TRPGリプレイ【置】CoC『ワンナイト・ルバート』 佐倉&牧志(塔) 4(終)
「一曲やるか」 「ああ、やろう」
最終話
「一曲やるか」 「ああ、やろう」
「何に巻き込まれたんだよ俺達、って気分だ」 「ったく馬鹿馬鹿…
「さーて、どこへ行くでありますかな。なんせ、どこへ行ってもい…
「長い夜のおかげで、ほら。すごく、気持ちの良い朝」
「いや、幽霊とか悪魔とかって、そんなに日常じゃないよな、って…
何も忘れてなんかいなかった。 刻み込まれて、いる。
そうしないのは、あいつが牧志浩太っていう底抜け野郎だからだよ…
「っくしょい、急に寒気が……」 「【アンブラルブリザード】使…
「結局……なんなんだ?」
「ふたりともうっかりしてて助かった!」 「助かった!」
「よかったのか悪かったのか分からないけど、なんだかほっとする…
「よかった。ほんとに、よかった……、こういうのが一番、怖かっ…
「覚醒した……いや、させられた、のか?」
「それじゃ、またね。相棒。いいえ今度は、友達、かしら」 「え…
「こんなのそれこそ波照間さんや春日さんのほうが適役だろ!? …
「帰ったら、前にやったあれ、やってみる?」 「ああ」反射的に…
「逆恨みする先が違うのほんと困る……」
「もう食いたくて食いたくてさぁ。おかしくなりそうなんだ。 早…
「……いてぇ……」 目が覚めたのにうれしくない。かなしい。 …
ファミチキください。ファミチキください。ファミチキください。…
「……あなたも奪うんですか? アイツみたいに。 絶対に渡すも…
こんな状況だけど正気だ! 正気の佐倉さんが、いる! 助けを求…
「分かった。じゃあ今から俺の誕生日は10月31日」 「便利ィ…
「さーて。鶴は機織りに行ってくるかな。決して覗いてはいけませ…
魂くらいくれてやる。それ以上のものはやらない。
「夢で満足できない程度には、強欲なんだよ。人間って」
牧志は唐揚げにされた自分自身の手足を想像して、恐怖すると同時…