ブラン(DL)
「さあ、ここは俺たちに任せて、先に進めッ!」
マグノリア
「お言葉に甘えて進ませていただくわ」
マスターの首根っこを引っ掴んで。
「さ、マスター、参りますよ」
マスターの首根っこを引っ掴んで。
「さ、マスター、参りますよ」
クリフ
クリフは一生懸命自分の腕を治療しながら。……治療はイベントですか、判定ですかっ。
DL
イベントです。
クリフ
(ほっとして)良かったー。
DL
さて、君たちはあらためて中に入りました。
マグノリア
一度中を見た感じがするけれど(笑)
クリフらはレヴァイアタンの頭を目指す。
館内に「まさかね……」と声が響いた。
館内に「まさかね……」と声が響いた。
マグノリア
「あなたは人間の力を見くびっているのよ。
いつかその過小評価によってあなたは身を滅ぼすことになるわ。うふ……うふ……うふふふ……」
いつかその過小評価によってあなたは身を滅ぼすことになるわ。うふ……うふ……うふふふ……」
クリフ
でもここにいる人間俺だけ!
ヨハン
いやいやいやいや、俺(笑)
DL
サムライは人間じゃないから(笑)
ヨハン
サムライはサムライか。
マグノリア
一応ヒトの形をしているね。
クリフ
まあね。人間に近い存在ではあるけどね。
DL
君たちは走っていく。館内のあちこちにディスプレイがあるんだけど、そこにウォンさんが映っている。
クリフ
前、ディスプレイなんかあったっけ?
DL
にょきにょき壁から生えてる。
クリフ
ああ、超薄型ってやつだ。
マグノリア
どれもこれもウォンさんが映ってるんでしょ。
「見苦しい顔ね。どれか一つに絞りなさい」
「見苦しい顔ね。どれか一つに絞りなさい」
クリフ
「ナルシストか? コイツは」
ウォン(DL)
「まさか、このような事をするとはな……」
その呟きに応えるように、女の声がする。
声(DL)
「そう……あなたはあまりにも他人の可能性を無視しすぎる。何故、そこまで自分で背負おうとするの?」
マグノリア
「誰……?」
DL
その声も君たちには聞き覚えがある。
ヨハン
アリスじゃないの?
DL
違う。
クリフ
……ヴィクトリア! 違うか。
ウォン(DL)
「おのれッ、是が非でも私の切なる願いを阻もうというのかッ!」
クリフ
……ああ、ライラちゃんか?
DL
よく解ったね。
ウォン(DL)
「おのれ、ライラァァッ!」
クリフ
他に大物の女キャラっていないし(笑)
ライラ…… 外伝および第六話。人間に興味を持った貴族の少女。
関わりが深いのはヴィクトリカであり、今ここにいる三人は「見たことがある」程度のゲスト。
関わりが深いのはヴィクトリカであり、今ここにいる三人は「見たことがある」程度のゲスト。
DL
ディスプレイが廊下の両側にずらーっと並んでいるんだけど、右の方がウォンさんなんだけど、左が全部ライラの顔になる。
マグノリア
普通に二人とも趣味が悪いんですけど(笑)
(一同笑)
クリフ
えーと、じゃあ私「誰、こいつ」って言うわ(笑)
ヨハン
「悪趣味な」
DL
じゃあ、クリフの脳に情報をダウンロードした(笑)
ヨハン
「よしライラ、ここはお前に任せたぞ! 我々は艦首へゆく!」
ライラ(DL)
「外のことは私たちに任せて」
ウォン(DL)
「貴様とあの守護騎士二体程度で何が出来るというのだ(嘲笑)」
ライラ(DL)
「大丈夫。私たちはけっして一人だけではないわ」
マグノリア
「そう、こうしてみんなで力を合わせることで、1足す1を2にも3にもするのよ。その計算が出来ないあなたは、もう既に負けているわ」
クリフ
なんかマグノリアのテンションたっかいな(笑)
DL
更に左側のモニターから声がする。
声(DL)
「楽しく生きる世界がなくなったら、困るってゆーのよッ!」
ヨハン
あ、あの二人(笑)
クリフ
はいはい(笑)
DL
みんなカンが良くなってきたね(笑)
もうおなじみの泥棒二人組、ロバープリンセス・ジータコンビ。
以下、いちいち注釈を入れるとくどいので、簡単にまとめさせていただきます。
以下、いちいち注釈を入れるとくどいので、簡単にまとめさせていただきます。
DL
ジータさんとカズマさんが奮戦してるのが映った。
クリフ
「ああ、駄目だこりゃ」と思う(笑)
ヨハン
それを見て「1足す1は1.5にも2にもなる」と(笑)
(一同笑)
ジータ(DL)
「何よあんた、アタマ悪いんじゃないのッ!?」
クリフ
戦いながらライラに「勝ったらなんかくれるんでしょうね!?」って言ってる(笑)
DL
そうそう。「忘れないでよね、お代10万$!」
マグノリア
ああ、打算が入れば強いかもしれない(笑)
クリフ
逆に言うと、それがないと奴らは戦わないからね。
マグノリア
世界が変わっても気付かなさそうだしね。
DL
更に君たちがディスプレイだらけの廊下を駆け抜けているとだ。
マグノリア
左右違う顔がずーっと映ってるんだ(笑)
ヨハン
俺は走りながら「ここは何の部屋だったんだろう」と思っている(笑)
(一同笑)
クリフ
ディスプレイに映っているだけで、別に障害があったわけじゃないんだよね?
マグノリア
しかもディスプレイ同士の会話だからね(笑)
ウォン(DL)
「まだだッ、まだ終わらんッ!」
DL
っていうと、さっきのモビルスーツよりもでかいのがどーんって出てくる。
ヨハン
広いな、艦内(笑)
DL
エクセリオンと同じくらいのでかさあるから。
その時、ライラの背後に開いた不思議な空間の裂け目のようなものからあがる鬨の声。
声(DL)
「我らも加勢するぞッ!」
そして、次々と現れた無数の素組みのオートマータと悪魔の群れ。
それは、起こらなかった未来からの援軍だ。
それは、起こらなかった未来からの援軍だ。
クリフ
おーい、そこまでやるか?(笑)
DL
やる。
ウォン(DL)
「貴様にアリス因子を組み込んだのが間違いだったわ、ライラァァッ!」
クリフ
あー、そうだったんだぁ。
ヨハン
「おお、まさに奇跡だ」
(一同笑)
マグノリア
いまの状況を全て表した一言だね(笑)
ヨハン
「で、誰だろう、あいつら。見たことはあるんだが」(笑)
DL
君の記憶がフラッシュバックして帰ってきた(笑)
ヨハン
「そうだ、俺は二百年生きていたんだ」(笑)
DL
その事実に気がついた途端に、君は一気に乾いて粉になった(笑)
クリフ
違うだろ(笑)
DL
当然、その中には北斗の拳みたいなバイク部隊が。
クリフ
その先頭の人は金髪なびかせて。
DL
すごい豹変した表情で釘バットを振り回している司祭のかっこうした女の人がいる(笑)
ヨハン
懐かしい。名前なんていったかな(笑)
DL
イリアさん。
ヨハン
「このような時間の果てにまで来るとは……」(笑)
マグノリア
ぶあつい信仰だね。
ヨハン
「今こそ全ての時代に幸せを!」
クリフ
まてよ。オートマータの素組はともかく、悪魔軍団が来たってことは、相変わらず奴らは生贄を捧げて悪魔を召喚してるんだね?
