TRPGリプレイ 天羅WAR『わたしの たからもの』10

GM
前回は皆でちょっと心通わせたり裾丸ちゃんの夢聞いたりレインさんの想い出聞いたりしたよ。
ジンガ・トクサ
難儀だのう
といったところで今日は引き続き夜更け。
裾丸
みんな寝たんじゃ無いのか
ジンガ・トクサ
誰かに夜会話があるらしいぞ
レイン
SANチェックあるやつかな
裾丸
夜の大人の会話
GM
裾丸。
あなたは割り当てられた物置部屋にいる。
すぐ外ではジンガさんが寝ているはずだな。
聞き耳を立てるつもりなら聞こえるかも知れない。
ジンガ・トクサ
物置の前のそふぁからはイビキが
GM
彼女が音声を出しているなら、だけどね。
ジンガ・トクサ
イビキかいてる つつくと起きる
裾丸
何度か、鏡に向かってあかんべーしつつ
自分の結膜にプリントされたバーコードを確認するように見やる
GM
くっきりと入ったバーコードは、あなたが作られた存在であることを知らしめる。
『人』とは違う存在であるのだと。
あなたの耳元に微かに音が鳴る。
上からの連絡だ。
裾丸
何よりも、自分の連結した記憶の中で、そのバーコードはいくつも姿を変えているのがわかる
それはつまるところ、己がいくつもの個体を『乗り継いで』いることにほかならない
ジンガ・トクサ
ふぉんふぉんふぉん(りんくぱーる着信音)
GM
そんなやつ。
レイン
夜勤担当P
ジンガ・トクサ
深夜枠担当
裾丸
「……今寝てるでありますー」
GM
『定期連絡がないけどー』
『どーぉ、見つかった?』
裾丸
「エロい触手ならまだ見つかってねーであります」
GM
『そろそろ次のネタ撮影されてないとさー、困るからさー
だったらヒーローっぽくでっち上げればいいのに、そういうのは駄目だっていうからさー
いっそエロい触手じゃなくてもいいから、なんか広がりそうな美味しいネタ、ない?』
裾丸
「えー」
GM
当然、あなたの記録はある程度共有されているので観りゃいいわけだが、
この担当者はそういうことはあまりせず、あなたに適当な指示だけを送ってくる。
裾丸
「……」
いくつか心当たりはあったが、それはなぜかすぐに口に出てこなかった
レイン
えらいじゃん
ラバン
えらい
ジンガ・トクサ
よろしい
裾丸
最良の手は、ヤオロズのラボへとあの娘を連れてゆくことであるはずなのだが
先刻の、それぞれの言葉と顔がチラつく
「……女将の貴重な入浴シーンとか」
GM
『そういうのは、君のシーンの価値を下げるからダメー』
セクシィ
ジンガ・トクサ
まだむ殿もこあな人気ありそーじゃな 普段の放送で
GM
更にセクスィーな人のサービスシーン入れると、裾丸ちゃんのサービスシーンが添え物になってしまいかねないからね。それは良くない。
レイン
撮影許可出してませんけど!?
裾丸
事故で映っちゃったら仕方がない
ラバン
セクスィーなマリー・セレスト号(大陸横断鉄道)のカットを入れればいいんだな?
ジンガ・トクサ
せくしーなまりーせれすと号でなんか脳内で船が映ったんじゃが、これあれじゃの、nice boat.
画面が血みどろになるとせくしーなまりーせれすと号がお茶の間に流れる

GM
『イケメン入れてくれたのはいいんだけど、ちょっとクセ強いからねぇ彼』
ジンガ・トクサ
鉄道の話になると出てくるいけめんのことじゃな
裾丸
「じゃぁ、今んとこ特にねーでありますな」
GM
『そうかぁー。残念だなー。
真面目にやってくれないと、名前差替えることになるから、頑張ってねー。
そうなるとボクも手続きが面倒で困るからさ、頼むよ』
裾丸
「差し替える?」
GM
「ああ、ほら、キミが『そう』なったときのこと覚えてない?
『襟』がもと『裾』だったでしょ?」
裾丸
「え?」
『記憶』に無い
乗り継ぎと差替え
レイン
リサイクルしてるんか
ジンガ・トクサ
襟が先代だったんか
ラバン
ネタ上げないと差し替えられて個体のアイデンティティごとポイされちゃうんかのう
生殺与奪を握られておるんであるな 哀しい
裾丸
襟丸の時は、清楚が売りだったのかな
ジンガ・トクサ
襟の清楚がうけんかったから破廉恥にしたのか ヤオロズは0か100しかないのか?
GM
色々試してるんだよ。
ジンガ・トクサ
爆乳の裾丸 まないたの裾丸 美乳の裾丸 乳より尻の裾丸
裾丸
面白そうだな、全部作ってみるか(立ち絵
ジンガ・トクサ

