロ
「いたいのとんでけしようとおもったらちっちゃくなった!」
風馬
「あれは……なんて鳥だ?」
シロ
ハクセキレイでございます。
街でよく走り回ってる白黒の警戒心がうっすい鳥さん。
風馬
ハクセキレイ!
高瀬川の和樹
「セキレイか? 海辺によくいるやつ」
いね
「いるの!」
シロ
鳥バージョンだ!!
ななくさ
「拙者も! 拙者も!」
ななくさも走って行って、一緒に遊びます
みき
「……なんか、すみません」
高瀬川の和樹
「いんや、こっちこそ。ぶっちゃけ不審だろ」
みき
「いえ、それこそお互い様ですから」
シャーリー
みきくんしっかりした子ねぇ……。
シャーリー
鳥になって遊んでたいです……と思いつつ。
高瀬川の和樹
「んで、まぁこの調子だし、ぶっちゃけるか。俺達は狐のお方様と一緒に、神様と縁を結んで回る旅をしてる」みきの前に胡坐の格好で座り込む。
みき
「神様、ですか?」
みきは、和樹の前に正座します
高瀬川の和樹
「ああ。この国の方々に居る神様に、縁を結んで貰うんだ。俺達の故郷を守るために……、お方様、羅盤と証文あるか?」
ちびきつねさま
「うん。こちらだよ」
そう言って、背負っていた証文を広げ、その上に羅盤を置きます
改めて見ると、並ぶお名前も増えたものです
風馬
「このまえたくさん書いてもらったけど、まだたりないんだな」
高瀬川の和樹
「この羅盤で神様の力を探して、お願いして、この証文に縁を結んで貰う。俺達はそういう旅をしてる。その道すがらに強い力を感じた。ユニティ……、ウルトラマン・ユニティ──だったか。そいつが姿を見せた、ここら辺からな。
それで、神様なのか、力を貸して貰えねぇか、そんなつもりで来た。
それから、できりゃあ友達になりたいと、そうも思ってな」
みき
「そう、なんですか……。それは大変な旅ですね。
でも、まさかユニティ君が神様だったなんて……」
シロ
この羅針、神という存在と言うよりは、力あるものに反応するのかねぇ~
高瀬川の和樹
「ああ、すまん。今の所、まだ分からんのよ。そうかもしれんし、そうじゃないかもしれん。一先ず来てみただけでな。
それで、いねちゃん達もユニティを探してるって聞いてな。一緒に探せたらいいんじゃねえかと思ったわけだ」
風馬
「だいだらぼっちはゆにてーっていうんだな。じゃあもうひとりのでっかいやつも知り合いか?」
みき
「もう一人の、というと―――」
高瀬川の和樹
「あの、トカゲみてぇなやつ」
みき
「ああ」
合点がいったように頷くと
「あれは、多分……ちがうと思います」
高瀬川の和樹
「ありゃあ、なんなんだい」
みき
「いえ、僕たちもまだこちらに来たばかりでして……。そういえば僕たちのことをお話ししていませんでしたね」
シロ
外でななくさくんやいねちゃんに色々きいたことにしよ。
高瀬川の和樹
「ああ、そうだったな」
シャーリー
「そうですね……」
みき
「改めまして、みき、と言います。僕は―――」
言いながら、少し迷ってから手袋を外し
「小刀の付喪神です。銘は定駒」
手袋の中から現れたのは、刃物のように鋭く尖った、鋼色の指でした
高瀬川の和樹
「こいつぁ……、付喪かい、それも刃物の。驚いたな、最近そう見ねぇや」
風馬
「そうか、かたなだったのか」

シロ
実は風馬君にもの凄く近いんだよな、みきくん。
高瀬川の和樹
なんですよね。時代も素材(金属)も人に近しい所にいるのもわりと近しい。>風馬くんとみき
風馬
すまんなオレは鋳造なんだ…
シャーリー
普通の鳥です!
シロ
作られ方で大きな裂け目が!