DL
生贄を必要としないような連中。
クリフ
ああ、ニワトリの血ちょびっととかね。弱いじゃん(笑)
DL
いや、数で勝負(笑)
マグノリア
質より量なの。吉牛みたいなもんでしょ。
ヨハン
弱い奴らでも、サポートに回らせれば結構強い奴はいる。
DL
だから、二百年後の世界で彼らはいがみ合っていたやろ。
今はマキナの連中が作ったオートマータ連中をサポートする形で悪魔が魔法を飛ばしている。かっこいー。
今はマキナの連中が作ったオートマータ連中をサポートする形で悪魔が魔法を飛ばしている。かっこいー。
ヨハン
おお、素晴らしい。それは燃えるな。
二百年後の世界で出会ったデウスの悪魔使いとマキナのエンジニア(外伝)
マキナのシスター・イリア(外伝)
マキナのシスター・イリア(外伝)
DL
それに対抗するためにウォンさんがガ○バスターを召喚して……
マグノリア
ああ、とうとう言っちゃったよ(笑)
DL
また押され始める。
巨大オートマータはライラに攻撃を仕掛けようとした。だが、ライラの背後の裂け目から突如巨大な紫色の豪腕が表れてそれを受け止める。
クリフ
……アスモデウスだね(笑)あれ潰したじゃん(笑)
造られし魔王の足元に、その召喚主がいる。
ジャンセン(DL)
「よもや、この技をもう一度紐解くことになろうとはな……
アルフ、もう一度私に力を貸してくれ」
アルフ、もう一度私に力を貸してくれ」
アルフ(DL)
「大丈夫だ、ジャンセン! 君は、君の信じたことに力を使うといい!」
造られし魔王アスモデウス(第六話)
背信の神父ジャンセンとその親友アルフ(第二話)
背信の神父ジャンセンとその親友アルフ(第二話)
マグノリア
本当に何でも出てくるな(笑)
DL
ゴゴゴゴって出てくるのは、ヨハンたちが二百年後の世界で倒したはずのアスモデウス(笑)
しかも、なんかあの時よりも肌がツヤツヤしてる。
しかも、なんかあの時よりも肌がツヤツヤしてる。
ヨハン
「ウォン、貴様の行いは悪魔ですら唾棄するらしいぞ」
DL
メキメキと青筋をたてているウォンさんがいる。
アスモデウスが毒霧を吐くと、ガン○スターが溶けていく(笑)
アスモデウスが毒霧を吐くと、ガン○スターが溶けていく(笑)
クリフ
強力化してるんだけど(笑)
ヨハン
凄いな(笑)
アスモデウス(DL)
「人間どもよ。かの時は不覚を取ったが、我が毒の息は鋼すら蝕むぞ!」
クリフ
ああ、一生懸命修行したんだね。涙ぐましいね。
ヨハン
「この戦いが終わった後に相手してやる! お前はそいつを倒せ。俺はウォンを倒すッ!」
アスモデウス(DL)
「言われるまでもない……さあ、かかって来い、木偶どもよ!」
クリフ
じゃあクリフは、なんだか知らないけど凄い知り合いがたくさんいるんだなー、と思いながら(笑)
マグノリア
俺もそうだから(笑)何だろう、この百鬼夜行みたいな状態(笑)
DL
更に、オートマータが無数にいる所で断続的な爆発音がする。
クリフ
他になんかいたっけ?
DL
増殖してる猫が走り回っているのが見える。
クリフ
おーい。
(一同笑)
マグノリア
とうとう兵器と化したか(笑)
ヨハン
「あいつら……増えてやがる……」(笑)
マグノリア
増やすなって言ったのに(笑)
DL
アルバートが赤と白のツートンカラーの帽子をかぶって、「いけ、「じばく」だーッ!」
(一同笑)
クリフ
ああ、ポケモンだったら「じばく」しても「ひんし」になるだけだから大丈夫だね(笑)
DL
朝日浴びて分裂してる(笑)
ヨハン
「アルバート、強くなったな……」と、半分呆れながら(笑)
クリフ
待った、まだ朝じゃないんじゃないの?
マグノリア
でも、食うマナには困らないね(笑)
DL
そのアルバートを守る形で、2mのコールガールが銃を構えている。
(一同笑)
ヨハン
あの仕事終わったんだ(笑)
マグノリア
遠目から見ると普通に見えるな(笑)
クリフ
そこだけ遠近法がおかしい(笑)
コールガールの肩に少年が乗ってるんでしょ。
コールガールの肩に少年が乗ってるんでしょ。
DL
そうそうそう(笑)
ヨハン
「……あれには触れないでおこう」(笑)知らないしな。
DL
他に誰がいたかな。
ヨハン
「おお、お前たちも来たのか!」
黒服でモノアイの。
黒服でモノアイの。
(一同笑)
DL
「Time is money」(笑)
ヨハン
「法王庁が総力をあげている!」
(一同笑)
衝撃で爆発する魔法生物、爆弾猫とその友達アルバート(第三話)
変装の名人である合衆国秘密捜査官、ジェイク・コネル(第四話)
法王庁からの使い(第四話)
変装の名人である合衆国秘密捜査官、ジェイク・コネル(第四話)
法王庁からの使い(第四話)
クリフ
えーと、六話まできて、七話……ビリーが来てないね。
DL
じゃあ、新たにもう一体追加されたガンバ○ターの顔面にカカカカカカって鍼が刺さる。
ヨハン
鍼で(笑)ガ○バスターに鍼で(笑)
DL
関節に鍼が刺さって、空中でバラバラになる(笑)
マグノリア
一人いれば十分だって(笑)
ヨハン
ビリー、お前に決めた!(笑)
クリフ
ビリー、「ミサイルばり」だ!
元ならず者でクリフと因縁浅からぬ奇跡の医師ビリー(第七話)
ちなみに、アルバートの猫は第三話で一匹死亡しているが、その猫の名がビリーだったりする。
ちなみに、アルバートの猫は第三話で一匹死亡しているが、その猫の名がビリーだったりする。
DL
はるか離れた東の地で、エアーズロックのような山のふもとの庵の前におじいさんが立っていて、
「どうにも空が騒がしい。何か嫌な予感がしやがるぜ」
「どうにも空が騒がしい。何か嫌な予感がしやがるぜ」
ヨハン
「おお、美味い! この味は天羅の味! これさえ食えば百人力!」
マグノリア
おでんの屋台が出てる(笑)
DL
本陣で炊き出ししてる(笑)
で、あちこち見ながらハアハアしながらスケッチブックに何かかいてる少女がいる。
で、あちこち見ながらハアハアしながらスケッチブックに何かかいてる少女がいる。
鍛冶屋の老人とその孫娘(第八話)
花束の少女(第六話)
花束の少女(第六話)
DL
「そうだよ、みんな、頑張って!」って叫んでいる少年がいる。
ヨハン
ああー(笑)
DL
泣き笑い聖母像の時の(笑)
マイケル(DL)
「お兄ちゃんたちは一人で戦っているんじゃないんだ、みんなここで応援しているんだ!」
マグノリア
こんな危ないところに子供を二人も連れてきていいのかな(笑)
DL
彼らの意思で来た。
マグノリア
いや、ひとりはわかるよ。自爆猫持ってるから。
マイケルは生身だよ。何一つ武器がないじゃん。
マイケルは生身だよ。何一つ武器がないじゃん。
ヨハン
泣き笑い聖母像を投げてる。
(一同笑)
DL
お父さんが命がけで買ってきた泣き笑い聖母像を(笑)
クリフ
いや、泣き笑い聖母像を掲げると堤防が決壊して水ががーっと流れる(笑)
DL
「だいかいしょう」ってかいてる(笑)でっかい蛇みたいなものが一瞬現れた(笑)
マグノリア
じゃあ一生懸命○ボタン連打して「おうえん」しとくわ(笑)
父親を失った堤防の町に住む少年マイケル(第四話)
ヨハン
クシィはどうするの。あれはもう要らん?
マグノリア
クシィはもう前回頑張ったから。
DL
クシィはどうしようかね。
クリフ
奴は一応ロステクエンジニアなんで、普通にロステクで戦ってるんじゃない?