GM
『ああー、うん、気にしなくていいから。
そっか、消してるんだった。
忘れていいよ。大したことじゃないしね』
裾丸
「襟って、襟丸? 何の話でありますか」
GM
『襟が裾だったのが裄が裾になったってハナシ。
お色気路線ならイケると思ったんだけどねぇー』
裾丸
「???」
理解が及ばない
自分たちの名前との共通点に意識を向ければ、いくらでも手掛かり足掛かりはありそうなものだが
そちらへと意識を向けると、途端に集中力が失われ、頭の中がとっ散らかってそれ以上の追跡を阻む
GM
『うるさい上に詰められるボクの身にもなって欲しいよ。
賢いヒロインは駄目だの、清楚すぎても駄目だ危うさが必要だの、エロすぎも駄目だの……。
まーいーや。早く見つけてよね、悪魔』
裾丸
「あ、ちょっと待って……」
得体の知れない焦燥感だけが、胃の辺りを焦がす
漏らす
ジンガ・トクサ
これ、ぷろでゅーさーの言葉は外漏れしとるんか、音声?
GM
音声漏らす?w その方が面白かったら漏らそう。
ジンガ・トクサ
もれてたら聞いてたことにしてもよいか? ってじーえむにお願いするつもりじゃったw
GM
わざわざ言及したじゃろ? つまりそういうことじゃ。
あとは裾丸ちゃん次第じゃな。
音漏れする? シャカシャカ
裾丸
あ、こっちが決めていいのか
GM
そうだよ。
裾丸
じゃぁ、お漏らししてよう
多分ドローンとかとおしゃべりしてるんだろう
ジンガ・トクサ
じゃあ紙コップをの、扉にこう押し当てての
しずかーに盗み聞きじゃ
GM
曲者じゃ。聴いてていいよ。

GM
『キミは楽でいいよねー、言われる通りにやってりゃいいんだからさー』
裾丸
「そんなことねーであります! 自分は、ヒーローとしてあるべく、ふさわしい振る舞いを」
GM
『さすがに処分って事にはなんないしさ。言われた分くらいは頑張ってよ。
大変なのはこっちだもん。はーーー。』
好き放題言って、通信は切れた。
谷を刻む
GM
という設定を勝手に押しつけたGMであった。
ごめんな裾丸。
ラバン
ラバンは事情推察できるし、ここはジンガさんにお任せしよう
ジンガ・トクサ
気づかれなきゃそっと離れてまた寝るぞ?
GM
何故か気分が優れない裾丸とごっつんこして一言交わしとく?
でも裾丸は水飲みに行ったりせんのかな。
ジンガ・トクサ
扉突然開けられたらゴンっとなるのう

ジンガ・トクサ
(…………成程の? ようわからぬが、あやつもあやつでなかなか因果な身の上のようじゃ)
裾丸
「……自分は、自分の意思で……
英雄として……あり続ける……」
なぜ、自分はそう考えるのだろうか
GM
在り続けなければ、どうなる?
裾丸
そもそも、なぜ自分は英雄になろうと思ったのか
自分に憧れた少年たちが、己もそうなろうとはしゃいでいる姿を思い出し
自らの根を思い出そうとしても、そこには何も無かった
「……っ」
ふと、額の奥に痛みを感じて呻く
自分自身のことを考えようとすると、いつも、痛む
無いはずの脳髄が疼くように
ジンガ・トクサ
(人駒とは、最初がなくてはじめからあの齢、あの姿であるものとは知ってはいるが。ふむ……疑問を抱くことさえ許されぬか)
裾丸
「……水……」
ぼそりと漏らして、安い木材で出来た物置の扉を押す
裾丸
えいっ
ジンガ・トクサ
「ぬっ!?」ゴンッ
裾丸
「……?」
ジンガ・トクサ
「なんじゃ! 突然扉を開けるやつがあるか!」
裾丸
「や、それを言ったら深夜の物置の前で、何してるでありますか」
ジンガ・トクサ
「見張りじゃ」しれーっ
裾丸
「何を見張る……はっ。
まさか、自分のあんな姿やこんな姿を!?」
ジンガ・トクサ
「全く興味ないが」
裾丸
「なんで!?」
ジンガ・トクサ
「むう、喩えるなら、ぬしはこう……魚のヒラキなんじゃ。しかも焼いて時間経ったやつな」
裾丸
「なんかすごい失礼なこと言われてる気がする」
ジンガ・トクサ
「それよりは焼き立てがよいし、更に欲を言えば刺し身がよい。目の前で捌かれたものなら尚の事よい。
そういうことじゃ」
踏み込み
GM
折角だからレインさんやラバンさんにもちょこっと語って貰おうかなぁ……
なにがいいかなー
こうあわよくばLV4生えそうなヤツを
ラバン
いいですねぇ 何がいいかな~~ 今の所ラバンは情報を持ちすぎなのもあり、遠くから眺めてる立ち位置ですからね
GM
それがまた良かったりするけど、一歩踏み込んで貰うのも楽しいかなー
ラバン
そうそう 踏み込みたい どこでどう踏み込もうかな
GM
レインさんにはどうしてここに店を構えているのかとか聞きたいなー
レイン
おっと、ここに構えているわけかー