ゆり
「シザーハンズみたいね」
みき
ゆりにそう言われると、少しだけ難しい顔をしてから、手袋をはめなおします
高瀬川の和樹
「改めて。俺は、高瀬川の和樹。しがない河童よ」一瞬だけ半分変身を解いて、頭の皿を見せる。
みき
「河童さんでしたか。
彼女たちーーーご覧の通り、いねちゃんは、ハクセキレイ、ななくさくんは、柴犬です」
シャーリー
キャラシでカラーリング確認したんですがちょっとみきくんとかぶりそうだからちょっと目の色昔と変えますわ。
わんお!
高瀬川の和樹
「ああ。そこの走り回ってるシロは一応、犬じゃなくてすねこすり。シャーリーは、燕。で、そっちの二人は」走り回ってない風馬とゆりに視線を向けて。
シロ
外で二匹と一羽で遊んでる。
風馬
「にわとりだ!」
ゆり
「飛乗物よ。
あなたと同じ、付喪神ね」
みき
「そうなんですか……! 付喪神の方とは、初めて会いました」
少しだけ、嬉しそうに
シャーリー
「鳥……燕です……」
みき
「よろしくお願いします。いねちゃんと仲良くしてあげてください」
シャーリーと、風馬に
シャーリー
「はい……!」
風馬
「わかったぞ!」

シロ
子供チーム、戻った方がいいかな。
戻らない方が話が纏まるかな。
高瀬川の和樹
戻って来ていいのよ
語り手
戻ってきてもいいし、遊んでいてもいい
シロ
折角だからそろそろ戻るか……

みき
にこりと頷くと
「僕たちは、もともと群馬県の風波市というところに住んでいまして。
あの、皆さんは、覚えていますか? いつか、彗星がこの星に近づいてきた時のこと」
語り手
人の世界の出来事に詳しい和樹なら、かつて地球に近づいた彗星が、空中で二つに割れ、その内の一つが突然砕けて消えてしまった時のことを覚えているでしょう
高瀬川の和樹
「ああ、なにかと話題になってたな。空中で二つに割れた彗星だったか、ありゃあぶつかるのぶつからんの、宇宙人だのそうでないの、大盛り上がりだったな」
シロ
「しらなーーーーーい」
顔を和樹の脇にズボッと突っ込む。
みき
「わ」
高瀬川の和樹
ええと確か、とスマホを取り出して当時のニュースの画像などを呼び出…… そうとしてズボッされる。
「おぅわ」
シャーリー
「……覚えてないような……」鳥頭。
高瀬川の和樹
「おわおわおわ」スマホを落としそうになってお手玉。
シロ
おちたスマホをななくさくんがナイスキャッチしてくれるにちがいない。
ななくさ
「ござるっ!」
ナイスキャッチ
ただし口で咥えたので、ベトっ
高瀬川の和樹
ナイスキャッチしてくれたらななくさくんにお礼を言う。スマホの恩犬だ。
ななくさくんの唾液をハンカチで拭き拭き。
シャーリー
(もごもごしてる……)
いね
「なーい! の」
ズボッとみきの脇にいねが飛び込みます
風馬
(なんかにてるな)
みき
「え、えっと。
実は、その時に現れたのが彼ーーーユニティ君で」
高瀬川の和樹
「あぶね、旅先でスマホ壊したら受け取りにも行けねぇ。悪い、話の腰折った。で── ほう」
みき
「その彗星のかけらを、彼と一緒に割り砕いたのが、僕たちなんです」
風馬
「そうだったのか!」
高瀬川の和樹
「そう……、だったのか。もしかしてあの消えちまったのは、君達が防いだのか」
みき
「ええ……まぁ……」
照れくさそうに、革手袋の指で頬を掻きます
シロ
すいせいってでかいんじゃないの?
どうやってくだいたの??
って突っ込めない……
いね
「みんなでおっきくなって、ベーゴマでやっつけたの!」
ひょこっと袖から顔を出して、いね
シロ
「べーごま?
べーごまはしってるぞ。おみやげやさんでみた!!」
シャーリー
「ベーゴマ……?」
シャーリー
だいぶ前だからほぼ忘れかけてるPL「ベーゴマ???」
シロ
パン食べてベーゴマで遊んでメンコで戦う勇気と愛の物語だったよ。
シャーリー
メンコはうっすらと覚えてるけど……ベーゴマ……???
高瀬川の和樹
「だとすりゃあ、俺達皆の大恩人だな。……そうか、そうだったんだな」
みき
「ええ。彼はみんなを助けてくれました。
そして、そこでお別れしたのですが、今度はこちらに彼が現れたと知って、会いにここまで」
風馬
「そうだったのか」
高瀬川の和樹
「そうだったか。……会えたら、礼を言わにゃなあ」
みき
「でも、来たはいいものの、僕たちもどこへ行ったものかと」
風馬
「それで探してたのか」
シロ
「そっかー。まいごがふえたなー」
シャーリー
「困りましたね……」
語り手
と、みんなが話しておりますと
突然、唸るようなサイレンの音が聞こえてきました
と言ったところで、今日は締めとこう