ヨハン
「ここは彼らに任せて大丈夫だ。よし、行くぞ、マグノリア! ……あれ、マグノリア? マグノリアが二人いる……」(笑)
(一同爆笑)
DL
じゃあ、君の背後に立っている奴がニヤリと笑った。
クリフ
「マスター、ここは私にお任せください」って言って(笑)
どうすんの、その後。
どうすんの、その後。
ヨハン
知らないけど、これ終わった後が大変だな。
(一同笑)
不幸の運び屋クシィ(第三話)
切り離されたマグノリアの心(第九話)
切り離されたマグノリアの心(第九話)
DL
これでもう出尽くしたかな。
クリフ
いやいや。一番大事な人が出てないよ。お姉ちゃんが。幽霊列車を出そうよ。
DL
じゃああの、本陣のZephyranthersに向かって敵が押し寄せてくるんだけど、その突っ込んでくる大軍に向かって、「RW-JM」って書かれた大陸横断鉄道がどーんとぶつかる。
クリフ
完全に「うしおととら」だね。
これならマグノリア・アナザーがいてもおかしくないよ。それに終わったらあの列車に乗って帰ってもらえばいいよ(笑)
これならマグノリア・アナザーがいてもおかしくないよ。それに終わったらあの列車に乗って帰ってもらえばいいよ(笑)
DL
で、マリー号にガンバス○ーが「イナズマキーック!」ってやってるのを、先頭車両の煙突の上でカウンターパンチで跳ね返してる奴がいる。
なんかヴィクトリカが微妙に感傷的になってる。
なんかヴィクトリカが微妙に感傷的になってる。
ヨハン
それが出てくるなら、あいつも出てくる。俺たちと一緒に乗った女。
クリフ
ああ。
DL
イザベラだ。イザベラが華麗に銃をひゅんひゅん回してる。ガン・カタみたいにくるくる回りながら撃ちまくってる。
クリフ
「凄ぇ~、弟子入りしてぇ~」(笑)
イザベラが撃った弾は何故か全て[胸部貫通]。
イザベラが撃った弾は何故か全て[胸部貫通]。
DL
そうそう。
クリフ
腕に当たっても[胸部貫通](笑)
DL
腕で跳弾して(笑)
悲劇の大陸横断鉄道マリーセレスト、その乗客だったイザベラ、そしてヴィクトリカの姉ヴィクトリア(第一話)
クリフ
「そろそろ行こうかぁ……なんか、俺たち要らねぇんじゃね?」(笑)
マグノリア
ぽかーんって(笑)
ヨハン
あまりにもイベントが多すぎて(笑)
DL
みんなが「そうだ、先へ進め! 下は任せろ!」って言ってる。
ヨハン
「皆が望んだ未来、必ず守り抜いて見せるぞ!」って走ってゆく。
DL
君らがそうやってディスプレイ祭りの廊下を駆け抜けてゆくと、目の前にでっかい扉がある。
マグノリア
開けちゃう開けちゃう。
DL
マグノリアが一人で開けちゃう? 一人じゃ無理!
(一同笑)
クリフ
扉に手の形の血の跡がたくさんついてる(笑)
DL
「だしてだしてあけて」って書いてある(笑)
マグノリア
それは怖い(笑)
クリフ
じゃあ蹴って開ける。
ヨハン
チェーンソーで開ける。《アーマークラッシュ》ばりばりばりー。
DL
じゃあクリフの足にチェーンソーが当たった。
クリフ
足の怪我はヨハンの専売特許だっ。
DL
腰の怪我はクリフの専売特許だ。
ヨハン
マグノリアは?
マグノリア
殴られることがあんまりないからね。
扉を開くと、明かりもなく真っ暗な広間に出る。
マグノリア
「さあ、いい加減姿をお現しなさい」
踏み出した足元からは、かさっという柔らかい感触。しゃがんでみると、それは花のようだ。マグノリアが一本抜いてみると、それは土に根を張った生花だという事がわかる。
クリフがカンテラに火を入れてかざすと、明かりの届く範囲全てが花畑だった。
クリフがカンテラに火を入れてかざすと、明かりの届く範囲全てが花畑だった。
マグノリア
「マスター、どうやら私たちは渡ってはいけない川を渡ってしまったようです」(笑)
クリフ
いや、まだ渡ってない。川は見えていない。とりあえず花が毒もってないかなー、くらいは見ておこう。
DL
全然。パンジーとかチューリップとか。
マグノリア
生身って不便だなあ。そんなこと思いつきもしなかった(笑)
花を踏んで歩を進める三人を制止する声がある。
声(DL)
「我が娘の墓所に土足で踏み入るのはやめてもらおうか」
マグノリア
じゃあ靴を脱ぐ(笑)
クリフ
「なら、お前がここから出て来いよ」
DL
わかったわかった、ちゃんと立て札が立ってる。
クリフ
ああ、花畑の真ん中に「花を踏むな」って書いてあるのね(笑)
ヨハン
遅っ(笑)
突然、その部屋の照明がついた。
そこは円形状のドームとなっており、屋根に当たる部分にはおそらく擬似的なものであろうが青空が広がっている。
ドーム内は見渡す限りの花、そして部屋の中央にはカプセルが設置されていた。カプセル内には、市松人形のような格好をした少女が納められている。
カプセルの横には一人の男が立っていた。
そこは円形状のドームとなっており、屋根に当たる部分にはおそらく擬似的なものであろうが青空が広がっている。
ドーム内は見渡す限りの花、そして部屋の中央にはカプセルが設置されていた。カプセル内には、市松人形のような格好をした少女が納められている。
カプセルの横には一人の男が立っていた。
ヨハン
「(花を撫でて)いくら花を添えようが、お前の娘の魂は決して喜びはしないだろう」
ウォン(DL)
「聞き飽きたな……そのような台詞は。
君たちは私と議論するためにここへ来たのか?」
君たちは私と議論するためにここへ来たのか?」
ヨハン
「あれだけの犠牲を出したのはそんな事のためではない。お前を止めに来た」
マグノリア
「あなたのしている事は、その子が喜ぶ事ではないわ。あなたのしている事はただの自己満足、死者への冒涜だわ」
ウォン(DL)
「そんな言葉も聞き飽きたよ。私は私と娘のためだけに新世界を創世する」
マグノリア
「……なら、私たちは私たちの思いによってあなたの野望を阻止させてもらうわ」
これはクリフが言うセリフじゃない?
これはクリフが言うセリフじゃない?
クリフ
ん? さっきからクリフ君は黙ってるね。
「聞き飽きていないセリフを聞かせてやろう。
お前は、クリスタルという女を知っているか」
「聞き飽きていないセリフを聞かせてやろう。
お前は、クリスタルという女を知っているか」
ウォン(DL)
「知っているとも。我々の仲間だった女だ。……(疲れたような顔で)彼女も同じことを言っていた。あの女も私から離れていってしまったな」
クリフ
「なら、何故そっとしておいてくれなかった」
ウォン(DL)
「私の計画を外に漏らすわけにはいかなかった。私から離れてゆくなど、許されない。世階創世のその瞬間まで、この計画を明らかにするわけには行かなかったのだ。
君にも私の気持ちがわかるときがきっと来る。
……これ以上話したところで、私の言葉は全て言い訳にしか聞こえないだろう」
君にも私の気持ちがわかるときがきっと来る。
……これ以上話したところで、私の言葉は全て言い訳にしか聞こえないだろう」
ヨハン
「自分に与えられた試練に正面から立ち向かえないような人間では、いくら新しい世界を作ったとしても、けっしてお前の望むような世界は出来ん。
今お前を救えないというのなら、その罪は私がかぶろう。お前を救えなかった、この私の罪だ」
今お前を救えないというのなら、その罪は私がかぶろう。お前を救えなかった、この私の罪だ」
クリフ
あ、さっきの「ブッ殺す」はキャンセルさせて。
「お前が守りたいものは、そこに寝ている娘だけなのか」
「お前が守りたいものは、そこに寝ている娘だけなのか」
ウォン(DL)
「そうだ、私にはもう何もない。私にとってはこのアリスだけが私の世界だったのだ」
クリフ
「アリスにとって大事なものは守る対象にならないのか?」
ウォン(DL)
「アリスにとって大事なもの、だと?」
クリフ
「お前は自分のことばかり考えて、アリスが何を思っているか考えたことがあるのか!」
ウォン(DL)
「知った風な口をきくな、若造ッ!」
クリフ
そのセリフ何回言われたかなあ(笑)
マグノリア
このキャンペーン中色々言われてるね(笑)
クリフ
それに若造って、お前いくつだよ(笑)
DL
四十三くらいかな。
クリフ
そんな若いんだ。ヴィクトリカさんは何も言わない?