生魚
ジンガ・トクサ
ろすとへぶん、生魚ないだろうのう……と思いを馳せる
GM
なさそう。
ああでも冷蔵運搬とかできるから意外とある?
ちょっとお高そうだけどね。
ジンガ・トクサ
む、確かにえんぜるべるとより海側ではあるしの
GM
さすがに酒場の用心棒が日常的に食べられる物ではないだろうな。
ジンガ・トクサ
たまには食いたいものよ、刺し身
寂れた漁村とかで生まれ育ってそうじゃの、拙者
GM
そういえば海の描写で「潮の香りがする」と書くと、魚が美味い沿岸住みだとバレるんだそうで……
レイン
やだ、磯臭い
GM
クトゥルフとかで潮のにおいって書くと美味しい感じになってしまうらしい……

ジンガ・トクサ
「とはいえ、ぬしの自我は刺し身どころか捌こうにも捌きようのない稚魚のようじゃがのう……」
裾丸
「……」
視線を落とす
ジンガ・トクサ
「なんじゃ、いつもだったら食ってかかってきそうじゃが、やけにしおらしいのう」
裾丸
自らの足先を見るにも一苦労する豊満を見下ろし、おもむろにそれを両手で持ち上げてみる
「仕方ねーでありましょう。自分は、そういう風であれと言われて、そうするしかねーんでありますからして。
それをエロくないだの、ヒーローでないだの言われたら、どうすりゃいーんでありますか……」
GM
裾丸はヒーローである。裾丸は強い。
しかし今の裾丸は強いと言えるのだろうか。
GM
ところで合気がね。ないんだ(悲哀)
ラバン
わかる 投げられるものが一枚しかないのでつい大事に取っておいてしまう
ジンガ・トクサ
「しかし、ほれ、なんじゃったっけ……ざ・もーるじゃったかの? でっかい鉄道が、こっちじゃ自分の意思で走り回って天使だのなんだの轢き潰してるらしいぞ」曖昧な聞きかじりの知識
ラバン
「むっ? ザ・モール?」 反応して突然起床する
ジンガ・トクサ
「うわ、妖怪鉄道まにあじゃ」
GM
www
レイン
妖怪
GM
妖怪鉄道マニアwww
ジンガ・トクサ
妖怪の起きてくる呪文を唱えてしもうた
GM
ラバンさんが妖怪鉄道マニアしてるから、レイン&お子様で早朝シーンでもやるか!
今起きたかったら起きてもいいですけどね。
ジンガ・トクサ
「それに比べれば、ぬしは大分ひとの形をしておるし、足元に線路が引かれてるわけでもなかろ。どうすりゃいい、と言われりゃあ、自分で考えてみるのもざ・もーるよりできるじゃろ」
裾丸
「自分は……
自分は、考えているでありますよ!
……考えて……?」
ラバン
反応だけしてまた寝る。
ジンガ・トクサ
寝言???????
GM
寝るんかーーーーい
ジンガ・トクサ
やはり妖怪では?
ジンガ・トクサ
「ふむ。例えば?」
裾丸
「リシャを、ヤオロズに連れてく……。それが、世界のためだから」
ジンガ・トクサ
「どう世界のためになるんじゃ?」
ラバン
お、居た方が面白そうな話題が出たから寝んとくか
ジンガ・トクサ
拙者そのへんの知識はないことになっとるからのう
裾丸
「ヤオロズの科学力なら、なんか、こう……うまく……」
連れて行って、何がどうなって、世界のためになるのか
理由を考えようとすると、かすみのかかる頭を抑え、呻く
ジンガ・トクサ
「ふわっふわではないか。どう世界のためになるのか、そこを考えて初めて『考えた』と言えるのではないかの」
裾丸
「でも……でも……連れて行かないと……それが一番いい選択……」
ラバン
「んにぇ……、裾丸。世界のためを置いておけば、お前はリシャをどうしたいんだ」
ジンガ・トクサ
「……拙者ものう、なにも知らず道に悖ることをしておった時期があった。それが生きていく為であったし、そうすることが正しいと思っておった。
だがのう、そうではなかったんじゃ。見ようとしておらんかっただけで、拙者が斬り殺してきた者たちも拙者となにも変わらなんだ。拙者がしてきたことは、よいことはよいことでも、一部の者にとって『都合が』よいことじゃったんだ。
じゃから、拙者はぬしに知れ、考えろと言うんじゃ。頭から信じておったら、あの頃の拙者と同じになるぞ?」
裾丸
「……」
無いはずの脳髄が疼く
そこには、小型の明鏡が埋め込まれているだけであるはずなのに
GM
ジンガさんが大人してる。
ジンガ・トクサ
こう見えて26であるからの、年齢
裾丸
「自分は……自分は……」
おさかなたべたい
レイン
お、関係ないけどロストヘブンでは魚に不自由しないってルルブにかいてる!
ラバン
おおー! >不自由しない
GM
あ、そうなんだ。有り難うございます!
やったね寿司が食べられるよ。
てことはここでもお魚料理が出たりするのかな。フリッターとか。
ラバン
フィッシュ&チップスにソイソーースかけて食べよう
ジンガ・トクサ
さかなさかなさかなー
やったぞ! 魚が食べれるのじゃ