シャーリー
3分タイマー!?
語り手
カラータイマーではなく、卓の24時タイマーです
シロ
ピコンピコン
風馬
お疲れ様でした!
シャーリー
お疲れ様でした!
高瀬川の和樹
お疲れさまでした!
シロ
おつかれさまーーーー!
高瀬川の和樹
走り回る動物組の中でツッコミ役とツッコミ役の会話 楽しかった
語り手
みきくん苦労人説
風馬
このふたりにてるな!
高瀬川の和樹
みきくん、怒涛の苦労人
シロ
いねとシロまるかぶりすぎたな
そして大人組お疲れ様
ひたすら遊んでて済まない。しかし遊ぶよね犬と犬と小鳥がいたら!
高瀬川の和樹
遊ぶよね!!
シロ
楽しかったんだもん。
高瀬川の和樹
しかも公園、遊ばない道理がない
風馬
遊んでなんぼよ
高瀬川の和樹
いねちゃんななくさくんが活動的+一緒に制御してくれる人がいない分、和樹よりさらに苦労人っぽい>みきくん
語り手
みきくん、大変だな
高瀬川の和樹
和樹は本質どこか飄々とした所があるからたまにブン投げるけど、みきくんは背負い込みそうっぽさがある
語り手
せめてユニティがいてくれたら
高瀬川の和樹
ユニティいてもツッコミに寄与するかどうかは…… どうなんだろう?
シロ
おばさまも「あらあら元気ねぇ」って見守るだけでツッコミはしないイマゲ
語り手
ユニティもボケ枠だったからなー
シロ
ゆにてーくんも割とボケ役では
シャーリー
ボケ
高瀬川の和樹
地球の人間社会の道理常識が分かっていてその結果ツッコミに回ってしまうのがみきくんしかいない感
シロ
みきくんの鋼の体に心労で穴が
高瀬川の和樹
肉抜きされちゃう……
シロ
大変みきくんがちょっぴりワイルドで今風に!
高瀬川の和樹
心労のあまりはっちゃけてしまった!


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ゆうやけこやけ

第一~二話『龍の眠る滝』『ともだち』
第三話『ふしぎなともだち』
第四~六話『ふたりのかげ』『たそがれのまど』『とびらをひらいて』
第七話 『さくら咲く頃』
第八話 『ふたりの娘』
第九話『みあげればそこに』
第十話『旅するゆうこや』 1 2 3 4 5 6
番外 こどもとTRPG 準備 『まいご』 『たからもの』 『化けニャン』

これは『インコグ・ラボ』が権利を有する『ふしぎもののけRPGゆうやけこやけ』の二次創作物です。