DL
ヴィクトリカに何か言えと(笑)
クリフ
一応アリス絡みの人だなーと思って。
DL
まあね。またマスターシーンになってしまうわけだが。
クリフ
一言でいいんだよ、一言で。
ウォン(DL)
「お前はいいのか。自らの存在を賭けてまで戦う価値があるのか」
ヴィクトリカ(DL)
「ウォン、もういいだろう。オレもオレの妹たちも既に覚悟を決めている。踏みとどまる理由もあるまい」
声(DL)
「大姉ちゃんの言うとおりだよ」
四人の背後から、草を踏む音がする。現れたのはモイラたち四人だった。
モイラ(DL)
「ボクたちにとっては、もう自分達よりもこの世界のことだけが重要なんだ!」
ウォン(DL)
「……驚いたな。モイラ、お前のことは解るが、SF、お前までも私に異を唱えるとは。お前だけは冷静だと思っていたのだが」
SF(DL)
「(眉尻をかすかに下げて)……申し訳ございません。この世界、創世するにはまだ……早いと判断いたします」
ウォン(DL)
「エイス、お前の忠義はその程度なのか」
エイス(DL)
「忠義あればこそ」
DL
ブレンヒルドどうしようかなー。
マグノリア
一番扱いに困ってる子だね(笑)
ウォン(DL)
「ブレンヒルド。お前は昔から私に反抗してきたな。その反抗はアリスへの愛故と思っていたのだが、違うのかな」
ブレンヒルド(DL)
「(不機嫌そうに)……もう、あんたに話すことは何もないわ」
DL
さて、皆さん他に何か言っておくことはあるかな。
クリフ
……「皆さん」って言って私を見るんじゃない(笑)
ヨハン
「お前がアリスを愛していたのはわかる。だがお前のことを思う全ての人たちの心を、お前は今踏みにじったのだ」
クリフ
「お前は自分の大事なものを失った痛みを、周りに押し付けようとしているだけだ」
ウォン(DL)
「それがどうかしたかね。私は、私の娘のために世界を創世することに何のためらいもない。
大丈夫だ。等しく私が救ってやるとも」
大丈夫だ。等しく私が救ってやるとも」
クリフ
うわ、同じことしか言えないや。
「俺たちはこれっぽっちもそんな事を望んじゃいねぇよ」
「俺たちはこれっぽっちもそんな事を望んじゃいねぇよ」
ウォン(DL)
「そうだろうな。だからこそ君たちは今私の前に立っているのだろう。ならばこれ以上何も語る必要はあるまい」
クリフ
で、私が今困っているのは、「そうだな!」って無責任に銃パーンと撃って、モイラたちを救える可能性があるのかどうなのかわかんないからだ(笑)
ウォン(DL)
「君たちに私の救いの力の一端を見せよう」
ヨハン
半年くらいお試し期間で。
(一同笑)
クリフ
いいね(笑)
「クーリング・オフ」って言ったら元の世界に戻るんでしょ。
「クーリング・オフ」って言ったら元の世界に戻るんでしょ。
モイラたち四人の前に、同型の四人が現れた。さっきの『天使』たちとは比べ物にならない力を持っているようだ。
ヨハン
おお、色がついている。
クリフ
でも2Pカラー。
DL
で、モイラたちは戦闘に入った。その物音がどんどん遠ざかってゆく。
ヨハン
じゃ、こっちも日本刀とチェーンソーを抜いて。
戦闘準備をしたヨハンの耳に、突如懐かしい声が届く。
声(DL)
「弦乃丞、いいじゃないか。もう戦うことはあるまい……今一度お前に逢えるとは思っていなかったぞ」
現れたのは赤毛の女。
ヨハン
「お前は……いや、幻か……」
幻覚ではない。「その人」ははっきりとした存在感を持ってそこに立っていた。
かつてヨハンが守りきれず、無残にも斬首された戦友が……。
かつてヨハンが守りきれず、無残にも斬首された戦友が……。
声(DL)
「クリフくん、しっかり大人になっちゃったのね」
振り返ったクリフの前には、あの頃のままのクリスタルがいる。
そんな筈はない。彼女は目の前で死んだのだ。
そんな筈はない。彼女は目の前で死んだのだ。
クリフ
私はサンダラーを……声がしたのはウォンがいる方と反対側?
DL
ウォンの姿は消えている。
マグノリアをどうしようかなーと思ってな(笑)
マグノリアをどうしようかなーと思ってな(笑)
クリフ
アナザーだよアナザー(笑)
マグノリア
僕はそんなものは見えないよ、ロボットだから。
DL
アナザーだね。もう一体のマグノリアがいる。
マグノリア
「あら……」
マグノリア・アナザー(DL)
「今一度私とあなたは一つになれるのよ」
マグノリア
「そんな必要性はないわ」
マグノリア・アナザー(DL)
「私は一つになりたい」
マグノリア
「この世界には二種類しかないの。思い出を大切にできるものと、思い出を大切に出来ないもの。私は後者になりたくないの。
今あなたと一緒になってしまったら、私の今の蓄積された思い出というデータはなくなってしまう。
今すぐ私の目の前から消えなさい」
今あなたと一緒になってしまったら、私の今の蓄積された思い出というデータはなくなってしまう。
今すぐ私の目の前から消えなさい」
クリフ
敵は見えなくなったのか……じゃあ、あまりかっこ良くないけど、そこで《警報》使っていい? 先生に対して。
DL
どうぞ。つまり、先生が本物か偽者かということ?
クリフ
いや。クリフはこいつは確実に偽者だと思っている。危険を感じるかどうかだけ。16。
DL
危険は全然感じない。というか、紛れもなく本物だな。
クリフ
本物、だ?
マグノリア
君の直感が言うんだよ。「あの先生は本物だ」って。
クリフ
「(銃を降ろして)あの時、先生の手は冷たかったな。俺は一人で先生を埋葬したんだ」
クリスタル(DL)
「心配をかけたわね、クリフくん(クリフの頭を撫でる)」
クリフ
「(苦笑してその手を払いのける)俺はもう子供じゃないんだよ」
年齢にしたら今のクリフと先生は同じくらいだろうね。
幻の世界だからこっちが自動的にちっちゃくなるのもありですが(笑)
年齢にしたら今のクリフと先生は同じくらいだろうね。
幻の世界だからこっちが自動的にちっちゃくなるのもありですが(笑)
DL
幻じゃないよ。バラしてしまうと、『概念』を使って本当に生み出されているクリスタル先生だから。
クリフ
ああ、そうなんだ。
クリスタル(DL)
「なんだか、寂しいわね」
藤堂(DL)
「またお前に逢えるとは」
DL
「俺の刀を折りやがって」(笑)
ヨハン
「でも強くなったから」(笑)
(一同笑)
クリフ
そういう問題か(笑)
ヨハン
「確かに……この世界は、罪のないお前が理不尽に殺されるような世界だった。俺はそれを変えることができなかった。
あの時、お前を助けられるというのならば、俺はこの魂を悪魔に売ってもいいとすら思っていた」
あの時、お前を助けられるというのならば、俺はこの魂を悪魔に売ってもいいとすら思っていた」
藤堂(DL)
「今お前が一言「うん」と言えば、俺は救われる」
ヨハン
「だが、それこそ間違いだった。自分の成せないことを他人の力で成させようと考える、その心が今まで私に何の望みも与えてくれなかったのだ。
私は今こそ自分の意思で、自分の手で、私が望む未来を切り開いてみせる!
すまぬ、直隆」
私は今こそ自分の意思で、自分の手で、私が望む未来を切り開いてみせる!
すまぬ、直隆」
DL
え。直隆っていうのか。兵衛じゃなくて。
クリフ
ってか、女の子だろ。
ヨハン
女だっけ?
クリフ
じゃあ、男として育てられたんで直隆さんなんだ。
ヨハン
「すまぬ、直隆。俺は俺の道を往きたい。お前なら、解ってくれるな」
藤堂(DL)
「……そうか……残念だよ、弦乃丞。ならば、俺は俺のために(抜刀する)」
クリスタル(DL)
「先生も、もう一度クリフくんと暮らしたいな。クリフくんが一言「うん」って言ってくれればいいの」
クリフ
「…………ごめんなさい、先生。
俺にはもう、先生と引き換えに出来るほど、この世界が軽くない。
先生には戻ってきて欲しいけど、そのためにあいつらを捨てることはできない。
先生、昔言っていたじゃないか。死んだものは戻ってこないって……」(笑)
俺にはもう、先生と引き換えに出来るほど、この世界が軽くない。
先生には戻ってきて欲しいけど、そのためにあいつらを捨てることはできない。
先生、昔言っていたじゃないか。死んだものは戻ってこないって……」(笑)
クリスタル(DL)
「そう……」
クリフ
「俺だって覚えてるんだよ、これくらい」(笑)
クリスタル(DL)
「……先生悲しいわ。クリフくんがこんな悪い子になっちゃったなんて(銃を抜く)」
クリフ
……銃!?