ラバン
「少なくとも私の知る限り、奴らは娘一人なんぞどうとも思わん。そんなやさしい連中じゃあない」
ジンガ・トクサ
「うわ妖怪、寝たんじゃなかったんか」
ラバン
「寝そうになって起きた」ソファの上でもぞもぞと動いている。
GM
足がはみ出て寝づらかったのかな。
ジンガ・トクサ
「なんじゃ、ぬし、ヤオロズだか黒い玉だかなんだかについて訳知りなのかの?」
ラバン
「少々腐れ縁があってな。黒い玉はわからんが」
裾丸
「自分は、ただ……皆の平穏な暮らしを……英雄として……リシャのような女の子が、笑っていられるように……」
頭を抱え、膝を突く
「ヤオロズはそのために。自分を……」
ジンガ・トクサ
「ふうむ…………」
GM
ヒーローたれと上は言う。では何のために?
真の意味で裾丸がそれを知らされることはない。
レインの店
GM
レインさんの店って旦那さんと一緒に作ったのかな。それとももともと店を持っていた旦那さんと結婚したのかな。
レイン
この店は未亡人になってからですね
ランチにはお魚出すけど冷蔵設備みたいなのはほぼないからディナーにはあんまり出ませんね
GM
ふむふむ。じゃあここに旦那さんがいたことはないんだ。
レイン
結婚指輪売って原資にしてるくらいですし。。
GM
ああ、そうだった!
ということは、ここレインさんが一人で作り上げた城なんだなぁ。
ジンガ・トクサ
結婚指輪ってどんななんじゃ? 宝石ついておったのか?
GM
「どうしてここで」「どうして酒場を」やっているかは訊きたいなー。
レイン
あんま考えてなかったけど話してたら何か生えるでしょう!
GM
それでいいと思います!
GM
1から新築したのかなぁ。だとしたら結構な思い入れがあってやったんだと思うんだよね。
もしくは古いお店を買い取るか何かしたか。
ああでもここに「古いもの」はないか。
レイン
ヘタすると賃貸……
GM
ピッカピカのお店物件?
レイン
ロストヘブンが再建されてからと考えるとダウンタウンとはいえ基本新築か補修された物件ですよねえ
GM
そうなりますね。
元々小さな村くらいはあったかも知れないので、絶対とは言えないですが。
古い方が良ければ「ロストヘヴンがそう呼ばれる前からある」ということでいいと思います。
レイン
裕福な家のイメージはなかったので、基本戦争難民で持ち物を売ってギリギリ借りられた物件かな
GM
古い物に手を加えて丁寧に磨いた物件、いいと思うなぁ。
いずれエンゼルベルトに飲み込まれるかも知れない、儚い危うい場所で。
どうしてわざわざ天羅の人が多いここに居を構えているんだろうね……
レイン
サウスポート出身なので北へ北へと逃げていったのにエンゼルベルトとかできるから西に逃げるしか……
GM
ああー……
この店はレインさんのたどり着いた最後の場所なのか……
ごめんね(小声)

