ダブルクロス 第十一話『嵐に告ぐ』 7
「おじいちゃーん♪」 「はあーいー。おじいちゃんだよー」
「おじいちゃーん♪」 「はあーいー。おじいちゃんだよー」
「では、仕上げを」
「ふーん、便利だね。なんでも鑑定! とかできちゃうね」 「隠…
「パトリシア=ラーコーツィではなく、ラーコーツィの血を持つ、…
一本の酒瓶が二人の知り合いと二本の酒瓶になって、 二本の酒瓶…
「崩せるのか? 支配の法を」
「それはもはや隷属であり、形を伴った強迫観念そのものです」
道なかば、嵐は来る
「さぁ、行くぜ野郎ども!」
「……今度こそ、確実に」
「……へし折られるのは初めてか?」
「さすがお嬢様……いいえ、かわいい仔」
「使徒を甘くみないほうがいい」
「私たちのことを、今日の今日まで、全く知らずに、何故平穏に生…
「なにをぐずぐずしている? 血が見たいんだろう?」
「UGNを踏み台にするつもり? いい度胸じゃない。」
「どうか我々に退けられたフリをしていただけないでしょうか」
「この幼い扮装も辞めてしまいましょう。16ですよ? 私」
「俺様は……俺様は、このクソったれな血を、支配してやる……一…
「ああ……もう何が正しいのか…… 俺はこんな事のために、この…
悪いなレッド〇ルじゃないんだ
『私は、もう破壊と殺戮の獣じゃない……』
「いやぁ、それが世界転覆を狙う少女愚連隊と合流しちまって。し…
『ウチにゃ、家族に黙って飛び降りキメる馬鹿なんていた覚えは無…
「……じゃあさ。 君は間違わないの? 今までやって来たこと全…
「うん。悪かったって思ってるし。 僕にできることなら何でも」
「これ以上、傷が増えないように」
「私の声が聞こえた頃にはもう遅い」
「その最小限を、お前達はどれだけ繰り返してきた。 隠し続ける…
「あっは。辛辣なんさ。知らずに日常を楽しんでた連中も、一緒に…