DL
その手にはサンダラー。
クリフ
わーお。
マグノリア・アナザー(DL)
「私とあなたは一つにならなきゃいけないのそれが自然なことなのに、何故それが解らないの!」
マグノリア
「わかる必要性があるとは思わないわ」
マグノリア・アナザー(DL)
「……あなたがいなくなれば、私がオリジナルよ(ディファレンスエンジンに火を入れる)」
マグノリア
「そう思うなら、全力でかかってらっしゃい。私は全力であなたを否定してあげる」
三人はふたたび花畑に立っていた。彼らの目の前にはそれぞれ、失われた大切な人が立っている。その手に武器を持って。
クリフ
便利だなぁ。この能力でアリス復活させりゃいいじゃねーか。
DL
それができなかったわけだよ。アリスを変質させることは出来ないから。
クリフ
昔クリフが先生といた頃に、犬か何かの子供拾ってきて、その日のうちに病気で死んじゃったって事にしてくれ。
んでその時に先生に駄々こねて説教されたわけだ。
んでその時に先生に駄々こねて説教されたわけだ。
DL
いいよ。
ウォン(DL)
「では諸君、新世界を賭けて戦いたまえ」
それだけ言うと、ウォンの姿は消えた。
クリフ
アナザーってホラーな奴だよね。《エジャ》使ってくるんだよね。
マグノリア
近接系の人だよね。
DL
そうだよ。
マグノリア
うん、いけるよ。
クリフ
さあ、あと何回戦いが残っているかによって、これ(サンダーフェロー)をぶっ放すかどうかが決まるわけですが。
マグノリア
とりあえずこの戦闘の最後で一発は撃っとかないとね。
DL
基本的にラストバトルと考えていいです。
クリフ
じゃあ、一発残して全部撃っちゃえ。
マグノリア
最初の2、3ターンは君らに補助が出来ないかも知れないから。
そういえばさっき、ディファレンスエンジンが壊れたって言うの忘れてた。
そういえばさっき、ディファレンスエンジンが壊れたって言うの忘れてた。
ヨハン
この戦闘終わってからでいいんじゃ?
マグノリア
マナ集積率下げようかと思ってさ。8は多すぎるでしょ。
DL
わかった。
クリフ
BGM、なんかすごい勢いでエコーかかってるね(笑)
マグノリア
何の曲? これ。
DL
ナムコクロスカプコンの「素晴らしき新世界」
クリフ
ヴィクトリカは何やってるの?
DL
ヴィクトリカは、君らと同じようにヴィクトリアが目の前に現れて戦っていると思ってくれ。
ちなみにこの戦いは、君らが望むなら話は別だけど、タイマンじゃなくていいからね。チーム戦だと思ってください。
ちなみにこの戦いは、君らが望むなら話は別だけど、タイマンじゃなくていいからね。チーム戦だと思ってください。
マグノリア
じゃあ距離は? 俺たち同じエンゲージでいいわけ?
DL
うん。
DL
こっちは冷静4と10。
マグノリア
早ぇ奴がいるなー。
DL
マグノリア・アナザーがいきます。
マグノリア
くっ(笑)来いやぁ!
DL
34で攻撃。
マグノリア
ごめん、前回戦った人、差分値入る?
DL
入るよ。
マグノリア
入るのか。2点使わせて。《アイアン・メイデン》組み合わせて26。
DL
ダメージ30点。あと、《アーマークラッシュ》5点ね。
マグノリア
3点下げて、18まで下げようかな。[聴覚消失]まで落とします。戦闘中耳が聞こえないです。まあ、読唇術でどうにか。
クリフ
わりと、こういう集団戦で音が聞こえないって命取りだよね(笑)
DL
意思の疎通が出来なくなるからな。
マグノリア
まあ、誰かが治して。
ヨハン
忘れてた(笑)
マグノリア
どうしたの?
ヨハン
俺、鎧着てたんだ。
DL
鎧? PDあるの?
ヨハン
祝福された聖衣を着ている(笑)
DL
だってほら、ヨハンはいつもサムライ化の時に脱いでるから(笑)
マグノリア
だから忘れちゃうんだよ(笑)でもデータ的には一応着てるんだもんね。忘れんなよ。
ヨハン
今まで使わなくてもお金だけ取られてたから。
(一同笑)
DL
次はマグノリアか。
マグノリア
いくよ。《ブースト》と《ウエイト》を使います。1点使ってアナザーに。27。
DL
28で抵抗。
クリフ
(カードをきりながら)やれやれ。また呪いを練りこまなくては(笑)
DL
次、クリフ。
クリフ
どうすっかなぁ……まあいいや、敵だと確信しているから撃っちゃうか。
そして、敵だと確信した場合、相手が自分の知り合いの外見をしていようと、彼には関係ない。
1点使ってスート変えて……エンチャントはないよね。
そして、敵だと確信した場合、相手が自分の知り合いの外見をしていようと、彼には関係ない。
1点使ってスート変えて……エンチャントはないよね。
マグノリア
ないよ。今やったら、アナザーまで範囲に入っちゃうから。
クリフ
ああ、そういう事か。35で攻撃。更に《ガンフー》によるハンディキャップ。
これはかなりカードが良かったから出せる数字だな。
これはかなりカードが良かったから出せる数字だな。
DL
32で《回避》。
クリフ
もちろんサンダーフェローを撃つので、31ダメージ。
(カードを引いて)イャッホォォウ! いきなりピーンチ!
(カードを引いて)イャッホォォウ! いきなりピーンチ!
DL
……さすがクリフの師匠だな。腰にダメージが入った(笑)
(一同笑)
マグノリア
なるほど、そこも師匠譲りってことかね。
DL
[腰部損傷]。
マグノリア
なんか言ってパワーチップを稼がないと。
ヨハン
「あんたも腰が弱いらしいな」
(一同笑)
DL
「クリフくん、酷いわ。先生の腰が弱いって知っているのに」(笑)
クリフ
「先生が俺に伝えてくれた誇りはこんなもんじゃなかった。まだ軽いッ!」
実際カードが軽かったんだ!
実際カードが軽かったんだ!
(一同笑)
クリフ
《ガンフー》使ったって事は、クリフは先生の腰に銃口当てて撃ったわけだな?
ヨハン
「俺の師匠なら、あんたもここが弱いんだろうッ!」(笑)
DL
次ヨハン。
ヨハン
はーい。42。
DL
でけー。
ヨハン
これが俺の持っている全てだ。
DL
23。
クリフ
1カットで沈めようとしても無理だろう。
そんなのディーラーが許してくれるはずがないからな!
そんなのディーラーが許してくれるはずがないからな!
DL
赤いカードもあるしな。そういえば今日は一回も飛んでないな。
クリフ
おかげでチップが貯まらない貯まらない。
DL
欲しい?
クリフ
チップ積んで「追加ダメージ10てーん」とか。
DL
そんな乱暴な使い方は先生許さない(笑)
クリフ
どういう使い方ならいいんだよ、先生(笑)
DL
死亡回避なら(笑)
クリフ
治療で追加10点は?
DL
あり(笑)
クリフ
せんせー。
DL
先生お医者様だから。
クリフ
お医者様が銃持っていいんですか? クリフはいいよ。元ガンマンだから。なんでクリスタルが銃を持ってるの。
DL
この世の病巣を排除するために(笑)
クリフ
病巣は俺たちかー。
ヨハン
94。
DL
藤堂が一撃四散した(笑)
(一同笑)
マグノリア
早い(笑)
藤堂(DL)
「弦乃丞ォォォッ!」
ヨハン
「まさか、この俺が藤堂を斬る日が来ようとは……ッ! 神よ」
マグノリア
甘美!?
ヨハン
「神よ」(笑)
クリフ
喜んじゃってるよ(笑)
DL
なんと甘美なこの感触!
マグノリア
昔から斬りたかったのか(笑)
クリフ
とくに身近な人を斬るとゾクゾクするんだよ(笑)
マグノリア
ごめんよ。こんな俺の耳が悪いんだ。
ヨハン
「すまない、直隆ッ……。聞こえるだろう、向こうで戦う者たちの声が。俺はあいつらを裏切るわけにはいかんのだ!」
ヨハンの刀により四散した藤堂の首だけがその場に落ちた。その首が血涙を流しながら口を開く。
藤堂(DL)
「変わらないんだな、弦乃丞」
クリフ
ヨハンはきっと、斬首されて晒し首になった藤堂を見たことがあるんだよ。
DL
じゃあそれがフラッシュバックする。
マグノリア
とつぜんそこの二人だけの空間になるんでしょ。
ヨハン
「どのような苦しみがあろうとも、俺はあいつの野望を阻止してみせる」
DL
ヴィクトリカとヴィクトリアも向こうで戦ってるね。
例え貴様が乗っていたとしても、所詮貴様は偽者に過ぎんのだ!
とか言ってるね。
例え貴様が乗っていたとしても、所詮貴様は偽者に過ぎんのだ!