ジンガ・トクサ
「ほうじゃのう、ぬし、英雄のなり方を知っておるかの?」
裾丸
「英雄の……なりかた?」
そんなことは考えたこともなかった
自分は最初から英雄であるとして存在を定義されたものだ
ジンガ・トクサ
「うむ。
英雄になりたいんじゃろ?」
裾丸
「自分は、存在した瞬間から、英雄として……」
混乱に揺れる瞳で、見上げる
ジンガ・トクサ
「そんなものはのう、読本の中の存在だけ……いや、読本の英雄たちとて、最初からそうであるものはおらぬ。
英雄と呼ばれるに相応しき行動を、心を持って、それが認められ、英雄になるんじゃ」
裾丸
「じゃぁ……じゃぁ、自分は何者なんでありますか」
ジンガ・トクサ
「裾丸じゃろ。人駒の裾丸」
裾丸
「英雄としてあり続けるはずの自分が、英雄でないなら……
ひとこま……自分は、ひとこま……」
GM
強さを求めてヒトを失った者の言葉は夜に響く。
ジンガ・トクサ
「裾丸、ぬしはのう、英雄という結果だけ与えられて、本来英雄に至るまでにあったはずの行動も思想も抜けている。じゃから拙者はぬしに呆れるんじゃ」
裾丸
「私は……空っぽ?」
ラバン
あまりにも良いのでジンガさんに合気
ジンガ・トクサ
「じゃが、それは普通のことじゃ。今までに英雄と呼ばれた者共も、最初から英雄ではない。
空っぽならよいではないか、これからいろいろ詰め込めるぞ?」
裾丸
「何を、何を詰め込んだらいいでありますか。
自分は、何をすれば」
ジンガ・トクサ
「ぬしはのー、英雄英雄とぷろでゅーさーだかヤオロズの某だかに持ち上げられておってのー、あれじゃ、最初ッからデカいもんを追いかけすぎなんじゃ。
英雄になりたいなら、ぬしが確かに正しいと感じることからちまちま積み重ねてデカくすりゃあいいんじゃ。それこそ、迷子の猫を探すとか……今そこで寝てる娘っ子を笑顔にしてやるとか、の」
ラバン
「裾丸、ショーを見て目を輝かせていた時のあれ。あれは君の望みだろう?
戦う英雄に踊りはいらんものな」
裾丸
揺れる瞳で、長身の青年を見やる
ジンガ・トクサ
喋り疲れたからタバコ吸うておるよ
ラバン
「空なら好きなもの詰めて、好きなものを奪われるというなら抗えばいいんじゃないかと……、私は思うよ。言うは易くとも、そうするのは巨悪に立ち向かうよりずっと難しいだろう、とは思うが」
のそりと頭を持ち上げ、赤い眼で裾丸の眼を見る。
裾丸
「マレーネ殿……
マレーネ殿は、眩しくて……
彼女を見ている者は、皆、笑っているであります。柔らかい笑顔で」
ジンガ・トクサ
「では、そのまれーねがしそうなことを真似てみればよいのではないかの。
真似るは、まねぶ、学ぶに通ず。悪いことではないぞ」
ラバン
「そうだな、リシャも笑って踊っていた。それなら、彼女も英雄なんだろう」
裾丸
揺れていた瞳が、目の前の光景を透かして、どこか遠く
舞台の上で歌い、舞っていた少女の姿を追う
その瞳は、いつしかきらとした輝きめいたものが宿っていた
不安げで、それでも時折まばゆいお日様のように笑う少女の顔が思い浮かぶ
ラバン
この後ジンガさんとちょっと話でもさせてもらおうかな ジンガさん出ずっぱりになるけど
ジンガ・トクサ
なんじゃ 酒くれるなら話すが?
ラバン
あげるあげる 酌み交わそう
ジンガ・トクサ
うまいやつで頼むぞ~
天羅酒じゃ天羅酒!
ラバン
予算的に「そこそこなやつ」程度になりそうだけど、懐からニュッと出していい? >天羅酒
GM
ん? いいよ。
ラバン
わーい 飲もう
ジンガ・トクサ
何故出てくるんじゃ!?!!!??? このパサパサした米しか育たぬ大地で!?????!?
飲む
GM
フシギダネー
ラバン
1. パサパサした米で頑張って誰かが作ったもの
2. スラムのどこかで入手したもの
3. 謎
裾丸
女将の口噛み酒
レイン
おいてません
ジンガ・トクサ
裏めにゅーゆうやつか
ラバン
女将の裏めにゅーかあ
レイン
雇った覚えのないウェイトレスが置いていった天羅のお酒なら。。。
GM
どんどんマニアな店になっちゃうから……
ジンガ・トクサ
そういうところがウケておるのかもしれんのう 難儀じゃ
GM
基本テラ風のお店なのに、たまーにどぶろくとかコッテコテの天羅酒が置いてある。
裾丸
襟丸、袖丸、釦の顔ラベル入り口噛み酒
レイン
それ金属触媒でアルコール合成してるだけではなくて

ジンガ・トクサ
「よい目になったではないか。さて、ではまれーねじゃったら、りしゃにまず何をすると思う?」
裾丸
「彼女を……リシャを、守るであります」
その幼い顔の彩る笑顔を
ジンガ・トクサ
「なれば、まずはそうしてみるがよかろ」口の端で笑ってタバコをふかす
裾丸
「自分も……なれるでありますか。彼女のように。マレーネ殿のように。
なっても、良いでありますか」
ジンガ・トクサ
「なれるかどうかは、ぬしの努力次第じゃ。じゃが、なろうと思うことを止めることは誰にもできぬよ」
ラバン
「いかんものはなかろう。いかんと言うならいかんと言う奴が悪い」
ジンガ・トクサ
「まあ、ぬしの行動が間違っておると思うたらブッ叩いて止めるがの。そこはそれ、これから真面目に学ぶがよい」
裾丸
「ぶっ叩かれるのはイヤでありますが……
でも、それが許されるなら。
自分は、そうしてみたいであります」
ジンガ・トクサ
「うむ、ならばそう努力してみるがよい」大きく頷く
裾丸
「了解であります!」
ラバン
「ああ、それがいい。それがいいと私も思うよ。
うっかり忘れんように、腕にでも……いや。何かの背にでも刻んでおくといい」
GM
何かの背。とは。
ラバン
ドローンの背とか。
裾丸
だから人駒はナマモノだと何度言えば
レイン
生ものをバーコード管理……
GM
人の肉から生まれていないってだけで、ぷにぷにしてるヨ
ラバン
でも裾丸個体チェンジしてしまうし。
ジンガ・トクサ
ばーこーどが貼られてるナマモノ……
裾丸廃棄品が溜まってくと姉妹が増えていくゆーことか?
GM
後は戦闘に耐えられない故障をしたとか、今の裾丸みたいに余計なこと考えるようになっていうこときかなくなっちゃったとかー
裾丸
廃棄品は生分解されて、次のクローンの材料にされるんじゃないかな
ラバン
ありそうねぇ
ジンガ・トクサ
りさいくる裾丸
GM
まだ使えそうなのはチューニング兼ねて待機してるとかー