とか言ってるね。
ヨハン
(手札を補充して)クリフが来だした。
クリフ
失礼なことを言うな!(笑)
DL
次、マグノリア・アナザー。30で攻撃。
マグノリア
スート変えて……28。
DL
差分値2で《アーマークラッシュ》しつつ、31点のダメージ。
……(手札を補充して)うわぁ、クリフーッ!
……(手札を補充して)うわぁ、クリフーッ!
クリフ
ええい、みんな引くたびにクリフクリフうっさいわ(笑)
てかディーラーさぁ、絵札こなかったらクリフって言ってないか?
てかディーラーさぁ、絵札こなかったらクリフって言ってないか?
DL
ああ、それはある。
クリフ
ええい、この贅沢者め。5以上はクリフと認めん!
DL
大丈夫、今回はそこそこ状況がいいよ。誰か一人は血祭りにあげられそうな気がする。
クリフ
血祭りにあげられる俺。
DL
そして俺。
クリフ
大丈夫だよ、今回は隔離されていないから、一人倒れたって他の人が何とか。
マグノリア
5点使ってダメージを下げます。[胸部損傷]。
【魂】の判定に失敗で気絶か。スペードがないんだよな……。ここで一回動けなくなるのは痛いところなんだけどな。
【魂】の判定に失敗で気絶か。スペードがないんだよな……。ここで一回動けなくなるのは痛いところなんだけどな。
クリフ
ほら、動ける人(ヨハン)がいるから治してもらったら?
DL
今彼は藤堂の首を握り締めてる。
クリフ
握り締めてるの? ぐちゃ~(笑)
ヨハン
何でそんな猟奇的な(笑)
DL
胸にかき抱いて泣いてる。
クリフ
泣いちゃうの?
DL
男泣きに泣いちゃう。
ヨハン
泣いちゃう。
マグノリア
チップを4枚にして[内臓破裂]。倒れるわ。メジャーアクションしたら死ぬから。
クリフ
へー、内臓破裂するんだ。
マグノリア
俺の内臓破裂っていったら、攻撃喰らった瞬間にバリバリバリって何かが壊れる音がするんだろうね。
立つってメジャーアクションだっけ、マイナーアクションだっけ。
立つってメジャーアクションだっけ、マイナーアクションだっけ。
DL
メジャーアクション。
マグノリア
誰か治して。
「ここで屈するわけにはいかないのよ。まだ私は倒れるわけにはいかない。ここで倒れてしまったら、あなたたちの言い分を私が認めるという事になるから……!」
「ここで屈するわけにはいかないのよ。まだ私は倒れるわけにはいかない。ここで倒れてしまったら、あなたたちの言い分を私が認めるという事になるから……!」
DL
そうしたらマグノリア・アナザーが言うね。「倒れてんじゃん」(笑)
DL
次、クリスタル先生。32。
クリフ
先生の攻撃くらったら痛いのかなー。サンダラーだもんなー。17だもんなー。二丁拳銃?
DL
うん。
クリフ
サンダラーの二丁拳銃?
DL
さすがにそれはないけど(笑)
クリフ
32? また能力値10かい(笑)まだこのカードは早いかな……(使用フェイトと演出とカードについて色々悩んでいるらしい)……〈西部の掟〉か〈先生の仇を討つ〉でしょ……うーん。
DL
先生の仇って、今目の前にいるのは先生です。
クリフ
うん、そうなんだよね……。だからどっちかっていうとスペード出したいけど、そうしたらチップを1枚無駄使いしちゃうんだよなー……。
(その他の可能性などかなり悩んだ末)一回くらい撃たれておくか。そうしないと盛り上がらないよね。多分ね。
(その他の可能性などかなり悩んだ末)一回くらい撃たれておくか。そうしないと盛り上がらないよね。多分ね。
マグノリア
どうだろうね。
クリフ
でもそれで死亡したら笑ってくれ。そんな事のために13なんか使いたくないんだけどなぁ……。
DL
迷ってるなぁ(笑)
クリフ
オーバーアクション使って《回避》。辛いなぁ。このエースが逆に嫌だ。
手札があまりにも酷いクリフ。しかし《心機一転》を使おうにも、エースがあるため手札を全て捨てることが出来ないのです。
クリフ
すみません、鼻血吹いていいですか。
マグノリア
ついに来た?
DL
クリフパワー(笑)
クリフ
2、3、7!
7はまだいいけど、捨てづら~。
7はまだいいけど、捨てづら~。
DL
ダメージ46点。
(手札を引きながら)……クリィィィフ。クリィィィフ……
(手札を引きながら)……クリィィィフ。クリィィィフ……
クリフ
38点。眉間を撃ち抜かれた。1点下げて[大出血]。次のカットまで放置すると仮死。
DL
次のカットの君の行動で治せたらOKとしよう。
マグノリア
ヨハン、治して。
ヨハン
オッケェ。
マグノリア
あっ。駄目だ、やられるわ、このカットで。
DL
ん?
マグノリア
だって寝転がっている状態だもん。アナザーが一番最初じゃん?
俺が立ち上がる前なんだもん。俺、メジャーアクション起こすと仮死するから。
ヨハンは行動まだでしょ。とりあえず治すだけ治して。
俺が立ち上がる前なんだもん。俺、メジャーアクション起こすと仮死するから。
ヨハンは行動まだでしょ。とりあえず治すだけ治して。
つまり、まずアナザーに攻撃されて転倒したマグノリア。しかしメジャーアクションを起こすと今度は仮死になってしまいます。
自分の行動で何もせずに最後のヨハンに傷を治してもらっても、次のカットでまたアナザーの先制攻撃を受けてしまうのです。
自分の行動で何もせずに最後のヨハンに傷を治してもらっても、次のカットでまたアナザーの先制攻撃を受けてしまうのです。
DL
マグノリアは動かないんだね。じゃあ次クリフ。
クリフ
ああ、マグノリアは行動を遅らせてるの?
DL
マグノリアは動くに動けない。
クリフ
だったら、行動を遅らせればいいじゃん。で、治してもらってから動きゃいい。
(しばし沈黙)
マグノリア
……ああ。……クリフすげぇ!
DL
クリフが冷静だ(笑)
ヨハン
頭いいなぁ(笑)
マグノリア
今僕はもう死ぬことで一杯一杯だったのに(笑)
ヨハン
俺は本当にチップ使って割り込み行動で治そうかと思ってたよ。
マグノリア
さすがいつも死線をくぐり抜ける男。こんなの逆境でもなんでもねぇぜみたいな言い方で(笑)
さすが主人公だ。
クリフがいなかったら、避ける! 殴られる! って戦闘を繰り返してたよ(笑)
さすが主人公だ。
クリフがいなかったら、避ける! 殴られる! って戦闘を繰り返してたよ(笑)
ヨハン
一斉にウロコが落ちたから。「そうか!」ポロポロポロ(笑)
クリフ
うわぁぁ、チップががりがり減るぅぅぅ。きぃ!
《医術》を使って自分の怪我を手当てします。止血・終了。
フェイトは……〈正義感〉かい?
……いいや、エゴで立ち上がっているからなしとしよう。
《医術》を使って自分の怪我を手当てします。止血・終了。
フェイトは……〈正義感〉かい?
……いいや、エゴで立ち上がっているからなしとしよう。
DL
何も言わない?
クリフ
じゃあ、フェイトとは関係なく言っておく。
「こんな所で倒れてられねぇ!」
「こんな所で倒れてられねぇ!」
クリスタル(DL)
「クリフくん、医者としても成長したのね」
クリフ
「先生が良かったからな」
マグノリア
先生もブラックジャックばりにやれるってこと?
DL
そうだね。戦闘しながら立った状態で自分の傷を治せる。
クリフ
うわぁ、怖ァ!
ヨハン
はーい、じゃあマグノリアの傷治しまーす。24点まで回復。
「立ち上がれ、マグノリアッ!」
「立ち上がれ、マグノリアッ!」
マグノリア
よし、立ち上がるぞ。残念なことに聞こえないけれど(笑)
ヨハン
それはあの、ちゃんと……(笑)
マグノリア
唇を読むからね(笑)
マグノリア・アナザー(DL)
「マスター、その女の傷を治すなんて、何を考えているの」
ヨハン
「やっとこの西部まで来たのだ! この地に信仰を根付かせるためにッ!」
マグノリア
……誰も住んでいなかった気がする(笑)
「(立ち上がりながら)私たちの『希望』というものは、いくら倒されても立ち上がれるものなの。あなたたちの言っていることに従ってしまったら、立ち上がる行為すらできなくなるのよ」
真面目にやれば俺だってできるじゃん(笑)
……さっ、次殴られないように気をつけよう(笑)
「(立ち上がりながら)私たちの『希望』というものは、いくら倒されても立ち上がれるものなの。あなたたちの言っていることに従ってしまったら、立ち上がる行為すらできなくなるのよ」
真面目にやれば俺だってできるじゃん(笑)
……さっ、次殴られないように気をつけよう(笑)
DL
アナザーの攻撃。……きついな。26で攻撃。
マグノリア
今、自分の目の前に光が見えた(笑)
DL
手札が悪かったよ。(カードを補充して)今日はアップダウンが激しいな。
クリフ
てことは、今度は良くなったんだな。
DL
若干ね。
マグノリア
《ブースト》と《ファイアーボール》を組み合わせて、40。
DL
来たー、必殺技! 抵抗は無理だな。クズカード処分~。
マグノリア
52点。
DL
火ダルマになってすっ飛ばされました。「ギャァァァァ!」って叫んで転げまわっている。
このままこいつは死ぬよ。何か言う事はある?
このままこいつは死ぬよ。何か言う事はある?
マグノリア
「あなたももうちょっと長くこの世界にとどまっていれば、私の言っている事もわかった筈なのに……哀れな子」
DL
マモンみたいに燃えながらそっちへ這っていく。
マグノリア
じゃあ、手をとろうとする。
DL
君の手をしっかり掴んで這い上がろうとする。君の体が少しじゅうって焼ける。
マグノリア
「いいわ。焼き付けなさい。私があなたのことをしっかりおぼえておいてあげるから。安らかにお眠りなさい」
クリフ
(心機一転を使うタイミングをはかっている)……いやー、どうかなー。場に出ているカードを見るとちょっと不安が残るな……。
DL
麻雀やってるんじゃないんだから。
クリフ
いや、でもそれは大事だよ。今のカードがこれだからね。
ヨハン
(笑)
DL
いつもながら(笑)
ヨハン
マグノリアに《応援》してもらえばいい。
クリフ
……(手札を破棄)
マグノリア
おお、《心機一転》だ!
クリフ
……うぉぁ~ッ! 見ろ、これを(笑)
(一同笑)
ヨハン
うわぁぁ(笑)
DL
3、3、3、4、7。で、キングが1枚輝いてる(笑)
クリフ
でもスート違うよ(笑)
マグノリア
心機一転してもあまり変わらない手札(笑)
DL
それは是非そのキングをきってほしいな。いっそ感動をおぼえるね(笑)
クリフ
うーわー、タイミング間違えたか~。
マグノリア
《応援》はスペードだと有難い、と。クリフ兄さんがやられる時に……
DL
やられる時(笑)
マグノリア
攻撃を受けるときってことよ(笑)
DL
33で攻撃。
クリフ
死ぬな。こりゃあ死にますよ。
マグノリア
《応援》する。
「クリフ、あなたはそんな所で倒れていい人間ではないの。己のすべきことを成すまで、あなたは立っていなければならないのよ」
「クリフ、あなたはそんな所で倒れていい人間ではないの。己のすべきことを成すまで、あなたは立っていなければならないのよ」
DL
(手札を補充して)よし。今日も溢れんばかりのパワーだ。
クリフ
10、9、7の……
マグノリア
あげたカードを早速使ってくれるクリフが大好き(笑)
クリフ
使わざるを得ないんだよ。
DL
なにげに先生もダメージ受けてるんだよな。治療しなきゃ。
クリフ
治療してくる奴って敵に回るとすごい嫌だね。
1点使って34。……《ガンフー》で《インターセプト》。1点上回って、更にハンディキャップ。
1点使って34。……《ガンフー》で《インターセプト》。1点上回って、更にハンディキャップ。
DL
こっちも《ガンフー》を使っているから、双方にハンディキャップがつく。
クリフ
《ガンフー》で撃ちあっているのか(笑)
DL
そうだよ。
マグノリア
本当に『ガン・カタ』勝負だよね(笑)
DL
相手の銃を押しのけつつ(笑)
ガンフーというマニューバのイメージは、映画『リベリオン』のガン・カタという技です。格闘技に銃器を取り入れ、至近距離で撃ち合います。
クリフ
てことは、どっちのハンディキャップを先に引くかで運命が決まるような気がするんだけど(笑)
DL
いきます。(8を引いた)25に下がった。
ヨハン
おおー。
クリフ
……(10を引いた)
(一同笑)
ヨハン
うわー、すげぇ! クリフッ! 見事に1で(笑)
DL
今度はこっちが1点上回ったのか。
クリフ
そういうことになるかな。……うわー。ダメージカード高いの持ってればここでチームチップ積むんだけどな~!
私、四散するんじゃないの?
私、四散するんじゃないの?
マグノリア
ガン・カタ勝負かっこいいなぁ(笑)
DL
36点。
クリフ
28。
DL
[衝撃]。バックファイア×3。【魂】の判定に失敗すると気絶。
クリフ
ふーん……スペードねぇし。……わかった、チップを使ってクズカード処分だ。
ヨハン
チップはまだあるから気にすんな。
DL
先生のサンダラーが君のサンダラーに命中して、そのまま叩きつけられた。
クリフ
衝撃でくらっときて……
DL
君は自分の銃を見て思う。この状態では、あと持って数発だ!
クリフ
(残弾数を見て)あと二発だ!
……先生のお仕置きってなんだったのかな。
先生がガンスリンガーなら「相変わらず先生の弾は重いな」とか言えるんだけど。
……先生のお仕置きってなんだったのかな。
先生がガンスリンガーなら「相変わらず先生の弾は重いな」とか言えるんだけど。
DL
ああ、そういう事ね(笑)
クリフ
「相変わらず先生のお仕置きはキツいな!」
マグノリア
手助けした方がいいのかな。
クリフ
手助けしてもらえれば少しは楽になるけどねー。一応これも決闘ではあるよな。
ヨハン
ダメージ何くらってるの? 援護欲しい?
クリフ
いつもながら、プレイヤーは欲しい。……(カードを引いて)うぉぁ~! 何だよコレ!
(一同笑)
DL
ストレートだね(笑)
クリフ
さっきから新しく引くたびに234234234って来るんだけど(笑)
何、嫌がらせ?
何、嫌がらせ?
ヨハン
凄いな(笑)
DL
俺とクリフの手札の温度差がものすごいんだよね(笑)
カードに関するイカサマなどは一切ありません。ディーラーのバカツキも、クリフのどん底も、全てプレイヤーのリアルラックの成せる技です。
ちなみに、ディーラーが山札を切りなおすことはほとんどありません。
ちなみに、ディーラーが山札を切りなおすことはほとんどありません。
クリフ
でもまぁ今回は、いつもより酷いカードが来る確立が高い代わりにクイーンとか来たりするから、いつもよりはちょっとマシなんだけどね。
マグノリア
5程度でいいなら応援するけど。
クリフ
もう5でも有難いよ。
マグノリア
じゃあ使っちゃえ(笑)
クリフ
ん? 最初に捨ててるの何? 自分の要らないカード?
マグノリア
《応援》の判定に使うカード。
クリフ
判定が要るの?
マグノリア
要るよ。一応マニューバだもん。馬鹿にしないでくれよ~。要らないカードなんて捨てられないよ。
クリフ
大変なんだね。
マグノリア
対抗判定ないからスートさえ合ってればいいけど、今回は低いカードがなかったんだよ。
DL
いやー、でもヨハン、今回僕は頑張っているんだよ。……頑張って抑えているんだよ。
(一同笑)
マグノリア
そういう意味か(笑)
君は今大リーグ養成ギプスをつけて戦っている?
君は今大リーグ養成ギプスをつけて戦っている?
DL
まだターバンとかリストバンド落としてないピッコロだから。
ヨハン
《マタイ四章四節》と《ヨハネ十三章二十一節》と、《マタイ第二十四章二十八節》を使って……32で《意志力》判定。失敗するとメジャーアクションにハンディキャップ。
ヨハンとディーラーが同時にカード補充タイミング。目にも止まらぬ素早さでカードを引くヨハン。ディーラーの鬼引きを封じるため、だったのだか……
DL
うわー! ヨハン、お前が俺に《意志力》判定させたのは絶対間違いだったと思う(笑)
ヨハン
やっぱり!(笑)
(カードを見て)うわ~! 先にひかせりゃ良かった~ッ! 凄ぇ~。勝てねぇ~!