ジンガ・トクサ
「もしヤオロズやぷろでゅーさーゆうやつがぬしの道を邪魔するならの、まあ、追い払うのを手伝ってやってもよい。当然、金はもらうがの?」
ラバン
「ふむ、それは愉快だ。貸せる状況なら、私も手を貸してもいい」
裾丸
「う、うーん。
それはちょっと怖いような気もするでありますが……」
奥底に深く刻み込まれた、根源的な恐怖が這い上がる
ラバン
「まあ、さすがに話を走らせすぎたな。もしそんなことがあれば、という話だ」
ジンガ・トクサ
「ほうじゃの。読本でも王道じゃしの、主人公が迷うという流れはのー」
裾丸
「自分、主人公でありますか!?」
嬉しそうに顔を両手で指差す
「正統派ヒロイン!?」
ジンガ・トクサ
「…………………………それは知らぬ。今後の展開次第じゃ」
裾丸
「大丈夫であります! 足りなければ、自分改革であります! 改変であります!」
ジンガ・トクサ
「あと、正統派ひろいんになるには、破廉恥すぎる」
ラバン
「何の正統派かによるな」真顔
ジンガ・トクサ
「じゃんるが違うゆうやつじゃの……」
裾丸
「あんまり破廉恥破廉恥言われると、なんか小っ恥ずかしくなってくるんでありますが……」
なんとなく、尻を隠してみる
ジンガ・トクサ
そのスケベな衣装な……
ラバン
「何の視点から見るかによって、何が正統かも変わるもんだからな」
今日女将の出番ない……
GM
ふむー。どうしようかな。一方その頃でリシャ動かそうかな?
ジンガ・トクサ
夜中に!? よい子は寝るんじゃ! 破廉恥が出るぞ!
ラバン
ひと段落ついた所で女将さんたちにシーンを移すのはありかも
そのあとまた戻していただいて
GM
レインさんは話すなら夜か朝どっちがいいかしら。
レイン
話す相手がみんななら夜でリシャは寝かせてあげたいから朝かな?
GM
今の流れに入っていく予定がないなら朝にシーン作ろうかなー
レイン
ラバンさんが先にジンガさんに話すのでは
GM
それもある。
ラバン
ずっと我々出ずっぱりだから、一旦シーンカットしてもらって女将さんとこに移してもらおうかと
裾丸
こちらも峠1つ越えたので、それがよろしいかと
いいシーンができるのは本当に嬉しい。
しかしそれで出番がなくなってしまう人が出るのは良くない!
割と気にしてます……

いけめん
ジンガ・トクサ
拙者が人気ですまぬのぅ♡
GM
ジンガさんいけめんじゃ。
レイン
天羅期待の星
ジンガ・トクサ
なんじゃろう なんでじゃろう まともじゃ……こいつまともじゃ!?
GM
すっごいまともだよ?
レイン
おかげでギャグ組がまともな会話を!
裾丸
まともじゃないのがそばにいると逆にまともになっちゃう現象
GM
あるあるでございますぅー
ジンガ・トクサ
それじゃ なんかまともじゃない天羅めんばーがいるせいで

裾丸
「そんなに破廉恥なんでありましょうか……」
羽織の裾にくるまる
ジンガ・トクサ
「そうじゃの……普通、乳の間に財布は入れぬ」
裾丸
「でもでも、これがちょうど良い塩梅でありまして」
谷間からハンカチやら暗器やら取り出して見せる
ジンガ・トクサ
「ぬしの谷間は亜空間か?
はぁ……話しすぎたの。そろそろ寝るわ」欠伸ひとつ
裾丸
「あぁっ、トクサくんがいつもの呆れたような顔で!」
ラバン
「おや、そうか。変に目が冴えてしまったんで、酒でもと思ったんだが」
ジンガ・トクサ
「なんじゃ、拙者の睡眠を削って付き合えゆうなら、それなりのモン出してもらわないとじゃが?」
ラバン
「ふうむ、それは困ったな。天羅酒の澄みの名無しのやつくらいしかない」
ジンガ・トクサ
「……なんじゃと?
天羅酒? しかも清酒?」
ラバン
「うむ。先日ひょんな伝手で手に入れたんだが、私が一人で飲んでもいまいち味が分からんでな」
裾丸
「あ、いいなー。自分もお呼ばれしていいでありますか?」
追っ払ってもらっていいよ
姉妹
GM
裾丸が倉庫に戻るなら、すみっこで平和な寝息を立てている襟丸が視界に入る。
裾丸
襟丸いた
GM
押しかけ組は倉庫借りて寝てるのかなって
裾丸
たぶんそう部分的にそう
レイン
そんなに部屋数ないからね

ジンガ・トクサ
「飲む」ガッとらばんの手首を掴んで
ラバン
「ぬお」
ジンガ・トクサ
「絶対に、ぜえったいに、余っても拙者がおらぬところで飲むなよ?」
ラバン
「ふむ、残念ながら余す程の量はない」
裾丸
「いやー、そんな貴重品を、悪いでありますな」
大人の時間
GM
裾丸ちゃんが由緒正しき誘い受けを!!
ラバン
シーン的には裾丸いない方がいいんだけどラバンは断らなそうなんだよね
裾丸
悪いな、この酒は二人用なんだ、って言って貰えば
GM
姉妹が連れ帰る?w
ラバン
それして貰えるなら大層助かります 大丈夫お酒はちょっと残しておくから
ラバンがここに来るまでについて(貴族ってことは言えないから、さわりになるけど)とか、裾丸に無茶言ってしまったこととか、裾丸の因果な身の上のこととか、そういう話をちらっとしたいと思いましてな>ジンガさん
ジンガ・トクサ
まぁ酒くれるなら付き合うぞ
ラバン
酒あげるからお付き合いください