(カードを見て)うわ~! 先にひかせりゃ良かった~ッ! 凄ぇ~。勝てねぇ~!
クリフ
エースがモリモリ来た?
ヨハン
このカットでクリフが四散します(笑)
クリフ
ははは、そーかそーか。じゃあ2枚出して生き残るから誰か助けて。
マグノリア
大丈夫だよ。そんな事はさせない。
ヨハン
いやー、凄ぇな~。何だよあの馬鹿ツキ。ありえねぇな~(笑)
マグノリア
何引いたの?
ヨハン
(苦笑)
マグノリア
ヨハンがするなら、俺も援護するわ(笑)
クリフ
まあ、ホラ、仲間の力を借りることを恥とは思ってないから(笑)
マグノリア
あっちにハンディキャップ与えた方がいい?
クリフ
いや、《フィジカル・エンチャント》の方が嬉しいかな。
DL
先生が20で攻撃。
クリフ
うわ、手ェ抜いてる。
DL
で、ハンディキャップ6ついて14で攻撃。
(ヨハンに)今10きって、来たのコレ。
(ヨハンに)今10きって、来たのコレ。
ヨハン
(半分呆れて笑っている)凄ぇな~。
DL
ヨハンがだらだらと嫌な汗をかいているのがもう(笑)
ヨハン
後悔の念にとらわれています。
DL
(笑)
ヨハン
ディーラーが先に引くといいカード取られると思ってさぁ。
DL
俺より先に取って行ったから、何そんなに必死になっているのかなーと思ったのよ(笑)
ヨハン
「取らせんぞーッ!」と思ったのに、何故こんな時に……(笑)
DL
これが『概念』攻撃だから(笑)
マグノリア
とりあえずヨハンに《応援》。とりあえずヨハンに要らないカードを渡して俺の補充を(笑)
クリフ
あと撃てる弾が2発しかないんだよね……で、カードから考えて今カットで大ダメージを出すのはどう考えても無理ッ。
マグノリア
じゃあ、諦めろ。
クリフ
1発無駄に撃つか? 《回避》するか……。《オーバーアクション》使って《回避》。……また馬鹿みたいな攻撃が来たら……まいったな。
DL
この後もう一戦あります。
一同
ええー。
ヨハン
チームチップ厳しいな。
マグノリア
誰も熱いセリフを吐くこともなく、だからな。
クリフ
私は一生懸命稼いでるんだけど、稼ぐはしからスート変更で削られてくんだよ(笑)
……わかった、かっこ悪いけど《挑発》失敗! 少しずつでも変えていくしかねぇ!
……わかった、かっこ悪いけど《挑発》失敗! 少しずつでも変えていくしかねぇ!
DL
「先生の年増ーッ!」(笑)
「クリフくんも今同い年じゃない」
「クリフくんも今同い年じゃない」
マグノリア
がーん。
クリフ
じゃあそういう事で(笑)
マグノリア
今時ショック受けてガーンって受けるのもどうかしら。ガビーンって。
DL
「ガーン」っ書き文字が降ってくる(笑)
マグノリア
で、先生の攻撃?
DL
29で攻撃。ちょっと勿体無ぇけど。
マグノリア
回避できる?
クリフ
29? ……つぎ込めばいけるんだけど……。
マグノリア
じゃあ、ここで《カバーリング》するわ。1点使って29で成功ね。
DL
29全弾当たるので……死ぬぞ?
マグノリア
そこはいい。
DL
59点。
マグノリア
四散した。
DL
うわ、やった(笑)
クリフ
気絶にとどめといてよ。
マグノリア
馬鹿野郎、言う事があるだろ。……あ、俺が言わなきゃいけないんだ(笑)
DL
じゃあ、クリフの前にマグノリアが割り込んできて、大爆発。
クリフ
大爆発しちゃうの?
DL
サンダーフェローのくらったから。その後ばらばらになるかどうかは……。
マグノリア
「あなたは前を見ていなさい。そして、今この瞬間にあなたのすべき事を、確実にその一歩を踏み出さなければいけないのよ!」
ばーん。
ばーん。
DL
ばらばらばら。……散るの?
クリフ
本気で散るの?
マグノリア
俺はそれでいいと思っているんだけど。
DL
最終回だから?
マグノリア
うん。
DL
どうする?
ヨハン
2枚使って気絶にとどめてくれ。
マグノリア
……なに、みんなの「何お前死んでんだよ」的な(笑)
(一同笑)
クリフ
いや、別にそれでも、本人がいいならいいんだけど……。
DL
でもまだ一戦あるんだよ。
マグノリア
じゃあ、とりあえずその2点をディーラーに預けておく。
DL
預けられても(笑)
マグノリア
初めて《カバーリング》が役に立ったよ。
クリフ
「マグノリアァーッ!」
クリスタル(DL)
「クリフくん、大丈夫よ。新世界がくれば彼女も蘇るわ」
クリフ
「……お前は先生じゃない」
クリスタル(DL)
「クリフくん、何を言うの?」
クリフ
「先生は、人を傷つけることを何よりも嫌っていた。俺ならともかく、関係ない奴まで傷つけるなんて、そんなのは先生じゃねえッ!」
DL
(チップを渡す)
クリフ
今のは判定じゃないけど、くれるなら貰うさッ!
DL
じゃあ、クリフの攻撃だね。クリフには全否定されたのか。
クリフ
悪いけど、クリフはこの先生は先生ではないと思っているし、本物だったとしても容赦をする気はない。……今が大事だからね。
チップ3枚使って43で攻撃。
チップ3枚使って43で攻撃。
DL
23で《回避》。
クリフ
差分20で命中の38……どうしようかな。ここに5足してもとどめは刺せないからなぁ……。
手札がぼろぼろのクリフ。残弾数から言ってここで決着をつけたいところだが、ダメージカードとして出せる手札には5しかない。
ダメージカードは手札もしくは山札から出すことになっている。
ダメージカードは手札もしくは山札から出すことになっている。
クリフ
……よし、賭ける。ここはギャンブラーらしく。
山札からひいたカードは2。
(一同笑)
DL
何点?
クリフ
40点(笑)くっそ~! も~!
マグノリア
俺、《カバーリング》使うタイミング間違えたかな(笑)
DL
ああー、貫通弾じゃないのか、君のは。
ヨハン
何点足らんの?
DL
相手のPD分(笑)
40点以上のダメージで[四散]、確実に倒せます。しかし、相手にはPDというものがあり、クリフにはそれを無効化したり減らしたりするスキルがありません。
クリフ
まあ、[四散]じゃなくても、[仮死]か[気絶]に持っていければいいんだけど。
マグノリア
ここにあるパワーチップをPD分積んでみるとか(笑)
クリフ
[心臓貫通]とか[頭部貫通]まで持っていければ……。
DL
(データを見て)おお、いけんじゃん。
クリフ
まあ、他の死に方の方が[四散]よりは美しいかなと思いますよ。
DL
いや、けっこうグロいかもよ(笑)
君はガーンと撃ったわけだ。君は当たらないだろうなと思って撃ったんだけど、先生はどうやらさっきの君のセリフに呆然としていたらしくて、弾丸は吸い込まれるように喉笛に。
一瞬喉に穴が開いて、君はその凄まじい動体視力でわかるんだけど、その瞬間先生は君に微笑んだような気がした。
デ、サンダーフェローの炸薬が破裂する。首が吹っ飛んだ。
君はガーンと撃ったわけだ。君は当たらないだろうなと思って撃ったんだけど、先生はどうやらさっきの君のセリフに呆然としていたらしくて、弾丸は吸い込まれるように喉笛に。
一瞬喉に穴が開いて、君はその凄まじい動体視力でわかるんだけど、その瞬間先生は君に微笑んだような気がした。
デ、サンダーフェローの炸薬が破裂する。首が吹っ飛んだ。
クリフ
うわぁ、[頚部切断]かい。
「先生はそっちでのんびりしててくれよ。俺も五十年くらいしたらそっち行くから……」
「先生はそっちでのんびりしててくれよ。俺も五十年くらいしたらそっち行くから……」
DL
ヴィクトリカも来る。右手のハードガントレットに髪を持つ形でヴィクトリアの首を持って。かなり壮絶な表情をしている。
四人は戦いを終え、再びウォンの前に立つ。



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