ジンガ・トクサ
「じゃあ裾丸、ぬしは酒であっぱらぱーになる前にまれーねにどうすれば近づけるか考えるがよかろ。ほれ寝ろ寝ろ。拙者の飲む分が減る!」
裾丸
「えぇー」
ジンガ・トクサ
「これは精神赤んぼに飲ます酒じゃないんじゃ!!」
GM
ばたん、と扉が開いた。襟丸が立っていた。
「寝るであります。就寝時間は過ぎているのであります。お肌に悪いのであります」
裾丸の腕を掴んで引っ張る。
裾丸
「いいもん、トクサくんのケーチ」
べ、と舌を出して、襟丸についてく
ジンガ・トクサ
「あと20は年食ってから出直すがよい!!」
ラバン
「まあまあ。少し残しておくから」
裾丸
「流石、ラバン殿は余裕がありますな」
その言葉に、改めてトクサにべ、と舌を出してから
「それじゃ自分はお風呂して寝るであります。……覗いちゃイヤんでありますよ?」
扉の陰から顔だけ出して、ふふふと笑う
ラバン
「覗かん覗かん。それやったら一発退場だろう、ここ」
ジンガ・トクサ
「金もらっても見んわ」
ここでサービスシーン!?
ジンガ・トクサ
この店、風呂つきなんか!?
裾丸
そりゃあるでありましょう
GM
タライに水はってゴシゴシとかかな?
レイン
あるの!?
ジンガ・トクサ
まだむ殿が驚いておるぞ…………
裾丸
西部のサルーンって割とそうなような……
レッドデッドリデンプション知識
GM
それはエッチなサーヴィスもあるからではなくて?
西部開拓時代にお風呂はたまの贅沢なんだよな。
水は貴重だしなー。
裾丸
ロストヘブンなら、ヤオロズ印のインフラあるし、大丈夫大丈夫
レイン
謎技術で飲み水は確保できるでしょうけども
ジンガ・トクサ
じゃと思ったからりとるてんらの銭湯の話をしたわけじゃし

裾丸
「お二人ともー」
最後に、扉から首だけ出して
ラバン
「む?」
ジンガ・トクサ
「なんじゃ、やらんぞ」
裾丸
「わかってるでありますって。
その……ありがとうであります、ちょっとスッキリしたであります。
それでは、おやすみなさいであります」
ラバン
「そうか。……おやすみ」
ジンガ・トクサ
「なんじゃ、嫌に素直じゃの。まぁさくっと寝るがよい」
裾丸
へへへ、と笑って、扉を閉めた
ラバン
緩やかに手を振って、裾丸を見送る。
銭湯で戦闘
GM
そんなテラに風呂好きの天羅が押し寄せて公衆浴場はできたかも知れない。
レイン
小さな店なので余計な設備はありません!
裾丸
髷がキャンタマを突く公衆浴場があるかもしれない
GM
そこまでは責任持てんな!
レイン
そちらへどうぞ!
GM
銭湯はある!!
ジンガ・トクサ
やはりあの伝説の誤字が事実になる日も近いということか
GM
んー、今ねー。
戦闘はある! って誤字ったよ。
ジンガ・トクサ
恒例じゃの
裾丸
風呂屋ですっぽんぽんバトル
レイン
ボス銭湯
ジンガ・トクサ
裾丸と乳のデカさを比べるボス、果てしなく嫌じゃの……
GM
ボス銭湯熱そうね。
レイン
押すなよ? 押すなよ?
裾丸
乳ビンタ合戦するの?
GM
平和っすね。
ジンガ・トクサ
きゃっとふぁいとゆーやつじゃの
裾丸
ローションレスリングだったか>キャットファイト
レイン
天羅にBPOという概念は
裾丸
無いでしょう
レイン
そもそも倫理なかったわ

GM
扉って外へ行ったのかな。
ジンガ・トクサ
物置かと思うた
裾丸
物置だね
GM
なるほどっ。
裾丸
お風呂が無いなら、体だけたらい湯と香油で拭いて
ラバン
香油の香りと裾丸の体臭が入り混じってセクシー

GM
男二人、サルーンの広間に残された。
ラバン
ふう、とソファに腰かけて息を吐く。
ジンガ・トクサ
「ほれ、早く出しとくれ~」ぐらすを勝手に2つ出して
ラバン
ごそごそと小鞄を探ると、中から透明な液体の入った小瓶が出てきた。
封を切ると、天羅酒特有の澄んだよい香りが漂う。
ジンガ・トクサ
「本当に清酒ではないか!!」
裾丸
トクサくんのびっくり顔
GM
めずらしいやつだ
ジンガ・トクサ
たまーに間違えて出してすぐ引っ込めるが今回は合ってるやつじゃ
ラバン
「ふむ、君がそう言うということは真物だったか。いい物を手に入れた」
ジンガ・トクサ
「はあ……懐かしや…………こっちの米はパサパサしとって良い酒は作れんと聞いておったゆえ、また見る日が来るとはのう……」
GM
テーブルにただひとつ置かれたランプがゆらゆらと影を踊らせる。
ラバン
「ずっと前に飲み食いしとった物って、勢い懐かしくなるよな。故郷の物であれば猶の事……」
お酒事情
裾丸
天羅の清酒って、こっちの人にとったらめっちゃ甘口だろうな
GM
あー、そうね。
レイン
とってもスウィート
裾丸
しかもアルコール度数も低いし>比バーボン
レイン
ドイツワインみたいなの作るところくらいならあるかも?
裾丸
乾燥地帯だからな―――
東部ならあるかもしれないけど、西部じゃやっぱり貴重かも
ジンガ・トクサ
乾燥地帯なら、ブドウはいいの育ちそうじゃがどうなんじゃろ?
裾丸
乾燥、というか砂漠だからね
ジンガ・トクサ
やはりもうちょっと湿度が欲しいもんじゃの
GM
やっぱイモとかトウモロコシが主なんじゃろなー
裾丸
だから勢い蒸留酒が主流になる
ジンガ・トクサ
パサついた米も高いんじゃー
レイン
テキーラならなんとか!
裾丸
アミーゴ!
ジンガ・トクサ
リュウゼツラン、めっちゃ育ててそうじゃのう
なんじゃっけ……あー、あれじゃ、プルケ そういう系ならありそうじゃが
裾丸
まぁ基本は麦からウィスキー、トウモロコシからバーボンだろうね

ラバン
グラスに酒を注ぎ、軽く嗅ぐ。
「うむ。こちらの酒よりも甘く、華やいだ香りだ」
ジンガ・トクサ
「うむ、うむ。素晴らしい。ああ、ここにスルメやカワハギでもあればのう……
……じゃーきーで我慢するか」勝手に取り出す
ラバン
「ああ、いいな。魚炙って食ったら随分と合いそうだ」
GM
また勝手にやってるー
ラバン
「一つもらっていいか? ジャーキー」
ジンガ・トクサ
「うむ」どうせきっちんから拝借したやつじゃし
ラバン
かりかりと小さく音を立て、ジャーキーを噛む。
「天羅でも地域によっては芋酒を造るんだろう。そういうのは造れんのかな、こっちの芋じゃ」
ジンガ・トクサ
「芋焼酎か。どうなんじゃろうな、拙者は杜氏の育ちではないからのう……酒を作ろうという話は聞くが、なかなかうまくいったという噂は聞かぬのぅ」舌鼓しながら大事そうに飲んでる
ラバン
「そうか、芋の質も違うんだろうしな。難儀なものだ」
裾丸
二人でオットット! オットットット! してる
GM
ほんのりと甘い酒は臓腑にゆっくりとしみてゆく。
ジンガ・トクサ
「やはり米、米じゃな。もちっと水源がなけりゃあ、酒に適した米はできん」
ラバン
「乾いとるからなあ、この辺は。からついた空気も嫌いじゃないが。
……互いに見ず見られず利用するだけなら、ヤオロズもまあ、なんだがなあ。ひとたび利害が沿わんようになると、厄介なものだ」
ジンガ・トクサ
「なんじゃ、利害の合わんかったことでもあるんか?」
ラバン
「嫌になる程頭が回って、嫌になる程性根が悪い連中だからな。辟易した事が何度かと、怖気がしたことが何度か」
ジンガ・トクサ
「妖怪鉄道おたくしておるだけなのにそんなにヤオロズと縁があるもんなのかの?」
裾丸
神宮 創「ドーモ、いつもお世話になっております」
ラバン
「そりゃ鉄道は東から西へ突っ走るものだからな。色々な街を渡り歩いてきて、その途中に何かと色々あったのよ」
ジンガ・トクサ
「まあそれゆうたら海越えて来た拙者ら天羅も相当じゃがのう」けらけら
ラバン
「全くだ。はた迷惑なものだが行動力は鉄道並みかもな」水面に口をつけ、くつくつと笑う。
GM
男二人向き合う静かな時間に、蝋燭の明かりだけが踊り、相手の表情を影に光にと揺らす。

GM
そろそろお時間なので、適当なところでぶった切り入りまーす。
ジンガ・トクサ
うむ、すまぬのう拙者が人気者ゆえ連勤してしもうて♡
GM
そしてレインさんのシーン入れられなくてすまなんだ。
レイン
いえいえ! 前回しっぽりしましたし!
ラバン
はーい。ジンガさんイケメン! 次回のスタート時に「一方そのころ」して下さってもいいんですよ
ジンガ・トクサ
今は天羅酒与えられてご機嫌じゃよ拙者(クセのある笑顔しかないので立ち絵は変わらない)

GM
半端で申し訳ないが以下次号!!
ラバン
はーい! ありがとうございました!
ジンガ・トクサ
うむ、飲んで次週を待つぞ

コメント By.GM
夜更けに、英雄たれと強いられた少女は悩み、強さを求めた戦士は素朴に語る。
意志、心、疑問。もう持たずに生きてゆくことはできない。